2021年8月26日(木)~8月29日(日)にかけてアメリカ・メリーランド州オーウィングス・ミルズにあるケイブス・バレー・ゴルフクラブ(Caves Valley Golf Club)で開催される2020-2021シーズンのプレーオフ・シリーズ第2戦「BMWチャンピオンシップ(BMW Championship)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは松山英樹が出場
※松山英樹は、2014年から8年連続8回目の出場となります。
プレーオフ・シリーズの仕組み
FedEx Point Ranking 125位までの選手が出場
FedEx Point Ranking 70位までの選手が出場
FedEx Point Ranking 30位までの選手が出場
FedEx Point Ranking | Starting Stroke |
1 | -10 |
2 | -8 |
3 | -7 |
4 | -6 |
5 | -5 |
6-10 | -4 |
11-15 | -3 |
16-20 | -2 |
21-25 | -1 |
26-30 | E |
(1位の選手と26-30位の選手とでは、10打差がついた状態でスタート)
最終スコアのトップが年間王者を手にします。
優勝者=年間王者
賞金総額 6,000万ドル/150位(内30位までの総額4,600万ドル)
年間王者ボーナス賞金 1,500万ドル
《30位までの内訳》
FedEx Ranking |
ボーナス賞金 | FedEx Ranking |
ボーナス賞金 |
1 | $15,000,000 | 16 | $570,000 |
2 | $5,000,000 | 17 | $550,000 |
3 | $4,000,000 | 18 | $535,000 |
4 | $3,000,000 | 19 | $520,000 |
5 | $2,500,000 | 20 | $505,000 |
6 | $1,900,000 | 21 | $490,000 |
7 | $1,300,000 | 22 | $478,000 |
8 | $1,100,000 | 23 | $466,000 |
9 | $950,000 | 24 | $456,000 |
10 | $830,000 | 25 | $445,000 |
11 | $750,000 | 26 | $435,000 |
12 | $705,000 | 27 | $425,000 |
13 | $660,000 | 28 | $415,000 |
14 | $620,000 | 29 | $405,000 |
15 | $595,000 | 30 | $395,000 |
《31-150位までの内訳》
FedEx Ranking |
ボーナス賞金 | FedEx Ranking |
ボーナス賞金 |
31 | $200,000 | 51 | $160,000 |
32 | $195,000 | 52 | $159,000 |
33 | $190,000 | 53 | $158,000 |
34 | $186,000 | 54 | $157,000 |
35 | $183,000 | 55 | $156,000 |
36 | $181,000 | 56 | $155,000 |
37 | $179,000 | 57 | $154,000 |
38 | $177,000 | 58 | $153,000 |
39 | $175,000 | 59 | $152,000 |
40 | $173,000 | 60 | $151,000 |
41 | $171,000 | 61-65 | $150,000 |
42 | $169,000 | 66-70 | $140,000 |
43 | $168,000 | 71-85 | $110,000 |
44 | $167,000 | 86-100 | $105,000 |
45 | $166,000 | 101-125 | $101,000 |
46 | $165,000 | 126-150 | $70,000 |
47 | $164,000 | ||
48 | $163,000 | ||
49 | $162,000 | ||
50 | $161,000 |
※2020-2021シーズン
BMWチャンピオンシップ
1899年にスタートし15回目を迎えた1916年からウエスタン・オープンとして87回開催され、2007年からBMWチャンピオンシップとして15回目の開催、大会として合計116回目を迎える長い歴史と伝統を誇るトーナメントとなります。
第1回大会の覇者は、ウィリー・スミスが輝き、ウエスタン・オープンとして開催された1916年の覇者は、往年の名プレーヤーの1人であるウォルター・ヘーゲン、フェデックスカップポイントが採用された2007年は、メジャー15勝を含むPGAツアー82勝のタイガー・ウッズが制しました。そして、ウォルター・ヘーゲンとタイガー・ウッズが大会最多となる5勝を飾っています。
PGAツアーの年間王者を決めるプレーオフ・シリーズの第2戦となる今大会は、フェデックスカップポイント70位以内のプレーヤーが出場し最終戦となるツアーチャンピオンシップに進出できるフェデックスカップポイント30位以内のプレーヤーを決定します。
優勝者に与えられるポイントもメジャー・トーナメント(600ポイント)を遥かに凌ぐ2,000ポイントであるため、フェデックスカップポイントランキングが下位であっても一気にトップ10入りの可能性を秘めています。
2020-2021シーズン活躍したフェデックスカップポイント70位以内69名のプレーヤーが出場する非常に強力なフィールドとなっています。また、世界ランキング30位以内のうち27名が残っています。
日本からは松山英樹が出場。
8年連続8回目の出場となる松山英樹は、2年連続3位(2019年、2020年)を含むトップ10入り3回となっています。
【パワー・ランキング】
1位:ジョン・ラーム
2位:ジャスティン・トーマス
3位:パトリック・キャントレー
4位:ザンダー・シャウフェレ
5位:コリン・モリカワ
6位:トニ-・フィナウ
7位:コーリー・コナーズ
8位:キャメロン・スミス
9位:イム・ソンジェ
10位:ハリス・イングリッシュ
11位:ブライソン・デシャンボー
12位:ダスティン・ジョンソン
13位:サム・バーンズ
14位:ブルックス・ケプカ
15位:ダニエル・バーガー
16位:シェーン・ローリー
17位:ヴィクトル・ホブランド
18位:スコッティ・シェフラー
19位:ウェブ・シンプソン
20位:キーガン・ブラッドリー
BMWチャンピオンシップ 開催会場
【アメリカ・メリーランド州オーウィングス・ミルズ】
ケイブス・バレー・ゴルフクラブ(Caves Valley Golf Club)
コース | Yardage | Par |
ケイブス・バレー・ゴルフクラブ (Caves Valley Golf Club) |
7,542 | 72 |
アメリカ・メリーランド州オーウィングス・ミルズにある「ケイブス・バレー・ゴルフクラブ」は、ボルチモアのインナー・ハーバーとボルチモア・ワシントン国際空港サーグッドマーシャル空港から車で35分以内に位置する自然の美しさに囲まれたプライベートな会員所有のクラブとなっています。
1991年にトム・ファジオによって設計され、同年オープンし2020年に息子であるローガン・ファジオによって改修されたコースは、BMWチャンピオンシップの他に、2017年コンステレーション・シニア・プレイヤーズ・チャンピオンシップや2014年LPGAインターナショナル・クラウン、2002年全米シニアオープンを開催しています。また、2007年のパーマー・カップなど7回ものアマチュアのトーナメントを開催しています。
【特徴のあるホール】
・4番Par3:コース最大を誇るグリーン。
・14番Par4:1オン可能なPar4。
・15番Par3:距離のあり、コースで最も狭いグリーン。
【芝の種類】
・フェアウェイ:ペンクロス・ベントグラス
・ラフ:トール・フェスキュー/ライグラス/ブルーグラス
・グリーン:ピュア・ディスティンクション・ベントグラス
Hole | Yardage | Par |
1 | 365 | 4 |
2 | 589 | 5 |
3 | 224 | 3 |
4 | 590 | 5 |
5 | 356 | 4 |
6 | 223 | 3 |
7 | 430 | 4 |
8 | 474 | 4 |
9 | 466 | 4 |
10 | 464 | 4 |
11 | 356 | 4 |
12 | 568 | 5 |
13 | 221 | 3 |
14 | 468 | 4 |
15 | 495 | 4 |
16 | 596 | 5 |
17 | 192 | 3 |
18 | 465 | 4 |
OUT | 3,717 | 36 |
IN | 3,825 | 36 |
Total | 7,542 | 72 |
BMWチャンピオンシップ スケジュール
2021年8月26日(木)~8月29日(日)
【予選カットなし】
8月26日(木) 大会1日目
8月27日(金) 大会2日目
8月28日(土) 大会3日目
8月29日(日) 大会最終日
BMWチャンピオンシップ 賞金
【賞金総額】
$9,500,000
【優勝賞金 】
$1,710,000
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した69名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2021年8月22日時点
ジョン・ラーム(Jon Rahm)
国籍:スペイン
生年月日:1994年11月10日(26歳)
身長:188.0cm
体重:99.8kg
① PGAツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
恵まれた体格とパワーでコンパクトなスウィングながら平均300ヤードの飛距離を飛ばし、安定した成績で常に上位に顔を出しています。
メンタル面の充実により、世界ランキング1位も経験しています。
レギュラー・シーズン終了時点でパーオン率3位(71.62%)と抜群のショット力を活かしたプレーで平均スコア1位(69.429)と高いスコアリング・アベレージを誇っています。
2020-2021シーズンも20試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り13回、35位タイ以下では、予選落ち1回と途中棄権の2回だけと抜群の安定感を残しています。直近の3試合でも全米オープンで悲願のメジャー・トーナメント制覇、全英オープンでは3位タイ、プレーオフ・シリーズ第1戦では3位ながら最終日中盤までトップをキープするなど安定感抜群のプレーを見せています。
2017年から5年連続5回目の出場となる今大会での成績は、2017年と2019年は5位タイ、2020年はプレーオフを制し優勝と相性抜群です。連覇のかかる今大会も好調を維持している事と世界ランキング1位であることから優勝候補筆頭と言って良いでしょう。
コリン・モリカワ(Collin Morikawa)
国籍:アメリカ
生年月日:1997年2月6日(24歳)
身長:175.3cm
体重:72.6kg
① PGAツアー:5勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:1勝
・全米プロゴルフ選手権:1勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
日系4世で2018-2019シーズン6月にプロ転向し、PGAツアーに参戦すると、タイガ-・ウッズが1997年8月に記録した25戦連続予選通過の最長記録に次ぐ22戦連続予選通過するなど目覚ましい活躍をみせ、メジャー・トーナメント「全米プロゴルフ選手権」を含む3勝をあげています。
平均的な飛距離と身長175.3cmと決して大きくはない体格でありながらプレーに自信と品を感じ、技術的にクオリティが高く、メンタルもポジティブで平常心で戦える力を持ち合わせていて、マネジメントに関してもクレバーさを感じさせ、将来が期待される逸材です。
プロ転向後、わずが29試合目、しかもメジャートーナメント2戦目でメジャー・タイトル「全米プロゴルフ選手権」を獲得しました。一方、唯一のウィークポイントはパッティングになります。
2020-2021シーズンは、21試合に出場し、優勝2回を含むトップ10入り8回と2021年に入り成績が安定してしてきています。また、タイガー・ウッズ以来となる25歳を前にしてのメジャー・トーナメントと世界ゴルフ選手権の覇者となったことでモチベーションも高いです。東京オリンピック以降の2試合は、
疲れが残っているのか26位タイ、プレーオフ・シリーズ第1戦でも2年連続予選落ちと精彩を欠き、フェデックスカップポイントランキングでも6位に後退しています。
2019年から2年連続2回目の出場となる今大会は、2019年が48位タイ、2020年が20位タイとあまり良い成績を残せていません。初の年間王者を手にするには今大会でのパフォーマンスは重要になってくるでしょう。
ジョーダン・スピース (Jordan Spieth)
国籍:アメリカ
生年月日:1993年7月27日(28歳)
身長:185.4cm
体重:79.4kg
① PGAツアー:12勝
② メジャー・トーナメント:3勝
・マスターズ:1勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:1勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:1回(2015)
2009年と2011年に「全米ジュニア・アマチュア」を制し、タイガー・ウッズ以来2人目となる複数回優勝を成し遂げ、世界アマチュアランキング1位にも輝きました。
プロ転向後の2013年には、10代で「ジョン・ディア・クラシック」を制するなど初優勝1回を含むトップ10入り9回という歴史に残るルーキー・パフォーマンスを披露し、新人王に輝きました。
2015年には、タイガー・ウッズの大会記録に並ぶ通算18アンダーで「マスタ-ズ・トーナメント」を初制覇すると、「全米オープン」も初制覇、メジャー・トーナメント2勝を含む、歴史的なシーズン5勝を挙げ、世界ランキング1位、2015年の年間王者、年間最優秀選手の栄光を手にしました。
2016年の「マスタ-ズ・トーナメント」では、まさかの展開で連覇を逃したが、2017年には「全英オープン」のタイトルを獲得し、メジャー通算3勝を挙げる活躍を見せていましたが、2018年のトレーニング中に右手を怪我し、グリップの形を変えたことによる影響で思ったようなスウィングが出来なくなり、スランプに陥りました。しかし、2021年に入り、結果が付いてくるようになると、確固たる自信を取り戻し、元のグリップに戻したスウィングに自信が持てるようになりました。
プレースタイルの特徴でもあるセンスを感じるショートゲームの上手さとパッティングはPGAツアー屈指であり、観客を魅了します。一方でドライバー・ショットの精度が課題とされています。
2020-2021シーズンは、23試合に出場して優勝1回を含むトップ10入り9回、予選落ち4回とシーズントータルでは、結果にばらつきが目立ちますが、2021年に限れば17試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り9回と素晴しく、完全復活の状態になったと言えるでしょう。プレーオフ・シリーズ第1戦では、最終日の大崩れで73位に終わったものの、2日目は9アンダー(62)をマークするなど状態は良さそうです。
2013年から2年ぶり8回目の出場となる今大会は、怪我による不調になる前の2017年までトップ10入り3回と素晴らしい成績を残していましたが、2018年の55位タイ、2019年の37位タイ、2020年は出場なしと近年は結果を残せていません。好調を維持したまま迎える2年ぶり出場の今大会では、以前の素晴らしいプレーが期待できるでしょう。
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(29歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg
① PGAツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:1勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで8年目のシーズンを迎えます。
抜群の精度を誇るアイアンショットは健在でPGAツアー屈指の実力を誇るショットメーカー。更に、アプローチのクオリティも高く、多彩なショットでスコアメイクに繋げます。
メジャー・トーナメントの1つである「マスターズ・トーナメント」を制したことで、世界のトッププレーヤーとして更なる活躍が期待されます。
2020-2021シーズンは、25試合に出場し優勝1回を含むトップ10入り3回、予選落ち4回という結果が残っています。東京オリンピックから4試合連続出場の疲れが残っているのか、直近の2試合は予選落ちと43位タイと結果は出ていません。プレーオフ・シリーズ第1戦でもショット・パッティングに加え、特にショートゲームが良くなかった印象です。
2014年から8年連続8回目の出場となる今大会の成績は、トップ10入り3回と安定しており、特に2019年の3位、2020年の3位タイと優勝争いを演じる活躍を見せています。
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BMWチャンピオンシップのテレビ放送
【CS放送】ゴルフネットワークが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!
生:生中継
【CS放送】ゴルフネットワーク
全ラウンド生中継!! ※日本時間
8月27日(金) 第1日
- 4:00~8:00 生
8月28日(土) 第2日
- 4:00~8:00 生
8月29日(日) 第3日
- 1:00~7:15 生
※延長あり
8月30日(月) 第4日 (最終日)
- 1:00~7:15 生
※延長あり
【動画配信】GOLFTV
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
8月26日(木) 第1日
- 23:00~翌8:00 生
8月27日(金) 第2日
- 23:00~翌8:00 生
8月28日(土) 第3日
- 21:00~翌7:00 生
8月29日(日) 第4日 (最終日)
- 21:00~翌7:00 生
【GDOサイトで無料ライブ配信】
8月27日(金) 第1日
- 4:00~7:00 生
8月28日(土) 第2日
- 4:00~7:00 生
BMWチャンピオンシップ 試合結果
コース | Yardage | Par |
ケイブス・バレー・ゴルフクラブ (Caves Valley Golf Club) |
7,542 | 72 |
大会1日目
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
10:28(23:28)
D.ジョンソン/D.バーガー/S.シェフラー
10:40(23:40)
S.シンク/C.コナーズ/J.ニーマン
10:57(23:57)
X.シャウフェレ/V.ホブランド/B.ケプカ
11:09(00:09)
A.アンサー/L.ウーストハイゼン/S.バーンズ
11:21(01:40)
T.フィナウ/J.ラーム/C.スミス
13:14(02:14)
松山英樹/J.コクラック/K.ナ
13:31(02:31)
J.スピース/H.イングリッシュ/B.デシャンボー
13:43(02:43)
P.キャントレー/J.トーマス/C.モリカワ
13:55(02:55)
イム・ソンジェ/B.ホーシェル/R.マキロイ
※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月26日(木)の9:40だと日本時間8月26日(木)の22:40あたり、現地時間8月26日(木)の14:19だと日本時間8月27日(金)の3:19になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目
首位 | サム・バーンズ | -8 | 64 |
ジョン・ラーム | -8 | 64 | |
ロリー・マキロイ | -8 | 64 | |
4 | セルヒオ・ガルシア | -7 | 65 |
T5 | エイブラハム・アンサー | -6 | 66 |
パトリック・キャントレー | -6 | 66 | |
T7 | ハロルド・バーナーIII | -5 | 67 |
ウェブ・シンプソン | -5 | 67 | |
ダスティン・ジョンソン | -5 | 67 | |
ザンダー・シャウフェレ | -5 | 67 | |
トニー・フィナウ | -5 | 67 | |
キーガン・ブラッドリー | -5 | 67 | |
セバスチャン・ムニョス | -5 | 67 | |
エミリアーノ・グリジョ | -5 | 67 | |
ハドソン・スワフォード | -5 | 67 | |
松山 英樹 | -5 | 67 | |
イム・ソンジェ | -5 | 67 | |
エリック・ファン・ロイエン | -5 | 67 |
【詳細】
松山 英樹
6バーディ、1ボギー(67)
11時00分時点での天候は晴れ、気温26.1℃、湿度78%、風速0.9m/sというコース・コンディションの中、69名による大会1日目が行われた。
大会1日目を終えてトップタイに並んだのは、2020-2021シーズンPGAツアー初優勝を含むトップ10入り7回とブレークした25歳サム・バーンズと直近の3試合で優勝1回、3位2回とすべて優勝争いに絡む活躍を見せている世界ランキング1位のジョン・ラーム、東京オリンピック以降、12位タイ、43位タイと優勝争いに絡めていないロリーマキロイ。
初日、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パーオン時における平均パットが1.625、SG: TOTALも5.219と抜群のショット力と安定したパッティングを見せたサム・バーンズは、Par5(2番、4番)で確実にバーディを奪うと、短い5番Par4でも1オンに成功し楽々バーディ、7番でも2.0mのバーディパットを決め、前半スコアを4つ伸ばして折り返す。後半に入り、11番から2.0m前後のパッティングが決まり4連続バーディを奪うなど、初日ボギーフリーとなる8バーディ(64)でラウンド、8アンダーをマークし最高のスタートを切った。
同じくトップに並んだジョン・ラームは、2番Par5でバーディを奪い好スタートを切ると、4番Par5、5番1オン可能なPar4、6番では5.3mを決め3連続バーディ、8番でもバーディを奪い、5アンダーとスコアを伸ばす。後半も11番、18番以外は危なげのないプレーで12番でバーディ、14番では10.8mを決めてバーディ、17番でもバーディを奪うなどパッティングに冴えを見せ、初日ボギーフリーとなる8バーディ(64)でラウンド、前週に続きトップタイでの好スタートとなった。
フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン時における平均パットが1.462とティーショットとパッティングに抜群の冴えを見せたロリー・マキロイは、出だしの1番で2打目をピンそば89cmにつけるスーパーショットを見せ、楽々バーディと好スタートを切ると、3番では3.7m登りのスライスラインを決めてバーディ、5番は1オンに成功し楽々バーディ、7番では2段グリーン下からの9.2mを決めてバーディを奪うなど、2つのPar5ではスコアを伸ばせなかったものの、前半スコアを4つ伸ばして折り返す。後半に入っても好調なパッティングで10番、12番で2.0m前後のパットを決めてバーディ、13番をボギーとしたものの、15番でバーディ、続く16番Par5ではピンまで残り287.0yの2打目をピンそば3.4mにつけイーグル。初日1イーグル、7バーディ、1ボギー(64)でラウンド、サム・バーンズ、ジョン・ラームとともにトップタイでの好スタートとなった。
安定感のあるアイアンショットと初日好調だったパッティングでスコアを伸ばしたセルヒオ・ガルシアが3番からの4連続バーディを含む7バーディ(65)とボギーフリーのラウンドで7アンダー1打差の4位につけた。
2打差の5位タイには、世界ゴルフ選手権でPGAツアー初優勝を飾ったエイブラハム・アンサーとフェデックスカップポイントランキング4位のパトリック・キャントレーが6アンダーで並んだ。
3打差の7位タイには、プレーオフ第1戦を制したトニ-・フィナウと世界ランキング2位のダスティン・ジョンソン、同4位で東京オリンピック金メダリストのザンダー・シャウフェレ、松山英樹ら12名が5アンダーで並んだ。
出だしの1番でフェアウェイから2打目をバンカーに入れ、3.6mのパーパットも決めきれずボギースタートとなった松山英樹だったが、続く2番Par5で2オンし楽々バーディでバウンスバックに成功すると、4番Par5でバンカーから3打目を1.8mに寄せてバーディ、1オン可能な5番Par4でもアプローチをしっかり寄せてバーディ、6番Par3では2.6mにつけ3連続バーディ、8番でも3.1mのスライスラインを読み切りバーディを奪い、前半を4アンダーで折り返す。後半11番で絶好のチャンスにつけた2.1mのバーディパットを外すと、12番Par5、13番Par3でも絶好のバーディチャンスを活かせない展開が続く中、17番Par3で6.2mのバーディパットを決めるなど、初日6バーディ、1ボギー(67)でまとめ、5アンダー・トップと3打差の7位タイと好スタートを切った。
大会2日目
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
10:40(23:40)
松山英樹/J.コクラック/K.ナ
10:57(23:57)
J.スピース/H.イングリッシュ/B.デシャンボー
11:09(00:09)
P.キャントレー/J.トーマス/C.モリカワ
11:21(00:21)
イム・ソンジェ/B.ホーシェル/R.マキロイ
12:50(01:50)
D.ジョンソン/D.バーガー/S.シェフラー
13:02(02:02)
S.シンク/C.コナーズ/J.ニーマン
13:14(02:14)
X.シャウフェレ/V.ホブランド/B.ケプカ
13:31(02:31)
A.アンサー/L.ウーストハイゼン/S.バーンズ
13:43(02:43)
T.フィナウ/J.ラーム/C.スミス
※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月27日(金)の9:40だと日本時間8月27日(金)の22:40あたり、現地時間8月27日(金)の14:19だと日本時間8月28日(土)の3:19になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目
首位 | ブライソン・デシャンボー | -16 | 60 |
2 | パトリック・キャントレー | -15 | 63 |
3 | ジョン・ラーム | -14 | 66 |
T4 | イム・ソンジェ | -12 | 65 |
セルヒオ・ガルシア | -12 | 67 | |
T6 | ハドソン・スワフォード | -11 | 66 |
エイブラハム・アンサー | -11 | 67 | |
T8 | ロリー・マキロイ | -10 | 70 |
サム・バーンズ | -10 | 70 | |
T10 | セバスチャン・ムニョス | -9 | 68 |
ルーカス・グローバー | -9 | 67 | |
エリック・ファン・ロイエン | -9 | 68 | |
アーロン・ワイズ | -9 | 66 | |
ザンダー・シャウフェレ | -9 | 68 | |
T15 | 松山 英樹 | -8 | 69 |
【詳細】
松山 英樹
1イーグル、4バーディ、3ボギー(69)
11時00分時点での天候は晴れ、気温27.2℃、湿度70%、風速0.4m/sというコース・コンディションの中、69名による大会2日目が行われた。
悪天候による中断によって日没サスペンデッドとなった大会2日目を終えて単独トップに立ったのは、3月に行われた2021年「THE PLAYERS Championship」以降の12試合で優勝に絡むプレーが見られていなかったブライソン・デシャンボー。
パーオン率88.89% (16/18)、パーオン時における平均パットが1.438、トータルのストローク・ゲインが9.696とショット・パッティングともに抜群のプレーを見せたブライソン・デシャンボーは、飛距離を活かしたティーショットで出だしの短い1番Par4、2番Par5で連続バーディを奪い、好スタートを切ると、4番Par5では2打目をピンそば3.4mにつけイーグル、続く5番もバーディ、7番ではピンそば1.4m、8番は9.4mを決めて連続バーディを奪い、前半スコアを7つ伸ばして折り返す。後半に入っても飛距離を活かしたプレーで11番、12番で連続バーディ、14番もバーディとし迎えた16番Par5でも2打目を奥からの傾斜を使って86cmにつけ楽々イーグル、最終18番では2.4mのバーディパットを決めきれず、50台はならなかったものの、ボギーフリーとなる2イーグル、8バーディ(60)でラウンド、2013年大会の2日目にジム・フューリックがマークしたコースレコード(59)には1打及ばなかったものの、一気にスコアを12個伸ばし通算16アンダー単独トップで2日目を終えた。
出だしの1番で7.1mのバーディパットを決め、幸先の良いスタートを切ったパトリック・キャントレーは、4番、5番で連続バーディ、7番、9番でもバーディを奪い、前半スコアを5つ伸ばして折り返す。後半に入っても、この日パーオン時における平均パットが1.357、SG: PUTTING(5.104)と好調なパッティングで11番から4連続バーディ、16番Par5も確実にバーディ、17番ではアプローチを寄せきれずボギーを叩いたものの、10バーディ、1ボギー(63)でラウンド、通算15アンダートップに1打差の単独2位で2日目を終えた。
日没サスペンデッドの影響により、残り3ホールを3日目に終えることとなったジョン・ラームは、パーオン率83.33% (15/18)、パーオン時における平均パットが1.667と安定したアイアンショットとパッティングでPar5(2番、4番)と7番で確実にバーディを奪い、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入り、11番でバーディチャンスを活かせなかったものの、続く12番Par5で2オンに成功、2.9mのパットを決めてイーグル、13番Par3では8.9mのスライスラインを決めてバーディ、15番でも8.9mの難しいラインを読み切りバーディを奪う。翌日になった最終18番で3パットのボギーを叩いたものの、1イーグル、5バーディ、1ボギー(66)でまとめ、通算14アンダートップと2打差の単独3位で2日目を終えた。
トップと4打差の4位タイには、韓国のイム・ソンジェと2日間ボギーフリーと安定したプレーを見せたセルヒオ・ガルシアが通算12アンダーで並んだ。
世界ゴルフ選手権を制したエイブラハム・アンサーが通算11アンダー・6位タイ、初日トップに並んだロリー・マキロイとサム・バーンズが10アンダー・8位タイ、通算9アンダーには、ザンダー・シャウフェレら5名が並んだ。
トップと3打差の7位タイで迎えた2日目、出だしの1番で3.7mのバーディパットがカップに切られ惜しくもパーとしたものの、2番Par5の2打目をピンそば1.1mにつけ楽々イーグルを奪い、好スタートを切った松山英樹は、4番Par5でパー、6番Par3で3パットのボギーを叩いたものの、5番、7番でバーディを奪い、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。しかし、後半はPar5(12番、16番)で確実にバーディを奪ったものの、バーディチャンスにつける場面も少なく、10番、最終18番でアプローチを寄せきれずボギーを叩くなどスコアを伸ばせず、1イーグル、4バーディ、3ボギー(69)通算8アンダー・15位タイで2日目を終えた。
期待された世界ランキング3位のコリン・モリカワは、今週も調子が上がらず、通算3オーバー・69位と最下位と大きく出遅れた。
大会3日目
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
10:43(23:43)
V.ホブランド/T.フィナウ/H.ヒッグス
10:55(23:55)
W.シンプソン/D.バーガー/S.シェフラー
11:07(00:07)
H.イングリッシュ/J.トーマス/S.ローリー
11:55(00:55)
松山英樹/A.ノレン/K.ナ
12:31(01:31)
A.アンサー/R.マキロイ/S.バーンズ
12:43(01:43)
イム・ソンジェ/S.ガルシア/H.スワフォード
12:55(01:55)
B.デシャンボー/P.キャントレー/J.ラーム
10番ホールスタート
11:07(00:07)
C.スミス/C.ホフマン/J.コクラック
11:19(00:19)
J.スピース/L.ウェストウッド/P.キザイア
12:43(01:43)
P.ミケルソン/B.グレース/C.モリカワ
※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月28日(土)の10:43だと日本時間8月28日(土)の23:43あたり、現地時間8月28日(土)の12:55だと日本時間8月29日(日)の1:55になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目
首位 | ブライソン・デシャンボー | -21 | 67 |
パトリック・キャントレー | -21 | 66 | |
3 | イム・ソンジェ | -18 | 66 |
T4 | エイブラハム・アンサー | -17 | 66 |
ロリー・マキロイ | -17 | 65 | |
サム・バーンズ | -17 | 65 | |
セルヒオ・ガルシア | -17 | 67 | |
8 | ジョン・ラーム | -16 | 70 |
9 | ハドソン・スワフォード | -15 | 68 |
T10 | ダスティン・ジョンソン | -14 | 65 |
エリック・ファン・ロイエン | -14 | 67 | |
T26 | 松山 英樹 | -8 | 72 |
【詳細】
松山 英樹
3バーディ、3ボギー(72)
11時00分時点での天候は晴れ、気温28.3℃、湿度73%、風速2.7m/sというコース・コンディションの中、69名による大会3日目が行われた。
大会3日目を終えてトップタイに並んだのは、2日目コースレコードタイに1打と迫る(60)を叩き出したブライソン・デシャンボーと今季2勝をマークしフェデックスカップポイントランキングで4位につけているパトリック・キャントレー。
単独トップでスタートしたブライソン・デシャンボーは、2日目の勢いそのままに3番でバーディ、続く4番Par5では登りの7.6mを決めてイーグル、5番Par4でも1オンに成功し16.3mの2段グリーン下からの難しいフックラインを決めて連続イーグル、この辺りからティーショットが乱れ始めるものの、8番でも8.9mを決めてバーディを奪い、前半スコアを6つ伸ばして折り返す。後半11番でバーディを奪い2位に4打差をつけたものの、12番Par5でフェアウェイからの2打目をミスし池に入れてボギーとすると、続く13番Par3でもティーショットを池に入れダブルボギーとし一気にスコアを3つ落とす。その後は14番バーディ、15番ボギー、16番バーディと出入りの激しいプレーを展開しホールアウト。3日目は2イーグル、5バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(67)と好調なパッティングでスコアをまとめ、通算21アンダー・トップタイで終えた。
トップと1打差の単独2位でスタートしたパトリック・キャントレーは、2番Par5で4.9mのフックラインを読み切りイーグルを奪うと、続く3番も99cmにつけ楽々バーディ、その後はスコアを伸ばせなかったものの、安定したプレーを展開し前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入り13番で10.9mを決めるなど11番から3連続バーディ、16番Par5でも確実にバーディを奪い、3日目は1イーグル、5バーディ、1ボギー(66)でラウンドし通算21アンダー・トップタイで終えた。
トップと3打差の18アンダー・単独3位には、フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パーオン時における平均パットが1.625と3日目も安定感抜群のプレーを見せ、7バーディ、1ボギー(66)とスコアを伸ばしたイムソンジェが浮上した。
トップと4打差の4位タイには、ここまで安定したプレーを見せるエイブラハム・アンサーと3日目ボギーフリーとなる7バーディ(65)でラウンドしたロリー・マキロイ、初日トップタイでスタートしたサム・バーンズ、ベテラン41歳のセルヒオ・ガルシアが通算17アンダーで並んだ。
トップと2打差の単独3位からスタートした世界ランキング1位のジョン・ラームは、前半スコアを伸ばしたものの、13番、14番、18番でボギーを叩くなど、後半スコアを落とし通算16アンダー・8位タイに後退した。
上位が狙える位置からスタートした松山英樹は、2番Par5でバーディを奪ったものの、その後はバーディチャンスも少なく、8番でボギーを叩き、前半スコアを伸ばせずに折り返す。後半11番では3.8mを決めてバーディ、続く12番Par5では2オンし楽々バーディと10アンダーまでスコアを伸ばしたものの、直後の13番Par3でアプローチを1.8mによせながらパーパットがカップに切られてボギー、15番もフェアウェイから2打目が乱れ、アプローチも寄せきれずボギーにするなど、3日目はフェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率55.56% (10/18)、SG: TEE TO GREENも(-2.5892)とショットに精彩を欠き、ショートゲームの精度も低く3バーディ、3ボギー(72)とスコアを伸ばせず、通算8アンダー・26位タイに後退した。
大会最終日
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
11:11(00:11)
B.ハーマン/松山英樹
13:22(02:22)
S.ガルシア/J.ラーム
13:33(02:33)
R.マキロイ/S.バーンズ
13:44(02:44)
イム・ソンジェ/A.アンサー
13:55(02:55)
B.デシャンボー/P.キャントレー
※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月29日(日)の7:30だと日本時間8月29日(日)の20:30あたり、現地時間8月29日(日)の13:55だと日本時間8月30日(月)の2:55になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
大会最終日
優勝 | パトリック・キャントレー | -27 | 66 |
2 | ブライソン・デシャンボー | -27 | 66 |
3 | イム・ソンジェ | -23 | 67 |
4 | ロリー・マキロイ | -22 | 67 |
5 | エリック・ファン・ロイエン | -21 | 65 |
T6 | ダスティン・ジョンソン | -20 | 66 |
セルヒオ・ガルシア | -20 | 69 | |
8 | サム・バーンズ | -19 | 70 |
T9 | アレックス・ノレン | -18 | 66 |
ジョン・ラーム | -18 | 70 | |
エイブラハム・アンサー | -18 | 71 | |
T46 | 松山 英樹 | -9 | 71 |
【詳細】
松山 英樹
3バーディ、1ダブルボギー(71)
15時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温30.6℃、湿度65%、風速4.0m/sというコース・コンディションの中、69名による大会最終日が行われた。
最終18番までもつれ、プレーオフまで持ち込まれた優勝争いを制したのは、2020-2021シーズン最多の3勝、PGAツアー5勝を誇るパトリック・キャントレー。
出だしの1番から飛距離を活かし2打目をピンそば91cmつけバーディと幸先の良いスタートを切ったブライソン・デシャンボーは、ショッとアプローチが安定しない中でも4番Par5、6番でバーディを奪い、前半スコアを3つ伸ばしトップタイで折り返す。後半に入り10番からの3連続バーディで1打リードでトップに立つと、14番で並ばれたものの、16番Par5で3.8mのスライスラインを決めてバーディとし再び単独トップに立つ。しかし、17番でアプローチを寄せきれずボギーを叩くと、最終18番でトップに並ばれた後の4.6mのバーディパットを決めきれず、最終日は7バーディ、1ボギー(66)とスコアを6つ伸ばし通算27アンダーとしたものの、決着はプレーオフに持ち込まれた。
同じくトップタイでスタートしSCRAMBLING:33.33%と低かったものの、83.33% (15/18)と高いパーオン率とパーオン時における平均パットが1.533と好調なパッティングを見せたパトリック・キャントレーは、出だしの1番で7.7mを決めてバーディ、続く2番Par5でも確実にバーディを奪うと、4番、5番で連続バーディを奪い単独トップに立つ。しかし、9番で奥からの難しいアプローチを寄せきれずボギーとし前半を25アンダー・トップタイで折り返す。後半に入り、12番で4.2m、続く13番2.2mを決めて連続バーディ、14番では6.6mを決めてバーディ、17番Par3でティーショットを池に入れながら2.4mのパットを決めてボギーで凌ぐと、1打差の2位で迎えた最終18番で6.6mのバーディパットを決め、最終日8バーディ、2ボギー(66)でラウンド、通算27アンダーと土壇場で追いつき、プレーオフに持ち込んだ。
プレーオフ1ホール目、パトリック・キャントレーが1.7mのパーパットを残したものの、お互いにパーセーブに成功。2ホール目、ブライソン・デシャンボーがピンそば2.4mにつけるものの、バーディを奪えずお互いパー。3ホール目はブライソン・デシャンボーが絶好のチャンスでボールがカップに切られパー、続く4ホール目ではブライソン・デシャンボーがティーショットを池に打ち込みながら1.2mのパーパットを決めて引き分けに持ち込む。5ホール目はお互いピンそばにつけバーディで迎えた6ホール目、先に5.3mのバーディパットを決めたパトリック・キャントレーが、3.6mのバーディパットを外したブライソン・デシャンボーに競り勝ち優勝。フェデックスカップポイントランキング1位でプレーオフ・シリーズ最終戦「ツアーチャンピオンシップ」の出場を決めた。
4日間ショット・パッテイングともに安定感抜群のプレーを見せたイム・ソンジェが通算23アンダー・単独3位に入り、3年連続のツアーチャンピオンシップ出場を決めた。
単独4位には、通算22アンダーでロリー・マキロイ、21アンダー・単独5位には、エリック・ファン・ロイエンが入り、フェデックスカップポイントランキング45位からの逆転でツアーチャンピオンシップ初出場を決めた。
南アフリカの31歳エリック・ファン・ロイエン、スペインの41歳セルヒオ・ガルシアの2名が逆転でフェデックスカップポイントランキング30位以内に入り、次週のプレーオフ・シリーズ最終戦「ツアーチャンピオンシップ」の出場権を手にした。
最終日フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率83.33% (15/18)ながらチャンスにつけたアイアンショットが少なく、結果としてパーオン時における平均パットが1.867、SG: PUTTING(-1.554)とパッティングが入らなかった松山英樹は、4番Par5、1オン可能な5番Par4で連続バーディを奪ったものの、8番Par4でティーショットを右サイドのバンカーに入れ、2打目をグリーン左サイドに外し3打目のアプローチがガードバンカー、2.5mのパーパットも外し4オン2パットのダブルボギー。前半をスタート時と同じ8アンダーで折り返す。後半17番で2.6mのパットを決めてバーディを奪ったものの、4.5m以内のバーディチャンスが18ホール中わずか4ホール(バーディを獲った4番、5番、17番と最終18番)しかなく、最終日は3バーディ、1ダブルボギー(71)とスコアを1つ伸ばすだけに留まり、通算9アンダーでホールアウト。46位タイで大会を終え、フェデックスカップポイントランキング22位でPGAツアー・デビューの2014年から8年連続8回目のプレーオフ・シリーズ最終戦「ツアーチャンピオンシップ」の出場を決めた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREENS IN REGULATION
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
LD:LONGEST DRIVE
(最大飛距離)
PPG:PUTTS PER GIR
(パーオン時の平均パット数)
1位
パトリック・キャントレー(Patrick Cantlay)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
72.22% (13/18) |
311.8y (347.0y) |
1.462 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
77.78% (14/18) |
311.4y (316.0y) |
1.357 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
88.89% (16/18) |
324.3y (347.0y) |
1.533 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
83.33% (15/18) |
298.2y (338.0y) |
1.625 |
TOTAL | 66.07% (37/56) |
80.56% (58/72) |
311.4y (347.0y) |
1.500 |
RANK | T33 | T2 | 17/T21 | 1 |
2位
ブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 50.00% (7/14) |
77.78% (14/18) |
334.5y (355.0y) |
1.643 |
ROUND2 | 50.00% (7/14) |
88.89% (16/18) |
347.4y (349.0y) |
1.438 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
349.4y (360.0y) |
1.500 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
66.67% (12/18) |
349.1y (360.0y) |
1.462 |
TOTAL | 57.14% (32/56) |
76.39% (55/72) |
345.1y (360.0y) |
1.509 |
RANK | T57 | T21 | 1/8 | 2 |
3位
イム・ソンジェ(Sungjae Im)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
77.78% (14/18) |
290.9y (330.0y) |
1.643 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
77.78% (14/18) |
303.6y (318.0y) |
1.429 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
88.89% (16/18) |
291.1y (350.0y) |
1.455 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
61.11% (11/18) |
303.1y (317.0y) |
1.625 |
TOTAL | 80.36% (45/56) |
76.39% (55/72) |
297.2y (350.0y) |
1.545 |
RANK | T2 | T21 | T55/T16 | 3 |
46位タイ
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) |
77.78% (14/18) |
308.7y (319.0y) |
1.643 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
320.3y (324.0y) |
1.846 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
55.56% (10/18) |
309.9y (361.0y) |
1.867 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
305.6y (315.0y) |
1.800 |
TOTAL | 66.07% (37/56) |
72.22% (52/72) |
311.1y (361.0y) |
1.788 |
RANK | T33 | T36 | 18/7 | 54 |
優勝したパトリック・キャントレーはパーオン率、2位のブライソン・デシャンボーは飛距離、3位のイム・ソンジェはティーショットの安定感に加え、パッティングが1位から3位と素晴らしかった。松山英樹はショット・パッティングに加え、SAND SAVESが33.33% (3/9)の58位タイ、SCRAMBLINGが65%の43位タイとショートゲームも良くなかった。
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