PGA米国男子ツアー2022-2023シーズンにおける最新の賞金、FEDEXCUPポイント(Fedexcup Season Standings)のトップ10及び松山英樹・小平智のランキングと試合結果をまとめました。
・松山英樹
・小平智(準シード)
※2022-2023シーズンのシード権獲得の条件
・シード権獲得:ポイントランキング125位以内(目安:440ポイント)
(2023.12.19)
・最終予選会が行われ、小平智は1打及ばず、6位に終わり、45位タイの中島啓太と共にPGAツアーカード獲得は成らなかった。
(2023.12.11)
・グラント・ソーントン・インビテーショナルを制したジェイソン・デイ/リディア・コ組が、初代チャンピオンに輝いています。
(2023.12.4)
・ヒーロー・ワールド・チャレンジを制したスコッティ・シェフラーが、大会初優勝を飾っています。
(2023.11.20)
・小平智は準シードの獲得もならず、最終予選会出場へ。
・ザ・RSMクラシックを制したルドビグ・アバーグが、PGAツアー初優勝を飾っています。
(2023.11.13)
・バターフィールド・バミューダ・チャンピオンシップを逆転で制したカミロ・ビジェガスが、PGAツアー5勝目を飾っています。
(2023.11.06)
・ワールド・ワイド・テクノロジー・チャンピオンシップを逆転で制したエリック・ファン・ロイエンが、PGAツアー2勝目を飾っています。
2023年10月
(2023.10.23)
・ZOZOチャンピオンシップは、コリン・モリカワが2位以下に6打差をつける圧勝でPGAツアー6勝目を飾っています。
(2023.10.16)
・シュライナーズ・チルドレンズ・オープンは、キム・ジュヒョンが大会連覇を達成し、PGAツアー3勝目を飾っています。
(2023.10.9)
・サンダーソン・ファームズ・チャンピオンシップは、ルーク・リストが5人によるプレーオフを制し、PGAツアー2勝目を飾っています。
(2023.10.2)
・ライダーカップは、欧州選抜が米国選抜に勝利しました。
2023年9月
(2023.9.17)
・サヒス・ティーガラが、フォーティネット・チャンピオンシップを制し、PGAツアー初優勝を飾りました。
2023年8月
(2023.8.21)
・ヴィクトル・ホブランドが、プレーオフ・シリーズ第2戦「BMWチャンピオンシップ」を制し、PGAツアー5勝目を飾りました。
(2023.8.14)
・ルーカス・グローバーが、プレーオフ・シリーズ第1戦「フェデックス・セントジュード・チャンピオンシップ」を制し、2週連続優勝を飾りました。
(2023.8.7)
・ルーカス・グローバーが、レギュラーシーズン最終戦「ウィンダム・チャンピオンシップ」を制し、PGAツアー5勝目を飾りました。
2023年7月
(2023.7.31)
・リー・ホッジスが、3Mオープンを制し、PGAツアー初優勝を飾った。
(2023.7.24)
・ブライアン・ハーマンが、全英オープンを制し、メジャー初制覇。
・アクシャイ・バティアが、バラクーダ選手権を制し、PGAツアー初優勝を飾った。
(2023.7.17)
・ビンセント・ノーマンが、プレーオフの末、バーバソル選手権を制し、PGAツアー初優勝を飾った。
・ローリー・マキロイが、ジェネシス・スコティシュ・オープンを制し、PGAツアー24勝目を飾った。
(2023.7.10)
・セップ・ストラカが、逆転でジョン・ディア・クラシックを制し、PGAツアー2勝目を飾った。
(2023.7.3)
・リッキー・ファウラーが、プレーオフを制し、ロケット・モーゲージ・クラシックで復活優勝。
2023年6月
(2023.6.26)
・キーガン・ブラッドリーが、トラベラーズ選手権を制してPGAツアー6勝目を飾りました。
(2023.6.19)
・ウィンダム・クラークが、全米オープンを制してメジャー初優勝を飾りました。
(2023.6.12)
・ニック・テイラーが、カナダ人選手として69年ぶりのナショナル・オープンである「RBCカナディアン・オープン」をプレーオフで制して優勝。
(2023.6.5)
・ヴィクトル・ホブランドがプレーオフを制し、ザ・メモリアル・トーナメント初優勝。
2023年5月
(2023.5.29)
・エミリアーノ・グリジョが、チャールズ・シュワブ・チャレンジを制してPGAツアー2勝目を飾った。
(2023.5.22)
・ブルックス・ケプカが、全米プロゴルフ選手権を制してメジャー5勝目を飾った。
(2023.5.15)
・ジェイソン・デイが、AT&Tバイロン・ネルソンを制し、PGAツアー13勝目を飾った。
(2023.5.8)
・ウィンダム・クラークが、ウェルズ・ファーゴ・チャンピオンシップを制し、PGAツアー初優勝を飾った。
(2023.5.1)
・トニー・フィナウが、メキシコ・オープン at ヴィダンタを制し、PGAツアー6勝目を飾った。
2023年4月
(2023.4.24)
・ニック・ハドリー/デービス・ライリー組が、チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオーリンズを制し、ともにPGAツアー初優勝を飾った。
(2023.4.17)
・マシュー・フィッツパトリックが、RBCヘリテージでPGAツアー2勝目。
(2023.4.10)
・ジョン・ラームが、マスタ-ズ・トーナメント初制覇。
(2023.4.3)
・バレロ・テキサス・オープンを制したコーリー・コナーズが、PGAツアー2勝目を飾りました。
2023年3月
(2023.3.27)
・WGCを制したサム・バーンズがPGAツアー5勝目を飾りました。
・コラレス・プンタカナ・チャンピオンシップを制したマット・ウォレスがPGAツアー初優勝を飾りました。
(2023.3.20)
・バルスパー・チャンピオンシップを制したテイラー・ムーアがPGAツアー初優勝を飾りました。
(2023.3.13)
・ザ・プレーヤーズ選手権を制したスコッティ・シェフラーが世界ランキング1位に返り咲きました。
(2023.3.6)
・アーノルド・パーマー・インビテーショナルを制したカート・キタヤマがPGAツアー初優勝を飾りました。
・プエルトリコ・オープンを制したニコラス・エチャバリアがPGAツアー初優勝を飾りました。
2023年2月
(2023.2.27)
・ザ・ホンダ・クラシックを制したクリス・カークがPGAツアー5勝目を飾りました。
(2023.2.20)
・ザ・ジェネシス・インビテーショナルを制したジョン・ラームが今季3勝目を飾ると共に世界ランキング1位に返り咲きました。
(2023.2.13)
・WMフェニックス・オープンを制したスコッティ・シェフラーが大会連覇とともにPGAツアー5勝目、更に世界ランキング1位に返り咲きました。
(2023.2.7)
・AT&Tペブルビーチ・プロ=アマを制したジャスティン・ローズがPGAツアー11勝目を飾りました。
2023年1月
(2023.1.29)
・ファーマーズ・インシュランス・オープンを制したマックス・ホーマがPGAツアー6勝目を飾りました。
(2023.1.23)
・ザ・アメリカンエキスプレスを制したジョン・ラームがPGAツアー9勝目を飾りました。
(2023.1.16)
・ソニー・オープン・イン・ハワイを制したキム・シウがPGAツアー4勝目を飾りました。
(2023.1.9)
・セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズを制したジョン・ラームがPGAツアー8勝目を飾りました。
2022年12月
(2022.12.26)
・2022-2023シーズンは、2023年1月5日に再開します。
(2022.12.12)
・QBEシュートアウトを制したのは、トム・ホージ/サヒス・ティーガラ組。
(2022.12.5)
・ヒーロー・ワールドチャレンジを制したヴィクトル・ホブランドが大会連覇を達成しました。
2022年11月
(2022.11.21)
・ザ・RSMクラシックを制したアダム・スベンソンがPGAツアー初優勝を飾りました。
(2022.11.14)
・ケイデンス・バンク・ヒューストン・オープンを制したトニ-・フィナウがPGAツアー5勝目を飾りました。
(2022.11.7)
・ワールド・ワイド・テクノロジー・チャンピオンシップ・アット・マヤコバを制したラッセル・ヘンリーがPGAツアー4勝目を飾りました。
2022年10月
(2022.10.31)
・バターフィールド・バミューダ・チャンピオンシップを制したシーマス・パワーがPGAツアー2勝目を飾りました。
(2022.10.24)
・ザ・CJカップ・イン・サウスカロライナを制したローリー・マキロイが大会連覇と9回目の世界ランキング1位に返り咲きました。
(2022.10.16)
・ZOZOチャンピオンシップを制したキーガン・ブラッドリーが約4年1か月ぶりのPGAツアー5勝目を飾りました。
(2022.10.10)
・シュライナーズ・チルドレンズ・オープンを制したキム・ジュヒョンがPGAツアー史上2番目の若さで2勝目を飾りました。
(2022.10.3)
・サンダーソン・ファームズ・チャンピオンシップを制したマッケンジー・ヒューズがPGAツアー2勝目を飾りました。
2022年9月
(2022.9.26)
・プレジデンツ・カップはアメリカ選抜が勝利。
(2022.9.19)
・フォーティネット・チャンピオンシップでマックス・ホーマが大会連覇を達成。
(2022.9.18)
・新ツアーに参戦するメンバーが抜けたことにより、小平智の順位が146位に繰り上がり、準シードを獲得。今季のPGAツアーでのプレーが可能となりました。
- 2022-2023 賞金ランキング
- 2022-2023 FEDEXCUPポイントランキング
- 2022-2023 試合結果
- フォーティネット・チャンピオンシップ(2022年)
- プレジデンツ・カップ
- サンダーソン・ファームズ・チャンピオンシップ(2022年)
- シュライナーズ・チルドレンズ・オープン(2022年)
- ZOZOチャンピオンシップ(2022年)
- ザ・CJカップ・イン・サウスカロライナ
- バターフィールド・バミューダ・チャンピオンシップ(2022年)
- ワールド・ワイド・テクノロジー・チャンピオンシップ・アット・マヤコバ(2022年)
- ケイデンス・バンク・ヒューストン・オープン
- ザ・RSMクラシック(2022年)
- ヒーロー・ワールドチャレンジ(2022年)
- QBEシュートアウト
- 2023年1月
- セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ
- ソニー・オープン・イン・ハワイ
- ザ・アメリカンエキスプレス
- ファーマーズ・インシュランス・オープン
- 2023年2月
- AT&Tペブルビーチ・プロ=アマ
- WMフェニックス・オープン
- ザ・ジェネシス・インビテーショナル
- ザ・ホンダ・クラシック
- 2023年3月
- プエルトリコ・オープン
- アーノルド・パーマー・インビテーショナル
- ザ・プレーヤーズ選手権
- バルスパー・チャンピオンシップ
- WGC=デル・テクノロジーズ・マッチプレー
- コラレス・プンタカナ・チャンピオンシップ
- バレロ・テキサス・オープン
- 2023年4月
- マスターズ・トーナメント
- RBCヘリテージ
- チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオーリンズ
- メキシコ・オープン at ヴィダンタ
- 2023年5月
- ウェルズ・ファーゴ・チャンピオンシップ
- AT&Tバイロン・ネルソン
- 全米プロゴルフ選手権
- チャールズ・シュワブ・チャレンジ
- 2023年6月
- ザ・メモリアル・トーナメント
- RBCカナディアン・オープン
- 全米オープン
- トラベラーズ選手権
- ロケット・モーゲージ・クラシック
- 2023年7月
- ジョン・ディア・クラシック
- バーバソル・チャンピオンシップ
- ジェネシス・スコティッシュ・オープン
- バラクーダ・チャンピオンシップ
- 全英オープン
- 3Mオープン
- 2023年8月
- ウィンダム・チャンピオンシップ
- フェデックス・セントジュード・チャンピオンシップ
- BMWチャンピオンシップ
- ツアーチャンピオンシップ
- 2023年9月
- フォーティネット・チャンピオンシップ(2023年)
- ライダー・カップ
- 2023年10月
- サンダーソン・ファームズ・チャンピオンシップ(2023年)
- シュライナーズ・チルドレンズ・オープン(2023年)
- ZOZOチャンピオンシップ(2023年)
- 2023年11月
- ワールド・ワイド・テクノロジー・チャンピオンシップ(2023年)
- バターフィールド・バミューダ・チャンピオンシップ(2023年)
- ザ・RSMクラシック(2023年)
- ヒーロー・ワールドチャレンジ(2023年)
- 2023年12月
- グラント・ソーントン・インビテーショナル
2022-2023 賞金ランキング
※2023年12月18日時点
順位 | 選手名/国籍 | 獲得賞金 | 勝利 |
1 | スコッティ・シェフラー Scottie Scheffler アメリカ(USA) |
$21,014,342 | 2 |
2 | ジョン・ラーム Jon Rahm スペイン(ESP) |
$16,522,608 | 4 |
3 | ヴィクトル・ホブランド Viktor Hovland ノルウェー(NOR) |
$14,112,235 | 2 |
4 | ローリー・マキロイ Rory McIlroy 北アイルランド(NIR) |
$13,921,008 | 2 |
5 | マックス・ホーマ Max Homa アメリカ(USA) |
$10,761,517 | 2 |
6 | ウィンダム・クラーク Wyndham Clark アメリカ(USA)) |
$10,757,490 | 2 |
7 | パトリック・キャントレー Patrick Cantlay アメリカ(USA) |
$10,372,998 | 0 |
8 | ブライアン・ハーマン Brian Harman アメリカ(USA) |
$9,151,023 | 1 |
9 | キーガン・ブラッドリー Keegan Bradley アメリカ(USA) |
$9,010,040 | 2 |
10 | ザンダー・シャウフェレ Xander Schauffele アメリカ(USA) |
$8,459,066 | 0 |
46 | 松山 英樹 Hideki Matsuyama 日本(JPN) |
$3,874,772 | 0 |
156 | 小平 智 Satoshi Kodaira 日本(JPN) |
$699,577 | 0 |
2022-2023 FEDEXCUPポイントランキング
※2023年12月18日時点
順位 | 選手名/国籍 | ポイント | 勝利 |
1 | スコッティ・シェフラー Scottie Scheffler アメリカ(USA) |
4,218 | 2 |
2 | ヴィクトル・ホブランド Viktor Hovland ノルウェー(NOR) |
4,024 | 2 |
3 | ローリー・マキロイ Rory McIlroy 北アイルランド(NIR) |
3,494 | 2 |
4 | ジョン・ラーム Jon Rahm スペイン(ESP) |
3,486 | 4 |
5 | ルーカス・グローバー Lucas Glover アメリカ(USA) |
3,041 | 2 |
6 | マックス・ホーマ Max Homa アメリカ(USA) |
2,871 | 2 |
7 | パトリック・キャントレー Patrick Cantlay アメリカ(USA) |
2,843 | 0 |
8 | ブライアン・ハーマン Brian Harman アメリカ(USA) |
2,339 | 1 |
9 | ウィンダム・クラーク Wyndham Clark アメリカ(USA)) |
2,157 | 2 |
10 | マシュー・フィッツパトリック Matt Fitzpatrick イングランド(ENG) |
2,043 | 1 |
50 | 松山 英樹 Hideki Matsuyama 日本(JPN) |
942 | 0 |
153 | 小平 智 Satoshi Kodaira 日本(JPN) |
256 | 0 |
※コムキャスト・ビジネス・ツアー・トップ10とは、レギュラー・シーズン終了時点でのフェデックスカップポイントランキングトップ10の選手に対してボーナスが支払われる仕組み。
【2022-2023シーズンの結果】
1位:$4,000,000 ジョン・ラーム
2位:$3,000,000 スコッティ・シェフラー
3位:$2,400,000 ローリー・マキロイ
4位:$2,200,000 マックス・ホーマ
5位:$2,000,000 ウィンダム・クラーク
6位:$1,700,000 ブライアン・ハーマン
7位:$1,400,000 ヴィクトル・ホブランド
8位:$1,200,000 キーガン・ブラッドリー
9位:$1,100,000 リッキー・ファウラー
10位:$1,000,000 トニー・フィナウ
2022-2023 試合結果
2022年9月
フォーティネット・チャンピオンシップ(2022年)
(Yardage: 7,123 Par: 72)
プレジデンツ・カップ
(Yardage: 7,576 Par: 71)
アメリカ選抜と世界選抜による対抗戦として2年に1度、偶数年に行われる団体戦の大会であり、
アメリカ・バージニア州プリンス・ウィリアムにあるロバート・トレント・ジョーンズ・ゴルフクラブで1994年に第1回大会が開催され、今回で14回目を迎えます。
過去の対戦成績は、アメリカ選抜の11勝1分け1敗と世界選抜を圧倒しており、世界選抜は24年ぶりの勝利を目指します。
各チームは12名の代表選手と1名のキャプテン構成され、1日目が〈FOURSOMES〉で5試合、2日目が〈FOUR-BALLS〉で5試合、3日目が〈FOURSOMES〉で4試合と〈FOUR-BALLS〉で4試合の計8試合、最終日が〈SINGLES〉12試合の総30試合で勝敗を決める4日間競技となっています。
〈FOUR-BALL〉方式
・二人がそれぞれ自分のボールでプレーし、各ホールで成績の良い方のスコアを採用。
〈FOURSOMES〉方式
・1つのボールを同じチームの二人が交互にショットを行い、プレーします。
〈SINGLES〉方式
・マッチプレーによる個人戦。
半世紀以上の歴史を誇り、1961年に有名なゴルフコース・アーキテクトのジョージ・コブによって設計され、1986年にアーノルド・パーマー、1997年と2016年にトム・ファジオによって再設計・改修が行われたクエイル・ホロークラブは、2017年の全米プロゴルフ選手権が行われるなどPGAツアー屈指の難コースとして知られ、凄く長いホールと短いホールというメリハリのついた全長の長いコースでフェアウェイが狭く、左右のドッグレッグや14番以降の5ホールは池も絡む木々でセパレートされた林間コースです。特に通称「グリーンマイル」と呼ばれる終盤16番から18番にかけての3ホールは距離が長く、タイトで戦略的に池とクリークが絡み、複雑で硬いグリーンというPGAツアートップクラスの難関ホールとして有名です。
2022年9月22日(木)~9月25日(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
※勝者:赤色表示 引き分け:青色表示
1日目(FOURSOMES)
〈チーム合計〉ポイント | チーム名 | ポイント | |
1.0 | 世界選抜 | アメリカ選抜 | 4.0 |
〈各組の結果〉
選手 | 結果 | 選手 |
A.スコット 松山英樹 |
6 & 5 | P.キャントレー X.シャウフェレ |
イム・ソンジェ C.コナーズ |
2 & 1 | J.スピース J.トーマス |
T.キム イ・キョンフン |
2 & 1 | C.ヤング C.モリカワ |
キム・シウ C.デービス |
2UP | S.シェフラー S.バーンズ |
T.ペンドリス M.ペレイラ |
1UP | T.フィナウ M.ホーマ |
FOURSOMESによる5試合が行われ、世界選抜も良い戦いを見せたものの、アメリカ選抜が層の厚さを見せて4勝1敗で4.0ポイント獲得、3ポイントをリードして初日を終えた。
2日目(FOUR-BALLS)
〈チーム合計〉
ポイント | チーム名 | ポイント | |
2.0 | 世界選抜 | アメリカ選抜 | 8.0 |
〈各組の結果〉
選手 | 結果 | 選手 |
A.スコット C.デービス |
2 & 1 | J.スピース J.トーマス |
イム・ソンジェ S.ムニョス |
TIED | S.シェフラー S.バーンズ |
M.ペレイラ C.ベズイデンホウト |
TIED | K.キスナー C.ヤング |
松山英樹 T.キム |
3 & 2 | P.キャントレー X.シャウフェレ |
C.コナーズ T.ペンドリス |
1UP | B.ホーシェル M.ホーマ |
FOUR-BALLSによる5試合が行われ、世界選抜も良い戦いを見せたものの、初日に続きアメリカ選抜が3勝2分けで4.0ポイント獲得、リードを6.0ポイントに広げて2日目を終えた。
3日目(FOURSOMES&FOUR-BALLS)
〈チーム合計〉
ポイント | チーム名 | ポイント | |
7.0 | 世界選抜 | アメリカ選抜 | 11.0 |
〈各組の結果〉FOUR-BALLS
選手 | 結果 | 選手 |
キム・シウ T.キム |
1UP | P.キャントレー X.シャウフェレ |
松山英樹 T.ペンドリス |
4 & 3 | J.トーマス J.スピース |
イム・ソンジェ S.ムニョス |
3 & 2 | T.フィナウ K.キスナー |
A.スコット C.デービス |
1UP | B.ホーシェル S.バーンズ |
〈各組の結果〉FOURSOMES
選手 | 結果 | 選手 |
イム・ソンジェ C.コナーズ |
4 & 3 | J.スピース J.トーマス |
A.スコット 松山英樹 |
3 & 2 | C.ヤング C.モリカワ |
イ・キョンフン T.キム |
2 & 1 | S.シェフラー S.バーンズ |
キム・シウ C.デービス |
4 & 3 | T.フィナウ M.ホーマ |
午前にFOURSOME、午後からSFOUR-BALLSによる合計8試合が行われ、世界選抜5勝3敗と巻き返しに成功、アメリカ選抜との差を4.0ポイントに縮めて3日目を終えた。
最終日(SINGLES)
〈チーム合計〉
ポイント | チーム名 | ポイント | |
12.5 | 世界選抜 | アメリカ選抜 | 17.5 |
〈各組の結果〉SINGLES
選手 | 結果 | 選手 |
キム・シウ | 1UP | J.トーマス |
C.デービス | 4 & 3 | J.スピース |
松山英樹 | TIED | S.バーンズ |
A.スコット | 3 & 2 | P.キャントレー |
S.ムニョス | 2 & 1 | S.シェフラー |
T.ペンドリス | 3 & 1 | T.フィナウ |
C.コナーズ | 1UP | X.シャウフェレ |
イム・ソンジェ | 1UP | C.ヤング |
イ・キョンフン | 3 & 1 | B.ホーシェル |
T.キム | 1UP | M.ホーマ |
M.ペレイラ | 3 & 2 | C.モリカワ |
C.ベズイデンホウト | 2 & 1 | K.キスナー |
最終日はSINGLESによる12試合が行われ、アメリカ選抜が6勝1分け5敗と勝ち越しに成功、通算でも16勝3分け11敗とし、世界選抜に5ポイント差をつけて勝利。通算対戦成績を12勝1分け1敗とした。
サンダーソン・ファームズ・チャンピオンシップ(2022年)
(Yardage: 7,461 Par: 72)
1968年に「マグノリア・ステート・クラシック」として第1回大会が行われ、今大会で54回目の開催となる歴史のあるトーナメントとなっています。例年ハイスコアによる優勝争いが展開され、2014年から6年連続で初優勝者が生まれると言った特徴があります。
優勝者には2025年シーズンまでの2年間のシード権とフェデックスカップポイントが500ポイント付与されます。
1914年オープン、2008年にジョン・フォウトとマイク・ゴーゲルによって再設計された木々によってセパレートされた林間コースは、比較的広くてフラットなフェアウェイに加え、ラフも浅く、グリーンも大きくてPGAツアー平均(11.5フィート)より少し速い程度であることから、16番と最終18番のPar4を除くすべてのホールがチャンスホールとなっています。
今大会は2022年9月29日(木)~10月2(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
連覇を目指すサム・バーンズを筆頭にサヒス・ティーガラやデービス・ライリーといった若手が出場する差ほど強くないフィールドとなっており、日本勢の出場はありません。
予選ラウンド1日目を終えて、ボギーフリーとなる6バーディ(66)をマークした期待の若手デービス・ライリーと2シーズン前にスペシャルテンポラリーメンバーを獲得する活躍を見せたウィル・ゴードンが6アンダー・トップタイで並んだ。1打差の3位タイには7名が並ぶ大混戦となる中、連覇を目指すサム・バーンズが2アンダー・25位タイと上々のスタートを切った。
予選ラウンド2日目を終えて、初日に続き2日目も6バーディ、1ボギー(67)でラウンドしたトーマス・デトリーとボギーフリーとなる9バーディ(63)をマークしたマッケンジー・ヒューズが通算10アンダー・トップタイで並んだ。連覇を目指すサム・バーンズは、スコアを3つ伸ばし、通算5アンダー・18位タイに浮上した。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | マーク・ハバード | -15 | 65 |
2 | マッケンジー・ヒューズ | -14 | 68 |
T3 | ガリック・ヒーゴ | -12 | 68 |
スコット・ストーリングス | -12 | 68 | |
セップ・ストラカ | -12 | 69 | |
T6 | キーガン・ブラッドリー | -11 | 64 |
ニック・ハーディ | -11 | 68 | |
T8 | キム・ソンヒョン | -10 | 66 |
ディーン・バーメスター | -10 | 68 | |
エミリアーノ・グリジョ | -10 | 68 |
14時00分時点での天候は晴れ、気温27.2℃、湿度29%、風速3.6m/s(北)というコース・コンディションの中、78名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、後半の11番から5連続バーディを奪うなど、フェアウェイキープ率57.14% (8/14)ながら、パーオン率77.78% (14/18)、SG: APPROACH TO THE GREEN(2.306)、SCRAMBLINGが100.00%、SG: PUTTING(2.405)と2ndショットからショートゲーム、そしてパッティングにかけて安定したプレーを見せ、ボギーフリーとなる7バーディ(65)でラウンド、通算15アンダーまでスコアを伸ばしたマーク・ハバード。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | マッケンジー・ヒューズ | -17 | 69 |
2 | セップ・ストラカ | -17 | 67 |
3 | ガリック・ヒーゴ | -16 | 68 |
4 | ディーン・バーメスター | -15 | 67 |
T5 | エミリアーノ・グリジョ | -13 | 69 |
ニック・ハーディ | -13 | 70 | |
キーガン・ブラッドリー | -13 | 70 | |
マーク・ハバード | -13 | 74 | |
T9 | マシュー・ネスミス | -12 | 64 |
グレイソン・シグ | -12 | 67 | |
トーマス・デトリー | -12 | 68 | |
テイラー・モンゴメリー | -12 | 69 |
14時00分時点での天候は晴れ、気温28.3℃、湿度31%、風速4.0m/s(北)というコース・コンディションの中、78名による決勝ラウンド最終日が行われた。
終盤まで縺れる混戦となった最終日、10番Par3を終えた時点で単独トップに立ちながら、その後は14番Par5と16番Par4、そして最終18番Par4でのピンチを持ち味のショートゲームとパッティングで凌ぐ展開を強いられたマッケンジー・ヒューズと3連続バーディを含む6バーディ、1ボギー(67)とスコアを5つ伸ばし、ショット・パッティングともに安定したプレーで4日間60台でラウンドしたセップ・ストラカによるプレーオフとなった。
18番Par4で行われた1ホール目はショートサイドのバンカーに打ち込みながら、見事なリカバリーを見せたマッケンジー・ヒューズと惜しくもバーディパットが決まらなかったセップ・ストラカともにパーー。迎えたプレーオフ2ホール目、フリンジからのバーディパットを外したセップ・ストラカに対して、2.5mのバーディパットを決めたマッケンジー・ヒューズが初優勝と同じくプレーオフを制し、2016年「The RSM Classic」以来、5年10か月ぶりとなるPGAツアー2勝目を飾った。
2022年10月
シュライナーズ・チルドレンズ・オープン(2022年)
(Yardage: 7,255 Par: 71)
ZOZOチャンピオンシップ(2022年)
(Yardage: 7,079 Par: 70)
ザ・CJカップ・イン・サウスカロライナ
(Yardage: 7,655 Par: 71)
バターフィールド・バミューダ・チャンピオンシップ(2022年)
(Yardage: 6,828 Par: 71)
今回で4回目とまだまだ歴史の浅い大会であり、過去3大会ではいずれも最終日に逆転での決着となるなど、難コースを舞台に波乱の展開が続いています。また、ピンクサンドも有名です。
優勝者には2025年シーズンまでの2年間のシード権とフェデックスカップポイントが500ポイント、2022-2023シーズンの「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」「ザ・プレーヤーズ選手権」「マスターズ」「全米プロゴルフ選手権」の出場権が付与されます。
1970年にロバート・トレント・ジョーンズ・シニアによって設計、1995年に改修されたコースは、6,828ヤードと距離は短めですが、起伏があり、グリーンも小さい。そして、海からの強い風が特徴の丘陵地にあるシーサイド・コースとなっています。特に名物ホールの16番を含むPar3に難易度の高いホールが多いため、ショットの正確性やクラブ選択を含むマネジメント能力がカギとなってくるでしょう。
フェアウェイ:バミューダ
ラフ:ゾイシア
グリーン:ティフイーグル/バミューダ
今大会は2022年10月27日(木)~10月30(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
トップ選手が不在の中でPGAツアー初優勝を目指す中堅・若手が出場する差ほど強くないフィールドとなっており、日本勢の出場はありません。
予選ラウンド1日目を終えて、ボギーフリーとなる9バーディ(62)をマークしたオースティン・スマザーマンと出だしから連続ボギーとつまずきながらも2つのイーグルを含む2イーグル、7バーディ、2ボギー(62)でラウンドしたツアールーキーのハリソン・エンディコットの共にPGAツアー初優勝を目指す2名が9アンダー・トップタイで並んだ。1打差の3位タイに5名が並など、トップと3打差の中に28名がひしめく大混戦となった。
日没サスペンデッドにより、暫定ではあるが予選ラウンド2日目を終えて通算14アンダー単独トップに立ったのは、1イーグル、9バーディ、2ボギー(62)でラウンドしたPGAツアー5勝を誇るベン・クレイン。1打差の通算13アンダーには、初日トップに立ったオースティン・スマザーマンら5名が並んだ。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | シーマス・パワー | -18 | 65 |
ベン・グリフィン | -18 | 66 | |
T3 | ケビン・ユ | -16 | 67 |
アーロン・バデリー | -16 | 68 | |
5 | ブライアン・ゲイ | -15 | 66 |
T6 | グレイソン・シグ | -14 | 66 |
トーマス・デトリー | -14 | 68 | |
8 | ウィル・ゴードン | -13 | 66 |
T9 | マックス・マクグリービー | -12 | 66 |
ジャスティン・ローワー | -12 | 69 | |
デニー・マッカーシー | -12 | 69 | |
ベン・クレイン | -12 | 73 |
14時30分時点での天候は晴れ時々くもり、気温27.2℃、湿度79%、風速7.2m/s(南南西)というコース・コンディションの中、67名による決勝ラウンド3日目が行われた。
雨に見舞われた初日、2日目とは一転して強風の中で行われた決勝ラウンド3日目を終えてトップタイに並んだのは、PGAツアー2勝目を目指すシーマス・パワーとツアールーキーのベン・グリフィン。
2番から4連続バーディ、更に9番と11番でバーディを奪うなど、順調にスコアを伸ばす展開の中、13番でティーショットのミスからダブルボギーを叩いたシーマス・パワーだったが、ロングパットを決めた16番と17番で連続バーディ。フェアウェイキープ率42.86% (6/14)、パーオン率66.67% (12/18)ながら、パーオン時における平均パット(1.417)とパッティングに冴えを見せ、8バーディ、1ダブルボギー(65)でラウンド、出だしの1番からの3連続バーディを含む6バーディ、1ボギー(66)とスコアを5つ伸ばしたベン・グリフィンと並んで通算18アンダー・トップタイで3日目を終えた。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | シーマス・パワー | -19 | 70 |
2 | トーマス・デトリー | -18 | 67 |
T3 | パトリック・ロジャース | -17 | 65 |
ユ・チュンアン | -17 | 70 | |
ベン・グリフィン | -17 | 72 | |
T6 | デニー・マッカーシー | -16 | 67 |
アーロン・バデリー | -16 | 71 | |
T8 | マックス・マクグリービー | -15 | 68 |
ジャスティン・ローワー | -15 | 68 | |
10 | ハリソン・エンディコット | -14 | 68 |
14時30分時点での天候は晴れ時々くもり、気温26.1℃、湿度83%、風速10.2m/s(西)というコース・コンディションの中、67名による決勝ラウンド最終日が行われた。
4日間で最も風が強くなった最終日、1番と5番のPar4、そして2オンに成功した7番Par5でバーディを奪うなど、前半スコアを3つ伸ばす安定したプレーを見せたシーマス・パワーは、13番Par3でボギーを叩いたものの、距離のある右に曲がるラインを読み切った14番Par4でバウンスバックに成功し、単独トップに立つ。その後15番Par4と16番Par3で連続ボギーを叩いたものの、17番Par5で3打目のアプローチをよせてバーディを奪うと、2位に2打差をつけて迎えた最終18番Par4は3オン2パットのボギーでホールアウトしたものの、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パーオン時における平均パット(1.692)の5バーディ、4ボギー(70)でフィニッシュ。1打差で逃げ切り、2020-2021シーズン「Barbasol Championship」以来、約1年3か月ぶりの優勝、PGAツアー2勝目を飾った。
1打差の単独2位には、6バーディ、2ボギー(67)とスコアを4つ伸ばし、通算18アンダーでフィニッシュしたトーマス・デトリーが入った。
トップタイでスタートし、11番を終えた時点で2位に2打差をつけて単独トップに立ちながら、12番からの4連続ボギー、更に16番Par3ではダブルボギーを叩くなど、5ホールで6つスコアを落としたツアールーキーのベン・グリフィンら3名が通算17アンダー・3位タイで並んだ。
2022年11月
ワールド・ワイド・テクノロジー・チャンピオンシップ・アット・マヤコバ(2022年)
(Yardage: 7,034 Par: 71)
2007年に第1回大会が開催され、16回目を迎える今大会は、メキシコでも有数の観光地として知られるカンクンから南に位置するユカタン半島の先端にあるカリブ海に面した港町プラジャ・デル・カルメンで開催され、メキシコで初めてPGAツアーが行われたことでも知られています。
優勝者には2025年シーズンまでの2年間のシード権とフェデックスカップポイントが500ポイント、2022-2023シーズンの「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」「ザ・プレーヤーズ選手権」「マスターズ」「全米プロゴルフ選手権」の出場権が付与されます。
カリブ海に面し、周囲をマングローブと運河やクリークで覆われた自然豊かなコースは、2006年にグレッグ・ノーマンによって設計され、PGAツアーの中では比較的距離が短く、全体的にフラットでグリーンも小さめだが、風の強さによっては難易度が変わるコースとなっています。また、フェアウェイに洞窟の様なバンカーがある7番は名物ホールとなっており、フェアウェイ・ラフ・グリーンの全面に潮に強いパスパラムが使われています。
フェアウェイ:パスパラム
ラフ:パスパラム
グリーン:パスパラム
トーナメント・レコード:261(-23)
・ラッセル・ヘンリー(2022-2023)
・ヴィクトル・ホブランド(2021-2022)
コース・レコード:61
・マシュー・ウルフ(2021-2022)
今大会は2022年11月3日(木)~11月6(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
世界ランキング2位のスコッティ・シェフラーを筆頭に同9位のコリン・モリカワや同11位で3連覇の期待が懸かるヴィクトル・ホブランド、同14位のトニー・フィナウと言った実力者に加え、2大会連続優勝を目指すシーマス・パワーやジェイソン・デイ、キャメロン・チャンプなどが出場するフィールドとなっています。日本勢の出場はありません。
予選ラウンド1日目を終えて、ショットとパッティングがかみ合ったほぼ完璧なプレーで序盤から順調にスコアを伸ばし、10番からの4連続バーディを含む1イーグル、8バーディ、1ボギー(62)をマークしたウィル・ゴードンが9アンダー・単独トップに立った。1打差の単独2位にはボギーフリーとなる8バーディ(63)でラウンドしたラッセル・ヘンリーがつけ、2打差の3位タイには4名が並などトップと4打差の中に27名がひしめく大混戦となった。
予選ラウンド2日目を終えて、3連続バーディを2回も達成するなど初日に続き、ショットとパッティングがかみ合ったほぼ完璧なプレーでボギーフリーとなる8バーディ(63)をマークしたラッセル・ヘンリーが通算16アンダーで単独トップに躍り出た。3打差の2位タイには共にPGAツアー初優勝を目指すサム・ライダーとウィル・ゴードンの2名が通算13アンダーで並んだ。また、ブライアン・ハーマンが4番Par3でホールインワンを達成しています。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | ラッセル・ヘンリー | -22 | 65 |
T2 | ウィル・ゴードン | -16 | 68 |
パットン・キザイア | -16 | 67 | |
4 | シーマス・パワー | -15 | 63 |
T5 | トロイ・メリット | -14 | 65 |
ブライアン・ハーマン | -14 | 67 | |
T7 | トーマス・デトリー | -13 | 64 |
ヴィクトル・ホブランド | -13 | 66 | |
マティアス・シュワブ | -13 | 66 | |
グレイソン・シグ | -13 | 67 |
11時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温30.0℃、湿度66%、風速4.5m/s(東南東)というコース・コンディションの中、68名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、初日からボギーフリーのラウンドを続け、安定感抜群のプレーを見せているPGAツアー3勝を誇るラッセル・ヘンリー。
2日間ボギーフリーのラウンドとここまで安定感のある素晴らしいプレーを見せているラッセル・ヘンリーは、1番Par4で長いバーディパットを決めると、5番Par5と6番Par4でもピンそばにつけ連続バーディ。更に8番Par3では難しいラインを読み切りバーディを奪うなど、順調にスコアを伸ばして折り返す。後半に入っても3打目のアプローチをよせた13番Par5と距離のある下りのパットを決めた15番Par3でバーディ。上がり2ホールで絶好のチャンスを生かせなかったものの、フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パーオン時における平均パット(1.500)のボギーフリーとなる6バーディ、通算22アンダーでフィニッシュ。3日間ボギーフリーのほぼ完璧なプレーで2位に6打差をつけて3日目を終えた。
6打差の2位タイには、PGAツアー初優勝を目指すウィル・ゴードンと2018年大会の覇者でPGAツアー3勝目を目指すパットン・キザイアが通算16アンダーで並んだ。
8番Par3でホールインワン、11番Par4ではバックスピンでショットインイーグルをマークするなど、ボギーフリーとなる2イーグル、4バーディ(63)でラウンドしたシーマス・パワーが通算15アンダー・単独4位に浮上した。
また、グレイソン・シグも10番Par3でホールインワンを達成しています。
PGAツアー史上10人目の3連覇を目指すヴィクトル・ホブランドは、通算13アンダー・7位タイで3日目を終えた。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ラッセル・ヘンリー | -23 | 70 |
2 | ブライアン・ハーマン | -19 | 66 |
T3 | スコッティ・シェフラー | -18 | 62 |
ジョエル・ダーメン | -18 | 65 | |
トロイ・メリット | -18 | 67 | |
シーマス・パワー | -18 | 68 | |
ウィル・ゴードン | -18 | 69 | |
T8 | デビッド・リングマース | -17 | 65 |
サム・ライダー | -17 | 65 | |
T10 | マーベリック・マクニーリー | -16 | 66 |
デビッド・リプスキー | -16 | 66 | |
テイラー・モンゴメリー | -16 | 66 | |
ヴィクトル・ホブランド | -16 | 68 | |
パットン・キザイア | -16 | 71 |
14時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温30.0℃、湿度62%、風速4.0m/s(北北東)というコース・コンディションの中、68名による決勝ラウンド最終日が行われた。
メキシコで行われた今大会を制したのは、初日からボギーフリーのラウンドを続け、4日間安定感抜群のプレーを見せたPGAツアー3勝を誇るラッセル・ヘンリー。
通算22アンダー・2位に6打差をつけスタートしたラッセル・ヘンリーは、2打目をレッドペナルティエリアに打ち込んだ5番Par5で今大会最初のボギーを叩いたものの、続く6番Par4でピンに絡む素晴らしい2打目を見せてバウンスバックに成功すると、距離のある下りのラインを読み切った7番Par5とピンハイにつけた8番Par3でもスコアを伸ばし3連続バーディ。その後はペースを取り戻し、危なげなくパープレーを続ける中、難しい16番Par4でバンカーショットをよせきれずボギーを叩いたものの、フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パーオン時における平均パット(1.750)の3バーディ、2ボギー(70)でラウンド、トーナメント・レコードタイとなる通算23アンダーでフィニッシュ。2016-2017シーズンの「Shell Houston Open」以来、5年7か月ぶりのPGAツアー4勝目を飾った。
これまで最終日を6回トップで迎えて僅か1回しか優勝に結びつけられない最終日に弱い印象があったものの、7回目で2回目の逃げ切りに成功した。
4打差の通算19アンダー・単独2位には、PGAツアー2勝を誇るブライアン・ハーマン、5打差の3位タイには、世界ランキング1位返り咲きを目指したスコッティ・シェフラーや2週連続優勝を目指したシーマス・パワーら5名が通算18アンダーで並んだ。
ヴィクトル・ホブランドは、通算16アンダー・10位タイでフィニッシュ、PGAツアー史上10人目の3連覇は成らなかった。
ケイデンス・バンク・ヒューストン・オープン
(Yardage: 7,412 Par: 70)
ザ・RSMクラシック(2022年)
①(Yardage: 7,005 Par: 70)
②(Yardage: 7,060 Par: 72)
2010年に「The McGladrey Classic」として第1回大会が開催され、2016年大会から「The RSM Classic」となり、12回目を迎える今大会は、1997年のメジャー「全米プロゴルフ選手権」を含むPGAツアー21勝を誇るデービス・ラブⅢがホストを務める大会としても知られています。
優勝者には2025年シーズンまでの2年間のシード権とフェデックスカップポイントが500ポイント、2022-2023シーズンの「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」「ザ・プレーヤーズ選手権」「マスターズ」「全米プロゴルフ選手権」の出場権が付与されます。
①1929年にハリー・コルトとチャールズ・アリソンによって設計され、1999年にトム・ファジオによって改修されたシーサイドコースは、全長7,005ヤードと距離は短めの全面バミューダで全体的にフラットな地形でありながら、湿地帯のため13ホールにも及ぶウォーターハザードと47個のバンカー、海からの強い風が特徴的な大西洋に面した美しいリンクス・コースとなっています。特に14番Par4のティーショットはカギとなってきます。
②1928年にウォルター・トラヴィス・コルトとアリソンによって設計され、2019年にデービス・ラブⅢによって改修されたプランテーションコースは、全長7,060ヤードとこちらも距離は短めですが、81個ものバンカーと10箇所のウォーターハザードを擁しています。
予選2日間は、シーサイドコース(par70)とプランテーションコース(par72)の2つのコースを使用して行われる変則的な予選ラウンドとなります。
今大会は2022年11月17日(木)~11月20(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
好調のシーマス・パワーやジェイソン・デイ、若手のサヒス・ティーガラやテイラー・モンゴメリーなどが出場するものの、フィールドはそれほど強くないため、初優勝が期待される大会となっています。日本勢の出場はありません。
寒さと強風の中で行われた予選ラウンド1日目を終えて、プランテーションコースをラウンドし、ほぼ完璧なプレーで9バーディ、1ボギー(64)をマークしたコール・ハマーが8アンダー・単独トップに立った。1打差の単独2位には同じくプランテーションコースをラウンドし、ボギーフリーとなる7バーディ(65)をマークしたベン・グリフィンがつけ、2打差の3位タイには3名が並ぶなど、トップと4打差の中に28名がひしめく大混戦となった。
予選ラウンド2日目を終えて、プランテーションコースをラウンドしたアンドリュー・パットナムとともにシーサイドコースをラウンドしたハリー・ヒッグス、初日単独トップに立ったコール・ハマーの3名が通算12アンダーで並んだ。トップと2打差の中に10名がひしめく混戦となった。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | パトリック・ロジャース | -14 | 64 |
ベン・マーティン | -14 | 65 | |
T3 | アダム・スベンソン | -13 | 62 |
サヒス・ティーガラ | -13 | 68 | |
アンドリュー・パットナム | -13 | 69 | |
T6 | ブライアン・ハーマン | -12 | 64 |
テイラー・ペンドリス | -12 | 65 | |
テイラー・モンゴメリー | -12 | 65 | |
アレックス・スモーリー | -12 | 67 | |
ケビン・ストリールマン | -12 | 68 | |
ボー・ホスラー | -12 | 69 | |
ハリー・ヒッグス | -12 | 70 |
14時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温16.1℃、湿度38%、風速4.5m/s(北北東)というコース・コンディションの中、69名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えてトップタイに並んだのは、PGAツアー初優勝を目指すパトリック・ロジャースと8年1か月ぶりとなるPGAツアー2勝目を目指すベン・マーティン。
2番Par4で3打目のアプローチをよせきれずボギー先行のスタートとなったパトリック・ロジャースだったが、4番と5番のPar4でそれぞれ2.7mと2.3mを決めて連続バーディを奪うと、9番Par4では2打目をピンそば1.9mにつけバーディ。折り返してからも6.9mを決めた13番とラフからの2打目をピンそば1.9mにつけた14番のPar4、3打目をピンそばにつけた15番Par5、そして9.2mを決めた16番Par4で圧巻の4連続バーディを奪うなどスコアを伸ばしてフィニッシュ。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率72.22% (13/18)、SG: PUTTING(2.444)の7バーディ、1ボギー(64)でラウンド、通算14アンダー・トップタイで3日目を終えた。
4番Par4で2.7mを決めてバーディを先行させたベン・マーティンは、6番Par3と7番Par5でそれぞれ2.1mと3.1mを決めて連続バーディを奪うと、折り返した10番Par4で2打目を94cmにつけバーディ。更に難易度の高い14番Par4と優しい15番Par5でもそれぞれ4.2mと36cmを決めて連続バーディを奪うと最終18番Par4でボギーを叩いたものの、フェアウェイキープ率42.86% (6/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パーオン時における平均パット(1.667)の6バーディ、1ボギー(65)とスコアを5つ伸ばし、通算14アンダー・トップタイで3日目を終えた。
トップと1打差の3位タイには、サヒス・ティーガラら3名、2打差の6位タイにはテイラー・モンゴメリーら7名がひしめく混戦となった。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | アダム・スベンソン | -19 | 64 |
T2 | カラム・タレン | -17 | 64 |
サヒス・ティーガラ | -17 | 66 | |
ブライアン・ハーマン | -17 | 65 | |
T5 | ジョエル・ダーメン | -15 | 64 |
コール・ハマー | -15 | 65 | |
クリス・ストラウド | -15 | 65 | |
シーマス・パワー | -15 | 66 | |
アレックス・スモーリー | -15 | 67 | |
T10 | ロビー・シェルトン | -14 | 65 |
エリック・バーンズ | -14 | 66 | |
デビッド・リングマース | -14 | 66 | |
ウィンダム・クラーク | -14 | 66 | |
パトリック・ロジャース | -14 | 70 |
14時00分時点での天候はくもり、気温11.7℃、湿度56%、風速3.6m/s(北)というコース・コンディションの中、69名による決勝ラウンド最終日が行われた。
肌寒いコンディションの中で行われた最終日、終盤まで縺れた混戦を制したのは、PGAツアー初優勝を目指すアダム・スベンソン。
トップと1打差の3位タイからスタートしたアダム・スベンソンは、4番Par4で9.1mのパットを決めてバーディを先行させると、8番Par4でも6.2mの大きく左に曲がるラインを読み切りバーディ。その後、折り返した10番と11番のPar4でそれぞれ11.0mと5.0mを決めて連続バーディを奪うと、難易度の高い14番Par4と優しい15番Par5でともにチャンスを活かせなかったものの、5.5mを決めて抜け出した16番Par4と3.2mを決めた17番Par3で連続バーディ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率94.44% (17/18)、SG: PUTTING(4.240)とパッティングに冴えを見せ、ボギーフリーとなる6バーディ(64)でラウンド、通算19アンダー・2位に2打差をつけ逆転勝利、PGAツアー初優勝を飾った。
2打差の2位タイには、ともにPGAツアー初優勝を目指すカラム・タレンとサヒス・ティーガラ、そしてPGAツアー3勝目を目指したブライアン・ハーマンの3名が通算17アンダーで並んだ。
例年と同様にトップと5打差の中に10名がひしめく混戦となった。
2022年12月
ヒーロー・ワールドチャレンジ(2022年)
(Yardage: 7,449 Par: 72)
1999年に第1回大会が開催され、23回目を迎える今大会は、タイガー・ウッズ主催のPGAツアー非公認の招待イベントであり、メジャーチャンピオンや世界ランキングの上位選手を中心に20名が招待されます。
PGAツアー非公認の大会であるため、FEDEXCUP POINTSは付与されないものの、WGRポイントは加算されます。
2010年にアーニー・エルスによって設計されたコースは、小さいグリーンと52個ものバンカー、そしてペナルティエリアがあり、砂漠の特徴を活かした風光明媚でチャレンジングな全面バミューダ・グラスの18ホールとなっています。
今大会は2022年12月1日(木)~12月4(日)にかけて熱戦が繰り広げられる。
連覇を目指すヴィクトル・ホブランドを筆頭に今季1勝を飾っているマックス・ホーマやトニー・フィナウ、キム・ジュヒョンと言った好調なプレーヤーに加え、2015年大会優勝のジョーダン・スピースやジャスティン・トーマス、世界ランキング2位のスコッティ・シェフラーなど20名が出場します。2017年大会を制した松山英樹は不出場となりました。
1日目を終えて、今季1勝をマークしているキム・ジュヒョンとセップ・ストラカ、コリン・モリカワ、連覇を目指すヴィクトル・ホブランドの4名が3アンダー・トップタイで並んだ。今大会の優勝で世界ランキング1位に返り咲く可能性のあるスコッティ・シェフラーは、イーブンパー・9位タイで初日を終えた。
2日目を終えて、連覇を目指すヴィクトル・ホブランドが1イーグル、4バーディ、4ボギー(70)とスコアを2つ伸ばし、通算5アンダー・単独トップに立った。1打差の2位タイには、今大会の優勝で世界ランキング1位に返り咲く可能性のあるスコッティ・シェフラーら4名が通算4アンダーで並んだ。
3日目
首位 | ヴィクトル・ホブランド | -13 | 64 |
2 | スコッティ・シェフラー | -10 | 66 |
T3 | ジャスティン・トーマス | -8 | 66 |
キャメロン・ヤング | -8 | 68 | |
T5 | コリン・モリカワ | -7 | 69 |
ザンダー・シャウフェレ | -7 | 69 | |
7 | ジョン・ラーム | -4 | 68 |
8 | セップ・ストラカ | -3 | 70 |
T9 | サム・バーンズ | -2 | 69 |
トニー・フィナウ | -2 | 70 |
14時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温26.1℃、湿度59%、風速5.8m/s(東北東)というコース・コンディションの中、20名による3日目が行われた。
3日目を終えて単独トップに立ったのは、PGAツアー3勝を誇るヴィクトル・ホブランド。
3番Par5からの3連続バーディで勢いに乗ったヴィクトル・ホブランドは、6番Par5で2打目のミスからボギーを叩いたものの、7番Par4でバウンスバックに成功すると、折り返した11番Par5から3連続バーディ。更に15番Par5からもこの日3度目の3連続バーディを奪うなど、10バーディ、2ボギー(64)とスコアを8つ伸ばし、通算13アンダー・2位に3打差をつけ、連覇に向け単独トップで3日目のラウンドを終えた。
今大会の優勝で世界ランキング1位に返り咲く可能性のあるスコッティ・シェフラーは、前半からスコアを3つ伸ばすと、折り返した10番Par4でアプローチをよせきれずボギーを叩いたものの、15番Par5でイーグルを奪うなど、後半もスコアを伸ばしてフィニッシュ。通算10アンダー・単独2位で3日目を終えた。
最終日
優勝 | ヴィクトル・ホブランド | -16 | 69 |
2 | スコッティ・シェフラー | -14 | 68 |
3 | キャメロン・ヤング | -12 | 68 |
4 | ザンダー・シャウフェレ | -11 | 68 |
5 | ジャスティン・トーマス | -10 | 70 |
6 | コリン・モリカワ | -9 | 70 |
7 | トニー・フィナウ | -6 | 68 |
T8 | イム・ソンジェ | -5 | 68 |
ジョン・ラーム | -5 | 71 | |
T10 | キム・ジュヒョン | -4 | 69 |
セップ・ストラカ | -4 | 71 |
13時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温26.1℃、湿度59%、風速4.9m/s(北東)というコース・コンディションの中、20名による最終日が行われた。
序盤からリードを保ち、後半2打差まで詰め寄られながらも逃げ切って連覇を達成したのは、ノルウェーの25歳ヴィクトル・ホブランド。
3打のリードを保って単独トップからスタートしたヴィクトル・ホブランドは、3番Par5でバーディを先行させると、6番Par5と7番Par4でも連続バーディを奪い、リードを5打差に広げて前半を折り返す。後半は2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせなかったものの、5バーディ、2ボギー(69)とスコアを3つ伸ばし、通算16アンダーでフィニッシュ、大会連覇を達成した。
今大会の優勝で世界ランキング1位に返り咲く可能性のあるスコッティ・シェフラーは、2番Par3と4番Par4でバーディ、6番Par5でイーグルと好スタートを切ったものの、7番Par4のボギーと9番Par5でのダブルボギーでつまずくと、14番からの3連続バーディなどで後半に追い上げを見せたものの、通算14アンダーでフィニッシュ、優勝に2打及ばず、単独2位で大会を終えた。
単独の3位には、2021-2022シーズンにルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝き、今季の活躍が期待されるキャメロン・ヤングが通算12アンダーで入った。
QBEシュートアウト
(Yardage: 7,382 Par: 72)
1988年に第1回大会が開催され、35回目を迎える今大会は、初日と2日目、そして最終日とプレー方式を変えてプレーする12組24人のペアによる54ホールの変則ストロークプレーで優勝を争うグレッグ・ノーマン主催のダブルストーナメントとなります。
ティブロン・ゴルフクラブは、27,000平方フィートの地中海スタイルのクラブハウスと〈ゴールド・コース〉と〈ブラック・コース〉の2つのコースで構成され、どちらも「全英オープン」で2回の優勝経験を持つグレッグ・ノーマンによって設計されました。ちなみにティブロンとはスペイン語でサメを意味します。また、リッツ・カールトン・ゴルフリゾート・ナポリが隣接しています。
LPGAツアーのCMEグループ・ツアー選手権とPGAツアーのQBEシュートアウトを開催しています。
3日間の大会方式は、1日目が〈SCRAMBLE〉、2日目が〈MODIFIED ALTERNATE SHOT〉、最終日が〈FOUR-BALL〉となります。
〈SCRAMBLE〉
・各プレーヤーが、すべてのホールでティーショットを放ち、2つあるボールの位置からベターな方が選択され、そこから各プレーヤーが、2打目を打ちます。このプロセスが、グリーン上を含むホールアウトまで繰り返されることを言います。
〈MODIFIED ALTERNATE SHOT〉
・各プレーヤーが、すべてのホールでティーショットを放ち、1つのボールが選択され、ティーショットが選択されなかったプレーヤーが2打目を打ち、ホールアウトまでショットを交互に行うことを言います。
〈FOUR-BALL〉
・各プレーヤーが、それぞれ自分のボールでプレーし、各ホールで成績の良い方のスコアを採用することを言います。
太平洋に面し、木々と池を巧みに配置した美しいコースは、距離はさほどなく、ラフもほぼ無く、バンカーも50個と多くはないものの、すべてのホール(実際にさほどプレーに影響しないホールもある)で池が絡むのが特徴となります。正確なショット力がスコアを作るカギとなるでしょう。
今大会は、2021年12月9日(金)~12月11(日)にかけて熱戦が繰り広げられる。
プレジデンツカップでペアを組んだ2組(マックス・ホーマ/ケビン・キスナーとコーリー・コナーズ/イ・キョンフン)やマーベリック・マクニーリーと組んだレクシー・トンプソンとデニー・マッカーシーと組んだネリー・コルダの2名がLPGAツアーから参戦する男女混合組を含む12組24名が出場します。松山英樹は不出場となりました。
〈SCRAMBLE〉方式で行われた大会1日目を終えて単独トップに立ったのは、3イーグル、10バーディ(56)の16アンダーをマークしたチャーリー・ホフマン/ライアン・パーマー組。2打差の2位タイには、コーリー・コナーズ/イ・キョンフン組とマックス・ホーマ/ケビン・キスナー組が14アンダーで並んだ。
〈MODIFIED ALTERNATE SHOT〉方式で行われた大会2日目を終えて単独トップをキープしたのは、チャーリー・ホフマン/ライアン・パーマー組。2日目も安定したプレーでボギーフリーとなる10バーディ(62)でまとめ、通算26アンダーまでスコアを伸ばした。トップと2打差の単独2位には、1イーグル、10バーディと2日目のベストスコア(60)をマークしたトム・ホージ/サヒス・ティーガラ組が通算24アンダーで追走、トップと4打差の3位タイには、ジェイソン・デイ/ビリー・ホーシェル組と2021年大会以来の優勝を目指すマット・クーチャー/ハリス・イングリッシュ組が通算22アンダーで並んだ。
最終日
優勝 | T.ホージ/S.ティーガラ | -34 | 62 |
2 | C.ホフマン/R.パーマー | -33 | 65 |
3 | H.イングリッシュ/M.クーチャー | -32 | 62 |
4 | M.ホーマ/K.キスナー | -30 | 63 |
T5 | T.マリナックス/S.ストーリングス | -27 | 62 |
N.コルダ/D.マッカーシー | -27 | 62 | |
7 | S.ストリッカー/C.ヤング | -26 | 65 |
T8 | B.ハーマン/S.ストラカ | -25 | 62 |
C.コナーズ/イ・キョンフン | -25 | 65 | |
T10 | M.マクニーリー/L.トンプソン | -24 | 65 |
J.デイ/B.ホーシェル | -24 | 70 | |
12 | K.ミッチェル/J.J.スポーン | -23 | 64 |
11時00分時点での天候は晴れ、気温23.3℃、湿度70%、風速3.1m/s(東北東)というコース・コンディションの中、12組24名による最終日が行われた。
〈FOUR-BALL〉方式で行われた最終日も安定感抜群のプレーを見せ、3日間ボギーフリーのラウンドで今大会初優勝を飾ったのは、トム・ホージ/サヒス・ティーガラ組。
トップと2打差からスタートしたトム・ホージ/サヒス・ティーガラ組は、スコアを2つ伸ばして迎えた8番Par3から3連続バーディで勢いに乗ると、12番Par3からこの日2回目の3連続バーディ。更に16番Par4でバーディを奪うと、トップタイで迎えた最終18番Par4をバーディフィニッシュ。10バーディ(62)でラウンド、2位に1打差をつけて通算34アンダーで逆転優勝を飾った。
1打差の単独2位には、後半15番Par4からの3連続バーディでトップタイに並んだものの、8バーディ、1ボギー(65)と思うようにスコアを伸ばせず、最終18番Par4で逃げ切られたチャーリー・ホフマン/ライアン・パーマー組が通算33アンダーで入った。
2打差の単独3位には、最終日ボギーフリーとなる10バーディ(62)と追い上げを見せ、2021年大会以来となる優勝を目指したハリス・イングリッシュ/マット・クーチャー組が通算32アンダーで入った。
男女混合ペアで出場したネリー・コルダ/デニー・マッカーシー組は、ボギーフリーとなる10バーディ(62)でラウンド、通算27アンダー・5位タイでフィニッシュ。マーベリック・マクニーリー/レクシー・トンプソン組は、8バーディ、1ボギー(65)とスコアを7つ伸ばしたものの、通算24アンダー・10位タイで大会を終えた。
2023年1月
セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ
(Yardage: 7,606 Par: 73)
ソニー・オープン・イン・ハワイ
(Yardage: 7,044 Par: 70)
ザ・アメリカンエキスプレス
①(Yardage: 7,187 Par: 72)
②(Yardage: 7,147 Par: 72)
③(Yardage: 7,060 Par: 72)
ファーマーズ・インシュランス・オープン
①(Yardage: 7,765 Par: 72)
②(Yardage: 7,258 Par: 72)
2023年2月
AT&Tペブルビーチ・プロ=アマ
①(Yardage: 6,972 Par: 72)
②(Yardage: 7,041 Par: 72)
③(Yardage: 6,934 Par: 71)
WMフェニックス・オープン
(Yardage: 7,261 Par: 71)
ザ・ジェネシス・インビテーショナル
(Yardage: 7,322 Par: 71)
ザ・ホンダ・クラシック
(Yardage: 7,125 Par: 70)
2023年3月
プエルトリコ・オープン
(Yardage: 7,506 Par: 72)
2008年にプエルトリコ・オープンとしてスタートし、今回で15回目とまだまだ歴史の浅いトーナメントであるものの、これまで数多くのプレーヤーの成功の足がかりに役立っています。
優勝者には2025年シーズンまでの2年間のシード権とフェデックスカップポイントが300ポイント、2022-2023シーズンの「ザ・プレーヤーズ選手権」「マスターズ」「全米プロゴルフ選手権」と2024年シーズンの「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」の出場権が付与されます。
【トーナメント・レコード -21(267)】
・チェッソン・ハドリー(2014年)
ビーチ・フロント半島に沿って伸びる熱帯雨林を活かしたチャンピオンコースは、フラットなフェアウェイに対して、グリーンにはアンジュレーションがあり、数多くのホールに池が絡むため、カリブ海からの強風によっては選手たちを悩ますでしょう。正確なショットとマネジメント能力が求められます。
設計者:トム・カイト(2004年)
フェアウェイ:パスパラム
ラフ:パスパラム
グリーン:パスパラム
今大会は2022年10月27日(木)~10月30(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
同週に「アーノルド・パーマー・インビテーショナル」が開催されており、多くの世界トップランカーが不在となる中、若手やシード権が懸る選手などが参戦するフィールドとなっており、日本勢では今田竜二が出場します。
予選ラウンド1日目を終えて、4つあるPar5で3つのイーグルを奪うなど、3イーグル、4バーディ、1ボギー(63)の9アンダーでフィニッシュしたカーソン・ヤングがPGAツアー初優勝に向けて好スタートを切った。3打差の2位タイには、ともにPGAツアー初優勝を目指すアクシャイ・バティアとマックス・マクグリービーが6アンダーで続く中、2021-2022シーズンの7月に行われた「ジョン・ディア・クラシック」以来のツアー参戦となった今田竜二は、2バーディ、4ボギー(74)とスコアを2つ落とし、2オーバー・88位と出遅れた。
予選ラウンド2日目を終えて、初日に続き2日目も7バーディ、2ボギー(67)とスコアを5つ伸ばしたカーソン・ヤングが通算14アンダー・単独トップで決勝ラウンド進出を決めた。4打差の2位タイには、ともにPGAツアー初優勝を目指すポール・ヘイリーIIとニコラス・エチャバリアが通算10アンダーで並んだ。初日2オーバー・88位と出遅れた今田竜二は、2日目も1バーディ、4ボギー(75)とスコアを3つ落とし、通算5オーバー・99位タイで予選落ちとなった。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | ニコラス・エチャバリア | -17 | 65 |
2 | カーソン・ヤング | -15 | 71 |
T3 | サミュエル・スティーブンス | -13 | 65 |
ネイト・ラシュリー | -13 | 67 | |
T5 | アクシャイ・バティア | -12 | 67 |
ハリー・ホール | -12 | 68 | |
7 | ウェズリー・ブライアン | -11 | 67 |
T8 | デレク・アーンスト | -10 | 68 |
ハリー・ヒッグス | -10 | 71 | |
T10 | スコット・ピアシー | -9 | 67 |
ブライス・ガーネット | -9 | 68 | |
デレク・ラメリー | -9 | 69 | |
ビンセント・ノーマン | -9 | 69 | |
マティアス・シュミット | -9 | 69 | |
クリス・ストラウド | -9 | 69 | |
アウグスト・ヌニェス | -9 | 70 | |
ジェフ・オギルビー | -9 | 70 | |
マイケル・キム | -9 | 71 |
14時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温27.2℃、湿度70%、風速6.7m/s(西南西)というコース・コンディションの中、70名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、ツアールーキーでPGAツアー初優勝を目指すニコラス・エチャバリア。
2番Par5でイーグルを奪ったニコラス・エチャバリアは、4番Par4と3打目をよせた5番Par5および6番Par3、そして7番Par4で4連続バーディを奪うと、折り返した12番Par4でボギーを叩いたものの、3打目をよせた15番Par5と16番Par3で連続バーディを奪うなど、スコアを7つ伸ばしてフィニッシュ。フェアウェイキープ率35.71% (5/14)に対して、パーオン率88.89% (16/18)、パーオン時における平均パット(1.625)と2ndショットからパッティングにかけて安定したプレーを見せ、1イーグル、6バーディ、1ボギー(65)でラウンド、通算17アンダーまでスコアを伸ばし、2位に2打差をつけて3日目を終えた。
2打差の単独2位には、単独トップでスタートしたものの、4バーディ、3ボギー(71)とスコアを1つ伸ばすに留まったPGAツアー初優勝を目指すカーソン・ヤングが通算15アンダーで続いた。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ニコラス・エチャバリア | -21 | 68 |
2 | アクシャイ・バティア | -19 | 65 |
T3 | ネイト・ラシュリー | -16 | 69 |
カールソン・ヤング | -16 | 71 | |
5 | マイケル・キム | -15 | 66 |
6 | ウェズリー・ブライアン | -14 | 69 |
T7 | コーディ・グリブル | -13 | 65 |
ジョン・ヴァンダーラーン | -13 | 66 | |
ハリー・ヒッグス | -13 | 69 | |
ハリー・ホール | -13 | 71 |
15時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温26.7℃、湿度72%、風速5.8m/s(北東)というコース・コンディションの中、70名による決勝ラウンド最終日が行われた。
最後まで2打差のリードを保ったまま、今大会を制したのは、ツアールーキーでPGAツアー初優勝を目指すニコラス・エチャバリア。
単独トップで最終日を迎えたニコラス・エチャバリアは、ミドルパットを決めた1番Par4と2番Par5で連続バーディの好スタートを切ると、6番Par3でボギー、ミドルパットを決めた7番Par4バーディ、8番Par3でボギーと途中バタついたものの、折り返した11番Par3でティーショットをピンそばにつけバーディ。更にミドルパットを決めた14番Par4と3打目のアプローチをよせた15番Par5で連続バーディを奪うなど、6バーディ、2ボギー(68)とスコアを4つ伸ばし、通算21アンダーでフィニッシュ、今季ここまで10試合で8回の予選落ちを喫しながら、11試合目にして優勝という最高の結果を手にした。
2打差の単独2位には、上りの4連続ババーディを含む8バーディ、1ボギー(65)をマークしたアクシャイ・バティアが通算19アンダーで続いた。
初日、2日目とトーナメントをリードしたカーソン・ヤングは、決勝ラウンドに入ってからスコアを2つしか伸ばせず、ネイト・ラシュリーと並んで、通算16アンダー・3位タイでトーナメントを終えた。
アーノルド・パーマー・インビテーショナル
(Yardage: 7,466 Par: 72)
ザ・プレーヤーズ選手権
(Yardage: 7,275 Par: 72)
バルスパー・チャンピオンシップ
(Yardage: 7,340 Par: 71)
1977年に男女のペア競技としてスタート、2000年からはPGAツアー「タンパベイ・クラシック」という大会名称で行われ、今回で22回目を迎えます。
【トーナメント・レコード】266(-18)
・ビジェイ・シン(2004年)
【コース・レコード】61(-10)
・パドレイグ・ハリントン(2012年)
優勝者には2025年シーズンまでの2年間のシード権とフェデックスカップポイントが500ポイント、2022-2023シーズンの「ザ・プレーヤーズ選手権」「マスターズ」「全米プロゴルフ選手権」と2024年シーズンの「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」の出場権が付与されます。
1971年にラリー・パッカードによって設計され、起伏のある地形に造られたことに加え、多くの木々で囲まれた林間コースであり、高低差のある狭いフェアウェイと小さなグリーン、多くのホールで自然を活かした池が絡むPGAツアーの中でも屈指の難コースと言われています。特に、13番の長いPar3、上り3ホール(PGAツアーで最もタフでタイトな16番、落下地点が非常に狭いPar3、打ち上げでアンジュレーションの強烈なグリーンを擁する18番Par4)は、「スネーク・ピット」と呼ばれ、PGAツアー屈指の難易度を誇る名物ホールとなっています。
設計者:ラリー・パッカード(1971年)
フェアウェイ:ライグラス
ラフ:ライグラス
グリーン:ポアトリビアリス
今大会は2023年3月16日(木)~3月19(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
3週間後のマスタ-ズ・トーナメントに向けて重要な大会として位置づけられているため、トップ選手の参加も多くなってきている中、3連覇を目指すサム・バーンズを筆頭に歴代優勝者のジョーダン・スピースやジャスティン・トーマス、マシュー・フィッツパトリックが参戦、日本人選手の出場はありません。
予選ラウンド1日目を終えてトップタイに並んだのは、17番Par3でホールインワンを記録したライアン・ブレーム、ともにPGAツアー初優勝を目指すステファン・イェーガーとアダム・シェンクの3名が5アンダーで並んだ。1打差の2位タイには、ボギーフリーとなる4バーディ(67)でラウンドしたジョーダン・スピースら3名が4アンダーで続く中、3連覇を目指すサム・バーンズも2アンダー・12位タイと上々のスタートを切った。
予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、4バーディ、2ボギー(69)とスコアを2つ伸ばし、通算7アンダーでフィニッシュしたアダム・シェンク。1打差の単独2位には、5バーディ、2ボギー(68)でラウンドしたクライマー・ヒコックが続いた。3連覇を目指すサム・バーンズはスコアを2つ落とし、イーブンパー・40位タイに後退した。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | アダム・シェンク | -8 | 70 |
T2 | ジョーダン・スピース | -7 | 69 |
トミー・フリートウッド | -7 | 69 | |
T4 | ウェブ・シンプソン | -6 | 68 |
テイラー・ムーア | -6 | 69 | |
コーディ・グリブル | -6 | 70 | |
T7 | パットン・キザイア | -5 | 67 |
ウィンダム・クラーク | -5 | 70 | |
マット・ウォレス | -5 | 70 | |
T10 | チャド・ラミー | -4 | 68 |
ザック・ブレア | -4 | 68 | |
デビッド・リングマース | -4 | 69 | |
マイケル・トンプソン | -4 | 69 | |
J.T.ポストン | -4 | 71 | |
デービス・ライリー | -4 | 72 |
13時00分時点での天候はくもり、気温15.4℃、湿度40%、風速4.5m/s(北)というコース・コンディションの中、72名による決勝ラウンド3日目が行われた。
単独トップで3日目を迎えたアダム・シェンクは、3打目のアプローチをよせきれなかった3番Par4でボギーを先行させたものの、その後は7ホール連続パーで通過し、迎えた11番Par5でパターでの4打目のアプローチを直接決めてスコアをスタート時に戻す。15番Par3でアプローチをよせきれず再びボギーが先行するものの、16番Par4で2.5mを決めてバウンスバックに成功すると、最終18番Par4でも2打目をピンそば1.5mにつけてバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率61.54% (8/13)、パーオン率72.22% (13/18)、パーオン時における平均パット(1.846)の3バーディ、2ボギー(70)とスコアを1つ伸ばし、通算8アンダー・単独トップをキープして3日目を終えた。
1打差の2位タイには、出入りの激しいプレーながら1イーグル、5バーディ、5ボギー(69)とスコアを2つ伸ばしたジョーダン・スピースとボギーフリーとなる2バーディ(69)でラウンドしたトミー・フリートウッドの実力者2名が通算7アンダーで続いた。
大会3連覇を目指すサム・バーンズは、3バーディ、2ボギー(70)とスコアを1つ伸ばし、通算1アンダー・25位タイで3日目を終えた。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | テイラー・ムーア | -10 | 67 |
2 | アダム・シェンク | -9 | 70 |
T3 | トミー・フリートウッド | -8 | 70 |
ジョーダン・スピース | -8 | 70 | |
5 | ウィンダム・クラーク | -6 | 70 |
6 | サム・バーンズ | -5 | 67 |
T7 | マット・ウォレス | -4 | 72 |
コーディ・グリブル | -4 | 73 | |
ウェブ・シンプソン | -4 | 73 | |
T10 | エリック・ファン・ロイエン | -3 | 67 |
ニック・テイラー | -3 | 70 | |
ジャスティン・トーマス | -3 | 70 | |
J.T.ポストン | -3 | 72 | |
ザック・ブレア | -3 | 72 | |
パットン・キザイア | -3 | 73 |
13時00分時点での天候はくもり、気温15.6℃、湿度41%、風速4.9m/s(北)というコース・コンディションの中、72名による決勝ラウンド最終日が行われた。
ロースコアで混戦となった今大会を制したのは、PGAツアー初優勝を目指すテイラー・ムーア。
上位陣がスコアを伸ばせない展開となった最終日、トップと2打差の4位タイからスタートしたテイラー・ムーアは、2オンに成功した1番Par5でバーディを先行させると、7番Par4でショートサイドからのアプローチをよせきれずボギーを叩いたものの、9番Par4で5.5mの左に曲がるラインを読み切りバーディ。更に折り返した12番Par4で2打目をピンそば58cmにつけバーディを奪うと、ティーショットをピンそば1.8mにつけた15番Par3と8.1mのロングパットを決めた16番Par4で連続バーディを奪うなど、フェアウェイキープ率38.46% (5/13)ながら、パーオン率77.78% (14/18)、パーオン時における平均パット(1.714)の5バーディ、1ボギー(67)とスコアを4つ伸ばし、通算10アンダーでフィニッシュ、PGAツアー初優勝を飾った。
1打差の単独2位には、初日からトップをキープし、トップタイで迎えた最終18番Par4でティーショットを左に曲げたボールが木の根っこに止まるトラブルに見舞われ、ボギーを叩くなど、4バーディ、3ボギー(70)とスコアを1つしか伸ばせず、PGAツアー初優勝を逃したアダム・シェンクが続いた。
2打差の3位タイには、ともに3バーディ、2ボギー(70)とスコアを1つしか伸ばせなかったジョーダン・スピースとトミー・フリートウッドの実力者2名が通算8アンダーで並んだ。
大会3連覇を目指したサム・バーンズは、ボギーフリーとなる4バーディ(67)の4アンダーでラウンドしたものの、通算5アンダー・単独6位で大会を終えた。
WGC=デル・テクノロジーズ・マッチプレー
(Yardage: 7,108 Par: 71)
コラレス・プンタカナ・チャンピオンシップ
(Yardage: 7,670 Par: 72)
2018年に第1回大会が開催され、今回で6回目を迎えます。初代チャンピオンには、アメリカのブライス・ガーネットが輝いています。
優勝者には2025年シーズンまでの2年間のシード権とフェデックスカップポイントが500ポイント、2022-2023シーズンの「ザ・プレーヤーズ選手権」「マスターズ」「全米プロゴルフ選手権」と2024年シーズンの「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」の出場権が付与されます。
コラレス(サンゴ礁)プンタ(岬)カナ(白い)と言われるように海岸沿いに作られた美しいコースは、2010年にトム・ファジオによって設計され開場、塩分に強いシーサイドパスパラムと言う特有の芝とカリブ海から吹く強風、94個にも及ぶバンカーが特徴のコースです。また、海岸沿いに面したホールが6つあり、特に16番、17番、18番の上がり3ホールには「デビルズ・エルボー(悪魔の肘)」と呼ばれる難関ホールが待ち受けていて、この上がり3ホールの攻略がカギとなるでしょう。
設計者:トム・ファジオ(2010年)
フェアウェイ:シーショア・パスパルム
ラフ:シーショア・パスパルム
グリーン:シーショア・パスパルム
今大会は2023年3月23日(木)~3月26(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
世界ゴルフ選手権「デル・テクノロジーズ・マッチプレー」との同時開催と言うことで数多くのトップ・プレーヤーが不在の中、ツアー初優勝を目指すプレーヤーも数多く出場、ビッグチャンスを掴めるフィールドとなっています。
予選ラウンド1日目を終えて、第1回大会の覇者であるブライス・ガーネットとベン・マーティンがともにボギーフリーとなる6バーディ(66)でラウンドし、6アンダー・トップタイに並んだ。1打差の単独2位には、PGAツアー初優勝を目指すマット・ウォレスが5アンダーで続いた。
予選ラウンド2日目を終えて、PGAツアー初優勝を目指すマット・ウォレスが、ボギーフリーとなる6バーディ(66)でラウンドし、通算11アンダー・単独トップに立った。1打差の2位タイには、ウィンダム・クラークとサミュエル・スティーブンスの2名が、通算10アンダーで続いた。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | サミュエル・スティーブンス | -14 | 68 |
ラスムス・ホイガールト | -14 | 66 | |
T3 | マット・ウォレス | -13 | 70 |
ウィンダム・クラーク | -13 | 69 | |
テイラー・ダンカン | -13 | 67 | |
トーマス・デトリー | -13 | 65 | |
T7 | オースティン・エックロート | -12 | 66 |
リッキー・バーンズ | -12 | 66 | |
マーティン・トレーナー | -12 | 65 | |
T10 | ブライス・ガーネット | -10 | 70 |
決勝ラウンド3日目の天候は晴れというコース・コンディションの中、72名による決勝ラウンド3日目が行われた。
トップと1打差の2位タイで3日目を迎えたサミュエル・スティーブンスは、4番Par5でイーグルと幸先の良いスタートを切ると、7番Par5と8番Par4で連続バーディ。更に折り返した14番Par5でもバーディを奪うなど、順調にスコアを伸ばす中、16番Par4でボギーを叩くと、17番Par3でバーディを奪ったものの、最終18番Par4でボギーと上り3ホールでスコアを落としてホールアウト。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パーオン時における平均パット(1.733)の1イーグル、4バーディ、2ボギー(68)とスコアを4つ伸ばし、通算14アンダー・トップタイで3日目を終えた。
出だしの1番Par4でボギーが先行しながら、3番Par4と4番Par5で連続バーディを奪ったラスムス・ホイガールトが、その後もスコアを3つ伸ばすなど、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率94.44% (17/18)、パーオン時における平均パット(1.706)の5バーディ、1ボギー(68)とスコアを4つ伸ばし、通算14アンダー・トップタイで3日目を終えた。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | マット・ウォレス | -19 | 66 |
2 | ニコライ・ホイガード | -18 | 68 |
T3 | テイラー・ダンカン | -17 | 68 |
サミュエル・スティーブンス | -17 | 69 | |
5 | オースティン・エックロート | -16 | 68 |
6 | ウィンダム・クラーク | -15 | 70 |
7 | リッキー・バーンズ | -14 | 70 |
T8 | ブレント・グラント | -13 | 67 |
ベン・マーティン | -13 | 68 | |
マティアス・シュワブ | -13 | 68 | |
ブライス・ガーネット | -13 | 69 | |
トーマス・デトリー | -13 | 72 |
13時00分時点での天候は晴れ、気温28.9℃、湿度62%、風速5.8m/s(東)というコース・コンディションの中、72名による決勝ラウンド最終日が行われた。
大混戦となった今大会を制したのは、PGAツアー初優勝を目指すマット・ウォレス。
2番Par3でボギーが先行したマット・ウォレスだったが、続く3番Par4と4番Par5で連続バーディを奪うと、7番Par5でもバーディ。その後、5ホールをパーで通過し、迎えた13番Par4から16番Par4にかけて4連続バーディを奪うなど、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パーオン時における平均パット(1.583)の7バーディ、1ボギー(66)とスコアを6つ伸ばし、通算19アンダーでフィニッシュ、PGAツアー初優勝を飾った。
1打差の単独2位には、トップタイからスタートし、5バーディ、1ボギー(68)とスコアを4つ伸ばしたニコライ・ホイガードが続いた。
バレロ・テキサス・オープン
(Yardage: 7,438 Par: 72)
2023年4月
マスターズ・トーナメント
(Yardage: 7,545 Par: 72)
RBCヘリテージ
(Yardage: 7,213 Par: 71)
チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオーリンズ
(Yardage: 7,425 Par: 72)
バーボンストリートとジャズで有名なニューオーリンズで開催されるPGAツアーで唯一のチーム戦(2017年からペア方式)であり、個人戦とは違う選手たちのアグレッシブなスーパープレーを数多く見ることが出来る大会です。
1922年にニューオーリンズ・カントリークラブで行われ、ジーン・サラゼンがPGAツアー初優勝を飾ったSouthern(Spring) openが前身となる今大会は、1938年にスタートし、2017年からチーム戦となって6回目を迎えます。
優勝者には2025年シーズンまでの2年間のシード権とフェデックスカップポイントが400ポイント、2022-2023シーズンの「全米プロゴルフ選手権」と2024年シーズンの「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」の出場権が付与されます。
大会フォーマット
・2人1組のチーム戦に80組160人が出場し、33位タイまでのチームが予選通過。
・PGAツアーの出場優先順位の高い選手から順番にパートナーを指名できます。
・それぞれの選手に公式な優勝記録、2年間のシード権、フェデックスカップポイント400が付与されます。
「予選ラウンド1日目と決勝ラウンド3日目は〈Four-Ball〉方式」
・二人がそれぞれ自分のボールでプレーし、各ホールで成績の良い方のスコアを採用する。
「予選ラウンド2日目と決勝ラウンド最終日は〈Foursomes〉方式」
・1つのボールを同じチームの二人が交互にショットを行い、プレーをする。
2004年にピート・ダイによって設計(2019年、2020年に改修)され、その年にオープンしたパブリックコースで全体的にフラットで湿地帯に広がる壮観な景色とアンジュレーションのある大きなグリーン、106個のバンカーと5つの池が配置されています。特に特徴的な1オン可能な16番Par4と最も難しい17番Par3、18番Par5はホール全体の右サイドに池が効いており、チャレンジングなフィニッシングホールとなっています。
トーナメントレコード:-30アンダー(258)
・N.ハドリー/D.ライリー(2023)
コースレコード〈Four-Ball〉(59)
・X.シャウフェレ/P.キャントレー(2022)
コースレコード〈Foursomes〉(63)
・X.シャウフェレ/P.キャントレー(2023)
・A.ハドウィン/N.テイラー(2023)
前回大会では、ハース親子ペアが予選を通過したことで、ジェイ・ハースがサム・スニードが持つPGAツアー最年長予選通過記録(67歳)を43年ぶりに更新する68歳4か月20日を打ち立てています。
今大会は、2023年4月20日(木)~4月23(日)にかけて熱戦が繰り広げられる。
連覇を狙うP.キャントレー/X.シャウフェレを筆頭に、M.ホーマ/C.モリカワ、M.フィッツパトリック/A.フィッツパトリック、S.バーンズ/B.ホーシェル、イム・ソンジェ/K.ミッチェル、キム・ジュヒョン/キム・シウ、K.キタヤマ/T.モンゴメリー、H.イングリッシュ/T.ホージなど今大会でなければ見られない強豪同士の多彩な組み合わせが数多く実現しました。日本選手の出場はありません。
スコアの出やすい〈Four-Ball〉による1日目が行われ(W.クラーク/B.ホスラー)組と(S.オヘアー/B.マシューズ)組が11アンダー、2位に1打差をつけトップタイに並んだ。1打差の2位タイには(K.ミッチェル/イム・ソンジェ)組やフィッツパトリック兄弟ら5組が10アンダーで続いた。
ミスを少なくし、チームワークが重要な難しい方式〈Foursomes〉で行われた予選ラウンド2日目を終えて(W.クラーク/B.ホスラー)組が16アンダー、2位に1打差をつけ単独トップに立った。1打差の2位タイには(D.レッドマン/S.ライダー)組と(K.ミッチェル/イム・ソンジェ)組がつけた。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | ウィンダム・クラーク ボー・ホスラー |
-26 | 62 |
2 | キース・ミッチェル イム・ソンジェ |
-25 | 62 |
T3 | ヴィンセント・ノーマン マティアス・シュワブ |
-23 | 62 |
マシュー・ネスミス テイラー・ムーア |
-23 | 63 | |
ニック・ハドリー ダービス・ライリー |
-23 | 63 | |
6 | ショーン・オヘア ブランドン・マシューズ |
-22 | 64 |
T7 | マシュー・フィッツパトリック アレックス・フィッツパトリック |
-21 | 62 |
ハリス・イングリッシュ トム・ホージ |
-21 | 63 | |
マーティン・トレーナー チャド・ラミー |
-21 | 65 | |
T10 | ビリー・ホーシェル サム・バーンズ |
-20 | 63 |
トロイ・メリット ロバート・ストレブ |
-20 | 64 | |
ザンダー・シャウフェレ パトリック・キャントレー |
-20 | 66 |
12時00分時点での天候は晴れ、気温23.3℃、湿度33%、風速5.4m/s(北東)というコース・コンディションの中、35組70名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、ともにPGAツアー初優勝を目指すウィンダム・クラークとボー・ホスラー組。
初日からトップを走るウィンダム・クラークとボー・ホスラー組は、お互いに抜群の安定感を見せ、初日の(61)に1打差と迫る10バーディ(62)でラウンド、通算26アンダーまでスコアを伸ばし、2位に1打差をつけ3日目のラウンドを終えた。
通算25アンダー・単独2位には、2回の3連続バーディを含む10バーディ(62)でラウンドしたキース・ミッチェルとイム・ソンジェの異色コンビ、3打差の3位タイには、3組が通算23アンダーで並んだ。
前回大会覇者のザンダー・シャウフェレとパトリック・キャントレー組は、7バーディ、1ボギー(66)と大きくスコアを伸ばせず、通算20アンダー・トップと6打差の10位タイで3日目のラウンドを終えた。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ニック・ハドリー ダービス・ライリー |
-30 | 65 |
2 | アダム・ハドウィン ニック・テイラー |
-28 | 63 |
3 | ウィンダム・クラーク ボー・ホスラー |
-27 | 71 |
T4 | ザンダー・シャウフェレ パトリック・キャントレー |
-26 | 66 |
マシュー・ネスミス テイラー・ムーア |
-26 | 69 | |
6 | キース・ミッチェル イム・ソンジェ |
-25 | 72 |
T7 | キム・シウ キム・ジュヒョン |
-23 | 68 |
ショーン・オヘア ブランドン・マシューズ |
-23 | 71 | |
T9 | マーティン・トレーナー チャド・ラミー |
-22 | 71 |
ヴィンセント・ノーマン マティアス・シュワブ |
-22 | 73 |
13時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温23.9℃、湿度44%、風速5.8m/s(東)というコース・コンディションの中、35組70名による決勝ラウンド最終日が行われた。
最終日の後半に一気にスコアを伸ばし、今大会を制したのは、ともにPGAツアー初優勝を目指すニック・ハドリーとデービス・ライリー組。
初日から安定したプレーを見せ、トップと3打差の3位タイからスタートしたニック・ハドリーとデービス・ライリー組は、3番Par3でティーショットをピンそばにつけバーディを先行させると、7番と11番のPar5でも2オンから確実にバーディ。更に13番Par4とあわやエースかと思われた14番Par3で連続バーディを奪うと、2打目をピンそばにつけた16番Par4とグリーン外からのパットを直接決めた17番Par3でも連続バーディを奪うなど、ボギーフリーとなる7バーディ(65)をマーク、トーナメント・レコードを塗り替える通算30アンダーで優勝、ともにPGAツアー初優勝を飾った。
ともにPGAツアー初優勝を飾ったニック・ハドリーとデービス・ライリーには、それぞれにフェデックスカップポイント400と2年間のシード権、2023年全米プロゴルフ選手権と2024年セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズの出場権が付与された。
トップと2打差の単独2位には、7番Par5からの7連続バーディを含む10バーディ、1ボギーとフォアサムでのコースレコードタイとなる(63)をマークしたアダム・ハドウィンとニック・テイラーのカナダ組が続いた。
前回大会覇者のザンダー・シャウフェレとパトリック・キャントレー組は、通算26アンダー・4位タイに終わった。
メキシコ・オープン at ヴィダンタ
(Yardage: 7,456 Par: 71)
メキシコのナショナルオープンとして1944年にスタートし、63回目を迎える古い歴史を持つトーナメントであり、2000年以降は米欧の下部ツアーの大会として行われ、PGAツアーとして2回目の開催となります。
歴代優勝者には、リー・トレビノ(1973、1975)やベン・クレンショー(1981)ジェイ・ハース(1991)スチュワ-ト・シンク(1996、1999)などの名選手が名を連ねています。
優勝者には、2025年シーズンまでの2年間のシード権、フェデックスカップポイントが500ポイントが付与されます。
会場となるのはメキシコ西部、太平洋を臨むメキシコ有数のリゾート地であるプエルト・バジャルタにあるグレッグ・ノーマンがデザインしたヴィダンタ・バジャルタ。
全面シーショア・パスパラムで7,456ヤードと距離が長く、左右のドッグレッグと106個と数多くのバンカー、12ホールに絡む池、トランディションエリアが多く、そして海からの強風が特徴的なコースとなっています。ショットのクオリティが求められる大会と言えるでしょう。
【トーナメント・レコード】260(-24)
・トニー・フィナウ(2023年)
【コース・レコード】61(-10)
・ジョン・ラーム(2023年)
今大会は、2023年4月27日(木)~4月30(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
世界ランキング1位で連覇を目指すジョン・ラームを筆頭に、トニー・フィナウなどの実力者に加え、若手やPGAツアー初優勝を目指す選手が多く出場します。日本からはフルシード復帰を目指して小平智が出場します。
予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、6番からの上り4ホールを4連続バーディで終えるなど、ボギーフリーとなる8バーディ(63)でラウンドしたPGAツアー初優勝を目指すオースティン・スマザーマン。大会連覇を目指す世界ランキング1位のジョン・ラームは、6バーディ、2ボギー(67)でラウンドし、14位タイの好位置で初日を終えた。日本の小平智は、2バーディ、6ボギー(75)とスコアを4つ落とし、4オーバー・131位タイと大きく出遅れた。
予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、2度の3連続バーディを含む8バーディ、1ボギー(64)の通算13アンダーまでスコアを伸ばしたPGAツアー6勝目を目指すトニー・フィナウ。2位以下も混戦となる中、大会連覇を目指す世界ランキング1位のジョン・ラームは、1イーグル、5バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(68)と出入りの激しいプレーながらスコアを3つ伸ばし、通算7アンダー・12位タイで2日目を終えた。初日大きく出遅れた小平智だったが、ボギーフリーとなる1イーグル、5バーディと2日目のベストスコアタイとなる(64)をマーク、一気にスコアを7つ伸ばし、通算3アンダー・45位タイで予選を通過した。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | トニー・フィナウ | -19 | 65 |
T2 | ジョン・ラーム | -17 | 61 |
アクシャイ・バティア | -17 | 63 | |
4 | ブランドン・ウー | -16 | 67 |
5 | ウィル・ゴードン | -13 | 67 |
6 | オースティン・スマザーマン | -12 | 68 |
T7 | アンドリュー・パットナム | -11 | 69 |
エリック・コール | -11 | 69 | |
エリック・ファン・ロイエン | -11 | 72 | |
T10 | カーソン・ヤング | -10 | 65 |
ベン・テイラー | -10 | 66 | |
エミリアーノ・グリジョ | -10 | 67 | |
キャメロン・チャンプ | -10 | 69 | |
T46 | 小平 智 | -5 | 69 |
【詳細】
小平 智
5バーディ、3ボギー(69)
12時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温26.1℃、湿度61%、風速1.8m/s(南西)というコース・コンディションの中、73名による決勝ラウンド3日目が行われた。
単独トップで3日目を迎えたトニー・フィナウは、2打目をピンそば1.1mにつけた1番Par4でバーディを先行させると、1オン可能な7番Par4でもグリーン奥からのアプローチをよせてバーディ。更に3打目のアプローチを確実によせた12番Par5とグリーン左奥からのアプローチを直接決めた13番Par3、3打目のアプローチをよせた14番Par5で3連続バーディを奪うと、2打目をピンそば1.3mにつけバーディを奪った16番Par4後の17番Par3でアプローチをよせきれずボギーを叩いたものの、最終18番Par5で3打目のアプローチをよせてバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率76.92% (10/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パーオン時における平均パット(1.643)と安定したプレーで7バーディ、1ボギー(65)でラウンド、通算19アンダーまでスコアを伸ばし、単独トップをキープして3日目を終えた。
2打差の2位タイには、2度の3連続バーディを奪うなど、ボギーフリーとなる10バーディのコース・レコード(61)をマークした連覇を目指すジョン・ラームと1イーグル、8バーディ、2バーディ(63)でラウンドしたアクシャイ・バティアの2名が通算17アンダーで続いた。
2日目に(64)をマークして予選を通過した小平智は、出だしの10番Par4でティーショットを右サイドの池に打ち込みボギーとつまずいたものの、いくつかのチャンスを活かせずに迎えた14番Par5で3打目のアプローチをよせてバーディを奪うと、続く15番Par4でまたしてもティーショットを左サイドの池に打ち込みボギーとした直後の2オンに成功した18番Par5でバーディ。その後、折り返した1番Par4で3パットのボギーを叩いたものの、2打目をピンそば99cmにつけた3番Par4でバーディを奪うと、4.2mを決めた6番Par5と5.3mを決めた1オン可能な7番Par4で連続バーディを奪うなど、フェアウェイキープ率69.23% (9/13)、パーオン率72.22% (13/18)、パーオン時における平均パット(1.692)と数多くのチャンスを逃したものの、5バーディ、3ボギー(69)とスコアを2つ伸ばし、通算5アンダー・46位タイで3日目を終えた。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | トニー・フィナウ | -24 | 66 |
2 | ジョン・ラーム | -21 | 67 |
3 | ブランドン・ウー | -19 | 68 |
4 | アクシャイ・バティア | -18 | 70 |
T5 | エミリアーノ・グリジョ | -16 | 65 |
エリック・コール | -16 | 66 | |
オースティン・スマザーマン | -16 | 67 | |
T8 | キャメロン・チャンプ | -14 | 67 |
ベン・テイラー | -14 | 67 | |
T10 | パトリック・ロジャース | -13 | 64 |
アレハンドロ・トスティ | -13 | 64 | |
ハリー・ホール | -13 | 65 | |
ボー・ホスラー | -13 | 66 | |
ジョセフ・ブラムレット | -13 | 66 | |
T46 | 小平 智 | -5 | 69 |
【詳細】
小平 智
4バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(71)
12時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温25.6℃、湿度72%、風速3.1m/s(南西)というコース・コンディションの中、73名による決勝ラウンド最終日が行われた。
単独トップで最終日を迎えたトニー・フィナウは、出だしの1番Par4で3.6mのバーティパットを決めて幸先の良いスタートを切ると、3.6mを決めた5番Par3と2打目を確実によせた1オン可能な7番Par4でバーディ。更にティーショットを2.8mにつけた11番Par3とバンカーからの3打目を確実によせた14番Par5でもバーディを奪うなど、フェアウェイキープ率69.23% (9/13)、パーオン率66.67% (12/18)、パーオン時における平均パット(1.583)のボギーフリーとなる5バーディ(66)とスコアを5つ伸ばし、通算24アンダーで優勝、今季2勝目と共にPGAツアー6勝目を飾った。
トップと3打差の単独2位には、5バーディ、1ボギー(67)とスコアを4つ伸ばしたものの、大会連覇とは成らなかった世界ランキング1位のジョン・ラームが、通算21アンダーで続いた。
通算19アンダー・単独3位には、ブランドン・ウー、通算18アンダー・単独4位には、アクシャイ・バティアのPGAツアー初優勝を目指す2名が入った。
ビッグスコアで上位進出を目指した小平智だったが、12番からの3ホールでチャンスを活かせずに迎えた15番Par4で2打目を池に打ち込みダブルボギーを叩くと、続く16番Par4では3パットのボギー。前半から大きくスコアを崩すと、2打目を1.7mにつけた1番とそれぞれ4.7mと7.2mを決めた2番および3番のPar4での3連続バーディに加え、8.0mのバーディパットを決めた6番Par5でスコアを伸ばしたものの、8番Par4で3打目のアプローチをよせきれずボギーを叩くなど、フェアウェイキープ率61.54% (8/13)、パーオン率66.67% (12/18)、パーオン時における平均パット(1.750)の4バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(71)とスコアを伸ばせず、通算5アンダー・49位タイでトーナメントを終えた。
2023年5月
ウェルズ・ファーゴ・チャンピオンシップ
(Yardage: 7,538 Par: 71)
AT&Tバイロン・ネルソン
(Yardage: 7,414 Par: 71)
全米プロゴルフ選手権
(Yardage: 7,394 Par: 70)
チャールズ・シュワブ・チャレンジ
(Yardage: 7,209 Par: 70)
全米プロゴルフ選手権の翌週に行われる今大会は、1946年にスタートし、今回で75回目を迎える歴史のあるトーナメントであり、第1回大会から同じコースで開催され、メジャーを除く同一会場での開催は最長となります。(マスターズのオーガスタ・ナショナルがPGAツアー最長)
ゴルフ史上最高の1人とも言われるメジャー9勝を含むPGAツアー64勝のベン・ホーガンが2度の連覇を含む最多5勝(1946-47、1952-53、1959)を挙げていることでも知られ、2003年にはLPGAツアー72勝を誇るアニカ・ソレンスタムが女子プレーヤーとして51年ぶりの出場を果たし話題を集めました。
優勝者には、2025年シーズンまでの2年間のシード権、フェデックスカップポイントが500ポイントが付与されます。
会場となるのは、1936年に設立され、1941年の全米オープンと1991年の全米女子オープンの舞台となった歴史のあるコロニアル・カントリークラブ。
全長は比較的短いが、フェアウェイは狭く、左右から大きな木々がフェアウェイにまでせり出していてフェアウェイからでも空中のハザードがかかります。また、ストレートなホールが1つもなく、左右のドッグレッグと小さなグリーンのため、飛距離よりも正確なショットが求められ、ショットメーカーに有利な林間コースとなっています。
【コース・レコード】61
今大会は、2023年5月25日(木)~5月28(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーを筆頭に、マックス・ホーマなど前週行われた全米プロゴルフ選手権に出場した多くの実力者が参戦する強いフィールドとなっています。日本人選手の出場はありません。
予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、SG: Putting(4.247)とパッティングに冴えを見せ、コース・レコードに1打差に迫るボギーフリーとなる8バーディ(62)をマークしたPGAツアー初優勝を目指すハリー・ホール。3打差の単独2位には、6バーディ、1ボギー(65)でラウンドしたハリス・イングリッシュが、5アンダーで続いた。世界ランキング1位に返り咲いたスコッティ・シェフラーは、4バーディ、1ボギー(67)でラウンド、3アンダー・7位タイと上々の滑り出しを切った。
予選ラウンド2日目を終えて単独トップをキープしたのは、17番Par4からの4連続バーディを含む6バーディ、2ボギー(66)とスコアを4つ伸ばし、通算12アンダーでフィニッシュしたPGAツアー初優勝を目指すハリー・ホール。3打差の単独2位には、8番Par3でホールインワンを達成するなど、ボギーフリーとなる1ホールインワン、2バーディ(66)でラウンドしたハリス・イングリッシュが、通算9アンダーで続いた。世界ランキング1位に返り咲いたスコッティ・シェフラーは、ボギーフリーとなる3バーディ(67)でラウンド、通算6アンダー・7位タイ、大会連覇を目指すサム・バーンズは、通算3アンダー・19位タイで予選ラウンドを終えた。また、地元での優勝が期待されたジョーダン・スピースは予選落ちとなった。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | アダム・シェンク | -10 | 67 |
ハリー・ホール | -10 | 72 | |
3 | ハリス・イングリッシュ | -9 | 70 |
T4 | ジャスティン・サー | -6 | 66 |
エミリアーノ・グリジョ | -6 | 72 | |
T6 | ヴィクトル・ホブランド | -5 | 66 |
ケビン・ストリールマン | -5 | 68 | |
デビッド・リプスキー | -5 | 69 | |
アン・ビョンフン | -5 | 72 | |
T10 | ブライアン・ハーマン | -5 | 67 |
アーロン・ライ | -4 | 67 | |
ベン・マーティン | -4 | 68 | |
チャド・ラミー | -4 | 69 | |
アンドリュー・パットナム | -4 | 70 | |
スコッティ・シェフラー | -4 | 72 |
13時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温28.3℃、湿度45%、風速4.0m/s(南東)というコース・コンディションの中、72名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えてトップタイに並んだのは、ともにPGAツアー初優勝を目指すアダム・シェンクとハリー・ホールの2名。
ともに2.8mと1.9mを決めた1番Par5と2番Par4で連続バーディを奪う好スタートを切ったアダム・シェンクは、4番Par3でフリンジからのパットをよせきれずボギーを叩いたものの、6ホールをパーで通過し、迎えた11番Par5で3打目を18cmにつけタップインバーディを奪うと、最終18番Par4でも4.9mのバーディパットを決めるなど、フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パーオン時における平均パット(1.733)の安定したプレーで4バーディ、1ボギー(67)とスコアを3つ伸ばし、通算10アンダー・トップタイで3日目を終えた。
初日からトップを走るハリー・ホールは、出だしからティーショットが乱れる中、2打目をグリーンオーバーした6番と2打目を左サイドのレッドペナルティエリアに打ち込んだ7番のPar4でともに4オン2パットの連続ダブルボギーを叩き、大きくスコアを落としたものの、12番Par4でグリーン手前からのアプローチを直接決めてバーディを奪うと、17番Par4でも2.9mのバーディパットを決めるなど、フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率55.56% (10/18)、パーオン時における平均パット(1.800)とショットに精彩を欠き、2バーディ、2ダブルボギー(72)とスコアを2つ落としたものの、通算10アンダー・トップタイに踏み止まり3日目を終えた。
トップと1打差の単独3位には、初日から安定したプレーを続けているハリス・イングリッシュが、通算9アンダーで続いた。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | エミリアーノ・グリジョ | -8 | 68 |
2 | アダム・シェンク | -8 | 72 |
T3 | スコッティ・シェフラー | -7 | 67 |
ハリー・ホール | -7 | 73 | |
5 | ポール・ヘイリーII | -6 | 67 |
T6 | マイケル・キム | -5 | 67 |
リッキー・ファウラー | -5 | 67 | |
サム・バーンズ | -5 | 68 | |
T9 | マックス・ホーマ | -4 | 69 |
マーク・ハバード | -4 | 69 | |
ケビン・ストリールマン | -4 | 71 |
13時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温28.9℃、湿度52%、風速4.5m/s(南)というコース・コンディションの中、72名による決勝ラウンド最終日が行われた。
終盤まで縺れた展開となった最終日、プレーオフでの優勝争いを制したのは、2015年「Frys.com Open」以来、約7年7か月ぶりのPGAツアー2勝目を目指すエミリアーノ・グリジョ。
トップと4打差の4位タイからスタートしたエミリアーノ・グリジョは、1番Par5でバーディ、2番Par4でボギー、3番Par4でバーディ、4番Par3でボギーと出だしからバタついたスタートとなったものの、6番と7番のPar4でそれぞれ2.0m、2.8mを決めた連続バーディでリズムを掴むと、12番Par4と16番Par3でもそれぞれ5.3m、6.0mを決めてバーディ。その後、2打のリードを持って迎えた最終18番Par4でティーショットを右サイドのレッドペナルティエリアに打ち込むミスから4オン2パットと痛恨のダブルボギーを叩いたものの、フェアウェイキープ率50.00% (7/14)、パーオン率55.56% (10/18)、パーオン時における平均パット(1.400)の6バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(68)とスコアを2つ伸ばし、通算8アンダー・単独トップでフィニッシュ、クラブハウスリーダーとして後続を待つ展開の中、アダム・シェンクとのプレーオフに進んだ。
18番Par4で行われたプレーオフ1ホール目は、ともにバーディパットを決めきれずパー。16番Par3で行われたプレーオフ2ホール目、ティーショットがグリーン・オーバー、アプローチをピンそばによせたものの、バーディとは成らなかったアダム・シェンクに対して、右サイドの傾斜を利用したティーショットを1.4mにつけるスーパーショットからバーディパットを決めたエミリアーノ・グリジョが優勝、PGAツアー通算2勝を飾った。
トップタイでスタートしたアダム・シェンクは、6番Par4でグリーン手前からのアプローチをよせきれずボギーが先行すると、10番Par4と13番Par3でもアプローチをよせきれずボギーを叩き、スコアを落とす展開を強いられる中、16番Par3で2.5mを決めてバーディを奪うなど、フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率44.44% (8/18)、パーオン時における平均パット(1.875)の1バーディ、3ボギー(72)とスコアを2つ落としたものの、通算8アンダー・トップタイでフィニッシュ、エミリアーノ・グリジョとのプレーオフに進んだものの、優勝には届かず、PGAツアー初優勝は成らなかった。
トップと1打差の3位タイには、8番Par3でホールインワンを達成するなど、1ホールインワン、2バーディ、1ボギー(67)とスコアを3つ伸ばした世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーと初日からトップを走り続けながら、最終日2バーディ、5ボギー(73)とスコアを崩したハリー・ホールが、通算7アンダーで続いた。
連覇を目指したサム・バーンズは、通算5アンダー・6位タイで大会を終えた。
2023年6月
ザ・メモリアル・トーナメント
(Yardage: 7,571 Par: 72)
RBCカナディアン・オープン
(Yardage: 7,264 Par: 72)
全米オープン
(Yardage: 7,423 Par: 70)
トラベラーズ選手権
(Yardage: 6,852 Par: 70)
ロケット・モーゲージ・クラシック
(Yardage: 7,370 Par: 72)
2023年7月
ジョン・ディア・クラシック
(Yardage: 7,289 Par: 71)
1971年の初開催から今回で52回目を迎える歴史あるトーナメントであり、2013年には当時19歳のジョーダン・スピースがプレーオフを制してPGAツアー初優勝、2017年にはブライソン・デシャンボーがPGAツアー初優勝を飾り、後にトッププロへと羽ばたきました。
また、10位タイまでに入った無資格の上位3名に全英オープンの出場権が付与されます。
優勝者には、2025年シーズンまでの2年間のシード権、フェデックスカップポイントが500ポイントが付与されます。
会場となるのは、2000年にD.A.ウェイブリングによって設計され、同年から使用されているTPCディア・ラン。
適度な高低差がありながらも全体的にフラットなフェアウェイとアンジュレーションのあるグリーン、76個のバンカーと3ホールに絡む池で構成された林間コースです。正確なショットとパッティングがカギとなります。
今大会は、2023年7月6日(木)~7月9(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
トッププレーヤーが出場せず、それほど強くないフィールドの中、期待のツアールーキーやPGAツアー初優勝を目指す選手による熾烈な優勝争いが展開されるでしょう。日本勢では小平智と桂川有人、大西魁斗の3名が出場します。
予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、2イーグル、6バーディ、1ボギー(62)の9アンダーをマークしたPGAツアー4勝目を目指すヨナス・ブリクスト。2打差の単独2位には、1イーグル、6バーディ、1ボギー(64)でラウンドしたグレイソン・マレーが続いた。2週連続出場で上位進出がシード権獲得に向けて最低条件となる小平智は、5バーディ、1ボギー(67)でラウンドし、4アンダー・14位タイとまずまずのスタートを切った。同じく日本勢の桂川有人と大西魁斗は、ともに1オーバー・115位タイで初日を終えた。
予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、8バーディ、1ボギー(64)とスコアを7つ伸ばし、通算13アンダーでフィニッシュしたキャメロン・ヤング。2打差の2位タイには、アダム・シェンクとガリック・ヒーゴ、ブレンドン・トッドの3名が、通算11アンダーで続いた。日本勢は、桂川有人がボギーフリーとなる8バーディ(63)をマークし、通算7アンダー・18位タイに浮上、上位進出が期待された小平智は、3バーディ、1ボギー(69)とスコアを2つ伸ばしたものの、通算6アンダー・29位タイに後退、大西魁斗は、2オーバーで予選落ちとなった。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | ブレンドン・トッド | -16 | 66 |
T2 | アレックス・スモーリー | -15 | 62 |
デニー・マッカーシー | -15 | 66 | |
アダム・シェンク | -15 | 67 | |
5 | ピーター・クエスト | -14 | 65 |
T6 | ヨナス・ブリクスト | -13 | 65 |
クリス・カーク | -13 | 66 | |
J.T.ポストン | -13 | 65 | |
ルーカス・グローバー | -13 | 66 | |
ケビン・ロイ | -13 | 68 | |
マーク・ハバート | -13 | 67 | |
ウィリアム・モウ | -13 | 68 | |
キャメロン・ヤング | -13 | 71 | |
T23 | 桂川 有人 | -10 | 68 |
T47 | 小平 智 | -7 | 70 |
【詳細】
桂川 有人
5バーディ、2ボギー(68)
小平 智
5バーディ、4ボギー(70)
13時00分時点での天候は晴れ、気温23.9℃、湿度56%、風速4.9m/s(北西)というコース・コンディションの中、69名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、2019年「Mayakoba Golf Classic」以来、約3年7か月ぶりのPGAツアー4勝目を目指すブレンドン・トッド。
2番Par5で7.9mのイーグルパットを決めてトップに並んだブレンドン・トッドは、その後の10ホールをパーで通過するなど、スコアを伸ばせない展開が続く中、13番Par4で2.0mのバーディパットを決めてトップと1打差まで詰め寄ると、15番Par4と16番Par3でそれぞれ5.3m、13.9mを決めた連続バーディで単独トップに躍り出るなど、後半スコアを伸ばし、フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パーオン時における平均パット(1.690)の1イーグル、3バーディ(66)でラウンド、通算16アンダー・単独トップで3日目を終えた。
トップと1打差の2位タイには、3日目のベストスコアをとなる1イーグル、7バーディ(62)でラウンドしたアレックス・スモーリーら3名が、通算15アンダーで続いた。
更にトップと5打差の中に22名がひしめく大混戦となった3日目を終えた時点で、2日目に大きくジャンプアップした桂川有人が、3日目も5バーディ、2ボギー(68)とスコアを3つ伸ばし、通算10アンダー・23位タイ、小平智も5バーディ、4ボギー(70)でラウンドし、通算7アンダー・47位タイにつけた。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | セップ・ストラカ | -21 | 62 |
T2 | ブレンドン・トッド | -19 | 68 |
アレックス・スモーリー | -19 | 67 | |
T4 | ラドビグ・アバーグ | -18 | 63 |
アダム・シェンク | -18 | 68 | |
T6 | グレイソン・マレー | -16 | 65 |
ケビン・ユ | -16 | 66 | |
キャメロン・ヤング | -16 | 68 | |
マーク・ハバート | -16 | 68 | |
ルーカス・グローバー | -16 | 68 | |
J.T.ポストン | -16 | 68 | |
デニー・マッカーシー | -16 | 70 | |
T26 | 桂川 有人 | -12 | 69 |
T57 | 小平 智 | -7 | 71 |
【詳細】
桂川 有人
4バーディ、2ボギー(69)
小平 智
1バーディ、1ボギー(71)
13時00分時点での天候は晴れ、気温27.2℃、湿度38%、風速3.6m/s(北西)というコース・コンディションの中、69名による決勝ラウンド最終日が行われた。
最終日のベストスコアで一気に大混戦を抜け出し、ハイスコアとなった今大会を制したのは、PGAツアー2勝目を目指すセップ・ストラカ。
2打目を1.7mにつけた1番Par4と6.2mのイーグルパットを決めた2番Par5の2ホールでスコアを3つ伸ばしたセップ・ストラカは、4番Par4で2.6mのバーディパットを決めると、2打目を69cmにつけた6番Par4と8.9mを決めた7番Par3でも連続バーディ。更に9番Par4でも12.2mを決めるなど、前半から大きくスコアを伸ばすと、11番Par4と12番Par3、13番と14番のPar4でそれぞれ2.2m、4.2m、2.8m、1.4mを決めた4連続バーディで単独トップに躍り出る。その後、50台での優勝が見えた中で迎えた最終18番Par4で2打目を池に打ち込むミスからダブルボギーを叩いたものの、フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パーオン時における平均パット(1.380)と素晴らしいプレーで1イーグル、9バーディ、1ダブルボギー(62)でラウンド、スコアを9つ伸ばし、通算21アンダーで優勝、PGAツアー2勝目を飾った。
上位進出が期待された桂川有人と小平智だったが、ともに2アンダー(69)、イーブンパー(71)と大きくスコアを伸ばせず、それぞれ12アンダー・通算26位タイ、通算7アンダー・57位タイで大会を終えた。
バーバソル・チャンピオンシップ
(Yardage: 7,328 Par: 72)
2015年にスタートしたケンタッキー州で唯一行われるPGAツアーであり、今回で8回目の開催と歴史の浅い今大会は、レギュラーシーズンの終盤戦に開催されることが多く、来季シード権のボーダーとなる125位以内をめぐり、ポイントランキング下位の選手も含めた熾烈な戦いが繰り広げられます。
また、5位タイまでに入った無資格の上位1名に全英オープンの出場権が付与されます。
優勝者には、2025年シーズンまでの2年間のシード権とフェデックスカップポイント300ポイント、2024年「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」「ザ・プレーヤーズ選手権」「全米プロゴルフ選手権」の出場権が付与されます。
また、DPワールドツアーメンバーおよび非会員には、PGAツアーの2024年シーズンのシード権とフェデックスカップポイント300ポイント、DPワールドツアーの2025年シーズンまでの2年間のシード権とDPワールドツアーランキングポイント710ポイントが付与されます。
会場となるのは、1987年にアーサー・ヒルズによって設計され、同年にオープンし、2018年から大会を開催しているキーン・トレース・ゴルフクラブのチャンピオンコース。
フラットなフェアウェイと大きなグリーンはベントグラス、ラフはベントグラスとフェスキュー、76個のバンカーと6ホールに絡む池で構成されたコースは、正確なショットとパッティングがカギとなります。
今大会は2023年7月13日(木)~7月16(日)にかけて熱戦が繰り広げられる。
シード権のボーダーライン上の選手たちが数多く参戦するトッププレーヤー不在の強くないフィールドの中、フルシード復帰を狙う小平智、DPワールドツアーから久常涼や川村昌弘、今田竜二の日本勢4名が出場します。
予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、1イーグル、8バーディ、1ボギー(63)の9アンダーをマークしたPGAツアー5勝目を目指すルーカス・グローバー。1打差の2位タイには、2度の4連続バーディを記録したライアン・アーマーとボギーフリーでラウンドしたライアン・ムーアが続いた。DPワールドツアーから出場している川村昌弘が3アンダー・38位タイ、久常涼が2アンダー・59位タイで初日を終えた一方、今田竜二は2オーバー・127位タイ、小平智は3オーバー・136位タイと大きく出遅れた。
予選ラウンド2日目を終えて、5バーディ、1ボギー(68)とスコアを4つ伸ばしたルーカス・グローバーが、トップを維持して2日目を終えた。2位以下も混戦でトップと5打差の中に23名がひしめいています。DPワールドツアーから出場している川村昌弘が6アンダー・30位タイ、久常涼が5アンダー・41位タイで予選を通過した一方、小平智と今田竜二が予選落ちとなりました。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | トレバー・コーン | -17 | 63 |
T2 | ルーカス・グローバー | -16 | 69 |
ビンセント・ノーマン | -16 | 67 | |
4 | エイドリアン・サディエル | -15 | 67 |
T5 | ネーサン・キムジー | -14 | 67 |
ジェイデン・シャーパー | -14 | 68 | |
T7 | アレクサンダー・レヴィー | -13 | 66 |
マーカス・キンフルト | -13 | 67 | |
ダビド・ラベット | -13 | 67 | |
テイラー・ペンドリス | -13 | 68 | |
グレイソン・マレー | -13 | 63 | |
ルイ・デ・イェーガー | -13 | 69 | |
ダニエル・ブラウン | -13 | 70 | |
T23 | 川村 昌弘 | -10 | 68 |
T49 | 久常 涼 | -6 | 71 |
【詳細】
川村 昌弘
5バーディ、1ボギー(68)
久常 涼
4バーディ、3ボギー(71)
12時00分時点での天候は雷雨、気温26.1℃、湿度80%、風速2.2m/s(南西)というコース・コンディションの中、67名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、PGAツアー初優勝を目指すトレバー・コーン。
2番Par3および3番と4番のPar4でそれぞれ3.1m、2.9m、4.4mを決めて3連続バーディの好スタートを切ったトレバー・コーンは、2打目を1.7mにつけた6番Par4でバーディを奪うと、2.0mを決めた8番と2オンに成功した11番のPar5でもバーディ。更にティーショットを1.3mにつけた14番Par3と2オンに成功した15番Par5でも連続バーディを奪うと、最終18番Par4でも2.1mのバーディパットを決めるなど、フェアウェイキープ率28.57% (4/14)ながら、パーオン率83.33% (15/18)、パーオン時における平均パット(1.530)とセカンドショット以降に冴えを見せ、ボギーフリーとなる9バーディ(63)をマーク、通算17アンダー・単独トップに躍り出た。
トップと1打差の2位タイには、PGAツアー5勝目を目指すルーカス・グローバーとPGAツアー初優勝を目指すビンセント・ノーマンが、通算16アンダーで続いた。
DPワールドツアーから出場している川村昌弘が、スコアを4つ伸ばし、通算10アンダー・23位タイ、久常涼が、通算6アンダー・49位タイで3日目を終えた。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ビンセント・ノーマン | -22 | 66 |
2 | ネーサン・キムジー | -22 | 64 |
T3 | エイドリアン・サディエル | -21 | 66 |
トレバー・コーン | -21 | 68 | |
5 | ルーカス・グローバー | -20 | 68 |
6 | テイラー・ペンドリス | -19 | 66 |
T7 | ダニエル・ブラウン | -18 | 67 |
グレイソン・マレー | -18 | 67 | |
T9 | アクシャイ・バティア | -17 | 65 |
川村 昌弘 | -17 | 65 | |
ドグ・レッドマン | -17 | 67 | |
ダビド・ラベット | -17 | 68 | |
アレクサンダー・レヴィー | -17 | 68 | |
T58 | 久常 涼 | -7 | 71 |
【詳細】
川村 昌弘
1イーグル、5バーディ(65)
久常 涼
4バーディ、3ボギー(71)
14時00分時点での天候は晴れ、気温29.4℃、湿度44%、風速3.6m/s(北西)というコース・コンディションの中、67名による決勝ラウンド最終日が行われた。
ハイスコアによる大混戦となった最終日、プレーオフでの優勝争いを制したのは、ツアールーキーでPGAツアー初優勝を目指すビンセント・ノーマン。
出だしの1番Par4で2.9mのバーディパットを決めて幸先の良いスタートを切ったビンセント・ノーマンは、フリンジからの7.0mを決めた4番Par4と2オンに成功した5番Par5で連続バーディを奪うと、3.3mを決めた7番Par4とアプローチをよせた8番Par5、5.0mを決めた9番Par3で3連続バーディ。その後の5ホールでスコアを伸ばせずに迎えた15番Par5でのバーディで単独トップに躍り出ると、最終18番Par4でティーショットのミスからボギーを叩いたものの、フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率72.22% (13/18)、SG: PUTTING(1.42)と安定したプレーで7バーディ、1ボギー(66)でラウンド、通算22アンダー・トップタイでフィニッシュし、ネーサン・キムジーとのプレーオフに持ち込んだ。
18番Par4で行われたプレーオフ1ホール目、お互いにティーショットから2打目と乱れる中、3打目のアプローチを確実によせてパーセーブに成功したビンセント・ノーマンが、4.7mのパーパットを外したネーサン・キムジーを退け、PGAツアー初優勝を飾った。
最終日、1イーグル、6バーディ(64)とスコアを8つ伸ばし、通算22アンダー・単独トップでフィニッシュしたネーサン・キムジーは、クラブハウスリーダーとして後続を待つ展開の中、ビンセント・ノーマンとのプレーオフに進んだものの、優勝には手が届かなかった。
DPワールドツアーから出場している川村昌弘は、グリーン手前からの7.7mを決めた2番Par3と8.8mを決めた3番Par4で連続バーディを奪うと、1.9mを決めた8番と2オンに成功した11番のPar5でもバーディ。更に15番Par5で2.6mのイーグルパットを決めると、17番Par4でも2.8mのバーディパットを決めるなど、ボギーフリーとなる1イーグル、5バーディ(65)でラウンド、通算17アンダー・9位タイでフィニッシュし、次週のバラクーダ・チャンピオンシップへの出場権を獲得した。同じくDPワールドツアーから出場している久常涼は、4バーディ、3ボギー(71)とスコアを1つしか伸ばせず、通算7アンダー・58位タイで大会を終えた。
ジェネシス・スコティッシュ・オープン
(Yardage: 7,237 Par: 70)
バラクーダ・チャンピオンシップ
(Yardage: 7,480 Par: 71)
1999年の初開催から今回で25回目を迎える今大会は、全英オープンと同週に行われるため、トップ選手が不在の中、来シーズンのシード権を争う選手たちによって激しい戦いが行われることで知られており、2012年大会から通常のストロークプレーとは異なり、ポイント制で争われるため、より積極的なプレーが展開されます。
2006年には、日本の宮里優作が1ラウンドで2度のホールインワンを決め(PGAツアー史上2人目の快挙)2019年には、PGAツアールーキーのコリン・モリカワが、プロデビュー6戦目で初優勝を飾り、その後の大活躍に繋がった大会としても知られています。
PGAツアー優勝者には、2025年シーズンまでの2年間のシード権とフェデックスカップポイント300ポイント、2024年「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」「ザ・プレーヤーズ選手権」「全米プロゴルフ選手権」の出場権が付与されます。
また、DPワールドツアーメンバーおよび非会員には、PGAツアーの2024年シーズンのシード権とフェデックスカップポイント300ポイント、DPワールドツアーの2025年シーズンまでの2年間のシード権とDPワールドツアーランキングポイント710ポイントが付与されます。
今大会は、PGAツアーで唯一、それぞれのスコアをポイントに換算し、その合計ポイントで順位が争われるモディファイド・ステーブルフォード方式で行われます。
【各ポイント】
・ダブルイーグル:+8
・イーグル:+5
・バーディ:+2
・パー:±0
・ボギー:-1
・ダブルボギー以上:-3
※ダブルボギー以上が確定した場合、そのホールのプレーをやめて、次のホールに移動できます。
会場となるのは、2004年に帝王ジャック・ニクラスによって設計され、同年にオープンしたタホ・マウンテン・クラブのオールド・グリーンウッドであり、2020年から使用されています。
森林と牧草地にあるシエラネバダ山脈に囲まれた海抜1,829mの高地に位置し、比較的フラットなフェアウェイと小さめなグリーン、95個にも及ぶ数多くのバンカーと6つの池が絡む木々に囲まれた林間コースとなっています。また、通常より10%近く距離が出るのも特徴の1つとなります。
今大会は2023年7月20日(木)~7月23(日)にかけて熱戦が繰り広げられる。
同週に行われる全英オープンに世界トップランカーが出場するため、来期のシード権を競う選手による混戦のフィールドとなる中、フルシード復帰を狙う小平智、DPワールドツアーから久常涼や川村昌弘の日本勢3名が出場します。
予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、3つあるPar5すべてでイーグルを奪うなど、3イーグル、5バーディ、2ボギー(60)でラウンドし、2位に5ポイントの差をつける+23ポイントを獲得したノ・スンヨル。単独2位には、3番Par3でホールインワンを達成するなど+17ポイントを獲得したボー・ホスラーが続いた。フルシード復帰を狙う小平智、DPワールドツアーから出場している久常涼と川村昌弘は、いずれも+1ポイントしか獲得できず、112位タイと大きく出遅れた。
予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、ボギーフリーとなる7バーディ(64)の14ポイントを獲得し、通算30ポイントとしたライアン・ジェラルド。単独2位には、通算26ポイントのパトリック・ロジャース、単独3位には、2週連続優勝を目指すビンセント・ノーマンが続いた。初日112位タイと出遅れたDPワールドツアーから出場している久常涼が、1イーグル、6バーディ、1ボギー(64)でラウンドし、通算17ポイントで15位タイに急浮上する中、川村昌弘は、通算3ポイントの113位タイ、小平智は、通算-3ポイントの146位タイでともに予選落ちとなった。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | パトリック・ロジャース | +34 | +8 |
2 | ライアン・ ジェラール | +33 | +3 |
3 | アクシャイ・バティア | +31 | +17 |
4 | ボー・ホスラー | +30 | +8 |
5 | ジョエル・ダーメン | +29 | +16 |
6 | キャメロン・チャンプ | +28 | +8 |
T7 | マーティン・トレーナー | +27 | +14 |
ジェームス・モリソン | +27 | +8 | |
ジェームス・ハーン | +27 | +8 | |
T10 | リコ・ホーイ | +26 | +14 |
ネイサン・キムジー | +26 | +13 | |
ヨハネス・バーマン | +26 | +13 | |
T17 | 久常 涼 | +23 | +6 |
【詳細】
久常 涼
4バーディ、2ボギー(69)
12時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温28.9℃、湿度20%、風速1.8m/s(南西)というコース・コンディションの中、66名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、PGAツアー初優勝を目指すパトリック・ロジャース。
単独2位でスタートしたパトリック・ロジャースは、5番Par4と6番Par5で連続ボギー、2打目を池に打ち込んだ10番Par4でダブルボギーを叩いたものの、2打目をピンそばにつけた12番Par5でのイーグルと4つのバーディを奪うなど、フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率は77.78% (14/18)、パーオン時における平均パット(1.79)の1イーグル、4バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(69)ながら、3日目も8ポイント伸ばし、通算34ポイントで単独トップに躍り出た。
1ポイント差の単独2位には、単独トップでスタートしたものの、3バーディ、3ボギー(71)と3ポイントしか獲得できなかったライアン・ジェラールが、通算33ポイントで続いた。
大混戦となる中、日本勢で唯一予選を通過した久常涼は、4バーディ、2ボギー(69)の6ポイントを加算し、通算23ポイントの17位タイで3日目を終えた。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | アクシャイ・バティア | +40 | +9 |
2 | パトリック・ロジャース | +40 | +6 |
T3 | ジュリアン・ガリエ | +37 | +20 |
イェンス・ダントルプ | +37 | +15 | |
5 | ライアン・ジェラール | +36 | +3 |
T6 | チェッソン・ハドリー | +35 | +14 |
エリック・ファン・ロイエン | +35 | +14 | |
ジェームス・ハーン | +35 | +8 | |
ボー・ホスラー | +35 | +5 | |
T10 | ショーン・クロッカー | +34 | +15 |
セバスティアン・ソーデルベリ | +34 | +14 | |
JC.リッチー | +34 | +13 | |
J.J.スポーン | +34 | +13 | |
久常 涼 | +34 | +11 | |
マーク・ハバート | +34 | +11 | |
ジョエル・ダーメン | +34 | +5 |
【詳細】
久常 涼
7バーディ、3ボギー(67)
12時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温27.8℃、湿度24%、風速3.6m/s(南西)というコース・コンディションの中、66名による決勝ラウンド最終日が行われた。
プレーオフまで縺れた争いを制したのは、PGAツアー初優勝を目指すアクシャイ・バティア。
トップと3ポイント差の単独3位からスタートしたアクシャイ・バティアは、5番Par4でダブルボギーを叩くなど、序盤からポイントを落とす展開を強いられたものの、8番と9番のPar4で連続バーディを奪うと最終18番Par4でトップを捉え、通算40ポイントを獲得してフィニッシュ。クラブハウスリーダーとして後続を待つ展開の中、パトリック・ロジャースとのプレーオフに進んだ。
18番Par4で行われたプレーオフ1ホール目、ティーショットがディボットに入る不運から2打目でグリーンを捉えられず、パーパットも外してボギーを叩いたパトリック・ロジャースに対して、2打目で確実にグリーンを捉えたアクシャイ・バティアが、パーでホールアウトし、PGAツアー初優勝を飾った。
これにより、スペシャル・テンポラリー・メンバーだったアクシャイ・バティアは、PGAツアーメンバーの資格を取得するとともに、2025年シーズンまでの2年間のシード権も獲得した。更に同時開催となった全英オープンで優勝したブライアン・ハーマンと同じ日のレフティーでの優勝者は、史上初の出来事であった。
単独トップで最終日を迎え、14番Par4を終えた時点で2位以下に4ポイントの差をつけながら追いつかれたパトリック・ロジャースは、アクシャイ・バティアとのプレーオフに敗れ、PGAツアー初優勝は成らなかった。
日本勢で唯一予選を通過した久常涼は、最終日も7バーディ、3ボギー(67)の11ポイントを加算し、通算34ポイントの10位タイでフィニッシュする活躍を見せた。
全英オープン
(Yardage: 7,383 Par: 71)
3Mオープン
(Yardage: 7,431 Par: 71)
2023年8月
ウィンダム・チャンピオンシップ
(Yardage: 7,131 Par: 70)
フェデックス・セントジュード・チャンピオンシップ
(Yardage: 7,243 Par: 70)
BMWチャンピオンシップ
(Yardage: 7,366 Par: 70)
ツアーチャンピオンシップ
(Yardage: 7,346 Par: 70)
2023年9月
フォーティネット・チャンピオンシップ(2023年)
(Yardage: 7,123 Par: 72)
ライダー・カップ
(Yardage: 7,181 Par: 71)
アメリカツアー(アメリカ国内生まれ、なおかつアメリカPGAツアーに登録しているメンバー)とヨーロピアンツアーの代表選手(ヨーロッパ各国で生まれ、なおかつヨーロピアンツアーに登録しているメンバー)による対抗戦として、2年に1度、奇数年に行われる団体戦の大会であり、1927年に第1回大会が開催され、今回で44回目を迎えます。
過去の対戦成績は、アメリカツアーが26勝、ヨーロピアンツアーが14勝、2つの引き分けとアメリカツアーがリードしていますが、2000年以降はヨーロピアンツアーが2度の3連覇を含む7勝2敗と大きく勝ち越しています。
2021年の前回大会は、アメリカツアーが制しています。
各チームは、12名の代表選手と1名のキャプテン、5名のアシスタント・キャプテンで構成され、1日目と2日目は、午前のセッションで〈FOURSOMES〉午後のセッションで〈FOUR-BALL〉3日目は〈SINGLES〉で勝敗を決める3日間競技となっています。
〈FOUR-BALL〉方式
・二人がそれぞれ自分のボールでプレーし、各ホールで成績の良い方のスコアを採用。
〈FOURSOMES〉方式
・1つのボールを同じチームの二人が交互にショットを行い、プレーします。
〈SINGLES〉方式
・マッチプレーによる個人戦。
有名な建築家ジム・ファジオが設計したマルコ・シモーネ・ゴルフ&カントリークラブは、2023年9月に行われるライダー・カップを開催するためにトム・ファジオ2世とヨーロピアン・ゴルフ・デザインによって改修が行われました。
2023年9月29日(金)~10月1日(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
※勝者:赤色表示 引き分け:青色表示
1日目(FOURSOMES & FOUR-BALL)
〈チーム合計〉
ポイント | チーム名 | ポイント | |
6.5 | ヨーロッパ選抜 | アメリカ選抜 | 1.5 |
〈各組の結果〉FOURSOMES
選手 | 結果 | 選手 |
J.ラーム T.ハットン |
4 & 3 | S.シェフラー S.バーンズ |
V.ホブランド L.アバーグ |
4 & 3 | M.ホーマ B.ハーマン |
S.ローリー S.ストラカ |
2 & 1 | R.ファウラー C.モリカワ |
R.マキロイ T.フリートウッド |
2 & 1 | X.シャウフェレ P.キャントレー |
〈各組の結果〉FOUR-BALL
選手 | 結果 | 選手 |
V.ホブランド T.ハットン |
TIED | J.トーマス J.スピース |
J.ラーム N.ホイガード |
TIED | S.シェフラー B.ケプカ |
R.マッキンタイア J.ローズ |
TIED | M.ホーマ W.クラーク |
R.マキロイ M.フィッツパトリック |
5 & 3 | C.モリカワ X.シャウフェレ |
午前にFOURSOME、午後からSFOUR-BALLによる合計8試合が行われ、ヨーロッパ選抜が5勝3分けで6.5ポイント獲得し、3分け5敗で1.5ポイントとスタートで出遅れたアメリカ選抜に対して、5ポイントリードして初日を終えた。
2日目(FOURSOMES & FOUR-BALL)
〈チーム合計〉
ポイント | チーム名 | ポイント | |
10.5 | ヨーロッパ選抜 | アメリカ選抜 | 5.5 |
〈各組の結果〉FOURSOMES
選手 | 結果 | 選手 |
R.マキロイ T.フリートウッド |
2 & 1 | J.トーマス J.スピース |
V.ホブランド L.アバーグ |
9 & 7 | S.シェフラー B.ケプカ |
S.ローリー S.ストラカ |
4 & 2 | M.ホーマ B.ハーマン |
J.ラーム T.ハットン |
2 & 1 | P.キャントレー X.シャウフェレ |
〈各組の結果〉FOUR-BALL
選手 | 結果 | 選手 |
V.ホブランド L.アバーグ |
4 & 3 | S.バーンズ C.モリカワ |
T.フリートウッド N.ホイガード |
2 & 1 | M.ホーマ B.ハーマン |
J.ローズ R.マッキンタイア |
3 & 2 | J.トーマス J.スピース |
M.フィッツパトリック R.マキロイ |
1 UP | P.キャントレー W.クラーク |
初日同様、午前にFOURSOME、午後からSFOUR-BALLによる合計8試合が行われ、ヨーロッパ選抜とアメリカ選抜ともに4.0ポイント獲得し、初日からのリードを維持したヨーロッパ選抜が最終日のシングルス戦に余裕をもって向かうこととなった。
最終日(SINGLES)
〈チーム合計〉
ポイント | チーム名 | ポイント | |
16.5 | ヨーロッパ選抜 | アメリカ選抜 | 11.5 |
〈各組の結果〉SINGLES
選手 | 結果 | 選手 |
J.ラーム | TIED | S.シェフラー |
V.ホブランド | 4 & 3 | C.モリカワ |
J.ローズ | 2 & 1 | P.キャントレー |
R.マキロイ | 3 & 1 | S.バーンズ |
M.フィッツパトリック | 1 UP | M.ホーマ |
T.ハットン | 3 & 2 | B.ハーマン |
L.アバーグ | 3 & 2 | B.ケプカ |
S.ストラカ | 2 UP | J.トーマス |
N.ホイガード | 3 & 2 | X.シャウフェレ |
S.ローリー | TIED | J.スピース |
T.フリートウッド | 3 & 1 | R.ファウラー |
R.マッキンタイア | 2 & 1 | W.クラーク |
最終日は、それぞれ12名の選手によるシングルスでのマッチプレーが行われ、5勝5敗2分けとお互いに譲らず、3日間の合計ポイントでヨーロッパ選抜がアメリカ選抜を破り、通算対戦成績を15勝26敗2引き分けとした。
2023年10月
サンダーソン・ファームズ・チャンピオンシップ(2023年)
(Yardage: 7,461 Par: 72)
シュライナーズ・チルドレンズ・オープン(2023年)
(Yardage: 7,255 Par: 71)
ZOZOチャンピオンシップ(2023年)
(Yardage: 7,079 Par: 70)
2023年11月
ワールド・ワイド・テクノロジー・チャンピオンシップ(2023年)
(Yardage: 7,452 Par: 72)
バターフィールド・バミューダ・チャンピオンシップ(2023年)
(Yardage: 6,828 Par: 71)
ザ・RSMクラシック(2023年)
①(Yardage: 7,005 Par: 70)
②(Yardage: 7,060 Par: 72)
ヒーロー・ワールドチャレンジ(2023年)
(Yardage: 7,449 Par: 72)
1999年に第1回大会が開催され、24回目を迎える今大会は、タイガー・ウッズ主催のPGAツアー非公認の招待イベントであり、前回大会優勝者やメジャーチャンピオン、世界ランキングの上位選手、主催者推薦を中心に20名が招待されます。
PGAツアー非公認の大会であるため、FEDEXCUP POINTSは付与されないものの、2009年からはWGRポイントが加算されることになりました。
2010年にアーニー・エルスによって設計されたコースは、小さいグリーンと52個ものバンカー、そしてペナルティエリアがあり、砂漠の特徴を活かした風光明媚でチャレンジングな全面バミューダ・グラスの18ホールとなっています。
今大会は2023年11月30日(木)~12月3(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
3連覇を目指すヴィクトル・ホブランドを筆頭に世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーや同3位のジョン・ラームなど、世界トップ選手20名が出場するエリートフィールドとなっています。2017年大会を制した松山英樹は不出場となりました。
1日目
首位 | ブライアン・ハーマン | -5 | 67 |
トニー・フィナウ | -5 | 67 | |
3 | ジョーダン・スピース | -4 | 68 |
T4 | キャメロン・ヤング | -3 | 69 |
スコッティ・シェフラー | -3 | 69 | |
コリン・モリカワ | -3 | 69 | |
マックス・ホーマ | -3 | 69 | |
T8 | マシュー・フィッツパトリック | -2 | 70 |
ジャスティン・トーマス | -2 | 70 | |
T10 | ルーカス・グローバー | -1 | 71 |
サム・バーンズ | -1 | 71 | |
ジェイソン・デイ | -1 | 71 | |
T13 | セップ・ストラカ | E | 72 |
キーガン・ブラッドリー | E | 72 | |
ジャスティン・ローズ | E | 72 | |
16 | ヴィクトル・ホブランド | +1 | 73 |
17 | リッキー・ファウラー | +2 | 74 |
18 | タイガー・ウッズ | +3 | 75 |
19 | ウィンダム・クラーク | +4 | 76 |
20 | ウィル・ザラトリス | +9 | 81 |
16時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温26.1℃、湿度68%、風速5.4m/s(東)というコース・コンディションの中、20名による1日目が行われた。
1日目を終えてトップタイに並んだのは、今季の全英オープンを制したブライアン・ハーマンと今季2勝のトニー・フィナウ。
グリーン奥から直接決めた3番Par5と2.2mを決めた7番Par4、2.7mを決めた10番Par4でバーディを奪ったブライアン・ハーマンは、3.5mを決めた13番と1.5mにつけた14番のPar4、3打目を1.0mにつけた15番Par5で3連続バーディを奪うと、最終18番Par4でボギーとショットの出来は良くなかったものの、6バーディ、1ボギー(67)でラウンド、5アンダー・トップタイで1日目を終えた。
2打目を81cmにつけた1番Par4と2オンに成功した3番Par5でバーディを先行させたトニー・フィナウは、ピンチが続く中、折り返した10番Par4でアプローチをよせきれずボギーを叩いたものの、2オンに成功した11番Par5とグリーン手前からのアプローチを直接決めた12番Par3で連続バーディを奪うと、14番Par4と15番Par5でもそれぞれ3.1m、3.6mを決めて連続バーディを奪うなど、6バーディ、1ボギー(67)でラウンド、5アンダー・トップタイで1日目を終えた。
大会の主催者でもあるタイガー・ウッズは、4バーディ、5ボギー、1ダブルボギー(75)とスコアを崩し、3オーバー・18位で初日を終えた。
2日目
首位 | スコッティ・シェフラー | -9 | 66 |
ジョーダン・スピース | -9 | 67 | |
3 | ブライアン・ハーマン | -8 | 69 |
4 | ジャスティン・トーマス | -7 | 67 |
T5 | マシュー・フィッツパトリック | -6 | 68 |
コリン・モリカワ | -6 | 69 | |
トニー・フィナウ | -6 | 71 | |
8 | セップ・ストラカ | -5 | 67 |
T9 | ジェイソン・デイ | -4 | 69 |
キャメロン・ヤング | -4 | 71 | |
T11 | ルーカス・グローバー | -2 | 71 |
マックス・ホーマ | -2 | 73 | |
13 | ジャスティン・ローズ | -1 | 71 |
14 | リッキー・ファウラー | E | 70 |
15 | タイガー・ウッズ | +1 | 70 |
T16 | ヴィクトル・ホブランド | +2 | 73 |
キーガン・ブラッドリー | +2 | 74 | |
18 | サム・バーンズ | +3 | 76 |
T19 | ウィンダム・クラーク | +5 | 73 |
ウィル・ザラトリス | +5 | 68 |
14時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温27.8℃、湿度77%、風速5.4m/s(南東)というコース・コンディションの中、20名による2日目が行われた。
2日目を終えてトップタイに並んだのは、世界ランキング1位で今季2勝のスコッティ・シェフラーと今季は2位が1回に終わったジョーダン・スピース。
3.0mを決めた2番Par3とイーグルチャンスにつけた3番Par5で連続バーディを奪うスタートを切ったスコッティ・シェフラーは、1オン可能な7番Par4でバーディを奪った直後の8番Par3でアプローチのミスからボギーを叩いたものの、2.1mを決めた11番Par5でバーディを奪うと、2.1mを決めた13番とアプローチをよせた14番のPar4、2オンに成功した15番Par5で3連続バーディ。更に17番Par3で6.1mを決めてバーディを奪うと、2打目をミスした最終18番Par4でボギーを叩いたものの、8バーディ、2ボギー(66)でラウンド、通算9アンダー・トップタイで2日目を終えた。
出だしの1番Par4で6.0mを決めてバーディ先行のスタートを切ったジョーダン・スピースは、2打目を1.3mにつけた7番Par4と3打目のアプローチをよせた9番Par5でもバーディを奪うと、2打目を1.8mにつけた14番Par4と2オンに成功した15番Par5でも連続バーディを奪うなど、ボギーフリーとなる5バーディ(67)でラウンド、通算9アンダー・トップタイで2日目を終えた。
大会の主催者でもあるタイガー・ウッズは、5バーディ、3ボギー(70)とスコアを2つ伸ばし、通算1オーバー・15位で2日目を終えた。
また、ルーカス・グローバーが17番Par3でホールインワンを達成した。
3日目
首位 | スコッティ・シェフラー | -16 | 65 |
2 | マシュー・フィッツパトリック | -13 | 65 |
3 | ジャスティン・トーマス | -11 | 68 |
T4 | ジェイソン・デイ | -10 | 66 |
トニー・フィナウ | -10 | 68 | |
コリン・モリカワ | -10 | 68 | |
ジョーダン・スピース | -10 | 71 | |
T8 | セップ・ストラカ | -9 | 68 |
ブライアン・ハーマン | -9 | 71 | |
10 | キャメロン・ヤング | -7 | 69 |
T11 | ジャスティン・ローズ | -5 | 68 |
ルーカス・グローバー | -5 | 69 | |
13 | マックス・ホーマ | -3 | 71 |
14 | キーガン・ブラッドリー | -2 | 68 |
15 | サム・バーンズ | -1 | 68 |
T16 | タイガー・ウッズ | E | 71 |
ヴィクトル・ホブランド | E | 70 | |
18 | リッキー・ファウラー | +1 | 73 |
19 | ウィンダム・クラーク | +4 | 71 |
20 | ウィル・ザラトリス | +12 | 79 |
13時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温28.3℃、湿度74%、風速5.8m/s(南東)というコース・コンディションの中、20名による3日目が行われた。
3日目を終えて単独トップに立ったのは、世界ランキング1位で今季2勝のスコッティ・シェフラー。
3番Par5で4.7mを決めてイーグルを奪ったスコッティ・シェフラーは、グリーン手前から3打目のアプローチをよせた6番Par5と5.0mを決めた7番Par4で連続バーディを奪うと、4.2mを決めた9番Par5でもバーディを奪うなど、順調にスコアを伸ばして前半を終える。後半に入っても4.2mを決めた12番Par3でバーディを奪うと、15番Par5で4.1mを決めてこの日2つ目のイーグル。その後、最終18番Par4ではショットの乱れが続きボギーを叩いたものの、2イーグル、4バーディ、1ボギー(65)でラウンド、スコアを7つ伸ばし、通算16アンダー・単独トップで3日目を終えた。
トップと3打差の単独2位には、1イーグル、8バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(65)とスコアを7つ伸ばしたマシュー・フィッツパトリックが、通算13アンダーでつけ、単独3位には、5バーディ、1ボギー(68)でラウンドした復活を期すジャスティン・トーマスが、通算11アンダーで続いた。
大会の主催者でもあるタイガー・ウッズは、5バーディ、4ボギー(71)とスコアを1つ伸ばし、通算イーブンパー・16位タイで3日目を終えた。
最終日
優勝 | スコッティ・シェフラー | -20 | 68 |
2 | セップ・ストラカ | -17 | 64 |
3 | ジャスティン・トーマス | -16 | 67 |
T4 | トニー・フィナウ | -15 | 67 |
マシュー・フィッツパトリック | -15 | 70 | |
6 | ジョーダン・スピース | -14 | 68 |
7 | コリン・モリカワ | -12 | 68 |
T8 | ジャスティン・ローズ | -11 | 66 |
ブライアン・ハーマン | -11 | 70 | |
10 | ヴィクトル・ホブランド | -9 | 63 |
11 | ジェイソン・デイ | -8 | 74 |
12 | ルーカス・グローバー | -7 | 70 |
T13 | マックス・ホーマ | -6 | 69 |
キーガン・ブラッドリー | -6 | 68 | |
15 | キャメロン・ヤング | -5 | 74 |
16 | サム・バーンズ | -4 | 69 |
17 | リッキー・ファウラー | -2 | 69 |
18 | タイガー・ウッズ | E | 72 |
19 | ウィンダム・クラーク | +2 | 70 |
20 | ウィル・ザラトリス | +11 | 71 |
14時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温27.8℃、湿度73%、風速3.1m/s(南東)というコース・コンディションの中、20名による最終日が行われた。
安定したプレーで2日目からのトップを維持し、今大会を制したのは、世界ランキング1位で今季2勝のスコッティ・シェフラー。
序盤からパープレーが続いたスコッティ・シェフラーは、グリーンサイドからのアプローチをよせた6番Par5と2打目を13cmによせた1オン可能な7番Par4で連続バーディを奪うと、その後は再びスコアを伸ばせない展開が続いたものの、2打目のアプローチを58cmによせた1オン可能な14番Par4と2オンに成功した15番Par5で連続バーディを奪うなど、ボギーフリーとなる4バーディ(68)でラウンド、スコアを4つ伸ばし、通算20アンダーで大会初優勝を飾った。
トップと3打差の単独2位には、ボギーフリーとなる8バーディ(64)とスコアを8つ伸ばした今季1勝のセップ・ストラカが、通算17アンダーでフィニッシュし、単独3位には、6バーディ、1ボギー(67)でラウンドした不調からの復活を期すジャスティン・トーマスが、通算16アンダーで続いた。
大会の主催者でもあるタイガー・ウッズは、最終日も5バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(72)とスコアを伸ばせず、通算イーブンパー・18位で大会を終えた。
2023年12月
グラント・ソーントン・インビテーショナル
(Yardage: 7,382 Par: 72)
新規大会となるグラント・ソーントン・インビテーショナルは、ともに16人のPGAとLPGAのツアー選手が、互いの選手による混合チームで同等の賞金400万ドルをかけて優勝を争う、独自の共同公認トーナメントとなっています。
ティブロン・ゴルフクラブは、27,000平方フィートの地中海スタイルのクラブハウスと〈ゴールド・コース〉と〈ブラック・コース〉の2つのコースで構成され、どちらも「全英オープン」で2回の優勝経験を持つグレッグ・ノーマンによって設計されました。ちなみにティブロンとはスペイン語でサメを意味します。また、リッツ・カールトン・ゴルフリゾート・ナポリが隣接しています。
LPGAツアーのCMEグループ・ツアー選手権と2022年まで開催されたPGAツアーのQBEシュートアウトの舞台となっています。
3日間の大会方式は、1日目が〈SCRAMBLE〉2日目が〈FOURSOMES(ALTERNATE SHOT)〉最終日が〈MODIFIED FOUR-BALL〉となります。
〈SCRAMBLE〉
・各プレーヤーが、すべてのホールでティーショットを放ち、2つあるボールの位置からベターな方が選択され、そこから各プレーヤーが、2打目を打ちます。このプロセスが、グリーン上を含むホールアウトまで繰り返されることを言います。
〈FOURSOMES(ALTERNATE SHOT)〉
・1つのボールを同じチームの二人が交互にショットを行い、プレーします。1人のプレーヤーは奇数番号のホールでティーオフし、もう 1人のプレーヤーは偶数番号のホールでティーオフします。
〈MODIFIED FOUR-BALL〉
・各プレーヤーが、それぞれ自分のボールでプレーし、各ホールで成績の良い方のスコアを採用することを言います。
太平洋に面し、木々と池を巧みに配置した美しいコースは、距離はさほどなく、ラフもほぼ無く、バンカーも50個と多くはないものの、すべてのホール(実際にさほどプレーに影響しないホールもある)で池が絡むのが特徴となります。正確なショット力がスコアを作るカギとなるでしょう。
今大会は、2021年12月8日(金)~12月10(日)にかけて熱戦が繰り広げられます。
トップ選手が出場する女子に対して、男子は世界ランキング20位までの選手の出場はないものの、ルドビグ・アバーグ/マデリーン・サグストロムのスウェーデンペアやジェイソン・デイ/リディア・コ、トニー・フィナウ/ネリー・コルダ、リッキー・ファウラー/レクシー・トンプソン、サヒス・ティーガラ/ローズ・チャンペアなど、多彩な顔ぶれとなっています。日本人選手の出場はありません。
1日目
首位 | トニー・フィナウ ネリー・コルダ |
-16 | 56 |
T2 | ルーカス・グローバー レオナ・マグワイア |
-15 | 57 |
デニー・マッカーシー メーガン・カン |
-15 | 57 | |
T4 | サヒス・ティーガラ ローズ・チャン |
-14 | 58 |
ニック・テイラー イン・ルオニン |
-14 | 58 | |
ジェイソン・デイ リディア・コ |
-14 | 58 | |
ジャスティン・ローズ チャーリー・ハル |
-14 | 58 | |
T8 | キャメロン・チャンプ アリセン・コープス |
-13 | 59 |
コーリー・コナーズ ブルック・ヘンダーソン |
-13 | 59 | |
T10 | ルドビグ・アバーグ マデリーン・サグストロム |
-12 | 60 |
リッキー・ファウラー レクシー・トンプソン |
-12 | 60 | |
12 | ジョエル・ダーメン リリア・ヴ |
-11 | 61 |
13 | ハリス・イングリッシュ セリーヌ・ブティエ |
-9 | 63 |
T14 | ラッセル・ヘンリー メル・リード |
-8 | 64 |
ビリー・ホーシェル アンドレア・リー |
-8 | 64 | |
16 | トム・ホージ シャイアン・ナイト |
-6 | 66 |
13時00分時点での天候はくもり、気温24.4℃、湿度59%、風速3.1m/s(南東)というコース・コンディションの中、16組32名による1日目が行われた。
最もスコアの出やすい〈SCRAMBLE〉方式で行われた1日目を終えて単独トップに立ったのは、トニー・フィナウ/ネリー・コルダ組。
出だしから4連続バーディと幸先の良いスタートを切ったトニー・フィナウ/ネリー・コルダ組は、6番Par5でもバーディを奪うと、8番Par3から15番Par4にかけて8連続バーディ。更に17番Par5でイーグル、最終18番Par4でバーディを奪うなど、ほぼ完璧なプレーでボギーフリーとなる1イーグル、14バーディ(56)でラウンド、16アンダー・単独トップで初日を終えた。
1打差の2位タイには、出だしの1番Par5から10番Par4にかけて10連続バーディ、更に13番Par4ではイーグルを奪うなど、1イーグル、13バーディ(57)でラウンドしたルーカス・グローバー/レオナ・マグワイア組と同じく1イーグル、13バーディ(57)でラウンドしたデニー・マッカーシー/メーガン・カン組が15アンダーで続いた。
初日から9チームが50台をマークするハイスコアの展開となった。
2日目
首位 | ジェイソン・デイ リディア・コ |
-20 | 66 |
T2 | トニー・フィナウ ネリー・コルダ |
-18 | 70 |
ルーカス・グローバー レオナ・マグワイア |
-18 | 69 | |
T4 | リッキー・ファウラー レクシー・トンプソン |
-16 | 68 |
コーリー・コナーズ ブルック・ヘンダーソン |
-16 | 69 | |
ニック・テイラー イン・ルオニン |
-16 | 70 | |
デニー・マッカーシー メーガン・カン |
-16 | 71 | |
8 | ジャスティン・ローズ チャーリー・ハル |
-14 | 72 |
T9 | ハリス・イングリッシュ セリーヌ・ブティエ |
-12 | 69 |
ルドビグ・アバーグ マデリーン・サグストロム |
-12 | 72 | |
サヒス・ティーガラ ローズ・チャン |
-12 | 74 | |
12 | ジョエル・ダーメン リリア・ヴ |
-11 | 72 |
13 | ラッセル・ヘンリー メル・リード |
-10 | 70 |
14 | ビリー・ホーシェル アンドレア・リー |
-9 | 71 |
T15 | トム・ホージ シャイアン・ナイト |
-7 | 71 |
キャメロン・チャンプ アリセン・コープス |
-7 | 78 |
14時00分時点での天候はくもり、気温27.8℃、湿度55%、風速3.1m/s(南)というコース・コンディションの中、16組32名による2日目が行われた。
最もスコアの出にくい〈FOURSOMES(ALTERNATE SHOT)〉方式で行われた2日目を終えて単独トップに立ったのは、ジェイソン・デイ/リディア・コ組。
4番Par4でバーディ、続く5番Par3でボギー、6番Par5でバウンスバックに成功とスコアを1つ伸ばして前半を終えたジェイソン・デイ/リディア・コ組は、11番Par4でバーディを奪うと、13番Par4と14番Par5、16番Par3と17番Par5でともに連続バーディを奪うなど、後半一気にスコアを伸ばし、7バーディ、1ボギー(66)でラウンド、通算20アンダー・単独トップで2日目を終えた。
2打差の2位タイには、ほぼ完璧のプレーで初日を終えたものの、2日目は4バーディ、2ボギー(70)とスコアを2つ伸ばすに留まったトニー・フィナウ/ネリー・コルダ組と5バーディ、2ボギー(69)でラウンドしたでラウンドしたルーカス・グローバー/レオナ・マグワイア組が、通算18アンダーで続いた。
最終日は〈MODIFIED FOUR-BALL〉方式での戦いとなるだけに、最後まで分からない展開が予想されます。
最終日
優勝 | ジェイソン・デイ リディア・コ |
-26 | 66 |
2 | コーリー・コナーズ ブルック・ヘンダーソン |
-25 | 63 |
3 | ルドビグ・アバーグ マデリーン・サグストロム |
-24 | 60 |
T4 | デニー・マッカーシー メーガン・カン |
-23 | 65 |
トニー・フィナウ ネリー・コルダ |
-23 | 67 | |
T6 | ルーカス・グローバー レオナ・マグワイア |
-22 | 68 |
リッキー・ファウラー レクシー・トンプソン |
-22 | 66 | |
8 | ニック・テイラー イン・ルオニン |
-21 | 67 |
T9 | サヒス・ティーガラ ローズ・チャン |
-20 | 64 |
ジョエル・ダーメン リリア・ヴ |
-20 | 63 | |
ジャスティン・ローズ チャーリー・ハル |
-20 | 66 | |
12 | ハリス・イングリッシュ セリーヌ・ブティエ |
-19 | 65 |
13 | ラッセル・ヘンリー メル・リード |
-16 | 66 |
T14 | キャメロン・チャンプ アリセン・コープス |
-14 | 65 |
ビリー・ホーシェル アンドレア・リー |
-14 | 67 | |
16 | トム・ホージ シャイアン・ナイト |
-13 | 66 |
14時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温27.2℃、湿度67%、風速6.7m/s(南)というコース・コンディションの中、16組32名による最終日が行われた。
初日から安定感抜群のプレーでハイスコアの展開を制し、初代チャンピオンに輝いたのは、ジェイソン・デイ/リディア・コ組。
比較的スコアの出やすい〈MODIFIED FOUR-BALL〉方式での最終日を単独トップで迎えたジェイソン・デイ/リディア・コ組は、4番Par4と6番Par5でバーディを奪うなど、スコアを2つ伸ばして前半を終えると、10番Par4と12番Par3、14番と17番のPar5でバーディを奪うなど、最後まで安定したプレーでボギーフリーとなる6バーディ(66)でラウンド、スコアを6つ伸ばし、通算26アンダーでフィニッシュ、男女ペアマッチ戦の初代チャンピオンに輝いた。
トップと1打差の単独2位には、1番Par5と9番Par4での2つのイーグルや12番Par3からの4連続バーディなど、最終日2イーグル、7バーディ、1ダブルボギー(63)でラウンドしたカナダペアのコーリー・コナーズ/ブルック・ヘンダーソン組が、通算25アンダーで続いた。
トップと2打差の単独3位には、10番Par4からの5連続バーディや17番Par5でのイーグルなど、ボギーフリーとなる1イーグル、10バーディ(60)とスコアを12個伸ばしたスウェーデンペアのルドビグ・アバーグ/マデリーン・サグストロム組が、通算24アンダーでフィニッシュした。
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