2021年シーズン「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」のテレビ放送予定と試合結果 畑岡奈紗・渋野日向子ら日本人選手のメジャー制覇に期待!【LPGA米国女子ツアー】

KPMG全米女子プロゴルフ選手権 ゴルフ
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2021年6月24日(木)~6月27日(日)にかけてアメリカ・ジョージア州ジョンズ・クリークにあるアトランタ・アスレチック・クラブ、ハイランド・コース(Atlanta Athletic Club, Highlands Course)で開催される2021年シーズン第16戦メジャー・トーナメント「KPMG全米女子プロゴルフ選手権(KPMG Women’s PGA Championship)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。

日本からは畑岡奈紗、渋野日向子、笹生優花、上原彩子が出場

※畑岡奈紗(2017年から5年連続5回目)
※渋野日向子(2020年から2年連続2回目)
※笹生優花(初出場)
※上原彩子(2013年の初出場から2年ぶり8回目)

※笹生優花の国籍は、LPGA公式サイトをもとにしています。

(2021.6.28)
・出場した全選手の最終結果(順位と獲得賞金)をPDFにて掲載しました。
・ネリー・コルダがメジャー初優勝。
・大会最終日の結果(トップ10と日本人選手)を掲載しました。

(2021.6.27)
・大会最終日の全選手と日本人選手を含む注目の組み合わせと時間を掲載しました。
・大会3日目の結果(トップ10と日本人選手)を掲載しました。

(2021.6.26)
・大会3日目の全選手と日本人選手を含む注目の組み合わせと時間を掲載しました。
・大会2日目の結果(トップ10と日本人選手)を掲載しました。

(2021.6.25)
・大会2日目の全選手と日本人選手を含む注目の組み合わせと時間を掲載しました。
・大会1日目の結果(トップ10と日本人選手)を掲載しました。

(2021.6.23)
・大会1日目の全選手と日本人選手を含む注目の組み合わせと時間を掲載しました。
・最終エントリーが確定した156名の出場選手をPDFにて掲載しました。

(2021.5.5)
・約8,000人の観客を入れての開催となります。

(2021.4.13)
・距離測定器(距離と方向のみ)の使用が許可されます。
・高低差や距離と方向を使用した情報解析は対象外となります。
 
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KPMG全米女子プロゴルフ選手権

1955年に始まり、67回目を迎える今大会は、LPGAツアーの中で2番目に長い歴史を誇り、毎年6月下旬に開催されるメジャー・トーナメントの1つです。

2015年からは、男子のPGA of America(全米プロゴルフ協会)が主催しています。

大会の特徴としては、オープン競技とは異なり、プロゴルフ選手のみに出場が制限され、全体的にレベルの高いプレーが展開されます。プロゴルフ選手の技術力の高さが要求されるコースセッティングとなり、アグレッシブなプレーが展開されます。

賞金総額:$4,500,000、CMEポイント:650、予選・決勝ラウンドを含む4日間72ホールのストロークプレーで行われます。

また、優勝者には優勝賞金:$675,000、KPMG全米女子プロゴルフ選手権の生涯出場資格、他の4大メジャー大会(全米オープン、AIG全英オープン、アムンディ・エビアンチャンピオンシップ、ANAインスピレーション)で5年間の出場資格が与えられます。

156名(8名のクラブプロ)で予選ラウンドが行われ、トップ70が決勝ラウンドに進出します。

前回大会、圧倒的な強さを見せてメジャー初優勝を飾ったキム・セヨンを始め、世界ランキング1位のコ・ジンヨン、2019年大会覇者で好調のハナ・グリーン、過去3連覇(2013年から2015年)を達成してるパク・インビ、2021年の「ANAインスピレーション」を制した注目の若手21歳パティ・タヴァタナキット、など世界トップランカーが数多く出場します。

日本からは、5年連続5回目の出場で今大会との相性が抜群の畑岡奈紗(2018年はプレーオフの末、2位タイ、2019年は14位タイ、2020年は3位タイ)と2年連続2回目の渋野日向子(2020年は58位タイ)、2021年の「全米女子オープン」を制した笹生優花(初出場)、2013年の初出場から2年ぶり8回目となる上原彩子が出場します。

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KPMG全米女子プロゴルフ選手権 開催会場

【アメリカ・ジョージア州ジョンズ・クリーク】
アトランタ・アスレチック・クラブ(Atlanta Athletic Club)

コース Yardage Par
ハイランド・コース
(Highlands Course)
6,740 72

 

1898年に設立された「アトランタ・アスレチック・クラブ」は、ボビー・ジョーンズのホームクラブであり、1960年代後半から1970年代初頭にかけて、アトランタ北東の自然豊かな郊外都市であるジョンズ・クリークに移動し、ゴルフ、テニス、プール、フィットネスセンター、スパ、会議とイベント、結婚式などで構成され、米国を代表するアスレチッククラブの1つです。

ゴルフでは、1976年の全米オープン、3回の全米プロゴルフ選手権(1981年、2001年、2011年)、1990年の全米女子オープンの他に、ライダーカップ(1963年)、男女の全米アマチュア選手権、ミッドアマチュア選手権、全米ジュニア・アマチュア選手権、ジュニア・ワールドカップを開催しています。

【優勝者】
1976年全米オープン:ジェリー・ペイト
1981年全米プロゴルフ選手権:ラリー・ネルソン
1990年全米女子オープン:ベッツィー・キング
2001年全米プロゴルフ選手権:デビッド・トムズ
2011年全米プロゴルフ選手権:キーガン・ブラッドリー
2014年全米アマチュア選手権:ガン・ヤン

テニスでも、2005年からUSTA全米男子55クレイコート選手権、ATPチャレンジャーシリーズ、アトランタ・チャレンジ、AT&Tチャレンジ、アトランタテニス選手権を開催しています。

「アトランタ・アスレチック・クラブ」には、〈ハイランド・コース〉と〈リバーサイド・コース〉の2つのチャンピオンシップ・ゴルフコースに加え〈パー3・コース〉があります。

〈ハイランド・コース〉
2021年KPMG全米女子プロゴルフ選手権の舞台となるハイランド・コースは、1965年にロバート・トレント・ジョーンズ・シニアによって設計され、リース・ジョーンズによって改修されました。(直近では2016年)終盤の4ホールは非常に難しく、過去にも劇的なドラマを演出されています。

〈リバーサイド・コース〉
高い木々によってセパレートされた林間コースで、比較的広いフェアウェイと傾斜のあるグリーンが特徴と言えます。アーチ型の橋がある6番Par3とチャタフーチー川が右サイドを流れる14番Par4はコースで最も美しく、長い左ドッグレッグの15番、きついアンジュレーションのある16番、距離のある17番Par3、素晴しいフィニッシングホールとなる18番にかけてチャレンジングな4ホールとなっています。1990年の全米女子オープン、2014年の全米アマチュア選手権を開催しています。

〈パー3・コース〉
75ヤードから125ヤードの距離と小さなグリーンが特徴の9ホールで構成され、初心者からジュニア・プレーヤー、メンバーがショートゲームを練習するのに最適なコースとなっています。

狭くアンジュレーションのあるフェアウェイと傾斜と起伏の強いグリーン、非常に深いバンカー、9ホールに絡む池が特徴であり、木々がかかる空中のハザードや左右のドッグレッグなど注意が必要となります。特に、15番から続く終盤の4ホールは非常に難しく、17番は、ハイランド・コースのシグネチャー・ホール(特徴的で美しく最も印象に残る)、15番はコース最大の難易度を誇るなど、正確なティーショット・パッテイング・コースマネジメント能力などすべてにおいて最高のクオリティが求められます。

【特徴のあるホール】
・4番Par3:グリーン手前から左サイドと奥をカバーする池。
・13番Par4:最も短かくタフなPar4。
・14番Par4:最も難しいグリーン
・15番Par3:最も長く池が絡む難しいPar3
・16番Par4:タフなティーショットが要求される狭くて長い打ち上げのPar4。
・17番Par3:シグネチャー・ホールで完璧なショットが要求される。
・18番Par5:グリーンまで続く左サイドの池など最も難しい左ドッグレッグ。

【芝の種類】
・フェアウェイ:ゾロ・ゾイシア
・ラフ:ティフウェイ 419 バミューダ
・グリーン:ティフイーグル・バミューダ
Hole Yardage Par
1 407 4
2 516 5
3 412 4
4 167 3
5 506 5
6 373 4
7 186 3
8 397 4
9 378 4
10 403 4
11 431 4
12 499 5
13 370 4
14 415 4
15 206 3
16 385 4
17 159 3
18 530 5
OUT 3,342 36
IN 3,398 36
Total 6,740 72
※2021年 HOLE LOCATIONS

KPMG全米女子プロゴルフ選手権 スケジュール

2021年6月24日(木)~6月27日(日)

6月24日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
6月25日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
6月26日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
6月27日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)

KPMG全米女子プロゴルフ選手権 賞金

【賞金総額】

 $4,500,000

【優勝賞金 】

 $675,000

※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。

 

出場選手一覧

最終エントリーが確定した156名の出場選手は、PDFをご覧ください。


注目選手

※選手情報及び世界ランキングは2021年6月21日時点

コ・ジンヨン(Jin Young Ko)
世界ランキング 1位
国籍:韓国
生年月日:1995年7月7日(25歳)
身長:非公開
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:7勝

② メジャー・トーナメント:2勝
 ・ANAインスピレーション:1勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2019)

2017年シーズンに非会員ながら「LPGA KEB Hana Bank Championship」に勝利し、2018年シーズンからLPGA米国女子ツアーに本格参戦すると、この年の1勝を皮切りに2019年シーズンにはメジャー・トーナメント2勝を含む4勝をあげ、一気に世界のトップへと駆け上がりました。

あらゆる状況の変化にも柔軟に対応可能なショットのクオリティの高さとコース・マネジメント能力、冷静な判断が可能な強いメンタルを持っています。

2021年シーズンは、9試合に出場し、トップ10入り5回、予選落ち1回と安定した成績を残していますが、パッテイングを含むショートゲームに精彩を欠き、優勝には手が届いていません。

2018年の初出場から2年ぶり3回目の出場となる今大会は、過去11位タイ、14位タイと言う結果は残っていますが、優勝争いには届いていません。

パク・インビ(Inbee Park)
世界ランキング 2位
国籍:韓国
生年月日:1988年7月12日(32歳)
身長:167.6cm
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:21勝

② メジャー・トーナメント:7勝
 ・ANAインスピレーション:1勝
 ・全米女子オ-プン:2勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:3勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:1勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:2回(2012,2013)

アマチュア時代から活躍し、2006年にプロに転向すると、2008年には、19歳11ヶ月17日という史上最年少(20201年時点でも記録を維持)で全米女子オープンを制し、全米女子ジュニア選手権と全米女子オープンを制したLPJAツアー史上5人目の快挙を達成しました。

2012年シーズンから2015年シーズンにかけて獲得賞金が4年連続200万ドル超え、賞金女王2回、全米女子プロ3連覇、最優秀選手賞1回、キャリア・グランドスラム達成(エビアン・チャンピオンシップは除く)など、数々の大記録を打ち立てています。

2016年シーズンには、リオ・オリンピックで金メダルを獲得し、LPGAツアーの殿堂入り資格を得る史上最年少の選手となりました。

平均飛距離はツアーの中でも低いランクにありますが、フェアウェイキープ率、パーオン率、アプローチ、パッティングのすべてにおいてクオリティが高いレベルにあります。また、マネジメント能力も高く、メンタルも強いので、あらゆる状況に対応可能なプレーヤーと言って良いでしょう。

2021年シーズンは、9試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り7回と抜群の成績を残しています。特にパッテイングは健在で、Putts per GIRが2位、Putting Averageが4位と安定しています。

2007年の初出場から15年連続15回目の出場となる今大会での成績は素晴しく、2013年と2014年はプレーオフを制し、2015年は5打差の圧勝で3連覇を達成。優勝を含むトップ10入り8回と安定しており、近年は予選落ちも2回あるものの、直近では、7位タイ、2位と結果を残しています。今大会でも優勝候補の一角となるでしょう。

ネリー・コルダ(Nelly Korda)
世界ランキング 3位
国籍:アメリカ
生年月日:1998年7月28日(22歳)
身長:177.8cm
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:5勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・ANAインスピレーション:0勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

父親のペトル・コルダはテニスの全豪オープン・シングルス優勝、姉のジェシカはLPGAツアー6勝、弟のセバスチャンはテニスとスポーツ一家に生まれ、現在は姉のジェシカと共にLPGAツアーに参戦しています。

恵まれた体格とパワーから生み出される飛距離はツアー屈指であり、キレのあるショットでチャンスを演出しています。課題とされるアプローチとパッティングは改善されつつありますが、まだまだ良し悪しのばらつきが目立ちます。

2021年シーズンは10試合に出場して優勝2回を含むトップ10入り7回とここまで抜群の成績を残しています。特にショットのキレが素晴しいです。ショット力(平均飛距離10位、パーオン率26位)に加え、Putts per GIRが8位、Putting Averageが12位とパッテイングの良さが光ります。

2017年から5年連続5回目の出場となる今大会での成績は、2019年に3位タイに入ったものの、前回大会では棄権するなど、それほど良い結果を残していません。前週も優勝し好調を維持したまま迎える今大会は、メジャー初優勝に注目が集まるでしょう。

笹生 優花(Yuka Saso)
世界ランキング 9位
国籍:フィリピン
生年月日:2001年6月20日(20歳)
身長:166.0cm
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:1勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・ANAインスピレーション:0勝
 ・全米女子オ-プン:1勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

8歳でゴルフを始め、アマチュア時代には、2018年アジアン・ゲームズ(アジア大会)にフィリピン代表の一員として金メダルを獲得。2019年には、オーガスタ・ナショナル女子アマチュアゴルフ選手権で3位タイ、ガールズ・ジュニアPGAチャンピオンシップで優勝を飾っています。

プロ転向後の2020年国内女子ツアーで2勝を挙げる活躍を見せる中、2021年シーズン「全米女子オープン」でメジャー初優勝、LPGAツアー初勝利を飾りました。

キム・アリム(2020年 全米女子オープン)、ソフィア・ポポフ(2020年 AIG全英女子オープン)、渋野日向子(2019年 AIG全英女子オープン)に続き、3年ぶりに非会員としてメジャー優勝を果たしたプレーヤーとなります。

体格は決して大きくないが、平均飛距離270ヤードを超える力強いティーショットと深いラフからでも方向性を出せる正確なアイアンショットに加え、ショートゲームも安定しています。

2021年シーズンは3試合に出場してメジャー優勝1回を含むトップ10入り2回とここまでは素晴しい成績を残しています。

初出場となる今大会では、3週間ぶりの試合となる中、メジャー連覇へ注目が集まるでしょう。

畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
世界ランキング 11位
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(22歳)
身長:157.5cm
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:3勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・ANAインスピレーション:0勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2016年に最年少18歳のアマチュアで日本女子オープンのタイトルを獲得すると2017年からLPGAツアーに参戦し、これまでにLPGAツアー3勝を挙げています。

ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ツアー3勝を積み上げた原動力は日本選手に良くみられる様に100y以内のショットのクオリティの高さでしょう。更に、アプローチやバンカーショット、パッティングにも定評があります。

平均的な飛距離だけに課題とされるティーショット出来(フェアウェイキープ率)がスコアに大きく作用するでしょう。

2021年シーズンは、11試合に出場して、トップ10入り2回、予選落ち3回と全体を通してみればあまり良い結果は残せていませんが、マッチプレーの試合からグリップの握りを変更し、ショットが安定してきています。ハイライトとなった全米女子オープンではプレーオフで敗れたものの、2位に入るなど直近3試合でトップ10入り2回と良くなってきています。

2017年の初出場から4年連続4回目の出場となる今大会での成績は、最終日(64)でラウンドながら3名によるプレーオフで敗れた2018年の2位、2020年の3位と優勝まで1歩のところまで来ています。メジャー初優勝のカギは、予選ラウンドで出遅れないことになるでしょう。

パティ・タヴァタナキット(Patty Tavatanakit)
世界ランキング 12位
国籍:タイ
生年月日:1999年10月11日(21歳)
身長:非公開
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:1勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・ANAインスピレーション:1勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2018年全米女子オープンでローアマチュア(5位タイ)を獲得するなど、若くして才能を開花させると2019年シーズンのシメトラ・ツアー(下部ツアー)では、3週連続優勝を果たし、平均スコア(69.382)、Par4の平均スコア(3.931)、Par5の平均スコア(4.583)で1位を獲得。2019年「Gaelle Truet Rookie of theYear」に選ばれ、賞金ランキング2位に入り、2020年シーズンからLPGAツアーに本格参戦しているタイ出身で注目の若手選手。

2021年シーズン最初のメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」で今大会4人目となる完全優勝を達成し、LPGAツアー初勝利を飾りました。

体格は決して大きくないが、ゆっくりとしたテイクバックから一気にフリ抜かれるティーショットの平均飛距離は2021シーズン9試合消化時点で276.39(8位)とツアー屈指であり、飛んで曲がらない安定感を持っています。ショートゲームとパッティングもそつなくこなします。

2021年シーズンは9試合に出場して優勝1回を含むトップ10入り4回と安定した成績を残していますが、パーオン率が低くなってきているのが気になります。

2年連続2回目の出場となる今大会は、前回大会とは違い、優勝候補としてメジャー2勝目なるか注目で
す。

渋野 日向子(Hinako Shibuno)
世界ランキング 31位
国籍:日本
生年月日:1998年11月15日(22歳)
身長:167.0cm
体重:62.0kg

① LPGA米国女子ツアー:1勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・ANAインスピレーション:0勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:1勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2019年のAIG全英女子オープンを制覇し、一気に注目の存在へと駆け上がりました。

平均的な飛距離ながら、体幹の強さを活かした安定したショットと強気な姿勢でチャンスを作り出しています。課題はアプローチなどショートゲームのクオリティの向上にあるでしょう。2021年シーズンは、長期スパンでのスウィング改造に取り組んでおり、テイクバック時のトップの位置を低くし、飛球線が狙った方向に飛び出していて、以前までの大きなドローによる左サイドへの曲がりの改善を図っています。

スポット参戦しているLPGA米国ツアーでは、5試合に出場し、メジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」では予選落ち、ロッテ選手権33位タイ、HSBC女子世界選手権67位タイ、ホンダLPGAタイランド34位タイ、全米女子オープンでは予選落ちという結果で終わっていますが、ティーショット・パッティングを含めたショートゲームが安定していました。

2年連続2回目の出場となる今大会は、LPGA米国ツアー区切りのメジャー3戦目として何とか予選を通過
し、上位そして優勝を目指して頑張ってほしいです。


最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!

KPMG全米女子プロゴルフ選手権のテレビ放送

【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンドLIVE配信!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!

【BS放送】WOWOW 

全ラウンド生中継!!  ※日本時間

WOWOWライブ:192ch
:生中継

6月25日() 第1日

 0:00~6:00(前半)
 6:00~8:15(後半)
 WOWOWライブ  

6月26日() 第2日

 0:00~6:00(前半)
 6:00~8:15(後半)
 WOWOWライブ  

6月26日(土) 第3日

 23:00~翌5:30
 WOWOWライブ  

6月28日(月) 第4日 (最終日)

 1:00~8:00
 WOWOWライブ  

 

【動画配信】WOWOWオンデマンド 

WOWOWオンデマンド:ライブ配信

第1日
・6月24日(木) 21:05~翌8:27 畑岡・渋野・笹生専用カメラ
・6月25日(金) 00:00~8:15 

第2日
・6月25日(金) 21:30~翌8:15 畑岡・渋野・笹生専用カメラ
・6月26日(土) 00:00~8:15

第3日
・6月26日(土) 21:50~翌4:40 渋野・笹生専用カメラ
・6月26日(土) 23:00~5:30 

第4日(最終日)
・6月27日(日) 20:35~翌3:10 渋野・笹生専用カメラ
・6月28日(月) 1:00~7:20

※畑岡奈紗・渋野日向子・笹生優花の専用カメラによる配信、見逃し配信についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。

 

【動画配信】GOLFTV 

全日程LIVE配信 ※日本時間

6月25日(金) 第1日

 0:00~04:00

6月26日(土) 第2日

 0:00~04:00

6月27日(日) 第3日

 2:00~05:00

6月28日(日) 第4日 (最終日)

 4:00~07:00

 

KPMG全米女子プロゴルフ選手権 試合結果

コース Yardage Par
ハイランド・コース
(Highlands Course)
6,740 72

 

大会1日目(予選ラウンド)

大会1日目
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 07:54(20:54)
 K.ギルマン/B.アルトマーレ/Y.ノー
 08:05(21:05)
 L.コ/N.コルダ/G.ホール
 08:16(21:16)
 S.ポポフ/畑岡奈紗/B.ロー
 08:38(21:38)
 パク・インビ/笹生優花/L.トンプソン
 08:49(21:49)
 L.マグワイア/キム・アリム/M.ジュタヌガーン
 13:16(02:16)
 上原彩子/M.ファッシ/チョン・インジ
 14:00(03:00)
 P.タヴァタナキット/ヤニ・ツェン/C.ブティエ
 14:22(03:22)
 C.マッソン/A.イン/キム・ヒョージュ
10番ホールスタート
 08:32(21:32)
 L.サラス/A.ブハイ/A.ヴァレンズエラ
 13:11(02:11)
 M.ウィー・ウェスト/B.M.ヘンダーソン/A.ノルドクビスト
 13:22(02:22)
 C.ハル/ユ・ソヨン/J.コルダ
 13:33(02:33)
 コ・ジンヨン/キム・セヨン/A.アーンスト
 13:44(02:44)
 M.リード/D.カン/S.ルイス
 13:55(02:55)
 A.ジュタヌガーン/C.カー/渋野日向子
 14:06(03:06)
 H.グリーン/A.スタンフォード/イ・ジョンウン6
 14:17(03:17)
 G.ラッフェルズ/P.リンドベリ/イ・ミリム
 14:28(03:28)
 E.K.ペダーセン/L.ストロム/A.リー

※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月24日(木)の7:10だと日本時間6月24日(木)の20:10あたり、現地時間6月24日(木)の14:44だと日本時間6月25日(金)の3:44になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
KPMG
大会1日目(予選ラウンド)
首位 リゼット・サラス -5 67
2 チャーリー・ハル -4 68
T3 ダニエラ・ホルムクビスト -3 69
  イエリミ・ノー -3 69
  リン・シユ -3 69
  アレーナ・シャープ -3 69
  ジェシカ・コルダ -3 69
  オースティン・アーンスト -3 69
  イ・ジョンウン6 -3 69
T10 ナンナ・コルツ・マドセン -2 70
  チェラ・チョイ -2 70
  ネリー・コルダ -2 70
  ミナ・ハリガエ -2 70
  シドニー・クラントン -2 70
  ジュリア・モリナロ -2 70
  ドッティ・アルディナ -2 70
  ジェリーナ・ピラー -2 70
  マリア・ファッシ -2 70
  チョン・インジ -2 70
  マデリーン・サグストロム -2 70
  アリヤ・ジュタヌガーン -2 70
  パティ・タヴァタナキット -2 70
T39 笹生 優花 +1 73
T75 畑岡 奈紗 +3 75
T93 上原 彩子 +4 76
  渋野 日向子 +4 76

【詳細】
笹生優花
4バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(73)

畑岡奈紗
3バーディ、6ボギー(75)

上原彩子
0バーディ、4ボギー(76)

渋野日向子
1バーディ、5ボギー(76)

午前11時00分時点での天候はくもり、気温24.0℃、湿度72%、風速3.9m/sというコース・コンデションの中、156名による予選ラウンド1日目が行われた。

予選ラウンド1日目を終えてトップに立ったのは、2014年「Kingsmill Championship Presented by JTBC」以来となるLPGAツアー2勝目を狙う31歳のリゼット・サラス。

10番ホールからのスタートとなったリゼット・サラスは、出だしの2ホールを無難にパーで通過すると、12番の短いPar5で最初のバーディを奪う。更に17番Par3、18番Par5を連続バーディとして前半スコアを3つ伸ばして折り返す。232.0yの平均飛距離をカバーするだけのフェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(26)という安定感のあるショットとパッテイングで後半に入っても4番、5番の連続バーディとスコアを伸ばし、6番でもバンカーからパーをセーブするなどショートゲームにも冴えを見せ、初日、ボギーフリーとなる5バーディ(67)でラウンド、通算5アンダー・単独トップとメジャー初優勝に向けて幸先の良いスタートを切った。

1打差の単独2位には、イングランドの25歳チャーリー・ハル。スタートホールとなった10番で幸先の良いバーディで発進するも12番短いPar5でボギー、16番でバーディを奪うものの、前半は流れに乗れず、スコアを1つ伸ばしただけで折り返す。後半に入り、3番でボギーを叩いたものの、2番、5番のPar5でしっかりバーディを奪い、6バーディ、2ボギー(68)でラウンド、通算4アンダーとメジャー初優勝に向けて上々のスタートとなった。

2打差の3位タイには、今季1勝、LPGAツアー6勝を誇り、ここまで優勝1回を含むトップ10入り4回と好調を維持しているジェシカ・コルダと2019年全米女子オープン覇者のイ・ジョンウン6、今季1勝を挙げているオースティン・アーンストら7名が通算3アンダーで並んだ。

3打差の10位タイには、世界ランキング3位でポイント・賞金でもトップ、前週優勝して今季2勝、メジャー初優勝を狙うネリー・コルダとANAインスピレーション覇者のパティ・タヴァタナキット、メジャー2勝のアリヤ・ジュタヌガーン、復調の兆しの見えてきているチョン・インジら13名が通算2アンダーで並んだ。

2021年の全米女子オープンを制しメジャ-連覇の期待がかかる笹生優花は、2番Par5で3パットでチャンスを活かせなかったものの、無難なスタートを切る。5番Par5で長いパットを決めてバーディを先行させるが、続く6番では、ティーショットを右サイドに曲げ、3rdショットのアプローチを寄せられずボギー、9番も2ndショットをバンカーに入れ、目玉から1打で出せずボギー、前半スコアを1つ落とし折り返す。後半10番でも2ndショットをダフり、バンカーから寄らず、3パットのダブルボギーと苦しい展開となる中、12番、13番で連続バーディ、15番でボギーとしたものの、18番できっちりバーディを奪い、初日、4バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(73)でまとめ、通算1オーバー・39位タイのスタートとなった。

メジャー初優勝を目指す畑岡奈紗は、出だしの2番から3連続バーディを奪うなど、安定したショットとパッテイングでスコアを伸ばす。しかし、9番でティーショットを右サイドに曲げ、2ndショットもバンカーに入れ、ボギーとしたところからリズムが悪くなり、前半スコアを2つ伸ばして折り返したものの、後半に入るとティーショットやアンアンショットの縦距離、アプローチが上手くいかず、11番から3連続ボギー、15番でも難しいショートサイドに外してボギー、18番では、バーディチャンスから3パットのボギーと前半と打って変わってプレーに精彩を欠き、3バーディ、6ボギー(75)通算3オーバー・75位タイで初日を終えた。

上原彩子は、全長の長いコースに対して平均飛距離218.0yと飛距離で苦労しながらも、粘りのプレーでパーをセーブ。前半を1オーバーで折り返す。しかし、肝心のパッテイングが決まらず、後半も3ボギー。初日、0バーディ、4ボギー(76)通算4オーバーと1日を通じてほとんどチャンスがない苦しいラウンドとなった。

最低でも5位以内を確保して東京オリンピックの代表権を手にしたい渋野日向子は、10番ホールからの
スタート。11番で2ndショットを左サイドに外し、アプローチが寄らずボギー、続く12番で3rdショットをピンそばにつけバーディとしバウンスバックに成功するも、14番、16番でティーショットをバンカーに入れ、2ndショットでグリーンを捉えられず、アプローチが寄らずでボギー、前半スコアを2つ落として折り返す。後半スタートの1番で2ndショットをショートサイドの難しいポジションに打ち込むとアプローチが寄らずボギー、その後、2番、4番、5番とバーディチャンスにつけるものの、活かせず、6番で3パットのボギー、8番、9番は、ティーショットをバンカーに入れながらもパーセーブ。フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数 (33)とショット・パットがかみ合わず、1バーディ、5ボギー(76)通算4オーバー・93位タイと大きく出遅れた。

大会2日目(予選ラウンド)

大会2日目
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 07:54(20:54)
 A.ノルドクビスト/M.ウィー・ウェスト/B.M.ヘンダーソン
 08:05(21:05)
 C.ハル/J.コルダ/ユ・ソヨン
 08:16(21:16)
 コ・ジンヨン/キム・セヨン/A.アーンスト
 08:27(21:27)
 S.ルイス/D.カン/M.リード
 08:38(21:38)
 A.ジュタヌガーン/渋野日向子/C.カー
 08:49(21:49)
 A.スタンフォード/イ・ジョンウン6/H.グリーン
 09:00(22:00)
 P.リンドベリ/G.ラッフェルズ/イ・ミリム
 09:11(22:11)
 L.ストロム/E.K.ペダーセン/A.リー
 13:49(02:49)
 A.ブハイ/A.ヴァレンズエラ/L.サラス
10番ホールスタート
 07:59(20:59)
 チョン・インジ/M.ファッシ/上原彩子
 08:43(21:43)
 C.ブティエ/ヤニ・ツェン/P.タヴァタナキット
 09:05(21:05)
 A.イン/キム・ヒョージュ/C.マッソン
 13:11(02:11)
 K.ギルマン/B.アルトマーレ/Y.ノー
 13:22(02:22)
 G.ホール/L.コ/N.コルダ
 13:33(02:33)
 畑岡奈紗/S.ポポフ/B.ロー
 13:55(02:55)
 パク・インビ/笹生優花/L.トンプソン
 14:06(03:06)
 M.ジュタヌガーン/キム・アリム/L.マグワイア

※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月25日(金)の7:10だと日本時間6月25日(金)の20:10あたり、現地時間6月25日(金)の14:44だと日本時間6月26日(土)の3:44になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください

KPMG

大会2日目(予選ラウンド)
首位 ネリー・コルダ -11 63
2 リゼット・サラス -10 67
T3 セリーヌ・ブティエ -7 64
  シドニー・クラントン -7 67
  アレーナ・シャープ -7 68
6 マデリーン・サグストロム -6 68
T7 チャーリー・ハル -5 71
  エスター・ヘンセライト -5 68
  パク・インビ -5 68
T10 オースティン・アーンスト -4 71
  ダニエル・カン -4 67
  キム・ヒョージュ -4 69
  ライアン・オトゥール -4 69
  ウィチャネ・メーチャイ -4 67
  リン・シユ -4 71
  ミナ・ハリガエ -4 70
  ジュリア・モリナロ -4 70
  ドッティ・アルディナ -4 70
T32 笹生 優花 -1 70
T57 渋野 日向子 +2 70
T71 畑岡 奈紗 +3 72
T120 上原 彩子 +8 76

【詳細】
笹生優花
4バーディ、1ダブルボギー(70)

渋野日向子
1イーグル、2バーディ、2ボギー(70)

畑岡奈紗
1バーディ、1ボギー(72)

上原彩子
1バーディ、5ボギー(76)

予選CUTライン:+2
畑岡奈紗、上原彩子、ハナ・グリーン、ソフィア・ポポフは予選落ちとなりました。


午前9時00分時点での天候は晴れ、気温20.0℃、湿度80%、風速2.2m/sというコース・
コンデションの中、156名による予選ラウンド2日目が行われた。

予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、世界ランキング3位でポイント・賞金でもトップ、前週優勝して今季2勝、メジャー初優勝を狙うネリー・コルダ。

10番ホールからスタートしたネリー・コルダは、出だしの10番をボギーで発進するも、続く11番でピンそばにつけバーディ、バウンスバックに成功すると、12番、18番の短いPar5ではバーディを奪えなかったものの、抜群のショットで14番、17番でしっかりバーディを奪い、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。平均飛距離272.0y、フェアウェイキープ率42.86% (6
/14)ながらパーオン率88.89% (16/18)、パット数(28)という抜群のアイアンショットと好調なパッテイングで後半に入り、2番でバーディ、4番バーディ、5番Par5は2オン2パットでバーディ、6番1オン可能な229yのPar4では3Wでピンそばのイーグルチャンスにつけ、楽々バーディ、7番はティーショットをベタピンにつけバーディ、8番ではロングパットを決めてバーディ、9番でもピンそばにつけバーディと4番から6連続バーディと圧巻のプレーを披露。2日目は、10バーディ、1ボギー(63)でラウンド、通算11アンダー・一気に単独トップに躍り出てメジャー初優勝に向けて決勝ラウンド3日目に挑む。

1打差の単独2位には、単独トップでスタートしたリゼット・サラス。平均飛距離231.0yながら2日目もフェアウェイキープ率78.57% (11/14)、
パーオン率100.00% (18/18)と安定したショット力と好調なパッテイングで前半からスコアを4つ伸ばして折り返す。後半に入り、バーディチャンスは少なくなったものの、安定したショットとロングパットでもほとんどタップインによせたパッテイングでストレスなくプレーを展開し、2日目もボギーフリーとなる5バーディ(67)と危なげないラウンドで通算10アンダーとこちらもメジャー初優勝に向けて決勝ラウンド3日目に挑む。

4打差の3位タイには、初日、2日目とスコアを伸ばすシドニー・クラントンとアレーナ・シャープ、1イーグル、7バーディ、1ボギー(64)をマークしたセリーヌ・ブティエが通算7アンダーで並んだ。

5打差の単独3位には、LPGAツアー2勝目を目指すマデリーン・サグストロム、5アンダー・7位タイには世界ランキング2位のパク・インビら3名、4アンダー・10位タイには、今大会覇者のダニエル・カン、キム・ヒョージュら9名が並んだ。

2021年の全米女子オープンを制しメジャ-連覇の期待がかかる笹生優花は、出だしの10番から無難にパープレーでスタート。13番でバーディを奪う。その後も無難なプレーを続ける中、18番Par5のティーショットを池に打ち込みピンチとなるが、4打目をしっかり寄せてパーセーブ。前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半1番でバーディを奪い、1アンダーとするものの、4番Par3で
ティーショットを池に入れダブルボギー、続く5番も2ndショットを大きくオーバー、ピンチとなるがパーセーブに成功。これで流れを取り戻し6番、7番で連続バーディ、2日目は全体的にショット・パッテイングともに良くなかったが、4バーディ、1ダブルボギー(70)でまとめ、通算1アンダー・32位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

初日出遅れた渋野日向子は、出だしの1番からボギーと苦しいスタートとなる。5番、7番とチャンスもあるものの、パーで凌ぐ展開で前半スコアを1つ落として折り返す。後半もパーセーブで凌ぐ展開から12番Par5の3rdショットを池に入れて大ピンチとなるが、5打目を奥からのバックスピンで直接決めてパーセーブに成功。直後の13番でバーディを奪う。16番でボギーを叩き、予選通過が厳しくなる状況で、17番Par3でティーショットをピンそばにつけバーディ、ハイライトとなった18番Par5、3Wでの2ndショットで果敢に狙って2オンに成功すると、難しい大きく曲がるフックラインを決めてイーグルを奪取。1イーグル、2バーディ、2ボギー(70)とスコアを2つ伸ばし、通算2オーバー・57位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

メジャー初優勝を目指す畑岡奈紗だったが、前半から数多くのチャンスを作るものの、パット数(33)が物語るように4.0mから5.0m前後のパッテイングが決まらず、パープレーのまま終盤ホールへ向かう。14番で2ndショットを大きくオーバー、ボギーが先行する苦しい展開から18番Par5で2オンに成功させ、バーディを奪うものの、1バーディ、1ボギー(72)とスコアを伸ばせず、通算3オーバー・71位タイ、予選通過に1打及ばず、今大会を終えた。

上原彩子は、この日も全長の長いコースに対して平均飛距離224.0yと飛距離で苦労し、ボギーが先行、
2日目も、1バーディ、5ボギー(76)とスコアを落とし、通算8オーバー・120位タイで予選落ちとなった。

大会3日目(決勝ラウンド)

大会3日目
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 08:45(21:45)
 イ・ジョンウン6/チョン・インジ/G.ピラー
 09:29(22:29)
 G.ラッフェルズ/リウ・ユ/N.K.マドセン
 09:40(22:40)
 J.コルダ/P.タヴァタナキット/A.ノルドクビスト
 10:13(23:13)
 D.カン/キム・ヒョージュ/A.アーンスト
 10:24(23:24)
 C.ハル/パク・インビ/E.ヘンセライト
 10:35(23:35)
 A.シャープ/M.サグストロム/C.クラントン
 10:46(23:46)
 N.コルダ/C.ブティエ/L.サラス
10番ホールスタート
 09:01(22:01)
 M.ジュタヌガーン/笹生優花/L.トンプソン
 10:18(23:18)
 コ・ジンヨン/渋野日向子/B.ラング
 10:40(23:40)
 J.クプチョ/A.ヴァレンズエラ

※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月26日(土)の8:45だと日本時間6月26日(土)の21:45あたり、現地時間6月26日(土)の10:46だと日本時間6月26日(土)の23:46になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。

※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
KMPG

大会3日目(決勝ラウンド)
首位 リゼット・サラス -15 67
  ネリー・コルダ -15 68
T3 パティ・タヴァタナキット -10 65
  ジュリア・モリナロ -10 66
  セリーヌ・ブティエ -10 69
6 ドッティ・アルディナ -8 68
T7 エスター・ヘンセライト -7 70
  マデリーン・サグストロム -7 71
T9 リン・シユ -6 70
  キム・ヒョージュ -6 70
T42 笹生 優花 +2 75
T68 渋野 日向子 +6 76

【詳細】
笹生優花
2バーディ、3ダブルボギー、1ダブルボギー(75)

渋野日向子
5バーディ、2ボギー、Other:10(+7)(76)

午前11時00分時点での天候は晴れ、気温23.0℃、湿度66%、風速2.8m/sというコース・
コンデションの中、70名による決勝ラウンド3日目が行われた。

決勝ラウンド3日目を終えてトップタイに並んだのは、対照的なプレースタイルを持つ世界ランキング3位でポイント・賞金でもトップ、前週優勝して今季2勝、メジャー初優勝を狙うネリー・コルダと直近の試合結果を見ても復調の兆しが見えるリゼット・サラス。

単独トップでスタートしたネリー・コルダは、3日目も平均飛距離289.0y、フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率88.89% (16/18)という抜群のショット力を活かし、出だしの1番、2番で連続バーディと好発進、その後も数多くのチャンスを掴む中、5番バーディを奪い、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。チャンスとピンチが入り乱れる展開となった後半は、13番でのバーディ1つだけにとどまったものの、3日目は、ボギーフリーとなる4バーディ(68)でラウンド、通算15アンダーでホールアウト。最終日、メジャ-初制覇に挑むことになる。

1打差の単独2位からスタートしたリゼット・サラスは、3日目も安定感のあるショットとコースマネジメント、そして、絶好調のパッテイングを武器に1番から3連続バーディ、5番では完璧な3rdショットでバーディ、7番では難しいスライスラインを決めてバーディ。15アンダーで単独トップに立つと、続く8番でもバーディを奪い、前半スコアを6つ伸ばして折り返す。後半に入り、10番でティーショットのボールがアンラッキーな場所に止まり、今大会初のボギー。しかし、その後はバーディこそ奪えなかったものの、まったく危なげないプレーを見せ、6バーディ、1ボギー(67)でホールアウト。通算15アンダーとこちらもメジャー初制覇に向けて最終日に挑む。

ネリー・コルダは3日目のパット数(31)に対して、リゼット・サラスはパット数(25)とパッテイングに差が出ている。多くのチャンスにつけながら決めきれないネリー・コルダのパッテイングと3日間ほぼ完璧なパッテイングを見せるリゼット・サラスが最終日も持続できるかがカギとなるでしょう。

5打差の3位タイには、前半出入りの激しいプレーながら12番でイーグルを奪うなど、結果的にスコアを3つ伸ばしたセリーヌ・ブティエと8バーディ、2ボギー(66)をマークしたジュリア・モリナロ、14番からの4連続バーディを含む7バーディを奪い、ボギーフリーとなる(65)をマークしたメジャ-覇者のパティ・タヴァタナキットが通算10アンダーで並んだ。

1アンダー・32位タイからスタートした笹生優花は、12番Par5の2ndショットを池に入れてボギー、14番でバーディを奪うものの、17番Par3で再び池に打ち込みダブルボギーと前半スコアを2つ落として折り返す。後半もショットがあまり良くなく、3番、6番でボギー、7番でピンそばに寄せバーディを奪うものの、2バーディ、3ダブルボギー、1ダブルボギー(75)とスコアを3つ落とし、通算2オーバー・42位タイに後退した。2日目同様、この日もPar5でバーディが取れず、スコアを伸ばすことが出来なかった。

2日目終了時から3日目のスタートにかけてキャディーの変更を余儀なくされるアクシデントに見舞われる中でのスタートとなった渋野日向子は、安定感のあるショットで出だしからチャンスを作り、12番で幸先よくバーディを奪う。14番をボギーとするが、16番でバーディを奪い、迎えた17番Par3。ティーショットを池に入れると、ドロップゾーンからの3打目も池、続く5打目、7打目も池と合計4つ池に入れて痛恨の10打。前半6つ落として折り返す。後半に入り、2番でバーディ、4番ではピンそば4.0mにつけバーディ、5番もバーディ、6番でラフにすっぽり埋まった状況からの2ndショットが池に入り、ボギー。この日、5バーディ、2ボギー、Other:10(+7)(76)でラウンド、通算6オーバー・68位タイでホールアウト。最終日は、少しでも上位でフィニッシュできることを期待したい。

大会最終日(決勝ラウンド)

大会最終日
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 07:45(20:45)
 渋野日向子/J.クプチョ
 09:35(22:35)
 A.ジュタヌガーン/M.ジュタヌガーン
 09:45(22:45)
 D.ホルムクビスト/笹生優花
 10:55(23:55)
 L.トンプソン/ユ・ソヨン
 11:35(00:35)
 D.カン/J.コルダ
 11:55(00:55)
 B.M.ヘンダーソン/G.ラッフェルズ
 12:45(01:45)
 A.アーンスト/Y.ノー
 12:55(01:55)
 キム・ヒョージュ/リン・シユ
 13:05(02:05)
 M.サグストロム/E.ヘンセライト
 13:15(02:15)
 C.ブティエ/D.アルディナ
 13:25(02:25)
 G.モリナロ/P.タヴァタナキット
 13:35(02:35)
 L.サラス/N.コルダ

※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月27日(日)の7:35だと日本時間6月27日(日)の20:35あたり、現地時間6月27日(日)の13:35だと日本時間6月28日(月)の02:35になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。

※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
KPMG

大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 ネリー・コルダ -19 68
2 リゼット・サラス -16 71
T3 キム・ヒョージュ -10 68
  ジュリア・モリナロ -10 72
T5 ダニエル・カン -8 67
  パティ・タヴァタナキット -8 74
T7 オースティン・アーンスト -7 70
  セリーヌ・ブティエ -7 75
T9 エイミー・ヤン -6 64
  シドニー・クラントン -6 70
  リン・シユ -6 72
T21 笹生 優花 -3 67
T40 渋野 日向子 +1 67

【詳細】
笹生優花
1イーグル、5バーディ、2ボギー(67)

渋野日向子
6バーディ、1ボギー(67)

午前12時00分時点での天候はくもり、気温27.0℃、湿度73%、風速2.2m/sというコース・
コンデションの中、70名による決勝ラウンド最終日が行われた。

リゼット・サラスとの一騎打ちを制し、メジャー・トーナメント初タイトルを手にしたのは、LPGAツアー5勝を誇るネリー・コルダ。

トップタイでスタートしたネリー・コルダは、1番、3番とティーショットがバンカーにつかまりながらも抜群のアイアンショットで3番をバーディとして1歩抜け出すと、5番Par5ではピンまで243.0yの距離を2オン、ピンに絡むスーパーショットを見せて楽々イーグル。続く6番246yチャンスのPar4ではスコアを伸ばせなかったものの、
前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入り、12番Par5でもピンまで173.0yの池越えの距離を果敢に攻めて池をギリギリ超え2オンに成功。ピンに絡むスーパーショットで最終日2つ目のイーグル。ボギーを叩いたリゼット・サラスとの差を4つに広げた。14番でもバンカーからピンそばによせバーディ、5打差と突き放し初優勝が見えてきた中での15番。ティーショットを池に打ち込み、まさかのダブルボギー。一気にリードが3打差に縮まるものの、最後までリズムが変わらず、抜群のアイアンショットのキレを見せ、最終日2イーグル、2バーディ、1ダブルボギー(68)をマークし通算19アンダーでフィニッシュ。2週連続優勝、PGAツアー6勝目、メジャー初優勝を飾った。

これで今季3勝目、世界ランキング、CMEポイントランキング、賞金ランキングともに1位に浮上した。

ネリー・コルダと同じくトップタイからスタートしたリゼット・サラスは、出だしの1番、2番とショートゲームの上手さでパーをセーブするものの、3日目までとは違い、ショットに少しブレが出ている中で、5番、6番できっちりバーディを奪い、突き放しにかかるネリー・コルダに1打差と詰め寄り、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。9番に続き、後半の10番でもチャンスを活かせないまま迎えた12番Par5。ネリー・コルダのスーパーショットを見せられた影響から3rdショットをグリーン奥の難しいバンカーに打ち込むとアプローチも寄せきれず、まさかのボギー。一気に突き放されると、その後もチャンスでパッテイングを決めきれず、2バーディ、1ボギー(71)とスコアを1つしか伸ばせず、通算16アンダーでフィニッシュ。またしてもメジャー初優勝のチャンスを逃した。

過去3日間とは違い、ショットのキレ、パッテイングでの好調を維持できなかった。

今季1勝をあげているキム・ヒョージュとイタリアの30歳ジュリア・モリナロが通算10アンダー9打差の3位タイでフィニッシュした。

2オーバー・42位タイからスタートした笹生優花は、出だしの1番から長いバーディパットを決めると、5番、6番では持ち味の飛距離を活かし連続バーディ、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入り、12番Par5で2オンに成功。下りのパットを決めてイーグルを奪取。13番、14番ではショット、アプローチのミスがあり連続ボギーとするものの、17番、18番を連続バーディで締め、最終日1イーグル、5バーディ、2ボギー(67)とスコアを5つ伸ばし、通算3アンダー・21位タイに順位を上げ、大会を終えた。

今大会もショットのキレ、ショートゲームの上手さを見せていた。

渋野日向子は、2番Par5の3rdショットをピンそばにつけバーディでスタートすると、続く4番でバーディ、5番Par5ではあわやイーグルかという素晴しい3rdショットを見せ、楽々バーディ、6番でもバーディパットを決めて3連続バーディ、8番をボギーとしたものの、9番でもピンに絡むショットからバーディを奪い、前半スコアを4つ伸ばして折り返す。後半に入り、14番までパーをキープし迎えた難しい15番Par3を強気のパッテイングでバーディ、3日目苦労した17番Par3もパーオンに成功パーセーブ。18番ではチャンスを活かせまかったものの、最終日はフェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率94.44% (17/18)と抜群のショット力と強気のパッテイングで6バーディ、1ボギー(67)をマーク、スコアを5つ伸ばし、通算1オーバー・40位タイで大会を終えた。

嬉しかったり、苦しかったり色々あった中で最後に素晴しいプレーを見せてくれた。

STATISTICS

FH:FAIRWAYS HIT
  (フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
  (パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
  (平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
  (ラウンドあたりのパット数)

1位

ネリー・コルダ(Nelly Korda)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 64.29%
(9/14)
83.33%
(15/18)
260.0y 32
ROUND2 42.86%
(6/14)
88.89%
(16/18)
266.0y 28
ROUND3 78.57%
(11/14)
88.89%
(16/18)
265.0y 31
ROUND4 71.43%
(10/14)
77.78%
(14/18)
279.0y 29
TOTAL 64.29%
(36/56)
84.72%
(61/72)
268.0y 30

 

2位
リゼット・サラス(Lizette Salas)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 85.71%
(12/14)
72.22%
(13/18)
226.0y 26
ROUND2 78.57%
(11/14)
100.00%
(18/18)
225.0y 31
ROUND3 78.57%
(11/14)
72.22%
(13/18)
242.0y 25
ROUND4 85.71%
(12/14)
83.33%
(15/18)
246.0y 32
TOTAL 82.14%
(46/56)
81.94%
(59/72)
235.0y 28

 

3位タイ
キム・ヒョージュ(Hyojoo Kim)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 92.86%
(13/14)
83.33%
(15/18)
241.0y 32
ROUND2 78.57%
(11/14)
72.22%
(13/18)
230.0y 28
ROUND3 85.71%
(12/14)
77.78%
(14/18)
253.0y 29
ROUND4 92.86%
(13/14)
72.22%
(13/18)
246.0y 26
TOTAL 87.50%
(49/56)
76.39%
(55/72)
242.0y 28

 

3位タイ
ジュリア・モリナロ(Giulia Molinaro)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 42.86%
(6/14)
72.22%
(13/18)
254.0y 27
ROUND2 42.86%
(6/14)
77.78%
(14/18)
246.0y 31
ROUND3 71.43%
(10/14)
77.78%
(14/18)
228.0y 26
ROUND4 64.29%
(9/14)
66.67%
(12/18)
257.0y 31
TOTAL 55.36%
(31/56)
73.61%
(53/72)
246.0y 28

 

21位タイ
笹生 優花(Yuka Saso)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 71.43%
(10/14)
72.22%
(13/18)
258.0y 32
ROUND2 50.00%
(7/14)
77.78%
(14/18)
271.0y 30
ROUND3 71.43%
(10/14)
72.22%
(13/18)
263.0y 33
ROUND4 50.00%
(7/14)
55.56%
(10/18)
270.0y 25
TOTAL 60.71%
(34/56)
69.44%
(50/72)
265.0y 30

 

40位タイ
渋野 日向子(Hinako Shibuno)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 57.14%
(8/14)
66.67%
(12/18)
237.0y 33
ROUND2 71.43%
(10/14)
72.22%
(13/18)
227.0y 29
ROUND3 71.43%
(10/14)
72.22%
(13/18)
245.0y 27
ROUND4 92.86%
(13/14)
94.44%
(17/18)
215.0y 31
TOTAL 73.21%
(41/56)
76.39%
(55/72)
231.0y 30

 

71位タイ(予選カット)
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 71.43%
(10/14)
61.11%
(11/18)
254.0y 32
ROUND2 64.29%
(9/14)
83.33%
(15/18)
265.0y 33
ROUND3
ROUND4
TOTAL 67.86%
(19/28)
72.22%
(26/36)
259.0y 32

 

120位タイ(予選カット)
上原 彩子(Ayako Uehara)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 78.57%
(11/14)
55.56%
(10/18)
218.0y 30
ROUND2 85.71%
(12/14)
50.00%
(9/18)
224.0y 28
ROUND3
ROUND4
TOTAL 82.14%
(23/28)
52.78%
(19/36)
221.0y 29

 

優勝したネリー・コルダは、持ち味の飛距離とアイアンショットのキレを活かした攻めのゴルフが結果に結びついた。2位のリゼット・サラスは安定したショット力とパッテイングを含むショートゲームの素晴らしさが光った。笹生優花は、全体的にショットの精度は良くなかったが、サンドセーブ率77.79% (7/9)とショートゲームに冴えを見せていた。渋野日向子は、4日目はショットの精度も高く、強気のパッテイングも見せていたが、全体的にショートゲームが上手くいっていなかった。

全選手の結果

出場した全選手のリザルトと獲得賞金はPDFをご覧ください。
 
※LPGA公式サイト参照

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