2021年8月19日(木)~8月22日(日)にかけてスコットランド・カーヌスティにあるカーヌスティ・ゴルフ・リンクス(Carnoustie Golf Links)で開催される2021年シーズン第23戦メジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン(AIG Women’s Open)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは、畑岡奈紗、渋野日向子、笹生優花、古江彩佳、原英莉花、青木瀬令奈、梶谷翼(アマ)
の7名が出場します。
※畑岡奈紗:2018年から4年連続4回目の出場
※渋野日向子:2019年から3年連続3回目の出場
※笹生優花:初出場
※古江彩佳:初出場
※原英莉花:初出場
※青木瀬令奈:初出場
※梶谷翼(アマ):初出場
※笹生優花の国籍は、LPGA公式サイトをもとにしています。
AIG全英女子オープンゴルフ
1994年、公式にLPGA米国女子ツアーに追加され、男子の全英オープンとは異なり、2001年にメジャー・トーナメントに昇格してから21回目とまだまだ歴史の浅いトーナメントです。
メジャー・トーナメントとして開催された2001年第1回大会の初代チャンピオンは、韓国の朴セリ、第2回大会はカリー・ウェブ、第3回大会はアニカ・ソレンスタムと女子ゴルフ界を代表するプレーヤーが名を連ね、台湾のヤニ・ツェンが唯一連覇(2010年、2011年)を達成しています。
賞金総額:$4,500,000、CMEポイント:650、予選・決勝ラウンドを含む4日間72ホールのストロークプレーで行われます。
今大会も2020年同様、本来のリンクス・コースと言うことで楽なコースコンディションとはならない為、総合的な実力差が顕著に出る大会になるでしょう。
「ANAインスピレーション」を制したパティ・タヴァタナキットや「全米女子オープン」を制した笹生優花、「全米女子プロゴルフ選手権」と東京オリンピックを制した世界ランキング1位のネリー・コルダ、「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」でメジャー初優勝を飾ったミンジー・リーら今季のメジャー・トーナメント覇者を始め、世界トップランカーが集結する2021年シーズン最後のメジャー・トーナメントにふさわしい強力なフィールドとなっています。
日本からは、4年連続4回目の出場となる畑岡奈紗と2019年大会チャンピオンの渋野日向子、今季の全米女子オープンを制したの笹生優花のほか、7月のアムンディ・エビアンチャンピオンシップで4位に入った古江彩佳、原英莉花、青木瀬令奈、梶谷翼(アマ)の7名が出場します。
AIG全英女子オープンゴルフ 開催会場
【スコットランド・カーヌスティ】
カーヌスティ・ゴルフ・リンクス(Carnoustie Golf Links)
コース | Yardage | Par |
カーヌスティ・ゴルフ・リンクス (Carnoustie Golf Links) |
6,850 | 72 |
テイ川の畔、北海に面した「カーヌスティ・ゴルフ・リンクス」は、1850年にオープンしアラン・ロバートソンなどによって設計された「チャンピオンシップ・コース」と「バーンサイド・コース」、「バドン・コース」の3つのコースで構成され、世界で最も有名で最高のコースの1つであるだけでなく、最も難しいコースの1つとして世界的に知られています。
〈チャンピオンシップ・コース〉
過去に8回の全英オープン、1回の全英女子オープン、2回の全英シニアオープンと数々のオープン競技を開催してきた素晴しいコースであり、全英女子オープンは、2011年以来2回目の開催となります。
〈バーンサイド・コース〉
ソーグラスの17番を彷彿とさせるバリーバーン(小川)に囲まれた5番Par3と距離のある14番Par3、最も難しいPar4の1つである17番が特徴的なコースとなっています。
〈バドン・コース〉
1981年、デイブ・トーマスとピーター・アリスによって設計され、オープンしました。リンクスの中でも比較的自然の美しさを活かした素晴しさがあり、特に11番、18番は魅力的なホールとなっています。
【特徴のあるホール】
・6番Par5:シグネチャーホールの1つ。
・17番Par4:距離の残る2ndショットとバリーバーン(小川)
・18番Par4:グリーンの真正面を横切るバリーバーン(小川)。1999年の全英オープンでカーヌスティの悲劇として語り継がれるホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:フェスキュー/ベントグラス/ポアナ
・ラフ:フェスキュー/ベントグラス/ポアナ
・グリーン:フェスキュー/ベントグラス/ポアナ
Hole | Hole Name | Yardage | Par |
1 | Cup | 389 | 4 |
2 | Gulley | 435 | 4 |
3 | Jockie’s Burn | 325 | 4 |
4 | Hillocks | 375 | 4 |
5 | Brae | 387 | 4 |
6 | Hogan’s Alley | 520 | 5 |
7 | Plantation | 380 | 4 |
8 | Short | 167 | 3 |
9 | Railway | 416 | 4 |
10 | South America | 422 | 4 |
11 | John Philp | 351 | 4 |
12 | Southward Ho | 503 | 5 |
13 | Whins | 159 | 3 |
14 | Spectacles | 513 | 5 |
15 | Lucky Slap | 437 | 4 |
16 | Barry Burn | 220 | 3 |
17 | Island | 421 | 4 |
18 | Home | 430 | 4 |
OUT | 3,394 | 36 | |
IN | 3,456 | 36 | |
Total | 6,850 | 72 |
AIG全英女子オープンゴルフ スケジュール
2021年8月19日(木)~8月22日(日)
8月19日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
8月20日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
8月21日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
8月22日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
AIG全英女子オープンゴルフ 賞金
【賞金総額】
$4,500,000
【優勝賞金 】
$870,000
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した144名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2021年8月16日時点
ネリー・コルダ(Nelly Korda)
国籍:アメリカ
生年月日:1998年7月28日(23歳)
身長:177.8cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:1勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
父親のペトル・コルダはテニスの全豪オープン・シングルス優勝、姉のジェシカはLPGAツアー6勝、弟のセバスチャンはテニスとスポーツ一家に生まれ、現在は姉のジェシカと共にLPGAツアーに参戦しています。
恵まれた体格とパワーから生み出される飛距離はツアー屈指であり、キレのあるショットでチャンスを演出しています。課題とされるアプローチとパッティングは改善されつつあり、非常に良い状態と言えるでしょう。
2021年シーズンは13試合に出場して優勝3回を含むトップ10入り8回とここまで抜群の成績を残しています。特にショットのキレが素晴しいです。ショット力(平均飛距離10位、パーオン率14位)に加え、Putts per GIRが13位、Putting Averageが17位とパッテイングの良さも光り、平均スコア(68.89)で1位、サンド・セーブが49.12%と低いものの、トータルで抜群の安定感を見せています。
2017年から5年連続5回目の出場となる今大会での成績は、2019年の9位タイが最高順位となっています。メジャー初優勝を含む今季3勝、世界ランキングとCMEポイントで1位、東京オリンピック金メダリストと絶好調で迎えるシーズン最後のメジャー・トーナメントは、間違いなく優勝候補筆頭と言えるでしょう。
パク・インビ(Inbee Park)
国籍:韓国
生年月日:1988年7月12日(33歳)
身長:167.6cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:21勝
② メジャー・トーナメント:7勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:2勝
・全米女子プロゴルフ選手権:3勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:1勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:2回(2012,2013)
アマチュア時代から活躍し、2006年にプロに転向すると、2008年には、19歳11ヶ月17日という史上最年少(20201年時点でも記録を維持)で全米女子オープンを制し、全米女子ジュニア選手権と全米女子オープンを制したLPJAツアー史上5人目の快挙を達成しました。
2012年シーズンから2015年シーズンにかけて獲得賞金が4年連続200万ドル超え、賞金女王2回、全米女子プロ3連覇、最優秀選手賞1回、キャリア・グランドスラム達成(エビアン・チャンピオンシップは除く)など、数々の大記録を打ち立てています。
2016年シーズンには、リオ・オリンピックで金メダルを獲得し、LPGAツアーの殿堂入り資格を得る史上最年少の選手となりました。
平均飛距離はツアーの中でも低いランクにありますが、フェアウェイキープ率、パーオン率、アプローチ、パッティングのすべてにおいてクオリティが高いレベルにあります。また、マネジメント能力も高く、メンタルも強いので、あらゆる状況に対応可能なプレーヤーと言って良いでしょう。
2021年シーズンは、13試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り7回と抜群の成績を残しています。
特にパッテイングは健在で、Putts per GIRが2位、Putting Averageが4位と安定しています。また、平均スコアも69.30と2位をキープしています。しかし、直近の5試合(東京オリンピックを含む)では、トップ10入りがなく、少し調子を落としている感じが見受けられます。
2007年の初出場から5年連続14回目の出場となる今大会での成績は、2015年の優勝1回を含むトップ10入り6回と素晴らしい結果を残しています。近年は予選落ち2回と安定性に欠けたが、2020年4位に入り存在感を見せた。難コースのカーヌスティを豊富な経験を活かしてどの様に攻略するのか注目です。
リディア・コ(Lydia Ko)
国籍:ニュージーランド
生年月日:1997年4月24日(24歳)
身長:165.1cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:16勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2015)
2012年に全米女子アマチュアと全豪の2冠を達成、更に史上最年少15歳4か月2日で2012年LPGAツアー「CNカナディアン女子オープン」優勝と4つのプロ・トーナメントを制するなどアマチュア時代から活躍。2013年10月にプロに転向すると、2014年にはロレックス最優秀新人賞、2015年には史上最年少17歳で世界ランキング1位を獲得、更に同年史上最年少18歳でメジャー・トーナメント「エビアン・チャンピオンシップ」で優勝、LPGAツアー5勝を飾り、賞金女王とロレックス年間最優秀選手賞を獲得しました。
2016年にもメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」を含むLPGAツアー4勝を飾り、2014年シーズンから2016年シーズンにかけて獲得賞金が3年連続200万ドル超えるなど数々のタイトルと記録を樹立しました。
2016年リオ・オリンピックで銀メダル、2020年東京オリンピックでは銅メダルを獲得しています。
平均飛距離はツアーの中でも低いランクにありますが、高低左右と多彩に打ち分けるショット力とショートゲームはクオリティが高く、マネジメント能力とメンタルも強いのであらゆる状況に対応可能なプレーヤーと言って良いでしょう。
2021年シーズンは、15試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り8回と安定した成績を残しています。特にパッテイングの調子が良く、Putts per GIRが3位、Putting Averageが3位と安定しています。また、平均スコアも69.69と3位をキープしています。直近の3試合でも6位タイ、3位、2位タイと好調を維持しています。
2012年から9年連続9回目の出場となる今大会での成績は、2015年の3位タイがあるものの、トップ10入りはこの1回という結果となっています。前週も同じリンクスコースで2位タイに入っているだけに優勝候補と言って良いでしょう。
笹生 優花(Yuka Saso)
国籍:フィリピン
生年月日:2001年6月20日(20歳)
身長:166.0cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
8歳でゴルフを始め、アマチュア時代には、2018年アジアン・ゲームズ(アジア大会)にフィリピン代表の一員として金メダルを獲得。2019年には、オーガスタ・ナショナル女子アマチュアゴルフ選手権で3位タイ、ガールズ・ジュニアPGAチャンピオンシップで優勝を飾っています。
プロ転向後の2020年国内女子ツアーで2勝を挙げる活躍を見せる中、2021年シーズン「全米女子オープン」でメジャー初優勝、LPGAツアー初勝利を飾りました。
キム・アリム(2020年 全米女子オープン)、ソフィア・ポポフ(2020年 AIG全英女子オープン)、渋野日向子(2019年 AIG全英女子オープン)に続き、3年ぶりに非会員としてメジャー優勝を果たしたプレーヤーとなります。
体格は決して大きくないが、平均飛距離270ヤードを超える力強いティーショットと深いラフからでも方向性を出せる正確なアイアンショットに加え、ショートゲームも安定しています。
2021年シーズンは7試合に出場してメジャー優勝1回を含むトップ10入り4回とここまでは素晴しい成績を残しています。前週行われた「Trust Golf Women’s Scottish Open」でもリンクス特有の天候と強風の中、15位タイに入るなど比較的落ち着いたプレーを見せていました。
初出場となる今大会では、パッティングを含めたショートゲームが上手くいけば、優勝争いも十分に可能ではないでしょうか。
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(22歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:4勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2016年に最年少18歳のアマチュアで日本女子オープンのタイトルを獲得すると2017年からLPGAツアーに参戦し、これまでにLPGAツアー3勝を挙げています。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ツアー3勝を積み上げた原動力は日本選手に良くみられる様に100y以内のショットのクオリティの高さでしょう。更に、アプローチやバンカーショット、パッティングにも定評があります。
平均的な飛距離だけに課題とされるティーショット出来(フェアウェイキープ率)がスコアに大きく作用するでしょう。今季もここまでフェアウェイキープ率71.59%で78位、パーオン率68.38%で101位とショットに苦労している印象です。
2021年シーズンは、14試合に出場して序盤はショットも安定せずに結果も出ていなかったものの、マッチプレーでベスト16に入り、きっかけを掴むと、「全米女子オープンゴルフ」では、プレーオフで敗れ、2位に終わったが、その後、優勝1回を含むトップ10入り3回と復調の兆しの見えた素晴しいプレーを見せています。
2018年から4年連続4回目の出場となる今大会での成績は、前回大会の64位タイが最高順位で2回の予選落ちを喫するなど、相性の良い大会とは言えないでしょう。
パティ・タヴァタナキット(Patty Tavatanakit)
国籍:タイ
生年月日:1999年10月11日(21歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年全米女子オープンでローアマチュア(5位タイ)を獲得するなど、若くして才能を開花させると2019年シーズンのシメトラ・ツアー(下部ツアー)では、3週連続優勝を果たし、平均スコア(69.382)、Par4の平均スコア(3.931)、Par5の平均スコア(4.583)で1位を獲得。2019年「Gaelle Truet Rookie of theYear」に選ばれ、賞金ランキング2位に入り、2020年シーズンからLPGAツアーに本格参戦しているタイ出身で注目の若手選手。
2021年シーズン最初のメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」で今大会4人目となる完全優勝を達成し、LPGAツアー初勝利を飾りました。
体格は決して大きくないが、ゆっくりとしたテイクバックから一気にフリ抜かれるティーショットの平均飛距離は、ここまで275.97y(6位)とツアー屈指であり、飛んで曲がらない安定感を持っています。ショートゲームとパッティングもそつなくこなします。
2021年シーズンは12試合に出場して優勝1回を含むトップ5入り6回と素晴らしい成績を残しています。
2020年から2年連続2回目の出場となる今大会は、優勝の期待はかかりますが、まずは初の予選突破と上位進出が目標と言ったところではないでしょうか。
アタヤ・ティティクル(Atthaya Thitikul)
国籍:タイ
生年月日:2003年2月20日(18歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2017年7月にタイで行われたLET(レディース・ヨーロピアン・ツアー)「欧州女子タイ選手権」を史上最年少の14歳4か月19日で制し、アマチュア時代のリディア・コが保持していた最年少記録を更新、世界アマチュア・ランキング1位を獲得し若くして才能を開花させると、2018年初開催となった「アジア・パシフィック女子アマチュア選手権」で優勝。同年の「ANAインスピレーション」と「全英リコー女子オープン」でローアマチュアに輝くなど若くして脚光を浴びる注目のプレーヤーです。
2020年にプロ転向、同年のタイLPGAツアーで5勝を飾り賞金女王を獲得する活躍を見せる中、2021年5月に行われたLPGAツアー「Honda LPGA Thailand」では終盤まで優勝争いを演じ2位、メジャー・トーナメント「The Amundi Evian Championship」では5位、「ISPS Handa World Invitational」では4位、前週の「Trust Golf Women’s Scottish Open」では2位タイと素晴らしい成績を残しています。
体格は決して大きくないが、キャリーで平均飛距離270.0yを超えるショットを武器にパーオン率も高く、パッテイング次第の状況を常に作ることができるプレーヤーです。
今大会での活躍が大いに期待できる注目の若手選手の1人でしょう。
最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!
AIG全英女子オープンゴルフのテレビ放送
【地上波】テレビ朝日系列にて全ラウンド生中継放送!!
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【CS放送】ゴルフネットワークが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンドLIVE配信!!
【地上波】テレビ朝日系列
全ラウンド生中継!! ※日本時間
生:生中継
8月20日(金) 第1日
- 0:50~2:20 生
8月21日(土) 第2日
- 0:50~2:20 生
8月22日(日) 第3日
- 0:30~2:30 生
※延長あり(一部地域を除く)
8月22日(日) 第4日(最終日)
- 23:30~27:00 生
※延長あり
【BS放送】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWライブ:192ch
生:生中継
8月19日(木) 第1日
19:00~26:15
WOWOWライブ 生
8月20日(金) 第2日
19:00~26:15
WOWOWライブ 生
8月21日(土) 第3日
20:00~27:10
WOWOWライブ 生
8月22日(日) 第4日 (最終日)
20:00~24:00
24:00~28:00
WOWOWライブ 生
【CS放送】ゴルフネットワーク
全ラウンド生中継!! ※日本時間
生:生中継
8月19日(木) 第1日
- 18:30~26:00 生
※延長あり
8月20日(金) 第2日
- 19:00~26:00 生
※延長あり
8月21日(土) 第3日
- 19:00~26:00 生
※延長あり
8月22日(日) 第4日 (最終日)
- 20:00~27:00 生
※延長あり
【動画配信】WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
第1日
・8月19日(木) 19:00~26:15
第2日
・8月20日(金) 19:00~26:15
第3日
・8月21日(土) 20:00~27:10
第4日(最終日)
・8月22日(日) 20:00~27:30
※見逃し配信等についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。
AIG全英女子オープンゴルフ 試合結果
コース | Yardage | Par |
カーヌスティ・ゴルフ・リンクス (Carnoustie Golf Links) |
6,850 | 72 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
06:52(14:52)
C.ブティエ/E.K.ペダーセン/A.ヴァン・ダム
07:36(15:36)
ミンジー・リー/ユ・ソヨン/A.ティティクル
07:47(15:47)
D.カン/P.タヴァタナキット/キム・アリム
07:58(15:58)
L.コ/古江彩佳/J.クプチョ
08:09(16:09)
N.コルダ/畑岡奈紗/C.ハル
08:20(16:20)
R.オトゥール/C.マッソン/R.チャン(アマ)
08:47(16:47)
C.マシュー/M.サグストロム/梶谷翼(アマ)
11:43(19:43)
M.カストレン/N.コルツ・マドセン/A.ムニョス
12:05(20:05)
S.ポポフ/キム・セヨン/J.コルダ
12:16(20:16)
イ・ジョンウン6/L.サラス/C.シガンダ
12:27(20:27)
パク・インビ/Y.ノー/L.マグワイア
12:38(20:38)
渋野日向子/A.ジュタヌガーン/A.アーンスト
12:49(20:49)
B.M.ヘンダーソン/笹生優花/L.トンプソン
13:27(21:27)
G.ロペス/J.ソング/原英莉花
13:38(21:38)
ジ・ウンヒ/C.ナイト/青木瀬令奈
※時差:日本は8時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月19日(木)の6:30だと日本時間8月19日(木)の14:30あたり、現地時間8月19日(木)の15:28だと日本時間8月19日(木)の23:28になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | ネリー・コルダ | -5 | 67 |
マデリーン・サグストロム | -5 | 67 | |
キム・セヨン | -5 | 67 | |
T4 | アンドレア・リー | -4 | 68 |
ジョージア・ホール | -4 | 68 | |
ルイーズ・ダンカン(アマ) | -4 | 68 | |
笹生 優花 | -4 | 68 | |
T8 | リゼット・サラス | -3 | 69 |
カルロタ・シガンダ | -3 | 69 | |
レクシー・トンプソン | -3 | 69 | |
T11 | 畑岡 奈紗 | -2 | 70 |
渋野 日向子 | -2 | 70 | |
T90 | 古江 彩佳 | +2 | 74 |
T100 | 原 英莉花 | +3 | 75 |
青木 瀬令奈 | +3 | 75 | |
T118 | 梶谷 翼(アマ) | +4 | 76 |
【詳細】
笹生 優花
1イーグル、3バーディ、1ボギー(68)
畑岡 奈紗
3バーディ、1ボギー(70)
渋野 日向子
1イーグル、3バーディ、3ボギー(70)
古江 彩佳
3バーディ、5ボギー(74)
原 英莉花
3バーディ、6ボギー(75)
青木 瀬令奈
1バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(75)
梶谷 翼(アマ)
4バーディ、6ボギー、1ダブルボギー(76)
午前11時00分時点での天候はくもり、気温11.0℃、湿度87%、風速3.6m/sという気温は低いものの、風もなく穏やかなコース・コンディションの中、144名による予選ラウンド1日目が行われた。
風もなく楽なコンディションの中でスコアの伸ばし合いとなった予選ラウンド1日目を終えてトップタイで並んだのは、今季メジャー1勝を含む3勝、世界ランキング1位で東京オリンピック金メダリストのネリー・コルダとメジャー初優勝を含むLPGAツアー2勝目を狙うマデリーン・サグストロム、メジャー1勝を含む12勝を飾っている世界ランキング4位のキム・セヨン。
午前8時9分のスタートとなったネリー・コルダは、東京オリンピック以来2週間ぶりの大会ながらフェアウェイキープ率73.33% (11/15)、パーオン率83.33% (15/18)と持ち味の安定したショットを武器に3番、4番で連続バーディ、6番、9番でもバーディを奪い、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入り、スコアを伸ばしたい12番Par5で2ndショットをポットバンカーに入れてボギーを叩くものの、続く13番、14番で連続バーディ、難しい16番Par3ではアプローチがよらずボギーを叩くものの、最も難しい17番、18番でそれぞれ完璧なショットでピンそばにつけ連続バーディでフィニッシュ。初日8バーディ、3ボギー(67)でラウンドしショット・パッティングともに安定感のあるプレーを見せ、通算5アンダーと上々の滑り出しを切った。
同じくトップに並んだマデリーン・サグストロムは、出だしの2番でバーディと幸先の良いスタートを切ると、4番から3連続バーディを奪うなど前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入り、11番、12番で連続バーディと着実にスコアを伸ばす中で14番ではフェスキューからのアプローチをミスするなどピンチがありながらパット数(25)からもわかるように初日はパッティングに冴えを見せ、最終18番でティーショットをポットバンカーに入れボギーを叩いたものの、7バーディ、2ボギー(67)でラウンドし好スタートを切った。
今季パッティングに苦しみ結果の出ていないキム・セヨンは、持ち味の正確なショットで6番からの3連続バーディを奪うなど前半からスコアを伸ばすと、初日は要所でパッティングも決まり、後半も10番、12番、14番と着実にバーディを積み重ね、バーディ、1ボギー(67)でラウンド、トップタイで初日を終えた。
4位タイには、2018年大会覇者のジョージア・ホールら4名、3アンダー・8位タイには、レクシー・トンプソンら3名が並んだ。
期待される若手のイエリミ・ノーが2アンダー・11位タイ、アタヤ・ティティクルが1アンダー・22位タイにつけた。
全英女子オープンに次ぐ今季メジャー2勝目を狙う笹生優花は、出だしの2番でティーショットをフェスキューに打ち込みボギースタートとなるものの、5番で2段グリーンの下からロングパットを決めてバーディ、6番もバーディとし前半を1アンダーで折り返す。後半12番Par5では難しいアプローチが強かったものの、直接入ってイーグル、14番Par5も確実にバーディを奪い、15番以降ショットが乱れたものの、パッティングを含むショートゲームに冴えを見せ、パーセーブに成功。初日1イーグル、3バーディ、1ボギー(68)通算4アンダー・4位タイと好スタートを切った。
メジャー初優勝を目指す畑岡奈紗は、2番、3番の連続バーディで幸先の良いスタートを切る。5番でボギーを叩いたものの、後半11番でバーディを奪う。初日はパット数(31)とパッティングが入らず、数多くのチャンスを活かせなかったものの、安定感のあるショットで3バーディ、1ボギー(70)とスコアをまとめ、通算2アンダー・11位タイと上々の滑り出しとなった。
KPMG全米女子プロゴルフ選手権以来のLPGAツアー出場となった渋野日向子は、1番でアプローチを直接決めてバーディと幸先の良いスタートを切ると、チャンスホールの6番Par5で確実にバーディ、8番、9番とチャンスを活かせなかったものの、前半を1アンダーで折り返す。後半に入り、10番でポットバンカーから6番ユーティリティで打った2ndショットが前方の壁に当たって大きく左サイドのフェスキューの中に入るトラブル。しかし、残り145.0yをピンそばによせるスーパーショットで何とかパーセーブに成功すると続く短い11番Par4の残り52.0yの2ndショットを直接決めてイーグル、14番Par5でもバーディを奪い4アンダーとスコアを伸ばす。終盤17番でアプローチが寄らずボギー、18番も3パットのボギーとスコアを落としたものの、初日1イーグル、3バーディ、3ボギー(70)でラウンド、通算2アンダー・11位タイと上々の滑り出しとなった。
古江彩佳は、4番の後の5番、8番の後の9番、12番の後の13番と序盤からバーディが先行しながら直後にボギーと流れを掴めない展開の中、序盤から苦しんだパッティングが最後まで決まらず、13番では3パット、16番、18番ではショートパットを決めきれずボギーとスコアを伸ばせず、3バーディ、5ボギー(74)通算2オーバー・90位タイで初日を終えた。
出だしの1番から3連続ボギーと苦しいスタートとなり、パット数(32)とパッティングに苦労した原英莉花と飛距離で劣り、Par5でスコアを伸ばせなかった青木瀬令奈が通算3オーバー・100位タイで初日を終えた。
アマチュアの梶谷翼は、2番でボギー、3番ではダブルボギー、5番、7番でもボギーと序盤からスコアを落とす苦しい展開で前半スコアを5つ落として折り返す。後半10番からの3連続バーディで一時スコアを戻したものの、続く13番、14番で連続ボギーを叩くなど、ショット・パッティング(パット数:34)に苦しみ、4バーディ、6ボギー、1ダブルボギー(76)通算4オーバー・118位タイで初日を終えた。
風もなく穏やかなコンディションだったため、トップと5打差に63名がひしめく大混戦となった。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:03(15:03)
M.カストレン/N.コルツ・マドセン/A.ムニョス
07:25(15:25)
S.ポポフ/キム・セヨン/J.コルダ
07:36(15:36)
イ・ジョンウン6/L.サラス/C.シガンダ
07:47(15:47)
パク・インビ/Y.ノー/L.マグワイア
07:58(15:58)
渋野日向子/A.ジュタヌガーン/A.アーンスト
08:09(16:09)
B.M.ヘンダーソン/笹生優花/L.トンプソン
08:47(16:47)
G.ロペス/J.ソング/原英莉花
08:58(16:58)
ジ・ウンヒ/C.ナイト/青木瀬令奈
11:32(19:32)
C.ブティエ/E.K.ペダーセン/A.ヴァン・ダム
12:16(20:16)
ミンジー・リー/ユ・ソヨン/A.ティティクル
12:27(20:27)
D.カン/P.タヴァタナキット/キム・アリム
12:38(20:38)
L.コ/古江彩佳/J.クプチョ
12:49(20:49)
N.コルダ/畑岡奈紗/C.ハル
13:00(21:00)
R.オトゥール/C.マッソン/R.チャン(アマ)
13:27(21:27)
C.マシュー/M.サグストロム/梶谷翼(アマ)
※時差:日本は8時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月20日(金)の6:30だと日本時間8月20日(金)の14:30あたり、現地時間8月20日(金)の15:28だと日本時間8月20日(金)の23:28になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | ミナ・ハリガエ | -7 | 67 |
ジョージア・ホール | -7 | 69 | |
T3 | キム・セヨン | -6 | 71 |
リゼット・サラス | -6 | 69 | |
T5 | ナンナ・コルツ・マドセン | -5 | 69 |
イエリミ・ノー | -5 | 69 | |
レオナ・マグワイア | -5 | 67 | |
笹生 優花 | -5 | 71 | |
レクシー・トンプソン | -5 | 70 | |
モリヤ・ジュタヌガーン | -5 | 67 | |
ウィチャネ・メーチャイ | -5 | 68 | |
T12 | 渋野 日向子 | -4 | 70 |
T23 | 畑岡 奈紗 | -2 | 72 |
T45 | 古江 彩佳 | E | 70 |
T93 | 青木 瀬令奈 | +4 | 73 |
T102 | 原 英莉花 | +5 | 74 |
T120 | 梶谷 翼(アマ) | +7 | 75 |
【詳細】
笹生 優花
3バーディ、2ボギー(71)
渋野 日向子
4バーディ、2ボギー(70)
畑岡 奈紗
2バーディ、1ダブルボギー(72)
古江 彩佳
3バーディ、1ボギー(70)
青木 瀬令奈
3バーディ、4ボギー(73)
原 英莉花
3バーディ、1ボギー、2ダブルボギー(74)
梶谷 翼(アマ)
2バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(75)
予選CUTライン:+1
青木瀬令奈、原英莉花、梶谷翼(アマ)、ソフィア・ポポフは予選落ちとなりました。
午前11時00分時点での天候はくもり、気温15.0℃、湿度86%、風速3.8m/sという初日に続いて風もなく穏やかなコース・コンディションの中、途中棄権2名を含む144名による予選ラウンド2日目が行われた。
予選ラウンド2日目を終えてトップタイで並んだのは、LPGAツアー初優勝を目指すミナ・ハリガエと2018年大会覇者でLPGAツアー2勝を誇るジョージア・ホール。
午後スタート組がスコアメイクに苦戦する中で初日に続き、風もなく楽なコース・コンディションでラウンドした午前スタートのミナ・ハリガエは、フェアウェイキープ率73.33% (11/15)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(26)とショット・パッティングともに安定したプレーを見せ、序盤からスコアを伸ばす。8番、10番でボギーを叩いたものの、3つのPar5を確実にスコアアップに繋げるなど後半もスコアを伸ばし、2日目も7バーディ、2ボギー(67)でラウンド、通算7アンダートップタイで決勝ラウンド進出を決めた。
ミナ・ハリガエと同じく午前スタートのジョージア・ホールは、4番、5番の連続バーディを含む3バーディで前半を折り返すと、後半も確実にスコアを伸ばし14番を終えて9アンダー単独トップに立った。しかし、続く15番でダブルボギーを叩き、2日目は6バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(69)でホールアウトしトップタイで決勝ラウンド進出を決めた。
6アンダー・3位タイには、キム・セヨンとリゼット・サラス、5アンダー・5位タイには、レオナ・マグワイアとイエリミ・ノーと言った初優勝を目指す注目のプレーヤーやレクシー・トンプソン、笹生優花と言ったメジャー覇者を含む6名が並んだ。
2日目をトップタイでスタートしたネリー・コルダとマデリーン・サグストロムは、スコアを1つ落とし渋野日向子、ブルック・ヘンダーソン、ミンジー・リー、スヒョン・オーとともに通算4アンダーで2日目を終えた。
3アンダー・18位タイには、注目プレーヤーの1人であるフィンランドのマチルダ・カストレンら5名が並んだ。
トップと1打差の4位タイからスタートした笹生優花は、前半ショットにばらつきがありながらも4番、5番で連続バーディを奪う。9番でボギーを叩いたものの、前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半に入り、12番Par5で2ndショットをミスしアンプレアブルのボギーを叩いたものの、続く13番Par3では、ショートサイドの難しいポットバンカーから得意のアプローチでパーをセーブ。15番で確実にバーディを奪うと15番からの難しい上がり4ホールを無難にパーで切り抜け、2日目も3バーディ、2ボギー(71)とスコアを1つ伸ばし通算5アンダー・5位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
2アンダー・11位タイからスタートした渋野日向子は、出だしの1番を3パットのボギーとするものの、続く2番でバーディを奪い、バウンスバックに成功。6番Par5でも確実にバーディを奪い、前半を3アンダーで折り返す。後半も10番でボギーを叩くが、Par5(12番、14番)できっちりバーディを奪う。18番で絶好のバーディチャンスを逃したものの、15番からの難しい4ホールをパーで切り抜け、2日目も好調なショットを武器に4バーディ、2ボギー(70)とスコアを2つ伸ばし通算4アンダー・11位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
渋野日向子と同じ2アンダー・11位タイからスタートした畑岡奈紗は、4番で幸先よくバーディを奪ったものの、8番Par3でティーショットがポットバンカー、2ndショットが壁に当たり反対側のポットバンカー、目玉から寄せられず、このホールダブルボギー。後半14番でバーディを奪ったものの、好調なショットとパッティングがかみ合わず、2バーディ、1ダブルボギー(72)とスコアを伸ばせず、通算2アンダー・23位タイからの決勝ラウンド巻き返しを図る。
2オーバー・90位タイからスタートした古江彩佳は、5番でバーディを先行させると、8番ではロングパットを決めてバーディ、14番でもバーディを奪うなどフェアウェイキープ率86.67% (13/15)、パーオン率88.89% (16/18)と安定感抜群のショットでスコアを伸ばす。最終18番で2ndショットをミス(僅かでOB)しボギーを叩くものの、2日目は3バーディ、1ボギー(70)と終始、落ち着いたプレーでラウンドし通算イーブンパー・45位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
初日、飛距離で劣りながら粘りのプレーを見せた青木 瀬令奈だったが、2日目も出だしの1番、2番で連続ボギーと苦しいスタートを切る。その後3バーディを奪ったものの、2ボギーとスコアを1つ落とし、通算4オーバー・93位タイで予選落ちとなった。2日間Par5で1つもバーディを奪えなかったのは大きかった。
予選突破をかけてスタートした原英莉花は、2番でボギーを叩いたものの、6番、7番で連続バーディ、後半に入り、Par5(12番、14番)でバーディを奪えなかったのは痛かったが、13番でバーディを奪い、1オーバーと予選カットラインをキープし迎えた17番2ndショットをミスしバリーバーン(小川)に打ち込みダブルボギーとすると、最終18番でも2ndショットでOBを叩き連続ダブルボギー。2日目は終盤崩れ、3バーディ、1ボギー、2ダブルボギー(74)通算5オーバー・102位タイで予選落ちとなった。
アマチュアの梶谷翼は、3番でダブルボギースタートとなるなどバーディを奪ってもすぐにボギーを叩くなど、スコアメイクに苦労し2日目も2バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(75)とスコアを落とし通算7オーバー・120位タイで大会を終えた。2日間通じてフェアウェイキープ率56.67% (17/30)とティーショットの出来が良くなく、スコアに繋ぐことが出来なかった。
大会3日目(決勝ラウンド)
天候:雨
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:25(16:25)
E.K.ペダーセン/K.マクドナルド
09:25(17:25)
J.クプチョ/古江彩佳
09:35(17:35)
A.ティティクル/S.ルイス
10:40(18:40)
L.コ/P.タヴァタナキット
11:45(19:45)
J.シン/畑岡奈紗
12:05(20:05)
A.ノルドクビスト/A.ジュタヌガーン
12:25(20:25)
ジ・ウンヒ/L.ダンカン(アマ)
12:35(20:35)
M.カストレン/スヒョン・オー
12:50(20:50)
M.サグストロム/N.コルダ
13:00(21:00)
ミンジー・リー/B.M.ヘンダーソン
13:10(21:10)
渋野日向子/W.メーチャイ
13:20(21:20)
M.ジュタヌガーン/L.トンプソン
13:30(21:30)
笹生優花/L.マグワイア
13:40(21:40)
Y.ノー/N.コルツ・マドセン
13:50(21:50)
L.サラス/キム・セヨン
14:00(22:00)
G.ホール/M.ハリガエ
※時差:日本は8時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月21日(土)の8:25だと日本時間8月21日(土)の16:25あたり、現地時間8月21日(土)の14:00だと日本時間8月21日(土)の22:00になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | アンナ・ノルドクビスト | -9 | 65 |
ナンナ・コルツ・マドセン | -9 | 68 | |
3 | リゼット・サラス | -8 | 70 |
T4 | サンナ・ヌーティネン | -7 | 68 |
ルイーズ・ダンカン(アマ) | -7 | 68 | |
マデリーン・サグストロム | -7 | 69 | |
レクシー・トンプソン | -7 | 70 | |
T8 | アリヤ・ジュタヌガーン | -6 | 68 |
ネリー・コルダ | -6 | 70 | |
ブルック・ヘンダーソン | -6 | 70 | |
モリヤ・ジュタヌガーン | -6 | 71 | |
イエリミ・ノー | -6 | 71 | |
キム・セヨン | -6 | 72 | |
ジョージア・ホール | -6 | 73 | |
T15 | 古江 彩佳 | -5 | 67 |
T18 | 渋野 日向子 | -4 | 72 |
T27 | 畑岡 奈紗 | -3 | 71 |
笹生 優花 | -3 | 74 |
【詳細】
古江 彩佳
5バーディ(67)
渋野 日向子
4バーディ、4ボギー(72)
畑岡 奈紗
4バーディ、3ボギー(71)
笹生 優花
1バーディ、3ボギー(74)
午後12時00分時点での天候は雨、気温17.0℃、湿度96%、風速3.0m/sという風はほとんどないコース・コンディションの中、66名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えてトップタイで並んだのは、メジャー2勝を含むLPGAツアー8勝でスウェーデンのベテラン34歳アンナ・ノルドクビストとLPGAツアー初優勝を目指すデンマークの26歳ナンナ・コルツ・マドセン。
2アンダー・23位タイからスタートしたアンナ・ノルドクビストは、パーオン率94.44% (17/18)、パット数(29)と安定したショットとパッティングがかみ合った素晴しいプレーを見せ、3番で最初のバーディを奪うと、6番から3連続バーディ、後半の14番、15番で連続バーディ、難しい17番でもバーディパットを決めるなど3日目は、ボギーフリーとなる7バーディでこの日のベストスコアとなる(65)をマーク、通算9アンダーで一気にトップタイに浮上した。
最終組の2組前でスタートしたナンナ・コルツ・マドセンは、持ち味の飛距離を活かしたアグレッシブなプレーで5番、6番で連続バーディを奪うと、9番でもフェスキューからの2ndショットをピンそばにつけ楽々バーディ。前半をトップと1打差の8アンダーで折り返す。後半10番でティーショットをポットバンカーに入れてボギーとするものの、12番Par5で2オンに成功しイーグルパットを決めて9アンダー・トップタイに浮上した。この辺りから本格的な雨が降り始めた悪条件となる中、難しい15番からの上がり4ホールを確実にパーで切り抜け、3日目は1イーグル、3バーディ、1ボギー(68)とスコアを4つ伸ばしホールアウト。トップタイで最終日を迎える。
1打差の3位には、メジャー優勝こそありませんが2019年の全英女子オープンと2021年の全米女子プロゴルフ選手権で優勝争いを演じ、ともに2位に入ったリゼット・サラス、2打差の4位タイには、レクシー・トンプソンら4名、3打差の8位タイには、世界ランキング1位のネリー・コルダ、ジュタヌガーン姉妹、ブルック・ヘンダーソン、イエリミ・ノー、キム・セヨン、2018年覇者のジョージア・ホールの7名が並んだ。
イーブンパー・45位タイからスタートした古江彩佳は、パーオン率83.33% (15/18)と安定感抜群のショットと好調なパッティングが冴え、6番、8番でバーディを奪い、前半スコアを2つ伸ばして折り返すと、後半の13番、14番で連続バーディ、難しい17番でもバーディを奪う。最終18番では、2ndショットが跳ねてバリーバーン(小川)を越えるラッキーもありパーで切り抜け、3日目はボギーフリーとなる5バーディ(67)でラウンド、落ち着いたプレーで通算5アンダー・15位タイに浮上した。
4アンダー・12位タイからスタートした渋野日向子は、出だしの1番でピンそばにつけバーディを奪うと、4番、6番でもバーディを奪い、7アンダートップタイに並ぶ。7番でティーショットをポットバンカーに入れてピンチを迎えるがロングパットを決めてパーセーブ。前半を7アンダーで折り返す。後半の12番までは危なげないプレーを見せていたが、13番でショートサイドからの難しいアプローチをよせきれず最初のボギーを叩くと、続く14番Par5では2ndショットをポットバンカーに入れ、左足下がりの難しいショットがグリーンにのらず、アプローチもよらずでまさかのボギー、15番でもティーショットを左に曲げ、2ndショットをグリーン横のポットバンカーに入れてボギー、悪い流れは続き16番でもグリーン奥からのアプローチをよせきれず4連続ボギーで一気にスコアを落とした。17番でバーディを奪い、3日目は4バーディ、4ボギー(72)通算4アンダー・18位タイでホールアウト。前半良く、悪天候となった後半良くないという極端なパターンの1日となった。
2アンダー・23位タイからスタートした畑岡奈紗は、出だしの1番で2ndショットをピンそばにつけ、幸先の良くバーディを奪うと、4番、7番でも2ndショットをピンそばにつけバーディと良い流れで迎えた9番でティーショットを左サイドのポットバンカーに入れると、後方に出した後の3rdショットをまたしてもグリーン周りのポットバンカーに打ち込みボギー、前半を4アンダーで折り返す。後半に入り、チャンスホールである14番Par5でバーディを奪ったものの、15番ではまたしてもポットバンカーにつかまりボギー、続く16番もボギーとし3日目は4バーディ、3ボギー(71)とスコアを1つしか伸ばせず、通算3アンダー・27位タイに後退した。
5アンダー・5位タイからスタートした笹生優花だったが、2番でボギーを叩くと数多くのチャンスホールでバーディが奪えず、前半を4アンダーで折り返す。後半の10番をボギーとし迎えた12番Par5でもティーショットを右サイドに曲げて4オン、短いパーパットを外しボギー。14番で最初のバーディを奪ったものの、連戦の疲れもあるのか3日目はショットにブレが生じてパッティングに影響するなど終始、精彩を欠いたプレーで1バーディ、3ボギーとスコアを落とし通算3アンダー・27位タイに後退した。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
11:05(19:05)
L.コ/S.ルイス
11:45(19:45)
G.ロペス/H.グリーン
12:10(20:10)
M.ハリガエ/笹生優花
12:20(20:20)
M.カストレン/畑岡奈紗
12:40(20:40)
W.メーチャイ/渋野日向子
13:00(21:00)
M.スティーン/P.タヴァタナキット
13:10(21:10)
B.リンシコム/A.ティティクル
13:35(21:35)
スヒョン・オー/古江彩佳
13:55(21:55)
Y.ノー/M.ジュタヌガーン
14:05(22:05)
B.M.ヘンダーソン/N.コルダ
14:15(22:15)
A.ジュタヌガーン/L.トンプソン
14:25(22:25)
M.サグストロム/ダンカン(アマ)
14:35(22:35)
S.ヌーティネン/L.サラス
14:45(22:45)
N.コルツ・マドセン/A.ノルドクビスト
※時差:日本は8時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月22日(日)の9:10だと日本時間8月22日(日)の17:10あたり、現地時間8月22日(日)の14:45だと日本時間8月22日(日)の22:45になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | アンナ・ノルドクビスト | -12 | 69 |
T2 | ジョージア・ホール | -11 | 67 |
マデリーン・サグストロム | -11 | 68 | |
リゼット・サラス | -11 | 69 | |
T5 | ミンジー・リー | -10 | 66 |
ナンナ・コルツ・マドセン | -10 | 71 | |
T7 | レオニー・ハーム | -9 | 67 |
パティ・タヴァタナキット | -9 | 67 | |
9 | モリヤ・ジュタヌガーン | -8 | 70 |
T10 | マリッサ・スティーン | -7 | 69 |
アリヤ・ジュタヌガーン | -7 | 71 | |
ルイーズ・ダンカン(アマ) | -7 | 72 | |
T20 | 古江 彩佳 | -5 | 72 |
T26 | 畑岡 奈紗 | -3 | 72 |
T34 | 渋野 日向子 | -1 | 75 |
T39 | 笹生 優花 | E | 75 |
【詳細】
古江 彩佳
1イーグル、2バーディ、4ボギー(72)
畑岡 奈紗
1イーグル、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(72)
渋野 日向子
5バーディ、4ボギー、2ダブルボギー(75)
笹生 優花
5バーディ、3ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギー(75)
午後12時00分時点での天候はくもり、気温17.0℃、湿度92%、風速3.0m/sという最終日も風もなく穏やかなコース・コンディションの中、66名による決勝ラウンド最終日が行われた。
大混戦で迎えた大会最終日、最終18番ホールまでもつれた優勝争いを制したのは、メジャー2勝を含むLPGAツアー8勝の実績を持つスウェーデンのベテラン34歳アンナ・ノルドクビスト。
出だしの1番から5番にかけて緊張した様子が見受けられる中、パーをキープし無難なスタートを切ったアンナ・ノルドクビストは、6番Par5で2オンに成功。楽々バーディを奪ってトップタイに並ぶと、難しい8番、9番でともにロングパットを決めて連続バーディ。前半スコアを3つ伸ばし通算12アンダー・単独トップで折り返す。後半に入り11番で短いバーディパットがカップを一回転しパー、続く12番Par5ではティーショットを右サイドに曲げて4オン2パットのボギーとチャンスホールでスコアを落とし、2位タイに後退する。しかし、14番でバーディを奪いトップと1打差に詰め寄ると、16番グリーン手前のフェアウェイから尾根越えの約30.0mを2パットのパー、最終18番緊張感のある優勝のかかったバーディパットも2パットで終えるなど、難しい15番から上がりの4ホールでパーをセーブし通算12アンダーで優勝。メジャー3勝目を飾った。
4日間を通じて硬いフェアウェイやグリーンに上手く対応しマネジメントしたプレーは素晴しかった。
1打差の2位タイには、2イーグルを含む3バーディ、2ボギー(67)をマークした2018年大会覇者のジョージア・ホールと17番でトップに追いつきながら最終18番でティーショットをポットバンカーに入れ、パーパットを外しボギーとしたマデリーン・サグストロム、フェアウェイキープ率93.33% (14/15)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(29)と安定したプレーでボギーフリーとなる3バーディ(69)でラウンドしたリゼット・サラスが通算11アンダーで並んだ。
リゼット・サラスは、2019年大会に次いで、またしても1打差の2位と悔しい結果に終わった。
10アンダー・5位タイには、フェアウェイキープ率80.00% (12/15)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(28)とショット・パッティングがかみ合ったプレーで17番終了時点でボギーフリーの7バーディとほぼ完璧なプレーを見せながら、最終18番2ndショットをミスしボギーを叩いたミンジー・リーと出だしの2ホールをパーで凌ぎ、その後は持ち味の飛距離を活かしたアグレッシブでショートゲームを含めた安定感のあるプレーでスコアを伸ばし14番終了時点では13アンダー単独トップに立ちながら15番でボギー、トップタイで迎えた最終18番で2ndショットを右サイドの距離のあるポットバンカーに打ち込み、左足下がりのとても難しいライからシャンク、グリーン奥からのアプローチも入らず痛恨のダブルボギー。5バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(71)でホールアウトし惜しくもメジャー・タイトルに手が届かなかったナンナ・コルツ・マドセンが並んだ。
5アンダー・15位タイからスタートした古江彩佳は、キレのあるショットで出だしの1番でバーディ、3番でポットバンカーから見事なリカバリーを見せてパーセーブに成功。その後も安定したプレーでパーをセーブし前半を6アンダーで折り返す。後半に入り、タフな10番を3パットのボギーとしたものの、288.0yにセットされた1オン可能な11番Par4でピンそば約2.5mにつけイーグル、13番でもバーディを奪い、8アンダーまでスコアを伸ばす。しかし、15番でポットバンカーから寄せきれずボギー、17番、18番(3パット)を連続ボギーとし1イーグル、2バーディ、4ボギー(72)と終盤に崩れスコアを伸ばせず、通算5アンダー・20位タイで大会を終えた。
笹生優花と同じ3アンダー・27位タイからスタートした畑岡奈紗は、出だしの1番から5番までパーをキープして迎えた6番Par5で3rdショットを直接決めてイーグルを奪う。しかし、続く7番をボギーとすると、8番Par3ではティーショットをポットバンカーに入れ難しいライから出せず、このホール3オン2パットのダブルボギー、前半スコアを1つ落として折り返す。後半は11番、14番、15番でバーディを奪い5アンダーまでスコアを戻したものの、難しい16番、18番でボギーを叩き、1イーグル、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(72)とスコアを伸ばせず、通算4アンダー・26位タイで4日間を終えた。
4アンダー・18位タイからスタートした渋野日向子は、出だしの1番でティーショットをポットバンカーに入れながらピンそばにつけバーディ、続く2番でもバーディを奪い、最高の滑り出しを見せた直後のチャンスホールとなる3番で2ndショットをバリーバーンに打ち込みダブルボギー、5番でもティーショットをポットバンカーに入れるなど4オン2パットのダブルボギー、6番par5でもグリーン右サイドのポットバンカーから1打で出せず、4オン2パットのボギー、7番もポットバンカーから寄せきれず連続ボギーと立て直すことが出来ず、前半スコアを4つ落とす苦しい展開となる。後半もボギーが先行する中、Par5(12番、15番)で確実にバーディを奪い、最終日は5バーディ、4ボギー、2ダブルボギー(75)通算1アンダー・34位タイで大会を終えた。
3アンダー・27位タイからスタートした笹生優花は、出だしの1番で2ndショットをショートサイドのポットバンカーに入れると、3rdショットで出せず4オン、ボギーパットも決められずダブルボギーと苦しい立ち上がりとなる。続く2番でピンそばにつけバーディを奪うものの、チャンスホールとなる316.0yにセットされた短い3番Par4でティーショットを曲げボギー、5番もボギー、6番Par5で2オンに成功しバーディを奪うものの、9番ではトリプルボギーを叩き、前半スコアを3つ落として折り返す。後半10番をボギーとしたものの、その後はチャンスホールの11番、Par5(12番、15番)で確実にバーディを奪うなどスコアを伸ばし、5バーディ、3ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギー(75)通算イーブンパー・39位タイで大会を終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
アンナ・ノルドクビスト(Anna Nordqvist)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 66.67% (10/15) |
61.11% (11/18) |
260.0y | 29 |
ROUND2 | 73.33% (11/15) |
77.78% (14/18) |
257.0y | 31 |
ROUND3 | 73.33% (11/15) |
94.44% (17/18) |
257.0y | 29 |
ROUND4 | 66.67% (10/15) |
83.33% (15/18) |
258.0y | 32 |
TOTAL | 70.00% (42/60) |
79.17% (57/72) |
258.0y | 30 |
2位タイ
ジョージア・ホール(Georgia Hall)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 80.00% (12/15) |
72.22% (13/18) |
270.0y | 30 |
ROUND2 | 60.00% (9/15) |
88.89% (16/18) |
278.0y | 30 |
ROUND3 | 80.00% (12/15) |
72.22% (13/18) |
268.0y | 33 |
ROUND4 | 33.33% (5/15) |
72.22% (13/18) |
258.0y | 28 |
TOTAL | 63.33% (38/60) |
76.39% (55/72) |
268.0y | 30 |
2位タイ
マデリーン・サグストロム(Madelene Sagstrom)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 60.00% (9/15) |
61.11% (11/18) |
259.0y | 25 |
ROUND2 | 60.00% (9/15) |
72.22% (13/18) |
282.0y | 31 |
ROUND3 | 60.00% (9/15) |
83.33% (15/18) |
274.0y | 30 |
ROUND4 | 46.67% (7/15) |
66.67% (12/18) |
270.0y | 30 |
TOTAL | 56.67% (34/60) |
70.83% (51/72) |
271.0y | 29 |
2位タイ
リゼット・サラス(Lizette Salas)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 73.33% (11/15) |
72.22% (13/18) |
251.0y | 29 |
ROUND2 | 73.33% (11/15) |
72.22% (13/18) |
252.0y | 28 |
ROUND3 | 66.67% (10/15) |
72.22% (13/18) |
248.0y | 30 |
ROUND4 | 93.33% (14/15) |
72.22% (13/18) |
259.0y | 29 |
TOTAL | 76.67% (46/60) |
72.22% (52/72) |
252.0y | 29 |
20位タイ
古江 彩佳(Ayaka Furue)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 73.33% (11/15) |
61.11% (11/18) |
259.0y | 30 |
ROUND2 | 86.67% (13/15) |
88.89% (16/18) |
258.0y | 33 |
ROUND3 | 46.67% (7/15) |
83.33% (15/18) |
260.0y | 28 |
ROUND4 | 86.67% (13/15) |
66.67% (12/18) |
258.0y | 31 |
TOTAL | 73.33% (44/60) |
75.00% (54/72) |
258.0y | 30 |
26位タイ
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 66.67% (10/15) |
83.33% (15/18) |
278.0y | 31 |
ROUND2 | 73.33% (11/15) |
83.33% (15/18) |
279.0y | 32 |
ROUND3 | 73.33% (11/15) |
61.11% (11/18) |
267.0y | 27 |
ROUND4 | 73.33% (11/15) |
61.11% (11/18) |
256.0y | 30 |
TOTAL | 71.67% (43/60) |
72.22% (52/72) |
270.0y | 30 |
34位タイ
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 46.67% (7/15) |
50.00% (9/18) |
258.0y | 26 |
ROUND2 | 80.00% (12/15) |
83.33% (15/18) |
264.0y | 30 |
ROUND3 | 73.33% (11/15) |
61.11% (11/18) |
272.0y | 30 |
ROUND4 | 66.67% (10/15) |
61.11% (11/18) |
256.0y | 32 |
TOTAL | 66.67% (40/60) |
63.89% (46/72) |
263.0y | 29 |
39位タイ
笹生 優花(Yuka Saso)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 60.00% (9/15) |
72.22% (13/18) |
270.0y | 28 |
ROUND2 | 40.00% (6/15) |
72.22% (13/18) |
266.0y | 31 |
ROUND3 | 46.67% (7/15) |
55.56% (10/18) |
256.0y | 30 |
ROUND4 | 80.00% (12/15) |
66.67% (12/18) |
265.0y | 32 |
TOTAL | 56.67% (34/60) |
66.67% (48/72) |
264.0y | 30 |
93位タイ(予選カット)
青木 瀬令奈(Serena Aoki)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 60.00% (9/15) |
55.56% (10/18) |
229.0y | 30 |
ROUND2 | 86.67% (13/15) |
55.56% (10/18) |
243.0y | 28 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 73.33% (22/30) |
55.56% (20/36) |
236.0y | 29 |
102位タイ(予選カット)
原 英莉花(Erika Hara)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 66.67% (10/15) |
55.56% (10/18) |
279.0y | 32 |
ROUND2 | 66.67% (10/15) |
66.67% (12/18) |
258.0y | 30 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 66.67% (20/30) |
61.11% (22/36) |
269.0y | 31 |
120位タイ(予選カット)
梶谷 翼(Tsubasa Kajitani)*
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 53.33% (8/15) |
66.67% (12/18) |
246.0y | 34 |
ROUND2 | 60.00% (9/15) |
55.56% (10/18) |
268.0y | 30 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 56.67% (17/30) |
61.11% (22/36) |
257.0y | 32 |
*:アマチュア
優勝したアンナ・ノルドクビスト、2位タイに入ったジョージア・ホール、マデリーン・サグストロム、リゼット・サラスは、4日間通じて安定したアイアンショットとパッティング、ポットバンカーの処理も良かった。更にコース・コンディションに上手く対応出来ていた。古江彩佳は、安定したショットとパッティング、コース・マネジメント能力のクオリティの高さを見せた。畑岡奈紗もショットとパッティングは良かった。渋野日向子はメンタル面、笹生優花は、ケガと疲労が見えた4日間だった。
全選手の結果
※AIG Women’s Open公式サイト参照
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