LPGA米国女子ツアー2020年シーズンの試合結果と最新の賞金ランキングトップ5をまとめました。
- 2020 賞金ランキング
- ダイヤモンドリゾート・トーナメント of チャンピオンズ
- ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ
- ISPSハンダ・ヴィック・オープン
- ISPSハンダ・オーストラリア女子オープン
- ホンダLPGAタイランド(中止)
- HSBC世界女子チャンピオンシップ(中止)
- ブルーベイLPGA(中止)
- ヴォルビック・ファウンダーズ・カップ(中止)
- ロッテ・チャンピオンシップ(延期)
- ヒューゲル=エアー・プレミア・LAオープン(延期)
- LPGAメディヒール・チャンピオンシップ(延期)
- ピュア・シルク・チャンピオンシップ(中止)
- ダウ・グレイト・レイクス・ベイ・インビテーショナル(中止)
- LPGAドライブ on チャンピオンシップ
- エビアン・チャンピオンシップ(中止)
- マラソン・クラシック
- アバディーン・スタンダード・インベストメンツ・スコットランド女子オープン
- AIG全英女子オープン
- ULインターナショナル・クラウン(中止)
- ウォルマートNWアーカンソー・チャンピオンシップ
- カナディアン・パシフィック女子オープン(中止)
- ANAインスピレーション
- キャンビア・ポートランド・クラシック
- キア・クラシック(中止)
- メイヤーLPGAクラシック(中止)
- ショップライトLPGAクラシック
- KPMG全米女子プロゴルフ選手権
- ビュイックLPGA上海(中止)
- LPGAドライブ on チャンピオンシップ=レイノルズ・レイク・オコニー
- BMWレディース・チャンピオンシップ(中止)
- スウィンギング・スカートLPGA台湾選手権(中止)
- TOTOジャパン・クラシック(中止)
- ペリカン女子チャンピオンシップ
- ボランティアズ of アメリカ・クラシック
- 全米女子オープン
- CMEグループ・ツアー・チャンピオンシップ
2020 賞金ランキング
※最終成績
RANK | 選手名/国 籍 | 獲得賞金 | 勝利数 |
1 | コ・ジンヨン Jin Young Ko 韓国(KOR) |
$1,667,925 | 1 |
2 | キム・セヨン Sei Young Kim 韓国(KOR) |
$1,416,993 | 2 |
3 | パク・インビ In Bee Park 韓国(KOR) |
$1,377,799 | 1 |
4 | ダニエル・カン Danielle Kang アメリカ(USA) |
$897,872 | 2 |
5 | 畑岡 奈紗 Nasa Hataoka 日本(JPN) |
$854,024 | 0 |
1月
ダイヤモンドリゾート・トーナメント of チャンピオンズ
(Yardage: 6,645 Par: 71)
日本からは畑岡奈紗、ただ1人の出場となった。
畑岡奈紗は安定したゴルフで通算7アンダー、4位タイで決勝ラウンドに進出した。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | パク・インビ | -13 | 67 |
2位(-11):キム・セヨン
3位(-10):畑岡奈紗
4位( -9):C.ブティエ
5位( -8):G.ロペス、B.ヘンダーソン
7位( -7):R.トンプソン
8位( -6):C.クラントン、A.スタンフォード、D.カン
首位から2打差の4位タイからスタートした畑岡奈紗がスコアを3つ伸ばし、通算10アンダーの単独3位につけた。首位には通算13アンダーでパク・インビが立った。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ギャビー・ロペス | -13 | 66 |
2T | 畑岡 奈紗 | -13 | 68 |
パク・インビ | -13 | 71 | |
4T | ハー・ミジョン | -12 | 63 |
ブルック・ヘンダーソン | -12 | 67 | |
6 | アニー・パーク | -11 | 64 |
7T | レクシー・トンプソン | –10 | 68 |
キム・セヨン | -10 | 72 | |
9 | セリーヌ・ブティエ | -9 | 71 |
10 | ネリー・コルダ | -8 | 67 |
首位からスタートしたパク・インビのスコアが伸びなかったことにより、首位に3人が並ぶ展開となり、ギャビー・ロペス、畑岡 奈紗、パク・インビのプレーオフでの決着となった。
3ホール目でパク・インビが脱落すると、互いにパーを重ね、5ホール目終了時点で日没サスペンデッド。決着は20日(月)に持ち越された。再開後トータル7ホール目でギャビー・ロペスが畑岡奈紗を振り切って、ツアー通算2勝目を飾った。畑岡奈紗は米国女子ツアー3度目のプレーオフで、すべて敗れる悔しい結果となった。
ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ
(Yardage: 6,701 Par: 72)
開幕戦2位の畑岡奈紗、横峯さくら、上原彩子に加え、今大会が米国女子ツアーデビュー戦となる河本結が出場する。河本結は2019年11月のファイナルQTで2020年シーズンのツアー出場権を獲得し、本格的な参戦となる。今大会は繰り上げで資格を得ての出場となった。
開幕戦に続き、好調を維持している畑岡奈紗は首位と2打差の通算8アンダー、3位タイで決勝ラウンドに進出。デビュー戦となる河本結も頼もしいプレーを展開し、横峯さくらと共に予選を通過した。上原彩子は予選を通過できなかった。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | マデリーン・サグストロム | -15 | 67 |
2位(-13):畑岡奈紗
3位(-12):D.カン、キム・セヨン
5位(-11):C.ブティエ、C.クラントン
7位(-10):M.ジュタヌガーン
8位( -8):リン・シユ、K.スピルコバ、B.ヘンダーソン、J.コルダ、J.ソング
3日目も好調を維持している畑岡奈紗はスコアを伸ばし単独2位に浮上した。デビュー戦で決勝ラウンドに進出した河本結も素晴らしいゴルフを展開し、6アンダー、16位タイで3日目を終えた。横峯さくらは46位タイ。優勝争いは混戦の様相を呈してきた。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | マデリーン・サグストロム | -17 | 70 |
2 | 畑岡 奈紗 | -16 | 69 |
3 | ダニエル・カン | -15 | 69 |
4 | セリーヌ・ブティエ | -13 | 70 |
5 | キム・セヨン | -11 | 73 |
6T | モリヤ・ジュタヌガーン | -10 | 72 |
シドニー・クラントン | –10 | 73 | |
8T | 河本 結 | -9 | 69 |
クララ・スピルコバ | -9 | 71 | |
ジェシカ・コルダ | -9 | 71 |
大混戦となった最終日は、2日目に首位に立ったマデリーン・サグストロムが最後まで首位を譲らず、通算17アンダーで優勝し、ツアー初勝利を飾った。畑岡奈紗は1打及ばず、開幕戦に続き、悔しい2位となった。デビュー戦で見事なトップ10フィニッシュを果たした河本結の今後も楽しみである。横峯さくらは最終日スコアを大きく崩し63位タイで大会を終えた。
2月
ISPSハンダ・ヴィック・オープン
(Yardage: 6,625 Par: 72)
米国女子ツアーと豪女子ツアーの共催大会となる今大会は、予選36ホールを終え上位60人が第3ラウンドへ進み、54ホールを終えた上位35人が最終ラウンドに進出するという通常とは変わった方式で行われる。日本からは河本結、横峯さくら、山口すず夏、杉原彩花、上原彩子、野村敏京、笹生優花と数多くの選手がエントリーした。
数多くの日本人がエントリーしたが、期待の河本結を含む6人が予選を通過できなかった。そんな中、ただ1人3日目に進出した山口すず夏のプレーにも注目したい。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | チョ・アヤン | -12 | 70 |
2位(-11):M.サグストロム
3位(-10):A.シャープ
4位( -9):パク・ヒヨン
5位( -8):ユ・ソヨン、サイ・ペイイン
7位( -7):ミンジー・リー
8位( -6):S.メドウ、P.パットラム、L.ストロム
日本勢で唯一、決勝ラウンド3日目に進んだ山口すず夏は、強風が吹く厳しいコンデションのなか1バーディ、2ボギーの(73)と粘りのゴルフを展開。通算2アンダー、33位タイで最終ラウンド進出を決めた。
通算12アンダー単独首位にはツアー初優勝を狙うチェ・アヤン。1打差の2位には2週連続優勝を狙うマデレーン・サグストロムがつけている。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | パク・ヒヨン | -8 | 73 |
2T | チェ・ヘジン | -8 | 69 |
ユ・ソヨン | -8 | 72 | |
4T | レオナ・マグワイア | -7 | 70 |
リネア・ストロム | -7 | 71 | |
6T | スヒョン・オー | -6 | 68 |
ロビン・チェ | -6 | 71 | |
ミンジー・リー | -6 | 73 | |
9T | クリスティーナ・キム | -5 | 70 |
アレーナ・シャープ | -5 | 77 |
強風が吹き荒れる厳しいコンデションのなか、韓国勢3名(パク・ヒヨン、チェ・ヘジン、ユ・ソヨン)が通算8アンダーで並んでホールアウト。プレーオフに突入する。18番で繰り返し行われたプレーオフの2ホール目でユ・ソヨンが脱落。4ホール目でパーセーブしたパク・ヒヨンが、チェ・ヘジンを振り切って今シーズン初勝利、通算3勝目を挙げた。
単独首位からスタートしたチョ・アヤン、マデリーン・サグストロムは、ともに大きくスコアを崩し(9オーバー(81))順位を落とし、大会を終えた。
山口すず夏も(79)とスコアを崩し、通算5オーバー単独39位で4日間を終えた。
ISPSハンダ・オーストラリア女子オープン
(Yardage: 6,633 Par: 73)
河本結、上原彩子、横峯さくら、野村敏京、山口すず夏、原英莉花、吉田優利、笹生優花と前週に続き数多くの日本勢がエントリー。
原英莉花、上原彩子、笹生優花の3選手が予選を通過する一方で、今シーズンから本格参戦し期待の高い河本結は2週連続の予選落ちとなった。また、2016年大会覇者で復活の期待もかかる野村敏京も結果を残すことが出来ず、横峯さくら、吉田優利、山口すず夏らとともに予選落ちとなった。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | パク・インビ | -15 | 68 |
2位(-12):チョ・アヤン
3位(-11):M.アレックス
4位(-10):P.デラクール、C.ブティエ
6位( -9):E.ゾコル、M.ファッシ、リウ・ユ、M.サグストロム
10位( -8):C.キム、A.オルソン、B.アルトマーレ、ユ・ソヨン
決勝ラウンド3日目は、ツアー通算20勝目を狙うパク・インビが安定したゴルフを見せ、2位に3打差をつけて単独トップに立った。2位にはここまで調子が良く、初優勝を狙うチョ・アヤンが続いた。
日本勢は原英莉花が通算4アンダー、31位タイ。笹生優花が通算3アンダー、39位タイ、上原彩子が通算2アンダー、47位タイで最終日を迎える。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | パク・インビ | -14 | 74 |
2 | エイミー・オルソン | -11 | 70 |
3 | ペリーヌ・デラクール | -10 | 73 |
4T | リウ・ユ | -9 | 73 |
マリナ・アレックス | -9 | 75 | |
6T | クリスティ・カー | -8 | 69 |
イ・ミヒャン | -8 | 72 | |
セリーヌ・ブティエ | -8 | 75 | |
チョ・アヤン | -8 | 77 | |
10T | リゼット・サラス | -7 | 72 |
ジョディ・エワート・シャドフ | -7 | 72 | |
クリスティーナ・キム | -7 | 74 |
大会2日目にトップに立ったパク・インビが、最終日も無難にスコアをまとめて最後までトップを譲らず、通算14アンダーで優勝。これでツアー通算20勝目を手にした。3打差の単独2位からスタートしたチョ・アヤンは前週に続きスコアを崩し、ツアー初優勝はお預けとなった。
日本勢は原英莉花、笹生優花が通算4アンダー、25位タイ。上原彩子は通算イーブンパー、55位タイで4日間を終えた。
ホンダLPGAタイランド(中止)
(Yardage: 6,576 Par: 72)
HSBC世界女子チャンピオンシップ(中止)
(Yardage: 6,718 Par: 72)
3月
ブルーベイLPGA(中止)
(Yardage: 6,675 Par: 72)
ヴォルビック・ファウンダーズ・カップ(中止)
(Yardage: 6,656 Par: 72)
4月
ロッテ・チャンピオンシップ(延期)
(Yardage: 6,397 Par: 72)
ヒューゲル=エアー・プレミア・LAオープン(延期)
(Yardage: 6,450 Par: 71)
LPGAメディヒール・チャンピオンシップ(延期)
(Yardage: 6,551 Par: 72)
5月
ピュア・シルク・チャンピオンシップ(中止)
(Yardage: 6,445 Par: 71)
6月
開催される大会はありません
7月
ダウ・グレイト・レイクス・ベイ・インビテーショナル(中止)
(Yardage: 6,256 Par: 70)
LPGAドライブ on チャンピオンシップ
(Yardage: 6,852 Par: 72)
世界ランキング上位の韓国選手の多くが不参加ながら、世界ランキング2位のネリー・コルダを始め、レクシー・トンプソンやミンジー・リー、ダニエル・カンなどの上位選手が顔を揃えた。日本からは河本結、野村敏京、山口すず夏が出場した。
大会初日はアンダーパーが18人しかいない厳しい条件の中、世界ランキング4位のダニエル・カンが通算6アンダーのトップに立った。世界ランキング2位のネリー・コルダは4オーバー、80位タイと大きく出遅れ、世界ランキング9位レクシー・トンプソンも1オーバーの28位タイで1日目を終えた。日本勢は、河本結が素晴しいプレーをみせ、2アンダー、8位タイと好発進する一方、野村敏京・山口すず夏がともに6オーバー、102位タイと大きく出遅れた。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | セリーヌ・ブティエ | -5 | 71 |
ジョディ・エワート・シャドフ | -5 | 72 | |
ダニエル・カン | -5 | 73 |
4位(-3):S.シュメルツェル、河本結
6位(-2):S.バーナム、A.オルソン、ミンジー・リー、L.A.ペース
10位(-1):K.タン、M.ハリガエ、パク・ヒヨン
大会2日目は、雨による中断があるなど厳しい悪天候のなか行われ、世界ランキング4位のダニエル・カンを含む3人が5アンダーでトップに並んだ。日本勢では2020年シーズンのツアールーキー河本結が厳しいコンデションのなか、2バーディ、1ボギー(71)で回り、通算3アンダー、4位タイで決勝ラウンド進出を決めた。野村敏京は8オーバー86位タイ、山口すず夏がともに11オーバー114位タイで予選落ちとなった。2日目終了時でアンダーパーが12人という再開後初戦は厳しい条件での試合となった。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ダニエル・カン | -7 | 70 |
2 | セリーヌ・ブティエ | -6 | 71 |
3 | ミンジー・リー | -4 | 70 |
4 | 河本 結 | -3 | 72 |
5 | ジョディ・エワート・シャドフ | -2 | 75 |
6T | ジェンマ・ドライボロ | E | 71 |
ブリタニー・ラング | E | 72 | |
ミナ・ハリガエ | E | 73 | |
サラ・バーナム | E | 74 | |
サラ・シュメルツェル | E | 75 |
風が強く雨が降りしきる悪天候でのスタートとなった最終日は、スコアが伸びない展開の中、初日からトップを走ったダニエル・カンが、この日のベストタイとなる3バーディ、1ボギー(70)でプレーし、LPGAツアー再開後となる初戦を制し、2020年シーズン初勝利、通算4勝を挙げた。最後まで熾烈な争いを繰り広げたセリーヌ・ブティエは最終18番で決めればプレーオフとなる約2mのパットを外して2勝目とはならなかった。アンダーパーが5人しかいないコンデションのなか、河本結が粘りのプレーをみせ4バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(72)の通算3アンダー、4位に入り開幕2戦目の8位以来となる2回目のトップ10フィニッシュで大会を終えた。
8月
エビアン・チャンピオンシップ(中止)
(Yardage: 6,523 Par: 71)
マラソン・クラシック
(Yardage: 6,555 Par: 71)
今週も世界ランキング2位のネリー・コルダを始め、レクシー・トンプソンやミンジー・リー、前週優勝のダニエル・カンなどの上位選手が顔を揃えた。日本からは河本結、野村敏京、山口すず夏が出場した。
例年バーディ合戦が繰り広げられる大会なだけに、予選ラウンド1日目からビッグスコアが相次ぐなか、予選ラウンド2日目を終了して今大会過去に2勝を挙げ、このコースとの相性も良いリディア・コがトップに立った。1打差の2位には2日目にベストスコア(63)をマークしたジョディ・エワート・シャドフ、2打差の3位には前週優勝し、好調なダニエル・カンがつけた。日本勢は野村敏京がイーブンパー、58位タイで決勝ラウンドに進出したが、河本結が3オーバー、103位タイ、山口すず夏が7オーバー、130位タイで共に予選落ちとなった。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | リディア・コ | -16 | 68 |
2位(-12):D.カン
3位(-10):ミンジー・リー、J.E.シャドフ
5位( -9):L.ウィーバー
6位( -8):M.F.トーレス
7位( -7):P.チェン、P.リトー、C.クラントン、S.ポポフ
決勝ラウンド3日目も相性の良さを見せつけたリディア・コがこの日も4バーディ、1ボギー(68)と安定したプレーを見せ、初日からトップを譲らず2位に4打差をつけて最終日に向かうことになった。単独の2位には2週連続優勝をめざす好調なダニエル・カンがつけた。日本勢唯一、決勝ラウンドに進出した野村敏京は従来のプレーには程遠いものの粘りのゴルフで2バーディ、3ボギー(72)の通算1オーバー、68位タイで3日目を終えた。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ダニエル・カン | -15 | 68 |
2T | ジョディ・エワート・シャドフ | -14 | 67 |
リディア・コ | -14 | 73 | |
4 | ミンジー・リー | -13 | 68 |
5T | アンドレア・リー | -8 | 65 |
マリナ・アレックス | -8 | 67 | |
エマ・タリー | -8 | 69 | |
リウ・ユ | -8 | 69 | |
9T | ステイシー・ルイス | -7 | 65 |
ケンダール・ダイ | -7 | 67 | |
パティ・タヴァタナキット | -7 | 68 | |
ペルニラ・リンドベリ | -7 | 69 | |
ケリー・タン | -7 | 69 | |
マリア・ファッシ | -7 | 69 | |
カルロタ・シガンダ | -7 | 70 | |
シドニー・クラントン | -7 | 71 | |
ソフィア・ポポフ | -7 | 71 | |
マリア・フェルナンダ・トーレス | -7 | 72 | |
リンゼイ・ウィーバー | -7 | 73 |
アバディーン・スタンダード・インベストメンツ・スコットランド女子オープン
(Yardage: 6,427 Par: 71)
今週も世界ランキング2位のネリー・コルダを始め、レクシー・トンプソンやミンジー・リー、前週優勝のダニエル・カンなどの上位選手が顔を揃えた。日本からは畑岡奈紗、渋野日向子、河本結、野村敏京、山口すず夏が出場した。
初日から厳しいコンデションの中でのプレーとなった今大会は、経験豊富なプレーヤーが上位に顔を揃える展開となり、ステイシー・ルイスとアサハラ・ムニョスが5アンダーでトップに立った。日本勢では経験値が高い畑岡奈紗と野村敏京がイーブンパー、13位タイで決勝ラウンドに進出した。一方、河本結が8オーバー、84位タイ、渋野日向子と山口すず夏が14オーバー、132位タイで共に予選落ちとなった。予選落ちした3人はリンクスコースに対して明らかに技術力不足、メンタルの低さを露呈した結果となった。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | アサハラ・ムニョス | -7 | 69 |
2位(-6):S.ルイス
3位(-5):J.ソング
4位(-4):リディア・コ、C.ナイト
6位(-3):リウ・ユ、A.オルソン
8位(-2):D.カン、E.K.ペダーセン、ミンジー・リー
決勝ラウンド3日目も安定したプレーを見せたアサハラ・ムニョスがトップを譲らず通算7アンダーで単独トップに立った。1打差の2位にはステイシー・ルイスがつけた。この日、4バーディ、ノーボギー(67)と素晴らしいプレーを見せたリディア・コが3打差の4位タイに浮上した。再開後絶好調のダニエル・カンも5打差の8位タイにつけ3週連続優勝に望みをつないだ。日本勢から決勝ラウンドに進出した畑岡奈紗と野村敏京も粘り強くプレーし、畑岡奈紗が通算1アンダーの11位タイ、野村敏京が通算1オーバーの17位タイで3日目を終えた。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ステイシー・ルイス | -5 | 72 |
2T | エミリー・クリスティン・ペダーセン | -5 | 68 |
シャイアン・ナイト | -5 | 70 | |
アサハラ・ムニョス | -5 | 73 | |
5T | ナンナ・コルツ・マドセン | -4 | 65 |
ダニエル・カン | -4 | 69 | |
7T | リン・シユ | -3 | 69 |
チョン・インジ | -3 | 69 | |
エイミー・オルソン | -3 | 71 | |
ジェニファー・ソング | -3 | 73 |
大会最終日も難しいコンデションの中、2打差の中に10人がひしめく大混戦となったが、世界ランキング491位で25歳のエミリー・クリスティン・ペダーセン、好調なプレーをみせたシャイアン・ナイト、粘りのプレーのアサハラ・ムニョス、出入りの激しいプレーだったステイシー・ルイスの4人がトップでフィニッシュし、プレーオフに進んだ。1ホール目でティーショットからパッティングまで完璧にプレーしたステイシー・ルイスがバーディを奪い、勝利を手にした。結婚、出産を経て2019年シーズン途中からツアーに復帰した35歳のベテランが2017年以来となるツアー通算13勝目を手にした。気性のコントロールが上手くできれば次週のメジャー・トーナメントも楽しみな存在となるでしょう。
AIG全英女子オープン
(Yardage: 6,649 Par: 71)
ULインターナショナル・クラウン(中止)
(Yardage: 6,508 Par: 72)
ウォルマートNWアーカンソー・チャンピオンシップ
(Yardage: 6,438 Par: 71)
今週から韓国勢上位の世界ランキング6位のキム・セヨンが参戦。また、世界ランキング3位のネリー・コルダを始め、数多くのトップ選手が顔を揃えた。日本からは畑岡奈紗、河本結、野村敏京、山口すず夏、上原彩子が出場した。
ビッグスコアが出るコースと言うことで初日から7アンダー「64」が出るなど3人がトップに立ち2位に1打差2位には6人と大混戦となった。日本勢では2018年覇者の畑岡奈紗が3アンダー25位タイ、河本結と野村敏京が2アンダー70位タイとまずまずの滑り出しを見せた一方で上原彩子が5オーバー143位タイ、山口すず夏が9オーバーとスコアを崩し、大きく出遅れた。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | アンナ・ノルドクビスト | -16 | 62 |
2位(-13):キム・セヨン
3位(-12):ジェニー・シン、N.コルダ、A.アーンスト
6位(-10):A.スタンフォード
7位( -9):C.ヘドバル、リウ・ユ、K.カーク、エスター・リー
初日7アンダー「64」をマークしトップでスタートしたアンナ・ノルドクビストが9バーディ、ノーボギー、この日のベストスコア―となる9アンダー「62」と2日間ともに素晴らしいプレーを展開し、通算16アンダーで単独トップに立った。3打差の単独2位にはツアー再開後、初復帰したキム・セヨンがつけた。日本勢では2018年大会覇者の畑岡奈紗が5アンダー28位タイ、河本結と野村敏京が予選カットラインギリギリの2アンダー70位タイで決勝ラウンド進出を決めた。一方、上原彩子は5オーバー143位タイ、山口すず夏9オーバー152位タイで予選落ちとなった。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | オースティン・アーンスト | -20 | 63 |
2 | アンナ・ノルドクビスト | -18 | 69 |
3T | アンジェラ・スタンフォード | -16 | 65 |
ネリー・コルダ | -16 | 67 | |
5T | ジェニー・シン | -15 | 68 |
キム・セヨン | -15 | 69 | |
7T | パク・インビ | -14 | 65 |
キャサリン・カーク | -14 | 66 | |
9T | リネア・ストロム | -13 | 65 |
クリスティ・マクファーソン | -13 | 66 |
混戦の中、始まった最終日は、トップと4打差の3位タイでスタートしたオースティン・アーンストが10バーディ、2ボギー、最終日のベストスコア―となる8アンダー「63」をマークし、逆転でLPGAツアー2020年シーズン初勝利、通算2勝を挙げた。調子の良かったアンナ・ノルドクビストは2位で大会を終えた。日本の畑岡奈紗9がアンダー28位タイ、河本結が4アンダー66位タイ、野村敏京が3アンダー71位タイとなった。今週から復帰した韓国勢上位の世界ランキング6位のキム・セヨンがいきなり通算15アンダー5位タイに入り、2週間後に控える2020シーズン2戦目となるメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」に向け上々の滑り出しとなった。日本勢にとってはまた1人強力なライバルが増えた。
9月
カナディアン・パシフィック女子オープン(中止)
(Yardage: 6,709 Par: 72)
ANAインスピレーション
(Yardage: 6,865 Par: 72)
キャンビア・ポートランド・クラシック
(Yardage: 6,478 Par: 72)
世界ランキング2位のダニエル・カン、世界ランキング4位のパク・ソンヒョン、世界ランキング5位のミンジー・リーら上位勢が参戦する中、畑岡奈紗、ブルック・ヘンダーソンはアメリカ西海岸の山火事の影響を受けて、直前でスキップした。日本からは渋野日向子、河本結、野村敏京、山口すず夏、上原彩子が出場した。
初日トップに立ったのは(66)をマークしたハナ・グリーンとシドニー・クラントンだがアンダーパーが56人もいる大混戦となった。日本勢では渋野日向子が1アンダー39位タイ、河本結と野村敏京が2オーバー92位タイ、上原彩子が3オーバー112位タイ、山口すず夏が4オーバーと129位タイで初日を終えた。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | メリッサ・リード | -12 | 65 |
2位(-10):H.グリーン
3位( -9):エイミー・ヤン、A.オルソン
5位( -8):G.ホール、C.ブティエ、Y.ノー、G.ロペス
9位( -7):チェラ・チョイ
10位( -6):M.ジュタヌガーン、A.イン、C.ナイト、J.スワンナプラ
初日5アンダー3位タイでスタートしたメリッサ・リードが7バーディ、ノーボギー、(65)と素晴らしいプレーを見せ、通算12アンダーで単独トップに立った。2打差の単独2位には初日トップに立ったハナ・グリーンがつけた。日本勢では安定したプレーを見せた渋野日向子が4アンダー21位タイ、イーブンパー65位タイの野村敏京とともに決勝ラウンド進出を決めた。一方、河本結と上原彩子が1オーバー81位タイ、山口すず夏9オーバー136位タイで予選落ちとなった。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ジョージア・ホール | -12 | 68 |
2 | アシュリー・ブハイ | -12 | 65 |
3T | モリヤ・ジュタヌガーン | -11 | 67 |
イエリミ・ノー | -11 | 69 | |
5T | ロビン・リー | -10 | 66 |
パク・インビ | -10 | 66 | |
キャロライン・マッソン | -10 | 66 | |
マライア・スタックハウス | -10 | 67 | |
シャイアン・ナイト | -10 | 68 | |
ジャスミン・スワンナプラ | -10 | 68 | |
メリッサ・リード | -10 | 74 |
単独トップでスタートしたメリッサ・リードと単独2位のハナ・グリーンがスコアを崩し大混戦となった最終日、トップでホールアウトしたのはジョージア・ホールとアシュリー・ブハイ。ともに安定した素晴らしいプレーを見せ、通算12アンダーで並んでプレーオフでの決着となった。プレーオフ2ホール目をボギーとしたアシュリー・ブハイに対して、きっちりパーをキープしたジョージア・ホールが今大会初優勝を飾った。渋野日向子は6アンダー24位タイ、野村敏京は2オーバー74位タイで大会を終えた。
キア・クラシック(中止)
(Yardage: 6,609 Par: 72)
10月
メイヤーLPGAクラシック(中止)
(Yardage: 6,638 Par: 72)
ショップライトLPGAクラシック
(Yardage: 6,190 Par: 71)
次週開催のメジャー・トーナメントに向け、世界ランキング1位のコ・ジンヨンを除く世界ランキングトップランカーが参戦する中、日本からは畑岡奈紗、渋野日向子、河本結、野村敏京、山口すず夏、上原彩子が出場した。
大会2日目を終えてトップに立ったのは通算11アンダーをマークした畑岡奈紗。ショットが安定し、パッティングにも冴えを見せた。他の日本勢では渋野日向子と河本結が2アンダー45位タイ、上原彩子がイーブンパー65位タイで予選を通過する一方、野村敏京が4オーバー102位タイ、山口すず夏が8オーバーと114位タイで予選落ちとなった。
大会3日目(予選ラウンド)
首位 | メリッサ・リード | -15 | 66 |
2位(-14):J.クプチョ、J.ソング
4位(-12):畑岡奈紗
5位(-11):K.タン、R.オトゥール
7位(-10):B.ヘンダーソン
8位( -9):リン・シユ、B.アルトマーレ、A.マクドナルド、A.ヴァン・ダム、G.ホール、イ・ミヒャン
比較的風もなく穏やかなコースコンデションの中最終組でスタートした畑岡奈紗はショットの状態も良くチャンスにはつけるものの活かせず、3バーディ、2ボギー(70)とスコアを伸ばせずトップと3打差の単独4位に後退した。この日、素晴らしいゴプレーを見せたのが、メリッサ・リード(1イーグル、3バーディ(66))、ジェニファー・クプチョとジェニファー・ソング(共に6バーディ(65))。トップと2位に浮上した。他の日本勢では渋野日向子が4アンダー34位タイ、上原彩子が3アンダー40位タイ、河本結が2アンダー46位タイで大会3日目を終えた。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | メリッサ・リード | -19 | 67 |
2 | ジェニファー・クプチョ | -17 | 68 |
3 | ジェニファー・ソング | -16 | 69 |
4 | 畑岡 奈紗 | -14 | 69 |
5 | ネリー・コルダ | -12 | 66 |
6T | ミナ・ハリガエ | -11 | 66 |
アシュリー・ブハイ | -11 | 66 | |
ブルック・ヘンダーソン | -11 | 70 | |
ライアン・オトゥール | -11 | 71 | |
10T | クリスティーナ・キム | -10 | 68 |
キャサリン・カーク | -10 | 69 | |
ブリタニー・アルトマーレ | -10 | 70 |
4日間で最も強い海からの風となった最終日、単独トップでスタートしたメリッサ・リードがこの日もアグレッシブなプレーで7バーディ、3ボギー(68)でホールアウトし、通算19アンダーでLPGAツアー初優勝を飾った。単独の2位にはジェニファー・クプチョ、単独3位にはジェニファー・ソングと共に初優勝を目指したが1歩届かなかった。LPGAツアー4勝目がかかった畑岡奈紗だったが6バーディ、4ボギー(70)と出入りの激しいゴルフであまりスコアを伸ばせず通算14アンダー4位で大会を終えた。他の日本選手は渋野日向子は6アンダー27位タイ、河本結は4アンダー40位タイ、上原彩子は1アンダー54位タイで大会を終えた。
KPMG全米女子プロゴルフ選手権
(Yardage: 6,577 Par: 70)
ビュイックLPGA上海(中止)
(Yardage: 6,691 Par: 72)
LPGAドライブ on チャンピオンシップ=レイノルズ・レイク・オコニー
(Yardage: 6,664 Par: 72)
メジャー・トーナメント後の大会ではあるが多くの世界トップランカーが参戦する中、日本からは上原彩子が出場した。
大会2日目を終えてトップに立ったのは通算10アンダーをマークしたアリー・マクドナルド。ショットが安定し、パッティングにも冴えを見せた。2位以下も混戦となる中、決勝ラウンドのプレーが楽しみである。日本から唯一出場した上原彩子は初日こそ1アンダーとスコアをまとめたが、2日目に7オーバーと大きくスコアを崩し、通算6オーバーで予選落ちとなりました。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | アリー・マクドナルド | -13 | 69 |
2位(-12):B.パグダンガナン
3位(-11):D.カン
4位(-10):C.シガンダ
5位( -9):K.カーク
6位( -8):M.ハリガエ、B.アルトマーレ、A.ジュタヌガーン
9位( -7):M.カン、リディア・コ、A.イン、P.リンドベリ
初日からショット、パッティングと安定した素晴しいプレーを見せているアリー・マクドナルドはこの日も落ち着いたプレーで5バーディ、2ボギー(69)でラウンドし、2位に1打差をつけ単独トップを守った。2打差の3位には、2020年シーズン好調のダニエル・カン、5打差の6位タイには復調の兆しの見えるアリヤ・ジュタヌガーンが久々に上位に顔を出した。混戦模様に変わりはなく、最終日も目が離せない展開が予想されます。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | アリー・マクドナルド | -16 | 69 |
2 | ダニエル・カン | -15 | 68 |
3 | ビアンカ・パグダンガナン | -14 | 70 |
4T | ミナ・ハリガエ | -13 | 67 |
カルロタ・シガンダ | -13 | 69 | |
6T | アリヤ・ジュタヌガーン | -11 | 69 |
キャサリン・カーク | -11 | 70 | |
8T | マチルダ・カストレン | -10 | 67 |
リディア・コ | -10 | 69 | |
ブリタニー・アルトマーレ | -10 | 70 |
単独トップでスタートしたアリー・マクドナルドがこの日も最後までアグレッシブで粘り強いプレーで5バーディ、2ボギー(69)でホールアウトし、通算16アンダーでLPGAツアー初優勝を飾った。単独の2位にはダニエル・カン、単独3位にはビアンカ・パグダンガナンが入った。アリー・マクドナルドは4日間通じてアグレッシブで素晴しいプレーを展開し、2日目以降はトップを譲ることなく完璧なプレーで初優勝を手にし、自身にとって最高の誕生日となった。LPGA米国女子ツアーはここから4週間の休みに入ります。
BMWレディース・チャンピオンシップ(中止)
(Yardage: 6,726 Par: 72)
スウィンギング・スカートLPGA台湾選手権(中止)
(Yardage: 6,437 Par: 72)
11月
TOTOジャパン・クラシック(中止)
(Yardage: 6,608 Par: 72)
※国内女子ツアーとして開催が決定。
ペリカン女子チャンピオンシップ
(Yardage: 6,353 Par: 70)
3週間後に控える2020年シーズン最後のメジャー・トーナメント「全米女子オ-プン」に向け、世界ランキング1位のコ・ジンヨン、イ・ジョウン6など多くの世界トップランカーが参戦する中、日本からは畑岡奈紗と上原彩子が出場した。
大会2日目を終えてトップに立ったのは通算8アンダーをマークしたキム・セヨン。ショット・パッティングに抜群の冴えを見せた。1打差の2位には2大会連続優勝を目指すアリー・マクドナルドがつけた。日本から出場した畑岡奈紗は2オーバー37位タイで予選を通過するが、上原彩子は8オーバー83位タイで予選落ちとなりました。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | キム・セヨン | -14 | 64 |
2位(-9):A.マクドナルド
3位(-8):S.メドウ
4位(-7):L.コ
5位(-6):A.アーンスト、B.ヘンダーソン、ミンジー・リー
8位(-5):E.ゾコル
9位(-3):ハー・ミジョン
10位(-2):M.リード、A.ブハイ、J.ソング、A.スタンフォード、L.ウェーバー
初日からショット、パッティングと安定した素晴しいプレーを見せているキム・セヨンは14番から4連続バーディを含む7バーディ、1ボギー(64)とショット・パッティングに絶好の冴えを見せ、2位に5打差をつけ独走態勢を築いた。単独の2位には、2大会連続優勝を目指すアリー・マクドナルドがつけ、最終日に望みをつないだ。日本の畑岡奈紗はスコアを落とし、通算4オーバー40位タイとなった。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | キム・セヨン | -14 | 70 |
2 | アリー・マクドナルド | -11 | 68 |
3 | ステファニー・メドウ | -9 | 69 |
4T | オースティン・アーンスト | -8 | 68 |
リディア・コ | -8 | 69 | |
6T | ジェシカ・コルダ | -7 | 64 |
アンジェラ・スタンフォード | -7 | 65 | |
ジェニファー・ソング | -7 | 65 | |
ブルック・ヘンダーソン | -7 | 69 | |
10 | アシュリー・ブハイ | -5 | 67 |
単独トップでスタートしたキム・セヨンは最終日も落ち着いたプレーでスコアをまとめ、スコアこそ伸ばせなかったものの、2位に3打差をつけて優勝。全米女子プロゴルフ選手権に続いて、2020年シーズン2勝目を手にし、賞金ランキングでもトップに立った。単独の2位に入ったのは2大会連続優勝を目指したアリー・マクドナルド。最終日もアグレッシブで粘り強いプレーで4バーディ、2ボギー(68)とスコアを伸ばしたが、追いつかず通算11アンダーでLPGAツアー2勝目はならなかった。ジェシカ・コルダが久々に素晴しいゴルフを見せ6位タイに入った。日本の畑岡奈紗はイーグルを含む1イーグル、2バーディ、3ボギー(69)とスコアを1つ縮め、通算3オーバー34位タイで大会を終えた。
12月
ボランティアズ of アメリカ・クラシック
(Yardage: 6,517 Par: 71)
2020年シーズン最後のメジャー・トーナメント「全米女子オープン」を次週に控え、迎える今大会の舞台となるのは、テキサス州ザ・コロニーにあるオールド・アメリカン・ゴルフクラブ。強風の中で、正確なショットと巧みなコースマネジメント能力が要求されるコースとなっています。気温の低い中、熱い戦いが2020年12月3日(木)~12月6日(日)にかけて繰り広げられた。
同じテキサス州で行われる2020年シーズン最後のメジャー・トーナメント「全米女子オ-プン」に向け、世界ランキング1位のコ・ジンヨン、イ・ジョウン6など多くの世界トップランカーが参戦する中、日本からは畑岡奈紗と上原彩子が出場した。
大会2日目を終えてトップに立ったのは通算4アンダーをマークした若手の新星イエリミ・ノー、アンナ・ノルドクビスト、ジェシカ・コルダの3人。気温の低い中でショット・パッティングに抜群の冴えを見せた。2打差の5位タイには調子を上げてきた世界ランキング1位のコ・ジンヨンがつけた。日本から出場した畑岡奈紗は1アンダー10位タイ、上原彩子は8オーバー70位タイで予選を通過した。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | ユ・ソヨン | -4 | 65 |
パク・インビ | -4 | 69 | |
イエリミ・ノー | -4 | 71 |
4位(-3):K.ギルマン、C.ハル、畑岡奈紗、コ・ジンヨン、A.スタンフォード、P.パットラム、J.コルダ
初日からショット、パッティングと安定したプレーを見せている若手期待のイエリミ・ノー、ベテラン韓国勢のユ・ソヨン、パク・インビがともに4アンダーでトップに立ったが、1打差の3アンダーに調子の上がってきた世界ランキング1位のコ・ジンヨン、日本の畑岡奈紗など7人がひしめく大混戦となった。上原彩子は9オーバー、68位タイで3日目を終えた。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | アンジェラ・スタンフォード | -7 | 67 |
2T | ユ・ソヨン | -5 | 70 |
パク・インビ | -5 | 70 | |
イエリミ・ノー | -5 | 70 | |
5 | コ・ジンヨン | -4 | 70 |
6T | アンナ・ノルドクビスト | -3 | 70 |
チャーリー・ハル | -3 | 71 | |
8T | リンゼイ・ウェーバー | -2 | 70 |
クリスティン・ギルマン | -2 | 72 | |
10 | マデリーン・サグストロム | -1 | 72 |
トップタイでスタートした最終組3人が思うようにスコアを伸ばせない中、1打差の4位タイからスタートした43歳ベテランのアンジェラ・スタンフォードが7バーディ、3ボギー(67)の最終日のベストスコアでラウンドし、トータル7アンダー、2位に2打差をつけて逆転優勝。2018年のメジャー・トーナメント「エビアン・チャンピオンチップ」以来となるLPGAツアー7勝目を手にした。単独の5位には世界ランキング1位のコ・ジンヨンが入り、次週行われる全米女子オープンに向けて、調子を上げてきた。トップと1打差の4位タイからスタートした日本の畑岡奈紗は2バーディ、5ボギー(74)と崩れ、通算イーブンパー11位タイで大会を終えた。上原彩子は通算13オーバー67位タイとなった。
全米女子オープン
①【サイプレスクリーク・コース】(Cypress Creek Course)(予選・決勝)
(Yardage: 6,731 Par: 71)
②【ジャックラビット・コース】(Jackrabbit Course)(予選)
(Yardage: 6,558 Par: 71)
CMEグループ・ツアー・チャンピオンシップ
(Yardage: 6,556 Par: 72)
世界ランキング1位のコ・ジンヨンを始め、キム・セヨンなどCMEポイントランキング70位までの世界トップランカーとスポンサー推薦2名の合計72名が参戦する中、日本からは畑岡奈紗が出場した。
大会2日目を終えてトップに立ったのは通算9アンダーをマークしたコ・ジンヨン。抜群の安定感のあるショットを披露し、2日間で10バーディ、1ボギーと素晴らしいプレーを見せた。1打差の2位タイにはキム・セヨンとレクシー・トンプソンがつけた。日本から出場した畑岡奈紗は初日大きく出遅れたが、2日目に盛り返し、通算1アンダー、28位タイで3日目に進んだ。
大会3日目
首位 | キム・セヨン | -13 | 67 |
2位(-12):コ・ジンヨン
3位(-10):G.ホール
4位( -9):B.ヘンダーソン、C.ハル、ミンジー・リー、A.アーンスト、L.トンプソン
9位( -8):C.カー、L.コ、M.ハリガエ、H.グリーン
コ・ジンヨン同様、初日からショット、パッティングと安定した素晴しいプレーを見せていたキム・セヨンが3日目も内容の素晴らしいプレーを見せて、6バーディ、1ボギー(67)と2位に1打差をつけ単独トップに立った。単独の2位には、2日目まで素晴しい内容でトップに立っていた世界ランキング1位のコ・ジンヨンがつけた。日本の畑岡奈紗は15番でダブルボギーを叩くなど、3バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(75)と出入りの激しいゴルフで大きくスコアを落とし、通算2オーバー50位タイと順位を大きく落とした。
大会最終日
優勝 | コ・ジンヨン | -18 | 66 |
2T | ハナ・グリーン | -13 | 67 |
キム・セヨン | -13 | 72 | |
4 | ミナ・ハリガエ | -12 | 68 |
5T | リディア・コ | -11 | 69 |
レクシー・トンプソン | -11 | 70 | |
7T | ブルック・ヘンダーソン | -10 | 71 |
オースティン・アーンスト | -10 | 71 | |
ジョージア・ホール | -10 | 72 | |
10T | アリヤ・ジュタヌガーン | -8 | 67 |
アンナ・ノルドクビスト | -8 | 70 | |
クリスティ・カー | -8 | 72 |
単独トップでスタートしたキム・セヨンが3バーディ、3ボギー(72)とスコアを伸ばせない中、1打差の単独2位でスタートしたコ・ジンヨンが7バーディ、1ボギー(66)と最終日のベストスコアタイでラウンドし、2位に5打差をつけて圧勝。最終戦で2020シーズン初勝利を手にした。これにより、ビッグマネーを手にしたコ・ジンヨンが2年連続の賞金女王に輝いた。日本から唯一出場した畑岡奈紗は通算1アンダー、38位タイで最終戦を終えた。
2020年シーズン・タイトル獲得選手
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