2020年9月4日(金)~9月7日(月)にかけてアメリカ・ジョージア州アトランタにあるイースト・レイク・ゴルフクラブで開催される2019-2020シーズンのプレーオフ・シリーズ最終戦「ツアーチャンピオンシップ」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは松山英樹が出場決定
フェデックスカップ・プレイオフシリーズ
FedEx Point Ranking 125位までの選手が出場
FedEx Point Ranking 70位までの選手が出場
FedEx Point Ranking 30位までの選手が出場
FedEx Point Ranking | Starting Stroke |
1 | -10 |
2 | -8 |
3 | -7 |
4 | -6 |
5 | -5 |
6-10 | -4 |
11-15 | -3 |
16-20 | -2 |
21-25 | -1 |
26-30 | E |
(1位の選手と26-30位の選手とでは、10打差がついた状態でスタート)
最終スコアのトップが年間王者を手にします。
優勝者=年間王者
賞金総額 6,000万ドル(内30位までの総額45,522,000ドル)
年間王者ボーナス賞金 1,500万ドル
《30位までの内訳》
FedEx Ranking |
ボーナス賞金 | FedEx Ranking |
ボーナス賞金 |
1 | $15,000,000 | 16 | $570,000 |
2 | $5,000,000 | 17 | $550,000 |
3 | $4,000,000 | 18 | $535,000 |
4 | $3,000,000 | 19 | $520,000 |
5 | $2,500,000 | 20 | $505,000 |
6 | $1,900,000 | 21 | $490,000 |
7 | $1,300,000 | 22 | $478,000 |
8 | $1,100,000 | 23 | $466,000 |
9 | $950,000 | 24 | $456,000 |
10 | $830,000 | 25 | $445,000 |
11 | $750,000 | 26 | $435,000 |
12 | $705,000 | 27 | $425,000 |
13 | $660,000 | 28 | $415,000 |
14 | $620,000 | 29 | $405,000 |
15 | $595,000 | 30 | $395,000 |
ツアーチャンピオンシップ
PGAツアーのプレーオフシリーズ最終戦となる今大会は、FedEx Point Rankingトップ30名によって年間王者を決める2019-2020シーズン最後のビッグトーナメントである。また、優勝者にはボーナスとして1,500万ドルという、とてつもない賞金が与えられる夢の舞台でもある。最終戦はStarting Strokeによって決められたスコアからのスタートとなり、2019-2020シーズンのトップ30による4日間・72ホール・予選カットなしの真剣勝負が堪能できます。
期待の松山英樹が7年連続のツアーチャンピオンシップ出場、そして初の年間王者に輝けるのか楽しみであり、良いスタートを切れることに期待したいところです。
12年連続(2009~2019):D.ジョンソン(PGAツアー最長記録)
7年連続(2014~2019):松山英樹、P.リード
5年連続(2016~2019):J.トーマス
ツアーチャンピオンシップ 開催会場
【アメリカ・ジョージア州アトランタ】
イースト・レイク・ゴルフクラブ(Yardage: 7,346 Par: 70)
ジョージア州アトランタにある「イースト・レイク・ゴルフクラブ」は、米国南部経済および交通の中心として急成長を続けるアトランタの中心部から東に約11km、車で約12分の場所にあり、ボビー・ジョーンズがホームコースとしていた名門コースです。縦に約640m、横に1,300mの長方形のブロックで囲まれた中で構成され、中央にある大きな湖を挟んで左右に展開される特徴的なプライベートゴルフコースです。コース内の特徴は、アップダウンのきつく、大きな木々でセパレートされた狭いフェアウェイ(狭いところで幅25y)と奥からの傾斜が特に強く速いグリーン。また、ラフが深く、深いバンカーが巧みに配置されていて、ティーショットのクオリティの高さが求められるコースとなっています。また、200yを超える池の絡む15番パ-3は威圧感があり風が吹くと更に選手にとって厳しいホールとなるでしょう。
ツアーチャンピオンシップ スケジュール
2020年9月4日(金)~7日(月)
※祝日レイバー・デー(Labor Day)が9月第1週の月曜日に定められているため、月曜日が最終日となっています。
※予選カットなし
9月4日(金) 大会1日目
9月5日(土) 大会2日目
9月6日(日) 大会3日目
9月7日(月) 大会最終日
ツアーチャンピオンシップ 賞金
【賞金総額】
6,000万ドル
【優勝賞金 】
1,500万ドル
出場選手一覧
最終エントリーが確定したFedexRanking上位30名をPDFにて掲載します。
スタート時のスコア
スタート時点で与えられたハンデキャップは下記表のとおりです
順位 | プレイヤー | S.S | FR |
1 | ダスティン・ジョンソン | -10 | 1 |
2 | ジョン・ラーム | -8 | 2 |
3 | ジャスティン・トーマス | -7 | 3 |
4 | ウェブ・シンプソン | -6 | 4 |
5 | コリン・モリカワ | -5 | 5 |
6T | ダニエル・バーガー | -4 | 6 |
ハリス・イングリッシュ | -4 | 7 | |
ブライソン・デシャンボー | -4 | 8 | |
イム・ソンジェ | -4 | 9 | |
松山 英樹 | -4 | 10 | |
11T | ブレンドン・トッド | -3 | 11 |
ロリー・マキロイ | -3 | 12 | |
パトリック・リード | -3 | 13 | |
ザンダー・シャウフェレ | -3 | 14 | |
フアン・セバスチャン・ムニョス | -3 | 15 | |
16T | ラント・グリフィン | -2 | 16 |
スコッティ・シェフラー | -2 | 17 | |
ホアキン・ニーマン | -2 | 18 | |
ティレル・ハットン | -2 | 19 | |
トニー・フィナウ | -2 | 20 | |
21T | ケビン・キスナー | -1 | 21 |
エイブラハム・アンサー | -1 | 22 | |
ライアン・パーマー | -1 | 23 | |
ケビン・ナ | -1 | 24 | |
マーク・リーシュマン | -1 | 25 | |
26T | キャメロン・スミス | E | 26 |
ヴィクトル・ホブランド | E | 27 | |
マッケンジー・ヒューズ | E | 28 | |
キャメロン・チャンプ | E | 29 | |
ビリー・ホーシェル | E | 30 |
S.S:Starting Stroke
FR:Fedex Ranking
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2020年8月31日時点
ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson)
国籍:アメリカ
生年月日:1984年6月22日(36歳)
身長:193.0cm
体重:86.2kg
① PGAツアー:22勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
恵まれた体格から軽く300yを超す平均飛距離と正確性を持って長年PGAツアーの上位で活躍している。また、イーグル、バーディ、スコアのアベレージも高いランキングを維持している。一方で過去4回メジャー・トーナメントの最終日をトップでスタートしながら、4回とも逆転を許し、優勝を逃しているというビッグトーナメントにおいて勝負弱い面もある。ツアーチャンピオンシップも2016年にロリー・マキロイに逆転され2位に終わっている。プレーオフシリーズに入って優勝、2位と好調を維持し世界ランキング・フェデックスカップランキング共に1位で迎えた最終戦で初の年間王者のタイトルを手に出来るか楽しみです。パワーランキングは4位。
ジョン・ラーム(Jon Rahm)
国籍:スペイン
生年月日:1994年11月10日(25歳)
身長:188.0cm
体重:99.8kg
① PGAツアー:5勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
恵まれた体格とパワーでコンパクトなスウィングながら平均300ヤードの飛距離を飛ばす。安定した成績で常に上位に顔を出しでいる。2019-2020シーズンはすべてのパフォーマンスにおいて高いレベルを維持し、また感情の起伏も以前に比べてコントロールされている。たまに、マークし忘れによるペナルティなど初歩的なミスをするのが気になりますが、前週良いプレーで優勝し、勢いもあるので楽しみな存在であります。パワーランキングは1位。
ジャスティン・トーマス(Justin Thomas)
国籍:アメリカ
生年月日:1993年4月29日(27歳)
身長:177.8cm
体重:72.6kg
① PGAツアー:13勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:1勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回(2017)
2017年、松山英樹との優勝争いを制し全米プロゴルフ選手権初優勝、メジャー初タイトルを獲得した日本でもなじみがある。4日間の中でビッグスコアを出せる爆発力に加え、近年は安定性を武器に2019-2020シーズンはすでに3勝と絶好調。フェアウェイキープ率は劣るものの、他は安定したパフォーマンスを見せている。全米プロゴルフ選手権からプレーオフシリーズに入って調子が良くないが、3打差からのスタートと悪くない。2017年に次いで2回目のタイトル獲得に向け、期待したい。パワーランキングは2位。
コリン・モリカワ(Collin Morikawa)
国籍:アメリカ
生年月日:1997年2月6日(23歳)
身長:175.3cm
体重:72.6kg
① PGAツアー:3勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:1勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
日系4世で2018-2019シーズン6月にプロ転向し、PGAツアーに参戦すると、タイガ-・ウッズが1997年8月に記録した25戦連続予選通過の最長記録に次ぐ22戦連続予選通過するなど目覚ましい活躍をみせ、全米プロゴルフ選手権を含む3勝をあげている。平均的な飛距離と体格でありながらプレーに自信と品を感じ、技術的にクオリティが高く、メンタルもポジティブで平常心で戦える。マネジメントに関してもクレバーさを感じる将来が期待される逸材です。全米プロゴルフ選手権以降、プレーオフシリーズに入って予選カット、20位タイと思うようなプレーが出来ていないが、初のツアーチャンピオンシップで初の年間王者に輝くのか注目です。パワーランキングは9位。
ウェブ・シンプソン(Webb Simpson)
国籍:アメリカ
生年月日:1985年8月8日(35歳)
身長:188.0cm
体重:83.9kg
① PGAツアー:7勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
2012年に初のメジャータイトルとなる全米オープンを制し、2018年にはプレーヤーズチャンピオンシップを制するなどビッグタイトルを獲得している。平均的な飛距離でありながら抜群のショット力とアプローチ力を活かすショットメーカーである。2019-2020シーズンも2勝を挙げ、好調を維持している。パワーゲームの中、ショットメーカーのプレーにも注目です。パワーランキングは3位。
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(28歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg
① PGAツアー:5勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで7年目のシーズンを迎える。抜群の精度を誇るアイアンショットは健在でツアー屈指の実力を誇る。全米プロゴルフ選手権からプレーオフシリーズではティーショットの出来が良くないのを抜群のショートゲームで凌ぎ、粘り強くプレーしている。第2戦では優勝争いを演じるなど、この時期にショット・パッティングの調子が上向きになったことは大きなプラスと言えるでしょう。カギはティーショットの出来となるでしょうが、トップと6打差10位タイからのスタートですが、初の年間王者に向けて頑張ってほしいです。パワーランキングは6位。
最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!
ツアーチャンピオンシップのテレビ放送
CS放送ゴルフネットワークが全ラウンド生中継放送!!
【地上波】
放送予定はありません
【BS放送】NHK BS1
生中継!
9月7日(月) 第3日
- 6:00~
9月8日(火) 第4日(最終日)
- 5:00~
【CS放送】ゴルフネットワーク
全ラウンド生中継!! ※日本時間
9月5日(土) 第1日
- 2:00~7:00
(※延長あり)
9月6日(日) 第2日
- 2:00~7:00
(※延長あり)
9月7日(月) 第3日
- 2:00~8:15
(※延長あり)
9月8日(火) 第4日(最終日)
- 1:00~7:15
(※延長あり)
ツアーチャンピオンシップ 試合結果
(Yardage: 7,346 Par: 70)
天候:晴れ
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
13:00(2:00) S.シェフラー、J.ニーマン
13:40(2:40) イム・ソンジェ、松山英樹
14:00(3:00) C.モリカワ、D.バーガー
14:10(3:10) J.トーマス、W.シンプソン
14:20(3:20) D.ジョンソン、J.ラーム
※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約13時間(サマータイム)で計算すると8:00だと日本時間9月4日(金)の21:00あたり、13:00だと日本時間9月5日(土)の2:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目
首位 | ダスティン・ジョンソン | -13 | 67 |
ジョン・ラーム | -13 | 65 | |
3 | ジャスティン・トーマス | -11 | 66 |
4 | ロリー・マキロイ | -9 | 64 |
5 | エイブラハム・アンサー | -7 | 64 |
6T | ザンダー・シャウフェレ | -6 | 67 |
ブレンドン・トッド | -6 | 67 | |
イム・ソンジェ | -6 | 68 | |
ウェブ・シンプソン | -6 | 70 | |
10T | マーク・リーシュマン | -5 | 66 |
ティレル・ハットン | -5 | 67 | |
ラント・グリフィン | -5 | 67 | |
ダニエル・バーガー | -5 | 69 | |
14T | トニー・フィナウ | -4 | 68 |
松山 英樹 | -4 | 70 | |
ハリス・イングリッシュ | -4 | 70 | |
コリン・モリカワ | -4 | 71 | |
18T | キャメロン・チャンプ | -2 | 68 |
キャメロン・スミス | -2 | 68 | |
ケビン・ナ | -2 | 69 | |
フアン・セバスチャン・ムニョス | -2 | 71 | |
パトリック・リード | -2 | 71 | |
ブライソン・デシャンボー | -2 | 72 | |
24T | ヴィクトル・ホブランド | -1 | 69 |
スコッティ・シェフラー | -1 | 71 | |
26T | ビリー・ホーシェル | E | 70 |
マッケンジー・ヒューズ | E | 70 | |
ホアキン・ニーマン | E | 72 | |
29T | ライアン・パーマー | +1 | 72 |
ケビン・キスナー | +1 | 72 |
松山英樹:(-4) 14位 2バーディ、2ボギー(70)
今大会はフェデックスカップランキングトップ3が世界ランキングトップ3という最高の舞台となった。トップからスタートした世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンは5バーディ、2ボギー(67)をマークし、通算13アンダーと上々の滑り出しとなった。2打差の2位からスタートした世界ランキング2位のジョン・ラームは前週からの好調を維持したまま素晴らしいプレーで6バーディ、1ボギー(65)をマークし、通算13アンダーで一気にトップに並んだ。3打差3位からスタートした世界ランキング3位で2017年の年間王者ジャスティン・トーマスも5バーディ、1ボギー(65)をマークし、通算11アンダーで3位につけた。初の2年連続年間王者を目指すロリー・マキロイが8バーディ、2ボギー(64)の初日のベストスコアを出し、同じくベストスコアを出したエイブラハム・アンサーと共に4打差の9位に浮上し、2年連続での逆転王者にむけ最高のスタートとなった。7年連続ツアーチャンピオンシップ出場を決め、初の年間王者を目指す松山英樹はティーショットの安定性に欠け、2ボギーのスタートとなったがバックナインで2バーディを奪い何とか大会1日目をイーブンパー(70)で終えた。2日目以降のビッグスコアに期待したい。他にも随所に素晴らしいプレーが展開され、どの組み合わせを見ても高いレベルのプレーヤーが揃っているので楽しめた。2日目以降のプレーにも大いに期待したい。
天候:晴れ
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
12:45(1:45) C.モリカワ、C.チャンプ
12:55(1:55) 松山英樹、H.イングリッシュ
13:05(2:05) D.バーガー、T.フィナウ
13:35(2:35) B.トッド、イム・ソンジェ
13:55(2:55) J.トーマス、R.マキロイ
14:05(3:05) D.ジョンソン、J.ラーム
※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約13時間(サマータイム)で計算すると8:00だと日本時間9月5日(土)の21:00あたり、13:00だと日本時間9月6日(日)の2:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目
首位 | ダスティン・ジョンソン | -13 | 70 |
2 | イム・ソンジェ | -12 | 64 |
3 | ザンダー・シャウフェレ | -11 | 65 |
4 | ジャスティン・トーマス | -10 | 71 |
5T | コリン・モリカワ | -9 | 65 |
ティレル・ハットン | -9 | 66 | |
ジョン・ラーム | -9 | 74 | |
8T | ブレンドン・トッド | -8 | 68 |
ロリー・マキロイ | -8 | 71 | |
10 | フアン・セバスチャン・ムニョス | -7 | 65 |
11T | パトリック・リード | -6 | 66 |
ラント・グリフィン | -6 | 69 | |
エイブラハム・アンサー | -6 | 71 | |
14T | スコッティ・シェフラー | -5 | 66 |
ハリス・イングリッシュ | -5 | 69 | |
ウェブ・シンプソン | -5 | 71 | |
17T | キャメロン・スミス | -4 | 68 |
松山 英樹 | -4 | 70 | |
ダニエル・バーガー | -4 | 71 | |
20T | ブライソン・デシャンボー | -3 | 69 |
トニー・フィナウ | -3 | 71 | |
22T | ヴィクトル・ホブランド | -2 | 69 |
ケビン・ナ | -2 | 70 | |
24T | ケビン・キスナー | -1 | 68 |
マッケンジー・ヒューズ | -1 | 69 | |
キャメロン・チャンプ | -1 | 71 | |
27 | マーク・リーシュマン | E | 75 |
28 | ホアキン・ニーマン | +2 | 72 |
29T | ライアン・パーマー | +3 | 72 |
ビリー・ホーシェル | +3 | 73 |
松山英樹:(-4) 17位 3バーディ、3ボギー(70)
大会2日目は上位選手がスコアメイクに苦しむ中、トップからスタートした世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンはフェアウェイキープ率が14.29% (2/14)とフラストレーションの溜まるプレーながらスコアを落とすことなく4バーディ、4ボギー(70)とまずまずのプレーで通算13アンダーで単独トップに立った。同じくトップでスタートした世界ランキング2位のジョン・ラームは15番ホールで池に捕まるなどプレーに安定性を欠き1バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(74)とスコアを崩し9アンダー5位タイに後退。パッティングが決まらなかったジャスティン・トーマス、ロリー・マキロイもスコアを伸ばせず順位を下げた。一方、素晴らしいプレーを見せたのがツアー2年目のイム・ソンジェと全米プロゴルフ選手権を勝ったコリン・モリカワ。イム・ソンジェは7バーディ、1ボギー(64)をマークし、通算12アンダーで一気にトップに1打差の2位に浮上し、コリン・モリカワも6バーディ、1ボギー(65)で通算9アンダートップと4打差5位タイに上がった。他にもビッグゲームに強いザンダー・シャウフェレが2打差の3位につけた。初の年間王者を目指す松山英樹はアイアンショットとパッティングは良くなってきているが序盤からティーショットの安定性に欠け、3バーティ、3ボギーのイーブンパー(70)で2日目を終えた。3日目以降はやはりティーショットの出来がカギとなりそうだ。
天候:晴れ
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
13:42(2:42) C.スミス、松山英樹
14:22(3:22) R.マキロイ、F.S.ムニョス
14:32(3:32) J.ラーム、B.トッド
14:42(3:42) C.モリカワ、T.ハットン
14:52(3:52) X.シャウフェレ、J.トーマス
15:02(4:02) D.ジョンソン、イム・ソンジェ
※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約13時間(サマータイム)で計算すると8:00だと日本時間9月6日(日)の21:00あたり、13:00だと日本時間9月7日(月)の2:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目
首位 | ダスティン・ジョンソン | -19 | 64 |
2T | ザンダー・シャウフェレ | -14 | 67 |
ジャスティン・トーマス | -14 | 66 | |
4 | ジョン・ラーム | -13 | 66 |
5 | コリン・モリカワ | -12 | 67 |
6T | ダニエル・バーガー | -10 | 64 |
イム・ソンジェ | -10 | 72 | |
8 | スコッティ・シェフラー | -9 | 66 |
9T | ロリー・マキロイ | -8 | 70 |
ブレンドン・トッド | -8 | 70 | |
ティレル・ハットン | -8 | 71 | |
12T | トニー・フィナウ | -7 | 66 |
松山 英樹 | -7 | 67 | |
ウェブ・シンプソン | -7 | 68 | |
エイブラハム・アンサー | -7 | 69 | |
ラント・グリフィン | -7 | 69 | |
フアン・セバスチャン・ムニョス | -7 | 70 | |
18T | ハリス・イングリッシュ | -6 | 69 |
パトリック・リード | -6 | 70 | |
20 | マッケンジー・ヒューズ | -5 | 66 |
21T | ヴィクトル・ホブランド | -4 | 68 |
ブライソン・デシャンボー | -4 | 69 | |
23 | ケビン・キスナー | -2 | 69 |
24T | ホアキン・ニーマン | -1 | 67 |
キャメロン・チャンプ | -1 | 70 | |
ケビン・ナ | -1 | 71 | |
キャメロン・スミス | -1 | 73 | |
28T | ライアン・パーマー | +3 | 70 |
マーク・リーシュマン | +3 | 73 | |
30 | ビリー・ホーシェル | +4 | 71 |
松山英樹:(-7) 12位 4バーディ、1ボギー(67)
大会3日目は、ダスティン・ジョンソンがフラストレーションの溜まるゴルフから一変、フェアウェイキープ率も78.57% (11/14)とリズム良くラウンドが出来、7バーディ、1ボギー(64)で回り、通算19アンダー2位に5打差をつけ初の年間王者に向け単独トップに立った。2位タイには、ビッグゲームには必ず上位に顔を出すザンダー・シャウフェレと2日目とは打って変わってパッティングが入ったジャスティン・トーマスがつけ、6打差の3位にはジョン・ラームと世界ランキング1位、2位、3位が上位につけた。初の年間王者を目指す松山英樹はフェアウェイキープ率が71.43% (10/14)とティーショットが安定したことによりショット・パッティングがリズム良くプレー出来ていた。特に、パッティングは5m前後もきっちり決めていた。13番1.2mのバーディパットと14番の惜しいバーディパットがもったいないところではあったが、最終日に大いに期待できる内容でした。
天候:晴れ
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
12:55(1:55) 松山英樹、W.シンプソン
13:15(2:15) R.マキロイ、B.トッド
13:25(2:25) イム・ソンジェ、S.シェフラー
13:35(2:35) C.モリカワ、D.バーガー
13:45(2:45) J.トーマス、J.ラーム
13:55(2:55) D.ジョンソン、X.シャウフェレ
※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約13時間(サマータイム)で計算すると8:00だと日本時間9月7日(月)の21:00あたり、13:00だと日本時間9月8日(火)の2:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日
優勝 | ダスティン・ジョンソン | -21 | 68 |
2T | ジャスティン・トーマス | -18 | 66 |
ザンダー・シャウフェレ | -18 | 66 | |
4 | ジョン・ラーム | -17 | 66 |
5 | スコッティ・シェフラー | -14 | 65 |
6 | コリン・モリカワ | -13 | 69 |
7 | ティレル・ハットン | -12 | 66 |
8T | パトリック・リード | -11 | 65 |
フアン・セバスチャン・ムニョス | -11 | 66 | |
ロリー・マキロイ | -11 | 67 | |
11 | イム・ソンジェ | -10 | 70 |
12T | ハリス・イングリッシュ | -9 | 67 |
ウェブ・シンプソン | -9 | 68 | |
14 | マッケンジー・ヒューズ | -8 | 67 |
15T | 松山 英樹 | -7 | 70 |
ダニエル・バーガー | -7 | 73 | |
17 | トニー・フィナウ | -6 | 71 |
18T | エイブラハム・アンサー | -5 | 72 |
ラント・グリフィン | -5 | 72 | |
20T | ヴィクトル・ホブランド | -4 | 70 |
ブレンドン・トッド | -4 | 74 | |
22 | ブライソン・デシャンボー | -3 | 71 |
23 | ケビン・キスナー | -1 | 71 |
24T | キャメロン・スミス | E | 71 |
ライアン・パーマー | E | 67 | |
キャメロン・チャンプ | E | 71 | |
27T | ケビン・ナ | +1 | 72 |
ホアキン・ニーマン | +1 | 72 | |
29 | マーク・リーシュマン | +2 | 69 |
30 | ビリー・ホーシェル | +4 | 70 |
松山英樹:(-7) 15位 4バーディ、4ボギー(70)
大会最終日は、タイガ-・ウッズ以来4大会連続最終日トップ(内1回優勝、ちなみにタイガ-・ウッズは4試合連続優勝を果たしている)で迎えたダスティン・ジョンソンが3日目に比べてティーショットの出来が良くなかったが、ボギーを難しい8番、9番の2つに抑え、4バーディ、2ボギー(68)で回り、通算21アンダー2位に3打差をつけ初の年間王者のタイトルを手にし、4年前(2016年)の逆転負けの雪辱を果たした。特に13番の6mのパーパットを沈めたことがタイトル獲得の明暗を分けたと言って良いでしょう。2019年はトップでスタートし、ロリー・マキロイに逆転負けを喫したジャスティン・トーマスは7バーディ、3ボギー(66)とスコアを伸ばしたもののトップに届かず2位タイで大会を終えた。同じく2位タイには、ツア-4勝がすべて逆転勝ちで、2017年優勝、2019年2位とこのコースとの相性が良いザンダー・シャウフェレが、5バーディ、1ボギー(66)で回り、ハンデキャップを考慮しないスコアではトップスコアを出すなど、安定したプレーを見せた。特にストローク・ゲイン・パッティングでは2位につけた。ジョン・ラームもショートゲームやバンカーショットに冴えを見せ、1イーグル、5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーー(66)で回り、4位に入った。松山英樹は、ティーショットの出来が良くなかったが、ショット、パッティングで良いところが増えてきていた。特にバックナインの16番、17番はティーショットからパッティングまでリズム良くプレーし、バーディを奪って見せた。結果は4バーディ、4ボギー(70)の15位タイだったが、2週間後に迎える全米オープンに向け、明るい材料がそろった感じがあり、とても楽しみです。連覇を狙ったロリー・マキロイは終始フラストレーションの溜まるプレーとなってしまった。
2019-2020シーズンも終了しましたが、来週から2020-2021シーズンが始まり、再来週には全米オープンと新シーズンのスタートから目が離せない展開が続きます。
STATISTICS
ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson)
FWキープ率 | パーオン率 | 平均飛距離 | |
ROUND1 | 35.71% (5/14) | 66.67% (12/18) | 334.8y |
ROUND2 | 14.29% (2/14) | 61.11% (11/18) | 313.0y |
ROUND3 | 78.57% (11/14) | 72.22% (13/18) | 309.9y |
ROUND4 | 42.86% (6/14) | 77.78% (14/18) | 312.7y |
TOTAL | 42.86% (24/56) | 69.44% (50/72) | 317.6y |
RANK | 28 | T5 | 2 |
ジャスティン・トーマス(Justin Thomas)
FWキープ率 | パーオン率 | 平均飛距離 | |
ROUND1 | 57.14% (8/14) | 77.78% (14/18) | 302.3y |
ROUND2 | 50.00% (7/14) | 61.11% (11/18) | 295.8y |
ROUND3 | 42.86% (6/14) | 77.78% (14/18) | 306.9y |
ROUND4 | 64.29% (9/14) | 77.78% (14/18) | 296.1y |
TOTAL | 53.57% (30/56) | 73.61% (53/72) | 300.3y |
RANK | T16 | T2 | 19 |
ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)
FWキープ率 | パーオン率 | 平均飛距離 | |
ROUND1 | 57.14% (8/14) | 66.67% (12/18) | 296.1y |
ROUND2 | 57.14% (8/14) | 72.22% (13/18) | 322.4y |
ROUND3 | 57.14% (8/14) | 66.67% (12/18) | 302.5y |
ROUND4 | 42.86% (6/14) | 72.22% (13/18) | 289.1y |
TOTAL | 53.57% (30/56) | 69.44% (50/72) | 302.5y |
RANK | T16 | T5 | 15 |
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
FWキープ率 | パーオン率 | 平均飛距離 | |
ROUND1 | 50.00% (7/14) | 66.67% (12/18) | 283.5y |
ROUND2 | 57.14% (8/14) | 72.22% (13/18) | 284.2y |
ROUND3 | 71.43% (10/14) | 66.67% (12/18) | 297.3y |
ROUND4 | 28.57% (4/14) | 61.11% (11/18) | 312.5y |
TOTAL | 51.79% (29/56) | 66.67% (48/72) | 294.3y |
RANK | 20 | T13 | 23 |
※FWキープ率:フェアウェイキープ率
優勝したダスティン・ジョンソンと2位のジャスティン・トーマス、3位ながらハンデキャップを考慮しない最高スコアを出したザンダー・シャウフェレと松山英樹を比較すると、今大会はパーオン率の差が表れていました。また、平均パットもダスティン・ジョンソンが9位、ジャスティン・トーマスが7位、ザンダー・シャウフェレが2位とトップ10に対して松山英樹は24位と差がありました。数値だけではないですが、今大会もティーショットの出来とパッティングの差が出ていました。しかし、3日目はティーショットからパッティングまでリズム良くラウンドしていた印象があったので、2週間後の全米オープンに向けて頑張ってほしいです。
※STATISTICSは、PGATOUR公式ホームページを参照
全選手の結果
2020年全米オープン
2021年トーナメント オブ チャンピオンズ
2021年WGC-メキシコ.Champ
2021年マスターズ
2021年全米オープン
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