2020-2021シーズン「ウィンダム・チャンピオンシップ」のテレビ放送予定と試合結果【PGA米国男子ツアー】

ウィンダム・チャンピオンシップ PGAツアー
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2021年8月12日(木)~8月15日(日)にかけてアメリカ・ノース・カロライナ州グリーンズボロにあるセッジフィールド・カントリークラブ(Sedgefield CC)で開催される2020-2021シーズン第47戦「ウィンダム・チャンピオンシップ(Wyndham Championship)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。

日本からは松山英樹、小平智が出場

※松山英樹は、2013年から2年ぶり7回目の出場となります。
※小平智は、2018年から2年ぶり3回目の出場となります。

(2021.8.16)
・出場した全選手の最終結果(順位と獲得賞金)をPDFにて掲載しました。
・ケビン・キスナーがプレーオフを制し、PGAツアー4勝目を飾った。
・大会最終日の結果(トップ10)を掲載しました。

(2021.8.15)
・大会最終日の全選手と注目の組み合わせを掲載しました。
・大会3日目の結果(トップ10)を掲載しました。

(2021.8.14)
・大会3日目の全選手と注目の組み合わせを掲載しました。
・大会2日目の結果(トップ10と日本人選手)を掲載しました。
・大会1日目の結果(トップ10と日本人選手)を掲載しました。

(2021.8.11)
・大会1日目と大会2日目の日本人を含む注目の組み合わせを掲載しました。

(2021.8.10)
・最終エントリーが確定した156名の出場選手をPDFにて掲載しました。
・パワーランキングが発表され、1位W.シンプソン、2位イム・ソンジェ、3位J.コクラックとなりました。日本勢は松山英樹が4位、小平智は選出されず。
 
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ウィンダム・チャンピオンシップ

1938年、グレーター・グリーンズボロ・オープンとしてスタートしたウィンダム・チャンピオンシップは、今大会で82回目を迎え、PGAツアーで6番目に古い歴史を誇ります。

大会当初はノース・カロライナ州グリーンズボロの〈スター・マウントフォレスト・カントリークラブ〉と〈セッジフィールド・カントリークラブ〉の2つのコースで交互に行われていましたが、1977年からフォレストオークス・カントリークラブに場所を移し31年間にわたる開催の後、2008年からドナルド・ロスが最初に設計したセッジフィールド・カントリークラブでの開催となっています。

レギュラー・シーズン最終戦と言うことで2020-2021シーズンのプレーオフ・シリーズ出場権と2021-2022シーズンのシード権獲得(フェデックスカップポイント125位以内)に向け、熾烈な戦いが繰り広げられる重要な大会となっています。

大会最多優勝者は、第1回大会を制したサム・スニードで1965年までに2回の連覇を含む8回の優勝を成し遂げています。2000年代に入ってからは、2003年の丸山茂樹(日本)、2005年のK.J.チョイ(韓国)、2016年のキム・シウ(韓国)とアジア勢も優勝を飾っています。

優勝者には、2年間のシード権、フェデックスカップポイント500、2021-2022シーズン全米プロゴルフ選手権の出場権、セントリー・トーナメント、ザ・プレーヤーズ選手権の出場権が付与されます。

また、今大会終了時点でフェデックスカップポイントランキングトップ10の選手に賞金が付与されます。

コムキャスト・ビジネス・ツアー・トップ10
※コムキャスト・ビジネス・ツアー・トップ10とはレギュラー・シーズン終了時点でのフェデックスカップポイントランキングトップ10の選手に対してボーナスが支払われる仕組み

【2020-2021シーズンの結果】
  1位:$2,000,000 コリン・モリカワ
  2位:$1,500,000 ジョーダン・スピース
  3位:$1,200,000 パトリック・キャントレー
  4位:$1,100,000 ハリス・イングリッシュ
  5位:$1,000,000 ジョン・ラーム
  6位:$850,000      エイブラハム・アンサー
  7位:$700,000      ブライソン・デシャンボー
  8位:$600,000      ルイ・ウーストハイゼン
  9位:$550,000      ジャスティン・トーマス
10位:$500,000      サム・バーンズ


8月8日時点での世界ランキング7位のルイ・ウーストハイゼンを始め、同16位のパトリック・リード、同19位のウェブ・シンプソン、同24位のジェイソン・コクラック、ウィル・ザラトリス、イム・ソンジェ、リッキー・ファウラー、トミー・フリートウッドなど世界ランキング上位者も出場するフィールドとなっています。

日本からは前週2位タイに入った松山英樹と小平智が出場。
2年ぶり7回目の出場となる松山英樹は、2016年に3位タイに入っています。小平智は、過去2回の出場もすべて予選落ちとなっています。

【パワー・ランキング】
1位:ウェブ・シンプソン
2位:イム・ソンジェ
3位:ジェイソン・コクラック
4位:松山 英樹
5位:ルイ・ウーストハイゼン
6位:パトリック・リード
7位:ブライアン・ハーマン
8位:ラッセル・ヘンリー
9位:キム・シウ
10位:シーマス・パワー
11位:ケビン・キスナー
12位:ブラント・スネデカー
13位:ウィル・ザラトリス
14位:ロリー・サバティーニ
15位:ロバート・マッキンタイア

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ウィンダム・チャンピオンシップ 開催会場

【アメリカ・ノース・カロライナ州グリーンズボロ】
セッジフィールド・カントリークラブ(TPC Southwind)

コース Yardage Par
セッジフィールド・カントリークラブ
(Sedgefield CC)
7,131 70

 

アメリカ・ノース・カロライナ州グリーンズボロの南西に位置する「セッジフィールド・カントリークラブ」は、1926年ドナルド・ロスが最初に設計し2007年クリス・スペンスによって改修されたコースで争われる唯一のレギュラー・シーズンのPGAツアーのトーナメント・コースとして知られています。

左右の傾斜と起伏のあるフェアウェイとアンジュレーションのあるグリーン、池やフェアウェイ両端・中央を流れる小川が特徴的な木々によってセパレートされた林間コースとなっており、ショットの正確性とショートゲームの精度が求められるコースと言えるでしょう。

【特徴のあるホール】
・2番Par4:ドナルド・ロスが設計した最高のホールの1つ。
・6番Par4:フロントナインで最もタフなホールの1つ。
・12番Par3:4つのPar3の中で最も難しいホール。
・18番Par4:コースで最も難しいグリーン。

【芝の種類】
・フェアウェイ:バミューダ
・ラフ:バミューダ
・グリーン:チャンピオン・バミューダ
Hole Yardage Par
1 418 4
2 442 4
3 174 3
4 428 4
5 529 5
6 423 4
7 223 3
8 374 4
9 416 4
10 440 4
11 486 4
12 235 3
13 405 4
14 505 4
15 545 5
16 175 3
17 406 4
18 507 4
OUT 3,427 35
IN 3,704 35
Total 7,131 70
※2021年 HOLE LOCATIONS

ウィンダム・チャンピオンシップ スケジュール

2021年8月12日(木)~8月15日(日)

8月12日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
8月13日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
8月14日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
8月15日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)

ウィンダム・チャンピオンシップ 賞金

【賞金総額】

 $6,400,000

【優勝賞金 】

 $1,152,000

※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。

 

出場選手一覧

最終エントリーが確定した出場選手156名はPDFをご覧ください。


注目選手

※選手情報及び世界ランキングは2021年8月8日時点

松山 英樹(Hideki Matsuyama)
世界ランキング 17位
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(29歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg

① PGAツアー:6勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・マスターズ:1勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで8年目のシーズンを迎えます。

抜群の精度を誇るアイアンショットは健在でPGAツアー屈指の実力を誇るショットメーカー。更に、アプローチのクオリティも高く、多彩なショットでスコアメイクに繋げます。

メジャー・トーナメントの1つである「マスターズ・トーナメント」を制したことで、世界のトッププレーヤーとして更なる活躍が期待されます。

2020-2021シーズンは、23試合に出場し、トップ10入り3回(優勝1回を含む)、予選落ち3回という結果が残っています。直近の2試合でも東京オリンピックで4位タイ、前週は2位タイと最後まで優勝争いを演じています。

2021年に入ってからは全体的にショット・パッティングともに良くなってきており、マスタ-ズ・トーナメントでも、抜群のショートゲームを見せています。

2013年から2年ぶり7回目の出場となる今大会での成績は、2016年に3位タイに入っています。休養明けの東京オリンピック、前週の世界ゴルフ選手権、そして今週とタフな3連戦を迎える中でのプレーに期待がかかります。

パワーランキングは4位。


最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!

ウィンダム・チャンピオンシップのテレビ放送

【CS放送】ゴルフネットワークが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!

:生中継

【CS放送】ゴルフネットワーク 

全ラウンド生中継!!  ※日本時間

8月13日() 第1日

  • 4:00~7:00

8月14日() 第2日

  • 4:00~7:00

8月15日(日) 第3日

  • 2:00~7:00

8月16日(月) 第4日 (最終日)

  • 2:00~7:45
    ※延長あり
【動画配信】GOLFTV 

全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間

8月12日() 第1日

  • 20:00~翌7:00

8月13日() 第2日

  • 20:00~翌7:00

8月14日(土) 第3日

  • 21:00~翌7:00

8月15日(日) 第4日 (最終日)

  • 21:00~翌7:30

【GDOサイトで無料ライブ配信】

8月13日() 第1日

  • 4:00~6:00

8月14日() 第2日

  • 4:00~6:00

 

ウィンダム・チャンピオンシップ 試合結果

コース Yardage Par
セッジフィールド・カントリークラブ
(Sedgefield CC)
7,131 70

 

大会1日目(予選ラウンド)

大会1日目
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 12:59(01:59)
 J.ハーマン/W.シンプソン/J.T.ポストン
 13:10(02:00)
 松山英樹/R.ファウラー/J.ローズ
10番ホールスタート
 07:34(20:34)
 J.コクラック/J.ティーター/L.ウーストハイゼン
 07:45(20:45)
 A.スコット/B.スネデカー/H.バーナーIII
 13:10(02:10)
 M.レアード/K.キスナー/小平智

※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月12日(木)の6:50だと日本時間8月12日(木)の19:50あたり、現地時間8月12日(木)の14:27だと日本時間8月13日(金)の3:27になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 ラッセル・ヘンリー -8 62
T2 スコット・ピアシー -6 64
  クリス・カーク -6 64
  ハドソン・スワフォード -6 64
  マイケル・トンプソン -6 64
  アダム・ハドウィン -6 64
  カン・ソンフン -6 64
  テッド・ポッター・ジュニア -6 64
T9 ウェブ・シンプソン -5 65
  ケビン・キスナー -5 65
  ブロンソン・バーグーン -5 65
  デニー・マッカーシー -5 65
  エリック・ファン・ロイエン -5 65
  タイラー・マクンバー -5 65
  ブライアン・スチュアード -5 65
  ジョナサン・ベガス -5 65
  マイケル・グリジック -5 65
  ニック・テイラー -5 65
  アンドリュー・ランドリー -5 65
T89 松山 英樹 -1 69
T107 小平 智 E 70

【詳細】
松山英樹
4バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(69)

小平智
1イーグル、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(70)

午後15時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温33.4℃、湿度47%、風速3.1m/sというコース・コンデションの中、156名による予選ラウンド1日目が行われた。

悪天候により日没サスペンデッドとなった初日を終えてトップに立ったのは、「2017年 Shell Houston Open」以来となるPGAツアー4戦目を目指すラッセル・ヘンリー。

初日、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パーオン時における平均パット(1.571)とショット・パッテイングともに抜群の安定感を見せたラッセル・ヘンリーは、出だしの4ホールを危なげなくパーで切り抜けると、5番Par5では2オンに成功し1.5mを決めてイーグル、続く6番では9.6m、7番では21.2mのアプローチを直接決めてそれぞれバーディを奪い、前半スコアを4つ伸ばして折り返す。後半に入っても11番で3.9mを決めてバーディ、15番Par5では2オンに成功し2パットのバーディ、17番では2.5m、18番では6.1mをそれぞれ決めて連続バーディでフィニッシュ。ボギーフリーとなる1イーグル、6バーディ(62)と完璧なラウンドで通算8アンダーと最高の滑り出しを切った。

2打差の2位タイには、開幕3戦目の優勝以来となる今季2勝目を狙うハドソン・スワフォードを含む7名が通算6アンダー、3打差の9位タイには、世界ランキング19位で2011年大会の覇者であるウェブ・シンプソンや2週連続優勝を狙うエリック・ファン・ロイエンら11名が通算5アンダーで並んだ。

出だしの2番でピンそば58cmにつけるスーパーショットでバーディを奪い、幸先の良いスタートを切ったものの、4番でアプローチをミスしダブルボギー、続く5番でバーディを奪い、前半をイーブンパーで折り返す。後半12番でボギーが先行するものの、14番、15番で連続バーディを奪い、初日はショットとパッティングがかみ合わなかったものの、4バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(69)でラウンド、通算1アンダー・89位タイでホールアウト。

小平智は、出だしの10番でボギー、13番でバーディ、15番から18番にかけてバーディとボギーを繰り返すなど、出入りの激しいゴルフで前半をイーブンパーで折り返す。後半の3番でダブルボギーを叩くが、5番Par5で2オンに成功し10.6mを決めてイーグル。しかし、初日はショット・パッティングに加えてSCRAMBLING:42.86%とショートゲームに苦労し1イーグル、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(70)と粘りを見せたものの、スコアを伸ばせず通算イーブンパー・107位タイと大きく出遅れた。


大会2日目(予選ラウンド)

大会2日目
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 12:59(01:59)
 J.コクラック/J.ティーター/L.ウーストハイゼン
 13:10(02:10)
 A.スコット/B.スネデカー/H.バーナーIII
 07:45(20:45)
 M.レアード/K.キスナー/小平智
10番ホールスタート
 07:34(20:34)
 J.ハーマン/W.シンプソン/J.T.ポストン
 07:45(20:45)
 松山英樹/R.ファウラー/J.ローズ

※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月13日(金)の6:50だと日本時間8月13日(金)の19:50あたり、現地時間8月13日(金)の14:27だと日本時間8月14日(土)の3:27になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 ラッセル・ヘンリー -14 64
T2 ロリー・サバティーニ -10 64
  ウェブ・シンプソン -10 65
  スコット・ピアシー -10 66
T5 ジャスティン・ローズ -9 65
  タイラー・ダンカン -9 62
  ブライアン・スチュアード -9 66
T8 ケビン・ストリールマン -8 66
  アレックス・スモーリー -8 64
  タイラー・マクンバー -8 67
  ケビン・ナ -8 64
T75 松山 英樹 -2 69
T132 小平 智 +2 72

【詳細】
松山英樹
4バーディ、3ボギー(69)

小平智
2バーディ、4ボギー(72)

予選CUTライン:-3
松山英樹と小平智は、予選落ちとなりました。


午後13時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温32.8℃、湿度52%、風速2.7m/sというコース・コンデションの中、156名による予選ラウンド2日目が行われた。

2日目を終えてトップをキープしたのは、「2017年 Shell Houston Open」以来となるPGAツアー4戦目を目指すラッセル・ヘンリー。

10番からスタートしたラッセル・ヘンリーは、12番で先にボギーを叩いたものの、初日に続きフェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パーオン時における平均パット(1.615)とショット・パッテイングともに抜群の安定感を見せ、14番からの4連続バーディで前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入っても3番で5.4mをバーディパットを決めるなど、2.5mから6.0mのパッティングのフィーリングが良く、5番、8番でもバーディを奪い、2日目も
7バーディ、1ボギー(64)とスコアを伸ばし通算14アンダー2位に4打差をつけトップをキープした。

トップと4打差の2位タイには、フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パーオン時における平均パット(1.688)とショット・パッテイングともに素晴しいプレーを見せ、ボギーフリーとなる6バーディ(64)をマークした東京オリンピック銀メダリストのロリー・サバティーニとフェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率94.44% (17/18)とショットメーカーらしいショットの安定感で1イーグル、4バーディ、1ボギー(65)とスコアを伸ばしたウェブ・シンプソン、初日に続き安定したプレーでスコアを伸ばしたスコット・ピアシーが通算10アンダーで並んだ。

トップと5打差の5位タイには、復活を期すジャスティン・ローズとボギーフリーとなる8バーディ(62)をマークしたタイラー・ダンカン、ブライアン・スチュアードの3名が通算9アンダーで並んだ。

東京オリンピックから世界ゴルフ選手権、そして今大会と3連戦となった松山英樹は、出だしの12番、14番でボギーを叩くなど、前半スコアを1つ落として折り返す。後半も4番で先にボギーが先行する中、5番、6番で連続バーディ、9番でもバーディを奪ったものの、2日目もショットとパッティングともに苦労し4バーディ、3ボギー(69)とスコアを1つ伸ばしたものの、1打及ばず通算2アンダー・75位タイで予選落ちとなった。

シード権がかかった重要な1日を迎えた小平智だったが、2日目は2020-2021シーズンを象徴するかのようにフェアウェイキープ率42.86% (6/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パーオン時における平均パット(2.000)、SCRAMBLING:66.67%とショットとパッティングがかみ合わず、ショートゲームでも苦戦し2バーディ、4ボギー(72)とスコアを2つ落とし通算2オーバー・132位タイで予選落ち。

フェデックスカップポイントランキングで153位と順位を落として、現時点では準シード権が与えられる150位以内を逃し、次週から始まる3試合の入れ替え戦で2021-2022シーズンの残る25枚のシード権を争う事となった。

何としてもシード権を確保してPGAツアーに戻って来られるよう頑張ってほしいです。

大会3日目(決勝ラウンド)

大会3日目
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 09:45(22:45)
 A.スコット/N.ラシュリー
 10:00(23:00)
 W.ザラトリス/B.トッド
 11:50(00:50)
 イム・ソンジェ/キム・シウ
 13:05(02:05)
 K.ナ/C.カーク
 13:35(02:35)
 J.ローズ/T.ダンカン
 13:45(02:45)
 W.シンプソン/S.ピアシー
 13:55(02:55)
 R.ヘンリー/R.サバティーニ

※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月14日(土)の7:45だと日本時間8月14日(土)の20:45あたり、現地時間8月14日(土)の13:55だと日本時間8月15日(日)の2:55になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 ラッセル・ヘンリー -15 69
2 タイラー・マクンバー -12 66
T3 ブランデン・グレース -11 64
  ロジャー・スローン -11 64
  ケビン・キスナー -11 66
  ケビン・ナ -11 67
  スコット・ピアシー -11 69
  ロリー・サバティーニ -11 69
T9 アダム・スコット -10 64
  ハドソン・スワフォード -10 67
  ケビン・ストリールマン -10 68
  ジャスティン・ローズ -10 69
  タイラー・ダンカン -10 69
  ウェブ・シンプソン -10 70


午後15時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温33.3℃、湿度50%、風速2.2m/sというコース・コンデションの中、74名による決勝ラウンド3日目が行われた。

初日から3日目単独トップをキープしたのは、「2017年 Shell Houston Open」以来となるPGAツアー4戦目を目指すラッセル・ヘンリー。

2位に4打差をつけ単独トップでスタートしたラッセル・ヘンリーは、ショットの安定感は予選ラウンド2日間と変わらなかったものの、バーディチャンスにつけることも少なく、パーオン時における平均パットが2.000とパッティングが決まらず、前半は5番のバーディ1つで折り返す。後半に入り11番でアプローチを寄せきれずボギー、15番Par5で2オンに成功し10.1mを決めてイーグルを決めたものの、18番では3パットのボギーと最後まで波に乗れず、1イーグル、1バーディ、2ボギー(69)とスコアを1つ伸ばすだけに留まりながらも粘りのプレーで通算15アンダー2位に3打差をつけ単独トップをキープした。

単独の2位には、トップと6打差の8位タイからスタートしパーオン率88.89% (16/18)、パーオン時における平均パットが1.750と終始、安定感のあるプレーを見せたタイラー・マクンバーが、ボギーフリーとなる4バーディ(66)と着実にスコアを伸ばし通算12アンダー・トップと3打差につけた。

トップと4打差の3位タイには、11番からの3連続バーディを含む7バーディ、1ボギー(64)をマークしたブランデン・グレースと同じく11番からの3連続バーディを含む6バーディ(64)とボギーフリーでラウンドしたロジャー・スローン、ケビン・キスナー、ケビン・ナ、スコット・ピアシー、ロリー・サバティーニの6名が通算11アンダーで並んだ。

トップと5打差の9位タイには、9バーディ、3ボギー、3日目のベストスコアタイとなる(64)をマークしたアダム・スコットら6名が通算10アンダーで並んだ。

3日目を終えてトップと6打差の中に22名がひしめく大混戦となった。

大会最終日(決勝ラウンド)

大会最終日
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 08:06(21:06)
 イム・ソンジェ/キム・シウ/カン・ソンフン
 08:28(21:28)
 T.ダンカン/W.シンプソン/W.ザラトリス
 08:39(21:39)
 H.スワフォード/K.ストリールマン/J.ローズ
 08:50(21:50)
 S.ピアシー/R.サバティーニ/A.スコット
 09:01(22:01)
 R.スローン/K.キスナー/K.ナ
 09:12(22:12)
 R.ヘンリー/T.マクンバー/B.グレース

※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月15日(日)の7:00だと日本時間8月15日(日)の20:00あたり、現地時間8月15日(日)の9:12だと日本時間8月15日(日)の22:12になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 ケビン・キスナー -15 66
T2 ケビン・ナ -15 66
  ブランデン・グレース -15 66
  キム・シウ -15 64
  アダム・スコット -15 65
  ロジャー・スローン -15 66
T7 ウェブ・シンプソン -14 66
  ケビン・ストリールマン -14 66
  ラッセル・ヘンリー -14 71
T10 ニック・テイラー -13 64
  ブレンドン・トッド -13 66
  アダム・ハドウィン -13 66
  ジャスティン・ローズ -13 67
  ロリー・サバティーニ -13 68


午前10時00分時点での天候はくもり、気温24.4℃、湿度85%、風速1.8m/sというコース・コンデションの中、74名による決勝ラウンド最終日が行われた。

大混戦となった大会最終日、6名によるプレーオフを制したのは、37歳のケビン・キスナー。

トップと4打差の3位タイからスタートしたケビン・キスナーは、出だしの1番でピンそば1.6mにつけ幸先よくバーディを奪うと、4番から3連続バーディ、8番で3パットのボギーを叩いたものの、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入り、14番で先にボギーを叩いたものの、16番で3.5m、17番で58cmを決めて連続バーディを奪い、6バーディ、2ボギー(66)でラウンド、プレーオフに進んだ。

ケビン・キスナーと同じくトップと4打差の3位タイからスタートしたケビン・ナとブランデン・グレース、ロジャー・スローンは、お互いに(66)とスコアを4つ伸ばしてホールアウト。最終日ショット・パッティングともに抜群の安定感を見せ、ボギーフリーとなる1イーグル、4バーディ(64)をマークしたキム・シウとトップと5打差の9位タイからスタートしパーオン率83.33% (15/18)と抜群のショット力で8バーディ、3ボギー(65)とスコアを5つ伸ばしたアダム・スコットの5名も通算15アンダーで並び、ケビン・キスナーと共にプレーオフに進んだ。

プレーオフ1ホール目、ケビン・ナが5.4mのパーパットを残したものの、お互いにパーセーブに成功。迎えた2ホール目、5名がアプローチやパッティングでバーディを奪えないのに対して、2ndショットをピンそば1.2mにつけ楽々バーディパット決めたケビン・キスナーがプレーオフを制し優勝。

2019年「World Golf Championships-Dell Technologies Match Play」以来となるPGAツアー4勝目を飾った。

3日間単独トップをキープし2位に3打差をつけスタートしたラッセル・ヘンリーは、SG: PUTTING(-3.174)とパッティングに苦労し前半こそスコアを伸ばしたものの、後半は出入りの激しいプレーでボギーが先行。最終日は4バーディ、5ボギー(71)とスコアを1つ落とし通算14アンダー・7位タイで大会を終えた。

STATISTICS

DA:DRIVING ACCURACY
  (フェアウェイキープ率)
GIR:GREENS IN REGULATION
  (パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
  (平均飛距離)
LD:LONGEST DRIVE
  (最大飛距離)
PPG:PUTTS PER GIR
  (パーオン時の平均パット数)
 

1位
ケビン・キスナー(Kevin Kisner)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 71.43%
(10/14)
94.44%
(17/18)
301.4y
(360.0y)
1.765
ROUND2 64.29%
(9/14)
72.22%
(13/18)
296.2y
(338.0y)
1.846
ROUND3 57.14%
(8/14)
88.89%
(16/18)
313.9y
(325.0y)
1.667
ROUND4 57.14%
(8/14)
66.67%
(12/18)
302.5y
(328.0y)
1.813
TOTAL 62.50%
(35/56)
80.56%
(58/72)
303.5y
(360.0y)
1.776
RANK T60 T8 137/T69 T54

 

2位タイ
ケビン・ナ(Kevin Na)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 57.14%
(8/14)
72.22%
(13/18)
284.8y
(315.0y)
1.769
ROUND2 85.71%
(12/14)
83.33%
(15/18)
313.5y
(327.0y)
1.600
ROUND3 71.43%
(10/14)
83.33%
(15/18)
310.5y
(366.0y)
1.750
ROUND4 57.14%
(8/14)
88.89%
(16/18)
286.8y
(312.0y)
1.733
TOTAL 67.86%
(38/56)
81.94%
(59/72)
298.9y
(366.0y)
1.712
RANK T25 T5 149/T42 19

 

2位タイ
ブランデン・グレース(Branden Grace)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 35.71%
(5/14)
77.78%
(14/18)
293.3y
(327.0y)
1.786
ROUND2 42.86%
(6/14)
66.67%
(12/18)
320.6y
(326.0y)
1.583
ROUND3 71.43%
(10/14)
72.22%
(13/18)
303.7y
(320.0y)
1.615
ROUND4 71.43%
(10/14)
72.22%
(13/18)
293.0y
(361.0y)
1.615
TOTAL 55.36%
(31/56)
72.22%
(52/72)
302.6y
(361.0y)
1.654
RANK T106 T69 140/T65 10

 

2位タイ
キム・シウ(Si Woo Kim)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 64.29%
(9/14)
72.22%
(13/18)
317.1y
(365.0y)
1.615
ROUND2 71.43%
(10/14)
66.67%
(12/18)
304.3y
(360.0y)
1.750
ROUND3 35.71%
(5/14)
61.11%
(11/18)
334.6y
(381.0y)
1.714
ROUND4 71.43%
(10/14)
77.78%
(14/18)
322.7y
(341.0y)
1.727
TOTAL 60.71%
(34/56)
69.44%
(50/72)
319.7y
(381.0y)
1.700
RANK T66 T89 59/T5 17

 

2位タイ
アダム・スコット(Adam Scott)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 50.00%
(7/14)
83.33%
(15/18)
318.2y
(371.0y)
1.667
ROUND2 57.14%
(8/14)
77.78%
(14/18)
305.5y
(373.0y)
1.857
ROUND3 42.86%
(6/14)
77.78%
(14/18)
325.4y
(371.0y)
1.867
ROUND4 64.29%
(9/14)
83.33%
(15/18)
320.7y
(363.0y)
1.357
TOTAL 53.57%
(30/56)
80.56%
(58/72)
317.4y
(373.0y)
1.690
RANK T112 T8 71/T9 13

 

2位タイ
ロジャー・スローン(Roger Sloan)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 50.00%
(7/14)
72.22%
(13/18)
302.7y
(337.0y)
2.000
ROUND2 85.71%
(12/14)
66.67%
(12/18)
333.3y
(343.0y)
1.500
ROUND3 78.57%
(11/14)
88.89%
(16/18)
325.3y
(348.0y)
1.813
ROUND4 71.43%
(10/14)
88.89%
(16/18)
292.9y
(310.0y)
1.688
TOTAL 71.43%
(40/56)
79.17%
(57/72)
313.5y
(348.0y)
1.754
RANK T11 T19 92/T118 T40

 

75位タイ(予選カット)
松山 英樹(Hideki Matsuyama)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 71.43%
(10/14)
88.89%
(16/18)
323.0y
(349.0y)
1.875
ROUND2 57.14%
(8/14)
61.11%
(11/18)
331.3y
(356.0y)
1.818
ROUND3
ROUND4
TOTAL 64.29%
(18/28)
75.00%
(27/36)
327.1y
(356.0y)
1.852
RANK T44 T45 25/T89 T110

 

132位タイ(予選カット)
小平 智(Satoshi Kodaira)

  DA GIR DD/LD PPG
ROUND1 64.29%
(9/14)
61.11%
(11/18)
295.7y
(324.0y)
1.636
ROUND2 42.86%
(6/14)
66.67%
(12/18)
318.4y
(325.0y)
2.000
ROUND3
ROUND4
TOTAL 53.57%
(15/28)
63.89%
(23/36)
307.0y
(325.0y)
1.826
RANK T112 T133 128/T151 T94

 

優勝したケビン・キスナーと2位タイに入った5名は、アイアンショットの出来が良く、パッティングとのかみ合わせの良さが、スコアに繋がった。一方で予選落ちを喫した松山英樹と小平智は、ショットに加え、パッティングが入らず、苦労を強いられた形となった。

全選手の結果

出場した全選手のリザルトと獲得賞金はPDFをご覧ください。 
 
※PGA公式サイト参照

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