2022年8月8日(月)~8月14日(日)にかけてカナダ・モントリオールとトロントにあるスタッド・イガ(Stade IGA)とアビバ・センター(Aviva Centre)で開催される男女共催「ナショナル・バンク・オープン(National Bank Open Presented by Rogers)」の大会概要、賞金とWTAポイント、歴代優勝者、大会日程(スケジュール)、日本人出場選手、放送予定、結果(ドロー、詳細)を紹介します。
ナショナル・バンク・オープン
男女共催(ATP MASTERS1000・WTA1000)の舞台となるのは、ともにカナダでの開催であるものの、男子が歴史的建造物と最先端が同居するケベック州最大の都市モントリオール、女子が超高層ビルが立ち並び、多様な文化が融合する最先端を行く国際都市であるとともに交通の要衝でもあるオンタリオ州の州都トロント。
男子は1968年にスタート、54回目を迎える今大会の初代チャンピオンは、インドのラマナサン・クリシュナン。
女子は1981年にスタート、41回目を迎える今大会の初代チャンピオンは、アメリカのトレーシー・オースチン。
また、男子ではアメリカのイワン・レンドル(1980-81、1983、1987-89)が大会3連覇を含む最多6回の優勝、女子ではアメリカのモニカ・セレス(1995-1998)が大会4連覇を含む最多4回の優勝を飾っています。
大会概要
大会名 | ナショナル・バンク・オープン (National Bank Open Presented by Rogers) |
グレード | ATP MASTERS1000(男子) WTA1000(女子) |
開催期間 | 2022年8月8日(月) ~ 8月14日(日)(男子) 2022年8月8日(月) ~ 8月14日(日)(女子) |
開催地 | モントリオール/カナダ(男子) トロント/カナダ(女子) |
会場 | (男子) スタッド・イガ (Stade IGA) (女子) アビバ・センター (Aviva Centre) |
①賞金総額 ②優勝賞金 |
①$6,573,785(男子) ①$2,527,250(女子) ②$915,295(男子) ②$439,700(女子) |
ドロー数 | シングルス (56) / ダブルス (28)(男子) シングルス (64) / ダブルス (32)(女子) |
サーフェス | ハード(アウトドア) |
前回優勝者 (2021年) |
(男子) ダニール・メドベージェフ (Daniil Medvedev) ロシア(RUS) (女子) カミラ・ジョルジ (Camila Giorgi) イタリア(ITA) |
日本との時差 | 日本より13時間遅れています。 |
賞金とポイント(シングルス)
ラウンド | 賞金 | 男子(P) | 女子(P) |
優勝者 | $915,295 $439,700 |
1,000 | 900 |
決勝出場者 | $499,830 $259,100 |
600 | 585 |
準決勝出場者 | $273,320 $133,400 |
360 | 350 |
準々決勝出場者 | $149,085 $61,300 |
180 | 190 |
3回戦出場者 | $79,745 $30,660 |
90 | 105 |
2回戦出場者 | $42,760 $17,445 |
45 | 60 |
1回戦出場者 | $23,690 $12,515 |
10 | 1 |
上段:男子
下段:女子
歴代優勝者
ナショナル・バンク・オープンの過去10年の優勝者を紹介します。
男子の最多優勝記録は、イワン・レンドルの6回、女子の最多優勝記録は、モニカ・セレスの4回となります。
2021年大会を制したのは、男子がダニール・メドベージェフ(ドイツ)、女子がカミラ・ジョルジ(イタリア)となります。
年 | 優勝者(男子) |
2021 | ダニール・メドベージェフ |
2020 | 大会中止 |
2019 | ラファエル・ナダル |
2018 | ラファエル・ナダル |
2017 | アレクサンダー・ズベレフ |
2016 | ノバク・ジョコビッチ |
2015 | アンディ・マレー |
2014 | ジョー=ウィルフリード・ツォンガ |
2013 | ラファエル・ナダル |
2012 | ノバク・ジョコビッチ |
年 | 優勝者(女子) |
2021 | カミラ・ジョルジ |
2020 | 大会中止 |
2019 | ビアンカ・アンドレスク |
2018 | シモナ・ハレプ |
2017 | エリナ・スビトリーナ |
2016 | シモナ・ハレプ |
2015 | ベリンダ・ベンチッチ |
2014 | アグネツカ・ラドバンスカ |
2013 | セリーナ・ウィリアムズ |
2012 | ペトラ・クビトバ |
大会日程
2022年8月8日(月)から8月14日(日)にかけて開催され、準決勝は8月13日(土)、決勝は8月14日(日)に行われます。
月日 | 日程 | 男子 | 女子 |
8/8(月) | 第1日 | 1回戦 | 1回戦 |
8/9(火) | 第2日 | 1回戦・2回戦 | 1回戦・2回戦 |
8/10(水) | 第3日 | 2回戦 | 2回戦 |
8/11(木) | 第4日 | 3回戦 | 3回戦 |
8/12(金) | 第5日 | 準々決勝 | 準々決勝 |
8/13(土) | 第6日 | 準決勝 | 準決勝 |
8/14(日) | 第7日 | 決勝 | 決勝 |
日本人プレーヤー(シングルス)
【本戦出場】
(男子)
・西岡良仁:2回戦敗退 $42,760
※金額は獲得賞金
(女子)
・大坂なおみ:1回戦敗退 $12,515
※金額は獲得賞金
【予選出場】
(男子)
・ダニエル太郎:2回戦敗退 $12,135
※金額は獲得賞金
(女子)
・日本人プレーヤーの出場はありません。
放送予定
男子
【BS放送】NHK BS1
※1回戦から準決勝まで生中継!! 決勝は録画放送 ※日本時間
(☆:101ch ★:SUB102ch)
1日目/1回戦
8/9(火) 01:00~04:30 ☆
8/9(火) 04:30~ ★
※延長あり
・S.ワウリンカ vs E.ルースブオリ
2日目/1回戦
8/10(水) 00:00~00:46 ★
8/10(水) 00:46~03:00 ☆
※延長あり
・P.カレーニョ・ブスタ vs M.ベレッティーニ
3日目/2回戦
8/11(木) 00:00~00:50 ★
8/11(木) 00:50~03:00 ☆
※延長あり
・T.ポール vs C.アルカラス
4日目/3回戦
8/12(金) 01:00~04:30 ☆
8/12(金) 04:30~05:50 ★
※延長あり
・C.ルード vs R.バウティスタ・アグート
5日目/準々決勝
8/13(土) 01:00~03:00 ☆
※延長あり
・N.キリオス vs H.フルカチュ
6日目/準決勝(1&2)
8/14(日) 04:00~05:00 ☆(1)
8/14(日) 05:00~06:00 ★(1)
※延長あり
・H.フルカチュ vs C.ルード
8/14(日) 09:00~10:00 ☆(2)
8/14(日) 10:00~11:00 ★(2)
※延長あり
・P.カレーニョ・ブスタ vs D.エバンス
7日目/決勝
8/16(火) 04:00~05:00 ☆(録画)
・H.フルカチュ vs P.カレーニョ・ブスタ
【CS放送】GAORA
※準々決勝から決勝まで生中継!! ※日本時間
5日目/準々決勝(1&2)
8/13(土) 00:45~06:00
5日目/準々決勝(3&4)
8/13(土) 07:30~12:30
6日目/準決勝(1&2)
8/14(日) 03:57~07:30(1)
8/14(日) 09:00~12:30(2)
7日目/決勝
8/15(月) 04:57~08:30
【動画配信】WOWOWオンデマンド
1回戦から決勝までライブ配信!! ※日本時間
1日目/1回戦
8/9(火) 00:30~
2日目/1回戦・2回戦
8/10(水) 00:30~
3日目/2回戦
8/11(木) 00:30~
4日目/3回戦
8/12(金) 00:30~
5日目/準々決勝
8/13(土) 00:30~
6日目/準決勝
8/14(日) 00:30~
7日目/決勝
8/15(月) 04:30~
女子
【動画配信】DAZN
1回戦から決勝までライブ配信!! ※日本時間
1日目/1回戦
8/9(火) 00:00~
2日目/1回戦
8/10(水) 00:00~
3日目/2回戦
8/11(木) 00:00~
4日目/3回戦
8/12(金) 00:00~
5日目/準々決勝
8/13(土) 02:00~
6日目/準決勝(1&2)
8/14(日) 02:00~
8/14(日) 07:00~
7日目/決勝
8/15(月) 02:30~
試合結果
ドロー
男子シングルス
※国名には、地域も含まれます。
WC:ワイルドカード(主催者推薦)
PR:プロテクトランキング
LL:ラッキールーザー
SE:スペシャル・イグザンプト(予選に出場できない選手を救済するための特別出場枠)
Q:クオリファイヤー(予選を勝ち上がった選手)
RET:棄権(ケガなどによる)
DEF:棄権(ルール違反等による)
W/O:ウォークオーバー(不戦敗)
決勝
※世界ランキングは2022年8月1日時点
WR | Player | 1 | 2 | F | ||
11 | H.フルカチュ【8】 | 6 | 3 | 3 | ||
23 | P.カレーニョ・ブスタ | 3 | 6 | 6 |
ノーシードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)が第8シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)をセットカウント2-1のフルセットで破り、今シーズンの初優勝を飾った。
パブロ・カレーニョ・ブスタは、ATP MASTERS1000の初タイトルを手にすると共にATPツアー通算7勝目を飾った。
女子シングルス
※国名には、地域も含まれます。
WC:ワイルドカード(主催者推薦)
PR:プロテクトランキング
LL:ラッキールーザー
SE:スペシャル・イグザンプト(予選に出場できない選手を救済するための特別出場枠)
Q:クオリファイヤー(予選を勝ち上がった選手)
RET:棄権(ケガなどによる)
DEF:棄権(ルール違反等による)
W/O:ウォークオーバー(不戦敗)
決勝
※世界ランキングは2022年8月1日時点
WR | Player | 1 | 2 | F | ||
25 | B.ハダード・マイア | 3 | 6 | 3 | ||
16 | S.ハレプ【15】 | 6 | 2 | 6 |
第15シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)がノーシードのベアトリース・ハダード・マイア(ブラジル)をセットカウント2-1のフルセットで破り、WTAツアー通算24勝目を飾った。
シモナ・ハレプは今大会での優勝で世界ランキングが6位まで浮上、一方で敗れたものの、今季2勝と素晴しい活躍を見せているベアトリース・ハダード・マイアも世界ランキングが16位まで一気に浮上した。
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