2022年3月22日(火)~4月3日(日)にかけてアメリカ・フロリダ州マイアミにあるハード・ロック・スタジアム(Hard Rock Stadium)で開催される男女共催「マイアミ・オープン(Miami Open presented by Itau)」の大会概要、賞金とWTAポイント、歴代優勝者、大会日程(スケジュール)、日本人出場選手、放送予定、結果(ドロー、詳細)を紹介します。
マイアミ・オープン
男女共催(ATP MASTERS1000・WTA1000)の舞台となるのは、32年間、開催されてきたキー・ビスケーンのクランドン・パークから2019年に引き継いだマイアミの中心部から北に位置し、NFLのマイアミ・ドルフィンズの本拠地であるハード・ロック・スタジアム。
男女ともに1985年にスタートし、37回目を迎える今大会の初代チャンピオンは、ツアー12勝を誇るアメリカのティム・メイヨット(男子)とツアー167勝(シングルス)を誇るアメリカのマルチナ・ナブラチロワ(女子)
また、男子ではアメリカのアンドレ・アガシ(1990、1995-1996、2001-2003)とセルビアのノバク・ジョコビッチ(2007、2011-2012、2014-2016)の2名が大会3連覇を含む最多6回の優勝、女子ではアメリカのセリーナ・ウィリアムズ(2002-2004、2007-2008、2013-2015)が2回の3連覇を含む最多8回の優勝を飾っています。
日本勢では、2000年と2008年に杉山愛、2021年には青山修子・柴原瑛菜が日本人ペアとして初のダブルスでのタイトルを獲得しています。
大会概要
大会名 | マイアミ・オープン (Miami Open presented by Itau) |
グレード | ATP MASTERS1000(男子) WTA1000(女子) |
開催期間 | 2022年3月23日(水) ~ 4月3日(日)(男子) 2022年3月22日(火) ~ 4月3日(日)(女子) |
開催地 | マイアミ/アメリカ |
会場 | ハード・ロック・スタジアム (Hard Rock Stadium) |
①賞金総額 ②優勝賞金 |
①$8,584,055 ②$1,231,245 |
ドロー数 | シングルス (96) / ダブルス (32) |
サーフェス | ハード(アウトドア) |
前回優勝者 (2021年) |
(男子) ホベルト・ホルカシュ (Hubert Hurkacz) ポーランド(POL) (女子) アシュリー・バーティ (Ashleigh Barty) オーストラリア(AUS) |
日本との時差 | 日本より13時間(サマータイム)遅れています。 |
賞金とポイント(シングルス)
ラウンド | 賞金 | 男子(P) | 女子(P) |
優勝者 | $1,231,245 | 1,000 | 1,000 |
決勝出場者 | $646,110 | 600 | 650 |
準決勝出場者 | $343,985 | 360 | 390 |
準々決勝出場者 | $179,940 | 180 | 215 |
4回戦出場者 | $94,575 | 90 | 120 |
3回戦出場者 | $54,400 | 45 | 65 |
2回戦出場者 | $30,130 | 25 | 35 |
1回戦出場者 | $18,200 | 10 | 10 |
歴代優勝者
マイアミ・オープンの過去10年の優勝者を紹介します。
男子の最多優勝記録は、アンドレ・アガシとノバク・ジョコビッチの6回、女子の最多優勝記録は、セリーナ・ウィリアムズの8回となります。
2021年大会を制したのは、男子がホベルト・ホルカシュ、女子がアシュリー・バーティとなります。
年 | 優勝者(男子) |
2021 | ホベルト・ホルカシュ |
2020 | 大会中止 |
2019 | ロジャー・フェデラー |
2018 | ジョン・イズナー |
2017 | ロジャー・フェデラー |
2016 | ノバク・ジョコビッチ |
2015 | ノバク・ジョコビッチ |
2014 | ノバク・ジョコビッチ |
2013 | アンディ・マレー |
2012 | ノバク・ジョコビッチ |
年 | 優勝者(女子) |
2021 | アシュリー・バーティ |
2020 | 大会中止 |
2019 | アシュリー・バーティ |
2018 | スローン・スティーブンス |
2017 | ジョアンナ・コンタ |
2016 | ビクトリア・アザレンカ |
2015 | セリーナ・ウィリアムズ |
2014 | セリーナ・ウィリアムズ |
2013 | セリーナ・ウィリアムズ |
2012 | アグネツカ・ラドバンスカ |
大会日程
2022年3月22日(火)から4月3日(日)にかけて開催され、準決勝は女子が3月31日(木)、男子が4月1日(金)、決勝は女子が4月2日(土)、男子が4月3日(日)に行われます。
月日 | 日程 | 男子 | 女子 |
3/22(火) | 第1日 | ー | 1回戦 |
3/23(水) | 第2日 | 1回戦 | 1回戦 |
3/24(木) | 第3日 | 1回戦 | 2回戦 |
3/25(金) | 第4日 | 2回戦 | 2回戦 |
3/26(土) | 第5日 | 2回戦 | 3回戦 |
3/27(日) | 第6日 | 3回戦 | 3回戦 |
3/28(月) | 第7日 | 3回戦 | 4回戦 |
3/29(火) | 第8日 | 4回戦 | 準々決勝 |
3/30(水) | 第9日 | 準々決勝 | 準々決勝 |
3/31(木) | 第10日 | 準々決勝 | 準決勝 |
4/1(金) | 第11日 | 準決勝 | ー |
4/2(土) | 第12日 | ー | 決勝 |
4/3(日) | 第13日 | 決勝 |
日本人プレーヤー(シングルス)
【本戦出場】
(男子)
・西岡良仁:3回戦敗退 $54,400
・ダニエル太郎:2回戦敗退 $30,130
※金額は獲得賞金
(女子)
・大坂なおみ:準優勝 $646,110
・土居美咲:1回戦敗退 $18,200
※金額は獲得賞金
【予選出場】
(男子)
・西岡良仁:予選突破
・ダニエル太郎:予選突破
・望月慎太郎:2回戦敗退 $9,205
※金額は獲得賞金
(女子)
・本玉真唯:1回戦敗退 $5,025
※金額は獲得賞金
放送予定
男子
【BS放送】NHK BS1
※2回戦から決勝まで生中継!! ※日本時間
(☆:101ch ★:SUB102ch)
3日目/1回戦
3/25(金) 01:00~03:00 ☆
4日目/2回戦
3/26(土) 10:00~11:50 ☆(録画)
5日目/2回戦
3/27(日) 01:00~03:00 ☆
3/27(日) 03:00~05:00 ★
※延長あり
6日目/3回戦
3/28(月) 01:00~03:00 ☆
7日目/3回戦
3/29(火) 01:00~03:00 ☆
3/29(火) 03:00~06:00 ★
※延長あり
8日目/4回戦
3/30(水) 01:00~03:00 ☆
9日目/準々決勝
3/31(木) 10:00~10:50 ☆
3/31(木) 10:50~12:00 ★
10日目/準々決勝
4/1(金) 02:00~04:00 ☆
※延長あり
11日目/準決勝
4/2(土) 02:00~04:00 ☆
4/2(土) 08:00~09:00 ★
4/2(土) 09:00~09:50 ☆
※延長あり
13日目/決勝
4/4(月) 02:00~04:30 ☆
【CS放送】GAORA
※準々決勝から決勝まで生中継!! ※日本時間
9日目/準々決勝(1&2)
3/31(木) 03:57~07:30
3/31(木) 10:00~11:30
10日目/準々決勝(3&4)
4/1(金) 02:00~05:30
4/1(金) 08:00~11:30
11日目/準決勝
4/2(土) 01:57~05:30
4/2(土) 08:00~11:30
13日目/決勝
4/4(月) 01:57~06:00
【動画配信】WOWOWオンデマンド
1回戦から決勝までライブ配信!! ※日本時間
※GS:グランドスタンド
※BB:ブッチ・ブッフホルツ
2日目/1回戦
3/24(木) 00:00~ (スタジアム、GS、コート1,5)
3日目/1回戦
3/25(金) 00:00~ (スタジアム、GS、コート1、コートBB)
4日目/2回戦
3/26(土) 00:00~ (スタジアム、コートBB、ATPセレクト)
5日目/2回戦
3/27(日) 00:00~ (コート1、ATPセレクト)
6日目/3回戦
3/28(月) 00:00~ (スタジアム、GS、コート1、コートBB)
7日目/3回戦
3/29(火) 00:00~ (コートBB、ATPセレクト)
8日目/4回戦
3/30(水) 00:00~ (スタジアム、GS、コートBB)
9日目/準々決勝
3/31(木) 03:00~ (スタジアム、GS)
10日目/準々決勝
4/1(金) 00:00~ (スタジアム、GS)
11日目/準決勝
4/2(土) 02:00~ (スタジアム)
12日目/決勝(ダブルス)
4/3(日) 04:30~ (スタジアム)
13日目/決勝(シングルス)
4/4(月) 02:00~ (スタジアム)
女子
【動画配信】DAZN
1回戦から決勝までライブ配信!! ※日本時間
2日目/1回戦
3/24(木) 01:00~
3日目/2回戦
3/25(金) 00:00~
4日目/2回戦
3/26(土) 01:00~
5日目/3回戦
3/27(日) 00:00~
6日目/3回戦
3/28(月) 01:00~
7日目/4回戦
3/29(火) 00:00~
8日目/準々決勝
3/30(水) 03:00~
3/30(水) 08:00~
9日目/準々決勝
3/31(木) 02:00~
3/31(木) 08:00~
10日目/準決勝
4/1(金) 04:00~
4/1(金) 10:00~
12日目/決勝
4/3(日) 02:00~
試合結果
全試合の詳細
・男女シングルス1回戦から決勝までの全試合の結果は、「2022年 マイアミ・オープンの試合結果 【ATP MASTERS1000・WTA1000】」をご覧ください。
ドロー
男子シングルス
【決勝】
【トップハーフ】
【ボトムハーフ】
※国名には、地域も含まれます。
WC:ワイルドカード(主催者推薦)
PR:プロテクトランキング
LL:ラッキールーザー
SE:スペシャル・イグザンプト(予選に出場できない選手を救済するための特別出場枠)
Q:クオリファイヤー(予選を勝ち上がった選手)
RET:棄権(ケガなどによる)
DEF:棄権(ルール違反等による)
W/O:ウォークオーバー(不戦敗)
決勝
※世界ランキングは2022年3月21日時点
WR | Player | 1 | 2 | F | ||
15 | C.アルカラス【14】 | 7 | 6 | |||
9 | C.ルード【6】 | 5 | 4 |
第14シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第6シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)をセットカウント2-0のストレートで破り、ATP MASTERS1000初優勝、ATPツアー通算3勝目を飾った。
カルロス・アルカラスは「マイアミ・オープン」史上最年少18歳11か月での優勝という快挙を達成しました。
女子シングルス
【決勝】
【トップハーフ】
【ボトムハーフ】
※国名には、地域も含まれます。
WC:ワイルドカード(主催者推薦)
PR:プロテクトランキング
LL:ラッキールーザー
SE:スペシャル・イグザンプト(予選に出場できない選手を救済するための特別出場枠)
Q:クオリファイヤー(予選を勝ち上がった選手)
RET:棄権(ケガなどによる)
DEF:棄権(ルール違反等による)
W/O:ウォークオーバー(不戦敗)
決勝
※世界ランキングは2022年3月21日時点
WR | Player | 1 | 2 | F | ||
77 | 大坂 なおみ | 4 | 0 | |||
2 | I.シフィオンテク【2】 | 6 | 6 |
第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が大坂なおみ(日本)をセットカウント2-0のストレートで破り、マッチ17連勝を達成、3年連続優勝を含むWTA1000で4勝目、WTAツアー通算6勝目を飾った。
イガ・シフィオンテクは、シュテフィ・グラフ(1994年、1996年)キム・クライシュテルス(2005年)ビクトリア・アダレンカ(2016年)に次ぐ、同じシーズンにインディアン・ウェルズとマイアミで優勝し「サンシャイン・ダブル」を達成した4人目のプレーヤーとなり、史上最年少20歳での快挙となりました。
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