2021年8月19日(木)~8月22日(日)にかけてアメリカ・ニュージャージー州ジャージーシティにあるリバティ・ナショナル・ゴルフクラブ(Liberty National Golf Club)で開催される2020-2021シーズンのプレーオフ・シリーズ第1戦「ザ・ノーザントラスト(THE NORTHERN TRUST)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは松山英樹が出場
※松山英樹は、2014年から8年連続8回目の出場となります。
プレーオフ・シリーズの仕組み
FedEx Point Ranking 125位までの選手が出場
FedEx Point Ranking 70位までの選手が出場
FedEx Point Ranking 30位までの選手が出場
FedEx Point Ranking | Starting Stroke |
1 | -10 |
2 | -8 |
3 | -7 |
4 | -6 |
5 | -5 |
6-10 | -4 |
11-15 | -3 |
16-20 | -2 |
21-25 | -1 |
26-30 | E |
(1位の選手と26-30位の選手とでは、10打差がついた状態でスタート)
最終スコアのトップが年間王者を手にします。
優勝者=年間王者
賞金総額 6,000万ドル/150位(内30位までの総額4,600万ドル)
年間王者ボーナス賞金 1,500万ドル
《30位までの内訳》
FedEx Ranking |
ボーナス賞金 | FedEx Ranking |
ボーナス賞金 |
1 | $15,000,000 | 16 | $570,000 |
2 | $5,000,000 | 17 | $550,000 |
3 | $4,000,000 | 18 | $535,000 |
4 | $3,000,000 | 19 | $520,000 |
5 | $2,500,000 | 20 | $505,000 |
6 | $1,900,000 | 21 | $490,000 |
7 | $1,300,000 | 22 | $478,000 |
8 | $1,100,000 | 23 | $466,000 |
9 | $950,000 | 24 | $456,000 |
10 | $830,000 | 25 | $445,000 |
11 | $750,000 | 26 | $435,000 |
12 | $705,000 | 27 | $425,000 |
13 | $660,000 | 28 | $415,000 |
14 | $620,000 | 29 | $405,000 |
15 | $595,000 | 30 | $395,000 |
《31-150位までの内訳》
FedEx Ranking |
ボーナス賞金 | FedEx Ranking |
ボーナス賞金 |
31 | $200,000 | 51 | $160,000 |
32 | $195,000 | 52 | $159,000 |
33 | $190,000 | 53 | $158,000 |
34 | $186,000 | 54 | $157,000 |
35 | $183,000 | 55 | $156,000 |
36 | $181,000 | 56 | $155,000 |
37 | $179,000 | 57 | $154,000 |
38 | $177,000 | 58 | $153,000 |
39 | $175,000 | 59 | $152,000 |
40 | $173,000 | 60 | $151,000 |
41 | $171,000 | 61-65 | $150,000 |
42 | $169,000 | 66-70 | $140,000 |
43 | $168,000 | 71-85 | $110,000 |
44 | $167,000 | 86-100 | $105,000 |
45 | $166,000 | 101-125 | $101,000 |
46 | $165,000 | 126-150 | $70,000 |
47 | $164,000 | ||
48 | $163,000 | ||
49 | $162,000 | ||
50 | $161,000 |
※2020-2021シーズン
ザ・ノーザントラスト
1967年にウェストチェスター・クラシックとしてスタート、1990年からビュイック・クラシック、2005年からのバークレイズ・クラシックを経て、2017年からザ・ノーザントラストとして55回目を迎える歴史と伝統を誇るトーナメントとなります。
第1回大会の覇者は、ゴルフ界の帝王ジャック・ニクラスが輝き、フェデックスカップポイントが採用された2007年からは、ダスティン・ジョンソンが3回(2011、2017、2020)、パトリック・リードが2回(2016,2019)の複数回優勝を飾っています。
PGAツアーの年間王者を決めるプレーオフ・シリーズの第1戦となる今大会は、フェデックスカップポイント125位以内のプレーヤーが出場し第2戦に進出できるフェデックスカップポイント70位以内のプレーヤーを決定します。
優勝者に与えられるポイントもメジャー・トーナメント(600ポイント)を遥かに凌ぐ2,000ポイントであるため、フェデックスカップポイントランキングが下位であっても一気にトップ10入りの可能性を秘めています。
レギュラー・シーズン最終戦を終えて、フェデックスカップポイント125位以内のプレーヤーが出場する非常に強力なフィールドとなります。
日本からは松山英樹が出場。
8年連続8回目の出場となる松山英樹は、過去トップ10入りはなく、トップ15入り2回、予選落ち2回となっています。
【パワー・ランキング】
1位:ジョン・ラーム
2位:ジョーダン・スピース
3位:ダニエル・バーガー
4位:ブルックス・ケプカ
5位:ダスティン・ジョンソン
6位:ザンダー・シャウフェレ
7位:ハリス・イングリッシュ
8位:パトリック・キャントレー
9位:コリン・モリカワ
10位:エイブラハム・アンサー
11位:スコッティ・シェフラー
12位:ポール・ケーシー
13位:ブライソン・デシャンボー
14位:ロリー・マキロイ
15位:ウェブ・シンプソン
16位:パトリック・リード
17位:アダム・スコット
18位:ジャスティン・トーマス
19位:ヴィクトル・ホブランド
20位:ケビン・キスナー
ザ・ノーザントラスト 開催会場
【アメリカ・ニュージャージー州ジャージーシティ】
リバティ・ナショナル・ゴルフクラブ(Liberty National Golf Club)
コース | Yardage | Par |
リバティ・ナショナル・ゴルフクラブ (Liberty National Golf Club) |
7,410 | 71 |
アメリカ・ニュージャージー州ジャージーシティの海岸線に位置する「リバティ・ナショナル・ゴルフクラブ」。1992年の全米オープン・チャンピオンのトム・カイトと有名なゴルフコース・アーキテクトのボブ・カップによって2006年に設計されたパークランド・リンクス・スタイルのレイアウトは、文化、景観を活かした伝統的なコースであり、2006年7月4日にオープンしました。また、自由の女神、ニューヨーク・ハーバー、マンハッタン・スカイライン、ヴェラザノ=ナローズ・ブリッジといったマンハッタンの壮大な景色も楽しめます。
2006年のオープンながら、2009年、2013年、2019年と3度のプレーオフを開催しており、他にも数多くのトーナメントを開催しています。
【特徴のあるホール】
・5番Par4:正確なショットが要求される難関ホール。
・13番Par5:自由の女神像が見える景観のホール。
・18番Par4:美しい景観と高速グリーン。
【芝の種類】
・フェアウェイ:L-93 ベントグラス
・ラフ:Low mow ブルーグラス
・グリーン:A-4 ベントグラス
Hole | Yardage | Par |
1 | 398 | 4 |
2 | 219 | 3 |
3 | 395 | 4 |
4 | 205 | 3 |
5 | 427 | 4 |
6 | 538 | 5 |
7 | 515 | 4 |
8 | 611 | 5 |
9 | 474 | 4 |
10 | 496 | 4 |
11 | 230 | 3 |
12 | 431 | 4 |
13 | 580 | 5 |
14 | 150 | 3 |
15 | 481 | 4 |
16 | 325 | 4 |
17 | 445 | 4 |
18 | 490 | 4 |
OUT | 3,782 | 36 |
IN | 3,628 | 35 |
Total | 7,410 | 71 |
ザ・ノーザントラスト スケジュール
2021年8月19日(木)~8月22日(日)
8月19日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
8月20日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
8月21日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
8月22日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
※大会最終日は悪天候により8月23日(月)に行われました。
ザ・ノーザントラスト 賞金
【賞金総額】
$9,500,000
【優勝賞金 】
$1,710,000
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した124名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2021年8月15日時点
ジョン・ラーム(Jon Rahm)
国籍:スペイン
生年月日:1994年11月10日(26歳)
身長:188.0cm
体重:99.8kg
① PGAツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
恵まれた体格とパワーでコンパクトなスウィングながら平均300ヤードの飛距離を飛ばし、安定した成績で常に上位に顔を出しています。
メンタル面の充実により、世界ランキング1位も経験しています。
レギュラー・シーズン終了時点でパーオン率3位(71.62%)と抜群のショット力を活かしたプレーで平均スコア1位(69.429)と高いスコアリング・アベレージを誇っています。
2020-2021シーズンも19試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り12回、35位タイ以下では、予選落ち1回と途中棄権の2回だけと抜群の安定感を残しています。直近の2試合でも全米オープンで悲願のメジャー・トーナメント制覇、全英オープンでは3位タイと素晴らしい成績を残しています。
2017年から5年連続5回目の出場となる今大会での成績は、2018年には予選落ちを喫したものの、2017年と2019年は3位タイ、2020年は6位タイと安定しています。1カ月ぶりの出場で試合勘を含めて状態が気になりますが、世界ランキング1位であることから優勝候補と言って良いでしょう。
パワーランキングは1位。
コリン・モリカワ(Collin Morikawa)
国籍:アメリカ
生年月日:1997年2月6日(24歳)
身長:175.3cm
体重:72.6kg
① PGAツアー:5勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:1勝
・全米プロゴルフ選手権:1勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
日系4世で2018-2019シーズン6月にプロ転向し、PGAツアーに参戦すると、タイガ-・ウッズが1997年8月に記録した25戦連続予選通過の最長記録に次ぐ22戦連続予選通過するなど目覚ましい活躍をみせ、メジャー・トーナメント「全米プロゴルフ選手権」を含む3勝をあげています。
平均的な飛距離と身長175.3cmと決して大きくはない体格でありながらプレーに自信と品を感じ、技術的にクオリティが高く、メンタルもポジティブで平常心で戦える力を持ち合わせていて、マネジメントに関してもクレバーさを感じさせ、将来が期待される逸材です。
プロ転向後、わずが29試合目、しかもメジャートーナメント2戦目でメジャー・タイトル「全米プロゴルフ選手権」を獲得しました。一方、唯一のウィークポイントはパッティングになります。
2020-2021シーズンは、20試合に出場し、優勝2回を含むトップ10入り8回と2021年に入り成績が安定してしてきています。また、タイガー・ウッズ以来となる25歳を前にしてのメジャー・トーナメントと世界ゴルフ選手権の覇者となったことでモチベーションも上がっています。直近の5試合でも「the Memorial Tournament presented by Nationwide」ではプレーオフで敗れ2位、メジャー・トーナメント「全米オープン」では4位タイ、「全英オープン」では優勝、東京オリンピックは4位タイに入るなどトップ10入り4回と好調を維持しています。
2019年から2年連続2回目の出場となる今大会は、52位タイと予選落ちと成績を残せていません。フェデックスカップポイントランキング1位で迎えるプレーオフ・シリーズでどの様なプレーを見せるのか注目です。
パワーランキングは9位。
ブライソン・デシャンボー (Bryson DeChambeau)
国籍:アメリカ
生年月日:1993年9月16日(27歳)
身長:185.4cm
体重:106.7kg
① PGAツアー:8勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
ゴルフに対するユニークな考え方(アイアンの長さがすべて6アイアンと同じ)と強力なフィジカル・トレーニングによって筋力が9kg増と強靭な体へと変貌をとげ、再開後に約20y伸びた平均飛距離を武器に、2019-2020シーズンは驚異的(平均飛距離322.1yと1位マーク)な数値を記録しました。
更に、ショートゲーム・パッティングも良くなり、全体的にウィークポイントが無くなった新しいゴルフ・スタイル(圧倒的な飛距離のアドバンテージによるゴルフの変化)を確立すると、難コースを攻略し、1人だけ別次元の強さを見せ、2020-2021シーズン最初の2020年全米オープンの初タイトルを手にしました。
2020-2021シーズンは、19試合に出場して優勝2回を含むトップ10入り7回、予選落ち2回と素晴らしい成績を残しています。また、優勝した「アーノルドパーマー・インビテーショナル」では、池越えのPar5で果敢に1オンに挑戦するなど、アグレッシブなプレーで観客を魅了しています。2021年3月後半からプレーに精彩を欠き、結果も伴っていませんでしたが、「World Golf Championships-FedEx St. Jude Invitational」で8位タイと久々のトップ10入りをマークし復調の兆しが見えてきていますが、パーオン率とショートゲームに課題を残しています。
2017年から5年連続5回目の出場となる今大会での成績は、2018年の優勝が光りますが、予選落ち2回と結果にばらつきが多いです。
パワーランキングは13位。
ジョーダン・スピース (Jordan Spieth)
国籍:アメリカ
生年月日:1993年7月27日(28歳)
身長:185.4cm
体重:79.4kg
① PGAツアー:12勝
② メジャー・トーナメント:3勝
・マスターズ:1勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:1勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:1回(2015)
2009年と2011年に「全米ジュニア・アマチュア」を制し、タイガー・ウッズ以来2人目となる複数回優勝を成し遂げ、世界アマチュアランキング1位にも輝きました。
プロ転向後の2013年には、10代で「ジョン・ディア・クラシック」を制するなど初優勝1回を含むトップ10入り9回という歴史に残るルーキー・パフォーマンスを披露し、新人王に輝きました。
2015年には、タイガー・ウッズの大会記録に並ぶ通算18アンダーで「マスタ-ズ・トーナメント」を初制覇すると、「全米オープン」も初制覇、メジャー・トーナメント2勝を含む、歴史的なシーズン5勝を挙げ、世界ランキング1位、2015年の年間王者、年間最優秀選手の栄光を手にしました。
2016年の「マスタ-ズ・トーナメント」では、まさかの展開で連覇を逃したが、2017年には「全英オープン」のタイトルを獲得し、メジャー通算3勝を挙げる活躍を見せていましたが、2018年のトレーニング中に右手を怪我し、グリップの形を変えたことによる影響で思ったようなスウィングが出来なくなり、スランプに陥りました。しかし、2021年に入り、結果が付いてくるようになると、確固たる自信を取り戻し、元のグリップに戻したスウィングに自信が持てるようになりました。
プレースタイルの特徴でもあるセンスを感じるショートゲームの上手さとパッティングはPGAツアー屈指であり、観客を魅了します。一方でドライバー・ショットの精度が課題とされています。
2020-2021シーズンは、22試合に出場して優勝1回を含むトップ10入り9回、予選落ち4回とシーズントータルでは、結果にばらつきが目立ちますが、2021年に限れば16試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り9回と素晴しく、完全復活の状態になったと言えるでしょう。
2013年から9年連続9回目の出場となる今大会での最高成績は2017年の2位であり、トップ10入り2回、予選落ち2回という結果を残しています。フェデックスカップポイントランキング2位で迎えた今大会は、優勝候補の一角と言って良いでしょう。
パワーランキングは2位。
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(29歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg
① PGAツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:1勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで8年目のシーズンを迎えます。
抜群の精度を誇るアイアンショットは健在でPGAツアー屈指の実力を誇るショットメーカー。更に、アプローチのクオリティも高く、多彩なショットでスコアメイクに繋げます。
メジャー・トーナメントの1つである「マスターズ・トーナメント」を制したことで、世界のトッププレーヤーとして更なる活躍が期待されます。
2020-2021シーズンは、24試合に出場し優勝1回を含むトップ10入り3回、予選落ち4回という結果が残っています。直近の3試合でも東京オリンピックで4位タイ、前週は2位タイと最後まで優勝争いを演じています。
2021年に入ってからは全体的にショット・パッティングともに良くなってきており、マスタ-ズ・トーナメントでも、抜群のショートゲームを見せています。
8年連続8回目の出場となる松山英樹は、過去トップ10入りはなく、トップ15入り2回、予選落ち2回となっています。
パワーランキングは選出されず。
ガリック・ヒーゴ(Garrick Higgo)
国籍:南アフリカ
生年月日:1999年5月12日(22歳)
身長:182.9cm
体重:83.9kg
① PGAツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
2019年にプロ転向した南アフリカの若手注目株の1人である22歳のレフティ。
ヨーロピアンツアーにデビューしてわずか7試合目の「2020 Open de Portugal at Royal Obidos」で初優勝を飾ると、その後、わずか26試合の出場でありながら3勝を挙げ、タイガー・ウッズの持つ記録に並んでいます。
2021年「全米プロゴルフ選手権」に初出場、予選を通過して8オーバー・64位タイの成績を挙げると、PGAツアー非会員でありながらPGAツアー2試合目となる6月の「2021 Palmetto Championship at Congaree」で初優勝(1988年以来、2試合目で勝った記録)を飾りました。
力感の無いスウィングから320yを楽に超す飛距離とアイアンショットのキレが素晴しく、パッテイングを含めたショートゲームにも高いクオリティを持ち合わせており、メンタル面も充実しています。
2020-2021シーズンは、途中から参戦し7試合に出場し優勝1回を含むトップ10入り1回、予選落ち3回と初優勝以降は苦労する結果となっています。しかし、南アフリカの期待の若手として注目度の高い22歳のレフティーです。
初出場となる今大会では、若手の注目選手の1人として期待がかかります。
パワーランキングは選出されず。
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ザ・ノーザントラストのテレビ放送
【CS放送】ゴルフネットワークが1日目から3日目まで生中継放送!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!
生:生中継
【CS放送】ゴルフネットワーク
1日目から3日目まで生中継!! ※日本時間
順延となった最終日を緊急生中継!!
8月20日(金) 第1日
- 3:00~7:00 生
8月21日(土) 第2日
- 3:00~7:00 生
8月22日(日) 第3日
- 3:00~7:15 生
※延長あり
8月23日(月) 第4日 (最終日)
- 9:00~14:00
※悪天候のため順延
8月23日(月) 第5日 (最終日)
- 23:00~27:30 生
※延長あり
【動画配信】GOLFTV
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
8月19日(木) 第1日
- 20:00~翌7:00 生
8月20日(金) 第2日
- 20:00~翌7:00 生
8月21日(土) 第3日
- 21:00~翌7:00 生
8月22日(日) 第4日 (最終日)
- 21:00~翌7:00 生
【GDOサイトで無料ライブ配信】
8月20日(金) 第1日
- 3:00~6:00 生
8月21日(土) 第2日
- 3:00~6:00 生
ザ・ノーザントラスト 試合結果
コース | Yardage | Par |
リバティ・ナショナル・ゴルフクラブ (Liberty National Golf Club) |
7,410 | 71 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:53(20:53)
R.ヘンリー/P.ケーシー/W.シンプソン
08:15(21:15)
R.マキロイ/M.ホーマ/C.コナーズ
08:26(21:26)
D.バーガー/S.シェフラー/P.リード
12:44(01:44)
D.ジョンソン/J.ニーマン/S.シンク
12:55(01:55)
B.デシャンボー/J.トーマス/S.バーンズ
13:06(02:06)
H.イングリッシュ/J.ラーム/A.アンサー
10番ホールスタート
08:04(21:04)
松山英樹/B.ケプカ/C.スミス
08:15(21:15)
V.ホブランド/J.コクラック/X.シャウフェレ
08:26(21:26)
C.モリカワ/J.スピース/P.キャントレー
12:55(01:55)
K.キスナー/キム・シウ/イム・ソンジェ
13:06(02:06)
T.フィナウ/K.ナ/B.ホーシェル
※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月19日(木)の7:20だと日本時間8月19日(木)の20:20あたり、現地時間8月19日(木)の13:50だと日本時間8月20日(金)の2:50になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | ジャスティン・トーマス | -8 | 63 |
ジョン・ラーム | -8 | 63 | |
3 | ハロルド・バーナーIII | -5 | 66 |
T4 | アダム・スコット | -4 | 67 |
ロバート・ストレブ | -4 | 67 | |
マッケンジー・ヒューズ | -4 | 67 | |
キャメロン・トリンガーリ | -4 | 67 | |
トニー・フィナウ | -4 | 67 | |
ケビン・ナ | -4 | 67 | |
T10 | フアン・セバスチャン・ムニョス | -3 | 68 |
キャメロン・チャンプ | -3 | 68 | |
ヴィクトル・ホブランド | -3 | 68 | |
パトリック・キャントレー | -3 | 68 | |
キース・ミッチェル | -3 | 68 | |
T15 | 松山 英樹 | -2 | 69 |
【詳細】
松山英樹
5バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(69)
午前8時00分時点での天候はくもり、気温25.0℃、湿度88%、風速4.5m/sというコース・コンディションの中、123名による予選ラウンド1日目が行われた。
大会1日目を終えてトップタイに並んだのは、3月の「THE PLAYERS Championship」の優勝以降、トップ10入りがなく結果が残せていない世界ランキング5位のジャスティン・トーマスと7月の「全英オープン」以来、1カ月ぶりの出場となる世界ランキング1位のジョン・ラーム。
初日、パーオン率77.78% (14/18)、SG: APPROACH TO THE GREEN(4.595)と抜群のショット力を見せたジャスティン・トーマスは、1番で2.3mのバーディパットを決めて好スタートを切ると、4番では2.0m、5番は1.4m、6番Par5は2オン2パットと3連続バーディ、9番では3.0mのバーディパットを決め前半スコアを5つ伸ばして折り返す。後半チャンスを作りながら物に出来ない展開が続く中で迎えた14番11.4mのバーディパットを決めると15番をボギーとして迎えた16番からの上がり3連続バーディでホールアウト。初日、9バーディ、1ボギー(63)と好スタートを切った。
同じくトップに並んだジョン・ラームは、3番で先にバーディが来る好スタートを切ると6番からの3連続バーディでスコアを伸ばす。後半も13番でバーディ、15番からこの日2回目となる3連続バーディを奪うなどフェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率83.33% (15/18)、SG: APPROACH TO THE GREEN(4.177)とショットが冴え、パッティングともかみ合った素晴しいプレーを披露。ボギーフリーとなる8バーディ(63)でラウンド、復帰戦を最高の形でスタートさせた。
3打差の3位には、フェデックスカップポイントランキング72位のハロルド・バーナーIII、4アンダー・4位タイには、アダム・スコットら6名が並んだ。
前回大会覇者のダスティン・ジョンソンは、1アンダー・34位タイ、フェデックスカップポイントランキング2位のジョーダン・スピースは、1オーバー・72位タイ、フェデックスカップポイントランキングトップを走るコリン・モリカワは、3オーバー・102位タイと出遅れた。
10番スタートの松山英樹は、12番で2ndショットを1.7mにつけバーディと好発進を見せたものの、続く11番Par5でティーショットをバンカー、3rdショットはグリーン奥、アプローチをミスし5オン、2.2mのボギーパットも外しまさかのダブルボギー。その後16番、18番でバーディを奪い、前半を1アンダーで折り返す。1番でティーショットを右のフェスキューに打ち込むと2ndショットがクリークにつかまりボギー。幾つかの惜しいチャンスを逃して迎えた5番2.8mを決めてバーディ、6番も2オンに成功しバーディを奪ったものの、初日5バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(69)とフェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率66.67% (12/18)とショットもあまり良くなく、パッティングもなかなか決まらないラウンドで2アンダートップと6打差の15位タイで初日を終えた。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:15(21:15)
K.キスナー/キム・シウ/イム・ソンジェ
08:26(21:26)
T.フィナウ/K.ナ/B.ホーシェル
12:44(01:44)
松山英樹/B.ケプカ/C.スミス
12:55(01:55)
V.ホブランド/J.コクラック/X.シャウフェレ
13:06(02:06)
C.モリカワ/J.スピース/P.キャントレー
10番ホールスタート
08:04(21:04)
D.ジョンソン/J.ニーマン/S.シンク
08:15(21:15)
B.デシャンボー/J.トーマス/S.バーンズ
08:26(21:26)
H.イングリッシュ/J.ラーム/A.アンサー
12:33(01:33)
R.ヘンリー/P.ケーシー/W.シンプソン
12:55(01:55)
R.マキロイ/M.ホーマ/C.コナーズ
13:06(02:06)
D.バーガー/S.シェフラー/P.リード
※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月20日(金)の7:20だと日本時間8月20日(金)の20:20あたり、現地時間8月20日(金)の13:39だと日本時間8月21日(土)の2:39になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | ジョン・ラーム | -12 | 67 |
2 | トニー・フィナウ | -11 | 64 |
T3 | ジャスティン・トーマス | -10 | 69 |
キース・ミッチェル | -10 | 64 | |
ザンダー・シャウフェレ | -10 | 62 | |
T6 | ケビン・ナ | -9 | 66 |
アレックス・ノレン | -9 | 64 | |
ハロルド・バーナーIII | -9 | 67 | |
トム・ホージ | -9 | 64 | |
T10 | ブルックス・ケプカ | -8 | 64 |
ジョーダン・スピース | -8 | 62 | |
T25 | 松山 英樹 | -5 | 68 |
【詳細】
松山英樹
9バーディ、3ボギー、1トリプルボギー(68)
予選CUTライン:-1
A.スコット、D.ジョンソン、C.モリカワ、P.ミケルソンは予選落ちとなりました。
午後15時00分時点での天候はくもり、気温27.8℃、湿度65%、風速3.1m/sというコース・コンディションの中、123名による予選ラウンド2日目が行われた。
大会2日目を終えて単独トップに立ったのは、7月の「全英オープン」以来、1カ月ぶりの出場となる世界ランキング1位のジョン・ラーム。
初日に続き、フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率77.78% (14/18)、SCRAMBLING:100%と安定感のあるショット力とショートゲームを見せたジョン・ラームは、13番で確実にバーディを奪い、15番、16番でピンチがあったものの、パーで切り抜け、前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半も3番でピンチを凌ぐと、4番、6番、7番でバーディを奪い、2日目もボギーフリーとなる4バーディ(67)でラウンド、通算12アンダートップで決勝ラウンド進出を決めた。
トップと1打差の2位には、シーズン終盤思うように結果を残せていないトニ-・フィナウが、安定感のあるプレーを見せ、12番からの3連続を含む8バーディ、1ボギー(64)とスコアを伸ばし通算11アンダーでつけた。
トップと2打差の3位タイには、初日トップに立ったものの、2日目は前半は3オーバー、後半は5番から8番にかけて1イーグル、3バーディと前後半で全く別のプレーを見せたジャスティン・トーマスと12番から6連続バーディを奪うなど10バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(64)をマークしたキース・ミッチェル、ショットとパッティングがかみ合ったプレーで2イーグル、6バーディ、1ボギーと2日目のベストスコアタイとなる(62)をマークしたザンダー・シャウフェレが通算10アンダーで並んだ。
9アンダー・10位タイには、2番からの5連続バーディを含む8バーディ、1ボギー(64)をマークしたブルックス・ケプカと初日1オーバーと出遅れたものの、5番Par4で残り81.0yをバックスピンで直接決めてイーグル、続く6番Par5ではグリーン右サイドの池の縁からの3rdショット(ピンまで25.8m)をまたしても直接決めて連続イーグルを奪うなど2イーグル、6バーディ、1ボギー(62)を叩き出したフェデックスカップポイントランキング2位のジョーダン・スピースが並んだ。この日ジョーダン・スピースのパーオン時における平均パットは1.182だった。
松山英樹は、2番で3パットのボギースタートとなったが、続く3番でバーディとバウンスバックに成功すると、抜群のショット力とパッティングがかみ合い、5番から圧巻の5連続バーディを奪い前半スコアを5つ伸ばして折り返す。後半に入り10番でティーショットを右に曲げ、ギャラリーの服の中にボールが入る珍事がありボギーとしながらも13番でバーディ、16番、17番で連続バーディを奪い、8アンダーまでスコアを伸ばす。しかし、最終18番でティーショットを右のバンカーに入れると、左足上がりのライから右のブッシュに打ち込みペナルティ、打ち直しの4打目もグリーンに乗らず5オン、4.1mのダブルボギーパットも入らず、このホールトリプルボギー。9バーディ、3ボギー、1トリプルボギー(68)とスコアを3つ伸ばし通算5アンダー・25位タイでホールアウトした。
前回大会覇者のダスティン・ジョンソンは、通算イーブンパー、フェデックスカップポイントランキング1位のコリン・モリカワは、通算2オーバーで予選落ちとなりました。
大会3日目(決勝ラウンド)
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:45(20:45)
P.ケーシー/R.マキロイ
10:10(23:10)
C.ホフマン/S.シェフラー
10:20(23:20)
C.チャンプ/W.シンプソン
11:15(00:15)
S.ムニョス/松山英樹
12:05(01:05)
B.デシャンボー/Z.ジョンソン
12:40(01:40)
V.ホブランド/P.キャントレー
13:00(02:00)
J.スピース/R.ストレブ
13:10(02:10)
T.ホージ/B.ケプカ
13:30(02:30)
X.シャウフェレ/K.ナ
13:40(02:40)
J.トーマス/K.ミッチェル
13:50(02:50)
J.ラーム/T.フィナウ
※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月21日(土)の7:30だと日本時間8月21日(土)の20:30あたり、現地時間8月21日(土)の13:50だと日本時間8月22日(日)の2:39になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | キャメロン・スミス | -16 | 60 |
ジョン・ラーム | -16 | 67 | |
3 | エリック・ファン・ロイエン | -15 | 62 |
T4 | ジャスティン・トーマス | -14 | 67 |
トニー・フィナウ | -14 | 68 | |
T6 | シェーン・ローリー | -13 | 62 |
ヴィクトル・ホブランド | -13 | 65 | |
トム・ホージ | -13 | 67 | |
T9 | コーリー・コナーズ | -12 | 62 |
ハロルド・バーナーIII | -12 | 68 | |
T40 | 松山 英樹 | -6 | 70 |
【詳細】
松山英樹
5バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(70)
午前11時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温27.8℃、湿度67%、風速2.7m/sというコース・コンディションの中、75名による決勝ラウンド3日目が行われた。
大会3日目を終えてトップに並んだのは、東京オリンピックで10位タイ、「2021年 World Golf Championships-FedEx St. Jude Invitational」では5位タイと直近の2試合でトップ10入りと好調を維持しているキャメロン・スミスと初日からトップをキープしている7月の「全英オープン」以来、1カ月ぶりの出場となる世界ランキング1位のジョン・ラーム。
5アンダー・25位タイからスタートしたキャメロン・スミスは、出だしの1番から3連続バーディで波に乗ると、5番、6番で連続バーディ、9番ではショートサイドのアプローチを直接決めてバーディ、前半スコアを6つ伸ばして折り返す。後半も10番でバーディを奪うと、13番Par5では2オンに成功し楽々バーディ、続く14番Par3では、ピンそば25cmにつけるスーパーショットでバーディ、16番、17番で連続バーディを奪い、3日目はボギーフリーとなる11バーディ、コースレコードとなる(60)と圧巻のプレーを見せ、通算16アンダーで一気にトップタイ浮上した。
フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パーオン時における平均パット(1.533)、SG: TEE TO GREEN(7.166)、SG: TOTAL(8.295)と数値も驚異的だった。
12アンダー単独トップでスタートしたジョン・ラームは、4番で幸先よくバーディを奪うと、6番から3連続バーディでスコアを伸ばし前半を16アンダーで折り返す。後半は10番でバーディを奪うものの、13番Par5の2ndショットを池に打ち込みダブルボギー、16番1オン可能なPar4ではグリーン左サイドのラフからのアプローチを池に入れボギーと出入りの激しいプレーでスコアを伸ばせず、3日目は7バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(67)通算16アンダー・トップタイをホールアウトした。
好コンディションの中、ビッグスコアが連発した3日目、「2021年 Barracuda Championship」でPGAツアー初優勝を飾った南アフリカのエリック・ファン・ロイエンがショット・パッティングがかみ合った素晴しいプレーを見せ、10バーディ、1ボギー(62)マークし通算15アンダー単独3位に浮上、初日トップに立ったジャスティン・トーマスと単独2位でスタートしたトニ-・フィナウが通算14アンダーで4位タイ、ともに9アンダー(62)をマークしたシェーン・ローリーが通算13アンダー・6位タイ、コーリー・コナーズが12アンダー・9位タイに浮上した。
5アンダー・25位タイからスタートした松山英樹は、1番からパーをキープして迎えた5番Par4。2ndショットを1.2mにつけ最初のバーディを奪うと、続く6番Par5では2オンに成功、惜しくもイーグルはならなかったものの、楽々バーディ、8番でもバーディを奪い、前半を終え8アンダーで折り返す。後半12番で20.5mのバーディパットから3パットのボギー、チャンスホールの13番Par5をパーとすると、続く14番Par3ではティーショットをグリーン奥に打ち込み、アンプレアブルとなったネイティブ・エリアからのアプローチも寄せきれずダブルボギー、16番、17番を素晴しいショットから連続バーディとするものの、最終18番をボギーとしホールアウト。5バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(70)とスコアを1つ伸ばすにとどまり、通算6アンダー・40位タイに後退した。
フェアウェイキープ率85.71% (12/14)とティーショットには安定感が戻ったように見えたが、パーオン率66.67% (12/18)とSCRAMBLING:66.67%が低いように感じられた。
※ハリケーン「アンリ」の影響により、最終ラウンドは現地時間8月23日(月)に行われることが発表されました。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
12:58(01:58)
C.トリンガーリ/B.ケプカ/X.シャウフェレ
13:09(02:09)
H.バーナーIII/S.バーンズ/H.スワフォード
13:20(02:20)
V.ホブランド/T.ホージ/C.コナーズ
13:31(02:31)
J.トーマス/T.フィナウ/S.ローリー
13:42(02:42)
C.スミス/J.ラーム/E.ファン・ロイエン
10番ホールスタート
11:30(00:30)
P.ケーシー/R.マキロイ/B.ホーシェル
11:52(00:52)
松山英樹/S.パワー/G.ヒーゴ
12:03(01:03)
H.イングリッシュ/B.バーガー/A.アンサー
12:58(01:58)
M.ホーマ/K.ストリールマン/W.シンプソン
※時差:日本は13時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月23日(月)の11:30だと日本時間8月24日(火)の0:30あたり、現地時間8月23日(月)の13:42だと日本時間8月24日(火)の02:42になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※上記は当初のスタート時間ではなく、最新のスタート時間を掲載しています。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | トニー・フィナウ | -20 | 65 |
2 | キャメロン・スミス | -20 | 67 |
3 | ジョン・ラーム | -18 | 69 |
T4 | アレックス・ノレン | -15 | 66 |
トム・ホージ | -15 | 69 | |
ジャスティン・トーマス | -15 | 70 | |
7 | エリック・ファン・ロイエン | -14 | 72 |
T8 | ケビン・ナ | -13 | 68 |
キース・ミッチェル | -13 | 69 | |
コーリー・コナーズ | -13 | 70 | |
T43 | 松山 英樹 | -7 | 70 |
【詳細】
松山英樹
5バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(70)
午後12時00分時点での天候はくもり、気温25.6℃、湿度86%、風速4.9m/sというコース・コンディションの中、75名による決勝ラウンド最終日が行われた。
20アンダー・トップタイで並んだキャメロン・スミスとのプレーオフを制し、2016年の「Puerto Rico Open at Coco Beach」以来、約5年5カ月ぶりとなる待ちに待ったPGAツアー2勝目を飾ったのは、31歳のトニ-・フィナウ。
出だしの1番から無難なスタートを切ったトニ-・フィナウは、3番、4番で連続バーディを奪う。その後は、6番Par5でティーショットを左サイドのネイティブ・エリアに打ち込みパー、8番Par5でもティーショットを左サイドに曲げ、グリーン周りのガードバンカーから1打で出せずボギーとPar5でスコアを落とし、前半を15アンダーで折り返す。後半に入り、12番でピンそば94cmにつけバーディ、続く13番Par5では2オンに成功、94cmのイーグルパットを決めると14番Par3では、9.2mを決めてバーディと3ホールで一気にスコアを4つ伸ばす。16番でもバーディを奪い、1イーグル、5バーディ、1ボギー(65)通算20アンダー・クラブハウスリーダーでホールアウトした。
3日目にコースレコード(60)を叩き出しトップタイに浮上したキャメロン・スミスは、2番で下りの12.1mのバーディパットを決めて幸先の良いスタートを切ったものの、5番でティーショットを池に打ち込むと2打目以降のショットも乱れ、5オン1パットのダブルボギー。8番Par5では確実にバーディを奪い、前半ショットがブレる中、16アンダーとスコアを落とさずに折り返す。後半12番、13番で連続バーディを奪うと、16番、17番も連続バーディとし、最終日6バーディ、1ダブルボギー(67)通算20アンダーでホールアウト、トニ-・フィナウとのプレーオフに持ち込んだ。
プレーオフ1ホール目、ティーショットを右サイドに曲げ、打ち直しとなった3打目もバンカー、4打目でやっとグリーンオンしたキャメロン・スミスに対して、確実に2オンしパーパットを決めたトニ-・フィナウが逆転勝利。2,000ポイントを獲得しフェデックスカップポイントランキングもトップに浮上した。
トップタイからスタートした世界ランキング1位のジョン・ラームは、6番、8番のPar5で確実にスコアを伸ばすなど序盤から安定したプレーを見せる。後半も12番、13番で連続バーディを奪い、20アンダー単独トップに浮上した。しかし、15番でティーショットをバンカーに入れて3オン、右から左にきれる2.3mのパーパットも外しボギーを叩くと、トップと1打差で迎えた最終18番、ティーショットを左サイドのバンカーに打ち込み2打目も出すだけ、ピンまで残り163.0yの勝負の3打目も入らず、結果ボギー。4バーディ、2ボギー(69)とスコアを2つ伸ばしたものの、トップに2打及ばず通算18アンダー・単独3位で大会を終えた。
15アンダー・4位タイに入ったアレックス・ノレン、トム・ホージ、14アンダー・7位のエリック・ファン・ロイエン、13アンダー・8位タイに入ったキース・ミッチェル、12アンダー・11位タイのハロルド・バーナーIII、11アンダー・16位タイのハリー・ヒッグスの6名が逆転でフェデックスカップポイントランキング70位以内に入り、次週のプレーオフ・シリーズ第2戦「BMWチャンピオンシップ」の出場権を手にした。
10番スタートとなった松山英樹は、出だしの4ホールをパープレーで通過すると、14番からパットが決まって4連続バーディ、前半スコアを4つ伸ばし10アンダーで折り返す。後半もショットがブレながらも4番までパーをキープ。しかし、5番で2打目を池に打ち込みボギー、6番Par5でバーディを奪いバウンスバックに成功するものの、8番Par5で3打目をバンカーに入れ、そこから3打を擁し6オンでダブルボギー、最終9番もボギーを叩き、最終日5バーディ、2ボギー1ダブルボギー(70)通算7アンダー・43位タイで大会を終えた。
松山英樹は、フェデックスカップポイントランキング16位で次週のプレーオフ・シリーズ第2戦「BMWチャンピオンシップ」に進んだ。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREENS IN REGULATION
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
LD:LONGEST DRIVE
(最大飛距離)
PPG:PUTTS PER GIR
(パーオン時の平均パット数)
1位
トニー・フィナウ(Tony Finau)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
318.3y (342.0y) |
1.667 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
77.78% (14/18) |
314.6y (332.0y) |
1.500 |
ROUND3 | 92.86% (13/14) |
88.89% (16/18) |
315.0y (329.0y) |
1.538 |
ROUND4 | 78.57% (11/14) |
72.22% (13/18) |
305.8y (334.0y) |
1.813 |
TOTAL | 78.57% (44/56) |
80.56% (58/72) |
313.4y (342.0y) |
1.638 |
RANK | T6 | 2 | 5/T42 | T19 |
2位
キャメロン・スミス(Cameron Smith)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 57.14% (8/14) |
55.56% (10/18) |
296.3y (321.0y) |
1.600 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
83.33% (15/18) |
297.2y (353.0y) |
1.733 |
ROUND3 | 78.57% (11/14) |
83.33% (15/18) |
318.5y (342.0y) |
1.538 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
303.3y (325.0y) |
1.533 |
TOTAL | 66.07% (37/56) |
73.61% (53/72) |
303.8y (353.0y) |
1.604 |
RANK | T60 | 7 | 30/T19 | T8 |
3位
ジョン・ラーム(Jon Rahm)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
83.33% (15/18) |
280.5y (350.0y) |
1.667 |
ROUND2 | 85.71% (12/14) |
77.78% (14/18) |
311.3y (340.0y) |
1.786 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
331.6y (354.0y) |
1.786 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
77.78% (14/18) |
310.5y (333.0y) |
1.462 |
TOTAL | 73.21% (41/56) |
77.78% (56/72) |
308.5y (354.0y) |
1.679 |
RANK | T24 | T3 | 22/T17 | 40 |
43位タイ
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) |
66.67% (12/18) |
297.5y (349.0y) |
1.750 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
66.67% (12/18) |
284.1y (334.0y) |
1.500 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
66.67% (12/18) |
321.5y (354.0y) |
1.545 |
ROUND4 | 50.00% (7/14) |
61.11% (11/18) |
309.8y (318.0y) |
1.750 |
TOTAL | 66.07% (37/56) |
65.28% (47/72) |
303.2y (354.0y) |
1.638 |
RANK | T60 | T44 | 34/T17 | T19 |
優勝したトニ-・フィナウは、持ち味の飛距離とフェアウェイキープ率6位タイ、パーオン率2位、パーオン時における平均パット19位タイとショット・パッティングともに素晴しい数値だった。2位のキャメロン・スミスはティーショット、3位のジョン・ラームはパッティングの調子が良くなかった。松山英樹は、ショット・パッティングともに数値が低く、SCRAMBLINGも53位タイと良くなかった。
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