2023年2月2日(木)~2月5日(日)にかけてアメリカ・カリフォルニア州ペブルビーチにあるペブルビーチ・ゴルフリンクス(Pebble Beach Golf Links)とスパイグラス・ヒル・ゴルフコース(Spyglass Hill Golf Course)およびモントレー・ペニンシュラ・カントリークラブ(Monterey Peninsula Country Club)のショア・コース(Shore Course)という3つのコースを使って開催される2022-2023シーズンの第14戦「AT&Tペブルビーチ・プロ=アマ(AT&T Pebble Beach Pro-Am)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本勢では小平智が出場します。
※小平智:2020年大会の初出場から4大会連続4回目の出場
AT&Tペブルビーチ・プロ=アマ
ビング・クロスビーによって、1937年にカリフォルニア州ランチョ・サンテフェで開催された第1回大会「プロ=アマチュア・ゴルフ選手権」は、1986年から「AT&T Pebble Beach National Pro-Am」に大会名が変更され、今回で83回目の歴史を誇るトーナメントであり、シーズンに2回あるプロ=アマ戦の1つとなっています。
また、メジャー6勝を含むPGAツアー45勝を誇るフィル・ミケルソンがホストを務める大会としても知られています。
第1回大会を制したのは、PGAツアー82勝を誇るサム・スニード。最多優勝回数は、マーク・オメーラ(1985年、1989年-1990年、1992年、1997年)とフィル・ミケルソン(1998年、2005年、2007年、2012年、2019年)の5回であり、ベン・ホーガンやバイロン・ネルソンと言った名プレーヤーが優勝者に名を連ねる中、ジャック・ニクラスやトム・ワトソンと言ったレジェンドも優勝を飾っています。
2000年大会で優勝したタイガー・ウッズは、同年にペブルビーチで行われた全米オープンでも優勝しています。
前回大会では、アメリカのトム・ホージがPGAツアー203試合目にして初優勝を飾り、以降好調をキープしています。
会場となるのは、ペブルビーチ・ゴルフリンクス(予選・決勝)とスパイグラス・ヒル・ゴルフコース(予選)およびモントレー・ペニンシュラ・カントリークラブのショア・コース(予選)になります。
今大会の賞金総額は$9,000,000、優勝者にはFEDEXCUP POINTS:500ポイントと2025年シーズンまでの2年間のシード権、2024年シーズンの「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」「ザ・プレーヤーズ選手権」「マスターズ」「全米プロゴルフ選手権」の出場権が付与される予選・決勝ラウンドを含む4日間72ホールのストローク・プレーで行われます。
【トーナメント・フォーマット】
・プロ1名とアマチュア1名がペアを組みプレーします。
・予選ラウンドは、3日間・54ホール
(ペブルビーチ・ゴルフリンクス(予選・決勝)とスパイグラス・ヒル・ゴルフコース(予選)およびモントレー・ペニンシュラ・カントリークラブ・ショア・コース(予選)の3つのコースを1ラウンドずつプレーします。)
・60位タイまでが最終日の決勝ラウンドに進出します。
・チーム戦のアマチュアは25位タイまでが最終日をプレーします。
※プロが60位タイ以下でもアマチュアが25位タイならプロも決勝ラウンドに進出できます。
世界ランキング10位のマシュー・フィッツパトリックや同11位のヴィクトル・ホブランド、同15位のジョーダン・スピースに加え、今季好調を維持している同28位のシーマス・パワーや連覇を目指す同29位のトム・ホージが出場しているものの、誰にでも優勝のチャンスが訪れるようなフィールドとなっています。
日本勢では小平智が出場、数多くの選手にチャンスが訪れるフィールドとなっただけに、十分に優勝や上位進出が期待できるでしょう。
※世界ランキングは2023年1月30日時点
【パワー・ランキング】
1位:マシュー・フィッツパトリック
2位:ジョーダン・スピース
3位:シーマス・パワー
4位:トム・ホージ
5位:マーベリック・マクニーリー
6位:ヴィクトル・ホブランド
7位:アンドリュー・パットナム
8位:デニー・マッカーシー
9位:ニック・テイラー
10位:ジャスティン・ローズ
11位:ケビン・ストリールマン
12位:トロイ・メリット
13位:ラッセル・ノックス
14位:マット・クーチャー
15位:ジョエル・ダーメン
AT&Tペブルビーチ・プロ=アマ 開催会場
【アメリカ・カリフォルニア州ペブルビーチ】
① ペブルビーチ・ゴルフリンクス
(Pebble Beach Golf Links)
② スパイグラス・ヒル・ゴルフコース
(Spyglass Hill Golf Course)
③ モントレー・ペニンシュラ・カントリークラブ
(Monterey Peninsula Country Club)
コース | Yardage | Par | ラウンド | |
① | ペブルビーチGL Pebble Beach Golf Links |
6,972 | 72 | 予選・決勝 |
② | スパイグラス・ヒルGC Spyglass Hill Golf Course |
7,041 | 72 | 予選 |
③ | ショア・コース Shore Course |
6,934 | 71 | 予選 |
アメリカ・カリフォルニア州ペブルビーチにあり、全米オープンなど数々のビッグ・トーナメントを開催してきた名門ペブルビーチ・ゴルフリンクスが、スパイグラス・ヒル・ゴルフコースやモントレー・ペニンシュラ・カントリークラブのショア・コースと共に今大会の会場となります。
ペブルビーチ・ゴルフリンクスとスパイグラス・ヒル・ゴルフコースがパブリック・コース、ペニンシュラ・カントリークラブがプライベート・コースとなっています。
会場のある太平洋に面した風光明媚でワインの産地としても有名なモントレー半島には、ローンサイプレスに代表される美しい自然の景観とフィッシャーマンズ・ワーフやキャナリー・ロウ、モントレー水族館、ドライブコースとして知られている17マイル・ドライブがあります。
〈ペブルビーチ・ゴルフリンクス〉
1919年、モントレー半島の険しい海岸線に沿うようにジャック・ネビルとダグラス・グラントによって設計され、壮観な景色と崖の上にあるフェアウェイは、世界でも有数の美しさを誇り、数々の大会を開催してきたゴルファー憧れの名門コースの1つです。
1番Par4から3番Par4にかけて内陸を進み、4番Par4から10番Par4にかけて海岸線のホールが続き、11番Par4から折り返す形で内陸を進み、上りの17番Par3と最終18番Par5で再び海岸線のホールを進むレイアウトとなっています。
海岸線のホールは全部で9ホールあり、18ホールの何処からでも海の見える絶景が広がっています。
過去に6回の全米オープンを開催、2023年には全米女子オープン、2027年には7回目の全米オープンを開催します。
〈スパイグラス・ヒル・ゴルフコース〉
1966年にロバート・トレント・ジョーンズ Sr.によって設計され、1999年に改修されたコースは、世界で最もタフなコースの1つとなっています。
〈モントレー・ペニンシュラ・カントリークラブ〉
1960年にロバート・バルドックによって設計され、2003年にマイク・ストランツによって改修されたコースは、景色と自然の状態を活かしたコースとなっています。
PGAツアーの中では比較的距離が短いものの、ホールの半分が海に面しており、ポアナ芝の小さくて傾斜のあるグリーンと116個にも及ぶバンカー、そしてリンクス特有の海からの重たく強い風が特徴となっています。ショットの正確性と状況判断が重要となるでしょう。
【特徴のあるホール】
・7番Par3:風向きによって、クラブ選択に大きな影響を及ぼす106yと短いシグネチャーホール。
・8番Par4:右サイドが海で小さなグリーンに向かって打つ崖越えの2ndショットが有名なホール。
・18番Par5:世界で最も有名なフィニッシングホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:ライグラス/ポアナ
・ラフ:ライグラス/ポアナ
・グリーン:ポアナ
Hole | Yardage | Par |
1 | 381 | 4 |
2 | 516 | 5 |
3 | 404 | 4 |
4 | 331 | 4 |
5 | 195 | 3 |
6 | 523 | 5 |
7 | 106 | 3 |
8 | 428 | 4 |
9 | 504 | 4 |
10 | 446 | 4 |
11 | 390 | 4 |
12 | 202 | 3 |
13 | 445 | 4 |
14 | 580 | 5 |
15 | 397 | 4 |
16 | 403 | 4 |
17 | 178 | 3 |
18 | 543 | 5 |
OUT | 3,388 | 36 |
IN | 3,584 | 36 |
Total | 6,972 | 72 |
狭いフェアウェイとアンジュレーションのあるグリーン、62個のバンカーと4ホールに懸る池、6番ホール以降は木々によってセパレートされたホールが続き、チャンピオンシップ・ティーからのラウンドは、コースレーティングが75.5、スロープレーティングが144を誇り、世界で最もタフで難易度の高いコースの1つとなっています。
【特徴のあるホール】
・3番Par3:海に向かって打つ難易度の高いホール。
・9番Par4:砲台グリーンが特徴的なホール。
・17番Par4:最も傾斜のきついホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:ペレニアル・ライ/ポアナ
・ラフ:ペレニアル・ライ/ポアナ
・グリーン:ポアナ
Hole | Yardage | Par |
1 | 595 | 5 |
2 | 349 | 4 |
3 | 172 | 3 |
4 | 370 | 4 |
5 | 203 | 3 |
6 | 446 | 4 |
7 | 549 | 5 |
8 | 399 | 4 |
9 | 431 | 4 |
10 | 407 | 4 |
11 | 561 | 5 |
12 | 178 | 3 |
13 | 460 | 4 |
14 | 560 | 5 |
15 | 130 | 3 |
16 | 476 | 4 |
17 | 325 | 4 |
18 | 430 | 4 |
OUT | 3,514 | 36 |
IN | 3,527 | 36 |
Total | 7,041 | 72 |
比較的広いフェアウェイと大きなグリーンの中に130個のバンカーと4ホールに懸る池が絡む戦略性に富んだコースとなっています。
【特徴のあるホール】
・12番Par5:距離のある打ち上げのホール。
・17番Par4:グリーンが特徴的なホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:ベントグラス/フェスキュー
・ラフ:ライグラス
・グリーン:ポアナ
Hole | Yardage | Par |
1 | 495 | 4 |
2 | 391 | 4 |
3 | 155 | 3 |
4 | 426 | 4 |
5 | 349 | 4 |
6 | 570 | 5 |
7 | 203 | 3 |
8 | 454 | 4 |
9 | 223 | 3 |
10 | 544 | 5 |
11 | 182 | 3 |
12 | 599 | 5 |
13 | 417 | 4 |
14 | 190 | 3 |
15 | 425 | 4 |
16 | 500 | 5 |
17 | 430 | 4 |
18 | 381 | 4 |
OUT | 3,289 | 34 |
IN | 3,668 | 37 |
Total | 6,934 | 71 |
※2023年大会 HOLE LOCATIONS
AT&Tペブルビーチ・プロ=アマ スケジュール
2023年2月2日(木)~2月5日(日)
2月2日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
2月3日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
2月4日(土) 大会3日目(予選ラウンド)
2月5日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
AT&Tペブルビーチ・プロ=アマ 賞金
【賞金総額】
$9,000,000
【優勝賞金 】
$1,620,000
※全選手の獲得賞金は大会終了後に下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載します。
歴代優勝者
AT&Tペブルビーチ・プロ=アマの過去10大会の優勝者を紹介します。
最多優勝回数は、マーク・オメーラとフィル・ミケルソンの5回となります。
前回大会を制したのは、PGAツアー初優勝を飾ったトム・ホージでした。
年 | 優勝者 |
2022 | トム・ホージ |
2021 | ダニエル・バーガー |
2020 | ニック・テイラー |
2019 | フィル・ミケルソン |
2018 | テッド・ポッター・ジュニア |
2017 | ジョーダン・スピース |
2016 | ボーン・テイラー |
2015 | ブラント・スネデカー |
2014 | ジミー・ウォーカー |
2013 | ブラント・スネデカー |
出場選手一覧
最終エントリーが確定した156名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2023年1月30日時点
ジョーダン・スピース(Jordan Spieth)
国籍:アメリカ
生年月日:1993年7月27日(29歳)
身長:185.4cm
体重:79.4kg
① PGAツアー:13勝
② メジャー・トーナメント:3勝
・マスターズ:1勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:1勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:1回(2015)
2009年の「AJGA Rolex Player of the Year」に選出、2009年と2011年に「全米ジュニア・アマチュア」を制し、タイガー・ウッズ以来2人目となる複数回優勝を成し遂げ、2012年の「全米オープン」でローアマチュアを獲得、世界アマチュアランキング1位に輝くなどアマチュア時代から活躍し、2013年シーズンから世界最高峰の舞台であるPGAツアーに参戦、PGAツアーで節目となる10年目のシーズンを迎えます。
プロ転向後、本格参戦となった2013年シーズンには10代で「John Deere Classic」を制するなど、初優勝1回を含むトップ10入り9回を達成、FedExCupを7位で終えるというPGAツアーの歴史の中でトップのルーキー・パフォーマンスを披露し「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」に輝いています。
2014-2015シーズンには、タイガー・ウッズの大会記録に並ぶ通算18アンダーで4月の「マスタ-ズ・トーナメント」を初めて制すると、6月に行われた「全米オープン」も初制覇、9月に行われた「TOUR Championship by Coca-Cola」でも優勝し、メジャー・トーナメント2勝を含む歴史的なシーズン5勝を挙げ、ロリー・マキロイの22歳10カ月の記録を抜いて、タイガー・ウッズの21歳5カ月16日に次ぐ、22歳20日という史上2番目(当時)の若さで世界ランキング1位に浮上、2014-2015シーズンの年間王者と「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」の栄光を手にしました。
2015-2016年シーズンの「マスタ-ズ・トーナメント」では、まさかの展開から史上4人目となる連覇を逃したものの、2016-2017シーズンには「全英オープン」のタイトルを獲得、メジャー通算3勝を挙げ、キャリア・グランドスラムへ向けて「全米プロゴルフ選手権」を残すのみとなりました。
その後、2018年のトレーニング中に右手を怪我し、グリップの形を変えたことによる影響で思ったようなスウィングが出来なくなり、スランプに陥りましたが、2020-2021シーズンに入り、結果が付いてくるようになると、確固たる自信を取り戻し、元のグリップに戻したスウィングに自信が持てるようになったことで完全復活に成功。これまでにPGAツアーで13勝(2022年6月6日時点)を挙げている世界トップ・プレーヤーの1人となっています。
アイアンショットのクオリティの高さとプレースタイルの特徴でもあるセンスを感じるショートゲームの上手さはPGAツアー屈指である一方、ドライバー・ショットの精度に課題が残っています。
2021-2022シーズンは、平均飛距離68位(304.2y)フェアウェイキープ率154位(55.56%)パーオン率58位(71.67%)平均パット(1.736)平均スコア153位(71.678)と全体的に数値はよくありませんでした。
2022-2023シーズンは、3試合に出場し、トップ25入り1回とまだまだ調子が上がっていません。
11大会連続11回目の出場となる今大会での成績は、2017年大会での優勝1回、2位と3位タイともに1回を含むトップ10入り6回の素晴らしい結果を残しています。
最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!
AT&Tペブルビーチ・プロ=アマのテレビ放送
【BS放送】BSJapanextで3日目・最終日のラウンドを無料ライブ放送!!
【CS放送】ゴルフネットワークが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】U-NEXTが全ラウンド独占LIVE配信!!
生:生中継
【BS放送】BSJapanext
2月5日(日) 第3日
- 07:00~09:30 (263ch) 生
2月6日(月) 第4日(最終日)
- 06:30~10:30 (263ch) 生
2月7日(火) 第5日(最終日)
- 08:30~11:00 (263ch)(録画)
〈PGAハイライト〉
- 2/6(月) 21:00~21:30
〈サキヨミPGA〉
- 2/6(月) 21:30~22:00
【動画配信】つながるジャパネット
※無料公式アプリ「つながるジャパネット」で同時配信
【CS放送】ゴルフネットワーク
全ラウンド生中継!! ※日本時間
2月3日(金) 第1日
- 05:00~08:00 生
2月4日(土) 第2日
- 05:00~08:00 生
2月5日(日) 第3日
- 03:00~09:00 生
※延長あり
2月6日(月) 第4日 (最終日)
- 03:00~08:30 生
※延長あり
※スカパー!からゴルフネットワークを視聴する方法は公式サイトスカパー!でご確認下さい。
【動画配信】U-NEXT
全ラウンド独占ライブ配信 ※日本時間
2月3日(金) 第1日
- 02:00~ 生
2月4日(土) 第2日
- 02:00~ 生
2月5日(日) 第3日
- 02:00~ 生
2月6日(月) 第4日 (最終日)
- 02:00~ 生
※U-NEXTを視聴する方法は公式サイトU-NEXTでご確認下さい。
AT&Tペブルビーチ・プロ=アマ 試合結果
コース | Yardage | Par | ラウンド | |
① | ペブルビーチGL Pebble Beach Golf Links |
6,972 | 72 | 予選・決勝 |
② | スパイグラス・ヒルGC Spyglass Hill Golf Course |
7,041 | 72 | 予選 |
③ | ショア・コース Shore Course |
6,934 | 71 | 予選 |
最終日(決勝ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
① ペブルビーチ・ゴルフリンクス
1番ホールスタート
13:59(06:59)
B.ホスラー/B.トッド/R.シェルトン
14:10(07:10)
H.レビオダ/B.グラント/V.ホブランド
14:21(07:21)
K.ミッチェル/J.ブラムレット/B.ウー
14:32(07:32)
J.ローズ/P.マルナティ/K.キタヤマ
10番ホールスタート
13:15(06:15)
小平智/A.シェンク/アン・ビョンフン
14:10(07:10)
P.オハラ/J.スピース/C.ラミー
※時差:日本は17時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月5日(日)の12:20だと日本時間2月6日(月)の05:20、現地時間2月5日(日)の14:32だと日本時間2月6日(月)の07:32になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ジャスティン・ローズ(PB) | -18 | 66 |
T2 | ブレンドン・トッド(PB) | -15 | 65 |
ブランドン・ウー(PB) | -15 | 66 | |
T4 | デニー・マッカーシー(PB) | -14 | 64 |
キース・ミッチェル(PB) | -14 | 68 | |
ピーター・マルナティ(PB) | -14 | 69 | |
T7 | テイラー・ペンドリス(PB) | -12 | 64 |
ユ・チュンアン(PB) | -12 | 67 | |
ライアン・ムーア(PB) | -12 | 67 | |
ジョセフ・ブラムレット(PB) | -12 | 69 | |
T29 | 小平 智(PB) | -7 | 67 |
(PB):ペブルビーチGL
(SH):スパイグラス・ヒルGC
(MP):ショア・コース
【詳細】
小平 智
5バーディ(67)
15時00分時点(現地2月5日)での天候はくもり、気温12.8℃、湿度73%、風速5.8m/s(西北西)というコース・コンディションの中、75名による決勝ラウンド最終日が行われた。
強風と雨による影響で2度のサスペンデッドを強いられるタフな展開となった今大会、4年ぶりのマンデー・フィニッシュ(月曜日に決着)を制したのは、2018-2019シーズンの「ファーマーズ・インシュランス・オープン」以来、約4年ぶりのPGAツアー11勝目を目指すジャスティン・ローズ。
単独トップでスタートしたジャスティン・ローズは、出だしの1番Par4でグリーン奥からのアプローチをよせきれずボギーが先行したものの、2番Par5でグリーン右サイドからのバンカーショットをピンそばにつけバウンスバックに成功すると、バンカーからの2打目を2.5mにつけた6番Par5でイーグル。続く7番Par3でも5.4mの右に曲がるラインを読み切りバーディを奪うなど、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。日没サスペンデッドの影響で翌日の10番Par4の2打目からプレーが再開されると、11番Par4で8.2mを決めてバーディ。更に5.9mを決めた13番Par4と3打目を2.3mにつけた14番Par5で連続バーディを奪い、この時点で2位に3打差をつけると、上り4ホールも危なげのないプレーでスコアを維持したままホールアウト。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率77.78% (14/18)、SG: PUTTING(2.517)と安定したプレーで1イーグル、5バーディ、1ボギー(66)とスコアを6つ伸ばし、通算18アンダーで優勝、PGAツアー11勝目を飾った。
トップと3打差の2位タイには、1イーグル、7バーディ、2ボギー(65)でラウンドしたPGAツアー3勝のブレンドン・トッドとボギーフリーとなる1イーグル、4バーディ(66)でラウンドしたPGAツアー初優勝を目指すブランドン・ウーの2名が通算15アンダーで並んだ。
世界ランキング11位でペブルビーチ・ゴルフリンクスとの相性が良い(2018年の全米アマチュア選手権で優勝、2019年の全米オープンでローアマチュアを獲得)ヴィクトル・ホブランドは、通算10アンダー・13位タイ、連覇を目指したトム・ホージは、通算3アンダー・48位タイ、大会のアンバサダーも務める同16位のジョーダン・スピースは、通算イーブンパー・63位タイで大会を終えた。
3日目に大きくスコアを落として優勝争いからは外れたものの、少しでも上位を目指したい小平智は、出だしの10番Par4で3.0mのバーディパットを決めて幸先の良いスタートを切ると、15番Par4でも2.9mを決めてバーディ。16番Par4で2.1mのバーディパットは決められなかったものの、18番Par5では3打目をピンそば86cmにつけてバーディと安定したプレーから順調にスコアを伸ばして折り返す。後半も2オンに成功した2番とグリーン手前からの3打目をピンそば1.1mにつけた6番のPar5でバーディを奪い、2打目を大きく左サイドのネイティブエリアに打ち込みながらピンまで76yの4打目を直接決めた9番Par4のピンチを含め、翌日に持ち越された3ホールもパーでホールアウトするなど、フェアウェイキープ率100.00% (14/14)、パーオン率88.89% (16/18)、SG: TEE TO GREEN(4.320)と安定したショットからボギーフリーとなる5バーディ(67)でラウンド、スコアを5つ伸ばし、通算7アンダー・29位タイまで順位を上げて4日間のトーナメントを終えた。
3日目(予選ラウンド)
天候:くもり時々雨
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
① ペブルビーチ・ゴルフリンクス
1番ホールスタート
08:58(01:58)
K.チャペル/K.ミッチェル
09:09(02:09)
J.スピース/R.パーマー
09:20(02:20)
V.ホブランド/D.ウィレット
09:31(02:31)
M.フィッツパトリック/M.クーチャー
10番ホールスタート
07:52(00:52)
T.デトリー/S.パワー
② スパイグラス・ヒル・ゴルフコース
1番ホールスタート
08:36(01:36)
H.レビオダ/M.トレーナー
08:58(01:58)
K.キタヤマ/D.ギム
10番ホールスタート
07:52(00:52)
H.ヒッグス/D.ウー
08:36(01:03)
A.クック/R.ムーア
08:58(01:58)
アン・ビョンフン/B.グラント
③ ショア・コース
1番ホールスタート
08:14(01:14)
小平智/S.ストーリングス
08:25(01:25)
K.スタンリー/T.ホージ
09:09(02:09)
J.ローズ/C.ラミー
10番ホールスタート
09:09(02:09)
D.マッカーシー/R.ワレンスキー
※時差:日本は17時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月4日(土)の07:30だと日本時間2月5日(日)の00:30、現地時間2月4日(土)の09:42だと日本時間2月5日(日)の02:42になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
3日目(予選ラウンド)
首位 | ジャスティン・ローズ(MP) | -12 | 65 |
T2 | ピーター・マルナティ(PB) | -11 | 67 |
カート・キタヤマ(SH) | -11 | 70 | |
4 | キース・ミッチェル(PB) | -10 | 70 |
T5 | ジョセフ・ブラムレット(PB) | -9 | 71 |
ブランドン・ウー(PB) | -9 | 71 | |
ハンク・レビオダ(SH) | -9 | 71 | |
ブレント・グラント(SH) | -9 | 69 | |
ヴィクトル・ホブランド(PB) | -9 | 69 | |
T10 | ボー・ホスラー(SH) | -8 | 67 |
ブレンドン・トッド(PB) | -8 | 68 | |
ロビー・シェルトン(MP) | -8 | 66 | |
T50 | 小平 智(MP) | -2 | 76 |
(PB):ペブルビーチGL
(SH):スパイグラス・ヒルGC
(MP):ショア・コース
【詳細】
小平 智
3バーディ、2ボギー、3ダブルボギー(76)
予選CUTライン:-1
M.クーチャー、M.フィッツパトリックは予選落ちとなりました。
11時00分時点での天候はくもり、気温15.0℃、湿度80%、風速3.1m/s(南)というコース・コンディションの中、153名(11名途中棄権)による予選ラウンド3日目が行われた。
強風の影響により、サスペンデッドとなった予選ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、2018-2019シーズンの「ファーマーズ・インシュランス・オープン」以来、約4年ぶりのPGAツアー11勝目を目指すジャスティン・ローズ。
モントレー・ペニンシュラ・カントリークラブのショア・コースで予選ラウンド3日目を迎えたジャスティン・ローズは、出だしの1番Par4で3打目をよせきれずボギーが先行したものの、2オンに成功した6番Par5のバーディでスコアを戻すと、9番Par3と折り返した10番Par5で連続バーディ。その後も13番Par4でのバーディと2オンからイーグルパットを決めた16番Par5、そして長めのバーディパットを決めた最終18番Par4でスコアを伸ばすなど、フェアウェイキープ率69.23% (9/13) 、パーオン率83.33% (15/18)、パーオン時における平均パット(1.667)と2日間に渡った3日目を高い集中力と安定したプレーで1イーグル、5バーディ、1ボギー(65)でラウンド、通算12アンダーまでスコアを伸ばし、単独トップでフィニッシュした。
トップと1打差の2位タイには、ペブルビーチ・ゴルフリンクスをラウンドし、2度の3連続バーディを含む7バーディ、2ボギー(67)とスコアを5つ伸ばし、7年2か月ぶりのPGAツアー2勝目を目指すピーター・マルナティとスパイグラス・ヒル・ゴルフコースを単独トップでスタートし、4バーディ、2ボギー(70)でラウンドしたカート・キタヤマの2名が通算11アンダーで並んだ。
トップと5打差に17名がひしめく混戦となる中、世界ランキング11位でペブルビーチ・ゴルフリンクスとの相性が良い(2018年の全米アマチュア選手権で優勝、2019年の全米オープンでローアマチュアを獲得)ヴィクトル・ホブランドが通算9アンダー・5位タイに浮上、同16位のジョーダン・スピースと連覇を目指すトム・ホージは、通算1アンダー・59位タイに後退、世界ランキング10位のマシュー・フィッツパトリックは、通算2オーバー・98位タイで予選落ちとなった。
トップと2打差の6位タイと好位置からモントレー・ペニンシュラ・カントリークラブのショア・コースでの3日目を迎えた小平智だったが、2番Par4で3パットのボギーを叩くと、3番Par3でバウンスバックに成功したものの、7番Par3で1オン4パットのダブルボギー。後半に入り、フェアウェイからの3打目をペナルティ、6オン1パットとなった10番とティーショットをネイティブエリアに打ち込み、5オン2パットでホールアウトした12番の2つのPar5でダブルボギー。更に13番Par4でも3打目をよせきれずボギーとスコアを崩す中、2オンに成功した16番Par5と最終18番Par4でバーディを奪いフィニッシュ。フェアウェイキープ率69.23% (9/13) 、パーオン率61.11% (11/18)、パーオン時における平均パット(2.091)の3バーディ、2ボギー、3ダブルボギー(76)と苦手としているコースで大きくスコアと順位を落としたものの、通算2アンダーで持ちこたえ、50位タイで予選を通過した。
2日目(予選ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
① ペブルビーチ・ゴルフリンクス
1番ホールスタート
09:03(02:03)
B.テイラー/H.ホール
09:25(02:25)
M.マクグリービー/B.ホスラー
09:47(02:47)
H.ヒッグス/D.ウー
10番ホールスタート
08:30(01:30)
K.キタヤマ/D.ギム
10:31(03:31)
H.レビオダ/M.トレーナー
② スパイグラス・ヒル・ゴルフコース
1番ホールスタート
08:41(01:41)
D.マッカーシー/R.ワレンスキー
09:03(02:03)
S.ハリントン/N.ハドリー
09:36(02:36)
J.ダフナー/R.ノックス
10番ホールスタート
08:41(01:41)
J.ローズ/C.ラミー
10:09(03:09)
小平智/S.ストーリングス
10:20(03:20)
K.スタンリー/T.ホージ
③ ショア・コース
1番ホールスタート
09:47(02:47)
T.デトリー/S.パワー
10番ホールスタート
08:41(01:41)
J.スピース/R.パーマー
08:52(01:52)
V.ホブランド/D.ウィレット
09:03(02:03)
M.フィッツパトリック/M.クーチャー
10:31(03:31)
G.ヒーゴ/L.グリフィン
※時差:日本は17時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月3日(金)の08:30だと日本時間2月4日(土)の01:30、現地時間2月3日(金)の10:42だと日本時間2月4日(土)の03:42になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
2日目(予選ラウンド)
首位 | カート・キタヤマ(PB) | -9 | 70 |
T2 | キース・ミッチェル(MP) | -8 | 68 |
ブランドン・ウー(MP) | -8 | 66 | |
ジョセフ・ブラムレット(MP) | -8 | 67 | |
ハンク・レビオダ(PB) | -8 | 72 | |
T6 | シーマス・パワー(MP) | -7 | 64 |
小平 智(SH) | -7 | 68 | |
スコット・ストーリングス(SH) | -7 | 70 | |
ライアン・ムーア(PB) | -7 | 69 | |
エリック・コール(PB) | -7 | 71 |
(PB):ペブルビーチGL
(SH):スパイグラス・ヒルGC
(MP):ショア・コース
【詳細】
小平 智
7バーディ、3ボギー(68)
11時00分時点での天候はくもり、気温11.7℃、湿度85%、風速2.2m/s(南東)というコース・コンディションの中、153名(1名棄権と1名途中棄権)による予選ラウンド2日目が行われた。
予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、今季の「ザ・CJカップ・イン・サウスカロライナ」で惜しくもPGAツアー初優勝を逃し、単独2位に終わったカート・キタヤマ。
トップと1打差の2位タイで初日を終え、ペブルビーチ・ゴルフリンクスでの2日目を迎えたカート・キタヤマは、3打目をピンそば2.4mにつけた14番Par5、16番Par4、18番Par5と少ないチャンスを活かせずに前半はパープレーで終えたものの、折り返した2番Par5でグリーン右手前のラフから見事なアプローチを見せてバーディを奪うと、ティーショットを左サイドのラフに打ち込んだ5番Par3でアプローチをよせきれずボギーを叩いたものの、グリーンサイドバンカーからの3打目を確実によせた6番Par5と3.8mの大きく左に曲がるラインを読み切った8番Par4でバーディを奪うなど、フェアウェイキープ率57.14% (8/14) 、パーオン率66.67% (12/18)とショットに苦労しながら、SCRAMBLING(83.33%)とショートゲームでカバー、粘りのゴルフで3バーディ、1ボギー(70)でラウンド、通算9アンダー・単独トップで2日目を終えた。
トップと1打差の2位タイには、4バーディ、1ボギー(68)でラウンドしたPGAツアー2勝目を目指すキース・ミッチェルと2番Par4からの3連続バーディを含む6バーディ、1ボギー(66)とスコアを5つ伸ばしたブランドン・ウー、1イーグル、3バーディ、1ボギー(67)でラウンドしたジョセフ・ブラムレットのともにモントレー・ペニンシュラ・カントリークラブのショア・コースをラウンドした3名に加え、単独トップでペブルビーチ・ゴルフリンクスをラウンドしながら3バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(72)とスコアを伸ばせなかったハンク・レビオダの4名が通算8アンダーで並んだ。
トップと2打差の6位タイにも5名がひしめく混戦となる中、世界ランキング11位のヴィクトル・ホブランドが通算6アンダー・11位タイ、同16位のジョーダン・スピースが通算4アンダー・28位タイに浮上、連覇を目指すトム・ホージは、通算3アンダー・35位タイ、世界ランキング10位のマシュー・フィッツパトリックは、通算2アンダー・50位タイで2日目を終えた。
上々の滑り出しで初日を終え、スパイグラス・ヒル・ゴルフコースでの2日目を迎えた小平智は、出だしの10番Par4で3打目をよせきれずボギー先行のスタートとなったものの、続く11番Par5でラフからの3打目でグリーンを捉えてバウンスバックに成功すると、3オン1パットの14番Par5と17番Par4でバーディ。18番Par4ではティーショットをネイティブエリアに打ち込みながらパーセーブに成功し、前半スコアを2つ伸ばして折り返すと、2オンに成功した1番Par5でバーディを奪った直後の2番Par4と5番Par3でそれぞれラフからのアプローチとバンカーショットをよせきれずボギーを叩いたものの、2オンに成功した7番Par5と8番Par4、そして9番Par4の上り3ホールで圧巻の3連続バーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率78.57% (11/14) 、パーオン率55.56% (10/18)、SCRAMBLING(62.50%)パーオン時における平均パット(1.500)とショットとアプローチに苦戦しながらも、7バーディ、3ボギー(68)とスコアを4つ伸ばし、通算7アンダー・トップと2打差の6位タイに浮上して2日目を終えた。
1日目(予選ラウンド)
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
① ペブルビーチ・ゴルフリンクス
1番ホールスタート
08:30(01:30)
小平智/S.ストーリングス
08:41(01:41)
K.スタンリー/T.ホージ
09:25(02:25)
J.ローズ/C.ラミー
09:47(02:47)
B.グリフィン/R.シェルトン
10番ホールスタート
10:20(03:20)
J.ダフナー/R.ノックス
② スパイグラス・ヒル・ゴルフコース
1番ホールスタート
08:52(01:52)
G.ヒーゴ/L.グリフィン
09:25(02:25)
J.スピース/R.パーマー
09:36(02:36)
V.ホブランド/D.ウィレット
09:47(02:47)
M.フィッツパトリック/M.クーチャー
10番ホールスタート
10:31(03:31)
T.デトリー/S.パワー
③ ショア・コース
1番ホールスタート
10:31(03:31)
A.ロング/A.パットナム
10番ホールスタート
10:20(03:20)
K.ストリールマン/W.シンプソン
※時差:日本は17時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月2日(木)の08:30だと日本時間2月3日(金)の01:30、現地時間2月2日(木)の10:42だと日本時間2月3日(金)の03:42になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
1日目(予選ラウンド)
首位 | ハンク・レビオダ(MP) | -8 | 63 |
T2 | カート・キタヤマ(MP) | -7 | 64 |
チャド・ラミー(PB) | -7 | 65 | |
ハリー・ホール(MP) | -7 | 64 | |
T5 | マーティン・トレーナー(MP) | -6 | 65 |
エリック・コール(MP) | -6 | 65 | |
アーロン・バデリー(MP) | -6 | 65 | |
T8 | スコット・ストーリングス(PB) | -5 | 67 |
ベン・マーティン(MP) | -5 | 66 | |
カイル・ウェストモアーランド(PB) | -5 | 67 | |
キース・ミッチェル(SH) | -5 | 67 | |
ハリー・ヒッグス(MP) | -5 | 66 | |
T24 | 小平 智(PB) | -3 | 69 |
(PB):ペブルビーチGL
(SH):スパイグラス・ヒルGC
(MP):ショア・コース
【詳細】
小平 智
6バーディ、3ボギー(69)
11時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温11.1℃、湿度70%、風速1.8m/s(南南西)というコース・コンディションの中、156名(1名途中棄権)による予選ラウンド1日目が行われた。
予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、今季ここまで5試合に出場し、すべて予選落ちを喫しているPGAツアー初優勝を目指すハンク・レビオダ。
モントレー・ペニンシュラ・カントリークラブのショア・コースで初日を迎えたハンク・レビオダは、3番Par3と4番Par4で連続バーディの好スタートを切ると、5番Par4で3パットのボギーを叩いたものの、続く6番Par5でバウンスバックに成功。更に9番Par3と折り返した10番Par5で連続バーディを奪うと、12番Par5と13番Par4、ティーショットをピンそばにつけた14番Par3で3連続バーディ。その後も16番Par5でミドルパットを決めてバーディを奪うなど、フェアウェイキープ率76.92% (10/13) 、パーオン率94.44% (17/18)、パーオン時における平均パット(1.529)と安定したプレーを見せ、9バーディ、1ボギー(63)でラウンド、8アンダー・単独トップで初日を終えた。
トップと1打差の2位タイには、ともにモントレー・ペニンシュラ・カントリークラブのショア・コースで初日を迎え、ボギーフリーとなる7バーディ(64)でラウンドしたカート・キタヤマと3番Par3からの5連続バーディを含む1イーグル、7バーディ、2ボギー(64)でラウンドしたツアールーキーのハリー・ホール、そしてペブルビーチ・ゴルフリンクスで4連続バーディを含む8バーディ、1ボギー(65)でラウンドしたPGAツアー1勝のチャド・ラミーの3名が7アンダーで並んだ。
世界ランキング11位のヴィクトル・ホブランドは、2アンダー・47位タイ、連覇を目指すトム・ホージは、世界ランキング10位のマシュー・フィッツパトリックと同16位のジョーダン・スピースと共に1アンダー・61位タイからのスタートとなった。
2週連続の予選通過に向け、ペブルビーチ・ゴルフリンクスでのラウンドとなった小平智は、3打目をピンそば43cmにつけた2番Par5と2打目をピンそば1.3mにつけた3番Par4、そして4.2mの右に曲がるラインを読み切った4番Par4で3連続バーディの好スタートを切ると、5番Par3で20.1mのバーディパットから3パットのボギーを叩いたものの、6番Par5で2.6mを決めてバウンスバックに成功。8番Par4でグリーン奥からのバンカーショットがグリーンをオーバーし、ボギーを叩いたものの、前半を2アンダーで終える。折り返した後半は、12番Par3で3打目のアプローチをよせきれずボギーが先行する展開となったものの、13番Par4で3.4mを決めてバウンスバックに成功すると、14番Par5での1.9mにつけたバーディチャンスとティーショットを右サイドに曲げながらも、3打目をピンそば13cmにつけピンチを凌いだ15番Par4をともにパーで通過し迎えた16番Par4で2打目を1.3mにつけバーディ。その後、ティーショットを1.9mにつけながらカップに蹴られた17番Par3と最終18番Par5でスコアを伸ばせなかったものの、フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パーオン時における平均パット(1.615)と安定したプレーで6バーディ、3ボギー(69)でラウンド、3アンダー・24位タイと上々の滑り出しを見せた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREENS IN REGULATION
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
LD:LONGEST DRIVE
(最大飛距離)
PPG:PUTTS PER GIR
(パーオン時の平均パット数)
1位
ジャスティン・ローズ(Justin Rose)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 50.00% (7/14) |
61.11% (11/18) |
286.7y (312.0y) |
1.636 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
55.56% (10/18) |
263.0y (271.0y) |
1.700 |
ROUND3 | 69.23% (9/13) |
83.33% (15/18) |
274.5y (308.0y) |
1.571 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
77.78% (14/18) |
304.2y (320.0y) |
1.667 |
TOTAL | 65.45% (36/55) |
69.44% (50/72) |
282.1y (320.0y) |
1.640 |
RANK | T72 | T40 | 73/T84 | 5 |
2位タイ
ブレンドン・トッド(Brendon Todd)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
44.44% (8/18) |
268.5y (273.0y) |
1.750 |
ROUND2 | 69.23% (9/13) |
77.78% (14/18) |
269.5y (270.0y) |
1.786 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
44.44% (8/18) |
280.9y (310.0y) |
1.500 |
ROUND4 | 85.71% (12/14) |
66.67% (12/18) |
280.5y (310.0y) |
1.375 |
TOTAL | 80.00% (44/55) |
58.33% (42/72) |
274.8y (310.0y) |
1.619 |
RANK | T5 | 118 | 112/T116 | 3 |
2位タイ
ブランドン・ウー(Brandon Wu)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
55.56% (10/18) |
255.0y (269.0y) |
1.700 |
ROUND2 | 92.31% (12/13) |
94.44% (17/18) |
269.0y (292.0y) |
1.647 |
ROUND3 | 71.43% (10/14) |
77.78% (14/18) |
289.2y (317.0y) |
1.706 |
ROUND4 | 85.71% (12/14) |
94.44% (17/18) |
303.1y (336.0y) |
1.643 |
TOTAL | 80.00% (44/55) |
80.56% (58/72) |
279.1y (336.0y) |
1.672 |
RANK | T5 | T1 | 94/T40 | 11 |
29位タイ
小平 智(Satoshi Kodaira)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
72.22% (13/18) |
273.6y (298.0y) |
1.615 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
55.56% (10/18) |
269.0y (278.0y) |
1.500 |
ROUND3 | 69.23% (9/13) |
61.11% (11/18) |
266.5y (284.0y) |
1.750 |
ROUND4 | 100.00% (14/14) |
88.89% (16/18) |
267.8y (297.0y) |
2.091 |
TOTAL | 83.64% (46/55) |
69.44% (50/72) |
269.2y (298.0y) |
1.740 |
RANK | T1 | T40 | 133/T131 | 35 |
優勝したジャスティン・ローズは、SCRAMBLINGが4位タイ、パーオン時における平均パットが5位とショートゲームとパッティングの数値が素晴らしく、2位タイのブレンドン・トッドは、フェアウェイキープ率が5位タイ、SCRAMBLINGが2位タイ、SG: PUTTINGが1位と安定しており、同じく2位タイのブランドン・ウーは、ティーショットからパッティングまで安定した数値でした。小平智は、フェアウェイキープ率は1位だったが、課題のショートゲームに加え、パッティングの数値が低かった。
全選手の結果
※2023年大会(2022-2023シーズン)
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