ラグビー欧州最高峰をかけたシックス・ネーションズの日程とテレビ放送は?試合結果を解説

スーパーラグビーラグビー

ラグビ-ワ-ルドカップの激闘から3か月を経て、2020年欧州最強をかけた戦い「シックス・ネーションズ」(ヨーロッパ6ヵ国対抗戦)が2月1日から3月14日にかけて全15試合が開催されます。

2023年のワ-ルドカップフランス大会に向け各チ-ムが始動したなかで行われる欧州最初の国際大会です。
また、今大会はヨーロッパではワ-ルドカップと同等の位置づけとされており、アグレッシブな戦いが見られるのも特徴の一つです。そして2023年に向け、新勢力や次世代のスタ-候補の活躍も期待できる大会でもあります。

ラグビーワールドカップ日本大会ではラグビー人気に盛り上がり、日本チームだけではなく世界のトッププレーも間近で観ることができ、感動と興奮を覚えました。

ラグビーのルールも分かってくるとさらにラグビーの面白さも増してくると思います。

今度は、ヨーロッパの最強ラグビーを決める「シックス・ネーションズ」で盛り上がるのはいかがでしょうか。

(2020.10.20 更新)
第4節 アイルランド vs イタリア 10月24日に試合決定
第5節 ウェールズ vs スコットランド 10月31日に試合決定
第5節 イタリア vs イングランド 10月31日に試合決定
第5節 フランス vs アイルランド 10月31日に試合決定

(2020.3 更新)

第4節 アイルランド vs イタリア 新型コロナウイルスの影響により開催延期
第5節 イタリア vs イングランド 新型コロナウイルスの影響により開催延期
(2020.10 更新)
第5節 フランス vs アイルランド 新型コロナウイルスの影響により開催延期
(2020.14 更新)
第5節 ウェールズ vs スコットランド 新型コロナウイルスの影響により開催延期

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シックス・ネーションズの参加国

                                                          2020年1月31日時点

ウェールズ(優勝:5回)

世界ランク 4位
2019年大会 優勝
シックス・ネーションズ成績(2000年以降)
 通算 57勝 3分 40敗
ワールドカップ成績
 1987年 3位、2011年・2019年  ベスト4

前回大会初戦のフランス戦で2点ビハインドで迎えた終盤、WTB(ウイング)ジョ-ジ・ノースの逆転トライで勝利し、勢いに乗るとイングランドやアイルランドといったライバルを次々に撃破しグランドスラム(全勝)達成。
2019年ワ-ルドカップ日本大会ではベスト4に進出し、WTB(ウイング)ジョシュ・アダムスが7トライを奪いトライ王に輝く。
12年間チ-ムを率いたHCウォ-レン・ガットランドが退任し、新HCに前任者と同じくニュ-ジ-ランド出身のウェイン・ピヴァックが就任し連覇へ向け新生ウェ-ルズが始動。

イングランド(優勝 6回)

世界ランク 3位
2019年大会 2位
シックス・ネーションズ成績(2000年以降)
 通算 69勝 2分 29敗
ワールドカップ成績
 2003年 優勝、1991年・2007年・2019年 準優勝

高い攻撃力は健在で優勝候補筆頭。チ-ムの支柱は不動のキャプテン オーウェン・ファレル。正確なプレ-スキックに卓越した判断力とトライへの嗅覚、抜群の闘争心と統率力でチ-ムを牽引する。王座奪還へ名将エディ-・ジョ-ンズのもと、2020年始動する。

フランス(優勝 5回)

世界ランク 7位
2019年大会 4位
シックス・ネーションズ成績(2000年以降)
 通算 61勝 2分 37敗
ワールドカップ成績
 1987年・1999年・2011年 準優勝

2023年ワ-ルドカップ自国開催を控え、20人のノンキャップ選手を招集し、平均年齢24歳という若いチ-ムが2023年に向けフランスらしさを保ちつつ、どのようなスタイルを築いていくのか非常に楽しみなチ-ム。注目はHALF BACKS。自らトライを奪い攻撃的SHアントワ-ヌ・デュポンと若干20歳の司令塔SOロマン・ヌタマック(ワールドラグビー2019年最優秀新人賞)を筆頭に20歳以下の世界選手権で優勝しフル代表に駆け上がった若き逸材たちが10大会ぶりの優勝を狙う。

アイルランド(優勝 4

世界ランク 5位
2019年大会 3位
シックス・ネーションズ成績(2000年以降)
 通算 66勝 3分 31敗
ワールドカップ成績
 ベスト8 7回

2年前の2018年大会ではグランドスラム(全勝)を達成し優勝するが、前回大会は連覇へのプレッシャーから3位に終わる。復権へ向け新キャプテンに2018年世界最優秀選手に輝いたSOジョナサン・セクストンを据え、新HCアンディ・ファレルのもと2020年始動する

スコットランド(優勝 0回)

世界ランク 9位
2019年大会 5位
シックス・ネーションズ成績(2000年以降)
 通算 28勝 3分 69敗
ワールドカップ成績
 ベスト4 1回 ベスト8 6回

長年チ-ムを牽引してきたグレイグ・レイドロ-が代表を引退。新たにキャプテンを引き継いだスチュワ-ト・ホッグのもとボ-ルを大きく動かす展開ラグビ-で上位進出を目指す。

イタリア(優勝 0回)

世界ランク 12位
2019年大会 6位
シックス・ネーションズ成績(2000年以降)
 通算 12勝 1分 87敗
ワールドカップ成績
 9大会連続出場

現在シックス・ネーションズ22連敗中で4大会勝利なし。
連敗ストップへ向け、SOトンマ-ゾ・アランやFBマッテオ・ミノッツィなど世代を担う若手の活躍がカギを握る。格上に対してアップセットを起こせるのか期待したい。

*()内の優勝回数は2000年以降を表示

~シックス・ネーションズの歴史~
1882年に創設され1882年~1883年にかけて第1回大会が開催された。当初は、イングランドスコットランドアイルランドウェールズの4か国で開催されていました。ラグビ-の中で最も古い歴史を持つ国際大会です。
1910年にフランスが加入し「ファイブ・ネーションズ」と呼ばれるようになりました。しかし、1932年にフランスが外れるも1947年にフランスが復帰し、さらに2000年にイタリアの加入に伴い「シックス・ネーションズ」と大会名が変更されました。
加入歴の浅いイタリアだけは、まだ優勝経験がありません。
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シックス・ネーションズ 大会レギュレーション

6カ国による1回戦総当たりのリーグ戦 全15試合

①勝点制
 勝ち=4pts
 引き分け=2pts
 敗け=0pts

②ボーナスポイント
・4トライ以上獲得した場合:1pts
・7点差以内での負けの場合:1pts
 (※負けた場合でも最大2ptsの獲得が可能)
・グランドスラム(全勝)達成の場合:3pts
 ※これにより全勝チ-ムが必ず優勝する仕組みになる
 例)全5試合 5戦全勝:最小勝ち点4×5=20 これに全勝のボーナスポイント3が加わり勝ち点23となる
         4勝1敗:最大勝ち点5×4=20 1敗するがボーナスポイント2が加わり勝ち点22となる

ワ-ルドカップでお馴染みになったかと思いますが、ボーナスポイントが優勝の行方を左右するため、試合終了までトライを狙うなどアグレッシブな展開が続く。

前回優勝国(順位表)

2019年大会の優勝はウェールズでした。
シックス・ネーションズで優勝した勢いのまま、ラグビーワールドカップ日本大会で大健闘の末、最後はニュージーランドに敗れ4位となりました。

  勝点得失差
1ウェールズ5002349
2イングランド3111883
3アイルランド302141
4フランス20310-25
5スコットランド1139-20
6イタリア0050-88

シックス・ネーションズ試合日程

第1節 / Round1
ウェールズ 42 – 0 イタリア

ウェ-ルズ トライ 5 G 4 PG 3
イタリア  トライ 0 G 0 PG 0

【日時】2020年2月1日(土) キックオフ 14:15
【会場】プリンシパリティ・スタジアム
【都市】カーディフ(ウェ-ルズ)
【通算対戦成績】ウェールズ 24勝 1分 イタリア 2勝

アイルランド 19 – 12 スコットランド

アイルランド  トライ 1 G 1 PG 4
スコットランド トライ 0 G 0 PG 4

【日時】2020年2月1日(土) キックオフ 16:45
【会場】アヴィヴァ・スタジアム
【都市】ダブリン(アイルランド)
【通算対戦成績】アイルランド 64勝 5分 スコットランド 67勝

フランス 24 – 17 イングランド

フランス   トライ 3 G 3 PG 1
イングランド トライ 2 G 2 PG 1

【日時】2020年2月2日(日) キックオフ 15:00 
【会場】スタッド・ドゥ・フランス
【都市】サン=ドニ(フランス)
【通算対戦成績】フランス 40勝 7分 イングランド 58勝

 

第1節終了時点

  勝点得失差
1ウェールズ100542
2フランス10047
3アイルランド10047
4イングランド0011-7
5スコットランド0011-7
6イタリア0010-42
第2節 / Round2
アイルランド 24 – 14 ウェールズ

アイルランド トライ 4 G 2 PG 0
ウェ-ルズ  トライ 2 G 2 PG 0

【日時】2020年2月8日(土) キックオフ 14:15
【会場】アヴィヴァ・スタジアム
【都市】ダブリン(アイルランド)
【通算対戦成績】アイルランド –勝 -分 ウェ-ルズ –勝

スコットランド 6 – 13 イングランド

スコットランド トライ 0 G 0 PG 2
イングランド  トライ 1 G 1 PG 2

【日時】2020年2月8日(土) キックオフ 16:45
【会場】BTマレーフィールド・スタジアム
【都市】エディンバラ(スコットランド)
【通算対戦成績】スコットランド 43勝 19分 イングランド 75勝

フランス 35 – 22 イタリア

フランス トライ 4 G 2 PG 2
イタリア トライ 3 G 2 PG 1

【日時】2020年2月9日(日) キックオフ 15:00
【会場】スタッド・ドゥ・フランス
【都市】サン=ドニ(フランス)
【通算対戦成績】フランス –勝 -分 イタリア –勝

 

第2節終了時点

  勝点得失差
1フランス200920
2アイルランド200917
3ウェ-ルズ101532
4イングランド10150
5スコットランド0022-14
6イタリア0020-55
第3節 / Round3
イタリア 0 – 17 スコットランド

イタリア    トライ 0 G 0 PG 0
スコットランド トライ 3 G 1 PG 0

【日時】2020年2月22日(土)  キックオフ 23:15
【会場】スタディオ・オリンピコ
【都市】ローマ(イタリア)
【通算対戦成績】イタリア 8勝 0分 スコットランド 22勝

ウェールズ 23 – 27フランス

ウェ-ルズ トライ 2 G 2 PG 3
フランス  トライ 3 G 3 PG 2

【日時】2020年2月22日(土) キックオフ 25:45
【会場】プリンシパリティ・スタジアム
【都市】カーディフ(ウェ-ルズ)
【通算対戦成績】ウェールズ 51勝 3分 フランス 44勝

イングランド 24 – 12アイルランド

イングランド トライ 3 G 3 PG 1
アイルランド トライ 2 G 1 PG 0

【日時】2020年2月23日(日)  キックオフ 24:00
【会場】トゥイッケナム・スタジアム
【都市】ロンドン(イングランド)
【通算対戦成績】イングランド 78勝 8分 アイルランド 49勝

 

第3節終了時点

  勝点得失差
1フランス3001324
2イングランド201912
3アイルランド20195
4ウェ-ルズ102628
5スコットランド10263
6イタリア0030-72
第4節 / Round4
アイルランド 50 – 17イタリア

※新型コロナウイルスの影響により開催延期となりした。
※2020年10月24日再開

アイルランド トライ 7 G 6 PG 1
イタリア   トライ 2 G 2 PG 1

【日時】2020年10月24日(土)  キックオフ 15:00
【会場】アビバ・スタジアム
【都市】ダブリン(アイルランド)
【通算対戦成績】アイルランド –勝 -分 イタリア –勝

イングランド 33 – 30ウェールズ

イングランド トライ 3 G 3 PG 4
ウェ-ルズ  トライ 3 G 3 PG 3

【日時】2020年3月7日(土) キックオフ 16:45
【会場】トゥイッケナム・スタジアム
【都市】ロンドン(イングランド)
【通算対戦成績】イングランド 63勝 12分 ウェ-ルズ 59勝

スコットランド 28 – 17フランス

スコットランド トライ 3 G 2 PG 3
フランス    トライ 2 G 2 PG 1

【日時】2020年3月8日(日)  キックオフ 15:00
【会場】BTマレーフィールド・スタジアム
【都市】エディンバラ(スコットランド)
【通算対戦成績】スコットランド 37勝 3分 フランス 55勝

 

第4節終了時点

  勝点得失差
1アイルランド3011438
2イングランド3011315
3フランス3011313
4スコットランド2021014
5ウェ-ルズ103725
6イタリア0040-105
第5節 / Round5
ウェールズ 10 – 14スコットランド

※新型コロナウイルスの影響により開催延期となりした。
※2020年10月31日再開

ウェールズ   トライ 1 G 1 PG 1
スコットランド トライ 1 G 3 PG 0

【日時】2020年10月31日(土) キックオフ 14:15
【会場】パーク・イ・スカーレッツ
【都市】ラネリー(ウェールズ)
【通算対戦成績】ウェールズ 73勝 3分 スコットランド 50勝

イタリア 5 – 34イングランド

※新型コロナウイルスの影響により開催延期となりした。
※2020年10月31日再開

イタリア   トライ 1 G 0 PG 0
イングランド トライ 5 G 3 PG 1

【日時】2020年10月31日(土) キックオフ 17:40
【会場】スタディオ・オリンピコ
【都市】ローマ(イタリア)
【通算対戦成績】イタリア 0勝 0分 イングランド 27勝

フランス 35 – 27アイルランド

※新型コロナウイルスの影響により開催延期となりした。
※2020年10月31日再開

フランス   トライ 3 G 2 PG 3 ペナルティトライ 1
アイルランド トライ 3 G 3 PG 2

【日時】2020年10月31日(土) キックオフ 21:00
【会場】スタッド・ドゥ・フランス
【都市】サン=ドニ(フランス)
【通算対戦成績】フランス –勝 -分 アイルランド –勝

 

第5節終了時点(最終節)

  勝点得失差
優勝イングランド4011844
2フランス4011821
3アイルランド3021430
4スコットランド3021418
5ウェ-ルズ104821
6イタリア0050-134

テレビ放送

WOWOWが全15試合を生中継します。

放送日程

第1節 / Round1

ウェールズ vs イタリア
2月1日(土) 22:55 LIVE WOWOWプライム
2月4日(火) 15:30 WOWOWライブ

アイルランド vs スコットランド
2月2日(日) 01:30 LIVE WOWOWプライム
2月4日(火) 17:30 WOWOWライブ

フランス vs イングランド
2月2日(日) 23:45 LIVE WOWOWプライム
2月5日(水) 14:30 WOWOWライブ

第2節 / Round2

アイルランド vs ウェールズ
2月8日(土) 23:00 LIVE WOWOWライブ
2月11日(火・祝) 09:00 WOWOWライブ

スコットランド vs イングランド
2月9日(日) 01:30 LIVE WOWOWライブ
2月12日(水) 09:50 WOWOWライブ

フランス vs イタリア
2月9日(日) 23:45 LIVE WOWOWプライム
2月13日(木) 16:15 WOWOWライブ

第3節 / Round3

イタリア vs スコットランド
2月22日(土) 23:00 LIVE WOWOWライブ
2月25日(火) 13:30 WOWOWライブ

ウェールズ vs フランス
2月23日(日) 01:30 LIVE WOWOWライブ
2月26日(水) 14:15 WOWOWライブ

イングランド vs アイルランド
2月23日(日・祝) 23:45 LIVE WOWOWプライム
2月26日(水) 16:15 WOWOWライブ

第4節 / Round4

アイルランド vs イタリア
10月24日(土) 23:50 LIVE WOWOWプライム

イングランド vs ウェールズ
3月7日(土) 25:30 LIVE WOWOWライブ

スコットランド vs フランス
3月8日(日) 23:45 LIVE WOWOWプライム

第5節 / Round5

ウェールズ vs スコットランド
10月31日(土) 23:00 LIVE WOWOWライブ

イタリア vs イングランド
11月1日(日)  1:30 LIVE WOWOWライブ

フランス vs アイルランド
11月1日(日) 4:55 LIVE WOWOWライブ

シックス・ネーションズ試合結果・解説まとめ

第1節 / Round1
ウェールズ vs イタリア
2020年シックス・ネーションズの開幕戦は前回大会覇者ウェ-ルズが前回大会6位イタリアをホームに迎え素晴らしい雰囲気の中行われた。両チ-ムともスタメン15人中13人が2019年ワ-ルドカップメンバ-という中で両チ-ム共に新HCに代わり戦い方がどの様に変わってくるのか楽しみである。前半開始10分はウェールズはボ-ルをキ-プする意識が高いと感じるアタックを行っていた。イタリアも力強い推進力のある動きにオフロ-ドを交えた素晴らしいアタックを展開する。試合が進むにつれ、特にディフェンスでの組織としての完成度とキックに対するディフェンス処理能力、チ-ムとしての規律の差が顕著に出た試合だった。後半に入っても流れは変わらず、試合を通してウェールズはワ-ルドカップの好調の流のまま鉄壁のディフェンスとスコアするプレ-ヤ-がしっかり結果を出した試合だった。またウェールズは若手有望格の24歳トンプキンズが代表デビュー戦で初トライを記録、今後の活躍にも期待したい。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
FL ジャスティン・ティピュリック(TACKLES MADEを21回記録)

【期待の若手選手】
CTB ニック・トンプキンズ 24歳(ウェ-ルズ)
代表デビュー戦で初トライを記録。基本に忠実なランニング技術を活かしたパスとスペースの使い方が上手い
WTB ジョシュ・アダムス 24歳(ウェ-ルズ)
2019年ワ-ルドカップでもトライ王に輝いたウイングプレ-ヤ-。俊足を活かしたランニングだけではなく1対1の競り合いにも負けずトライを取りきる力を持っている。

第1節 / Round1
アイルランド vs スコットランド
アンディ・ファレル(息子は現イングランド代表キャプテン:オーウェン・ファレル)を新HCに迎え、新たにスタ-トしたアイルランドがホームでスコットランドと対戦。スコットランドは2020年の始動にあたりスターティングオーダーが10人入れ替わり新たにどのようなチ-ムになるのかも注目された。序盤から両チ-ムともボ-ルを動かす意識が強く積極的な試合展開を見せ、キックを多用しない戦いを模索しながらの試合となった。アクションエリアに入るためのキックを使った勝負にこだわった戦いも上手く活用された展開にも今後は期待したい。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
FL CJ.スタンダ-(CARRIES 17回 METRES MADE 73回 TACKLES MADE 14回 DOMINANT TACKLES 3回記録)

【期待の若手選手】
アダム・ヘイスティングス 23歳(スコットランド)
フィン・ラッセル不在の中、今大会での活躍次第では、スタ-タ-に定着できる可能性に期待。
FL ジェイミ-・リッチ- 23歳(スコットランド)
フィジカルも強く、ジャッカルで相手の攻撃を封じるプレ-は健在で、今後のスコットランド代表を牽引していく若きスタ-候補

第1節 / Round1
フランス vs イングランド
2023年ワ-ルドカップ自国開催のフランスが平均年齢24歳という初キャップも含めて4年後を見据えたメンバ-構成でホームに優勝候補筆頭のイングランドを迎えたことはまず驚きだった。序盤からフランスが躍動感のある素晴らしい攻撃と規律の守られた守備(今大会から全ウェールズ守備コ-チが就任)を見せる一方、イングランドは単純ミス(特にセットピ-ス)も目立ち、何よりもチ-ム全体としての元気の無さが気になるところだった。試合を通して若い力が躍動したフランスが特に前半は完璧な展開を見せ、後半もイングランドの反撃を受けたもののワ-ルドカップ準優勝のイングランドに勝利したことは大きな収穫ではないでしょうか。両チ-ム共にキック精度の高さが際立った。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
No.8 グレゴリ-・アルドリット
ボ-ルキャリー12回を記録し、突破役として結果を残す。また、FWとBKのつなぎ役としてもディフェンス面でも高い能力を示す。

【期待の若手選手】
SH アントワ-ヌ・デュポン 23歳(フランス)
強気なプレ-を巧みなステップワークによるランニング、そして状況に応じた効果的なキックと戦術眼を持ち合わせたフランスの攻撃の未来を担う逸材。身長のわりにフィジカルも非常に強い。

第2節 / Round2
アイルランド vs ウェ-ルズ
初戦に続きホ-ムで戦うアイルランドがウェ-ルズに対して序盤から気持ちの入った積極的な攻撃を仕掛けるなど、ボ-ルをキープしてエリアを獲得し圧倒した中で、ウェ-ルズも持ち前のディフェンス力で粘り、引き締まったゲ-ムとなった。試合を通して後半はウェ-ルズもポゼッションを上げて、互角の展開に持っていったがアイルランドがFWの強みをしっかり出せた結果、勝利を得た。ウェ-ルズも鉄壁のディフェンス力に加え、攻撃面ではオフロ-ドパスを多用してきているので今後も注目したい。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
FL CJ.スタンダ- ボールキャリーで強さを発揮し、ブレイクダウンでも力を発揮した。

【期待の若手選手】
FB ジョ-ダン・ラーモア 22歳(アイルランド)
ボ-ルを持ってからのランニングに強さが感じられカウンタ-からの攻撃も魅力です。

第2節 / Round2
スコットランド vs イングランド
スコットランドのホ-ムで迎えた一戦は強烈な風と雨の中行われた。特に風が強烈で追い風、向かい風問わずキックの精度、距離感、キャッチングにお互い苦労を強いられた。ラインアウトでの苦戦が顕著に出でいてノットストレ-トが頻発し、手前に投げるしかない状態でノット5mという珍しいファウルも見られる状態だった。更に試合後半から終盤にかけて天候は悪化し、ポールもかなり揺れる中、キックによるダイレクトタッチも目立った。悪天候と厳しいコンデションでも伝統とプライドをかけた戦いをロ-スコアの展開ながら制したイングランドが勝利しカルカッタカップを手にした。スコットランドのスチュワ-ト・ホッグが2戦続けて試合を大きく左右するミスをしているので初キャプテンとしてプレッシャーもある中、今後がちょっと心配でもある。

カルカッタカップ
1879年から両国の対戦で勝者に贈られる伝統あるカップ

【マン・オブ・ザ・マッチ】
FL サム・アンダ-ヒル 
2019年日本大会でも強力だったブレイクダウンは健在。

第2節 / Round2
フランス vs イタリア
ホ-ムでの初戦で優勝候補筆頭のイングランドに勝利し、勢いをつけたフランスが現在23連敗中のイタリアをホームに迎えた第2戦も序盤からフランスの速攻・遅攻のバランスの良い攻撃とHALF陣の巧みなタクトによって勢いそのままに主導権を握った。イタリアもリ-ドはされているもののディフェンスでの粘りで食い下がった。試合を通してフランスのプレ-は良かったが若さからかフランスならではなのか中盤から終盤にかけて規律が守れずファウルを繰り返しピンチになるケースが多く安定感に欠けるところが見受けられた。イタリアは規律とFW陣に加えて展開のバリエ-ションが増えれば可能性が膨らむのではないでしょうか。フランスは若く才能が躍動し2連勝を飾った。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
No.8 グレゴリ-・アルドリット
ボ-ルキャリー21回を記録し、突破役として結果を残す。また、FWとBKのつなぎ役としてもディフェンス面でも高い能力を示す。 

【期待の若手選手】
No.8 グレゴリ-・アルドリット 22歳(フランス)
若くして攻守の要となりつつある。常に安定したパフォーマンスを披露できる。

WTB マッテオ・ミノッツィ 23歳(イタリア)
巧みなステップワークと高い決定力を誇る逸材。スピ-ド、フィジカルバランスに優れ、オフロ-ドパス等のスキルも高い。

第3節 / Round3
イタリア vs スコットランド
今大会2試合消化して勝利の無いチ-ム同士の戦いは現在24連敗中のイタリアがホ-ムにスコットランドを迎えて行われた。何としても勝利し連敗をストップしたいイタリアは積極的な攻撃を繰り返えすがチャンスの場面でミスが多く得点までに至らない。スコットランドも球際では強さを見せるもののミスが絡み思うように試合を運べない展開が続く。イタリアはラックからの球出しが遅く単調な攻撃のため、相手ディフェンスに読まれている。試合は決定力の差でスコットランドが勝利したが、両チ-ム共にミスの修正とラックからの球出しのスピ-ドの改善が今後、必要となってくるのではないでしょうか。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
FL ハミッシュ・ワトソン
2019年日本大会では怪我で直前に離脱したが、攻守に存在感抜群を示す。突破力、ブレイクダウンは見応え十分

【期待の若手選手】
FL ジェ-ク・ポレドリ 24歳(イタリア)
バランスの良いフィジカルを活かし推進力のある突破は魅力でイタリアにとっての光となる事を期待したい

第3節 / Round3
ウェ-ルズ vs フランス
この試合は昨シ-ズンまでウェ-ルズのディフェンスを築いたショ-ン・エドワ-ズが今シ-ズンのシックスネ-ションズからフランス代表のディフェンスコ-チに就任したことにより彼のディフェンスの方法や戦術を理解しているウェ-ルズがフランスのディフェンスに対してどの様に攻撃していくのか注目点として挙げられた。両チ-ムとも攻撃的なディフェンスを行い試合か落ち着かない状況で主導権を取っていたのはウェ-ルズだった。スタッツにも顕著に表れていたがリ-ドしたのはフランスということで注目点として挙げたフランスの守備が機能し素晴らしかったことが伺えた。試合全体を通しても主導権はウェ-ルズが持っていたと思うが一瞬のミスが結果に反映された試合でした。フランスはピッチを広く使うプレ-や新たに強化されたディフェンスで3連勝をあげ勢いそのままに10大会振りのタイトルへ向け期待がかかります。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
SO ロマン・ヌタマック
20歳にして冷静沈着なプレ-でチ-ムを引っ張る司令塔。

第3節 / Round3
イングランド vs アイルランド
イングランドキャプテンとアイルランドHCというファレル親子に注目が集まる中、試合としては両チ-ムの攻撃とセットピ-スに注目したい。イングランドはキックを主体にアイルランドの裏のスペ-スを突く攻撃を展開し、ディフェンス面でもブレイクダウンを含め速いプレッシャーをかけて序盤から中盤にかけて内容も結果もアイルランドを圧倒した。中盤から終盤にかけても攻撃・守備共に流れが変わることなく、試合全体を通してもイングランドの完勝に終わった。アイルランドに関しては得意のセットピ-スでも優位に立てず良いところがなかった。次節までに課題を修正し立て直しに期待したい。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
FL コ-トニ-・ロウズ
(CARRIES 8回 METRES MADE 37回 TACKLES MADE 14回 LINEOUT WINS 7回記録)

【期待の若手選手】
LO マロ・イトジェ 25歳(イングランド)
すでにCaps:37を誇るチ-ムの中心となっている。ディフェンスでのプレッシャーは素晴しい。

第4節 / Round4
イングランド vs ウェ-ルズ
聖地トゥイッケナム・スタジアムでの最終戦を迎えるイングランドと連覇は難しい状況となったが2012年大会以来の敵地トゥイッケナム・スタジアムでの勝利を目指すウェ-ルズの試合は序盤からイングランドのディフェンスが激しいプレッシャーをかけ、主導権を握ると中盤にかけ内容も結果もすべてにおいてウェ-ルズを圧倒した展開となった。劣勢を強いられるウェ-ルズもキックカウンターから初トライを挙げるが攻撃にもテンポの速さをみせるイングランドに完璧にディフェンスラインを崩されるなど中盤から終盤にかけてもイングランドペースはかわらなかった。終了間際にイングランドは退場を含む2人がいなくなり数的不利から連続トライを許すなど結果は接戦となったが試合を通してイングランドがウェールズを圧倒した。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
SH ベン・ヤングズ
速いテンポからのトライを演出した。

【期待の若手選手】
No.8 トム・カリ- 21歳(イングランド)
ディフェンスでひたむきにブレイクダウンを行い、相手にプレッシャーを与え続ける姿勢が素晴しく、21 歳とは思えない冷静で落ち着いたプレ-を見せる。

シックスネーションズ

シックスネーションズ

第4節 / Round4
スコットランド vs フランス
ここまで1勝2敗と結果は良くないが徐々に調子を取り戻しつつあるスコットランドがホームに現在3連勝と勢いのあるフランスを迎えた第4節は序盤からシンビンがでたり、ロマン・ヌタマックの早期交代など不運のフランスに対してラックからの攻防を今大会好調のディフェンス力で制したスコットランドが優位に試合を進めた。一方のフランスは規律が守られず、ちぐはぐな攻撃が目立った。中盤にかけ攻撃のテンポが良くなったフランスだったがアウアがレッドカ-ドで退場(乱闘の中でのパンチ)すると一気に流れがスコットランドに傾いた。冷静さを保てず規律も守れない、一旦悪い状況に陥ると立て直せないフランスに対してスコットランドは試合を通して終始優勢を保ち、冷静に戦い、フランスに勝利した。フランスは若さが際立つ一方でベテラン不足で試合中に立て直しを図れない弱さが露呈した。これでイングランドに首位を明け渡し最終節の対戦相手を考慮すると10大会ぶりの優勝が遠のく結果となった。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
FL ジェイミ-・リッチ-
ラックでの力を十分に発揮した。23歳でありながら接点で相手の嫌がるプレ-が素晴しい。

シックスネーションズ

シックスネーションズ

第4節 / Round4
アイルランド vs イタリア
約7か月ぶりの再開となった第4節、最後の試合はアイルランドがホームにイタリアを迎え、無観客の中、開始された。ここまで2勝1敗とまずまずの結果のアイルランドはここまで3連敗と今大会も苦戦を強いられているイタリアを相手に序盤から圧倒。3トライを含む24-3とリードしたアイルランドはゲームプランがしっかりと出来ていた。一方のイタリアは攻め手もなく、後半に向けて修正が求められる前半となった。後半もアイルランドは試合を通して終始優勢を保ち、冷静に戦い、イタリアに完勝。勝ち点5を加えて第4節が終了し、勝ち点14で単独トップに立った。最終戦、アウェーのフランス戦に勝利すれば、2018年大会以来、5度目のチャンピオンに輝く。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
FL ウィル・コナーズ
24歳で初キャップでありながら、タックルも素晴らしく、トライも取れるということで素晴しいプレーを披露した。

シックスネーションズ

第5節 / Round5(最終節)
ウェールズ vs スコットランド
長い中断を挟んでようやく行われた最終節、ウェールズ対スコットランドの一戦は、ウェールズのホーム・パーク・イ・スカーレッツで無観客の中で行われた。両チームとも優勝はなくなったが、お互いのプライドをかけた戦いは、前半から存分に発揮された。ロースコアとなった前半は、風の影響もあり、お互いにミスが多く(特にラインアウト)結果、ウェールズがスコットランドのラインアウトミスからのトライで7-6とリードして前半終了。後半に向けて両チームともに修正が求められる前半となった。後半に入っても展開ラグビ-を掲げるウェールズは思うようなプレーができないことを後目に、手堅いラグビーを見せたスコットランドが試合を通して終始優勢を保ち、14-10で逆転勝利。今大会3勝目を挙げた。一方のウェールズはこの試合を含め、5連敗となり、課題が山積の船出となった。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
FL ジェイミー・リッチー
相手にとって脅威となる存在に成長し、この試合でもラックでの力を十分に発揮した。24歳でありながら接点で相手の嫌がるプレ-が素晴しい。

第5節 / Round5(最終節)
イタリア vs イングランド
優勝争い真っ只中のイングランドと未だシックスネーションズで勝利のないイタリアの一戦は、イタリアのホーム・スタディオ・オリンピコで無観客の中で行われた。イングランドは序盤から攻守に良いプレーを見せ、2トライと着実に得点を重ねていったが、キックの処理、ハンドリングエラーからイタリアに1トライを許すなど、自らのミスによって、10-5という戦前の予想に反して接戦となる前半戦となった。後半に入っても試合勘の鈍いイングランドは特徴である継続するラグビーではなく、キックに頼るあまり良くない展開となったが、得点はしっかり積み重ね、34-5でイタリアに勝利した。一方のイタリアは敗れはしたものの、相手のキックにも冷静に対応しており、善戦したと言って良いでしょう。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
SH ベン・ヤングズ
代表100キャップを記録し、ベテランの域に達しているが、ゲームをコントロールし、2トライを挙げる活躍をした。

第5節 / Round5(最終節)
フランス vs アイルランド
最終節・最終戦の結果で2020年大会のチャンピオンが決まる重要な一戦となったフランス対アイルランドの対戦は、フランスのホーム・スタッド・ドゥ・フランスで行われた。両チームともBP(ボーナスポイント)と大きな得失点が必須の条件となるため、前半から積極的な入りを見せる中、フランスが最初のトライを挙げる。その後も優勢に試合を進めるフランスだったが、ペナルティが多く、自ら流れを失うと、アイルランドにトライを許すなど追い上げられる。結果、前半は2トライを挙げたフランスがアイルランドを1トライに抑えて、17-13でリードする。ペナルティは多かったが、面白い内容となった。後半は、フランス・ヌタマックの閃きのあるプレーからトライを挙げるなど、優勢に試合を進めていたが、常に課題とされているペナルティの多さを修正できず、ミスから2トライ許すなど、試合を通して安定性に欠けた。アイルランドは3トライと良いプレーも見せたが、1歩及ばなかった。お互いのプライドをかけ、面白い試合となったこの試合は、35-27でフランスの勝利の終わったが、得失点差で及ばず、2020年シックスネーションズは、イングランドの優勝で幕を閉じた。

【マン・オブ・ザ・マッチ】
(確認できず)

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