2022年2月3日(木)~2月5日(土)にかけてアメリカ・フロリダ州フォート・マイヤーズにあるクラウン・コロニー・ゴルフ・アンド・カントリークラブ(Crown Colony Golf & Country Club)で開催される2022年シーズン第3戦「LPGAドライブ・オン選手権(LPGA Drive On Championship)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは、畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳の3名が出場します。
※畑岡奈紗:2021年大会から2年連続2回目の出場
※笹生優花:初出場
※古江彩佳:初出場
※笹生優花の国籍は、2022年シーズンから日本に登録が変更となりました。(LPGA公式サイトをもとにしています)
LPGAドライブ・オン選手権
「LPGA Drive On Championship」として4度目となる今回は、1974年と1975年にロックムア・カントリークラブ(Lochmoor Country Club)で開催されたグレーター・フォート・マイヤーズ・クラシック(the Greater Fort Myers Classic)以来、LPGAツアーとして47年ぶりにフロリダ州フォート・マイヤーズでの開催となります。
2020年7月に行われた1度目は、アメリカのダニエル・カンがセリーヌ・ブティエとの優勝争いを制し、LPGAツアー4勝目を挙げ、日本の河本結が4位に入った。同年10月に行われた2度目は、アリー・マクドナルドが、連覇のかかったダニエル・カンを振り切り、28歳の誕生日にうれしいLPGAツアー初優勝を飾り、2021年3月に行われた3度目は、オースティン・アーンストが2位に5打差をつける圧勝で、LPGAツアー3勝目を飾りました。
3戦目の舞台となるのは、クラウン・コロニー・ゴルフ・アンド・カントリークラブ(Crown Colony Golf & Country Club)になります。
今大会は、賞金総額:$1,500,000、CMEポイント:500、予選・決勝ラウンドを含む3日間54ホールのストローク・プレーで行われます。
世界ランキング2位のネリー・コルダを筆頭に、同4位のパク・インビ、開幕戦を制したダニエル・カンやレクシー・トンプソンが出場します。
日本からは、ともに開幕戦から3連戦となる2021年シーズン2勝の畑岡奈紗と2021年の全米女子オープンを制した笹生優花に加え、2021年12月に行われた最終予選会を通過した古江彩佳が、LPGAツアー・ルーキーとして出場します。
LPGAドライブ・オン選手権 開催会場
【アメリカ・フロリダ州フォート・マイヤーズ】
クラウン・コロニー・ゴルフ・アンド・カントリークラブ(Crown Colony Golf & Country Club)
コース | Yardage | Par |
クラウン・コロニー・ゴルフ & CC (Crown Colony Golf & Country Club) |
6,592 | 72 |
アメリカ・フロリダ州の南西部にある美しい「クラウン・コロニー・ゴルフ・アンド・カントリークラブ」は、フォート・マイヤーズ・ビーチやサニベル島、キャプティーバ諸島の近くにあり、絶好のロケーションを持つ、美しいクラブハウスと設備を兼ね備えた、壮大でフロリダ南西部で最もタフなプライベート・コースの1つとなっています。
2001年に世界的な建築家ロン・ガールによって設計され、原生湿地、数多くの湖、そして成熟した松と大きなオークに囲まれているスコットランドとアイルランドのリンクス・スタイルのコースを取り入れたオールドタイプのチャンピオンシップ・コース(18ホール)となっています。
【特徴のあるホール】
・11番Par4:アイランド・グリーン。
・13番Par4:左右のハザード。
・16番Par4:最もタフなホール。
・18番Par5:壮大な左ドッグレッグのフィニッシングホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:シー・アイル 1 シーショア・パスパルム
・ラフ:シー・アイル 1 シーショア・パスパルム
・グリーン:シードワーフ・シーショア・パスパルム
LPGAドライブ・オン選手権 スケジュール
2022年2月3日(木)~2月5日(土)
2月3日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
2月4日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
2月5日(土) 大会最終日(決勝ラウンド)
LPGAドライブ・オン選手権 賞金
【賞金総額】
$1,500,000
【優勝賞金 】
$225,000
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した120名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2022年1月31日時点
ネリー・コルダ(Nelly Korda)
国籍:アメリカ
生年月日:1998年7月28日(23歳)
身長:177.8cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:7勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:1勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2013年に15歳で全米女子オープンに出場、17歳となった2015年には、ハーダー・ホール・ウィメンズ・インビテーショナルを受賞するなど、アマチュア時代から活躍し、プロに転向した2016年からLPGAツアーの下部ツアーに当たるSymetra Tourに参戦、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、LPGAツアーで6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Taiwan Swinging Skirts LPGA presented by CTBC」でツアー初優勝を飾ると、2019年シーズンには「ISPS Handa Women’s Australian Open」と連覇を果たした「Taiwan Swinging Skirts LPGA presented by CTBC」を含む年間2勝をあげ、ソルハイムカップのアメリカ代表にも選ばれました。
その後、2021年シーズンには、6月に行われたメジャー・トーナメント「全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー初タイトルを獲得、8月に行われた「東京オリンピック」でもゴールド・メダリストに輝くなど、LPGAツアーで年間4勝をあげ、世界ランキング1位に上り詰めました。
長身を活かしたスウィングから放たれる飛距離とアイアンショットの精度は、ツアー屈指の実力を誇ります。課題とされるアプローチとパッティングも改善されつつあり、全体的にレベルの高いゴルフとなっています。
2021年シーズンは、平均飛距離7位(275.12y)パーオン率5位(77.24%)と抜群のショット力を活かしたプレーで、1ラウンドあたりの平均スコア1位(68.77)と高いスコアリング・アベレージを誇り、4勝を挙げ、賞金ランキング2位、世界ランキングでは1位に輝いています。
2022年シーズンは、2試合に出場し、トップ10入り1回(開幕戦4位タイ、第2戦が20位タイ)と上々のスタートを切っています。
2020年大会の初出場から2年ぶり2回目の出場となる今大会での成績は、2020年大会の40位タイ最高成績となります。
笹生 優花(Yuka Saso)
国籍:日本
生年月日:2001年6月20日(20歳)
身長:166.0cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年のアジアン・ゲームズ(アジア大会)にフィリピン代表の一員として出場し、ゴールド・メダルを獲得。翌年の2019年には、オーガスタ・ナショナル女子アマチュア・ゴルフ選手権で3位タイに入り、ガールズ・ジュニアPGAチャンピオンシップでは優勝を飾るなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後の2020年には、JLPGAツアーで2勝を挙げる活躍を見せています。
その後、キム・アリム(2020年 全米女子オープン)、ソフィア・ポポフ(2020年 AIG全英女子オープン)、渋野日向子(2019年 AIG全英女子オープン)に続き、3年ぶりに非会員として、2021年の「全米女子オープン」でメジャー・トーナメント優勝という快挙を達成、LPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2021年シーズン途中から世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、2年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアーに本格参戦してからは、4回のトップ10フィニッシュを飾るなど、安定した成績を残しています。
身長は決して大きくないが、平均飛距離270ヤードを超える力強いティーショットと深いラフからでも方向性を出せる正確なアイアンショット、ショートゲームの多彩さなど高いレベルのゴルフを見せています。
2021年シーズンは、平均飛距離12位(271.95y)平均パット7位(29.09)サンドセーブ率1位(63.64%)1ラウンドあたりの平均スコア4位(69.36)と特徴が活かされた数値となっており、最終戦のCMEグループ・ツアーチャンピオンシップにも出場、賞金ランキングも6位、世界ランキングではトップ10に入るなど、素晴しい活躍を見せています。
2022年シーズンは、2試合に出場し、トップ10入り2回(開幕戦6位、第2戦が3位)と優勝こそ無いものの、好スタートを切っています。
初出場となる今大会でどの様なプレーを見せるのか注目です。
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(23歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:5勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年と2016年のIMGアカデミー・世界ジュニア選手権で日本人初の2連覇を達成し、2016年の日本女子オープンで優勝、JLPGAのメジャー選手権で史上初のアマチュアで最年少18歳のチャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Walmart NW Arkansas Championship presented by P&G」でトーナメント・レコードの通算21アンダーでツアー初優勝を飾ると、年間2勝をあげる活躍を見せ、獲得賞金も100万ドルを超えました。
その後、2019年シーズンには、「Kia Classic」でツアー3勝目、2021年シーズンも2勝を飾り、LPGAツアー通算5勝をあげるものの、2018年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」と2021年の「全米女子オープン」でともにプレーオフで敗れるなど、メジャータイトルには、惜しくも手が届いていません。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ショートゲームとパッティングのクオリティの高さが持ち味です。一方でショットには課題が残っています。
2021年シーズンは、平均飛距離53位(260.67y)パーオン率49位(71.61%)平均パット26位(29.70)とショット・パッティングともに上位ではなく、1ラウンドあたりの平均スコア25位(70.46)だったものの、優勝2回と全米女子オープンでもプレーオフを戦うなど、5月以降は内容も良くなっていました。
2022年シーズンは、2試合に出場し、トップ10入り0回(開幕戦18位タイ、第2戦が20位タイ)とショット・パッティングともに課題の残ったスタートとなっています。
2021年大会の初出場から2年連続2回目の出場となる今大会での成績は、2021年大会で予選落ちとなっています。
パティ・タヴァタナキット(Patty Tavatanakit)
国籍:タイ
生年月日:1999年10月11日(22歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
UCLAで7回の優勝とWGCAのオール・アメリカンのファースト・チームに2度選出、2018年の全米女子オープンで5位タイに入り、ローアマチュアを獲得するなど、アマチュア時代から活躍し、プロに転向した2019年からLPGAツアーの下部ツアーに当たるSymetra Tourに参戦、3週連続優勝を果たし、平均スコア(69.382)、Par4の平均スコア(3.931)、Par5の平均スコア(4.583)で1位を獲得。2019年の「Gaelle Truet Rookie of theYear」に選ばれ、賞金ランキングで2位に入り、2020年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、3年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー1年目は、14試合に出場し、トップ10入り1回、予選落ち7回と結果を残せなかったが、2年目となる2021年シーズンに才能が開花。4月に行われた「ANA Inspiration」で大会4人目となる完全優勝(wire-to-wire)を達成し、メジャー・トーナメント優勝という快挙とともに、LPGAツアー初優勝を飾りました。
その後も安定した活躍を続け、優勝1回を含むトップ10入り10回を記録し、「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」と「Rolex ANNIKA Major award」を受賞しました。
体格は決して大きくないが、ゆっくりとしたテイクバックから一気にフリ抜かれるティーショットの平均飛距離は、ツアー屈指の270yを越え、飛んで曲がらない安定感も持っています。さらにショートゲームやパッティングも高いレベルにあります。
2021年シーズンは、平均飛距離8位(274.70y)に対して、パーオン率48位(71.62%)と低かったものの、平均パット11位(29.23)1ラウンドあたりの平均スコア11位(69.83)と高いスコアリング・アベレージを誇り、獲得賞金も100万ドルを超えました。
2022年シーズンは、2試合に出場し、トップ10入り0回(開幕戦、第2戦ともに13位タイ)と少し物足り無さを感じるスタートとなっています。
2020年大会の初出場から3年連続4回目の出場となる今大会での成績は、2021年大会の14位タイが最高成績です。
古江 彩佳(Ayaka Furue)
国籍:日本
生年月日:2000年5月27日(21歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
ナショナル・チームで腕を磨き、2019年の富士通レディースで優勝、JLPGAツアー史上7人目のアマチュア・チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後も2019年1回、2020年3回、2021年3回とJLPGAツアーで7勝を挙げ、統合された2020-2021シーズンには「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝く活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして、1年目のシーズンを迎えます。
初出場となった2020年シーズンの「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、2021年シーズンに行われた2つのメジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン」と「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」では、それぞれ20位タイとキャリア最高の4位に入っています。
その後、2021年12月に行われたLPGAのQシリーズ(予選会)を7位で通過、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
フェアウェイを外さない正確なティーショットと安定感のあるショートアイアン、そして最大の持ち味は、パッティングのクオリティの高さと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは、1試合に出場し、トップ10入り0回(第2戦が18位タイ)とまずまずのスタートとなっています。
初出場となる今大会でどの様なプレーを見せるのか注目です。
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LPGAドライブ・オン選手権のテレビ放送
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンドLIVE配信!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!
【BS放送】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
生:生中継
2月4日(金) 第1日
05:00~08:00
WOWOWライブ 生
2月5日(土) 第2日
05:00~07:30
WOWOWライブ 生
2月6日(日) 第3日 (最終日)
04:00~08:00
WOWOWプライム 生
【動画配信】WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
・2月4日(金) 05:00~08:00
・2月3日(木) 22:15~27:35 専用カメラ(畑岡奈紗、笹生優花)
・2月5日(土) 05:00~07:51
・2月4日(金) 21:55~27:02 専用カメラ(古江彩佳)
・2月6日(日) 04:00~07:19
・2月5日(土) 23:50~28:48 専用カメラ(畑岡奈紗、古江彩佳)
※日本人選手の専用カメラによる配信、見逃し配信についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。
【動画配信】GOLFTV
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
2月4日(金) 第1日
01:00~04:00
2月5日(土) 第2日
01:00~04:00
2月6日(日) 第4日 (最終日)
04:00~07:00
LPGAドライブ・オン選手権 試合結果
コース | Yardage | Par |
クラウン・コロニー・ゴルフ & CC (Crown Colony Golf & Country Club) |
6,592 | 72 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:59(21:59)
キム・アリム/A.ユーイング/C.ブティエ
12:24(02:24)
古江彩佳/Y.ノー/M.サグストロム
12:35(02:35)
N.コルダ/パク・インビ/B.M.ヘンダーソン
12:46(02:46)
J.コルダ/A.ジュタヌガーン/P.タヴァタナキット
10番ホールスタート
07:48(21:48)
J.クプチョ/A.ティティクル/E.ヘンセライト
07:59(21:59)
畑岡奈紗/リン・シユ/エイミー・ヤン
08:10(22:10)
L.マグワイア/L.トンプソン/A.ノルドクビスト
08:21(22:21)
G.ロペス/S.ポポフ/笹生優花
08:54(22:54)
P.ルサン=ブシャール/A.エムリー/A.リー
12:24(02:24)
A.オルソン/C.カー/チョン・インジ
12:46(02:46)
A.アーンスト/C.ハル/L.デービース
※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月3日(木)の07:15だと日本時間2月3日(木)の21:15あたり、現地時間2月3日(木)の13:19だと日本時間2月4日(金)の03:19になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | マリナ・アレックス | -7 | 65 |
畑岡 奈紗 | -7 | 65 | |
T3 | パティ・タヴァタナキット | -6 | 66 |
リネア・ヨハンソン | -6 | 66 | |
レオナ・マグワイア | -6 | 66 | |
T6 | モード=エイミー・ルブラン | -5 | 67 |
ブロンテ・ロー | -5 | 67 | |
チャーリー・ハル | -5 | 67 | |
マデリーン・サグストロム | -5 | 67 | |
イ・ジョンウン6 | -5 | 67 | |
キャロライン・マッソン | -5 | 67 | |
T34 | 古江 彩佳 | -2 | 70 |
T115 | 笹生 優花 | +5 | 77 |
【詳細】
畑岡 奈紗
8バーディ、1ボギー(65)
古江 彩佳
5バーディ、3ボギー(70)
笹生 優花
2バーディ、3ボギー、1ダブルパー(77)
15時00分時点での天候は晴れ、気温28.0℃、湿度47%、風速4.4m/s(南)というコース・コンディションの中、119名(1名途中棄権)による予選ラウンド1日目が行われた。
予選ラウンド1日目を終えてトップに並んだのは、2018年「Cambia Portland Classic」以来、約3年5カ月ぶりの優勝を狙うマリナ・アレックスとLPGAツアー5勝を挙げている畑岡奈紗。
出だしの4ホールをパーで通過と無難なスタートを切ったマリナ・アレックスは、5番と距離の短い2オン可能な9番の2つのPar5で確実にバーディを奪い、前半スコアを2つ伸ばして折り返すと、10番と11番のPar4でバーディ、12番Par5でも確実にバーディを奪うと、続く13番Par4でもスコアを伸ばし、5連続バーディ。最終18番Par5でも確実にバーディを奪ってホールアウト。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(25)とショット・パッテイングともに安定したプレーでボギーフリーとなる7バーディ(65)をマーク、7アンダー・トップタイで初日のラウンドを終えた。
畑岡奈紗は、出だしの10番Par4で複雑なラインのバーディパットを決めて幸先の良いスタートを切ると、13番Par4でアプローチを寄せきれずボギーとしたものの、続く14番Par3でミドルパットを決めてバウンスバックに成功。17番Par3ではティーショットをピンハイにつけバーディ、18番Par5でもロングパットを決めて連続バーディと前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半の1番Par4でショートサイドの難しいアプローチを見事に寄せてパーをセーブすると、流れを落とすことなく、続く2番Par4ではミドルパットを決めてバーディ、4番Par4でもフリンジから距離のある右に曲がるラインを読み切りバーディ、5番Par5では2オンに成功し連続バーディ、距離の短い2オン可能な9番Par5の3打目をピンハイにつけバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(27)とパッテイングが冴え、8バーディ、1ボギー(65)をマークし、7アンダー・トップタイで初日のラウンドを終えた。
1打差の3位タイには、持ち味の飛距離を活かした安定感のあるプレーでボギーフリーとなる6バーディ(66)でラウンドしたパティ・タヴァタナキットと10番Par4からの4連続バーディを含む7バーディ、1ボギー(66)でラウンドしたリネア・ヨハンソン、8バーディ、2ボギー(66)でラウンドしたレオナ・マグワイアが6アンダーで並んだ。
出だしの3ホールをパーで通過した古江彩佳は、4番Par4と5番Par5で連続バーディと幸先の良いスタートを切ったものの、6番と8番のPar4でボギーを叩き、前半をイーブンパーで折り返す。後半に入り、336yと距離の短い10番Par4で絶好のチャンスを活かせなかった直後の11番Par4で右奥からのミドルパットを決めてバーディを奪うと、続く12番Par5では3打目をバックスピンでピンハイにつけバーディ、13番Par4でもミドルパットを決めて3連続バーディ。14番Par3のチャンスと16番Par4のピンチを共にパーで通過し迎えた最終18番Par5で3オンしながら3パットのボギーでフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.42% (10/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(29)の5バーディ、3ボギー(70)でラウンドし、2アンダー・34位タイで初日を終えた。
笹生優花は、10番Par4で短いパーパットを外し、3パットのボギーと出だしでつまづくと、14番Par3ではアプローチを寄せたものの、短いパーパットを外してボギー、続く15番Par4でも2打目をグリーンサイドバンカーに入れ、バンカーショットも寄らず連続ボギー、16番Par4ではティーショットを右のペナルティエリアに打ち込むと、フリードロップ後の3打目も右のペナルティエリアに打ち込み、再度フリードロップ。5打目のアプローチもグリーンに乗せられず、フリンジから3パットのダブルパー、後半の5番と9番のPar5で共に2オンに成功しバーディを奪い、スコアを2つ縮めたものの、フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(34)の2バーディ、3ボギー、1ダブルパー(77)とスコアを5つ落とし、5オーバー・115位タイと出遅れた。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:59(21:59)
A.オルソン/C.カー/チョン・インジ
08:10(22:10)
S.ルイス/スヒョン・オー/M.ジュタヌガーン
08:21(22:21)
A.アーンスト/C.ハル/L.デービース
12:13(02:13)
J.クプチョ/A.ティティクル/E.ヘンセライト
12:24(02:24)
畑岡奈紗/リン・シユ/エイミー・ヤン
12:35(02:35)
L.マグワイア/L.トンプソン/A.ノルドクビスト
12:46(02:46)
G.ロペス/S.ポポフ/笹生優花
01:19(03:19)
P.ルサン=ブシャール/A.エムリー/A.リー
10番ホールスタート
07:48(21:48)
N.K.マドセン/R.オトゥール/A.イン
07:59(21:59)
古江彩佳/Y.ノー/M.サグストロム
08:10(22:10)
N.コルダ/パク・インビ/B.M.ヘンダーソン
08:21(22:21)
A.ジュタヌガーン/P.タヴァタナキット
12:24(02:24)
キム・アリム/A.ユーイング/C.ブティエ
12:35(02:35)
イ・ジョンウン6/C.マッソン/A.スタンフォード
12:57(02:57)
M.アレックス/C.クラントン/P.リンドベリ
※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月4日(金)の07:15だと日本時間2月4日(金)の21:15あたり、現地時間2月4日(金)の13:19だと日本時間2月5日(土)の03:19になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | レオナ・マグワイア | -13 | 65 |
マリナ・アレックス | -13 | 66 | |
T3 | ブリタニー・アルトマーレ | -9 | 67 |
ステイシー・ルイス | -9 | 67 | |
リネア・ヨハンソン | -9 | 69 | |
T6 | レクシー・トンプソン | -8 | 67 |
イ・ジョンウン6 | -8 | 69 | |
パティ・タヴァタナキット | -8 | 70 | |
T9 | ローレン・スティーブンソン | -7 | 65 |
アタヤ・ティティクル | -7 | 66 | |
ポーリーヌ・ルサン=ブシャール | -7 | 67 | |
セリーヌ・ブティエ | -7 | 67 | |
ホン・イェウン | -7 | 69 | |
ナンナ・コルツ・マドセン | -7 | 69 | |
チャーリー・ハル | -7 | 70 | |
T28 | 畑岡 奈紗 | -4 | 75 |
T45 | 古江 彩佳 | -2 | 72 |
T74 | 笹生 優花 | E | 67 |
【詳細】
畑岡 奈紗
2バーディ、5ボギー(75)
古江 彩佳
1イーグル、1バーディ、3ボギー(72)
笹生 優花
6バーディ、1ボギー(67)
予選CUTライン:-1
笹生優花、J.クプチョ、G.ロペス、S.ポポフは、予選落ちとなりました。
15時00分時点での天候は、晴れ、気温27.0℃、湿度64%、風速6.4m/s(南南西)というコース・コンディションの中、119名による予選ラウンド2日目が行われた。
予選ラウンド2日目を終えてトップに並んだのは、世界アマチュアランキング135週1位の記録を持ち、LPGAツアー初優勝を目指すレオナ・マグワイアと2018年「Cambia Portland Classic」以来、約3年5カ月ぶりの優勝を狙うマリナ・アレックス。
出だしの3ホールをパーで通過したレオナ・マグワイアは、4番Par4でバーディを奪い、幸先の良いスタートを切ると、チャンスホールである5番Par5でスコアを伸ばせなかったものの、続く6番Par4と9番Par5でバーディを奪い、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入り、10番Par4で絶好のバーディチャンスを逃したものの、11番Par4でピン奥からの上りのバーディパットを決めて単独トップに立つと、12番Par5では2打目をグリーン手前まで運び、3打目をパターでよせて楽々バーディ。更に13番Par4でも2打目をピンそばにつけるスーパーショットを放ち、3連続バーディ。その後16番Par4とティーショットをピンハイにつけた17番Par3でのバーディチャンスは逃したものの、最終18番Par5をグリーン手前からの見事なアプローチでバーディとし、フィニッシュ。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(27)とリズム良く、安定感抜群のプレーを見せ、ボギーフリーとなる7バーディ(65)でラウンド、スコアを7つ伸ばし、通算13アンダーで一気にトップタイに浮上した。
トップタイからスタートしたマリナ・アレックスは、出だしの10番Par4で幸先よくバーディを奪うと、12番Par5でもバーディ、難しい15番Par4でボギーを叩いたものの、16番Par4と18番Par5でバーディを奪い、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半出だしの4ホールをパーとして迎えた5番Par5でピン右サイドの絶好の位置に2オン。イーグルパットこそ外したものの、楽々バーディを奪うと、終盤の8番Par4と9番Par5で連続バーディを奪いフィニッシュ。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率94.44% (17/18)、パット数(31)と安定したプレーで7バーディ、1ボギー(66)とスコアを6つ伸ばし、通算13アンダートップタイで2日目のラウンドを終えた。
トップと4打差の3位タイには、16番Par4でダブルボギーを叩いたものの、7バーディ、1ダブルボギー(67)でラウンドしたブリタニー・アルトマーレと前半の早い時間帯でラウンドし、7バーディ、2ボギー(67)で2日目を終えたステイシー・ルイス、トップと1打差の3位タイからスタートしたリネア・ヨハンソンの3名が、通算9アンダーで並んだ。
通算8アンダー・6位タイには、16番で短いパットを外し、3パットのボギーを叩いたものの、9番からの4連続バーディを含む6バーディ、1ボギー(67)でラウンドしたレクシー・トンプソンと1イーグル、4バーディ、3ボギー(69)でラウンドしたイ・ジョンウン6、1イーグル、2バーディ、2ボギー(70)でラウンドしたパティ・タヴァタナキットのメジャー・チャンピオン3名が並んだ。
通算7アンダー・9位タイには、LPGAツアールーキーで期待の若手であるアタヤ・ティティクル(タイ)とポーリーヌ・ルサン=ブシャール(フランス)ら7名が並んだ。
トップタイからスタートした畑岡奈紗は、1番Par4でアプローチを寄せてパーをセーブする無難な出だしを見せたものの、4番Par4で短いパーパットを外しボギー、続く5番Par5では2オンに成功するも3パットのパー、6番Par4でグリーンサイドバンカーからの3打目を寄せきれずボギー、9番Par5でもチャンスを活かせず、前半スコアを2つ落として折り返す。後半に入っても11番Par4で約10.0m程のバーディチャンスから3パットとボギーが先行。12番Par5で3打目のアプローチから下りのバーディパットを決めてバウンスバックに成功したものの、13番Par4でティーショットをフェアウェイバンカーに打ち込むと、2打目もグリーンサイドバンカー、難しいライからのバンカーショットも寄らずボギー、更に14番Par3でもティーショットを左に曲げて、バンカーショットからの2打目も寄せきれず連続ボギー。流れが良くない中、難しい15番と16番のPar4をパーで通過し迎えた17番Par3であわやホールインワンというスーパーショットを放ちバーディを奪うものの、最終18番Par5では2打目を左サイドのベアグランドに打ち込み、難しいアプローチもグリーンオーバーするなど、バーディを奪えずホールアウト。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(33)とショット・パッティングともに精彩を欠き、2バーディ、5ボギー(75)とスコアを3つ落とし、通算4アンダー・28位タイに後退した。
10番Par4でアプローチを寄せてパーと無難なスタートを切った古江彩佳は、11番Par4からの3ホールでパッティングが決まらずチャンスを逃すと、14番Par3でパーパットがカップに切られて3パットのボギー、16番Par4でもティーショットを左のウェストバンカーに入れ、アプローチも寄せられずボギー、17番Par3では下りの右に曲がるラインを強く打ちすぎ、3パットの連続ボギー。スコアを3つ落とす展開の中、18番Par5でグリーン手前からのアプローチは寄らなかったものの、ミドルパットを決めてバーディを奪い、前半を折り返すと、1番と2番のPar4でのピンチを含め4ホールをパーで通過し、迎えた5番Par5の2打目を手前から転がしてピンハイにつけると、イーグルパットを決めて2アンダーに戻す。9番Par5では2打目のミスからバーディを奪えないなど、その後はパープレーでフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(31)の1イーグル、1バーディ、3ボギー(72)でラウンド、通算2アンダー・45位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
初日出遅れた笹生優花は、4番Par4と5番Par5で連続バーディを奪うと、8番Par4もバーディとし、リズム良くスコアを伸ばす。その後、9番Par5で短いバーディパットを外してパー、10番Par4でもティーショットで果敢に攻めてグリーン手前まで運ぶもアプローチを寄せきれずパー、12番Par5もパーとスコアを伸ばせない展開が続く中、13番Par4で2打目をバックスピンでピンに当ててバーディ、16番Par4でもバーディを奪い、予選通過の可能性が出てきたところでの17番Par3のティーショットをグリーン奥に外し、アプローチを寄せきれずボギー。最終18番Par5でバーディを奪い、2日目6バーディ、1ボギー(67)でラウンドしたものの、予選通過ラインに1打及ばず、通算イーブンパー・74位タイで予選落ちとなった。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:42(22:42)
I.ガブサ/A.ヤン/古江彩佳
09:59(23:59)
R.オトゥール/畑岡奈紗/キム・アリム
11:27(01:27)
A.ティティクル/C.ブティエ/P.ルサン=ブシャール
11:38(01:38)
イ・ジョンウン6/P.タヴァタナキット/L.スティーブンソン
11:49(01:49)
S.ルイス/L.ヨハンソン/L.トンプソン
12:00(02:00)
L.マグワイア/M.アレックス/B.アルトマーレ
※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月5日(土)の07:40だと日本時間2月5日(土)の21:40あたり、現地時間2月5日(土)の12:00だと日本時間2月6日(日)の02:00になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | レオナ・マグワイア | -18 | 67 |
2 | レクシー・トンプソン | -15 | 65 |
3 | サラ・シュメルツェル | -14 | 64 |
T4 | リン・シユ | -13 | 63 |
パティ・タヴァタナキット | -13 | 67 | |
ブリタニー・アルトマーレ | -13 | 68 | |
ステイシー・ルイス | -13 | 68 | |
マリナ・アレックス | -13 | 72 | |
T9 | ポーリーヌ・ルサン=ブシャール | -12 | 67 |
イ・ジョンウン6 | -12 | 68 | |
T30 | 古江 彩佳 | -7 | 67 |
T41 | 畑岡 奈紗 | -5 | 71 |
【詳細】
古江 彩佳
7バーディ、1ダブルボギー(67)
畑岡 奈紗
4バーディ、3ボギー(71)
14時00分時点での天候は、くもり、気温24.0℃、湿度72%、風速3.6m/s(北)というコース・コンディションの中、73名による決勝ラウンド最終日が行われた。
最終日の大混戦となった優勝争いを制したのは、世界アマチュアランキング135週1位の記録を持ち、LPGAツアー初優勝を目指すレオナ・マグワイア。
2番Par4のバーディ後の3番Par3でボギーとバタついたスタートとなったレオナ・マグワイアは、その後3ホールをパーで通過すると、7番Par3でミドルパットを決めてバーディ、8番Par4でも難しいライからの2打目をピンそばにつけて連続バーディ。5番と9番のPar5でスコアを伸ばせなかったものの、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半に入り、10番と11番のPar4で素晴しいアイアンショットでピンそばにつけ連続バーディを奪うと、254yと距離の短い13番Par4でティーショットをグリーン奥のフリンジにつけ2パットのバーディを奪い、2位との差を3打に広げる。続く14番Par3と15番Par4で絶好のバーディチャンスを活かせなかったものの、16番Par4で距離のあるバーディパットを決めてリードを4打に広げ、迎えた最終18番Par5は4オン2パットのボギーとしたものの、フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(28)とショットとパッテイングともに安定感抜群の危なげのないプレーで最終日も7バーディ、2ボギー(67)とスコアを5つ伸ばし、通算18アンダーでフィニッシュ。アイルランド人として初となるLPGAツアー初優勝を飾った。
5番Par5と6番Par4で連続バーディを奪い、幸先の良いスタートを切ったレクシー・トンプソンは、9番Par5で2オンに成功し楽々バーディ。前半スコアを3つ伸ばして折り返すと、距離の短い10番Par4の2打目をバックスピンで直接決めてイーグル。続く11番Par4でも距離のある左に曲がるラインを読み切り連続バーディ。254yと距離の短い13番Par4でもバーディを奪い、一気にスコアを伸ばしたものの、16番Par4で3パットのボギー。最終18番Par5で2打目を絶好のイーグルチャンスにつけてバーディを奪い、最終日はフェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(29)とショットとパッテイングともに安定感のある素晴らしいプレーで1イーグル、6バーディ、1ボギー(65)とスコアを7つ伸ばしたものの、トップには追いつけず、通算15アンダー2位で大会を終えた。
通算14アンダー3位には、ボギーフリーとなる8アンダー(64)でラウンドしたサラ・シュメルツェル、パティ・タヴァタナキットら5名が通算13アンダー4位タイに入る中、ツアールーキーの21歳ポーリーヌ・ルサン=ブシャールが通算12アンダー9位タイ、同じく18歳のアタヤ・ティティクルが通算11アンダー11位タイに入った。
出だしの4ホールをパーで通過して迎えた5番Par5でティーショットを左に曲げ、2打目を池に打ち込むなどダブルボギーを叩き、スコアを落とす展開でのスタートとなった古江彩佳は、6番Par4でバーディを奪うと、9番Par5でも3打目をピンハイにつけバーディ。前半スコアを戻して折り返すと、10番と11番のPar4で2打目をピンそばにつけ連続バーディ、254yと距離の短い13番Par4で1オンに成功しバーディを奪うと、続く14番Par3ではティーショットをショートサイドのバンカーに打ち込むものの、2打目を直接決めて連続バーディ、17番Par3でもロングパットを決めてバーディと後半盛り返し、フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(25)の7バーディ、1ダブルボギー(67)でラウンド、通算7アンダー・30位タイで大会を終えた。
出だしの1番Par4でボギーと幸先の良くないスタートとなった畑岡奈紗は、3番Par3でもボギー、続く4番Par4でもアプローチを寄せきれず連続ボギーと一気にスコアを3つ落とす厳しい展開となる中、6番Par4で2打目をチャンスにつけ最初のバーディを奪うと、9番Par5でもバーディパットを決めるなど、スコアを1つ落とすだけに留め前半を折り返す。後半の10番Par4でもバーディを奪うと、その後はパープレーを続け、最終18番Par5でバーディを奪いフィニッシュ。最終日は4バーディ、3ボギー(71)とスコアを1つ伸ばし、通算5アンダー・41位タイで大会を終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
レオナ・マグワイア(Leona Maguire)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
77.78% (14/18) |
283.0y | 28 |
ROUND2 | 85.71% (12/14) |
83.33% (15/18) |
281.0y | 27 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
83.33% (15/18) |
256.0y | 28 |
TOTAL | 83.33% (35/42) |
81.48% (44/54) |
273.0y | 27 |
2位
レクシー・トンプソン(Lexi Thompson)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
77.78% (14/18) |
277.0y | 30 |
ROUND2 | 92.86% (13/14) |
83.33% (15/18) |
287.0y | 29 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
88.89% (16/18) |
285.0y | 29 |
TOTAL | 88.10% (37/42) |
83.33% (45/54) |
283.0y | 29 |
3位
サラ・シュメルツェル(Sarah Schmelzel)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
72.22% (13/18) |
268.0y | 28 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
72.22% (13/18) |
285.0y | 29 |
ROUND3 | 78.57% (11/14) |
94.44% (17/18) |
250.0y | 27 |
TOTAL | 76.19% (32/42) |
79.63% (43/54) |
267.0y | 28 |
30位タイ
古江 彩佳(Ayaka Furue)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
72.22% (13/18) |
242.0y | 29 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
66.67% (12/18) |
256.0y | 31 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
72.22% (13/18) |
241.0y | 25 |
TOTAL | 76.19% (32/42) |
70.37% (38/54) |
246.0y | 28 |
41位タイ
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 92.86% (13/14) |
77.78% (14/18) |
265.0y | 27 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
61.11% (11/18) |
278.0y | 33 |
ROUND3 | 71.43% (10/14) |
66.67% (12/18) |
255.0y | 29 |
TOTAL | 80.95% (34/42) |
68.52% (37/54) |
266.0y | 29 |
74位タイ(予選カット)
笹生 優花(Yuka Saso)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) |
66.67% (12/18) |
275.0y | 34 |
ROUND2 | 92.86% (13/14) |
77.78% (14/18) |
278.0y | 27 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 78.57% (22/28) |
72.22% (26/36) |
277.0y | 30 |
優勝したレオナ・マグワイアは、フェアウェイキープ率、パーオン率ともに80%を越え、平均飛距離も273.0y、平均パット数も(27)とすべてにおいてクオリティの高いプレーを見せた。2位に入ったレクシー・トンプソンもレオナ・マグワイアに劣らない数値を残した。古江彩佳、畑岡奈紗ともに数値的には、まずますと言ったところでしょう。
全選手の結果
※2022年大会(2022シーズン)
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