2020-2021シーズン「ロケット・モーゲージ・クラシック」のテレビ放送予定と試合結果 松山英樹出場【PGA米国男子ツアー】

PGAツアー
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2021年7月1日(木)~7月4日(日)にかけてアメリカ・ミシガン州デトロイトにあるデトロイト・ゴルフクラブ(Detroit Golf Club)で開催される2020-2021シーズン第40戦「ロケット・モーゲージ・クラシック(Rocket Mortgage Classic)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。

日本からは松山英樹、小平智が出場

※松山英樹は、2019年から3年連続3回目の出場となります。
※小平智は、2019年の初出場から2年ぶり2回目の出場となります。

(2021.7.5)
・出場した全選手の最終結果(順位と獲得賞金)をPDFにて掲載しました。
・大会最終日の結果を掲載しました。
・キャメロン・デービスがプレーオフを制し、PGAツアー初優勝を飾った。

(2021.7.4)
・大会最終日の注目の組み合わせを掲載しました。
・大会3日目の結果を掲載しました。

(2021.7.3)
・大会3日目の全選手と注目の組み合わせを掲載しました。
・大会1日目と2日目の結果(トップ10と日本人選手)を掲載しました。
・小平智は予選落ち、松山英樹は棄権(新型コロナウイルス陽性)となりました。

(2021.7.1)
・大会1日目と大会2日目の松山英樹と小平智を含む注目の組み合わせを掲載しました。

(2021.6.29)
・パワーランキングが発表され、1位B.デシャンボー、2位J.コクラック、3位W.ザラトリス、松山英樹が4位、小平智が13位に選出されています。

(2021.6.26)
・6月26日時点で確定した149名の出場選手をPDFにて掲載しました。
 
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ロケット・モーゲージ・クラシック

デトロイト市で開催された最初のPGAツアーとして2019年にスタートし、2021年で3回目を迎える歴史の浅い今大会は、「デトロイト・ゴルフクラブ」が舞台となっています。

PGAツアー初優勝となったネイト・ラシュリーが第1回大会を制し、2020年に行われた第2回大会は、肉体改造に成功し平均飛距離350.6yを記録したブライソン・デシャンボーが制しています。

世界ランキング6位で連覇のかかるブライソン・デシャンボー、同9位パトリック・リード、同13位のウェブ・シンプソン、今季2勝のジェイソン・コクラック、フィル・ミケルソンらトップ30から8名が出場するフィールドとなっています。

【パワー・ランキング】
1位:ブライソン・デシャンボー
2位:ジェイソン・コクラック
3位:ウィル・ザラトリス
4位:松山英樹
5位:ウェブ・シンプソン
6位:パトリック・リード
7位:ケビン・キスナー
8位:ドク・レッドマン
9位:ジェイソン・デイ
10位:ホアキン・ニーマン
11位:バッバ・ワトソン
12位:セップ・ストラカ
13位:小平智
14位:ゲーリー・ウッドランド
15位:アレックス・ノレン

日本からは松山英樹と小平智が出場します。
松山英樹は、2019年13位タイ、2020年21位タイの成績を残しています。小平智は、2019年に出場して予選落ちとなっています。

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ロケット・モーゲージ・クラシック 開催会場

【アメリカ・ミシガン州デトロイト】
デトロイト・ゴルフクラブ(Detroit Golf Club)

コース Yardage Par
デトロイト・ゴルフクラブ
(Detroit Golf Club)
7,370 72

 

アメリカ・ミシガン州デトロイトにある「デトロイト・ゴルフクラブ」は、1899年に設立され、ドナルド・ロスによって設計された2つのシグネチャー・ゴルフコースがある美しいプライベート・ゴルフクラブです。また様々なオプション(プールやテニスコート、イベントなど)も充実しています。

また、デトロイトには、メジャーリーグのデトロイト・タイガース、NFLのデトロイト・ライオンズが本拠地を構えています。

ドナルド・ロスによって設計されたノース・コースとサウス・コースが1916年までに完成しています。その後、R.T.ジョーンズ/A.ヒルズ/B.ヘフナーによって改修が行われ、「ロケット・モーゲージ・クラシック」のトーナメントプレーにも使用されています。

大きな木々によってセパレートされたコースは、全体的にフラットなフェアウェイとアンジュレーションのきつい砲台グリーンから構成され、要所を抑えたフェアウェイバンカーなど、ティーショットの正確性とマネジメントが要求されるクラシックな林間コースとなっています。

【特徴のあるホール】
・11番Par3:コースで最も難しいホール。
・14番Par5:コース唯一の池が絡むホール。
・18番Par4:左ドッグレッグで、フェアウェイが排水路によって分断され、最もアンジュレーションのきついグリーン

【芝の種類】
・フェアウェイ:ベントグラス/ポアナ
・ラフ:ブルーグラス・ミックス 4
・グリーン:ベントグラス/ポアナ
Hole Yardage Par
1 397 4
2 453 4
3 393 4
4 635 5
5 167 3
6 461 4
7 552 5
8 372 4
9 207 3
10 425 4
11 233 3
12 489 4
13 393 4
14 555 5
15 160 3
16 446 4
17 577 5
18 455 4
OUT 3,637 36
IN 3,733 36
Total 7,370 72
※2021年 HOLE LOCATIONS

ロケット・モーゲージ・クラシック スケジュール

2021年7月1日(木)~7月4日(日)

7月1日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
7月2日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
7月3日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
7月4日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)

ロケット・モーゲージ・クラシック 賞金

【賞金総額】

 $7,500,000

【優勝賞金 】

 $1,350,000

※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。

 

出場選手一覧

最終エントリーが確定した出場選手156名はPDFをご覧ください。


注目選手

※選手情報及び世界ランキングは2021年6月27日時点

松山 英樹(Hideki Matsuyama)
世界ランキング 18位
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(29歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg

① PGAツアー:6勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・マスターズ:1勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで8年目のシーズンを迎えます。

抜群の精度を誇るアイアンショットは健在でPGAツアー屈指の実力を誇るショットメーカー。更に、アプローチのクオリティも高く、多彩なショットでスコアメイクに繋げます。

メジャー・トーナメントの1つである「マスターズ・トーナメント」を制したことで、世界のトッププレーヤーとして更なる活躍が期待されます。

2020-2021シーズンは、21試合に出場し、トップ10入り2回(優勝1回を含む)、予選落ち3回という結果が残っています。

2021年に入ってからは全体的にショット・パッティングともに良くなってきており、マスタ-ズ・トーナメントでも、抜群のショートゲームを見せています。

2019年の初開催から3年連続3回目の出場となる今大会での成績は、2019年が13位タイ、2020年が21位タイとまずまずと言ったところでしょうか。

パワーランキングは4位。


最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!

ロケット・モーゲージ・クラシックのテレビ放送

【BS放送】NHK BS1で3日目・最終日のラウンドライブ放送!!
【CS放送】ゴルフネットワークが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!

:生中継

【BS放送】NHK BS1

7月4日(日) 第3日

  • 5:00~7:00 (SUB102ch)
    ※延長あり

7月5日(月) 第4日(最終日)

  • 5:00~7:00 (SUB102ch)
    ※延長あり
【CS放送】ゴルフネットワーク 

予選ラウンド生中継!!  ※日本時間

7月2日() 第1日

  • 4:00~7:00

7月3日() 第2日

  • 4:00~7:00

7月4日(日) 第3日

  • 2:00~7:15
    ※延長あり

7月5日(月) 第4日 (最終日)

  • 2:00~7:15
    ※延長あり
【動画配信】GOLFTV 

全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間

7月1日(木) 第1日

  • 19:45~翌7:00

7月2日() 第2日

  • 19:45~翌7:00

7月3日(土) 第3日

  • 21:15~翌7:00

7月4日(日) 第4日 (最終日)

  • 21:15~翌7:00

【GDOサイトで無料ライブ配信】

7月2日() 第1日

  • 4:00~6:00

7月3日() 第2日

  • 4:00~6:00

 

ロケット・モーゲージ・クラシック 試合結果

コース Yardage Par
デトロイト・ゴルフクラブ
(Detroit Golf Club)
7,370 72

 

大会1日目(予選ラウンド)

大会1日目
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 15:35(04:35)
 P.マルナティ/S.ストラカ/W.ザラトリス
 16:15(05:15)
 J.コクラック/P.リード/W.シンプソン
 16:25(05:25)
 B.デシャンボー/C.チャンプ/K.ヒコック
10番ホールスタート
 07:15(20:15)
 S.ムニョス/K.キスナー/小平智
 07:45(20:45)
 M.ホーマ/M.ウルフ/B.ワトソン
 07:55(20:55)
 F.ミケルソン/松山英樹/R.ファウラー
 16:25(05:25)
 G.ヒーゴ/J.ニーマン/R.ノックス

※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間7月1日(木)の6:45だと日本時間7月1日(木)の19:45あたり、現地時間7月1日(木)の17:15だと日本時間7月2日(金)の06:15になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 デービス・トンプソン -9 63
T2 ブランドン・ハジー -7 65
  トム・ルイス -7 65
  ホアキン・ニーマン -7 65
  ロジャー・スローン -7 65
T6 シーマス・パワー -6 66
  J.J.スポーン -6 66
T8 ケビン・キスナー -5 67
  小平 智 -5 67
  ジェイソン・デイ -5 67
  マシュー・ウルフ -5 67
  キム・シウ -5 67
  ファビアン・ゴメス -5 67
  ハンク・レビオダ -5 67
  マイケル・グリジック -5 67
  トロイ・メリット -5 67
  パット・ペレス -5 67
  ロバート・ストレブ -5 67
  クリス・カーク -5 67
  ジョセフ・ブラムレット -5 67
T56  松山 英樹 -2 70

【詳細】
小平智
7バーディ、2ボギー(67)

松山英樹
4バーディ、1ダブルボギー(70)

午後16時00分時点での天候はくもり、気温23.9℃、湿度65%、風速6.3m/sというコース・コンデションの中、156名による予選ラウンド1日目が行われた。

途中、悪天候による中断によって3時間15分遅れのスタートとなるなど、
日没サスペンデッドとなった初日を終えてトップに立ったのは、6月の「Palmetto Championship at Congaree」でプロデビューを果たしたばかりでPGAツアー3戦目の22歳デービス・トンプソン。

デービス・トンプソンは、出だしの10番で1.9mにつけバーディを奪うと、続く11番でも53cmにつけ連続バーディ、13番でもバーディ、15番では9.7mを決めてバーディ、17番もバーディを奪い、前半スコアを5つ伸ばして折り返す。初日はフェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率94.44% (17/18)、パーオン時における平均パットが1.471とショット・パッテイングともに素晴しく、後半に入っても1番、3番でバーディ、7番、8番で連続バーディを奪うなど、ボギーフリーとなる9バーディ(63)をマーク、通算9アンダーと最高の滑り出しを切った。

2打差の2位タイには、ボギーフリーとなる7バーディ(65)をマークし、PGAツアー初優勝を目指すブランドン・ハジー、トム・ルイス、ロジャー・スローンの3名と同じくボギーフリーとなる7バーディ(65)をマークし、PGAツアー2勝目を狙うホアキン・ニーマンの4名が通算7アンダーで並んだ。

3打差の6位タイには、シーマス・パワーとJ.J.スポーン、4打差の8位タイには、小平智、復活が待たれるジェイソン・デイ、マシュー・ウルフ、ハンク・レビオダら13名が並んだ。

前週も初日トップタイに立つなど好調を維持している小平智は、出だしの10番で2ndショットをピンそば1.8mにつけると、確実に決めてバーディ発進。12番でティーショットを右サイドに曲げ、ピンチとなるがバンカーから見事なリカバリーを見せてパーをセーブすると、続く13番では1.3mにつけバーディ、14番Par5ではバーディこそ取れなかったが、見事なアプローチでタップインパー、15番Par3では、ティーショットをピンそば2.1mにつけバーディ、17番Par5では絶好のポジションからの3rdショットを奥に外し、悔しいボギーを叩くものの、前半はほぼ危なげないプレーでスコアを2つ伸ばして折り返す。後半に入り、1番で2ndショットを66cmにつけ、タップインバーディ、続く2番では4.8mのバーディパットをしっかり決めて連続バーディ、15番では4.9mを決めてバーディ、8番でボギーを叩くものの、最終9番Par3のティーショットを3.5mのバーディチャンスにつけると、しっかり決めてバウンスバックに成功。初日、7バーディ、2ボギー(67)をマーク、通算5アンダー暫定ながら7位タイと好スタートを切った。

Par5でバーディなしの1ボギーとスコアを伸ばせなかったのはもったいないですが、フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パーオン時における平均パット1.462、SG: PUTTING(2.748)とショットとパッテイングがかみ合った素晴しいプレーだった。

10番スタートとなった松山英樹は、2ndショットをミス、アプローチもよせきれない中で3.8mを決めてパー、続く12番、13番とバーディチャンスを活かせない中で迎えた14番Par5。ティーショットを左サイドに曲げたものの、3rdショットを2.5mにつけバーディ、15番Par3では74cmにつけ楽々バーディ、16番では、4.1mのスライスラインを決めてバーディ、17番Par5では2オンに成功。7.5mのイーグルパットはカップにけられたものの、確実にバーディを奪い、4連続バーディ。18番はパーとしたものの、前半スコアを4つ伸ばして折り返す。後半に入り、ティーショットが左右にブレる場面が多くなる中、1番では2.8m、7番では3.4m、その他3番、4番、6番とバーディチャンスにつけながらカップに蹴られるなど3.0m~5.0mのパッテイングが決まらずパープレー。迎えた8番372yの短いPar4、アイアンでのティーショットを左に曲げ、2ndをフリンジまで運んだものの、バーディパットがショート、2.2mのパーパットを外すと1.2mのボギーパットも外し、まさかの3パットのダブルボギー。最終9番も3.8mのバーディパットを決めきれずパー。4バーディ、1ダブルボギー(70)でラウンド、通算2アンダー暫定56位タイで初日を終えた。

パーオン率83.33% (15/18)、SG: APPROACH TO THE GREEN(3.247)ながらパーオン時における平均パットが1.800、SG: PUTTING(-2.707)とショットとパッテイングがかみ合わなかった。

大会2日目(予選ラウンド)

大会2日目
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 07:55(20:55)
 G.ヒーゴ/J.ニーマン/R.ノックス
 12:30(01:30)
 S.ムニョス/K.キスナー/小平智
 13:00(02:00)
 M.ホーマ/M.ウルフ/B.ワトソン
 13:10(02:10)
 F.ミケルソン/松山英樹/R.ファウラー
10番ホールスタート
 07:05(20:05)
 P.マルナティ/S.ストラカ/W.ザラトリス
 07:45(20:45)
 J.コクラック/P.リード/W.シンプソン
 07:55(20:55)
 B.デシャンボー/C.チャンプ/K.ヒコック

※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間7月2日(金)の6:45だと日本時間7月2日(金)の19:45あたり、現地時間7月2日(金)の14:00だと日本時間7月3日(土)の03:00になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 ホアキン・ニーマン -10 69
  トム・ルイス -10 69
T3 トロイ・メリット -9 68
  クリス・カーク -9 68
  マックス・ホーマ -9 65
T6 パット・ペレス -8 69
  ラッセル・ノックス -8 65
  ブランドン・ハジー -8 71
  キャメロン・デービス -8 68
  ショーン・オヘア -8 66
  ケビン・キスナー -8 69
  リッチー・ワレンスキー -8 68
  デービス・トンプソン -8 73
T98 小平 智 -1 76
WD 松山 英樹

【詳細】
小平智
2バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(76)

松山英樹
棄権

予選CUTライン:-3
小平智は、予選落ちとなりました。

松山英樹は、新型コロナウイルスの検査で陽性と判定され、大会2日目のスタート前に棄権しました。

午後13時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温22.8℃、湿度52%、風速6.7m/sというコース・コンデションの中、156名による予選ラウンド2日目が行われた。

予選ラウンド2日目を終えてトップに立ったのは、2020年「A Military Tribute at The Greenbrier」の初優勝以来となるPGAツアー2勝目を狙うホアキン・ニーマンとPGAツアー初優勝を目指すトム・ルイス。

初日、ボギーフリーとなる7アンダーをマークしたホアキン・ニーマンは、初日に比べるとフェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率61.11% (11/18)、パーオン時における平均パットが1.818と低くなったものの、SCRAMBLINGが100%、SG: TOTALが2.368とプラスを維持し、2日目も8番、14番、17番でバーディを奪い、ボギーフリーとなる3バーディ(69)とスコアを3つ伸ばし、通算10アンダーで予選ラウンド2日目を終えた。

同じくトップタイに並んだトム・ルイスも2番、4番でバーディを奪い、幸先の良いスタートを切ると、その後はパーをキープし、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半は13番でのバーディ1つに終わったものの、安定したショットとパッテイングでこの日もボギーフリーとなる3バーディ(69)でスコアをまとめ、ホアキン・ニーマンとともにトップタイで決勝ラウンド進出を決めた。

3位タイには、2日目のベストスコアタイとなる7アンダー(65)をマークしたマックス・ホーマら3名が通算9アンダーで並んだ。

初日単独トップに立ったデービス・トンプソンは、スコアを1つ落としたものの、2日目のベストスコアタイとなる7アンダー(65)をマークしたラッセル・ノックスら8名とともに通算8アンダーで並んだ。

大会連覇の期待がかかったブライソン・デシャンボーは、ショットに精彩を欠き、通算1アンダーとスコアを伸ばせず予選落ちとなった。

初日5アンダー・8位タイと好発進を切った小平智は、出だしの1番で幸先よくバーディ、4番Par5でボギーとするものの、6番でバーディと前半は安定したプレーでスコアを1つ伸ばして折り返す。しかし、後半に入り、11番、12番とパーオンできずアプローチも寄せきれず連続ボギーを叩くと、14番Par5の3rdショットをミスしボギー、予選通過がかかった最終18番でもショットが乱れ、3パットのダブルボギーを叩くなど、2バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(76)とスコアを崩し、通算1アンダー・98位タイで5試合ぶりの予選落ちとなった。

特に後半はショットに安定性もなく、アプローチもよせられない場面も多く、全体を通してもSG: APPROACH TO THE GREENが-3.209、SCRAMBLING:44.44%、パーオン率50.00% (9/18)と苦しいラウンドとなり、シード権がかかる終盤戦で痛い予選落ちとなってしまった。

大会3日目(決勝ラウンド)

大会3日目
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 07:35(20:35)
 F.ミケルソン
 10:35(23:35)
 R.ファウラー/キム・シウ
 12:45(01:45)
 M.ウルフ/イム・ソンジェ
 14:05(03:05)
 J.ニーマン/T.ルイス

※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間7月3日(土)の7:35だと日本時間7月3日(土)の20:35あたり、現地時間7月3日(土)の14:05だと日本時間7月4日(日)の03:05になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
ロケット・モーゲージ
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 トロイ・メリット -14 67
  ホアキン・ニーマン -14 68
T3 ハンク・レビオダ -13 66
  キャメロン・デービス -13 67
5 ブランドン・ハジー -12 68
T6 ジェイソン・コクラック -11 67
  ケビン・キスナー -11 69
  リッチー・ワレンスキー -11 69
  パット・ペレス -11 69
  クリス・カーク -11 70
  トム・ルイス -11 71


午後16時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温26.7℃、湿度48%、風速4.9m/sというコース・コンデションの中、77名による決勝ラウンド3日目が行われた。

決勝ラウンド3日目を終えてトップに並んだのは、2018年「Barbasol Championship」以来となるPGAツアー3
勝目を狙うトロイ・メリットと2020年「A Military Tribute at The Greenbrier」の初優勝以来となるPGAツアー2勝目を狙うホアキン・ニーマン。

トップと1打差の3位タイからスタートしたトロイ・メリットは、出だしの1番でバーディを奪うと、3番でも3.0mを決めてバーディ、5番Par3ではピンそば20cmにつけバーディ、7番Par5でもバーディと前半はほほ完璧なプレーでスコアを4つ伸ばし折り返す。後半に入り、3日目のハイライトとなった11番Par3。218yを5Iで放ったボールは2バウンド目がカップに吸い込まれ、PGAツアーでキャリア初のホールインワンを達成。12番をボギーとし、その後スコアを伸ばせなかったものの、1イーグル、4バーディ、1ボギー(67)とショット・パッテイングに加え、ショートゲームでも冴えを見せ、通算14アンダーで最終日を迎える。

トップタイからスタートしたホアキン・ニーマンは、出だしの1番で幸先の良いバーディを奪うと、3日目はフェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率77.78% (14/18)、SCRAMBLING100.00%と安定感抜群のショットとアプローチで着実にスコアを伸ばし、3日目もボギーフリーとなる4バーディ(68)でラウンド、トロイ・メリットとともに通算14アンダートップタイで3日目を終えた。

1打差の3位タイには、ハンク・レビオダとキャメロン・デービス、2打差の単独5位には、飛距離の出るブランドン・ハジーがつけた。

6位以下も大混戦となり、グリーンの状態も柔らかいだけに最後まで多くのプレーヤーにチャンスが残る最終日となるでしょう。

大会最終日(決勝ラウンド)

大会最終日
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 08:10(21:10)
 W.ザラトリス/F.ミケルソン
 13:35(02:35)
 K.キスナー/R.ワレンスキー
 13:45(02:45)
 B.ハジー/J.コクラック
 13:55(02:55)
 H.レビオダ/C.デービス
 14:05(03:05)
 T.メリット/J.ニーマン

※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間7月4日(日)の7:35だと現地時間7月4日(日)の20:35あたり、現地時間7月4日(日)の14:05だと日本時間7月5日(月)の03:05になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 キャメロン・デービス -18 67
T2 トロイ・メリット -18 68
  ホアキン・ニーマン -18 68
T4 アレックス・ノレン -17 64
  ハンク・レビオダ -17 68
T6 バッバ・ワトソン -16 64
  ブランドン・ハジー -16 68
T8 マーク・アンダーソン -15 66
  イム・ソンジェ -15 67
  シーマス・パワー -15 67
  ケビン・キスナー -15 68


午後16時00分時点での天候は晴れ、気温31.7℃、湿度43%、風速2.5m/sというコース・コンデションの中、77名による決勝ラウンド最終日が行われた。

グリーンが止まるコンデションでアグレッシブなプレーによるスコアの伸ばし合いとなった大混戦を抜け出し、3名によるプレーオフを制したのは、PGAツアー初優勝を飾ったオーストラリアの26歳キャメロン・デービス。

トップと1打差の3位タイからスタートしたキャメロン・デービスは、前半を1バーディ、1ボギーのイーブンパーで折り返すと、ショット・パッテイングともに要所を抑えたプレーで12番から3連続バーディを奪う。16番をボギーとし優勝争いから脱落したと思われた中、17番Par5でガードバンカーから3rdショットを直接決めてイーグルを奪うと、最終18番でもバーディを奪い、最終日1イーグル、5バーディ、2ボギー(67)通算18アンダーでホールアウト。プレーオフに持ち込んだ。

トップタイからスタートしたトロイ・メリットは、出だしの1番でバーディを奪い、好スタートを切るものの、続く2番でボギー、その後は3番から6番まで絶好のチャンスがありながら活かせず、前半をイーブンパーで折り返す。後半に入り、ショット・パッテイングともに安定すると10番でバーディ、13番、14で連続バーディ、16番、17番でも連続バーディを奪い、最終日6バーディ、2ボギー(68)でラウンド、プレーオフに進んだ。

同じくトップタイからスタートしたホアキン・ニーマンは、3日目ほどの安定性はなかったものの、着実にパーをセーブ。3番でのバーディのみながら、前半スコアを伸ばして折り返す。後半に入り、10番でバーディを奪うと、ティーショットが左右にブレながらも13番では、素晴らしいアプローチでピンチを凌ぐ。チャンスホールとなる14番、15番ではスコアを伸ばせなかったものの、16番ではピンそば64cmにつけバーディ、17番では2ndショットを4.3mにつけるスーパーショットを見せ、イーグルこそ取れなかったものの楽々バーディを奪い、最終日もボギーフリーとなる4バーディ(68)で72ホールボギーなしの素晴らしいプレーを見せて、通算18アンダートップタイでホールアウト。プレーオフに進んだ。

3名によるプレーオフ1ホール目、バーディチャンスにつけた2名に対して、絶好の位置からの2ndショットをグリーン奥に外したホアキン・ニーマンは、難しいアプローチを大きくオーバー、このホールをボギーとして脱落。1ホール目、2ホール目とチャンスを活かせないキャメロン・デービスと2ホール目、3ホール目とアプローチでピンチを凌いだトロイ・メリット。4ホール目となったPar5では、お互いに2オンに成功しバーディ。迎えた5ホール目のPar3でグリーン手前に外し、アプローチからの1.8mのパーパットを外したトロイ・メリットに対して、確実にグリーンオンさせたキャメロン・デービスがパーセーブに成功しPGAツアー初優勝。今季7人目の初優勝、オーストラリア選手として4人目のPGAツアー優勝となった。

1打差の4位タイには、キャリアベストタイとなる8アンダー(64)をマークしたアレックス・ノレンとPGAツアー初優勝を狙ったハンク・レビオダが通算17アンダーで並んだ。

2打差の6位タイには、飛距離を特徴とするバッバ・ワトソンとブランドン・ハジーが通算16アンダーで並んだ。

プレーオフで敗れ、リー・トレビノ、2019年「Wyndham Championship」のJ.T.ポストン以来、3人目の72ホールノーボギーでの優勝はならなかったものの、4日間72ホールをノーボギーでラウンドしたホアキン・ニーマンのプレーは素晴しかった。

STATISTICS

DA:DRIVING ACCURACY
  (フェアウェイキープ率)
GIR:GREENS IN REGULATION
  (パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
  (平均飛距離)
LD:LONGEST DRIVE
  (最大飛距離)
PPG:PUTTS PER GIR
  (パーオン時の平均パット数)

1位

キャメロン・デービス(Cam Davis)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 71.43%
(10/14)
88.89%
(16/18)
299.5y
(311.0y)
1.750
ROUND2 85.71%
(12/14)
83.33%
(15/18)
278.5y
(327.0y)
1.667
ROUND3 64.29%
(9/14)
66.67%
(12/18)
321.1y
(331.0y)
1.667
ROUND4 64.29%
(9/14)
66.67%
(12/18)
297.3y
(345.0y)
1.667
TOTAL 71.43%
(40/56)
76.39%
(55/72)
299.1y
(345.0y)
1.691
RANK T59 T41 10/T12 21

 

2位タイ
トロイ・メリット(Troy Merritt)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 85.71%
(12/14)
77.78%
(14/18)
275.8y
(311.0y)
1.500
ROUND2 100.00%
(14/14)
66.67%
(12/18)
260.1y
(305.0y)
1.667
ROUND3 71.43%
(10/14)
77.78%
(14/18)
302.5y
(309.0y)
1.667
ROUND4 85.71%
(12/14)
83.33%
(15/18)
297.1y
(313.0y)
1.571
TOTAL 85.71%
(48/56)
76.39%
(55/72)
283.9y
(313.0y)
1.600
RANK T2 T41 64/T128 3

 

2位タイ
ホアキン・ニーマン(Joaquin Niemann)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 71.43%
(10/14)
88.89%
(16/18)
293.2y
(324.0y)
1.563
ROUND2 64.29%
(9/14)
61.11%
(11/18)
285.9y
(327.0y)
1.818
ROUND3 85.71%
(12/14)
77.78%
(14/18)
284.6y
(324.0y)
1.786
ROUND4 57.14%
(8/14)
77.78%
(14/18)
306.4y
(348.0y)
1.714
TOTAL 69.64%
(39/56)
76.39%
(55/72)
292.5y
(348.0y)
1.709
RANK T74 T41 30/T7 32

 

98位タイ(予選カット)
小平 智(Satoshi Kodaira)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 92.86%
(13/14)
72.22%
(13/18)
273.0y
(291.0y)
1.462
ROUND2 78.57%
(11/14)
50.00%
(9/18)
258.1y
(316.0y)
1.778
ROUND3
ROUND4
TOTAL 85.71%
(24/28)
61.11%
(22/36)
265.6y
(316.0y)
1.591
RANK T2 T131 T132/T112 2

 

WD(棄権)
松山 英樹(Hideki Matsuyama)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 64.29%
(9/14)
83.33%
(15/18)
279.9y
(308.0y)
1.800
ROUND2
ROUND3
ROUND4
TOTAL 64.29%
(9/14)
83.33%
(15/18)
279.9y
(308.0y)
1.800
RANK ―/―

 

優勝したキャメロン・デービス、2位タイに入ったトロイ・メリットとホアキン・ニーマンともに止まるグリーンに対してアグレッシブな攻めを見せて、要所でのパッテイングが決まっていた。小平智は、2日目の出来の悪さが響いた。松山英樹は、途中棄権となりました。

全選手の結果

出場した全選手のリザルトと獲得賞金はPDFをご覧ください。 
 
※PGA公式サイト参照

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