2020年8月20日(木)~8月23日(日)にかけてアメリカ・マサチューセッツ州ノートンにあるTPCボストンで開催される2019-2020シーズンのプレーオフ・シリーズ第1戦「ザ・ノーザントラスト」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは松山英樹が出場します。
フェデックスカップ・プレイオフシリーズ
FedEx Point Ranking 125位までの選手が出場
FedEx Point Ranking 70位までの選手が出場
FedEx Point Ranking 30位までの選手が出場
FedEx Point Ranking | Starting Stroke |
1 | -10 |
2 | -8 |
3 | -7 |
4 | -6 |
5 | -5 |
6-10 | -4 |
11-15 | -3 |
16-20 | -2 |
21-25 | -1 |
26-30 | E |
(1位の選手と26-30位の選手とでは、10打差がついた状態でスタート)
優勝者=年間王者
賞金総額 6,000万ドル
年間王者ボーナス賞金 1,500万ドル
ザ・ノーザントラスト
PGAツアーの年間王者を決めるプレーオフシリーズの第1戦に位置づけされている。大会の特徴としては、フェデックスランキングを常に意識した戦いが求められる。また、優勝者に与えられるポイントもメジャー・トーナメント(600ポイント)を遥かに凌ぐ1500ポイントであるため、ランキング下位であっても一気にトップ10入りの可能性を秘めている。
日本からは松山英樹が7年連続出場し、初の年間王者に向けて良いスタートを切れることに期待したいところです。
ザ・ノーザントラスト 開催会場
【アメリカ・マサチューセッツ州ノートン】
TPCボストン(Yardage: 7,308 Par: 71)
マサチューセッツ州ノートンにある「TPCボストン」は、ボストンの中心部から南に約61km、車で約42分の場所にあり、周辺にはグレート・ウッズ保護地域、メデイロス・ファミリー野生動物保護区、ニッカーソン・ウォーキング・ウッズ保護区が広がっている。コースの特徴は、自然の起伏を活かした湿地帯の中にある木々によってセパレートされた林間コース。高低差の少ないフェアウェイに対して巧みに配置されたフェアウェイバンカーと小さくてアンジュレーションのきついグリーンで正確なショット力がポイントとなるでしょう。特に8番(Par3 225yds)、9番(Par4 459yds)、10番(Par4 434yds)は、このコース最大の難関ホールとなります。
ザ・ノーザントラスト スケジュール
2020年8月20日(木)~23日(日)
8月20日(木) 大会1日目 予選ラウンド
8月21日(金) 大会2日目 予選ラウンド
8月22日(土) 大会3日目 決勝ラウンド
8月23日(日) 大会最終日 決勝ラウンド
ザ・ノーザントラスト 賞金
【賞金総額】
950万ドル
【優勝賞金 】
171万ドル
出場選手一覧
最終エントリーが確定した125名の出場選手はPDFにて掲載します。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2020年8月19日時点
ジャスティン・トーマス(Justin Thomas)
国籍:アメリカ
生年月日:1993年4月29日(27歳)
身長:177.8cm
体重:72.6kg
① PGAツアー:13勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:1勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:1回(2017)
4日間の中でビッグスコアを出せる爆発力に加え、近年は安定性を武器に2019-2020シーズンはすでに3勝と絶好調。再開後の調子も好調を維持し、フェデックスカップランキングもトップでプレーオフに進出してきた。今大会のパワーランキングでも2位にあげられている。2017年以来となる2度目の年間王者に向けて最高のスタートを切りたいところでしょう。
ブライソン・デシャンボー (Bryson DeChambeau)
国籍:アメリカ
生年月日:1993年9月16日(26歳)
身長:185.4cm
体重:106.7kg
① PGAツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
ゴルフに対するユニークな考え方(アイアンの長さがすべて6アイアンと同じ)と再開後に約20y伸びた飛距離(平均飛距離323.0yと1位マーク)、ショートゲーム・パッティングも良く、全体的にウィークポイントが無くなり、新しいゴルフスタイル(圧倒的な飛距離のアドバンテージによるゴルフの変化)が今までとは違うマネジメントでどの様に攻略するのか、とても楽しみです。フェデックスカップランキングも4位と好位置につけ、今大会のパワーランキングは1位。
コリン・モリカワ(Collin Morikawa)
国籍:アメリカ
生年月日:1997年2月6日(23歳)
身長:175.3cm
体重:72.6kg
① PGAツアー:3勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:1勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
日系4世で2018-2019シーズン6月にプロ転向し、PGAツアーに参戦すると、タイガ-・ウッズが1997年8月に記録した25戦連続予選通過の最長記録に次ぐ22戦連続予選通過するなど目覚ましい活躍をみせ、全米プロゴルフ選手権を含む3勝をあげている。平均的な飛距離と体格でありながらプレーに自信と品を感じ、技術的にクオリティが高く、メンタルもポジティブで平常心で戦える。マネジメントに関してもクレバーさを感じる将来が期待される逸材です。フェデックスカップランキングも2位と好位置につけ、今大会のパワーランキングは3位。
※2019年にはZOZOチャンピオンシップ、ダンロップフェニックス・トーナメントに出場している。
ロリー・マキロイ(Rory McIlroy)
国籍:北アイルランド
生年月日:1989年5月4日(31歳)
身長:177.8cm
体重:72.6kg
① PGAツアー:18勝
② メジャー・トーナメント:4勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:1勝
・全米プロゴルフ選手権:2勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:2回(2016,2019)
PGAツアーの選手としては小柄ながら抜群の飛距離と見惚れるほどの素晴しいスウィングで観客を魅了します。特にアイアンショットはPGAツアーでも別格のレベルにあり、高さ・インパクト音は素晴しい。2018-2019シーズン最終戦のツアー・チャンピオンシップの覇者で年間王者に輝いています。2019-2020シーズンは本来の調子からは程遠いですが、プレーオフシリーズとの相性も良く連覇がかかるだけに期待したい。フェデックスカップランキングも8位、今大会のパワーランキングは15位。
ウェブ・シンプソン(Webb Simpson)
国籍:アメリカ
生年月日:1985年8月8日(35歳)
身長:188.0cm
体重:83.9kg
① PGAツアー:7勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
2012年に初のメジャータイトルとなる全米オープンを制し、2018年にはプレーヤーズチャンピオンシップを制するなどビッグタイトルを獲得している。平均的な飛距離でありながら抜群のショット力とアプローチ力を活かすショットメーカーである。2019-2020シーズンも2勝を挙げ、好調を維持している。フェデックスカップランキングも3位、今大会のパワーランキングは5位。
タイガー・ウッズ(Tiger Woods)
国籍:アメリカ
生年月日:1975年12月30日(44歳)
身長:185.4cm
体重:83.9kg
① PGAツアー:82勝
② メジャー・トーナメント:15勝
・マスターズ:5勝
・全米オープン:3勝
・全英オープン:3勝
・全米プロゴルフ選手権:4勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:2回(2007,2009)
ゴルフ界のスーパースター。実績は出場選手中No.1であり、すべてのプロゴルファー憧れの存在です。
技術、メンタルすべてにおいて最高の選手です。最終日のウェアが最高です!(赤のシャツに黒のパンツ)飛距離において他を圧倒する程の存在ではなくなったものの正確なショット、パッティングは以前として素晴らしく何といってもファンを魅力するカリスマ性は健在である。年齢と若手の台頭により、タイトル獲得には厳しさもある中、どの様なプレーを見せてくれるか楽しみです。フェデックスカップランキングも49位、今大会のパワーランキングは20位以下ではありますが、プレーオフシリーズ2戦で結果を残し、フェデックスカップランキングも30位以内のツアーチャンピオンシップに出場してもらいたいです。
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(28歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg
① PGAツアー:5勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで7年目のシーズンを迎える。抜群の精度を誇るアイアンショットは健在でツアー屈指の実力を誇る。今シーズンはスタートから調子も良く何か掴みつつあるように見える。再開後はショットのクオリティは高いが、パッティングの出来が十分ではないが、フェデックスカップランキングも18位、今大会のパワーランキングは17位と上位にはつけているだけにチャンスは十分にあると思います。
最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!
ザ・ノーザントラストのテレビ放送
【CS放送】ゴルフネットワークが全ラウンド生中継放送!!
【地上波】
放送予定はありません
【BS放送】NHK BS1
生中継!
8月23日(土) 第3日 決勝ラウンド
- 5:00~7:00(サブ102ch)
8月24日(日) 第4日(最終日) 決勝ラウンド
- 5:00~7:30
【CS放送】ゴルフネットワーク
全ラウンド生中継!! ※日本時間
8月21日(金) 第1日 予選ラウンド
- 4:00~8:00
(※延長あり)
8月22日(土) 第2日 予選ラウンド
- 4:00~8:00
(※延長あり)
8月23日(日) 第3日 決勝ラウンド
- 3:00~7:15
(※延長あり)
8月24日(月) 第4日(最終日) 決勝ラウンド
- 2:00~7:45
(※延長あり)
ザ・ノーザントラスト 試合結果
(Yardage: 7,308 Par: 71)
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
08:04(21:04) アン・ビョンフン、P.キャントレー、G.ウッドランド
12:44(1:44) J.S.ムニョス、K.ナ、松山英樹
12:55(1:55) J.ラーム、X.シャウフェレ、L.グリフィン
13:06(2:06) B.デシャンボー、イム・ソンジェ、P.リード
10番ホールスタート
08:04(21:04) A.アンサー、M.リーシュマン、D.ジョンソン
08:15(21:15) D.バーガー、R.マキロイ、B.トッド
08:26(21:26) J.トーマス、C.モリカワ、W.シンプソン
08:37(21:37) T.ウッズ、D.フリテッリ、M.フィッツパトリック
08:48(21:48) B.スネデカー、L.ウーストハイゼン、J.スピース
12:44(1:44) M.ウルフ、T.ダンカン、A.スコット
13:06(2:06) K.ストリールマン、T.フィナウ、S.シェフラー
※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約13時間(サマータイム)で計算すると、現地時間8:00だと日本時間8月20日(木)の21:00あたり、13:00だと日本時間8月21日(金)の2:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | ハリス・イングリッシュ | -7 | 64 |
ケヴィン・ストリールマン | -7 | 64 | |
キャメロン・デービス | -7 | 64 | |
ラッセル・ヘンリー | -7 | 64 | |
5T | ルイ・ウーストハイゼン | -6 | 65 |
チャーリー・ホフマン | -6 | 65 | |
スコット・ピアシー | -6 | 65 | |
バッバ・ワトソン | -6 | 65 | |
ケビン・キスナー | -6 | 65 | |
フアン・セバスチャン・ムニョス | -6 | 65 | |
マシュー・ウルフ | -6 | 65 |
T.ウッズ: (-3)30位タイ 5バーディ、2ボギー(68)
松山英樹:(-1)72位タイ 4バーディ、3ボギー(70)
初日、トップに立ったのはハリス・イングリッシュ、41歳のケヴィン・ストリールマン、キャメロン・デービス、ラッセル・ヘンリーの4人。1打差の5位タイには7人が並ぶ混戦となった。フェデックスランキング1位のジャスティン・トーマスが3アンダー30位タイ、全米プロゴルフ選手権を制したフェデックスランキング2位のコリン・モリカワはイーブンパー85位タイと出遅れた。日本から出場の松山英樹は徐々にショットは調子が良くなりつつあるように思える初日のプレーだったが、課題のパッティングはまだまだの様でした。特に、11番パ-3はパ-オンしながら返しの2.5mを外し3パットのボギー。ランクの低い17番のボギーともったいないスコアとなったが、2日目からに期待したい。タイガ-・ウッズはショットの切れ味は素晴しく、好調なようなので体のコンデションとパッティング次第でしょう。
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
08:04(21:04) M.ウルフ、T.ダンカン、A.スコット
08:26(21:26) K.ストリールマン、T.フィナウ、S.シェフラー
12:44(1:44) A.アンサー、M.リーシュマン、D.ジョンソン
12:55(1:55) D.バーガー、R.マキロイ、B.トッド
13:06(2:06) J.トーマス、C.モリカワ、W.シンプソン
13:17(2:17) T.ウッズ、D.フリテッリ、M.フィッツパトリック
13:28(2:28) B.スネデカー、L.ウーストハイゼン、J.スピース
10番ホールスタート
08:04(21:04) J.S.ムニョス、K.ナ、松山英樹
08:15(21:15) J.ラーム、X.シャウフェレ、L.グリフィン
08:26(21:26) B.デシャンボー、イム・ソンジェ、P.リード
12:44(2:44) アン・ビョンフン、P.キャントレー、G.ウッドランド
※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約13時間(サマータイム)で計算すると、現地時間8:00だと日本時間8月21日(金)の21:00あたり、13:00だと日本時間8月22日(土)の2:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | ダスティン・ジョンソン | -15 | 60 |
2T | スコッティ・シェフラー | -13 | 59 |
キャメロン・デービス | -13 | 65 | |
4T | ダニー・リー | -12 | 64 |
ハリス・イングリッシュ | -12 | 66 | |
ルイ・ウーストハイゼン | -12 | 65 | |
7T | ケビン・キスナー | -11 | 66 |
ラッセル・ヘンリー | -11 | 67 | |
9T | キム・シウ | -10 | 64 |
マシュー・ウルフ | -10 | 67 | |
ダニエル・バーガー | -10 | 66 |
T.ウッズ: (-3)58位タイ 3バーディ、3ボギー(71)
松山英樹:(-3)58位タイ 5バーディ、3ボギー(69)
大会2日目に一気にトップに躍り出たのは世界ランキング4位、フェデックスランキング15位で全米プロゴルフ選手権で2位に入り、調子を上げてきたダスティン・ジョンソン。この日、2イーグル、7バーティ(60)という素晴しいプレーを見せた。更に素晴らしいプレーを見せたのがツアールーキーのスコッティ・シェフラー。12バーティ、ノーボギー(59)をマークし、圧巻のプレーを見せ、2打差の2位タイにつけた。大混戦の中、伸ばし合いの決勝ラウンドが予想されるだけに誰が抜け出すのが楽しみです。松山英樹はショットの出来も良くなってきているので、良し悪しの差が縮まってくれば復調の兆しが見えてくるのではと期待したい。
全米プロゴルフ選手権を制し、フェデックスランキングでも位につけているコリン・モリカワはショット・パットとも振るわず、プロ転向後2度目の予選落ちとなった。
天候:くもり
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
08:30(21:30) R.マキロイ、T.ウッズ
09:00(22:00) P.ケーシー、松山英樹
13:10(2:10) キム・シウ、M.ウルフ
13:50(2:50) D.ジョンソン、S.シェフラー
※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約13時間(サマータイム)で計算すると、現地時間8:00だと日本時間8月22日(土)の21:00あたり、13:00だと日本時間8月23日(日)の2:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | ダスティン・ジョンソン | -22 | 64 |
2T | ハリス・イングリッシュ | -17 | 66 |
スコッティ・シェフラー | -17 | 67 | |
4 | ルイ・ウーストハイゼン | -15 | 68 |
5T | ハリー・ヒッグス | -14 | 66 |
ダニエル・バーガー | -14 | 67 | |
ダニー・リー | -14 | 69 | |
8 | バッバ・ワトソン | -13 | 67 |
9T | ティレル・ハットン | -12 | 63 |
アレックス・ノレン | -12 | 64 | |
チャーリー・ホフマン | -12 | 68 | |
ケビン・キスナー | -12 | 70 | |
ラッセル・ヘンリー | -12 | 70 | |
キャメロン・デービス | -12 | 72 |
T.ウッズ: (-1)67位タイ 3バーディ、5ボギー(73)
松山英樹:(-9)22位タイ 6バーディ、0ボギー(65)
雨のために一時中断があったものの大会3日目も1イーグル、6バーティ、1ボギー(64)という素晴しいプレーを見せたダスティン・ジョンソンが2位に5打差をつけて単独トップにたった。全米プロゴルフ選手権から調子を取り戻しここまで好調なプレーを見せている。2位以下は大混戦となっていてフェデックスポイントも大きいので最終日まで気が抜けない戦いとなるでしょう。日本の松山英樹は、優しい1番ホールをバーディという理想的なスタートから波に乗り、6バーディ、ノーボギー(65)をマークし、22位タイに浮上した。18番ホールのパーが残念でしたが、ショット・パッティングも良くなっていて最終日も期待したいです。
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
08:55(21:55) T.ウッズ、R.マキロイ
12:45(1:45) J.ラーム、松山英樹
14:25(3:25) D.ジョンソン、H.イングリッシュ
※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約13時間(サマータイム)で計算すると、現地時間8:00だと日本時間8月23日(日)の21:00あたり、13:00だと日本時間8月24日(月)の2:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ダスティン・ジョンソン | -30 | 63 |
2 | ハリス・イングリッシュ | -19 | 69 |
3 | ダニエル・バーガー | -18 | 67 |
4T | ケビン・キスナー | -17 | 66 |
スコッティ・シェフラー | -17 | 71 | |
6T | ジョン・ラーム | -16 | 65 |
ウェブ・シンプソン | -16 | 66 | |
8T | ライアン・パーマー | -15 | 67 |
ラッセル・ヘンリー | -15 | 68 | |
アレックス・ノレン | -15 | 68 |
T.ウッズ: (-6)58位タイ 6バーディ、1ボギー(66)
松山英樹:(-10)29位タイ 4バーディ、3ボギー(70)
コースコンデションのグリーンスピードはPGAツアー平均より少し速い12フィートの設定で行われた今大会は最終日も雷による約70分の一時中断があったものの、序盤から完全に自分のペースを掴んだダスティン・ジョンソンが1イーグル、6バーティ、ノーボギー(63)という素晴しいプレーを見せ、2位に11打差をつける圧勝で今季2勝目、PGAツアー通算22勝を挙げた。これで今大会4回優勝のビジェー・シンに次ぐ3回の優勝、プレーオフシリーズで5勝をマークした。更にツアー3人目となる72ホールでの30アンダーを達成した。また、フェデックスランキングでも1位に浮上し、初の年間王者に向け、最高のスタートを切った。(2016年の2位がベスト)
日本の松山英樹は、優しい1番、3番をボギーとしながらも粘り強くプレーし、4バーディ、3ボギー(70)で踏ん張ったラウンドとなった。ショット・パッティングも良くなってきていると思うので来週のプレーオフ第2戦に期待したい。そして、7年連続のトップ30入りし、ツアーチャンピオンシップ出場を決めてほしいと思います。
STATISTICS
ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson)
FWキープ率 | パーオン率 | 平均飛距離 | |
ROUND1 | 42.86% (6/14) | 83.33% (15/18) | 311.1y |
ROUND2 | 57.14% (8/14) | 94.44% (17/18) | 320.3y |
ROUND3 | 85.71% (12/14) | 83.33% (15/18) | 337.2y |
ROUND4 | 85.71% (12/14) | 100.00% (18/18) | 311.3y |
TOTAL | 67.86% (38/56) | 90.28% (65/72) | 320y |
RANK | T29 | 1 | 2 |
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
FWキープ率 | パーオン率 | 平均飛距離 | |
ROUND1 | 50.00% (7/14) | 72.22% (13/18) | 312.7y |
ROUND2 | 57.14% (8/14) | 55.56% (10/18) | 304.0y |
ROUND3 | 50.00% (7/14) | 61.11% (11/18) | 321.2y |
ROUND4 | 64.29% (9/14) | 55.56% (10/18) | 291.4y |
TOTAL | 55.36% (31/56) | 61.11% (44/72) | 307.3y |
RANK | T60 | T66 | 18 |
タイガー・ウッズ(Tiger Woods)
FWキープ率 | パーオン率 | 平均飛距離 | |
ROUND1 | 42.86% (6/14) | 77.78% (14/18) | 289.4y |
ROUND2 | 64.29% (9/14) | 55.56% (10/18) | 309.4y |
ROUND3 | 85.71% (12/14) | 61.11% (11/18) | 310.7y |
ROUND4 | 71.43% (10/14) | 88.89% (16/18) | 298.6y |
TOTAL | 66.07% (37/56) | 70.83% (51/72) | 302.0y |
RANK | T37 | T31 | 34 |
※FWキープ率:フェアウェイキープ率
優勝したダスティン・ジョンソンと松山英樹を比較すると、パーオン率の差が顕著だった。ダスティン・ジョンソンはすべてにおいて最高のパフォーマンスが出せたのではないでしょうか。松山英樹は数字から見ても、もう少しかみ合ってくれば良い結果が出てくるよに思います。(数値だけでは判断することはできませんが。)タイガー・ウッズは大会を通してあまり良いパフォーマンスを発揮することはありませんでしたが最終日の状態が維持できれば次戦への期待も高まります。今大会は完璧なプレーを披露したダスティン・ジョンソンの独走で終わった大会でした。プレーオフ第2戦も楽しみです。松山英樹も3位と相性の良い大会だけに期待が高まります。
※STATISTICSは、PGATOUR公式ホームページを参照
全選手の結果
2003年 -31 アーニー・エルス (SENTRY TOURNAMENT OF CHAMPIONS PAR73)
2016年 -30 ジョーダン・スピース (SENTRY TOURNAMENT OF CHAMPIONS PAR73)
2020年 -30 ダスティン・ジョンソン(THE NORTHERN TRUST PAR71)
※1950年以降、ダスティン・ジョンソンが72ホールのトーナメントでPGAツアー3人目となる30アンダーを達成した。
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