2023年1月19日(木)~1月22日(日)にかけてアメリカ・フロリダ州オーランドにあるレイク・ノナ・ゴルフ・アンド・カントリークラブ(Lake Nona Golf & Country Club)で開催される2023年シーズンの開幕戦「ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(Hilton Grand Vacations Tournament of Champions)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本勢では畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花が出場します。
※畑岡奈紗:2019年大会の初出場から2大会連続4回目の出場
※古江彩佳:初出場
※笹生優花:2022年大会の初出場から2大会連続2回目の出場
※笹生優花の国籍は、2022年シーズンから日本に登録が変更となりました。(LPGA公式サイトをもとにしています)
ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ
2019年にダイヤモンド・リゾート・トーナメント・オブ・チャンピオンズとしてスタート、5回目を迎える今大会は、過去2シーズンのLPGAツアーチャンピオンとスポーツ界やショービジネス界の著名人が出場するまだまだ歴史の浅いトーナメントであり、大会名を「ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」に変更してから2回目となる2023年シーズンの開幕戦となります。
第1回大会を制したのは、2009年の全米女子オープン覇者である韓国のジ・ウンヒ。続く第2回大会はでは、畑岡奈紗、パク・インビとの2日間に及んだプレーオフを制したギャビー・ロペスが優勝。ハイスコアの争いとなった2021年大会では、トーナメント・レコードが記録される中、2年連続のプレーオフを制したジェシカ・コルダが優勝を飾っています。
前回大会では、初日から安定感抜群のプレーでトップをキープしたダニエル・カンが通算16アンダーで完全優勝を飾っています。
会場となるのは、1990年に第1回ソルハイム・カップを開催した「レイク・ノナ・ゴルフ・アンド・カントリークラブ(Lake Nona Golf & Country Club)」になります。
【大会記録】
・LOWEST 18 HOLE:60(-11)
2021年大会:ジェシカ・コルダ(Four Seasons Golf & Sports Club Orlando)
・WINNING SCORE:260(-24)
2021年大会:ジェシカ・コルダ(Four Seasons Golf & Sports Club Orlando)
2021年大会:ダニエル・カン(Four Seasons Golf & Sports Club Orlando)
今大会の賞金総額は$1,500,000、優勝者にはCME POINTS:500ポイントが付与される予選カットなしの4日間72ホールのストローク・プレーで行われます。
※著名人は、予選カットなしのモディファイド・ステーブルフォード・スコアリング方式のポイント制で行われます。
・ダブルイーグル:10ポイント
・ホールインワン:8ポイント
・イーグル:5ポイント
・バーティ:3ポイント
・パー:2ポイント
・ボギー:1ポイント
・ダブルボギー以下:0ポイント
世界ランキングトップ10からは、同2位のネリー・コルダを筆頭に、同7位のブルック・ヘンダーソン、畑岡奈紗の3名、更に同11位のレオナ・マグワイアや同13位のジェニファー・クプチョ、大会連覇を狙う同16位のダニエル・カン、今季復活を期す同58位のパティ・タヴァタナキットなど世界ランキングトップ20から8名が出場するフィールドとなっています。
日本勢では最高順位2位タイの畑岡奈紗と2年目のシーズンを迎える古江彩佳、前回大会6位の笹生優花の3名が出場します。
※世界ランキングは2023年1月16日時点
ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 開催会場
【アメリカ・フロリダ州オーランド】
レイク・ノナ・ゴルフ・アンド・カントリークラブ
(Lake Nona Golf & Country Club)
コース | Yardage | Par |
レイク・ノナ・ゴルフ & カントリークラブ (Lake Nona Golf & Country Club) |
6,608 | 72 |
アメリカ・フロリダ州オーランドにある「レイク・ノナ・ゴルフ・アンド・カントリークラブ」は、オーランド国際空港の隣、ノーナ湖、レッド湖、バック湖に囲まれた場所に位置し、深い色合いの樹木と池に囲まれた美しいコースとなっています。
1986年に開場されたコースは、名匠トム・ファジオによって設計され、1990年にはソルハイム・カップを初開催、1993年にはゴルフのワールドカップ、他にも男女の全米オープンの予選、ダビストックカップの開催に加え、数多くのアマチュアの大会も行われているプライベート・コースです。
【特徴のあるホール】
・5番Par4:池とフェアウェイに特徴のあるホール。
・17番Par3:池と絡むホール。
・18番Par4:難しいフィニッシングホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:ポアトリビアリス
・ラフ:ペレニアル・ライグラス
・グリーン:ポアトリビアリス
ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ スケジュール
2023年1月19日(木)~1月22日(日)
【予選カットなし】
1月19日(木) 大会1日目
1月20日(金) 大会2日目
1月21日(土) 大会3日目
1月22日(日) 大会最終日
ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 賞金
【賞金総額】
$1,500,000
【優勝賞金 】
$225,000
※全選手の獲得賞金は大会終了後に下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載します。
歴代優勝者
ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズの過去4大会の優勝者を紹介します。
前回大会を制したのはアメリカのダニエル・カンでした。
年 | 優勝者 |
2022 | ダニエル・カン |
2021 | ジェシカ・コルダ |
2020 | ギャビー・ロペス |
2019 | ジ・ウンヒ |
出場選手一覧
最終エントリーが確定した29名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2023年1月16日時点
ネリー・コルダ(Nelly Korda)
国籍:アメリカ
生年月日:1998年7月28日(24歳)
身長:177.8cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:8勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:1勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2013年に15歳で全米女子オープンに出場、17歳となった2015年には、ハーダー・ホール・ウィメンズ・インビテーショナルを受賞するなど、アマチュア時代から活躍し、プロに転向した2016年からLPGAツアーの下部ツアーに当たるSymetra Tourに参戦、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、LPGAツアーで7年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Taiwan Swinging Skirts LPGA presented by CTBC」でツアー初優勝を飾ると、2019年シーズンには「ISPS Handa Women’s Australian Open」と連覇を果たした「Taiwan Swinging Skirts LPGA presented by CTBC」を含む年間2勝をあげ、ソルハイムカップのアメリカ代表にも選ばれました。
その後、2021年シーズンには、6月に行われたメジャー・トーナメント「全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー初タイトルを獲得、8月に行われた「東京オリンピック」でもゴールド・メダリストに輝くなど、LPGAツアーで年間4勝をあげ、世界ランキング1位に上り詰めました。
長身を活かしたスウィングから放たれる飛距離とアイアンショットの精度は、ツアー屈指の実力を誇ります。課題とされるアプローチとパッティングも改善されつつあり、全体的にレベルの高いゴルフとなっています。
2022年シーズンは、治療によるツアー離脱を余儀なくされる中、平均パット(30.02)とパッティングに苦労したものの、平均飛距離10位(272.28y)パーオン率9位(75.44%)と抜群のショット力を活かしたプレーで1ラウンドあたりの平均スコア6位(69.66)と高いスコアリング・アベレージを誇り、少ない試合数ながら優勝1回を含むトップ10入り8回、賞金ランキング12位($1,418,725)CMEポイントランキングは16位(1,687)世界ランキングは2位で終えています。
5大会連続5回目の出場となる今大会では、優勝こそ無いものの、3位2回、4位タイ、10位のすべてトップ10入りと素晴らしい結果を残しています。2022年の12月には男子の「QBE Shootout」に出場するなど精力的に活動、今季の活躍が大いに期待されます。
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(24歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年と2016年のIMGアカデミー・世界ジュニア選手権で日本人初の2連覇を達成し、2016年の日本女子オープンで優勝、JLPGAのメジャー選手権で史上初のアマチュアで最年少18歳のチャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、7年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Walmart NW Arkansas Championship presented by P&G」でトーナメント・レコードの通算21アンダーでツアー初優勝を飾ると、年間2勝をあげる活躍を見せ、獲得賞金も100万ドルを超えました。
その後、2019年シーズンには、「Kia Classic」でツアー3勝目、2021年シーズンも2勝を飾り、LPGAツアー通算5勝をあげるものの、2018年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」と2021年の「全米女子オープン」でともにプレーオフで敗れるなど、メジャータイトルには、惜しくも手が届いていません。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ショートゲームとパッティングのクオリティの高さが持ち味です。一方でショットには課題が残っています。
2022年シーズンは、平均飛距離33位(265.24y)パーオン率28位(72.63%)平均パット12位(29.27)とショット・パッティング共にまずまずの数値を記録、1ラウンドあたりの平均スコア14位(69.94)の優勝1回を含むトップ10入り7回、賞金ランキング13位($1,402,138)CMEポイントランキングは13位(1,787)世界ランキング10位でシーズンを終えています。
2大会連続5回目の出場となる今大会では2020年大会で2位タイに入る活躍を見せています。開幕戦でのプレーが注目されます。
古江 彩佳(Ayaka Furue)
国籍:日本
生年月日:2000年5月27日(22歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
ナショナル・チームで腕を磨き、2019年の富士通レディースで優勝、JLPGAツアー史上7人目のアマチュア・チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後も2019年1回、2020年3回、2021年3回とJLPGAツアーで7勝を挙げ、統合された2020-2021シーズンには「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝く活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦し、2年目のシーズンを迎えます。
初出場となった2020年シーズンの「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、2021年シーズンに行われた2つのメジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン」と「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」では、それぞれ20位タイとキャリア最高の4位に入っています。
その後、ルーキー・イヤーとなった2022年シーズンにLPGAツアー1勝を飾る活躍を見せています。
フェアウェイを外さない正確なティーショットと安定感のあるショートアイアン、そして最大の持ち味は、パッティングのクオリティの高さと言えるでしょう。
2022年シーズンは、平均飛距離129位(248.65y)フェアウェイキープ率8位(84.04%)パーオン率34位(72.40%)Putts per GIRが26位(1.78)Putting Averageが29位(29.57)と持ち味を活かした数値でSCORING AVERAGEは21位(70.34)を記録、優勝1回を含むトップ10入り4回、賞金ランキングは29位($957,831)CMEポイントランキングは17位(1,568)でした。
初出場となる今大会では幸先の良いスタートを切れるか注目されます。
笹生 優花(Yuka Saso)
国籍:日本
生年月日:2001年6月20日(21歳)
身長:166.0cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年のアジアン・ゲームズ(アジア大会)にフィリピン代表の一員として出場し、ゴールド・メダルを獲得。翌年の2019年には、オーガスタ・ナショナル女子アマチュア・ゴルフ選手権で3位タイに入り、ガールズ・ジュニアPGAチャンピオンシップでは優勝を飾るなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後の2020年には、JLPGAツアーで2勝を挙げる活躍を見せています。
その後、キム・アリム(2020年 全米女子オープン)、ソフィア・ポポフ(2020年 AIG全英女子オープン)、渋野日向子(2019年 AIG全英女子オープン)に続き、3年ぶりに非会員として、2021年の「全米女子オープン」でメジャー・トーナメント優勝という快挙を達成、LPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2021年シーズン途中から世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、3年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアーに本格参戦してからは、4回のトップ10フィニッシュを飾るなど、安定した成績を残しています。
身長は決して大きくないが、平均飛距離270ヤードを超える力強いティーショットと深いラフからでも方向性を出せる正確なアイアンショット、ショートゲームの多彩さなど高いレベルのゴルフを見せています。
2022年シーズンは、平均飛距離3位(275.61y)ながら、フェアウェイキープ率132位(67.80%)パーオン率86位(68.58%)平均パット13位(29.28)とショットに苦労し、SCORING AVERAGEも34位(70.73)優勝はなく、トップ10入り4回、賞金ランキングは36位($773,294)CMEポイントランキングは28位(1,182)でした。
2大会連続2回目の出場となる今大会は、初出場で6位に入るなど相性が良いだけに、今季の好スタートに期待したい。
最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!
ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズのテレビ放送
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンドLIVE配信!!
【BS放送】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
生:生中継
1月20日(金) 第1日
02:00~05:15
WOWOWライブ 生
1月21日(土) 第2日
02:00~05:15
WOWOWライブ 生
1月22日(日) 第3日
02:00~05:30
WOWOWプライム 生
1月23日(月) 第4日 (最終日)
04:00~08:00
WOWOWライブ 生
【動画配信】WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
・1月20日(金) 02:00~ 同時配信
・1月19日(木) 22:50~ 専用カメラ(畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花)
・1月21日(土) 02:00~ 同時配信
・1月20日(金) 21:35~ 専用カメラ(畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花)
・1月22日(日) 02:00~ 同時配信
・1月21日(土) 22:50~ 専用カメラ(古江彩佳、畑岡奈紗)
・1月23日(月) 04:00~ 同時配信
・1月23日(月) 01:35~ 専用カメラ(畑岡奈紗、笹生優花)
※日本人選手の専用カメラによる配信、見逃し配信についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。
ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 試合結果
コース | Yardage | Par |
レイク・ノナ・ゴルフ & カントリークラブ (Lake Nona Golf & Country Club) |
6,608 | 72 |
最終日
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
10:34(00:34)
笹生優花
11:07(01:07)
D.カン
11:29(01:29)
C.ハル/M.スターク
11:40(01:40) ★
B.M.ヘンダーソン/N.コルダ/畑岡奈紗
10番ホールスタート
09:17(23:17)
古江彩佳
※アマチュアとのラウンドとなるため、プロは1組1名となります。
※★マークのついている組み合わせ時間は、プロのみのラウンドとなります。
※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間1月22日(日)の08:55だと日本時間1月23日(月)の22:55、現地時間1月22日(日)の11:40だと日本時間1月23日(月)の01:40になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
最終日
優勝 | ブルック・ヘンダーソン | -16 | 70 |
T2 | マヤ・スターク | -12 | 69 |
チャーリー・ハル | -12 | 69 | |
4 | ネリー・コルダ | -11 | 72 |
5 | 畑岡 奈紗 | -9 | 74 |
T6 | ポーラ・レト | -8 | 70 |
笹生 優花 | -8 | 70 | |
ギャビー・ロペス | -8 | 70 | |
T9 | レオナ・マグワイア | -6 | 69 |
アシュリー・ブハイ | -6 | 71 | |
T18 | 古江 彩佳 | -1 | 73 |
【詳細】
畑岡 奈紗
1バーディ、3ボギー(74)
笹生 優花
1イーグル、3バーディ、3ボギー(70)
古江 彩佳
2バーディ、3ボギー(73)
14時00分時点での天候はくもり、気温26.0℃、湿度66%、風速6.7m/s(南南西)というコース・コンディションの中、29名による最終日が行われた。
風も強くて難しいコンディションとなった最終日、各選手がスコアメイクに苦労する展開の中、開幕戦を制したのは、2023年シーズンからグラブを一新し、新たなチャレンジを試みているメジャー2勝を含むLPGAツアー12勝を誇るカナダのブルック・ヘンダーソン。
2位以下に3打差をつけ単独トップで最終日を迎えたブルック・ヘンダーソンは、3日間すべてバーディと相性の良い2番Par5でバーディ先行の好スタートを切ると、6番Par3でボギーを叩いたものの、9番Par5でミドルパットを決めてバーディ。後続との差を4打差に広げて前半を終えると、11番Par5と12番Par4でのチャンスを活かせず迎えた15番Par5でミドルパットを決めてバーディ。その後は上り3ホールをパーでホールアウト。フェアウェイキープ率42.86% (6/14)、パーオン率72.22% (13/18)、平均パット(29)の3バーディ、1ボギー(70)とスコアを2つ伸ばし、通算16アンダーで完全優勝(ワイヤー・トゥ・ワイヤー)を達成、LPGAツアー13勝目を飾った。
3番Par4と6番Par3、7番Par4でボギーを叩くなど、序盤から大きくつまずきながら9番Par5でのバーディを皮切りに、11番Par5と12番Par4で連続バーディ。更に15番Par5から17番Par3にかけて3連続バーディを奪うなど、後半一気に盛り返し、6バーディ、3ボギー(69)とスコアを3つ伸ばしたマヤ・スタークと5番Par4でバーディ、6番Par3でダブルボギー、7番Par4でバーディ、9番Par5でイーグルとスコアを2つ伸ばして折り返し、短いパットを外した10番Par4でボギー、11番Par5でバーディ、ロングパットをきめた15番Par5でバーディ、16番Par4でボギー、最終18番Par4でバーディと終始出入りのあるプレーだったものの、スコアを3つ伸ばしたチャーリー・ハルの2名が通算12アンダー・2位タイで並び、開幕戦を終えた。
トップと3打差の2位タイでスタートしたネリー・コルダは、出だしの2番Par5でバーディを先行させながら6番Par3でボギー。その後もバーディの直後にボギーを叩くを2回繰り返すなど、最後まで流れを掴めず、3バーディ、3ボギー(72)とスコアを伸ばせず、通算11アンダー・4位で開幕戦を終えた。
出だしの6ホールをパーで通過し迎えた7番Par4でアプローチをよせきれずボギーが先行する展開となった畑岡奈紗は、2オンに成功した9番Par5でバーディを奪い、スコアをスタート時に戻したものの、チャンスホールでもある11番と15番のPar5でスコアを伸ばせず、迎えた16番と最終18番のPar4で3打目のアプローチをよせきれずボギー。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率61.11% (11/18)、平均パット(32)の1バーディ、3ボギー(74)とスコアを2つ落とし、通算9アンダー・5位で開幕戦を終えた。
2番Par5で距離のある下りの右に曲がるラインを読み切りイーグルでのスタートを切った笹生優花は、7番Par4でアプローチをよせきれずボギーを叩いたものの、3打目のアプローチをよせた9番と折り返した11番、ミドルパットを決めた15番の3つのPar5でバーディ。しかし、続く16番Par4と17番Par3でともにアプローチをよせきれず連続ボギー。最終日はフェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率72.22% (13/18)、平均パット(31)の1イーグル、3バーディ、3ボギー(70)とスコアを2つ伸ばし、通算8アンダー・6位タイで開幕戦を終えた。
出だしの11番Par5でバーディを先行させた古江彩佳だったが、14番と18番のPar4でボギーを叩くと、折り返した5番Par4でバーディを奪うものの、7番Par4でボギーと最後までリズムを掴めず、最終日はフェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率66.67% (12/18)、平均パット(31)の2バーディ、3ボギー(73)とスコアを1つ落とし、通算1アンダー・18位タイで開幕戦を終えた。
3日目
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:03(22:03)
古江彩佳
08:58(22:58)
畑岡奈紗
09:09(23:09)
M.スターク
09:20(23:20)
ウェイリン・スー
09:31(23:31)
C.ハル
09:42(23:42)
N.コルダ
09:53(23:53)
B.M.ヘンダーソン
10番ホールスタート
07:52(21:52)
笹生優花
09:09(23:09)
P.タヴァタナキット
09:20(23:20)
J.クプチョ
※アマチュアとのラウンドとなるため、プロは1組1名となります。
※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間1月21日(土)の07:30だと日本時間1月22日(日)の21:30、現地時間1月21日(土)の10:04だと日本時間1月22日(日)の00:04になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
3日目
首位 | ブルック・ヘンダーソン | -14 | 69 |
T2 | 畑岡 奈紗 | -11 | 66 |
ネリー・コルダ | -11 | 68 | |
T4 | マヤ・スターク | -9 | 68 |
チャーリー・ハル | -9 | 69 | |
T6 | ポーラ・レト | -6 | 67 |
笹生 優花 | -6 | 67 | |
モリヤ・ジュタヌガーン | -6 | 69 | |
ギャビー・ロペス | -6 | 69 | |
ダニエル・カン | -6 | 70 | |
T18 | 古江 彩佳 | -2 | 73 |
【詳細】
畑岡 奈紗
7バーディ、1ボギー(66)
笹生 優花
1イーグル、3バーディ(67)
古江 彩佳
4バーディ、5ボギー(73)
12時00分時点での天候はくもり、気温18.0℃、湿度60%、風速3.1m/s(北北東)というコース・コンディションの中、29名による3日目が行われた。
3日目を終えて単独トップをキープしたのは、2023年シーズンからグラブを一新し、新たなチャレンジを試みているメジャー2勝を含むLPGAツアー12勝を誇るカナダのブルック・ヘンダーソン。
初日からトップを譲らずに3日目を迎えたブルック・ヘンダーソンは、2番Par5でバーディが先行する幸先の良いスタートを切ると、その後6ホールをパーで通過し迎えた9番Par5で短いバーディパットを決めるなど、後続とのリードを広げて前半を終える。後半に入り、11番Par5でミドルパットを決めてバーディを奪うと、12番Par4でティーショットのミスから3打目のアプローチもよせきれずボギーを叩き、229yと距離の短い1オン可能な14番Par4と15番Par5ではともに短いパットを外してスコアを伸ばせなかったものの、16番Par4で距離のある下りの大きく右に曲がるラインを読み切りバーディ。フェアウェイキープ率85.71% (12/14) 、パーオン率83.33% (15/18)、平均パット(30)の4バーディ、1ボギー(69)でラウンド、リードが3打差に縮まったものの、通算14アンダー・単独トップをキープしたまま3日目を終えた。
序盤からショットに安定感を欠く畑岡奈紗は、3番Par4でショートサイドからの3打目のアプローチをよせきれずボギーを叩いたものの、その後5ホールをパーで通過し迎えた9番Par5でミドルパットを決めてバーディを奪い、スタート時のスコアに戻して前半を終える。後半に入り、11番Par5で右に曲がるラインのミドルパットを決めてバーディを奪うと、それぞれロングパットとミドルパットを決めた13番Par3と14番Par4、3打目をピンそばにつけた15番Par5、ミドルパットを決めた16番Par4で圧巻の4連続バーディ。更に最終18番Par4でもミドルパットを決めてバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率64.29% (9/14) 、パーオン率72.22% (13/18)、平均パット(25)とパッティングに冴えを見せ、7バーディ、1ボギーと3日目のベストスコア(66)でラウンド、スコアを6つ伸ばし、通算11アンダー・2位タイに浮上、好位置で3日目を終えた。
単独2位からスタートしたネリー・コルダは、出だしの1番Par4でボギーとつまずいたものの、その後7ホールをパーで通過し迎えた9番Par5でバーディを奪い、スコアをスタート時に戻すと、ミドルパットを決めた11番Par5と2打目をピンそばにつけた12番Par4で連続バーディ。更にグリーンサイドバンカーからの2打目をピンそばによせた229yの1オン可能な14番Par4とグリーン右手前から3打目のアプローチをピンそばによせた15番Par5で連続バーディを奪うなど、後半スコアを4つ伸ばしフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14) 、パーオン率72.22% (13/18)、平均パット(28)の5バーディ、1ボギー(68)でラウンド、通算11アンダー・2位タイで3日目を終えた。
トップと5打差の4位タイには、5バーディ、1ボギー(68)でラウンドしたマヤ・スタークと4バーディ、1ボギー(69)でラウンドしたチャーリー・ハルの2名が通算9アンダーで並んだ。
10番Par4からスタートした笹生優花は、12番Par4で2打目をピンそばにつけバーディを奪うと、229yと距離の短い1オン可能な14番Par4で2打目のアプローチをよせてバーディ。更に18番Par4でも2打目をピンそばにつけバーディと前半から順調にスコアを伸ばす。後半に入り、なかなかスコアを伸ばせない展開が続く中、8番Par4でピンまで残り約130yの9Iでの2打目を直接決めてイーグル。フェアウェイキープ率50.00% (7/14) 、パーオン率72.22% (13/18)、平均パット(26)のボギーフリーとなる1イーグル、3バーディ(67)でラウンド、通算6アンダーでフィニッシュ。大会連覇を目指すダニエル・カンら5名と並ぶ6位タイに浮上した。
出だしの1番Par4からボギーが先行するスタートとなった古江彩佳は、6番Par3と8番Par4でもボギーを叩くなど苦しい展開が続く中、9番Par5でロングパットを決めてバウンスバックに成功すると、折り返した10番Par4でもバーディ。更に12番と距離の短い1オン可能な14番のPar4でバーディを奪ったものの、16番Par4と17番Par3で連続ボギー。3日目はフェアウェイキープ率78.57% (11/14) 、パーオン率77.78% (14/18)、平均パット(33)とパッティングに苦労し、4バーディ、5ボギー(73)でフィニッシュ。スコアを1つ落とし、通算2アンダー・18位タイに後退した。
2日目
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:40(21:40)
畑岡奈紗
08:02(22:02)
古江彩佳
08:24(22:24)
D.カン
08:35(22:35)
M.スターク
08:57(22:57)
笹生優花
09:52(23:52)
N.コルダ
10:03(00:03)
B.M.ヘンダーソン
10番ホールスタート
07:40(21:40)
L.マグワイア
08:24(22:24)
P.タヴァタナキット
08:57(22:57)
J.クプチョ
※アマチュアとのラウンドとなるため、プロは1組1名となります。
※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間1月20日(金)の07:40だと日本時間1月21日(土)の21:40、現地時間1月20日(金)の10:14だと日本時間1月21日(土)の00:14になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
2日目
首位 | ブルック・ヘンダーソン | -11 | 66 |
2 | ネリー・コルダ | -7 | 69 |
T3 | チャーリー・ハル | -6 | 69 |
ウェイリン・スー | -6 | 69 | |
T5 | マヤ・スターク | -5 | 68 |
畑岡 奈紗 | -5 | 68 | |
T7 | ダニエル・カン | -4 | 69 |
レオナ・マグワイア | -4 | 69 | |
T9 | モリヤ・ジュタヌガーン | -3 | 67 |
ギャビー・ロペス | -3 | 68 | |
古江 彩佳 | -3 | 70 | |
T16 | 笹生 優花 | -1 | 73 |
【詳細】
畑岡 奈紗
6バーディ、2ボギー(68)
古江 彩佳
1イーグル、1バーディ、1ボギー(70)
笹生 優花
2バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(73)
12時00分時点での天候は晴れ、気温24.0℃、湿度53%、風速2.7m/s(北西)というコース・コンディションの中、29名による2日目が行われた。
2日目を終えて単独トップをキープしたのは、2023年シーズンからグラブを一新し、新たなチャレンジを試みているメジャー2勝を含むLPGAツアー12勝を誇るカナダのブルック・ヘンダーソン。
単独トップで2日目を迎えたブルック・ヘンダーソンは、2番Par5から5番Par4にかけて4連続バーディと最高のスタートを切ると、その後はスコアを伸ばせず6ホールをパーで通過し迎えた12番Par4で2打目をピンそばにつけバーディを奪うと、15番Par5でも3打目のアプローチをよせてバーディ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14) 、パーオン率88.89% (16/18)、平均パット(28)と安定感のあるプレーでボギーフリーとなる6バーディ(66)でラウンド、通算11アンダー・単独トップをキープしたまま2日目を終えた。
単独2位からスタートし、2番Par5でバーディを先行させたネリー・コルダは、6番Par3でボギーを叩き、前半をスタート時のスコアで終えたものの、折り返した11番Par5でバーディを奪うと、12番Par4で3パットのボギーを叩いた直後のティーショットピンそばにつけた13番Par3とミドルパットを決めた14番Par4で連続バーディ。更に17番Par3でもロングパット決めてバーディを奪うなど、フェアウェイキープ率71.43% (10/14) 、パーオン率83.33% (15/18)、平均パット(30)の5バーディ、2ボギー(69)でラウンド、通算7アンダー・単独2位で2日目を終えた。
トップと5打差の3位タイには、ともに6バーディ、3ボギー(69)でラウンドしたチャーリー・ハルとウェイリン・スーが通算6アンダーで並び、アグレッシブなプレーが特徴的なマヤ・スタークが5位タイにつけた。
連覇のかかるダニエル・カンは、5バーディ、2ボギー(69)とスコアを3つ伸ばし、通算4アンダー・7位タイで2日目を終えた。
2番Par5で3打目をピンそばにつけバーディ先行のスタートを切った畑岡奈紗は、3番Par4でショートサイドからのアプローチをよせきれずボギーを叩いたものの、右に曲がるラインを読み切った5番Par4とミドルパットを決めた6番Par3で連続バーディを奪うと、8番Par4でも右に曲がるラインを読み切りバーディ。更に距離のある右に曲がるラインを読み切った10番Par4と3打目をピンそばにつけた11番Par5で連続バーディを奪うなど順調にスコアを伸ばす中、14番Par4でティーショットのミスからボギー。その後はスコアを伸ばせずフィニッシュしたものの、フェアウェイキープ率64.29% (9/14) 、パーオン率77.78% (14/18)、平均パット(27)の6バーディ、2ボギー(68)とスコアを4つ伸ばし、通算5アンダー・5位タイで2日目を終えた。
3打目をピンそばにつけた2番Par5でバーディ先行のスタートを切った古江彩佳は、その後の9ホールをパーとスコアが動かずに迎えた12番Par4でボギーを叩いたものの、440yにセットされた距離の短い15番Par5で2打目をピンそばにつけイーグル。フェアウェイキープ率92.86% (13/14) 、パーオン率88.89% (16/18)、平均パット(33)の1イーグル、1バーディ、1ボギー(70)でラウンド、スコアを2つ伸ばし、通算3アンダー・9位タイで2日目を終えた。
4番Par3でバーディを先行させた笹生優花だったが、直後の5番Par4でダブルボギーを叩くと、折り返した11番Par5でバーディを奪ったものの、15番Par5でボギーとスコアを伸ばせずフィニッシュ。フェアウェイキープ率64.29% (9/14) 、パーオン率66.67% (12/18)、平均パット(31)の2バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(73)とスコアを1つ落とし、通算1アンダー・16位タイに後退した。
1日目
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:58(22:58)
畑岡奈紗
09:20(23:20)
G.ロペス
09:31(23:31)
D.カン
09:42(23:42)
B.M.ヘンダーソン
09:53(23:53)
N.コルダ
10:04(00:04)
J.クプチョ
10番ホールスタート
08:14(22:14)
P.タヴァタナキット
08:25(22:25)
L.マグワイア
09:09(23:09)
古江彩佳
09:42(23:42)
笹生優花
10:15(00:15)
M.スターク
※アマチュアとのラウンドとなるため、プロは1組1名となります。
※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間1月19日(木)の07:30だと日本時間1月19日(木)の21:30、現地時間1月19日(木)の10:15だと日本時間1月20日(金)の00:15になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
1日目
首位 | ブルック・ヘンダーソン | -5 | 67 |
2 | ネリー・コルダ | -4 | 68 |
T3 | ジェンマ・ドライバーグ | -3 | 69 |
チャーリー・ハル | -3 | 69 | |
アシュリー・ブハイ | -3 | 69 | |
ウェイリン・スー | -3 | 69 | |
T7 | 笹生 優花 | -2 | 70 |
ジョディ・エワート・シャドフ | -2 | 70 | |
T9 | マヤ・スターク | -1 | 71 |
ダニエル・カン | -1 | 71 | |
パジャレー・アナナルカルン | -1 | 71 | |
古江 彩佳 | -1 | 71 | |
畑岡 奈紗 | -1 | 71 | |
リゼット・サラス | -1 | 71 | |
レオナ・マグワイア | -1 | 71 | |
アンナ・ノルドクビスト | -1 | 71 | |
セリーヌ・ブティエ | -1 | 71 |
【詳細】
笹生 優花
4バーディ、2ボギー(70)
古江 彩佳
5バーディ、4ボギー(71)
畑岡 奈紗
3バーディ、2ボギー(71)
12時00分時点での天候は晴れ、気温23.0℃、湿度65%、風速6.3m/s(南)というコース・コンディションの中、29名による1日目が行われた。
1日目を終えて単独トップに立ったのは、2023年シーズンからグラブを一新し、新たなチャレンジを試みているメジャー2勝を含むLPGAツアー12勝を誇るカナダのブルック・ヘンダーソン。
2番Par5でバーディ先行の好スタートを切ったブルック・ヘンダーソンは、5番と8番のPar4でもバーディを奪うなど、前半スコアを3つ伸ばして折り返すと、10番Par4でもミドルパットを決めてバーディ。その後、14番Par4でバーディを奪い迎えた17番Par3でアプローチをよせきれずボギーを叩いたものの、最終18番Par4でミドルパットを決めてバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率85.71% (12/14) 、パーオン率77.78% (14/18)、平均パット(27)と安定感のあるプレーで6バーディ、1ボギー(67)でラウンド、5アンダー・単独トップで初日を終えた。
2番Par5と3番Par4で連続バーディの好スタートを切ったネリー・コルダは、4番Par3でボギーを叩いたものの、折り返した11番Par5と2打目をバックスピンでピンそばにつけた14番Par4、ティーショットをピンハイにつけた17番Par3でバーディを奪うなど、フェアウェイキープ率64.29% (9/14) 、パーオン率72.22% (13/18)、平均パット(28)の5バーディ、1ボギー(68)と順調にスコアを伸ばし、4アンダー・単独2位で初日を終えた。
トップと2打差の3位タイには、2022年シーズンにLPGAツアー初優勝を飾ったジェンマ・ドライバーグと全英女子オープンを制したアシュリー・ブハイら4名が3アンダーで並んだ。
14番と16番のPar4でボギーが先行した笹生優花だったが、17番Par3でバウンスバックに成功すると、折り返した2番Par5と5番Par4、そして2オンに成功した9番Par5でバーディを奪うなど、フェアウェイキープ率71.43% (10/14) 、パーオン率72.22% (13/18)、平均パット(30)の4バーディ、2ボギー(70)でラウンド、2アンダー・7位タイで初日を終えた。
出だしの10番Par4でアプローチをよせきれずボギーが先行した古江彩佳は、11番Par5でバウンスバックに成功すると、14番Par4もバーディを奪って迎えた16番Par4と17番Par3で連続バーディ。更に折り返した5番Par4のバーディでトップタイに並んだものの、6番Par3のボギーをきっかけにアプローチをよせきれなかった7番Par4と3パットを喫した8番のPar4で3連続ボギー。フェアウェイキープ率85.71% (12/14) 、パーオン率61.11% (11/18)、平均パット(28)の5バーディ、4ボギー(71)でフィニッシュ、1アンダー・9位タイで初日を終えた。
ヒルトン・グランド・バケーションズのアンバサダーに就任した畑岡奈紗は、3打目をピンそばにつけた2番Par5でバーディ先行の好スタートを切ると、7番Par4でボギーを叩いたものの、グリーン手前からの3打目をよせた9番Par5と2打目をピンそばにつけた10番Par4で連続バーディ。その後は14番Par4で3パットのボギーを叩くなど、スコアを伸ばせずフィニッシュしたものの、フェアウェイキープ率64.29% (9/14) 、パーオン率72.22% (13/18)、平均パット(29)の3バーディ、2ボギー(71)の1アンダー・9位タイで初日を終えた。
初日は、トップと5打差の中に21名がひしめく大混戦となった。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
ブルック・ヘンダーソン(Brooke M. Henderson)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
77.78% (14/18) |
262.0y | 27 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
88.89% (16/18) |
264.0y | 28 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
83.33% (15/18) |
257.0y | 30 |
ROUND4 | 42.86% (6/14) |
72.22% (13/18) |
255.0y | 29 |
TOTAL | 71.43% (40/56) |
80.56% (58/72) |
259.0y | 28 |
2位タイ
マヤ・スターク(Maja Stark)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 57.14% (8/14) |
83.33% (15/18) |
257.0y | 32 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
88.89% (16/18) |
249.0y | 30 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
77.78% (14/18) |
252.0y | 28 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
262.0y | 31 |
TOTAL | 62.50% (35/56) |
83.33% (60/72) |
255.0y | 30 |
2位タイ
チャーリー・ハル(Charley Hull)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 28.57% (4/14) |
55.56% (10/18) |
249.0y | 25 |
ROUND2 | 35.71% (5/14) |
72.22% (13/18) |
261.0y | 28 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
66.67% (12/18) |
262.0y | 27 |
ROUND4 | 78.57% (11/14) |
83.33% (15/18) |
276.0y | 30 |
TOTAL | 50.00% (28/56) |
69.44% (50/72) |
262.0y | 27 |
5位
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
253.0y | 29 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
77.78% (14/18) |
256.0y | 27 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
246.0y | 25 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
61.11% (11/18) |
259.0y | 32 |
TOTAL | 64.29% (36/56) |
70.83% (51/72) |
253.0y | 28 |
6位タイ
笹生 優花(Yuka Saso)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
72.22% (13/18) |
272.0y | 30 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
66.67% (12/18) |
261.0y | 31 |
ROUND3 | 50.00% (7/14) |
72.22% (13/18) |
281.0y | 26 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
72.22% (13/18) |
272.0y | 31 |
TOTAL | 64.29% (36/56) |
70.83% (51/72) |
271.0y | 29 |
18位タイ
古江 彩佳(Ayaka Furue)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
61.11% (11/18) |
222.0y | 28 |
ROUND2 | 92.86% (13/14) |
88.89% (16/18) |
226.0y | 33 |
ROUND3 | 78.57% (11/14) |
77.78% (14/18) |
228.0y | 33 |
ROUND4 | 92.86% (13/14) |
66.67% (12/18) |
227.0y | 31 |
TOTAL | 87.50% (49/56) |
73.61% (53/72) |
226.0y | 31 |
優勝したブルック・ヘンダーソンは、飛距離からショット、パッティングまで全てにおいて安定した数値であり、2位タイで並んだマヤ・スタークは、ショット力、チャーリー・ハルは、パッティングの数値が良かった。5位の畑岡奈紗は、パッティングが良く、6位タイの笹生優花は、ショットの数値が良くなってきた。18位タイの古江彩佳は、ティーショットは安定した数値だったが、パッティングの数値が低かった。
全選手の結果
※2023年大会(2023年シーズン)
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