2022年3月24日(木)~3月27日(日)にかけてアメリカ・カリフォルニア州カールスバッドにあるアビアラ・ゴルフクラブ(Aviara Golf Club)で開催される2022年シーズン第6戦「JTBCクラシック(JTBC Classic presented by Barbasol)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは、畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子が出場となります。
※畑岡奈紗:2017年大会の初出場から5大会連続5回目の出場
※古江彩佳:初出場
※渋野日向子:初出場
JTBCクラシック
2010年に(La Costa Resort and Spa at Championship Course)にて第1回大会「KIA CLASSIC presented by J Golf」がスタートし、2013年から会場を(Aviara Golf Club)に移し、今大会から大会名を「JTBC Classic presented by Barbasol」に変更、12回目をむかえます。
2010年に行われた第1回大会は、韓国のソ・ヒキョンが優勝。アビアラ・ゴルフクラブに場所を移して行われた2013年には、2022年シーズン第2戦「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」で引退したベアトリス・レカリが優勝。2019年大会では日本の畑岡奈紗がPGAツアー3勝目を飾り、2021年の前回大会は、パク・インビが2位に5打差をつける圧勝で優勝を飾っています。
6戦目の舞台となるのは、9年連続開催となるアビアラ・ゴルフクラブ(Aviara Golf Club)になります。
【トーナメント・スコアリング・レコード】
・62(-10):ハー・ミジョン&キム・ヒョージュ(2019年)
今大会は、賞金総額:$1,500,000、CMEポイント:500、予選・決勝ラウンドを含む4日間72ホールのストローク・プレーで行われます。
翌週に2022年シーズン最初のメジャー・トーナメントが控える中、世界ランキング1位で今季すでに1勝と好スタートを切っているコ・ジンヨンを筆頭に、同3位のリディア・コや同4位のミンジー・リー、同5位のダニエル・カン、連覇を狙うパク・インビ、レクシー・トンプソンら世界トップクラスのプレーヤーが出場する強力なフィールドとなっています。
日本からは、2019年大会の覇者である畑岡奈紗を含め、LPGAツアー・ルーキーの古江彩佳と渋野日向子の3名が出場します。
JTBCクラシック 開催会場
【アメリカ・カリフォルニア州カールスバッド】
アビアラ・ゴルフクラブ(Aviara Golf Club)
コース | Yardage | Par |
アビアラ・ゴルフクラブ (Aviara Golf Club) |
6,609 | 72 |
名門「トーリー・パインズ・ゴルフコース」の北に20分の場所に位置する「アビアラ・ゴルフクラブ」は、南カリフォルニアの海岸に残っている数少ない潮汐湿地の1つであるバティキートス・ラグーンに接する、なだらかな丘の中腹にあり、自然の地形を活かした美しいコースとなっています。
1991年にサンディエゴ地域において、PGAツアー62勝を誇るアーノルド・パーマーによって設計された唯一のゴルフコースであり、最高のリゾートゴルフコースの1つです。
【特徴のあるホール】
・3番Par3:池のある絵の様に美しいシグネチャーホール。
・11番Par3:カスケード・ウォーター・プールを備えた印象的なホール。
・15番Par4:難易度の高いホール。
・18番Par4:正確性が求められるフィニッシングホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:ハイブリッド・バミューダ
・ラフ:ペレニアル・ライグラス
・グリーン:ポアナ
JTBCクラシック スケジュール
2022年3月24日(木)~3月27日(日)
3月24日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
3月25日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
3月26日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
3月27日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
JTBCクラシック 賞金
【賞金総額】
$1,500,000
【優勝賞金 】
$225,000
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した144名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2022年3月20日時点
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(23歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:5勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年と2016年のIMGアカデミー・世界ジュニア選手権で日本人初の2連覇を達成し、2016年の日本女子オープンで優勝、JLPGAのメジャー選手権で史上初のアマチュアで最年少18歳のチャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Walmart NW Arkansas Championship presented by P&G」でトーナメント・レコードの通算21アンダーでツアー初優勝を飾ると、年間2勝をあげる活躍を見せ、獲得賞金も100万ドルを超えました。
その後、2019年シーズンには、「Kia Classic」でツアー3勝目、2021年シーズンも2勝を飾り、LPGAツアー通算5勝をあげるものの、2018年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」と2021年の「全米女子オープン」でともにプレーオフで敗れるなど、メジャータイトルには、惜しくも手が届いていません。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ショートゲームとパッティングのクオリティの高さが持ち味です。一方でショットには課題が残っています。
2021年シーズンは、平均飛距離53位(260.67y)パーオン率49位(71.61%)平均パット26位(29.70)とショット・パッティングともに上位ではなく、1ラウンドあたりの平均スコア25位(70.46)だったものの、優勝2回と全米女子オープンでもプレーオフを戦うなど、5月以降は内容も良くなっていました。
2022年シーズンは、5試合に出場し、トップ10入り0回、トップ25入り4回と安定した結果を残しています。
2017年大会の初出場から5大会連続5回目の出場となる今大会では、2019年大会で優勝を飾っていますが、残りの3大会では59位タイ(2017年大会)58位タイ(2018年大会)前回大会は予選落ちと相性が良いとは言えない大会でしょう。
古江 彩佳(Ayaka Furue)
国籍:日本
生年月日:2000年5月27日(21歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
ナショナル・チームで腕を磨き、2019年の富士通レディースで優勝、JLPGAツアー史上7人目のアマチュア・チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後も2019年1回、2020年3回、2021年3回とJLPGAツアーで7勝を挙げ、統合された2020-2021シーズンには「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝く活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして、1年目のシーズンを迎えます。
初出場となった2020年シーズンの「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、2021年シーズンに行われた2つのメジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン」と「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」では、それぞれ20位タイとキャリア最高の4位に入っています。
その後、2021年12月に行われたLPGAのQシリーズ(予選会)を7位で通過、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
フェアウェイを外さない正確なティーショットと安定感のあるショートアイアン、そして最大の持ち味は、パッティングのクオリティの高さと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは、3試合に出場し、トップ10入り0回、トップ25入り2回とまずまずのスタートを切っています。
初出場となる今大会でどの様なプレーを見せるのか注目です。
最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!
JTBCクラシックのテレビ放送
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンドLIVE配信!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!
【BS放送】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
生:生中継
3月25日(金) 第1日
06:00~09:15
WOWOWライブ 生
3月26日(土) 第2日
06:00~09:15
WOWOWライブ 生
3月27日(日) 第3日
06:00~09:30
WOWOWライブ 生
3月28日(月) 第4日 (最終日)
06:00~10:15
WOWOWライブ 生
【動画配信】WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
・3月25日(金) 06:00~11:04 同時配信
・3月25日(金) 00:00~05:21 専用カメラ(畑岡奈紗、古江彩佳)
・3月26日(土) 06:00~10:32 同時配信
・3月26日(土) 00:45~06:08 専用カメラ(渋野日向子)
・3月27日(日) 06:00~09:19 同時配信
・3月27日(日) 00:10~05:23 専用カメラ(畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子)
・3月28日(月) 06:00~10:14 同時配信
・3月28日(月) 01:50~07:35 専用カメラ(畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子)
※日本人選手の専用カメラによる配信、見逃し配信についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。
【動画配信】GOLFTV
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
3月25日(金) 第1日
07:30~10:30
3月26日(土) 第2日
07:30~10:30
3月27日(日) 第3日
06:00~09:00
3月28日(月) 第4日 (最終日)
06:00~09:00
JTBCクラシック 試合結果
コース | Yardage | Par |
アビアラ・ゴルフクラブ (Aviara Golf Club) |
6,609 | 72 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:33(23:33)
E.K.ペダーセン/A.リー/K.タン
07:44(23:44)
古江彩佳/エイミー・ヤン/チェ・ナヨン
08:06(00:06)
キム・ヒョージュ/A.アーンスト/A.ユーイング
12:44(04:44)
イ・ジョンウン6/M.カストレン/リン・シユ
12:55(04:55)
キム・セヨン/A.ジュタヌガーン/G.ロペス
13:06(05:06)
D.カン/L.サラス/H.グリーン
13:17(05:17)
J.クプチョ/L.トンプソン/ミンジー・リー
13:50(05:50)
渋野日向子/A.ウリエル/S.ビラウビ
10番ホールスタート
07:44(23:44)
P.アナナルカルン/A.ティティクル/A.オルソン
07:55(23:55)
S.ルイス/J.インクスター/チョン・インジ
08:06(00:06)
L.マグワイア/L.コ/畑岡奈紗
08:17(00:17)
コ・ジンヨン/パク・インビ/J.コルダ
12:00(04:00)
P.ルサン=ブシャール/S.シュメルツェル/S.シューベルト
12:44(04:44)
ウェイリン・スー/C.カー/N.K.マドセン
13:06(05:06)
キム・アリム/C.マッソン/Y.ノー
※時差:日本は16時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間3月24日(木)の07:00だと日本時間3月24日(木)の23:00あたり、現地時間3月24日(木)の14:01だと日本時間3月25日(金)の06:01になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | コ・ジンヨン | -7 | 65 |
2 | ナンナ・コルツ・マドセン | -6 | 66 |
T3 | シャイアン・ナイト | -5 | 67 |
ジェンマ・ドライバーグ | -5 | 67 | |
チェ・ヘジン | -5 | 67 | |
T6 | モー・マーティン | -4 | 68 |
モード=エイミー・ルブラン | -4 | 68 | |
ライアン・オトゥール | -4 | 68 | |
リディア・コ | -4 | 68 | |
パジャレー・アナナルカルン | -4 | 68 | |
T27 | 畑岡 奈紗 | -2 | 70 |
T42 | 渋野 日向子 | -1 | 71 |
T67 | 古江 彩佳 | E | 72 |
【詳細】
畑岡 奈紗
4バーディ、2ボギー(70)
渋野 日向子
2バーディ、1ボギー(71)
古江 彩佳
3バーディ、3ボギー(72)
14時00分時点での天候は晴れ、気温18.0℃、湿度70%、風速3.9m/s(西南西)というコース・コンディションの中、144名による予選ラウンド1日目が行われた。
グリーンも柔らかく比較的優しいコンディションとなった予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、今季すでに1勝、さらに60台でのラウンドも連続16ラウンドに伸ばし、LPGAツアー最長記録を更新している(1シーズンではなく、2021年と2022年の2つのシーズンをまたぐ形)世界ランキング1位のコ・ジンヨン。
今季2戦目となるコ・ジンヨンは、出だしの10番Par5でスコアを伸ばせなかったものの、12番Par4でバーディを奪うと、14番Par3と16番Par4でもバーディ。前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半出だしの4ホールをパーで通過し迎えた5番Par5で確実にバーディを奪うと、終盤の7番Par4から3連続バーディでフィニッシュ。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率94.44% (17/18)、パット数(29)と安定したプレーでボギーフリーとなる7バーディ(65)をマーク、スコアを7つ伸ばし、7アンダー単独トップで初日のラウンドを終えた。
飛距離を活かして出だしの10番Par5でバーディ、続く11番Par3でも連続バーディと好スタートを切ったナンナ・コルツ・マドセンだったが、その後は7ホール連続パーとスコアを伸ばせず、前半を折り返す。後半に入ると、出だしの1番と2番のPar4で連続バーディ、4番Par4でボギーを叩きスコアを落としたものの、続く5番Par5でバウンスバックに成功、更に477yと距離の短い8番Par5ではイーグルを奪うなどスコアを4つ伸ばしフィニッシュ。フェアウェイキープ率こそ28.57% (4/14)と低かったものの、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(25)とアイアンショットとパッティングでスコアを伸ばし、1イーグル、5バーディ、1ボギー(66)でラウンド、LPGAツアー初優勝の勢いそのままに、トップと1打差の6アンダー単独2位で初日のラウンドを終えた。
トップと3打差の3位タイには、ともにボギーフリーとなる5バーディでラウンドしたジェンマ・ドライバーグと韓国ツアーで3年連続MVPを獲得し、今季のルーキー・オブ・ザ・イヤー候補で注目の逸材でもあるチェ・ヘジン、LPGAツアー1勝のシャイアン・ナイトの3名が5アンダーで並んだ。
畑岡奈紗は、10番Par5で3オンから距離のあるバーディパットを決めて幸先の良いスタートを切ったものの、直後の11番Par3でティーショットをグリーン左サイドに外し、難しいアプローチを寄せきれずボギー、14番Par3でティーショットをピンハイにつけバーディを奪い、1アンダーとするも18番Par4では2打目を池に打ち込みボギー。パープレーで前半を終えると、4ホールパーで迎えた5番Par5では3打目のアプローチをミスたものの、4打目のアプローチを直接決めてバーディ、更に477yと距離の短い8番Par5でも2オンに成功してバーディ。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(31)の4バーディ、2ボギー(70)でラウンド、2アンダー・27位タイで初日のラウンドを終えた。
出だしの1番と2番のPar4をパーで通過し迎えた3番Par3でティーショットをピンハイにつけバーディと好スタートを切った渋野日向子だったが、その後はチャンスを掴むものの、6ホールをパープレーで終えて折り返すと、11番Par3で3パットのボギー。14番Par4でバーディを奪ったものの、フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率100.00% (18/18)、パット数(35)と好調なショットを活かせず、4つのPar5でもスコアを伸ばせずと初日は2バーディ、1ボギー(71)でホールアウト。1アンダー・42位タイでラウンドを終えた。
2番Par4でバーディを先行させた古江彩佳は、8番Par5でも3オンからバーディを奪い、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半に入り、12番Par4で下りの右に曲がる短いパーパットを外しボギーを叩くと、続く13番Par4でも短いパーパットがカップに蹴られ連続ボギー。更に、16番Par4でも2打目のミス(辛うじて池には入らなかった)からアプローチを寄せきれずボギーとスコアを崩す。直後の17番Par5でバウンスバックに成功すると、難しい最終18番Par4もパーで切り抜けてホールアウト。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(33)の3バーディ、3ボギー(72)でラウンド、イーブンパー・67位タイで初日のラウンドを終えた。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:00(23:00)
P.ルサン=ブシャール/S.シュメルツェル/S.シューベルト
07:44(23:44)
ウェイリン・スー/C.カー/N.K.マドセン
08:06(00:06)
キム・アリム/C.マッソン/Y.ノー
12:22(04:22)
チェ・ヘジン/ルイシン・リュウ/S.ケンプ
12:44(04:44)
P.アナナルカルン/A.ティティクル/A.オルソン
13:06(05:06)
L.マグワイア/L.コ/畑岡奈紗
13:17(05:17)
コ・ジンヨン/パク・インビ/J.コルダ
10番ホールスタート
07:44(23:44)
イ・ジョンウン6/M.カストレン/リン・シユ
07:55(23:55)
キム・セヨン/A.ジュタヌガーン/G.ロペス
08:06(00:06)
D.カン/L.サラス/H.グリーン
08:17(00:17)
J.クプチョ/L.トンプソン/ミンジー・リー
08:50(00:50)
渋野日向子/A.ウリエル/S.ビラウビ
12:44(04:44)
古江彩佳/エイミー・ヤン/チェ・ナヨン
13:06(05:06)
キム・ヒョージュ/A.アーンスト/A.ユーイング
※時差:日本は16時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間3月25日(金)の07:00だと日本時間3月25日(金)の23:00あたり、現地時間3月25日(金)の14:01だと日本時間3月26日(土)の06:01になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | ナンナ・コルツ・マドセン | -11 | 67 |
T2 | リディア・コ | -9 | 67 |
チェ・ヘジン | -9 | 68 | |
T4 | アン・ナリン | -8 | 67 |
モード=エイミー・ルブラン | -8 | 68 | |
コ・ジンヨン | -8 | 71 | |
7 | パジャレー・アナナルカルン | -7 | 69 |
8 | ジェイニー・ジャクソン | -6 | 68 |
T9 | パク・インビ | -5 | 68 |
ブリタニー・アルトマーレ | -5 | 68 | |
畑岡 奈紗 | -5 | 69 | |
ジェシカ・コルダ | -5 | 70 | |
レオナ・マグワイア | -5 | 70 | |
アタヤ・ティティクル | -5 | 70 | |
チャーリー・ハル | -5 | 70 | |
T46 | 古江 彩佳 | -1 | 71 |
渋野 日向子 | -1 | 72 |
【詳細】
畑岡 奈紗
4バーディ、1ボギー(69)
古江 彩佳
2バーディ、1ボギー(71)
渋野 日向子
3バーディ、3ボギー(72)
予選CUTライン:E
J.クプチョ、G.ロペス、キム・セヨン、P.ルサン=ブシャールは予選落ちとなりました。
14時00分時点での天候は晴れ、気温17.0℃、湿度78%、風速3.9m/s(西)というコース・コンディションの中、143名(1名棄権)による予選ラウンド2日目が行われた。
予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、アジアで行われた「ホンダLPGAタイランド」でLPGAツアー初優勝を飾ったナンナ・コルツ・マドセン。
午後スタートながら、初日6アンダーをマークしたナンナ・コルツ・マドセンは、出だしの1番Par4でバーディと幸先の良いスタートを切ると、3番Par3からスコアの伸ばせる5番Par5にかけて3連続バーディ。2オン可能な距離の短い8番Par5でボギーを叩いたものの、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半の10番Par5でバーディを奪うと、12番と13番のPar4でも連続バーディ。飛距離を活かしたプレーが持ち味でありながら、17番でボギーとPar5で2つのボギーを叩いたものの、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(28)とショット・パッティングともに安定したプレーで2日目も7バーディ、2ボギー(67)とスコアを5つ伸ばし、通算11アンダー単独トップで決勝ラウンド進出を決めた。
出だしの2番Par4でバーディを先行させ、5番Par5の3打目と7番Par4の2打目をピンそばにつけてバーディを奪い、前半スコアを3つ伸ばしたリディア・コは、後半の10番Par5でフリンジから強めのバーディパットを決めるなど、順調にスコアを伸ばす。その後、12番Par4でボギーを叩いたものの、14番Par3で完璧なティーショットをピンハイにつけバーディを奪うと、17番Par5でもミドルパットを決めてバーディ。2日目もショットクオリティの高さとパッティングの上手さを活かし、6バーディ、1ボギー(67)でラウンドし、2日間でフェアウェイキープ率78.57% (22/28)、パーオン率83.33% (30/36)、平均パット数(29)と安定感のあるプレーを見せている韓国ツアーで3年連続MVPを獲得し、今季のルーキー・オブ・ザ・イヤー候補で注目の逸材でもあるチェ・ヘジンとともに通算9アンダー・2位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
トップと3打差の4位タイには、ともにLPGAツアー初優勝を目指すアン・ナリンとモード=エイミー・ルブラン、そして60台でのラウンドが連続16ラウンドで止まったものの、抜群の安定感を見せている世界ランキング1位のコ・ジンヨンが通算8アンダーで並んだ。
初日を2アンダー・27位タイで終えた畑岡奈紗は、1番Par4の2打目をピンに絡め、タップインバーディと好スタートを切ったものの、2番Par4のピンチと3番Par3から3連続となるチャンスをパーで通過し迎えた6番Par3でティーショットをグリーン奥に外すと、アプローチをよせきれずボギー。8番Par5でも2オンしながら、ライン読みのミスから3パットのパーとスコアを伸ばせず、前半をパープレーで折り返す。後半に入り、10番Par4で3打目をピンそばにつけバーディを奪うと、難しい13番Par4のピンチをパーで切り抜けて迎えた14番Par3で完璧なティーショットがピンに絡み、タップインバーディ。続く15番Par4でも2打目をピンハイにつけ連続バーディ。2日目も4バーディ、1ボギー(69)とスコアを3つ伸ばし、通算5アンダー・9位タイまで浮上した。
10番Par5からスタートした古江彩佳は、13番Par4でアプローチを寄せきれずボギーが先行し、予選カットライン上での戦いを強いられる展開の中、後半の3番Par3と9番Par4でバーディを奪い、ホールアウト。初日に続きパッティングが決まらなかったものの、粘りのプレーで2バーディ、1ボギー(71)でラウンド、通算1アンダー・46位タイで予選を通過した。
10番Par5からスタートした渋野日向子は、11番Par3で3パットのボギーを叩くものの、14番Par3と15番Par4でともにピンそばにつけ連続バーディを奪う。しかし、18番Par4で3パットのボギーを叩き、パープレーで折り返すと、2番Par4でこの日、3回目となる3パットのボギー、7番Par4でバーディを奪ったものの、2日目も好調なショットを活かせず、数多くのチャンスを逃し、3バーディ、3ボギー(72)でフィニッシュ、古江彩佳とともに通算1アンダー・46位タイで予選を通過した。
大会3日目(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:17(00:17)
渋野日向子/S.ルイス/ジ・ウンヒ
08:39(00:39)
古江彩佳/A.アーンスト/A.エムリー
10:51(02:51)
キム・ヒョージュ/Y.ノー/ミンジー・リー
11:02(03:02)
L.マグワイア/J.コルダ/C.ハル
11:13(03:13)
B.アルトマーレ/畑岡奈紗/A.ティティクル
11:35(03:35)
アン・ナリン/M-A.ルブラン/コ・ジンヨン
11:46(03:46)
N.K.マドセン/L.コ/チェ・ヘジン
※時差:日本は16時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間3月26日(土)の07:00だと日本時間3月26日(土)の23:00あたり、現地時間3月26日(土)の11:46だと日本時間3月27日(日)の03:46になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | ナンナ・コルツ・マドセン | -14 | 69 |
2 | アン・ナリン | -11 | 69 |
T3 | パジャレー・アナナルカルン | -10 | 69 |
モード=エイミー・ルブラン | -10 | 70 | |
コ・ジンヨン | -10 | 70 | |
T6 | リリア・ヴ | -9 | 65 |
畑岡 奈紗 | -9 | 68 | |
チャーリー・ハル | -9 | 68 | |
ジェイニー・ジャクソン | -9 | 69 | |
チェ・ヘジン | -9 | 72 | |
T28 | 古江 彩佳 | -5 | 68 |
渋野 日向子 | -5 | 68 |
【詳細】
畑岡 奈紗
7バーディ、3ボギー(68)
古江 彩佳
4バーディ(68)
渋野 日向子
5バーディ、1ボギー(68)
14時00分時点での天候は晴れ、気温16.0℃、湿度78%、風速3.9m/s(西南西)というコース・コンディションの中、81名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えて単独トップをキープしたのは、アジアで行われた「ホンダLPGAタイランド」でLPGAツアー初優勝を飾ったナンナ・コルツ・マドセン。
予選ラウンド2日間ともに安定したプレーでスコアを伸ばしたナンナ・コルツ・マドセンは、3番Par3でバーディと幸先の良いスタートを切ると、5番Par5と6番Par3で連続バーディ。勢いに乗る中で迎えた7番Par4でボギーを叩くと、2オン可能な距離の短い8番Par5で2打目を左の林に打ち込みOB、このホールを5オン2パットのダブルボギーと一気にスコアを3つ落とすものの、279yと距離の短い1オン可能な9番Par4で1オンに成功、楽々バーディを奪い失いかけた流れを引き戻すと、スコアを1つ伸ばして折り返した10番Par5で連続バーディ。その後は5ホールを危なげなくパーで通過し迎えた252yと距離の短い1オン可能な16番Par4で1オンに成功、イーグルパットは惜しくも決まらなかったものの、タップインバーディ。3日目も持ち味の飛距離とショット力で6バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(69)とスコアを3つ伸ばし、通算14アンダー単独トップをキープしてラウンドを終えた。
3打差の2位には、出だしから連続バーディと好スタートを切り、7番と9番のPar4でもバーディを重ねて前半を折り返し、後半12番Par4で3パットのボギーを叩いたものの、252yと距離の短い1オン可能な16番Par4で1オンに成功しイーグル、続く17番Par5でもバーディを奪いトップに並びながら、最終18番Par4でトリプルボギーを叩いた2022年LPGAツアー最終予選会を1位で通過したアン・ナリンが通算11アンダーでつけた。
通算5アンダー・9位タイからスタートした畑岡奈紗は、1番Par4で2打目をショートサイドに外すミスからアプローチをよせきれずボギーと出だしでつまずいたものの、3番Par3のティーショットと4番Par4の2打目をともにピンハイにつけ連続バーディ。7番Par4でも傾斜を上手く使ってピンそばにつけバーディを奪うと、8番Par5では3打目をグリーン左サイドに外し、アプローチをよせきれずボギーとしたものの、279yと距離の短い1オン可能な9番Par4で1オンに成功し楽々バーディ、前半スコアを2つ伸ばして折り返すと、10番Par5で2オンに成功し連続バーディ。しかし、続く11番Par3でティーショットをグリーン右サイドに外すと、難しいライからのアプローチが大きくショートしボギー。12番Par4のピンチをパーで凌いだ直後の13番Par4で2打目をピンそばにつけバーディを奪うと、15番Par4でもピンそばにつけバーディ。252yと距離の短い1オン可能な16番Par4でティーショットがグリーン左サイドの池に入ったものの、上り3ホールをパープレーでホールアウト。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(29)の7バーディ、3ボギー(68)とスコアを4つ伸ばし、通算9アンダー・6位タイで3日目ラウンドを終えた。
通算1アンダー・46位タイからスタートした古江彩佳は、2番Par4でバーディ先行のスタートを切った古江彩佳は、3番と6番のPar3及び7番Par4でのバーディチャンスは活かせなかったものの、279yと距離の短い1オン可能な9番Par4でバーディ。前半2バーディで折り返すと、16番Par4と17番Par5で連続バーディを奪ってフィニッシュ。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(30)と安定したプレーでボギーフリーとなる4バーディ(68)でラウンド、通算5アンダー・28位タイに浮上した。
通算1アンダー・46位タイからスタートした渋野日向子は、2番Par4でグリーン奥からの下り傾斜のアプローチをよせきれずボギー先行のスタートとなった渋野日向子は、続く3番Par3でティーショットがピンに直接当たり、グリーンからこぼれるアンラッキーの中、手前からのアプローチを直接決めてバウンスバックに成功すると、7番と9番のPar4でもバーディを奪い、前半スコアを2つ伸ばして折り返すと、12番Par4ではグリーン手前からチップインバーディ、更に13番Par4でも2打目をピンそばにつけ連続バーディ。3日目もPar5でスコアを伸ばせなかったものの、フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(27)の5バーディ、1ボギー(68)でラウンド、古江彩佳と同じ通算5アンダー・28位タイに浮上した。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
09:34(01:34)
Y.ノー/キム・アリム/M.ハリガエ
09:56(01:56)
A.アーンスト/渋野日向子/G.ドライバーグ
10:07(02:07)
K.パップ/P.レト/古江彩佳
11:13(03:13)
チェ・ヘジン/チョン・インジ/S.メドウ
11:24(03:24)
畑岡奈紗/C.ハル/J.ジャクソン
11:35(03:35)
M-A.ルブラン/コ・ジンヨン/L.ヴ
11:46(03:46)
N.K.マドセン/アン・ナリン/P.アナナンカルン
※時差:日本は16時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間3月27日(日)の07:00だと日本時間3月27日(日)の23:00あたり、現地時間3月27日(日)の11:46だと日本時間3月28日(月)の03:46になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | アタヤ・ティティクル | -16 | 64 |
2 | ナンナ・コルツ・マドセン | -16 | 70 |
3 | アン・ナリン | -15 | 68 |
T4 | パジャレー・アナナルカルン | -14 | 68 |
モード=エイミー・ルブラン | -14 | 68 | |
コ・ジンヨン | -14 | 68 | |
7 | チャーリー・ハル | -12 | 69 |
T8 | パク・インビ | -11 | 68 |
リリア・ヴ | -11 | 70 | |
T10 | エイミー・ヤン | -10 | 68 |
ステファニー・メドウ | -10 | 70 | |
T16 | 畑岡 奈紗 | -8 | 73 |
T32 | 古江 彩佳 | -6 | 71 |
T72 | 渋野 日向子 | +3 | 80 |
【詳細】
畑岡 奈紗
3バーディ、4ボギー(73)
古江 彩佳
3バーディ、2ボギー(71)
渋野 日向子
1バーディ、7ボギー、1ダブルボギー(80)
14時00分時点での天候は晴れ、気温17.0℃、湿度67%、風速4.4m/s(南西)というコース・コンディションの中、81名による決勝ラウンド最終日が行われた。
最終日トップのスコアが伸び悩む中、プレーオフまでもつれた戦いを制したのは、LPGAツアー・ルーキーで今季のルーキー・オブ・ザ・イヤー最有力候補の1人であるタイのアタヤ・ティティクル。
3日目を終えて、通算8アンダー11位タイと好位置からスタートしたアタヤ・ティティクルは、1番Par4でバーディ、3番Par3でもバーディと出だしの3ホールで2つ伸ばす。続く4番Par4でボギーを叩いたものの、7番と9番のPar4でバーディを奪い、スコアを3つ伸ばして折り返すと10番Par5でバーディ。11番Par3ではチャンスを活かせなかったものの、12番Par4ではロングパットを決めてバーディ、続く13番Par4でもピンハイにつけた下りのパットを決めて連続バーディ。更に254yと距離の短い1オン可能な16番Par4でもグリーン奥からアプローチをよせてバーディ、続く17番Par5でも3打目をピンそばにつけて連続バーディ。最終18番Par4ではミドルパットを決めてパーでホールアウト。安定したショットと好調なパッティングで9バーディ、1ボギーの最終日のベストスコア(64)をマーク、スコアを8つ伸ばし、通算16アンダーでナンナ・コルツ・マドセンとのプレーオフに持ち込んだ。
プレーオフ1ホール目、カップをかすめるスーパーショットを放ちながら惜しくもバーディを逃したアタヤ・ティティクルと難しいアプローチをよせたナンナ・コルツ・マドセンが互いに譲らずパーで迎えた2ホール目、ティーショットを大きく左に曲げ、2打目を池に打ち込み、4打目もよせきれずダブルボギーを叩いたナンナ・コルツ・マドセンに対し、2オンに成功し、3パットのボギーでホールアウトしたアタヤ・ティティクルがLPGAツアー初優勝を飾った。
単独トップでスタートしたナンナ・コルツ・マドセンは、出だしの1番Par4でバーディを先行させると、5番Par5でも確実にバーディを奪う。8番Par5でのバーディチャンスは活かせなかったものの、前半スコアを2つ伸ばしトップで折り返す。後半の10番Par5でティーショットを左サイドの池に打ち込むものの、4オンからミドルパットを決めてパーをセーブすると、13番Par4のピンチ(高さのあるバンカーから素晴しいリカバリー)と254yと距離の短い1オン可能な16番Par4でのチャンスを活かせず、11ホール連続パーで迎えた17番Par5で3打目をピンそばによせバーティを奪い、再び単独トップに立つ。しかし、最終18番Par4で2オンしながら1stパットをよせきれず3パットのボギーを叩き、1打のリードを守れずホールアウト。最終日3バーディ、1ボギー(70)とスコアを2つしか伸ばせず、通算16アンダーでフィニッシュ。アタヤ・ティティクルとのプレーオフに敗れ、2大会連続優勝は成らなかった。
トップと5打差の通算9アンダーからスタートした畑岡奈紗は、1番Par4で2打目をピンそばにつけバーティ発進するも4番Par4で長めのバーディパットから3パットのボギー。7番Par4で2打目をピンハイにつけバーディを奪うも続く8番Par5で2打目が深いディボットに入る不運にも見舞われ、4打目のバンカーショットもよせきれずボギーとリズムに乗れずパープレーで折り返す。後半に入り、10番Par5で2オンしながら3パット、続く11番Par3でもチャンスを活かせず連続パーで迎えた13番Par4でピンに当たるスーパーショットでバーディを奪ったものの、15番Par4で3パットのボギー、更に254yと距離の短い1オン可能な16番Par4では3日目のリプレーを見るかのようにティーショットが池に吸い込まれパー。17番Par5でもチャンスを活かせず、最終18番Par4でも2打目のミスから3打目のアプローチをよせきれずボギーと最終日はフェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率83.33% (15/18)ながら、パット数(35)とショートゲームとパッテイングに苦労し、4バーディ、2ボギー(70)とスコアを2つしか伸ばせず、通算8アンダー・16位タイで4日間の大会を終えた。
5アンダー・28位タイからスタートした古江彩佳は、4番Par4でボギーが先行するも、続く5番Par5でバーディを奪いバウンスバックに成功。更に7番Par4でもバーディを奪い、前半2バーディ、1ボギーとスコアを1つ伸ばして折り返す。後半の10番Par5でボギーを叩いたものの、13番Par4では2打目をピンそばにつけバーディ。その後はスコアを伸ばせなかったものの、最終日はフェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率50.00% (9/18)、パット数(26)の3バーディ、2ボギー(71)でラウンド、通算6アンダー・32位タイで4日間の大会を終えた。
古江彩佳と同じく5アンダー・28位タイからスタートした渋野日向子は、出だしの1番Par4で3パットのボギーを叩くと、続く2番Par4でもティーショットを左に曲げて連続ボギー。3番Par3ではグリーン手前からチップインバーディを奪ったものの、その後は5番Par5と6番Par3で連続ボギー。更に9番Par4でもボギーを叩き、スコアを4つ落とす苦しい前半となった。折り返した後半10番Par5でも3打目を右サイドのラフに入れるなどショットが乱れてボギーと流れは変わらず、13番Par4では短いパットを外し3パットのダブルボギー。15番Par4でもボギーを叩くなど最終日はフェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率44.44% (8/18)、パット数(35)とグリーン上でリズムを掴めず、ショットにも影響が出て1バーディ、7ボギー、1ダブルボギー(80)と大きくスコアを落とし、通算3オーバー・72位タイで4日間の大会を終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
アタヤ・ティティクル(Atthaya Thitikul)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) |
77.78% (14/18) |
260.0y | 29 |
ROUND2 | 85.71% (12/14) |
83.33% (15/18) |
279.0y | 32 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
83.33% (15/18) |
269.0y | 32 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
77.78% (14/18) |
274.0y | 24 |
TOTAL | 69.64% (39/56) |
80.56% (58/72) |
270.0y | 29 |
2位
ナンナ・コルツ・マドセン(Nanna Koerstz Madsen)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 28.57% (4/14) |
66.67% (12/18) |
264.0y | 25 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
272.0y | 28 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
72.22% (13/18) |
282.0y | 29 |
ROUND4 | 57.14% (8/14) |
72.22% (13/18) |
263.0y | 30 |
TOTAL | 53.57% (30/56) |
73.61% (53/72) |
270.0y | 28 |
3位
アン・ナリン(Na Rin An)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
88.89% (16/18) |
267.0y | 31 |
ROUND2 | 57.14% (8/14) |
77.78% (14/18) |
269.0y | 27 |
ROUND3 | 78.57% (11/14) |
83.33% (15/18) |
264.0y | 29 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
77.78% (14/18) |
255.0y | 28 |
TOTAL | 71.43% (40/56) |
81.94% (59/72) |
264.0y | 28 |
16位タイ
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
83.33% (15/18) |
242.0y | 31 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
77.78% (14/18) |
275.0y | 29 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
72.22% (13/18) |
287.0y | 29 |
ROUND4 | 78.57% (11/14) |
83.33% (15/18) |
259.0y | 35 |
TOTAL | 80.36% (45/56) |
79.17% (57/72) |
266.0y | 31 |
32位タイ
古江 彩佳(Ayaka Furue)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
83.33% (15/18) |
245.0y | 33 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
88.89% (16/18) |
264.0y | 33 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
88.89% (16/18) |
272.0y | 30 |
ROUND4 | 85.71% (12/14) |
50.00% (9/18) |
251.0y | 26 |
TOTAL | 80.36% (45/56) |
77.78% (56/72) |
258.0y | 30 |
72位タイ
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 92.86% (13/14) |
100.00% (18/18) |
249.0y | 35 |
ROUND2 | 57.14% (8/14) |
88.89% (16/18) |
252.0y | 34 |
ROUND3 | 78.57% (11/14) |
72.22% (13/18) |
275.0y | 27 |
ROUND4 | 78.57% (11/14) |
44.44% (8/18) |
256.0y | 35 |
TOTAL | 76.79% (43/56) |
76.39% (55/72) |
258.0y | 32 |
優勝したアタヤ・ティティクルは、総合的にクオリティの高いプレーを見せた。2位のナンナ・コルツ・マドセンも飛距離に加え、パッティングを含めたショートゲームが良く、3位のアン・ナリンも全体的にクオリティの高いプレーを見せていた。畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子の日本勢はパッティングが決まっていなかったが、ショットの出来は良かったと思います。
全選手の結果
※2022年大会(2022シーズン)
コメント