2022年7月21日(木)~7月24日(日)にかけてフランス・エビアン=レ=バンにあるエビアン・リゾート・ゴルフクラブ(Evian Resort Golf Club)で開催される2022年シーズンの第18戦、メジャー・トーナメント「アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ(The Amundi Evian Championship)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは下記の7名が出場します。
【LPGAツアー】
・畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳、渋野日向子
【JLPGAツアー】
・西郷真央、西村優菜
【アマチュア】
・橋本美月
※畑岡奈紗:2018年大会の初出場から2大会ぶり3回目の出場
※古江彩佳:2021年大会の初出場から2大会連続2回目の出場
※笹生優花、渋野日向子、西郷真央、西村優菜、橋本美月:初出場
※笹生優花の国籍は、2022年シーズンから日本に登録が変更となりました。(LPGA公式サイトをもとにしています)
アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ
ヨーロッパツアーの招待大会「エビアン・マスタ-ズ」として1994年に初開催され、2000年にアメリカツアーとヨーロッパツアーの共同開催となり、2013年から「エビアン・チャンピオンシップ」としてメジャー・トーナメントに昇格した大会となります。
メジャー・トーナメントとしては、今大会で9回目とまだまだ歴史が浅いものの、大会自体は28回の歴史を誇っています。
メジャー・トーナメント「エビアン・チャンピオンシップ」として迎えた2013年の初代優勝者は、ノルウェーのスーザン・ペターセンであり、その後は毎年優勝者が変わる中、前回大会ではミンジー・リーが最終日に7打差を逆転してメジャー初タイトルを手にしています。
エビアン・マスターズ時代の1997年には小林浩美、2009年と2011年には宮里藍が優勝を飾っていますが、メジャー・トーナメントに昇格し、まったく生まれ変わったコースになってからの日本人プレーヤーの優勝者は出ていません。
会場となるのは、第1回大会から変わらず「エビアン・リゾート・ゴルフクラブ(Evian Resort Golf Club)」となります。
賞金総額は$6,500,000、優勝者には賞金$1,000,000とCMEポイントが650ポイント、LPGAツアー5年間のシード権が付与されます。
【大会記録】
・LOWEST 18 HOLE:61
2014年:キム・ヒョージュ(Evian Resort Golf Club)
2021年:イ・ジョンウン6(Evian Resort Golf Club)
2021年:レオナ・マグワイア(Evian Resort Golf Club)
・WINNING SCORE:-21
2016年:チョン・インジ(Evian Resort Golf Club)
世界ランキング1位のコ・ジンヨンを筆頭に、今季の全米女子オープンを制し、連覇を目指す同2位のミンジー・リー、同3位のネリー・コルダや今季のメジャー第1戦を制したジェニファー・クプチョなど、レクシー・トンプソンを除く世界ランキングトップ10から9名が出場、世界最高峰のプレーヤーが勢揃いするメジャー・トーナメントならではの強力なフィールドとなっています。
日本からは世界ランキング7位の畑岡奈紗を始め、メジャー優勝の経験を持つ笹生優花と渋野日向子、前回大会4位の古江彩佳のLPGAツアーメンバー4名に加え、今季JLPGAツアー5勝の西郷真央と2勝の西村優菜、アジア・パシフィック女子アマチュア選手権を制した橋本美月(アマ)の7名が出場します。
※世界ランキングは2022年7月18日時点
アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ 開催会場
【フランス・エビアン=レ=バン】
エビアン・リゾート・ゴルフクラブ(Evian Resort Golf Club)
コース | Yardage | Par |
エビアン・リゾート・ゴルフクラブ (Evian Resort Golf Club) |
6,527 | 71 |
アルプスの麓、レマン(ジュネーブ)湖のほとりに位置する「エビアン・リゾート・ゴルフクラブ」は、「チャンピオンズ・コース」と「レイク・コース」の2コースで構成され、コース全体を通して素晴らしい景色を眺めることができるフランスで最も美しいゴルフコースの1つです
会場以外ではレマン湖やカシェの泉と言った名所で楽しい時間を過ごすことが出来るでしょう。
〈チャンピオンズ・コース〉
1904年に9ホール・コースとしてオープンし、1922年に18ホールに拡大されました。その後、1988年から1990年にかけて建築家キャベル・B.ロビンソンと元ロバート・トレントジョーンズのアシスタントによるコースの全面改修が行われ、1994年にエビアン・マスターズが初開催されました。2013年にはメジャー・トーナメント「第1回エビアン・チャンピオンシップ」の開催にあたり、コースの全面改修が行われ、より美しく、壮観で戦略性に富んだコースに生まれ変わりました。
〈レイク・コース〉
建築家デーブ・サンプソンによって設計された6つのPar3から成るコースで、最高品質のグリーンを擁し、アグレッシブなプレーが堪能できます。
【特徴のあるホール】
・2番Par3:32yもの打ち下ろしとなるホール。
・14番Par3:打ち下ろしだが、風の影響を受ける最も長いホール。
・16番Par3:ひょうたん型が特徴的な横長のグリーン。
・17番Par4:狭く、傾斜のある右ドッグレッグ。
・18番Par5:狭いフェアウェイとグリーン手前の小川と池が絡むエキサイティングなホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:(ー)
・ラフ:(ー)
・グリーン:(ー)
Hole | Yardage | Meter | Par |
1 | 399 | 365 | 4 |
2 | 165 | 151 | 3 |
3 | 355 | 325 | 4 |
4 | 434 | 397 | 4 |
5 | 188 | 172 | 3 |
6 | 378 | 346 | 4 |
7 | 545 | 498 | 5 |
8 | 189 | 173 | 3 |
9 | 515 | 471 | 5 |
10 | 417 | 381 | 4 |
11 | 353 | 323 | 4 |
12 | 406 | 371 | 4 |
13 | 437 | 399 | 4 |
14 | 226 | 207 | 3 |
15 | 550 | 503 | 5 |
16 | 155 | 142 | 3 |
17 | 331 | 303 | 4 |
18 | 484 | 443 | 5 |
OUT | 3,168 | 2,898 | 35 |
IN | 3,359 | 3,072 | 36 |
Total | 6,527 | 5,970 | 71 |
※2022年大会 HOLE LOCATIONS
アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ スケジュール
2022年7月21日(木)~7月24日(日)
6月21日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
6月22日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
6月23日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
6月24日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ 賞金
【賞金総額】
$6,500,000
【優勝賞金 】
$1,000,000
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した132名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2022年7月18日時点
コ・ジンヨン(Jin Young Ko)
国籍:韓国
生年月日:1995年7月7日(27歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:13勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2019)
LPGA韓国ツアーで通算10勝、2015年には「全英女子オープン」で2位に入る活躍を見せ、非会員ながら2017年「LPGA KEB Hana Bank Championship」でLPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2018年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、5年目のシーズンを迎えます。
ツアー・ルーキーとして臨んだ2018年シーズンのデビュー戦「ISPS Handa Women’s Aus Open」でいきなり優勝を飾ると、25試合で優勝1回を含むトップ10入り13回、トップ25入り18回、予選落ち僅かに1回と抜群の成績を記録し「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」を受賞しました。
その後も「Rolex Player of the Year」2回(2019、2021)賞金女王2回(2019-2020)「Rolex ANNIKA Major Award」と「Vare Trophy」を1回ずつ受賞するなど、2022年シーズン3月27日時点でメジャー・トーナメント2勝(2019年)を含むLPGAツアー通算13勝という抜群の成績を残し、一気に世界のトップへと駆け上がりました。
あらゆる状況の変化にも柔軟に対応可能なショットのクオリティの高さとコース・マネジメント能力、冷静な判断が可能な強いメンタルを持っていて、総合的に高いレベルのプレーヤーと言えるでしょう。
2021年シーズンは、平均飛距離71位(258.40y)に対して、フェアウェイキープ率13位(79.74%)パーオン率2位(78.77%)と抜群のショット力と平均パット19位(29.55)の安定したパッティング、1ラウンドあたりの平均スコア2位(68.87)と高いスコアリング・アベレージを誇りました。更に、14ラウンド連続60台というLPGAツアー記録タイの成績を残しています。
2022年シーズンは9試合に出場し、今季のメジャー2戦目「U.S. Women’s Open presented by ProMedica」で4位に入るなど、優勝1回を含むトップ10入り4回とここまで順調な仕上がりを見せ、更に16ラウンド連続60台というLPGAツアー新記録を達成しています。
4大会連続6回目の出場となる今大会では、2019年大会での優勝という最高の結果を残していますが、これ以外の4大会ではすべてトップ25位以下と相性は決して良いとは言えないでしょう。今季はここまで安定感抜群のプレーを見せているだけに今大会で活躍が期待される1人と言えるでしょう。
ミンジー・リー(Minjee Lee)
国籍:オーストラリア
生年月日:1996年5月27日(26歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:8勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2012年に全米女子ジュニア優勝、2013年に全豪女子アマチュアを獲得すると、2014年にはアマチュアとしてALPGAツアー「オーツ・ビクトリアン・オープン」で優勝、同年に行われたメジャー・トーナメント「クラフト・ナビスコ選手権」でローアマチュアの獲得とマーク H.マコーマック・メダルの受賞、更に「初代インターナショナル・クラウン」で唯一のアマチュアとして出場するなどアマチュア時代から活躍し、2014年9月にプロに転向すると世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、8年目のシーズンを迎えます。
ツアー・ルーキーとして臨んだ2015年シーズンの「Kingsmill Championship Presented by JTBC」でいきなり優勝を飾ると、29試合で優勝1回を含むトップ10入り7回、トップ25入り19回、予選落ち5回と素晴しい成績を残しました。
その後もコンスタントに優勝を積み重ねる中、2021年シーズンの「The Amundi Evian Championship」でメジャー初優勝。2022年シーズン5月30日時点でメジャー・トーナメント1勝(2021年)を含むLPGAツアー通算7勝という成績を残し、世界トップクラスのプレーヤーに駆け上がりました。
ショット力とショートゲーム、パッティングまで安定感抜群のクオリティの高さと、爆発力を持ち合わせている世界トップクラスのプレーヤーと言えるでしょう。
2021年シーズンは、平均飛距離41位(262.71y)フェアウェイキープ率62位(74.41%)パーオン率17位(74.71%)平均パット69位(30.17)1ラウンドあたりの平均スコア22位(70.32)と全体的な数値は良くありませんでしたが、メジャー初優勝を含むトップ10入り7回という成績を残しています。
2022年シーズンは11試合に出場し、優勝2回を含むトップ10入り5回、トップ25入り10回を記録、2022年7月18日時点でCMEポイントランキング、賞金ランキングともに1位に立っています。
8大会連続8回目の出場となる今大会では、あまり良い結果を残せていなかったものの、前回大会で7打差を追いつき、プレーオフでの逆転優勝を飾っています。今季はここまで安定感抜群の素晴しいプレーを見せているだけに、メジャー初優勝を飾った思い出の地で大会連覇達成なるか注目される優勝候補の1人と言って良いでしょう。
ネリー・コルダ(Nelly Korda)
国籍:アメリカ
生年月日:1998年7月28日(23歳)
身長:177.8cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:7勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:1勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2013年に15歳で全米女子オープンに出場、17歳となった2015年には、ハーダー・ホール・ウィメンズ・インビテーショナルを受賞するなど、アマチュア時代から活躍し、プロに転向した2016年からLPGAツアーの下部ツアーに当たるSymetra Tourに参戦、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、LPGAツアーで6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Taiwan Swinging Skirts LPGA presented by CTBC」でツアー初優勝を飾ると、2019年シーズンには「ISPS Handa Women’s Australian Open」と連覇を果たした「Taiwan Swinging Skirts LPGA presented by CTBC」を含む年間2勝をあげ、ソルハイムカップのアメリカ代表にも選ばれました。
その後、2021年シーズンには、6月に行われたメジャー・トーナメント「全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー初タイトルを獲得、8月に行われた「東京オリンピック」でもゴールド・メダリストに輝くなど、LPGAツアーで年間4勝をあげ、世界ランキング1位に上り詰めました。
長身を活かしたスウィングから放たれる飛距離とアイアンショットの精度は、ツアー屈指の実力を誇ります。課題とされるアプローチとパッティングも改善されつつあり、全体的にレベルの高いゴルフとなっています。
2021年シーズンは、平均飛距離7位(275.12y)パーオン率5位(77.24%)と抜群のショット力を活かしたプレーで、1ラウンドあたりの平均スコア1位(68.77)と高いスコアリング・アベレージを誇り、4勝を挙げ、賞金ランキング2位、世界ランキングでは1位に輝いています。
2022年シーズンは7試合に出場し、トップ10入り4回、トップ25入り6回と安定した結果を残しており、治療による離脱後の全米女子オープンでツアーに復帰、前週は8位タイと好調を維持しています。
5大会連続5回目の出場となる今大会では、前回大会での19位タイが最高成績となっています。治療からの復帰5戦目でトップ10入り3回と調子を取り戻してきているだけに優勝候補の1人と言って良いでしょう。
リディア・コ(Lydia Ko)
国籍:ニュージーランド
生年月日:1997年4月24日(25歳)
身長:165.1cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:17勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2015)
2012年に全米と全豪の女子アマチュアの2冠を達成、2012年から2013年にかけてLPGA米国女子ツアー主催の6つのメジャー・トーナメントでローアマチュアを獲得、更に史上最年少15歳4か月2日で2012年LPGAツアー「CNカナディアン女子オープン」優勝と4つのプロ・トーナメントを制するなど、アマチュア時代から活躍し、2013年10月にプロに転向すると世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、節目となる10年目のシーズンを迎えます。
ツアー・ルーキーとして臨んだ2014年シーズンには「CME Group Tour Championship」の優勝を含む3勝をマーク、史上最年少での獲得賞金200万ドル超えとともに「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」を受賞しました。
その後、2015年には史上最年少17歳で世界ランキング1位を獲得、更に史上最年少18歳でメジャー・トーナメント「エビアン・チャンピオンシップ」で優勝を飾るなどシーズン5勝を飾り、賞金女王と「Rolex Player of the Year」を受賞しました。
2016年にもメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」を含むシーズン4勝を飾り、2014年シーズンから2016年シーズンにかけて獲得賞金が3年連続200万ドル超え、2021年には「Founders Award」と「Vare Trophy」を受賞するなど、2022年シーズン3月27日時点でメジャー・トーナメント2勝を含むLPGAツアー通算17勝、オリンピック2大会連続メダリスト(2016年リオ・オリンピックで銀メダル、2020年東京オリンピックでは銅メダル)と数々のタイトルと記録を樹立し、長きにわたり世界のトップで活躍しています。
平均飛距離はツアーの中でも高くはないものの、高低左右と多彩に打ち分けるショット力とショートゲームはクオリティが高く、マネジメント能力とメンタルも強いのであらゆる状況に対応可能なプレーヤーと言って良いでしょう。
2021年シーズンは、平均飛距離64位(259.21y)、フェアウェイキープ率129位(65.52%)、パーオン率34位(73.06%)に対して、Putts per GIR1位(1.72)、平均パット2位(28.79)ショートゲームを含めたパッティングが素晴しく、1ラウンドあたりの平均スコア3位(69.33)と高いスコアリング・アベレージを誇りました。
2022年シーズンは12試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り6回、トップ25入り11回と抜群の安定感を誇っていますが、フェアウェイキープ率が154位、パーオン率が43位とショットに苦労しています。一方でパッティングアベレージが3位とショートゲームを含めたパッティングが素晴しいです。
9大会連続9回目の出場となる今大会では、2015年大会の優勝を含むトップ10入り6回と抜群の成績を残しています。今回も優勝候補の1人となるでしょう。
アタヤ・ティティクル(Atthaya Thitikul)
国籍:タイ
生年月日:2003年2月20日(19歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2017年7月にタイで行われたLET(レディース・ヨーロピアン・ツアー)「欧州女子タイ選手権」をアマチュアとして史上最年少の14歳4か月19日で制し、アマチュア時代のリディア・コが保持していた最年少記録を更新、世界アマチュア・ランキング1位を獲得し、若くして才能を開花させると「世界ジュニア女子選手権」で連覇達成(2018-2019)、2018年に初開催となった「アジア・パシフィック女子アマチュア選手権」で優勝。更に2018年に行われた「ANAインスピレーション」と「全英リコー女子オープン」でローアマチュアに輝くなど、アマチュア時代から脚光を浴びています。
2020年にプロ転向、同年のタイLPGAツアーで5勝を飾り、賞金女王を獲得すると、2021年にはLET(レディース・ヨーロピアン・ツアー)で2勝を飾り、「Race to Costa Del Sol」を獲得、「Rookie of the Year」と「Player of the Year」を受賞しました。
また、非会員で出場した2021年5月に行われたLPGAツアー「Honda LPGA Thailand」では、終盤まで優勝争いを演じ2位、メジャー・トーナメント「The Amundi Evian Championship」では5位、「ISPS Handa World Invitational」では4位、翌週の「Trust Golf Women’s Scottish Open」では2位タイと素晴らしい成績を残しています。
LPGA最終予選会(Qシリーズ)を3位で通過し、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
体格は決して大きくないが、キャリーで平均飛距離270.0yを超えるショットを武器にパーオン率も高く、パッテイングの出来次第で上位で戦えると言った状況を常に作ることができるプレーヤーです。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは14試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り7回、トップ25入り10回とここまで素晴らしい結果を残しています。
2大会連続3回目の出場となる今大会での最高成績は前回大会の5位となっています。2大会連続トップ5入りと好調なだけにメジャー初優勝に期待がかかります。
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(23歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年と2016年のIMGアカデミー・世界ジュニア選手権で日本人初の2連覇を達成し、2016年の日本女子オープンで優勝、JLPGAのメジャー選手権で史上初のアマチュアで最年少18歳のチャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Walmart NW Arkansas Championship presented by P&G」でトーナメント・レコードの通算21アンダーでツアー初優勝を飾ると、年間2勝をあげる活躍を見せ、獲得賞金も100万ドルを超えました。
その後、2019年シーズンには、「Kia Classic」でツアー3勝目、2021年シーズンも2勝を飾り、LPGAツアー通算5勝をあげるものの、2018年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」と2021年の「全米女子オープン」でともにプレーオフで敗れるなど、メジャータイトルには、惜しくも手が届いていません。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ショートゲームとパッティングのクオリティの高さが持ち味です。一方でショットには課題が残っています。
2021年シーズンは、平均飛距離53位(260.67y)パーオン率49位(71.61%)平均パット26位(29.70)とショット・パッティングともに上位ではなく、1ラウンドあたりの平均スコア25位(70.46)だったものの、優勝2回と全米女子オープンでもプレーオフを戦うなど、5月以降は内容も良くなっていました。
2022年シーズンは14試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り4回、トップ25入り10回とここにきて安定感のあるプレーを見せています。
2大会ぶり3回目の出場となる今大会では2018年大会で16位タイに入っています。日本選手に相性の良いコースでメジャー初制覇なるか注目です。
ジェニファー・クプチョ(Jennifer Kupcho)
国籍:アメリカ
生年月日:1997年5月14日(25歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:3勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・シェブロン・チャンピオンシップ:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年にNCAAプレーヤ・オブ・ザ・イヤーの栄誉を獲得、2019年には初開催となったオーガスタ・ナショナル女子アマチュアの初代チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロに転向した2019年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、4年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー1年目は、19試合に出場し、予選落ち8回ながらメジャー・トーナメント「エビアン・チャンピオンシップ」でLPGAツアーでキャリア最高の2位タイでフィニッシュするなど、トップ10入り3回を記録しました。
その後も2位2回、3位1回と安定した活躍を続けたものの、優勝まであと1歩届かず、3年目のシーズンを終えています。
270y弱の平均飛距離と安定感抜群のショット力を活かした圧倒的な爆発力が持ち味である一方でショートゲームやパッティングに課題が見られます。
2021年シーズンは、平均飛距離26位(265.87y)フェアウェイキープ率32位(77.47%)パーオン率8位(76.30%)と高かったものの、平均パット139位(30.92)PPGが78位(1.82)とパッティングに苦労しています。
2022年シーズンは15試合に出場し、優勝3回を含むトップ10入り4回、トップ25入り9回と素晴らしい成績を残しています。
4大会連続4回目の出場となる今大会での最高成績は、初出場となった2019年大会での2位タイとなります。直近の3試合でも優勝2回と好調を維持しているだけに、優勝候補筆頭と言っても良いでしょう。
笹生 優花(Yuka Saso)
国籍:日本
生年月日:2001年6月20日(21歳)
身長:166.0cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年のアジアン・ゲームズ(アジア大会)にフィリピン代表の一員として出場し、ゴールド・メダルを獲得。翌年の2019年には、オーガスタ・ナショナル女子アマチュア・ゴルフ選手権で3位タイに入り、ガールズ・ジュニアPGAチャンピオンシップでは優勝を飾るなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後の2020年には、JLPGAツアーで2勝を挙げる活躍を見せています。
その後、キム・アリム(2020年 全米女子オープン)、ソフィア・ポポフ(2020年 AIG全英女子オープン)、渋野日向子(2019年 AIG全英女子オープン)に続き、3年ぶりに非会員として、2021年の「全米女子オープン」でメジャー・トーナメント優勝という快挙を達成、LPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2021年シーズン途中から世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、2年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアーに本格参戦してからは、4回のトップ10フィニッシュを飾るなど、安定した成績を残しています。
身長は決して大きくないが、平均飛距離270ヤードを超える力強いティーショットと深いラフからでも方向性を出せる正確なアイアンショット、ショートゲームの多彩さなど高いレベルのゴルフを見せています。
2021年シーズンは、平均飛距離12位(271.95y)平均パット7位(29.09)サンドセーブ率1位(63.64%)1ラウンドあたりの平均スコア4位(69.36)と特徴が活かされた数値となっており、最終戦のCMEグループ・ツアーチャンピオンシップにも出場、賞金ランキングも6位、世界ランキングではトップ10に入るなど、素晴しい活躍を見せています。
2022年シーズンは13試合に出場し、トップ10入り2回とあまり結果が出ていない中、フェアウェイキープ率が132位、パーオン率が66位とショットに苦労し、直近3試合でも2回の予選落ちを喫しています。
初出場となる今大会でメジャー2勝目なるか注目されます。
チェ・ヘジン(Hye-Jin Choi)
国籍:韓国
生年月日:1999年8月23日(22歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年「世界ジュニア女子選手権(個人とチームの両方)」と2016年「カナダ女子アマチュア選手権」2017年「オーストラリア女子アマチュア選手権」に加え、2017年のKLPGAツアー「ChoJung Sparkling Water Yongpyong Resort Open」と「Bogner-MBN Ladies Open」で優勝。更に50年ぶりのアマチュア優勝が期待された2017年の「全米女子オープン」で2位に入り、ローアマチュアに輝くなど若くして才能を開花させ、アマチュア時代から脚光を浴びています。
2017年にプロ転向、2019年にはKLPGAツアーで5勝を飾り、賞金女王を獲得。これまでにKLPGAツアーで11勝を挙げています。
また、LPGAツアー非会員で出場した2018年「ISPS Handa Women’s Australian Open」と2020年「ISPS HandaVicOpen」でともに2位に入る素晴らしい成績を残しています。
LPGA最終予選会(Qシリーズ)を8位タイで通過し、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
ティーショットからアイアンショット、パッティングを含むショートゲームまでクオリティの高さが光るオールラウンド・プレーヤーと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは14試合に出場し、トップ10入り8回、トップ25入り12回とここまで素晴らしい結果を残しています。
2大会ぶり3回目の出場となる今大会では、ここまでの安定感抜群のプレーから優勝も期待されます。
古江 彩佳(Ayaka Furue)
国籍:日本
生年月日:2000年5月27日(22歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
ナショナル・チームで腕を磨き、2019年の富士通レディースで優勝、JLPGAツアー史上7人目のアマチュア・チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後も2019年1回、2020年3回、2021年3回とJLPGAツアーで7勝を挙げ、統合された2020-2021シーズンには「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝く活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
初出場となった2020年シーズンの「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、2021年シーズンに行われた2つのメジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン」と「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」では、それぞれ20位タイとキャリア最高の4位に入っています。
その後、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を7位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
フェアウェイを外さない正確なティーショットと安定感のあるショートアイアン、そして最大の持ち味は、パッティングのクオリティの高さと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは14試合に出場し、トップ10入り1回、トップ25入り4回と安定感のあるプレーを続けています。
2大会連続2回目の出場となる今大会では前回大会で素晴しいパッティングを見せて4位に入っています。今回はメジャーを含むLPGAツアー初優勝なるか注目されます。
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
国籍:日本
生年月日:1998年11月15日(23歳)
身長:167.0cm
体重:62.0kg
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:1勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年にプロ転向、翌年(2019年)には、LPGA日本ツアーで「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、2021年シーズンを終えてLPGA日本ツアーで6勝を挙げる活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
ハイライトとなったのは、2019年の「AIG Women’s British Open」で海外メジャー・トーナメント初優勝。これは1977年の「KPMG Women’s PGA Championship」で優勝した樋口久子に次いで日本人2人目の快挙であり、2014年の「Amundi Evian Championship」で優勝したキム・ヒョージュに次いで、この10年でメジャー・デビューで優勝した2人目のプレーヤーです。
直後にLPGAツアーメンバーには加わらず、その後はスポット参戦を繰り返しながら、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を20位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
トップの位置が低いコンパクトなテイクバックから安定感のあるショットと強気なパッティングが持ち味と言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは、11試合に出場し、トップ10入り3回、トップ25入り3回とまずまずの結果を残しています。
初出場となる今大会でメジャー2勝目なるか注目です。
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アムンディ・エビアン・チャンピオンシップのテレビ放送
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンドLIVE配信!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!
※大会1日目は無料放送!!
【BS放送】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
生:生中継
7月21日(木) 第1日
18:00~21:15(無料放送)
22:30~25:45(無料放送)
WOWOWライブ 生
7月22日(金) 第2日
18:00~21:15
22:30~25:45
WOWOWライブ 生
7月23日(土) 第3日
18:30~24:30
WOWOWライブ 生
7月24日(日) 第4日 (最終日)
19:00~25:00
WOWOWライブ 生
【動画配信】WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
・7月21日(木) 18:00~21:15 同時配信
・7月21日(木) 22:30~25:45 同時配信
・7月21日(木) 15:55~26:40 専用カメラ(日本勢7名)
・7月22日(金) 18:00~21:15 同時配信
・7月22日(金) 22:30~25:45 同時配信
・7月22日(金) 14:45~26:26 専用カメラ(日本勢7名)
・7月23日(土) 18:30~24:10 同時配信
・7月23日(土) 18:05~23:36 専用カメラ(日本勢4名)
・7月24日(日) 19:00~24:30 同時配信
・7月24日(日) 17:05~23:11 専用カメラ(日本勢4名)
※日本人選手の専用カメラによる配信、見逃し配信についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。
【動画配信】GOLFTV
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
7月21日(木) 第1日
18:00~25:30
7月22日(金) 第2日
18:00~25:30
7月23日(土) 第3日
18:30~24:00
7月24日(日) 第4日 (最終日)
18:30~24:00
アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ 試合結果
コース | Yardage | Par |
エビアン・リゾート・ゴルフクラブ (Evian Resort Golf Club) |
6,527 | 71 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:51(15:51)
F.キンハルト/S.キリアコウ/Y.ノー
09:03(16:03)
J.ジャクソン/M.シメルマチェル/西村優奈
12:51(19:51)
M.サグストロム/アン・ナリン/L.ヴ
13:15(20:15)
A.コープス/A.ジュタヌガーン/M.ジュタヌガーン
13:39(20:39)
イ・ジョンウン6/C.マッソン/S.メドウ
14:15(21:15)
J.コールマン/西郷真央/M.マクラーレン
10番ホールスタート
07:39(14:39)
R.チャン(アマ)/A.ヴァレンズエラ/パク・ソンヒョン
08:03(15:03)
B.M.ヘンダーソン/J.コルダ/キム・セヨン
08:15(15:15)
コ・ジンヨン/A.ノルドクビスト/L.コ
08:27(15:27)
チョン・インジ/J.クプチョ/ミンジー・リー
09:03(16:03)
パク・ミンジ/M.デ・ロイ/橋本美月(アマ)
12:51(19:51)
H.グリーン/古江彩佳/キム・ヒョージュ
13:03(20:03)
P.タヴァタナキット/G.ロペス/渋野日向子
13:15(20:15)
N.コルダ/C.ブティエ/笹生優花
13:39(20:39)
チェ・ヘジン/M.ハリガエ/L.マグワイア
13:51(20:51)
C.シガンダ/C.ハル/畑岡奈紗
※時差:日本は7時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間7月21日(木)の07:15だと日本時間7月21日(木)の14:15あたり、現地時間7月21日(木)の14:15だと日本時間7月21日(木)の21:15になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | 古江 彩佳 | -8 | 63 |
T2 | ブルック・ヘンダーソン | -7 | 64 |
ネリー・コルダ | -7 | 64 | |
4 | シャイアン・ナイト | -6 | 65 |
T5 | コ・ジンヨン | -5 | 66 |
リディア・コ | -5 | 66 | |
西村 優菜 | -5 | 66 | |
チャーリー・ハル | -5 | 66 | |
ペリーヌ・デラクール | -5 | 66 | |
T10 | パク・ソンヒョン | -4 | 67 |
ナンナ・コルツ・マドセン | -4 | 67 | |
ジ・ウンヒ | -4 | 67 | |
ユ・ソヨン | -4 | 67 | |
アンナ・ノルドクビスト | -4 | 67 | |
チョン・インジ | -4 | 67 | |
パク・ミンジ | -4 | 67 | |
リン・グラント | -4 | 67 | |
カルロタ・シガンダ | -4 | 67 | |
T27 | 畑岡 奈紗 | -2 | 69 |
T39 | 西郷 真央 | -1 | 70 |
T64 | 笹生 優花 | E | 71 |
T111 | 橋本 美月(アマ) | +3 | 74 |
渋野 日向子 | +3 | 74 |
【詳細】
古江 彩佳
9バーディ、1ボギー(63)
西村 優菜
5バーディ(66)
畑岡 奈紗
5バーディ、3ボギー(69)
西郷 真央
5バーディ、4ボギー(70)
笹生 優花
4バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(71)
橋本 美月(アマ)
1バーディ、4ボギー(74)
渋野 日向子
1バーディ、4ボギー(74)
11時00分時点での天候は晴れ、気温25.0℃、湿度63%、風速1.6m/s(西北西)というコース・コンディションの中、132名による予選ラウンド1日目が行われた。
予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、前回大会で単独4位に入ったLPGAツアー・ルーキーの古江彩佳。
13番Par4でボギー先行のスタートとなった古江彩佳だったが、14番Par3から3連続バーディを奪うと、18番Par5では距離のある左に曲がるラインを読み切りバーディ。折り返した2番Par3と3番Par4でともにピンそばにつけ連続バーディを奪うと、6番Par4と7番Par5でも好調なショットでチャンスにつけ連続バーディ。そして上りの9番Par5でも3打目をピンそばにつけバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率69.23% (9/13)ながら、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(25)とショットとパッティングがかみ合ったプレーを見せ、9バーディ、1ボギー(63)でラウンド、8アンダー・単独トップで初日を終えた。
トップと1打差の2位タイには、4つあるPar5で1つしかスコアを伸ばすことが出来ず、パット数(30)と数多くのチャンスを逃したものの、フェアウェイキープ率76.92% (10/13)ながら、パーオン率94.44% (17/18)と抜群のショット力でボギーフリーとなる7バーディ(64)でラウンドしたネリー・コルダと1番Par4からの3連続バーディやピン奥から途中の段を下る長い左に曲がるラインを読み切りイーグルを奪うなど、1イーグル、6バーディ、1ボギー(64)でラウンドしたブルック・ヘンダーソンがともに7アンダーで並んだ。
世界ランキング1位のコ・ジンヨンと同4位のリディア・コが5アンダー・5位タイで初日のラウンドを終える中、連覇を目指すミンジー・リーは1アンダー・39位タイ、今季3勝を飾っているジェニファー・クプチョはイーブンパー・64位タイと出遅れた。
2番Par3でのピンチをパーで凌いだ西村優菜は、3番Par4で2打目をピンそばにつけバーディ先行のスタートを切ると、7番Par5でも3打目をよせてバーディ。折り返した10番Par4で2打目をピンそばにつけバーディを奪うと、15番Par5と17番Par4でミドルパットを決めてバーディ。初日はフェアウェイキープ率100.00% (13/13)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(28)と素晴しいプレーでボギーフリーとなる5バーディ(66)をマーク、5アンダー・5位タイでラウンドを終えた。
出だしの1番Par4をボギーとしたものの、続く11番と12番のPar4で連続バーディを奪った畑岡奈紗は、17番Par4でボギーを叩いたものの、18番Par5でバウンスバックに成功。折り返した3番Par4でバーディを奪うと、直後の4番Par4でボギーを叩くも、6番Par4でバーディ。フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(31)の5バーディ、3ボギー(69)でラウンド、2アンダー・27位タイで初日を終えた。
2番Par3と4番Par4でバーディ先行のスタートを切った西郷真央は、6番Par4でボギーを叩いたものの、7番と9番のPar5でバーディ。折り返した11番Par4でも2打目をピンそばにつけバーディ。しかし直後の12番Par4でティーショットのミスから短いパーパットを外しボギーを叩くと、14番Par3と3パットを喫した16番Par3でボギー。フェアウェイキープ率76.92% (10/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(30)の5バーディ、4ボギー(70)でラウンド、1アンダー・39位タイで初日を終えた。
11番と13番のPar4でボギー、そして17番Par4ではダブルボギーと出だしから大きくつまずいた笹生優花だったが、2オンに成功した18番Par5とピンそばにつけた1番Par4で連続バーディ。更にピンハイにつけた6番Par4とグリーン手前からのアプローチを確実によせた9番Par5でバーディを奪い、ホールアウト。フェアウェイキープ率61.54% (8/13)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(30)の4バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(71)と後半盛り返し、イーブンパー・63位タイで初日を終えた。
12番Par4でボギーと出だしでつまずいたアマチュアの橋本美月は、その後6ホールをパーで通過し折り返した1番と3番のPar4でボギーを叩くと、4番Par4でバウンスバックに成功するものの、6番Par4でもボギーと最後まで流れを掴めずホールアウト。フェアウェイキープ率69.23% (9/13)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(35)とパッティングに苦労し、1バーディ、4ボギー(74)の3オーバー・114位タイと出遅れた。
12番Par4でミドルパットを決めてバーディ先行の好スタートを切った渋野日向子だったが、13番Par4でティーショットのミスからボギー。その後、7ホールをパーで通過し迎えた3番と4番のPar4で2打目のミスからともにアプローチをよせきれず連続ボギー。更に8番Par3でもアプローチをよせきれずボギーと最後までショットが良くなく、フェアウェイキープ率53.85% (7/13)、パーオン率55.56% (10/18)、パット数(31)の1バーディ、4ボギー(74)の3オーバー・114位タイと出遅れた。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:51(14:51)
H.グリーン/古江彩佳/キム・ヒョージュ
08:03(15:03)
P.タヴァタナキット/G.ロペス/渋野日向子
08:15(15:15)
N.コルダ/C.ブティエ/笹生優花
08:51(15:51)
C.シガンダ/C.ハル/畑岡奈紗
13:03(20:03)
B.M.ヘンダーソン/J.コルダ/キム・セヨン
13:15(20:15)
コ・ジンヨン/A.ノルドクビスト/L.コ
13:27(20:27)
チョン・インジ/J.クプチョ/ミンジー・リー
14:03(21:03)
パク・ミンジ/M.デ・ロイ/橋本美月(アマ)
10番ホールスタート
09:15(16:15)
J.コールマン/西郷真央/M.マクラーレン
14:03(21:03)
J.ジャクソン/M.シメルマチェル/西村優奈
※時差:日本は7時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間7月22日(金)の07:15だと日本時間7月22日(金)の14:15あたり、現地時間7月22日(金)の14:15だと日本時間7月22日(金)の21:15になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | ブルック・ヘンダーソン | -14 | 64 |
2 | ネリー・コルダ | -11 | 67 |
T3 | キム・セヨン | -9 | 65 |
ユ・ソヨン | -9 | 66 | |
T5 | ソフィア・シューベルト | -8 | 65 |
アンドレア・リー | -8 | 65 | |
キム・ヒョージュ | -8 | 66 | |
アタヤ・ティティクル | -8 | 66 | |
カルロタ・シガンダ | -8 | 67 | |
ペリーヌ・デラクール | -8 | 68 | |
T11 | 畑岡 奈紗 | -7 | 66 |
古江 彩佳 | -7 | 72 | |
T30 | 西村 優菜 | -3 | 73 |
T42 | 西郷 真央 | -2 | 70 |
T88 | 笹生 優花 | +2 | 73 |
T118 | 橋本 美月(アマ) | +7 | 75 |
T126 | 渋野 日向子 | +9 | 77 |
【詳細】
畑岡 奈紗
7バーディ、1ダブルボギー(66)
古江 彩佳
2バーディ、3ボギー(72)
西村 優菜
3バーディ、5ボギー(73)
西郷 真央
3バーディ、2ボギー(70)
笹生 優花
2バーディ、4ボギー(73)
橋本 美月(アマ)
4バーディ、4ボギー、2ダブルボギー(75)
渋野 日向子
1バーディ、3ボギー、2ダブルボギー(77)
予選CUTライン:E
笹生優花、橋本美月(アマ)、渋野日向子、パク・インビ、J.コルダ、P.タヴァタナキット、イ・ジョンウン6は予選落ちとなりました。
11時00分時点での天候は晴れ、気温24.0℃、湿度59%、風速1.4m/s(南南西)というコース・コンディションの中、131名(1名棄権)による予選ラウンド2日目が行われた。
予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、連日の(64)をマークした今季1勝、LPGAツアー11勝を誇るブルック・ヘンダーソン。
出だしから連続バーディの好スタートを切ったブルック・ヘンダーソンは、3番Par4でボギーを叩いたものの、6ホール連続パーで通過し迎えた9番Par5でバーディを奪うと、折り返した11番と12番のPar4でともに2打目をピンそばにつけ連続バーディ。更に2打目をピンそばにつけた16番Par3 と17番Par4、そしてバンカーからの3打目を確実によせた最終18番Par5の上がり3ホールで圧巻の3連続バーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(28)と2日間素晴しいプレーで8バーディ、1ボギー、連日の(64)をマーク、通算14アンダー・単独トップで2日目を終えた。
トップと3打差の単独2位タイには、前半スコアを伸ばせずパット数(32)と数多くのチャンスを逃したものの、最終18番Par5で2打目をピンそばにつけ楽々イーグルを奪うなど、フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率88.89% (16/18)と抜群のショット力でスコアを4つ伸ばしたネリー・コルダが通算11アンダーでつけた。
世界ランキング1位のコ・ジンヨンと同4位のリディア・コが通算7アンダー・11位タイで2日目のラウンドを終える中、連覇を目指すミンジー・リーは通算3アンダー・30位タイ、今季3勝を飾っているジェニファー・クプチョは通算1アンダー・54位タイと出遅れた。
ミドルパットを決めた1番Par4と段の上からのロングパットを決めた2番Par3、そして2打目をピンそばにつけた3番Par4で3連続バーディと好スタートを切った畑岡奈紗は、3打目をピン奥につけた7番とショートサイドから見事なバンカーショットを見せた9番のPar5でバーディ。11番Par4でもミドルパットを決めて8アンダートップタイに並んだものの、13番Par4で3打目をグリーンオーバー、4オン2パットのダブルボギー。その後16番Par3でバーディパットを決めるなど、2日目はパッテイングに冴えを見せ、フェアウェイキープ率76.92% (10/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(26)の7バーディ、1ダブルボギー(66)とスコアを5つ伸ばし、通算7アンダー・11位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
単独トップでスタートした古江彩佳だったが、5番Par4で距離のある深いバンカーからのアプローチをよせきれずボギーが先行、9番Par5でもチャンスを活かせずとスコアを1つ落として折り返す。11番Par4でミドルパットを決めてバーディを奪うものの、12番Par4でアプローチをよせきれずボギー。同様に14番Par3でティーショットをピンそばにつけバーディを奪ったものの、続く15番Par5で3オン3パットのボギーと我慢のゴルフでホールアウト。フェアウェイキープ率76.92% (10/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(33)の2バーディ、3ボギー(72)とスコアを1つ落とし、通算7アンダー・11位タイで2日目を終えた。
3パットの10番とティーショットを曲げた11番のPar4で連続ボギーのスタートとなった西村優菜は、ミドルパットを決めた12番Par4と傾斜を使ってピンそばにつけた14番Par3でバーディを奪ったものの、アプローチをよせきれなかった16番Par3とティーショットからミスが続いた18番Par5でボギー。折り返した5番Par3でバーディを奪うものの、ティーショットを直接グリーンオーバーした8番Par3でボギー。2日目はフェアウェイキープ率69.23% (9/13)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(32)の3バーディ、5ボギー(73)とスコアを2つ落とし、通算3アンダー・30位タイでラウンドを終えた。
11番Par4でバーディと幸先の良いスタートを切った西郷真央は、12番と13番のPar4で連続ボギーを叩いたものの、14番Par3でバーディ、更に17番Par4でもバーディを奪い、前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半は全てパーとスコアを伸ばせなかったものの、フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(33)の3バーディ、2ボギー(70)でラウンド、通算2アンダー・42位タイで2日目を終えた。
2番Par3でボギーが先行した笹生優花は、6番Par4でバーディを奪うものの、8番Par3でボギー。折り返してもチャンスを活かせない展開の中、13番と17番のPar4でボギー。最終18番Par5でバーディを奪ったものの、フェアウェイキープ率53.85% (7/13)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(32)の2バーディ、4ボギー(73)とスコアを2つ落とし、通算2オーバー・88位タイで予選落ちとなった。
1番Par4でボギー、2番Par3と3番Par4で連続バーディ、4番Par4でボギー、5番Par3と6番Par4で連続ダブルボギー、7番Par5でバーディ、9番Par5でボギーと出入りの激しいゴルフとなったアマチュアの橋本美月は、後半は一転、1バーディ、1ボギーで通過。フェアウェイキープ率92.31% (12/13)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(33)の4バーディ、4ボギー、2ダブルボギー(75)の通算7オーバー・118位タイで予選落ちとなった。
巻き返しを図った渋野日向子だったが、出だしの1番と3番のPar4でともにティーショットのミスからそれぞれボギーと3オン3パットのダブルボギーを叩くと、7番Par5でもボギー。折り返した13番Par4と14番Par3でもそれぞれボギーと3オン2パットのダブルボギー。16番Par3でロングパットを決めてバーディを奪ったものの、フェアウェイキープ率61.54% (8/13)、パーオン率55.56% (10/18)、パット数(32)と最後まで良いところが少なく、1バーディ、3ボギー、2ダブルボギー(77)の通算9オーバー・126位タイで予選落ちとなった。
大会3日目(決勝ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
09:54(16:54)
ミンジー・リー/A.デービス(アマ)/M.サグストロム
11:11(18:11)
L.コ/C.ハル/古江彩佳
11:22(18:22)
P.デラクール/畑岡奈紗/コ・ジンヨン
11:33(18:33)
A.ティティクル/キム・ヒョージュ/C.シガンダ
11:44(18:44)
ユ・ソヨン/S.シューベルト/アンドレア・リー
11:55(18:55)
B.M.ヘンダーソン/N.コルダ/キム・セヨン
10番ホールスタート
09:43(16:43)
チョン・インジ/西村優奈/M.メトロー
10:27(17:27)
西郷真央/G.ホール/I.ガブサ
※時差:日本は7時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間7月23日(土)の09:43だと日本時間7月23日(土)の16:43あたり、現地時間7月23日(土)の11:55だと日本時間7月23日(土)の18:55になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | ブルック・ヘンダーソン | -17 | 68 |
2 | ユ・ソヨン | -15 | 65 |
3 | ソフィア・シューベルト | -13 | 66 |
T4 | カルロタ・シガンダ | -12 | 67 |
キム・セヨン | -12 | 68 | |
T6 | チャーリー・ハル | -11 | 67 |
コ・ジンヨン | -11 | 67 | |
アタヤ・ティティクル | -11 | 68 | |
キム・ヒョージュ | -11 | 68 | |
ネリー・コルダ | -11 | 71 | |
T15 | 西郷 真央 | -8 | 65 |
T22 | 古江 彩佳 | -7 | 71 |
T29 | 西村 優菜 | -6 | 68 |
畑岡 奈紗 | -6 | 72 |
【詳細】
西郷 真央
6バーディ(65)
古江 彩佳
3バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(71)
西村 優菜
4バーディ、1ボギー(68)
畑岡 奈紗
4バーディ、5ボギー(72)
11時00分時点での天候はくもり、気温26.0℃、湿度62%、風速1.4m/s(西)というコース・コンディションの中、73名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えて単独トップをキープしたのは、ここまで安定感抜群のゴルフを見せている今季1勝、LPGAツアー11勝を誇るブルック・ヘンダーソン。
出だしの1番Par4でティーショットを左に曲げボギー先行のスタートとなったブルック・ヘンダーソンは、3番Par4で2打目をピンそばにつけバーディを奪うと、グリーン手前からのアプローチをよせた7番と2打目を絶好のイーグルチャンスにつけた9番のPar5でバーディ。折り返してからはアプローチとパッティングでピンチを凌ぐ場面が増える中、14番Par3でピン奥からのミドルパットを決めてバーディ。その後はチャンスを活かせずホールアウト。フェアウェイキープ率69.23% (9/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(30)の4バーディ、1ボギー(68)とスコアを3つ伸ばし、通算17アンダー・単独トップをキープして3日目を終えた。
1番Par4と2番Par3でともにピンそばにつけ連続バーディの好スタートを切ったユ・ソヨンは、ティーショットをバンカーに入れた5番Par3でボギーを叩いたものの、ピンそばにつけた8番Par3と2オンに成功した9番Par5で連続バーディ。折り返した10番Par4でティーショットを左に曲げるミスから3打目のアプローチもよせきれずボギーを叩いたものの、直後の11番Par4で2打目をピンそばにつけバウンスバックに成功すると、15番Par5で3打目をピンそばにつけバーディ。更に右に大きく曲がるミドルパットを決めた17番Par4と2オンに成功した最終18番Par5で連続バーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(29)と素晴しいプレーで8バーディ2ボギー(65)でラウンド、通算15アンダー単独2位まで浮上した。
3位以下は5打差の中に19名がひしめく大混戦となっているため、最終日も熾烈な上位争いが展開されるでしょう。
スタートから6ホール連続パーと静かなプレーとなった西郷真央だったが、16番Par3と17番Par4で連続バーディを奪うと、折り返した3番と4番のPar4でも連続バーディ。更に6番Par4でもバーディを奪うと、上りの9番Par5ではグリーン右サイドからのアプローチをよせてバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(27)のボギーフリーとなる6バーディ(65)でラウンド、通算8アンダー・15位タイまで浮上した。
2番Par3のバンカーから1回で出せずダブルボギーのスタートとなった古江彩佳は、4番Par4でミドルパットを決めてバーディを奪うものの、7番Par5でティーショットをバンカーに打ち込み、4オン2パットのボギー。その後はパープレーと我慢の展開の中、ロングパットを決めた16番Par3と2オンに成功した最終18番Par5をバーディとしてホールアウト。フェアウェイキープ率76.92% (10/13)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(31)の3バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(71)でラウンド、通算7アンダー・22位タイで3日目を終えた。
11番Par4でミドルパットを決めてバーディ先行のスタートを切った西村優菜は、15番Par5でもバーディ。17番Par4でボギーを叩いた後の折り返した2番Par3でバーディを奪うと、その後はチャンスを活かせないまま6ホールをパーで通過。上がりの9番Par5で3打目をピンそばにつけバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率100.00% (13/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(29)の4バーディ、1ボギー(68)とスコアを3つ伸ばし、通算6アンダー・29位タイで3日目を終えた。
ショットの乱れから3連続ボギーのスタートとなった畑岡奈紗は、9番Par5でバーディを奪うものの、折り返した13番Par4でボギー。直後の14番Par3と15番Par5でミドルパットを決めて連続バーディを奪うものの、ティーショットのミスから16番Par3でボギー。17番Par4でバウンスバックに成功しホールアウト。フェアウェイキープ率69.23% (9/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(32)と出入りの激しいプレーで4バーディ、5ボギー(72)とスコアを1つ落とし、通算6アンダー・29位タイに後退した。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
10:10(17:10)
L.グラント/畑岡奈紗
10:20(17:20)
西村優奈/エイミー・ヤン
10:30(17:30)
パク・ミンジ/古江彩佳
11:30(18:30)
西郷真央/M.サグストロム
12:00(19:00)
キム・ヒョージュ/N.コルダ
12:10(19:10)
C.ハル/A.ティティクル
12:20(19:20)
キム・セヨン/コ・ジンヨン
12:30(19:30)
S.シューベルト/C.シガンダ
12:40(19:40)
B.M.ヘンダーソン/ユ・ソヨン
※時差:日本は7時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間7月24日(日)の06:50だと日本時間7月24日(日)の13:50あたり、現地時間7月24日(日)の12:40だと日本時間7月24日(日)の19:40になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ブルック・ヘンダーソン | -17 | 71 |
2 | ソフィア・シューベルト | -16 | 68 |
T3 | 西郷 真央 | -15 | 64 |
リディア・コ | -15 | 66 | |
チャーリー・ハル | -15 | 67 | |
キム・ヒョージュ | -15 | 67 | |
カルロタ・シガンダ | -15 | 68 | |
T8 | リン・グラント | -13 | 64 |
ジョージア・ホール | -13 | 65 | |
コ・ジンヨン | -13 | 69 | |
アタヤ・ティティクル | -13 | 69 | |
ネリー・コルダ | -13 | 69 | |
キム・セヨン | -13 | 70 | |
ユ・ソヨン | -13 | 73 | |
T15 | 西村 優菜 | -11 | 66 |
畑岡 奈紗 | -11 | 66 | |
T19 | 古江 彩佳 | -10 | 68 |
【詳細】
西郷 真央
9バーディ、2ダブルボギー(64)
西村 優菜
6バーディ、1ボギー(66)
畑岡 奈紗
7バーディ、2ボギー(66)
古江 彩佳
5バーディ、2ボギー(68)
12時00分時点での天候は晴れ、気温28.0℃、湿度51%、風速2.2m/s(北北東)というコース・コンディションの中、73名による決勝ラウンド最終日が行われた。
最終ホールまで縺れた大混戦を制し、今季のメジャー・トーナメント第4戦で優勝を飾ったのは、今季1勝、LPGAツアー11勝を誇るブルック・ヘンダーソン。
メジャー2勝目に向けて単独トップでスタートしたブルック・ヘンダーソンは、1番Par4で3パットのボギーを叩くと、6番Par4で4パットのダブルボギー。続く7番Par5で下りのミドルパットを決めてスコアを1つ戻したものの、ショットとショートパットに不安を抱える中、折り返した11番Par4で2打目のミスからアプローチをよせきれずボギー。しかし、14番Par3でティーショットをグリーン左手前の傾斜を使ってピンそばによせて360度回転しながらもバーディを奪うと、15番Par5では2オンから連続バーディを奪ってトップタイに並ぶと、最終18番Par5でミドルパットを決めてバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率61.54% (8/13)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(34)と決してベストなプレーではなかったものの、4バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(71)の通算17アンダーで優勝、カナダ人プレーヤーの男女を通じて初のメジャー複数回優勝を果たし今季2勝目、メジャー2勝を含むLPGAツアー12勝目を飾った。
世界ランキング283位でLPGAツアー初優勝を目指すソフィア・シューベルトは、2番Par3で短いパーパットを外し3パットのボギーを叩いたものの、6番Par4でミドルパットを決めてバーディ。更に折り返した11番と12番のPar4でともに左に曲がるミドルパットを決めて連続バーディを奪い、単独トップに立つと、15番Par5でも3打目のバンカーショットからミドルパットを決めてバーディ。しかし、トップタイで迎えた最終18番Par5でバーディチャンスを活かせずパーでホールアウト。フェアウェイキープ率61.54% (8/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(29)の4バーディ、1ボギー(68)の通算16アンダー、クラブハウスリーダーとして後続の結果を待ったものの、最後は1打及ばず単独2位で4日間の大会を終えた。
2番Par3でのピンチをパーで凌いだ西郷真央は、3番と4番、そして6番のPar4でミドルパットを決めて好調な滑り出しを見せると、9番Par5でもアプローチをよせてバーディ。折り返した10番Par4で2打目をグリーン奥の茂みに打ち込みボギーを叩くものの、11番と12番のPar4で連続バーディ。13番Par4で2打目のミスからアプローチをよせきれずボギーとするも、14番Par3と15番Par5で連続バーディ。更に最終18番Par5では2オンからバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(26)の9バーディ、1ボギー(64)でラウンド、通算15アンダー優勝に2打及ばなかったものの、3位タイに入る大健闘となった。
出だしの1番Par4でアプローチのミスからボギー先行のスタートとなった西村優菜だったが、3番Par4でロングパットを決めてパープレーに戻すと、5番Par3と7番Par5でともにピンそばにつけバーディ。折り返した10番と11番のPar4でもロングパットを決めて連続バーディ。その後16番Par3ではロングパットを決めるなどフェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(26)の6バーディ、1ボギー(66)でラウンド、通算11アンダー・15位タイで4日間の大会を終えた。
出だしの1番Par4でバーディ先行の好スタートを切った畑岡奈紗は、3番Par4でボギー、5番Par3でバーディ、6番Par4でボギーと前半バタついたものの、後半に入り、10番Par4でバーディを奪うと、13番Par4からともにミドルパットを決めて3連続バーディ。最終18番Par5もバーディでホールアウト。フェアウェイキープ率53.85% (7/13)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(22)の7バーディ、2ボギー(64)でラウンド、通算11アンダー・15位タイで4日間の大会を終えた。
ミドルパットを決めた3番Par4と5番Par3、そして3打目をピン奥につけた7番Par5でバーディと好スタートで前半を折り返した古江彩佳は、12番と13番のPar4でそれぞれアプローチ、2打目のミスから連続ボギー。その後15番と最終18番のPar5でバーディを奪いホールアウト。フェアウェイキープ率69.23% (9/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(29)の5バーディ、2ボギー(68)でラウンド、通算10アンダー・19位タイで4日間の大会を終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
ブルック・ヘンダーソン(Brooke M. Henderson)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 92.31% (12/13) |
77.78% (14/18) |
265.0y | 26 |
ROUND2 | 84.62% (11/13) |
88.89% (16/18) |
260.0y | 28 |
ROUND3 | 69.23% (9/13) |
77.78% (14/18) |
265.0y | 30 |
ROUND4 | 61.54% (8/13) |
83.33% (15/18) |
265.0y | 34 |
TOTAL | 76.92% (40/52) |
81.94% (59/72) |
264.0y | 29 |
2位
ソフィア・シューベルト(Sophia Schubert)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 61.54% (8/13) |
83.33% (15/18) |
244.0y | 30 |
ROUND2 | 84.62% (11/13) |
88.89% (16/18) |
256.0y | 28 |
ROUND3 | 92.31% (12/13) |
72.22% (13/18) |
244.0y | 26 |
ROUND4 | 61.54% (8/13) |
77.78% (14/18) |
255.0y | 29 |
TOTAL | 75.00% (39/52) |
80.56% (58/72) |
250.0y | 28 |
3位タイ
西郷 真央(Mao Saigo)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 76.92% (10/13) |
77.78% (14/18) |
252.0y | 30 |
ROUND2 | 84.62% (11/13) |
88.89% (16/18) |
249.0y | 33 |
ROUND3 | 84.62% (11/13) |
83.33% (15/18) |
248.0y | 27 |
ROUND4 | 84.62% (11/13) |
83.33% (15/18) |
237.0y | 26 |
TOTAL | 82.69% (43/52) |
83.33% (60/72) |
246.0y | 29 |
15位タイ
西村 優奈(Yuna Nishimura)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 100.00% (13/13) |
83.33% (15/18) |
238.0y | 28 |
ROUND2 | 69.23% (9/13) |
72.22% (13/18) |
229.0y | 32 |
ROUND3 | 100.00% (13/13) |
77.78% (14/18) |
235.0y | 29 |
ROUND4 | 84.62% (11/13) |
77.78% (14/18) |
235.0y | 26 |
TOTAL | 88.46% (46/52) |
77.78% (56/72) |
234.0y | 28 |
15位タイ
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 84.62% (11/13) |
77.78% (14/18) |
269.0y | 31 |
ROUND2 | 76.92% (10/13) |
77.78% (14/18) |
262.0y | 26 |
ROUND3 | 69.23% (9/13) |
77.78% (14/18) |
271.0y | 32 |
ROUND4 | 53.85% (7/13) |
61.11% (11/18) |
263.0y | 22 |
TOTAL | 71.15% (37/52) |
73.61% (53/72) |
266.0y | 27 |
19位タイ
古江 彩佳(Ayaka Furue)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 69.23% (9/13) |
83.33% (15/18) |
243.0y | 25 |
ROUND2 | 76.92% (10/13) |
77.78% (14/18) |
232.0y | 33 |
ROUND3 | 76.92% (10/13) |
72.22% (13/18) |
244.0y | 31 |
ROUND4 | 69.23% (9/13) |
77.78% (14/18) |
235.0y | 29 |
TOTAL | 73.08% (38/52) |
77.78% (56/72) |
238.0y | 29 |
88位タイ(予選カット)
笹生 優花(Yuka Saso)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 61.54% (8/13) |
72.22% (13/18) |
276.0y | 30 |
ROUND2 | 53.85% (7/13) |
72.22% (13/18) |
268.0y | 32 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 57.69% (15/26) |
72.22% (26/36) |
272.0y | 31 |
118位(予選カット)
橋本 美月(Mizuki Hashimoto)*
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 69.23% (9/13) |
83.33% (15/18) |
265.0y | 36 |
ROUND2 | 92.31% (12/13) |
66.67% (12/18) |
254.0y | 33 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 80.77% (21/26) |
75.00% (27/36) |
259.0y | 34 |
126位タイ(予選カット)
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 53.85% (7/13) |
55.56% (10/18) |
250.0y | 31 |
ROUND2 | 61.54% (8/13) |
55.56% (10/18) |
243.0y | 32 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 57.69% (15/26) |
55.56% (20/36) |
246.0y | 31 |
*:アマチュア
優勝したブルック・ヘンダーソンは、最終日こそパッティングに苦労したものの、4日間を通じて安定したプレーを見せ、2位に入ったソフィア・シューベルトは4日間を通じてバランスの良いプレーだった。3位に入った西郷真央は、3日目以降安定感抜群のプレーを見せ、西村優菜はショット・パッティングともに素晴しく、畑岡奈紗は4日間の中で良し悪しが結果として表れ、古江彩佳は2日目以降、数値が落ちた。
全選手の結果
※The Amundi Evian Championship 公式サイト参照
※2022年大会(2022シーズン)
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