2021-2022シーズン フォーティネット・チャンピオンシップのテレビ放送予定と試合結果【PGA米国男子ツアー】

フォーティネット・チャンピオンシップ PGAツアー
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2021年9月16日(木)~9月19日(日)にかけてアメリカ・カリフォルニア州ナパにあるシルバラード・リゾート&スパ・ノース(Silverado Resort and Spa North)で開催される2021-2022シーズンの開幕戦「フォーティネット・チャンピオンシップ(Fortinet Championship)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。

日本からは松山英樹が出場

※松山英樹は、2014年大会から2年ぶり5回目の出場となります。

(2021.9.20)
・出場した全選手の最終結果(順位と獲得賞金)をPDFにて掲載しました。
・1位、2位、3位と松山英樹のSTATISTICSを掲載ました。
・M.ホーマが開幕戦を制し、PGAツアー3勝目を飾った。
・大会最終日の結果(トップ10と松山英樹)を掲載しました。
・松山英樹は6位タイ。

(2021.9.19)
・大会最終日の全選手と松山英樹を含む注目の組み合わせを掲載しました。
・大会3日目の結果(トップ10と松山英樹)を掲載しました。
・松山英樹は32位タイ。

(2021.9.18)
・大会3日目の全選手と松山英樹を含む注目の組み合わせを掲載しました。
・大会2日目の結果(トップ10と松山英樹)を掲載しました。
・松山英樹は17位タイ。

(2021.9.17)
・大会2日目の松山英樹を含む注目の組み合わせを掲載しました。
・大会1日目の結果(トップ10と松山英樹)を掲載しました。
・松山英樹は24位タイ。

(2021.9.15)
・大会1日目の松山英樹を含む注目の組み合わせを掲載しました。
・ホール・ロケーションを掲載しました。

(2021.9.14)
・パワーランキングが発表され、
1位J.ラーム、2位K.ナ、3位W.ザラトリス、松山英樹は13位。
・最終エントリーが確定した156名の出場選手をPDFにて掲載しました。
 
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フォーティネット・チャンピオンシップ

2007年に「Fry’s Electronics Open」としてスタートし15回目を迎える今大会は、2021-2022シーズンの開幕戦「フォーティネット・チャンピオンシップ」として新たにスタートします。

優勝者には、2023-2024シーズンまでの2年間のシード権、フェデックスカップポイントが500ポイントと4つのトーナメント(セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ、ザ・プレーヤーズ選手権、マスタ-ズ・トーナメント、全米プロゴルフ選手権)の出場権が付与されます。

次週、ライダーカップを控える世界トップランカーの参戦は少ないものの、2021年のマスタ-ズ・トーナメント覇者の松山英樹、同年の全米プロゴルフ選手権覇者であるフィル・ミケルソン、そして世界ランキング1位で同年の全米オープン覇者であるジョンラームと言った2020-2021シーズンのメジャー覇者3名に加え、2012年の全米オープンを制したウェブ・シンプソン、2021年のマスタ-ズ・トーナメントで2位に入ったウィル・ザラトリスや2021年ツアーチャンピオンシップで3位のケビン・ナなどが出場します。

松山英樹は、「Frys.com Open」時の2014年大会と2015年大会に3位タイに入っています。

【パワー・ランキング】
1位:ジョン・ラーム
2位:ケビン・ナ
3位:ウィル・ザラトリス
4位:ウェブ・シンプソン
5位:ハロルド・バーナーIII
6位:ステファン・イエーガー
7位:マーベリック・マクニーリー
8位:テイラー・ムーア
9位:ミト・ペレイラ
10位:セバスチャン・ムニョス
11位:グレイソン・シグ
12位:キャメロン・トリンガーリ
13位:松山 英樹
14位:ブライアン・スチュアード
15位:アーロン・ライ

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フォーティネット・チャンピオンシップ 開催会場

【アメリカ・カリフォルニア州ナパ】
シルバラード・リゾート&スパ・ノース(Silverado Resort and Spa North)

コース Yardage Par
シルバラード・リゾート&スパ・ノース
(Silverado Resort and Spa North)
7,123 72

 

カリフォルニア州ナパは、夏は雨が少なく、冬は温暖な気候のワインの産地として知られ、1955年にベン・ハーモンによって設計され、1966年のロバート・トレント・ジョーンズ、2011年のジョニー・ミラーのよって改修された「シルバラード・リゾート&スパ・ノース」は、ブドウ畑の中に作られたコースとなっています。

全体的にはストレートなホールが多いが、非常に狭いフェアウェイと奥行きのない難しいグリーン、特徴の1つでもあるバンカー、強風が特徴の丘陵地を活かした高低差のある林間コースとなります。全体的にPar3が難しく、Par5が優しいのも特徴の1つで、ティーショットと終盤上がりの3ホール(16番、17番、18番)でどこまでスコアを伸ばせるかが優勝へのカギを握ることになるでしょう。

【特徴のあるホール】
・2番Par3:最も長いPar3。
・17番Par4:1オン可能なPar4。
・18番Par5:2オン可能なPar5。

【芝の種類】
・フェアウェイ:バミューダグラス/ポアナ/ライグラス
・ラフ:ブルーグラス/ライグラス
・グリーン:ポアナ/ベントグラス
Hole Yardage Par
1 436 4
2 197 3
3 424 4
4 407 4
5 538 5
6 417 4
7 212 3
8 360 4
9 557 5
10 422 4
11 182 3
12 391 4
13 458 4
14 412 4
15 189 3
16 571 5
17 375 4
18 575 5
OUT 3,548 36
IN 3,575 36
Total 7,123 72
※2022年大会 HOLE LOCATIONS

フォーティネット・チャンピオンシップ スケジュール

2021年9月16日(木)~9月19日(日)

9月16日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
9月17日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
9月18日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
9月19日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)

フォーティネット・チャンピオンシップ 賞金

【賞金総額】

 $7,000,000

【優勝賞金 】

 $1,260,000

※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。

 

出場選手一覧

最終エントリーが確定した156名の出場選手は、PDFをご覧ください。


注目選手

※選手情報及び世界ランキングは2021年9月12日時点

ジョン・ラーム(Jon Rahm)
世界ランキング 1位
国籍:スペイン
生年月日:1994年11月10日(26歳)
身長:188.0cm
体重:99.8kg

① PGAツアー:6勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:1勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

恵まれた体格から生み出されるパワーを活かし、コンパクトなスウィングながら平均309.0yの飛距離と安定感抜群のアイアンショット、メンタル面の充実により世界のトップにまで上り詰めたスペインの26歳。

2020-2021シーズンは、平均飛距離19位(309.0y)パーオン率2位(71.93%)と抜群のショット力を活かしたプレーで1ラウンドあたりのバーディ数(4.51)平均スコア1位(69.300)と高いスコアリング・アベレージを誇っています。

2020-2021シーズンは、22試合に出場し、優勝1回、2位2回、3位2回を含むトップ10入り15回、35位タイ以下では、予選落ち1回と途中棄権の2回だけと抜群の結果を残し、最終戦のツアーチャンピオンシップでは2位に終わり年間王者の獲得は成らなかったものの、賞金ランキングと世界ランキングでは1位に輝いています。

2017年大会以来となる5年ぶり2回目の出場となる今大会での成績は、2017年大会の15位タイが最高成績になります。2020-2021シーズン終盤5試合で優勝1回、2位1回、3位2回、9位1回とここまで好調を維持している事と世界ランキング1位であることから優勝候補筆頭と言って良いでしょう。

パワーランキングは1位。

松山 英樹(Hideki Matsuyama)
世界ランキング 17位
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(29歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg

① PGAツアー:6勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・マスターズ:1勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

2010年アジア・パシフィックア・マチュアで日本人として初優勝を含む2連覇を達成し、2011年マスタ-ズ・トーナメントで日本人初のローアマチュアを獲得するなどアマチュア時代から活躍し2013-2014シーズンから世界最高峰の舞台であるPGAツアーに参戦、日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで9年目のシーズンを迎えます。

本格参戦となった2013-2014シーズンの「the Memorial Tournament presented by Nationwide Insurance」で初優勝を飾り、3年間のシード権を獲得。2016-2017シーズンには、世界ゴルフ選手権で優勝したアジア人初のプレーヤーとなり、年間3勝をあげ、世界ランキング2位まで上り詰めました。

その後、通算5勝を飾る活躍を見せる中、2020-2021シーズン4月に行われたメジャー・トーナメント「マスターズ・トーナメント」で初のタイトルを獲得し、日本人初の男子メジャー・チャンピオンになりました。更に、ケリー・ミドルコフ(アメリカ)、ジャック・ニクラス(アメリカ)、ベン・クレンショー(アメリカ)、タイガー・ウッズ(アメリカ)、フィル・ミケルソン(アメリカ)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)に次ぐ、ロー・アマチュア獲得からチャンピオンになった7番目のプレーヤーとなりました。

また、ダスティン・ジョンソンに次いで、デビュー以来、8年連続でツアーチャンピオンシップに進出し、大記録と言える素晴しい成績を残しています。

抜群の精度を誇るアイアンショットは健在でPGAツアー屈指の実力を誇るショットメーカー。更に、アプローチのクオリティも高く、多彩なショットでスコアメイクに繋げます。

2020-2021シーズンは、平均飛距離62位(299.9y)フェアウェイキープ率80位(62.25%)パーオン率69位(67.03%)とショットは良し悪しが頻繁に見られ、SG:パッティング(-0.433)とパッティングが決まらない印象でした。

2020-2021シーズンは、27試合に出場し、優勝1回、2位2回を含むトップ10入り3回、予選落ち4回と途中棄権の1回という少々物足りなさが残る結果でしたが、8年連続の最終戦のツアーチャンピオンシップ出場、賞金ランキングは18位と世界ランキングでは17位でシーズンを終えています。

2020年大会以来となる2年ぶり5回目の出場となる今大会での成績は、2014年大会と2015年大会で3位タイに入っています。2020-2021シーズン終盤6連戦を終え、1週間の休息後の開幕戦での活躍が期待されます。

パワーランキングは13位。

Will Zalatoris(ウィル・ザラトリス)
世界ランキング 31位
国籍:アメリカ
生年月日:1996年8月16日(25歳)
身長:188.0cm
体重:74.8kg

① PGAツアー:0勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

アマチュア時代の2014年に全米ジュニア・アマチュア・チャンピオンに輝き、PGAツアーの下部組織に当たるKORN FERRY TOURの2019-2020シーズン「 TPC Colorado Championship at Heron Lakes」で初優勝を飾っています。

2020-2021シーズンは、PGAツアー非会員でありながら11月にスペシャル・テンポラリー・メンバーとしてPGAツアーに参戦、4月の「マスタ-ズ・トーナメント」での2位を含むトップ10入り8回と素晴らしい活躍によって1,296のFedExCupポイントを集め、2021-2022シーズンのフルタイム・メンバーシップを獲得すると共にPGAツアー2020-2021シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

スペシャル・テンポラリー・メンバーでの受賞は、2001年のチャールズ・ハウエルIII以来、19年ぶりとなります。

2021-2022シーズン最も活躍が期待されるプレーヤーの1人となるでしょう。

すらりとした長身から放たれる飛距離とキレのあるアイアンショットには定評があり、スコアを組み立てるショットメーカー。しかし、パッティングを含むショートゲームに課題が残されています。

2020-2021シーズンは、平均飛距離23位(307.4y)パーオン率17位(69.54%)とキレのあるアイアンショットは良かったが、SG:パッティング(-0.066)とショットに比べ、パッティングが決まっていませんでした。

2020-2021シーズンは、25試合に出場し、2位1回を含むトップ10入り8回という中で、2020年大会の全米オープン6位タイ、2021年マスタ-ズ2位、2021全米プロゴルフ選手権8位タイ、世界選手権「FedEx St. Jude Invitational」では8位タイに入るなど、ビッグ・トーナメントでの活躍も光りました。

初出場となる開幕戦で2020-2021シーズン同様の活躍ができるのか注目される1人です。

パワーランキングは3位。


最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!

フォーティネット・チャンピオンシップのテレビ放送

【BS放送】NHK BS1で3日目・最終日のラウンドをライブ放送!!
【CS放送】ゴルフネットワークが1日目と最終日を生中継放送!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!

:生中継

【BS放送】NHK BS1

9月19日(日) 第3日

  • 08:00~09:50 (101ch)
  • 09:50~10:00 (SUB102ch)
    ※延長あり

9月20日(月) 第4日(最終日)

  • 08:00~09:50 (101ch)
  • 09:50~10:00 (SUB102ch)
    ※延長あり

 

【CS放送】ゴルフネットワーク 

1日目と最終日を生中継!!  ※日本時間

9月17日() 第1日

  • 07:00~10:00

9月18日() 第2日

  • 10:30~13:30

9月19日(日) 第3日

  • 10:45~13:45

9月20日(月) 第4日 (最終日)

  • 07:00~10:15
    ※延長あり

 

【動画配信】GOLFTV 

全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間

9月16日(木) 第1日

  • 23:00~翌10:00

9月17日() 第2日

  • 23:00~翌10:00

9月19日(日) 第3日

  • 07:00~10:00

9月20日(月) 第4日 (最終日)

  • 07:00~10:00

【GDOサイトで無料ライブ配信】

9月17日() 第1日

  • 07:00~09:00

9月18日() 第2日

  • 07:00~09:00

 

フォーティネット・チャンピオンシップ 試合結果

コース Yardage Par
シルバラード・リゾート&スパ・ノース
(Silverado Resort and Spa North)
7,123 72

 

大会1日目(予選ラウンド)

大会1日目
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 07:33(23:33)
 M.トンプソン/W.シンプソン/E.グリジョ
 12:43(04:43)
 J.ハーマン/S.ムニョス/C.T.パン
 12:54(04:54)
 松山英樹/H.スワフォード/M.クーチャー
 13:05(05:05)
 M.リーシュマン/B.スネデカー/W.ザラトリス
10番ホールスタート
 07:33(23:33)
 K.ナ/N.ラシュリー/C.リービー
 07:44(23:44)
 J.ラーム/M.ホーマ/キム・シウ
 07:55(23:55)
 C.チャンプ/P.ミケルソン/K.ツウェイ

※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間9月16日(木)の07:00だと日本時間9月16日(木)の23:00あたり、現地時間9月16日(木)の14:22だと日本時間9月17日(金)の06:22になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 チェズ・リービー -7 65
T2 キャメロン・トリンガーリ -6 66
  アダム・ハドウィン -6 66
T4 ネイト・ラシュリー -5 67
  マックス・ホーマ -5 67
  スコット・ストーリングス -5 67
  トロイ・メリット -5 67
  ジェイソン・ダフナー -5 67
  ミト・ペレイラ -5 67
T10 パトリック・ロジャース -4 68
  キム・シウ -4 68
  ピーター・ユーライン -4 68
  ウィンダム・クラーク -4 68
  ダウィ・ファン・デル・バルト -4 68
  ジョン・オーゲンステイン -4 68
  ハロルド・バーナーIII -4 68
  マーベリック・マクニーリー -4 68
  ブラント・スネデカー -4 68
  ウィル・ザラトリス -4 68
  オースティン・クック -4 68
  アダム・シェンク -4 68
  ブロンソン・バーグーン -4 68
  グレイソン・シグ -4 68
T24 松山 英樹 -3 69

【詳細】
松山 英樹
4バーディ、1ボギー(69)

11時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温17.2℃、湿度74%、風速2.7m/s(南南東)というコース・コンディションの中、156名による予選ラウンド1日目が行われた。

予選ラウンド1日目を終えてトップに立ったのは、2019年の「Travelers Championship
」以来となるPGAツアー3勝目を狙う39歳のチェズ・リービー。

出だしからショットに安定感のないチェズ・リービーは、14番でティーショットを右サイドのバンカーに打ち込みボギーと幸先の良くないスタートとなったものの、16番Par5と17番で連続バーディを奪い、前半を1アンダーで折り返す。後半も前半同様にショットの出来は良くないものの、1番,3番,5番でバーディ、終盤上がりの7番、8番、9番で3連続バーディを奪うなど、パッティングに安定感を見せ、初日は8バーディ、1ボギー(65)でラウンド、7アンダーと好スタートを切った。

1打差の2位タイには、フェアウェイキープ率42.86% (6/14)、パーオン率66.67% (12/18)ながら安定したパッティングで要所を抑えたプレーを見せ、ボギーフリーとなる6バーディ(66)でラウンドしたPGAツアー初優勝を目指すキャメロン・トリンガーリとフェアウェイキープ率42.86% (6/14)、パーオン率61.11% (11/18)とショットの安定感を欠いたものの、パッティングに冴えを見せ、7バーディ、1ボギー(66)でラウンドしたアダム・ハドウィンが6アンダーで並んだ。

5アンダー・4位タイには、昨シーズン2勝目を挙げ、フェデックスカップポイントランキングでも35位に入る活躍を見せたマックス・ホーマら6名がつけ、4アンダー・10位タイには、今季最も活躍が期待される1人であるウィル・ザラトリス、キム・シウら14名が並ぶ大混戦となった。

2021年ツアーチャンピオンシップで3位のケビン・ナは、2021年のマスタ-ズ・トーナメントを制した松山英樹やマーク・リーシュマンらとともに3アンダー・24位タイ、
2012年の全米オープンを制したウェブ・シンプソンと2021年の全米プロゴルフ選手権覇者であるフィル・ミケルソンが2アンダー・41位タイ、そして世界ランキング1位で2021年の全米オープン覇者であるジョンラームは、2バーディ、2ボギー(72)のイーブンパー・104位タイで初日を終えた。

平均飛距離が313.9y、フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率94.44% (17/18)でSG: TEE TO GREENが3.084と昨シーズンのツアーチャンピオンシップの時に比べて安定したショット力を見せた松山英樹は、出だしの1番から2.1mのバーディチャンスにつけるものの、決めきれず、その後も3番、4番、5番とチャンスを活かせずパープレー。6番Par4の3打目のアプローチをミスしピンチを迎えるものの、5.6mのパーパットを決めてピンチを凌ぐと、7番、8番で連続バーディを奪い、前半を2アンダーで折り返す。後半も10番で2.2mのバーディチャンスを活かせず、迎えた13番で3パットのボギー。しかし、上がりのPar5(16番、18番)でしっかりバーディを奪い、全体的にパッティングが決まらなかったものの、4バーディ、1ボギー(69)でホールアウト。3アンダー・24位タイで初日を終えた。

大会2日目(予選ラウンド)

大会2日目
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 07:00(23:00)
 T.メリット/J.ダフナー/B.スチュアード
 12:43(04:43)
 K.ナ/N.ラシュリー/C.リービー
 12:54(04:54)
 J.ラーム/M.ホーマ/キム・シウ
 13:05(05:05)
 C.チャンプ/P.ミケルソン/K.ツウェイ
 13:16(05:16)
 C.トリンガーリ/H.レビオダ/D.ギム
10番ホールスタート
 07:44(23:44)
 松山英樹/H.スワフォード/M.クーチャー
 07:55(23:55)
 M.リーシュマン/B.スネデカー/W.ザラトリス
 12:43(04:43)
 M.トンプソン/W.シンプソン/E.グリジョ
 13:38(05:38)
 A.ハドウィン/S.スト―リングス/L.リスト

※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間9月17日(金)の07:00だと日本時間9月17日(金)の23:00あたり、現地時間9月17日(金)の14:22だと日本時間9月18日(土)の06:22になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 マーベリック・マクニーリー -12 64
T2 ボー・ホスラー -10 64
  ミト・ペレイラ -10 67
T4 トロイ・メリット -9 68
  ウィル・ザラトリス -9 67
  ブロンソン・バーグーン -9 67
T7 ハロルド・バーナーIII -8 68
  マット・クーチャー -8 66
  ラッセル・ノックス -8 67
T10 トム・ホージ -7 66
  ジム・クノウス -7 67
  デビッド・リプスキー -7 64
  ピーター・マルナティ -7 66
  ネイト・ラシュリー -7 70
  スコット・ストーリングス -7 70
  ジョン・オーゲンステイン -7 69
T17 松山 英樹 -6 69

【詳細】
松山 英樹
4バーディ、1ボギー(69)

予選CUTライン:-3
J.ラーム、C.チャンプ、K.ナは予選落ちとなりました。


10時00分時点での天候は晴れ、気温16.1℃、湿度77%、風速1.8m/s(南東)というコース・コンディションの中、156名による予選ラウンド2日目が行われた。

予選ラウンド2日目を終えてトップに立ったのは、昨シーズン自身最高の2位に入り、今季PGAツアー初優勝を目指す25歳のマーベリック・マクニーリー。

出だしの10番で3.8m、続く11番で4.2mのパットを決めて連続バーディと好スタートを切ったマーベリック・マクニーリーは、13番で6.6m、15番Par3ではグリーン手前のフェアウェイからパターを使い8.0mを決めてバーディ、チャンスホールのPar5(16番、18番)ではティーショットを曲げてバーディを奪えなかったものの、17番でピンそば1.3mにつけてバーディを奪い、前半スコアを5つ伸ばして折り返す。ティーショットとバンカーショットの乱れによって、1番から3連続ボギーと流れの良くないスタートとなった後半だったが、7番Par3でショートサイドの難しいバンカーショットを直接決めるなど3連続ボギー直後の4番から4連続バーディを奪うと、8番のチャンスは活かせなかったものの、9番Par5でピンまで22.5mの3打目のアプローチを直接決めてイーグル。フェアウェイキープ率42.86% (6/14)、バンカーからのセーブ率が25.00% (1/4)、SCRAMBLINGも40.00%と全体的にティーショットとショートゲームが良くなかったものの、パッティングとチップインでスコアを伸ばし、2日目は1イーグル、9バーディ、3ボギー(64)をマーク、通算12アンダーでトップに浮上した。

2打差の2位タイには、フェアウェイキープ率42.86% (6/14)とティーショットは良くなかったものの、パーオン率88.89% (16/18)、SG: PUTTINGが4.652とアイアンショットとパッティングを含めたショートゲームに冴えを見せ、ボギーフリーとなる8バーディを奪い、2日目のベストスコアタイの(64)をマークしたボー・ホスラーと1イーグル、5バーディ、2ボギー(67)でラウンドしたミト・ペレイラというPGAツアー初優勝を目指す2名が通算10アンダーで並んだ。

トップと3打差の4位タイには、今季最も活躍が期待される1人であるウィル・ザラトリスら3名が通算9アンダーで並び、4打差の7位タイには、3連続バーディを2回を含む7バーディ、1ボギー(66)でラウンドしたPGAツアー9勝を誇るマット・クーチャーら3名が通算8アンダーで並んだ。

51歳のフィル・ミケルソンは、スコアを3つ伸ばし、通算5アンダー・24位タイで決勝ラウンド進出を決めた。一方、優勝候補筆頭で世界ランキング1位のジョン・ラームは、3バーディ、2ボギーと2日目もスコアを伸ばせず、通算1アンダー・88位タイ、3アンダーからスタートしながら2日目は5ボギー(77)と崩れ、通算2オーバー・120位タイに終わったケビン・ナがともに予選落ちとなった。

出だしの10番からティーショットを右に曲げるなどフェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率66.67% (12/18)と初日に比べ、多少ショットのばらつきが見えた松山英樹は、ボギーのピンチもありながらもショートゲームで凌ぎパープレーを続ける中、15番Par3でティーショットをショートサイドの難しいバンカーに入れ、寄せきれずボギーが先行する。しかし、続く16番Par5で確実にバーディを奪い、バウンスバックに成功。18番Par5でもバーディを奪い、前半スコアを1つ伸ばし4アンダーで折り返す。後半も3番で4.8mのスライスラインを決めてバーディ、5番Par5でもカップに入りそうな見事なアプローチから楽々バーディを奪い、6アンダーまでスコアを伸ばす。6番でティーショットを大きく左に曲げ、20.9mの上って下る難しいフックラインを79cmに寄せる見事なパッティングでパーセーブ、9番Par5では、バーディを奪えずにホールアウトしたものの、2日目も4バーディ、1ボギー(69)でラウンドし通算6アンダー・17位タイに浮上し、決勝ラウンド進出を決めた。

大会3日目(決勝ラウンド)

大会3日目
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 11:15(03:15)
 M.ホーマ/P.ミケルソン
 12:35(04:35)
 松山英樹/S.ピアシー
 13:30(05:30)
 H.バーナーIII/M.クーチャー
 13:40(05:40)
 W.ザラトリス/B.バーグーン
 13:50(05:50)
 M.ペレイラ/T.メリット
 14:00(06:00)
 M.マクニーリー/B.ホスラー

※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間9月18日(土)の08:05だと日本時間9月19日(日)の00:05あたり、現地時間9月18日(土)の14:00だと日本時間9月19日(日)の06:00になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 ジム・クノウス -14 65
  マーベリック・マクニーリー -14 70
T3 マックス・ホーマ -12 65
  スコット・ストーリングス -12 67
  ミト・ペレイラ -12 70
  トロイ・メリット -12 69
  ボー・ホスラー -12 70
8 テイラー・グーチ -11 66
T9 ウェブ・シンプソン -10 65
  フィル・ミケルソン -10 67
  パン・チェンツェン -10 67
  パットン・キザイア -10 67
  ダウィ・ファン・デル・バルト -10 68
  キム・シウ -10 68
  スコット・ピアシー -10 68
  トム・ホージ -10 69
  ハロルド・バーナーIII -10 70
  ウィル・ザラトリス -10 71
T32 松山 英樹 -7 71

【詳細】
松山 英樹
5バーディ、4ボギー(71)

13時00分時点での天候はくもり、気温20.0℃、湿度73%、風速5.8m/s(南東)というコース・コンディションの中、70名による決勝ラウンド3日目が行われた。

決勝ラウンド3日目を終えてトップで並んだのは、公傷制度を使っての出場となるジム・クノウスと単独トップでスタートしたマーベリック・マクニーリーのともにPGAツアー初優勝を目指す2人。

出だしの2番でバーディを奪い、幸先の良いスタートを切ったジム・クノウスは、フェアウェイキープ率35.71% (5/14)ながら、パッティングが冴え、5番から5連続バーディを奪い、前半スコアを6つ伸ばして折り返す。後半の12番で3パットのボギーを叩いたものの、ショットからパッティングにかけて一定のリズムでプレー、上りのPar5(16番、18番)でも確実にバーディを奪い、8バーディ、1ボギー(67)でラウンド、通算14アンダートップタイで3日目を終えた。

単独トップでスタートしたマーベリック・マクニーリーは、出だしの2番で幸先良くバーディを奪ったものの、3番ではティーショットを曲げ、4番もアプローチを寄せきれず連続ボギー、7番、9番Par5でもボギーを叩き、前半スコアを2つ落とす苦しい展開で折り返す。後半に入り、ショットに安定感が戻ると13番で6.8mを決めてバーディ、そして16番では5.3m、17番では2.7m、最終18番では2.3mのパットを決めて上がりの3ホールを3連続バーディでフィニッシュ。前半はスコアメイクに苦しんだものの、後半持ち直し、6バーディ、4ボギー(70)とスコアを2つ伸ばし、通算14アンダージム・ノウスと並び、トップタイで3日目を終えた。

2打差の3位タイには、9バーディ、1ボギー(65)とスコアを伸ばしたPGAツアー1勝のマックス・ホーマと2014年の「Farmers Insurance Open」以来となるPGAツアー4勝目を狙うスコット・ストーリングス、チリの26歳でツアールーキーのミト・ペレイラが通算12アンダーで並んだ。

3打差の11アンダー・8位には、ボギーフリーとなる6バーディ(66)でラウンドしたテイラー・グーチ、4打差の10アンダー・9位タイには、8バーディ、1ボギー(65)をマークしたウェブ・シンプソンと好調なパッティングで13番からの5連続バーディを含む7バーディ、2ボギー(67)でラウンドした51歳のフィル・ミケルソン、今季最も活躍が期待される1人であるウィル・ザラトリスら10名が並ぶ大混戦となった。

出だしからショットが乱れる中で1番はパーで切り抜けたものの、2番でティーショットをバンカー、2打目も寄らず、ボギー・スタートとなった松山英樹は、3番から5番を良くないながらパープレーで通過すると、6番Par4のラフからの2打目をピンそば71cmにつけるスーパーショットを見せ、この日最初のバーディを奪うと、続く7番Par3でもティーショットをピンそば1.1mにつけるスーパーショットでバーディ、8番も1.5m、9番Par5でも3打目のアプローチを1.4mにつけ4連続バーディ。前半スコアを3つ伸ばし9アンダーで折り返す。後半に入り、10番でフェアウェイからの2打目をピン奥に外し難しいアプローチを寄せきれずボギー。11番、12番はショットの乱れからピンチを招くものの、パーをセーブ。しかし、続く13番はティーショットを右に曲げて2打目も木に当たるなど3オン2パットのボギー、14番で4.1mのパットを決めてバーディを奪ったものの、15番では14.0mのバーディパットから3パットのボギー、上り2つのPar5(16番、18番)でもスコアを伸ばすことが出来ず、3日目は5バーディ、4ボギー(71)とスコアを1つ伸ばすに留まり、通算7アンダー・32位タイに後退した。

フェアウェイキープ率35.71% (5/14)、パーオン率55.56% (10/18)、SCRAMBLING:62.50%、トータルのストローク・ゲインも-0.614と良くなかった。

大会最終日(決勝ラウンド)

大会最終日
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 10:50(02:50)
 M.ハバード/松山英樹
 12:35(04:35)
 H.バーナーIII/W.ザラトリス
 13:20(05:20)
 W.シンプソン/P.ミケルソン
 13:30(05:30)
 B.ホスラー/T.グーチ
 13:40(05:40)
 M.ペレイラ/T.メリット
 13:50(05:50)
 M.ホーマ/S.スト―リングス
 14:00(06:00)
 J.クノウス/M.マクニーリー

※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間9月19日(日)の08:05だと日本時間9月20日(月)の00:05あたり、現地時間9月19日(日)の14:00だと日本時間9月20日(月)の06:00になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 マックス・ホーマ -19 65
2 マーベリック・マクニーリー -18 68
3 ミト・ペレイラ -16 68
T4 マーク・リーシュマン -15 65
  テイラー・グーチ -15 68
T6 松山 英樹 -13 66
  パトリック・ロジャース -13 67
  ジョン・オーゲンステイン -13 68
  パン・チェンツェン -13 69
  スコット・ストーリングス -13 71

【詳細】
松山 英樹
1イーグル、4バーディ(66)

13時00分時点での天候は晴れ、気温26.1℃、湿度38%、風速3.6m/s(西北西)というコース・コンディションの中、70名による決勝ラウンド最終日が行われた。

残り95.0yの2打目を直接決めた12番のイーグルから流れを掴み、終始攻めのゴルフを見せ、
2021-2022シーズンの開幕戦を制したのは、PGAツアー2勝を誇るマックス・ホーマ。

トップを2打差で追って、最終組の1つ前からスタートしたマックス・ホーマは、出だしの1番から2打目をピンそば2.3mのバーディチャンスにつけながら活かせず、序盤5ホールをパー。迎えた6番で8.3mと距離のあるパットを決めて最初のバーディを奪うと、8番で4.2m、9番Par5でも確実に決めて連続バーディを奪い、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入り、10番の2打目をショート、アプローチも寄せきれずボギーを叩いたものの、ハイライトとなった12番Par4、ラフからの2打目(ピンまで95.0y)を直接決めてイーグル。これで勢いに乗ると、続く13番も6.3mを決めて2ホールで3ストローク伸ばす。更に16番Par5では2オンに成功し楽々バーディ、18アンダーで単独トップに立つと、続く17番でも難しい5.6mのフックラインを読み切り連続バーディ。最終18番Par5をパーとしたものの、1イーグル、6バーディ、1ボギー最終日のベストスコアタイとなる(65)をマークし逆転勝利。PGAツアー3勝目を飾った。

1打差の2位には、トップタイからスタートしたマーベリック・マクニーリー。5番Par5、1.1mのピンハイにつけた7番Par3、絶妙のバンカーショットを見せた9番Par5でバーディを奪い、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。15番まではチャンスらしいチャンスもなく、パープレー。迎えた16番Par5で2オンに成功し後半に入り、初めてのバーディを奪ったものの、続く17番、アイアンでのティーショットを右に曲げ、ラフからの2打目がグリーン奥、ロブショットと言うリスキーなアプローチの選択となった3打目が裏目に出てグリーンをオーバー、難しいアプローチとなった4打目も寄せきれず、2パットで痛恨のダブルボギー。最終18番Par5で2オンに成功し9.7mのイーグルパットを決めたものの、最終日は1イーグル、4バーディ、1ダブルボギー(68)の通算18アンダー。1打及ばず
PGAツアー初優勝には届かなかった。

3打差の3位には、パッティングが決まらなかったものの、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率77.78% (14/18)と安定感のあるショットでボギーフリーとなる4バーディ(68)でラウンドした2021-2022シーズンのツアールーキー、チリの26歳ミト・ペレイラが通算16アンダーで入った。

通算15アンダー・4位タイには、8バーディ、1ボギーと最終日のベストスコアタイとなる(65)をマークしたPGAツアー6勝のオーストラリアのマーク・リーシュマンとテイラー・グーチが並んだ。

3日目同様、ショットの安定性に欠け、3番でティーショットを大きく右に曲げるなど、1番からパーで凌ぐスタートとなった松山英樹は、5番Par5で2オンに成功しイーグルパットは外したものの、楽々バーディを奪う。その後は8番で2.3m、9番Par5ではフリンジからの4.5mとバーディチャンスにつける場面もあったものの、6番でティーショットを左に曲げるなど、チャンスにつけるショットも少なく、前半はスコアを1つ伸ばすに留まりながらもノーボギーで折り返す。後半も何とかパーをセーブする展開の中、12番でティーショットからフェアウェイをキープ、2打目をピンそば94cmにつけバーディを奪う。続く13番もフェアウェイからの2打目をピンそば1.5mのバーディチャンスにつけるものの、決めきれずパー。14番、15番もパーで通過して迎えた16番Par5で確実にバーディを奪うと、17番では2打目をピンそば1.1mにつけてバーディ、最終18番Par5ではフェアウェイからの253.0yの2打目をピン奥のフリンジまで運び、3.6mのパットを決めてイーグル。上がり3ホールで1イーグル、2バーディと圧巻のプレーを見せ、最終日はボギーフリーとなる1イーグル、4バーディ(66)でラウンド、通算13アンダー・6位タイでホールアウト、開幕戦の4日間を終えた。

フェアウェイキープ率35.71% (5/14)とティーショットの安定感はあまり良くなかったものの、アイアンショットのキレとSCRAMBLING:100.00%とパッティングを含むショートゲームは良くなり、SG: TOTALも4.677と良かった。

STATISTICS

DA:DRIVING ACCURACY
  (フェアウェイキープ率)
GIR:GREENS IN REGULATION
  (パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
  (平均飛距離)
LD:LONGEST DRIVE
  (最大飛距離)
PPG:PUTTS PER GIR
  (パーオン時の平均パット数)
 

1位
マックス・ホーマ(Max Homa)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 57.14%
(8/14)
72.22%
(13/18)
310.5y
(334.0y)
1.538
ROUND2 64.29%
(9/14)
61.11%
(11/18)
299.6y
(359.0y)
1.818
ROUND3 42.86%
(6/14)
77.78%
(14/18)
314.1y
(322.0y)
1.500
ROUND4 64.29%
(9/14)
77.78%
(14/18)
319.0y
(361.0y)
1.500
TOTAL 57.14%
(32/56)
72.22%
(52/72)
310.8y
(361.0y)
1.577
RANK T15 T27 T41/T24 2

 

2位
マーベリック・マクニーリー(Maverick McNealy)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 57.14%
(8/14)
83.33%
(15/18)
335.4y
(349.0y)
1.733
ROUND2 42.86%
(6/14)
72.22%
(13/18)
299.1y
(355.0y)
1.308
ROUND3 57.14%
(8/14)
77.78%
(14/18)
304.4y
(340.0y)
1.545
ROUND4 42.86%
(6/14)
61.11%
(11/18)
323.7y
(369.0y)
1.571
TOTAL 50.00%
(28/56)
73.61%
(53/72)
315.6y
(369.0y)
1.547
RANK T49 T18 24/T14 1

 

3位
ミト・ペレイラ(Mito Pereira)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 50.00%
(7/14)
83.33%
(15/18)
312.4y
(336.0y)
1.667
ROUND2 57.14%
(8/14)
83.33%
(15/18)
312.7y
(337.0y)
1.667
ROUND3 64.29%
(9/14)
77.78%
(14/18)
310.5y
(346.0y)
1.786
ROUND4 71.43%
(10/14)
77.78%
(14/18)
337.5y
(373.0y)
1.714
TOTAL 60.71%
(34/56)
80.56%
(58/72)
318.3y
(373.0y)
1.707
RANK T6 T3 20/T9 43

 

6位タイ
松山 英樹(Hideki Matsuyama)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 78.57%
(11/14)
94.44%
(17/18)
313.9y
(331.0y)
1.882
ROUND2 57.14%
(8/14)
66.67%
(12/18)
316.8y
(328.0y)
1.667
ROUND3 35.71%
(5/14)
55.56%
(10/18)
296.9y
(325.0y)
1.583
ROUND4 35.71%
(5/14)
66.67%
(12/18)
333.2y
(366.0y)
1.600
TOTAL 51.79%
(29/56)
70.83%
(51/72)
315.2y
(366.0y)
1.706
RANK T42 T43 T26/T18 42

 

優勝したマックス・ホーマは、ショットの安定感と共にパッティングも全体の2位と素晴しく、惜しくも2位となったマーベリック・マクニーリーもティーショットの出来は良くなかったものの、パッティングでは全体1位と素晴らしかった。3位のミト・ペレイラは、ショットの安定感は抜群でパッティングとのかみ合わせが良くなかった。松山英樹は、初日以外は数値的にそれほど良くなかったものの、結果は6位タイと地力のあるところを見せた。

全選手の結果

出場した全選手のリザルトと獲得賞金はPDFをご覧ください。 
 
※PGA公式サイト参照
※2022年大会(2021-2022シーズン)

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