LPGA米国女子ツアー2023年シーズンにおける最新の賞金、CMEポイント(Race To CME Globe Season)のトップ10及び畑岡奈紗・笹生優花・古江彩佳・渋野日向子・上原彩子・野村敏京に加え、最終予選を通過した勝みなみ・西村優菜を含む日本人選手のランキングと試合結果をまとめました。
・畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子、上原彩子、野村敏京、勝みなみ、西村優菜
※第9戦の終了後に行われたリシャッフルにより、勝みなみと西村優菜のプライオリティがカテゴリー8(2023シーズンのトップ80)に上がりました。
(2023.12.11)
・グラント・ソーントン・インビテーショナルを制したジェイソン・デイ/リディア・コ組が、初代チャンピオンに輝いています。
(2023.11.20)
・CMEグループ・ツアー選手権は、エイミー・ヤンが制し、LPGAツアー5勝目を飾りました。
(2023.11.13)
・アニカ・ドリブン・バイ・ゲインブリッジ・アット・ペリカンは、リリア・ヴが逆転で制し、今季4勝目を飾りました。
(2023.11.10)
・稲見萌寧が、2024年シーズンのLPGAツアー参戦を表明しました。
(2023.11.5)
・TOTOジャパン・クラシックは、JLPGAの稲見萌寧が制し、JLPGAツアー13勝目を飾りました。
2023年10月
(2023.10.30)
・セリーヌ・ブティエが、アタヤ・ティティクルとの9ホールに及ぶプレーオフを制し、今季4勝目、LPGAツアー6勝目を飾りました。
(2023.10.23)
・ミンジー・リーがプレーオフを制し、LPGAツアー10勝目を飾りました。
(2023.10.16)
・エンジェル・インがプレーオフを制し、LPGAツアー初優勝を飾りました。
(2023.10.9)
・キム・ヒョージュが完全優勝でLPGAツアー6勝目を飾りました。
(2023.10.2)
・ユ・ヘランがLPGAツアー初優勝を飾りました。
2023年9月
(2023.9.25)
・ヨーロッパツアーが2023年のソルハイムカップを制し、3連覇を達成しました。
(2023.9.11)
・ミンジー・リーが、LPGAツアー9勝目を飾りました。
(2023.9.4)
・チャネッテ・ワナサーエンが、LPGAツアー初優勝を飾りました。
2023年8月
(2023.8.28)
・メーガン・カンがプレーオフを制し、CPKC女子オープンでLPGAツアー初優勝を飾りました。
(2023.8.21)
・アレクサ・パノがプレーオフを制し、ISPSハンダ・ワールド・インビテーショナルでLPGAツアー初優勝を飾りました。
(2023.8.14)
・リリア・ヴが、AIG全英女子オープンを制し、メジャー2勝目を飾りました。
(2023.8.7)
・セリーヌ・ブティエが、フリードグループ・スコットランド女子オープンを制し、2週連続優勝。
2023年7月
(2023.7.31)
・セリーヌ・ブティエが、アムンディ・エビアン選手権を制し、メジャー初制覇。
(2023.7.23)
・シャイアン・ナイト/エリザベス・ゾコル組が、ダウ・グレイト・レイクス・ベイ・インビテーショナルを制しました。
(2023.7.17)
・リン・グラントが、デーナ・オープンを制し、LPGAツアー初優勝を飾りました。
(2023.7.10)
・アリセン・コープスが、全米女子オープンを制し、LPGAツアー初優勝を飾りました。
2023年6月
(2023.6.26)
・イン・ルオニンが、全米女子プロゴルフ選手権を制し、LPGAツアー2勝目を飾りました。
(2023.6.19)
・レオナ・マグワイアが、マイヤーLPGAクラシックを制し、LPGAツアー2勝目を飾りました。
(2023.6.12)
・アシュリー・ブハイが、ショップライトLPGAクラシックを制し、LPGAツアー2勝目を飾りました。
(2023.6.5)
・プロデビュー戦となるローズ・チャンが、みずほ・アメリカズ・オープンを制し、LPGAツアー初優勝を飾りました。
2023年5月
(2023.5.29)
・パジャレー・アナナルカルンがバンク・オブ・ホープLPGAマッチプレーを制し、LPGAツアー2勝目を飾りました。
(2023.5.15)
・コ・ジンヨンがコグニザント・ファウンダーズ・カップを制し、LPGAツアー15勝目を飾りました。
(2023.5.8)
・国別対抗戦インターナショナル・クラウンは、タイが初優勝。日本はラウンドロビン敗退。
(2023.5.1)
・ハナ・グリーンがJMイーグル・LA選手権を制し、LPGAツアー3勝目を飾りました。
2023年4月
(2023.4.24)
・リリア・ヴがメジャー初制覇、LPGAツアー2勝目を飾りました。
(2023.4.17)
・ロッテ選手権を制したグレース・キムがLPGAツアー初優勝を飾りました。
(2023.4.3)
・DIOインプラント・LAオープンを制したイン・ルオニンがLPGAツアー初優勝を飾りました。
2023年3月
(2023.3.27)
・LPGAドライブオン選手権を制したセリーヌ・ブティエがLPGAツアー3勝目を飾りました。
(2023.3.5)
・HSBC女子世界選手権を制したコ・ジンヨンが連覇とともにLPGAツアー14勝目を飾りました。
2023年2月
(2023.2.27)
・ホンダLPGAタイランドを制したリリア・ヴがLPGAツアー初優勝を飾りました。
2023年1月
(2023.1.23)
・ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズを制したブルック・ヘンダーソンがLPGAツアー13勝目を飾りました。
- 2023年シーズン 賞金ランキング
- 2023年シーズン CMEポイントランキング
- 2023年シーズン タイトル獲得選手
- 2023年シーズン 試合結果
- ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ
- ホンダLPGAタイランド
- HSBC女子世界選手権
- LPGAドライブオン選手権
- DIOインプラント・LAオープン
- ロッテ選手権
- シェブロン・チャンピオンシップ
- JMイーグル・LA選手権
- ハンファ・ライフプラス・インターナショナル・クラウン
- コグニザント・ファウンダーズ・カップ
- バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー
- みずほ・アメリカズ・オープン
- ショップライトLPGAクラシック
- マイヤーLPGAクラシック
- KPMG全米女子プロゴルフ選手権
- 全米女子オープン
- デーナ・オープン
- ダウ・グレイト・レイクス・ベイ・インビテーショナル
- アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ
- フリードグループ・スコットランド女子オープン
- AIG全英女子オープン
- ISPSハンダ・ワールド・インビテーショナル
- CPKC女子オープン
- ポートランド・クラシック
- クローガー・クイーン・シティ選手権
- ソルハイムカップ
- ウォルマートNWアーカンソー選手権
- アセンダントLPGAベネフィティング・ボランティアズ・オブ・アメリカ
- ビュイックLPGA上海
- BMW女子選手権
- メイバンク選手権
- TOTOジャパン・クラシック
- アニカ・ドリブン・バイ・ゲインブリッジ・アット・ペリカン
- CMEグループ・ツアー選手権
- グラント・ソーントン・インビテーショナル
2023年シーズン 賞金ランキング
※2023年12月18日時点
順位 | 選手名/国籍 | 獲得賞金 | 勝利 |
1 | リリア・ヴ Lilia Vu アメリカ(USA) |
$3,502,303 | 4 |
2 | エイミー・ヤン Amy Yang 韓国(KOR) |
$3,165,834 | 1 |
3 | アリセン・コープス Allisen Corpuz アメリカ(USA) |
$3,094,813 | 1 |
4 | イン・ルオニン Ruoning Yin 中国(CHN) |
$2,894,677 | 2 |
5 | セリーヌ・ブティエ Celine Boutier フランス(FRA) |
$2,797,054 | 4 |
6 | チャーリー・ハル Charley Hull イングランド(ENG) |
$2,395,650 | 0 |
7 | キム・ヒョージュ Hyo Joo Kim 韓国(KOR) |
$2,123,856 | 1 |
8 | 畑岡 奈紗 Nasa Hataoka 日本(JPN) |
$1,988,216 | 0 |
9 | 笹生 優花 Yuka Saso 日本(JPN) |
$1,822,486 | 0 |
10 | リン・シユ Xiyu Lin 中国(CHN) |
$1,763,385 | 0 |
13 | 古江 彩佳 Ayaka Furue 日本(JPN) |
$1,637,334 | 0 |
47 | 西村 優奈 Yuna Nishimura 日本(JPN) |
$610,557 | 0 |
71 | 勝 みなみ Minami Katsu 日本(JPN) |
$403,889 | 0 |
87 | 渋野 日向子 Hinako Shibuno 日本(JPN) |
$263,069 | 0 |
145 | 野村 敏京 Haru Nomura 日本(JPN) |
$65,882 | 0 |
ー | 上原 彩子 Ayako Uehara 日本(JPN) |
$0 | 0 |
2023年シーズン CMEポイントランキング
※2023年12月18日時点
順位 | 選手名/国籍 | ポイント | 勝利 |
1 | セリーヌ・ブティエ Celine Boutier フランス(FRA) |
3,076.983 | 4 |
2 | リリア・ヴ Lilia Vu アメリカ(USA) |
2,981.968 | 4 |
3 | イン・ルオニン Ruoning Yin 中国(CHN) |
2,544.298 | 2 |
4 | キム・ヒョージュ Hyo Joo Kim 韓国(KOR) |
2,355.429 | 1 |
5 | コ・ジンヨン Jin Young Ko 韓国(KOR) |
1,969.890 | 2 |
6 | ミンジー・リー Minjee Lee オーストラリア(AUS) |
1,895.483 | 2 |
7 | アタヤ・ティティクル Atthaya Thitikul タイ(THA) |
1,822.530 | 0 |
8 | リン・シユ Xiyu Lin 中国(CHN) |
1,797.586 | 0 |
9 | アリセン・コープス Allisen Corpuz アメリカ(USA) |
1,789.154 | 1 |
10 | 古江 彩佳 Ayaka Furue 日本(JPN) |
1,751.275 | 0 |
16 | 笹生 優花 Yuka Saso 日本(JPN) |
1,452.379 | 0 |
19 | 畑岡 奈紗 Nasa Hataoka 日本(JPN) |
1,410.098 | 0 |
49 | 西村 優奈 Yuna Nishimura 日本(JPN) |
643.184 | 0 |
74 | 勝 みなみ Minami Katsu 日本(JPN) |
457.030 | 0 |
83 | 渋野 日向子 Hinako Shibuno 日本(JPN) |
353.127 | 0 |
138 | 野村 敏京 Haru Nomura 日本(JPN) |
92.937 | 0 |
ー | 上原 彩子 Ayako Uehara 日本(JPN) |
0 | 0 |
2023年シーズン タイトル獲得選手
タイトル名 | 選手名/国籍 | ポイント |
CMEポイントランキング RACE TO CME GLOBE SEASON |
セリーヌ・ブティエ Celine Boutier フランス(FRA) |
3,076.983 |
タイトル名 | 選手名/国籍 | アベレージ |
ベア・トロフィー VARE TROPHY |
アタヤ・ティティクル Atthaya Thitikul タイ(THA) |
69.676 |
タイトル名 | 選手名/国籍 | ポイント |
ロレックス・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー ROLEX PLAYER OF THE YEAR |
リリア・ヴ Lilia Vu アメリカ(USA) |
196 |
タイトル名 | 選手名/国籍 | ポイント |
ロレックス・ルーキー・オブ・ザ・イヤー LOUISE SUGGS ROLEX ROOKIE OF THE YEAR |
ユ・ヘラン Hae Ran Ryu 韓国(KOR) |
893 |
タイトル名 | 選手名/国籍 | ポイント |
ロレックス・アニカ・メジャー・アワード ROLEX ANNIKA MAJOR AWARD |
リリア・ヴ Lilia Vu アメリカ(USA) |
120 |
タイトル名 | 選手名/国籍 | アベレージ |
AON リスク・リワード・チャレンジ AON RISK REWARD CHALLENGE |
エンジェル・イン Angel Yin アメリカ(USA) |
-0.933 |
タイトル名 | 選手名/国籍 | 獲得賞金 |
賞金女王 OFFICIAL MONEY |
リリア・ヴ Lilia Vu アメリカ(USA) |
$3,502,303 |
※ベア・トロフィーは、平均ストロークNo.1のプレーヤーに贈られる賞であり、70ラウンドの条件を満たしたプレーヤーが対象となります。
※各タイトル獲得選手は、2023年シーズンの結果を掲載しています。
2023年シーズン 試合結果
2023年1月
ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ
(Yardage: 6,608 Par: 72)
2023年2月
ホンダLPGAタイランド
(Yardage: 6,576 Par: 72)
2023年3月
HSBC女子世界選手権
(Yardage: 6,774 Par: 72)
LPGAドライブオン選手権
(Yardage: 6,690 Par: 72)
DIOインプラント・LAオープン
(Yardage: 6,258 Par: 71)
2023年4月
ロッテ選手権
(Yardage: 6,573 Par: 72)
シェブロン・チャンピオンシップ
(Yardage: 6,824 Par: 72)
JMイーグル・LA選手権
(Yardage: 6,447 Par: 71)
2023年5月
ハンファ・ライフプラス・インターナショナル・クラウン
(Yardage: 6,550 Par: 72)
全米女子プロゴルフ協会が主催し、隔年ごとに開催される女子ゴルフの国別対抗戦であり、
アメリカ・メリーランド州オーウィングスミルズにあるケイブス・バレー・ゴルフクラブで2014年に第1回大会が開催され、今回で4回目を迎えます。
第1回大会を制したのはスペインであり、2016年に行われた第2回大会はアメリカ、2018年の3回大会では韓国が優勝を飾っています。
4大会連続出場の日本は、過去3位、5位、7位という成績を残しています。
【プールA】
① アメリカ
(ネリー・コルダ、レクシー・トンプソン、リリア・ヴ、ダニエル・カン)
④ スウェーデン
(カロリーネ・ヘドバル、マヤ・スターク、マデリーン・サグストロム、アンナ・ノルドクビスト)
⑤ イングランド
(リズ・ヤング、アリス・ヒューソン、ジョディ・エワート・シャドフ、ブロンテ・ロー)
⑧ 中国
(リン・シユ、イン・ルオニン、リュ・ユ、リュウ・ルイシン)
【プールB】
② 韓国
(コ・ジンヨン、キム・ヒョージュ、チョン・インジ、チェ・ヘジン)
③ 日本
(畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子)
⑥ タイ
(アタヤ・ティティクル、パティ・タヴァタナキット、アリヤ・ジュタヌガーン、モリヤ・ジュタヌガーン)
⑦ オーストラリア
(ミンジー・リー、ハナ・グリーン、ステファニー・キリアコウ、サラ・ケンプ)
※数字はシードとなります
各国は4名の代表選手で構成され、出場8か国が4か国1組の2つのプールに分かれて〈FOUR-BALL〉形式の3試合を行い、各プールの上位2か国が最終日の準決勝・決勝・3位決定戦に進出します。
最終日は午前に準決勝、午後から決勝と3位決定戦を行い、いずれも〈SINGLES〉2試合と〈FOURSOMES〉1試合で構成された形式で勝敗を決める4日間競技となっています。
〈FOUR-BALL〉方式
・二人がそれぞれ自分のボールでプレーし、各ホールで成績の良い方のスコアを採用。
〈FOURSOMES〉方式
・1つのボールを同じチームの二人が交互にショットを行い、プレーします。
〈SINGLES〉方式
・マッチプレーによる個人戦。
100年近い歴史を誇り、1925年にウィリー・ワトソンとサム・ホワイティングよって設計され、2002年から2003年にかけて再設計・改修が行われたTPCハーディング・パークは、道路を挟んだ西の方にフォート・ファンストンと太平洋が広がっているマーセッド湖公園の中にあり、2009年のプレジデンツカップ、2010年と2011年および2013年のチャールズ・シュワブ・カップ選手権、2015年のWGCデルテクノロジーズマッチプレー、そして2020年の全米プロゴルフ選手権が行われるなど、市営ゴルフコースの代表格として有名であり、LPGAツアー初開催となります。
コースは、細かいアンジュレーションはあるものの、比較的フラットである。この地域特有な高いサイプレス(イトスギ)によってセパレートされたレイアウトが特徴となります。
2023年5月4日(木)~5月7日(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
※勝者:赤色表示 引き分け:青色表示
RR1日目(FOUR-BALLS)
〈各組の結果〉選手 | 結果 | 選手 |
笹生 優花 古江 彩佳 |
1 UP | P.タヴァタナキット A.ティティクル |
畑岡 奈紗 渋野 日向子 |
2 UP | A.ジュタヌガーン M.ジュタヌガーン |
A.ノルドクビスト C.ヘドバル |
4 & 3 | B.ロー J.E.シャドフ |
M.サグストロム M.スターク |
5 & 4 | L.ヤング A.ヒューソン |
チェ・ヘジン チョン・インジ |
2 UP | ミンジー・リー S.キリアコウ |
キム・ヒョージュ コ・ジンヨン |
2 & 1 | H.グリーン S.ケンプ |
L.ヴ N.コルダ |
2 & 1 | イン・ルオニン リン・シユ |
D.カン L.トンプソン |
1 UP | リュウ・ルイシン リュ・ユ |
大会連覇を目指す韓国とランキング3位の日本が2連敗からのスタートとなる中、タイとスウェーデン、オーストラリアが2連勝を飾った。
RR2日目(FOUR-BALLS)
〈各組の結果〉選手 | 結果 | 選手 |
M.サグストロム M.スターク |
2 & 1 | イン・ルオニン リン・シユ |
A.ノルドクビスト C.ヘドバル |
2 & 1 | リュ・ユ リュウ・ルイシン |
畑岡 奈紗 古江 彩佳 |
2 UP | ミンジー・リー S.キリアコウ |
渋野 日向子 笹生 優花 |
TIED | H.グリーン S.ケンプ |
L.ヴ N.コルダ |
2 & 1 | L.ヤング A.ヒューソン |
D.カン L.トンプソン |
3 & 2 | B.ロー J.E.シャドフ |
コ・ジンヨン キム・ヒョージュ |
3 & 2 | P.タヴァタナキット A.ティティクル |
チェ・ヘジン チョン・インジ |
2 & 1 | A.ジュタヌガーン M.ジュタヌガーン |
プールAのスウェーデンとプールBのタイが負けなしの4連勝でトップに立つ中、大会連覇を目指す韓国は4連敗、日本も1分3敗でラウンドロビン敗退が決定した。
RR3日目(FOUR-BALLS)
〈各組の結果〉選手 | 結果 | 選手 |
P.タヴァタナキット A.ティティクル |
1 UP | ミンジー・リー S.キリアコウ |
A.ジュタヌガーン M.ジュタヌガーン |
3 & 2 | H.グリーン S.ケンプ |
チェ・ヘジン チョン・インジ |
3 & 1 | 畑岡 奈紗 古江 彩佳 |
コ・ジンヨン キム・ヒョージュ |
3 & 2 | 笹生 優花 渋野 日向子 |
B.ロー J.E.シャドフ |
2 & 1 | イン・ルオニン リン・シユ |
A.ヒューソン L.ヤング |
1 UP | リュ・ユ リュウ・ルイシン |
L.ヴ N.コルダ |
1 UP | A.ノルドクビスト C.ヘドバル |
L.トンプソン D.カン |
TIED | M.サグストロム M.スターク |
ラウンドロビン唯一の6連勝を飾ったタイとスウェーデンが1位通過、アメリカとオーストラリアが2位通過となった。
ラウンドロビンの結果
〈プールA〉PS | PLAYER | W | L | T | P |
1 | スウェーデン (4) | 5 | 0 | 1 | 5.5 |
2 | アメリカ (1) | 3 | 2 | 1 | 3.5 |
3 | 中国 (8) | 2 | 4 | 0 | 2.0 |
4 | イングランド (5) | 1 | 5 | 0 | 1.0 |
PS | PLAYER | W | L | T | P |
1 | タイ (6) | 6 | 0 | 0 | 6.0 |
2 | オーストラリア (7) | 3 | 2 | 1 | 3.5 |
3 | 韓国 (2) | 2 | 4 | 0 | 2.0 |
4 | 日本 (3) | 0 | 5 | 1 | 0.5 |
※()の数字はシード
最終日(SINGLES & FOURSOMES)
〈準決勝1〉スウェーデン vs オーストラリア
選手 | 結果 | 選手 |
SINGLES | ||
A.ノルドクビスト | 4 & 3 | S.キリアコウ |
C.ヘドバル | 3 & 2 | H.グリーン |
FOURSOMES | ||
M.サグストロム M.スターク |
5 & 3 | ミンジー・リー S.ケンプ |
プールAを1位で通過したスウェーデンに対して、オーストラリアが素晴らしいプレーを見せ、3勝0敗で勝利し、決勝進出を果たした。
〈準決勝2〉
タイ vs アメリカ
選手 | 結果 | 選手 |
SINGLES | ||
A.ティティクル | 3 & 2 | L.トンプソン |
P.タヴァタナキット | 1 UP | L.ヴ |
FOURSOMES | ||
M.ジュタヌガーン A.ジュタヌガーン |
1 UP | N.コルダ D.カン |
プールBを1位で通過したタイが、アメリカを相手に2勝1敗で勝利し、決勝進出を果たした。
〈3位決定戦〉
スウェーデン vs アメリカ
選手 | 結果 | 選手 |
SINGLES | ||
M.サグストロム | 5 & 4 | L.ヴ |
M.スターク | 3 & 2 | L.トンプソン |
FOURSOMES | ||
A.ノルドクビスト C.ヘドバル |
1 UP | D.カン N.コルダ |
プールA通過1位2位の対戦となった3位決定戦は、アメリカが2勝1敗で勝利を手にした。
〈決勝〉
オーストラリア vs タイ
選手 | 結果 | 選手 |
SINGLES | ||
S.キリアコウ | 4 & 2 | A.ティティクル |
H.グリーン | 4 & 3 | P.タヴァタナキット |
FOURSOMES | ||
ミンジー・リー S.ケンプ |
4 & 3 | M.ジュタヌガーン A.ジュタヌガーン |
プールB通過1位2位の戦いとなった決勝戦は、3マッチとも安定したプレーを見せたタイが、オーストラリアに隙を与えず、3連勝で勝利し、大会初優勝を飾った。
コグニザント・ファウンダーズ・カップ
(Yardage: 6,536 Par: 72)
バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー
(Yardage: 6,765 Par: 72)
2023年6月
みずほ・アメリカズ・オープン
(Yardage: 6,671 Par: 72)
ショップライトLPGAクラシック
(Yardage: 6,197 Par: 71)
マイヤーLPGAクラシック
(Yardage: 6,556 Par: 72)
KPMG全米女子プロゴルフ選手権
(Yardage: 6,621 Par: 71)
2023年7月
全米女子オープン
(Yardage: 6,509 Par: 72)
デーナ・オープン
(Yardage: 6,642 Par: 71)
ダウ・グレイト・レイクス・ベイ・インビテーショナル
(Yardage: 6,277 Par: 70)
LPGAツアーで唯一のチーム戦であり、個人戦とは違う、各選手たちのアグレッシブなスーパープレーを数多く見ることが出来る大会です。
2019年に新設され、今回で4回目の開催となる今大会は、128名のプレーヤーによる2人1組のペアで戦うフォーサムとフォーボールを交互に繰り返す72ホールのストロークプレー形式で競われます。
優勝したそれぞれの選手に公式な優勝記録と優勝賞金$653,744(1人あたり$326,872)、CMEポイント(410ポイント)が付与されます。
大会フォーマット
・2人1組のチーム戦に64組128人が出場し、35位タイまでのチームが予選通過。
・それぞれの選手に公式な優勝記録とCMEポイント410が付与されます。
「予選ラウンド1日目と決勝ラウンド3日目は〈Foursomes〉方式」
・1つのボールを同じチームの二人が交互にショットを行い、プレーをする。
「予選ラウンド2日目と決勝ラウンド最終日は〈Four-Ball〉方式」
・二人がそれぞれ自分のボールでプレーし、各ホールで成績の良い方のスコアを採用する。
トーナメント・レコード:27アンダー(253)
・C.クラントン/J.スワンナプラ(2019)
コース・レコード〈Four-Ball〉12アンダー(58)
・コ・ジンヨン/ミンジー・リー(2019)
コース・レコード〈Foursomes〉8アンダー(62)
・C.ナイト/E.ゾコル(2023)
1928年にギルバート・A・カリーによって設計された歴史のあるミッドランド・カントリークラブは、1970年(ラリー・パッカード)1990年(ジェリー・マシューズ)2018年(クレイグ・シュレイナー)2021年(ジョージ・ディロン)に改修が行われて現在に至っています。
フェアウェイは比較的フラットで木々によってセパレートされた林間コースとなっており、コースを南北に走るスネーク川と18番ホールのアイランド・グリーンを囲む風光明媚な池が特徴的と言えます。
今大会は、2023年7月19日(水)~7月22(土)にかけて熱戦が繰り広げられます。
前回大会覇者のJ.クプチョ/L.サラス組の出場はありませんが、B.M.ヘンダーソン/L.トンプソン組や全米女子プロゴルフ選手権を制したイン・ルオニン/イン・シャオウェン組など、今大会でなければ見られない強豪同士の組み合わせや同国のペアが数多く実現しています。日本選手では笹生優花がセリーヌ・ブティエとペアを組んで出場します。
ミスを少なくし、チームワークが重要な難しい方式〈Foursomes〉で予選ラウンド1日目が行われ(M.カストレン/K.タン)組がボギーフリーとなる6バーディ(64)でラウンドし、6アンダー2位に1打差をつけて単独トップに立った。トップと1打差の2位タイには、(C.ブティエ/笹生優花)組と(C.ボーエ/P.マック)組が、5アンダーで続いた。
スコアの出やすい〈Four-Ball〉による予選ラウンド2日目が行われ、(P.レト/A.ルイス)組が1イーグル、8バーディ、1ボギー(61)とスコアを9つ伸ばし、通算14アンダーで単独トップに立った。1打差の2位タイには10バーディ(60)をマークした(J.E.シャドフ/E.タリー)組と初日を単独トップで終えた(M.カストレン/K.タン)組が、通算13アンダーで続いた。(C.ブティエ/笹生優花)組は、7バーディ(63)とスコアを7つ伸ばし、通算12アンダー・単独4位で2日目を終えた。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | シャイアン・ナイト エリザベス・ゾコル |
-18 | 62 |
2 | マチルダ・カストレン ケリー・タン |
-15 | 68 |
T3 | セリーヌ・ボーエ ポリー・マック |
-13 | 68 |
ジョディ・エワート・シャドフ エマ・タリー |
-13 | 70 | |
T5 | ステイシー・ルイス マリア・ファッシ |
-12 | 66 |
セリーヌ・ブティエ 笹生 優花 |
-12 | 70 | |
T7 | アナ・ベラク ビアンカ・パグダンガナン |
-11 | 66 |
ポーラ・レト アメリア・ルイス |
-11 | 73 | |
9 | ウィチャニー・ミーチャイ パバリサ・ヨクトゥアン |
-9 | 66 |
T10 | イ・ミヒャン イ・ジョンウン5 |
-8 | 70 |
リウ・ユ リュウ・ルイシン |
-8 | 71 | |
サラ・シュメルツェル リンジー・ウィーバー=ライト |
-8 | 72 |
13時00分時点での天候は晴れ、気温24.0℃、湿度55%、風速4.0m/s(北北西)というコース・コンディションの中、37組74名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、LPGAツアー1勝のシャイアン・ナイトとLPGAツアー初優勝を目指すエリザベス・ゾコル組。
ミスを少なくするプレーとチームワークが重要な難しい方式〈Foursomes〉で行われた3日目、出だしの1番Par4と3番Par5および4番Par3でバーディを奪うなど、序盤から安定したプレーを続けるC.ナイト/E.ゾコル組は、8番Par4でボギーを叩いたものの、折り返した11番Par5と12番Par4でC.ナイトがともに3打目と2打目をピンそばにつけて連続バーディを奪うと、ともに短めのパットを決めた14番と15番のPar4および距離のある左に曲がるラインを読み切った16番Par4で3連続バーディ。更に最終18番Par3でもC.ナイトがミドルパットを決めるなど、9バーディ、1ボギーと〈Foursomes〉でのコース・レコード(62)をマーク、一気にスコアを8つ伸ばし、通算18アンダー・2位に3打差をつけ、単独トップで3日目を終えた。
通算15アンダー・トップと3打差の単独2位には、4バーディ、2ボギー(68)でラウンドしたM.カストレン/K.タンのコンビが前回大会同様、好位置で3日目を終え、5打差の3位タイには、C.ボーエ/P.マック組とJ.E.シャドフ/E.タリー組が、通算13アンダーで並んだ。
C.ブティエ/笹生優花のコンビは、2バーディ、2ボギー(70)とスコアを伸ばせず、通算12アンダー・5位タイで3日目を終えた。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | シャイアン・ナイト エリザベス・ゾコル |
-23 | 65 |
2 | マチルダ・カストレン ケリー・タン |
-22 | 63 |
T3 | セリーヌ・ブティエ 笹生 優花 |
-20 | 62 |
ジョディ・エワート・シャドフ エマ・タリー |
-20 | 63 | |
セリーヌ・ボーエ ポリー・マック |
-20 | 63 | |
6 | ステイシー・ルイス マリア・ファッシ |
-19 | 63 |
7 | リュー・ヤン ヘ・ムニ |
-17 | 60 |
8 | サラ・ケンプ アレナ・シャープ |
-16 | 60 |
T9 | チェン・ペイユン ホウ・ユーサン |
-14 | 62 |
リウ・ユ リュウ・ルイシン |
-14 | 64 | |
ポーラ・レト アメリア・ルイス |
-14 | 67 | |
アナ・ベラク ビアンカ・パグダンガナン |
-14 | 67 |
15時00分時点での天候は晴れ、気温27.0℃、湿度47%、風速3.6m/s(西南西)というコース・コンディションの中、37組74名による決勝ラウンド最終日が行われた。
2日目からの素晴らしいプレーで今大会を制したのは、LPGAツアー1勝のシャイアン・ナイトとLPGAツアー初優勝を目指すエリザベス・ゾコル組。
予選ラウンド2日目と同じくビッグスコアの出やすい〈Four-Ball〉方式に絶対の自信を持つC.ナイト/E.ゾコル組は、3番Par5とミドルパットを決めた9番Par4でバーディを奪うなど、着実にスコアを伸ばして前半を終えると、12番Par4のバーディでリードを広げた矢先の雷雨による約1時間30分の中断を経て、再開された14番Par4でトップに並ばれたものの、続く15番Par4でE.ゾコルがミドルパットを決めて再び単独トップに躍り出る。その後、17番Par4でもC.ナイトが2打目をピンそばにつけバーディを奪うなど、5バーディ(65)でラウンド、最後まで食い下がったM.カストレン/K.タン組を1打差で振り切り、通算23アンダーで大会初優勝を飾った。
シャイアン・ナイトは、2019年「Volunteers of America Classic」以来、約3年9か月ぶりのLPGAツアー2勝目、エリザベス・ゾコルは、LPGAツアー初優勝を飾り、それぞれに賞金$326,872とCMEポイント410が付与された。
最終日、8バーディ、1ボギー(63)とスコアを7つ伸ばし、1打差の通算22アンダーでフィニッシュしたM.カストレン/K.タン組が、2年連続の単独2位となった。
逆転での優勝も狙える位置からスタートしたC.ブティエ/笹生優花は、8バーディ(62)でラウンドし、通算20アンダー・3位タイで大会を終えた。
アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ
(Yardage: 6,527 Par: 71)
2023年8月
フリードグループ・スコットランド女子オープン
(Yardage: 6,494 Par: 72)
AIG全英女子オープン
(Yardage: 6,881 Par: 72)
ISPSハンダ・ワールド・インビテーショナル
①(Yardage: 6,527 Par: 72)
②(Yardage: 6,231 Par: 73)
LPGAツアーと男女のヨーロピアンツアー(DPワールドツアーとLET)の共催であり、男女各144名が出場し、第2ラウンドまでは2つのコースを使用して行われます。
2021年に新設され、今回で3回目の開催となる歴史の浅い今大会は、4日間72ホールのストロークプレーで行われますが、予選カットが2回行われ、最終ラウンドは40名前後のプレーヤーのみが残る厳しい戦いとなります。
賞金総額は男女ともに$1,500,000、優勝者には優勝賞金、CMEポイント(500ポイント)が付与されます。
大会フォーマット
・第2ラウンド終了時点で上位60位タイまでのプレーヤーが第3ラウンドに進出
・第3ラウンド終了時点で上位35位タイまでのプレーヤーが最終ラウンドに進出
トーナメント・レコード:20アンダー(271)
・マヤ・スターク(2022年)
①ガルゴルム・キャッスル・ゴルフクラブは、北アイルランドで最高のコースの1つであり、サイモン・ギッドマンによって1997年に設計されたコースは、所々木々によって囲まれでおり、メイン川とブレイド川に隣接していることから多数の池も絡むため、穏やかな起伏のフェアウェイが狭く圧迫感が感じられる。ティーショットの正確性が求められます。
② キャッスルロック・ビーチの砂丘とバン川に囲まれたキャッスルロック・ゴルフクラブは、1901年に設立された伝統的な歴史のあるゴルフコースの1つであり、起伏のある狭いフェアウェイと大きなグリーン、適切に配置されたバンカーがあり、正確なショットが求められるコースとなっています。
今大会は、この代表的な2つのコースを使用して、2023年8月17日(木)~8月20(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
メジャー最終戦の翌週に行われる大会と言うこともあり、世界トップランカー不在の中、今季1勝のレオナ・マグワイアやメジャ覇者でもあるジョージア・ホールと言った実力者に加え、日本からは西村優菜と識西諭里、杉原彩花が出場します。
予選ラウンド1日目を終えて、いずれもキャッスルロック・ゴルフクラブをラウンドしたガブリエラ・カウリーとエレノア・スドウ、キム・メトロー、カリス・デイビッドソンの4名が、4アンダーでラウンドし、トップタイに並んだ。1打差の2位タイにもキャッスルロック・ゴルフクラブをラウンドした4名が、3アンダーで続いた。日本勢では、キャッスルロック・ゴルフクラブをラウンドした西村優菜が、1バーディ、2ボギー(74)の1オーバー・49位タイ、ともにガルゴルム・キャッスル・ゴルフクラブをラウンドした杉原彩花が、3オーバー・81位タイ、識西諭里が、7オーバー・13位タイで予選ラウンド1日目を終えている。
予選ラウンド2日目を終えて、キャッスルロック・ゴルフクラブをラウンドし、3バーディ、2ボギー(72)とスコアを1つ伸ばしたマリッサ・ステインが、通算3アンダー・単独トップで3日目に進んだ。アンダーパーが6名と難しいコンディションの中、西村優菜が3バーディ、3ボギー、2ダブルボギー(76)の通算5オーバー・52位タイで3日目に進んだものの、識西諭里は10オーバー・100位タイ、杉原彩花は15オーバー・131位タイで予選落ちとなった。
3日目(予選ラウンド)
首位 | ガブリエラ・カウリー | -6 | 67 |
T2 | ライアン・オトゥール | -5 | 68 |
エスター・ヘンセライト | -5 | 69 | |
4 | キム・メトロー | -4 | 69 |
T5 | アルバン・ヴァレンズエラ | -2 | 68 |
アレックス・パノ | -2 | 69 | |
ブロンテ・ロー | -2 | 69 | |
オリビア・コーワン | -2 | 71 | |
T9 | ジュ・スビン | -1 | 71 |
クロエ・ウィリアムズ | -1 | 71 |
14時00分時点での天候はくもり、気温19.0℃、湿度81%、風速8.1m/s(南南西)というコース・コンディションの中、63名による予選ラウンド3日目が行われた。
予選ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、LET(ヨーロピアン女子ツアー)に所属しているガブリエラ・カウリー。
2打目をバックスピンでピンの根元につけた2番とミドルパットを決めた4番、そして2打目をピンハイにつけた8番のPar4でバーディを奪うなど、タフなコンディションの中、順調にスコアを伸ばして折り返したガブリエラ・カウリーは、2打目をブッシュに打ち込んだ10番Par5で4オン2パットのボギーを叩いたものの、ともにピンそばにつけた11番Par4と12番Par3で連続バーディを奪うと、14番Par3でも長めのパットを決めてバーディ。直後の15番Par4で3パットのボギーを叩いたものの、17番Par4でバーディを奪うなど、7バーディ、2ボギー(67)とスコアを5つ伸ばし、通算6アンダー・単独トップで最終ラウンドに進んだ。
トップと1打差の2位タイには、2度の連続バーディを奪うなど、5バーディ、1ボギー(68)でラウンドしたLPGAツアー2勝目を目指すライアン・オトゥールと4バーディ、1ボギー(69)とスコアを3つ伸ばしたLPGAツアー初優勝を目指すエスター・ヘンセライトが、通算5アンダーで並んだ。
30位以内に入り、最終日に駒を進めたい西村優菜は、出だしの10番Par5と15番Par4でともに短めのバーディパットを決めて、幸先の良いスタートを切ったものの、17番Par4で2打目を左に曲げ、3打目を空振り、ペナルティを含む5オン2パットのトリプルボギー。その後、折り返した2番と3番のPar4で連続バーディを奪ったものの、ティーショットを右に曲げた6番Par4でボギーを叩くなど、4バーディ、1ボギー、1トリプルボギー(72)とスコアを伸ばせず、通算5オーバー・39位タイで予選落ちとなった。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | アレクサ・パノ | -8 | 66 |
T2 | エスター・ヘンセライト | -8 | 69 |
ガブリエラ・カウリー | -8 | 70 | |
4 | ライアン・オトゥール | -7 | 70 |
5 | オリビア・コーワン | -6 | 68 |
T6 | アサハラ・ムニョス | -5 | 66 |
ディクシャ・ダガー | -5 | 67 | |
8 | チェン・ペイユン | -4 | 68 |
9 | キム・メトロー | -3 | 73 |
T10 | ウィチャニー・ミーチャイ | -2 | 70 |
ノーラ・コムライネン | -2 | 70 | |
クロエ・ウィリアムズ | -2 | 71 |
11時00分時点での天候はくもり、気温16.0℃、湿度84%、風速5.3m/s(南南西)というコース・コンディションの中、38名による決勝ラウンド最終日が行われた。
最終18番Par5まで縺れた展開となった最終日、3名によるプレーオフでの優勝争いを制したのは、ツアールーキーでLPGAツアー初優勝を目指す19歳のアレクサ・パノ。
出だしの1番Par5と2番Par4で連続バーディを奪う好スタートを切ったアレクサ・パノは、ティーショットを左に曲げた6番Par4でボギーを叩いたものの、ティーショットをピン奥につけた7番Par3でバウンスバックに成功すると、ともに2オンに成功した9番と折り返した10番のPar5で連続バーディ。その後、グリーン外からのパットを決めた12番Par3でバーディ、ティーショットを左に曲げた13番Par4でボギー、ティーショットをピンハイにつけた14番Par3でバーディ、ティーショットから乱れた16番Par4でボギーと出入りの激しいプレーを展開する中、右サイドの傾斜を使ってピンの根元につけた17番Par4とグリーン奥からのアプローチを確実によせた最終18番Par5で連続バーディを奪うなど、9バーディ、3ボギー(66)でラウンド、スコアを6つ伸ばし、通算8アンダー・単独トップでホールアウト。クラブハウスリーダーとして後続を待つ展開の中、3名によるプレーオフに進んだ。
18番Par5で行われたプレーオフ1ホール目、確実にバーディを奪ったアレクサ・パノとガブリエラ・カウリーに対して、グリーン手前からのアプローチをよせられなかったエスター・ヘンセライトが脱落、プレーオフ2ホール目は、ティーショットを大きく右に曲げてパーとしたアレクサ・パノに対して、2オンしたものの、短いバーディパットを外したガブリエラ・カウリーも3パットのパーでホールアウト。迎えたプレーオフ3ホール目、ティーショットから乱れ、3打目もよせきれず、バーディを逃したガブリエラ・カウリーに対して、2オン2パットのバーディを奪ったツアールーキーのアレクサ・パノが、LPGAツアー初優勝を飾った。
アレクサ・パノは、史上最年少でのLPGAツアー初優勝を19歳の誕生日に達成した。
トップ1打差の2位タイからスタートし、6バーディ、3ボギー(69)でラウンドしたエスター・ヘンセライトと単独トップで最終日を迎え、最終18番Par5のイーグルでトップに並んだガブリエラ・カウリーともに3名によるプレーオフに挑んだものの、お互いにLPGAツアーの初優勝には届かなかった。
CPKC女子オープン
(Yardage: 6,685 Par: 72)
ポートランド・クラシック
(Yardage: 6,467 Par: 72)
2023年9月
クローガー・クイーン・シティ選手権
(Yardage: 6,515 Par: 72)
ソルハイムカップ
(Yardage: 6,341 Par: 71)
今大会は、LPGA米国女子ツアーとLET欧州女子ツアーそれぞれ12名の代表選手による対抗戦として、2年に1度、奇数年に開催される団体戦です。
※2024年からは、男子の欧米対抗戦「ライダーカップ」と同様に2年に1度、偶数年に開催されます。
1990年からスタートし18回目を迎える今大会の対戦成績は、LPGA米国女子ツアーが2回の3連覇を含む10勝、LET欧州女子ツアーが7勝とLPGA米国女子ツアーがリードしています。2021年の前回大会は、LET欧州女子ツアーが制して連覇を達成しています。
各チームは、12名の代表選手と1名のキャプテン、3名のアシスタント・キャプテンで構成され、1日目と2日目は、午前のセッションで〈Foursomes〉、午後のセッションで〈Four-Ball〉、3日目は〈Singles〉で勝敗を決める3日間競技となっています。
〈Four-Ball〉方式
・二人がそれぞれ自分のボールでプレーし、各ホールで成績の良い方のスコアを採用する。
〈Foursomes〉方式
・1つのボールを同じチームの二人が交互にショットを行い、プレーをする。
〈Singles〉方式
・マッチプレーによる個人戦。
キャンベル・B・ロビンソンによって設計されたコースは、高低差があり、起伏のあるフェアウェイとアンジュレーションのあるグリーン、池の絡む自然との調和がとれた美しいデザインとなっています。
過去にボルボ世界マッチプレー選手権を3回開催するなど、世界的に有名で歴史と伝統を誇るスペインで最高の1つとして数えられるコースで2023年9月22日(金)~9月24日(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
1日目
〈Foursomes〉ポイント | チーム名 | ポイント | |
4.0 | アメリカ | ヨーロッパ | 0.0 |
ポイント | チーム名 | ポイント | |
1.0 | アメリカ | ヨーロッパ | 3.0 |
2人1組による8試合が午前と午後に分かれて2つの方式で行われ、アメリカが2.0ポイントリードして1日目を終えた。
2日目
〈Foursomes〉ポイント | チーム名 | ポイント | |
2.0 | アメリカ | ヨーロッパ | 2.0 |
ポイント | チーム名 | ポイント | |
1.0 | アメリカ | ヨーロッパ | 3.0 |
初日と同じ2人1組による8試合が午前と午後に分かれて2つの方式で行われ、ヨーロッパが5.0ポイントを獲得し、お互いに8.0ポイントで並び、2日目を終えた。
3日目(最終日)
〈Singles〉ポイント | チーム名 | ポイント | |
6.0 | アメリカ | ヨーロッパ | 6.0 |
ポイント | チーム名 | ポイント | |
14.0 | アメリカ | ヨーロッパ | 14.0 |
3日目は、それぞれ12名の選手によるシングルスのマッチプレーが行われ、お互いに譲らずに6.0ポイントずつを分け合う展開となり、3日間の合計ポイントでも14ポイントで並び、引き分けたものの、LET欧州女子ツアーがタイトルを保持して3連覇を達成、通算対戦成績を8勝10敗とした。
※引き分けた場合は、前回大会の勝利チームがタイトルを保持することになっている。
ウォルマートNWアーカンソー選手権
(Yardage: 6,438 Par: 71)
2023年10月
アセンダントLPGAベネフィティング・ボランティアズ・オブ・アメリカ
(Yardage: 6,517 Par: 71)
ビュイックLPGA上海
(Yardage: 6,672 Par: 72)
BMW女子選手権
(Yardage: 6,680 Par: 72)
メイバンク選手権
(Yardage: 6,596 Par: 72)
2023年11月
TOTOジャパン・クラシック
(Yardage: 6,598 Par: 72)
アニカ・ドリブン・バイ・ゲインブリッジ・アット・ペリカン
(Yardage: 6,349 Par: 70)
CMEグループ・ツアー選手権
(Yardage: 6,556 Par: 72)
2023年12月
グラント・ソーントン・インビテーショナル
(Yardage: 7,382 Par: 72)
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