2022年9月23日(金)~9月25日(日)にかけてアメリカ・アーカンソー州ロジャースにあるピナクル・カントリークラブ(Pinnacle Country Club)で開催される2022年シーズン第26戦「ウォルマートNWアーカンソー選手権(Walmart NW Arkansas Championship Presented by P&G)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは、畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳、渋野日向子、野村敏京、上原彩子の6名が出場します。
※畑岡奈紗:2017年大会の初出場から6大会連続6回目の出場
※笹生優花:2021年大会の初出場から2大会連続2回目の出場
※古江彩佳:初出場
※渋野日向子:初出場
※野村敏京:2011年大会の初出場から9大会連続11回目の出場
※上原彩子:2013年大会の初出場から2大会ぶり9回目の出場
※笹生優花の国籍は、2022年シーズンから日本に登録が変更となりました。(LPGA公式サイトをもとにしています)
ウォルマートNWアーカンソー選手権
2007年に第1回大会が開催され、今回で16回目を迎えるまだまだ歴史の浅い今大会は、LPGAツアーで3試合しかない3日間トーナメントの1つとなっています。
※2007年大会は、度重なる悪天候による遅延により、18ホールでの決着となったため、非公式となっています。
2010年大会から2011年大会にかけて連覇を達成した台湾のヤニ・ツェンと2018年大会と2021年大会を制した畑岡奈紗が大会最多となる2回の優勝を飾っており、他にも韓国勢が6回の優勝、2012年には宮里藍が優勝を飾るなど、日本人選手を含むアジア勢にとって相性の良い大会となっています。
前回大会は畑岡奈紗が優勝を飾っています。
舞台となるのは、2007年の初開催から変わらず、16回連続での開催となるピナクル・カントリークラブ(Pinnacle Country Club)になります。
今大会は賞金総額:$2,300,000、CMEポイント:500、予選・決勝ラウンドを含む3日間54ホールのストローク・プレーで行われます。
【大会記録】
・LOWEST 18 HOLE:61
2017年:ユ・ソヨン(Pinnacle Country Club)
・WINNING SCORE:-21
2018年:畑岡奈紗(Pinnacle Country Club)
世界ランキング2位のネリー・コルダや同3位のミンジー・リー、同4位のリディア・コ、同5位でツアールーキーのアタヤ・ティティクル、同7位のレクシー・トンプソンと言ったトッププレーヤーに加え、今季のメジャーチャンピオンであるジェニファー・クプチョら世界ランキングトップ20から12名が出場するフィールドとなっています。
日本からは、前回大会覇者で世界ランキング10位の畑岡奈紗と笹生優花、LPGAツアールーキーの古江彩佳と渋野日向子、そして野村敏京と上原彩子の6名が出場します。
世界ランキングは9月19日時点
ウォルマートNWアーカンソー選手権 開催会場
【アメリカ・アーカンソー州ロジャース】
ピナクル・カントリークラブ(Pinnacle Country Club)
コース | Yardage | Par |
ピナクル・カントリークラブ (Pinnacle Country Club) |
6,438 | 71 |
アメリカ・アーカンソー州ロジャースにあるピナクル・カントリークラブは、アメリカのほぼ中央、ウォルマートやピナクル・ヒルズ・プロムナードと言った観光スポットのあるロジャースの南西に位置するプライベート・ゴルフコースです。
1990年にドン・セフレストによって設計され、2009年にランディ・ヘッケンケンパーによって改修されたコースは、戦略性に富んだ景観の美しい世界クラスのチャンピオンシップ・コースとして毎年、LPGAツアー「ウォルマートNWアーカンソー選手権」のホストを務めています。
【特徴のあるホール】
・4番Par4:距離のある難易度の高い右ドッグレッグ。
・15番Par3:四方を池に囲まれたアイランドグリーン。
【芝の種類】
・フェアウェイ:ゾロ・ゾイシアグラス
・ラフ:バミューダグラス
・グリーン:タイイ・クリーピング・ベントグラス
ウォルマートNWアーカンソー選手権 スケジュール
2022年9月23日(金)~9月25日(日)
9月23日(金) 大会1日目(予選ラウンド)
9月24日(土) 大会2日目(予選ラウンド)
9月25日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
ウォルマートNWアーカンソー選手権 賞金
【賞金総額】
$2,300,000
【優勝賞金 】
$345,000
※全選手の獲得賞金は大会終了後に下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載します。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した144名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2022年9月19日時点
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(23歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年と2016年のIMGアカデミー・世界ジュニア選手権で日本人初の2連覇を達成し、2016年の日本女子オープンで優勝、JLPGAのメジャー選手権で史上初のアマチュアで最年少18歳のチャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Walmart NW Arkansas Championship presented by P&G」でトーナメント・レコードの通算21アンダーでツアー初優勝を飾ると、年間2勝をあげる活躍を見せ、獲得賞金も100万ドルを超えました。
その後、2019年シーズンには、「Kia Classic」でツアー3勝目、2021年シーズンも2勝を飾り、LPGAツアー通算5勝をあげるものの、2018年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」と2021年の「全米女子オープン」でともにプレーオフで敗れるなど、メジャータイトルには、惜しくも手が届いていません。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ショートゲームとパッティングのクオリティの高さが持ち味です。一方でショットには課題が残っています。
2021年シーズンは、平均飛距離53位(260.67y)パーオン率49位(71.61%)平均パット26位(29.70)とショット・パッティングともに上位ではなく、1ラウンドあたりの平均スコア25位(70.46)だったものの、優勝2回と全米女子オープンでもプレーオフを戦うなど、5月以降は内容も良くなっていました。
2022年シーズンは20試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り7回、トップ25入り15回とここにきて安定感のあるプレーを見せています。
6大会連続6回目の出場となる今大会では、連覇と最多3回の優勝に注目が集まります。
古江 彩佳(Ayaka Furue)
国籍:日本
生年月日:2000年5月27日(22歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
ナショナル・チームで腕を磨き、2019年の富士通レディースで優勝、JLPGAツアー史上7人目のアマチュア・チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後も2019年1回、2020年3回、2021年3回とJLPGAツアーで7勝を挙げ、統合された2020-2021シーズンには「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝く活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
初出場となった2020年シーズンの「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、2021年シーズンに行われた2つのメジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン」と「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」では、それぞれ20位タイとキャリア最高の4位に入っています。
その後、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を7位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
フェアウェイを外さない正確なティーショットと安定感のあるショートアイアン、そして最大の持ち味は、パッティングのクオリティの高さと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは21試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り3回、トップ25入り8回と安定感のあるプレーを続けています。
前週からの好調を維持し、初出場となる今大会で今季2勝目なるか注目です。
笹生 優花(Yuka Saso)
国籍:日本
生年月日:2001年6月20日(21歳)
身長:166.0cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年のアジアン・ゲームズ(アジア大会)にフィリピン代表の一員として出場し、ゴールド・メダルを獲得。翌年の2019年には、オーガスタ・ナショナル女子アマチュア・ゴルフ選手権で3位タイに入り、ガールズ・ジュニアPGAチャンピオンシップでは優勝を飾るなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後の2020年には、JLPGAツアーで2勝を挙げる活躍を見せています。
その後、キム・アリム(2020年 全米女子オープン)、ソフィア・ポポフ(2020年 AIG全英女子オープン)、渋野日向子(2019年 AIG全英女子オープン)に続き、3年ぶりに非会員として、2021年の「全米女子オープン」でメジャー・トーナメント優勝という快挙を達成、LPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2021年シーズン途中から世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、2年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアーに本格参戦してからは、4回のトップ10フィニッシュを飾るなど、安定した成績を残しています。
身長は決して大きくないが、平均飛距離270ヤードを超える力強いティーショットと深いラフからでも方向性を出せる正確なアイアンショット、ショートゲームの多彩さなど高いレベルのゴルフを見せています。
2021年シーズンは、平均飛距離12位(271.95y)平均パット7位(29.09)サンドセーブ率1位(63.64%)1ラウンドあたりの平均スコア4位(69.36)と特徴が活かされた数値となっており、最終戦のCMEグループ・ツアーチャンピオンシップにも出場、賞金ランキングも6位、世界ランキングではトップ10に入るなど、素晴しい活躍を見せています。
2022年シーズンは19試合に出場し、トップ10入り2回、予選落ち7回とここまでは良い結果を残せていません。
初出場となった2021年に4位タイと結果を残した大会で復調の兆しが掴めるか注目されます。
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
国籍:日本
生年月日:1998年11月15日(23歳)
身長:167.0cm
体重:62.0kg
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:1勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年にプロ転向、翌年(2019年)には、LPGA日本ツアーで「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、2021年シーズンを終えてLPGA日本ツアーで6勝を挙げる活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
ハイライトとなったのは、2019年の「AIG Women’s British Open」で海外メジャー・トーナメント初優勝。これは1977年の「KPMG Women’s PGA Championship」で優勝した樋口久子に次いで日本人2人目の快挙であり、2014年の「Amundi Evian Championship」で優勝したキム・ヒョージュに次いで、この10年でメジャー・デビューで優勝した2人目のプレーヤーです。
直後にLPGAツアーメンバーには加わらず、その後はスポット参戦を繰り返しながら、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を20位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
トップの位置が低いコンパクトなテイクバックから安定感のあるショットと強気なパッティングが持ち味と言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは、17試合に出場し、トップ10入り4回、トップ25入り5回とまずまずの結果を残しています。
なかなか結果が安定しない中、2週連続の予選通過と上位進出に期待がかかります。
最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!
ウォルマートNWアーカンソー選手権のテレビ放送
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンドLIVE配信!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!
【BS放送】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
生:生中継
9月24日(土) 第1日
01:00~03:00
WOWOWライブ 生
9月25日(日) 第2日
01:00~04:30
WOWOWライブ 生
9月26日(月) 第3日 (最終日)
01:00~05:00
WOWOWライブ 生
【動画配信】WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
・9月24日(土) 01:00~03:40 同時配信
・9月24日(土) 03:05~08:31 専用カメラ(渋野日向子)
・9月25日(日) 01:00~04:19 同時配信
・9月25日(日) 04:00~08:58 専用カメラ(畑岡奈紗、笹生優花)
・9月26日(月) 01:00~04:44 同時配信
・9月25日(日) 22:50~28:13 専用カメラ(笹生優花)
※日本人選手の専用カメラによる配信、見逃し配信についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。
【動画配信】GOLFTV
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
9月24日(土) 第1日
00:30~03:30
9月25日(日) 第2日
01:00~04:00
9月26日(月) 第3日 (最終日)
01:00~04:00
ウォルマートNWアーカンソー選手権 試合結果
コース | Yardage | Par |
ピナクル・カントリークラブ (Pinnacle Country Club) |
6,438 | 71 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:00(22:00)
M.サグストロム/M.カン/R.オトゥール
08:11(22:11)
P.レト/A.ティティクル/M.アレックス
08:22(22:22)
畑岡奈紗/L.トンプソン/L.サラス
08:33(22:33)
N.コルダ/A.ユーイング/L.コ
09:06(23:06)
K.ライト/C.ダニエルソン/野村敏京
13:00(03:00)
C.シガンダ/L.ヴ/ウェイリン・スー
13:11(03:11)
N.K.マドセン/A.ブハイ/渋野日向子
13:22(03:22)
P.クリーマー/チェ・ヘジン/P.アナナルカルン
10番ホールスタート
08:00(22:00)
S.シュメルツェル/A.スタンフォード/キム・アリム
08:11(22:11)
古江彩佳/A.コープス/G.ホール
08:22(22:22)
M.ジュタヌガーン/リン・シユ/笹生優花
08:33(22:33)
アン・ナリン/C.ブティエ/チェ・ナヨン
09:06(23:06)
G.キム/L.トーマス/上原彩子
12:27(02:27)
パク・ソンヒョン/T.チャン/P.パットラム
13:00(03:00)
A.ノルドクビスト/ユ・ソヨン/C.ハル
13:11(03:11)
M.スターク/キム・セヨン/A.リー
13:22(03:22)
G.ロペス/S.ルイス/J.クプチョ
13:33(03:33)
ミンジー・リー/J.コルダ/D.カン
※時差:日本は14時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間9月23日(金)の07:16だと日本時間9月23日(金)の21:16あたり、現地時間9月23日(金)の14:17だと日本時間9月24日(土)の04:17になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | キム・セヨン | -7 | 64 |
イ・ジョンウン5 | -7 | 64 | |
笹生 優花 | -7 | 64 | |
メーガン・カン | -7 | 64 | |
ライアン・オトゥール | -7 | 64 | |
ローレン・コフリン | -7 | 64 | |
T7 | ビビアン・ホウ | -6 | 65 |
リリア・ヴ | -6 | 65 | |
T9 | チャーリー・ハル | -5 | 66 |
ソフィア・シューベルト | -5 | 66 | |
ヘ・ムニ | -5 | 66 | |
ジョージア・ホール | -5 | 66 | |
キム・アリム | -5 | 66 | |
ジェニー・シン | -5 | 66 | |
T32 | 畑岡 奈紗 | -3 | 68 |
古江 彩佳 | -3 | 68 | |
T50 | 野村 敏京 | -2 | 69 |
T89 | 渋野 日向子 | E | 71 |
T124 | 上原 彩子 | +2 | 73 |
【詳細】
笹生 優花
7バーディ(64)
畑岡 奈紗
5バーディ、2ボギー(68)
古江 彩佳
3バーディ(68)
野村 敏京
4バーディ、2ボギー(69)
渋野 日向子
5バーディ、5ボギー(71)
上原 彩子
1バーディ、3ボギー(73)
11時00分時点での天候はくもり、気温21.0℃、湿度51%、風速4.9m/s(南東)というコース・コンディションの中、144名による予選ラウンド1日目が行われた。
予選ラウンド1日目を終えてトップタイに並んだのは、LPGAツアー12勝を誇るキム・セヨン、LPGAツアー2勝目を狙う笹生優花とライアン・オトゥール、LPGAツアー初優勝を目指すイ・ジョンウン5とメーガン・カン及びローレン・コフリンの6名。
出だしの10番Par4でバーディ先行のスタートを切った笹生優花は、その後の7ホールをパーで通過し迎えた18番Par5でバーディを奪うと、折り返した1番Par4と2番Par5でも連続バーディ。その後、最も難易度の高い4番Par4でスコアを伸ばすと、ともにミドルパットを決めた7番Par5と8番Par4で連続バーディ。フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率94.44% (17/18)、パット数(28)と安定したプレーでボギーフリーとなる7バーディ(64)をマーク、7アンダー・トップタイで初日のラウンドを終えた。
6番Par3からの4連続バーディを含む8バーディ、1ボギーでラウンドしたキム・セヨンとボギーフリーとなる7バーディでラウンドしたイ・ジョンウン5の韓国勢、終盤にスコアを伸ばしたメーガン・カン、2番Par5から6連続バーディをマークした好調のライアン・オトゥール、最終18番Par5で距離のある右に曲がるラインを読み切りイーグルでフィニッシュしたローレン・コフリンが笹生優花と同じく7アンダー(64)をマーク、トップタイに並んだ。
連覇と最多3回の優勝という期待がかかる畑岡奈紗は、5番Par4でミドルパットを決めてバーディ先行のスタートを切ると、グリーン左奥からのバンカーショットをよせきれなかった7番Par5でボギーを叩いたものの、続く8番Par4でミドルパットを決めてバウンスバックに成功。9番Par4では大きく右に曲がるラインを読み切りパーでピンチを凌ぐなど前半スコアを1つ伸ばして折り返すと、2打目をピンそばにつけた12番Par4でバーディ。更にフリンジから距離のある上りのパットを決めた14番Par5とティーショットをピンそばにつけた15番Par3で連続バーディを奪うと、直後の16番Par4でフェアウェイからの2打目をショートサイドに外し、アプローチもよせられずボギー、更に優しい最終18番Par5でもスコアを伸ばせずと上り3ホールでスコアを1つ落としたものの、フェアウェイキープ率76.92% (10/13)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(28)の5バーディ、2ボギー(68)でラウンド、3アンダー・32位タイとまずまずの初日となった。
出だしの10番Par4でバーディと幸先の良いスタートを切った古江彩佳は、14番と18番のPar5でも確実にバーディを奪い、前半を折り返したものの、後半はチャンスにつく場面も少なく、パープレーでフィニッシュ。フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(29)のボギーフリーとなる3バーディ(68)でラウンド、3アンダー・32位タイで初日を終えた。
2番Par5でバーディ先行のスタートを切った野村敏京は、5番Par4と折り返した11番Par3でボギーを叩いたものの、14番Par5とアイランドグリーンが特徴的な15番Par3で連続バーディを奪うと、最も優しい最終18番Par5でもバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率76.92% (10/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(30)の4バーディ、2ボギー(69)でラウンド、2アンダー・50位タイで初日を終えた。
出だしの1番Par4でティーショットを右に曲げたトラブルから3オンしたものの、長いパーパットを決めきれずボギー先行のスタートとなった渋野日向子は、グリーン手前からのアプローチを直接決めた2番Par5とミドルパットを決めた3番Par3で連続バーディ。続く短いパーパットを外した4番Par4でボギーを叩いたものの、ミドルパットを決めた6番Par3と2打目をピンそばにつけた9番Par4でバーディ。スコアを2つ伸ばして折り返したものの、3パットの11番Par3と共にティーショットのトラブルからそれぞれ4オン、3オンとなった12番と13番のPar4で3連続ボギー。その後はパーを重ねて迎えた最終18番Par5で3打目のアプローチをよせてバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率76.92% (10/13)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(29)の5バーディ、5ボギー(71)でラウンド、イーブンパー・89位タイで初日を終えた。
10番Par4からスタートした上原彩子は、難しい12番Par4でボギーを叩くと、17番Par3でもボギー。距離も短く、最も優しい18番Par5でスコアを伸ばせずに前半を終えると、折り返した最も難易度の高い4番Par4でもボギー。続く5番Par4でバウンスバックに成功するものの、フェアウェイキープ率92.31% (12/13)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(31)の1バーディ、3ボギー(73)でラウンド、2オーバー・124位タイで初日を終えた。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:27(21:27)
パク・ソンヒョン/T.チャン/P.パットラム
08:00(22:00)
A.ノルドクビスト/ユ・ソヨン/C.ハル
08:11(22:11)
M.スターク/キム・セヨン/A.リー
08:22(22:22)
G.ロペス/S.ルイス/J.クプチョ
08:33(22:33)
ミンジー・リー/J.コルダ/D.カン
13:00(03:00)
S.シュメルツェル/A.スタンフォード/キム・アリム
13:11(03:11)
古江彩佳/A.コープス/G.ホール
13:22(03:22)
M.ジュタヌガーン/リン・シユ/笹生優花
13:33(03:33)
アン・ナリン/C.ブティエ/チェ・ナヨン
14:06(04:06)
G.キム/L.トーマス/上原彩子
10番ホールスタート
07:27(21:27)
P.ルサン=ブシャール/S.シューベルト/A.シャープ
08:00(22:00)
C.シガンダ/L.ヴ/ウェイリン・スー
08:11(22:11)
N.K.マドセン/A.ブハイ/渋野日向子
08:22(22:22)
P.クリーマー/チェ・ヘジン/P.アナナルカルン
13:00(03:00)
M.サグストロム/M.カン/R.オトゥール
13:11(03:11)
P.レト/A.ティティクル/M.アレックス
13:22(03:22)
畑岡奈紗/L.トンプソン/L.サラス
13:33(03:33)
N.コルダ/A.ユーイング/L.コ
14:06(04:06)
K.ライト/C.ダニエルソン/野村敏京
※時差:日本は14時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間9月24日(土)の07:16だと日本時間9月24日(土)の21:16あたり、現地時間9月24日(土)の14:17だと日本時間9月25日(日)の04:17になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | アタヤ・ティティクル | -14 | 61 |
2 | 笹生 優花 | -13 | 65 |
3 | リリア・ヴ | -12 | 65 |
T4 | チェラ・チョイ | -10 | 63 |
ダニエル・カン | -10 | 65 | |
チェ・ヘジン | -10 | 65 | |
ジェニファー・クプチョ | -10 | 65 | |
ヘ・ムニ | -10 | 66 | |
チャーリー・ハル | -10 | 66 | |
メーガン・カン | -10 | 68 | |
ライアン・オトゥール | -10 | 68 | |
イ・ジョンウン5 | -10 | 68 | |
T27 | 古江 彩佳 | -7 | 67 |
T51 | 畑岡 奈紗 | -5 | 69 |
T71 | 野村 敏京 | -3 | 70 |
T124 | 上原 彩子 | +2 | 71 |
渋野 日向子 | +2 | 73 |
【詳細】
笹生 優花
6バーディ(65)
古江 彩佳
1イーグル、6バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(67)
畑岡 奈紗
3バーディ、1ボギー(69)
野村 敏京
3バーディ、2ボギー(70)
上原 彩子
2バーディ、2ボギー(71)
渋野 日向子
1バーディ、3ボギー(73)
予選CUTライン:-4
野村敏京、上原彩子、渋野日向子、ミンジー・リー、L.トンプソン、N.コルダは予選落ちとなりました。
14時00分時点での天候は晴れ、気温30.0℃、湿度50%、風速5.0m/s(西南西)というコース・コンディションの中、144名(1名途中棄権)による予選ラウンド2日目が行われた。
予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、世界ランキング5位で今季1勝をマークしているツアールーキーの19歳アタヤ・ティティクル。
出だしの10番Par4でバーディ先行の好スタートを切ったアタヤ・ティティクルは、14番と18番のPar5でも確実にスコアを伸ばして折り返すと、優しい1番Par4と3番Par3、そして5番Par4でスコアを伸ばし迎えた7番Par5でイーグル。更に上りの8番と9番のPar4でもバーディでフィニッシュ。フェアウェイキープ率92.31% (12/13)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(26)とほぼ完璧なプレーでボギーフリーとなる1イーグル、8バーディのコースレコードタイ(61)をマーク、通算14アンダー・単独トップで予選を通過した。
出だしの1番Par4と2番Par5でともにアプローチをよせてパーセーブに成功した笹生優花は、3番Par3で距離のある右に曲がるラインを読み切りバーディを先行させると、バンカーからの3打目を確実によせた7番Par5と2打目をピンそばにつけた9番Par4でバーディ。折り返した12番Par4で2打目をピンそばにつけて4つ目のバーディを奪うと、15番Par3ではグリーン奥からのアプローチを直接決めてバーディ。更に最終18番Par5では2オンに成功、短いイーグルパットはカップに蹴られたものの、楽々バーディでフィニッシュ。フェアウェイキープ率61.54% (8/13)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(26)と安定したプレーで初日に続き、2日目もボギーフリーとなる6バーディ(65)でラウンド、通算13アンダー・単独2位で予選を通過した。
前週も3位タイに入るなど好調を維持しているリリア・ヴは、12番Par4でバーディ先行のスタートを切ると、16番Par4から3連続バーディ。折り返したチャンスホールでもある1番Par4と2番Par5でスコアを伸ばせなかったものの、3番Par3及び4番と5番のPar4でのピンチを凌いで迎えた7番Par5で距離のあるパットを決めてイーグル。その後、上り2ホールをパーでホールアウト。フェアウェイキープ率69.23% (9/13)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(27)のボギーフリーとなる1イーグル、4バーディ(65)でラウンド、通算12アンダー・単独3位で2日目を終えた。
トップと4打差の通算10アンダーには、今季3勝のジェニファー・クプチョやツアールーキーで注目のチェ・ヘジンら9名が並ぶ大混戦となった。
出だしの1番Par4からバーディ発進となった古江彩佳は、5番Par4でボギーを叩いたものの、7番Par5と8番Par4で連続バーディ。更に折り返した10番と12番のPar4でもバーディを奪い、順調にスコアを伸ばしていた矢先の13番Par4でダブルボギー。その後の上がり3ホールもバーディ、ボギー、イーグルと出入りの激しいプレーでホールアウト。フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(27)の1イーグル、6バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(67)とスコアを4つ伸ばし、通算7アンダー・27位タイで2日目を終えた。
連覇と最多3回の優勝という期待がかかる畑岡奈紗は、序盤からチャンスを活かせない展開が続く中、18番Par5でグリーン奥からのアプローチをよせてバーディを奪うと、折り返した4番Par4で2打目をピンそばにつけバーディ。続く5番Par4でボギーを叩いたものの、7番Par5では2オンに成功しバーディ。フェアウェイキープ率92.31% (12/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(31)の3バーディ、1ボギー(69)とスコアを2つ伸ばすに留まり、通算5アンダー・51位タイで2日目を終えた。
13番Par4でバーディ先行のスタートを切った野村敏京は、14番Par5でボギーを叩いたものの、17番Par3と18番Par5で連続バーディ。良い形で折り返したものの、3番Par3でボギーを叩くなど後半はスコアを1つ落としてホールアウト。フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(33)の3バーディ、2ボギー(70)とスコアを1つ伸ばすに留まり、通算3アンダー・カットラインに1打及ばず、71位タイで予選落ちとなった。
出だしの1番Par4からボギーが先行する展開となった上原彩子は、6番と折り返した11番のPar3でバーディを奪い、スコアを伸ばしたものの、13番Par4でボギー。その後はパープレーでホールアウト。フェアウェイキープ率100.00% (13/13)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(33)の2バーディ、2ボギー(72)とスコアを伸ばせず、通算2オーバー・124位タイで予選落ちとなった。
予選通過に向けて巻き返しが必要となる2日目だったが、11番Par3でボギーが先行するスタートとなった渋野日向子は、16番Par4でも短いパットを外し、3パットのボギーを叩くと、チャンスホールの18番と折り返した2番のPar5でスコアを伸ばせず迎えた5番Par4で3打目のアプローチのミスから4オン、距離のある左に曲がるラインを決めたものの、この日3つ目のボギー。7番Par5ではグリーン手前からのアプローチをよせてバーディを奪ったものの、上り2ホールでのチャンスも活かせずホールアウト。フェアウェイキープ率100.00% (13/13)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(34)と安定したショットに対して、パッテイングが決まらず、1バーディ、3ボギー(73)とスコアを2つ落とし、通算2オーバー・124位タイで予選落ちとなった。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:59(21:59)
L.コ/キム・アリム/C.ナイト
08:21(22:21)
M.カン/R.オトゥール/イ・ジョンウン5
08:32(22:32)
D.カン/ヘ・ムニ/C.ハル
08:43(22:43)
チェラ・チョイ/チェ・ヘジン/J.クプチョ
08:54(22:54)
A.ティティクル/笹生優花/L.ヴ
10番ホールスタート
07:15(21:15)
J.コルダ/K.デイビッドソン/古江彩佳
08:43(22:43)
畑岡奈紗/R.リー/A.ウリエル
※時差:日本は14時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間9月25日(日)の07:15だと日本時間9月25日(日)の21:15あたり、現地時間9月25日(日)の09:16だと日本時間9月25日(日)の23:16になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | アタヤ・ティティクル | -17 | 68 |
2 | ダニエル・カン | -17 | 64 |
3 | チェラ・チョイ | -16 | 65 |
4 | ポーナノン・パットラム | -14 | 66 |
T5 | セリーヌ・ブティエ | -13 | 65 |
リゼット・サラス | -13 | 65 | |
リディア・コ | -13 | 67 | |
ヘ・ムニ | -13 | 68 | |
チャーリー・ハル | -13 | 68 | |
メーガン・カン | -13 | 68 | |
ライアン・オトゥール | -13 | 68 | |
T16 | 古江 彩佳 | -11 | 67 |
T32 | 笹生 優花 | -8 | 76 |
T58 | 畑岡 奈紗 | -4 | 72 |
【詳細】
古江 彩佳
1イーグル、3バーディ、1ボギー(67)
笹生 優花
1バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(76)
畑岡 奈紗
2バーディ、3ボギー(72)
11時00分時点での天候は晴れ、気温25.0℃、湿度36%、風速5.4m/s(北北東)というコース・コンディションの中、70名による決勝ラウンド最終日が行われた。
大混戦の中で終盤にかけて抜け出し、2名によるプレーオフを制したのは、ツアールーキーで今季LPGAツアー初優勝を飾っているアタヤ・ティティクル。
2日目にコースレコードタイとなる(61)をマークし、単独トップで最終日を迎えたアタヤ・ティティクルは、出だしの1番Par4で距離のあるバーディパットを決めて幸先の良いスタートを切ったものの、続く2番Par5でグリーン奥からの下りの難しいアプローチをよせきれず、4オン2パットで今大会初めてのボギー。その後はチャンスホールでもある7番Par5も含めて9ホールをパーで通過し迎えた12番Par4で2打目をピンそばにつけてバーディを奪うと、2オンに成功した14番Par5と距離のある左に曲がるラインを決めた17番Par3でバーディ。トップに並んで迎えた最も優しい最終18番Par5でスコアを伸ばせなかったものの、フェアウェイキープ率76.92% (10/13)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(31)の4バーディ、1ボギー(68)でラウンド、通算17アンダー・トップタイでダニエル・カンとのプレーオフに進んだ。
アイランドグリーンが特徴的な15番Par3で行われた1ホール目は、ダニエル・カンにピンチがあったものの、お互いにパーで譲らず、16番Par4で行われたプレーオフ2ホール目、グリーン奥からのパターでのアプローチを外したダニエル・カンに対して、左に曲がるラインのミドルパットを読み切りバーディを奪ったアタヤ・ティティクルがLPGAツアー初優勝に続き、2勝目もプレーオフを制しての優勝。ツアールーキーとして今季2勝目を飾った。
出だしの1番Par4でバーディと幸先の良いスタートを切ったダニエル・カンは、4番Par4と7番Par5でもバーディを奪い、順調にスコアを伸ばす展開の中、折り返した11番Par3でもティーショットをピンそばにつけバーディを奪うと、難しい16番Par4で2打目をピンそばにつけてバーディ。更に最終18番Par5でグリーン左手前からの打ち上げのアプローチを直接決めてイーグルフィニッシュ。フェアウェイキープ率92.31% (12/13)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(28)とほぼ完璧なプレーでボギーフリーとなる1イーグル、5バーディ(64)でラウンド、3日間通じてもボギーフリーと素晴らしいプレーを見せ、通算17アンダー・トップタイでフィニッシュし、アタヤ・ティティクルとのプレーオフに挑んだものの、優勝には届かなかった。
トップと1打差の単独3位には、2015年「Marathon Classic Presented by Owens Corning and O-I」以来となる約7年2か月ぶりのLPGA ツアー2勝目には1打及ばなかったものの、8バーディ、2ボギー(65)とスコアを6つ伸ばしたチェラ・チョイが入った。
10番Par4からスタートした古江彩佳は、ピンチがありながらも6ホールをパーで通過し迎えた16番Par4でティーショットのミスから3オン2パットとボギーが先行する展開となる中、最も優しい18番Par5で2オンに成功、下りのミドルパットを決めてイーグルを奪うと、折り返した3番Par3でもバーディ。更にミドルパットを決めた5番Par4とグリーン手前からのアプローチを直接決めた7番Par5でもスコアを伸ばしてホールアウト。フェアウェイキープ率69.23% (9/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(29)の1イーグル、3バーディ、1ボギー(67)とスコアを4つ伸ばし、通算11アンダー・16位タイで3日間のトーナメントを終えた。
LPGAツアー2勝目に向けて単独2位と好位置からスタートした笹生優花は、2番Par5で3オンからのバーディパットを決めて幸先の良いスタートを切り、4番Par4では長いパーパットを決めてピンチを凌いだものの、グリーン手前からのアプローチをミスした5番と短いパーパットを外した8番のPar4でボギーを叩くと、グリーン奥からの3打目のアプローチをグリーンオーバーさせた12番Par4と1打目のボールが見つからず、ティーショットが打ち直しとなった14番Par5でもボギー。更にアイランドグリーンが特徴的な15番Par3ではティーショットを池に打ち込みダブルボギー。その後の上がり3ホールでもスコアを伸ばせずにホールアウト。フェアウェイキープ率53.85% (7/13)、パーオン率44.44% (8/18)、パット数(28)の1バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(76)とスコアを5つ落とし、通算8アンダー・32位タイで3日間のトーナメントを終えた。
連覇と最多3回の優勝が厳しい状況となる中、10番Par4からスタートした畑岡奈紗は、5ホールをパーで通過し迎えた15番Par3でバンカーショットをよせきれずボギーを叩くと、18番と折り返した2番のPar5でバーディを奪ったものの、3打目のミスから4オン2パットとなった7番Par5とバンカーショットをよせられなかった8番Par4で連続ボギー。フェアウェイキープ率69.23% (9/13)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(31)の2バーディ、3ボギー(72)とスコアを1つ落とし、通算4アンダー・58位タイで3日間のトーナメントを終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
アタヤ・ティティクル(Atthaya Thitikul)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 61.54% (8/13) |
88.89% (16/18) |
282.0y | 30 |
ROUND2 | 92.31% (12/13) |
88.89% (16/18) |
284.0y | 26 |
ROUND3 | 76.92% (10/13) |
88.89% (16/18) |
302.0y | 31 |
TOTAL | 76.92% (30/39) |
88.89% (48/54) |
289.0y | 29 |
2位
ダニエル・カン(Danielle Kang)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 61.54% (8/13) |
83.33% (15/18) |
265.0y | 29 |
ROUND2 | 84.62% (11/13) |
88.89% (16/18) |
262.0y | 28 |
ROUND3 | 92.31% (12/13) |
88.89% (16/18) |
259.0y | 28 |
TOTAL | 79.49% (31/39) |
87.04% (47/54) |
262.0y | 28 |
3位
チェラ・チョイ(Chella Choi)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 84.62% (11/13) |
83.33% (15/18) |
242.0y | 31 |
ROUND2 | 92.31% (12/13) |
94.44% (17/18) |
248.0y | 27 |
ROUND3 | 69.23% (9/13) |
77.78% (14/18) |
259.0y | 26 |
TOTAL | 82.05% (32/39) |
85.16% (46/54) |
249.0y | 28 |
16位タイ
古江 彩佳(Ayaka Furue)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 84.62% (11/13) |
77.78% (14/18) |
257.0y | 29 |
ROUND2 | 84.62% (11/13) |
77.78% (14/18) |
262.0y | 27 |
ROUND3 | 69.23% (9/13) |
77.78% (14/18) |
273.0y | 29 |
TOTAL | 79.49% (31/39) |
77.78% (42/54) |
264.0y | 28 |
32位タイ
笹生 優花(Yuka Saso)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 84.62% (11/13) |
94.44% (17/18) |
299.0y | 28 |
ROUND2 | 61.54% (8/13) |
72.22% (13/18) |
298.0y | 26 |
ROUND3 | 53.85% (7/13) |
44.44% (8/18) |
291.0y | 28 |
TOTAL | 66.67% (26/39) |
70.37% (38/54) |
296.0y | 27 |
58位タイ
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 76.92% (10/13) |
72.22% (13/18) |
272.0y | 28 |
ROUND2 | 92.31% (12/13) |
77.78% (14/18) |
287.0y | 31 |
ROUND3 | 69.23% (9/13) |
61.11% (11/18) |
280.0y | 31 |
TOTAL | 79.49% (31/39) |
70.37% (38/54) |
280.0y | 30 |
71位タイ(予選カット)
野村 敏京(Haru Nomura)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 76.92% (10/13) |
77.78% (14/18) |
248.0y | 30 |
ROUND2 | 84.62% (11/13) |
83.33% (15/18) |
249.0y | 33 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 80.77% (21/26) |
80.56% (29/36) |
249.0y | 31 |
124位タイ(予選カット)
上原 彩子(Ayako Uehara)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 92.31% (12/13) |
61.11% (11/18) |
243.0y | 31 |
ROUND2 | 100.00% (13/13) |
83.33% (15/18) |
237.0y | 33 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 96.15% (25/26) |
72.22% (26/36) |
240.0y | 32 |
124位タイ(予選カット)
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 76.92% (10/13) |
66.67% (12/18) |
257.0y | 29 |
ROUND2 | 100.00% (13/13) |
83.33% (15/18) |
269.0y | 34 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 88.46% (23/26) |
75.00% (27/36) |
263.0y | 31 |
優勝したアタヤ・ティティクルと2位のダニエル・カン、そして3位のチェラ・チョイともに4日間通じて安定感抜群の数値であり、16位タイの古江彩佳はショット・パッティングともに安定しており、32位タイの笹生優花と58位タイの畑岡奈紗は最終日の数値が低かった。
全選手の結果
※2022年大会(2022シーズン)
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