2022年5月12日(木)~5月15日(日)にかけてアメリカ・ニュージャージー州クリフトンにあるアッパー・モントクレア・カントリークラブ(Upper Montclair Country Club)で開催される2022年シーズン第11戦「コグニザント・ファウンダーズ・カップ(Cognizant Founders Cup)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは、畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳の3名が出場します。
※畑岡奈紗:2017年大会の初出場から2大会連続4回目の出場
※笹生優花:2021年大会の初出場から2大会連続2回目の出場
※古江彩佳:初出場
※笹生優花の国籍は、2022年シーズンから日本に登録が変更となりました。(LPGA公式サイトをもとにしています)
コグニザント・ファウンダーズ・カップ
2011年にRRドネリーLPGAファウンダーズ・カップとして初開催され、歴史は浅いものの、LPGA創設者たちを称える権威のある大会であり、2021年からはコグニザント・ファウンダーズ・カップとしてスタートし、今大会で11回目を迎えます。
2011年大会と2014年大会でカリー・ウェブが2回の優勝を飾っているものの、直近の6大会では韓国勢が5回優勝しています。
舞台となるのは、マンハッタンから北西に約22.0kmの位置にあるアッパー・モントクレア・カントリークラブ(Upper Montclair Country Club)になります。
今大会は賞金総額:$3,000,000、CMEポイント:500、予選・決勝ラウンドを含む4日間72ホールのストローク・プレーで行われます。
世界ランキング1位のコ・ジンヨンを筆頭に同3位のリディア・コ、同4位のアタヤ・ティティクル、同5位のミンジー・リーら世界ランキングトップ10から7名、更に今季最初のメジャーを制したジェニファー・クプチョが出場する強力なフィールドとなっています。
日本からは世界ランキング6位に浮上した畑岡奈紗と笹生優花、LPGAツアー・ルーキーの古江彩佳の3名が出場します。
世界ランキングは5月2日時点
コグニザント・ファウンダーズ・カップ 開催会場
【アメリカ・ニュージャージー州クリフトン】
アッパー・モントクレア・カントリークラブ(Upper Montclair Country Club)
コース | Yardage | Par |
アッパー・モントクレア・カントリークラブ (Upper Montclair Country Club) |
6,536 | 72 |
ニュージャージー州クリフトンにある「アッパー・モントクレア・カントリークラブ」は、マンハッタンからハドソン川を越えた北西に位置するプライベート・コースとなっています。
A.W.ティリングハストによって設計され、1928年にオープンした歴史のあるコースは、1954年にロバート・トレント・ジョーンズ・シニアによって大規模な改修が行われ、更にA.ジョン・ハーヴェイによる2010年の改修を経て、コントラストの美しい27ホールのチャンピオンシップ・デザインに生まれ変わっています。
【特徴のあるホール】
・3番Par4:左ドッグレッグとグリーン右サイドの池。
【芝の種類】
・フェアウェイ:ポアナ/ベント
・ラフ:トールフェスキュー/ケンタッキー・ブルー
・グリーン:ポアナ/ベント
Hole | Yardage | Par |
1 | 410 | 4 |
2 | 490 | 5 |
3 | 408 | 4 |
4 | 349 | 4 |
5 | 372 | 4 |
6 | 168 | 3 |
7 | 386 | 4 |
8 | 195 | 3 |
9 | 536 | 5 |
10 | 323 | 4 |
11 | 406 | 4 |
12 | 474 | 5 |
13 | 399 | 4 |
14 | 525 | 5 |
15 | 164 | 3 |
16 | 414 | 4 |
17 | 178 | 3 |
18 | 339 | 4 |
OUT | 3,314 | 36 |
IN | 3,222 | 36 |
Total | 6,536 | 72 |
コグニザント・ファウンダーズ・カップ スケジュール
2022年5月12日(木)~5月15日(日)
5月12日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
5月13日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
5月14日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
5月15日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
コグニザント・ファウンダーズ・カップ 賞金
【賞金総額】
$3,000,000
【優勝賞金 】
$450,000
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した144名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2022年5月2日時点
コ・ジンヨン(Jin Young Ko)
国籍:韓国
生年月日:1995年7月7日(26歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:13勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2019)
LPGA韓国ツアーで通算10勝、2015年には「全英女子オープン」で2位に入る活躍を見せ、非会員ながら2017年「LPGA KEB Hana Bank Championship」でLPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2018年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、5年目のシーズンを迎えます。
ツアー・ルーキーとして臨んだ2018年シーズンのデビュー戦「ISPS Handa Women’s Aus Open」でいきなり優勝を飾ると、25試合で優勝1回を含むトップ10入り13回、トップ25入り18回、予選落ち僅かに1回と抜群の成績を記録し「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」を受賞しました。
その後も「Rolex Player of the Year」2回(2019、2021)賞金女王2回(2019-2020)「Rolex ANNIKA Major Award」と「Vare Trophy」を1回ずつ受賞するなど、2022年シーズン3月27日時点でメジャー・トーナメント2勝(2019年)を含むLPGAツアー通算13勝という抜群の成績を残し、一気に世界のトップへと駆け上がりました。
あらゆる状況の変化にも柔軟に対応可能なショットのクオリティの高さとコース・マネジメント能力、冷静な判断が可能な強いメンタルを持っていて、総合的に高いレベルのプレーヤーと言えるでしょう。
2021年シーズンは、平均飛距離71位(258.40y)に対して、フェアウェイキープ率13位(79.74%)パーオン率2位(78.77%)と抜群のショット力と平均パット19位(29.55)の安定したパッティング、1ラウンドあたりの平均スコア2位(68.87)と高いスコアリング・アベレージを誇りました。更に、14ラウンド連続60台というLPGAツアー記録タイの成績を残しています。
2022年シーズンは5試合に出場し、今季最初のメジャー「The Chevron Championship」では53位タイと振るわなかったものの、優勝1回を含むトップ10入り3回と絶好のスタートを切り、更に16ラウンド連続60台というLPGAツアー新記録を達成しています。
大会3連覇なるかが最大の注目となるでしょう。
リディア・コ(Lydia Ko)
国籍:ニュージーランド
生年月日:1997年4月24日(25歳)
身長:165.1cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:17勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2015)
2012年に全米と全豪の女子アマチュアの2冠を達成、2012年から2013年にかけてLPGA米国女子ツアー主催の6つのメジャー・トーナメントでローアマチュアを獲得、更に史上最年少15歳4か月2日で2012年LPGAツアー「CNカナディアン女子オープン」優勝と4つのプロ・トーナメントを制するなど、アマチュア時代から活躍し、2013年10月にプロに転向すると世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、節目となる10年目のシーズンを迎えます。
ツアー・ルーキーとして臨んだ2014年シーズンには「CME Group Tour Championship」の優勝を含む3勝をマーク、史上最年少での獲得賞金200万ドル超えとともに「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」を受賞しました。
その後、2015年には史上最年少17歳で世界ランキング1位を獲得、更に史上最年少18歳でメジャー・トーナメント「エビアン・チャンピオンシップ」で優勝を飾るなどシーズン5勝を飾り、賞金女王と「Rolex Player of the Year」を受賞しました。
2016年にもメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」を含むシーズン4勝を飾り、2014年シーズンから2016年シーズンにかけて獲得賞金が3年連続200万ドル超え、2021年には「Founders Award」と「Vare Trophy」を受賞するなど、2022年シーズン3月27日時点でメジャー・トーナメント2勝を含むLPGAツアー通算17勝、オリンピック2大会連続メダリスト(2016年リオ・オリンピックで銀メダル、2020年東京オリンピックでは銅メダル)と数々のタイトルと記録を樹立し、長きにわたり世界のトップで活躍しています。
平均飛距離はツアーの中でも高くはないものの、高低左右と多彩に打ち分けるショット力とショートゲームはクオリティが高く、マネジメント能力とメンタルも強いのであらゆる状況に対応可能なプレーヤーと言って良いでしょう。
2021年シーズンは、平均飛距離64位(259.21y)、フェアウェイキープ率129位(65.52%)、パーオン率34位(73.06%)に対して、Putts per GIR1位(1.72)、平均パット2位(28.79)ショートゲームを含めたパッティングが素晴しく、1ラウンドあたりの平均スコア3位(69.33)と高いスコアリング・アベレージを誇りました。
2022年シーズンは、7試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り3回、全てトップ25入りと好スタートを切っています。
今季2勝目に向け、好調を維持しています。
アタヤ・ティティクル(Atthaya Thitikul)
国籍:タイ
生年月日:2003年2月20日(19歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2017年7月にタイで行われたLET(レディース・ヨーロピアン・ツアー)「欧州女子タイ選手権」をアマチュアとして史上最年少の14歳4か月19日で制し、アマチュア時代のリディア・コが保持していた最年少記録を更新、世界アマチュア・ランキング1位を獲得し、若くして才能を開花させると「世界ジュニア女子選手権」で連覇達成(2018-2019)、2018年に初開催となった「アジア・パシフィック女子アマチュア選手権」で優勝。更に2018年に行われた「ANAインスピレーション」と「全英リコー女子オープン」でローアマチュアに輝くなど、アマチュア時代から脚光を浴びています。
2020年にプロ転向、同年のタイLPGAツアーで5勝を飾り、賞金女王を獲得すると、2021年にはLET(レディース・ヨーロピアン・ツアー)で2勝を飾り、「Race to Costa Del Sol」を獲得、「Rookie of the Year」と「Player of the Year」を受賞しました。
また、非会員で出場した2021年5月に行われたLPGAツアー「Honda LPGA Thailand」では、終盤まで優勝争いを演じ2位、メジャー・トーナメント「The Amundi Evian Championship」では5位、「ISPS Handa World Invitational」では4位、翌週の「Trust Golf Women’s Scottish Open」では2位タイと素晴らしい成績を残しています。
LPGA最終予選会(Qシリーズ)を3位で通過し、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
体格は決して大きくないが、キャリーで平均飛距離270.0yを超えるショットを武器にパーオン率も高く、パッテイングの出来次第で上位で戦えると言った状況を常に作ることができるプレーヤーです。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは、9試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り4回、トップ25入り7回と素晴らしいスタートを切っています。
ルーキーとしてLPGAツアー2勝目なるか期待されます。
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(23歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年と2016年のIMGアカデミー・世界ジュニア選手権で日本人初の2連覇を達成し、2016年の日本女子オープンで優勝、JLPGAのメジャー選手権で史上初のアマチュアで最年少18歳のチャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Walmart NW Arkansas Championship presented by P&G」でトーナメント・レコードの通算21アンダーでツアー初優勝を飾ると、年間2勝をあげる活躍を見せ、獲得賞金も100万ドルを超えました。
その後、2019年シーズンには、「Kia Classic」でツアー3勝目、2021年シーズンも2勝を飾り、LPGAツアー通算5勝をあげるものの、2018年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」と2021年の「全米女子オープン」でともにプレーオフで敗れるなど、メジャータイトルには、惜しくも手が届いていません。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ショートゲームとパッティングのクオリティの高さが持ち味です。一方でショットには課題が残っています。
2021年シーズンは、平均飛距離53位(260.67y)パーオン率49位(71.61%)平均パット26位(29.70)とショット・パッティングともに上位ではなく、1ラウンドあたりの平均スコア25位(70.46)だったものの、優勝2回と全米女子オープンでもプレーオフを戦うなど、5月以降は内容も良くなっていました。
2022年シーズンは、9試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り1回、トップ25入り7回のスタートを切っています。
過去3大会では予選落ち2回と相性は良くないですが、2大会連続優勝に向けて期待が高まります。
笹生 優花(Yuka Saso)
国籍:日本
生年月日:2001年6月20日(20歳)
身長:166.0cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年のアジアン・ゲームズ(アジア大会)にフィリピン代表の一員として出場し、ゴールド・メダルを獲得。翌年の2019年には、オーガスタ・ナショナル女子アマチュア・ゴルフ選手権で3位タイに入り、ガールズ・ジュニアPGAチャンピオンシップでは優勝を飾るなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後の2020年には、JLPGAツアーで2勝を挙げる活躍を見せています。
その後、キム・アリム(2020年 全米女子オープン)、ソフィア・ポポフ(2020年 AIG全英女子オープン)、渋野日向子(2019年 AIG全英女子オープン)に続き、3年ぶりに非会員として、2021年の「全米女子オープン」でメジャー・トーナメント優勝という快挙を達成、LPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2021年シーズン途中から世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、2年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアーに本格参戦してからは、4回のトップ10フィニッシュを飾るなど、安定した成績を残しています。
身長は決して大きくないが、平均飛距離270ヤードを超える力強いティーショットと深いラフからでも方向性を出せる正確なアイアンショット、ショートゲームの多彩さなど高いレベルのゴルフを見せています。
2021年シーズンは、平均飛距離12位(271.95y)平均パット7位(29.09)サンドセーブ率1位(63.64%)1ラウンドあたりの平均スコア4位(69.36)と特徴が活かされた数値となっており、最終戦のCMEグループ・ツアーチャンピオンシップにも出場、賞金ランキングも6位、世界ランキングではトップ10に入るなど、素晴しい活躍を見せています。
2022年シーズンは、9試合に出場し、トップ10入り2回、予選落ち2回と浮き沈みの激しい直近の試合となっています。
初出場となった前回大会で4位タイに入るなど大会との相性は良さそうです。
古江 彩佳(Ayaka Furue)
国籍:日本
生年月日:2000年5月27日(21歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
ナショナル・チームで腕を磨き、2019年の富士通レディースで優勝、JLPGAツアー史上7人目のアマチュア・チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後も2019年1回、2020年3回、2021年3回とJLPGAツアーで7勝を挙げ、統合された2020-2021シーズンには「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝く活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
初出場となった2020年シーズンの「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、2021年シーズンに行われた2つのメジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン」と「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」では、それぞれ20位タイとキャリア最高の4位に入っています。
その後、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を7位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
フェアウェイを外さない正確なティーショットと安定感のあるショートアイアン、そして最大の持ち味は、パッティングのクオリティの高さと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは、8試合に出場し、トップ10入り0回、トップ25入り2回と上位には入っていませんが、8試合連続予選通過と安定感抜群のプレーを見せています。
上位進出に期待したい。
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コグニザント・ファウンダーズ・カップのテレビ放送
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンドLIVE配信!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!
【BS放送】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
生:生中継
5月13日(金) 第1日
00:00~02:45
WOWOWライブ 生
5月13日(金) 第2日
23:30~翌02:45
WOWOWライブ 生
5月15日(日) 第3日
05:00~07:15
WOWOWプライム 生
5月16日(月) 第4日 (最終日)
01:00~05:00
WOWOWプライム 生
【動画配信】WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
・5月13日(金) 00:00~02:44 同時配信
・5月12日(木) 21:25~26:41 専用カメラ(畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳)
・5月13日(金) 23:30~02:44 同時配信
・5月14日(土) 02:25~07:27 専用カメラ(畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳)
・5月15日(日) 05:00~08:09 同時配信
・5月15日(日) 02:15~06:37 専用カメラ(畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳)
・5月16日(月) 01:00~04:59 同時配信
・5月15日(日) 22:05~28:15 専用カメラ(畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳)
※日本人選手の専用カメラによる配信、見逃し配信についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。
【動画配信】GOLFTV
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
5月12日(木) 第1日
23:30~翌02:30
5月13日(金) 第2日
23:30~翌02:30
5月15日(日) 第3日
05:00~08:00
5月16日(月) 第4日 (最終日)
01:00~04:00
コグニザント・ファウンダーズ・カップ 試合結果
コース | Yardage | Par |
アッパー・モントクレア・カントリークラブ (Upper Montclair Country Club) |
6,536 | 72 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:15(20:15)
C.マッソン/E.タリー/古江彩佳
07:59(20:59)
G.ホール/R.オトゥール/S.シュメルツェル
08:10(21:10)
笹生優花/A.コープス/M.アレックス
08:21(21:21)
A.ティティクル/A.リー/A.ユーイング
08:32(21:32)
コ・ジンヨン/畑岡奈紗/J.クプチョ
08:43(21:43)
A.アショク/A.デービス(アマ)/L.サラス
13:21(02:21)
アン・ナリン/M.カストレン/Y.ノー
13:32(02:32)
A.ノルドクビスト/チェ・ヘジン/S.メドウ
10番ホールスタート
08:10(21:10)
チェラ・チョイ/P.ルサン=ブシャール/ユ・ソヨン
08:32(21:32)
C.カー/キム・アリム/L.ヴ
12:59(01:59)
チョン・インジ/A.リー/M.カン
13:10(02:10)
C.ブティエ/N.K.マドセン/S.ルイス
13:21(02:21)
L.コ/キム・セヨン/B.リンシコム
13:32(02:32)
L.トンプソン/ミンジー・リー/L.マグワイア
※時差:日本は13時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間5月12日(木)の07:15だと日本時間5月12日(木)の20:15あたり、現地時間5月12日(木)の14:16だと日本時間5月13日(金)の03:16になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | マデリーン・サグストロム | -9 | 63 |
2 | メーガン・カン | -8 | 64 |
3 | 畑岡 奈紗 | -7 | 65 |
T4 | ジュリア・モリナロ | -6 | 66 |
エイミー・ヤン | -6 | 66 | |
ビアンカ・パグダンガナン | -6 | 66 | |
T7 | アリー・ユーイング | -5 | 67 |
ライアン・オトゥール | -5 | 67 | |
フリーダ・キンハルト | -5 | 67 | |
ミンジー・リー | -5 | 67 | |
レクシー・トンプソン | -5 | 67 | |
カルロタ・シガンダ | -5 | 67 | |
サンナ・ヌーティネン | -5 | 67 | |
T66 | 古江 彩佳 | E | 72 |
T92 | 笹生 優花 | +1 | 73 |
【詳細】
畑岡 奈紗
1イーグル、5バーディ(65)
古江 彩佳
4バーディ、4ボギー(72)
笹生 優花
4バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(73)
11時00分時点での天候はくもり、気温19.0℃、湿度67%、風速3.6m/s(東北東)というコース・コンディションの中、144名による予選ラウンド1日目が行われた。
予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、2020年「Gainbridge LPGA at Boca Rio」以来、約2年4か月ぶりのLPGAツアー2勝目を狙うスウェーデンのマデリーン・サグストロム。
出だしの1番Par4でバーディ先行、続く2番Par5と3番と4番のPar4でもスコアを伸ばし、4連続バーディと最高のスタートを切ったマデリーン・サグストロムは、7番Par4でもバーディを奪って折り返すと、12番Par5から3連続バーディ。終盤の16番Par4でもこの日、9つ目のバーディを奪ってフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(25)とショットとパッティングがかみ合った素晴しいプレーでボギーフリーとなる9バーディ(63)をマーク、9アンダー単独トップで初日のラウンドを終えた。
トップと1打差の2位には、2週前の大会で3位タイに入り、好調を維持しているメーガン・カンが、フェアウェイキープ率64.29% (9/14)に対して、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(27)とショットとパッティングに冴えを見せ、序盤から折り返した後半にかけて確実にスコアを伸ばし、ボギーフリーとなる8バーディ(64)をマーク、8アンダーで初日のラウンドを終えた。
約2週間の休みを経て2大会連続優勝を狙う畑岡奈紗は、2番Par5で200yを越える池越えの2打目を見事ピン奥に2オン、ミドルパットを決めてイーグルを奪い、最高のスタートを切ると、続く3番Par4では2打目をピンハイにつけながら絶好のバーディチャンスを逃したものの、4番Par4でバーディ。その後チャンスがありながら4ホールをパーで迎えた9番Par5で3打目をピンそばにつけバーディ。折り返した10番Par4でのバーディチャンスは活かせなかったものの、12番Par5では2打目をグリーン左サイドのラフまで運び、3打目のアプローチをよせてバーディ。更に14番Par5でもピン手前からのミドルパットを決めてバーディ。その後3ホールをパーで通過し迎えた最終18番Par4でも2打目をピンハイにつける見事なショットから楽々バーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率100.00% (14/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(27)とほぼ完璧なプレーをみせ、ボギーフリーとなる1イーグル、5バーディ(65)でラウンド、7アンダー・3位と好位置で初日を終えた。
トップと4打差の7位タイには、ミンジー・リーとレクシー・トンプソンと言った実力者を含めた7名が5アンダーで並んだ。
大会3連覇を目指す世界ランキング1位のコ・ジンヨンは、6バーディ、3ボギー(69)でラウンドし、同3位のリディア・コや今季1勝のレオナ・マグワイア、ルーキーで期待されるチェ・ヘジンらとともに3アンダーで初日を終えた。
8試合連続予選通過と安定したプレーを見せている古江彩佳は、2番Par5でのバーディチャンスを逃して迎えた3番Par4でグリーン手前のバンカーからの3打目をよせきれずボギー先行のスタート。その後4ホールをパーで通過し迎えた8番Par3でバーディを奪い、イーブンパーで折り返したものの、10番Par4でルール上のトラブル(トイレットブレイク後のカートに乗って2ペナルティ)に見舞われボギーを叩くと、続く11番Par4でも連続ボギー。12番と14番のPar5でバーディを奪い、再びイーブンパーに戻すものの、直後の15番Par3でボギー。最終18番Par4でミドルパットを決めてバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(32)とショット・パッティングは悪くなかったものの、4バーディ、4ボギー(72)と出入りの激しいゴルフでスコアを伸ばせず、イーブンパー・66位タイで初日のラウンドを終えた。
出だしの1番Par4からバーディ先行のスタートを切った笹生優花は、5番Par4でも2打目をピンそばにつけ楽々バーディ。しかし、6番Par3で2打目のロブショットがよらずボギーを叩くと、9番Par5ではグリーン手前からの3打目のバンカーショットを出せず、4打目もよせきれずボギー。更に折り返した11番Par4でダブルボギーを叩くなどスコアを落とす展開の中、14番Par5と15番Par3で連続バーディを奪いスコアをイーブンパーに戻すものの、最終18番Par4で目玉となった3打目のバンカーショットをグリーンオーバー、下りの難しいアプローチをよせたものの、ボギーフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(28)と後半ティーショットに安定感を欠き、4バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(73)でラウンド、1オーバー・92位タイと出遅れた初日となった。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:59(20:59)
チョン・インジ/A.リー/M.カン
08:10(21:10)
C.ブティエ/N.K.マドセン/S.ルイス
08:21(21:21)
L.コ/キム・セヨン/B.リンシコム
08:32(21:32)
L.トンプソン/ミンジー・リー/L.マグワイア
13:10(02:10)
チェラ・チョイ/P.ルサン=ブシャール/ユ・ソヨン
13:32(02:32)
C.カー/キム・アリム/L.ヴ
10番ホールスタート
08:10(21:10)
M.サグストロム/B.アルトマーレ/ウェイリン・スー
08:21(21:21)
アン・ナリン/M.カストレン/Y.ノー
08:32(21:32)
A.ノルドクビスト/チェ・ヘジン/S.メドウ
12:15(01:15)
C.マッソン/E.タリー/古江彩佳
12:59(01:59)
G.ホール/R.オトゥール/S.シュメルツェル
13:10(02:10)
笹生優花/A.コープス/M.アレックス
13:21(02:21)
A.ティティクル/A.リー/A.ユーイング
13:32(02:32)
コ・ジンヨン/畑岡奈紗/J.クプチョ
13:43(02:43)
A.アショク/A.デービス(アマ)/L.サラス
※時差:日本は13時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間5月13日(金)の07:15だと日本時間5月13日(金)の20:15あたり、現地時間5月13日(金)の14:16だと日本時間5月14日(土)の03:16になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | ミンジー・リー | -14 | 63 |
T2 | アリー・ユーイング | -11 | 66 |
レクシー・トンプソン | -11 | 66 | |
マデリーン・サグストロム | -11 | 70 | |
5 | サンナ・ヌーティネン | -9 | 68 |
T6 | ポーラ・レト | -8 | 67 |
カルロタ・シガンダ | -8 | 69 | |
メーガン・カン | -8 | 72 | |
T9 | エンジェル・イン | -7 | 67 |
ソフィア・ポポフ | -7 | 69 | |
ジーナ・キム | -7 | 69 | |
フリーダ・キンハルト | -7 | 70 | |
T13 | 畑岡 奈紗 | -6 | 73 |
T37 | 笹生 優花 | -3 | 68 |
T61 | 古江 彩佳 | -1 | 71 |
【詳細】
畑岡 奈紗
1バーディ、2ボギー(73)
笹生 優花
1イーグル、4バーディ、2ボギー(68)
古江 彩佳
2バーディ、1ボギー(71)
予選CUTライン:-1
N.K.マドセン、L.マグワイア、Y.ノーは予選落ちとなりました。
11時00分時点での天候はくもり、気温16.0℃、湿度92%、風速3.1m/s(東北東)というコース・コンディションの中、144名(1名途中棄権)による予選ラウンド2日目が行われた。
予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、今季優勝こそ無いものの、ここまでの6試合すべてでトップ25入りと安定した成績を残し、メジャーチャンピオンでLPGAツアー6勝を誇るミンジー・リー。
出だしの1番Par4と2オン可能な2番Par5で連続バーディの好スタートを切ったミンジー・リーは、5番Par4の2打目と6番Par3のティーショットをともにピンそばにつけ連続バーディ。その後、8番Par3と9番Par5でともにショットが乱れたものの、見事なアプローチでパーセーブに成功すると、折り返した10番Par4で2打目をピンそばにつけバーディ、続く11番Par4では距離のある左右に曲がる複雑なラインを読み切り連続バーディ。12番Par5でも2オンに成功、ここでも距離の長いパットを決めてイーグル。3ホールで一気にスコアを4つ伸ばすと、13番Par4で絶好のバーディチャンスを逃して迎えた14番Par5でもグリーン左奥からの3打目を見事なアプローチでピンそばによせてタップインバーディ。続く15番Par3でもティーショットをピンハイにつけ連続バーディ。直後の16番Par4でティーショットと2打目をバンカーに入れるなどショットが乱れボギーを叩いたものの、上り2ホールをパーでホールアウト。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(23)とほぼ完璧なプレーを見せ、1イーグル、8バーディ、1ボギー(63)をマーク、通算14アンダー単独トップで決勝ラウンド進出を決めた。
トップと3打差の2位タイには、7バーディ、1ボギー(66)とスコアを6つ伸ばしたアリー・ユーイングと出だしから連続バーディと好スタートを切り、その後も4つスコアを伸ばすなど比較的安定したプレーでボギーフリーとなる6バーディ(66)でラウンドしたレクシー・トンプソン、そして単独トップからスタートし、序盤スコアを2つ落とす展開から終盤盛り返したマデリーン・サグストロムら3名が通算11アンダーで並んだ。
大会3連覇を目指す世界ランキング1位のコ・ジンヨンは、3番Par4でダブルボギーを叩くなどティーショットに安定感を欠き、スコアを2つしか伸ばせず、通算5アンダー・22位タイで2日目のラウンドを終えた。
7アンダー単独3位と好位置からスタートした畑岡奈紗は、10番Par4でティーショットを右サイドのラフに打ち込むと、2打目もショート、3打目のアプローチよせきれずボギーと出だしからつまずくと、その後はショットに精彩を欠き、チャンスにつける場面も少ないながらも6ホールをパーで通過し迎えた17番Par3で下りの難しいラインのミドルパットを決めてバーディを奪い、パープレーで折り返したものの、3番Par4でグリーン奥からのアプローチをピンそばによせながら短いパーパットを外しボギー。その後は5番Par4と9番Par5でチャンスを掴むものの、スコアを伸ばせずにホールアウト。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率77.78% (15/18)、パット数(33)とショット・パッティングともに精彩を欠き、1バーディ、2ボギー(73)とスコアを1つ落とし、通算6アンダー・13位タイに後退した。
初日1オーバー・92位タイと出遅れた笹生優花は、11番Par4で左に曲がるミドルパットを決めてバーディ先行のスタートを切ると、続く12番Par5では2オンに成功し連続バーディ。更に14番Par5ではティーショットを左サイドに大きく曲げながらもレイアップ後の3打目を直接決めてイーグル。15番Par3での絶好のバーディチャンスは逃したものの、続く16番Par4で左に曲がるミドルパットを決めてバーディ。折り返した2番Par5でもバーディを奪うなど、ここまでスコアを6つ伸ばす展開の中、5番Par4で最初のボギーを叩くと、9番Par5でもグリーンサイドバンカーからの3打目を出すことが出来ず4オン。パーパットも決めきれずボギーフィニッシュ。フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(26)と2日目もティーショットに安定感を欠いたものの、1イーグル、4バーディ、2ボギー(68)でラウンド、通算3アンダー・37位タイまで順位を上げた。
出だしの10番Par4で絶好のバーディチャンスを逃した古江彩佳は、再三のバーディチャンスを逃して迎えた17番Par3で最初のボギーを叩くものの、折り返した2番Par5でバーディを奪うと、8番Par3でも2打目をピンそばにつけバーディ。フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率88.89% (16/18)とショットは素晴しかったものの、パット数(33)とパッティングが決まらず、2バーディ、1ボギー(71)でラウンド、通算1アンダー・61位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
大会3日目(決勝ラウンド)
天候:くもりのち雨
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:30(21:00)
L.コ/キム・セヨン
09:30(22:30)
古江彩佳/ジ・ウンヒ
12:00(01:00)
笹生優花/C.ブティエ
12:20(01:20)
J.クプチョ/A.デービス(アマ)
12:40(01:40)
チェ・ヘジン/R.オトゥール
12:50(01:50)
リン・シユ/コ・ジンヨン
13:20(02:20)
畑岡奈紗/J.シン
14:50(03:50)
L.トンプソン/M.サグストロム
15:00(04:00)
ミンジー・リー/A.ユーイング
※時差:日本は13時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間5月14日(土)の08:30だと日本時間5月14日(土)の21:30あたり、現地時間5月14日(土)の15:00だと日本時間5月15日(日)の04:00になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | ミンジー・リー | -17 | 69 |
2 | マデリーン・サグストロム | -16 | 67 |
3 | レクシー・トンプソン | -14 | 69 |
4 | エンジェル・イン | -11 | 68 |
T5 | ポーラ・レト | -9 | 71 |
メーガン・カン | -9 | 71 | |
アリー・ユーイング | -9 | 74 | |
T8 | ジェニファー・クプチョ | -8 | 68 |
チョン・インジ | -8 | 69 | |
畑岡 奈紗 | -8 | 70 | |
サンナ・ヌーティネン | -8 | 73 | |
T25 | 笹生 優花 | -5 | 70 |
T32 | 古江 彩佳 | -4 | 69 |
【詳細】
畑岡 奈紗
4バーディ、2ボギー(70)
笹生 優花
4バーディ、2ボギー(70)
古江 彩佳
4バーディ、1ボギー(69)
16時00分時点での天候はくもり、気温22.0℃、湿度76%、風速3.1m/s(南南東)というコース・コンディションの中、80名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えてトップをキープしたのは、今季優勝こそ無いものの、ここまでの6試合すべてでトップ25入りと安定した成績を残し、2日目に今季3回目となる(63)をマークしたメジャーチャンピオンでLPGAツアー6勝を誇るミンジー・リー。
2オン可能な2番Par5でバーディ先行の好スタートを切ったミンジー・リーは、直後の3番Par4でボギーを叩いたものの、5番Par4の2打目をピンそばにつけバーディ。その後、6番Par3と9番Par5でのチャンス、ともにティーショットを曲げ、2打目をミスしながら見事なアプローチとミドルパットを決めた7番と折り返した10番のPar4を含む5ホールをパーで通過し迎えた11番Par4でティーショットを左サイドのラフ、2打目を木の枝に当て、ラフからの3打目のアプローチもよせきれずボギーを叩いたものの、12番Par5では2オンに成功、ピン奥からの下りの左に曲がるラインを読み切りイーグル。続く13番Par4でもピン手前からの左に曲がるミドルパットを決めてバーディ。14番Par5と15番Par3では惜しくもバーディを奪えなかったものの、残り5ホールをパーでホールアウト。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(28)と安定したプレーで1イーグル、3バーディ、2ボギー(69)とスコアを3つ伸ばし、通算17アンダー単独トップをキープして3日目のラウンドを終えた。
出だしの1番Par4と2番Par5で連続バーディの好スタートを切ったマデリーン・サグストロムは、4番Par4でもグリーンサイドからの下りの難しいアプローチを直接決めてバーディを奪うと、6番Par3と7番Par4、折り返した10番Par4でのバーディチャンス、ピンチとなった11番Par4を含む7ホールをパーで通過し迎えた12番と14番のPar5で共に2オンに成功し、楽々バーディを奪うと、ミドルパットを決めた16番Par4とカップに蹴られた17番Par3のバーディパットを含む上り4ホールをパーでホールアウト。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(31)と安定したプレーでボギーフリーとなる5バーディ(67)でラウンド、通算16アンダー単独2位で3日目を終えた。
トップと3打差の単独3位には、4バーディ、1ボギー(69)でラウンドしたレクシー・トンプソンが通算14アンダーでつけた。
3番Par4でピン手前からのミドルパットを決めてバーディ発進となった畑岡奈紗は、5番Par4で距離のあるバーディチャンスから3パットのボギーを叩いたものの、9番Par5でミドルパットを決めてバーディ。折り返した11番Par4でティーショットを左の林に打ち込み、3オンからのパーパットを決めきれずボギーを叩いたものの、14番Par5で上りの右に曲がるミドルパットを決めてバーディを奪うと、続く15番Par3でも上りの右に曲がるミドルパットを決めて連続バーディ。17番Par3と最終18番Par4では微妙な距離のパーパットを確実に決めてホールアウト。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(31)と安定したプレーで4バーディ、2ボギー(70)とスコアを2つ伸ばし、通算8アンダー、ジェニファー・クプチョやチョン・インジらと並び、8位タイで3日目のラウンドを終えた。
2番Par5で2オンに成功し、左に大きく曲がる難しい1stパットをよせてタップインバーディ。更に4番Par4でも2打目をピンそばにつけバーディと好スタートを切った笹生優花は、7番と折り返した11番のPar4でボギーを叩いたものの、直後の12番Par5でミドルパットを決めてバウンスバックに成功すると、14番Par5でもピン奥からのパットを決めてバーディ。その後はスコアを伸ばせずホールアウト。フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(29)と3日目もティーショットが良くなかったものの、4バーディ、2ボギー(70)とスコアを2つ伸ばし、通算5アンダー・25位タイでラウンドを終えた。
好調なショットを維持している古江彩佳は、5番Par4でピン奥からのミドルパットを決めてバーディを奪うと、その後はパープレーを続ける中、折り返した11番Par4でボギーを叩いたものの、直後の12番Par5でバーディ、続く13番Par4でもチャンスをものにして連続バーディ。更に15番Par3でもバーディを奪うと、上り3ホールは無難にパーでホールアウト。フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率100.00% (18/18)と3日目もショットは素晴しく、パット数(33)とパッティングに苦労したものの、4バーディ、1ボギー(69)とスコアを3つ伸ばし、通算4アンダー・32位タイに順位を上げた。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:55(20:55)
S.ポポフ/古江彩佳/L.コ
08:06(21:06)
A.ノルドクビスト/コ・ジンヨン/B.パグダンガナン
08:17(21:17)
C.イングリス/笹生優花/K.タン
09:01(22:01)
チェ・ヘジン/L.スティーブンソン/M.ハリガエ
09:12(22:12)
畑岡奈紗/S.ヌーティネン/J.シン
09:23(22:23)
A.ユーイング/J.クプチョ/チョン・インジ
09:34(22:34)
A.イン/P.レト/M.カン
09:45(22:45)
ミンジー・リー/M.サグストロム/L.トンプソン
10番ホールスタート
09:12(22:12)
G.ホール/パク・ヒヨン/エイミー・ヤン
※時差:日本は13時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間5月15日(日)の07:22だと日本時間5月15日(日)の20:22あたり、現地時間5月15日(日)の09:45だと日本時間5月15日(日)の22:45になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ミンジー・リー | -19 | 70 |
2 | レクシー・トンプソン | -17 | 69 |
T3 | エンジェル・イン | -16 | 67 |
マデリーン・サグストロム | -16 | 72 | |
5 | カルロタ・シガンダ | -15 | 64 |
T6 | 畑岡 奈紗 | -14 | 66 |
メーガン・カン | -14 | 67 | |
T8 | アタヤ・ティティクル | -13 | 63 |
チェ・ヘジン | -13 | 66 | |
10 | ジェニー・シン | -12 | 67 |
T12 | 笹生 優花 | -9 | 68 |
T17 | 古江 彩佳 | -8 | 68 |
【詳細】
畑岡 奈紗
1イーグル、7バーディ、3ボギー(66)
笹生 優花
2イーグル、2バーディ、2ボギー(68)
古江 彩佳
5バーディ、1ボギー(68)
12時00分時点での天候はくもり、気温21.0℃、湿度82%、風速2.2m/s(南西)というコース・コンディションの中、80名による決勝ラウンド最終日が行われた。
終盤まで縺れた混戦を制し、11回目を迎えた今大会で優勝を飾ったのは、メジャーチャンピオンでLPGAツアー6勝を誇るミンジー・リー。
4番Par4で絶好のバーディチャンスを逃すなど、スコアを伸ばせずに7ホールをパーで通過したミンジー・リーは、8番Par3でバンカー内の立ち打ち状態の難しいラフからの2打目を出すことが出来なかったものの、3打目のバンカーショットをピンそばによせてボギーで切り抜けると、折り返した12番Par5で2オンに成功し最初のバーディを奪う。更に14番Par5でもグリーン手前のフリンジから見事なパッティングを見せてタップインバーディ。17番Par3では絶好のバーディチャンスをカップに蹴られたものの、2位と1打差で迎えた最終18番Par4で2打目をピンそばにつけバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(29)と最終日も安定したプレーで3バーディ、1ボギー(70)とスコアを2つ伸ばし、通算19アンダーで逃げ切り、LPGAツアー7勝目を飾った。
2番Par5でバーディ先行の好スタートを切ったレクシー・トンプソンだったが、その後はチャンスを活かせず7ホールをパーで通過。折り返した10番Par4でピン奥からのミドルパットを決めて2つ目のバーディを奪うと、12番Par5では2オンに成功、バーディを奪ってトップに並ぶ。チャンスホールでもある14番Par5ではティーショットと2打目が乱れ、チャンスを作れずにパー。17番Par3と最終18番Par4でもバーディパットが惜しくも決まらずパーでホールアウト。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(31)のボギーフリーとなる3バーディ(69)でラウンドしたものの、終盤ショットが乱れる場面もあり、スコアを伸ばせず、通算17アンダー・トップに2打及ばずに単独2位で4日間のトーナメントを終えた。
トップと3打差の3位タイには、7バーディ、2ボギー(67)とスコアを5つ伸ばしたエンジェル・インと初日トップに立ち、その後も優勝争いを演じたマデリーン・サグストロムが通算16アンダーで並んだ。
3番Par4でグリーン左サイドからの下りのアプローチをよせきれずボギー発進となった畑岡奈紗は、6番Par3でもアプローチをよせきれずボギー。しかし、直後の7番Par4でミドルパットを決めてバウンスバックに成功すると、9番Par5でも3打目をピンそばにつけバーディ。前半流れが掴めない中、スタート時の8アンダーで折り返すと、10番Par4ではピンそばにつけバーディ、続く11番Par4ではミドルパットを決めて3連続バーディ。更に12番Par5でも2オン2パットの4連続バーディを奪うと、13番Par4で距離のあるバーディパットから3パットのボギーを叩いたものの、14番Par5で2打目をピンそばにつけイーグル、続く15番Par3でもミドルパットを決めてバーディ。集中力の増した後半に怒涛の追い上げを見せると、最終18番Par4でも2打目をピンハイにつけバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(28)と素晴らしいプレーで1イーグル、7バーディ、3ボギー(66)でラウンド、通算14アンダーまでスコアを伸ばし、6位タイで4日間のトーナメントを終えた。
2番Par5で2打目をピンそばにつけるスーパーショットからイーグル発進の好スタートを切った笹生優花は、5番Par4と6番Par3、バーディパットがカップに蹴られた7番Par4と9番Par5でバーディチャンスを活かせなかったものの、折り返した12番Par5で距離のある左に曲がるラインを読み切りイーグルを奪うと、続く13番Par4でも距離のある大きく左に曲がるラインを読み切りバーディ。その後、16番Par4と17番Par3で連続ボギーを叩いたものの、最終18番Par4でとても長い大きく左に曲がるラインを読み切りバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(31)と良いプレーを見せ、2イーグル、2バーディ、2ボギー(68)とスコアを4つ伸ばし、通算9アンダー・12位タイで4日間のトーナメントを終えた。
出だしの5ホールを無難にパーで通過した古江彩佳は、6番Par3でバーディを奪うと、続く7番Par4でボギーを叩いたものの、9番Par5で確実にバーディを奪い、前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半に入り、12番Par5で確実にバーディを奪うと、続く13番Par4でもチャンスをものにして連続バーディ。更に16番Par4でもバーディを奪うと、上り2ホールは無難にパーでホールアウト。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(28)の5バーディ、1ボギー(68)でラウンド、スコアを4つ伸ばし、通算8アンダー・17位タイまで順位を上げ、4日間のトーナメントを終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
ミンジー・リー(Minjee Lee)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 57.14% (8/14) |
83.33% (15/18) |
274.0y | 30 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
66.67% (12/18) |
263.0y | 23 |
ROUND3 | 71.43% (10/14) |
72.22% (13/18) |
255.0y | 28 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
72.22% (13/18) |
246.0y | 29 |
TOTAL | 67.86% (38/56) |
73.61% (53/72) |
259.0y | 27 |
2位
レクシー・トンプソン(Lexi Thompson)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
274.0y | 30 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
247.0y | 26 |
ROUND3 | 78.57% (11/14) |
94.44% (17/18) |
263.0y | 32 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
77.78% (14/18) |
258.0y | 31 |
TOTAL | 71.43% (40/56) |
81.94% (59/72) |
260.0y | 29 |
3位タイ
エンジェル・イン(Angel Yin)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
269.0y | 29 |
ROUND2 | 57.14% (8/14) |
83.33% (15/18) |
281.0y | 29 |
ROUND3 | 50.00% (7/14) |
83.33% (15/18) |
270.0y | 30 |
ROUND4 | 57.14% (8/14) |
77.78% (14/18) |
279.0y | 28 |
TOTAL | 57.14% (32/56) |
79.17% (57/72) |
275.0y | 29 |
3位タイ
マデリーン・サグストロム(Madelene Sagstrom)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
285.0y | 25 |
ROUND2 | 42.86% (6/14) |
77.78% (14/18) |
259.0y | 30 |
ROUND3 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
286.0y | 31 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
275.0y | 30 |
TOTAL | 62.50% (35/56) |
79.17% (57/72) |
276.0y | 29 |
6位タイ
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 100.00% (14/14) |
83.33% (15/18) |
270.0y | 27 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
77.78% (14/18) |
249.0y | 33 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
83.33% (15/18) |
278.0y | 31 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
77.78% (14/18) |
260.0y | 28 |
TOTAL | 80.36% (45/56) |
80.56% (58/72) |
264.0y | 29 |
12位タイ
笹生 優花(Yuka Saso)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
61.11% (11/18) |
274.0y | 28 |
ROUND2 | 57.14% (8/14) |
66.67% (12/18) |
286.0y | 26 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
66.67% (12/18) |
286.0y | 29 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
272.0y | 31 |
TOTAL | 64.29% (36/56) |
69.44% (50/72) |
279.0y | 28 |
17位タイ
古江 彩佳(Ayaka Furue)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
77.78% (14/18) |
250.0y | 32 |
ROUND2 | 92.86% (13/14) |
88.89% (16/18) |
259.0y | 33 |
ROUND3 | 92.86% (13/14) |
100.00% (18/18) |
251.0y | 33 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
259.0y | 28 |
TOTAL | 82.14% (46/56) |
84.72% (61/72) |
254.0y | 31 |
優勝したミンジー・リーは、ショット・パッティングともに安定感のあるプレーを見せ、2位のレクシー・トンプソンも高いパーオン率からスコアを構築し、3位タイに入ったエンジェル・インは、ティーショットの不安定さを飛距離を活かしたパーオン率でカバー、マデリーン・サグストロムは、バランスの取れたプレーを見せていた。畑岡奈紗は、ショット・パッティングともに安定しており、笹生優花は、ティーショットにばらつきがあったものの、全体的には良かった。古江彩佳は、パッティングが決まらなかったものの、安定感抜群のショット力を見せた。
全選手の結果
※2022年大会(2022シーズン)
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