2022年7月28日(木)~7月31日(日)にかけてスコットランドのエアシャーにあるダンドナルド・リンクス(Dundonald Links)で開催される2022年シーズン第19戦「トラスト・ゴルフ・スコティッシュ女子オープン(Trust Golf Women’s Scottish Open)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは、畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳、渋野日向子の4名が出場となります。
※畑岡奈紗:2018年大会の初出場から2大会ぶり3回目の出場
※笹生優花:初出場
※古江彩佳:初出場
※渋野日向子:2020年大会の初出場から2大会ぶり2回目の出場
※笹生優花の国籍は、2022年シーズンから日本に登録が変更となりました。(LPGA公式サイトをもとにしています)
トラスト・ゴルフ・スコティッシュ女子オープン
2017年の初開催から6回目を迎える歴史の浅いトーナメントであり、例年リンクス・コースを使用して行われます。
韓国のイ・ミヒャンが初代チャンピオンに輝き、2020年大会ではアメリカのステイシー・ルイスが3年ぶりの優勝、前回大会ではライアン・オトゥールがLPGAツアー初優勝を飾っています。
舞台となるのは、ダンドナルド・リンクス(Dundonald Links)になります。
今大会は賞金総額:$2,000,000、CMEポイント:500、予選・決勝ラウンドを含む4日間72ホールのストローク・プレーで行われます。
翌週にメジャー「AIG女子オープン」を控える中世界ランキング1位のコ・ジンヨンや2022年「全米女子オープン」を制した同2位のミンジー・リー、同4位のリディア・コ、同5位のアタヤ・ティティクルと言ったトップシードに加え、ブルック・ヘンダーソンや今季最初のメジャーを制したジェニファー・クプチョ、ツアールーキーのチェ・ヘジンが出場する強力なフィールドとなっています。
日本からは世界ランキング7位の畑岡奈紗と笹生優花、LPGAツアー・ルーキーの古江彩佳と渋野日向子の4名が出場します。
世界ランキングは7月18日時点
トラスト・ゴルフ・スコティッシュ女子オープン 開催会場
【スコットランド・エアシャー】
ダンドナルド・リンクス(Dundonald Links)
コース | Yardage | Par |
ダンドナルド・リンクス (Dundonald Links) |
6,494 | 72 |
スコットランド・エアシャーにある「ダンドナルド・リンクス」は、グラスゴーの南西クライド湾の海岸線沿いに位置するリンクス・コースです。
1883年の全英オープン覇者であるウィリー・ファーニーよって設計され、1911年オープンしたコースは、2003年にカイル・フィリップスによって伝統的なリンクスとは異なり、モダンなレイアウトを活かした世界的なコースへと再設計されました。
2015年と2016年にアバディーン・アセットマネジメント・スコティッシュ女子オープン、2017年には男子のアバディーン・アセットマネジメント・スコティッシュ・オープンを開催しています。
【特徴のあるホール】
・3番Par5:右サイドを流れるクリーク。
・6番Par3:トリッキーなホール。
・11番Par3:大きなアンジュレーションと深いポットバンカー。
・16番Par4:距離のあるチャレンジングなホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:
・ラフ:
・グリーン:
トラスト・ゴルフ・スコティッシュ女子オープン スケジュール
2022年7月28日(木)~7月31日(日)
7月28日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
7月29日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
7月30日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
7月31日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
トラスト・ゴルフ・スコティッシュ女子オープン 賞金
【賞金総額】
$2,000,000
【優勝賞金 】
$225,000(2021年シーズン)
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した144名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2022年7月18日時点
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(23歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年と2016年のIMGアカデミー・世界ジュニア選手権で日本人初の2連覇を達成し、2016年の日本女子オープンで優勝、JLPGAのメジャー選手権で史上初のアマチュアで最年少18歳のチャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Walmart NW Arkansas Championship presented by P&G」でトーナメント・レコードの通算21アンダーでツアー初優勝を飾ると、年間2勝をあげる活躍を見せ、獲得賞金も100万ドルを超えました。
その後、2019年シーズンには、「Kia Classic」でツアー3勝目、2021年シーズンも2勝を飾り、LPGAツアー通算5勝をあげるものの、2018年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」と2021年の「全米女子オープン」でともにプレーオフで敗れるなど、メジャータイトルには、惜しくも手が届いていません。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ショートゲームとパッティングのクオリティの高さが持ち味です。一方でショットには課題が残っています。
2021年シーズンは、平均飛距離53位(260.67y)パーオン率49位(71.61%)平均パット26位(29.70)とショット・パッティングともに上位ではなく、1ラウンドあたりの平均スコア25位(70.46)だったものの、優勝2回と全米女子オープンでもプレーオフを戦うなど、5月以降は内容も良くなっていました。
2022年シーズンは14試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り4回、トップ25入り10回とここにきて安定感のあるプレーを見せています。
笹生 優花(Yuka Saso)
国籍:日本
生年月日:2001年6月20日(21歳)
身長:166.0cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年のアジアン・ゲームズ(アジア大会)にフィリピン代表の一員として出場し、ゴールド・メダルを獲得。翌年の2019年には、オーガスタ・ナショナル女子アマチュア・ゴルフ選手権で3位タイに入り、ガールズ・ジュニアPGAチャンピオンシップでは優勝を飾るなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後の2020年には、JLPGAツアーで2勝を挙げる活躍を見せています。
その後、キム・アリム(2020年 全米女子オープン)、ソフィア・ポポフ(2020年 AIG全英女子オープン)、渋野日向子(2019年 AIG全英女子オープン)に続き、3年ぶりに非会員として、2021年の「全米女子オープン」でメジャー・トーナメント優勝という快挙を達成、LPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2021年シーズン途中から世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、2年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアーに本格参戦してからは、4回のトップ10フィニッシュを飾るなど、安定した成績を残しています。
身長は決して大きくないが、平均飛距離270ヤードを超える力強いティーショットと深いラフからでも方向性を出せる正確なアイアンショット、ショートゲームの多彩さなど高いレベルのゴルフを見せています。
2021年シーズンは、平均飛距離12位(271.95y)平均パット7位(29.09)サンドセーブ率1位(63.64%)1ラウンドあたりの平均スコア4位(69.36)と特徴が活かされた数値となっており、最終戦のCMEグループ・ツアーチャンピオンシップにも出場、賞金ランキングも6位、世界ランキングではトップ10に入るなど、素晴しい活躍を見せています。
2022年シーズンは13試合に出場し、トップ10入り2回とあまり結果が出ていない中、フェアウェイキープ率が132位、パーオン率が66位とショットに苦労し、直近3試合でも2回の予選落ちを喫しています。
古江 彩佳(Ayaka Furue)
国籍:日本
生年月日:2000年5月27日(22歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
ナショナル・チームで腕を磨き、2019年の富士通レディースで優勝、JLPGAツアー史上7人目のアマチュア・チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後も2019年1回、2020年3回、2021年3回とJLPGAツアーで7勝を挙げ、統合された2020-2021シーズンには「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝く活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
初出場となった2020年シーズンの「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、2021年シーズンに行われた2つのメジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン」と「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」では、それぞれ20位タイとキャリア最高の4位に入っています。
その後、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を7位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
フェアウェイを外さない正確なティーショットと安定感のあるショートアイアン、そして最大の持ち味は、パッティングのクオリティの高さと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは14試合に出場し、トップ10入り1回、トップ25入り4回と安定感のあるプレーを続けています。
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
国籍:日本
生年月日:1998年11月15日(23歳)
身長:167.0cm
体重:62.0kg
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:1勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年にプロ転向、翌年(2019年)には、LPGA日本ツアーで「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、2021年シーズンを終えてLPGA日本ツアーで6勝を挙げる活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
ハイライトとなったのは、2019年の「AIG Women’s British Open」で海外メジャー・トーナメント初優勝。これは1977年の「KPMG Women’s PGA Championship」で優勝した樋口久子に次いで日本人2人目の快挙であり、2014年の「Amundi Evian Championship」で優勝したキム・ヒョージュに次いで、この10年でメジャー・デビューで優勝した2人目のプレーヤーです。
直後にLPGAツアーメンバーには加わらず、その後はスポット参戦を繰り返しながら、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を20位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
トップの位置が低いコンパクトなテイクバックから安定感のあるショットと強気なパッティングが持ち味と言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは、11試合に出場し、トップ10入り3回、トップ25入り3回とまずまずの結果を残しています。
最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!
トラスト・ゴルフ・スコティッシュ女子オープンのテレビ放送
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンドLIVE配信!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!
【BS放送】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
生:生中継
7月28日(木) 第1日
23:00~27:15
WOWOWライブ 生
7月29日(金) 第2日
23:00~27:15
WOWOWライブ 生
7月30日(土) 第3日
22:30~26:00
WOWOWライブ 生
7月31日(日) 第4日 (最終日)
21:30~26:30
WOWOWライブ 生
【動画配信】WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
・7月28日(木) 22:30~27:50 同時配信
・7月28日(木) 16:20~21:27 専用カメラ(畑岡奈紗)
・7月29日(金) 22:30~27:16 同時配信
・7月29日(金) 16:40~21:43 専用カメラ(笹生優花、古江彩佳、渋野日向子)
・7月30日(土) 22:00~25:02 同時配信
・7月30日(土) 18:20~23:27 専用カメラ(畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳)
・7月31日(日) 21:00~25:11 同時配信
・7月31日(日) 19:05~24:47 専用カメラ(畑岡奈紗、古江彩佳)
※日本人選手の専用カメラによる配信、見逃し配信についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。
【動画配信】GOLFTV
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
7月28日(木) 第1日
23:00~27:00
7月29日(金) 第2日
23:00~27:00
7月30日(土) 第3日
21:30~25:30
7月31日(日) 第4日 (最終日)
21:30~25:30
トラスト・ゴルフ・スコティッシュ女子オープン 試合結果
コース | Yardage | Par |
ダンドナルド・リンクス (Dundonald Links) |
6,494 | 72 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:くもり時々雨
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
13:37(21:37)
チョン・インジ/C.ハル/A.ティティクル
13:48(21:48)
渋野日向子/L.コ/J.クプチョ
14:10(22:10)
笹生優花/W.ヒラー/M.ハリガエ
14:21(22:21)
M.デ・ロイ/J.E.シャドフ/古江彩佳
10番ホールスタート
08:21(16:21)
P.バブニック/A.ジュタヌガーン/コ・ジンヨン
08:32(16:32)
M.スターク/ミンジー・リー/G.ホール
08:54(16:54)
畑岡奈紗/P.タヴァタナキット/チェ・ヘジン
09:05(17:05)
A.ノルドクビスト/パク・インビ/N.K.マドセン
※時差:日本は8時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間7月28日(木)の07:15だと日本時間7月28日(木)の15:15あたり、現地時間7月28日(木)の14:21だと日本時間7月28日(木)の22:21になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | チェ・ヘジン | -8 | 64 |
T2 | セリーヌ・ブティエ | -7 | 65 |
リディア・コ | -7 | 65 | |
リリア・ヴ | -7 | 65 | |
T5 | ジョージア・ホール | -6 | 66 |
アン・ナリン | -6 | 66 | |
T7 | キム・ヒョージュ | -5 | 67 |
モード=エイミー・ルブラン | -5 | 67 | |
アリソン・リー | -5 | 67 | |
ポーリーヌ・ルサン=ブシャール | -5 | 67 | |
ミンジー・リー | -5 | 67 | |
アンドレア・リー | -5 | 67 | |
レオニー・ハーム | -5 | 67 | |
T14 | 畑岡 奈紗 | -4 | 68 |
T18 | 古江 彩佳 | -3 | 69 |
T32 | 笹生 優花 | -2 | 70 |
T49 | 渋野 日向子 | -1 | 71 |
【詳細】
畑岡 奈紗
4バーディ(68)
古江 彩佳
5バーディ、2ボギー(69)
笹生 優花
3バーディ、1ボギー(70)
渋野 日向子
3バーディ、2ボギー(71)
09時00分時点での天候はくもり、気温13.0℃、湿度78%、風速1.4m/s(東南東)というコース・コンディションの中、143名(1名棄権)による予選ラウンド1日目が行われた。
予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、最も期待されるツアー・ルーキーの1人であり、今季ここまでトップ10入り8回と安定感抜群の結果を残しているチェ・ヘジン。
11番Par3でバーディと幸先の良いスタートを切ったチェ・ヘジンは、14番Par5と15番Par3で連続バーディ。更に18番Par5でも確実にスコアを伸ばし折り返すと、3番Par5でボギーを叩いたものの、5番Par5でイーグル。そして7番Par4からの上がり3ホールで圧巻の3連続バーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(27)とショットとパッティングがかみ合った素晴しいプレーを見せ、1イーグル、7バーディ、1ボギー(64)をマーク、8アンダー・単独トップで初日を終えた。
トップと1打差の2位タイには、ともにボギーフリーとなる7バーディ(65)でラウンドしたセリーヌ・ブティエとリディア・コ、そして8バーディ、1ボギー(65)でラウンドしたリリア・ヴの3名が7アンダーで並んだ。
CMEポイントランキングでトップを走るミンジー・リーは5アンダー・7位タイ、連覇を目指すライアン・オトゥールはボギーフリーとなる4バーディ(68)でラウンドし、4アンダー・14位タイ、世界ランキング1位のコ・ジンヨンは2アンダー・32位タイ、今季3勝を飾っているジェニファー・クプチョはイーブンパー・64位タイで初日を終えた。
13番Par4の2打目をピンハイにつけバーディ先行のスタートを切った畑岡奈紗は、15番Par3でもグリーン奥の傾斜を使ってピンそばにつけバーディを奪うと、折り返した1番と7番のPar4でミドルパットを決めてバーディ。チャンスとなった上がりの8番と9番のPar4と4つあるPar5でスコアを伸ばせなかったものの、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率94.44% (17/18)、パット数(31)のボギーフリーとなる4バーディ(68)でラウンド、4アンダー・14位タイで初日を終えた。
3番Par5でボギーを叩いた古江彩佳だったが、5番Par5とミドルパットを決めた8番Par4でバーディ、更に折り返した10番と12番のPar4でロングパットとミドルパットを決めてバーディを奪うと、15番Par3でもバーディ。16番Par4でポットバンカーに入れながらロングパットを決めてパーセーブに成功したものの、直後の17番Par4でボギー、最終18番Par5でもスコアを伸ばせずホールアウト。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(27)と持ち味のパッティングでスコアを伸ばし、5バーディ、2ボギー(69)の3アンダー・18位タイで初日を終えた。
2番Par4と5番Par5でバーディと幸先の良いスタートを切った笹生優花は、8番Par4でアプローチをよせきれずボギーを叩いたものの、折り返した14番Par5バーディ。その後は4ホールをパーでホールアウト。フェアウェイキープ率50.00% (7/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(29)の3バーディ、1ボギー(70)の2アンダー・32位タイで初日を終えた。
見事なポットバンカーからのショットを見せながら短いパットを外した2番Par4とバンカー縁からのアプローチをよせきれなかった4番Par3でボギーを叩いた渋野日向子だったが、グリーン奥からのアプローチをよせた5番Par5でバウンスバックに成功すると、左に曲がるロングパットを決めた11番Par3と2打目をピンそばにつけた12番Par4で連続バーディ。その後14番と18番のPar5でスコアを伸ばせなかったものの、フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(30)の3バーディ、2ボギー(71)でホールアウト。1アンダー・49位タイで初日を終えた。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
13:26(21:26)
P.バブニック/A.ジュタヌガーン/コ・ジンヨン
13:37(21:37)
M.スターク/ミンジー・リー/G.ホール
13:59(21:59)
畑岡奈紗/P.タヴァタナキット/チェ・ヘジン
14:10(22:10)
A.ノルドクビスト/パク・インビ/N.K.マドセン
10番ホールスタート
08:32(16:32)
チョン・インジ/C.ハル/A.ティティクル
08:43(16:43)
渋野日向子/L.コ/J.クプチョ
08:54(16:54)
C.ブティエ/P.アナナルカルン/キム・ヒョージュ
09:05(17:05)
笹生優花/W.ヒラー/M.ハリガエ
09:16(17:16)
M.デ・ロイ/J.E.シャドフ/古江彩佳
※時差:日本は8時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間7月29日(金)の07:15だと日本時間7月29日(金)の15:15あたり、現地時間7月29日(金)の14:21だと日本時間7月29日(金)の22:21になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | リディア・コ | -14 | 65 |
2 | リリア・ヴ | -12 | 67 |
3 | ジ・ウンヒ | -11 | 64 |
T4 | ウィチャネ・メーチャイ | -10 | 65 |
セリーヌ・ブティエ | -10 | 69 | |
T6 | レオニー・ハーム | -9 | 68 |
キム・ヒョージュ | -9 | 68 | |
アリソン・リー | -9 | 68 | |
チェ・ヘジン | -9 | 71 | |
T10 | ジャスミン・スワンナプラ | -8 | 68 |
アンドレア・リー | -8 | 69 | |
モード=エイミー・ルブラン | -8 | 69 | |
ポーリーヌ・ルサン=ブシャール | -8 | 69 | |
ジョージア・ホール | -8 | 70 | |
アン・ナリン | -8 | 70 | |
T16 | 古江 彩佳 | -7 | 68 |
畑岡 奈紗 | -7 | 69 | |
T40 | 笹生 優花 | -3 | 71 |
T95 | 渋野 日向子 | +2 | 75 |
【詳細】
古江 彩佳
8バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(68)
畑岡 奈紗
4バーディ、1ボギー(69)
笹生 優花
4バーディ、3ボギー(71)
渋野 日向子
4バーディ、5ボギー、1ダブルボギー(75)
予選CUTライン:-1
渋野日向子、N.K.マドセン、A.ティティクルは予選落ちとなりました。
09時00分時点での天候は晴れ、気温17.0℃、湿度73%、風速2.8m/s(南南東)というコース・コンディションの中、142名(1名棄権)による予選ラウンド2日目が行われた。
予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、今季ここまで優勝1回を含むトップ10入り7回と好調を維持しているリディア・コ。
11番Par3でバーディ先行のスタートを切ったリディア・コは、14番と18番のPar5でスコアを伸ばせないなど7ホールをパーで通過する展開の中、折り返した1番Par4でバーディを奪うと、3番Par5とホールインワンかというカップに蹴られるスーパーショットを見せた4番Par3を連続バーディとして迎えた5番Par5で2打目をピンそばにつけ楽々イーグル。3ホールでスコアを4つ伸ばす圧巻のプレーを見せる中、上りの9番Par4でもバーディを奪ってホールアウト。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率94.44% (17/18)、パット数(29)と安定感のあるプレーを見せ、前半数多くあったチャンスを活かせなかった中でボギーフリーとなる1イーグル、5バーディ(65)でラウンド、通算14アンダー・単独トップで決勝ラウンド進出を決めた。
トップと2打差の通算12アンダー・単独2位には、6バーディ、1ボギー(67)とスコアを5つ伸ばしたリリア・ヴ、「Bank of Hope LPGA Match-Play presented by MGM Rewards」で古江彩佳との決勝戦を制し、今季1勝を挙げているジ・ウンヒが3番Par5からの4連続バーディを含む9バーディ、1ボギー(64)と2日目のベストスコアタイをマークし、通算11アンダー・単独3位につけた。
2打目をピンそばにつけた12番Par4から3連続バーディと好スタートを切った古江彩佳は、16番Par4で短いパーパットを外しボギーを叩いたものの、好調なショットで17番Par4と18番Par5、折り返した1番Par4で3連続バーディ。続く2番Par4でポットバンカーに打ち込んだティーショットのミスから4オン2パットのダブルボギーを叩くと、3番Par5でもボギー。その後、2オンに成功した5番Par5と8番Par4でバーディを奪いホールアウト。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(29)の8バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(68)でラウンド、通算7アンダー・16位タイで2日目を終えた。
3番Par5の3打目をピン奥につけ左に曲がるラインを読み切りバーディ先行のスタートを切った畑岡奈紗は、9番Par4でもミドルパットを決めてバーディ。折り返した13番Par4で2打目をグリーン手前のクリークに打ち込みボギーを叩いたものの、16番Par4では2打目をグリーン右サイドの傾斜を使ってピンそばにつけバーディ。更に最終18番Par5でもグリーン左サイドのポットバンカーからの3打目をよせてバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(30)の4バーディ、1ボギー(69)でラウンド、通算7アンダー・16位タイで2日目を終えた。
出だしの10番と12番のPar4でボギーを叩き、スコアを落とす展開となった笹生優花だったが、6ホールをパーで通過し折り返した1番Par4でバーディを奪うと、4番Par3でボギーを叩いたものの、5番Par5で2オンからバウンスバックに成功。更に7番とピンそばにつけた8番のPar4で連続バーディ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(32)の4バーディ、3ボギー(71)とスコアを1つしか伸ばせず、通算3アンダー・40位タイで2日目を終えた。
短いパーパットがカップに蹴られボギーと出だしからつまずいた渋野日向子は、ともにミドルパットを決めた13番Par4と15番Par3でバーディを奪ったものの、折り返した1番Par4で3パット、続く2番Par4でもミドルパットを外し連続ボギー。更に3番Par5ではトラブルから5オン2パットのダブルボギー。4番Par3でバーディを奪うものの、アプローチをよせきれず3オン3パットの5番Par5とグリーン奥からのアプローチをよせきれなかった7番Par4でボギー。ミドルパットを決めた上がりの9番Par4をバーディでホールアウトしたものの、フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(32)の4バーディ、5ボギー、1ダブルボギー(75)とスコアを崩し、通算2オーバー・95位タイで2週連続予選落ちとなった。
大会3日目(決勝ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
10:56(18:56)
C.ワンナセン/畑岡奈紗/C.ナイト
11:07(19:07)
チョン・インジ/古江彩佳/E.K.ペダーセン
11:29(19:29)
アン・ナリン/M-A.ルブラン/P.ルサン=ブシャール
11:40(19:40)
チェ・ヘジン/L.ハーム/キム・ヒョージュ
11:51(19:51)
アリソン・リー/C.ブティエ/W.メーチャイ
12:02(20:02)
ジ・ウンヒ/L.ヴ/L.コ
10番ホールスタート
10:12(18:12)
C.ハル/P.パットラム/笹生優花
10:34(18:34)
キム・アリム/コ・ジンヨン/J.カールソン
※時差:日本は8時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間7月30日(土)の09:50だと日本時間7月30日(土)の17:50あたり、現地時間7月30日(土)の12:02だと日本時間7月30日(土)の20:02になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | セリーヌ・ブティエ | -15 | 67 |
リディア・コ | -15 | 71 | |
T3 | モード=エイミー・ルブラン | -14 | 66 |
レオニー・ハーム | -14 | 67 | |
T5 | ジ・ウンヒ | -13 | 70 |
リリア・ヴ | -13 | 71 | |
T7 | シャイアン・ナイト | -12 | 67 |
ウィチャネ・メーチャイ | -12 | 70 | |
T9 | 畑岡 奈紗 | -11 | 68 |
古江 彩佳 | -11 | 68 | |
アン・ナリン | -11 | 69 | |
キム・ヒョージュ | -11 | 70 | |
T48 | 笹生 優花 | -3 | 72 |
【詳細】
畑岡 奈紗
4バーディ(68)
古江 彩佳
5バーディ、1ボギー(68)
笹生 優花
3バーディ、3ボギー(72)
11時00分時点での天候はくもり、気温17.0℃、湿度92%、風速5.8m/s(西南西)というコース・コンディションの中、75名による決勝ラウンド3日目が行われた。
グリーンが柔らかく、止まる優しいコース・コンディションとなった決勝ラウンド3日目を終えてトップタイに並んだのは、直近の2試合で連続予選落ちを喫しているセリーヌ・ブティエと今季ここまで優勝1回を含むトップ10入り7回と好調を維持しているリディア・コ。
トップと4打差の4位タイからスタートしたセリーヌ・ブティエは、3番Par5でバーディを先行させると、5番Par5から3連続バーディ。更に9番Par4でもバーディと最高の展開で前半を折り返す。12番Par4でティーショットを左に曲げて3打目もピンによらずボギーを叩いたものの、14番Par5でミドルパットを決めてバーディ。その後、上がり4ホールをパーでホールアウト。6バーディ、1ボギー(67)とスコアを5つ伸ばし、通算15アンダー・トップタイで3日目を終えた。
2番Par4でバーディ、3番Par5でボギー、4番Par3でバウンスバックと出だしから出入りの激しい展開となったリディア・コは、その後7ホールをパーで通過し迎えた12番Par4で3パットを喫し、ボギーが先行するものの、15番Par3ではティーショットを左サイドに外しながら、難しいアプローチを直接決めてバーディ。17番Par4でティーショットをポットバンカーに打ち込み、ボギーを叩いたものの、最終18番Par5では3打目をバックスピンでピンそばによせるスーパーショットを放ち、楽々バーディでフィニッシュ。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(33)とパッティングが決まらず、4バーディ、3ボギー(71)とスコアを1つしか伸ばせなかったものの、通算15アンダー・トップタイで3日目を終えた。
2番Par4の2打目をピンそばにつけバーディ発進となった畑岡奈紗は、3番と5番のPar5を含む数多くのチャンスを活かせず、8ホールをパーで通過し迎えた11番Par3でティーショットをピンそばにつけバーディを奪うと、16番Par4では段下からのロングパットを決めてバーディ。更に最終18番Par5でも3打目をピンそばにつけバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(31)とショットの良さに対してパッティングが決まらなかったものの、ボギーフリーとなる4バーディ(68)でラウンド、通算11アンダー・9位タイで3日目を終えた。
2番Par4と3番Par5でともにピンそばにつけ連続バーディのスタートを切った古江彩佳は、7番と9番のPar4では距離のあるパッティングを決めてバーディ。折り返した14番Par5で3打目をピンそばにつけバーディを奪うものの、続く15番Par3ではティーショットを左奥に外し、左足下がりからの難しいアプローチをよせきれずボギー。その後上がり3ホールをパーでホールアウト。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(30)の5バーディ、1ボギー(68)でラウンド、通算11アンダー・9位タイで3日目を終えた。
6番Par3でバーディ、続く7番と8番のPar4で連続ボギー、9番Par4でバーディと前半をパープレーで折り返した笹生優花は、16番Par4でボギー、最終18番Par5でバーディと後半もスコアを伸ばせずにホールアウト。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(34)の3バーディ、3ボギー(72)の通算3アンダー・48位タイで3日目を終えた。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
09:06(17:06)
C.アロンソ/笹生優花/M.ハリガエ
10:42(18:42)
キム・セヨン/P.ルサン=ブシャール/P,タヴァタナキット
11:30(19:30)
アリソン・リー/チェ・ヘジン/チョン・インジ
11:42(19:42)
キム・ヒョージュ/アン・ナリン/古江彩佳
11:54(19:54)
畑岡奈紗/W.メーチャイ/C.ナイト
12:06(20:06)
L.ヴ/ジ・ウンヒ/L.ハーム
12:18(20:18)
M-A.ルブラン/L.コ/C.ブティエ
※時差:日本は8時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間7月31日(日)の07:30だと日本時間7月31日(日)の15:30あたり、現地時間7月31日(日)の12:18だと日本時間7月31日(日)の20:18になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | 古江 彩佳 | -21 | 62 |
2 | セリーヌ・ブティエ | -18 | 69 |
T3 | キム・ヒョージュ | -17 | 66 |
シャイアン・ナイト | -17 | 67 | |
T5 | アリソン・リー | -16 | 66 |
リディア・コ | -16 | 71 | |
7 | 畑岡 奈紗 | -15 | 68 |
T8 | ウィチャネ・メーチャイ | -14 | 70 |
リリア・ヴ | -14 | 71 | |
モード=エイミー・ルブラン | -14 | 72 | |
T24 | 笹生 優花 | -9 | 66 |
【詳細】
古江 彩佳
10バーディ(62)
畑岡 奈紗
6バーディ、2ボギー(68)
笹生 優花
10バーディ、2ダブルボギー(66)
11時30分時点での天候はくもり、気温14.0℃、湿度81%、風速2.8m/s(北西)というコース・コンディションの中、75名による決勝ラウンド最終日が行われた。
混戦模様の中での優勝争いとなった最終日、中盤から終盤にかけて一気に抜け出し大会を制したのは、ツアー・ルーキーでLPGAツアー初優勝を目指す古江彩佳。
出だしの1番Par4で左に曲がるミドルパットを決めてバーディ先行の好スタートを切った古江彩佳は、ミドルパットを決めた6番Par3、ともに2打目をピンそばにつけた7番、8番、9番のPar4でバーディを奪うと、右に曲がるミドルパットを決めた10番Par4とピンそばにつけた11番Par3でもバーディパットを決めて圧巻の6連続バーディ。13番Par4のピンチをパーで凌ぐと、15番Par3で距離のある左に大きく曲がるラインを読み切りバーディ。更に距離のあるパット決めた17番Par4と3打目をピンそばにつけた最終18番Par5でも連続バーディを奪いホールアウト。フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率94.44% (16/18)、パット数(26)とショット・パッティングともにほぼ完璧なプレーを見せ、ボギーフリーとなる10バーディ、4日間のベストスコアとなるコース・レコード(62)をマークするとともに大会レコードとなる通算21アンダーでフィニッシュ、逆転でLPGAツアー初優勝を飾った。
古江彩佳は、今季5人目の初優勝者であり、日本人選手として16人目のLPGAツアー優勝者となった。
トップと3打差の通算18アンダー単独2位には、トップタイからスタートし、前半順調にスコアを伸ばしながら、後半ショットにばらつきが目立ち、トータルでもスコアを3つ伸ばすに留まったセリーヌ・ブティエ。
3位タイには、2番Par4の2打目を直接決めてイーグルを奪うなど1イーグル、5バーディ、1ボギー(66)でラウンドしたキム・ヒョージュと1イーグル、5バーディ、2ボギー(67)でラウンドし、今季のベストフィニッシュとなったシャイアン・ナイトの2名が通算17アンダーで並んだ。
3番Par5でグリーン右サイドバンカーからの3打目をピンそばによせてバーディ発進となった畑岡奈紗は、4番Par3でアプローチからの短いパーパットを外しボギーを叩いたものの、6番Par3でティーショットをピンハイにつけバーディ。更に折り返した10番Par4と11番Par3、12番Par4でともにピンそばにつけ3連続バーディを奪うと、14番Par5でも3打目をピンそばにつけバーディ。その後は16番Par4で3パットのボギーを叩くなどスコアを伸ばせずホールアウト。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(29)の6バーディ、2ボギー(68)でラウンド、通算15アンダー・単独7位で大会を終えた。
1番Par4でダブルボギーと出だしからつまずいた笹生優花は、3番と5番のPar5でバーディを奪うものの、6番Par3でこの日2つ目のダブルボギー。直後の7番と9番のPar4でバーディを奪い、パープレーで折り返すと、11番Par3から4連続バーディ。更に17番Par4と最終18番Par5で連続バーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(27)の10バーディ、2ダブルボギー(66)の通算9アンダー・24位タイまで順位を上げて大会を終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
古江 彩佳(Ayaka Furue)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
72.22% (13/18) |
180.0y | 27 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
193.0y | 29 |
ROUND3 | 78.57% (11/14) |
88.89% (16/18) |
222.0y | 30 |
ROUND4 | 92.86% (13/14) |
94.44% (17/18) |
237.0y | 26 |
TOTAL | 80.36% (45/56) |
84.72% (61/72) |
208.0y | 28 |
2位
セリーヌ・ブティエ(Celine Boutier)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) |
88.89% (16/18) |
253.0y | 27 |
ROUND2 | 85.71% (12/14) |
77.78% (14/18) |
257.0y | 29 |
ROUND3 | 78.57% (11/14) |
88.89% (16/18) |
249.0y | 27 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
83.33% (15/18) |
255.0y | 25 |
TOTAL | 73.21% (41/56) |
84.72% (61/72) |
253.0y | 27 |
3位タイ
キム・ヒョージュ(Hyo Joo Kim)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
83.33% (15/18) |
206.0y | 28 |
ROUND2 | 計測値なし | 計測値なし | 計測値なし | 計測値なし |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
83.33% (15/18) |
257.0y | 31 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
88.89% (16/18) |
234.0y | 29 |
TOTAL | 51.79% (29/56) |
63.89% (46/72) |
232.0y | 22 |
3位タイ
シャイアン・ナイト(Cheyenne Knight)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
250.0y | 31 |
ROUND2 | 100.00% (14/14) |
94.44% (17/18) |
244.0y | 32 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
77.78% (14/18) |
234.0y | 26 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
247.0y | 26 |
TOTAL | 75.00% (42/56) |
81.94% (59/72) |
243.0y | 28 |
7位
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
94.44% (17/18) |
266.0y | 31 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
88.89% (16/18) |
250.0y | 30 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
88.89% (16/18) |
240.0y | 31 |
ROUND4 | 78.57% (11/14) |
83.33% (15/18) |
271.0y | 29 |
TOTAL | 71.43% (40/56) |
88.89% (64/72) |
257.0y | 30 |
24位タイ
笹生 優花(Yuka Saso)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 50.00% (7/14) |
66.67% (12/18) |
264.0y | 29 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
77.78% (14/18) |
273.0y | 32 |
ROUND3 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
283.0y | 34 |
ROUND4 | 78.57% (11/14) |
77.78% (14/18) |
261.0y | 27 |
TOTAL | 67.86% (38/56) |
76.39% (55/72) |
270.0y | 30 |
95位タイ(予選カット)
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 92.86% (13/14) |
72.22% (13/18) |
250.0y | 30 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
66.67% (12/18) |
251.0y | 32 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 85.71% (24/28) |
69.44% (25/36) |
250.0y | 31 |
優勝した古江彩佳は4日間を通じて安定した数値であり、2位に入ったセリーヌ・ブティエは持ち味のパッティング、3位タイに入ったキム・ヒョージュ、シャイアン・ナイトともに比較的安定した数値を見せていた。畑岡奈紗はショットに対してパッティングが決まらず、笹生優花はパッティングの数値にばらつきがあった。渋野日向子はショット・パッティングともに安定感を欠いた。
全選手の結果
※2022年大会(2022シーズン)
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