2020年10月15日(木)~10月18日(日)にかけてアメリカ・ネバダ州ラスベガスにあるシャドークリーク・ゴルフコース(Shadow Creek Golf Course)で開催される2020-2021シーズン第6戦「ザ・CJカップ @ シャドークリーク(THE CJ CUP @ SHADOW CREEK)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは松山英樹が出場。
ザ・CJカップ @ シャドークリーク
2017年からアジアシリーズとして韓国で開催されていた「ザ・CJカップ」ですが、新型コロナウイルスの影響を受けて2020-2021シーズンはラスベガスに場所を移してのツアー第6戦となります。大会の特徴としては、2019-2020シーズンのフェデックスカップポイントランキング上位60名や韓国ツアー、アジアンツアーの上位選手など78名のみの招待大会となり、予選カットなしの大会となります。第1回大会2017年大会、2019年大会と2度制覇しているジャスティン・トーマスや約2カ月ぶりの復帰となる2018年チャンピオンのブルックス・ケプカ、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンなどトッププレーヤーが出場します。
日本からは2019年大会3位タイに入った松山英樹が出場します。2019-2020シーズンのザ・メモリアル・トーナメント以来の予選落ちとなった前週の大会から連戦となる松山英樹がどの様なプレーを見せるのか楽しみな大会です。
ザ・CJカップ @ シャドークリーク 開催会場
【アメリカ・ネバダ州ラスベガス】
シャドークリーク・ゴルフコース(Shadow Creek Golf Course)
(Yardage: 7,527 Par: 72)
ネバダ州ラスベガスにある「シャドークリーク・ゴルフコース」は、PGAツアー初開催であり、ラスベガスの中心部から北に約16km、車で約17分の場所にあり、周りを居住区に囲まれた縦816m×横1660mの長方形の区画内にあるゴルフコースです。砂漠地帯とは思えないほど緑の美しいコースは、トム・ファジオの最高傑作の1つで、フェアウェイはアンジュレーションがあり、左右に傾斜しているホールが数多くあります。グリーンは速く、小さくアンジュレーションがあり、フェアウェイバンカー同様、大きく深いバンカーが待ち構えています。方向性と距離感という2つの正確なティーショットが求められるコースとなっています。
ザ・CJカップ @ シャドークリーク スケジュール
2020年10月15日(木)~10月18日(日)
【予選カットなし】
10月15日(木) 大会1日目
10月16日(金) 大会2日目
10月17日(土) 大会3日目
10月18日(日) 大会最終日
ザ・CJカップ @ シャドークリーク 賞金
【賞金総額】
$9,750,000
【優勝賞金 】
$1,755,000
出場選手一覧
出場が確定した78名の出場選手はPDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2020年10月11日時点
ジョン・ラーム(Jon Rahm)
国籍:スペイン
生年月日:1994年11月10日(25歳)
身長:188.0cm
体重:99.8kg
① PGAツアー:5勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
恵まれた体格とパワーでコンパクトなスウィングながら平均300ヤードの飛距離を飛ばす。安定した成績で常に上位に顔を出しでいる。メンタル面も充実し、世界ランキング1位も獲得した。初出場となる今大会は、全米オープン以来、4週間ぶりとなるため調整不足も懸念されるがどのようなプレーを見せるか楽しみです。パワーランキングは6位。
ジャスティン・トーマス(Justin Thomas)
国籍:アメリカ
生年月日:1993年4月29日(27歳)
身長:177.8cm
体重:72.6kg
① PGAツアー:13勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:1勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
2017年、松山英樹との優勝争いを制し全米プロゴルフ選手権初優勝、メジャー初タイトルを獲得した。4日間の中でビッグスコアを出せる爆発力に加え、近年は4日間の安定性も出てきている。2017年、2019年と制している相性の良い大会なだけに、場所が変わった今大会でのパフォーマンスには興味があります。パワーランキングは4位。
ロリー・マキロイ(Rory McIlroy)
国籍:北アイルランド
生年月日:1989年5月4日(31歳)
身長:177.8cm
体重:72.6kg
① PGAツアー:18勝
② メジャー・トーナメント:4勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:1勝
・全米プロゴルフ選手権:2勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:2回(2016,2019)
PGAツアーの選手としては小柄ながら抜群の飛距離と見惚れるほどの素晴しいスウィングで観客を魅了します。2018-2019シーズン最終戦のツアー・チャンピオンシップの覇者で年間王者に輝いています。2019-2020シーズンは序盤こそゴルフの状態は良かったものの、中断明けの後半戦は、本来の調子を取り戻すことなくシーズンを終えた。2020-2021シーズン自身の開幕戦となる全米オープンでもいまいち調子が上がっていなかった。今週からの2連戦での活躍に期待したい。パワーランキングは5位。
ブルックス・ケプカ(Brooks Koepka)
国籍:アメリカ
生年月日:1990年5月3日(30歳)
身長:182.9cm
体重:93.0kg
① PGAツアー:7勝
② メジャー・トーナメント:4勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:2勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:2勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
恵まれた体格だけに頼ることのないしなやかな体から繰り出される高弾道で曲がらない飛距離と安定したパッティングの上手さが魅力のです。日本のダンロップフェニックストーナメントで2連覇(16年、17年)し、その後、メジャーを初制覇し、一気に世界のトップへと駆け上がった。2019-2020シーズン後半は膝のケガの影響で思うようなプレーが出来ず終了した。2020-2021シーズンも全米オープンを回避して、約2カ月ぶりの復帰となる今大会で本来のプレーを見せてほしい。パワーランキングは15位以下。
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(28歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg
① PGAツアー:5勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで8年目のシーズンを迎える。抜群の精度を誇るアイアンショットは健在でツアー屈指の実力を誇る。2019-2020シーズンから続いたショット・パッティングの不調も終盤の全米プロゴルフ選手権からプレーオフシリーズにかけてようやく抜け出しつつあるのが好材料。全米オープン以来3週間ぶりの出場となった前週の「シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン」では、2019-2020シーズンのザ・メモリアル・トーナメント以来となる予選落ちを喫しているだけに2019-2020シーズン3位タイに入っている今大会で調子を戻してこられるかでしょう。前週悪かったショットの出来がカギとなるでしょう。パワーランキングは15位以下。
マシュー・ウルフ(Matthew Wolff)
国籍:アメリカ
生年月日:1999年4月14日(21歳)
身長:182.9cm
体重:–kg
① PGAツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:4勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
ジョージ・ガンカスをコーチに持ち、独特のスウィングを武器に急速に成長している若手。独特のスウィングから放たれる飛距離は彼の魅力の1つでしょう。2019-2020シーズン6月にプロに転向すると、7月の3Mオープンでブライソン・デシャンボーに競り勝って(逆転イーグル)いきなり優勝を手にするとフェデックスランキング35位でシーズンを終えた。2020-2021シーズンに入って全米オープンを単独2位で終えると前週の大会も2位タイと絶好調。今大会も注目の1人として目が離せない。パワーランキングは2位。
ザ・CJカップ @ シャドークリークのテレビ放送
【BS放送】NHK BS1で3日目・最終日のラウンドライブ放送!!
【CS放送】ゴルフネットワークが全ラウンド生中継放送!!
【BS放送】NHK BS1
10月18日(日) 第3日
- 7:00~8:50 (101ch)
- 8:50~9:00 (SUB102ch)
※延長あり
10月19日(月) 第4日(最終日)
- 7:00~8:49 (101ch)
- 8:49~9:00 (SUB102ch)
※延長あり
【CS放送】ゴルフネットワーク
全ラウンド生中継!! ※日本時間
10月16日(金) 第1日
- 6:00~9:00
10月17日(土) 第2日
- 6:00~7:00
10月18日(日) 第3日
- 6:00~7:00
10月19日(月) 第4日(最終日)
- 6:00~9:15
ザ・CJカップ @ シャドークリーク 試合結果
(Yardage: 7,527 Par: 72)
天候:くもり
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
10:40(02:40) R.ワレンスキー、J.ニーマン、松山英樹
11:35(03:35) C.モリカワ、V.ホブランド、X.シャウフェレ
11:46(03:46) J.トーマス、イム・ソンジェ、B.ケプカ
10番ホールスタート
10:29(02:29) J.ラーム、T.ハットン、M.ウルフ
10:40(02:40) S.ガルシア、R.マキロイ、キム・シウ
※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約16時間(サマータイム)で計算すると現地時間10月15日(木)の7:00だと日本時間10月15日(木)の23:00あたり、現地時間10月15日(木)の12:00だと日本時間10月16日(金)の4:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目
首位 | ティレル・ハットン | -7 | 65 |
2T | ラッセル・ヘンリー | -6 | 66 |
ザンダー・シャウフェレ | -6 | 66 | |
4T | タイラー・ダンカン | -5 | 67 |
ジョン・ラーム | -5 | 67 | |
6T | ジョエル・ダーメン | -4 | 68 |
ライアン・パーマー | -4 | 68 | |
ケビン・ストリールマン | -4 | 68 | |
9T | キャメロン・スミス | -3 | 69 |
イアン・ポールター | -3 | 69 | |
キム・シウ | -3 | 69 | |
エイブラハム・アンサー | -3 | 69 | |
マシュー・フィッツパトリック | -3 | 69 |
松山英樹:(-2) 14位タイ 4バーディ、2ボギー(70)
2020-2021シーズンはネバダ州ラスベガスでの開催となったザ・CJカップ。大会1日目トップに立ったのは世界ランキング10位、イングランドのティレル・ハットン。フェアウェイキープ率が42.86% (6/14)とティーショットは良くなかったものの、この日は、特にパッティングが良く、3m~5mが良く決まった。結果、10番ホールから3連続を含む1イーグル、7バーディ、2ボギー(65)で回りホールアウトした。2位タイには7バーディ、1ボギー(66)と安定したプレーを見せたザンダー・シャウフェレとラッセル・ヘンリー、3位タイには7バーディ、2ボギー(67)でラウンドした今大会初出場、世界ランキング2位のジョン・ラームとタイラー・ダンカンがつけた。日本から唯一出場している松山英樹は、前週に比べてショットの出来は良く、パッティングもまずまずと言ったところで4番ホールから3連続バーディを含む4バーディ、2ボギー(70)で回り、大会1日目を2アンダー、トップと5打差の14位タイと上々の滑り出しとなった。約2カ月ぶりの復帰戦となった注目のブルックス・ケプカは15番で小川に入れるなどショットが安定せず、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(74)の2オーバー、46位タイでホールアウトした。2020-2021シーズン好調で期待されたマシュー・ウルフはショットが乱れ(特にフロントナイン)0バーディ、6ボギー、1ダブルボギー(80)と大たたきし、予想外の最下位(78位)で大会1日目を終えた。
天候:くもりのち晴れ
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
10:51(02:51) R.ヘンリー、J.ダーメン、S.シェフラー
11:35(03:35) J.ラーム、T.ハットン、M.ウルフ
11:46(03:46) S.ガルシア、R.マキロイ、キム・シウ
10番ホールスタート
10:18(02:18) C.モリカワ、V.ホブランド、X.シャウフェレ
10:29(02:29) J.トーマス、イム・ソンジェ、B.ケプカ
11:46(03:46) R.ワレンスキー、J.ニーマン、松山英樹
※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約16時間(サマータイム)で計算すると現地時間10月16日(金)の7:00だと日本時間10月16日(金)の23:00あたり、現地時間10月16日(金)の12:00だと日本時間10月17日(土)の4:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目
首位 | ザンダー・シャウフェレ | -14 | 64 |
2 | ティレル・ハットン | -11 | 68 |
3 | ラッセル・ヘンリー | -10 | 68 |
4 | テイラー・グーチ | -9 | 65 |
5T | ジェイソン・コクラック | -8 | 66 |
コリン・モリカワ | -8 | 65 | |
7 | マシュー・フィッツパトリック | -7 | 68 |
8T | ラント・グリフィン | -6 | 68 |
ジャスティン・トーマス | -6 | 66 | |
ケビン・ストリールマン | -6 | 70 | |
タイラー・ダンカン | -6 | 71 | |
松山 英樹 | -6 | 68 |
松山英樹:(-6) 8位タイ 5バーディ、1ボギー(68)
大会2日目トップに立ったのは初日1打差の2位タイで終えた世界ランキング8位のザンダー・シャウフェレ。フェアウェイキープ率が21.43% (3/14)とティーショットが良くなかったが、大きく曲がることはなくパーオン率は83.33% (15/18)と良かった。フロントナインこそ1バーディと大人しいプレーだったが、バックナインに入りると一転、13番ホールから6連続バーディを奪うなど7バーディ、0ボギー(29)を叩き出した。特にパッティングが素晴しく、結果、2日目のベストスコアタイとなる8バーディ、0ボギー(65)で回り2位に3打差をつけホールアウトした。単独2位には初日トップだったティレル・ハットンがバックナインで出入りの激しいゴルフながら7バーディ、3ボギー(68)と何とかスコアをまとめた。5位タイには全米プロゴルフ選手権優勝以降、調子が良くなかったコリン・モリカワが浮上した。日本から唯一出場している松山英樹は、ティーショットの出来はまだまだといった感じですが、ショットに関しては良かった。パッティングも決して良い状態とは言えないが安定した粘り強さは健在で、5バーディ、1ボギー(68)とスコアをまとめ、通算6アンダー、8位タイに浮上した。トップとは8打差ながら3年ぶりの優勝に向けて期待したい。約2カ月ぶりの復帰戦となった注目のブルックス・ケプカの2日目は1イーグル、4バーディ、2ボギー(68)で回り、通算2アンダー、26位タイに浮上した。
天候:晴れ
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
09:25(01:25) C.チャンプ、J.ダーメン、C.スミス
09:58(01:58) K.ナ、B.ケプカ、R.マキロイ
10:31(02:31) J.ニーマン、V.ホブランド、H.イングリッシュ
10:42(02:42) A.ランドリー、J.デイ、J.ラーム
11:04(03:04) K.ストリームマン、T.ダンカン、松山英樹
11:15(03:15) M.フィッツパトリック、L.グリフィン、J.トーマス
11:26(03:26) T.グーチ、J.コクラック、C.モリカワ
11:37(03:37) X.シャウフェレ、T.ハットン、R.ヘンリー
※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約16時間(サマータイム)で計算すると現地時間10月17日(土)の7:00だと日本時間10月17日(土)の23:00あたり、現地時間10月17日(土)の12:00だと日本時間10月18日(日)の4:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目
首位 | ラッセル・ヘンリー | -15 | 67 |
2T | ラント・グリフィン | -12 | 66 |
テイラー・グーチ | -12 | 69 | |
ジェイソン・コクラック | -12 | 68 | |
ザンダー・シャウフェレ | -12 | 74 | |
6T | ジェイソン・デイ | -10 | 66 |
ジャスティン・トーマス | -10 | 68 | |
ティレル・ハットン | -10 | 73 | |
9 | コリン・モリカワ | -9 | 71 |
10T | バッバ・ワトソン | -8 | 65 |
ロリー・マキロイ | -8 | 66 | |
フアン・セバスチャン・ムニョス | -8 | 67 | |
松山 英樹 | -8 | 70 |
松山英樹:(-8) 10位タイ 5バーディ、3ボギー(70)
大会3日目トップに立ったのは4打差の単独3位からスタートしたラッセル・ヘンリー。5バーディ、0ボギー(67)と安定したプレーで単独トップに躍り出た。3打差の2位タイには2日目までトップだったザンダー・シャウフェレら4人がつけ、5打差の6位タイには、ディフェンディングチャンピオンのジャスティン・トーマスら3人がつける混戦となった。日本から唯一出場している松山英樹は、ティーショット・パッティングともに良い時と悪い時のばらつきが感じられるものの、まずまずプレーを展開した。ただ、終盤16番、17番、18番とスコアを伸ばしたい3ホールで伸ばせなかったのが痛かった。5バーディ、3ボギー(70)とスコアをまとめ、通算8アンダー、10位タイで最終日を迎えることとなった。最終日の巻き返しに期待したいです。
天候:晴れ
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
10:43(02:43) 松山英樹 、J.ニーマン、J.ラーム
10:54(02:54) B.ワトソン、R.マキロイ、S.ムニョス
11:05(03:05) J.トーマス、T.ハットン、C.モリカワ
11:16(03:16) J.コクラック、X.シャウフェレ、J.デイ
11:27(03:27) R.ヘンリー、R.グリフィン、T.グーチ
※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約16時間(サマータイム)で計算すると現地時間10月18日(日)の7:00だと日本時間10月18日(日)の23:00あたり、現地時間10月18日(日)の12:00だと日本時間10月19日(月)の4:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日
優勝 | ジェイソン・コクラック | -20 | 64 |
2 | ザンダー・シャウフェレ | -18 | 66 |
3T | ティレル・ハットン | -17 | 65 |
ラッセル・ヘンリー | -17 | 70 | |
5 | テイラー・グーチ | -16 | 68 |
6 | ホアキン・ニーマン | -13 | 66 |
7T | バッバ・ワトソン | -12 | 68 |
ラント・グリフィン | -12 | 72 | |
9 | フアン・セバスチャン・ムニョス | -11 | 69 |
10 | ハリス・イングリッシュ | -10 | 68 |
松山英樹:(-6) 21位タイ 4バーディ、3ボギー、1トリプルボギー(74)
大会最終日に意地を見せたのが、初日トップ、2日目2位タイと好調だったティレル・ハットン。フロントナインこそ2つしかスコアを伸ばせなかったが、バックナインに入り10番からの4連続を含む5つのバーディを奪い、9バーディ、2ボギー(65)をマークしたが、3日目のプレーが尾を引き3打及ばず通算17アンダー3位タイで大会を終えた。優勝争いは13番ホール終了時点でお互いに7バーディ、0ボギーをマークしたジェイソン・コクラックとザンダー・シャウフェレの一騎打ちとなったが、終盤ティーショットが乱れたザンダー・シャウフェレが16番パー5で痛恨のボギーを叩き万事休す。飛距離を武器に安定したプレーを展開したジェイソン・コクラックが最終日のベストスコア8バーディ、0ボギー(64)の見事なプレーでPGAツアー初優勝を手にした。日本から唯一出場している松山英樹は、ティーショット・パッティングともにまずまずの状態でしたが6番ロストボールからのトリプルボギーが痛かった。その後、崩れることなく粘り強くプレーしていたのは素晴しかった。ショット・パッティングが、かみ合ってくれば3年ぶりの優勝も見えてくるでしょう。
STATISTICS
ジェイソン・コクラック(Jason Kokrak)
FWキープ率 | パーオン率 | 平均飛距離 | |
ROUND1 | 35.71% (5/14) | 61.11% (11/18) | 275.7y |
ROUND2 | 57.14% (8/14) | 77.78% (14/18) | 314.6y |
ROUND3 | 57.14% (8/14) | 72.22% (13/18) | 312.4y |
ROUND4 | 85.71% (12/14) | 94.44% (17/18) | 312.9y |
TOTAL | 58.93% (33/56) | 76.39% (55/72) | 303.9y |
RANK | T23 | T1 | 28 |
ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)
FWキープ率 | パーオン率 | 平均飛距離 | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) | 72.22% (13/18) | 326.7y |
ROUND2 | 21.43% (3/14) | 83.33% (15/18) | 294.2y |
ROUND3 | 42.86% (6/14) | 50.00% (9/18) | 307.1y |
ROUND4 | 50.00% (7/14) | 77.78% (14/18) | 307.2y |
TOTAL | 44.64% (25/56) | 70.83% (51/72) | 308.8y |
RANK | T66 | T10 | 13 |
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
FWキープ率 | パーオン率 | 平均飛距離 | |
ROUND1 | 57.14% (8/14) | 66.67% (12/18) | 288.2y |
ROUND2 | 64.29% (9/14) | 88.89% (16/18) | 300.1y |
ROUND3 | 42.86% (6/14) | 66.67% (12/18) | 300.5y |
ROUND4 | 35.71% (5/14) | 55.56% (10/18) | 320.1y |
TOTAL | 50.00% (28/56) | 69.44% (50/72) | 302.2y |
RANK | T53 | T15 | 31 |
※FWキープ率:フェアウェイキープ率
優勝したジェイソン・コクラック、2位に入ったザンダー・シャウフェレと松山英樹を比較すると、フェアウェイキープ率とパーオン率に関しては、数値的には差は感じられないが、平均パッティングで差が出ていた。特に、今大会は速く(12.5フィート)アンジュレーションがきついグリーンだとラフから打つことが多かった松山英樹は、優しくないパッティングが多かった。全体的にはショット・パッティングがかみ合えば十分優勝争いできる数値ではないかと思う。
※STATISTICSは、PGATOUR公式ホームページを参照
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