2021年8月30日(月)~9月12日(日)にかけてアメリカ・ニューヨーク州ニューヨークにあるUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)で開催される2021年シーズンのグランドスラム最終戦「全米オープン(US Open)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、ドロー(トーナメント表)、テレビ放送予定を紹介します。 日本男子は、錦織圭、西岡良仁、ダニエル太郎、内山靖崇、杉田祐一、添田豪、伊藤竜馬 が出場します。 日本女子は、大坂なおみ、日比野菜緒、土居美咲、奈良くるみ、本玉真唯、日比万葉、内藤祐希 が出場します。
(2021.9.13) ・男子シングルスは、D.メドベージェフがグランドスラム初優勝。(2021.9.12) ・女子シングルスは、18歳のE.ラドゥカヌがグランドスラム初優勝。(2021.9.9) ・N.ジョコビッチが年間グランドスラムに向け、準決勝進出。 ・2人の10代がグランドスラム初の準決勝進出。(2021.9.4) ・錦織圭の3回戦は、日本時間9月5日の2時30分以降、試合開始予定。(2021.8.28) ・男女シングルス各128名の出場選手一覧とドローを掲載しました。(2021.8.25) ・2021年の賞金が発表され、賞金総額は5750万ドル、シングルス優勝は250万ドル、ダブルス優勝は66万ドルとなります。 ・ラウンドごとの内訳は、下記表にて記載しています。(2021.8.21) ・R.ナダルが怪我のため、全米オープンを含む2021年シーズンの残りを欠場すると発表しました。
【日本人出場選手】(男女シングルス)《男子本戦》 ・錦織圭、西岡良仁、ダニエル太郎、杉田祐一(繰り上げ) 《男子予選》 ・内山靖崇、杉田祐一、 添田豪、伊藤竜馬 《女子本戦》 ・大坂なおみ、日比野菜緒、土居美咲 《女子予選》 ・奈良くるみ、本玉真唯、日比万葉、内藤祐希 ※赤文字は、予選敗退になった選手
全米オープンテニス 2021年シーズンのグランドスラム最終戦の舞台は、世界の商業・金融・文化の中心地の1つでもあるニューヨーク。 アメリカの中心都市の1つであるニューヨークで毎年8月下旬から9月上旬にかけて開催されるテニスの4大大会グランドスラムの1つです。 今大会は、1881年にスタートし1968年にオープン化、1978年に現在の会場に移っています。 大会の特徴は、約22,547人を収容できる世界最大級の開閉式テニス専用スタジアム、アーサー・アッシュ・スタジアムを有するUSTAビリー・ジーン・キング ナショナル・テニス・センターから生まれる観客動員数と賞金総額、エンターテイメントの充実性といったグランドスラムの最後を締めくくるに相応しい大会と言えるでしょう。 2014年には錦織圭が準優勝、2018年には大坂なおみが日本人選手初のタイトルを手にしています。また、大会期間中の時期は非常に暑いニューヨークだけに、暑さ対策も勝敗のカギとなるでしょう。 男子は、初の年間グランドスラムとグランドスラムの最多優勝回数を狙う世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチを筆頭に、今大会最多の5勝をマークしているロジャー・フェデラ-と4勝のラファエル・ナダル、世界ランキング2位に躍進し、初のグランドスラム・タイトルを狙うダニール・メドベージェフや2021年シーズンの活躍が目覚ましく、全仏オープンでも初の決勝戦進出を果たしたステファノス・チチパスや東京オリンピック金メダリストのアレクサンダー・ズベレフ、19歳のヤニク・シンネルと言った注目の若手選手など見どころ満載です。錦織圭ら日本人の活躍にも期待がかかります。 女子は、連覇を狙う世界ランキング2位の大坂なおみを筆頭に、世界ランキング1位のアシュリー・バーティ、同3位のアリーナ・サバレンカ、好調なプレーを見せている同6位のカロリーナ・プリスコバ、2021年シーズンの活躍が目覚ましい同7位のイガ・シフィオンテク、2019年大会覇者のビアンカ・アンドレースクら実力者に加え、アメリカ期待の若手17歳コリ・ガウフなど混戦模様の中、凌ぎを削る戦いが見どころとなるでしょう。 ※世界ランキングは2021年8月9日現在
全米オープンテニス 開催会場 【アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク】USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター (USTA Billie Jean King National Tennis Center)
マンハッタンから東、タイムズ・スクウェアから約16km、車で約17分、ニューヨーク市郊外のフラッシング・メドウズ・コロナ・パークにあるUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターは、座席数は22,547とグランドスラムの中でも最大規模を誇る開閉式のセンターコートのアーサー・アッシュ・スタジアム、1万人強を収容する2ndコートのルイ・アームストロング・スタジアム、グランド・スタンド・スタジアムのほか、14面(No.4からNo.17)のグランドコート、練習コート(P1からP5)5面を兼ね備えています。
全米オープンテニス スケジュール 日程:2021年8月30日(月)~9月12日(日)
男女シングルス 男女ダブルス・ミックスダブルス
男女車いすシングルス・ダブルス
(S):シングルス (D):ダブルス
全米オープンテニス 賞金 大会賞金総額 $57,500,000
【男女シングルス賞金】
【男女ダブルス賞金】
【ミックスダブルス賞金】
出場選手一覧 本戦に最終エントリーされた男子128名の出場選手はPDF をご覧ください。
本戦に最終エントリーされた女子128名の出場選手はPDF をご覧ください。
注目選手 男子シングルス
※選手情報及び世界ランキングは2021年8月30日時点 ※PRIZE MONEYは2021年8月30日時点
ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)
世界ランキング 1位 国籍:セルビア
生年月日:1987年5月22日(34歳)
身長:188.0cm
体重:77.1kg
① ATPツアー:85勝(シングルス)
② グランドスラム:20勝 ・全豪オープン:9勝 ・全仏オープン:2勝 ・ウィンブルドン:6勝 ・全米オープン:3勝
③ ATP FINALS:4回(2012,2013,2014,2015)
④ PRIZE MONEY:$151,870,635(Singles & Doubles)
リタ-ンゲ-ムで見せる圧倒的な力と戦術におけるドロップショットの効果、状況の変化にも対応可能な強靭なメンタル、経験に加えネットプレ-など新しいことにも挑戦し進化し続ける世界最高のオ-ルラウンダ-。 ベテランの域に達しても尚、体のケアは十分で戦いへのアプロ-チも少しずつ変えているし新しいプレ-を取り入れて進化しています。 近年は特にサーブ&ボレ-も見せ、下がって守れるし攻撃も出来るようになっています。 東京オリンピックでの金メダル獲得が出来ず、ゴールデンスラムの達成はならなかったものの、今大会は、年間グランドスラムの達成とグランドスラム最多優勝がかかる重要な大会となるでしょう。
ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)
世界ランキング 2位 国籍:ロシア
生年月日:1996年2月11日(25歳)
身長:198.1cm
体重:82.6kg
① ATPツアー:12勝(シングルス)
② グランドスラム:0勝 ・全豪オープン:0勝 ・全仏オープン:0勝 ・ウィンブルドン:0勝 ・全米オープン:0勝
③ ATP FINALS:1回(2020)
④ PRIZE MONEY:$17,293,705(Singles & Doubles)
2019年全米オープン準優勝の実績を持つ期待の選手。 大きなテイクバックから繰り出される正確なフォアのショットとバックハンドは素晴しく、特にストレートへのショットは正確です。 体格に似合わず、コートの後ろから追いつく足の速いフットワークも持ち合わせており、試合によって我慢強く、とても大人しい性格を見せる一方で、感情の起伏を前面に出すという一面もあり、裏表がありすぎるが、良くも悪くも他人を気にせず、自分を貫く個性的なプレーとパフォーマンスが魅力です。 今大会は、グランドスラム決勝の舞台も経験し、2020年ATP FINALSも制したことで、遜色ないプレーを展開できるでしょう。
ステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas)
世界ランキング 3位 国籍:ギリシャ
生年月日:1998年8月12日(23歳)
身長:193.0cm
体重:88.9kg
① ATPツアー:7勝(シングルス)
② グランドスラム:0勝 ・全豪オープン:0勝 ・全仏オープン:0勝 ・ウィンブルドン:0勝 ・全米オープン:0勝
③ ATP FINALS:1回(2019)
④ PRIZE MONEY:$15,567,937(Singles & Doubles)
2018年ネクスト・ジェネレーション・ATPファイナルズを制し、次世代のNo.1候補として期待される中、2019年にはATPファイナルズに初出場を果たし準決勝でロジャー・フェデラーを下すと、その勢いのまま初優勝を飾りました。 プレ-の特徴はフォアハンドを軸にオールラウンドに試合を展開します。全体的なクオリティの高さが際立ちます。 ラファエル・ナダル、ロジャー・フェデラ-が出場しないことで、2回目目のグランドスラムファイナルへ向け、十分可能性があるでしょう。
アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev)
世界ランキング 4位 国籍:ドイツ
生年月日:1997年4月20日(24歳)
身長:198.1cm
体重:89.8kg
① ATPツアー:17勝(シングルス)
② グランドスラム:0勝 ・全豪オープン:0勝 ・全仏オープン:0勝 ・ウィンブルドン:0勝 ・全米オープン:0勝
③ ATP FINALS:1回(2018)
④ PRIZE MONEY:$26,122,250(Singles & Doubles)
これまでATP Masters1000で3勝、ATP FINALSで1勝と素晴らしい成績を収めてきた若手のホープ。 プレーの特徴は、ベースラインでのプレーを軸としたストロークプレーヤーです。 フォアハンドのクロスや相手ベースライン深く打ち返す正確なショット、長身で手足の長さを活かした守備力は素晴しいです。一方でダブルフォルトの多さが目立つサービスの改善には至っていません。 2020年全米オープンでは、タイトルに手をかけたところで精神面の弱さから自滅、しかし、東京オリンピックで金メダルを獲得し、安定感も出てきていることから今大会での活躍も十分可能でしょう。優勝するためのカギは、準決勝で対戦が予想される世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチとの試合となるでしょう。
アンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)
世界ランキング 7位 国籍:ロシア
生年月日:1997年10月20日(23歳)
身長:188.0cm
体重:74.8kg
① ATPツアー:8勝(シングルス)
② グランドスラム:0勝 ・全豪オープン:0勝 ・全仏オープン:0勝 ・ウィンブルドン:0勝 ・全米オープン:0勝
③ ATP FINALS:0回
④ PRIZE MONEY:$9,179,465(Singles & Doubles)
2020年ATPツアー最多の5勝をマークし、一気にトップ10入りを果たした23歳。 プレースタイル最大の魅力は、どの場所、体勢、ボールの質でも全て強打する超攻撃的なテニス。 2020年には、初のATP FAINALSも経験し、大きな大会でのパフォーマンスにも期待できます。 今大会でも高い打点から鋭いスウィングのハードヒットでベスト4以上へ駆け上がるか注目です。
錦織 圭(Kei Nishikori)
世界ランキング 56位 国籍:日本
生年月日:1989年12月29日(31歳)
身長:177.8cm
体重:73.0kg
① ATPツアー:12勝(シングルス)
② グランドスラム:0勝 ・全豪オープン:0勝 ・全仏オープン:0勝 ・ウィンブルドン:0勝 ・全米オープン:0勝
③ ATP FINALS:0回
④ PRIZE MONEY:$24,856,447(Singles & Doubles)
日本男子テニス界が誇る世界的テニスプレーヤー。 2014年には全米オープン準優勝に輝くなど日本選手において数多くの偉業を達成しています。 特徴は、ベースラインでのプレーを軸としたストロークプレーヤーです。 フォアハンド・バックハンドともにクオリティが高く、バックハンドでのダウン・ザ・ラインは素晴しいです。特にリターンゲームの強さと戦術におけるグレバー(頭の良さ)なプレーは世界トップクラスを誇ります。 近年は、不安要素でもあるサーブの質の強化と説教的なネットプレーへのスタイルの改善に取り組んでいます。上位進出のカギは、3回戦で対戦が予想される世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチとの試合となるでしょう。
女子シングルス
※選手情報及び世界ランキングは2021年8月30日時点 ※PRIZE MONEYは2021年8月30日時点
アシュリー・バーティ(Ashleigh Barty)
世界ランキング 1位 国籍:オーストラリア
生年月日:1996年4月24日(25歳)
身長:165.1cm
体重:非公開
① WTAツアー:13勝(シングルス)
② グランドスラム:1勝 ・全豪オープン:0勝 ・全仏オープン:1勝 ・ウィンブルドン:0勝 ・全米オープン:0勝
③ WTA FINALS:1回(2019 )
④ PRIZE MONEY:$21,359,751(Singles & Doubles)
ジュニア時代から卓越した技術とセンスを持ち合わせていた若き天才。 2011年、15歳でウィンブルドンジュニアで優勝し、輝かしい未来を歩むと思われたが、燃え尽き症候群になり19歳から2年間テニスを離れることになります。この間、クリケットの選手として2年間プレーしていました。(この2年間テニスから全く離れていたわけではなくジュニア選手のコ-チも行っていた。後に復帰する際、フィーリングがそれほど落ちなかった要因でもある) 2016年にテニス界に戻ってきた珍しい経歴の持ち主でもある若き天才は、新たに強化されたメンタルと共に、ダウンザラインでエースが取れる低くてスピ-ドがあり外に逃げていくバックハンドのスライスと卓越した戦術眼で輝きを放ちます。彼女の放つスライスは世界最高であり、素晴しいの一言に尽きます。
ビアンカ・アンドレースク(Bianca Andreescu)
世界ランキング 7位 国籍:カナダ
生年月日:2000年6月16日(21歳)
身長:170.2cm
体重:非公開
① WTAツアー:3勝(シングルス)
② グランドスラム:0勝 ・全豪オープン:0勝 ・全仏オープン:0勝 ・ウィンブルドン:0勝 ・全米オープン:1勝
③ WTA FINALS:0回
④ PRIZE MONEY:$7,203,737(Singles & Doubles)
初出場した2019年の全米オープンを19歳で制したカナダの若き女王。 2006年のシャラポワ以来となる10代でのグランドスラム制覇を果たすと、2019年シーズンWTAツアー3勝(Indian Wells, Toronto, US Open)をマークし、才能を開花させました。 恵まれた体格から繰り出される力負けしない強烈なショットをサーブ・リターン・ストロークでも存分に発揮できる力を持っています。 まだまだ粗削り(プレーや精神面での浮き沈みが多い)ながら底知れぬポテンシャルを秘めた才能は、男子のデニス・シャポバロフやフェリックス・オジェ・アリアシムと共に次世代のカナダを牽引する存在となるでしょう。
イガ・シフィオンテク(Iga Swiatek)
世界ランキング 8位 国籍:ポーランド
生年月日:2001年5月31日(20歳)
身長:175.3cm
体重:非公開
① WTAツアー:3勝(シングルス)
② グランドスラム:1勝 ・全豪オープン:0勝 ・全仏オープン:1勝 ・ウィンブルドン:0勝 ・全米オープン:0勝
③ WTA FINALS:0回
④ PRIZE MONEY:$4,234,403(Singles & Doubles)
2020年全仏オープンでWTAツアー初優勝、ポーランド人初のグランドスラム制覇を果たした19歳のニューヒロイン。 プレースタイル最大の特徴は、きゃしゃな体格から放たれる強烈なフォアハンドになります。 コンパクトな振りにより、打つタイミングが早く、高い打点でのショットが多く見受けられ、ウィナーが取れます。また、テンポの良いラリーから突如、繰り出されるタイミングと速いボールスピードによるバックのドロップショットも武器の1つです。 力強いショット、攻守のバランスの良さ、多彩なショット(ドロップ・アングルショット)、冷静なプレーが光り、今後、更にプレーが洗練されていくと親友の大坂なおみと共に世界No.1に向けて、女子テニスの新時代を駆け抜けていくことでしょう。 今大会で最も期待される若手選手でしょう。
全米オープンテニスのテレビ放送 【BS放送】WOWOWが1回戦から決勝まで連日生中継放送!! 【動画配信】WOWOWオンデマンドで連日LIVE配信!! ※日本との時差は13時間(日本より13時間遅れています)
生 :生中継
【BS放送 】WOWOW 全試合生中継!!※日本時間WOWOWライブ :192ch生 :生中継8月30日(月) 第1日 男女シングルス1回戦
23:45~翌7:40(デイセッション) WOWOWライブ 生 8月31日(火) 第1日 男女シングルス1回戦
7:40~15:00(ナイトセッション)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 8月31日(火) 第2日 男女シングルス1回戦
23:55~翌7:50(デイセッション) WOWOWライブ 生 9月1日(水) 第2日 男女シングルス1回戦
7:50~15:00(ナイトセッション)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 9月1日(水) 第3日 男女シングルス2回戦
23:55~翌7:50(デイセッション) WOWOWライブ 生 9月2日(木) 第3日 男女シングルス2回戦
7:50~15:00(ナイトセッション)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 9月2日(木) 第4日 男女シングルス2回戦
23:55~翌7:50(デイセッション) WOWOWライブ 生 9月3日(金) 第4日 男女シングルス2回戦
7:50~15:00(ナイトセッション)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 9月3日(金) 第5日 男女シングルス3回戦
23:55~翌7:50(デイセッション) WOWOWライブ 生 9月4日(土 ) 第5日 男女シングルス3回戦
7:50~15:00(ナイトセッション)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 9月4日(土 ) 第6日 男女シングルス3回戦
23:55~翌7:50(デイセッション) WOWOWライブ 生 9月5日(日 ) 第6日 男女シングルス3回戦
7:50~15:00(ナイトセッション)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 9月5日(日 ) 第7日 男女シングルス4回戦
23:55~翌7:50(デイセッション) WOWOWライブ 生 9月6日(月) 第7日 男女シングルス4回戦
7:50~15:45(ナイトセッション)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 9月6日(月) 第8日 男女シングルス4回戦
23:55~翌7:50(デイセッション)WOWOWライブ 生 9月7日(火) 第8日 男女シングルス4回戦
7:50~15:45(ナイトセッション)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 9月8日(水) 第9日 男女シングルス準々決勝
0:55~7:50(デイセッション) 7:50~15:45(ナイトセッション)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 9月9日(木) 第10日 男女シングルス準々決勝
0:55~7:50(デイセッション) 7:50~15:45(ナイトセッション)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 9月10日(金) 第11日 女子シングルス準決勝
7:50~15:45(ナイトセッション)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 9月11日(土 ) 第12日 男子ダブルス決勝/男子シングルス準決勝
0:55~3:55(D) 3:55~11:55(S)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 9月12日(日 ) 第13日 ミックスダブルス決勝/女子シングルス決勝
0:55~4:45(MD) 4:45~10:00(S)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 9月13日(月) 第14日 女子ダブルス決勝/男子シングルス決勝
1:55~4:45(D) 4:45~11:00(S)WOWOWライブ 生 ※終了時間変更の場合あり 9月13日(月) 車いす男女シングルス決勝
15:00~18:00(録画)WOWOWライブ ※終了時間変更の場合あり (S):シングルス (D):ダブルス (MD):ミックスダブルス
【動画配信】WOWOWオンデマンド WOWOWオンデマンド :ライブ配信
※ピックアップコートについてはWOWOWオンデマンド公式サイトをご覧ください。
8月30日(月) 第1日 男女シングルス1回戦
8月31日(火) 第2日 男女シングルス1回戦
9月1日(水) 第3日 男女シングルス2回戦
9月2日(木) 第4日 男女シングルス2回戦
9月3日(金) 第5日 男女シングルス3回戦
9月4日(土 ) 第6日 男女シングルス3回戦
9月5日(日 ) 第7日 男女シングルス4回戦
9月6日(月) 第8日 男女シングルス4回戦
9月8日(水) 第9日 男女シングルス準々決勝
9月9日(木) 第10日 男女シングルス準々決勝
9月10日(金) 第11日 女子シングルス準決勝
9月11日(土 ) 第12日 男子ダブルス決勝/男子シングルス準決勝
9月12日(日 ) 第13日 ミックスダブルス決勝/女子シングルス決勝
9月13日(月) 第14日 女子ダブルス決勝/男子シングルス決勝
全米オープンテニス 試合結果 男子シングルス 男子シングルス ドロー ※世界ランキングは2021年8月30日時点
シングルスドロー表のPDF はこちら
※左サイドがトップハーフ ※右サイドがボトムハーフ
グランドスラム優勝回数 決勝(結果)
年間グランドスラムと最多21度目の優勝をかけ、決勝の舞台までたどり着いた第1シードのN.ジョコビッチとここまで僅か1セットしか落とさず、ほぼ完璧な勝ち上がりでグランドスラム初優勝を目指す第2シードのD.メドベージェフの対戦となった決勝戦は、いきなり第1ゲームのブレークに成功したD.メドベージェフが相手に3ポイントしか与えない完璧なサービスゲームを見せ、全くチャンスを与えず、第1セットを先取する。第2セット第2ゲームで相手のミスから0-40と最大のブレークチャンスをものに出来ず、更に第4ゲームにもチャンスを活かせず、感情を抑えきれなかったN.ジョコビッチに対して、冷静なプレーで第5ゲームのブレークに成功したD.メドベージェフが、サービスに加え、ラリー戦でもN.ジョコビッチを圧倒し2セットを奪う。第3セットも抜群の守備力から第1ゲームのブレークに成功したD.メドベージェフが冷静さを失ったN.ジョコビッチに対して、4ゲームを連取しこのセットを奪うと、セットカウント3-0のストレートで勝利しグランドスラム初優勝。2005年の全豪オープンでのM.サフィン以来となるロシア勢のグランドスラム制覇となった。サービス、ストローク、メンタルすべてにおいて完敗となったN.ジョコビッチは、52年ぶりの年間グランドスラム達成と最多21度目の優勝は成らず、来年以降に持ち越しとなった。
準決勝(結果)
1stセットを落とす試合が続く中でも危なげなく順当に勝ち上がってきた第1シードのN.ジョコビッチとここまで1セットしか落とさず、自信を持った抜群の安定感を見せ、勝ち上がってきた第4シードで東京オリンピック金メダリストのA.ズベレフの対戦となった準決勝は、2ndサービスでもポイント獲得率0%、エラー11本と攻略の糸口が見つけられないN.ジョコビッチに対して、安定したサービスとストロークで第9ゲームのブレークに成功したA.ズベレフが第1セットを先取する。ブレークに繋がるなどダブルフォルトが3本とサーブからリズムを崩したA.ズベレフに対して、サービスとストロークに少し改善が見られたN.ジョコビッチが第2、第8ゲームをブレークし第2セットを奪う。第3セットに入り、お互いがサービスをキープする中で第5ゲームのピンチを凌いだN.ジョコビッチが、22回、53回と続いたラリー戦でポイントをものに出来なくても質の高いパフォーマンスを続けられる強靭なメンタリティーを発揮し第10ゲームのブレークに成功、第3セットも奪う。第3ゲームのブレークに成功しダブルファーストを含めたサービス、クロスショットのストロークが素晴しかったA.ズベレフが第4セットを奪い、ファイナルセットに突入する。ファイナルセットの第4ゲームでオーバーヘッドを大きくミスするなど、この試合を通じて大事な局面でのメンタルの弱さを露呈したA.ズベレフに対して、2ブレークを含む5ゲームを連取したN.ジョコビッチが、1ブレークを返されたものの、ファイナルセットを6-2で制しセットカウント3-2のフルセットで勝利。グランドスラム27連勝、年間グランドスラムと最多21度目の優勝まで1勝と迫った。A.ズベレフは2年連続の決勝進出とはならなかった。
ここまで超攻撃的なテニスでグランドスラム初の準決勝まで勝ち上がってきた第12シードで21歳のF.オジェ=アリアシムとここまで落としたセットが僅かに1セットと抜群の安定感を見せて勝ち上がってきた第2シードのD.メドベージェフの対戦は、サービス確率も80%、得意のロングラリーに持ち込んでもエラー5本とほぼ完璧なプレーを見せたD.メドベージェフが第7ゲームのブレークに成功し第1セットを先取する。第2セット、先に第6ゲームのブレークに成功し勢いに乗ったF.オジェ=アリアシムだったが、第9ゲームにセットポイントを掴みながらセットを取り切れず、ブレークバックを許すと、最後は5ゲームを連取したD.メドベージェフが2セットアップとする。この試合を通じて戦術とラリーで自分のペースに持ち込んだ第D.メドベージェフが、3セットも第3、第5ゲームをブレークしF.オジェ=アリアシムを寄せ付けずセットカウント3-0のストレートで完勝。2019年以来となる決勝戦進出を決めた。
準々決勝(全結果)
準々決勝(注目カード)
オールラウンダーでリターンを活かした守備力が最強であり、年間グランドスラムに挑む第1シードのN.ジョコビッチとハンマーショットと言われる重たく強力なサーブとフォアハンドが特徴的なイタリアの第8シードM.ベレッティーニのグランドスラム3大会連続の対戦となった準々決勝は、セットサマリーは、ほぼ互角の中で第11ゲームのブレークに成功し終盤3ゲームを連取したM.ベレッティーニが第1セットを先取する。第2セットは、序盤から冷静にプレーを進めるN.ジョコビッチが格段に良くなったサーブとストロークで2ブレーク(第4、第8ゲーム)を奪い、相手にブレークポイントを与えず6-2でものにする。第3セットもM.ベレッティーニの強力なサーブに対して、深く中央に返球する抜群のリターン力と第2セットに続いてエラーが僅かに3本と安定したストロークからのラリー戦を展開し第7ゲームのピンチ以外、相手を寄せ付けず、このセットも6-2でものにする。第4セットも序盤の第2ゲームのブレークに成功したN.ジョコビッチが相手の特徴でもあるサーブの傾向を把握しほぼ完璧な内容で奪い、セットカウント3-1で勝利。グランドスラム26連勝とともに年間グランドスラムに向け、3年ぶりの準決勝進出を決めた。
4回戦(全結果)
4回戦(注目カード)
前回大会準優勝で東京オリンピック金メダリストのA.ズベレフとイタリア期待の若手である20歳のJ.シンネルの対戦となった4回戦は、第1セット第5ゲームのブレークに成功したA.ズベレフが危なげないプレーで第1セットを6-4で先取する。第2セットもお互いの強力なラリーからディフェンス力とサービスでプレッシャーをかけたA.ズベレフが6-4で奪う。第3セットも先にブレークしたA.ズベレフだったが、第8ゲームにダブルフォルトでブレークバックを許し勝負の行方はタイブレークに持ち越された。タイブレークはJ.シンネルが優位に進め、自身のサービスでのセットポイントを掴んだものの、チャンスボールを得意のフォアハンドでエラー、ものに出来ず、最後はA.ズベレフが7-6で奪い、セットカウント3-0のストレートでJ.シンネルを破り、2年連続準々決勝進出を決めた。A.ズベレフの攻守にバランスの取れたストロークと安定感の増した強力なサービスに対してJ.シンネルもリターンエース、ストロークでも打ち負けない見事なラリー戦を見せた試合だった。
3回戦(全結果)
3回戦(注目カード)
本戦初出場となる世界ランキング55位スペインの18歳で注目のC.アルカラスと全米オープンでの最高成績は2020年の3回戦ながら優勝候補で世界ランキング3位のS.チチパスの初対戦となった3回戦は、第1セットスタートからエンジン全開のC.アルカラスが特徴でもある強力なフォアハンドを活かして積極的な攻めを見せ、4ゲームを連取すると4-3と追い上げられるものの、このセット3つのブレークに成功し6-3で先取する。第2セット序盤、勢いに乗るC.アルカラスに3ゲームを連取される苦しい展開となったS.チチパスだったが徐々にペースを取り戻し、一気に5ゲームを奪い返して6-4で獲る。第3セットに入り、回り込んだフォアハンドやネットプレー、ドロップショットなど多彩な攻撃でリズムを掴んだS.チチパスは、2ブレークアップの5-2(40-15)とセットポイントを握るものの、追いつかれタイブレークの末、セットを落とす。第4セットは、S.チチパスが6-0(ベーグル)で奪い、勝負の行方はファイナルセットに突入。お互いに譲らない展開の中、タイグレークを制したC.アルカラスがセットカウント3-2で勝利。初の4回戦進出を決めた。
2回戦(全結果)
2回戦(注目カード)
イタリアの19歳L.ムセッティとアメリカ期待のビッグサーバーである24歳R.オペルカの対戦は、ブレークポイントは、L.ムセッティの4回に対して、R.オペルカは0回だったのものの、序盤から武器である200km/hを超えるサービスとネットプレーなどでL.ムセッティにプレッシャーを与えたR.オペルカが、第1セットを7-6で先取する。第2セットもお互いがサービスをキープする中で危なげないプレーを見せたR.オペルカが第11ゲームのブレークに成功し7-5で奪うと、第3セットも第10ゲームにブレークを奪い、セットカウント3-0のストレートでL.ムセッティに快勝。3回戦進出を決めた。R.オペルカは31本のサービスエースに加え、ネットプレー、リターンゲーム、ストロークと隙の無いプレーを見せた。
1回戦(全結果)
1回戦(注目カード)
初対戦となるイタリアの28歳S.カルーソと約3週間ぶりの実戦となる錦織圭の試合は、スタートから4ゲームを連取した錦織圭がサービスゲームに苦労したものの、3ブレークを奪い、第1セット6-1で先取すると第2セットも安定したプレーを見せ、2ブレークを奪い2セットアップとする。第3セットはストロークのミスが目立ち5-7で落としたものの、ブレークの奪い合いとなった第4セットを6-3で制した錦織圭が、セットカウント3-1で勝利し2回戦進出を決めた。
女子シングルス 女子シングルス ドロー ※世界ランキングは2021年8月30日時点
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※左サイドがトップハーフ ※右サイドがボトムハーフ
決勝(結果)
ここまで1セットも落とさず、ほぼ完璧なプレーで予選から勝ち上がってきた18歳のE.ラドゥカヌとここまでトップシードを次々に破り、勢いに乗る19歳のL.フェルナンデスという10代でノーシード同士の初対戦となった決勝戦は、序盤から1ブレークずつを奪い合う展開の中、サービス、ウィナーが11本ずつ、エラーも14本対15本と拮抗した中で攻撃力の勝るE.ラドゥカヌが第10ゲームのブレークに成功しわずかの差で第1セットを先取する。第2セットに入り、第3ゲームを先にブレークしたL.フェルナンデスに対して、直後の第4ゲームのブレークバックに成功し4ゲームを連取したE.ラドゥカヌが粘るL.フェルナンデスを振り切り、セットカウント2-0のストレートで勝利。22年ぶりの10代対決を制し、グランドスラム初優勝を手にした。L.フェルナンデスは、第9ゲームでブレークポイントを掴むものの、相手のメディカル・タイムアウトの取り方に納得がいかないまま、リズムを崩しチャンスをものに出来なかった。
準決勝(結果)
予選を勝ち上がり、本戦でも快進撃を続け、準決勝に勝ち上がってきたE.ラドゥカヌとトップシードを破り、勢いに乗る第18シードのM.サッカリの初対戦となった準決勝は、7回ものブレークチャンスを活かせず、エラー17本と安定性に欠けたM.サッカリに対して、僅か3回のブレークチャンスながら2回のブレークに成功し序盤から5ゲームを連取したE.ラドゥカヌが第1セットを奪う。第2セットも第3ゲームで先にブレークを奪い、主導権を掴むと、特徴でもある高い打点から放つ強力なフォアハンドで最後までリードを保ち、セットカウント2-0のストレートで勝利。グランドスラム史上初の予選勝者からの決勝進出を決めた。
ここまでトップシードを次々に破り、勢いに乗る19歳のL.フェルナンデスとウィンブルドンに続いて準決勝まで順当に勝ち上がってきた第2シードのA.サバレンカの初対戦は、序盤3ゲームを連取したA.サバレンカに対して、第7ゲームのブレークバックに成功したL.フェルナンデスが、エラーが僅か6本とミスの少ないプレーでタイブレークを制し第1セットを先取する。第2セットは、ここまで思うように行かず苛立ちを見せながら第9ゲームのブレークに成功したA.サバレンカが6-4で奪う。ファイナルセットに入り、第6、第7をお互いにブレークし迎えた第10ゲーム、A.サバレンカのサービスをラブゲームでブレークしたL.フェルナンデスが6-4で奪いセットカウント2-1で勝利。いかなる場面でも動じないメンタリティーと冷静でクレバーなプレーを見せたL.フェルナンデスがグランドスラム初の決勝進出を決めた。
準々決勝(全結果)
準々決勝(注目カード)
2回戦で苦労したものの、ここまで比較的順調な勝ち上がりを見せている第4シードのKa.プリスコバと3回戦の第10シードのP.クビトバ、第6シードのB.アンドレースクとの激闘となった4回戦を制し準々決勝に駒を進めた第17シードのM.サッカリの対戦は、1st(92%)、2nd(89%)とサービスゲームでほとんどポイントを落とさず、第3ゲームに唯一訪れたブレークチャンスを物にしたM.サッカリが6-4で第1セットを先取する。この試合のサービスポイントが1st(92%)、2nd(74%)と安定したサーブとウィナー23本、エラー12本とバランスの取れたストロークで第2セットに入っても終始、主導権を握ったM.サッカリが第7ゲームのブレークに成功、試合を通じて相手にブレークポイントを与えず、セットカウント2-0のストレートで勝利。全仏オープンに次ぐ2回目の準決勝進出を決めた。Ka.プリスコバは、またしてもグランドスラム初優勝のチャンスを活かせなかった。
4回戦(全結果)
4回戦(注目カード)
3回戦で第1シードのA.バーティを破って勝ち上がってきたアメリカのS.ロジャースとウィンブルドンに続いてグランドスラム2大会連続の4回戦進出となったイギリスの18歳E.ラドゥカヌの初対戦は、いきなり第1ゲームをブレークされたE.ラドゥカヌが、キーとなった第3ゲームのブレークに成功すると、最大の特徴である高い打点からの強力なフォアハンドとリターンの上手さを活かしS.ロジャースを圧倒。一気に6ゲームを連取し第1セットを先取する。第2セットに入ってもサービスからの3球目のショットにエラーの目立つS.ロジャースに対して、第1セットから11ゲームを連取するなど自身の特徴を活かした冷静なプレーを見せたE.ラドゥカヌが、第2セットも6-1と圧倒。セットカウント2-0のストレートでS.ロジャースに快勝。グランドスラム初の準々決勝進出を決めた。
3回戦(全結果)
3回戦(注目カード)
ここまでお互いに危なげなく勝ち上がってきた長身の22歳E.リバキナとケガからの復活してきたS.ハレプの対戦となった3回戦は、出だしからフラット系の強力なサービスとストロークを武器とするE.リバキナが序盤3ゲームを連取するが、S.ハレプも持ち味のフットワークを活かした粘りのプレーで3ゲームを奪い返す展開の中、E.リバキナがセットポイントを迎えるが決めきれずタイブレークに突入。大接戦となる中、S.ハレプが7-6で先取する。第2セットもE.リバキナが3ゲーム連取後、S.ハレプが4ゲームを奪い返すと言った第1セットと同様の展開から最後はE.リバキナが6-4で制し、試合はファイナルセットに突入する。途中4ゲームを連取したS.ハレプがE.リバキナを振り切り、セットカウント2-1で勝利。ベスト16入りを決めた。お互いの特徴が出た試合だったが、E.リバキナはエラーが51本と多かった。
2回戦(全結果)
2回戦(注目カード)
2017年大会覇者のS.スティーブンスと2021年シーズンの全仏でグランドスラム初のベスト8、ウィンブルドンではベスト16に入るなど実力がついてきた注目の17歳C.ガウフのアメリカ勢同士の初対戦は、序盤からお互いにサービスをキープする展開を続ける中、第9ゲームに両者通じて最初のブレークチャンスを活かしたS.スティーブンスが、83%という高い1stサービス確率と力みの無いゆったりとしたスウィングからミスのないストロークでC.ガウフにリズムを作らせず、6-4で第1セットを奪う。この試合84%という高い1stサービス確率とフォアハンド、冷静沈着なプレー内容で第2セットも2ブレークを含む6-2で制したS.スティーブンスが、盤石の強さを見せて快勝。セットカウント2-0のストレートで3回戦進出を決めた。
1回戦(全結果)
1回戦(注目カード)
日本の土居美咲とオーストラリアのS.サンダースの左利き同士の対戦となった対戦は、第1セットからお互いに1ブレークを奪ったものの、譲らずタイブレークに突入。この試合を通してミスが少なく持ち味の積極的な攻撃を見せた土居美咲が5ポイントを連取し第1セットを奪うと、第2セットも2ブレークに成功した土居美咲が6-3で奪い、セットカウント2-0のストレートで勝利。全米オープン6年ぶりの初戦突破となった。
各部門の優勝者/賞金 (S):シングルス (D):ダブルス
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