2025年ベイカレントクラシック(Baycurrent Classic)の開催地は、神奈川県横浜市の名門コース「横浜カントリークラブ(Yokohama Country Club)」です。
全長約7315ヤード、丘陵地特有の起伏を生かしたコースレイアウトが特徴的です。
本記事では、ベイカレントクラシックの所在地・設計者・ヤーデージなどの基本情報、過去の大会開催歴、そして攻略のポイントや注目ホールを詳しく解説します。
コース概要
神奈川県横浜市保土ケ谷区に位置する「横浜カントリークラブ」は、1958年に設立した日本を代表する名門ゴルフクラブです。豊かな自然林に囲まれた広大な敷地に36ホールを有しており、都市近郊とは思えない落ち着いた環境が魅力です。国内男子ツアーや女子ツアーの舞台となってきた歴史を持ち、特に「日本女子オープン」や「日本オープンゴルフ選手権」が開催されたことで全国的に知られています。
オリジナル設計は相山武夫と竹村秀夫によるもので、2014年から2016年にかけてビル・クーアとベン・クレンショーによる改修が行われ、世界基準のトーナメントコースへと生まれ変わりました。
会場のある横浜市では、横浜中華街や山下公園、みなとみらい21などの観光スポットで楽しい時間を過ごすことができます。
コースデータ
- 所在地:日本・神奈川県横浜市
- 設立:1958年
- 全長:7315ヤード
- パー:71
【基本セッティング】
Hole | Yardage | Par |
1 | 475 | 4 |
2 | 418 | 4 |
3 | 168 | 3 |
4 | 536 | 5 |
5 | 436 | 4 |
6 | 529 | 5 |
7 | 182 | 3 |
8 | 357 | 4 |
9 | 432 | 4 |
OUT | 3533 | 36 |
10 | 431 | 4 |
11 | 510 | 4 |
12 | 458 | 4 |
13 | 337 | 4 |
14 | 508 | 4 |
15 | 387 | 4 |
16 | 237 | 3 |
17 | 439 | 4 |
18 | 475 | 4 |
IN | 3782 | 35 |
Total | 7315 | 71 |
【地図】
各ホールの概要
1番ホール:
- 距離:475ヤード
- パー:4
- 特徴:緩やかな右ドッグレッグ
2番ホール:
- 距離:418ヤード
- パー:4
- 特徴:ティーショットが重要
3番ホール:
- 距離:168ヤード
- パー:3
- 特徴:池越え
4番ホール:
- 距離:536ヤード
- パー:5
- 特徴:緩やかな左ドッグレッグ
5番ホール:
- 距離:436ヤード
- パー:4
- 特徴:ほぼストレートなミドル
6番ホール:
- 距離:529ヤード
- パー:5
- 特徴:チャンスホール
7番ホール:
- 距離:182ヤード
- パー:3
- 特徴:グリーンを囲むバンカー
8番ホール:
- 距離:357ヤード
- パー:4
- 特徴:1オン可能なミドル
9番ホール:
- 距離:432ヤード
- パー:4
- 特徴:左ドッグレッグ
10番ホール:
- 距離:431ヤード
- パー:4
- 特徴:チャンスホール
11番ホール:
- 距離:510ヤード
- パー:4
- 特徴:グリーン右サイドの池
12番ホール:
- 距離:458ヤード
- パー:4
- 特徴:難易度のあるミドル
13番ホール:
- 距離:337ヤード
- パー:4
- 特徴:1オン可能なミドル
14番ホール:
- 距離:508ヤード
- パー:4
- 特徴:大きな右ドッグレッグ
15番ホール:
- 距離:387ヤード
- パー:4
- 特徴:ティーショットが重要
16番ホール:
- 距離:237ヤード
- パー:3
- 特徴:距離のあるショート
17番ホール:
- 距離:439ヤード
- パー:4
- 特徴:打ち上げのミドル
18番ホール:
- 距離:475ヤード
- パー:4
- 特徴:ティーショットが重要
芝の種類
フェアウェイ:
- ゾイシア
ラフ:
- ゾイシア
グリーン:
- クリーピング・ベント
コース攻略のポイント
横浜カントリークラブの西コースは、フェアウェイがアンジュレーションに富み、グリーン周りには多彩なバンカーが配置されるなど、戦略性に富んだ設計が特徴です。ティーショットの落としどころが限定されるホールが多く、正確なショットメイクが求められます。グリーンは大きさこそ十分ですが、微妙な傾斜が効いており、3パットのリスクが常につきまとうでしょう。今大会は西コース16ホールと東コース2ホールの複合レイアウトとなります。
コメント