2021年シーズン第7戦「ヒューゲル=エアー・プレミア・LA オープン」のテレビ放送予定と試合結果 日本選手4名出場!【LPGA米国女子ツアー】

ヒューゲル=エアー・プレミア・LA オープン ゴルフ
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2021年4月21日(水)~4月24日(土)にかけてアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスにあるウィルシャー・カントリークラブ(Wilshire Country Club)で開催される2021年シーズン第7戦「ヒューゲル=エアー・プレミア・LAオープン(HUGEL-AIR PREMIA LA Open)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。

日本からは河本結、野村敏京、上原彩子、山口すず夏の4名が出場

(2021.4.25)
・出場した全選手の最終結果(順位と獲得賞金)をPDFにて掲載しました。
・ブルック・ヘンダーソンが2019年「Meijer LPGA Classic for Simply Give」以来、1年10カ月ぶりのLPGAツアー優勝。LPGAツアー通算10勝目を飾った。

(2021.4.24)
・大会3日目の結果と大会最終日の全選手と注目の組み合わせを掲載しました。

(2021.4.23)
・大会2日目の結果と大会3日目の全選手と注目の組み合わせを掲載しました。

(2021.4.22)
・大会1日目の結果と大会2日目の日本人選手を含む注目の組み合わせを掲載しました。

(2021.4.20)
・大会1日目の日本人選手を含む注目の組み合わせを掲載しました。
・最終エントリーが確定した145名の出場選手をPDFにて掲載しました。

(2021.4.19)
・今大会は、無観客での開催となります。
・日程が変更され、日本時間4月22日に開幕します。

ヒューゲル=エアー・プレミア・LAオープン

アジア・シリーズ前の最後のアメリカ本土での開催となり、2018年にスタートして今大会で3回目を迎えます。毎年多くの世界トップランカーが、ここロサンゼルスに集まり、エキサイティングなプレーを披露しています。

賞金総額 $1,500,000、優勝賞金 $225,000をかけ、145名のプレーヤーによって4日間の72ホール・ストロークプレーで行われます。

初開催となった2018年大会では、タイのモリヤ・ジュタヌガーンがLPGAツアー初優勝を飾っています。

【歴代優勝者】
・2019年:ミンジー・リー
・2018年:モリヤ・ジュタヌガーン

前週はハワイ、翌週はアジア・シリーズを控える中で、世界ランキング1位のコ・ジンヨンを始め、同3位のキム・セヨン、2021シーズン好調を維持し、前週も2位タイに入った同4位のネリー・コルダら世界ランキングトップ10のうち7人が出場する層の厚い大会となります。また、2021年最初のメジャーを制したパティ・タヴァタナキットと言った才能豊かな注目の若手も出場します。

日本からは河本結、野村敏京、上原彩子、山口すず夏の4名が出場。
今大会初出場となる河本結は、前週予選落ちとなったものの、プレーの状態は悪くない。2回目の出場となる野村敏京と上原彩子、山口すず夏とともに予選を通過し、上位進出に期待したいところです。

ヒューゲル=エアー・プレミア・LAオープン 開催会場

【アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス】
ウィルシャー・カントリークラブ(Wilshire Country Club)

 

コース Yardage Par
ウィルシャー・カントリークラブ
(Wilshire Country Club)
6,447 71

 

カリフォルニア州ロサンゼルスにある「ウィルシャー・カントリークラブ」は、ハリウッド近郊の高級住宅街に囲まれており、ロサンゼルスの歴史あるハンコック・パーク・エリアに1919年に設立され、今年で創立100周年を迎えます。また、近くにはハリウッドもあり、観光にも適しています。

ウィルシャー・カントリークラブは、ノーマン・マクベスによって、自然の小川が流れるリンクスコースとして設計され、個性ある挑戦的なコースデザインとなっています。

また、長年にわたり、PGAツアーとLPGAツアーで多くの素晴らしいトーナメントを主催しています。

林間コースであるウィルシャー・カントリークラブの特徴は、距離は短く、自然の起伏を活かした広いフェアウェイと小さくアンジュレーションのあるユニークなグリーン、125個を数えるエッジの効いたバンカーとアクセントとなる小川が絡む戦略的なコースレイアウトとなっています。飛距離よりも精度の高い正確なショットとパッティングが求められます。また、グリーンの速さは12.0フィートに設定されます。

【特徴のあるホール】
・7番Par3:左右に細長いグリーンと中央のバンカー。
・18番Par3:縦に細長く狭いグリーン。

【芝の種類】
・フェアウェイ/ラフ:ハイブリッド・バミューダ
・グリーン:ポアナ

※2021年 HOLE LOCATIONS

ヒューゲル=エアー・プレミア・LAオープン スケジュール

2021年4月21日(木)~4月24日(日)

4月21日(水) 大会1日目(予選ラウンド)
4月22日(木) 大会2日目(予選ラウンド)
4月23日(金) 大会3日目(決勝ラウンド)
4月24日(土) 大会最終日(決勝ラウンド)

ヒューゲル=エアー・プレミア・LAオープン 賞金

【賞金総額】

 $1,500,000

【優勝賞金 】

 $225,000

※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。

 

出場選手一覧

最終エントリーが確定した145名の出場選手はPDFをご覧ください。


注目選手

※選手情報及び世界ランキングは2021年4月19日時点

コ・ジンヨン(Jin Young Ko)
世界ランキング 1位
国籍:韓国
生年月日:1995年7月7日(25歳)
身長:非公開
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:7勝

② メジャー・トーナメント:2勝
 ・ANAインスピレーション:1勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2019)

2017年シーズンに非会員ながら「LPGA KEB Hana Bank Championship」に勝利し、2018年シーズンからLPGA米国女子ツアーに本格参戦すると、この年の1勝を皮切りに2019年シーズンにはメジャー・トーナメント2勝を含む4勝をあげ、一気に世界のトップへと駆け上がりました。

あらゆる状況の変化にも柔軟に対応可能なショットのクオリティの高さとコース・マネジメント能力、冷静な判断が可能な強いメンタルを持っています。

2021年シーズンは、4試合に出場し、トップ10入り3回、予選落ち1回と徐々に調子を上げています。2021年シーズン最初のメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」では7位タイに入るなど、まずまずの滑り出しを切っています。

3週間ぶりとなる今大会は、過去2試合出場し、2位タイ(2018年)、5位タイ(2019年)と抜群の成績を残しています。

ネリー・コルダ(Nelly Korda)
世界ランキング 4位
国籍:アメリカ
生年月日:1998年7月28日(22歳)
身長:177.8cm
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:4勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・ANAインスピレーション:0勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

父親のペトル・コルダはテニスの全豪オープン・シングルス優勝、姉のジェシカはLPGAツアー6勝、弟のセバスチャンはテニスとスポーツ一家に生まれ、現在は姉のジェシカと共にLPGAツアーに参戦しています。

恵まれた体格とパワーから生み出される飛距離はツアー屈指であり、キレのあるショットでチャンスを演出しています。課題とされるアプローチとパッティングの改善が安定した成績へと繋がるでしょう。

2021年シーズンは6試合に出場してトップ10入り5回(優勝1回を含む)と好調なスタートを切っています。特に、ショットのキレは抜群でパッティング次第では複数回の優勝も見えてくるでしょう。

直近の2試合でも3位タイ、2位タイと好調を維持しているだけに、過去2回出場ですべて予選落ちと相性の良くない大会ではあるが、十分優勝を狙えるでしょう。

パティ・タヴァタナキット(Patty Tavatanakit)
世界ランキング 12位
国籍:タイ
生年月日:1999年10月11日(21歳)
身長:非公開
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:1勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・ANAインスピレーション:1勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2018年全米女子オープンでローアマチュア(5位タイ)を獲得するなど、若くして才能を開花させると2019年シーズンのシメトラ・ツアー(下部ツアー)では、3週連続優勝を果たし、平均スコア(69.382)、Par4の平均スコア(3.931)、Par5の平均スコア(4.583)で1位を獲得。2019年「Gaelle Truet Rookie of theYear」に選ばれ、賞金ランキング2位に入り、2020年シーズンからLPGAツアーに本格参戦しているタイ出身で注目の若手選手。

2021年シーズン最初のメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」で今大会4人目となる完全優勝を達成し、LPGAツアー初勝利を飾りました。

体格は決して大きくないが、ゆっくりとしたテイクバックから一気にフリ抜かれるティーショットの平均飛距離は2021シーズン3試合消化時点で269.63y(2位)とツアー屈指であり、飛んで曲がらない安定感を持っています。ショートゲームとパッティングもそつなくこなします。

2021年シーズンは4試合に出場して優勝1回、5位タイ、14位タイと抜群の活躍を見せ、好調なスタートを切りました。

3週間ぶりの出場となる今大会は、初出場でありながらメジャー・チャンピオンとして挑む大会だけにどの様なプレーを見せるのか期待がかかります。


最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!

ヒューゲル=エアー・プレミア・LAオープンのテレビ放送

【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!

【BS放送・動画配信】WOWOW 

全ラウンド生中継!!  ※日本時間

WOWOWオンデマンド:ライブ配信
WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
:生中継
☆:再放送

4月22日() 第1日

 7:05~10:15
 WOWOWライブ  

 7:05~
 WOWOWオンデマンド 同時配信

4月23日() 第2日

 7:05~10:15
 WOWOWライブ  

 8:00~
 WOWOWオンデマンド 同時配信

4月24日(土) 第3日

 7:00~10:30
 WOWOWライブ  

 7:00~
 WOWOWオンデマンド 同時配信

4月25日(日) 第4日 (最終日)

 7:00~11:00
 WOWOWライブ  

 7:00~
 WOWOWオンデマンド 同時配信

 

【動画配信】GOLFTV 

全日程LIVE配信 ※日本時間

4月22日(木) 第1日

 7:00~10:00

4月23日(金) 第2日

 7:00~10:00

4月24日(土) 第3日

 7:00~10:00

4月25日(日) 第4日 (最終日)

 7:00~10:00

 

ヒューゲル=エアー・プレミア・LAオープン 試合結果

コース Yardage Par
ウィルシャー・カントリークラブ
(Wilshire Country Club)
6,447 71

 

大会1日目
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 12:59(04:59)
 フォン・シャンシャン/ミンジー・リー/L.トンプソン
 13:10(05:10)
 リディア・コ/J.コルダ/P.タヴァタナキット
 13:43(05:43)
 上原彩子/E.ゾコル/K.ペリー=ハムスキー
 14:27(06:27)
 山口すず夏/S.バーナム/アリソン・リー
10番ホールスタート
 07:48(23:48)
 イエリミ・ノー/L.マグワイア/G.ラッフェルズ
 07:59(23:59)
 パク・インビ/N.コルダ/C.ハル
 08:10(00:10)
 A.アーンスト/M.ジュタヌガーン/コ・ジンヨン
 08:54(00:54)
 河本結/T.ジョー/M.アレックス
 13:21(05:21)
 B.M.ヘンダーソン/A.イン/エイミー・ヤン
 13:54(05:54)
 S.メドウ/野村敏京/A.ブハイ

※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間4月21日(水)の7:15だと日本時間4月21日(水)の23:15あたり、現地時間4月21日(水)の14:27だと日本時間4月22日(木)の6:27になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 ジェシカ・コルダ -7 64
2T ティファニー・チャン -6 65
  モリヤ・ジュタヌガーン -6 65
4T デイナ・フィンケルステイン -5 66
  スヒョン・オー -5 66
  カルロタ・シガンダ -5 66
  オースティン・アーンスト -5 66
  ネリー・コルダ -5 66
9T アリソン・リー -4 67
  ナンナ・コルツ・マドセン -4 67
  ソフィア・ポポフ -4 67
  ヘ・ムニ -4 67
  キム・アリム -4 67
  キム・セヨン -4 67
  コ・ジンヨン -4 67
  アリー・ユーイング -4 67
74T 野村 敏京 +1 72
114T 河本 結 +4 75
122T 上原 彩子 +5 76
143 山口 すず夏 +15 86

【詳細】
野村敏京
2バーディ、3ボギー(72)

河本結
3バーディ、3ボギー、2ダブルボギー(75)

上原彩子
4バーディ、5ボギー、2ダブルボギー(76)

山口すず夏
1バーディ、2ボギー、4ダブルボギー、2トリプルボギー(86)

午後15時時点での天候はくもり、気温17.0℃、風速1.6m/sという比較的穏やかなコンデションの中、大会1日目が行われた。

大会1日目、トップに立ったのは、2021年シーズン開幕戦を制し、LPGAツアー7勝目を狙うジェシカ・コルダ。

出だしの1番、2番で連続バーディを奪う幸先の良いスタートを切ったジェシカ・コルダは、8番、9番でも連続バーディを決め、前半スコアを4つ伸ばして折り返すと、後半に入っても平均飛距離266.0y、フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率94.44% (17/18)と安定感のあるショットとパッティング、落ち着いたプレーでスコアを伸ばし、8バーディ、1ボギー(64)をマークし、最高の滑り出しを切った。

1打差の2位タイには、5番から8番にかけて4連続バーディを奪うなど、7バーディ、1ボギー(65)でラウンドし、LPGAツアーは初優勝を目指す香港の27歳ティファニー・チャンと出だしの5ホールで4オーバーと苦しいスタートを切りながら、その後、4連続バーディを含む10バーディを奪ったモリヤ・ジュタヌガーンが通算6アンダーで並んで初日を終えた。

2打差の4位タイには、今季1勝ずつ挙げているネリー・コルダとオースティン・アーンストら5人が通算5アンダーで並んだ。

3打差の9位タイには、世界ランキング1位のコ・ジンヨン、世界ランキング3位のキム・セヨン、2020年全米オープンを制したキム・アリムの韓国勢、2020年AIG全英オープンを制したソフィア・ポポフら8人が並ぶ大混戦となった。

日本からは4人が出場し、野村敏京が通算1オーバー・74位タイ、出だしの1番でダブルボギー、4番ではティーショットを池に入れ、ダブルボギーと苦しいスタートとなった河本結は、ショットに加え、パット数も33と精彩を欠き、通算4オーバー・114位タイ、上原彩子が通算5オーバー・122位タイ、山口すず夏が通算15オーバー・143位と大きく出遅れる厳しい初日のラウンドとなった。

大会2日目
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 08:21(00:21)
 B.M.ヘンダーソン/A.イン/エイミー・ヤン
 08:54(00:54)
 S.メドウ/野村敏京/A.ブハイ
 12:48(04:48)
 イエリミ・ノー/L.マグワイア/G.ラッフェルズ
 12:59(04:59)
 パク・インビ/N.コルダ/C.ハル
 13:10(05:10)
 A.アーンスト/M.ジュタヌガーン/コ・ジンヨン
 13:54(05:54)
 河本結/T.ジョー/M.アレックス
10番ホールスタート
 07:59(23:59)
 フォン・シャンシャン/ミンジー・リー/L.トンプソン
 08:10(00:10)
 リディア・コ/J.コルダ/P.タヴァタナキット
 08:43(00:43)
 上原彩子/E.ゾコル/K.ペリー=ハムスキー
 09:27(01:27)
 山口すず夏/S.バーナム/アリソン・リー

※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間4月22日(木)の7:15だと日本時間4月22日(木)の23:15あたり、現地時間4月22日(木)の14:16だと日本時間4月23日(金)の6:27になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 ジェシカ・コルダ -13 65
2 コ・ジンヨン -10 65
3 キム・セヨン -9 66
4T ブルック・ヘンダーソン -8 65
  アンジェラ・スタンフォード -8 66
6T ユ・ソヨン -7 67
  ハナ・グリーン -7 67
  ティファニー・チャン -7 70
9T パク・インビ -6 68
  アリー・ユーイング -6 69
  オースティン・アーンスト -6 70
  デイナ・フィンケルステイン -6 70
113T 河本 結 +7 74
  野村 敏京 +7 77
134T 上原 彩子 +10 76
142 山口 すず夏 +16 72

【詳細】
河本結
1バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(74)

野村敏京
0バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(77)

上原彩子
1バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(76)

山口すず夏
2バーディ、3ボギー(72)

予選CUTライン:+2
河本結、野村敏京、上原彩子、山口すず夏は予選落ちとなりました。


午後15時時点での天候はくもり、気温16.0℃、風速3.0m/sという初日に続き、比較的穏やかなコンデションの中、大会2日目が行われた。

大会2日目もトップを維持したのは、2日間安定した素晴しいプレーを見せ、36ホールでのスコアリング・レコードをマークした2021年シーズン開幕戦を制し、LPGAツアー7勝目を狙うジェシカ・コルダ。

10番スタートとなったジェシカ・コルダは、連続バーディで好調なすべり出しを見せると、13番、16番でバーディを奪い、前半スコアを4つ伸ばして折り返すと、後半に入っても平均飛距離274.0y、フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(28)と初日に続き、ショット、パッティングともに抜群の安定感を見せ、ピンポジションをしっかり把握したコースマネジメントでスコアを伸ばし、ボギーフリーとなる6バーディ(65)をマークし、通算13アンダー2位に3打差をつけ、単独トップで決勝ラウンド進出を決めた。

3打差の2位には、フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(26)とショットメーカーらしく、抜群のショットのキレを見せたコ・ジンヨンがスタートホールの1番からバーディと好発進、16番までに7バーディと素晴らしいプレーを見せた。17番で深いラフからの2ndショットを無理してハザードに入れるものの、約130yの4打目をしっかりつけてボギーで凌ぐなど、終始、安定したショットとパッティングで通算10アンダーで2日目を終えた。

4打差の3位には、好調なショットを武器にバーディを量産し、スコアを伸ばしたキム・セヨンが
通算8アンダーでつけた。ただ、16番のバーディパット、18番のパーパットと短いパッティングを外すなど不安な点も見受けられた。

5打差の4位タイには、ともに好スコアをマークしたブルック・ヘンダーソンとベテラン43歳のアンジェラ・スタンフォードが通算8アンダーで並んだ。

前週優勝したリディア・コ、メジャー優勝後の大会での活躍が期待されたパティ・タヴァタナキットは通算4オーバー・90位タイで予選落ちとなった。リディア・コは明らかに疲れによるパフォーマンス低下が見られ、パティ・タヴァタナキットは、8番60yの2ndショットをミス、アプローチも寄せられずボギー、続く9番ではティーショットを右サイドにOBとしトリプルボギーと最終2ホールでスコアを4つ落とした。

日本からは4人が出場し、ショットは良かったものの、3番で3パット、9番でアプローチをミスするなどパッティングを含めたショートゲームと外してはいけない場所に外してしますなど、コースマネジメントの課題となった河本結と野村敏京が通算7オーバー・113位タイ、上原彩子が通算10オーバー・134位タイ、山口すず夏が通算16オーバー・142位で全員予選落ちという厳しい結果に終わった。

大会3日目
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 12:53(04:53)
 H.グリーン/T.チャン/パク・インビ
 13:04(05:04)
 B.M.ヘンダーソン/A.スタンフォード/ユ・ソヨン
 13:15(05:15)
 J.コルダ/コ・ジンヨン/キム・セヨン

※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間4月23日(金)の8:40だと日本時間4月24日(土)の00:40あたり、現地時間4月23日(金)の13:15だと日本時間4月24日(土)の5:15になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
ヒューゲル 組み合わせ
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 ジェシカ・コルダ -16 68
2 コ・ジンヨン -15 66
3 ブルック・ヘンダーソン -12 67
4 アンジェラ・スタンフォード -11 68
5T ユ・ソヨン -9 69
  ハナ・グリーン -9 69
7T モーガン・プレッセル -8 66
  ティファニー・チャン -8 70
9T リン・シユ -6 67
  イ・ジョンウン6 -6 70

【詳細】
日本人選手4名はすべて予選落ちとなりました。

午後15時時点での天候はくもり、気温18.0℃、風速1.6m/sという穏やかなコンデションの中、78人による決勝ラウンド3日目が行われた。

決勝ラウンド3日目もトップを維持したのは、安定した素晴しいプレーを見せている、2021年シーズン開幕戦を制し、LPGAツアー7勝目を狙うジェシカ・コルダ。

出だしの1番から3連続バーディでスタートと抜群の滑り出しを見せたジェシカ・コルダは、安定したショットとパッティングでスコアを作っていたが、9番でフェアウェイからの2ndをミスすると、アプローチ・パットを大きくオーバーし、最初のボギー。スコアを2つ伸ばしたものの、コ・ジンヨンに並ばれ前半を折り返す。後半に入ってショットの縦距離が合わない場面が続き、11番をボギーとすると、13番でもティーショットをプッシュアウトし、ボギーでトップを明け渡す。その後は、ショットに切れが戻り、上がりの17番、18番と素晴らしいショットでバーディを奪い、ホールアウト。難しいピンポジションながら6バーディ、3ボギー(68)でまとめ、通算16アンダー2位に1打差をつけ、単独トップをキープした。

大会を通じて抜群のショットを見せているコ・ジンヨンは、3番で約22.0mのバーディチャンスから3パットのボギーを叩くなど、序盤は少し安定性に欠けていたものの、4番で約11.0mのバーディパットを決め流れを掴むと3連続を含む5バーディで前半スコアを5つ伸ばし、一気にトップに並ぶ。しかし、後半のスタートとなる10番でティーショットのミスからボギーとすると、11番でも約18.0mのバーディチャンスから3パットとし連続ボギー。しかし、13番から3連続バーディでトップに立つ。最終18番でティーショットをミスし、ボギーとするものの、安定
したショットとパッティングで9バーディ、4ボギー(66)をマーク、通算15アンダーで最終日を迎える。

4打差の3位には、6番でダブルボギー・スタートと苦しい立ち上がりとなったものの、その後、好調なショットでスコアを6つ伸ばしたブルック・ヘンダーソンが
通算12アンダーで追い上げ、5打差の4位タイには、ベテラン43歳のアンジェラ・スタンフォードが通算11アンダーでつけた。

最終日は、上位4人に絞られた優勝争いが予想される。

大会最終日
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 12:41(04:41)
 M.プレッセル/T.チャン/リン・シユ
 12:53(04:53)
 A.スタンフォード/ユ・ソヨン/H.グリーン
 13:05(05:05)
 J.コルダ/コ・ジンヨン/B.M.ヘンダーソン

※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間4月24日(土)の8:05だと日本時間4月25日(日)の00:05あたり、現地時間4月24日(土)の13:05だと日本時間4月25日(日)の5:05になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
ヒューゲル 組み合わせ
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 ブルック・ヘンダーソン -16 67
2 ジェシカ・コルダ -15 72
3T ハナ・グリーン -14 66
  コ・ジンヨン -14 72
5T ユ・ソヨン -12 68
  アンジェラ・スタンフォード -12 70
7 イ・ジョンウン6 -11 66
8T モーガン・プレッセル -10 69
  ティファニー・チャン -10 69
10T メリッサ・リード -8 66
  ネリー・コルダ -8 67

【詳細】
日本人選手4名はすべて予選落ちとなりました。

午後15時時点での天候はくもり、気温18.0℃、風速2.2m/sという穏やかなコンデションの中、78人による決勝ラウンド最終日が行われた。

決勝ラウンド最終日、同じ組でラウンドしたトップ2人がスコアを伸ばせない展開の中、大逆転で2019年6月の「Meijer LPGA Classic for Simply Give」以来、約1年10カ月ぶりの節目となるLPGAツアー10勝目を飾ったのは、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)。

トップと4打差の3位からスタートしたブルック・ヘンダーソンは、2番でバーディを奪い、好調なスタートを切ると、6番でアプローチが寄らずボギーとするものの、ピンを果敢に攻める攻撃的なプレーと安定したパッティングで前半スコアを2つ伸ばし、トップと1打差の2位タイで折り返す。後半に入り11番では、ベタピンでバーディパットを決めると、12番はティーショットをグリーン右サイドに外すものの、アプローチを直接決めて連続バーディで単独トップに立つと、14番の1オン可能なPar4でもしっかりバーディを奪い、2位以下に3打差をつけ、一気に後続を突き放した。17番でボギー、18番でもピンチがありながらも、この日、冴えを見せたショートゲームでパーセーブし、6バーディ、2ボギー(67)でフィニッシュ。通算16アンダー・2位に1打差をつけ逃げ切った。フェアウェイキープ率92.56% (13/14)、パーオン率83.33% (15/18)と抜群の安定感とアプローチが素晴らしく、2021シーズン初優勝を飾った。

最終日を単独トップでスタートしたジェシカ・コルダは、ショットの調子は良いものの、数多くのチャンスを決めきれず、7番ではアプローチ、9番ではパッティングで苦労しボギー。前半スコアを2つ落とし、2位タイで折り返す。後半に入っても、ショットでの流れを掴むことが出来ず、18番バーディを決め追い上げたものの、1打及ばず、通算15アンダーでフィニッシュ。開幕戦以来となる今季2勝目はならなかった。

2打差の3位タイには、1イーグル、3バーディで最終日のベストスコアタイとなる(66)でラウンドした2019年全米女子プロを制したハナ・グリーンと12番で番手のジャッジ・ミスが出るなど、ショット・パッティングともに精彩を欠いた世界ランキング1位のコ・ジンヨンが入った。

強力なフィールドとなった今大会は、最後まで接戦となった素晴しい試合だった。日本勢は残念ながら4人とも予選落ちという結果に終わった。

STATISTICS
FH:FAIRWAYS HIT
  (フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
  (パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
  (平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
  (ラウンドあたりのパット数)

1位

ブルック・ヘンダーソン(Brooke M. Henderson)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 85.71%
(12/14)
83.33%
(15/18)
264.0y 31
ROUND2 85.71%
(12/14)
77.78%
(14/18)
269.0y 26
ROUND3 92.86%
(13/14)
77.78%
(14/18)
271.0y 27
ROUND4 92.86%
(13/14)
83.33%
(15/18)
278.0y 30
TOTAL 89.29%
(50/56)
80.56%
(58/72)
270.0y 28

 

2位
ジェシカ・コルダ(Jessica Korda)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 85.71%
(12/14)
94.44%
(17/18)
266.0y 28
ROUND2 78.57%
(11/14)
88.89%
(16/18)
274.0y 28
ROUND3 78.57%
(11/14)
77.78%
(14/18)
280.0y 30
ROUND4 85.71%
(12/14)
66.67%
(12/18)
285.0y 31
TOTAL 82.14%
(46/56)
81.94%
(59/72)
276.0y 29

 

3位タイ
ハナ・グリーン(Hannah Green)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 78.57%
(11/14)
77.78%
(14/18)
238.0y 29
ROUND2 85.71%
(12/14)
88.89%
(16/18)
273.0y 30
ROUND3 85.71%
(12/14)
77.78%
(14/18)
277.0y 31
ROUND4 85.71%
(12/14)
83.33%
(15/18)
273.0y 28
TOTAL 83.93%
(47/56)
81.94%
(59/72)
265.0y 29

 

3位タイ
コ・ジンヨン(Jin Young Ko)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 92.86%
(13/14)
83.33%
(15/18)
268.0y 29
ROUND2 92.86%
(13/14)
83.33%
(15/18)
262.0y 26
ROUND3 78.57%
(11/14)
83.33%
(15/18)
266.0y 28
ROUND4 78.57%
(11/14)
66.67%
(12/18)
256.0y 31
TOTAL 85.71%
(48/56)
79.17%
(57/72)
263.0y 28

 

113位タイ(予選カット)
河本 結(Yui Kawamoto)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 78.57%
(11/14)
72.22%
(13/18)
238.0y 33
ROUND2 92.86%
(13/14)
66.67%
(12/18)
260.0y 32
ROUND3
ROUND4
TOTAL 85.71%
(24/28)
69.44%
(25/36)
249.0y 32

 

113位タイ(予選カット)
野村 敏京(Haru Nomura)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 78.57%
(11/14)
55.56%
(10/18)
200.0y 29
ROUND2 92.86%
(13/14)
55.56%
(10/18)
258.0y 32
ROUND3
ROUND4
TOTAL 85.71%
(24/28)
55.56%
(20/36)
229.0y 30

 

134位タイ(予選カット)
上原 彩子(Ayako Uehara)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 78.57%
(11/14)
38.89%
(7/18)
237.0y 27
ROUND2 92.86%
(13/14)
55.56%
(10/18)
233.0y 31
ROUND3
ROUND4
TOTAL 85.71%
(24/28)
47.22%
(17/36)
235.0y 29

 

142位(予選カット)
山口 すず夏(Suzuka Yamaguchi)

  FH GIR DD PPR
ROUND1 50.00%
(7/14)
33.33%
(6/18)
240.0y 31
ROUND2 35.71%
(5/14)
38.89%
(7/18)
218.0y 26
ROUND3
ROUND4
TOTAL 42.86%
(12/28)
36.11%
(13/36)
229.0y 28

 

優勝したブルック・ヘンダーソンのショットの安定性、安定したパッティングは、4日間を通じて素晴しかった。最終日は、ショートゲームも素晴らしかった。2位のジェシカ・コルダは、パッティングの出来が勝敗を左右した。日本選手は、2日間通して安定したプレーを続けることが出来ていなかった。

全選手の結果

出場した全選手のリザルトと獲得賞金はPDFをご覧ください。
 
※LPGA公式サイト参照

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