2021年6月17日(木)~6月20日(日)にかけてアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴにあるトーリー・パインズ・ゴルフコース・サウスコース(Torrey Pines Golf Course South)で開催される2020-2021シーズン第38戦メジャー・トーナメント「全米オープン(U.S. Open)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは松山英樹、星野陸也、石川遼、浅地洋佑が出場。
※松山英樹(2013年から9年連続9回目)
※星野陸也(初出場)
※石川遼(2年連続6回目)
※浅地洋佑(初出場)
全米オープンゴルフ
例年6月中旬に開催される4大メジャー・トーナメントの1つです。秋開催となった前回大会を含め、2020-2021シーズン2回目の開催となります。
1895年に始まり、今大会で121回目を迎えるアメリカで最も権威のあるトーナメントとして知られています。
大会の特徴は、非常に深いラフと狭いフェアウェイ、硬くて速いグリーンとタフなコンディションに調整されるため、ロースコアでの戦いが要求されるコースセッティングとなります。そのため、「忍耐力」が試されるトーナメントと言えるでしょう。
「世界最強ゴルファー」を決めるトーナメントとなっています。
今大会は、予選・決勝ラウンドを含む4日間72ホールのストロークプレーで行われます。
優勝者には、優勝賞金$2,250,000(前回大会)、全米オープン10年間の出場権、他の3つのメジャー・トーナメント及び「ザ・プレーヤーズ選手権」の5年間の出場権、PGAツアー5年間のシード権が付与されます。
世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンを始め、同2位のジャスティン・トーマス、同3位のジョン・ラーム、同5位のコリン・モリカワ、同5位で前回大会覇者のブライソン・デシャンボーなど世界トップランカーが集結する強力なフィールドとなっています。
【パワー・ランキング】
1位:ジョン・ラーム
2位:コリン・モリカワ
3位:ロリー・マキロイ
4位:ブルックス・ケプカ
5位:ザンダー・シャウフェレ
6位:ブライソン・デシャンボー
7位:ルイ・ウーストハイゼン
8位:ダスティン・ジョンソン
9位:パトリック・リード
10位:ジャスティン・トーマス
11位:ウェブ・シンプソン
12位:パトリック・キャントレー
13位:トニ-・フィナウ
14位:ヴィクトル・ホブランド
15位:マーク・リーシュマン
16位:ジャスティン・ローズ
17位:ウィル・ザラトリス
18位:松山 英樹
19位:ジェイソン・コクラック
20位:ジョーダン・スピース
日本からは、今季マスターズ・トーナメントを制し、日本人初のメジャー覇者となった松山英樹とアメリカでの予選を通過した星野陸也、日本で行われた予選を通過した石川遼と浅地洋佑の4名が出場します。
全米オープンゴルフ 開催会場
【アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ】
トーリー・パインズ・ゴルフコース(Torrey Pines Golf Course)
コース | Yardage | Par |
サウス・コース (South Course) |
7,652 | 71 |
アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴにある「トーリー・パインズ・ゴルフコース」は〈サウス・コース〉と〈ノース・コース〉と言う2つの有名なコースで構成される市営のゴルフコースです。
2度目の開催となるトーリー・パインズ・サウスコースでの全米オープンは、2008年に初めて行われ、タイガー・ウッズがロッコ・メディエイトとの月曜日のプレーオフを制して3度目の優勝を飾り、トリプルキャリアグランドスラムを達成した場所としても有名であり、2020-2021年シーズン「Farmers Insurance Open」の会場にもなっています。(優勝者はパトリック・リード)
〈サウス・コース〉
1957年にウィリアム・ベルシニアによって設計され、2001年と2019年にリース・ジョーンズによって改修・再設計されました。
〈ノース・コース〉
2016年にトム・ワイスコフによって改装され、サウス・コースよりも風光明媚として有名です。
【特徴のあるホール】
・16番Par3:2つのティーエリア。
・18番Par4:ティーショットとグリーン手前の池。
【芝の種類】
・フェアウェイ/ラフ:キクユ芝
・グリーン:ベントグラス・ポアナ芝
Hole | Yardage | Par |
1 | 446 | 4 |
2 | 387 | 4 |
3 | 195 | 3 |
4 | 486 | 4 |
5 | 452 | 4 |
6 | 515 | 4 |
7 | 460 | 4 |
8 | 173 | 3 |
9 | 609 | 5 |
10 | 449 | 4 |
11 | 222 | 3 |
12 | 501 | 4 |
13 | 612 | 5 |
14 | 434 | 4 |
15 | 480 | 4 |
16 | 223 | 3 |
17 | 440 | 4 |
18 | 568 | 5 |
OUT | 3,723 | 35 |
IN | 3,929 | 36 |
Total | 7,652 | 71 |
※2021年 HOLE LOCATIONS
全米オープンゴルフ スケジュール
2021年6月17日(木)~6月20日(日)
6月17日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
6月18日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
6月19日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
6月20日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
全米オープンゴルフ 賞金
【賞金総額】
$12,500,000
【優勝賞金 】
$2,250,000
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した156名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2021年6月13日時点
ジョン・ラーム(Jon Rahm)
国籍:スペイン
生年月日:1994年11月10日(26歳)
身長:188.0cm
体重:99.8kg
① PGAツアー:5勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
恵まれた体格とパワーでコンパクトなスウィングながら平均300ヤードの飛距離を飛ばし、安定した成績で常に上位に顔を出しています。
メンタル面の充実により、2019-2020シーズンには世界ランキング1位も経験しています。
抜群のショット力を活かしたプレーで高いスコアリングアベレージを誇っています。
2020-2021シーズンも17試合に出場し、優勝こそ無いもののトップ10入り10回とまずまずの成績を残しています。全米プロゴルフ選手権では8位タイ、ザ・メモリアル・トーナメントでは棄権となったものの、3日目終了時点で2位に6打差をつけるなど、直近の2試合では素晴しいプレーで好調を維持しています。
2016年から6年連続6回目の出場となる今大会での成績は、2018年までは予選落ち2回と良くなかったが、2019年に3位タイに入り、前回大会も23位タイと安定し、コースとの相性も良いだけに、メジャー・トーナメント初優勝に向け期待がかかります。
パワーランキングは1位。
コリン・モリカワ(Collin Morikawa)
国籍:アメリカ
生年月日:1997年2月6日(24歳)
身長:175.3cm
体重:72.6kg
① PGAツアー:4勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:1勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
日系4世で2018-2019シーズン6月にプロ転向し、PGAツアーに参戦すると、タイガ-・ウッズが1997年8月に記録した25戦連続予選通過の最長記録に次ぐ22戦連続予選通過するなど目覚ましい活躍をみせ、メジャー・トーナメント「全米プロゴルフ選手権」を含む3勝をあげています。
平均的な飛距離と身長175.3cmと決して大きくはない体格でありながらプレーに自信と品を感じ、技術的にクオリティが高く、メンタルもポジティブで平常心で戦える力を持ち合わせていて、マネジメントに関してもクレバーさを感じさせ、将来が期待される逸材です。
プロ転向後、わずが29試合目、しかもメジャートーナメント2戦目でメジャー・タイトル「全米プロゴルフ選手権」を獲得しました。一方、唯一のウィークポイントはパッティングになります。
2020-2021シーズンは、17試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り6回と2021年に入り成績が安定してしてきています。また、タイガー・ウッズ以来となる25歳を前にしてのメジャー・トーナメントと世界ゴルフ選手権の覇者となったことでモチベーションも上がっています。直近の3試合でも「PGA Championship」で8位タイ、「Charles Schwab Challenge」で14位タイ、「the Memorial Tournament presented by Nationwide」ではプレーオフで敗れはしたものの、2位と好調を維持しています。
2019年の初出場から3年連続3回目の出場となる今大会での成績は、2019年が35位タイ、前回大会が予選落ちと良い結果は残せていません。ショットは良いだけに、課題とされるパッテイングの調子が優勝へのカギとなるでしょう。
パワーランキングは2位。
ブライソン・デシャンボー (Bryson DeChambeau)
国籍:アメリカ
生年月日:1993年9月16日(27歳)
身長:185.4cm
体重:106.7kg
① PGAツアー:8勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
ゴルフに対するユニークな考え方(アイアンの長さがすべて6アイアンと同じ)と強力なフィジカル・トレーニングによって筋力が9kg増と強靭な体へと変貌をとげ、再開後に約20y伸びた平均飛距離を武器に、2019-2020シーズンは驚異的(平均飛距離322.1yと1位マーク)な数値を記録しました。
更に、ショートゲーム・パッティングも良くなり、全体的にウィークポイントが無くなった新しいゴルフ・スタイル(圧倒的な飛距離のアドバンテージによるゴルフの変化)を確立すると、難コースを攻略し、1人だけ別次元の強さを見せ、2020-2021シーズン最初の2020年全米オープンの初タイトルを手にしました。
2020-2021シーズンは、14試合に出場して優勝2回を含むトップ10入り6回、予選落ち1回と素晴らしい成績を残しています。また、優勝した「アーノルドパーマー・インビテーショナル」では、池越えのPar5で果敢に1オンに挑戦するなど、アグレッシブなプレーで観客を魅了しています。2021年3月後半からプレーに精彩を欠き、結果も伴っていなかったが、直近の3試合では55位タイ、38位タイ、18位タイと徐々に調子を取り戻してきています。
2015年の初出場から7年連続7回目の出場となる今大会は、優勝1回、予選落ち2回となっています。前回大会覇者として臨む今回は、連覇がかかるだけに注目度が高いです。
パワーランキングは6位。
ロリー・マキロイ(Rory McIlroy)
国籍:北アイルランド
生年月日:1989年5月4日(32歳)
身長:177.8cm
体重:72.6kg
① PGAツアー:19勝
② メジャー・トーナメント:4勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:1勝
・全米プロゴルフ選手権:2勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:2回(2016,2019)
PGAツアーの選手としては小柄ながら抜群の飛距離と見惚れるほどの素晴しいスウィングで観客を魅了しています。
2018-2019シーズン最終戦のツアー・チャンピオンシップの覇者で年間王者に輝いています。
シーズン後半に入り、ショットの調整によるキープ率(正確性重視)より本来の飛距離を活かしたプレーに切り替えたことで結果が付いてくるようになり、2週前の「Wells Fargo Championship」で2020年「World Golf Championships-HSBC Champions」以来、約1年6カ月ぶりの優勝を飾りました。
2020-2021シーズンに入り、9月の全米オープンでは8位タイ、11月のマスターズでは5位タイながらPGAツアーでは15試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り5回とシーズン後半に入り、復調の兆しが見え、約1年6カ月ぶりの優勝を飾るなど、調子を取り戻しつつあります。
2009年の初出場から13年連続13回目の出場となる今大会の成績は、優勝1回(2011年)を含むトップ10入り5回を記録していますが、予選落ちも5回と好不調の波が激しい傾向にあります。
パワーランキングは3位。
ヴィクトル・ホブランド (Viktor Hovland)
国籍:ノルウェー
生年月日:1997年9月18日(23歳)
身長:177.8cm
体重:74.8kg
① PGAツアー:2勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
2018-2019シーズンにマスタ-ズと全米オープンのローアマチュアを獲得し、世界アマチュアランキング1位を経験したノルウェーの23歳。
PGAツアーメンバーとなった2019-2020シーズンに22歳の若さで2020年「Puerto Rico Open」を制し、PGAツアー初優勝(ノルウェー初)を飾ると、勢いのまま、ツアー・チャンピオンシップにツアールーキーで進みました。
飛距離もある程度出ますし、抜群のショット力とアプローチ力を活かすショットメーカー。全体的にムラの少ないプレーを見せます。
2020-2021シーズンは、18試合に出場して優勝1回を含むトップ10入り6回、トップ15入り9回、予選落ち1回と素晴らしい成績を残しています。
2019年から3年連続3回目の出場となる今大会での成績は、初出場となった2019年大会が12位タイ、前回大会が13位タイと良い結果を残しており、今大会も注目の若手の1人です。
パワーランキングは14位。
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(29歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg
① PGAツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:1勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで8年目のシーズンを迎えます。
抜群の精度を誇るアイアンショットは健在でPGAツアー屈指の実力を誇るショットメーカー。更に、アプローチのクオリティも高く、多彩なショットでスコアメイクに繋げています。
メジャー・トーナメントの1つである「マスターズ・トーナメント」を制したことで、世界のトッププレーヤーとして更なる活躍が期待されます。
2020-2021シーズンは、19試合に出場し、トップ10入り2回(優勝1回を含む)、予選落ち3回という結果が残っています。
2021年に入ってからは全体的にショット・パッティングともに良くなってきており、マスタ-ズ・トーナメントでも、抜群のショートゲームを見せ、前々週の全米プロゴルフ選手権でも、首位争いを演じるなど良い所を見せていますが、直近の2試合では、予選ラウンド2日間は良いが決勝ラウンドに入って大きくスコアを崩す展開が続いています。
2013年から9年連続9回目の出場となる今大会での成績は、2017年に2位タイに入るなど、トップ20に5回と相性が良く、難しいタフなセッティングで実力を発揮しています。
パワーランキングは18位。
ジョーダン・スピース (Jordan Spieth)
国籍:アメリカ
生年月日:1993年7月27日(27歳)
身長:185.4cm
体重:79.4kg
① PGAツアー:12勝
② メジャー・トーナメント:3勝
・マスターズ:1勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:1勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:1回(2015)
2009年と2011年に「全米ジュニア・アマチュア」を制し、タイガー・ウッズ以来2人目となる複数回優勝を成し遂げ、世界アマチュアランキング1位にも輝きました。
プロ転向後の2013年には、10代で「ジョン・ディア・クラシック」を制するなど初優勝1回を含むトップ10入り9回という歴史に残るルーキー・パフォーマンスを披露し、新人王に輝きました。
2015年には、タイガー・ウッズの大会記録に並ぶ通算18アンダーで「マスタ-ズ・トーナメント」を初制覇すると、「全米オープン」も初制覇、メジャー・トーナメント2勝を含む、歴史的なシーズン5勝を挙げ、世界ランキング1位、2015年の年間王者、年間最優秀選手の栄光を手にしました。
2016年の「マスタ-ズ・トーナメント」では、まさかの展開で連覇を逃したが、2017年には「全英オープン」のタイトルを獲得し、メジャー通算3勝を挙げる活躍を見せていましたが、2018年のトレーニング中に右手を怪我し、グリップの形を変えたことによる影響で思ったようなスウィングが出来なくなり、スランプに陥りました。しかし、2021年に入り、結果が付いてくるようになると、確固たる自信を取り戻し、元のグリップに戻したスウィングに自信が持てるようになりました。
プレースタイルの特徴でもあるセンスを感じるショートゲームの上手さとパッティングはPGAツアー屈指であり、観客を魅了します。一方でドライバー・ショットの精度が課題とされています。
2020-2021シーズンは、19試合に出場して優勝1回を含むトップ10入り8回、予選落ち4回とシーズントータルでは、結果にばらつきが目立ちますが、2021年に限れば12試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り8回と素晴しく、フェデックスカップポイントランキングでも3位につけていて完全復活に近い状態になったと言えるでしょう。
2012年から10年連続10回目の出場となる今大会での最高成績は、2015年の優勝ですが、以降は35位が最高成績であり、予選落ちも2回と成績は残せていません。しかし、2021年に入って好調を維持しているだけに優勝候補の一角と言って良いでしょう。
パワーランキングは20位。
フィル・ミケルソン(Phil Mickelson)
国籍:アメリカ
生年月日:1970年6月16日(50歳)
身長:190.5cm
体重:90.7kg
① PGAツアー:45勝
② メジャー・トーナメント:6勝
・マスターズ:3勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:1勝
・全米プロゴルフ選手権:2勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
1991年、アマチュアとしてノーザン・テレコム・オープンを初制覇して以来(以降、29年間達成者はいない)、1968年の全米プロゴルフ選手権でジュリアス・ボロスがマークした48歳4か月18日のメジャー最年長優勝記録を50歳で更新、初優勝から30年後に優勝と記録を更新するなど、メジャー6勝、PGAツアー45勝目という輝かしい成績を挙げてきたスーパースター。
更に、270週世界ランキング2位と言う凄い記録も持っています。
唯一、勝負強さはピカいちの彼の実績に足りないものが、全米オープンゴルフ選手権のタイトルと年間王者の称号になります。
ウェッジを使ったショットは、PGAツアーでも屈指であり、バンカーショットなどのショートゲームでも観客を魅了しています。長尺ドライバーを使用し、積極的に飛距離を求めるなど、50歳を迎えても尚、進化を続けています。
2020-2021シーズンは、16試合に出場して優勝1回を含むトップ10入り1回という成績ながら、何といっても5月に行われた全米プロゴルフ選手権でのメジャー優勝が光ります。
1990年の初出場から4年連続30回目の出場となる今大会での最高成績は、単独2位が3回(1999年、2002年、2004年)2位タイが3回(2006年、2009年、2013年)の合計6回です。トップ10入りも11回記録していますが、未だ優勝はありません。2013年以降は、予選落ちも2回と上位での成績も残せていませんが、念願のキャリアグランドスラム達成に向け、期待がかかります。
パワーランキングは選出されず。
ガリック・ヒーゴ(Garrick Higgo)
国籍:南アフリカ
生年月日:1999年5月12日(22歳)
身長:182.9cm
体重:83.9kg
① PGAツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
2019年にプロ転向した南アフリカの若手注目株の1人である22歳のレフティ。
ヨーロピアンツアーにデビューしてわずか7試合目の「2020 Open de Portugal at Royal Obidos」で初優勝を飾ると、その後、わずか26試合の出場でありながら3勝を挙げ、タイガー・ウッズの持つ記録に並んでいます。
2021年「全米プロゴルフ選手権」に初出場、予選を通過して8オーバー・64位タイの成績を挙げると、PGAツアー非会員でありながらPGAツアー2試合目となる6月の「2021 Palmetto Championship at Congaree」で初優勝(1988年以来、2試合目で勝った記録)を飾りました。
力感の無いスウィングから320yを楽に超す飛距離とアイアンショットのキレが素晴しく、パッテイングを含めたショートゲームにも高いクオリティを持ち合わせており、メンタル面も充実しています。
初出場となる今大会では、前週14位タイに入った同じ南アフリカの21歳ウィルコ・ニーナバーとともに、どの様なプレーを見せてくれるのか、注目されます。
※ウィルコ・ニーナバー
・力感の無いゆっくりしたスウィングでヨーロッパツアーで439yをマークしたNo1の飛距離を持ち、前週行われた「2021 Palmetto Championship at Congaree」では、最大飛距離385yをマーク、4日間の平均飛距離でも361.4yの1位を記録しています。
パワーランキングは選出されず。
海外メジャー4大会(マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロゴルフ選手権)のタイトルをすべて獲得すること。
【キャリア・グランドスラム達成した選手】
●ジーン・サラゼン(アメリカ)
●ベン・ホーガン(アメリカ)
●ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)
●ジャック・ニクラウス(アメリカ)
●タイガー・ウッズ(アメリカ)
【キャリア・グランドスラム達成に必要なタイトル】
◎ロリー・マキロイ(マスタ-ズ)
◎フィル・ミケルソン(全米オープン)
◎ジョーダン・スピース(全米プロゴルフ選手権)
全米オープンゴルフのテレビ放送
【CS放送】ゴルフネットワークが4日間全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】DAZNが4日間全ラウンドLIVE配信!!
生:生中継
【CS放送】ゴルフネットワーク
全ラウンド生中継!! ※日本時間
6月16日(水) 練習ラウンド
- 0:30~5:30 生
6月17日(木) 第1日
- 23:30~翌12:00 生
※延長あり
6月18日(金) 第2日
- 23:30~翌12:00 生
※延長あり
6月20日(日) 第3日
- 1:00~10:00 生
※延長あり
6月20日(日) 第4日 (最終日)
- 23:00~9:00 生
※延長あり
【動画配信】DAZN
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
6月18日(金) 第1日
- 3:00~11:00 生
6月19日(土) 第2日
- 3:00~11:00 生
6月20日(日) 第3日
- 2:00~10:00 生
6月21日(月) 第4日 (最終日)
- 1:00~9:00 生
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全米オープンゴルフ 試合結果
コース | Yardage | Par |
サウス・コース (South Course) |
7,652 | 71 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
(1時間30分遅れのスタートとなりました)
1番ホールスタート
09:10(01:10)
M.フィッツパトリック/T.ハットン/V.ホブランド
09:21(01:21)
M.カイマー/W.シンプソン/G.ウッドランド
09:32(01:32)
T.フィナウ/A.アンサー/D.バーガー
14:44(06:44)
T.ストラファシ/松山英樹/B.デシャンボー
14:55(06:55)
A.スコット/S.ガルシア/B.ワトソン
15:06(07:06)
D.ジョンソン/R.マキロイ/J.ローズ
10番ホールスタート
08:26(00:26)
浅地洋佑/M.アーミテージ/J.ベガス
08:37(00:37)
C.ヤング/W.ニーナバー/G.ミグリオッツィ
08:59(00:59)
C.モリカワ/J.トーマス/B.ケプカ
09:21(01:21)
M.ホーマ/X.シャウフェレ/F.ミケルソン
09:32(01:32)
J.コクラック/C.チャンプ/C.コナーズ
09:43(01:43)
P.バルホン/S.ライダー/石川遼
14:33(06:33)
G.ヒーゴ/C.ハマー(a)/J.ニーマン
14:55(06:55)
W.ザラトリス/S.シェフラー/J.スピース
15:06(07:06)
M.リーシュマン/J.ラーム/P.リード
15:17(07:17)
P.キャントレー/L.ウーストハイゼン/イム・ソンジェ
15:39(07:39)
S.ムニョス/星野陸也/B.トッド
※時差:日本は16時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月17日(木)の8:15だと日本時間6月17日(木)の00:15あたり、現地時間6月17日(木)の16:12だと日本時間6月18日(金)の8:12になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | ラッセル・ヘンリー | -4 | 67 |
ルイ・ウーストハイゼン | -4 | 67 | |
T3 | フランチェスコ・モリナリ | -3 | 68 |
ラファ・カブレラ・ベロ | -3 | 68 | |
T5 | ブルックス・ケプカ | -2 | 69 |
ザンダー・シャウフェレ | -2 | 69 | |
ヘイデン・バックリー | -2 | 69 | |
松山 英樹 | -2 | 69 | |
ジョン・ラーム | -2 | 69 | |
星野 陸也 | -2 | 69 | |
T110 | 浅地 洋佑 | +5 | 76 |
T129 | 石川 遼 | +6 | 77 |
【詳細】
松山英樹
3バーディ、1ボギー(69)
星野陸也
4バーディ、2ボギー(69)
浅地 洋佑
1バーディ、6ボギー(76)
石川遼
2バーディ、6ボギー、1ダブルボギー(77)
午後13時00分時点での天候は晴れ、気温26.7℃、湿度53%、風速4.5m/sというコース・コンデションの中、156名による予選ラウンド1日目が行われた。
日没サスペンデッドとなった大会初日を終えてトップタイに並んだのは、「2017年 Shell Houston Open」以来、PGAツアー4勝目を狙うラッセル・ヘンリーと「2021年 全米プロゴルフ選手権」で2位タイ、「ザ・メモリアル・トーナメント」で18位タイと直近の2試合で安定感のあるプレーを続けている「2010年 The Open Championship」覇者のルイ・ウーストハイゼン。
1番ティーからスタートしたラッセル・ヘンリーは、1番でボギーとしながらも、5番で2.6mにつけバーディ、7番、8番それぞれ2.3m、4.4mのバーディパットを決め、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半に入り、10番で3.6mのパットを決めてバーディ、11番はショートサイドのバンカーからパーを拾う。12番で2ndショットのミスからボギーを叩くものの、安定したショットと3.770(STROKES GAINED – PUTTING)と素晴らしいパッテイングで15番、18番でもバーディを奪い、初日、6バーディ、2ボギー(67)でラウンド、通算4アンダー2位に1打差をつけ、最高の滑り出しを切った。
10番ティーからのスタートとなったルイ・ウーストハイゼンは、11番でボギーとするものの、続く12番で5.8mのバーディパットを決めてバウンスバックに成功すると、16番では5.7m、17番では7.4m、18番では18.1mを2パットと3連続バーディを奪い、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入っても好調なパッテイングと冷静なプレーを見せ、5番でバーディ、6番を終えて日没サスペンデッド。翌日に行われた残りの3ホールを無難にパープレーで終え、ラッセル・ヘンリーとともに通算4アンダー・トップタイに並んだ。
1打差の3位タイには、5月に予選落ちした「Wells Fargo Championship」以来のPGAツアー出場となるフランチェスコ・モリナリと2020-2021シーズン19試合に出場し、トップ10入りなし、予選落ち10回と結果の出ていないラファ・カブレラ・ベロが、お互い好調なパッテイングを活かし、通算3アンダーで並んだ。
2打差の5位タイには、2017年、2018年と2連覇を達成しているブルックス・ケプカとメジャー初優勝の期待がかかるザンダー・シャウフェレ、ヘイデン・バックリー、後半は出入りの激しいプレーとなったジョン・ラーム、日本の松山英樹と星野陸也の6名が通算2アンダーで並んだ。
松山英樹は、出だしの1番と2番でバーディチャンスを活かせなかったものの、3番で2.6mを決めてバーディスタート。しかし、7番で38cmのパーパットを外してボギー、嫌な流れのまま迎えた9番、2ndショットと3rdのアプローチをミスしたものの、奥からの絶妙なアプローチでパーセーブに成功し、前半をイーブンパーで折り返す。後半に入り、10番の2ndショットをピンそば3.9mにつけてバーディ、11番では、15.1mのロングパットを決めて連続バーディ、15番では、ティーショットを右サイドに曲げ、2ndショットは出すだけとピンチを迎えるが、残り90.3yをピンそば1.1mにつけパーセーブに成功。16番から3連続のバーディチャンスは活かせなかったが、全体を通してショットのばらつきやアイアンショットの縦距離が合わない中、3バーディ、1ボギー(69)でラウンド、通算2アンダーで初日を終えた。
10番からスタートした星野陸也は、ショットが安定せず、パーで凌ぐ展開が続く中、13番Par5でバーディを奪う。15番をボギーとしながらも前半をイーブンパーで折り返す。後半に入っても安定しないショットに苦労し、2番でボギーを叩くものの、4番で6.9mを決めてバーディ、5番を終えて日没サスペンデッド。翌日に行われた残り4ホールの6番で3.4mのパーパットを決めパーセーブに成功すると8番、9番でそれぞれピンそば76cm、33cmにつけるスーパーショットを見せ、連続バーディ、4バーディ、2ボギー(69)でまとめ、通算2アンダーで好スタートを切った。
世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンはイーブンパー・24位タイで初日を終えた。一方で連覇を狙うブライソン・デシャンボーは、出入りの激しいプレーで通算2オーバー・60位タイ、コリン・モリカワとキャリアグランドスラムの期待がかかるフィル・ミケルソンが通算4オーバー・90位タイ、ジョーダン・スピースが通算6オーバー・129位タイと大きく出遅れた。
10番からスタートした浅地洋佑は、12番、13番の連続ボギー発進としながら、16番で5.6mのバーディパットを決めて前半スコアを1つ落として折り返す。後半の3番、4番でチャンスがあったものの、ショットに精彩を欠き、4つのボギーを叩いて、1バーディ、6ボギー(76)、通算5オーバー・110位タイで初日を終えた。
10番からスタートした石川遼は、出だしから3パットのボギー、更にショットが安定せず3連続ボギーと苦しい展開となる中、その後は落ち着いたプレーで18番ではバーディを奪い、前半スコアを2つ落として折り返す。しかし、後半に入り、1番でショットも乱れ、3パットのダブルボギーを叩くと、4番、5番で連続ボギー、6番でピンそば1.6mにつけるショットでバーディを奪ったものの、7番でボギーとフェアウェイキープ率42.86% (6/14)、パーオン率44.44% (8/18)とショットに苦しみ、2バーディ、6ボギー、1ダブルボギー(77)と崩れ、通算6オーバー・129位タイと大きく出遅れた。
日没サスペンデッドとなった大会初日を終えて、松山英樹と星野陸也が好スタートを切った。一方で浅地洋佑と石川遼は苦しいスタートとなったが、何とか予選を通過できることを期待したい。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:くもりのち晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:18(23:18)
G.ヒーゴ/C.ハマー(a)/J.ニーマン
07:40(23:40)
W.ザラトリス/S.シェフラー/J.スピース
07:51(23:51)
M.リーシュマン/J.ラーム/P.リード
08:02(00:02)
P.キャントレー/L.ウーストハイゼン/イム・ソンジェ
08:24(00:24)
S.ムニョス/星野陸也/B.トッド
12:41(04:41)
浅地洋佑/M.アーミテージ/J.ベガス
12:52(04:52)
C.ヤング/W.ニーナバー/G.ミグリオッツィ
13:14(05:14)
C.モリカワ/J.トーマス/B.ケプカ
13:36(05:36)
M.ホーマ/X.シャウフェレ/F.ミケルソン
13:47(05:47)
J.コクラック/C.チャンプ/C.コナーズ
13:58(05:58)
P.バルホン/S.ライダー/石川遼
10番ホールスタート
07:29(23:29)
T.ストラファシ/松山英樹/B.デシャンボー
07:40(23:40)
A.スコット/S.ガルシア/B.ワトソン
07:51(23:51)
D.ジョンソン/R.マキロイ/J.ローズ
13:25(05:25)
M.フィッツパトリック/T.ハットン/V.ホブランド
13:36(05:36)
M.カイマー/W.シンプソン/G.ウッドランド
13:47(05:47)
T.フィナウ/A.アンサー/D.バーガー
※時差:日本は16時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月18日(金)の6:45だと日本時間6月18日(金)の22:45あたり、現地時間6月18日(金)の14:42だと日本時間6月19日(土)の6:42になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | リチャード・ブランド | -5 | 67 |
ラッセル・ヘンリー | -5 | 70 | |
T3 | ルイ・ウーストハイゼン | -4 | 71 |
マシュー・ウルフ | -4 | 68 | |
T5 | バッバ・ワトソン | -3 | 67 |
ジョン・ラーム | -3 | 70 | |
T7 | ケビン・ストリールマン | -2 | 69 |
マッケンジー・ヒューズ | -2 | 67 | |
ザンダー・シャウフェレ | -2 | 71 | |
T10 | スコッティ・シェフラー | -1 | 69 |
グイド・ミグリオッツィ | -1 | 70 | |
パトリック・ロジャース | -1 | 71 | |
T21 | 星野 陸也 | +1 | 74 |
T41 | 松山 英樹 | +3 | 76 |
T116 | 浅地 洋佑 | +9 | 75 |
T134 | 石川 遼 | +11 | 76 |
【詳細】
星野陸也
4バーディ、5ボギー、1ダブルボギー(74)
松山英樹
2バーディ、3ボギー、2ダブルボギー(76)
浅地洋佑
1バーディ、5ボギー(75)
石川遼
0バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(76)
予選CUTライン:+4
浅地洋佑、石川遼、ウィル・ザラトリス、ウェブ・シンプソンは予選落ちとなりました。
午前11時00分時点での天候はくもり、気温22.8℃、湿度63%、風速3.1m/sというコース・コンデションの中、156名による予選ラウンド2日目が行われた。
予選ラウンド2日目を終えてトップタイに並んだのは、478回目の出場でヨーロピアンツアー「2021年 Betfred British Masters hosted by Danny Willett」で初優勝を飾ったイングランドの48歳のリチャード・ブランドと「2017年 Shell Houston Open」以来、PGAツアー4勝目を狙うラッセル・ヘンリー。
10番からスタートしたリチャード・ブランドは、出だしから8.6mのバーディパットを決めると、13番でもバーディ、15番をボギーとするが、続く16番、17番で連続バーディ、18番はティーショットのミスからボギーとするものの、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半に入っても、ゆったりと安定したショットと好調なパッテイング(SG:PUTTING 4.67)で、バーディ(2番、4番、6番)を重ね、7バーディ、3ボギー(67)でラウンド、通算5アンダートップタイで決勝ラウンド進出を決めた。
10番ティーからスタートしたラッセル・ヘンリーは、確実にグリーンを捉える安定したショットでバーディこそ奪えないものの、出だしから危なげなくパーをセーブすると、18番Par5で1.7mのバーディパットを決め、前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半も前半同様、無理のない落ち着いたプレーでパーセーブを繰り返す中、6番でピンチが訪れるが、5.0mのパットを決めてパーセーブに成功。8番Par3で2.0mを決めてバーディ、最終9番Par5を1.3mのパーパットを外し、ボギーとしたものの、2日目も冷静なプレーを展開し、2バーディ、1ボギー(70)でまとめ、通算5アンダー2位に1打差をつけ、リチャード・ブランドとともにトップタイで決勝ラウンド進出を決めた。
1打差の3位タイには、トップからスタートながらスコアを伸ばせなかったルイ・ウーストハイゼンと前回大会で2位に入り、4月後半の「Zurich Classic of New Orleans」以来の試合となるマシュー・ウルフが通算4アンダーで並んだ。
2打差の3アンダー・5位タイには、2日目のベストスコアタイとなる(67)をマークしたバッバ・ワトソンとメジャー初優勝を狙う優勝候補のジョン・ラームが並んだ。
通算2アンダー・7位タイにはメジャー初優勝を狙うザンダー・シャウフェレら3名、イーブンパー・13位タイには、連覇を目指すブライソン・デシャンボー、コリン・モリカワ、ジャスティン・トーマス、今大会3回目の優勝を狙うブルックス・ケプカらメジャーチャンピオンを含む8名が並んだ。
ロリー・マキロイは通算1オーバー・21位タイ、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンとキャリアグランドスラムがかかるフィル・ミケルソンは通算2オーバー・30位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
トップと2打差の5位タイからスタートした星野陸也は、2番で2ndショットと3rdのアプローチをミスして4オン2パットのダブルボギーと厳しい出だしとなるものの、続く3番Par3でピンそば1.3mにつけバーディ、4番でのピンチをパーで凌ぐと、6番、8番でそれぞれ1.9m、4.3mのバーディパットを決めて前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半に入り、10番で2ndショットを右サイドに大きく曲げるとアプローチのミスしてボギー、続く11番も1.6mのパーパットを外しボギー、13番も3パットのボギーと一気にスコアを落とすと、16番、17番でもボギー、最終18番で3rdショットをピンそば1.1mにつけバーディを奪ったものの、2日目はフェアウェイキープ率35.71% (5/14)、パーオン率61.11% (11/18)とショットに精彩を欠き、後半は短いパッティングに苦しみながらも、4バーディ、5ボギー、1ダブルボギー(74)で凌ぎ、通算1オーバー・24位タイと上位を狙えるポジションで2日目を終えた。
松山英樹は、出だしの1番で2ndショットを奥に外すと、アプローチでミスが続き、5オン1パットのダブルボギー、続く2番Par3ではティーショットを左サイドに大きく曲げてアプローチも寄せきれずボギー、3番もティーショットを曲げ、3rdショットのアプローチも深い芝に引っ掛かりダブルボギー、13番は3パットのボギーと4ホールで6つスコアを落とす厳しい展開となった。しかし、14番でほぼ完璧なショットの流れから3.0mのバーディパットを決めると、15番、16番ではクオリティの高いアプローチでパーセーブ。18番Par5では2オンに成功、16.9mのイーグルパットをきっちり2パットで決めてバーディ、前半スコアを4つ落として折り返す。後半も2番のティーショットを左に曲げ、アプローチも寄らずボギーでのスタートとなる。その後は、数多くのバーディチャンス(3番、4番、5番、8番、9番)につけるが活かすことが出来ず、2日目は2バーディ、3ボギー、2ダブルボギー(76)とスコアを5つ落とし、通算3オーバー・50位タイで2日目を終えた。フェアウェイキープ率42.86% (6/14)、パーオン率55.56% (10/18)とショットにばらつきがあり、パッティングもチャンスで決めることが出来なかった。
予選通過のかかる2日目、1番からスタートした浅地洋佑は、2番で1.4mのバーディパットを決めて幸先の良いスタートとなったものの、7番、8番連続ボギーで前半スコアを1つ落として折り返す。後半もショット・パッティングに精彩を欠き、1バーディ、5ボギー(75)、通算9オーバー・116位タイで予選通過はならなかった。
石川遼は、初日同様、出だしからボギーと厳しいスタート。更にフェアウェイキープ率28.57% (4/14)、パーオン率61.11% (11/18)とショットに苦しみ、パッティングも決まらずと終始、安定性を欠くプレーでスコアを伸ばせず、バーディなしの3ボギー、1ダブルボギー(76)と崩れ、通算11オーバー・134位タイで予選通過はならなかった。
予選落ちとなった浅地洋佑、石川遼は残念ですが、上位のスコアもさほど伸びていないだけに、星野陸
也と松山英樹の活躍に期待したい。
大会3日目(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:43(23:43)
W.ニーナバー/F.ゴメス
09:44(01:44)
A.スコット/松山英樹
11:23(03:23)
星野陸也/C.ホフマン
12:07(04:07)
J.トーマス/C.モリカワ
12:29(04:29)
B.デシャンボー/C.ベズイデンホウト
12:51(04:51)
S.シェフラー/X.シャウフェレ
13:13(05:13)
J.ラーム/B.ワトソン
13:24(05:24)
M.ウルフ/L.ウーストハイゼン
13:35(05:35)
R.ヘンリー/R.ブランド
※時差:日本は16時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月19日(土)の7:10だと日本時間6月19日(土)の23:10あたり、現地時間6月19日(土)の13:35だと日本時間6月20日(日)の5:35になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | マッケンジー・ヒューズ | -5 | 68 |
ルイ・ウーストハイゼン | -5 | 70 | |
ラッセル・ヘンリー | -5 | 71 | |
T4 | ロリー・マキロイ | -3 | 67 |
ブライソン・デシャンボー | -3 | 68 | |
T6 | スコッティ・シェフラー | -2 | 70 |
ジョン・ラーム | -2 | 72 | |
マシュー・ウルフ | -2 | 73 | |
T9 | ダスティン・ジョンソン | -1 | 68 |
コリン・モリカワ | -1 | 70 | |
クリスティアン・ベズイデンホウト | -1 | 70 | |
ザンダー・シャウフェレ | -1 | 72 | |
ケビン・ストリールマン | -1 | 72 | |
T31 | 星野 陸也 | +3 | 73 |
T54 | 松山 英樹 | +6 | 74 |
【詳細】
星野陸也
3バーディ、5ボギー(73)
松山英樹
3バーディ、6ボギー(74)
午後13時00分時点での天候は晴れ、気温23.9℃、湿度63%、風速4.5m/sというコース・コンデションの中、71名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えてトップタイに並んだのは、直近5試合で5連続予選落ちを喫しているPGAツアー1勝のマッケンジー・ヒューズと初日からトップを維持している「2017年 Shell Houston Open」以来、PGAツアー4勝目を狙うラッセル・ヘンリー、「2021年 全米プロゴルフ選手権」で2位タイ、「ザ・メモリアル・トーナメント」で18位タイと直近の2試合で安定感のあるプレーを続けている「2010年 The Open Championship」覇者のルイ・ウーストハイゼン。
1番から無難なスタートを切ったマッケンジー・ヒューズは、4番で3パットのボギー、続く5番でバンカーからの2ndショットをピンそばにつけてバーディ、9番Par5をボギーとし、前半スコアを落として折り返す。後半に入り、11番でバーディを奪うと、13番では奥からの長いパット(18.8m)を決めてイーグル、最終18番もバーディで締め、1イーグル、3バーディ、2ボギー(68)でラウンド、通算5アンダートップタイで最終日を迎える。全体を通してパッティングを含むショートゲームに冴えを見せた。
1番から36cmのパーパットを外し、ボギースタートとなったルイ・ウーストハイゼンは、5番でバーディを奪うものの、7番でボギーを叩き、前半スコアを1つ落として折り返す。後半最初の10番でアプローチが寄らずボギー、13番Par5で2オンに成功してバーディ、14番をボギーとするものの、16番で9.3mを決めてバーディ、最終18番では奥から下りの長い16.0mのパットを決めてイーグルを奪うなど、後半はパッテイングに助けられ、1イーグル、3バーディ、4ボギー(70)でラウンド、通算5アンダーでホールアウトした。
1番をバーディでスタートしたラッセル・ヘンリーだったが、アイアンショットは良いものの、ティーショットが安定せず、2番でボギー、4番でバーディを奪うが、6番でボギーと出入りの激しいプレーとなる。9番Par5でバーディを奪い、前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半、11番でバンカーから直接決めてバーディを奪うものの、ティーショットが左右に乱れ、10番、15番でボギー、その後もピンチを何とか凌ぎ、4バーディ、4ボギー(71)でホールアウト。通算5アンダーで3日間トップをキープし、マッケンジー・ヒューズとルイ・ウーストハイゼンとともにトップタイで最終日を迎える。
2打差の3位タイには、抜群のショット力を見せ、5バーディ、1ボギーと3日目のベストスコアとなる(67)をマークしたロリー・マキロイと抜群の飛距離を武器にボギーフリーとなる3バーディ(68)でラウンドした大会連覇を狙うブライソン・デシャンボーが通算3アンダー絶好の位置で並んだ。
2アンダー・6位タイには、昨シーズンの新人賞スコッティ・シェフラーと世界ランキング3位でメジャー初優勝を狙うジョン・ラーム、前回大会2位のマシュー・ウルフが並んだ。
1アンダー・9位タイには、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン、同4位のコリン・モリカワ、メジャー初優勝を狙うザンダー・シャウフェレら5名が並んだ。
1オーバー・21位タイからスタートした星野陸也は、2番でティーショットを左サイドに大きく曲げてボギー、続く3番で3.6mを決めてバーディ、バウンスバックに成功するものの、7番、9番でともにバンカーからのアプローチをオーバーするミスでボギーとするなど、前半スコアを2つ落として折り返すと、10番でもガードバンカーからボギー、14番では3パットのボギーと苦しみ、13番と18番のPar5ではバーディを奪うものの、3バーディ、5ボギー(73)とスコアを2つ落とし、通算3オーバー・31位タイに後退した。
3オーバー・41位タイからスタートした松山英樹は、1番で8.5mのバーディパットを決めて幸先の良いスタートを切ったものの、3番で3パット、続く4番でティーショットを左サイドに曲げて連続ボギー、5番でチャンスを活かせない中、7番で3パットのボギー、9番でバーディを奪うものの、前半はスコアを1つ落として折り返す。後半11番で惜しいバーディパットを外すと、続く12番では2ndショットが良くなく、13.6mのバーディパットからこの日3回目の3パットのボギー、14番ではティーショットを左サイドに曲げ、15番では手前からのアプローチが寄らず連続ボギー、16番と17番でもバーディチャンスを活かせず、最終18番でバーディを奪ったものの、3バーディ、6ボギー(74)とスコアを3つ落とし、通算6オーバー・54位タイに後退した。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
06:30(22:30)
W.ニーナバー
07:36(23:36)
S.シンク/松山英樹
09:37(01:37)
星野陸也/C.リービー
11:16(03:16)
H.イングリッシュ/J.トーマス
11:27(03:27)
B.ケプカ/イム・ソンジェ
12:00(04:00)
X.シャウフェレ/C.ベズイデンホウト
12:11(04:11)
C.モリカワ/D.ジョンソン
12:22(04:22)
M.ウルフ/J.ラーム
12:33(04:33)
S.シェフラー/B.デシャンボー
12:44(04:44)
R.マキロイ/R.ヘンリー
12:55(04:55)
L.ウーストハイゼン/M.ヒューズ
※時差:日本は16時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月20日(日)の6:30だと日本時間6月20日(日)の22:30あたり、現地時間6月20日(日)の12:55だと日本時間6月21日(月)の4:55になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ジョン・ラーム | -6 | 67 |
2 | ルイ・ウーストハイゼン | -5 | 71 |
3 | ハリス・イングリッシュ | -3 | 68 |
T4 | グイド・ミグリオッツィ | -2 | 68 |
ブルックス・ケプカ | -2 | 69 | |
コリン・モリカワ | -2 | 70 | |
T7 | ブランデン・グレース | -1 | 67 |
ダニエル・バーガー | -1 | 68 | |
ポール・ケーシー | -1 | 70 | |
ザンダー・シャウフェレ | -1 | 71 | |
スコッティ・シェフラー | -1 | 72 | |
ロリー・マキロイ | -1 | 73 | |
T26 | 松山 英樹 | +3 | 68 |
星野 陸也 | +3 | 71 |
【詳細】
松山英樹
4バーディ、1ボギー(68)
星野陸也
3バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(71)
午後13時00分時点での天候は晴れ、気温23.3℃、湿度64%、風速4.0m/sというコース・コンデションの中、71名による決勝ラウンド最終日が行われた。
中盤までの大混戦を抜け出し、ルイ・ウーストハイゼンとの接戦を制したのは、これまでPGAツアー5勝、世界ランキング1位も経験しながら、メジャー優勝に手が届かなかったジョン・ラーム。
トップと3打差の6位タイからスタートしたジョン・ラームは、素晴しいアイアンショットで1番、2番それぞれ3.0m、74cmにつけ連続バーディと最高のスタートを切る。3番でティーショットをショートサイドに外すが、2.0mのパットを決めてパーセーブに成功。続く4番でティーショットをバンカーに入れ、パターでのアプローチも寄らずにボギーとするものの、その後は、安定したティーショットとショートゲームで8番までパープレー、9番Par5でティーショットを左サイドに大きく曲げながら冷静なマネジメントで3rdショットをバックスピンでピンそば94cmにつけてバーディ、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半は、ティーショットが乱れたり、チャンスが活かせなかったり(10番、13番、14番)を繰り返しながらも16番までパープレーを続け、17番7.4mの難しい下りのスライスラインを見事に読み切りバーディを奪いトップに並ぶと、18番Par5でも5.5mを決めて連続バーディでフィニッシュ。5バーディ、1ボギー最終日のベストスコアタイ(67)をマーク、通算6アンダーで大逆転優勝を飾った。
2週間前の「the Memorial Tournament presented by Nationwide」での3日目をトップで終えながら途中棄権という信じがたいアクシデントを乗り越え、メジャー初優勝、PGAツアー6勝目を飾った。
最終日最終組5アンダートップタイでスタートしたルイ・ウーストハイゼンは、出だし3ホールを危なげなくパープレーで通過する。4番でティーショットがバンカー、2ndショットもダフり、ボギーとするものの、9番でバーディを奪い、前半をスタートと同じ5アンダーで通過する。10番で8.5mのバーディパットを決めて6アンダー単独トップに立つものの、続く11番Par3でティーショットを右に外してボギー、その後は何とかパープレーを続け、トップと1打差で迎えた17番ティーショットが左サイドのペナルティエリアに入り、3.1mのパーパットを決めきれずボギー、イーグルが必要となった最終18番でもティーショットをラフに入れ、バーディは奪ったものの、最終日は、3バーディ、3ボギー(71)トップに1打及ばず、通算5アンダー、5月に行われたメジャー「全米プロゴルフ選手権」(2位タイ)と同じく、またしても2位でのフィニッシュとなった。
単独の3位タイには、序盤出入りの激しいプレーながら、7バーディ、4ボギー(68)でラウンドしたハリス・イングリッシュが入った。
2アンダー・4位タイには、グイド・ミグリオッツィ、ブルックス・ケプカ、コリン・モリカワ、1アンダー・7位タイには、スコッティ・シェフラー、ザンダー・シャウフェレ、ロリー・マキロイら6名が入った。
大会連覇のかかったブライソン・デシャンボーは、前半単独トップに立つ場面もあったが、後半スコアを大きく崩し、通算3オーバー・26位タイで大会を終えた。
6オーバー・54位タイからスタートした松山英樹は、出だしから安定感のあるショットを見せて数多くのチャンスを作る中、4番で3.0m、6番で3.8mのバーディパットを決めて前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半も10番で6.4m、11番で3.5mのバーディパットを決めて連続バーディ、14番でボギーを叩いたものの、4バーディ、1ボギー(68)とスコアを3つ伸ばし、通算3オーバー・26位タイと順位を上げて大会を終えた。
3オーバー・31位タイからスタートした星野陸也は、2番でピンそば41cmにつけバーディ、3番では6.9mを決めて連続バーディと最高のスタートを切る。その後も安定したショットで数多くのバーディチャンスを得るものの、活かすことが出来ず、前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半12番でティーショットを左サイドに曲げてOB、ダブルボギー。続く13番をバーディとするが、17番でボギーとスコアを伸ばせず、最終日は3バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(71)とスコアを伸ばせず、松山英樹と同じ通算3オーバー・26位タイと順位を上げて大会を終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREENS IN REGULATION
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
LD:LONGEST DRIVE
(最大飛距離)
PA:PUTTING AVERAGE
(平均パット数)
1位
ジョン・ラーム(Jon Rahm)
DA | GIR | DD/LD | PA | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
55.56% (10/18) |
310.6y (341.5y) |
1.500 |
ROUND2 | 35.71% (5/14) |
61.11% (11/18) |
322.1y (346.5y) |
1.560 |
ROUND3 | 42.86% (6/14) |
77.78% (14/18) |
313.6y (336.5y) |
1.560 |
ROUND4 | 57.14% (8/14) |
77.78% (14/18) |
324.0y (350.4y) |
1.830 |
TOTAL | 51.79% (29/56) |
68.06% (49/72) |
317.6y (343.7y) |
1.610 |
RANK | T28 | T4 | T12/― | T15 |
2位
ルイ・ウーストハイゼン(Louis Oosthuizen)
DA | GIR | DD/LD | PA | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) |
66.67% (12/18) |
299.3y (332.2y) |
1.500 |
ROUND2 | 50.00% (7/14) |
50.00% (9/18) |
293.1y (330.8y) |
1.440 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
55.56% (10/18) |
301.4y (319.5y) |
1.780 |
ROUND4 | 57.14% (8/14) |
77.78% (14/18) |
307.1y (325.0y) |
1.610 |
TOTAL | 57.14% (32/56) |
62.50% (45/72) |
300.2y (326.9y) |
1.580 |
RANK | T14 | T24 | 55/― | T7 |
3位
ハリス・イングリッシュ(Harris English)
DA | GIR | DD/LD | PA | |
ROUND1 | 35.71% (5/14) |
50.00% (9/18) |
313.8y (338.5y) |
1.560 |
ROUND2 | 35.71% (5/14) |
72.22% (13/18) |
310.3y (324.3y) |
1.670 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
55.56% (10/18) |
321.1y (337.6y) |
1.440 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
66.67% (12/18) |
312.9y (337.0y) |
1.610 |
TOTAL | 50.00% (28/56) |
61.11% (44/72) |
314.5y (334.4y) |
1.570 |
RANK | T36 | T33 | 20/― | 6 |
26位タイ
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
DA | GIR | DD/LD | PA | |
ROUND1 | 50.00% (7/14) |
77.78% (14/18) |
308.6y (344.5y) |
1.670 |
ROUND2 | 42.86% (6/14) |
55.56% (10/18) |
306.5y (323.6y) |
1.720 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
72.22% (13/18) |
307.6y (333.3y) |
1.440 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
61.11% (11/18) |
313.6y (330.5y) |
1.890 |
TOTAL | 53.57% (30/56) |
66.67% (48/72) |
309.1y (333.0y) |
1.680 |
RANK | T21 | T8 | 38/― | T48 |
26位タイ
星野 陸也(Rikuya Hoshino)
DA | GIR | DD/LD | PA | |
ROUND1 | 50.00% (7/14) |
66.67% (12/18) |
304.4y (332.2y) |
1.610 |
ROUND2 | 35.71% (5/14) |
61.11% (11/18) |
298.4y (321.2y) |
1.610 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
50.00% (9/18) |
324.7y (331.7y) |
1.720 |
ROUND4 | 57.14% (8/14) |
83.33% (15/18) |
314.6y (336.0y) |
1.560 |
TOTAL | 51.79% (29/56) |
65.28% (47/72) |
310.5y (330.3y) |
1.630 |
RANK | T28 | T13 | 32/― | T19 |
116位タイ(予選カット)
浅地 洋佑(Yosuke Asaji)
DA | GIR | DD/LD | PA | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) |
38.89% (7/18) |
292.9y (328.8y) |
1.560 |
ROUND2 | 50.00% (7/14) |
50.00% (9/18) |
292.1y (317.7y) |
1.720 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 57.14% (16/28) |
44.44% (16/36) |
292.5y (323.3y) |
1.640 |
RANK | ― | ― | ―/― | ― |
134位タイ(予選カット)
石川 遼(Ryo Ishikawa)
DA | GIR | DD/LD | PA | |
ROUND1 | 42.86% (6/14) |
44.44% (8/18) |
285.3y (348.9y) |
1.610 |
ROUND2 | 28.57% (4/14) |
61.11% (11/18) |
331.0y (349.9y) |
1.780 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 35.71% (10/28) |
52.78% (19/36) |
308.2y (349.4y) |
1.695 |
RANK | ― | ― | ―/― | ― |
優勝したジョン・ラームと2位に終わったルイ・ウーストハイゼンともにショット・パッテイングともに安定していたが、ショートゲームなどの僅かの差とジョン・ラームの終盤のパッテイングで勝敗が分かれた。松山英樹は、ショットに対して、パッテイングを含めたショートゲームがあまり良くなかった。星野陸也は、全体的にショット・パッテイングともに良かった。浅地洋祐は、飛距離、ショット、パッテイングともにレベルアップが求められ、石川遼は、ティーショットが乱れてスコアに繋がらなかった。
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