2022年8月25日(木)~8月28日(日)にかけてカナダ・オンタリオ州オタワにあるオタワ・ハント・アンド・ゴルフクラブ(Ottawa Hunt and Golf Club)で開催される2022年シーズン第22戦「CP(カナディアン・パシフィック)女子オープン(CP Women’s Open)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは、畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳、野村敏京の4名が出場します。
※畑岡奈紗:2018年大会の初出場から3大会連続3回目の出場
※笹生優花:初出場
※古江彩佳:初出場
※野村敏京:2011年大会の初出場から7大会連続8回目の出場
※2020年大会と2021年大会は中止となったため、3年ぶりの開催となります。
※笹生優花の国籍は、2022年シーズンから日本に登録が変更となりました。(LPGA公式サイトをもとにしています)
CP女子オープン
1973年にスタートしたカナダのナショナル・オープンでありながら、1979年から2000年までの22年間は女子メジャー・トーナメント(デュモーリエ・クラシック)として開催され、2001年以降メジャー・トーナメントからは降格となったものの、大会全体として48回目を迎える歴史と伝統を誇っています。
メジャー6勝を含むLPGAツアー31勝のパット・ブラッドリー(1980年、1985年と1986年に連覇)やメジャー4勝を含むLPGAツアー18勝のメグ・マローン(2000年、2002年、2004年)と言った名プレーヤーに加え、アマチュアとして2012年と2013年に大会連覇、プロ転向2年目の2015年にも優勝を成し遂げているリディア・コが大会全体として最多となる3回の優勝を飾っています。
他にも、メジャー・トーナメント時代の1999年に優勝したカリ・ウェブや2001年優勝のアニカ・ソレンスタム、2007年を制したロレーナ・オチョアと言ったレジェンドも優勝者に名を連ねています。
前回大会の2019年(2020年と2021年は中止)を制したのは、トーナメント・レコード:262(-26)をマークした韓国のコ・ジンヨン。
【大会記録】
・LOWEST 18 HOLE:62
2009年:キム・ソンヒ
2018年:モー・マーティン
2022年:ポーラ・レト(第1ラウンド)
2022年:リンディ・ダンカン(第2ラウンド)
・WINNING SCORE:262(-26)
2019年:コ・ジンヨン
舞台となるのは、2017年以来4回目の開催となるオタワ・ハント・アンド・ゴルフクラブ(Ottawa Hunt and Golf Club)になります。
今大会は賞金総額:$2,350,000、CMEポイント:500、予選・決勝ラウンドを含む4日間72ホールのストローク・プレーで行われます。
今季のメジャー・トーナメントも終了し、シーズンも後半に差し掛かる中、世界ランキング1位で連覇を目指すコ・ジンヨンを始め、2022年「全米女子オープン」を制した同2位のミンジー・リー、同3位のネリー・コルダ、大会最多4回の優勝を目指す同4位のリディア・コ、「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」を制した同5位で2回目の自国優勝を目指すブルック・ヘンダーソンら世界ランキングトップ5に加え、「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」を制した同10位のチョン・インジや今季最初のメジャーを制した同11位のジェニファー・クプチョ、メジャー最終戦「AIG全英女子オープン」を制したアシュリー・ブハイら今季のメジャーチャンピオンが勢揃いするなど世界ランキングトップ20から16名が出場する強力なフィールドとなっています。
日本からは世界ランキング9位の畑岡奈紗と笹生優花、LPGAツアー・ルーキーの古江彩佳、復活を期す野村敏京の4名が出場します。
世界ランキングは8月22日時点
CP女子オープン 開催会場
【カナダ・オンタリオ州オタワ】
オタワ・ハント・アンド・ゴルフクラブ(Ottawa Hunt and Golf Club)
コース | Yardage | Par |
オタワ・ハント・アンド・ゴルフクラブ (Ottawa Hunt and Golf Club) |
6,546 | 71 |
カナダ・オンタリオ州オタワにあるオタワ・ハント・アンド・ゴルフクラブは、連邦議会議事堂、国立美術館やカナダ歴史博物館、リドー運河やバイワード・マーケットといった歴史と自然が豊かなカナダの首都オタワの中心地に位置し、27ホールから成るチャンピオンシップ・ゴルフコースです。
1908年に設立、1919年にウィリー・パーク・ジュニアによって設計され、1989年のトーマス・マクブルームと2013年のマイケル・ハードザン博士によって改修されたコースでは1932年のカナディアン・オープン、1932年と1960年、1970年にはカナディアン・アマチュアを開催、1960年のアメリカズ・カップ、更に1990年から1993年にかけてトーマス・マクブルームの指揮の下に近代的に再建されると、1994年には当時の女子メジャー・トーナメント「デュモーリエ・クラシック」を開催。その後も2008年と2017年にCP女子オープンを開催しています。
【特徴のあるホール】
・13番Par3:ティーショットがカギとなる池越えのホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:プリドーミナントリー・ベントグラス
・ラフ:ブルーグラス
・グリーン:ベントグラス
CP女子オープン スケジュール
2022年8月25日(木)~8月28日(日)
8月25日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
8月26日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
8月27日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
8月28日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
CP女子オープン 賞金
【賞金総額】
$2,350,000
【優勝賞金 】
$352,500
※全選手の獲得賞金は大会終了後に下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載します。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した156名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2022年8月22日時点
コ・ジンヨン(Jin Young Ko)
国籍:韓国
生年月日:1995年7月7日(27歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:13勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2019)
LPGA韓国ツアーで通算10勝、2015年には「全英女子オープン」で2位に入る活躍を見せ、非会員ながら2017年「LPGA KEB Hana Bank Championship」でLPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2018年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、5年目のシーズンを迎えます。
ツアー・ルーキーとして臨んだ2018年シーズンのデビュー戦「ISPS Handa Women’s Aus Open」でいきなり優勝を飾ると、25試合で優勝1回を含むトップ10入り13回、トップ25入り18回、予選落ち僅かに1回と抜群の成績を記録し「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」を受賞しました。
その後も「Rolex Player of the Year」2回(2019、2021)賞金女王2回(2019-2020)「Rolex ANNIKA Major Award」と「Vare Trophy」を1回ずつ受賞するなど、2022年シーズン3月27日時点でメジャー・トーナメント2勝(2019年)を含むLPGAツアー通算13勝という抜群の成績を残し、一気に世界のトップへと駆け上がりました。
あらゆる状況の変化にも柔軟に対応可能なショットのクオリティの高さとコース・マネジメント能力、冷静な判断が可能な強いメンタルを持っていて、総合的に高いレベルのプレーヤーと言えるでしょう。
2021年シーズンは、平均飛距離71位(258.40y)に対して、フェアウェイキープ率13位(79.74%)パーオン率2位(78.77%)と抜群のショット力と平均パット19位(29.55)の安定したパッティング、1ラウンドあたりの平均スコア2位(68.87)と高いスコアリング・アベレージを誇りました。更に、14ラウンド連続60台というLPGAツアー記録タイの成績を残しています。
2022年シーズンは12試合に出場し、今季のメジャー2戦目「U.S. Women’s Open presented by ProMedica」で4位に入るなど、優勝1回を含むトップ10入り5回とここまで順調な仕上がりを見せ、更に16ラウンド連続60台というLPGAツアー新記録を達成しています。
3大会連続3回目の出場となる今大会での成績は、2019年大会での優勝となります。3年ぶりの開催で大会連覇に期待がかかります。
ミンジー・リー(Minjee Lee)
国籍:オーストラリア
生年月日:1996年5月27日(26歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:8勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2012年に全米女子ジュニア優勝、2013年に全豪女子アマチュアを獲得すると、2014年にはアマチュアとしてALPGAツアー「オーツ・ビクトリアン・オープン」で優勝、同年に行われたメジャー・トーナメント「クラフト・ナビスコ選手権」でローアマチュアの獲得とマーク H.マコーマック・メダルの受賞、更に「初代インターナショナル・クラウン」で唯一のアマチュアとして出場するなどアマチュア時代から活躍し、2014年9月にプロに転向すると世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、8年目のシーズンを迎えます。
ツアー・ルーキーとして臨んだ2015年シーズンの「Kingsmill Championship Presented by JTBC」でいきなり優勝を飾ると、29試合で優勝1回を含むトップ10入り7回、トップ25入り19回、予選落ち5回と素晴しい成績を残しました。
その後もコンスタントに優勝を積み重ねる中、2021年シーズンの「The Amundi Evian Championship」でメジャー初優勝。2022年シーズン5月30日時点でメジャー・トーナメント1勝(2021年)を含むLPGAツアー通算7勝という成績を残し、世界トップクラスのプレーヤーに駆け上がりました。
ショット力とショートゲーム、パッティングまで安定感抜群のクオリティの高さと、爆発力を持ち合わせている世界トップクラスのプレーヤーと言えるでしょう。
2021年シーズンは、平均飛距離41位(262.71y)フェアウェイキープ率62位(74.41%)パーオン率17位(74.71%)平均パット69位(30.17)1ラウンドあたりの平均スコア22位(70.32)と全体的な数値は良くありませんでしたが、メジャー初優勝を含むトップ10入り7回という成績を残しています。
2022年シーズンは14試合に出場し、優勝2回を含むトップ10入り6回、トップ25入り12回を記録、2022年8月1日時点でCMEポイントランキング、賞金ランキングともに1位に立っています。
6大会連続6回目の出場となる今大会での成績は、2018年大会での4位タイとなります。好調なシーズンで今季3勝目なるか注目されます。
ネリー・コルダ(Nelly Korda)
国籍:アメリカ
生年月日:1998年7月28日(24歳)
身長:177.8cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:7勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:1勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2013年に15歳で全米女子オープンに出場、17歳となった2015年には、ハーダー・ホール・ウィメンズ・インビテーショナルを受賞するなど、アマチュア時代から活躍し、プロに転向した2016年からLPGAツアーの下部ツアーに当たるSymetra Tourに参戦、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、LPGAツアーで6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Taiwan Swinging Skirts LPGA presented by CTBC」でツアー初優勝を飾ると、2019年シーズンには「ISPS Handa Women’s Australian Open」と連覇を果たした「Taiwan Swinging Skirts LPGA presented by CTBC」を含む年間2勝をあげ、ソルハイムカップのアメリカ代表にも選ばれました。
その後、2021年シーズンには、6月に行われたメジャー・トーナメント「全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー初タイトルを獲得、8月に行われた「東京オリンピック」でもゴールド・メダリストに輝くなど、LPGAツアーで年間4勝をあげ、世界ランキング1位に上り詰めました。
長身を活かしたスウィングから放たれる飛距離とアイアンショットの精度は、ツアー屈指の実力を誇ります。課題とされるアプローチとパッティングも改善されつつあり、全体的にレベルの高いゴルフとなっています。
2021年シーズンは、平均飛距離7位(275.12y)パーオン率5位(77.24%)と抜群のショット力を活かしたプレーで、1ラウンドあたりの平均スコア1位(68.77)と高いスコアリング・アベレージを誇り、4勝を挙げ、賞金ランキング2位、世界ランキングでは1位に輝いています。
2022年シーズンは9試合に出場し、トップ10入り5回、トップ25入り7回と安定した結果を残しており、治療によるツアー離脱を余儀なくされたものの、全米女子オープンでツアーに復帰後も6試合で2位1回を含むトップ10入り4回と好調を維持しています。
3大会連続3回目の出場となる今大会では、いずれも20位台と良い結果を残せていませんが、シーズン後半戦での今季初優勝に期待がかかります。
リディア・コ(Lydia Ko)
国籍:ニュージーランド
生年月日:1997年4月24日(25歳)
身長:165.1cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:17勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2015)
2012年に全米と全豪の女子アマチュアの2冠を達成、2012年から2013年にかけてLPGA米国女子ツアー主催の6つのメジャー・トーナメントでローアマチュアを獲得、更に史上最年少15歳4か月2日で2012年LPGAツアー「CNカナディアン女子オープン」優勝と4つのプロ・トーナメントを制するなど、アマチュア時代から活躍し、2013年10月にプロに転向すると世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、節目となる10年目のシーズンを迎えます。
ツアー・ルーキーとして臨んだ2014年シーズンには「CME Group Tour Championship」の優勝を含む3勝をマーク、史上最年少での獲得賞金200万ドル超えとともに「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」を受賞しました。
その後、2015年には史上最年少17歳で世界ランキング1位を獲得、更に史上最年少18歳でメジャー・トーナメント「エビアン・チャンピオンシップ」で優勝を飾るなどシーズン5勝を飾り、賞金女王と「Rolex Player of the Year」を受賞しました。
2016年にもメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」を含むシーズン4勝を飾り、2014年シーズンから2016年シーズンにかけて獲得賞金が3年連続200万ドル超え、2021年には「Founders Award」と「Vare Trophy」を受賞するなど、2022年シーズン3月27日時点でメジャー・トーナメント2勝を含むLPGAツアー通算17勝、オリンピック2大会連続メダリスト(2016年リオ・オリンピックで銀メダル、2020年東京オリンピックでは銅メダル)と数々のタイトルと記録を樹立し、長きにわたり世界のトップで活躍しています。
平均飛距離はツアーの中でも高くはないものの、高低左右と多彩に打ち分けるショット力とショートゲームはクオリティが高く、マネジメント能力とメンタルも強いのであらゆる状況に対応可能なプレーヤーと言って良いでしょう。
2021年シーズンは、平均飛距離64位(259.21y)、フェアウェイキープ率129位(65.52%)、パーオン率34位(73.06%)に対して、Putts per GIR1位(1.72)、平均パット2位(28.79)ショートゲームを含めたパッティングが素晴しく、1ラウンドあたりの平均スコア3位(69.33)と高いスコアリング・アベレージを誇りました。
2022年シーズンは15試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り9回、トップ25入り14回と抜群の安定感を誇っていますが、フェアウェイキープ率が152位ながら、パーオン率が28位、パッティング・アベレージが2位とショートゲームを含めたパッティングに加え、ショットも良くなってきています。
9大会連続9回目の出場となる今大会での成績は、アマチュアとして2012年と2013年に大会連覇、プロ転向2年目の2015年にも優勝を飾るなど最多タイとなる3回の優勝を誇っています。今大会では最多4回の優勝に注目が集まります。
アタヤ・ティティクル(Atthaya Thitikul)
国籍:タイ
生年月日:2003年2月20日(19歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2017年7月にタイで行われたLET(レディース・ヨーロピアン・ツアー)「欧州女子タイ選手権」をアマチュアとして史上最年少の14歳4か月19日で制し、アマチュア時代のリディア・コが保持していた最年少記録を更新、世界アマチュア・ランキング1位を獲得し、若くして才能を開花させると「世界ジュニア女子選手権」で連覇達成(2018-2019)、2018年に初開催となった「アジア・パシフィック女子アマチュア選手権」で優勝。更に2018年に行われた「ANAインスピレーション」と「全英リコー女子オープン」でローアマチュアに輝くなど、アマチュア時代から脚光を浴びています。
2020年にプロ転向、同年のタイLPGAツアーで5勝を飾り、賞金女王を獲得すると、2021年にはLET(レディース・ヨーロピアン・ツアー)で2勝を飾り、「Race to Costa Del Sol」を獲得、「Rookie of the Year」と「Player of the Year」を受賞しました。
また、非会員で出場した2021年5月に行われたLPGAツアー「Honda LPGA Thailand」では、終盤まで優勝争いを演じ2位、メジャー・トーナメント「The Amundi Evian Championship」では5位、「ISPS Handa World Invitational」では4位、翌週の「Trust Golf Women’s Scottish Open」では2位タイと素晴らしい成績を残しています。
LPGA最終予選会(Qシリーズ)を3位で通過し、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
体格は決して大きくないが、キャリーで平均飛距離270.0yを超えるショットを武器にパーオン率も高く、パッテイングの出来次第で上位で戦えると言った状況を常に作ることができるプレーヤーです。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは17試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り9回、トップ25入り12回とここまで素晴らしい結果を残しています。
初出場となる今大会で今季2勝目を目指すことになります。
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(23歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年と2016年のIMGアカデミー・世界ジュニア選手権で日本人初の2連覇を達成し、2016年の日本女子オープンで優勝、JLPGAのメジャー選手権で史上初のアマチュアで最年少18歳のチャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Walmart NW Arkansas Championship presented by P&G」でトーナメント・レコードの通算21アンダーでツアー初優勝を飾ると、年間2勝をあげる活躍を見せ、獲得賞金も100万ドルを超えました。
その後、2019年シーズンには、「Kia Classic」でツアー3勝目、2021年シーズンも2勝を飾り、LPGAツアー通算5勝をあげるものの、2018年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」と2021年の「全米女子オープン」でともにプレーオフで敗れるなど、メジャータイトルには、惜しくも手が届いていません。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ショートゲームとパッティングのクオリティの高さが持ち味です。一方でショットには課題が残っています。
2021年シーズンは、平均飛距離53位(260.67y)パーオン率49位(71.61%)平均パット26位(29.70)とショット・パッティングともに上位ではなく、1ラウンドあたりの平均スコア25位(70.46)だったものの、優勝2回と全米女子オープンでもプレーオフを戦うなど、5月以降は内容も良くなっていました。
2022年シーズンは17試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り6回、トップ25入り13回とここにきて安定感のあるプレーを見せています。
3大会連続3回目の出場となる今大会ではトップ10入り2回と安定した成績を残しているだけに優勝への期待も高まります。
ジェニファー・クプチョ(Jennifer Kupcho)
国籍:アメリカ
生年月日:1997年5月14日(25歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:3勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・シェブロン・チャンピオンシップ:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年にNCAAプレーヤ・オブ・ザ・イヤーの栄誉を獲得、2019年には初開催となったオーガスタ・ナショナル女子アマチュアの初代チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロに転向した2019年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、4年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー1年目は、19試合に出場し、予選落ち8回ながらメジャー・トーナメント「エビアン・チャンピオンシップ」でLPGAツアーでキャリア最高の2位タイでフィニッシュするなど、トップ10入り3回を記録しました。
その後も2位2回、3位1回と安定した活躍を続けたものの、優勝まであと1歩届かず、3年目のシーズンを終えています。
270y弱の平均飛距離と安定感抜群のショット力を活かした圧倒的な爆発力が持ち味である一方でショートゲームやパッティングに課題が見られます。
2021年シーズンは、平均飛距離26位(265.87y)フェアウェイキープ率32位(77.47%)パーオン率8位(76.30%)と高かったものの、平均パット139位(30.92)PPGが78位(1.82)とパッティングに苦労しています。
2022年シーズンは18試合に出場し、優勝3回を含むトップ10入り4回、トップ25入り9回と素晴らしい成績を残しています。
2大会連続2回目の出場となる今大会では良い結果を残せていませんが、今季4勝目なるか注目されます。
古江 彩佳(Ayaka Furue)
国籍:日本
生年月日:2000年5月27日(22歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
ナショナル・チームで腕を磨き、2019年の富士通レディースで優勝、JLPGAツアー史上7人目のアマチュア・チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後も2019年1回、2020年3回、2021年3回とJLPGAツアーで7勝を挙げ、統合された2020-2021シーズンには「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝く活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
初出場となった2020年シーズンの「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、2021年シーズンに行われた2つのメジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン」と「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」では、それぞれ20位タイとキャリア最高の4位に入っています。
その後、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を7位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
フェアウェイを外さない正確なティーショットと安定感のあるショートアイアン、そして最大の持ち味は、パッティングのクオリティの高さと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは17試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り2回、トップ25入り7回と安定感のあるプレーを続けています。
初出場となる今大会では、1999年にLPGAツアー・ルーキーとして2勝を挙げた福島晃子以来となる日本勢2人目の複数回優勝を目指すことになります。
チェ・ヘジン(Hye-Jin Choi)
国籍:韓国
生年月日:1999年8月23日(22歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年「世界ジュニア女子選手権(個人とチームの両方)」と2016年「カナダ女子アマチュア選手権」2017年「オーストラリア女子アマチュア選手権」に加え、2017年のKLPGAツアー「ChoJung Sparkling Water Yongpyong Resort Open」と「Bogner-MBN Ladies Open」で優勝。更に50年ぶりのアマチュア優勝が期待された2017年の「全米女子オープン」で2位に入り、ローアマチュアに輝くなど若くして才能を開花させ、アマチュア時代から脚光を浴びています。
2017年にプロ転向、2019年にはKLPGAツアーで5勝を飾り、賞金女王を獲得。これまでにKLPGAツアーで11勝を挙げています。
また、LPGAツアー非会員で出場した2018年「ISPS Handa Women’s Australian Open」と2020年「ISPS HandaVicOpen」でともに2位に入る素晴らしい成績を残しています。
LPGA最終予選会(Qシリーズ)を8位タイで通過し、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
ティーショットからアイアンショット、パッティングを含むショートゲームまでクオリティの高さが光るオールラウンド・プレーヤーと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは17試合に出場し、トップ10入り8回、トップ25入り14回とここまで安定感のある素晴らしい結果を残しています。
初出場となる今大会でLPGAツアー初優勝なるか注目されます。
笹生 優花(Yuka Saso)
国籍:日本
生年月日:2001年6月20日(21歳)
身長:166.0cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年のアジアン・ゲームズ(アジア大会)にフィリピン代表の一員として出場し、ゴールド・メダルを獲得。翌年の2019年には、オーガスタ・ナショナル女子アマチュア・ゴルフ選手権で3位タイに入り、ガールズ・ジュニアPGAチャンピオンシップでは優勝を飾るなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後の2020年には、JLPGAツアーで2勝を挙げる活躍を見せています。
その後、キム・アリム(2020年 全米女子オープン)、ソフィア・ポポフ(2020年 AIG全英女子オープン)、渋野日向子(2019年 AIG全英女子オープン)に続き、3年ぶりに非会員として、2021年の「全米女子オープン」でメジャー・トーナメント優勝という快挙を達成、LPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2021年シーズン途中から世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、2年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアーに本格参戦してからは、4回のトップ10フィニッシュを飾るなど、安定した成績を残しています。
身長は決して大きくないが、平均飛距離270ヤードを超える力強いティーショットと深いラフからでも方向性を出せる正確なアイアンショット、ショートゲームの多彩さなど高いレベルのゴルフを見せています。
2021年シーズンは、平均飛距離12位(271.95y)平均パット7位(29.09)サンドセーブ率1位(63.64%)1ラウンドあたりの平均スコア4位(69.36)と特徴が活かされた数値となっており、最終戦のCMEグループ・ツアーチャンピオンシップにも出場、賞金ランキングも6位、世界ランキングではトップ10に入るなど、素晴しい活躍を見せています。
2022年シーズンは16試合に出場し、トップ10入り2回、予選落ち6回とあまり結果が出ていない中、フェアウェイキープ率が126位、パーオン率が68位とショットに苦労している印象があります。
初出場となる今大会では、持ち味の飛距離とショット力、ショートゲームのクオリティの高さを活かした思い切りのあるプレーで優勝争いに絡むことを期待したいです。
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CP女子オープンのテレビ放送
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
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【BS放送】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
生:生中継
8月25日(木) 第1日
22:30~25:45
WOWOWライブ 生
8月26日(金) 第2日
22:30~25:45
WOWOWライブ 生
8月28日(日) 第3日
03:30~07:00
WOWOWプライム 生
8月29日(月) 第4日 (最終日)
01:30~05:30
WOWOWライブ 生
【動画配信】WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
・8月25日(木) 22:30~25:43 同時配信
・8月26日(金) 02:10~07:46 専用カメラ(畑岡奈紗、古江彩佳)
・8月26日(金) 22:30~25:43 同時配信
・8月27日(土) 02:20~09:15 専用カメラ(野村敏京、笹生優花)
・8月28日(日) 03:30~06:28 同時配信
・8月28日(日) 00:30~06:08 専用カメラ(畑岡奈紗、古江彩佳)
・8月29日(月) 01:30~04:59 同時配信
・8月28日(日) 22:50~04:18 専用カメラ(畑岡奈紗、古江彩佳)
※日本人選手の専用カメラによる配信、見逃し配信についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。
【動画配信】GOLFTV
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
8月25日(木) 第1日
22:30~25:30
8月26日(金) 第2日
22:30~25:30
8月28日(日) 第3日
03:30~06:30
8月29日(月) 第4日 (最終日)
01:30~08:30
CP女子オープン 試合結果
コース | Yardage | Par |
オタワ・ハント・アンド・ゴルフクラブ (Ottawa Hunt and Golf Club) |
6,546 | 71 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:54(20:54)
L.トンプソン/N.コルダ/ミンジー・リー
08:05(21:05)
D.カン/チョン・インジ/A.ブハイ
08:16(21:16)
J.コルダ/キム・セヨン/H.グリーン
13:37(02:37)
チェ・ヘジン/C.シガンダ/ウェイリン・スー
10番ホールスタート
07:32(20:32)
L.ウィーバー=ライト/野村敏京/B.ティボー
08:16(21:16)
A.ジュタヌガーン/笹生優花/アンドレア・リー
13:04(02:04)
B.M.ヘンダーソン/L.コ/J.クプチョ
13:15(02:15)
コ・ジンヨン/畑岡奈紗/A.ユーイング
13:26(02:26)
古江彩佳/A.ティティクル/G.ロペス
※時差:日本は13時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月25日(木)の07:10だと日本時間8月25日(木)の20:10あたり、現地時間8月25日(木)の14:32だと日本時間8月26日(金)の03:32になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | ポーラ・レト | -9 | 62 |
2 | アン・ナリン | -7 | 64 |
T3 | ロビン・リー | -6 | 65 |
リリア・ヴ | -6 | 65 | |
エマ・タリー | -6 | 65 | |
T6 | ペリーヌ・デラクール | -5 | 66 |
チェン・ペイユン | -5 | 66 | |
ウェイリン・スー | -5 | 66 | |
アタヤ・ティティクル | -5 | 66 | |
畑岡 奈紗 | -5 | 66 | |
ルーシー・リー | -5 | 66 | |
モー・マーティン | -5 | 66 | |
エリザベス・ゾコル | -5 | 66 | |
キム・アリム | -5 | 66 | |
ポーリーヌ・ルサン=ブシャール | -5 | 66 | |
T70 | 笹生 優花 | -1 | 70 |
T90 | 古江 彩佳 | E | 71 |
T132 | 野村 敏京 | +3 | 74 |
【詳細】
畑岡 奈紗
6バーディ、1ボギー(66)
笹生 優花
4バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(70)
古江 彩佳
2バーディ、2ボギー(71)
野村 敏京
1バーディ、4ボギー(74)
13時00分時点での天候はくもり、気温24.0℃、湿度45%、風速2.2m/s(北東)というコース・コンディションの中、156名(1名途中棄権)による予選ラウンド1日目が行われた。
予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、世界ランキング142位でLPGAツアー初優勝を目指す南アフリカの32歳ポーラ・レト。
出だしの10番Par5でバーディ先行の好スタートを切ったポーラ・レトは、12番Par4からの3連続バーディで一気に波に乗ると、17番Par3と18番Par5でも連続バーディ。折り返してからも勢いは変わらず、4番Par4、6番と上がりの9番のPar5で確実にバーディを奪ってホールアウト。フェアウェイキープ率76.92% (10/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(24)とほぼ完璧なプレーでボギーフリーとなる9バーディ(62)でラウンド、9アンダー・単独トップで初日を終えた。
出だしの10番Par5でバーディと幸先の良いスタートを切ったツアールーキーのアン・ナリンは、13番と15番のPar3でバーディ。折り返した2番Par4と6番Par5でスコアを伸ばし、更に上りの2ホールを連続バーディでフィニッシュするなど、フェアウェイキープ率92.31% (12/13)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(27)とトップのポーラ・レト同様、ほぼ完璧なプレーでボギーフリーとなる7バーディ(64)でラウンド、7アンダー・単独2位とLPGAツアー初優勝に向け、好位置で初日を終えた。
トップと3打差の3位タイには、ロビン・リーとボギーフリーとなる6バーディでラウンドしたリリア・ヴ、そして13番Par3でホールインワンを達成したエマ・タリーのともにLPGAツアー初優勝を目指す3名が(65)でラウンドし、6アンダーで並んだ。
世界ランキング2位のミンジー・リーは途中棄権となりましたが、世界ランキング1位のコ・ジンヨンや同3位のネリー・コルダ、ジェニファー・クプチョら実力者も好位置で初日を終えるなど、トップと4打差の中に50名がひしめく大混戦となった。
出だしの10番Par5でグリーン右サイドからのアプローチをよせきれなかったものの、長めのバーディパットを決めて幸先の良いスタートを切った畑岡奈紗は、13番と15番のPar3でともにミドルパットを決めてバーディを奪うと、18番Par5でも2オンに成功しバーディ。折り返し迎えた3番Par4でティーショットを左に曲げ、3打目のバンカーショットもよせきれずボギーを叩いたものの、6番と9番のPar5でともに3打目のアプローチをピンそばによせてバーディ。フェアウェイキープ率61.54% (8/13)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(30)の6バーディ、1ボギー(66)でホールアウト。5アンダー・6位タイと好位置で初日を終えた。
13番Par3でティーショットを池に打ち込み、3オン2パットのダブルボギーと出だしでつまずいた笹生優花は、18番Par5でスコアを伸ばせず、折り返した3番Par4でバンカーショットをよせきれずボギー。3オーバーまでスコアを落とす展開の中、4番Par4でこの日最初のバーディを奪うと、5番Par3で下りのロングパット、6番Par5ではミドルパット、7番Par4でも下りの右に曲がるラインを読み切り4連続バーディ。フェアウェイキープ率61.54% (8/13)、パーオン率55.56% (10/18)、パット数(26)の4バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(70)とピンチを凌ぎながら後半盛り返し、1アンダー・70位タイで初日を終えた。
出だしの10番Par5でティーショットを曲げてボギースタートとなった古江彩佳は、16番Par4でもティーショットを左に曲げ、グリーン手前からのアプローチもよせきれずボギーと前半スコアを2つ落とす展開の中、折り返した2番Par4で2打目をピンそばにつけバーディを奪うと、ティーショットを右サイドに外し、長めのパットを残したピンチをパー凌ぎ迎えた6番Par5で3打目をピンそばにつけバーディ。その後スコアを伸ばせなかったものの、フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(31)の2バーディ、2ボギー(71)でホールアウト。イーブンパー・90位タイで初日を終えた。
出だしから8ホール連続パーで迎えた18番Par5でボギーを叩いた野村敏京は、折り返した1番Par4でもアプローチをよせきれず連続ボギー。更に5番Par3でもグリーン左奥からパターでのアプローチをよせきれずボギーを叩くと、6番Par5でミドルパットを決めてバウンスバックに成功するものの、7番Par4でラフからのアプローチをよせきれずボギーとショートゲームとパッティングに苦労し、フェアウェイキープ率61.54% (8/13)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(32)の1バーディ、4ボギー(74)とスコアを3つ落とし、3オーバー・132位タイで初日を終えた。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:雨のちくもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:54(20:54)
B.M.ヘンダーソン/L.コ/J.クプチョ
08:05(21:05)
コ・ジンヨン/畑岡奈紗/A.ユーイング
08:16(21:16)
古江彩佳/A.ティティクル/G.ロペス
12:42(01:42)
L.ウィーバー=ライト/野村敏京/B.ティボー
13:26(02:26)
A.ジュタヌガーン/笹生優花/アンドレア・リー
10番ホールスタート
08:27(21:27)
チェ・ヘジン/C.シガンダ/ウェイリン・スー
13:04(02:04)
L.トンプソン/N.コルダ
13:15(02:15)
D.カン/チョン・インジ/A.ブハイ
13:26(02:26)
J.コルダ/キム・セヨン/H.グリーン
※時差:日本は13時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月26日(金)の07:10だと日本時間8月26日(金)の20:10あたり、現地時間8月26日(金)の14:32だと日本時間8月27日(土)の03:32になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | アン・ナリン | -13 | 65 |
T2 | リンディ・ダンカン | -11 | 62 |
チェ・ヘジン | -11 | 63 | |
ネリー・コルダ | -11 | 64 | |
ポーラ・レト | -11 | 69 | |
6 | リゼット・サラス | -10 | 64 |
T7 | サラ・シュメルツェル | -9 | 64 |
ダニエル・カン | -9 | 66 | |
畑岡 奈紗 | -9 | 67 | |
T10 | ステファニー・キリアコウ | -8 | 63 |
ハナ・グリーン | -8 | 66 | |
アリー・ユーイング | -8 | 67 | |
リリア・ヴ | -8 | 69 | |
T57 | 古江 彩佳 | -3 | 68 |
T120 | 笹生 優花 | +3 | 75 |
T133 | 野村 敏京 | +5 | 73 |
【詳細】
畑岡 奈紗
1イーグル、5バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(67)
古江 彩佳
5バーディ、2ボギー(68)
笹生 優花
1バーディ、1ボギー、1クワドラプルボギー(75)
野村 敏京
1バーディ、3ボギー(73)
予選CUTライン:-2
笹生優花、野村敏京、コ・ジンヨンは予選落ちとなりました。
10時00分時点での天候はくもり、気温16.0℃、湿度98%、風速3.1m/s(東)というコース・コンディションの中、155名による予選ラウンド2日目が行われた。
悪天候の影響により、2時間の中断によって日没サスペンデッドとなった予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、最終予選をトップで通過し、ツアールーキーとしてLPGAツアー初優勝を目指す世界ランキング53位のアン・ナリン。
2番と4番のPar4でバーディと幸先の良いスタートを切ったアン・ナリンは、6番と9番、そして折り返した10番のPar5でも確実にバーディを奪い、単独トップに躍り出ると、13番と15番のPar3でもバーディ。最終18番Par5ではスコアを伸ばせなかったものの、フェアウェイキープ率100.00% (13/13)、パーオン率94.44% (17/18)、パット数(29)とほぼ完璧なプレーでボギーフリーとなる7バーディ(64)でラウンド、通算13アンダー・単独トップで決勝ラウンド進出を決めた。
ボギーフリーとなる9バーディでコースレコードタイの(62)をマークした世界ランキング372位のリンディ・ダンカンと出だしの10番Par5でバーディ先行の好スタートを切ったツアールーキーで注目の若手の1人であるチェ・ヘジンは、16番Par4と17番Par3で連続バーディ。その後、18番Par5を含め折り返した6ホールをパーで通過し迎えた6番Par5でイーグルを奪うと、8番Par3でバーディ。更に上りの9番Par5でもこの日2回目のイーグルを奪ってホールアウトするなど、フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率100.00% (18/18)、パット数(30)とほぼ完璧なプレーでボギーフリーとなる2イーグル、4バーディ(63)をマーク、通算11アンダーまでスコアを伸ばし、安定感抜群のショットで8バーディ、1ボギー(64)とスコアを7つ伸ばしたネリー・コルダと単独トップでスタートしたポーラ・レトと共に2位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
2打目をピンそばにつけた2番Par4でバーディと幸先の良いスタートを切った畑岡奈紗だったが、ティーショットから2打目とバンカーに入れ、3打目のバンカーショットもトップしてグリーンオーバー、ラフからの4打目のアプローチもグリーンに乗せられずダブルボギーを叩くと、4番Par4でもティーショットのミスから3打目のアプローチもよせきれずボギー。立て続けにスコアを落とす展開の中、5番Par3でティーショットをピンそばにつけバーディとスコアを1つ戻すと、8番Par3でティーショットをピンそばにつけバーディ。更に9番Par5では距離のある上りのパットを決めてイーグル。10番Par5でスコアを伸ばせず、13番ではピンチを迎えるなど折り返してから5ホールをパーで通過し迎えた15番Par3でバーディを奪うと、最終18番Par5でも距離のあるバンカーショットをピンそばによせてタップインバーディでフィニッシュ。フェアウェイキープ率76.92% (10/13)、パーオン率66.66% (12/18)、パット数(25)の6バーディ、1ボギー(66)とスコアを5つ伸ばし、通算9アンダー・7位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
2打目をピンそばにつけた2番Par4でバーディ先行のスタートを切った古江彩佳は、4番Par4で3打目のアプローチもよせきれずボギーを叩いたものの、6番Par5と7番Par4でともにミドルパットを決めて連続バーディ。9番Par5で絶好のバーディチャンスを活かせなかったものの、折り返した10番Par5と12番Par4でともに距離のあるパットを決めてバーディ。16番Par4で初日同様、ティーショットのミスから3打目のアプローチもよせきれずボギーを叩いたものの、フェアウェイキープ率76.92% (10/13)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(30)の5バーディ、2ボギー(68)と安定したショットとパッティングでスコアを3つ伸ばし、通算3アンダー・57位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
1アンダー・70位タイからスタートした笹生優花は、4番Par4でティーショットのミスからトラブル、6オン2パットのクワドラプルボギーと序盤から大きくスコアを崩すと、9番Par5で2オンに成功しバーディを奪うものの、折り返してからもチャンスに活かす場面も少なく、最終18番Par5でもグリーン奥からのアプローチをミスしボギーフィニッシュ。フェアウェイキープ率69.23% (9/13)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(31)の1バーディ、1ボギー、1クワドラプルボギー(75)とスコアを4つ落とし、通算3オーバー・120位タイで予選落ちとなった。
1番Par4でボギーと出だしからつまずいたスタートとなった野村敏京は、3番Par4と6番Par5でもボギー。序盤からスコアを崩す苦しい展開の中、9番と10番のPar5でもスコアを伸ばせず、10ホールをパーで通過し迎えた17番Par3でこの日最初のバーディを奪ったものの、フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(34)の1バーディ、3ボギー(73)とスコアを2つ落とし、通算5オーバー・133位タイで予選落ちとなった。
大会3日目(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
11:22(00:22)
J.コルダ/A.ジュタヌガーン/J.クプチョ
11:44(00:44)
S.キリアコウ/H.グリーン/A.ユーイング
11:55(00:55)
S.シュメルツェル/D.カン/畑岡奈紗
12:06(01:06)
N.コルダ/P.レト/L.サラス
12:17(01:17)
アン・ナリン/L.ダンカン/チェ・ヘジン
10番ホールスタート
11:11(00:11)
A.コープス/L.ハートレッジ/古江彩佳
※時差:日本は13時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月27日(土)の10:05だと日本時間8月28日(日)の23:05あたり、現地時間8月27日(土)の12:17だと日本時間8月28日(日)の01:17になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | チェ・ヘジン | -16 | 66 |
アン・ナリン | -16 | 68 | |
3 | ポーラ・レト | -15 | 67 |
T4 | サラ・シュメルツェル | -14 | 66 |
ネリー・コルダ | -14 | 68 | |
T6 | キム・アリム | -12 | 66 |
ダニエル・カン | -12 | 68 | |
リンディ・ダンカン | -12 | 70 | |
9 | 畑岡 奈紗 | -11 | 69 |
10 | エマ・タリー | -10 | 68 |
T25 | 古江 彩佳 | -7 | 67 |
【詳細】
畑岡 奈紗
4バーディ、2ボギー(69)
古江 彩佳
4バーディ(67)
14時00分時点での天候は晴れ、気温22.0℃、湿度52%、風速3.1m/s(西北西)というコース・コンディションの中、78名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えてトップタイに並んだのは、ともにツアールーキーとしてLPGAツアー初優勝を目指す世界ランキング24位で注目の若手の1人であるチェ・ヘジンと最終予選をトップで通過した世界ランキング53位のアン・ナリン。
トップと2打差の2位タイからスタートしたチェ・ヘジンは、出だしの1番Par4で3パットのボギーとつまずいたものの、3番Par4でバーディを奪い、スコアをスタート時点の11アンダーに戻すと、9番と折り返した10番のPar5で連続バーディ。更に12番Par4でも2打目をピンハイにつけバーディと順調にスコアを伸ばす中、15番Par3と16番Par4でともにショートサイドにつけた見事なショットから連続バーディを奪いトップを捉えると、見事なアプローチを見せた17番Par3と段の上から素晴しいパッティングを見せた最終18番Par5をパーで凌ぎホールアウト。フェアウェイキープ率92.31% (12/13)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(29)と安定感抜群のプレーで6バーディ、1ボギー(66)とスコアを5つ伸ばし、通算16アンダー・トップタイで3日目を終えた。
単独トップでスタートしたアン・ナリンは、2番Par4でバーディを先行させると、5番Par3と6番Par5で連続バーディ。順調にスコアを伸ばす中、9番と折り返した10番のPar5でスコアを伸ばせず迎えた12番Par4で強めにヒットした長めのバーディパットを決めたものの、ティーショットが岩で跳ねて池を免れるミスショットとなった13番Par3でピンを狙えない位置からのアプローチがよらずボギー。その後、チャンスでパッティングが決まらずスコアを伸ばせなかったものの、フェアウェイキープ率92.31% (12/13)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(31)と安定したプレーで4バーディ、1ボギー(68)とスコアを3つ伸ばし、通算16アンダー・仲の良いチェ・ヘジンと並び、トップタイで3日目を終えた。
トツプと1打差の単独3位には、ボギーフリーとなる4バーディ(67)でラウンドしたポーラ・レトが通算15アンダーでつけた。
4番Par4でアプローチをよせきれずボギースタートとなった畑岡奈紗は、ティーショットをピンハイにつけた5番Par3でバウンスバックに成功。7番Par4で3パットのボギーを叩いたものの、9番Par5でラフからの3打目をピンそばにつけバーディ。パープレーで折り返した11番Par4で2打目をピンそばにつけバーディを奪うと、最終18番Par5でもショートサイドからの難しいアプローチをよせてバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率100.00% (13/13)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(29)の4バーディ、2ボギー(69)とスコアを2つ伸ばすに留まったものの、通算11アンダー・単独9位で3日目を終えた。
10番Par5からスタートした古江彩佳は、スコアを伸ばせず迎えた15番Par3でミドルパットを決めて最初のバーディを奪うと、距離のあるパットを決めた16番Par4と共にミドルパットを決めた17番Par3と18番Par5で3連続バーディ。一気にスコアを伸ばし折り返したものの、後半は数多くあったバーディチャンスを活かせないまま、9ホールすべてパーと勢いには乗れずホールアウト。フェアウェイキープ率84.62% (11/13)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(29)のボギーフリーとなる4バーディ(67)でラウンド、通算7アンダー・25位タイで3日目を終えた。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:52(21:52)
古江彩佳/チョン・インジ/H.ハーフォード
09:58(22:58)
D.カン/L.ダンカン/畑岡奈紗
10:09(23:09)
S.シュメルツェル/N.コルダ/キム・アリム
10:20(23:20)
チェ・ヘジン/アン・ナリン/P.レト
※時差:日本は13時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間8月28日(日)の08:08だと日本時間8月28日(日)の21:08あたり、現地時間8月28日(日)の10:20だと日本時間8月28日(日)の23:20になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ポーラ・レト | -19 | 67 |
T2 | ネリー・コルダ | -18 | 67 |
チェ・ヘジン | -18 | 69 | |
4 | リディア・コ | -17 | 63 |
5 | キム・アリム | -16 | 67 |
T6 | サラ・シュメルツェル | -15 | 70 |
アン・ナリン | -15 | 72 | |
8 | エマ・タリー | -13 | 68 |
T9 | アリソン・リー | -12 | 63 |
キム・セヨン | -12 | 63 | |
ルーシー・リー | -12 | 67 | |
リンディ・ダンカン | -12 | 71 | |
T13 | 畑岡 奈紗 | -11 | 71 |
T45 | 古江 彩佳 | -6 | 72 |
【詳細】
畑岡 奈紗
3バーディ、3ボギー(71)
古江 彩佳
2バーディ、3ボギー(72)
13時00分時点での天候は晴れ、気温23.0℃、湿度44%、風速2.2m/s(東南東)というコース・コンディションの中、78名による決勝ラウンド最終日が行われた。
最終18番Par5まで縺れる展開となった優勝争いを制したのは、世界ランキング142位でLPGAツアー初優勝を目指す南アフリカの32歳ポーラ・レト。
出だしの1番Par4でバーディと幸先の良いスタートを切ったポーラ・レトは、3番Par4と6番Par5でもバーディ。更に8番Par3でこの日4つ目のバーディを奪い迎えた9番Par5では、距離のある下りの難しい右に曲がるラインを読み切り連続バーディ。折り返し迎えた14番Par4でティーショットを左サイドのレッドペナルティエリアに打ち込み、3オン2パットのボギーを叩いたものの、その後は上がり4ホールをパーでホールアウト。後半は粘りのプレーながらフェアウェイキープ率69.23% (9/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(28)の5バーディ、1ボギー(67)とスコアを4つ伸ばし、通算19アンダーでフィニッシュ。ツアー9シーズン目でLPGAツアー初優勝を飾った。
前半はパープレーで折り返したものの、12番Par4で2打目を直接決めてイーグルを奪うなど、後半スコアを4つ伸ばしたネリー・コルダと上りのミドルパットを決めた15番Par3と2オンに成功した最終18番Par5でバーディを奪ったものの、序盤からショットとパッティングがかみ合わず、スコアを2つしか伸ばせなかったチェ・ヘジンが通算18アンダー・2位タイで並んだ。
単独4位には、上り4ホールで4連続バーディを奪うなど、10バーディ、2ボギー(63)でラウンドしたリディア・コが通算17アンダーで入った。
出だしの1番Par4でアプローチをよせきれずボギー先行のスタートとなった畑岡奈紗は、ティーショットをピンハイにつけた5番Par3でバーディを奪ったものの、その後は6番と3打目のアプローチをよせきれなかった9番、折り返した10番と3つのPar5でスコアを伸ばせず、6ホールをパーで通過し迎えた12番Par4でバンカーショットをよせきれずボギーを叩くと、13番Par3でも短いパーパットを外し連続ボギー。続くミドルパットを決めた14番Par4とピンそばにつけた15番Par3で連続バーディを奪ったものの、フェアウェイキープ率69.23% (9/13)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(29)の3バーディ、3ボギー(71)とスコアを伸ばせず、通算11アンダー・13位タイで大会を終えた。
序盤の5ホールをパーで通過し迎えた6番Par5で3パットのボギーを叩いた古江彩佳は、9番と折り返した10番のPar5でスコアを伸ばせず、迎えた11番Par4で距離のある上りの右に曲がるラインを読み切りバーディを奪うものの、直後の12番Par4で深いラフからのアプローチをよせきれずボギー。14番Par4でもミドルパットを決めてバーディを奪うものの、15番Par3でボギーと波に乗れずホールアウト。フェアウェイキープ率100.00% (13/13)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(32)の2バーディ、3ボギー(72)とスコアを1つ落とし、通算6アンダー・45位タイで大会を終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
ポーラ・レト(Paula Reto)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 76.92% (10/13) |
77.78% (14/18) |
265.0y | 24 |
ROUND2 | 100.00% (13/13) |
77.78% (14/18) |
254.0y | 30 |
ROUND3 | 61.54% (8/13) |
72.22% (13/18) |
260.0y | 26 |
ROUND4 | 69.23% (9/13) |
77.78% (14/18) |
258.0y | 28 |
TOTAL | 76.92% (40/52) |
76.39% (55/72) |
259.0y | 27 |
2位タイ
ネリー・コルダ(Nelly Korda)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 84.62% (11/13) |
83.33% (15/18) |
266.0y | 29 |
ROUND2 | 84.62% (11/13) |
94.44% (17/18) |
265.0y | 30 |
ROUND3 | 69.23% (9/13) |
88.89% (16/18) |
262.0y | 32 |
ROUND4 | 69.23% (9/13) |
83.33% (15/18) |
272.0y | 30 |
TOTAL | 76.92% (40/52) |
87.50% (63/72) |
266.0y | 30 |
2位タイ
チェ・ヘジン(Hye-Jin Choi)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 92.31% (12/13) |
72.22% (13/18) |
261.0y | 28 |
ROUND2 | 84.62% (11/13) |
100.00% (18/18) |
241.0y | 30 |
ROUND3 | 92.31% (12/13) |
88.89% (16/18) |
249.0y | 29 |
ROUND4 | 92.31% (12/13) |
77.78% (14/18) |
260.0y | 31 |
TOTAL | 90.38% (47/52) |
84.72% (61/72) |
253.0y | 29 |
13位タイ
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 61.54% (8/13) |
88.89% (16/18) |
269.0y | 30 |
ROUND2 | 76.92% (10/13) |
66.67% (12/18) |
272.0y | 25 |
ROUND3 | 100.00% (13/13) |
72.22% (13/18) |
269.0y | 29 |
ROUND4 | 69.23% (9/13) |
61.11% (11/18) |
266.0y | 29 |
TOTAL | 76.92% (40/52) |
72.22% (52/72) |
269.0y | 28 |
45位タイ
古江 彩佳(Ayaka Furue)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 84.62% (11/13) |
72.22% (13/18) |
248.0y | 31 |
ROUND2 | 76.92% (10/13) |
83.33% (15/18) |
243.0y | 30 |
ROUND3 | 84.62% (11/13) |
83.33% (15/18) |
238.0y | 29 |
ROUND4 | 100.00% (13/13) |
77.78% (14/18) |
247.0y | 32 |
TOTAL | 86.54% (45/52) |
79.17% (57/72) |
244.0y | 30 |
120位タイ(予選カット)
笹生 優花(Yuka Saso)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 61.54% (8/13) |
55.56% (10/18) |
269.0y | 26 |
ROUND2 | 69.23% (9/13) |
66.67% (12/18) |
259.0y | 31 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 65.38% (17/26) |
61.11% (22/36) |
264.0y | 28 |
133位タイ(予選カット)
野村 敏京(Haru Nomura)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 61.54% (8/13) |
61.11% (11/18) |
254.0y | 32 |
ROUND2 | 84.62% (11/13) |
77.78% (14/18) |
233.0y | 34 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 73.08% (19/26) |
69.44% (25/36) |
243.0y | 33 |
優勝したポーラ・レトは、4日間通じてショット・パッティングともに安定していた。2位タイのネリー・コルダとチェ・ヘジンもショットに安定感があり、パッティングに少し差が出た。13位タイの畑岡奈紗は、ショットとパッティングがかみ合わないところがあり、45位タイの古江彩佳もパッティングを決めきれていなかった。
全選手の結果
※2022年大会(2022シーズン)
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