2022年1月27日(木)~1月30日(日)にかけてアメリカ・フロリダ州ボカラトンにあるボカ・リオ・ゴルフクラブ(Boca Rio Golf Club)で開催される2022年シーズン第2戦「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ(Gainbridge LPGA at Boca Rio)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは、畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳の3名が出場します。
※畑岡奈紗:2020年大会から3年連続3回目の出場
※笹生優花:初出場
※古江彩佳:初出場
※笹生優花の国籍は、2022年シーズンから日本に登録が変更となりました。(LPGA公式サイトをもとにしています)
ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ
2020年に「Gainbridge LPGA at Boca Rio」としてスタートし、3回目とまだまだ歴史は浅いものの、数多くのLPGAツアーメンバーにとって、実質的な開幕戦と言える大会です。
2020年に行われた第1回大会は、スウェーデンのマデリーン・サグストロムが日本の畑岡奈紗との優勝争いを制し、LPGAツアー初勝利。2021年の前回大会は、3日目にトップに立ったネリー・コルダが、4日間60台と安定したプレーを見せ、初めてアメリカ本土での優勝を飾っています。また、姉妹がトーナメントで連続優勝したのは、ソレンスタム姉妹に次ぐ、LPGAツアー史上2回目です。
2戦目の舞台となるのは、2年ぶりの開催となるボカ・リオ・ゴルフクラブ(Boca Rio Golf Club)になります。
今大会は、賞金総額:$2,000,000、CMEポイント:500、予選・決勝ラウンドを含む4日間72ホールのストローク・プレーで行われます。
連覇を狙う世界ランキング1位のネリー・コルダを筆頭に、同3位のリディア・コや同4位のパク・インビに加え、開幕戦を制したダニエル・カンや2位に入ったブルック・ヘンダーソン、前回大会2位のレクシー・トンプソンら世界ランキングトップ20から13名が参戦。また、若手の注目として、タイの18歳アタヤ・ティティクルやアメリカの20歳イエリミ・ノーも出場します。
日本からは、ともに開幕戦から2連戦となる2021年シーズン2勝の畑岡奈紗と2021年の全米女子オープンを制した笹生優花に加え、2021年12月に行われた最終予選会を通過した古江彩佳が、LPGAツアー・ルーキーとして出場します。
ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ 開催会場
【アメリカ・フロリダ州ボカラトン】
ボカ・リオ・ゴルフクラブ(Boca Rio Golf Club)
コース | Yardage | Par |
ボカ・リオ・ゴルフクラブ (Boca Rio Golf Club) |
6,701 | 72 |
アメリカ・フロリダ州の東海岸デルレイ・ビーチの南、住宅街の中にある「ボカ・リオ・ゴルフクラブ」は、伝統と豪華なクラブハウスを備える壮大で美しい伝統のあるプライベートコースとなっています。
1967年に設立、同年に世界的な建築家ロバート・ボン・ヘギーによって設計され、オープンした歴史のあるコースは、2017年にジム・ネーゲルによって改修が行われ、2020年にLPGAツアー「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」を開催しています。
【特徴のあるホール】
・7番Par4:距離のある右ドッグレッグのホール。
・9番Par4:最も美しいホール。
・11番Par4:狭く長いホール。
・14番Par4:90度に曲がる左ドッグレッグのホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:ラティチュード36・バミューダ
・ラフ:ラティチュード36・バミューダ
・グリーン:ティフイーグル・バミューダ
ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ スケジュール
2022年1月27日(木)~1月30日(日)
1月27日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
1月28日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
1月29日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
1月30日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ 賞金
【賞金総額】
$2,000,000
【優勝賞金 】
$300,000
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した120名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2022年1月24日時点
ネリー・コルダ(Nelly Korda)
国籍:アメリカ
生年月日:1998年7月28日(23歳)
身長:177.8cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:7勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:1勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2013年に15歳で全米女子オープンに出場、17歳となった2015年には、ハーダー・ホール・ウィメンズ・インビテーショナルを受賞するなど、アマチュア時代から活躍し、プロに転向した2016年からLPGAツアーの下部ツアーに当たるSymetra Tourに参戦、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、LPGAツアーで6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Taiwan Swinging Skirts LPGA presented by CTBC」でツアー初優勝を飾ると、2019年シーズンには「ISPS Handa Women’s Australian Open」と連覇を果たした「Taiwan Swinging Skirts LPGA presented by CTBC」を含む年間2勝をあげ、ソルハイムカップのアメリカ代表にも選ばれました。
その後、2021年シーズンには、6月に行われたメジャー・トーナメント「全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー初タイトルを獲得、8月に行われた「東京オリンピック」でもゴールド・メダリストに輝くなど、LPGAツアーで年間4勝をあげ、世界ランキング1位に上り詰めました。
長身を活かしたスウィングから放たれる飛距離とアイアンショットの精度は、ツアー屈指の実力を誇ります。課題とされるアプローチとパッティングも改善されつつあり、全体的にレベルの高いゴルフとなっています。
2021年シーズンは、平均飛距離7位(275.12y)パーオン率5位(77.24%)と抜群のショット力を活かしたプレーで、1ラウンドあたりの平均スコア1位(68.77)と高いスコアリング・アベレージを誇り、4勝を挙げ、賞金ランキング2位、世界ランキングでは1位に輝いています。
2022年シーズンは、開幕戦に出場し、最終日は崩れたものの、4位タイと好スタートを切っています。
2020年大会の初出場から3年連続3回目の出場となる今大会での成績は、2021年大会の優勝が最高成績であり、今大会では連覇の期待がかかります。
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(23歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:5勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年と2016年のIMGアカデミー・世界ジュニア選手権で日本人初の2連覇を達成し、2016年の日本女子オープンで優勝、JLPGAのメジャー選手権で史上初のアマチュアで最年少18歳のチャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Walmart NW Arkansas Championship presented by P&G」でトーナメント・レコードの通算21アンダーでツアー初優勝を飾ると、年間2勝をあげる活躍を見せ、獲得賞金も100万ドルを超えました。
その後、2019年シーズンには、「Kia Classic」でツアー3勝目、2021年シーズンも2勝を飾り、LPGAツアー通算5勝をあげるものの、2018年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」と2021年の「全米女子オープン」でともにプレーオフで敗れるなど、メジャータイトルには、惜しくも手が届いていません。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ショートゲームとパッティングのクオリティの高さが持ち味です。一方でショットには課題が残っています。
2021年シーズンは、平均飛距離53位(260.67y)パーオン率49位(71.61%)平均パット26位(29.70)とショット・パッティングともに上位ではなく、1ラウンドあたりの平均スコア25位(70.46)だったものの、優勝2回と全米女子オープンでもプレーオフを戦うなど、5月以降は内容も良くなっていました。
2022年シーズンは、開幕戦に出場し、ショット・パッティングともに精彩を欠き、18位タイで終えています。
2020年大会の初出場から3年連続3回目の出場となる今大会での成績は、2020年大会の2位が最高成績です。
笹生 優花(Yuka Saso)
国籍:日本
生年月日:2001年6月20日(20歳)
身長:166.0cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年のアジアン・ゲームズ(アジア大会)にフィリピン代表の一員として出場し、ゴールド・メダルを獲得。翌年の2019年には、オーガスタ・ナショナル女子アマチュア・ゴルフ選手権で3位タイに入り、ガールズ・ジュニアPGAチャンピオンシップでは優勝を飾るなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後の2020年には、JLPGAツアーで2勝を挙げる活躍を見せています。
その後、キム・アリム(2020年 全米女子オープン)、ソフィア・ポポフ(2020年 AIG全英女子オープン)、渋野日向子(2019年 AIG全英女子オープン)に続き、3年ぶりに非会員として、2021年の「全米女子オープン」でメジャー・トーナメント優勝という快挙を達成、LPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2021年シーズン途中から世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、2年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアーに本格参戦してからは、4回のトップ10フィニッシュを飾るなど、安定した成績を残しています。
身長は決して大きくないが、平均飛距離270ヤードを超える力強いティーショットと深いラフからでも方向性を出せる正確なアイアンショット、ショートゲームの多彩さなど高いレベルのゴルフを見せています。
2021年シーズンは、平均飛距離12位(271.95y)平均パット7位(29.09)サンドセーブ率1位(63.64%)1ラウンドあたりの平均スコア4位(69.36)と特徴が活かされた数値となっており、最終戦のCMEグループ・ツアーチャンピオンシップにも出場、賞金ランキングも6位、世界ランキングではトップ10に入るなど、素晴しい活躍を見せています。
2022年シーズンは、開幕戦に出場し、6位と好スタートを切っています。
初出場となる今大会でどの様なプレーを見せるのか注目です。
パティ・タヴァタナキット(Patty Tavatanakit)
国籍:タイ
生年月日:1999年10月11日(22歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
UCLAで7回の優勝とWGCAのオール・アメリカンのファースト・チームに2度選出、2018年の全米女子オープンで5位タイに入り、ローアマチュアを獲得するなど、アマチュア時代から活躍し、プロに転向した2019年からLPGAツアーの下部ツアーに当たるSymetra Tourに参戦、3週連続優勝を果たし、平均スコア(69.382)、Par4の平均スコア(3.931)、Par5の平均スコア(4.583)で1位を獲得。2019年の「Gaelle Truet Rookie of theYear」に選ばれ、賞金ランキングで2位に入り、2020年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、3年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー1年目は、14試合に出場し、トップ10入り1回、予選落ち7回と結果を残せなかったが、2年目となる2021年シーズンに才能が開花。4月に行われた「ANA Inspiration」で大会4人目となる完全優勝(wire-to-wire)を達成し、メジャー・トーナメント優勝という快挙とともに、LPGAツアー初優勝を飾りました。
その後も安定した活躍を続け、優勝1回を含むトップ10入り10回を記録し、「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」と「Rolex ANNIKA Major award」を受賞しました。
体格は決して大きくないが、ゆっくりとしたテイクバックから一気にフリ抜かれるティーショットの平均飛距離は、ツアー屈指の270yを越え、飛んで曲がらない安定感も持っています。さらにショートゲームやパッティングも高いレベルにあります。
2021年シーズンは、平均飛距離8位(274.70y)に対して、パーオン率48位(71.62%)と低かったものの、平均パット11位(29.23)1ラウンドあたりの平均スコア11位(69.83)と高いスコアリング・アベレージを誇り、獲得賞金も100万ドルを超えました。
2022年シーズンは、開幕戦に出場し、13位タイで終えています。
2020年大会の初出場から3年連続3回目の出場となる今大会での成績は、2021年大会の5位タイが最高成績です。
古江 彩佳(Ayaka Furue)
国籍:日本
生年月日:2000年5月27日(21歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
ナショナル・チームで腕を磨き、2019年の富士通レディースで優勝、JLPGAツアー史上7人目のアマチュア・チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後も2019年1回、2020年3回、2021年3回とJLPGAツアーで7勝を挙げ、統合された2020-2021シーズンには「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝く活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして、1年目のシーズンを迎えます。
初出場となった2020年シーズンの「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、2021年シーズンに行われた2つのメジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン」と「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」では、それぞれ20位タイとキャリア最高の4位に入っています。
その後、2021年12月に行われたLPGAのQシリーズ(予選会)を7位で通過、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
フェアウェイを外さない正確なティーショットと安定感のあるショートアイアン、そして最大の持ち味は、パッティングのクオリティの高さと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは、今大会が初戦となります。
初出場となる今大会でどの様なプレーを見せるのか注目です。
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ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオのテレビ放送
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンドLIVE配信!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!
【BS放送】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
生:生中継
1月28日(金) 第1日
01:30~04:45
WOWOWライブ 生
1月29日(土) 第2日
01:30~04:45
WOWOWライブ 生
1月30日(日) 第3日
01:30~05:00
WOWOWライブ 生
1月31日(月) 第4日 (最終日)
04:30~8:30
WOWOWライブ 生
【動画配信】WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
・1月28日(金) 01:30~04:15 同時配信
・1月27日(木) 21:30~26:53 専用カメラ(畑岡奈紗・古江彩佳)
・1月29日(土) 01:30~04:15 同時配信
・1月29日(土) 02:00~07:23 専用カメラ(畑岡奈紗・古江彩佳)
・1月30日(日) 01:30~05:00 同時配信
・1月29日(土) 22:55~04:50 専用カメラ(畑岡奈紗・笹生優花、古江彩佳)
・1月31日(月) 04:30~07:10 同時配信
・1月31日(月) 01:10~06:46 専用カメラ(畑岡奈紗・笹生優花、古江彩佳)
※日本人選手の専用カメラによる配信、見逃し配信についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。
【動画配信】GOLFTV
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
1月28日(金) 第1日
01:30~04:30
1月29日(土) 第2日
01:30~04:30
1月30日(日) 第3日
01:30~04:30
1月31日(月) 第4日 (最終日)
04:00~07:00
ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ 試合結果
コース | Yardage | Par |
ボカ・リオ・ゴルフクラブ (Boca Rio Golf Club) |
6,701 | 72 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:43(21:43)
B.アルトマーレ/古江彩佳/A.ティティクル
07:54(21:54)
J.コルダ/G.ホール/B.リンシコム
08:05(22:05)
D.カン/B.M.ヘンダーソン/A.ジュタヌガーン
08:16(22:16)
M.サグストロム/J.クプチョ/L.マグワイア
12:07(02:07)
M.カストレン/A.ユーイング/A.イン
12:40(02:40)
Y.ノー/キム・アリム/チェ・ナヨン
10番ホールスタート
07:54(21:54)
チョン・インジ/A.アーンスト/畑岡奈紗
12:18(02:18)
笹生優花/P.タヴァタナキット/G.ロペス
12:29(02:29)
L.トンプソン/N.コルダ/L.コ
12:40(02:40)
K.ウェブ/スヒョン・オー/パク・インビ
12:51(02:51)
M.ファッシ/A.リー/P.リンドベリ
※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間1月27日(木)の07:10だと日本時間1月27日(木)の21:10あたり、現地時間1月27日(木)の13:13だと日本時間1月28日(金)の03:13になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | リディア・コ | -9 | 63 |
2 | ダニエル・カン | -7 | 65 |
3 | アディティ・アショク | -6 | 66 |
T4 | モード=エイミー・ルブラン | -5 | 67 |
イ・ジョンウン6 | -5 | 67 | |
笹生 優花 | -5 | 67 | |
チャーリー・ハル | -5 | 67 | |
チェ・ヘジン | -5 | 67 | |
畑岡 奈紗 | -5 | 67 | |
ジェリーナ・メンドーサ | -5 | 67 | |
T25 | 古江 彩佳 | -3 | 69 |
【詳細】
笹生 優花
6バーディ、1ボギー(67)
畑岡 奈紗
5バーディ(67)
古江 彩佳
5バーディ、2ボギー(69)
11時30分時点での天候は、晴れ、気温24.0℃、湿度76%、風速2.8m/s(北西)というコース・コンディションの中、120名による予選ラウンド1日目が行われた。
グリーンも柔らかく、止まるコンディションの中、プリファード・ライによる予選ラウンド1日目を終えてトップに立ったのは、メジャー2勝を含むLPGAツアー16勝のリディア・コ。
開幕戦で10位タイと上々の滑り出しを切ったリディア・コは、10番Par5でバーディと好スタートを切ると、195yと距離のある難しい13番Par3から3連続バーディ、その後は数多くのチャンスを逃したものの、前半スコアを4つ伸ばして折り返す。後半に入り、1番Par5から3連続バーディと勢いを増すと、6番Par3と8番Par5でもバーディを奪うなど、フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(26)とショット・パッティングともにかみ合った安定感抜群のプレーを見せ、ボギーフリーとなる9バーディ(63)をマーク、9アンダートップで初日のラウンドを終えた。
2010年の宮里藍以来となる開幕2連勝を狙うダニエル・カンが、17番Par3で9Iでのティーショットがカップに入ってから飛び出してピンに当たるスーパーショットを見せてバーディを奪うなど、ショットとパット数(24)と持ち味のパッティングを活かしたプレーで、8バーディ、1ボギー(64)でラウンドし、7アンダー2位につけた。
トップと3打差の3位には、パット数(33)とパッティングが決まらなかったものの、フェアウェイキープ率100.00% (14/14)、パーオン率94.44% (17/18)と安定したショットで7バーディ、1ボギー(65)でラウンドしたアディティ・アショクが、6アンダーでつけた。
10番Par5でバーディと好スタートを切った笹生優花は、15番Par4と17番Par3でも強気のパットを決めてバーディを奪い、前半を折り返す。後半に入り、1番Par5でバーディ、2番Par4をボギーとしたものの、6番Par3と8番Par5でバーディを奪い、6バーディ、1ボギー(67)とスコアを5つ伸ばし、5アンダー5位タイで初日のラウンドを終えた。
開幕戦と打って変わって、フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(27)とショット・パッティングともに安定したプレーを見せた畑岡奈紗は、出だしの10番Par5でのバーディとはいかなかったものの、12番Par4でバーディを先行させると、14番Par4では、フリンジからのパットを決めてバーディ、16番Par5でも3打目をピンそばにつけバーディを奪い、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入り、5ホール連続パーで迎えた6番Par3をバーディとすると、8番Par5でも確実にバーディを奪い、初日はボギーフリーとなる5バーディ(67)でラウンド、5アンダー・5位タイと好スタートを切った。
ルーキーとしてLPGAツアー初戦を迎えた古江彩佳は、優しい1番Par5をパーでスタート。2番Par4で2打目をミスしたものの、手前のバンカーから飛び跳ねたボールがピンに絡むラッキーショットとなり、バーディを先行させると、続く3番Par3でも距離のある左に曲がるラインを読み切って連続バーディ、4番Par4でボギーを叩いたものの、あわやホールインワンかと思われるスーパーショットを放った6番Par3と8番Par5でバーディを奪い、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入り、パープレーが5ホール続いた後の15番Par4でバーディを奪ったものの、距離のある難しい最終18番Par4で残り195yある2打目をパーオン出来ず、アプローチのミスからボギーフィニッシュ。5バーディ、2ボギー(69)と持ち味の安定したティーショットとパッティングでスコアを3つ伸ばし、3アンダー・25位タイで初日のラウンドを終えた。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:54(21:54)
笹生優花/P.タヴァタナキット/G.ロペス
08:05(22:05)
L.トンプソン/N.コルダ/L.コ
08:16(22:16)
K.ウェブ/スヒョン・オー/パク・インビ
12:18(02:18)
チョン・インジ/A.アーンスト/畑岡奈紗
10番ホールスタート
07:43(21:43)
M.カストレン/A.ユーイング/A.イン
08:05(22:05)
イ・ジョンウン6/M.ハリガエ/R.オトゥール
08:16(22:16)
Y.ノー/キム・アリム/チェ・ナヨン
12:07(02:07)
B.アルトマーレ/古江彩佳/A.ティティクル
12:18(02:18)
J.コルダ/G.ホール/B.リンシコム
12:29(02:29)
D.カン/B.M.ヘンダーソン/A.ジュタヌガーン
12:40(02:40)
M.サグストロム/J.クプチョ/L.マグワイア
※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間1月28日(金)の07:10だと日本時間1月28日(金)の21:10あたり、現地時間1月28日(金)の13:13だと日本時間1月29日(土)の03:13になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | ダニエル・カン | -11 | 68 |
リディア・コ | -11 | 70 | |
T3 | ジョディ・エワート・シャドフ | -7 | 69 |
笹生 優花 | -7 | 70 | |
T5 | モルガン・メトロー | -6 | 66 |
ブロンテ・ロー | -6 | 70 | |
畑岡 奈紗 | -6 | 71 | |
チャーリー・ハル | -6 | 71 | |
アディティ・アショク | -6 | 72 | |
T10 | セリーヌ・ブティエ | -5 | 67 |
パティ・タヴァタナキット | -5 | 68 | |
スヒョン・オー | -5 | 70 | |
ブルック・ヘンダーソン | -5 | 71 | |
マリナ・アレックス | -5 | 71 | |
チェ・ヘジン | -5 | 72 | |
モード=エイミー・ルブラン | -5 | 72 | |
T26 | 古江 彩佳 | -3 | 72 |
【詳細】
笹生 優花
4バーディ、2ボギー(70)
畑岡 奈紗
5バーディ、4ボギー(71)
古江 彩佳
2バーディ、2ボギー(72)
予選CUTライン:+1
パク・インビ、M.カストレン、A.ジュタヌガーン、Y.ノーは、予選落ちとなりました。
11時30分時点での天候は、くもり、気温18.0℃、湿度91%、風速5.8m/s(西)というコース・コンディションの中、119名(1名棄権)による予選ラウンド2日目が行われた。
予選ラウンド2日目を終えてトップに並んだのは、2010年の宮里藍以来となる開幕2連勝を狙うダニエル・カンと初日にコース・レコードタイに1打と迫る9アンダー(63)をマークしたメジャー2勝を含むLPGAツアー16勝のリディア・コ。
10番Par5からスタートしたダニエル・カンは、13番Par3と14番Par4で連続バーディを奪うと、風の強いコンディションの中、10番と16番のPar5では、スコアを伸ばせなかったものの、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半に入り、1番Par5でバーディ、続く2番Par4をボギーとして迎えた8番Par5と9番Par4の上がり2ホールを連続バーディでフィニッシュ。2日目も5バーディ、1ボギー(68)とスコアを4つ伸ばし、通算11アンダートップタイで決勝ラウンド進出を決めた。
初日、コースレコードに1打差と迫る(63)をマークし、好スタートを切ったリディア・コは、難しいコンディションの中、3番Par3でティーショットをピンそばにつけ、バーディを先行させる。7番Par4をボギーとして迎えた9番Par4でも安定したショットでピンそばにつけ、バーディを奪うと、前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半に入り、11番Par4で先にボギーを叩いたものの、14番Par4で距離のある右に切れるラインを読み切りバーディを奪うと、17番Par3でもバーディパットを決めて盛り返し、4つあるPar5で1つもスコアを伸ばせなかったものの、4バーディ、2ボギー(70)でスコアをまとめ、通算11アンダー・トップタイで2日目のラウンドを終えた。
トップと4打差の4位タイからスタートした笹生優花は、2番Par4の2打目をピンそばにつけてバーディ発進。しかし、4番Par4でグリーン手前からのアプローチが大きくオーバーし、距離のあるパーパットも決めることが出来ずボギー。その後は、8番Par5でグリーン手前から3打目のアプローチを確実によせてバーディを奪い、前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半の10番Par5でも8番Par5同様、3打目のアプローチをよせてバーディ、12番Par4、13番Par3、14番Par4とパーオン出来なかったものの、パッティングで凌ぎ、パーをセーブ。15番Par4でバーディを奪って迎えた最終18番Par4でティーショットを右サイドに曲げると、ボールに泥がついたままの2打目をグリーン右奥に外し、アプローチからの短いパーパットを決めきれずボギーとしたものの、2日目も4バーディ、2ボギー(70)とスコアを2つ伸ばし、ジョディ・エワート・シャドフとともに通算7アンダー・トップと4打差の3位タイで決勝ラウンドに進んだ
1番Par5でバーディと好スタートを切った畑岡奈紗は、4番Par4でもバーディを奪い、勢いに乗るかと思われたが、6番Par3でバンカーからのアプローチが寄せきれずボギーとすると、7番Par4でも2打目をミスし、3打目のアプローチも寄らず連続ボギー。8番Par5で3打目をピンそばにつけバーディを奪ったものの、9番Par4でボギーを叩き、リズムに乗れないまま、前半を折り返す。後半のスタートから5ホールをパーで通過し、迎えた15番Par4でも3打目のアプローチをミスしてバンカー、4オン1パットのボギー。しかし、上がりの17番Par3でロングパットを決めてバーディを奪うと18番Par4でもバーディを奪い、5バーディ、4ボギー(71)とスコアを1つ伸ばし、通算6アンダー・5位タイで2日目のラウンドを終えた。
10番Par5からスタートした古江彩佳は、11番Par4で2打目をミスし、3打目のバンカーショットからのパーパットを決めきれずボギー、12番Par4でバーディを奪い、バウンスバックに成功するが、13番Par3でティーショットを右サイドに外すと、アプローチも寄せきれずボギー。その後も何とかピンチをパーで凌ぎ、前半を折り返す。後半も数少ないチャンスを活かせないまま、迎えた8番Par5でバーディを奪い、2日目はショットに安定感を欠き、スコアを伸ばせなかったものの、2バーディ、2ボギー(72)でまとめ、通算3アンダー・26位タイで決勝ラウンドに進んだ。
大会3日目(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:43(21:43)
P.デラクール/古江彩佳/A.ユーイング
07:54(21:54)
イ・ジョンウン6/アン・ナリン/キム・アリム
08:05(22:05)
チョン・インジ/S.ルイス/N.コルダ
08:38(22:38)
B.M.ヘンダーソン/M.アレックス/チェ・ヘジン
08:49(22:49)
C.ブティエ/P.タヴァタナキット/スヒョン・オー
09:00(23:00)
畑岡奈紗/C.ハル/A.アショク
09:11(23:11)
笹生優花/M.メトロー/B.ロー
09:22(23:22)
D.カン/L.コ/J.E.シャドフ
10番ホールスタート
07:10(21:10)
P.パットラム/A.ティティクル/L.ヨハンソン
※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間1月29日(土)の07:10だと日本時間1月29日(土)の21:10あたり、現地時間1月29日(土)の09:22だと日本時間1月29日(土)の23:22になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | リディア・コ | -11 | 72 |
2 | ダニエル・カン | -9 | 74 |
3 | セリーヌ・ブティエ | -8 | 69 |
T4 | チャーリー・ハル | -7 | 71 |
笹生 優花 | -7 | 72 | |
6 | 畑岡 奈紗 | -5 | 73 |
T7 | 古江 彩佳 | -4 | 71 |
ステイシー・ルイス | -4 | 72 | |
チェ・ヘジン | -4 | 73 | |
T10 | アリー・ユーイング | -3 | 72 |
レクシー・トンプソン | -3 | 73 | |
チョン・インジ | -3 | 73 | |
パティ・タヴァタナキット | -3 | 74 | |
ブルック・ヘンダーソン | -3 | 74 | |
モード=エイミー・ルブラン | -3 | 74 | |
ジョディ・エワート・シャドフ | -3 | 76 |
【詳細】
笹生 優花
3バーディ、3ボギー(72)
畑岡 奈紗
3バーディ、4ボギー(73)
古江 彩佳
3バーディ、2ボギー(71)
11時30分時点での天候は、晴れ、気温12.0℃、湿度38%、風速11.6m/s(北西)というコース・コンディションの中、74名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えてトップをキープしたのは、初日からトップに立っているメジャー2勝を含むLPGAツアー16勝のリディア・コ。
寒さと強風が吹き荒れるコンディションの中、トップタイでスタートしたリディア・コは、出だしからの6ホールをパーで通過し、迎えた7番Par4で最初のボギーを叩き、トップに2打差をつけられて前半を折り返す。後半スタートの10番Par5で3打目をピンそばにつけバーディを奪い、スコアをスタート時点に戻すと、その後は14番Par4のピンチを凌ぐなどスコアを伸ばすことなく最終18番Par4を迎える。そしてティーショットをバンカーに打ち込むと、2打目はグリーンサイド左のバンカー、難しいライからのバンカーショットを寄せきれなかったものの、距離のある左に曲がるラインを読み切り、パーでホールアウト。フェアウェイキープ率50.00% (7/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(31)と粘りのプレーで1バーディ、1ボギー(72)でラウンド、スタート時のスコアをキープし、通算11アンダートップで3日目を終えた。
リディア・コと並び、トップタイでスタートしたダニエル・カンは、4番Par4でバーディを奪うと、続く5番Par4をボギーとしたものの、6番Par3でティーショットをピンハイにつけバーディを奪い、2位に2打差をつけ前半を終える。しかし後半に入ると流れは一遍。10番Par5でバンカーからの素晴らしいアプローチを活かせずボギーを叩くと、14番Par4と15番Par4で連続ボギー。その後は踏ん張りを見せ、上り3ホールをパーでフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(30)とショット・パッティングともに良くなく、2バーディ、4ボギー(74)とスコアを2つ落とし、通算9アンダー2位で3日目を終えた。
フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(29)と安定したプレーを見せたセリーヌ・ブティエは、出だしの1番Par5でバーディを先行させると、その後はパープレーを継続。後半12番Par4で2つ目のバーディを奪うと、16番Par5でもバーディ。難しいコンディションの中、ボギーフリーとなる3バーディ(69)でラウンド、ただ1人60台をマークし、通算8アンダートップと3打差の3位に浮上した。
トップと4打差の3位タイからスタートした笹生優花は、1番Par5の3打目を確実に寄せてバーディを先行させるも2番Par4とアプローチを寄せきれなかった5番Par4でボギー、7番Par4のチャンスも活かせず、前半スコアを1つ落として折り返す。後半の10番Par5でバンカーから寄せきれずボギーとしたものの、11番Par4でのピンチを凌いだことで流れが変わり、12番Par4のバンカーから強く出た3打目がピンに当たりカップイン。運も味方につけると、最終18番Par4でも下りの左に曲がるラインを読み切りバーディ。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(29)ながら、3バーディ、3ボギー(72)でまとめ、通算7アンダー、チャーリー・ハルと並び、4位タイで3日目のラウンドを終えた。
トップと5打差の5位タイからスタートした畑岡奈紗は、出だしの1番Par5で3オンしながら短いパーパットを外して3パットのボギーを叩くと、4番Par4でバーディを奪い、スコアを戻したものの、5番Par4では、風の影響を受けたアプローチが寄らずボギー、続く6番Par3でもバンカーからのアプローチを寄せきれず連続ボギー。更に8番Par5でもボギーを叩き、流れの良くないままスコアを3つ落として前半を終える。後半に入り、13番Par3でロングパットを決めてバーディを奪うと、続く14番Par4では、強く打ち過ぎたロングパットがカップの縁に当たり、飛び跳ねてカップイン。運も味方につけ、この日フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(31)ながら、後半持ち直し、3バーディ、4ボギー(73)とスコアを1つ落とすに留め、通算5アンダー6位で3日目のラウンドを終えた。
2番Par4と3番Par3で共にピンハイにつけるショットで連続バーディと好スタートを切った古江彩佳は、7番Par4でボギーを叩いたものの、前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半、更に風が強くなっていく中、12番Par4でのチャンスを逃すと、14番Par4で追い風の中、下りのロングパットを打ちすぎて3パットのボギーを叩く。その後16番Par5でのチャンスは活かせなかったが、17番Par3でミドルパットを決めてバーディ。この日もフェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(30)と安定したショットで3バーディ、2ボギー(71)とスコアを1つ伸ばし、通算4アンダー7位タイで3日目のラウンドを終えた。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
10:56(00:56)
P.タヴァタナキット/B.M.ヘンダーソン/M-A.ルブラン
11:07(01:07)
A.ユーイング/L.トンプソン/チョン・インジ
11:18(01:18)
古江彩佳/S.ルイス/チェ・ヘジン
11:29(01:29)
C.ハル/笹生優花/畑岡奈紗
11:40(01:40)
L.コ/D.カン/C.ブティエ
10番ホールスタート
09:28(23:28)
K.タン/K.ウェブ/R.オトゥール
※時差:日本は14時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間1月30日(日)の09:28だと日本時間1月30日(日)の23:28あたり、現地時間1月30日(日)の11:40だと日本時間1月31日(月)の01:40になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | リディア・コ | -14 | 69 |
2 | ダニエル・カン | -13 | 68 |
3 | 笹生 優花 | -12 | 67 |
T4 | チャーリー・ハル | -11 | 68 |
セリーヌ・ブティエ | -11 | 69 | |
T6 | レクシー・トンプソン | -7 | 68 |
ブルック・ヘンダーソン | -7 | 68 | |
T8 | モード=エイミー・ルブラン | -6 | 69 |
ステイシー・ルイス | -6 | 70 | |
チェ・ヘジン | -6 | 70 | |
T18 | 古江 彩佳 | -3 | 73 |
T20 | 畑岡 奈紗 | -2 | 75 |
【詳細】
笹生 優花
6バーディ、1ボギー(67)
古江 彩佳
4バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(73)
畑岡 奈紗
3バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(75)
14時30分時点での天候は、晴れ、気温16.0℃、湿度26%、風速3.6m/s(北西)というコース・コンディションの中、74名による決勝ラウンド最終日が行われた。
初日からトップをキープし、混戦となった最終日を制したのは、メジャー2勝を含むLPGAツアー16勝を誇るリディア・コ。
出だしの1番Par5でロングパットを決めてバーディ、続く2番Par4でボギーとバタついたスタートとなったリディア・コだったが、その後は落ち着いたプレーでパーセーブを続け、前半を折り返す。後半に入り、11番Par4で右に曲がるミドルパットを決めてバーディを奪うと、15番Par4では大きく左に曲がるラインを完璧に読み切り、2打目のラッキーショットを好調なパッティングで活かした見事なバーディで単独トップに立つと、続く16番Par5でも素晴しいバンカーショットから連続バーディ。最終18番Par4でも見事なバンカーショットからパーをセーブし、最終日は4バーディ、1ボギー(69)とスコアを3つ伸ばし、通算14アンダーで優勝。LPGAツアー通算17勝を挙げ、殿堂入りに必要なポイントが、残り6ポイントとなった。
トップと2打差でスタートしたダニエル・カンは、出だしの1番Par5でミドルパットを決めてバーディを奪うと、3番Par3でも左に大きく曲がるラインを読み切りバーディ。トップタイで前半を終える。後半に入り、11番Par4ではショットをピンそばにつけてバーディ、続く12番Par4でもロングパットを決めて連続バーディを奪い、単独トップに浮上するも、13番Par3のティーショットをグリーンオーバーさせる大きなミスからアプローチを寄せきれず、痛恨のボギー。ここで一気に流れが変わり、15番Par4でバーディを決めたリディア・コに対して、14番と15番のPar4でのチャンスを活かせず、16番Par5ではバーディを奪い、最終日5バーディ、1ボギー(68)とスコアを4つ伸ばしたものの、通算13アンダー、1打及ばず、2010年の宮里藍以来となる開幕2連勝は成らなかった。
トップと4打差の4位タイからスタートした笹生優花は、出だしの1番Par5で短めのバーディパットを外したものの、2番Par4で上って下るロングパットを決めてバーディを先行させると、6番Par3ではピン奥からの距離のある下りの右に曲がるラインを読み切り、バーディを奪う。7番Par4で距離のある左に曲がる上りのラインをショートし、3パットのボギーを叩いたものの、8番Par5ではグリーン奥からの3打目のバンカーショットをチャンスにつけてバーディ、9番Par4でもグリーン左サイドのフリンジからの強めのロングパットがピンに当たりながらカップインと連続バーディ。前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入り、14番Par4でティーショットを左サイドの林に打ち込み、2打目は出すだけとピンチを迎えるものの、残り63yの3打目をピンそばにつける見事なショットを放ちパーセーブするなど、7ホールをパーで通過し、迎えた17番Par3でティーショットをピンそばにつける見事なショットでバーディ、最終18番Par4でも強気のパットを決めて連続バーディフィニッシュ。最終日は6バーディ、1ボギー(67)とスコアを5つ伸ばし、通算12アンダー3位で大会を終えた。
上位進出の期待がかかった古江彩佳は、相性の良い2番Par4で2打目をピンそばにつけバーディと幸先の良いスタートを切ったものの、続く3番Par3では3パットのボギー、4番Par4でロングパットを決めてバーディを奪うが、5番Par4では2打目をグリーン左サイドの難しいバンカーに入れ、3打目もグリーンオーバーと乱れてボギーとするなど、出入りの激しいプレーを展開する。その後はパープレーを続け、9番Par4で左に曲がるラインのミドルパットを決めてバーディを奪い、前半を折り返す。後半に入り、11番Par4で2打目を大きく左に曲げてボギーを叩くと、15番Par4ではバンカーからの2打目を池に打ち込み、ダブルボギー。16番Par5でグリーン左サイドのバンカーからの3打目がピンに当たるラッキーも重なり、バーディを奪ったものの、最終日は安定感のあるショットとパッティングに精彩を欠き、4バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(73)とスコアを1つ落とし、通算3アンダー18位タイでPGAツアー初戦を終えた。
笹生優花と同じ最終組の1つ前の組でラウンドした畑岡奈紗は、1番Par5で1.0m程の短いバーディパットを外した直後の2番Par4で残り119yの2打目をピン手前につけバーディを奪うと、4番Par4ではピン奥からの距離のあるバーディパットを決めるなど、好スタートを切ったものの、5番Par4でティーショットを左に曲げて2打目は出すだけとなり、最初のボギーを叩くと、7番Par4でもボギー。5番と6番では左、7番では右へとショットを曲げる場面が増え、前半を折り返す。後半に入り、11番Par4とアプローチをミスした13番Par3でもボギー。15番Par4でバーディを奪って盛り返したものの、17番Par3のティーショットをグリーンと池の間にある花壇の中に打ち込み、このホールでダブルボギー。アイアンショットの縦距離と左右の方向性の精度を欠いたプレーで、最終日3バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(75)とスコアを3つ落とし、通算2アンダー20位タイと順位を落として大会を終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
リディア・コ(Lydia Ko)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
88.89% (16/18) |
260.0y | 26 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
72.22% (13/18) |
266.0y | 29 |
ROUND3 | 50.00% (7/14) |
77.78% (14/18) |
250.0y | 31 |
ROUND4 | 50.00% (7/14) |
77.78% (14/18) |
274.0y | 29 |
TOTAL | 66.07% (37/56) |
79.17% (57/72) |
262.0y | 28 |
2位
ダニエル・カン(Danielle Kang)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
72.22% (13/18) |
258.0y | 24 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
66.67% (12/18) |
248.0y | 26 |
ROUND3 | 71.43% (10/14) |
61.11% (11/18) |
258.0y | 30 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
77.78% (14/18) |
271.0y | 28 |
TOTAL | 75.00% (42/56) |
69.44% (50/72) |
259.0y | 27 |
3位
笹生 優花(Yuka Saso)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
72.22% (13/18) |
280.0y | 27 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
61.11% (11/18) |
256.0y | 27 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
61.11% (11/18) |
268.0y | 29 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
77.78% (14/18) |
280.0y | 27 |
TOTAL | 71.43% (40/56) |
68.06% (49/72) |
271.0y | 27 |
18位タイ
古江 彩佳(Ayaka Furue)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
72.22% (13/18) |
241.0y | 28 |
ROUND2 | 85.71% (12/14) |
66.67% (12/18) |
251.0y | 30 |
ROUND3 | 92.86% (13/14) |
72.22% (13/18) |
240.0y | 30 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
254.0y | 32 |
TOTAL | 83.93% (47/56) |
73.61% (53/72) |
246.0y | 30 |
20位タイ
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 92.86% (13/14) |
77.78% (14/18) |
251.0y | 27 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
66.67% (12/18) |
253.0y | 29 |
ROUND3 | 92.86% (13/14) |
66.67% (12/18) |
261.0y | 31 |
ROUND4 | 85.71% (12/14) |
55.56% (10/18) |
271.0y | 29 |
TOTAL | 85.71% (48/56) |
66.67% (48/72) |
259.0y | 29 |
優勝したリディア・コは、アイアンショットの安定感に加え、決勝ラウンドでのバンカーショットを含めたショートゲームとパッティングが素晴しかった。2位に入ったダニエル・カンは、4日間通じてショット・パッティングともに良く、好調を維持していた。3位の笹生優花は、飛距離に加え、パッティングが決まっていた。古江彩佳は、数値的にはショットは良かった。畑岡奈紗は、アイアンショットの安定性に課題が残った。
※2022年大会(2022シーズン)
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