2015年のラグビーワールドカップ イングランド大会で、「史上最大の番狂わせ」と言われ全世界を感動させた『日本VS南アフリカ』の試合も記憶に残って人も多いのではないでしょうか。
2019年のラグビーワールドカップも、感動の熱い戦いに期待が高まります。
ラグビーがわからない人も楽しく観戦できるために、かんたんにわかりやすくラグビーのルール(用語集)を紹介します。
ラグビーの得点
トライ
try
『5点』相手のインゴールにボールを置くこと。
ゴールキック
goal kick
『2点』トライ後のゴールキックが成功。
ペナルティーゴール
penalty goal
『3点』相手のペナルティーからのゴールキックが成功。
ドロップゴール
drop goal
『3点』プレーの最中にドロップキック(ボールを地面に落とし、跳ね上がる瞬間を蹴るキック)でゴールが成功。
ラグビーの反則
アーリータックル【反則】
early tackle
相手チームがボールを受け取る前にタックルしてしまうこと。
アーリーエンゲージ【反則】
early engagement
レフェリーの「セット」というコールよりも前にスクラムを組んでしまうこと。
オーバーザトップ【反則】
over the top
モールやラックになった状態で、故意に相手側に倒れこんでボールが出るのを邪魔すること。
オフサイド【反則】
offside
ボールを持っている選手より、前にいる選手がプレーに参加したときの反則。ボールに触れることはもちろん、ボールより前で相手チームの妨害をしたりすることも禁止されている。オフサイドになると相手チームにペナルティキックが与えられる。
コンプシング【反則】
computing
スクラムやモールを故意に崩すこと。
スローフォワード【反則】
slow forward
ボールを前方に投げてしまうこと。
ノックオン【反則】
knock on
ボールを持っている選手が、前にボールを落としたプレーのこと。パスを受けるときに落としてもノックオンとなる。
ホールディング【反則】
holding
タックルをしたあとに、相手をつかんだままにして、相手の動きを妨害すること。
ラグビーの基本プレー(初級)
キック
kick
トライや反則の後にゴールポストを狙ってボールを蹴ること。
スクラム
scrum
フォワード8人同士が組んで行う試合を再開するためのセットプレー。
タックル
tackle
ボールを持っている相手の選手をつかんで倒すプレー。
ラインアウト
line out
ボールがタッチラインの外に出てしまった時に、試合を再開させるためのセットプレー。
ラグビーの基本プレー(中級)
アドバンテージ
advantage
反則になってもゲームを止めずにプレーを続けること。反則を受けたチームが有利に試合が進んでいるとレフェリーが判断したときにそのままプレーを続行させること。
アンストラクチャー
unstructure
陣形が整っていない状況のこと。
インゴール
In goal
ゴールラインとデッドボールラインの間にあるエリアのこと。
オフロードパス
off road path
タックルを受けながら出すパスのこと。
キャリーバック
carry back
陣営のイゴールにボールを持ち込み、グラウンディングすること。
クイックスローイン
quick throw in
ラインアウトのとき、ラインアウトが形成される前にボールを投げ入れること。
グラウンディング
grounding
インゴール内にあるボールを選手が地面に着地させること。
ジャッカル
jackal
タックルをして倒れた選手のボールを素早く奪うプレーのこと。
グラバーキック
grabber kick
ボールを転がすように蹴るキック。
ゲイン
gain
キックやドリブルでボールを持って前に進んで陣地を獲得すること。
ストラクチャー
structure
試合中の局面で、両チームの陣営が整っている状態のこと。
ダイレクトタッチ
direct touch
陣営22メートルラインより前で蹴ったボールが、直接タッチライン外に出ること。
タッチ
touch
ボールが外に出た状況のこと。タッチラインの外側を狙ってボールを蹴り出すことをタッチキックという。
ターンオーバー
turnover
守備側のチームがボールを奪い、攻守が切り替わること。
チャージ
charge
ボールをキックで蹴り出すときに、守備側の選手がボールに対して体を投げ出して止めようとするプレーのこと。
トランジション
transition
攻守の切り替えのことをトランジションと言う。攻撃から守備、守備から攻撃への切り替えのこと。
ドロップアウト
drop out
プレーの再開方法。攻撃側がインゴール内にキックなどで持ち込んだボールを、守備側がグラウンティングしたときなどにドロップアウトとなり、自陣22メートルラインの内側からドロップキックでプレーを再開する。
ノーサイド
no side
試合終了のこと。
ハイパント
hypant
高く遠くへ蹴り上げるキックのこと。
フェーズ
phase
攻撃の区切りのこと。
ブレイクダウン
breakdown
タックルを受けて成立したあと、密集におけるボールの奪い合いをブレイクダウンという。
ボールキャリア
ball carrier
ボールを持っている選手のこと。
モール
maul
ボールを持った選手を中心にして、両チーム合わせて3人以上が立ったまま組み合った選手同士が押し合うことでモールとなる。モールができれば、オフサイドラインが発生する。
ラック
ruck
タックルをした時点で、両チームの選手が立ったままお互いに体を密着すればラックが成立する。ラックができれば、陣地は味方と敵に分けられるため、オフサイドラインが発生する。
ワールドカップ出場チームとランキングはこちら。
コメント