2025年ザ・スタンダード・ポートランドクラシック(The Standard Portland Classic)の開催地は、アメリカ・オレゴン州ポートランドのプライベートコース「コロンビアエッジウォーター・カントリークラブ(Columbia Edgewater Country Club)」です。
全長6497ヤードの海風と自然地形の影響を強く受ける純粋なリンクスコースです。
本記事では、コロンビアエッジウォーター・カントリークラブの所在地・設計者・ヤーデージなどの基本情報、過去の大会開催歴、そして攻略のポイントや注目ホールを詳しく解説します。
コース概要
アメリカ・オレゴン州ポートランドにある「コロンビアエッジウォーター・カントリークラブ」は、1925年に開場したプライベートゴルフクラブです。ポートランド中心部の北側、コロンビア川のほとりに位置し、LPGAツアー「ザ・スタンダード・ポートランドクラシック」の開催地としても知られています。
1924年に「コロンビア・カントリークラブ」として設立され、1925年にアーサー・バーノン・マカンの設計により開場したこの歴史あるコースでは、長年にわたり数多くのトーナメントが開催されています。
このコースでは、1974年から2008年にかけては「LPGAセーフウェイクラシック」が行われ、長きにわたり女子ゴルフ界の舞台となってきました。さらに、2013年からは「キャンビア・ポートランドクラシック」の開催地として知られており、現在に至るまで継続的にトーナメントが行われています。
会場のあるオレゴン州最大の都市ポートランドは、芸術や自然、食文化が豊かな街です。ポートランド美術館やワシントン公園に加え、地ビールの醸造所やファーマーズマーケットなども充実しており、西海岸ならではの魅力を満喫できます。
コースデータ
- 所在地:アメリカ・オレゴン州ポートランド
- 設立:1924年
- 全長:6497ヤード
- パー:72
【基本セッティング】
Hole | Yardage | Par |
1 | 370 | 4 |
2 | 166 | 3 |
3 | 426 | 4 |
4 | 391 | 4 |
5 | 489 | 5 |
6 | 379 | 4 |
7 | 463 | 5 |
8 | 145 | 3 |
9 | 410 | 4 |
OUT | 3239 | 36 |
10 | 512 | 5 |
11 | 337 | 4 |
12 | 546 | 5 |
13 | 160 | 3 |
14 | 362 | 4 |
15 | 372 | 4 |
16 | 175 | 3 |
17 | 401 | 4 |
18 | 393 | 4 |
IN | 3258 | 36 |
Total | 6497 | 72 |
※2025年 HOLE LOCATIONS
【地図】
各ホールの概要
1番ホール:
- 距離:370ヤード
- パー:4
- 特徴:緩やかな右ドッグレッグ
2番ホール:
- 距離:166ヤード
- パー:3
- 特徴:縦長のグリーン
3番ホール:
- 距離:426ヤード
- パー:4
- 特徴:距離のあるミドル
4番ホール:
- 距離:391ヤード
- パー:4
- 特徴:チャンスホール
5番ホール:
- 距離:489ヤード
- パー:5
- 特徴:池が絡む左ドッグレッグ
6番ホール:
- 距離:379ヤード
- パー:4
- 特徴:グリーンを囲むバンカー
7番ホール:
- 距離:463ヤード
- パー:5
- 特徴:チャンスホール
8番ホール:
- 距離:145ヤード
- パー:3
- 特徴:池が絡む
9番ホール:
- 距離:410ヤード
- パー:4
- 特徴:ストレートなミドル
10番ホール:
- 距離:512ヤード
- パー:5
- 特徴:グリーン右サイドの池
11番ホール:
- 距離:337ヤード
- パー:4
- 特徴:短いミドル
12番ホール:
- 距離:546ヤード
- パー:5
- 特徴:距離のあるロング
13番ホール:
- 距離:160ヤード
- パー:3
- 特徴:池越えのショート
14番ホール:
- 距離:362ヤード
- パー:4
- 特徴:短いミドル
15番ホール:
- 距離:372ヤード
- パー:4
- 特徴:右ドッグレッグ
16番ホール:
- 距離:175ヤード
- パー:3
- 特徴:グリーン手前のバンカー
17番ホール:
- 距離:401ヤード
- パー:4
- 特徴:難易度の高いタフなミドル
18番ホール:
- 距離:393ヤード
- パー:4
- 特徴:グリーン左手前の池が特徴的
芝の種類
フェアウェイ:
- ポアナ
- ベント
ラフ:
- ポアナ
- ライ
- フェスキュー
グリーン:
- ポアナ
- ベント
コース攻略のポイント
大きな木々でセパレートされたこのコースは、高低差こそ少ないものの、狭いフェアウェイに加え、54個のバンカーや7ホールに絡む池、そして小さなポアナグリーンが特徴です。正確なティーショットとグリーン攻略がスコアメイクのカギを握ります。
過去にこのコースでプレーしたアニカ・ソレンスタムは「このグリーンは今まで見た中で最高で、本当に素晴らしい」と語っており、グリーンのコンディションの良さも高く評価されています。
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