2022-2023シーズン ザ・プレーヤーズ選手権のテレビ放送予定と試合結果【PGA米国男子ツアー】

ザ・プレーヤーズ選手権2023PGAツアー
スポンサーリンク

2023年3月9日(木)~3月12日(日)にかけてアメリカ・フロリダ州ポンテ・ベドラ・ビーチにあるTPCソーグラス(TPC Sawgrass)のザ・プレーヤーズ・スタジアム・コース(THE PLAYERS Stadium Course)で開催される2022-2023シーズンの第20戦「ザ・プレーヤーズ選手権(THE PLAYERS Championship)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。

日本勢では松山英樹が出場します。

※松山英樹:2014年大会の初出場から2大会ぶり9回目の出場

(2023.3.12)
・出場した全選手の最終結果(順位と獲得賞金)をPDFにて掲載しました。
・1位、2位、3位タイと松山英樹のSTATISTICSを掲載ました。
・スコッティ・シェフラーが優勝、PGAツアー6勝目を飾りました。
・最終日の結果(トップ10と松山英樹およびリーダーボード)を掲載しました。
・松山英樹は5位。

(2023.3.12)
・最終日の全選手と松山英樹を含む注目の組み合わせを掲載しました。
・3日目の結果(トップ10と松山英樹およびリーダーボード)を掲載しました。
・松山英樹は26位タイ。
・3日目の全選手と松山英樹を含む注目の組み合わせを掲載しました。
・2日目の結果(トップ10と松山英樹およびリーダーボード)を掲載しました。
・松山英樹は41位タイ。

(2023.3.11)
・2日目は雷雲接近による中断により、そのままサスペンデッドとなりました。
・1日目の結果(トップ10と松山英樹およびリーダーボード)を掲載しました。
・松山英樹は94位タイ。

(2023.3.10)
・1日目は日没サスペンデッドとなりました。

(2023.3.7)
・1日目と2日目の松山英樹を含む注目の組み合わせを掲載しました。
・ホール・ロケーションが確定しました。
・パワーランキングを掲載、松山英樹は選出されず。

(2023.3.6)
・最終エントリーが確定した144名の出場選手をPDFにて掲載しました。
・放送予定を更新しました。
 
スポンサーリンク

ザ・プレーヤーズ選手権

選ばれた精鋭のみが出場できる最高峰の舞台として、1974年に第1回大会が開催されてから今回で49回目を迎えるPGAツアーNo.1プレーヤー決定戦「ザ・プレーヤーズ選手権」は、PGAツアーの旗艦トーナメントとして4月のマスタ-ズ・トーナメント、5月の全米プロゴルフ選手権、6月の全米オープン、7月の全英オープンの4つのメジャー・トーナメントに次ぐ、第5のメジャーに相応しいビッグ・トーナメントとなっており、PGAツアーの中でも最もタフなトーナメントの1つと言えるでしょう。

第1回大会を制したメジャー歴代最多18勝を含むPGAツアー73勝を誇る帝王ジャック・ニクラスが最多優勝回数3回の記録も保持し、ラニー・ワドキンスやリー・トレビノと言った名プレーヤーが優勝者に名を連ねる中、ハル・サットンやフレッド・カプルス、スティーブ・エルキントン、デービス・ラブIII、そしてタイガー・ウッズと言ったレジェンドが2回の優勝を飾っています。

2013年大会のタイガー・ウッズ以降、複数回優勝者は出ていません。

前回大会では、キャメロン・スミスが悪天候による順延に加え、強風と寒さなどの厳しいコンディションの中、5日間にも及んだ激闘を制し、PGAツアー5勝目を飾っています。

会場となるのは、1982年から変わらず、PGAツアーの本拠地でもあるピート・ダイ設計の難コース「TPCソーグラス(TPC Sawgrass)のザ・プレーヤーズ・スタジアム・コース(THE PLAYERS Stadium Course)」であり、今回で42回目の開催となります。

また、9番Par5が583yから19y伸びて602yに変更、全長が7,275yとなっています。

【大会記録】
・LOWEST 18 HOLE:62(-10)
 2023年大会:トム・ホージ(TPC Sawgrass)
・WINNING SCORE:264(-24)
 1994年大会:グレッグ・ノーマン(TPC Sawgrass)

※2020年大会では、松山英樹が初日に当時コースレコードタイの「63」(1イーグル、8バーディ、1ボギー)をマークしたものの、大会中止により幻となりました。

【17番Par3でのホールインワン達成者】
・1997年:フレッド・カプルス(最終日)
・1997年:ジョーイ・シンデラー(1日目)
・2000年:ポール・エージンガー(3日目)
・2002年:ミゲル・アンヘル・ヒメネス(1日目)
・2016年:ウィリー・ウィルコックス(2日目)
・2017年:セルヒオ・ガルシア(1日目)
・2019年:ライアン・ムーア(1日目)
・2022年:シェーン・ローリー(3日目)
・2023年:ヘイデン・バックリー(1日目)
・2023年:アーロン・ライ(3日目)
・2023年:アレックス・スモーリー(最終日)

※1997年のフレッド・カプルスは、1打目を池に入れ、打ち直しとなった3打目を直接決めています。

今大会の賞金総額は$25,000,000、優勝者にはFEDEXCUP POINTS:600ポイントと2028年シーズンまでの5年間のシード権、2024年シーズンの「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」「ザ・プレーヤーズ選手権」「マスターズ」「全米プロゴルフ選手権」の出場権が付与される予選・決勝ラウンドを含む4日間72ホールのストローク・プレーで行われます。

【同シーズンに両タイトルを獲得した選手】
・ジャック・ニクラス
 1974:ザ・プレーヤーズ選手権
 1975:マスターズ
 1976:ザ・プレーヤーズ選手権

・タイガー・ウッズ
 2001:ザ・プレーヤーズ選手権
 2001:マスターズ

※同じシーズンにこの2つのタイトルを獲得したのは2名だけとなります。

前週に引き続き、今季すでに3勝を挙げ、世界ランキング1位に返り咲いたジョン・ラームを始め、前週も最後まで優勝争いを演じた同2位のスコッティ・シェフラーと同3位のローリー・マキロイと言った世界ランキングトップ50のうち、44名(同5位のキャメロン・スミスと同25位のホアキン・ニーマン、同28位のエイブラハム・アンサー、同40位のトーマス・ピータース、同48位のテイラー・グーチ、同49位のミト・ペレイラの6名を除く)を含む120名が出場するメジャー級の強力なフィールドとなっています。

日本勢では2週連続予選落ちと復調が待たれる松山英樹が出場します。

※世界ランキングは2023年3月6日時点

【パワー・ランキング】
1位:ローリー・マキロイ
2位:スコッティ・シェフラー
3位:マックス・ホーマ
4位:ジョン・ラーム
5位:ジェイソン・デイ
6位:ティレル・ハットン
7位:キーガン・ブラッドリー
8位:ヴィクトル・ホブランド
9位:ジャスティン・トーマス
10位:シェーン・ローリー
11位:トニー・フィナウ
12位:パトリック・キャントレー
13位:イム・ソンジェ
14位:マシュー・フィッツパトリック
15位:キース・ミッチェル
16位:リッキー・ファウラー
17位:ウィル・ザラトリス
18位:コーリー・コナーズ
19位:キャメロン・ヤング
20位:ニック・テイラー

スポンサーリンク

ザ・プレーヤーズ選手権 開催会場

【アメリカ・フロリダ州ポンテ・ベドラ・ビーチ】
TPCソーグラス(TPC Sawgrass)

コースYardagePar
ザ・プレーヤーズ・スタジアム・コース
THE PLAYERS Stadium Course
7,27572

 

アメリカ・フロリダ州ポンテ・ベドラ・ビーチにある「TPCソーグラス」は、PGAツアーの本部が敷地内にある世界で最も有名なゴルフコースであり、PGAツアー屈指の難コースとして知られています。

会場から南に30分のセント・オーガスティンにある世界ゴルフ殿堂博物館では、ゴルフの歴史や2011年マスターズ・トーナメントでローアマチュアを獲得した時の松山英樹のサインやレジェンドたちの展示物が飾られています。また、殿堂入りした160人のロッカールームもあり、アーノルド・パーマーやジャック・ニクラスの貴重な品々が飾られています。

日本人で最初の殿堂入りを果たした樋口久子や最初のPGAツアー優勝者である青木功、プロツアー最多勝利の尾崎将司、日本とアメリカで初の賞金女王を獲得した岡本綾子(ソフトボールのピッチャーであったため、バットやグローブ)の4人の記念品が飾られています。

また、スコア(60)を切ったプレーヤーの展示コーナーもあり、倉本昌弘(2003年アコム・インターナショナル)や石川遼(2010年クラウンズ)の写真やスコアカードが飾られています。

屋外には、今大会の17番をイメージしたチャレンジ・コースが併設されています。

1980年、世界的に有名な建築家ピート・ダイによって設計され、2016年にピート・ダイとスティーブ・ウェンズロフによって改修されたコースは、自然を活かした魅力的な風景でありながら、チャレンジングなホールが幾つもあり、高い戦略性が求められるコースとなっています。

1982年から「ザ・プレーヤーズ選手権」の会場として使用され、数多くのドラマが演出されてきており、特に17番「アイランドグリーン(浮島)」は世界的に有名なPar3として注目されています。

狭いフェアウェイと速くて起伏があり、乗せる位置が重要となる小さなグリーン、左右のドッグレッグと88個にも及ぶバンカー、17のホールに絡む池やハザードはチャレンジングであり、自然を活かしたレイアウトは、美しさとあらゆるプレースタイルに対応したバランスの取れたコースになります。象徴であるアイランドグリーンの17番Par3に注目が集まる中、ティーショットからグリーンまで続く左側に池を配した左ドッグレッグの18番Par4は手ごわいフィニッシングホールと言えるでしょう。ショットメーカーと戦略性の高い選手に有利であり、すべてにおいて最高の技術とメンタルが求められるコースとなっています。

【特徴のあるホール】
・14番Par4:最も難しいホールの1つ
・17番Par3:アイランドグリーンであり、PGAツアーで最も有名なホール。「BETTER THAN MOST(いいぞ!最高だ!)」2011年3月24日のタイガー・ウッズのロングパット(スネイクライン)が決まった時の実況での言葉がピンフラッグに記載されており、今でも語り継がれています。
・18番Par4:グリーンまで続く左サイドの池と右サイドの林のプレッシャーを受けるコースで最も難しいティーショット。

【芝の種類】
・フェアウェイ:セレブレーション・バミューダ
・ラフ:セレブレーション・バミューダ
・グリーン:ティフイーグル・バミューダ
HoleYardagePar
14234
25325
31773
43844
54714
63934
74514
82373
96025
104244
115585
123694
131813
144814
154704
165235
171373
184624
OUT3,67036
IN3,60536
Total7,27572
※2023年大会 HOLE LOCATIONS
 

ザ・プレーヤーズ選手権 スケジュール

2023年3月9日(木)~3月12日(日)

3月09日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
3月10日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
3月11日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
3月12日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)

ザ・プレーヤーズ選手権 賞金

【賞金総額】

 $25,000,000

【優勝賞金 】

 $4,500,000

※全選手の獲得賞金は大会終了後に下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載します。

歴代優勝者

ザ・プレーヤーズ選手権の過去10大会の優勝者を紹介します。

最多優勝回数は、ジャック・ニクラスの3回(1974年、1976年、1978年)となります。

前回大会を制したのは、オーストラリアのキャメロン・スミスでした。

優勝者
2022キャメロン・スミス
2021ジャスティン・トーマス
2020中止
2019ローリー・マキロイ
2018ウェブ・シンプソン
2017キム・シウ
2016ジェイソン・デイ
2015リッキー・ファウラー
2014マーティン・カイマー
2013タイガー・ウッズ

 

出場選手一覧

最終エントリーが確定した144名の出場選手は、PDFをご覧ください。


注目選手

※選手情報及び世界ランキングは2023年3月6日時点

ジョン・ラーム(Jon Rahm)
世界ランキング 1位
国籍:スペイン
生年月日:1994年11月10日(28歳)
身長:188.0cm
体重:99.8kg

① PGAツアー:10勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:1勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

2014年の世界アマチュア選手権で優勝、2015年には、世界アマチュア・ランキング1位とマーク H.マコーマック・メダルを受賞、更に、2015年と2016年には、史上初となる男子のアマチュアゴルファーで最高の選手に授与されるベン・ホーガン・アワードを2回受賞、2016年の全米オープンでローアマチュアを獲得するなど、アマチュア時代から活躍し、スペシャル・テンポラリー・メンバーとして、2015-2016シーズンから世界最高峰の舞台であるPGAツアーに参戦、PGAツアーで8年目のシーズンを迎えます。

本格参戦となった2016-2017シーズンの「Farmers Insurance Open」で初優勝を飾ると、2019-2020シーズンには、「the Memorial Tournament presented by Nationwide」と「BMW Championship」を含む年間2勝をあげ、4年連続4回目のツアーチャンピオンに出場しました。

その後もPGAツアーとヨーロピアンツアーで活躍を見せる中、2020-2021シーズンの6月に行われたメジャー・トーナメント「全米オープン」でメジャー初タイトルを獲得、セベ・バレステロス以来となるスペイン勢2人目の世界ランキング1位を経験するなど、世界屈指のプレーヤーとなっています。

恵まれた体格から生み出されるパワーを活かし、コンパクトなスウィングながら、飛距離と安定感抜群のアイアンショット、メンタル面の充実により世界のトップにまで上り詰めました。

2021-2022シーズンは、平均パットが121位(1.768)だったものの、平均飛距離5位(318.9y)パーオン率3位(71.59%)と抜群のショット力を活かしたプレーで1ラウンドあたりのバーディ数(4.17)平均スコア12位(69.755)と高いスコアリング・アベレージを誇っています。

2022-2023シーズンは、7試合に出場し、優勝3回と3位1回を含むトップ10入り6回と安定感抜群のプレーを見せています。

7大会連続7回目の出場となる今大会は、初出場となった2021年大会での9位タイが最高位となっています。大会との相性はそこまで良くはありませんが、好調を維持しているだけに、どの様なプレーを見せるのか注目されます。

パワーランキングは4位。

スコッティ・シェフラー (Scottie Scheffler)
世界ランキング 2位
国籍:アメリカ
生年月日:1996年6月21日(26歳)
身長:190.5cm
体重:90.7kg

① PGAツアー:5勝

② メジャー・トーナメント:1
 ・マスターズ:1勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

2013年の「全米ジュニア・アマチュア」を制覇、エリン・ヒルズで行われた2016-2017シーズンの「全米オープン」でローアマチュアを獲得するなど、アマチュア時代の活躍を経て、プロ転向後の2019年には、PGAツアーの下部組織にあたる「KORN FERRY TOUR」で2勝を挙げ、「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、2019-2020シーズンから世界最高峰の舞台であるPGAツアーに参戦、PGAツアーで4年目のシーズンを迎えます。

本格参戦となった2019-2020シーズンでは23試合に出場し、優勝こそなかったものの、3位2回を含むトップ5入り6回、トップ10入り7回と素晴らしい成績を残し、フェデックスカップ・ポイントランキングで5位に入る活躍でルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

また、プレーオフ・シリーズ第1戦「THE NORTHERN TRUST」の第2ラウンドではPGAツアー史上11人目の50台となる「59」を記録しています。

その後も安定した成績を残していたものの、初優勝に手が届かないまま迎えた2021-2022シーズンの2月に行われた「WM Phoenix Open」でプレーオフの末に初優勝を飾ると、3月の「Arnold Palmer Invitational presented by Mastercard」で2勝目、更に3週間後の「World Golf Championships-Dell Technologies Match Play」で世界選手権初制覇を果たすなど、5試合で3勝と覚醒。マーティン・カイマーの26歳1カ月30日の記録を抜いて、PGAツアーデビューから僅か2年7カ月でジョン・ラームの25歳8カ月9日に次ぐ、25歳9カ月6日という史上6番目の若さで世界ランキング1位に駆け上がると、翌週行われた「Masters Tournament」でメジャー初優勝を飾りました。

恵まれた体格を活かした飛距離を武器としたプレーに加え、パッティングを含めたショートゲームも素晴しく、ショット・ショートゲーム・パッテイングと総合的に高いレベルを保っています。

2021-2022シーズンは、平均飛距離81位(301.7y)フェアウェイキープ率49位(63.84%)パーオン率10位(75.69%)平均パット(1.725)とショット・アプローチが安定していました。

2022-2023シーズンは、8試合に出場し、優勝1回と3位タイ1回を含むトップ10入り5回、トップ25入り7回と好調を維持しています。

4大会連続4回目の出場となる今大会での最高位は前回大会の55位タイであり、2021年大会では予選落ちと結果は残せていませんが、前週も優勝争いを演じるなど、好調を維持しているだけに優勝候補と言って良いでしょう。

パワーランキングは2位。

ロリー・マキロイ(Rory McIlroy)
世界ランキング 3位
国籍:北アイルランド
生年月日:1989年5月4日(33歳)
身長:177.8cm
体重:72.6kg

① PGAツアー:23勝

② メジャー・トーナメント:4勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:1勝
 ・全英オープン:1勝
 ・全米プロゴルフ選手権:2勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:2回(2016,2019)

2004年に優勝したジュニア・ライダーカップのヨーロッパ代表、2005年から2006年にかけてアイルランドの2つのアマチュア・タイトルを獲得、更に2006年8月にはヨーロピアン・アマチュア、2007年の全英オープンでローアマチュアを獲得するなど、アマチュア時代から活躍し、2007年にプロ転向、2010年シーズンから世界最高峰の舞台であるPGAツアーに参戦、PGAツアーで14年目のシーズンを迎えます。

2009年「Dubai Desert Classic」で欧州ツアー初優勝を飾ると、本格参戦となった2010年シーズンの「Quail Hollow Championship」でPGAツアー初優勝、翌年の2011年シーズンには、メジャー・トーナメント「全米オープン」でメジャー初タイトルを獲得。更に2012年シーズンには「全米プロゴルフ選手権」を制し、メジャー2勝目を獲得するなど、タイガー・ウッズの21歳5カ月16日に次ぐ、22歳10カ月という史上2番目(当時)の若さで世界ランキング1位に浮上するとともにルーク・ドナルドに続く、欧米両ツアーでの賞金王も手にしています。

2013-14シーズンには2度目の「全米プロゴルフ選手権」制覇と「全英オープン」を制し、キャリア・グランドスラムへ向けて「マスタ-ズ・トーナメント」を残すのみとなりました。

その後も2015-2016シーズンと2018-2019シーズン、2021-2022シーズンに3度の年間王者に輝くなど、これまでにPGAツアーで23勝(2023年3月6日時点)を挙げている世界トップ・プレーヤーの1人です。

PGAツアーのプレーヤーとしては小柄ながら抜群の飛距離とキレのある素晴しいスウィングから放たれるアイアンショットの高さとインパクト音は、ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)と並び、高いレベルにあります。

2021-2022シーズンは、平均飛距離2位(321.3y)SG: Off The Tee 3位(0.771)SG: Approach to Green 14位(0.626)SG: Putting (0.495)SG: Total 1位(2.115)と全体的に素晴らしい数値でスコアリング・アベレージも1位(68.670)でした。

2022-2023シーズンは、4試合に出場し、優勝1回と2位タイ1回を含むトップ10入り2回と安定した結果を残しています。

12大会連続14回目の出場となる今大会での最高位は2019年大会の優勝であり、2013年大会から2015年大会にかけてトップ10に入っているものの、初出場からの出場3大会で3連続を含む予選落ち5回と相性が良いとは言えませんが、好調で迎える今大会で2度目の優勝を勝ち取れるか注目されます。

パワーランキングは1位。

マックス・ホーマ(Max Homa)
世界ランキング 7位
国籍:アメリカ
生年月日:1990年11月19日(32歳)
身長:185.4cm
体重:81.6kg

① PGAツアー:6勝

② メジャー・トーナメント:0
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

カリフォルニア大学ゴルフチームの歴史の中で最高の選手の1人であり、US Walker Cup teamの一員として「The National GL of America」で優勝、2013年の「全米オープン」に出場するなど、アマチュア時代の活躍を経て、2014-2015シーズンから世界最高峰の舞台であるPGAツアーに参戦、途中でPGAツアーの下部組織にあたる「KORN FERRY TOUR」も経験しながら、PGAツアーで6年目のシーズンを迎えます。

本格参戦となった2014-2015シーズンでは27試合に出場し、トップ10入り1回で予選落ちが12回と結果が伴わなかったものの、2018-2019シーズンの「Wells Fargo Championship」でPGAツアー初優勝を飾ると、キャリア初のフェデックスカップ・プレーオフに進出しています。

その後もまずまずの成績を残しながら迎えた2020-2021シーズンの2月に行われた「The Genesis Invitational」でプレーオフの末にPGAツアー2勝目を飾ると、2021-2022シーズンには開幕戦「Fortinet Championship」と初優勝を飾った大会でもある「Wells Fargo Championship」で複数回優勝を成し遂げ、初のツアーチャンピオンシップに出場、5位タイという好成績でシーズンを終えています。

スマートなスウィングでショットからショートゲーム、パッテイングに至るまで総合的に高いレベルを維持した安定感抜群のゴルフを展開しています。

2021-2022シーズンは、平均飛距離52位(306.3y)フェアウェイキープ率92位(60.63%)パーオン率110位(65.99%)平均パット52位(1.747)という結果を残しています。

2022-2023シーズンは、8試合に出場し、優勝2回を含むトップ10入り4回、トップ25入り7回と素晴らしい活躍を見せています。

4大会連続4回目の出場となる今大会では、前回大会での13位タイが最高位となっています。ここまでの好調が今大会でも発揮されるのか注目されます。

パワーランキングは3位。

松山 英樹(Hideki Matsuyama)
世界ランキング 23位
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(31歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg

① PGAツアー:8勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・マスターズ:1勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

2010年アジア・パシフィックア・マチュアで日本人として初優勝を含む2連覇を達成し、2011年マスタ-ズ・トーナメントで日本人初のローアマチュアを獲得するなどアマチュア時代から活躍し、2013-2014シーズンから世界最高峰の舞台であるPGAツアーに参戦、日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで節目となる10年目のシーズンを迎えます。

本格参戦となった2013-2014シーズンの「the Memorial Tournament presented by Nationwide Insurance」で初優勝を飾り、3年間のシード権を獲得。2016-2017シーズンには、世界ゴルフ選手権で優勝したアジア人初のプレーヤーとなり、年間3勝をあげ、世界ランキング2位まで上り詰めました。

その後、通算5勝を飾る活躍を見せる中、2020-2021シーズン4月に行われたメジャー・トーナメント「マスターズ・トーナメント」で初のタイトルを獲得し、日本人初の男子メジャー・チャンピオンになりました。更に、ケリー・ミドルコフ(アメリカ)、ジャック・ニクラス(アメリカ)、ベン・クレンショー(アメリカ)、タイガー・ウッズ(アメリカ)、フィル・ミケルソン(アメリカ)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)に次ぐ、ロー・アマチュア獲得からチャンピオンになった7番目のプレーヤーとなりました。

また、ダスティン・ジョンソンに次いで、ツアーデビューから9年連続でツアーチャンピオンシップに進出する大記録と言える素晴しい成績を残しています。

フェアウェイウッドのクオリティの高さと抜群の精度を誇るアイアンショットを武器にPGAツアー屈指の実力を誇るショットメーカー。更に、アプローチのクオリティも高く、多彩なショットでスコアメイクに繋げています。

2021-2022シーズンは、平均飛距離62位(304.7y)フェアウェイキープ率110位(59.37%)とティーショットに苦労した印象でしたが、パーオン率36位(68.29%)SG: APPROACH THE GREENが6位(0.711)とショットは数値的に良かった印象です。しかし、SG: PUTTING(-0.028)とパッティングは決まらない印象でした。また、SCORING AVERAGEは27位(70.116)でした。

賞金ランキングは12位($5,776,298)フェデックスカップ・レギュラーシーズン・ポイントランキングは11位(1,697)でした。

2022-2023シーズンは、10試合に出場し、トップ10入り1回、トップ25入り3回とまだまだ好成績には繋がっていないことに加え、直近の2試合で連続予選落ちを喫しています。

2大会ぶり9回目の出場となる今大会では、2016年大会と2019年大会でのトップ10入り2回を含むトップ25入り5回とまずまずの結果を残す一方で、予選落ちも2回あります。2020年大会では初日、コースレコードタイの「63」(1イーグル、8バーディ、1ボギー)をマークしたものの、大会中止により幻となりました。調子が上がらない中で迎える今大会でどの様なプレーを見せるのか注目されます。

パワーランキングは選出されず。


最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!

ザ・プレーヤーズ選手権のテレビ放送

【BS放送】BSJapanextで3日目・最終日のラウンドを無料ライブ放送!!
【CS放送】ゴルフネットワークが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】U-NEXTが全ラウンド独占LIVE配信!!

:生中継

【BS放送】BSJapanext

3月12日(日) 第3日

  • 06:00~08:30 (263ch)

3月13日(月) 第4日(最終日)

  • 05:00~07:30 (263ch)

〈PGAハイライト〉

  • 3/13(月) 21:00~21:30

〈サキヨミPGA〉

  • 3/13(月) 21:30~22:00

【動画配信】つながるジャパネット
 ※無料公式アプリ「つながるジャパネット」で同時配信

 

【CS放送】ゴルフネットワーク 

全ラウンド生中継!!  ※日本時間

3月10日() 第1日

  • 02:00~08:00

3月11日() 第2日

  • 02:00~07:45

3月12日(日) 第3日

  • 03:00~07:45
    ※延長あり

3月13日(月) 第4日 (最終日)

  • 02:00~07:00
    ※延長あり

※スカパー!からゴルフネットワークを視聴する方法は公式サイトスカパー!でご確認下さい。

 

【動画配信】U-NEXT

全ラウンド独占ライブ配信 ※日本時間

3月09日(木) 第1日

  • 20:15~

3月10日() 第2日

  • 20:15~

3月11日(土) 第3日

  • 21:15~

3月12日(日) 第4日 (最終日)

  • 20:15~

※U-NEXTを視聴する方法は公式サイトU-NEXTでご確認下さい。

見逃し配信バナー

 

ザ・プレーヤーズ選手権 試合結果

コースYardagePar
ザ・プレーヤーズ・スタジアム・コース
(THE PLAYERS Stadium Course)
7,27572
 

最終日(決勝ラウンド)

最終日
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 08:11(22:11)
 J.トーマス/キム・ジュヒョン
 11:20(01:20)
 G.ヒーゴ/松山英樹
 11:30(01:30)
 T.ハットン/M.ホーマ
 11:50(01:50)
 C.モリカワ/A.スベンソン
 12:00(02:00)
 J.デイ/V.ホブランド
 12:35(02:35)
 R.ファウラー/P.キャントレー
 13:35(03:35)
 C.デービス/T.フリートウッド
 13:45(03:45)
 S.シェフラー/ミンウ・リー

※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間3月12日(日)の07:40だと日本時間3月12日(日)の21:40、現地時間3月12日(日)の13:45だと日本時間3月13日(月)の03:45になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
ザ・プレーヤーズ選手権2023 組み合わせ4
最終日(決勝ラウンド)
優勝スコッティ・シェフラー-1769
2ティレル・ハットン-1265
T3ヴィクトル・ホブランド-1068
 トム・ホージ-1070
5松山 英樹-968
T6マックス・ホーマ-869
 ジャスティン・サー-870
 ジャスティン・ローズ-871
 デビッド・リングマース-872
 イム・ソンジェ-872
 キャム・デービス-874
 ミンウ・リー-876
順位選手名通算R1R2R3R4
1S.シェフラー-1768696569
2T.ハットン-1272716865
T3V.ホブランド-1069717068
T3T.ホージ-1078686270
5松山 英樹-974706768
T6M.ホーマ-872726769
T6J.サー-868736970
T6J.ローズ-869736771
T6D.リングマース-872686872
T6イム・ソンジェ-875696472
T6C.デービス-869706774
T6M.リー-868706676
T13C.モリカワ-765737271
T13A.スベンソン-768677571
T13A.ハドウィン-771706971
T13R.ファウラー-772706871
T13Den.マッカーシー-768726972
T13C.ベズイデンホウト-768706974
T19X.シャウフェレ-672736968
T19R.ヘンリー-672746670
T19T.フィナウ-673726671
T19B.ウー-673696971
T19J.デイ-670707072
T19P.キャントレー-672706872
T19J.スピース-669756672
T19A.ライ-673696575
T27E.コール-573736968
T27B.トッド-571697469
T27D.ウィレット-572717169
T27R.フォックス-574687071
T27W.クラーク-569736972
T27キム・シウ-569746872
T27C.ラミー-564756876
T27T.フリートウッド-572706576
T35S.ローリー-477696870
T35K.ミッチェル-472746870
T35A.スマザーマン-473726970
T35S.バーンズ-468747270
T35M.ハバード-471727071
T35アン・ビョンフン-471707073
T35B.グリフィン-467717274
T35T.ムーア-470756574
T35D.ウー-469736874
T44C.ハドリー-371737269
T44S.イエーガー-374726970
T44S.ライダー-373726971
T44B.ハーマン-373717071
T44K.ヒコック-373706973
T44G.ヒーゴ-370736874
T44T.モンゴメリー-370736676
T51キム・ジュヒョン-274727169
T51L.グローバー-269747172
T51Cam.ヤング-271736874
T54B.マーティン-171747270
T54M.シュワブ-175707270
T54J.ケリー-174726972
T54W.ゴードン-173677374
T54G.ウッドランド-172707174
T54T.ダンカン-173697075
T60J.トーマスE73737171
T60J.ダーメンE73717371
T60M.マクニーリーE74717073
T60N.ラシュリーE69717375
T60F.モリナリE73716876
T65S.ストラカ+174727469
T65P.キザイア+174717470
T65A.スモーリー+171756974
68D.トンプソン+370736979
T69S.ストーリングス+471747275
T69T.ペンドリス+467737280
71A.スコット+572737771
72A.バデリー+773727476
73W.ザラトリス+874717477
74S.ティーガラ+1070757875
75K.キスナー+1172737381
予選CUTライン:+2
CUTA.パットナム+37374
CUTM.フィッツパトリック+37671
CUTR.パーマー+36978
CUTS.ピアシー+37176
CUTT.デトリー+37869
CUTH.バックリー+37374
CUTK.ストリールマン+37176
CUTJ.J.スポーン+37275
CUTL.リスト+37770
CUTE.グリジョ+37077
CUTM.ウォレス+37275
CUTT.メリット+37473
CUTH.エンディコット+37077
CUTK.ツウェイ+47573
CUTA.シェンク+47474
CUTC.リービー+47276
CUTM.クーチャー+47078
CUTC.カーク+47375
CUTK.ブラッドリー+47078
CUTD.ライリー+47177
CUTP.マルナティ+47276
CUTP.ロジャース+47375
CUTK.キタヤマ+57376
CUTイ・キョンフン+57376
CUTJ.ハーン+57376
CUTA.ノレン+57772
CUTJ.ブラムレット+57178
CUTM.トンプソン+57772
CUTN.テイラー+57475
CUTR.マキロイ+57673
CUTH.イングリッシュ+57871
CUTJ.T.ポストン+67575
CUTS.パワー+67476
CUTE.バーンズ+67476
CUTR.シェルトン+67278
CUTC.タレン+67377
CUTC.コナーズ+67575
CUTN.エチャバリア+67179
CUTN.ハーディ+67773
CUTJ.ローワー+77477
CUTR.アーマー+77279
CUTD.フリテッリ+77279
CUTR.ストレブ+77873
CUTM.ヒューズ+77576
CUTG.シグ+77477
CUTR.ノックス+87577
CUTD.レッドマン+87874
CUTB.ホスラー+87676
CUTR.ブレーム+87280
CUTW.シンプソン+87676
CUTB.ホーシェル+87379
CUTJ.ベガス+87874
CUTキム・ソンヒョン+97776
CUTT.アレクサンダー+97776
CUTL.ホッジス+97677
CUTS.シンク+97281
CUTA.ロング+97578
CUTA.ノバク+107975
CUTD.ギム+108074
CUTM.ネスミス+117778
CUTD.リプスキー+127680
CUTA.ワイズ+128076
CUTT.マリナックス+127185
CUTK.クラフト+128076
CUTM.レアード+137681
CUTN.ワトニー+147979
CUTM.マクグリービー+146989
CUTL.ハーバート+238285
WDJ.ラーム71

 

【詳細】
松山 英樹
7バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(68)

14時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温26.7℃、湿度43%、風速5.4m/s(南西)というコース・コンディションの中、75名による決勝ラウンド最終日が行われた。

中盤4日間すべて60台と安定感抜群のゴルフで大会を制したのは、今年に入り5試合で優勝1回を含むトップ10入り3回と安定した結果を残している世界ランキング2位のスコッティ・シェフラー。

3番Par3で1.5mのパーパットを決めきれずボギーが先行したスコッティ・シェフラーだったが、4ホールをパーで通過し迎えた8番Par3で足場の良くないグリーン手前からのアプローチを直接決めてスコアをスタート時に戻すと、3打目のアプローチを確実によせた9番Par5と5.5mを決めた10番Par4、2オンに成功した11番Par5、そしてグリーン右サイドからのアプローチをよせた1オン可能な12番Par4で圧巻の5連続バーディを奪い、一気に後続との差を広げる。その後、ティーショットを右に曲げた14番Par4でボギーを叩いたものの、ティーショットを右に曲げながら6.4mのウィニングパットを決めた最終18番Par4を含む上り4ホールをパープレーでホールアウト。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率72.22% (13/18)、SG: Around The Green(1.660)SG: PUTTING(0.409)3日目同様ショートゲームに冴えを見せ、5バーディ、2ボギー(69)でラウンド、通算17アンダー・2位に5打差をつける圧勝で今季2勝目、PGAツアー6勝目を飾るとともに世界ランキング1位に返り咲いた。

トップと5打差の単独2位には、終盤の14番Par4から5連続バーディを奪うなど、8バーディ、1ボギーの最終日のベストスコア(65)をマークしたティレル・ハットンが通算12アンダーで続いた。

トップと7打差の3位タイには、ヴィクトル・ホブランドと3日目にコースレコードをマークしたトム・ホージが通算10アンダーで並んだ。

また、アレックス・スモーリーが17番Par3で2バウンド目が直接決まる今大会3人目のホールインワンを達成しています。

絶好のバーディチャンスを逃した1番Par4と2番Par5でスコアを伸ばせなかった松山英樹だったが、3番Par3で9.2mと距離のあるバーディパットを決めると、6番Par4でも2打目をピンそば1.6mにつけてバーディ。更に3.9mを決めた8番Par3とグリーン外からのパットを決めた9番Par5で連続バーディを奪って折り返すと、足場の良くない3打目のアプローチをピンそばによせた11番Par5と辛うじて左サイドの池を回避した1オン可能な12番Par4、そして下りの右に曲がる4.5mを決めた13番Par3で3連続バーディを奪い、一気に2位タイまで浮上したものの、14番Par4で2打目を大きく右に外し、3打目のアプローチをミス、4打目もよせられず、痛恨のダブルボギー。更に17番Par3でのバーディチャンスを逃して迎えた最終18番Par4でもティーショットを右に曲げるミスから3打目のアプローチもよせきれずボギーと終盤スコアを落としてフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率77.78% (14/18)、SG: Around The Green(-1.718)SG: PUTTING(2.596)の7バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(68)とスコアを4つ伸ばすに留まり、通算9アンダー・単独6位で大会を終えた。

3日目(決勝ラウンド)

3日目
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 10:30(00:30)
 T.モンゴメリー/キム・シウ/T.ハットン
 11:03(01:03)
 R.ファウラー/T.ダンカン/J.ローズ
 11:14(01:14)
 B.ウー/T.フリートウッド/P.キャントレー
 12:09(02:09)
 J.デイ/V.ホブランド/D.マッカーシー
 12:31(02:31)
 ミンウ・リー/C.ベズイデンホウト/C.モリカワ
 12:42(02:42)
 A.スベンソン/S.シェフラー/B.グリフィン

10番ホールスタート
 10:41(00:41)
 M.ホーマ/J.スピース/Cam.ヤング
 10:52(00:52)
 J.ダーメン/松山英樹/イム・ソンジェ
 11:14(01:14)
 W.ザラトリス/X.シャウフェレ/S.ストーリングス

※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間3月11日(土)の10:30だと日本時間3月11日(土)の00:30、現地時間3月11日(土)の12:42だと日本時間3月12日(日)の02:42になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
ザ・プレーヤーズ選手権2023 組み合わせ3
3日目(決勝ラウンド)
首位スコッティ・シェフラー-1465
2ミンウ・リー-1266
3キャム・デービス-1067
T4トミー・フリートウッド-965
 アーロン・ライ-965
 チャド・ラミー-968
 クリスティアン・ベズイデンホウト-969
T8イム・ソンジェ-864
 デビッド・リングマース-868
 トム・ホージ-862
T26松山 英樹-567
順位選手名通算R1R2R3R4
1S.シェフラー-14686965
2M.リー-12687066
3C.デービス-10697067
T4T.フリートウッド-9727065
T4A.ライ-9736965
T4C.ラミー-9647568
T4C.ベズイデンホウト-9687069
T8イム・ソンジェ-8756964
T8D.リングマース-8726868
T8T.ホージ-8786862
T11T.モンゴメリー-7707366
T11J.ローズ-7697367
T11Den.マッカーシー-7687269
T14J.スピース-6697566
T14R.ファウラー-6727068
T14P.キャントレー-6727068
T14D.ウー-6697368
T14A.ハドウィン-6717069
T14T.ムーア-6707565
T14J.サー-6687369
T14J.デイ-6707070
T14V.ホブランド-6697170
T14C.モリカワ-6657372
T14A.スベンソン-6686775
T14B.グリフィン-6677172
T26キム・シウ-5697468
T26T.ハットン-5727168
T26M.ホーマ-5727267
T26G.ヒーゴ-5707368
T26松山 英樹-5747067
T26B.ウー-5736969
T26W.クラーク-5697369
T26T.フィナウ-5737266
T26アン・ビョンフン-5717070
T35F.モリナリ-4737168
T35D.トンプソン-4707369
T35Cam.ヤング-4717368
T35R.フォックス-4746870
T35K.ヒコック-4737069
T35T.ダンカン-4736970
T35T.ペンドリス-4677372
T35R.ヘンリー-4727466
T43M.ハバード-3717270
T43G.ウッドランド-3727071
T43N.ラシュリー-3697173
T43W.ゴードン-3736773
T47L.グローバー-2697471
T47D.ウィレット-2727171
T47B.ハーマン-2737170
T47X.シャウフェレ-2727369
T47S.ライダー-2737269
T47S.バーンズ-2687472
T47A.スマザーマン-2737269
T47B.トッド-2716974
T47S.ローリー-2776968
T47K.ミッチェル-2727468
T57M.マクニーリー-1747170
T57S.イエーガー-1747269
T57A.スモーリー-1717569
T57J.ケリー-1747269
T57E.コール-1737369
62C.ハドリーE717372
T63J.ダーメン+1737173
T63M.シュワブ+1757072
T63S.ストーリングス+1717472
T63B.マーティン+1717472
T63J.トーマス+1737371
T63キム・ジュヒョン+1747271
69K.キスナー+2727373
T70W.ザラトリス+3747174
T70P.キザイア+3747174
T70A.バデリー+3737274
73S.ストラカ+4747274
74A.スコット+6727377
75S.ティーガラ+7707578
予選CUTライン:+2
CUTA.パットナム+37374
CUTM.フィッツパトリック+37671
CUTR.パーマー+36978
CUTS.ピアシー+37176
CUTT.デトリー+37869
CUTH.バックリー+37374
CUTK.ストリールマン+37176
CUTJ.J.スポーン+37275
CUTL.リスト+37770
CUTE.グリジョ+37077
CUTM.ウォレス+37275
CUTT.メリット+37473
CUTH.エンディコット+37077
CUTK.ツウェイ+47573
CUTA.シェンク+47474
CUTC.リービー+47276
CUTM.クーチャー+47078
CUTC.カーク+47375
CUTK.ブラッドリー+47078
CUTD.ライリー+47177
CUTP.マルナティ+47276
CUTP.ロジャース+47375
CUTK.キタヤマ+57376
CUTイ・キョンフン+57376
CUTJ.ハーン+57376
CUTA.ノレン+57772
CUTJ.ブラムレット+57178
CUTM.トンプソン+57772
CUTN.テイラー+57475
CUTR.マキロイ+57673
CUTH.イングリッシュ+57871
CUTJ.T.ポストン+67575
CUTS.パワー+67476
CUTE.バーンズ+67476
CUTR.シェルトン+67278
CUTC.タレン+67377
CUTC.コナーズ+67575
CUTN.エチャバリア+67179
CUTN.ハーディ+67773
CUTJ.ローワー+77477
CUTR.アーマー+77279
CUTD.フリテッリ+77279
CUTR.ストレブ+77873
CUTM.ヒューズ+77576
CUTG.シグ+77477
CUTR.ノックス+87577
CUTD.レッドマン+87874
CUTB.ホスラー+87676
CUTR.ブレーム+87280
CUTW.シンプソン+87676
CUTB.ホーシェル+87379
CUTJ.ベガス+87874
CUTキム・ソンヒョン+97776
CUTT.アレクサンダー+97776
CUTL.ホッジス+97677
CUTS.シンク+97281
CUTA.ロング+97578
CUTA.ノバク+107975
CUTD.ギム+108074
CUTM.ネスミス+117778
CUTD.リプスキー+127680
CUTA.ワイズ+128076
CUTT.マリナックス+127185
CUTK.クラフト+128076
CUTM.レアード+137681
CUTN.ワトニー+147979
CUTM.マクグリービー+146989
CUTL.ハーバート+238285
WDJ.ラーム71

 

【詳細】
松山 英樹
5バーディ(67)

12時00分時点での天候は晴れ、気温18.3℃、湿度51%、風速4.0m/s(北東)というコース・コンディションの中、75名による決勝ラウンド3日目が行われた。

決勝ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、今年に入り5試合で優勝1回を含むトップ10入り3回と安定した結果を残している世界ランキング2位のスコッティ・シェフラー。

バックスピンでピンそばにつけた1番Par4でバーディ、グリーン左サイドラフからの難しいアプローチを直接決めてイーグルを奪った2番Par5と出だしの2ホールでスコアを3つ伸ばす好スタートを切ったスコッティ・シェフラーは、5番Par4で3.1mのバーディパットを決めると、6番Par4で1.5mのバーディパットを外し、7番Par4ではティーショットを左サイドの池に打ち込んでボギーを叩いたものの、8番Par3と9番Par5でそれぞれ4.0mと2.3mを決めて連続バーディ。後半に入り、チャンスにつかないホールが続く中、グリーン左サイドからのアプローチを確実によせた16番Par5でバーディを奪うと、最終18番Par4でも3.1mを決めてバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率72.22% (13/18)、SG: Around The Green(2.211)SG: PUTTING(0.275)とショートゲームに冴えを見せ、1イーグル、6バーディ、1ボギー(65)でラウンド、通算14アンダー・単独トップで2日目を終えた。

トップと2打差の単独2位には、最終18番Par4でボギーを叩いたものの、出だしの1番Par4でピンまで残り112yの2打目をバックスピンで直接決めてイーグルを奪うなど、1イーグル、5バーディ、1ボギー(66)でラウンドしたLPGAツアーで活躍するミンジー・リーを姉に持つPGAツアー初優勝を目指すミンウ・リーが通算12アンダーで続いた。

トップと4打差の単独3位には、ボギーフリーとなる1イーグル、3バーディ(67)でラウンドしたPGAツアー2勝目を目指すキャム・デービス、更に5打差の4位タイには、17番Par3でホールインワンを達成したアーロン・ライら4名が通算9アンダーで並んだ。

また、10バーディを奪ったトム・ホージが、ボギーフリーとなる10バーディ(62)とコースレコードをマークし、通算8アンダー・8位タイに浮上した。

3試合ぶりに予選を通過した松山英樹は、11番Par5でグリーン左サイドからのアプローチをよせてバーディを先行させると、チャンスを掴めない中で迎えた16番Par5で2オンに成功し、この日2つ目のバーディ。更に折り返した2番Par5でも3打目のアプローチをよせてバーディを奪うと、4.2mを決めた6番Par4と左サイドのフェアウェイから11.2mを直接決めた8番Par3でもバーディ。上りの9番Par5ではスコアを伸ばせず、フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率55.56% (10/18)とショットに少し乱れがあったものの、Scramblingが100.00% (8/8)、SG: PUTTING(0.905)とショートゲームが安定しており、ボギーフリーとなる5バーディ(67)でラウンド、通算5アンダー・26位タイまで浮上した。

2日目(予選ラウンド)

2日目
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 12:23(02:23)
 キム・シウ/W.シンプソン/T.ハットン
 12:34(02:34)
 T.フィナウ/キム・ジュヒョン/P.キャントレー
 12:45(02:45)
 C.モリカワ/A.スコット/R.ファウラー
 12:56(02:56)
 J.ラーム/S.シェフラー/R.マキロイ
 13:07(03:07)
 J.ローズ/B.ホーシェル/松山英樹

10番ホールスタート
 07:34(21:34)
 M.フィッツパトリック/V.ホブランド/S.ローリー
 07:45(21:45)
 K.キタヤマ/W.ザラトリス/X.シャウフェレ
 07:56(21:56)
 M.ホーマ/J.トーマス/J.スピース
 08:07(22:07)
 S.バーンズ/Cam.ヤング/S.ティーガラ
 08:18(22:18)
 C.カーク/S.パワー/K.ブラッドリー

※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間3月10日(金)の06:50だと日本時間3月10日(金)の20:50、現地時間3月10日(金)の13:51だと日本時間3月11日(土)の03:51になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
2日目(予選ラウンド)
首位アダム・スベンソン-967
2スコッティ・シェフラー-769
T3ベン・グリフィン-671
 ミンウ・リー-670
 クリスティアン・ベズイデンホウト-670
 コリン・モリカワ-673
T7キャム・デービス-570
 チャド・ラミー-575
T9ウィル・ゴードン-467
 ジェイソン・デイ-470
 ヴィクトル・ホブランド-471
 デニー・マッカーシー-472
 テイラー・ペンドリス-473
 ブレンドン・トッド-469
 ネイト・ラシュリー-471
 デビッド・リングマース-468
T41松山 英樹E70
順位選手名通算R1R2R3R4
1A.スベンソン-96867
2S.シェフラー-76869
T3B.グリフィン-66771
T3M.リー-66870
T3C.ベズイデンホウト-66870
T3C.モリカワ-66573
T7C.デービス-56970
T7C.ラミー-56475
T9W.ゴードン-47367
T9J.デイ-47070
T9V.ホブランド-46971
T9Den.マッカーシー-46872
T9T.ペンドリス-46773
T9B.トッド-47169
T9N.ラシュリー-46971
T9D.リングマース-47268
T17J.サー-36873
T17アン・ビョンフン-37170
T17A.ハドウィン-37170
T20G.ウッドランド-27270
T20S.バーンズ-26874
T20W.クラーク-26973
T20A.ライ-27369
T20D.ウー-26973
T20B.ウー-27369
T20T.フリートウッド-27270
T20P.キャントレー-27270
T20R.ファウラー-27270
T20T.ダンカン-27369
T20J.ローズ-26973
T20R.フォックス-27468
T32K.ヒコック-17370
T32G.ヒーゴ-17073
T32L.グローバー-16974
T32D.ウィレット-17271
T32D.トンプソン-17073
T32T.モンゴメリー-17073
T32キム・シウ-16974
T32T.ハットン-17271
T32M.ハバード-17172
T41C.ハドリーE7173
T41F.モリナリE7371
T41M.ホーマE7272
T41J.スピースE6975
T41Cam.ヤングE7173
T41J.ダーメンE7371
T41松山 英樹E7470
T41イム・ソンジェE7569
T41B.ハーマンE7371
T50M.マクニーリー+17471
T50M.シュワブ+17570
T50W.ザラトリス+17471
T50X.シャウフェレ+17273
T50S.ストーリングス+17174
T50S.ティーガラ+17075
T50P.キザイア+17471
T50S.ライダー+17372
T50T.ムーア+17075
T50A.スマザーマン+17372
T50T.フィナウ+17372
T50K.キスナー+17273
T50A.スコット+17273
T50A.バデリー+17372
T50B.マーティン+17174
T65S.イエーガー+27472
T65S.ストラカ+27472
T65T.ホージ+27868
T65S.ローリー+27769
T65J.トーマス+27373
T65A.スモーリー+27175
T65J.ケリー+27472
T65K.ミッチェル+27274
T65キム・ジュヒョン+27472
T65R.ヘンリー+27274
T65E.コール+27373
予選CUTライン:+2
T76A.パットナム+37374
T76M.フィッツパトリック+37671
T76R.パーマー+36978
T76S.ピアシー+37176
T76T.デトリー+37869
T76H.バックリー+37374
T76K.ストリールマン+37176
T76J.J.スポーン+37275
T76L.リスト+37770
T76E.グリジョ+37077
T76M.ウォレス+37275
T76T.メリット+37473
T76H.エンディコット+37077
T89K.ツウェイ+47573
T89A.シェンク+47474
T89C.リービー+47276
T89M.クーチャー+47078
T89C.カーク+47375
T89K.ブラッドリー+47078
T89D.ライリー+47177
T89P.マルナティ+47276
T89P.ロジャース+47375
T98K.キタヤマ+57376
T98イ・キョンフン+57376
T98J.ハーン+57376
T98A.ノレン+57772
T98J.ブラムレット+57178
T98M.トンプソン+57772
T98N.テイラー+57475
T98R.マキロイ+57673
T98H.イングリッシュ+57871
T107J.T.ポストン+67575
T107S.パワー+67476
T107E.バーンズ+67476
T107R.シェルトン+67278
T107C.タレン+67377
T107C.コナーズ+67575
T107N.エチャバリア+67179
T107N.ハーディ+67773
T115J.ローワー+77477
T115R.アーマー+77279
T115D.フリテッリ+77279
T115R.ストレブ+77873
T115M.ヒューズ+77576
T115G.シグ+77477
T121R.ノックス+87577
T121D.レッドマン+87874
T121B.ホスラー+87676
T121R.ブレーム+87280
T121W.シンプソン+87676
T121B.ホーシェル+87379
T121J.ベガス+87874
T128キム・ソンヒョン+97776
T128T.アレクサンダー+97776
T128L.ホッジス+97677
T128S.シンク+97281
T128A.ロング+97578
T133A.ノバク+107975
T133D.ギム+108074
135M.ネスミス+117778
T136D.リプスキー+127680
T136A.ワイズ+128076
T136T.マリナックス+127185
T136K.クラフト+128076
140M.レアード+137681
T141N.ワトニー+147979
T141M.マクグリービー+146989
143L.ハーバート+238285
WDJ.ラーム71

 

【詳細】
松山 英樹
1イーグル、5バーディ、5ボギー(70)

予選CUTライン:+2
M.フィッツパトリック、C.カーク、K.キタヤマ、R.マキロイ、S.パワーは予選落ちとなりました。


13時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温26.1℃、湿度54%、風速6.7m/s(南西)というコース・コンディションの中、143名(1名棄権)による予選ラウンド2日目が行われた。

雷雲接近による中断により、そのままサスペンデッドとなった予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、今季の「RSMクラシック」でPGAツアー初優勝を飾ったアダム・スベンソン。

11番Par5で2.6mを決めてバーディ先行のスタートを切ったアダム・スベンソンは、16番Par5でグリーン左サイドの外からパターでのアプローチを直接決めてバーディと前半を2バーディで折り返すと、3.8mを決めた1番Par4と3打目を確実によせた2番Par5で連続バーディ。続く3番Par3でアプローチをよせられずボギーを叩いたものの、3.7mを決めた5番Par4と3打目をピンそばにつけた9番Par5でバーディ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率55.56% (10/18)、SG: PUTTING(2.235)とショートゲームとパッティングが冴え、6バーディ、1ボギー(67)でラウンド、通算9アンダー・単独トップで2日目を終えた。

2番Par5で1.6mのバーディパットを外したスコッティ・シェフラーは、続く3番Par3でアプローチをよせきれずボギーを叩き、その後もチャンスを活かせない展開が続いたものの、9番Par5でショートサイドからの難しいアプローチをよせてバーディを奪うと、7.3mを決めた10番Par4と2オンに成功した11番Par5で3連続バーディ。更に絶好のイーグルチャンスにつけた16番Par5でもタップインバーディを奪うなど、フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率77.78% (14/18)、SG: Off The Tee(2.054)SG: Approach to Green(2.716)SG: PUTTING(-0.426)とショットが素晴らしく、4バーディ、1ボギー(69)でラウンド、通算7アンダー・単独2位で2日目を終えた。

トップと3打差の通算6アンダー・3位タイには、ともにPGAツアー初優勝を目指すベン・グリフィンとミンウ・リー、クリスティアン・ベズイデンホウトの3名に加え、世界ランキング10位でPGAツアー6勝目を目指すコリン・モリカワの4名が続いた。

トップと5打差の中に16名がひしめく混戦となる中、世界ランキング3位のローリー・マキロイが通算5オーバー・98位タイで予選落ちとなった。

初日2オーバーと出遅れた松山英樹は、3.7mを決めた出だしの1番Par4とグリーン手前からパターでよせた2番Par5で連続バーディを奪うと、6番Par4でも6.3mを決めてバーディ。続く7番Par4と8番Par3でともにバンカーからよせきれず連続ボギーを叩いたものの、3打目をピンそば1.6mにつけた9番Par5でバーディ。更に2打目をピンそば2.8mにつけた11番Par5でイーグルとここまでスコアを4つ伸ばす展開の中、ラフからの3打目をよせきれなかった15番Par4でのボギーを皮切りに、16番Par5でバウンスバックに成功したものの、アプローチをよせきれなかった17番Par3と3パットを喫した最終18番Par4で連続ボギーフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率55.56% (10/18)、SG: PUTTING(-0.022)とショットとアプローチが良くなかったものの、1イーグル、5バーディ、5ボギー(70)とスコアを2つ伸ばし、通算イーブンパー・41位タイで予選を通過した。

1日目(予選ラウンド)

1日目
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 12:34(02:34)
 M.フィッツパトリック/V.ホブランド/S.ローリー
 12:45(02:45)
 K.キタヤマ/W.ザラトリス/X.シャウフェレ
 12:56(02:56)
 M.ホーマ/J.トーマス/J.スピース
 13:07(03:07)
 S.バーンズ/Cam.ヤング/S.ティーガラ
 13:18(03:18)
 C.カーク/S.パワー/K.ブラッドリー

10番ホールスタート
 07:23(21:23)
 キム・シウ/W.シンプソン/T.ハットン
 07:34(21:34)
 T.フィナウ/キム・ジュヒョン/P.キャントレー
 07:45(21:45)
 C.モリカワ/A.スコット/R.ファウラー
 07:56(21:56)
 J.ラーム/S.シェフラー/R.マキロイ
 08:07(22:07)
 J.ローズ/B.ホーシェル/松山英樹

※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間3月9日(木)の06:50だと日本時間3月9日(木)の20:50、現地時間3月9日(木)の13:51だと日本時間3月10日(金)の03:51になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
1日目(予選ラウンド)
首位チャド・ラミー-864
2コリン・モリカワ-765
T3テイラー・ペンドリス-567
 ベン・グリフィン-567
T5ジャスティン・サー-468
 ミンウ・リー-468
 デニー・マッカーシー-468
 クリスティアン・ベズイデンホウト-468
 アダム・スベンソン-468
 スコッティ・シェフラー-468
 サム・バーンズ-468
T94松山 英樹+274
順位選手名通算R1R2R3R4
1C.ラミー-864
2C.モリカワ-765
T3T.ペンドリス-567
T3B.グリフィン-567
T5J.サー-468
T5M.リー-468
T5Den.マッカーシー-468
T5C.ベズイデンホウト-468
T5A.スベンソン-468
T5S.シェフラー-468
T5S.バーンズ-468
T12キム・シウ-369
T12C.デービス-369
T12J.ローズ-369
T12N.ラシュリー-369
T12V.ホブランド-369
T12L.グローバー-369
T12J.スピース-369
T12R.パーマー-369
T12W.クラーク-369
T12M.マクグリービー-369
T12D.ウー-369
T23D.トンプソン-270
T23T.モンゴメリー-270
T23E.グリジョ-270
T23H.エンディコット-270
T23J.デイ-270
T23G.ヒーゴ-270
T23M.クーチャー-270
T23S.ティーガラ-270
T23K.ブラッドリー-270
T23T.ムーア-270
T33K.ストリールマン-171
T33アン・ビョンフン-171
T33B.トッド-171
T33T.マリナックス-171
T33J.ラーム-171
T33N.エチャバリア-171
T33M.ハバード-171
T33A.ハドウィン-171
T33B.マーティン-171
T33C.ハドリー-171
T33Cam.ヤング-171
T33S.ストーリングス-171
T33A.スモーリー-171
T33D.ライリー-171
T33S.ピアシー-171
T33J.ブラムレット-171
T49R.シェルトンE72
T49D.ウィレットE72
T49T.フリートウッドE72
T49K.ミッチェルE72
T49T.ハットンE72
T49K.キスナーE72
T49P.キャントレーE72
T49A.スコットE72
T49R.ファウラーE72
T49J.J.スポーンE72
T49R.ヘンリーE72
T49M.ウォレスE72
T49P.マルナティE72
T49D.リングマースE72
T49S.シンクE72
T49C.リービーE72
T49X.シャウフェレE72
T49M.ホーマE72
T49G.ウッドランドE72
T49R.ブレームE72
T49R.アーマーE72
T49D.フリテッリE72
T71S.ライダー+173
T71A.スマザーマン+173
T71B.ウー+173
T71H.バックリー+173
T71C.タレン+173
T71T.フィナウ+173
T71T.ダンカン+173
T71J.ダーメン+173
T71B.ホーシェル+173
T71B.ハーマン+173
T71P.ロジャース+173
T71A.バデリー+173
T71E.コール+173
T71A.パットナム+173
T71K.ヒコック+173
T71W.ゴードン+173
T71F.モリナリ+173
T71K.キタヤマ+173
T71J.トーマス+173
T71イ・キョンフン+173
T71C.カーク+173
T71J.ハーン+173
T71A.ライ+173
T94E.バーンズ+274
T94N.テイラー+274
T94キム・ジュヒョン+274
T94松山 英樹+274
T94R.フォックス+274
T94T.メリット+274
T94G.シグ+274
T94M.マクニーリー+274
T94A.シェンク+274
T94S.イエーガー+274
T94J.ローワー+274
T94S.ストラカ+274
T94W.ザラトリス+274
T94S.パワー+274
T94J.ケリー+274
T94P.キザイア+274
T110A.ロング+375
T110C.コナーズ+375
T110M.ヒューズ+375
T110イム・ソンジェ+375
T110K.ツウェイ+375
T110R.ノックス+375
T110M.シュワブ+375
T110J.T.ポストン+375
T118W.シンプソン+476
T118R.マキロイ+476
T118D.リプスキー+476
T118L.ホッジス+476
T118B.ホスラー+476
T118M.フィッツパトリック+476
T118M.レアード+476
T125A.ノレン+577
T125M.ネスミス+577
T125M.トンプソン+577
T125L.リスト+577
T125N.ハーディ+577
T125キム・ソンヒョン+577
T125T.アレクサンダー+577
T125S.ローリー+577
T133T.デトリー+678
T133R.ストレブ+678
T133H.イングリッシュ+678
T133J.ベガス+678
T133D.レッドマン+678
T133T.ホージ+678
T139N.ワトニー+779
T139A.ノバク+779
T141D.ギム+880
T141K.クラフト+880
T141A.ワイズ+880
144L.ハーバート+1082

 

【詳細】
松山 英樹
5バーディ、3ボギー、2ダブルボギー(74)

15時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温21.1℃、湿度60%、風速4.0m/s(東)というコース・コンディションの中、144名による予選ラウンド1日目が行われた。

日没サスペンデッドの影響を受けた予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、昨季PGAツアー初優勝を挙げたものの、今季はここまで9回の予選落ち(直近も3試合連続予選落ち)を喫するなど、結果が出ていない
チャド・ラミー

出だしの1番Par4で2.5mを決めてバーディ先行のスタートを切ったチャド・ラミーは、3番Par3での6.8mおよび5番と7番のPar4での4.6mと9.4mの距離のあるバーディパットを決めるなど、2つのPar5ではスコアを伸ばせなかったものの、前半を4アンダーで折り返すと、5.4mを決めた10番Par4とグリーン右サイドからのバンカーショットを2.7mにつけた11番Par5で連続バーディ。更に3打目を2.6mによせた16番Par5とバックスピンでピンそば58cmにつけた17番Par3で連続バーディを奪うなど、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率77.78% (14/18)、SG: PUTTING(5.730)とパッティングが素晴らしく、ボギーフリーとなる8バーディ(64)でラウンド、8アンダー・単独トップで初日を終えた。

10番Par4からスタートしたコリン・モリカワは、下りの右に曲がる6.1mを決めた15番Par4とグリーン左サイドからのバンカーショットをピンそばによせた16番Par5で連続バーディを奪うと、2打目をピンそば71cmにつけた1番Par4と残り235yの2打目をピンそば1.1mにつけた2番Par5でそれぞれバーディとイーグルを奪い、2ホールでスコアを3つ伸ばす。更に4番と6番のPar4でもそれぞれ2.2mと5.7mのバーディパットを決めるなど、フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率83.33% (15/18)、SG: Approach to Green(3.812)SG: PUTTING(0.877)とショットが素晴らしく、ボギーフリーとなる1イーグル、5バーディ(65)でラウンド、7アンダー・単独2位で初日を終えた。

トップと3打差の5アンダー・3位タイには、ともにPGAツアー初優勝を目指すテイラー・ペンドリスとベン・グリフィンが続いた。

スコッティ・シェフラーやサム・バーンズと言った実力者が4アンダー・5位タイと好位置で初日を終える中、世界ランキング3位のローリー・マキロイは、2バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(76)の4オーバー・118位タイと大きく出遅れた。

ヘイデン・バックリーが17番Par3で奥の傾斜を利用してホールインワンを達成しています。

直近の2試合で連続予選落ちを喫している松山英樹は、出だしの10番Par4でショートサイドからのバンカーショットをよせきれずボギーを叩くと、続く11番Par5で4.1mを決めてバウンスバックに成功したものの、3パットを喫した13番Par3のボギーとグリーン手前からの3打目のアプローチをオーバー、4打目も乗せられず、5オン1パットのダブルボギーを叩いた14番Par4でスコアを3つ落とすなど、3オーバーで前半を終える。折り返した1番Par4でもティーショットを左に曲げ、1.5mのパーパットから3パットのダブルボギーを叩いた直後の3打目をピンそばによせた2番Par5とティーショットを1.7mにつけた3番Par3で連続バーディを奪うと、バンカーからの2打目をグリーン手前のクリークに打ち込むミスからボギーを叩いた直後のフリンジから10.0mを決めた5番と2打目をピンそば81cmにつけた6番のPar4で連続バーディを奪うなど、盛り返したものの、
フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率61.11% (11/18)、SG: PUTTING(-2.017)とショットからショートゲーム、パッティングに至るまでかみ合わず、5バーディ、3ボギー、2ダブルボギー(74)とスコアを2つ落とし、2オーバー・94位タイと出遅れた。

STATISTICS

DA:DRIVING ACCURACY
  (フェアウェイキープ率)
GIR:GREENS IN REGULATION
  (パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
  (平均飛距離)
LD:LONGEST DRIVE
  (最大飛距離)
PPG:PUTTS PER GIR
  (パーオン時の平均パット数)
 

1位
スコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler

 DAGIRDD/LDPPG
ROUND171.43%
(10/14)
77.78%
(14/18)
309.5 ydsy
(324 ydsy)
1.786
ROUND264.29%
(9/14)
77.78%
(14/18)
309.8 ydsy
(336 ydsy)
1.857
ROUND371.43%
(10/14)
72.22%
(13/18)
296.2 ydsy
(318 ydsy)
1.769
ROUND464.29%
(9/14)
72.22%
(13/18)
308.0 ydsy
(330 ydsy)
1.385
TOTAL67.86%
(38/56)
75%
(54/72)
305.9 ydsy
(336 ydsy)
1.704
RANKT1811/T2734

 

2位
ティレル・ハットン(Tyrrell Hatton

 DAGIRDD/LDPPG
ROUND164.29%
(9/14)
61.11%
(11/18)
295.1 ydsy
(317 ydsy)
1.727
ROUND264.29%
(9/14)
61.11%
(11/18)
286.9 ydsy
(332 ydsy)
1.727
ROUND342.86%
(6/14)
77.78%
(14/18)
293.6 ydsy
(316 ydsy)
1.533
ROUND450.00%
(7/14)
83.33%
(15/18)
277.3 ydsy
(321 ydsy)
1.643
TOTAL55.36%
(31/56)
70.83%
(51/72)
288.2 ydsy
(332 ydsy)
1.647
RANKT56T443/T4021

 

3位タイ
ヴィクトル・ホブランドViktor Hovland

 DAGIRDD/LDPPG
ROUND171.43%
(10/14)
61.11%
(11/18)
297.9 ydsy
(326 ydsy)
1.455
ROUND250.00%
(7/14)
72.22%
(13/18)
282.4 ydsy
(308 ydsy)
1.692
ROUND371.43%
(10/14)
77.78%
(14/18)
288.9 ydsy
(309 ydsy)
1.455
ROUND464.29%
(9/14)
61.11%
(11/18)
288.1 ydsy
(330 ydsy)
1.929
TOTAL64.29%
(36/56)
68.06%
(49/72)
289.3 ydsy
(330 ydsy)
1.653
RANKT29T1036/T4621

 

3位タイ
トム・ホージTom Hoge

 DAGIRDD/LDPPG
ROUND171.43%
(10/14)
50.00%
(9/18)
279.7 ydsy
(316 ydsy)
1.667
ROUND285.71%
(12/14)
61.11%
(11/18)
296.0 ydsy
(316 ydsy)
1.636
ROUND378.57%
(11/14)
88.89%
(16/18)
285.4 ydsy
(300 ydsy)
1.667
ROUND457.14%
(8/14)
66.67%
(12/18)
302.8 ydsy
(333 ydsy)
1.563
TOTAL73.21%
(41/56)
66.67%
(48/72)
290.9 ydsy
(333 ydsy)
1.625
RANKT6T1730/T3716

 

5位
松山 英樹(Hideki Matsuyama)

 DAGIRDD/LDPPG
ROUND164.29%
(9/14)
61.11%
(11/18)
282.6 ydsy
(306 ydsy)
1.727
ROUND271.43%
(10/14)
55.56%
(10/18)
290.7 ydsy
(353 ydsy)
1.500
ROUND364.29%
(9/14)
55.56%
(10/18)
293.3 ydsy
(302 ydsy)
1.571
ROUND471.43%
(10/14)
77.78%
(14/18)
287.8 ydsy
(347 ydsy)
1.700
TOTAL67.86%
(38/56)
62.5%
(45/72)
288.6 ydsy
(353 ydsy)
1.622
RANKT21T3540/815

 

優勝したスコッティ・シェフラーは、フェアウェイキープ率で18位タイ、パーオン率で1位、Scramblingで4位と持ち味を存分に活かしたプレーを見せ、2位のティレル・ハットンは、パーオン率で4位タイ、SG: Totalで2位の数値で終え、3位タイのヴィクトル・ホブランドは、SG: Tee to Greenで6位、同順位のトム・ホージは、SG: Approach to GreenとSG: Tee to Greenでともに2位とショットが安定していた。松山英樹は、バーディ数で1位タイ、SG: Totalが8位という結果を残した。

全選手の結果

出場した全選手のリザルトと獲得賞金PDFご覧ください。 
 
※PGA公式サイト参照
※2023年大会(2022-2023シーズン)
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました