2020-2021シーズン「アーノルド・パーマー・インビテーショナル」のテレビ放送予定と試合結果 松山英樹出場【PGA米国男子ツアー】

アーノルド・パーマー・インビテーショナル PGAツアー
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2021年3月4日(木)~3月7日(日)にかけてアメリカ・フロリダ州オーランドにあるベイ・ヒル・クラブ&ロッジ(Bay Hill Club & Lodge)で開催される2020-2021シーズン第22戦「アーノルド・パーマー・インビテーショナル(Arnold Palmer Invitational presented by Mastercard)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。

日本からは松山英樹が出場

※2015年から7年連続7回目の出場となります。

(2021.3.8)
・出場した全選手の最終結果(順位と獲得賞金)をPDFにて掲載しました。
・ブライソン・デシャンボーが通算11アンダーで大会初優勝、PGAツアー8勝目を飾った。松山英樹は2アンダー・18位タイで大会を終えた。

(2021.3.7)
・大会最終日の全選手及び松山英樹を含む注目選手の組み合わせを掲載しました。
・3日目を終えてトップは11アンダーのL.ウェストウッド。松山英樹は2アンダー35位タイに浮上。

(2021.3.6)
・大会3日目の全選手及び松山英樹を含む注目選手の組み合わせを掲載しました。
・2日目を終えてトップは9アンダーのC.コナーズ。松山英樹は1オーバー53位タイ。

(2021.3.4)
・初日トップは6アンダーでR.マキロイとC.コナーズ。松山英樹は3オーバー87位タイ。

(2021.3.3)
・今大会のホール・ロケーションを掲載しました。
・大会1日目と2日目の松山英樹を含む注目の組み合わせを掲載しました。
・最終エントリーが確定した123名の出場選手をPDFにて掲載しました。

(2021.3.2)
・パワーランキング1位はロリー・マキロイ、2位はパトリック・リード、3位はブライソン・デシャンボー、前回覇者ティレル・ハットンは5位、松山英樹は選出されず。

(2021.2.27)
・2月27日時点でエントリーが確定した123名の出場選手をPDFにて掲載しました。

 
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アーノルド・パーマー・インビテーショナル

PGAツアー62勝を誇り、ゴルフの魅力を変えたアーノルド・パーマー所縁の大会。2016年までアーノルド・パーマーが大会ホストを務め、プライベートコースとして所有していた「ベイ・ヒル・クラブ&ロッジ」が舞台となる今大会は、優勝すると3年間のシード権が与えられます。

大会自体は1966年にフロリダ・シトラス・オープンとしてスタートし、1979年に現在の大会名となりました。タイガー・ウッズが4連覇(2000年~2003年)を含む8勝を挙げている大会としても知られています。

【大会ホスト名/招待大会】
・アーノルド・パーマー
「Arnold Palmer Invitational」
・ジャック・ニクラス
「the Memorial Tournament」
・タイガー・ウッズ
「The Genesis Invitational」

今大会は、前回覇者で世界ランキング5位のティレル・ハットン、同8位のロリー・マキロイを始め、ブライソン・デシャンボー、パトリック・リード、ヴィクトル・ホブランドら世界ランキング・トップ20から9名が出場するフィールドとなりました。

今大会は、上限8,000人のギャラリーを迎えることになります。

日本からは松山英樹が出場。
松山英樹は2015年から7年連続出場となり、2016年は6位タイに入っていますが、全体を通じてあまり良い結果は残せていません。

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アーノルド・パーマー・インビテーショナル 開催会場

【アメリカ・フロリダ州オーランド】
ベイ・ヒル・クラブ&ロッジ(Bay Hill Club & Lodge)

コース Yardage Par
ベイ・ヒル・クラブ&ロッジ
(Bay Hill Club & Lodge)
7,466 72

 

アメリカ・フロリダ州オーランドにあるベイ・ヒル・クラブ&ロッジは、バトラー・チェイン・オブ・リンクスの海岸に沿って、約1.1Km²にわたって広がり、1979年から開催され、パーマーの庭ともいわれています。

1961年にディック・ウィルソンによって設計され、その後、アーノルド・パーマーによって再設計されました。

全体的にフラットなフェアウェイと硬く速い大きめなグリーン、巧みに配置されたバンカー、多くの池が介在し(戦略的には10ホール)、池を取り囲むように配置されたホールが特徴のコースとなります。特に、前半の4ホール(3・5・6・8)と後半の3ホール(16・17・18)は池が絡む難しいホールとなっていて、ショットの正確性が求められます。

【特徴のあるホール】
・17番Par3:グリーン右の池と奥のクリーク。
・18番Par4:最も難易度の高いホールでグリーン右奥のカップ位置は戦略的。

【芝の種類】
・フェアウェイ:バミューダ(ライグラスのオーバーシード)
・ラフ:7.5mmの深いバミューダ(ライグラスのオーバーシード)
・グリーン:ティフ・イーグル・バミューダ
Hole Yardage Par
1 461 4
2 231 3
3 434 4
4 590 5
5 390 4
6 555 5
7 199 3
8 460 4
9 480 4
10 400 4
11 438 4
12 574 5
13 382 4
14 215 3
15 467 4
16 511 5
17 221 3
18 458 4
OUT 3,800 36
IN 3,666 36
Total 7,466 72
※2021年 HOLE LOCATIONS

アーノルド・パーマー・インビテーショナル スケジュール

2021年3月4日(木)~3月7日(日)

3月4日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
3月5日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
3月6日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
3月7日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)

アーノルド・パーマー・インビテーショナル 賞金

【賞金総額】

 $9,300,000

【優勝賞金 】

 $1,674,000

※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。

 

出場選手一覧

最終エントリーが確定した123名の出場選手はPDFをご覧ください。

注目選手

※選手情報及び世界ランキングは2021年2月28日時点

ロリー・マキロイ(Rory McIlroy)
世界ランキング 8位
国籍:北アイルランド
生年月日:1989年5月4日(31歳)
身長:177.8cm
体重:72.6kg

① PGAツアー:18勝

② メジャー・トーナメント:4勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:1勝
 ・全英オープン:1勝
 ・全米プロゴルフ選手権:2勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:2回(2016,2019)

PGAツアーの選手としては小柄ながら抜群の飛距離と見惚れるほどの素晴しいスウィングで観客を魅了しています。

2018-2019シーズン最終戦のツアー・チャンピオンシップの覇者で年間王者に輝いています。

2020-2021シーズンに入り、9月の全米オープンでは8位タイ、11月のマスターズでは5位タイとPGAツアーでは8試合に出場し、トップ10入り3回と復調の兆しが見えてきているが、2020年の「World Golf Championships-HSBC Champions」以来、優勝から遠ざかっています。

7年連続出場となる今大会は、過去、4位タイ(2017年)優勝(2018年)、6位タイ(2019年)5位タイ(2020年)と相性が良いです。また、前週のWGC「ワークデイ選手権」でも6位タイに入り、調子が上がってきているだけに久々の優勝に向け、期待が持てます。

パワーランキングは1位。

ブライソン・デシャンボー (Bryson DeChambeau)
世界ランキング 11位
国籍:アメリカ
生年月日:1993年9月16日(27歳)
身長:185.4cm
体重:106.7kg

① PGAツアー:7勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:1勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

ゴルフに対するユニークな考え方(アイアンの長さがすべて6アイアンと同じ)と強力なフィジカル・トレーニングによって筋力が9kg増と強靭な体へと変貌をとげ、再開後に約20y伸びた平均飛距離を武器に、2019-2020シーズンは驚異的(平均飛距離322.1yと1位マーク)な数値を記録しました。

更に、ショートゲーム・パッティングも良くなり、全体的にウィークポイントが無くなった新しいゴルフ・スタイル(圧倒的な飛距離のアドバンテージによるゴルフの変化)を確立すると、難コースを攻略し、1人だけ別次元の強さを見せ、2020-2021シーズン最初の2020年全米オープンの初タイトルを手にしました。

2020-2021シーズンは、6試合に出場して優勝1回、トップ10入り2回、予選落ち1回と結果は安定していますが、久々の試合となった直近2試合は予選CUTと22位タイと結果は残せていません。

5回目の出場となる今大会では、過去に2位(2018年)、4位(2020年)に入る実績を残しています。

パワーランキングは3位。

ヴィクトル・ホブランド (Viktor Hovland)
世界ランキング 13位
国籍:ノルウェー
生年月日:1997年9月18日(23歳)
身長:177.8cm
体重:74.8kg

① PGAツアー:2勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:1勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

2018-2019シーズンにマスタ-ズと全米オープンのローアマチュアを獲得し、世界アマチュアランキング1位を経験したノルウェーの23歳。

PGAツアーメンバーとなった2019-2020シーズンに22歳の若さで2020年「Puerto Rico Open」を制し、PGAツアー初優勝(ノルウェー初)を飾ると、勢いのまま、ツアー・チャンピオンシップにツアールーキーで進みました。

飛距離もある程度出ますし、抜群のショット力とアプローチ力を活かすショットメーカー。全体的にムラの少ないプレーを見せます。

2020-2021シーズンは、9試合に出場して優勝1回、トップ10入り4回、トップ15入り7回と抜群の成績を残しており、特に、直近の3試合は2位タイ、5位タイ、2位タイと優勝争いに絡む活躍を見せていて、フェデックスカップランキングでも2位につけています。

3回目の出場となる今大会では、上位進出及び優勝への期待が高まります。

パワーランキングは10位。

松山 英樹(Hideki Matsuyama)
世界ランキング 23位
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(29歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg

① PGAツアー:5勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで8年目のシーズンを迎えます。

抜群の精度を誇るアイアンショットは健在でツアー屈指の実力を誇るショットメーカー。

2019-2020シーズンに復調の兆しが見えてはいたが、2020-2021シーズンに入って12試合に出場し、トップ10入り1回、予選落ち2回とまだまだ結果が残っていません。

直近の試合では、ティーショットにも安定感があり、パッティングも良い日もあるなど、全体的には良くなっているように感じます。ショットとパッティングがかみ合えば、2017年「World Golf Championships-HSBC Champions」以来となる優勝も見えてくるでしょう。

7回目の出場となる今大会は、6位タイ(2016年)に入ったものの、その後はあまり結果を残せていませんが、前週15位タイと結果を残しているだけに期待がかかります。

パワーランキング15位には選出されず。


最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!

アーノルド・パーマー・インビテーショナルのテレビ放送

【BS放送】NHK BS1で3日目・最終日のラウンドライブ放送!!
【CS放送】ゴルフネットワークが全ラウンド生中継放送!!

:生中継

【BS放送】NHK BS1

3月7日(日) 第3日

  • 6:00~8:00 (101ch)
  • 8:00~8:10 (SUB102ch)
    ※延長あり

3月8日(月) 第4日(最終日)

  • 6:00~7:49 (101ch)
  • 7:49~8:00 (SUB102ch)
    ※延長あり
【CS放送】ゴルフネットワーク 

全ラウンド生中継!!  ※日本時間

3月5日() 第1日

  • 4:00~8:00

3月6日() 第2日

  • 4:00~8:00

3月7日(日) 第3日

  • 2:30~8:15
    ※延長あり

3月8日(月) 第4日 (最終日)

  • 2:30~8:15
    ※延長あり
【動画配信】GOLFTV 

全日程LIVE配信

 

アーノルド・パーマー・インビテーショナル 試合結果

コース Yardage Par
ベイ・ヒル・クラブ&ロッジ
(Bay Hill Club & Lodge)
7,466 72

 

大会1日目
天候:くもりのち晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 08:06(22:06)
 C.チャンプ/C.リービー/松山英樹
 12:35(02:35)
 B.グレース/H.イングリッシュ/M.フィッツパトリック
 12:46(02:46)
 M.ホーマ/P.リード/B.ホーシェル
 12:57(02:57)
 V.ホブランド/R.ファウラー/J.デイ
10番ホールスタート
 08:06(22:06)
 T.ハットン/R.マキロイ/F.モリナリ
 08:17(22:17)
 B.デシャンボー/J.ローズ/J.スピース

※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間3月4日(木)の7:00だと日本時間3月4日(木)の21:00あたり、現地時間3月4日(木)の13:19だと日本時間3月5日(金)の3:19あたりになると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目
首位 ロリー・マキロイ -6 66
  コーリー・コナーズ -6 66
3 ブライソン・デシャンボー -5 67
4T ジェイソン・コクラック -4 68
  アン・ビョンフン -4 68
  フアン・セバスチャン・ムニョス -4 68
7T ビクトル・ペレス -3 69
  マーティン・レアード -3 69
  ラント・グリフィン -3 69
  リー・ウェストウッド -3 69
  マシュー・フィッツパトリック -3 69
  ヴィクトル・ホブランド -3 69
  イム・ソンジェ -3 69
  キーガン・ブラッドリー -3 69
87T 松山 英樹 +3 75

【詳細】
松山英樹
4バーディ、5ボギー、1ダブルボギー(75)

午前8時時点での天候はくもり、気温13.9℃、風速2.7m/sというコンデションの中、大会1日目が行われた。

1日目トップに立ったのは、通算6アンダーで並んだパワーランキング1位のロリー・マキロイとPGAツアー2勝目を狙うコーリー・コナーズ。

10番ティーからのスタートとなったロリー・マキロイは、前半を1アンダーで折り返すと、後半に入り2番から5連続バーディを奪うなど、この日、7バーディ、1ボギー(66)をマークした。10番で左側、15番で右側に大きく曲げる場面もあり、フェアウェイキープ率57.14% (8/14)と低かったが、パーオン率72.22% (13/18)とショットは安定しており、パーオン時における平均パットも1.615と好調な滑り出しとなった。

同じくトップに並んだコーリー・コナーズもフェアウェイキープ率が57.14% (8/14)と低かったが、大きく曲げたのは3番だけと安定し、パーオン率83.33% (15/18)、パーオン時における平均パットも1.600とショット、パッティングに冴えを見せ、1イーグル、6バーディ、2ボギー(66)で初日を終えた。

1打差の3位には、フェアウェイキープ率78.57% (11/14)とウッドとアイアンを上手く織り交ぜ、距離を押さえた安定したティーショットとパーオン率77.78% (14/18)、パーオン時における平均パットも1.643と好調なプレーを見せ、6バーディ、1ボギー(67)でラウンドしたブライソン・デシャンボーがつけた。

2打差の4位タイには、ジェイソン・コクラックら3人、3打差の7位タイには、マシュー・フィッツパトリック、ヴィクトル・ホブランドら8人が並んだ。

直近3試合で結果(4位タイ、3位タイ、15位タイ)を残し、復活が待たれるジョーダン・スピースがトミー・フリートウッド、ジェイソン・デイ、マックス・ホーマらと共に2アンダー・15位タイにつけた。一方でハリス・イングリッシュ、パトリック・リードが1オーバー・56位タイ、前回覇者ティレル・ハットン、若手期待のサム・バーンズ、キャメロン・チャンプが5オーバー・107位タイと大きく出遅れた。

松山英樹は、出だしの1番ティーショットを左に曲げてボギーとすると、続く2番も3パットで連続ボギーのスタート。4番も左に曲げてボギー、更に6番はティーショットを左の池に入れてダブルボギー、8番でバーディを奪ったものの前半終わって4オーバーで折り返す。後半に入ってスコアを1つ伸ばしたが、4バーディ、5ボギー、1ダブルボギー(75)通算3オーバー・87位タイと大きく出遅れた。この日は、フェアウェイキープ率50.00% (7/14)とティーショットが全体的に左サイドに外す傾向が見られ、パーオン率66.67% (12/18)、パッティングも3パットが2回とパーオン時における平均パットが1.917とショット、パッティング、更にアプローチと精彩を欠いた苦しいラウンドとなった。

大会2日目
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 12:46(02:46)
 T.ハットン/R.マキロイ/F.モリナリ
 12:57(02:57)
 B.デシャンボー/J.ローズ/J.スピース
10番ホールスタート
 07:55(21:55)
 B.グレース/H.イングリッシュ/M.フィッツパトリック
 08:06(22:06)
 M.ホーマ/P.リード/B.ホーシェル
 08:17(22:17)
 V.ホブランド/R.ファウラー/J.デイ
 12:46(02:46)
 C.チャンプ/C.リービー/松山英樹

※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間3月5日(金)の9:00だと日本時間3月5日(金)の23:00あたり、現地時間3月5日(金)の11:00だと日本時間3月6日(土)の1:00あたりになると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目
首位 コーリー・コナーズ -9 69
2 マーティン・レアード -8 67
3T ヴィクトル・ホブランド -7 68
  ロリー・マキロイ -7 71
  ラント・グリフィン -7 68
6 ブライソン・デシャンボー -6 71
7T ポール・ケーシー -5 69
  イム・ソンジェ -5 70
  ジャスティン・ローズ -5 68
  ジョーダン・スピース -5 69
53T 松山 英樹 +1 70

【詳細】
松山英樹
4バーディ、2ボギー(70)

予選CUTライン:+2
パトリック・リード、キャメロン・チャンプ、ビリー・ホーシェルは予選落ちとなりました。


スタート時(午前7時時点)の天候は晴れ、気温10.6℃、風速0.5m/sというコンデションの中、大会2日目が行われた。

2日目トップに立ったのは、通算9アンダー、PGAツアー2勝目を狙うコーリー・コナーズ。

1番ティーからのスタートしたコーリー・コナーズは、スタート直後の2番でボギーとするが、7番でバーディを決め、前半をイーブンで折り返すと、後半に入り12番バーディ、16番イーグルとPar5で着実にスコアを伸ばし、1イーグル、2バーディ、1ボギー(69)をマークした。2日目は、フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率55.56% (10/18)、パーオン時における平均パットは1.700とショットは左右にブレ、縦距離が合わないなどショット、パッティングに苦労したが、7.2mのイーグルパットを決めるなど要所をおさえたプレーを展開した。

今季「Shriners Hospitals for Children Open」を制しているマーティン・レアードがフェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率83.33% (15/18)と安定したショットから着実にスコアにつなげ、1イーグル、4バーディ、1ボギー(67)でラウンドし、1打差の単独2位に浮上した。

2打差の3位タイには、今季好調なプレーを見せているヴィクトル・ホブランド、初日トップに立ったロリー・マキロイ、ラント・グリフィンがつけた。

3打差の単独6位には、ブライソン・デシャンボー、4打差の7位タイには、イム・ソンジェ、ジョーダン・スピースら4人が並んだ。

2日目最高のプレーを披露したのが日本ツアーで活躍しているジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)。4番で大きく左側に外す場面もあったものの、ティーショットが安定しており、ロングパットにも冴えを見せ、14番からの3連続バーディを含む、8バーディ、1ボギー(65)と2日目のベストスコアをマークし、通算4アンダー・11位タイに浮上した。

前回覇者ティレル・ハットンが5つスコアを伸ばし通算イーブンパー・38位タイ、若手期待のサム・バーンズ、キャメロン・チャンプは予選落ちとなった。

松山英樹は、ティーショットは大きく曲がることもなく、セカンドショットも縦距離が合わない場面もあったものの比較的安定していたが、6.0m前後につけた多くのバーディパットが入らず、18番ではラフからのセカンドショットが池につかまりボギーとするなど、スコアを2つ伸ばすだけにとどまった。

決勝ラウンドでの巻き返しに期待したい。

大会3日目
天候:晴れのちくもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 08:35(22:35)
 E.グリジョ/松山英樹
 12:25(02:25)
 T.フリートウッド/W.ザラトリス
 12:35(02:35)
 M.ホーマ/J.ジェーンワタナノンド
 13:05(03:05)
 J.ローズ/J.スピース
 13:25(03:25)
 L.グリフィン/B.デシャンボー
 13:35(03:35)
 V.ホブランド/R.マキロイ
 13:45(03:45)
 C.コナーズ/M.レアード

※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間3月6日(土)の7:30だと日本時間3月6日(土)の21:30あたり、現地時間3月6日(土)の13:45だと日本時間3月7日(日)の3:45あたりになると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
アーノルド・パーマー 組み合わせ
大会3日目
首位 リー・ウェストウッド -11 65
2T ブライソン・デシャンボー -10 68
  コーリー・コナーズ -10 71
4T キーガン・ブラッドリー -9 64
  ジョーダン・スピース -9 68
6 トミー・フリートウッド -8 68
7T ダグ・ギム -7 65
  ジャズ・ジェーンワタナノンド -7 69
  リッチー・ワレンスキー -7 69
  ロリー・マキロイ -7 72
35T 松山 英樹 -2 69

【詳細】
松山英樹
1イーグル、3バーディ、2ボギー(69)

スタート時(午前8時時点)の天候は晴れ時々くもり、気温17.8℃、風速3.1m/sというコンデションの中、大会3日目が行われた。

3日目トップに立ったのは、通算11アンダー、PGAツアー2勝、47歳ベテランのリー・ウェストウッド。

現在はヨーロッパツアーを拠点とし、PGAツアーのメンバーではなくなったものの、過去の優勝者での招待で出場したリー・ウェストウッドは、出だしの1番でバーディと幸先の良いスタートを切ると、16番Par5でイーグルを決めるなどフェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パーオン時における平均パットは1.467とショット、パッティングともに安定し、ベテランらしいプレーで着実にスコアを伸ばし、1イーグル、8バーディ、3ボギー(65)をマークした。

1打差の2位タイには、池に沿うように配置された左ドッグレッグ6番Par5でワンオンを狙う(池を超すにはキャリーで345yが必要)など370yを記録し、これまでのコースの概念を覆すプレーを披露しているブライソン・デシャンボーと2日目までトップで頭脳明細なコーリー・コナーズが通算10アンダーで並んだ。

2打差の4位タイには、この日のベストスコア(64)をマークしたキーガン・ブラッドリーと直近の3試合で好調なプレーを見せているジョーダン・スピースがつけた。

3打差の単独6位には、久々に上位につけたトミー・フリートウッド、4打差の7位タイには、ロリー・マキロイ、ジャズ・ジェーンワタナノンドら4人が並んだ。

前回覇者ティレル・ハットンが6つスコアを伸ばし通算6アンダー、ジェイソン・デイとともに11位タイに浮上した。

松山英樹は、4つのPar5で1イーグル、3バーディとしっかりスコアを伸ばすなど、ティーショットも安定し、パッティングとかみ合ってきている場面もあり、3日目は3つスコアを伸ばし通算2アンダー・35位タイに浮上した。

※ジョーダン・スピースが2番Par3でホールインワンを達成した。
※ジャズ・ジェーンワタナノンドが14番Par3でホールインワンを達成した。

大会最終日
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 10:55(00:55)
 C.トリンガーリ/松山英樹
 13:15(03:15)
 R.ワレンスキー/R.マキロイ
 13:25(03:25)
 D.ギム/J.ジェーンワタナノンド
 13:35(03:35)
 J.スピース/T.フリートウッド
 13:45(03:45)
 C.コナーズ/K.ブラッドリー
 13:55(03:55)
 L.ウェストウッド/B.デシャンボー

※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間3月7日(日)の7:45だと日本時間3月7日(日)の21:45あたり、現地時間3月7日(日)の13:55だと日本時間3月8日(月)の3:55あたりになると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください

アーノルド・パーマー 組み合わせ

大会最終日
優勝 ブライソン・デシャンボー -11 71
2 リー・ウェストウッド -10 73
3 コーリー・コナーズ -8 74
4T アンドリュー・パットナム -6 71
  リッチー・ワレンスキー -6 73
  ジョーダン・スピース -6 75
7 クリスティアン・ベズイデンホウト -5 73
8T クリス・カーク -4 74
  ジェイソン・コクラック -4 74
18T 松山 英樹 -2 72

【詳細】
松山英樹
4バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(72)

16:00時点の天候は晴れ、気温19.0℃、風速7.8m/sという難しいコースコンデションの中で決勝ラウンド最終日が行われた。

風が強く、速く硬い状態になっているグリーンによってアンダー・パーが僅か3人しかいない厳しい条件の中、持ち味のパワーに加え、粘り強いメンタルで最終ホールまで続いた優勝争いを制したのはブライソン・デシャンボー。

ブライソン・デシャンボーは、スタ-トの1番でボギーとしながらも、2つのPar5(4番・6番)で確実にバーディを決め、スコアを1つ伸ばして前半を折り返すと、後半は一転、粘りのプレー(特に、11番ではティーショットをミスし、セカンドショットは目玉のバンカーとしながら15.2mのパーパットを決める)を見せ、2バーディ、1ボギー(71)でラウンドし、今大会初優勝。2020-2021シーズン2勝目、2020年「全米オープン」以来となるPGAツアー8勝目を手にした。

また、注目の集まった6番Par5では、3日目・最終日と優勝争いの中心にいながら池越えの1オンに積極的にチャレンジするなど、ショータイムを演出し、ギャラリーにとっては最高の大会となった。最終日も(池を超すにはキャリーで345yが必要)など377yを記録

1打差の通算10アンダー・2位には、2バーディ、3ボギー(73)でラウンドし、最終ホールまで優勝争いを演じた47歳ベテランのリー・ウェストウッドが入った。最終18番でもディボットに入る不運がありながらも経験豊かなプレーを随所に見せてくれた。

通算8アンダー単独の3位には、2日目までトップを維持し、最終日も16番でイーグルを奪うなど終盤まで優勝争いに絡むプレーを見せたコーリー・コナーズが入り、6アンダー・4位タイには、アンドリュー・パットナム、リッチー・ワレンスキー、復活優勝まであと一歩のジョーダン・スピースが入った。

パワーランキング1位のロリー・マキロイは、3アンダー・10位タイ、前回優勝者のティレル・ハットンは通算1アンダー・21位タイで大会を終えた。

松山英樹は、最終18番で池に入れダブルボギーを叩いたものの、フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率55.56% (10/18)、パーオン時における平均パット1.600とショットとパッティングがかみ合ってきた印象があった。

次週の「ザ・プレーヤーズ選手権」に期待がかかる。

※クリストファー・ヴェンチュラが14番Par3でホールインワンを達成した。

【6番ホールで1オンを狙ったブライソン・デシャンボーのデータ】

3日目      
トータル キャリー ヘッドスピード ボール初速
370.0y 346.7y 61.2m/s 87.6m/s
4日目      
トータル キャリー ヘッドスピード ボール初速
377.0y 342.8y 60.7m/s 88.0m/s

※6番ホールは1オンをするための池越えには、約340.0yのキャリーが必要であり、過去にはジョン・デイリーが池に6回入れて18打叩いたこともある。

STATISTICS
DA:DRIVING ACCURACY
  (フェアウェイキープ率)
GIR:GREENS IN REGULATION
  (パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
  (平均飛距離)
LD:LONGEST DRIVE
  (最大飛距離)
PPG:PUTTS PER GIR
  (パーオン時の平均パット数)

1位

ブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 78.57%
(11/14)
77.78%
(14/18)
302.7y
(351.0y)
1.643
ROUND2 57.14%
(8/14)
55.56%
(10/18)
334.2y
(351.0y)
1.900
ROUND3 50.00%
(7/14)
66.67%
(12/18)
319.0y
(370.0y)
1.667
ROUND4 42.86%
(6/14)
77.78%
(14/18)
329.4y
(377.0y)
1.857
TOTAL 57.14%
(32/56)
69.44%
(50/72)
321.3y
(377.0y)
1.760
RANK T42 T3 1/1 41

 

2位
リー・ウェストウッド(Lee Westwood)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 64.29%
(9/14)
66.67%
(12/18)
294.2y
(322.0y)
1.917
ROUND2 42.86%
(6/14)
61.11%
(11/18)
290.8y
(307.0y)
1.636
ROUND3 71.43%
(10/14)
83.33%
(15/18)
291.7y
(338.0y)
1.467
ROUND4 50.00%
(7/14)
72.22%
(13/18)
296.6y
(343.0y)
2.000
TOTAL 57.14%
(32/56)
70.83%
(51/72)
293.3y
(343.0y)
1.745
RANK T42 2 49T/24 T32

 

18位タイ
松山 英樹(Hideki Matsuyama)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 50.00%
(7/14)
66.67%
(12/18)
278.7y
(328.0y)
1.917
ROUND2 64.29%
(9/14)
66.67%
(12/18)
303.9y
(313.0y)
1.750
ROUND3 71.43%
(10/14)
66.67%
(12/18)
306.1y
(320.0y)
1.750
ROUND4 78.57%
(11/14)
55.56%
(10/18)
299.7y
(332.0y)
1.600
TOTAL 66.07%
(37/56)
63.89%
(46/72)
297.1y
(332.0y)
1.761
RANK T12 T11 33/T60 42

 

優勝したブライソン・デシャンボーは、圧倒的な飛距離を活かし、高いパーオン率を維持していた。あ数値には無いが、スクランブリングも高く、全てに高いクオリティを擁していた。松山英樹もショットに関しては良い数値が出ているが、アプローチを含むパッティングの出来とショットとのかみ合わせが優勝へのカギとなりそうだ。

全選手の結果

出場した全選手のリザルトと獲得賞金はPDFをご覧ください。
 
※PGA公式サイト参照

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