2020-2021シーズン「ウェイストマネジメント・フェニックス・オープン」のテレビ放送予定と試合結果 松山英樹、大会3勝目なるか!【PGA米国男子ツアー】

ウェストマネジメント・フェニックス・オープン PGAツアー
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2021年2月4日(木)~2月7日(日)にかけてアメリカ・アリゾナ州スコッツデールにあるTPCスコッツデール(TPC Scottsdale)で開催される2020-2021シーズン第17戦「ウェイストマネジメント・フェニックス・オープン(Waste Management Phoenix Open)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。

日本からは松山英樹(8年連続8回目の出場)と小平智が出場

※松山英樹は、PGAツアー参戦から毎年出場している大会であり、大会2勝を挙げている。

(2021.2.8)
出場した全選手の最終結果(順位と獲得賞金)をPDFにて掲載しました。

(2021.2.8)
ブルックス・ケプカが2位に1打差をつけ、通算19アンダーで大混戦を制し、PGAツアー8勝目を飾った。松山英樹は、通算8アンダー・42位タイ、小平智は、通算3アンダー・63位で大会を終えた。

(2021.2.7)
大会最終日の全選手及び松山英樹・小平智を含む、注目の組み合わせを掲載しました。

(2021.2.7)
大会3日目を終え、松山英樹、小平智はともに6アンダー・36位タイと順位をあげた。前日トップのザンダー・シャウフェレとキャリアタイとなるビッグスコア「61」をマークしたジョーダン・スピースがともに通算18アンダーでトップに並んだ。

(2021.2.6)
大会3日目の全選手及び松山英樹・小平智を含む、注目の組み合わせを掲載しました。

(2021.2.6)
大会2日目、松山英樹は4アンダー・40位タイ、小平智は3アンダー・55位タイで予選通過。ザンダー・シャウフェレが通算12アンダーで単独トップ。

(2021.2.5)
大会1日目、松山英樹はイーブンパー・70位タイ、小平智は3アンダー・21位タイ。
首位は8アンダーで並んだマシュー・ニースミスとマーク・ハバード。

(2021.2.3)
大会1日目と2日目の松山英樹・小平智を含む、注目の組み合わせを掲載しました。

(2021.2.3)
最終エントリーが確定した132名の出場選手をPDFで掲載しました。

(2021.2.2)
観客を1日5000人に制限しての開催となります。


(2021.1.30)
1月30日現在でエントリーが確定した129名の出場選手をPDFにて掲載しました。
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ウェイストマネジメント・フェニックス・オープン

1932年にスタートし、大会期間中、世界で最も観客を集め、ゴルフ以外のエンターテインメントも充実している大会として知られ、PGAツアー最大の観客数を誇ります。特に、2万人以上を収容するギャラリー・スタンドによって囲まれた16番ホール(Par3)は圧巻で、今大会の名物ホールとして多くのファンに親しまれています。毎年、優勝争いは大混戦となり、過去5年間で4度のプレーオフ決着となるなど、最後まで目が離せない大会となっています。

世界ランキング2位のジョン・ラーム、同3位のジャスティン・トーマス、同4位のザンダー・シャウフェレ、同6位のロリー・マキロイ、同9位で2020年覇者のウェブ・シンプソンら世界ランキングトップ10が5人も顔を揃える強力なフィールドとなりました。

日本からは松山英樹の出場が濃厚で、出場すれば2014年のPGAツアー参戦から8年連続出場となります。2014年は4位タイ、2015年は2位タイ、2016年はリッキー・ファウラーとのプレーオフを制し、大会初優勝、2017年はウェブ・シンプソンとのプレーオフを制し、大会2連覇を達成しました。2018年はケガで途中棄権するものの、2019年には15位タイ、2020年には16位タイと抜群の成績を残しています。

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ウェイストマネジメント・フェニックス・オープン 開催会場

【アメリカ・アリゾナ州スコッツデール】
TPCスコッツデール(TPC Scottsdale)

コース Yardage Par
TPCスコッツデール
(TPC Scottsdale)
7,261 71

 

アメリカ・アリゾナ州フェニックスの北東にあるTPCスコッツデール・スタジアムコースは、有名な建築家トム・ワイスコフとジェイ・モリッシュによって設計、2014年に改装され、1987年以来、トーナメントのホームコースとして34年連続で開催されています。

 

コースは、比較的広く、フラットなフェアウェイに対して、アンジュレーションのあるグリーンは、速さによって難易度があがる。また、深いラフにも注意が必要とされます。特に、バックナインの11番、12番、15番、17番、18番は、池が絡み、優勝争う選手にとっては、重要なホールとなってくるでしょう。有名な16番ホールは、メンタル面で気になるホールと言えるでしょう。
Hole Yardage Par
1 403 4
2 442 4
3 558 5
4 183 3
5 470 4
6 432 4
7 215 3
8 475 4
9 453 4
10 428 4
11 472 4
12 192 3
13 558 5
14 490 4
15 553 5
16 163 3
17 332 4
18 442 4
OUT 3,631 35
IN 3,630 36
Total 7,261 71

ウェイストマネジメント・フェニックス・オープン スケジュール

2021年2月4日(木)~2月7日(日)

2月4日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
2月5日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
2月6日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
2月7日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)

ウェイストマネジメント・フェニックス・オープン 賞金

【賞金総額】

 $7,300,000

【優勝賞金 】

 $1,314,000

※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。

 

出場選手一覧

最終エントリーが確定した132名の出場選手はPDFをご覧ください。


注目選手

※選手情報及び世界ランキングは2021年1月31日時点

ジョン・ラーム(Jon Rahm)
世界ランキング 2位
国籍:スペイン
生年月日:1994年11月10日(26歳)
身長:188.0cm
体重:99.8kg

① PGAツアー:5勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

恵まれた体格とパワーでコンパクトなスウィングながら平均300ヤードの飛距離を飛ばし、安定した成績で常に上位に顔を出しています。

メンタル面の充実により、2019-2020シーズンには世界ランキング1位も経験、2020-2021シーズンもPGAツアーで6試合中トップ10入り4回と安定した成績を残しています。特に、マスタ-ズ・トーナメント以降の3試合は、すべて7位タイという結果を残しています。

5回目の出場となる今大会での成績は、平均ストローク(68.25)が示すように、常に上位に顔を出しています。

パワーランキングは1位。

ジャスティン・トーマス(Justin Thomas)
世界ランキング 3位
国籍:アメリカ
生年月日:1993年4月29日(27歳)
身長:177.8cm
体重:72.6kg

① PGAツアー:13勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:1勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

2017年、松山英樹との優勝争いを制し、全米プロゴルフ選手権初優勝、メジャー初タイトルを獲得した実力者です。

4日間の中でビッグスコアを出せる爆発力に加え、近年は4日間の安定性も出てきています。

2020-2021シーズンも6試合に出場し、すべてトップ15入り(トップ10入りが4回)と安定感抜群のプレーを展開しています。

7年連続出場となる今大会は、2019年、2020年と3位に入っています。

パワーランキングは2位。

ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)
世界ランキング 4位
国籍:アメリカ
生年月日:1993年10月25日(27歳)
身長:177.8cm
体重:79.4kg

① PGAツアー:4勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

PGAツアーの選手としては、小柄ながら300yを超す平均飛距離と安定したスウィングに定評があります。

PGAツアーではすでに4勝をマークしており、その内の3勝が2017年のTOUR Championship、2019年のWGC-HSBC Champions、Sentry Tournament of Championとビッグマッチに絶大な力を発揮しています。また、4勝すべてが逆転での勝利と言うことで勝負強さも持ち合わせているショットメーカー。

2020-2021シーズンも6試合に出場し、トップ5入り4回と抜群の安定感を残しています。

4年連続出場となる今大会での成績は、2018年17位、2019年10位、2020年16位とまずまずの結果を残しています。2019年「World Golf Championships-HSBC Champions」以来の5勝目に向け、チャンスはあるでしょう。

パワーランキングは4位。

ロリー・マキロイ(Rory McIlroy)
世界ランキング 6位
国籍:北アイルランド
生年月日:1989年5月4日(31歳)
身長:177.8cm
体重:72.6kg

① PGAツアー:18勝

② メジャー・トーナメント:4勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:1勝
 ・全英オープン:1勝
 ・全米プロゴルフ選手権:2勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:2回(2016,2019)

PGAツアーの選手としては小柄ながら抜群の飛距離と見惚れるほどの素晴しいスウィングで観客を魅了しています。

2018-2019シーズン最終戦のツアー・チャンピオンシップの覇者で年間王者に輝いています。

2020-2021シーズンに入り、9月の全米オープンでは8位タイ、11月のマスターズでは5位タイとPGAツアーでは5試合に出場し、トップ10入り2回と復調の兆しが見えてきているが、2020年の「World Golf Championships-HSBC Champions」以来、1年2カ月もの間、優勝から遠ざかっています。

初参戦となる今大会で、どのようにコースを攻略していくのか見どころとなります。

パワーランキングは7位。

ウェブ・シンプソン(Webb Simpson)
世界ランキング 9位
国籍:アメリカ
生年月日:1985年8月8日(35歳)
身長:188.0cm
体重:83.9kg

① PGAツアー:7勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:1勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

2012年に初のメジャータイトルとなる全米オープンを制し、2018年にはプレーヤーズ・チャンピオンシップを制するなど、ビッグタイトルを獲得しています。

平均的な飛距離でありながら抜群のショット力とアプローチ力を活かすショットメーカー。

2020-2021シーズンは7試合に出場し、優勝こそないものの、トップ10入り3回と安定した成績を残しています。

今大会は、2017年プレーオフの末、松山英樹に敗れたものの、2020年、トニ-・フィナウとのプレーオフの末、今大会初優勝を飾りました。ディフェンディングチャンピオンとしてプレーにも注目です。

パワーランキングは4位。

松山 英樹(Hideki Matsuyama)
世界ランキング 23位
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(28歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg

① PGAツアー:5勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで8年目のシーズンを迎えます。

抜群の精度を誇るアイアンショットは健在でツアー屈指の実力を誇るショットメーカー。

2019-2020シーズンに復調の兆しが見え、2020-2021シーズンに入って9試合に出場し、トップ20入り4回、予選落ち1回と結果も安定しています。

2014年のPGAツアー参戦から8年連続出場となる今大会は、2014年は4位タイ、2015年は2位タイ、2016年はリッキー・ファウラーとのプレーオフを制し、大会初優勝、2017年はウェブ・シンプソンとのプレーオフを制し、大会2連覇を達成。2018年はケガで途中棄権するものの、2019年には15位タイ、2020年には16位タイと抜群の成績を残しているだけに優勝へ向け、期待がかかります。

パワーランキングは8位。

リッキー・ファウラー(Rickie Fowler)
世界ランキング 62位
国籍:アメリカ
生年月日:1988年12月13日(32歳)
身長:175.3cm
体重:68.0kg

① PGAツアー:5勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

世界アマチュア・ランキング1位、PGAツアー新人賞と若い時から注目され、2015年には第5のメジャー・トーナメントと言われる「THE PLAYERS Championship」のタイトルを獲得しています。

小柄ながら300yを超す飛距離とキレのあるショット力を活かした攻撃的なプレースタイルが特徴となります。

近年は不調に陥り、ショット、アプローチ、パッティングすべてに精彩を欠いています。2020-2021シーズンは8試合に出場し、優勝はおろか、トップ20入りもない状態です。

今大会は、12年連続出場で2010年、2016年と2位、2017年4位タイ、2019年優勝と成績を残してきています。今大会をきっかけに復活を遂げてほしいです。

パワーランキングは15位以下。


最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!

ウェイストマネジメント・フェニックス・オープンのテレビ放送

【BS放送】NHK BS1で3日目・最終日のラウンドをライブ放送!!
【CS放送】ゴルフネットワークが全ラウンド生中継放送!!

:生中継

【BS放送】NHK BS1

2月7日(日) 第3日

  • 6:00~8:00 (101ch)
    ※延長あり

2月8日(月) 第4日(最終日)

  • 6:00~7:49 (101ch)
  • 7:49~8:00 (SUB102ch)
    ※延長あり
【CS放送】ゴルフネットワーク 

全ラウンド生中継!!  ※日本時間

2月5日() 第1日

  • 5:00~9:00

2月6日() 第2日

  • 5:00~9:00

2月7日(日) 第3日

  • 3:00~8:15
    ※延長あり

2月8日(月) 第4日 (最終日)

  • 3:00~8:15
    ※延長あり
【動画配信】GOLFTV 

全日程LIVE配信

 

ウェイストマネジメント・フェニックス・オープン 試合結果

コース Yardage Par
TPCスコッツデール
(TPC Scottsdale)
7,261 71

 

大会1日目
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 07:50(23:50)
 イム・ソンジェ、R.パーマー、R.ノックス
 08:10(00:10)
 M.ホーマ、小平智、P.キザイア
 11:40(03:40)
 L.ウーストハイゼン、H.バーナーⅢ、S.シェエフラー
 12:10(04:10)
 H.イングリッシュ、J.ラーム、J.トーマス
 12:20(04:20)
 W.シンプソン、G.ウッドランド、松山英樹
 13:00(05:00)
 C.T.パン、B.ホーシェル、J.スピース
10番ホールスタート
 07:50(23:50)
 キム・シウ、B.ケプカ、R.ファウラー
 08:00(00:00)
 D.バーガー、R.マキロイ、X.シャウフェレ
 08:10(00:10)
 C.チャンプ、B.ワトソン、J.デイ
 13:00(05:00)
 D.レッドマン、S.ストラカ、T.ルイス

※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月4日(木)の7:20だと日本時間2月4日(木)の23:20あたり、現地時間2月4日(木)の13:20だと日本時間2月5日(金)の5:20になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目
首位 マシュー・ニースミス -8 63
  マーク・ハバード -8 63
3T ネイト・ラシュリー -7 64
  サム・バーンズ -7 64
5 スティーブ・ストリッカー -6 65
6T トム・ホージ -5 66
  ザンダー・シャウフェレ -5 66
  テッド・ポッター・ジュニア -5 66
  キーガン・ブラッドリー -5 66
 
ビリー・ホーシェル
-5 66
  イ・キョンフン -5 66
21T 小平 智 -3 68
70T 松山 英樹 E 71

【詳細】
小平智
1イーグル、5バーディ、4ボギー(68)

松山英樹
2バーディ、2ボギー(71)

天候は晴れ時々くもり、気温18.9℃、風速3.6m/sという穏やかなコンデションの中、予選ラウンドの1日目が行われた。

1日目トップに立ったのは、通算8アンダーで並んだマシュー・ニースミスとマーク・ハバード。

マシュー・ニースミスは、フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率88.89% (16/18)とショットが安定し、10mを超えるパッティングにも冴えを見せ、13番ではバンカーからチップイン・イーグルを決めるなど、1イーグル、6バーディ、0ボギー(63)をマークした。同じくトップに並んだマーク・ハバードもフェアウェイキープ率が78.57% (11/14)、パーオン率88.89% (16/18)とショットが好調、平均パットも1.688と冴え、終盤15番からの4連続バーディを含む、8バーディ、0ボギー(63)をマークし、ともにPGAツアー初優勝にむけ、幸先の良いスタートを切った。

1打差の3位タイには、2019年「Rocket Mortgage Classic」以来、PGAツアー2勝目を目指すネイト・ラシュリーと期待の若手24歳のサム・バーンズが並んだ
。2打差の単独5位には、PGAツアー12勝、パッテイングの名手と言われる53歳スティーブ・ストリッカーがつけた。3打差の6位タイには、世界ランキング4位のザンダー・シャウフェレら6人が並んだ。

パワーランキング1位のジョン・ラームは3アンダー・21位タイ、ジャスティン・トーマス、ロリ-・マキロイはともに1アンダー・50位タイ、前年優勝者ウェブ・シンプソンは2オーバー・108位タイと大きく出遅れた。そんな中、復調が望まれるジョーダン・スピースが4アンダー・12位タイ、ブルックス・ケプカが3アンダー・21位タイとまずまずのスタートを切った。

松山英樹は、またしてもパッティングに苦しみ、好調なショットを活かせない展開で2バーディ、2ボギー(71)通算イーブンパー・70位タイと静かなラウンドとなった。小平智は、調子の良いショットに加え、パッティングも良く、1イーグル、5バーディ、4ボギー(68)をマーク、通算3アンダー・21位タイと好位置でのスタート。

2日目は、松山英樹の巻き返しと、小平智の2年ぶりの予選通過に期待したい。


大会2日目
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 08:40(00:40)
 D.レッドマン、S.ストラカ、T.ルイス
 12:10(04:10)
 キム・シウ、B.ケプカ、R.ファウラー
 12:20(04:20)
 D.バーガー、R.マキロイ、X.シャウフェレ
 12:30(04:30)
 C.チャンプ、B.ワトソン、J.デイ
10番ホールスタート
 07:20(23:20)
 L.ウーストハイゼン、H.バーナーⅢ、S.シェエフラー
 07:50(23:50)
 H.イングリッシュ、J.ラーム、J.トーマス
 08:00(00:00)
 W.シンプソン、G.ウッドランド、松山英樹
 08:40(00:40)
 C.T.パン、B.ホーシェル、J.スピース
 12:10(04:10)
 イム・ソンジェ、R.パーマー、R.ノックス
 12:30(04:30)
 M.ホーマ、小平智、P.キザイア

※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月5日(金)の7:20だと日本時間2月5日(金)の23:20あたり、現地時間2月5日(金)の13:20だと日本時間2月6日(土)の5:20になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目
首位 ザンダー・シャウフェレ -12 64
2T スティーブ・ストリッカー -11 66
  キーガン・ブラッドリー -11 65
4T スコッティ・シェフラー -10 65
  イ・キョンフン -10 66
  サム・バーンズ -10 68
7 ネイト・ラシュリー -9 69
8T ビリー・ホーシェル -8 68
  ジョーダン・スピース -8 67
  ジェームス・ハーン -8 67
  マシュー・ニースミス -8 71
  ブルックス・ケプカ -8 66
  J.T.ポストン -8 66
  パットン・キザイア -8 65
  カルロス・オルティス -8 67
40T 松山 英樹 -4 67
55T 小平 智 -3 71

【詳細】
松山英樹
4バーディ、0ボギー(67)

小平智
2バーディ、2ボギー(71)

予選CUTライン:-3
ジェイソン・デイ、リッキー・ファウラー、キャメロン・チャンプは予選落ちとなりました。


天候は晴れ時々くもり、気温19.4℃、風速2.2m/sというコンデションの中、予選ラウンド2日目が行われ、55位タイまでの66人が決勝ラウンドに進出した。

2日目を終えて単独トップに立ったのは、通算12アンダーのザンダー・シャウフェレ。

ザンダー・シャウフェレは、前半こそ1バーディ、0ボギーと静かな展開だったが、後半に入り、12番からの4ホールで1イーグル(15番)、3バーディを奪うなどスコアを伸ばし、1イーグル、5バーディ、0ボギー(64)の通算12アンダーで決勝ラウンドに進出した。ティーショットこそフェアウェイバンカーに2回入れるなどフェアウェイキープ率64.29% (9/14)だったが、パーオン率83.33% (15/18)と高いショット力を見せた。

1打差の2位タイには、53歳のスティーブ・ストリッカーとキーガン・ブラッドリーが並んだ。2打差の4位タイには、2019-2020シーズン新人賞のスコッティ・シェフラー、イ・キョンフン、サム・バーンズが並んだ。4打差、8アンダー・8位タイには、復調が望まれるジョーダン・スピース、3試合連続予選落ちを脱したブルックス・ケプカら8人が並んだ。ジョーダン・スピースは1イーグル、4バーディ、2ボギー(67)とスコアを伸ばしたが、課題とされるティーショットの改善までには至っていなかった。

ジャスティン・トーマスが7アンダー・16位タイ、パワーランキング1位のジョン・ラームとロリ-・マキロイは5アンダー・27位タイ、前年優勝者ウェブ・シンプソンは6アンダー(65)でラウンドし、通算4アンダー・40位タイで決勝ラウンドに進出した。一方で実力者ジェイソン・デイが通算1アンダー、今大会との相性が良い2019年覇者のリッキー・ファウラーと若手期待のキャメロン・チャンプがともに通算イーブンパーで予選落ちとなった。

松山英樹は、パーオン率94.44% (17/18)とショットの状態は安定していたが、バーディパットが思うように入らなかった。それでも4バーディ、0ボギー(67)でラウンドし、首位と8打差の40位タイまで順位を上げた。小平智は、ショットの良さが、パッティングに繋がらず、苦しいラウンドだったが、2バーディ、2ボギー(71)と耐え、通算3アンダー・55位タイで3試合ぶりの予選通過を果たした。

大会3日目
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 10:22(02:22)
 J.ハーン、M.ニースミス、B.ケプカ
 10:33(02:33)
 N.ラシュリー、B.ホーシェル、J.スピース
 10:44(02:44)
 S.シェフラー、イ・キョンフン、S.バーンズ
 10:55(02:55)
 X.シャウフェレ、S.ストリッカー、K.ブラッドリー
10番ホールスタート
 09:27(01:27)
 R.ヘンリー、W.シンプソン、松山英樹
 10:44(02:44)
 イム・ソンジェ、B.ワトソン、小平智

※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月6日(土)の9:05だと日本時間2月7日(日)の01:05あたり、現地時間2月6日(土)の10:55だと日本時間2月7日(日)の2:55になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください

ウェストマネジメント 組み合わせ

大会3日目
首位 ジョーダン・スピース -18 61
  ザンダー・シャウフェレ -18 65
3T スコッティ・シェフラー -15 66
  イ・キョンフン -15 66
5T ルイ・ウーストハイゼン -14 63
  ジャスティン・トーマス -14 64
7T ジェームス・ハーン -13 66
  ブルックス・ケプカ -13 66
  スティーブ・ストリッカー -13 69
10T ウィル・ザラトリス -12 64
  J.T.ポストン -12 67
  キーガン・ブラッドリー -12 70
36T 松山 英樹 -6 69
36T 小平 智 -6 68

【詳細】
松山英樹
4バーディ、2ボギー(69)

小平智
5バーディ、2ボギー(68)

天候は晴れ、気温20.6℃、風速2.2m/sという穏やかなコンデションの中、決勝ラウンド3日目が行われ、前日単独トップのザンダー・シャウフェレとキャリアタイとなるビッグスコア「61」をマークしたジョーダン・スピースがともに通算18アンダーでトップに並んだ。

ジョーダン・スピースは、フェアウェイキープ率42.86% (6/14)とティーショットそのものは荒れているところもあり、依然として課題となっているが、10番で約20.7mをチップイン、15番は完璧なバーディ、16番は約11.1mを超えるパッティングを決めるなど、パーオン率88.89% (16/18)、得意のアプローチ100.00%、平均パット1.625と全体的には良くなってきているプレーで、10バーディ、0ボギー(61)のキャリアタイとなるビッグスコアをマークした。同じくトップに並んだザンダー・シャウフェレもフェアウェイキープ率が85.71% (12/14)、パーオン率77.78% (14/18)、平均パット1.643とショット、パッティングともに安定したプレーを見せ、13番からの3連続バーディを含む、7バーディ、1ボギー(65)をマーク、ともに27歳という2人が最終組でプレーする。

3打差の3位タイには、2019-2020シーズン新人賞のスコッティ・シェフラー、イ・キョンフン、
4打差5位タイには、ルイ・ウーストハイゼンとジャスティン・トーマス、5打差7位タイには、3試合連続予選落ちを脱したブルックス・ケプカら3人が並んだ。

パワーランキング1位のジョン・ラームは通算10アンダー・16位タイ、ロリ-・マキロイは大きくスコアを伸ばせず、前年優勝者ウェブ・シンプソンらとともに通算6アンダー・36位タイ。

松山英樹は、ショットの出来は良かったが、依然としてパッティングが入らず、1日を通して苦しいラウンドとなったが、それでも4バーディ、2ボギー(69)と2つスコアを伸ばし通算6アンダー36位タイで最終日を迎えることとなった。

小平智は、ショットの好調さに加え、パッティングを含めたショートゲームにも冴えを見せた。粘りのある全体的に落ち着いたプレーで
5バーディ、2ボギー(68)通算6アンダー・36位タイに浮上した

大会最終日
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
 10:47(02:47)
 W.ザラトリス、J.T.ポストン、K.ブラッドリー
 10:58(02:58)
 J.ハーン、B.ケプカ、S.ストリッカー
 11:09(03:09)
 イ・キョンフン、L.ウーストハイゼン、J.トーマス
 11:20(03:20)
 J.スピース、X.シャウフェレ、S.シェフラー
10番ホールスタート
 09:52(01:52)
 W.シンプソン、松山英樹、B.ヴァン・ペルト
 10:44(02:44)
 小平智、T.ポーターJr、R.シェルトン

※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月7日(日)の9:30だと日本時間2月7日(月)の01:30あたり、現地時間2月7日(日)の11:20だと日本時間2月7日(月)の3:20になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください

ウエストマネジメント 組み合わせ

大会最終日
優勝 ブルックス・ケプカ -19 65
2T イ・キョンフン -18 68
  ザンダー・シャウフェレ -18 71
4T カルロス・オルティス -17 64
  スティーブ・ストリッカー -17 67
  ジョーダン・スピース -17 72
7T アンドリュー・パットナム -16 65
  マシュー・ニースミス -16 66
  スコッティ・シェフラー -16 70
10 ジェームス・ハーン -15 69
42T 松山 英樹 -8 69
63 小平 智 -3 74

【詳細】
松山英樹
4バーディ、2ボギー(69)

小平智
2バーディ、5ボギー(74)

天候は晴れ、気温21.0℃、風速2.8m/sという昨日に引き続き、穏やかなコンデションの中、決勝ラウンド最終日が行われた。

グリーンは止まる、ラフは短いという好条件のコース・コンデションの中とあってスコアの伸ばし合いが見られ、最終18番までもつれた優勝争いを制したのはブルックス・ケプカ。

ブルックス・ケプカは、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率88.89% (16/18)、平均飛距離327.3yと持ち味のショット力を活かして、3番、17番のイーグルを含む2イーグル、3バーディ、1ボギー(65)でラウンドし、前日の7位タイから5打差を逆転し、2020-2021シーズン初優勝、2019年「World Golf Championships-FedEx St. Jude Invitational」以来となるPGAツアー8勝目を手にした。

1打差の2位タイには、安定したプレーを見せたイ・キョンフンと17番で池に入れるなどショットに精彩を欠いたザンダー・シャウフェレが入り、2打差の4位タイには、今季1勝のカルロス・オルティス、53歳のスティーブ・ストリッカー、トップからスタートし、復活優勝の期待がかかったジョーダン・スピースとなった。ジョーダン・スピースは2回も池に入れるなどフェアウェイキープ率35.71% (5/14)とティーショットの課題が露呈し、絶好のチャンスを物に出来なかった。

パワーランキング1位のジョン・ラームと初出場のロリ-・マキロイはともに通算13アンダー・13位タイ、前年優勝者ウェブ・シンプソンは通算8アンダー・42位タイで大会を終えた。

松山英樹は、ショットの出来もあまり良くなく、依然としてパッティングが入らずと、3日目に続いて思うようなプレーではなかったが、4バーディ、2ボギー(69)と2つスコアを伸ばし通算8アンダー42位タイで大会を終えた。

小平智は、ボギーが先行し、2バーディ、5ボギー(74)とスコアを崩し、通算3アンダー・63位で終わったものの、依然としてショットの好調さは維持していた。この調子を維持してシード権獲得圏内に入ってもらいたい。

STATISTICS
DA:DRIVING ACCURACY
  (フェアウェイキープ率)
GIR:GREENS IN REGULATION
  (パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
  (平均飛距離)
PPG:PUTTS PER GIR
  (パーオン時の平均パット数)

1位

ブルックス・ケプカ(Brooks Koepka)

  DA GIR DD PPG
ROUND1 50.00%
(7/14)
77.78%
(14/18)
326.9y 1.643
ROUND2 71.43%
(10/14)
88.89%
(16/18)
310.3y 1.750
ROUND3 57.14%
(8/14)
88.89%
(16/18)
320.1y 1.625
ROUND4 71.43%
(10/14)
88.89%
(16/18)
327.3y 1.750
TOTAL 62.50%
(35/56)
86.11%
(62/72)
321.1y 1.694
RANK T48 T1 10 12

 

2位タイ
イ・キョンフン(Kyoung-Hoon Lee)

  DA GIR DD PPG
ROUND1 85.71%
(12/14)
100.00%
(18/18)
292.1y 1.778
ROUND2 50.00%
(7/14)
83.33%
(15/18)
294.6y 1.533
ROUND3 71.43%
(10/14)
72.22%
(13/18)
317.6y 1.692
ROUND4 57.14%
(8/14)
83.33%
(15/18)
305.4y 1.733
TOTAL 66.07%
(37/56)
84.72%
(61/72)
302.4y 1.689
RANK T25 T4 87 11

 

2位タイ
ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)

  DA GIR DD PPG
ROUND1 71.43%
(10/14)
72.22%
(13/18)
325.2y 1.538
ROUND2 64.29%
(9/14)
83.33%
(15/18)
325.0y 1.733
ROUND3 85.71%
(12/14)
77.78%
(14/18)
329.2y 1.643
ROUND4 57.14%
(8/14)
66.67%
(12/18)
344.9y 1.667
TOTAL 69.64%
(39/56)
75.00%
(54/72)
331.0y 1.648
RANK T14 T33 4 7

 

42位タイ
松山 英樹(Hideki Matsuyama)

  DA GIR DD PPG
ROUND1 71.43%
(10/14)
66.67%
(12/18)
312.4y 1.833
ROUND2 64.29%
(9/14)
94.44%
(17/18)
314.9y 1.882
ROUND3 57.14%
(8/14)
72.22%
(13/18)
307.3y 1.846
ROUND4 57.14%
(8/14)
55.56%
(10/18)
308.9y 1.600
TOTAL 62.50%
(35/56)
72.22%
(52/72)
310.9y 1.808
RANK T48 T51 42 T73

 

63位
小平 智(Satoshi Kodaira)

  DA GIR DD PPG
ROUND1 50.00%
(7/14)
83.33%
(15/18)
290.5 1.600
ROUND2 71.43%
(10/14)
77.78%
(14/18)
285.6 2.000
ROUND3 85.71%
(12/14)
61.11%
(11/18)
304 1.636
ROUND4 50.00%
(7/14)
50.00%
(9/18)
302.1 1.889
TOTAL 64.29%
(36/56)
68.06%
(49/72)
295.5 1.776
RANK T30 T88 T111 T52

 

優勝したブルックス・ケプカを含め、上位選手はパーオン率、平均パットが高く、ショット、パッティングともに素晴しい。対して、松山英樹、小平智はパーオン率、平均パットが低く、特に、パッティングの出来が結果にリンクした大会となった。

※STATISTICSは、PGATOUR公式ホームページを参照

全選手の結果

出場した全選手のリザルトと獲得賞金はPDFをご覧ください。

 

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