2021年4月29日(木)~5月2日(日)にかけて東南アジア・シンガポールにあるセントーサ・ゴルフクラブ、タンジョンコース(Sentosa Golf Club, Tanjong Course)で開催されるアジアシリーズ第1戦「HSBC女子世界選手権(HSBC Women’s World Championship)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは畑岡奈紗、渋野日向子の2名が出場
1.ロレックス・ランキング1-20位(2020年1月3日時点)
・畑岡奈紗(2019年から2大会連続2回目の出場)
・渋野日向子(2021年初出場)
HSBC女子世界選手権
5つのメジャー・トーナメントに次ぐ、アジア最高のゴルフ大会として2008年にスタートし、今大会で13回目を迎え、通称「アジアのメジャー・トーナメント」として知られています。
今大会は、7項目のいずれかに該当する条件を満たした69人に限定されたフィールドで予選落ちがない4日間72ホールのストロークプレーで行われます。
【7項目の出場条件】
1.ロレックス・ランキング1-20位(2020年1月3日時点)
2.2019年「HSBC世界女子選手権」から2020年「ISPSハンダ・オーストラリア女子オープン」までのLPGA米国ツアー優勝者
3.過去2年間(2018年と2019年)のHSBC世界女子選手権優勝者
4.2020年LPGA米国ツアーメンバーの優先リスト
5.補欠
6.主催者推薦5名
7.2020年「LPGAドライブオン選手権=インヴァネス」から2021年「ロッテ選手権」までのLPGA米国ツアー優勝者
世界ランキング1位のコ・ジンヨンを始め、同2位で3回目の優勝を狙うパク・インビ、同5位のダニエル・カン、今季復活優勝を飾り、好調なプレーを見せている同7位のリディア・コ、同9位のキム・ヒョージュ、同10位の畑岡奈紗と世界ランキングトップ10から6人が参戦。更に、今季最初のメジャーを制した21歳注目のパティ・タヴァタナキットや2020年全米オープンを制したキム・アリムなど数多くの世界トップランカーが出場。
【69名の出場選手の内訳】
・世界ランキングトップ20(14名)
・2019年HSBC女子世界選手権から2021年ロッテ選手権までの優勝者(9名)
・LPGAプライオリティ・リスト(38名)
・スポンサー招待枠(5名)
・特別枠(3名)
日本からは畑岡奈紗、渋野日向子が出場。
今大会の経験値の少ない2人がどの様なプレーを見せ、2010年大会の宮里藍以来となる10大会ぶりの日本人優勝なるか注目です。
HSBC女子世界選手権 開催会場
【東南アジア・シンガポール】
セントーサ・ゴルフクラブ(Sentosa Golf Club)
コース | Yardage | Par |
タンジョン・コース (Tanjong Course) |
6,740 | 72 |
シンガポールの観光スポットであるセントーサ島の中心に位置する「セントーサ・ゴルフクラブ」は、〈セラポン・コース〉と〈ニュー・タンジョン・コース〉の2つの有名なコースからなり、東南アジアで最高のゴルフコースに選ばれ、美しい景色を望む素晴しいコースとなっています。
フランク・ぺニックによって設計され、1974年に開設されたコースは、東南アジア最高の評価を受けた名門コースです。
〈セラポン・コース〉
世界的に有名なゴルフコース・デザイナーであるロナルド・フリームによって設計され、1982年にオープンしました。その後、2006年に改修が行われ、最新のテクノロジーが組み込まれ、速くてより挑戦的なグリーンの特徴を活かしています。また、2005年から2019年までのシンガポール・オープンの舞台としても知られています。
〈ニュー・タンジョン・コース〉
シンガポール海峡を背景に大都市シンガポールを一望できます。世界的建築家アリスター・マッケンジーのスタイルに触発され、アジアではめったに見ることが出来ない大きくてユニークなバンカーが特徴となっています。また、2008年からLPGAツアーHSBC世界女子選手権の舞台となっています。
【コース・レコード】
・10アンダー「62」
【特徴のあるホール】
・7番Par3:コース最長となる198y。
・17番Par3:特徴的なアイランドグリーン。
・18番Par4:ティーショットがカギ。
【芝の種類】
・フェアウェイ/ラフ:ゾイシア(10mm/250mm)
・グリーン:ティフイーグル・バミューダ(2.65mm)
Hole | Yardage | Meter | Par |
1 | 379 | 347 | 4 |
2 | 358 | 327 | 4 |
3 | 387 | 354 | 4 |
4 | 180 | 165 | 3 |
5 | 545 | 498 | 5 |
6 | 347 | 317 | 4 |
7 | 198 | 181 | 3 |
8 | 498 | 455 | 5 |
9 | 390 | 357 | 4 |
10 | 395 | 361 | 4 |
11 | 417 | 381 | 4 |
12 | 438 | 400 | 4 |
13 | 512 | 468 | 5 |
14 | 366 | 335 | 4 |
15 | 183 | 167 | 3 |
16 | 559 | 511 | 5 |
17 | 170 | 155 | 3 |
18 | 418 | 382 | 4 |
OUT | 3,282 | 3,001 | 36 |
IN | 3,458 | 3,160 | 36 |
Total | 6,740 | 6,161 | 72 |
HSBC女子世界選手権 スケジュール
2021年4月29日(木)~5月2日(日)
【予選カットなし】
4月29日(木) 大会1日目
4月30日(金) 大会2日目
5月1日(土) 大会3日目
5月2日(日) 大会最終日
HSBC女子世界選手権 賞金
【賞金総額】
$1,600,000
【優勝賞金 】
$240,000
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した69名の出場選手はPDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2021年4月26日時点
コ・ジンヨン(Jin Young Ko)
国籍:韓国
生年月日:1995年7月7日(25歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:7勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2019)
2017年シーズンに非会員ながら「LPGA KEB Hana Bank Championship」に勝利し、2018年シーズンからLPGA米国女子ツアーに本格参戦すると、この年の1勝を皮切りに2019年シーズンにはメジャー・トーナメント2勝を含む4勝をあげ、一気に世界のトップへと駆け上がりました。
あらゆる状況の変化にも柔軟に対応可能なショットのクオリティの高さとコース・マネジメント能力、冷静な判断が可能な強いメンタルを持っています。
2021年シーズンは、5試合に出場し、トップ10入り4回、予選落ち1回、2021年シーズン最初のメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」では7位タイに入るなど、優勝こそ飾っていないが抜群の安定感で好調な滑り出しを切っています。
2018年(2020年は中止)から3大会連続出場となる今大会は、過去6位タイ(2018年)、3位タイ(2019年)と優勝こそないものの抜群の成績を残しています。
パク・インビ(Inbee Park)
国籍:韓国
生年月日:1988年7月12日(32歳)
身長:167.6cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:20勝
② メジャー・トーナメント:7勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:2勝
・全米女子プロゴルフ選手権:3勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:1勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:2回(2012,2013)
アマチュア時代から活躍し、2006年にプロに転向すると、2008年には、19歳11ヶ月17日という史上最年少(20201年時点でも記録を維持)で全米女子オープンを制し、全米女子ジュニア選手権と全米女子オープンを制したLPJAツアー史上5人目の快挙を達成しました。
2012年シーズンから2015年シーズンにかけて獲得賞金が4年連続200万ドル超え、賞金女王2回、全米女子プロ3連覇、最優秀選手賞1回、キャリア・グランドスラム達成(エビアン・チャンピオンシップは除く)など、数々の大記録を打ち立てています。
2016年シーズンには、リオ・オリンピックで金メダルを獲得し、LPGAツアーの殿堂入り資格を得る史上最年少の選手となりました。
平均飛距離はツアーの中でも低いランクにありますが、フェアウェイキープ率、パーオン率、アプローチ、パッティングのすべてにおいてクオリティが高いレベルにあります。また、マネジメント能力も高く、メンタルも強いので、あらゆる状況に対応可能なプレーヤーと言って良いでしょう。
2021年シーズンは、4試合に出場し、優勝1回、2位、7位、15位と抜群の成績を残しています。
2008年(2020年は中止)から13大会連続出場となる今大会は、優勝2回(2015年、2017年)、4位タイ(2014年)と素晴らしい成績を残しています。
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(22歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:3勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2016年に最年少18歳のアマチュアで日本女子オープンのタイトルを獲得すると2017年からLPGAツアーに参戦し、これまでにLPGAツアー3勝を挙げています。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ツアー3勝を積み上げた原動力は日本選手に良くみられる様に100y以内のショットのクオリティの高さでしょう。更に、アプローチやバンカーショット、パッティングにも定評があります。
平均的な飛距離だけに課題とされるティーショット出来(フェアウェイキープ率)がスコアに大きく作用するでしょう。
2021年シーズンは、5試合に出場して、最上位で52位タイ、予選落ち2回とプレー内容と結果に苦労しています。特に、ティーショットを含むショットの出来が良くなく改善が見られていません。また、パッティングにも精彩を欠いています。
19位タイに入った2019年の初出場以来、2回目の出場となる今大会をきっかけにプレー内容を含め、上位進出に期待したいです。
パティ・タヴァタナキット(Patty Tavatanakit)
国籍:タイ
生年月日:1999年10月11日(21歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年全米女子オープンでローアマチュア(5位タイ)を獲得するなど、若くして才能を開花させると2019年シーズンのシメトラ・ツアー(下部ツアー)では、3週連続優勝を果たし、平均スコア(69.382)、Par4の平均スコア(3.931)、Par5の平均スコア(4.583)で1位を獲得。2019年「Gaelle Truet Rookie of theYear」に選ばれ、賞金ランキング2位に入り、2020年シーズンからLPGAツアーに本格参戦しているタイ出身で注目の若手選手。
2021年シーズン最初のメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」で今大会4人目となる完全優勝を達成し、LPGAツアー初勝利を飾りました。
体格は決して大きくないが、ゆっくりとしたテイクバックから一気にフリ抜かれるティーショットの平均飛距離は2021シーズン3試合消化時点で269.63y(2位)とツアー屈指であり、飛んで曲がらない安定感を持っています。ショートゲームとパッティングもそつなくこなします。
2021年シーズンは5試合に出場して優勝1回、5位タイ、14位タイと抜群の活躍を見せ、好調なスタートを切りました。
直近の試合では、予選落ちを喫しているが初出場となる今大会は、メジャー・チャンピオンとして挑む大会だけにどの様なプレーを見せるのか期待がかかります。
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
国籍:日本
生年月日:1998年11月15日(22歳)
身長:167.0cm
体重:62.0kg
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:1勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2019年のAIG全英女子オープンを制覇し、一気に注目の存在へと駆け上がりました。
平均的な飛距離ながら、体幹の強さを活かした安定したショットと強気な姿勢でチャンスを作り出しています。課題はアプローチなどショートゲームのクオリティの向上にあるでしょう。2021年シーズンは、長期スパンでのスウィング改造に取り組んでおり、テイクバック時のトップの位置を低くし、飛球線が狙った方向に飛び出していて、以前までの大きなドローによる左サイドへの曲がりの改善を図っています。
スポット参戦しているLPGA米国ツアーでは、2試合に出場し、メジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」では予選落ち、ロッテ選手権では、33位タイという結果で終わっていますが、パッティングを含めたショートゲームが安定していました。
初出場となる今大会は、予選カットが無いので思い切った攻めのプレーが見られるのか、楽しみです。
最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!
HSBC女子世界選手権のテレビ放送
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!
【BS放送・動画配信】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
生:生中継
☆:再放送
4月29日(木) 第1日
12:30~16:45
WOWOWライブ 生
12:30~
WOWOWオンデマンド 同時配信
4月30日(金) 第2日
10:30~16:45
WOWOWライブ 生
10:30~
WOWOWオンデマンド 同時配信
5月1日(土) 第3日
10:30~17:00
WOWOWライブ 生
10:30~
WOWOWオンデマンド 同時配信
5月2日(日) 第4日 (最終日)
10:30~17:30
WOWOWライブ 生
10:30~
WOWOWオンデマンド 同時配信
【動画配信】GOLFTV
全日程LIVE配信 ※日本時間
4月29日(木) 第1日
10:30~15:30
4月30日(金) 第2日
10:30~15:30
5月1日(土) 第3日
10:30~15:30
5月2日(日) 第4日 (最終日)
10:30~15:30
HSBC世界女子選手権 試合結果
コース | Yardage | Par |
タンジョン・コース (Tanjong Course) |
6,740 | 72 |
大会1日目
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:25(08:25)
S.ポポフ/エイミー・ヤン/A.イン
09:01(10:01)
渋野日向子/A.ジュタヌガーン/A.スタンフォード
09:13(10:13)
P.タヴァタナキット/畑岡奈紗/H.グリーン
09:25(10:25)
パク・インビ/リディア・コ/ミンジー・リー
09:37(10:37)
コ・ジンヨン/パク・ソンヒョン/D.カン
10番ホールスタート
07:30(08:30)
チョン・インジ/J.E.シャドフ/B.ロー
07:42(08:42)
M.ジュタヌガーン/A.シャープ/フォン・シャンシャン
07:54(08:54)
ユ・ソヨン/P.パットラム/イ・ジョンウン6
09:18(10:18)
A.ムニョス/A.オルソン/キム・アリム
※時差:日本は1時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間4月29日(木)の7:25だと日本時間4月29日(木)の8:25あたり、現地時間4月29日(木)の9:37だと日本時間4月29日(木)の10:37になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目
首位 | パク・インビ | -8 | 64 |
2 | パク・ヒヨン | -7 | 65 |
3T | キム・ヒョージュ | -5 | 67 |
キャロライン・マッソン | -5 | 67 | |
ユ・ソヨン | -5 | 67 | |
リン・シユ | -5 | 67 | |
ソフィア・ポポフ | -5 | 67 | |
8T | ブリタニー・アルトマーレ | -4 | 68 |
ギャビー・ロペス | -4 | 68 | |
スヒョン・オー | -4 | 68 | |
イ・ジョンウン6 | -4 | 68 | |
フォン・シャンシャン | -4 | 68 | |
エイミー・ヤン | -4 | 68 | |
55T | 畑岡 奈紗 | +2 | 74 |
66T | 渋野 日向子 | +4 | 76 |
【詳細】
畑岡奈紗
3バーディ、1ボギー、2ダブルボギー(74)
渋野日向子
2バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(76)
午後13時時点での天候は晴れ、気温31.0℃、風速3.6m/sという東南アジアらしいコンデションの中、予選カットなしの大会1日目が行われた。
初日トップに立ったのは、12回目の出場で今大会2回(2015年、2017年)の優勝を誇り、2021年シーズンもトップ10入り3回(優勝1回)、15位タイと抜群の成績を残しているパク・インビ。
フェアウェイとグリーンが例年より柔らかい中、平均飛距離240.0yでありながら、フェアウェイキープ率100.00% (14/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(26)と安定感のあるショットとパッティング、落ち着いたマネジメントを見せるパク・インビは、3番で幸先よくバーディを奪うと、7番と8番で連続バーディを決め、前半スコアを4つ伸ばして折り返すと、後半に入っても全く隙の無いほぼ完璧なプレーを見せ、ボギーフリーとなる8バーディ(64)、通算8アンダーでラウンドし、最高の滑り出しを切った。
フェアウェイとグリーンをしっかりヒットし、数多くのバーディチャンスを演出し、素晴しいショートゲームとパッティングでスコアを伸ばした。
1打差の2位には、2021年シーズン6試合に出場し、予選落ち3回と調子の良くないLPGAツアー3勝のパク・ヒヨンがつけた。スタートの1番で幸先よくバーディで発進すると、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半のスタートホールとなる10番で2ndショットを直接決めてイーグルを奪うと、14番から3連続バーディとスコアを伸ばし、終始、安定したショットとパッティングで1イーグル、6バーディ、1ボギー(65)でラウンドし、通算7アンダーで初日を終えた。
3打差の3位タイには、キム・ヒョージュ、ユ・ソヨンの韓国勢、キャロライン・マッソン、2020年AIG全英女子オープン覇者のソフィア・ポポフのドイツ勢、中国のリン・シユの5人が通算5アンダーで並んだ。
4打差の8位タイには、メジャーチャンピオンのイ・ジョンウン6ら6人が並ぶ大混戦となった。
畑岡奈紗は、出だしの3番でバンカーから寄せきれずボギーと苦しいスタートを切ると、7番ではアプローチをミスするなどダブルボギー、8番でも2ndショットを右サイドにプッシュアウトのOBでダブルボギーと前半スコアを4つ落として折り返す。後半に入り、少しショットに安定感が見られ、スコアを2つ伸ばし通算2オーバー・55位タイでラウンドを終えた。
渋野日向子は、出だしの1番でバーディと幸先の良いスタートを切ったものの、その後は、ショットが乱れ、サンドセーブ、アプローチを含めたショートゲームにも苦労するなど前半スコアを4つ落とし折り返す。後半もアプローチやバンカーショットに苦労し、チャンスでのパッティングも決まらずと、通算4オーバー・66位タイと大きく出遅れた。
大会2日目
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:01(09:01)
S.シュメルツェル/C.ナイト/P.タヴァタナキット
08:25(09:25)
リディア・コ/ミンジー・リー/M.アレックス
09:13(10:13)
キム・ヒョージュ/エイミー・ヤン/フォン・シャンシャン
09:25(10:25)
リン・シユ/ユ・ソヨン/C.マッソン
09:37(10:37)
パク・インビ/パク・ヒヨン/S.ポポフ
10番ホールスタート
07:30(08:30)
H.グリーン/A.オルソン/コ・ジンヨン
08:54(09:54)
A.ジュタヌガーン/A.スタンフォード/畑岡奈紗
09:38(10:38)
渋野日向子/パク・ソンヒョン
※時差:日本は1時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間4月30日(金)の7:25だと日本時間4月30日(金)の8:25あたり、現地時間4月30日(金)の9:38だと日本時間4月30日(金)の10:38になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目
首位 | パク・ヒヨン | -11 | 68 |
パク・インビ | -11 | 69 | |
3T | リン・シユ | -9 | 68 |
キム・ヒョージュ | -9 | 68 | |
5T | カルロタ・シガンダ | -8 | 67 |
ユ・ソヨン | -8 | 69 | |
7T | ハナ・グリーン | -7 | 66 |
リディア・コ | -7 | 68 | |
エイミー・ヤン | -7 | 69 | |
キャロライン・マッソン | -7 | 70 | |
ソフィア・ポポフ | -7 | 70 | |
53T | 畑岡 奈紗 | +2 | 72 |
66T | 渋野 日向子 | +5 | 73 |
【詳細】
畑岡奈紗
2バーディ、2ボギー(72)
渋野日向子
4バーディ、5ボギー(73)
午前9時30分時点での天候はくもり、気温28.0℃、風速0.6m/sという風はないが蒸し暑いコンデションの中、予選カットなしの大会2日目が行われた。
大会2日目を終えてトップに並んだのは、2021年シーズン6試合に出場し、予選落ち3回と調子の良くないLPGAツアー3勝のパク・ヒヨンと12回目の出場で今大会2回(2015年、2017年)の優勝を誇り、2021年シーズンもトップ10入り3回(優勝1回)、15位タイと抜群の成績を残しているパク・インビ。
出だしからパー・プレーと安定したスタートを切ったパク・ヒヨンは、6番でバーディを先行させる。8番で2ndショットを池に入れるものの、素晴しいリカバリー・ショットで4打目をピンそばにつけパーで切り抜け、前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半に入り、10番でバーディを奪うものの、続く11番2ndショットを大きくミス(ダフる)し、ボギー。12番でもティーショットを左に曲げるミスをするなど、力みから安定性に欠けるショットが続いたものの、後半も3つスコアを伸ばし1日目同様、フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率88.89% (16/18)と抜群のショット力を活かし、5バーディ、1ボギー(68)でまとめ通算11アンダーで2日目を終えた。
もう1人のトップのパク・インビは、3番でアプローチが寄らずボギー発進と序盤から状態の良くないプレーが続いたが、7番の超ロング・パットを決めてバーディを奪うと、8番、9番でも連続バーディを奪い、一気に流れを取り戻し、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半に入ってもショットの出来は良くないものの、抜群のパッティングでスコアをまとめ、5バーディ、2ボギー(69)でラウンドし2日目を終えた。
2打差の3位タイには、LPGAツアー初優勝を目指す中国のリン・シユと世界ランキング9位のキム・ヒョージュが通算9アンダーで並んだ。特に、キム・ヒョージュは、5番、10番で2ndショットが直接決まりそうなスーパーショットを立て続けに放つなど、素晴しいプレーを見せた。
3打差の5位タイには、爆発力のあるスペインのカルロタ・シガンダと復調の兆しが見えるユ・ソヨンが通算8アンダーで並んだ。
4打差の7位タイには、7バーディ、1ボギーと2日目のベストスコアタイとなる(66)をマークしたハナ・グリーン、リディア・コ、エイミー・ヤン、キャロライン・マッソンとソフィア・ポポフのドイツ勢ら5人が並ぶ大混戦となった。
畑岡奈紗は、出だしの10番、13番とバーディを奪い、幸先の良いスタートを切ったものの、この日もフェアウェイキープ率50.00% (7/14)、パーオン率72.22% (13/18)とショットが安定せず、バーディチャンスも少なく2バーディ、2ボギー(72)とスコアを伸ばせず、通算2オーバー・53位タイと苦しいラウンドとなった。
渋野日向子は、出だしの10番でボギー、15番では3パットのボギー、18番ではアプローチが寄らず、1番では強く打ちすぎて3パット、3番も2ndショットのミスからアプローチを寄せきれずボギーとショット、パッティングを含めたショートゲームに精彩を欠いた。終盤2バーディを奪ったものの、4バーディ、5ボギー(73)と出入りの激しいプレーでスコアを1つ落とし、通算5オーバー・66位タイで2日目を終えた。
大会3日目
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
09:01(10:01)
S.ポポフ/C.マッソン/A.ユーイング
09:13(10:13)
H.グリーン/リディア・コ/エイミー・ヤン
09:25(10:25)
キム・ヒョージュ/C.シガンダ/ユ・ソヨン
09:37(10:37)
パク・ヒヨン/パク・インビ/リン・シユ
10番ホールスタート
08:42(09:42)
畑岡奈紗/G.ホール/N.K.マドセン
09:30(10:30)
渋野日向子/K.ギルマン/A.タン
※時差:日本は1時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間5月1日(土)の7:25だと日本時間5月1日(土)の8:25あたり、現地時間5月1日(土)の9:37だと日本時間5月1日(土)の10:37になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目
首位 | リン・シユ | -14 | 67 |
2T | ハナ・グリーン | -13 | 66 |
パク・インビ | -13 | 70 | |
4 | ギャビー・ロペス | -12 | 65 |
5T | チョン・インジ | -10 | 66 |
リディア・コ | -10 | 69 | |
ユ・ソヨン | -10 | 70 | |
8T | マデリーン・サグストロム | -9 | 68 |
エイミー・ヤン | -9 | 70 | |
キム・ヒョージュ | -9 | 72 | |
50T | 畑岡 奈紗 | +2 | 72 |
68 | 渋野 日向子 | +9 | 76 |
【詳細】
畑岡奈紗
2バーディ、2ボギー(72)
渋野日向子
2バーディ、6ボギー(76)
午前9時30分時点での天候は晴れ、気温28.0℃、風速0.8m/sという2日目に続いて、風はないが蒸し暑いコンデションの中、予選カットなしの大会3日目が行われた。
大会3日目を終えて単独トップに立ったのは、ヨーロッパツアーでは2勝を挙げているが、LPGAツアーでの過去の最高成績が2015年「Blue Bay LPGA」での5位タイでLPGAツアー8年目で初優勝を目指す中国の25歳リン・シユ。
トップと2打差の3位タイからスタートしたリン・シユは、出だしの1番で簡単な位置からまさかの3パットのボギー発進となったものの、今大会3日間を通じて好調な高い弾道を活かしたショットと安定したパッティングで2番、5番、9番でバーディを奪い、少しバタバタしながらも前半スコアを1つ伸ばして折り返すと、後半は一転して安定感のあるプレーを展開、15番、16番の連続、18番のペタピンなどバーディを4つ奪う一方、17番では難しいバンカーからパーで凌ぐなど、ノーボギーで着実にスコアを伸ばし、この日、7バーディ、2ボギー(67)でまとめ、通算14アンダー・2位に1打差をつけ、単独トップで最終日を迎える。
1打差の2位タイには、トップと4打差の7位タイからスタートしたハナ・グリーンが、10番2ndショットを直接決めてイーグルを奪うなど、ショットはそれほど良くなかったものの、パット数24が示すように素晴しく、1イーグル、6バーディ、2ボギー(66)でラウンド、通算13アンダーで3日目を終えた。
同じく13アンダーで並んだパク・インビは、3日目をトップタイでスタートし、世界No1とも言われる好調なパッティングを武器に2番、3番で連続バーディを奪うと、安定したショットとともにプレーが崩れる要素もなく、前半をノーボギーのスコアを4つ伸ばして折り返す。しかし、後半に入ると一転、11番で2ndショットを大きく右に曲げ、バンカーにつかまると、寄せられずボギー、14番では、ロングパットを寄せきれず、まさかの3パットのボギー、16番では、最高の位置からの3rdショットを池に入れ、アプローチも寄せきれず、まさかのダブルボギーと一気にスコアを崩した。18番でバーディを奪ったものの、6バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(70)とスコアを伸ばせずハナ・グリーンとともに最終日の逆転優勝に挑む。
トップと2打差の単独4位には、9バーディ、2ボギー(65)と3日目のベストスコアをマークした爆発力のあるギャビー・ロペスが通算12アンダーで浮上した。
4打差の10アンダー・5位タイには、8バーディ、2ボギー(66)でラウンドし、復調の兆しが見えるチョン・インジとティーショットが4回も左に引っ掛ける大きなミスがありながら、18番2ndショットが先にグリーンに乗っているハナ・グリーンのボールにあたり、そのままカップインするという珍しいイーグルとなったリディア・コ、こちらも復調の兆しが見えるユ・ソヨンのメジャーチャンピオンの3人が並んだ。
ANAインスピレーションを制したパティ・タヴァタナキットが通算8アンダー・11位タイに浮上。一方で、トップタイからスタートし、好調なプレーを見せていたパク・ヒヨンは、16番で池に2回つかまり9打叩くなど、15番から18番の4ホールでスコアを7打落とし、通算4アンダー・21位タイに後退した。
畑岡奈紗は、ショットは徐々に良くなり数多くのチャンスを作るものの、出だしの10番、15番と3パットのボギーとパッティングに精彩を欠き、また、アプローチでも不安な要素を見せ、3日目も2バーディ、2ボギー(72)とスコアを伸ばせず、通算2オーバー・50位タイでラウンドを終えた。
渋野日向子は、13番から3連続ボギーと苦しいスタートを切ると、18番も15番同様、ショットが安定せず、アプローチでミスし、ボギー。1番、4番でバーディを奪うものの、7番、9番でボギー、3日目も2バーディ、6ボギー(76)とスコアを4つ落とし、通算9オーバー・68位と苦しいラウンドとなった。ショット・パッティングに加え、ショートゲームが良くないことが気にかかる。
大会最終日
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
09:01(10:01)
キム・ヒョージュ/P.タヴァタナキット/S.ポポフ
09:13(10:13)
ユ・ソヨン/M.サグストロム/エイミー・ヤン
09:25(10:25)
G.ロペス/チョン・インジ/リディア・コ
09:37(10:37)
リン・シユ/H.グリーン/パク・インビ
10番ホールスタート
08:18(09:18)
ヤン・ジン/畑岡奈紗/アニー・パーク
09:30(10:30)
K.ギルマン/渋野日向子/A.タン
※時差:日本は1時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間5月2日(日)の7:25だと日本時間5月2日(日)の8:25あたり、現地時間5月2日(日)の9:37だと日本時間5月2日(日)の10:37になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日
優勝 | キム・ヒョージュ | -17 | 64 |
2 | ハナ・グリーン | -16 | 69 |
3T | パティ・タヴァタナキット | -15 | 65 |
パク・インビ | -15 | 70 | |
リン・シユ | -15 | 71 | |
6 | ユ・ソヨン | -12 | 70 |
7T | カルロタ・シガンダ | -11 | 68 |
チョン・インジ | -11 | 71 | |
リディア・コ | -11 | 71 | |
ギャビー・ロペス | -11 | 73 | |
49T | 畑岡 奈紗 | +2 | 72 |
67T | 渋野 日向子 | +11 | 74 |
【詳細】
畑岡奈紗
4バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(72)
渋野日向子
2バーディ、4ボギー(74)
午前11時時点での天候は晴れ、気温32.0℃、風速3.9m/sという蒸し暑いコンデションの中、69人による決勝ラウンド最終日が行われた。
決勝ラウンド最終日、トップと5打差の8位タイからスタートし、大逆転で2016年1月の「Pure Silk-Bahamas LPGA Classic」以来、約5年3カ月ぶりとなるLPGAツアー4勝目を飾ったのは、キム・ヒョージュ(韓国)。
トップと5打差の8位タイからスタートしたキム・ヒョージュは、5番で最初のバーディを奪うと、続く6番でもバーディ、8番、9番も連続バーディを奪い、前半スコアを4つ伸ばして折り返すと、最終日のフェアウェイキープ率92.56% (13/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(26)が示すように後半に入っても、11番フリンジからのパッティングを決めてバーディ、12番のピンそばからのバーディ、14番のロングパットを決めてバーディ、15番の難しいピンポジションを完璧に攻略し、バーディと抜群のショット力とパッティングを披露。最終日のベストスコアとなる8バーディ(64)のボギーフリーでラウンドし、通算17アンダー・2位に1打差の大逆転で2021年シーズン初優勝を飾った。
1打差の単独2位に入ったハナ・グリーンは、出だしの1番でバーディを奪う好スタートを切ると、持ち味のショット力を活かし、8番でもバーディを奪い、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半に入っても数多くのチャンスを掴むものの、この日はパッティングに苦しみスコアを伸ばせない展開が続く中、14番で2ndショットを直接決めてイーグル(3日目に続いて今大会2回目)を奪い、トップに並ぶと16番で難しいバーディパットを決めて18アンダーで単独トップに立つ。しかし、プレッシャーからか、続く17番で3パットのボギー、18番でも2ndショットでグリーンを外すとパターでのアプローチが強く入り大きくオーバー、返しのパーパットも決められず、まさかの連続ボギー。2019年「Cambia Portland Classic」以来となる約1年8カ月ぶりのLPGAツアー3勝目が目前で手からこぼれ落ちる悔しい大会となった。
2打差の15アンダー・3位タイには、ボギーフリーとなる7バーディ(65)と猛烈な追い上げを見せたメジャー覇者のパティ・タヴァタナキットと前半は良かったものの、後半に入り13番、16番とPar5で、らしくない3パットのボギーを叩いたパク・インビ、最終日トップでスタートし、LPGAツアー8年目で初優勝を目指した中国の25歳リン・シユが入った。
畑岡奈紗は、ショットは徐々に良くなってきているものの、ティーショットには不安が残る中、出だしの10番でボギー発進、12番でバーディを奪うが、14番でアプローチが寄らずボギー、3番でダブルボギーとし、スコアを3つ落とす中、終盤3つのバーディを奪い、4バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(72)でラウンド、通算2オーバー・49位タイで大会を終えた。
渋野日向子は、最終日もスタートからボギーが先行する苦しいラウンドを強いられる中、フェアウェイキープ率92.56% (13/14)とティーショットは安定していたが、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(31)とショットの精度とパッティングで苦しみ、2バーディ、4ボギー(74)でラウンド、通算11オーバー・67位タイで大会を終えた。
畑岡奈紗は、課題とされているショットに苦しみ、渋野日向子は、ピンポジションを含めた厳しいコースセッティングに対応できていなかった。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
キム・ヒョージュ(Hyo Joo Kim)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 92.86% (13/14) |
77.78% (14/18) |
245.0y | 28 |
ROUND2 | 85.71% (12/14) |
66.67% (12/18) |
252.0y | 27 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
77.78% (14/18) |
244.0y | 32 |
ROUND4 | 92.86% (13/14) |
88.89% (16/18) |
253.0y | 26 |
TOTAL | 82.14% (46/56) |
77.78% (56/72) |
248.0y | 28 |
2位
ハナ・グリーン(Hannah Green)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 28.57% (4/14) |
77.78% (14/18) |
260.0y | 30 |
ROUND2 | 50.00% (7/14) |
83.33% (15/18) |
262.0y | 28 |
ROUND3 | 42.86% (6/14) |
72.22% (13/18) |
267.0y | 24 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
83.33% (15/18) |
262.0y | 31 |
TOTAL | 46.43% (26/56) |
79.17% (57/72) |
263.0y | 28 |
3位タイ
パティ・タヴァタナキット(Patty Tavatanakit)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
61.11% (11/18) |
269.0y | 28 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
88.89% (16/18) |
285.0y | 33 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
273.0y | 28 |
ROUND4 | 57.14% (8/14) |
83.33% (15/18) |
274.0y | 26 |
TOTAL | 67.86% (38/56) |
76.39% (55/72) |
275.0y | 28 |
3位タイ
パク・インビ(Inbee Park)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 100.00% (14/14) |
88.89% (16/18) |
240.0y | 26 |
ROUND2 | 92.86% (13/14) |
72.22% (13/18) |
240.0y | 28 |
ROUND3 | 92.86% (13/14) |
77.78% (14/18) |
237.0y | 28 |
ROUND4 | 78.57% (11/14) |
77.78% (14/18) |
242.0y | 30 |
TOTAL | 91.07% (51/56) |
79.17% (57/72) |
240.0y | 28 |
3位タイ
リン・シユ(Xiyu Lin)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
83.33% (15/18) |
269.0y | 28 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
266.0y | 29 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
83.33% (15/18) |
257.0y | 29 |
ROUND4 | 85.71% (12/14) |
88.89% (16/18) |
265.0y | 34 |
TOTAL | 82.14% (46/56) |
84.72% (61/72) |
264.0y | 30 |
49位タイ
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
66.67% (12/18) |
246.0y | 30 |
ROUND2 | 50.00% (7/14) |
72.22% (13/18) |
247.0y | 30 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
77.78% (14/18) |
239.0y | 32 |
ROUND4 | 50.00% (7/14) |
77.78% (14/18) |
245.0y | 30 |
TOTAL | 60.71% (34/56) |
73.61% (53/72) |
244.0y | 30 |
67位タイ
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
61.11% (11/18) |
242.0y | 30 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
66.67% (12/18) |
240.0y | 30 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
55.56% (10/18) |
245.0y | 31 |
ROUND4 | 92.86% (13/14) |
61.11% (11/18) |
237.0y | 31 |
TOTAL | 75.00% (42/56) |
61.11% (44/72) |
241.0y | 30 |
優勝したキム・ヒョージュのショットの精度、安定したパッティングは、4日間を通じて安定感抜群だった。2位に入ったハナ・グリーンはフェアウェイキープ率をものともしない飛距離によるパーオン率の高さが光った。これは3位タイに入ったパティ・タヴァタナキットも同様であった。同じく3位タイのパク・インビのショットクオリティの高さとパッティング技術の高さが素晴しかった。リン・シユのバランスの良いショットとパッティングは素晴しかった。畑岡奈紗は、不安とされたティーショットの改善にもう少し時間がかかりそうだ。渋野日向子はコースセッティングを考えたパーオン率の向上が望まれる。
コメント