ラグビー欧州最高峰の大会 2021年「シックス・ネーションズ」のテレビ放送予定と試合結果

ラグビー シックスネーションズラグビー

2021年2月6日~3月20日にかけて欧州で開催される2021年「シックス・ネーションズ」(ヨーロッパ6ヵ国対抗戦)大会概要、大会日程(スケジュール)、出場国、テレビ放送予定を紹します。

(2021.3.27)
・フランスが敗れ、ウェールズの2大会ぶり6回目(2000年以降)の優勝が決まった。

(2021.3.21)
・3月27日(土)の4時45分からWOWOWでの生中継となります。
・フランスがウェールズを大逆転で破り、優勝の行方は最終戦に持ち越された。

(2021.3.20)
・延期となっていた第3節フランス対スコットの対戦は、3月27日(土)の開催となります。
・上記内容についての放送予定を変更しました。

(2021.3.14)
・第4節を終了してウェールズが4連勝でトップ。

(2021.2.28)
・第3節、フランス vs スコットランドの試合は延期となりました。詳しい日程については発表があり次第、掲載します。
 
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シックス・ネーションズ

ラグビーの国際大会の中で100年以上という最も古い歴史を持ち、欧州6カ国(イングランド、フランス、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、イタリア)による全15試合の総当たりによってチャンピオンが争われます。

欧州ではワ-ルドカップと同等の位置づけとされており、アグレッシブな戦いが見られるのも特徴の一つです。そして、2023年フランス大会に向け、新戦力や次世代のスタ-候補の活躍も期待できる大会でもあります。

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大会概要

大会名シックス・ネーションズ
(Six Nations Championship)
開催期間2021年2月6日(土)~3月20日(土)
開催地① ロンドン/イギリス
② サン=ドニ/フランス
③ ダブリン/アイルランド
④ エディンバラ/イギリス
⑤ カーディフ/イギリス
⑥ ローマ/イタリア
会場① トゥイッケナム・スタジアム
② スタッド・ドゥ・フランス
③ アビバ・スタジアム
④ BTマレーフィールド
⑤ プリンシパリティ・スタジアム
⑥ スタディオ・オリンピコ
試合数全15試合
日本との時差① 日本が9時間進んでいます。
② 日本が8時間進んでいます。
③ 日本が9時間進んでいます。
④ 日本が9時間進んでいます。
⑤ 日本が9時間進んでいます。
⑥ 日本が8時間進んでいます。

【6カ国のホーム】
① イングランド ② フランス
③ アイルランド ④ スコットランド
⑤ ウェールズ  ⑥ イタリア

歴代優勝国

シックスネーションズの過去10年の優勝国を紹介します。

2000年にイタリアが参加し、6カ国対抗となって以降、最多優勝国はイングランドの7回となります。

2020年大会は、最終節までもつれ込み、得失点差でイングランドがフランスを振り切り、歴代最多タイ(ウェールズ)に並ぶ39回の優勝を飾った。

優勝国
2020イングランド
2019ウェールズ
2018アイルランド
2017イングランド
2016イングランド
2015アイルランド
2014アイルランド
2013ウェールズ
2012ウェールズ
2011イングランド

大会日程

2021年2月6日(土)から始まり、3月20日(土)の第5節(最終節)まで、約8週間をかけて全15試合が行われます。

 月日対戦カード
第1節2月6日()イタリア vs フランス
イングランド vs スコットランド
2月7日()ウェールズ vs アイルランド
第2節2月13日()イングランド vs イタリア
スコットランド vs ウェールズ
2月14日()アイルランド vs フランス
第3節2月27日()イタリア vs アイルランド
ウェールズ vs イングランド
2月28日()フランス vs スコットランド
第4節3月13日()イタリア vs ウェールズ
イングランド vs フランス
3月14日()スコットランド vs アイルランド
第5節3月20日()スコットランド vs イタリア
アイルランド vs イングランド
フランス vs ウェールズ

※延期となっていた第3節フランス vs スコットランドの対戦は3月27日(土)の開催となりました。

出場6カ国

※情報及び世界ランキングは2021年2月6日時点

イングランド(ENGLAND)
世界ランキング 2位
【シックス・ネーションズ成績】
(2000年以降)
・優勝7回
・通算73勝2分30敗

【ワールドカップ成績】
・優勝:1回
(2003年)
・準優勝:3回
(1991年、2007年、2019年)

【前回大会】(2020年)
・優勝

名将エディー・ジョーンスHCのもと、攻守にバランスが取れ、キックを主体とした高い攻撃力は健在。2017年大会以来の連覇に期待がかかります。

チ-ムの支柱は不動のキャプテン オーウェン・ファレル。正確なプレースキックに卓越した判断力とトライへの嗅覚、抜群の闘争心と統率力でチ-ムを牽引する。

2020年11月に行われたオータム・ネーションズ・カップ(ラグビー8カ国対抗戦)でも優勝し、勢いに乗っています。

今大会の優勝候補筆頭。

フランス(FRANCE)
世界ランキング 4位
【シックス・ネーションズ成績】
(2000年以降)
・優勝5回
・通算65勝2分38敗

【ワールドカップ成績】
・準優勝:3回
(1987年、1999年、2011年)

【前回大会】(2020年)
・2位

2023年ワールドカップの自国開催に向け、フランスらしさを保ちつつ、新しいスタイルを築いている非常に楽しみなチームです。

自らも積極的にトライを奪うことが出来る24歳の攻撃的SHアントワーヌ・デュポンと21歳の司令塔SOロマン・ヌタマック(ワールドラグビー2019年最優秀新人賞)を筆頭に若手の成長が著しく、11大会ぶりの優勝を虎視眈々と狙っています。

イングランドとともに優勝候補筆頭と言って良いでしょう。

アイルランド(IRELAND)
世界ランキング 5位
【シックス・ネーションズ成績】
(2000年以降)
・優勝4回
・通算69勝3分33敗

【ワールドカップ成績】
・ベスト8:7回
(1987年、1991年、1995年、2003年、2011年、2015年、2019年)

【前回大会】(2020年)
・3位

2018年世界最優秀選手SOジョナサン・セクストンを中心とした強力FW陣を擁するアイルランド。

今大会もSOジョナサン・セクストンがチームを牽引することになるが、35歳と言う年齢と後継者不足が不安材料として残ります。

スコットランド(SCOTLAND)
世界ランキング 7位
【シックス・ネーションズ成績】
(2000年以降)
・優勝0回
・通算31勝3分71敗

【ワールドカップ成績】
・ベスト8:6回
(1987年、1995年、1999年、2003年、2007年、2015年)

【前回大会】(2020年)
・4位

新たにキャプテンに就任した世界屈指のFBスチュワート・ホッグのもと、大会初制覇を目指しています。

FBスチュワ-ト・ホッグを中心としたBK陣がボールを使って、速いテンポのラグビーでトライを狙うエキサイティングなプレーが特徴と言えます。

注目の選手として、FBスチュワ-ト・ホッグ。ワールドクラスであり、パワフルでとても速いアタッカーで、どこからでもトライを奪えるエキサイティングな選手です。もう1人は、ジェイミー・リッチー。優れたボールキャリアーであり、素晴しいディフェンダーとして活躍が期待されます。

ウェールズ(WALES)
世界ランキング 9位
【シックス・ネーションズ成績】
(2000年以降)
・優勝5回
・通算58勝3分44敗

【ワールドカップ成績】
・3位:1回
(1987年)
・ベスト4:2回
(2011年、2019年)

【前回大会】(2020年)
・5位

新HCにニュージーランド出身のウェイン・ピヴァックが就任し、新生ウェールズとして始動したものの、2020年大会は5位、2020年11月に行われたオータム・ネーションズ・カップ(ラグビー8カ国対抗戦)でも5位と成績は残せていません。

2020年大会での課題と粘り強いディフェンスの復活がカギとなるでしょう。

イタリア(ITALY)
世界ランキング 14位
【シックス・ネーションズ成績】
(2000年以降)
・優勝0回
・通算12勝1分92敗

【ワールドカップ成績】
・9大会連続出場

【前回大会】(2020年)
・6位

2020年大会を終えて、シックス・ネーションズ27連敗中で4大会勝利の無いイタリア。

連敗ストップへ向け、チームの若返りが進み、SOトンマ-ゾ・アランやFBマッテオ・ミノッツィなど世代を担う若手を軸に躍進に期待がかかります

~シックス・ネーションズの歴史~
1882年に創設され1882年から1883年にかけて第1回大会が開催されました。

当初、イングランドスコットランドアイルランドウェールズの4か国で開催されていた、ラグビ-の中で最も古い歴史を持つ国際大会です。

1910年にフランスが加入し「ファイブ・ネーションズ」と呼ばれるようになりました。しかし、1932年にフランスが外れるも1947年にフランスが復帰し、さらに2000年にイタリアの加入に伴い「シックス・ネーションズ」と大会名が変更されました。

加入歴の浅いイタリアだけは、まだ優勝経験がありません。

大会レギュレーション

6カ国による1回戦総当たりのリーグ戦(全15試合)

①勝点制
 勝ち=4pts
 引き分け=2pts
 敗け=0pts

②ボーナスポイント
・4トライ以上獲得した場合:1pts
・7点差以内での負けの場合:1pts
 ※負けた場合でも最大2ptsの獲得が可能。
・グランドスラム(全勝)達成の場合:3pts
 ※これにより全勝チ-ムが必ず優勝する仕組みになります。

例)全5試合
・5勝0敗:最小勝ち点4×5=20に全勝のボーナスポイント3が加わり勝ち点23となる。
・4勝1敗:最大勝ち点5×4=20に1敗するがボーナスポイント2が加わり勝ち点22となる。
 

試合結果

第1節/Round1
イタリア 10 – 50 フランス

イタリア トライ 1 G 1 PG 1
フランス トライ 7 G 6 PG 1

【日時】
2021年2月6日(土) キックオフ 14:15

【会場】
スタディオ・オリンピコ

【都市】
ローマ(イタリア)

【通算対戦成績】

イタリア引き分けフランス
–勝–分–勝
 
6大会ぶりの勝利を目指すイタリアと2020年大会準優勝のフランスの対戦となったオープニングマッチは、判断力の優れたイタリアのパオロ・ガルビジ(20歳)と総合力の高いフランスのマシュー・ジャリベル(22歳)という若い両SOの出来が注目される中、主導権を握ったのはフランス。SHデュポンを中心に3トライをあげ、3-24とリードして前半終了。イタリアはボールを繋ぎ攻撃的に攻めるがトライには結びつかなかった。後半に入ってもSHデュポンのコントロールのもとに変幻自在な攻撃力を見せたフランスが、若手主体で守備重視から攻撃重視へ移行しつつあるイタリアを圧倒。10-50で開幕戦を制した。一方、イタリアは、経験不足から試合の中で修正が出来ず、シックスネーションズ28連敗となった。
 
イングランド 6 – 11 スコットランド

イングランド  トライ 0 G 0 PG 2
スコットランド トライ 1 G 0 PG 2

【日時】
2021年2月6日(土) キックオフ 16:45

【会場】
トゥイッケナム・スタジアム

【都市】
ロンドン(イギリス)

【通算対戦成績】

イングランド引き分けスコットランド
76勝19分43勝
 
前回大会優勝、2021年オータム・ネーションズカップも制し、勢いに乗るイングランドとトゥイッケナム・スタジアムで1983年以来の勝利を目指すスコットランドの150年の節目にあたる年の対戦は、お互い思うような展開が出来ない中、スコットランドが持ち味の展開ラグビーから売り出し中のWTBファン・デル・メルヴァがトライを決めるなど8-6とリードして前半終了。一方のイングランドはペナルティの多さだけが目立った。後半は、スコットランドのディフェンスの素晴しさの前に、イングランドは全く見せ場を作ることが出来ず無得点。結果、6-11でスコットランドが1983年以来となるトゥイッケナム・スタジアムでの勝利を手にした。イングランドは最後まで(タックルミス27、15のペナルティ)ミスを立て直すことが出来なかった。
 
ウェールズ 21 – 16 アイルランド

ウェールズ  トライ 2 G 1 PG 3
アイルランド トライ 1 G 1 PG 3

【日時】
2021年2月7日(日) キックオフ 15:00
 
【会場】
プリンシパリティ・スタジアム

【都市】
カーディフ(ウェールズ)

【通算対戦成績】

ウェールズ引き分けアイルランド
–勝–分–勝
 
前回大会5位、オータム・ネーションズカップでも5位と結果が残せていないウェールズとSOジョナサン・セクストン中心から抜け出せないアイルランドの対戦となった第1節、13分アイルランドのFLピーター・オマホニーの退場があったものの、シックス・ネーションズらしい当たりの激しさに加え、お互いの攻撃・守備の精度が高く1トライを奪ったアイルランドが6-13とリードして前半終了。後半もお互いの攻守がしのぎを削る中、先にトライをあげたウェールズが優勢に試合を進め、終了間際のアイルランドの攻撃をかわし21-16で勝利。ホームで幸先の良いスタートを切った。アイルランドも攻守に良かったが、前半の退場が響いた。

〈第1節終了時点〉
順位国名勝点得失差
1フランス1005+40
2ウェールズ1004+5
3スコットランド1004+5
4アイルランド0011-5
5イングランド0011-5
6イタリア0010-40

 

第2節 / Round2
イングランド 41 – 18 イタリア

イングランド トライ 6 G 4 PG 1
イタリア   トライ 2 G 1 PG 2

【日時】
2021年2月13日(土) キックオフ 14:15

【会場】
トゥイッケナム・スタジアム

【都市】
ロンドン(イギリス)

【通算対戦成績】

イングランド引き分けイタリア
27勝0分0勝
 
お互いにホームでの初戦を落としたイングランドとイタリアの対戦となった第2節は、イングランドのホームで行われた。試合は、開始早々敵陣深く入り込んだイタリアがトライをあげて先制。連敗ストップへ期待感を感じさせたが、地力に勝るイングランドが徐々に主導権を握り、3トライをあげるなど20-8でリードして前半終了。後半も優勢に試合を進めるイングランドは、更に3トライを重ね、結果41-18で粘るイタリアを振り切った。イングランドは修正をされていたが、まだまだ課題の残る内容となった。一方のイタリアは、29連敗と勝利はならなかったが、攻撃で良い面も見られるようになってきた。
 
スコットランド 24 – 25 ウェールズ

スコットランド トライ 3 G 3 PG 1
ウェールズ   トライ 4 G 1 PG 1

【日時】
2021年2月13日(土) キックオフ 16:45

【会場】
BTマレーフィールド・スタジアム

【都市】
エディンバラ(スコットランド)

【通算対戦成績】

スコットランド引き分けウェールズ
50勝3分73勝
 
初戦のイングランドに勝利し、幸先の良いスタートを切ったスコットランドと第1節辛くも逆転で勝利したウェールズの対戦となった第2節、ペナルティゴ-ルで先制を許したスコットランドだったが、その後、2トライを挙げるなど試合の主導権を握り17-8とリードして前半終了。後半も優勢に試合を進めるスコットランドだったが、前半から露呈していた規律の面での不安が的中。ペナルティからウェールズにトライを許すと53分にはPRのZ.ファーガソンが退場。14人になったスコットランドを後目に積極的に攻撃を仕掛けトライを奪い、17-20と逆転に成功。その後、両チーム1トライずつあげ、最後は経験値の豊富なウェールズが数少ないチャンスを活かし24-25で勝利。開幕2連勝を飾った。
 
アイルランド 13 – 15 フランス

アイルランド トライ 1 G 1 PG 2
フランス   トライ 2 G 1 PG 1

【日時】
2021年2月14日(日) キックオフ 15:00

【会場】
アビバ・スタジアム

【都市】
ダブリン(アイルランド)

【通算対戦成績】

アイルランド引き分けフランス
–勝–分–勝
 
幸先の良いスタートを切ったフランスと惜しくも初戦を落としたアイルランドの一戦は、アイルランドがフランスをホームに迎えて行われた。前半、試合を優勢に進めていたのはホームのアイルランド。SH、SOを入れ替えた中で積極的に攻撃を仕掛け3点を先制する。一方のフランスも粘りの守備から少ないチャンスを活かしトライに結びつけ、結果3-10とフランスリードで前半終了。後半も優勢に試合を進めるアイルランドだったが、先にトライを奪い、追加点をあげたフランスが3-15とリードを広げる。ホームで負けられないアイルランドは、積極的に攻撃を仕掛け、1トライ・1ゴールをあげ、13-15と2点差まで追い上げるが1歩及ばず、守備力と数少ないチャンスをものにしたフランスが逃げ切って開幕2連勝。アイルランドは2連敗と苦しいスタートとなった。
 
〈第2節終了時点〉
順位国名勝点得失差
1フランス2009+42
2ウェールズ2009+6
3イングランド1016+18
4スコットランド1015+4
5アイルランド0022-7
6イタリア0020-63

 

第3節 / Round3
イタリア 10 – 48 アイルランド

イタリア   トライ 1 G 1 PG 1
アイルランド トライ 6 G 6 PG 2

【日時】
2021年2月27日(土)  キックオフ 15:15

【会場】
スタディオ・オリンピコ

【都市】
ローマ(イタリア)

【通算対戦成績】

イタリア引き分けアイルランド
–勝–分–勝
 
今大会29連敗中で若い選手たちで構成されたイタリアと良い試合はしているが開幕2連敗スタートとなったアイルランドの対戦は、開始早々、イタリアはプレッシャーをかけ、3点を先制するが、勢いを見せるアイルランドがブレークダウンからのスピードとテンポの良いアタックで地力を見せる。イタリアも終わり際にトライを奪うものの、10-27でアイルランドがリードして前半終了。後半開始早々、アイルランドがトライを奪い追加点を挙げリードを広げる。中盤、ペナルティの多くなったイタリアは、ジロッチ、ルカ・ビジとイエローカードを貰い、一時2人いない状況に陥る(65分~69分)と完全に主導権を握ったアイルランドが更にトライを挙げ突き放す。最後もトライで決めたアイルランドが6トライを奪い、10-48で快勝。今大会初勝利を手にした。ペナルティの多さ、タックルミスが目立ったイタリアはこれで30連敗となった。
 
ウェールズ 40 – 24イングランド

ウェールズ  トライ 4 G 4 PG 4
イングランド トライ 2 G 1 PG 4

【日時】
2021年2月27日(土) キックオフ 16:45

【会場】
プリンシパリティ・スタジアム

【都市】
カーディフ(ウェールズ)

【通算対戦成績】

ウェールズ引き分けイングランド
59勝12分65勝

 

今大会での状態は良くないが、結果的に2連勝と幸先の良いスタートを切ったウェールズと初戦を落とし、1勝1敗のスタートとなったイングランドの対戦となった第3節、序盤は静かな展開からお互いに1ペナルティゴ-ルを奪い合い3-3とする。中盤に入り2トライをあげたウェールズに対し、終盤じわじわと点差を縮めたインクランドだったが、結果はウェールズが17-14とリードして前半終了。後半に入り中盤まで27-24と僅差の戦いをみせた両チームだったが、最後は4トライのボーナスポイントを獲得し、試合展開の上手さをみせたウェールズがイングランドを突き放して40-24で勝利。開幕3連勝を飾った。一方、14個のペナルティを与えるなど敗れたイングランドは1勝2敗となり連覇は厳しい状況となった。
 
フランス 23 – 27スコットランド

フランス    トライ 3 G 1 PG 2
スコットランド トライ 3 G 3 PG 2

【日時】
2021年2月28日(日)  キックオフ 16:00(延期)
【変更】
2021年3月26日(金)  キックオフ 21:00

【会場】
スタッド・ドゥ・フランス

【都市】
サン=ドニ(フランス)

【通算対戦成績】

フランス引き分けスコットランド
56勝3分38勝
 
優勝の可能性を残しているフランス(アタッキングランキング2位)とシックス・ネーションズで初の2位がかかるスコットランド(アタッキングランキング1位)の対戦となった最終戦(第3節延期試合)は気温9.0℃、強い雨が降りしきる中で開始された。4トライが必要なフランスが積極的にトライを奪いに行く展開が予想された中、フランスは、ペナルティゴールで先制するなど序盤は静かな展開からスタートした。中盤に入り1トライをあげたスコットランドに対し、ペナルティゴールで4点差にすると、イエローカード(FBスチュワ-ト・ホッグ)で1人少なくなったスコットランドから終盤1トライを奪い、13-10と逆転に成功。フランスがリードして前半終了。1人少ない状況が続くスコットランドに対し、後半開始から積極的に攻撃を仕掛けるフランスは、46分にプノーの素晴らしいキックランからトライを奪う。しかし、15人に戻ったスコットランドが反撃を開始。61分にモールから押込みトライを奪い逆転に成功。その後、フランスがトライを奪い返しリードしたまま終盤に突入。70分にスコットランドSHフィン・ラッセルの退場、フランスも1人イエローカードと荒れ模様の中、試合終了かと思われたが、スコットランドが80分から約5分にも及ぶ攻撃を物にし、大逆転トライ。スコットランドはフランスのホーム、スタッド・ドゥ・フランスで1999年以来の勝利を飾った。敗れたフランスは2位という結果に終わったが、若手の台頭、選手層の厚さが充実しており、今後も楽しみです。

〈第3節終了時点〉
順位国名勝点得失差
1ウェールズ30014+22
2フランス20110+38
3スコットランド2019+8
4アイルランド1027+31
5イングランド1026+2
6イタリア0030-101

 

第4節 / Round4
イタリア 7 – 48ウェールズ

イタリア  トライ 1 G 1 PG 0
ウェールズ トライ 7 G 5 PG 1

【日時】
2021年3月13日(土)  キックオフ 15:15

【会場】
スタディオ・オリンピコ

【都市】
ローマ(イタリア)

【通算対戦成績】

イタリア引き分けウェールズ
–勝–分–勝
 
シックス・ネーションズ30連敗と長いトンネルから抜け出せないイタリアと今大会3連勝で2大会ぶりの優勝を目指すウェールズの対戦となった第4節は、ミスとディフェンスの弱さが目立つ(6分にはルカ・ビジが一時退場)イタリアに対して、4トライをあげるなど、序盤から着実に得点を重ねたウェールズがイタリアを圧倒。0-27で前半を折り返すと、後半に入ってもウェールズは主導権を渡すこともなく、安定したプレーを展開、イタリアに1トライは許したものの、7-48の大差で圧勝。開幕4連勝を飾った。一方のイタリアは、前後半1人ずつのイエローカードを貰うなど、規律を守れずペナルティの多さが目立った。
 
イングランド 23 – 20フランス

イングランド トライ 2 G 2 PG 3
フランス   トライ 2 G 2 PG 2

【日時】
2021年3月13日(土) キックオフ 16:45

【会場】
トゥイッケナム・スタジアム

【都市】
ロンドン(イングランド)

【通算対戦成績】

イングランド引き分けフランス
59勝7分41勝
 
前回大会優勝のイングランドと同2位のフランスという強豪同士の対戦となった注目の一戦は、試合開始1分、左サイドから攻め上がったフランスが相手裏への効果的なキックから最後は走り込んだデュポンがトライ。ゴールも決まり、幸先良く7点を先制する。10分にイングランドがトライを奪い同点に追いつくと、中盤2つのペナルティゴ-ルを決めて突き放しにかかるが、フランスが終盤トライを決めて逆転。13-17とフランスリードで前半終了。後半に入り序盤10分までに3点ずつ奪い、試合は終盤に突入。終了間際の76分にモールから最後はイトジェが右サイドにトライ。逆転に成功したイングランドが23-20で勝利。イングランド、フランスともに素晴しい内容のゲームでした。
 
スコットランド 24 – 27アイルランド

スコットランド トライ 3 G 3 PG 1
アイルランド  トライ 2 G 1 PG 5

【日時】
2021年3月14日(日)  キックオフ 15:00

【会場】
BTマレーフィールド・スタジアム

【都市】
エディンバラ(スコットランド)

【通算対戦成績】

スコットランド引き分けアイルランド
66勝5分66勝
 
今大会、チーム状態が良く、優勝の可能性を残しているホームのスコットランドと前節初勝利をあげたアイルランドの対戦となった第4節は、試合開始からアイルランドがプレッシャーをかけ序盤を0-8とリードするが、中盤に入りスコットランドも反撃に転じ、10-8と逆転に成功する。主導権が目まぐるしく入れ替わる中、終盤にペナルティゴ-ルで加点したアイルランドが10-14でリードして前半終了。後半に入って交互に流れが入れ替わる中、お互いにトライなどにより得点を重ね、74分には24-24の同点と言う終盤までシーソーゲームを演じたが最後はアイルランドがペナルティゴ-ルを決め、24-27で勝利。144年の歴史がある両チームの対戦の中でアイルランドが初めて通算成績でリードした。アイルランドは着実な試合運びで2勝目を挙げた。一方のスコットランドはペナルティの多さとラインアウトの精度(2/8)の無さが響いた。
 
〈第4節終了時点〉
順位国名勝点得失差
1ウェールズ40019+63
2フランス20211+36
3アイルランド20211+34
4スコットランド20210+5
5イングランド20210+5
6イタリア0040-142

 

第5節 / Round5
スコットランド 52 – 10イタリア

スコットランド トライ 8 G 6 PG 0
イタリア    トライ 1 G 1 PG 1

【日時】
2021年3月20日(土) キックオフ 14:15

【会場】
BTマレーフィールド・スタジアム

【都市】
エディンバラ(スコットランド)

【通算対戦成績】

スコットランド引き分けイタリア
24勝0分8勝
 
前節アイルランドに敗れ、優勝の可能性が無くなったスコットランドと2015年大会以降、勝利が無く31連敗中のイタリアの対戦となった最終第5節は、前半6分、積極的に攻撃を仕掛けたイタリアが右サイドにトライを決め、7点を先制する。すぐさま反撃に出るスコットランドが立て続けにトライを決め、逆転に成功すると、フェデリコ・モリの一時退場によって1人少なくなったイタリアに対し、攻撃の手を緩めないスコットランドは更に2トライを加え、前半を24-10とリードして折り返すと、後半も完全な主導権の中、4トライを奪い、52-10で圧勝。延期となっていたフランス戦に弾みをつけた。一方のイタリアは、後半にもセバスチャン・ネグリ、モンティ・イオアネと一時退場を受けるなど試合を通して3人のイエローカードと規律を守れない事とタックルミスの多いディフェンスが露呈した厳しい試合となった。
 
アイルランド 32 – 18イングランド

アイルランド トライ 2 G 2 PG 6
イングランド トライ 2 G 1 PG 2

【日時】
2021年3月20日(土) キックオフ 16:45

【会場】
アビバ・スタジアム

【都市】
ダブリン(アイルランド)

【通算対戦成績】

アイルランド引き分けイングランド
–勝–分–勝
 
お互いに優勝の可能性がなくなったアイルランドとイングランドの対戦となった最終第5節、3点を先制したイングランドに対してすぐさまペナルティゴールで追いついたアイルランドは、ラインアウトから準備されていたサインプレーでトライを奪うと、前半終了間際にもトライを決め、20-6とリードして前半終了。後半に入ってバンディー・アキの退場もあり、60分過ぎから1人少ない状況での戦いを強いられたが、イングランドのペナルティの多さを確実に得点に繋げ、試合を通じて主導権を維持したアイルランドが32-18で最終戦を勝利で飾った。敗れたイングランドは、大会を通じてペナルティの多さが目立った。

この試合でアイルランドのシージェイ・スタンダ-が代表引退(2021年6月には現役引退を表明)となり、有終の美で最後を飾った。
 
フランス 32 – 30ウェールズ

フランス  トライ 4 G 3 PG 2
ウェールズ トライ 3 G 3 PG 3

【日時】
2021年3月20日(土) キックオフ 21:00

【会場】
スタッド・ドゥ・フランス

【都市】
サン=ドニ(フランス)

【通算対戦成績】

フランス引き分けウェールズ
46勝3分51勝
 
この試合での勝利が優勝するための絶対条件となるフランスと接戦をものにして、ここまで4連勝、グランドスラムも見えているウェールズの注目の対戦となった最終第5節は、試合開始早々、攻勢に出るフランスが5分に先制トライを挙げたのを皮切りに、お互いアグレッシブなプレーを展開し、中盤20分までに2トライずつを奪うなど、お互いに1歩も引かない展開のまま17-17で前半終了。後半に入っても規律の高さが際立ち、常にリードを保って優位に試合を進めたウェールズに対し、フランスは58分にモアメド・アウアがイエローカード、67分にはポール・ヴィレムサがレッドカードを受け、万事休すと思われたが、ウェールズが勝利目前で立て続けにまさかのイエローカードで一気に2人がいなくなると、フランスは、76分にトライを挙げ、追い上げると、81分右サイドにトライ。32-30の大逆転でフランスが勝利した。フランスは延期となっていた最終戦に優勝の望みをつないだ。一方のウェールズはグランドスラムが目前で手から滑り落ちた結果となった。クオリティの高い好ゲームだったこの試合は、最後の最後で規律を守れなかったウェールズがフランスに大逆転で敗れ、優勝の行方はフランスの結果次第となった。
 
〈第5節終了時点〉
順位国名勝点得失差
1ウェールズ40120+61
2フランス30216+37
3アイルランド30215+48
4スコットランド30215+47
5イングランド20310-9
6イタリア0050-184
 
最終戦を終えて、2021年シックス・ネーションズはウェールズが2019年大会以来、2大会ぶりの優勝を飾った。特に、若手のWTBルイス・リース=ザミット(20歳)が4トライをあげるなど今後、注目される。フランスは、2位で終わったが、若手の台頭、選手層の厚さなど、今後も期待されるでしょう。アイルランドは、特に後半、安定した戦いを見せ、スコットランドは、ファン・デル・メルヴァが5トライでトライ王を取るなど、攻撃にシフトした面白いラグビーを見せていた。イングランドは、ペナルティの多さ、覇気の無さを感じた大会であり、イタリアは若手を起用し、試行錯誤を行っていたが32連敗と苦しい戦いとなった。
 

テレビ放送

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第1節/Round1

イタリア vs フランス
 2月6日(土) 23:00~26:15
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 2月10日(水) 
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イングランド vs スコットランド
 2月7日(日) 01:30~04:00
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 2月12日(金) 05:50~
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ウェールズ vs アイルランド
 2月7日(日) 23:45~26:30
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 2月13日(土) 02:50~
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第2節/Round2

イングランド vs イタリア
 2月13日(土) 23:00~
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 2月14日(日) 04:00~
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 2月24日(水) 09:00~
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スコットランド vs ウェールズ
 2月14日(日) 01:30~
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 2月14日(日) 01:30~
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 2月24日(水) 23:30~
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アイルランド vs フランス
 2月14日(日) 23:50~
 WOWOWオンデマンド 先行ライブ配信

 2月15日(月) 04:40~
 WOWOWライブ 

 2月21日(日) 07:05~
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第3節/Round3

イタリア vs アイルランド
 2月27日(土) 23:00~
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 2月28日(日) 02:15~
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 3月2日(火) 16:00~
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ウェールズ vs イングランド
 2月28日(日) 01:30~
 WOWOWオンデマンド 
 
 2月28日(日) 01:30~
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 3月2日(火) 18:00~
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フランス vs スコットランド
 2月28日(日) 23:45~(中止)
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 2月28日(日) 23:45~(中止)
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 3月3日(水) 06:00~(中止)
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 3月27日(土) 04:45~
 WOWOWライブ 

第4節/Round4

イタリア vs ウェールズ
 3月13日(土) 23:00~
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 3月14日(日) 04:00~
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 3月16日(火) 14:00~
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イングランド vs フランス
 3月14日(日) 01:30~
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 3月14日(日) 01:30~
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 3月16日(火) 16:00~
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スコットランド vs アイルランド
 3月14日(日) 23:45~
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 3月14日(日) 23:45~
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 3月16日(火) 18:00~
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第5節/Round5

スコットランド vs イタリア
 3月20日(土) 23:00~
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 3月20日(土) 23:00~
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 3月23日(火) 14:00~
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アイルランド vs イングランド
 3月21日(日) 01:30~
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フランス vs ウェールズ
 3月21日(日) 04:45~
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