2023年 シックス・ネーションズのテレビ放送予定と試合結果【ラグビー欧州最高峰の大会】

ラグビー2023 シックス・ネーションズ ラグビー
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2023年2月4日(土)~3月18日(土)にかけて欧州で開催される2023年「シックス・ネーションズ」(ヨーロッパ6か国対抗戦)の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場国、テレビ放送予定を紹介します。

(2023.3.19)
・アイルランドが2018年大会以来となる5大会ぶりの優勝をグランドスラムで飾りました。

(2023.3.13)
・放送予定を更新しました。
・第4節が終了し、アイルランドが首位をキープ。

(2023.2.27)
・第4節は、2週間後の3月11日から始まります。
・第3節が終了し、アイルランドが首位をキープ。

(2023.2.13)
・第3節は、2週間後の2月25日から始まります。
・第2節が終了し、アイルランドが首位をキープ。

(2023.2.6)
・第1節が終了し、アイルランドが首位に立ちました。

(2023.2.3)
・放送予定を更新しました。
 
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シックス・ネーションズ

ラグビーの国際大会の中で100年以上という最も古い歴史を持ち、欧州6か国(イングランド、フランス、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、イタリア)による全15試合の総当たりによってチャンピオンが争われる歴史と伝統のある大会となります。

欧州ではワ-ルドカップと同等の位置づけとされており、アグレッシブな戦いが見られるのも特徴の一つです。そして、秋に2023年ラグビーワールドカップ・フランス大会を迎える中、各国の仕上がり具合や新戦力など、様々な要素も注目されます。

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大会概要

大会名 シックス・ネーションズ
(Six Nations Championship)
開催期間 2023年2月4日(土)~3月18日(土)
開催地 ① ロンドン/イングランド
② サン=ドニ/フランス
③ ダブリン/アイルランド
④ エディンバラ/スコットランド
⑤ カーディフ/ウェールズ
⑥ ローマ/イタリア
会場 ① トゥイッケナム・スタジアム
② スタッド・ドゥ・フランス
③ アビバ・スタジアム
④ BTマレーフィールド
⑤ プリンシパリティ・スタジアム
⑥ スタディオ・オリンピコ
試合数 全15試合
日本との時差 ① 日本が9時間進んでいます。
② 日本が8時間進んでいます。
③ 日本が9時間進んでいます。
④ 日本が9時間進んでいます。
⑤ 日本が9時間進んでいます。
⑥ 日本が8時間進んでいます。

【6か国のホーム】
① イングランド ② フランス
③ アイルランド ④ スコットランド
⑤ ウェールズ  ⑥ イタリア

歴代優勝国

シックスネーションズの過去10大会の優勝国を紹介します。

2000年にイタリアが参加し、6か国対抗となって以降、最多優勝国はイングランドの7回となります。

2022年大会は、フランスが2010年大会以来となる12大会ぶりのグランドスラム(全勝)での優勝を飾りました。

優勝国
2022 フランス
2021 ウェールズ
2020 イングランド
2019 ウェールズ
2018 アイルランド
2017 イングランド
2016 イングランド
2015 アイルランド
2014 アイルランド
2013 ウェールズ

 

大会日程

2023年2月4日()から始まり、3月18日()の第5節(最終節)まで、約8週間をかけて全15試合が行われます。

  月日 対戦カード
第1節 2月4日() ウェールズ vs アイルランド
イングランド vs スコットランド
2月5日() イタリア vs フランス
第2節 2月11日() アイルランド vs フランス
スコットランド vs ウェールズ
2月12日() イングランド vs イタリア
第3節 2月25日() イタリア vs アイルランド
ウェールズ vs イングランド
2月26日() フランス vs スコットランド
第4節 3月11日() イタリア vs ウェールズ
イングランド vs フランス
3月12日() スコットランド vs アイルランド
第5節 3月18日() スコットランド vs イタリア
フランス vs ウェールズ
アイルランド vs イングランド

 

出場6か国

※情報及び世界ランキングは2023年1月30日時点

アイルランド(IRELAND)
世界ランキング 1位

【シックス・ネーションズ成績】
(2000年大会以降)
・優勝4回
・通算76勝3分36敗

【ワールドカップ成績】
・ベスト8:7回
(1987年、1991年、1995年、2003年、2011年、2015年、2019年)

【前回大会】(2022年)
・2位

エンブレム:シャムロック 

2000年大会以降、4回の優勝を誇り、ワールドカップでベスト8に7回も進出しているヨーロッパを代表する強豪国で昨年アウェイでニュージーランドに2連勝、ホームで南アフリカに勝利するなど、テストマッチ6連勝中と最も勢いに乗っているチームであり、2018年大会以来となる5年ぶりの優勝を狙っています。

持ち味の強力なFW陣に加え、ボール保持時のオプションが5つぐらいある2018年世界最優秀選手37歳のSOジョナサン・セクストンを中心にボールを放すスキルの高さが向上し、継続してアタックが出来るプレーの質とフィジカル強化が功を制し、パス(長短)とランを活かしたボールを大きく展開するアタッキングラグビーという新たなスタイルを確立しでいます。また、ディフェン力のアップに加えて俊足フィニッシャーのWTBジェームズ・ロウやSOジョーイ・カーベリーと言った共にニュージーランド出身のプレーヤーが活躍しています。

今大会もSOジョナサン・セクストンがチームを牽引することになることが予想される中、37歳と言う年齢が不安材料として残ります。

優勝候補筆頭と言って良いでしょう。

フランス(FRANCE)
世界ランキング 2位

【シックス・ネーションズ成績】
(2000年大会以降)
・優勝6回
・通算73勝2分40敗

【ワールドカップ成績】
・準優勝:3回
(1987年、1999年、2011年)

【前回大会】(2022年)
・優勝

愛称:レ・ブルー

2023年ラグビーワールドカップの自国開催に向け、フランスらしさを保ちつつ、新しいスタイルを築いている強豪国でここまで無敗のマッチ13連勝と強さを見せており、今大会には連覇が懸かっています。

キャプテンのSHアントワ-ヌ・デュポンを中心に、SOマチュー・ジャリベルやCTBロマン・ヌタマックが躍動するデュアル・プレーメーカー(ダブル司令塔)を採用するなど攻撃の幅を広げたアタッキングラグビーに磨きをかけており、FW陣とディフェンスともに強化された穴の少ないチームへと変貌しています。

チームの強さの1つとして、アンストラクチャーから展開、ターンオーバー、キック後のカウンターにあり、ボールを保持した時の圧倒的な攻撃力が特徴的と言えます。

アイルランドと同じ優勝候補筆頭と言って良いでしょう。

イングランド(ENGLAND)
世界ランキング 5位

【シックス・ネーションズ成績】
(2000年大会以降)
・優勝7回
・通算77勝2分36敗

【ワールドカップ成績】
・優勝:1回
(2003年)
・準優勝:3回
(1991年、2007年、2019年)

【前回大会】(2022年)
・3位

エンブレム:レッド・ローズ

攻守にバランスが取れ、キックを主体とした高い攻撃力は健在であるものの、2022年は4連敗を含む5勝1分7敗と苦戦を強いられ、成績不振により名将エディー・ジョーンスHCが退任、元イングランド代表キャプテンのスティーヴ・ボーズウィックHCのもとで3大会ぶりの優勝と2023年ラグビーワールドカップ・フランス大会で2回目の優勝を目指すラグビー大国。

正確なプレースキックに卓越した判断力とトライへの嗅覚、抜群の闘争心と統率力でチームを牽引するキャプテンのオーウェン・ファレルを中心とした中で世代交代を進め、スピードと推進力、絶妙なパスのタイミングと高いスキルを持つ22歳SOマーカス・スミスやFB21歳のフレディー・スチュワードといった若手を積極的に採用し、既存メンバーと若手の融合を進める強さとパワーを活かしたチームとなっています。

ワールドカップで同組に入っているアルゼンチンに敗れる中で日本に快勝し、復調の兆しが見えた中で迎えたニュージーランドとは引き分け、南アフリカには敗れるなど、直近の4試合では1勝1分2敗と結果は伴っていません。

現時点での優勝は難しいと言えます。

スコットランド(SCOTLAND)
世界ランキング 7位

【シックス・ネーションズ成績】
(2000年大会以降)
・優勝0回
・通算36勝3分76敗

【ワールドカップ成績】
・ベスト4:1回
(1991年)
・ベスト8:6回
(1987年、1995年、1999年、2003年、2007年、2015年)

【前回大会】(2022年)
・4位

エンブレム:アザミ

大会自体では22回の優勝を誇るものの、2000年以降は優勝から遠ざかっているワールドカップでベスト8に6回も進出している強豪国ではあるものの、2022年は6勝7敗と負け越しています。

オフロードパスやピッチを広く使った魅力的で独創的なラグビーを展開し、ラインアウトモールからのトライが新たな強みとなり、タックルを含めた粘り強いディフェンスも強化されています。一方でセットピースでのもろさが課題でもあります。

パワフルでとても速く、ワールドクラスのFBスチュワ-ト・ホッグと優れたボールキャリアーで素晴しいディフェンダーとしてバイスキャプテンを務めるFLジェイミー・リッチー、フィジカルの強さとスピードを兼ね備えるWTBドゥハン・ファン・デル・メルヴァと言ったプレーヤーの活躍にも注目です。

上位進出が目標となるでしょう。

ウェールズ(WALES)
世界ランキング 9位

【シックス・ネーションズ成績】
(2000年大会以降)
・優勝6回
・通算63勝3分49敗

【ワールドカップ成績】
・3位:1回
(1987年)
・ベスト4:2回
(2011年、2019年)

【前回大会】(2022年)
・5位

愛称:レッド・ドラゴン

渾身的なディフェンスを活かした粘り強いラグビーで2021年大会優勝を飾ったものの、前回大会では5位に低迷、2022年は3勝9敗と大きく負け越してウェイン・ピヴァックHCが退任、後任にはウォーレン・ガットランドHCが再任したラグビー伝統国。

プレーヤー1人1人のタックルに対する意識が強く、規律の守られたディフェンスを中心にシンプルで粘り強いアタックとアンストラクチャーを活かしたアタックで接戦をものにしていく戦いを得意としています。また、スピードを持つWTBルイス・リース=ザミットと言った若きフィニッシャーが上手くアクセントをつけています。

苦戦する戦いが予想されます。

イタリア(ITALY)
世界ランキング 12位

【シックス・ネーションズ成績】
(2000年大会以降)
・優勝0回
・通算13勝1分101敗

【ワールドカップ成績】
・9大会連続出場

【前回大会】(2022年)
・6位

愛称:アズーリ

前回大会の最終節でウェールズに勝利し、シックス・ネーションズで7大会ぶりの勝利を飾り、連敗を36で止め、その後もオーストラリアに勝利を収めるなど、成長を遂げているラグビー中堅国。

スクラムを中心としたFWによるアタッキングに加え、攻守にわたってブレークダウンが強化され、バックスを活かしたアタックも良くなっています。課題としては試合全体の持続力と規律になるでしょう。

21歳のSHステファン・ヴァ―二―や攻守で前に出るプレースタイルが特徴的な22歳のSOパオロ・ガルビジといった若手ハーフ団に加え、24歳のキャプテンでNo8ミケーレ・ラマロ、22歳のWTBフェデリコ・モリ、FBアンジェ・カプオッツォと言った若手を中心に上位進出を目指しています。

テストマッチでオーストラリアから初勝利を挙げるなど勢いに乗っており、大会2勝が目標となるでしょう。


~シックス・ネーションズの歴史~
1882年に創設され、1882年から1883年にかけて第1回大会が開催されました。

当初、イングランドスコットランドアイルランドウェールズの4か国で開催されていたラグビーの中で最も古い歴史を持つ国際大会です。

1910年にフランスの加入によって「ファイブ・ネーションズ」と呼ばれるようになりました。1932年にフランスが一旦、外れるものの、1947年にフランスが再度復帰、さらに2000年からイタリアの加入に伴い「シックス・ネーションズ」と大会名が変更されました。

加入歴の浅いイタリアだけは、まだ優勝経験がありません。
 

大会レギュレーション

6か国による1回戦総当たりのリーグ戦(全15試合)

①勝点制
 勝ち=4pts
 引き分け=2pts
 負け=0pts

②ボーナスポイント
・4トライ以上獲得した場合:1pts
・7点差以内での負けの場合:1pts
 ※負けた場合でも最大2ptsの獲得が可能。
・グランドスラム(全勝)達成の場合:3pts
 ※これにより全勝チ-ムが必ず優勝する仕組みになります。

例)全5試合
・5勝0敗:最小勝ち点4×5=20に全勝のボーナスポイント3が加わり勝ち点23となる。
・4勝1敗:最大勝ち点5×4=20に1敗するがボーナスポイント2が加わり勝ち点22となる。
 

テレビ放送

【BS放送】WOWOWが全ラウンド放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンド配信!!

【BS放送】WOWOW 

全ラウンド放送!!  ※日本時間

WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
:生中継

第1節/Round1

イングランド vs スコットランド
 2月5日(日) 01:30~04:00
 WOWOWプライム

ウェールズ vs アイルランド

 2月5日(日) 08:15~10:45
 WOWOWライブ(録画)

イタリア vs フランス

 2月5日(日) 23:45~26:15
 WOWOWプライム

第2節/Round2

アイルランド vs フランス
 2月11日(土) 22:50~25:30
 WOWOWライブ 

スコットランド vs ウェールズ

 2月12日(日) 01:30~04:00
 WOWOWプライム

イングランド vs イタリア
 2月12日(日) 23:45~26:15
 WOWOWプライム

第3節/Round3

ウェールズ vs イングランド
 2月26日(日) 01:30~04:00
 WOWOWプライム 

フランス vs スコットランド
 2月26日(日) 11:45~26:15
 WOWOWライブ

イタリア vs アイルランド
 2月27日(月) 07:30~10:00
 WOWOWライブ(録画)

第4節/Round4

イングランド vs フランス
 3月12日(日) 01:30~04:00
 WOWOWプライム 

イタリア vs ウェールズ

 3月12日(日) 09:00~11:30
 WOWOWライブ(録画)

スコットランド vs アイルランド
 3月12日(日) 23:45~26:15
 WOWOWプライム

第5節/Round5

スコットランド vs イタリア
 3月18日(土) 21:15~23:30
 WOWOWライブ 

フランス vs ウェールズ

 3月18日(土) 23:30~26:00
 WOWOWライブ

フランス vs ウェールズ
 3月19日(日) 01:45~04:45
 WOWOWプライム

 

【動画配信】WOWOWオンデマンド 

全ラウンド放送!!  ※日本時間

WOWOWオンデマンド:ライブ配信

第1節/Round1

ウェールズ vs アイルランド
 2月4日(土) 22:15~(試合開始45分前から配信)
 2月4日(土) 23:00~(先行ライブ配信)
 WOWOWオンデマンド

イングランド vs スコットランド

 2月5日(日) 00:45~(試合開始45分前から配信)
 2月5日(日) 01:30~(同時配信)
 WOWOWオンデマンド

イタリア vs フランス

 2月5日(日) 23:00~(試合開始45分前から配信)
 2月5日(日) 23:45~(同時配信)
 WOWOWオンデマンド

第2節/Round2

アイルランド vs フランス
 2月11日(土) 22:15~(試合開始60分前から配信)
 2月11日(土) 22:50~(同時配信)
 WOWOWオンデマンド

スコットランド vs ウェールズ

 2月12日(日) 00:45~(試合開始45分前から配信)
 2月12日(日) 01:30~(同時配信)
 WOWOWオンデマンド

イングランド vs イタリア

 2月12日(日) 23:00~(試合開始45分前から配信)
 2月12日(日) 23:45~(同時配信)
 WOWOWオンデマンド

第3節/Round3

イタリア vs アイルランド
 2月25日(土) 22:15~(試合開始45分前から配信)
 2月27日(月) 23:00~(先行ライブ配信)
 WOWOWオンデマンド

ウェールズ vs イングランド

 2月26日(日) 00:45~(試合開始45分前から配信)
 2月26日(日) 01:30~(同時配信)
 WOWOWオンデマンド

フランス vs スコットランド

 2月26日(日) 23:00~(試合開始45分前から配信)
 2月26日(日) 23:45~(同時配信)
 WOWOWオンデマンド

第4節/Round4

イタリア vs ウェールズ
 3月11日(土) 22:15~(試合開始45分前から配信)
 3月11日(土) 23:00~(先行ライブ配信)
 WOWOWオンデマンド

イングランド vs フランス

 3月12日(日) 00:45~(試合開始45分前から配信)
 3月12日(日) 01:30~(同時配信)
 WOWOWオンデマンド

スコットランド vs アイルランド

 3月12日(日) 23:00~(試合開始45分前から配信)
 3月12日(日) 23:45~(同時配信)
 WOWOWオンデマンド

第5節/Round5

スコットランド vs イタリア
 3月18日(土) 20:30~(試合開始45分前から配信)
 3月18日(土) 21:15~(同時配信)
 WOWOWオンデマンド

フランス vs ウェールズ

 3月18日(土) 22:45~(試合開始45分前から配信)
 3月18日(土) 23:30~(同時配信)
 WOWOWオンデマンド

アイルランド vs イングランド

 3月19日(日) 01:00~(試合開始45分前から配信)
 3月19日(日) 01:45~(同時配信)
 WOWOWオンデマンド

 

試合結果

第1節/Round1
ウェールズ 10 – 34 アイルランド

ウェールズ  トライ 1 G 1 PG 1
アイルランド トライ 4 G 4 PG 2

【日時】
2023年2月4日(土) キックオフ 14:15(現地時間)

【会場】
プリンシパリティ・スタジアム

【都市】
カーディフ(ウェールズ)

【通算対戦成績】

ウェールズ 引き分け アイルランド
–勝 –分 –勝
 
前回大会で5位に終わったウェールズと世界ランキング1位で2018年大会以来の優勝を狙うアイルランドの対戦となったオープニングマッチは、序盤からボールと人が連動するテンポの良いアグレッシブなプレーを見せるアイルランドが、タックルミスとペナルティの多いウェールズに対して、攻守で圧倒し、27-3とリードして前半を終える。後半は、お互いにペナルティが多い展開となる中、1トライずつを奪うに留まり試合終了、アイルランドが34-10で開幕戦を制した。一方のウェールズは、ペナルティも15個と課題の多い試合となった。
 
イングランド 23 – 29 スコットランド

イングランド  トライ 3 G 1 PG 2
スコットランド トライ 4 G 3 PG 1

【日時】
2023年2月4日(土) キックオフ 16:45(現地時間)

【会場】
トゥイッケナム・スタジアム

【都市】
ロンドン(イングランド)

【通算対戦成績】

イングランド 引き分け スコットランド
76勝 19分 45勝
 
2020年大会以来となる3年ぶりの優勝を目指すホームのイングランドと2022年大会に続き、対イングランド戦3連勝を狙うスコットランドというシックス・ネーションズで最も伝統のある対戦は、序盤から手探りの状況が続く中、裏へのキックパスやハーフウェイからの独走などで2トライを奪ったスコットランドに対して、優位に試合を進めたイングランドが2トライ1ペナルティを奪うなど1点差ではあるものの、13-12とリードして前半終了。後半に入り、イングランドが先にトライを奪うなどリードする展開が続く中、粘り強いプレーで1点差を保ったスコットランドが74分のトライで逆転に成功。そのまま29-23で勝利し、イングランド戦3連勝を飾った。負けはしたものの、イングランドも良い内容のプレーを見せた。
 
イタリア 24 – 29 フランス

イタリア トライ 1 G 0 PG 4 PT 1
フランス トライ 4 G 3 PG 1

PT:ペナルティトライ

【日時】
2023年2月5日(日) キックオフ 16:00(現地時間)
 
【会場】
スタディオ・オリンピコ

【都市】
ローマ(イタリア)

【通算対戦成績】

イタリア 引き分け フランス
3勝 0分 43勝
 
2022年にウェールズやオーストラリアに勝利するなど、成長著しいイタリアとここまで13連勝中と充実しているフランスの対戦は、試合開始早々のトライを含む3つのトライを奪うなど、序盤から主導権を掴んだフランスに対して、3つのペナルティゴールと終盤のトライで食い下がったイタリアが14-19と接戦に持ち込んで前半を終える。後半も先に得点を許したイタリアだったが、51分にFLオリヴォンのイエローカードによる認定トライで1点差に詰め寄ると、61分にはペナルティゴールで24-22と逆転に成功。その後、自力に勝るフランスが逆転のトライを奪い、試合を通じてペナルティが18個と多かったものの、90%を超えるタックル成功率を見せたフランスが24-29で辛勝、連覇に向けて勝利で第1節を終えた。対するイタリアもペナルティを7個に抑えるなど、規律とブレークダウンの強さ、粘りのある素晴しいプレーを見せた。

〈第1節終了時点〉
順位 国名 勝点 得失差
1 アイルランド 1 0 0 5 +24
2 スコットランド 1 0 0 5 +6
3 フランス 1 0 0 5 +5
4 イタリア 0 0 1 1 -5
5 イングランド 0 0 1 1 -6
6 ウェールズ 0 0 1 0 -24

 

第2節 / Round2
アイルランド 32 – 19 フランス

アイルランド トライ 4 G 3 PG 2
フランス   トライ 1 G 1 PG 3 DG 1

DG:ドロップゴール

【日時】
2023年2月11日(土) キックオフ 14:15(現地時間)

【会場】
アビバ・スタジアム

【都市】
ダブリン(アイルランド)

【通算対戦成績】

アイルランド 引き分け フランス
35勝 7分 59勝
 
世界ランキング1位で2018年大会以来の優勝を狙うアイルランドと世界ランキング2位で大会連覇を目指すフランスの優勝候補筆頭同士の対戦は、ボールと人が連動するテンポの良いアグレッシブなプレーで3つのトライを奪ったアイルランドとペナルティゴールと流れるようなアタックで自軍の後方エリアから一気にトライまで結び付け、着実に得点を積み重ねるフランス。ともに持ち味を発揮したハイレベルな展開となった前半は、22-16とアイルランドがリードして終える。後半開始早々から一進一退の攻防が続く中、先にペナルティゴールで得点を追加したアイルランドが、序盤で司令塔のジョナサン・セクストンを欠きながらも安定したプレーで71分にもトライを挙げ、フランスの得点をドロップゴールの3点に抑え、32-19で勝利。攻守に充実した戦いを見せたアイルランドは、開幕2連勝を含むテストマッチ7連勝を飾った。一方の敗れたフランスの連勝記録は14でストップした。
 
スコットランド 35 – 7 ウェールズ

スコットランド トライ 5 G 2 PG 2
ウェールズ   トライ 1 G 1 PG 0

【日時】
2023年2月11日(土) キックオフ 16:45(現地時間)

【会場】
BTマレーフィールド

【都市】
エディンバラ(スコットランド)

【通算対戦成績】

スコットランド 引き分け ウェールズ
50勝 3分 75勝
 
アウェイでイングランドに勝利したホームのスコットランドと調子が上がらないものの、開幕2連敗は避けたいウェールズの対戦は、流れが行ったり来たりする展開の中、1トライと2つのペナルティゴールで確実に得点を重ねたスコットランドが、ウェールズの得点を35分の1トライに抑え、前半13-7とリードして終える。後半に入り、攻勢を強めて一気に流れを掴んだスコットランドが、3トライを挙げ、守備ではウェールズに得点を与えず、35-7で完勝。開幕2連勝と好スタートを切った。一方の敗れたウェールズは、開幕戦に続き、タックルミスも多く、ペナルティも17個と課題の多い試合となった。
 
イングランド 31 – 14 イタリア

イングランド トライ 4 G 2 PG 0 PT 1
イタリア   トライ 2 G 2 PG 0

PT:ペナルティトライ

【日時】
2023年2月12日(日) キックオフ 15:00(現地時間)

【会場】
トゥイッケナム・スタジアム

【都市】
ロンドン(イングランド)

【通算対戦成績】

イングランド 引き分け イタリア
28勝 0分 0勝
 
ホームでの2連敗は避けたいイングランドと敗れはしたものの、優勝候補のフランスを相手に成長を示す素晴らしい試合を見せたイタリアのともにホームでの初戦を落としたチーム同士の対戦は、シンビン1回を含む9つのペナルティと全体的な守備に不安定さを見せたイタリアに対して、相手にほとんど攻撃を許さないなど、優位に試合を進めたイングランドが3トライを奪い、19-0とリードして前半を折り返す。後半に入り、イタリアも積極的なフォワードでのアタックとランを活かし、23歳で若手期待のSHアレッサンドロ・フースコのトライなどで2トライを返したものの、試合を通じて、スクラムやモール、ブレークダウンのフィジカル面で優位性を保ったイングランドが31-14でイタリアを破り、今大会の初勝利を挙げた。一方のイタリアはペナルティが14個、モールに対しての守備面で課題が残った。
 
〈第2節終了時点〉
順位 国名 勝点 得失差
1 アイルランド 2 0 0 10 +37
2 スコットランド 2 0 0 10 +34
3 イングランド 1 0 1 6 +11
4 フランス 1 0 1 5 -8
5 イタリア 0 0 2 1 -22
6 ウェールズ 0 0 2 0 -52

 

第3節 / Round3
イタリア 20 – 34 アイルランド

イタリア   トライ 2 G 2 PG 2
アイルランド トライ 5 G 3 PG 1

【日時】
2023年2月25日(土)  キックオフ 15:15(現地時間)

【会場】
スタディオ・オリンピコ

【都市】
ローマ(イタリア)

【通算対戦成績】

イタリア 引き分け アイルランド
–勝 –分 –勝
 
開幕2連敗ながら、成長著しい戦いを見せているホームのイタリアと開幕2連勝を含むテストマッチ7連勝中の世界ランキング1位アイルランドの対戦は、前半終了間際のインターセプトからトライを奪うなど、常にリードを許しながらも粘り強いプレーでついていくイタリアに対して、開始早々から優位に試合を進めたアイルランドが4トライを奪い、24-17とリードして前半を折り返す。後半に入り、持ち味のテンポのあるアグレッシブなプレーを展開したイタリアが4点差まで詰め寄る場面もあったものの、要所で効果的に追加点を奪うなど、試合を通じて優位性を保ったアイルランドが34-20でイタリアを破り、開幕3連勝を飾った。一方のイタリアも勝利には手が届かなかったものの、持ち味でもあるポゼッションを活かした攻撃を随所に披露した。
 
ウェールズ 10 – 20 イングランド

ウェールズ  トライ 1 G 1 PG 1
イングランド トライ 3 G 1 PG 1

【日時】
2023年2月25日(土) キックオフ 16:45(現地時間)

【会場】
プリンシパリティ・スタジアム

【都市】
カーディフ(ウェールズ)

【通算対戦成績】

ウェールズ 引き分け イングランド
60勝 12分 66勝

 

開幕3連敗は避けたいホームのウェールズと連勝を狙うイングランドの対戦は、お互いにキックを主体とするラグビーを展開する中、ポゼッションで優位性を保ったイングランドが8-3とリードして前半を終えると、後半開始早々にセンターライン付近でのインターセプトに成功したWTBのルイス・リース=ザミットにトライを奪われてウェールズに逆転を許したものの、直後の44分にPRのカイル・シンクラーが中央にトライを決めて再びリードを奪う。更に終盤のトライでリードを広げたイングランドが20-10でウェールズを破り、2勝目を飾った。ウェールズもペナルティが9個と1桁に抑え、少し改善が見られた試合となった。
 
フランス 32 – 21 スコットランド

フランス    トライ 4 G 3 PG 2
スコットランド トライ 3 G 3 PG 0

【日時】
2023年2月26日(日)  キックオフ 16:00(現地時間)

【会場】
スタッド・ドゥ・フランス

【都市】
サン=ドニ(フランス)

【通算対戦成績】

フランス 引き分け スコットランド
57勝 3分 39勝
 
ここまで1勝1敗と本調子ではないフランスと開幕3連勝を目指すアウェイのスコットランドの対戦は、お互いに序盤から退場者(スコットランドのLOグラント・ギルクリストとフランスのPRモアメド・アウア)を出す展開の中、試合開始早々のトライでリズムを掴み、自陣からのインターセプトを含む3トライを奪ったフランスが守備でもスコットランドの攻撃を1トライに抑え、前半を22-7とリードして終える。後半開始早々のトライで主導権を握ったスコットランドが持ち味の攻撃力を見せ、25-21と4点差まで詰め寄ったものの、試合巧者ぶりを発揮したフランスが80分のトライでスコットランドを振り切り、32-21で勝利し、優勝争いに踏みとどまった。敗れたスコットランドは、ボールキャリーやランメーターでフランスを上回ったものの、ラインアウトでの2回のミスやタックルミスが結果に響いた。

〈第3節終了時点〉
順位 国名 勝点 得失差
1 アイルランド 3 0 0 15 +51
2 スコットランド 2 0 1 10 +23
3 イングランド 2 0 1 10 +21
4 フランス 2 0 1 10 +3
5 イタリア 0 0 3 1 -36
6 ウェールズ 0 0 3 0 -62

 

第4節 / Round4
イタリア 17 – 29 ウェールズ

イタリア  トライ 2 G 2 PG 1
ウェールズ トライ 3 G 2 PG 1 PT1

【日時】
2023年3月11日(土)  キックオフ 15:15(現地時間)

【会場】
スタディオ・オリンピコ

【都市】
ローマ(イタリア)

【通算対戦成績】

イタリア 引き分け ウェールズ
–勝 –分 –勝
 
ともに開幕3連敗ながら充実した戦いを見せているホームのイタリアと調子の上がらないウェールズの対戦は、大事なところでパスが通らなかったり、ミスからターンオーバーされたりと上手く行かなかったイタリアに対して、効果的にトライを積み重ねたウェールズが22-3とリードして前半を終える。後半開始早々、イタリアがトライを奪ったものの、すぐさまトライを奪い返すなど、最後までリードを維持したウェールズがイタリアを振り切り29-17で勝利した。敗れたイタリアは攻撃面の数値でウェールズを圧倒したものの、点数に結び付けられなかった。
 
イングランド 10 – 53 フランス

イングランド トライ 1 G 1 PG 1
フランス   トライ 7 G 6 PG 2

【日時】
2023年3月11日(土) キックオフ 16:45(現地時間)

【会場】
トゥイッケナム・スタジアム

【都市】
ロンドン(イングランド)

【通算対戦成績】

イングランド 引き分け フランス
60勝 7分 41勝
 
ともに2勝1敗の勝ち点10と逆転優勝に向けて負けられない戦いとなったホームのイングランドと前回覇者フランスの対戦は、開始早々の1分にオフロードパスを繋いだ素晴らしいカウンターからノーホイッスルトライで先制し、25分には50:22で得たラインアウトから2つ目のトライ、更に前半終了間際にもトライを奪うなど、持ち味を存分に活かした攻撃を見せたフランスがペナルティの多いイングランドを圧倒、前半を27-3とリードして終えると、後半の序盤にイングランドもトライを奪って意地を見せたものの、その後も前半同様、主導権を握ったフランスが4トライを奪う猛攻を見せ、53-10でイングランドに圧勝、優勝争いに踏みとどまった。イングランドはすべてにおいて上手く行かなかった。
 
スコットランド 7 – 22 アイルランド

スコットランド トライ 1 G 1 PG 0
アイルランド  トライ 3 G 2 PG 1

【日時】
2023年3月12日(日)  キックオフ 15:00(現地時間)

【会場】
BTマレーフィールド

【都市】
エディンバラ(スコットランド)

【通算対戦成績】

スコットランド 引き分け アイルランド
67勝 5分 67勝
 
第3節を終えて2位につけるスコットランドがトップを走るアイルランドをホームに迎えて行われる対戦は、アイルランドにタックルミスが多いものの、ペナルティも少なく、お互いに1トライずつ奪い合う非常に競り合った展開の中、8-7とアイルランドがリードして前半を終える。後半も緊迫した展開が続く中、56分のトライで先に得点を奪ったアイルランドが、61分にもこの日3つ目のトライを挙げ、スコットランドとの点差を広げると、最後まで隙を見せることなく22-7で勝利、優勝に近づいた。スコットランドは、抑えられたプレーに固執する場面も多かった。
 
〈第4節終了時点〉
順位 国名 勝点 得失差
1 アイルランド 4 0 0 19 +66
2 フランス 3 0 1 15 +46
3 スコットランド 2 0 2 10 +8
4 イングランド 2 0 2 10 -22
5 ウェールズ 1 0 3 5 -50
6 イタリア 0 0 4 1 -48

 

第5節 / Round5(最終節)
スコットランド 26 – 14 イタリア

スコットランド トライ 4 G 3 PG 0
イタリア    トライ 1 G 0 PG 3

【日時】
2023年3月18日(土) キックオフ 12:30(現地時間)

【会場】
BTマレーフィールド

【都市】
エディンバラ(スコットランド)

【通算対戦成績】

スコットランド 引き分け イタリア
25勝 0分 8勝
 
ホームでの最終戦を勝利で終えたいスコットランドと5位の可能性を残すイタリアのともに攻撃的なラグビーを展開する両チームの対戦は、序盤から攻勢を仕掛けたイタリアがペナルティゴールで3点を先制するものの、その後は攻めるスコットランドと守るイタリアという構図が続く中、スコットランドが2トライを奪うなど、12-6とリードして前半を終える。後半に入り、お互いに得点を重ねる中、終盤イタリアが絶好の逆転トライチャンスを得ながらも活かせず、逆に終了間際のトライで突き放したスコットランドが26-14で勝利、2018年以来となる5年ぶり5度目の最高位3位でのフィニッシュとなった。敗れたイタリアは2007年の4位以来となる最下位脱出は成らなかったものの、粘り強い守備とアグレッシブな攻撃で内容の濃い戦いを見せた。
 
フランス 41 – 28 ウェールズ

フランス  トライ 5 G 5 PG 2
ウェールズ トライ 4 G 4 PG 0

【日時】
2023年3月18日(土) キックオフ 15:45(現地時間)

【会場】
スタッド・ドゥ・フランス

【都市】
サン=ドニ(フランス)

【通算対戦成績】

フランス 引き分け ウェールズ
48勝 3分 51勝
 
優勝の可能性を残しているホームのフランスとテストマッチの連敗を5で止めたウェールズの対戦は、開始早々にウェールズがモールから先制トライを挙げたものの、相手のキックから効果的なオフロードパスやランでカウンターを仕掛け、2トライを奪ったフランスが20-7とリードして前半を終える。後半開始早々の10分で2トライを奪い、突き放しにかかったフランスに対して、ウェールズも3トライを返し意地を見せたものの、終始個人のスキルと持ち味を活かしたラグビーを展開したフランスが41-28で勝利し連覇は成らなかったものの、2位で大会を終えた。敗れたウェールズもペナルティが8個と復調の兆しが見える戦いを見せた。
 
アイルランド 29 – 16 イングランド

アイルランド トライ 4 G 3 PG 1
イングランド トライ 1 G 1 PG 3

【日時】
2023年3月19日(日) キックオフ 17:00(現地時間)

【会場】
アビバ・スタジアム

【都市】
ダブリン(アイルランド)

【通算対戦成績】

アイルランド 引き分け イングランド
50勝 8分 80勝
 
ここまで順調なアイルランドと最後に意地を見せたいイングランドの対戦は、2つのペナルティゴールでリードしながら、タックミスとペナルティが多く、前半終了間際にFBフレディー・スチュワードが退場となったイングランドに対して、終盤のトライで逆転したアイルランドが10-6とリードして前半を終える。後半に入り、イングランドがこの日3つ目のペナルティゴールで1点差に詰め寄り、終盤のトライで意地を見せたものの、自力に勝るアイルランドが3つのトライを挙げて29-16で勝利、2018年大会以来となる5大会ぶりの優勝、ホームでは初めてのグランドスラム達成となった。敗れたイングランドはタックルミスとペナルティの多さが目立った。
 
〈第5節(最終節)終了〉
順位 国名 勝点 得失差
1 アイルランド 5 0 0 27 +79
2 フランス 4 0 1 20 +59
3 スコットランド 3 0 2 15 +20
4 イングランド 2 0 3 10 -35
5 ウェールズ 1 0 4 6 -63
6 イタリア 0 0 5 1 -60
 
最終戦を終えて、2023年のシックス・ネーションズは、アイルランドが2018年大会以来となる5大会ぶりの優勝をグランドスラムで飾り、2023年に行われるフランスワールドカップでの活躍も期待されます。フランスは2位で終わったものの、持ち味を活かしたラグビーは健在であり、ワールドカップでも期待されるでしょう。スコットランドも3勝を挙げる活躍を見せる中、イングランドとウェールズは監督が交代するなど課題の多い大会となった。今大会も最下位に終わったイタリアだが、アグレッシブな攻撃と粘り強い守備で内容の濃いラグビーを展開した。
 
ラグビー
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