2022年4月28日(木)~5月1日(日)にかけてアメリカ・カリフォルニア州パロス・ベルデス・エステーツにあるパロス・ベルデス・ゴルフクラブ(Palos Verdes Golf Club)で開催される2022年シーズン第10戦「パロス・ベルデス・チャンピオンシップ(Palos Verdes Championship presented by Bank of America)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは、笹生優花、古江彩佳、渋野日向子の3名が出場します。
※笹生優花:初出場
※古江彩佳:初出場
※渋野日向子:初出場
※笹生優花の国籍は、2022年シーズンから日本に登録が変更となりました。(LPGA公式サイトをもとにしています)
パロス・ベルデス・チャンピオンシップ
2022年シーズンに新設された今大会は、2週連続でカリフォルニア州での開催となります。世界トップランカーの多くが集まる中、記念すべき第1回大会を制するのは一体誰なのか、注目される大会となるでしょう。
舞台となるのは、前週行われたウィルシャー・カントリークラブ(Wilshire Country Club)から南に約1時間の距離に位置するパロス・ベルデス・ゴルフクラブ(Palos Verdes Golf Club)になります。
今大会は賞金総額:$1,500,000、CMEポイント:500、予選・決勝ラウンドを含む4日間72ホールのストローク・プレーで行われます。
世界ランキング1位のコ・ジンヨンを筆頭に同3位のリディア・コ、同4位のミンジー・リー、同5位のアタヤ・ティティクルら世界ランキングトップ10から7名、パティ・タヴァタナキットやジェニファー・クプチョを含む世界ランキングトップ25から16名が出場する強力なフィールドとなっています。
日本からは世界ランキング13位の笹生優花、LPGAツアー・ルーキーの古江彩佳と渋野日向子の3名が出場します。
世界ランキングは4月25日時点
パロス・ベルデス・チャンピオンシップ 開催会場
【アメリカ・カリフォルニア州パロス・ベルデス・エステーツ】
パロス・ベルデス・ゴルフクラブ(Palos Verdes Golf Club)
コース | Yardage | Par |
パロス・ベルデス・ゴルフクラブ (Palos Verdes Golf Club) |
6,258 | 71 |
カリフォルニア州パロス・ベルデス・エステーツにある「パロス・ベルデス・ゴルフクラブ」は、ローリングヒルズの北西、サンタモニカ湾を見下ろす緑地の中央に位置し、長い間「南カリフォルニアの隠された宝石」と呼ばれてきました。
また、歴史的建造物に指定されているクラブハウスからは、レドンド・ビーチからマリブまでの海岸線やロサンゼルスの夜景、そして東にある山脈の素晴らしい景色が堪能できます。
1924年にジョージ C.トーマスとウィリアム P.「ビリー」ベルの有名なチームによって設計され、近年トッド・エケンローデが改修したコースは、同じパーが連続したホールがないという特徴を持つ「パーフェクト・ナイン」で知られるバックナインと自然を活かしたデザインとなっています。
また、南カリフォルニアにあるジョージ C.トーマスとウィリアム P.「ビリー」ベルの有名なチームによって設計されたコースには、リビエラ・カントリークラブやロサンゼルス・カントリークラブのノースコース、ベルエア・カントリークラブ、オジャイバレーインのゴルフコースがあります。
【特徴のあるホール】
・13番Par3:距離と高低差のあるPar3。
・16番Par5:唯一池の絡むホール
・18番Par4:右ドッグレッグのフィニッシングホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:キクユ芝
・ラフ:キクユ芝/ライ
・グリーン:ポアナ/ベントグラス
Hole | Yardage | Par |
1 | 362 | 4 |
2 | 364 | 4 |
3 | 290 | 4 |
4 | 422 | 4 |
5 | 404 | 4 |
6 | 139 | 3 |
7 | 454 | 5 |
8 | 334 | 4 |
9 | 397 | 4 |
10 | 370 | 4 |
11 | 181 | 3 |
12 | 396 | 4 |
13 | 214 | 3 |
14 | 509 | 5 |
15 | 334 | 4 |
16 | 536 | 5 |
17 | 161 | 3 |
18 | 391 | 4 |
OUT | 3,166 | 36 |
IN | 3,092 | 35 |
Total | 6,258 | 71 |
パロス・ベルデス・チャンピオンシップ スケジュール
2022年4月28日(木)~5月1日(日)
4月28日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
4月29日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
4月30日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
5月01日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
パロス・ベルデス・チャンピオンシップ 賞金
【賞金総額】
$1,500,000
【優勝賞金 】
$225,000
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した145名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2022年4月25日時点
コ・ジンヨン(Jin Young Ko)
国籍:韓国
生年月日:1995年7月7日(26歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:13勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2019)
LPGA韓国ツアーで通算10勝、2015年には「全英女子オープン」で2位に入る活躍を見せ、非会員ながら2017年「LPGA KEB Hana Bank Championship」でLPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2018年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、5年目のシーズンを迎えます。
ツアー・ルーキーとして臨んだ2018年シーズンのデビュー戦「ISPS Handa Women’s Aus Open」でいきなり優勝を飾ると、25試合で優勝1回を含むトップ10入り13回、トップ25入り18回、予選落ち僅かに1回と抜群の成績を記録し「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」を受賞しました。
その後も「Rolex Player of the Year」2回(2019、2021)賞金女王2回(2019-2020)「Rolex ANNIKA Major Award」と「Vare Trophy」を1回ずつ受賞するなど、2022年シーズン3月27日時点でメジャー・トーナメント2勝(2019年)を含むLPGAツアー通算13勝という抜群の成績を残し、一気に世界のトップへと駆け上がりました。
あらゆる状況の変化にも柔軟に対応可能なショットのクオリティの高さとコース・マネジメント能力、冷静な判断が可能な強いメンタルを持っていて、総合的に高いレベルのプレーヤーと言えるでしょう。
2021年シーズンは、平均飛距離71位(258.40y)に対して、フェアウェイキープ率13位(79.74%)パーオン率2位(78.77%)と抜群のショット力と平均パット19位(29.55)の安定したパッティング、1ラウンドあたりの平均スコア2位(68.87)と高いスコアリング・アベレージを誇りました。更に、14ラウンド連続60台というLPGAツアー記録タイの成績を残しています。
2022年シーズンは4試合に出場し、今季最初のメジャー「The Chevron Championship」では53位タイと振るわなかったものの、優勝1回を含むトップ10入り2回と絶好のスタートを切り、更に16ラウンド連続60台というLPGAツアー新記録を達成しています。
優勝候補筆頭として、どのようなプレーを見せるのか期待されます。
リディア・コ(Lydia Ko)
国籍:ニュージーランド
生年月日:1997年4月24日(25歳)
身長:165.1cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:17勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2015)
2012年に全米と全豪の女子アマチュアの2冠を達成、2012年から2013年にかけてLPGA米国女子ツアー主催の6つのメジャー・トーナメントでローアマチュアを獲得、更に史上最年少15歳4か月2日で2012年LPGAツアー「CNカナディアン女子オープン」優勝と4つのプロ・トーナメントを制するなど、アマチュア時代から活躍し、2013年10月にプロに転向すると世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、節目となる10年目のシーズンを迎えます。
ツアー・ルーキーとして臨んだ2014年シーズンには「CME Group Tour Championship」の優勝を含む3勝をマーク、史上最年少での獲得賞金200万ドル超えとともに「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」を受賞しました。
その後、2015年には史上最年少17歳で世界ランキング1位を獲得、更に史上最年少18歳でメジャー・トーナメント「エビアン・チャンピオンシップ」で優勝を飾るなどシーズン5勝を飾り、賞金女王と「Rolex Player of the Year」を受賞しました。
2016年にもメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」を含むシーズン4勝を飾り、2014年シーズンから2016年シーズンにかけて獲得賞金が3年連続200万ドル超え、2021年には「Founders Award」と「Vare Trophy」を受賞するなど、2022年シーズン3月27日時点でメジャー・トーナメント2勝を含むLPGAツアー通算17勝、オリンピック2大会連続メダリスト(2016年リオ・オリンピックで銀メダル、2020年東京オリンピックでは銅メダル)と数々のタイトルと記録を樹立し、長きにわたり世界のトップで活躍しています。
平均飛距離はツアーの中でも高くはないものの、高低左右と多彩に打ち分けるショット力とショートゲームはクオリティが高く、マネジメント能力とメンタルも強いのであらゆる状況に対応可能なプレーヤーと言って良いでしょう。
2021年シーズンは、平均飛距離64位(259.21y)、フェアウェイキープ率129位(65.52%)、パーオン率34位(73.06%)に対して、Putts per GIR1位(1.72)、平均パット2位(28.79)ショートゲームを含めたパッティングが素晴しく、1ラウンドあたりの平均スコア3位(69.33)と高いスコアリング・アベレージを誇りました。
2022年シーズンは、6試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り2回、全てトップ25入りと好スタートを切っています。
ショットのクオリティの高さから優勝候補の1人と言っても良いでしょう。
アタヤ・ティティクル(Atthaya Thitikul)
国籍:タイ
生年月日:2003年2月20日(19歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2017年7月にタイで行われたLET(レディース・ヨーロピアン・ツアー)「欧州女子タイ選手権」をアマチュアとして史上最年少の14歳4か月19日で制し、アマチュア時代のリディア・コが保持していた最年少記録を更新、世界アマチュア・ランキング1位を獲得し、若くして才能を開花させると「世界ジュニア女子選手権」で連覇達成(2018-2019)、2018年に初開催となった「アジア・パシフィック女子アマチュア選手権」で優勝。更に2018年に行われた「ANAインスピレーション」と「全英リコー女子オープン」でローアマチュアに輝くなど、アマチュア時代から脚光を浴びています。
2020年にプロ転向、同年のタイLPGAツアーで5勝を飾り、賞金女王を獲得すると、2021年にはLET(レディース・ヨーロピアン・ツアー)で2勝を飾り、「Race to Costa Del Sol」を獲得、「Rookie of the Year」と「Player of the Year」を受賞しました。
また、非会員で出場した2021年5月に行われたLPGAツアー「Honda LPGA Thailand」では、終盤まで優勝争いを演じ2位、メジャー・トーナメント「The Amundi Evian Championship」では5位、「ISPS Handa World Invitational」では4位、翌週の「Trust Golf Women’s Scottish Open」では2位タイと素晴らしい成績を残しています。
LPGA最終予選会(Qシリーズ)を3位で通過し、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
体格は決して大きくないが、キャリーで平均飛距離270.0yを超えるショットを武器にパーオン率も高く、パッテイングの出来次第で上位で戦えると言った状況を常に作ることができるプレーヤーです。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは、8試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り4回、トップ25入り6回と素晴らしいスタートを切っています。
ルーキーとしてLPGAツアー2勝目なるか期待されます。
笹生 優花(Yuka Saso)
国籍:日本
生年月日:2001年6月20日(20歳)
身長:166.0cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年のアジアン・ゲームズ(アジア大会)にフィリピン代表の一員として出場し、ゴールド・メダルを獲得。翌年の2019年には、オーガスタ・ナショナル女子アマチュア・ゴルフ選手権で3位タイに入り、ガールズ・ジュニアPGAチャンピオンシップでは優勝を飾るなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後の2020年には、JLPGAツアーで2勝を挙げる活躍を見せています。
その後、キム・アリム(2020年 全米女子オープン)、ソフィア・ポポフ(2020年 AIG全英女子オープン)、渋野日向子(2019年 AIG全英女子オープン)に続き、3年ぶりに非会員として、2021年の「全米女子オープン」でメジャー・トーナメント優勝という快挙を達成、LPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2021年シーズン途中から世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、2年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアーに本格参戦してからは、4回のトップ10フィニッシュを飾るなど、安定した成績を残しています。
身長は決して大きくないが、平均飛距離270ヤードを超える力強いティーショットと深いラフからでも方向性を出せる正確なアイアンショット、ショートゲームの多彩さなど高いレベルのゴルフを見せています。
2021年シーズンは、平均飛距離12位(271.95y)平均パット7位(29.09)サンドセーブ率1位(63.64%)1ラウンドあたりの平均スコア4位(69.36)と特徴が活かされた数値となっており、最終戦のCMEグループ・ツアーチャンピオンシップにも出場、賞金ランキングも6位、世界ランキングではトップ10に入るなど、素晴しい活躍を見せています。
2022年シーズンは、8試合に出場し、トップ10入り2回と優勝こそ無いものの、まずまずのスタートを切っています。
ツアー2勝目に向け、期待されます。
パティ・タヴァタナキット(Patty Tavatanakit)
国籍:タイ
生年月日:1999年10月11日(22歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
UCLAで7回の優勝とWGCAのオール・アメリカンのファースト・チームに2度選出、2018年の全米女子オープンで5位タイに入り、ローアマチュアを獲得するなど、アマチュア時代から活躍し、プロに転向した2019年からLPGAツアーの下部ツアーに当たるSymetra Tourに参戦、3週連続優勝を果たし、平均スコア(69.382)、Par4の平均スコア(3.931)、Par5の平均スコア(4.583)で1位を獲得。2019年の「Gaelle Truet Rookie of theYear」に選ばれ、賞金ランキングで2位に入り、2020年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、3年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー1年目は、14試合に出場し、トップ10入り1回、予選落ち7回と結果を残せなかったが、2年目となる2021年シーズンに才能が開花。4月に行われた「ANA Inspiration」で大会4人目となる完全優勝(wire-to-wire)を達成し、メジャー・トーナメント優勝という快挙とともに、LPGAツアー初優勝を飾りました。
その後も安定した活躍を続け、優勝1回を含むトップ10入り10回を記録し、「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」と「Rolex ANNIKA Major award」を受賞しました。
体格は決して大きくないが、ゆっくりとしたテイクバックから一気にフリ抜かれるティーショットの平均飛距離は、ツアー屈指の270yを越え、飛んで曲がらない安定感も持っています。さらにショートゲームやパッティングも高いレベルにあります。
2021年シーズンは、平均飛距離8位(274.70y)に対して、パーオン率48位(71.62%)と低かったものの、平均パット11位(29.23)1ラウンドあたりの平均スコア11位(69.83)と高いスコアリング・アベレージを誇り、獲得賞金も100万ドルを超えました。
2022年シーズンは、7試合に出場し、トップ10入り2回、トップ25入り5回と優勝こそ無いものの、安定したスタートを切っています。
2021年「ANA Inspiration」以来、1年1カ月ぶりの優勝に期待がかかります。
古江 彩佳(Ayaka Furue)
国籍:日本
生年月日:2000年5月27日(21歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
ナショナル・チームで腕を磨き、2019年の富士通レディースで優勝、JLPGAツアー史上7人目のアマチュア・チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後も2019年1回、2020年3回、2021年3回とJLPGAツアーで7勝を挙げ、統合された2020-2021シーズンには「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝く活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
初出場となった2020年シーズンの「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、2021年シーズンに行われた2つのメジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン」と「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」では、それぞれ20位タイとキャリア最高の4位に入っています。
その後、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を7位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
フェアウェイを外さない正確なティーショットと安定感のあるショートアイアン、そして最大の持ち味は、パッティングのクオリティの高さと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは、7試合に出場し、トップ10入り0回、トップ25入り2回、6試合連続予選通過とまずまずのスタートとなっています。
前週の畑岡奈紗に次ぐ、日本人選手連続優勝が期待されます。
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
国籍:日本
生年月日:1998年11月15日(23歳)
身長:167.0cm
体重:62.0kg
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:1勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年にプロ転向、翌年(2019年)には、LPGA日本ツアーで「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、2021年シーズンを終えてLPGA日本ツアーで6勝を挙げる活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
ハイライトとなったのは、2019年の「AIG Women’s British Open」で海外メジャー・トーナメント初優勝。これは1977年の「KPMG Women’s PGA Championship」で優勝した樋口久子に次いで日本人2人目の快挙であり、2014年の「Amundi Evian Championship」で優勝したキム・ヒョージュに次いで、この10年でメジャー・デビューで優勝した2人目のプレーヤーです。
直後にLPGAツアーメンバーには加わらず、その後はスポット参戦を繰り返しながら、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を20位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
トップの位置が低いコンパクトなテイクバックから安定感のあるショットと強気なパッティングが持ち味と言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは、6試合に出場し、トップ10入り3回、トップ25入り3回とまずまずのスタートとなっています。
LPGAツアー2勝目に向け、どのようなプレーを見せるか楽しみです。
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パロス・ベルデス・チャンピオンシップのテレビ放送
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンドLIVE配信!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!
【BS放送】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
生:生中継
4月29日(金) 第1日
07:30~10:45
WOWOWライブ 生
4月30日(土) 第2日
07:30~10:45
WOWOWライブ 生
5月1日(日) 第3日
07:00~10:30
WOWOWライブ 生
5月2日(月) 第4日 (最終日)
07:00~11:00
WOWOWライブ 生
【動画配信】WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
・4月29日(金) 07:30~10:44 同時配信
・4月30日(土) 07:30~10:44 同時配信
・5月1日(日) 07:00~10:19 同時配信
・5月2日(月) 07:00~10:09 同時配信
※日本人選手の専用カメラによる配信、見逃し配信についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。
【動画配信】GOLFTV
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
4月29日(金) 第1日
07:30~10:30
4月30日(土) 第2日
07:30~10:30
5月1日(日) 第3日
07:00~10:00
5月2日(月) 第4日 (最終日)
07:00~10:00
パロス・ベルデス・チャンピオンシップ 試合結果
コース | Yardage | Par |
パロス・ベルデス・ゴルフクラブ (Palos Verdes Golf Club) |
6,258 | 71 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:44(23:44)
C.ハル/古江彩佳/N.K.マドセン
07:55(23:55)
A.ブハイ/A.リー/チェラ・チョイ
08:17(00:17)
チェ・ナヨン/L.ヴ/P.ルサン=ブシャール
13:11(05:11)
J.クプチョ/パク・インビ/A.ティティクル
13:22(05:22)
L.トンプソン/L.コ/B.M.ヘンダーソン
10番ホールスタート
07:44(23:44)
L.マグワイア/M.アレックス/M.ジュタヌガーン
07:55(23:55)
Y.ノー/A.ジュタヌガーン/H.グリーン
08:06(00:06)
ミンジー・リー/L.サラス/C.ブティエ
08:17(00:17)
コ・ジンヨン/D.カン/P.タヴァタナキット
08:50(00:50)
A.デービス(アマ)/S.J.スミス/V.ホウ
12:49(04:49)
リン・シユ/笹生優花/ウェイリン・スー
13:00(05:00)
渋野日向子/A.アショク/A.ユーイング
13:11(05:11)
M.サグストロム/アン・ナリン/ユ・ソヨン
13:22(05:22)
チェ・ヘジン/J.E.シャドフ/キム・インキョン
※時差:日本は16時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間4月28日(木)の07:00だと日本時間4月28日(木)の23:00あたり、現地時間4月28日(木)の14:17だと日本時間4月29日(金)の06:17になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | ミンジー・リー | -8 | 63 |
2 | コ・ジンヨン | -7 | 64 |
T3 | チャーリー・ハル | -6 | 65 |
モリヤ・ジュタヌガーン | -6 | 65 | |
ジェニファー・チャン | -6 | 65 | |
T6 | ジェンマ・ドライバーグ | -5 | 66 |
アルバン・ヴァレンズエラ | -5 | 66 | |
T8 | ポーリーヌ・ルサン=ブシャール | -4 | 67 |
メーガン・カン | -4 | 67 | |
ハナ・グリーン | -4 | 67 | |
古江 彩佳 | -4 | 67 | |
ルイシン・リュウ | -4 | 67 | |
T121 | 笹生 優花 | +4 | 75 |
T131 | 渋野 日向子 | +5 | 76 |
【詳細】
古江 彩佳
5バーディ、1ボギー(67)
笹生 優花
3バーディ、7ボギー(75)
渋野 日向子
1バーディ、6ボギー(76)
15時00分時点での天候は晴れ、気温16.0℃、湿度69%、風速6.7m/s(西)というコース・コンディションの中、145名(1名途中棄権)による予選ラウンド1日目が行われた。
予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、メジャー1勝を含むLPGAツアー6勝を誇るミンジー・リー。
出だしの10番Par4でバーディ先行の好スタートを切ったミンジー・リーは、13番Par3と16番Par5でバーディ、折り返した1番Par4で4つ目のバーディを奪うと、3番と5番のPar4でもバーディ。更に7番Par5と8番Par4でも連続バーディを奪ってフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(24)とショットとパッティングがかみ合った素晴しいプレーでボギーフリーとなる8バーディ(63)をマーク、8アンダー単独トップで初日のラウンドを終えた。
13番Par3でボギー先行のスタートとなった世界ランキング1位のコ・ジンヨンだったが、15番と18番のPar4でバーディを奪い、アンダーパーで折り返すと、2番Par4でのバーディを皮切りに圧巻の6連続バーディ。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(25)と安定したプレーで8バーディ、1ボギー(64)でラウンド、7アンダートップと1打差の単独2位で初日を終えた。
トップと2打差の3位タイには、2016年の「CME Group Tour Championship」以来となるLPGAツアー2勝目を狙うチャーリー・ハル、そしてともにボギーフリーとなる6バーディ(65)でラウンドしたLPGAツアー3勝目を狙うモリヤ・ジュタヌガーンとLPGAツアー初優勝を目指すジェニファー・チャンの3名が通算6アンダーで並んだ。
ツアールーキーで注目のプレーヤーの1人でもあるフランスの21歳ポーリーヌ・ルサン=ブシャールが古江彩佳ら5名とともに4アンダー・8位タイにつけた。
出だしの1番Par4でバーディ先行の好スタートを切った古江彩佳は、3番Par4でもバーディ、5番Par4では2打目がピンに当たるスーパーショットを放ち、タップインバーディ。更に距離の短く優しい7番Par5でもグリーン手前からの3打目のアプローチをピン奥に寄せてバーディ。流れ良くスコアを4つ伸ばして折り返して迎えた難易度の高いホールの1つである12番Par4で右に曲がるミドルパットを決めてバーディ。続く208yの25y打ち下ろしの難しい12番Par3で短いパーパットを外しボギーを叩いたものの、その後は5ホールをパーで凌ぎホールアウト。フェアウェイキープ率100.00% (14/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(29)とショットとパッティングが良く、5バーディ、1ボギー(67)でラウンド、4アンダー・8位タイと好位置で初日を終えた。
10番Par4からスタートし、13番Par3でのボギーを皮切りに4連続ボギーを叩くなど、出だしから大きくつまずいた笹生優花は、18番と折り返した1番のPar4で連続バーディを奪ったものの、3番から5番のPar4で3連続ボギー。距離の短く優しい7番Par5で最初のバーディを奪ったものの、フェアウェイキープ率92.86% (13/14)に対して、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(33)とアイアンショットとパッティングに精彩を欠き、3バーディ、7ボギー(75)とスコアを4つ落とし、4オーバー・121位タイと大きく出遅れた初日となった。
10番Par4からスタートした渋野日向子は、11番Par3でボギーを叩き、出だしからつまずくと、5ホールをパーで通過し迎えた17番Par3でボギー。折り返した1番Par4でもフェアウェイからの2打目をグリーン手前のせり出した木に当て、43yのアプローチをよせきれずボギー。更に4番と5番のPar4でともにアプローチをよせきれず連続ボギーを叩くと、距離の短く優しい7番Par5で絶好のイーグルチャンスから最初のバーディを奪ったものの、続く8番Par4でグリーン奥からの下りの難しいアプローチをよせきれずボギーを叩くなど最後まで流れを掴めずホールアウト。フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率55.56% (10/18)、パット数(34)とアイアンショットとパッティングに精彩を欠き、1バーディ、6ボギー(76)とスコアを5つ落とし、5オーバー・131位タイと大きく出遅れた。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:44(23:44)
リン・シユ/笹生優花/ウェイリン・スー
07:55(23:55)
渋野日向子/A.アショク/A.ユーイング
08:06(00:06)
M.サグストロム/アン・ナリン/ユ・ソヨン
08:17(00:17)
チェ・ヘジン/J.E.シャドフ/キム・インキョン
12:49(04:49)
L.マグワイア/M.アレックス/M.ジュタヌガーン
13:00(05:00)
Y.ノー/A.ジュタヌガーン/H.グリーン
13:11(05:11)
ミンジー・リー/L.サラス/C.ブティエ
13:22(05:22)
コ・ジンヨン/D.カン/P.タヴァタナキット
13:55(05:55)
A.デービス(アマ)/S.J.スミス/V.ホウ
10番ホールスタート
08:06(00:06)
J.クプチョ/パク・インビ/A.ティティクル
08:17(00:17)
L.トンプソン/L.コ/B.M.ヘンダーソン
12:49(04:49)
C.ハル/古江彩佳/N.K.マドセン
13:00(05:00)
A.ブハイ/A.リー/チェラ・チョイ
13:22(05:22)
チェ・ナヨン/L.ヴ/P.ルサン=ブシャール
※時差:日本は16時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間4月29日(金)の07:00だと日本時間4月29日(金)の23:00あたり、現地時間4月29日(金)の14:06だと日本時間4月30日(土)の06:06になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | ハナ・グリーン | -9 | 66 |
T2 | リディア・コ | -6 | 67 |
メーガン・カン | -6 | 69 | |
コ・ジンヨン | -6 | 72 | |
ミンジー・リー | -6 | 73 | |
T6 | モード=エイミー・ルブラン | -5 | 68 |
アニー・パーク | -5 | 69 | |
ジェニファー・チャン | -5 | 72 | |
T9 | パク・インビ | -4 | 67 |
ロビン・リー | -4 | 68 | |
マリナ・アレックス | -4 | 68 | |
アンドレア・リー | -4 | 68 | |
ナンナ・コルツ・マドセン | -4 | 69 | |
T18 | 古江 彩佳 | -2 | 73 |
T83 | 笹生 優花 | +4 | 71 |
T117 | 渋野 日向子 | +7 | 73 |
【詳細】
古江 彩佳
2バーディ、4ボギー(73)
笹生 優花
3バーディ、3ボギー(71)
渋野 日向子
3バーディ、5ボギー(73)
予選CUTライン:+2
笹生優花、渋野日向子、B.M.ヘンダーソン、L.マグワイア、A.ジュタヌガーンは予選落ちとなりました。
15時00分時点での天候は晴れ、気温17.0℃、湿度64%、風速6.3m/s(西)というコース・コンディションの中、144名(3名途中棄権)による予選ラウンド2日目が行われた。
予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、2019年「Cambia Portland Classic」以来、2年8カ月ぶりのLPGAツアー3勝目を狙うメジャーチャンピオンのハナ・グリーン。
出だしの1番Par4から3連続バーディ、更に6番Par3と距離が458yと短く優しい7番Par5でも連続バーディを奪うなど最高のスタートを切ったハナ・グリーンは、折り返した10番Par4と11番Par3でティーショットを曲げてピンチを迎えるものの、素晴しいウェッジショットからパーセーブに成功。続く12番Par4ではティーショットをグリーン右サイドのバンカーに入れてボギー、13番Par3でもピン奥からのロングパットをよせきれず3パットの連続ボギーを叩くものの、14番と16番のPar5でともに見事なバンカーショットからバーディを奪うと、17番Par3のピンチと最終18番Par4でもチャンスはともにパーでホールアウト。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(25)とショートゲームとポアナ芝の影響を感じさせないパッティングに冴えを見せ、7バーディ、2ボギー(66)でラウンド、通算9アンダー単独トップで決勝ラウンド進出を決めた。
トップと3打差の2位タイには、距離が458yと短く優しい7番Par5でイーグル、タフな13番Par3でダブルボギーと出入りの激しいプレーながらスコアを4つ伸ばしたリディア・コとLPGAツアー初優勝を目指すメーガン・カン、5番Par4でティーショットを左サイドの池に打ち込みダブルボギーを叩きながら、その後は粘りのプレーでスコアをまとめた世界ランキング1位のコ・ジンヨン、中盤から終盤にかけてパッティングに苦労したミンジー・リーの4名が通算6アンダーで並んだ。
出だしの10番Par4からボギーとつまずいた古江彩佳は、タフな13番Par3でもボギー。折り返した1番Par4では見事なバンカーショットからパーセーブに成功。2番Par4で2打目のミスからバンカー越えのロブショットをよせきれずボギーを叩くものの、続く285yと距離の短い3番Par4でピン奥からの左に曲がるロングパットを決めてバウンスバックに成功。その後、6番Par3でのピンチと2オンしながら3パットでチャンスを逃した7番Par5をともにパーで通過し迎えた8番Par4でアプローチをよせきれずボギーを叩くものの、9番Par4でミドルパットを決めてこの日2回目のバウンスバックでホールアウト。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率55.56% (10/18)、パット数(31)とショットとパッティングに苦労し、2バーディ、4ボギー(73)とスコアを2つ落としたものの、通算2アンダー・18位タイで8試合連続で決勝ラウンド進出を決めた。
出だしの1番Par4でバーディ先行の好スタートを切った笹生優花は、5番Par4で3パットのボギー。7番Par5でバーディを奪い、スコアを1つ伸ばして折り返したものの、タフな13番Par3でボギーを叩くと、続く14番Par5でバウンスバックに成功するも17番Par3でボギーと最後まで流れを掴めずホールアウト。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率55.56% (10/18)、パット数(28)とパッティングに精彩を欠き、3バーディ、3ボギー(71)とスコアを伸ばせず、4オーバー・83位タイで今季2回目の予選落ちとなった。
出だしの1番Par4でボギーを叩きながら、続く2番Par4でバウンスバックに成功した渋野日向子は、距離が458yと短く優しい7番Par5で2オンに成功しタップインバーディ。スコアを1つ伸ばして折り返すものの、タフなホールが続く10番Par4から3連続ボギー。16番Par5でミドルパットを決めてバーディを奪うものの、17番Par3でボギーとスコアを伸ばせずホールアウト。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率50.00% (9/18)、パット数(30)の3バーディ、5ボギー(73)とスコアを2つ落とし、7オーバー・117位タイで予選落ちとなった。
大会3日目(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
09:20(01:20)
リン・シユ/A.デービス(アマ)
10:10(02:10)
P.タヴァタナキット/L.トンプソン
11:50(03:50)
K.タン/古江彩佳
13:30(05:30)
ミンジー・リー/M-A.ルブラン
13:40(05:40)
コ・ジンヨン/M.カン
13:50(05:50)
H.グリーン/L.コ
※時差:日本は16時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間4月30日(土)の08:00だと日本時間5月1日(日)の00:00あたり、現地時間4月30日(土)の13:50だと日本時間5月1日(日)の05:50になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | ハナ・グリーン | -8 | 72 |
2 | リディア・コ | -7 | 70 |
T3 | レクシー・トンプソン | -5 | 66 |
アリセン・コープス | -5 | 68 | |
ジェンマ・ドライバーグ | -5 | 68 | |
パク・インビ | -5 | 70 | |
マリナ・アレックス | -5 | 70 | |
アンドレア・リー | -5 | 70 | |
アニー・パーク | -5 | 71 | |
メーガン・カン | -5 | 72 | |
ミンジー・リー | -5 | 72 | |
T56 | 古江 彩佳 | +2 | 75 |
【詳細】
古江 彩佳
1バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(75)
15時00分時点での天候は晴れ、気温18.0℃、湿度69%、風速7.2m/s(西)というコース・コンディションの中、72名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、2019年「Cambia Portland Classic」以来、2年8カ月ぶりのLPGAツアー3勝目を狙うメジャーチャンピオンのハナ・グリーン。
単独トップでスタートしながら1番と2番のPar4で連続ボギーと出だしからつまずいたハナ・グリーンは、6番Par3でもボギー、続く7番Par5で2オンに成功しピン奥からのミドルパットを決めてイーグルを奪うものの、8番Par4では3打目がバンカーの縁に止まり、左打ちを強いられるなどのトラブルからボギー、続く9番Par4で上りのミドルパットを決めてバウンスバックに成功。折り返した10番Par4で絶好のバーディチャンスを逃すと、12番Par4ではグリーン奥から下りの難しいバンカショットをよせきれずボギー。その後16番Par5で3打目をよせてバーディを奪い、後半はパープレーでホールアウト。。前半は出入りの激しいプレーながら後半は粘りを見せ、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(30)の1イーグル、2バーディ、5ボギー(72)とスコアを1つ落としたものの、通算8アンダー単独トップで3日目のラウンドを終えた。
2番Par4でダブルボギー、4番Par4でもボギーと出だしからスコアを3つ落とすスタートとなったリディア・コだったが、1オン可能な5番Par4でバウンスバックに成功すると、7番Par5でもバーディ、更に9番Par4ではピン奥から右に大きく曲がるミドルパットを決めてバーディ。前半をパープレーで折り返すと、絶好のチャンスを逃した10番と12番のPar4、2オンしながら3パットの14番Par5と5ホールをパーで通過し迎えた15番Par4で下りの右に曲がるロングパットを決めてバーディ、続く16番Par5でも3打目をよせて連続バーディを奪う。最もタフな17番Par3でバンカーショットをよせきれずボギーを叩いたものの、フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率66.7% (12/18)、パット数(27)の5バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(70)とスコアを2つ伸ばし、通算7アンダー単独2位で3日目のラウンドを終えた。
トップと3打差の3位タイには、レクシー・トンプソンやパク・インビ、ミンジー・リーら実力者を含む9名が通算5アンダーで並ぶ大混戦となった。
日本勢唯一の決勝ラウンド進出を決めた古江彩佳は、出だしの1番Par4でミドルパットを決めてバーディ先行のスタートを切ったものの、3番Par4でグリーン奥からのアプローチをよせきれずボギーを叩くと、6番Par3でもボギー、8番Par4ではグリーンサイドの深いバンカーショットをよせきれず3オン3パットのダブルボギー、更に9番Par4でも短いパーパットを外し3パットのボギー。1オン可能な5番Par4と7番Par5でスコアを伸ばせず、流れが掴めないままスコアを4つ落として折り返す。後半はパープレーとスコアを伸ばせず、フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(33)の1バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(75)とスコアを4つ落とし、通算2オーバー・56位タイで3日目のラウンドを終えた。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:45(00:45)
古江彩佳/リウ・ユ
12:45(04:45)
S.メドウ/チェ・ヘジン
12:55(04:55)
ミンジー・リー/S.ケンプ
13:05(05:05)
A.パーク/M.カン
13:15(05:15)
M.アレックス/A.リー
13:25(05:25)
G.ドライバーグ/パク・インビ
13:35(05:35)
L.トンプソン/A.コープス
13:45(05:45)
H.グリーン/L.コ
※時差:日本は16時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間5月1日(日)の07:55だと日本時間5月1日(日)の23:55あたり、現地時間5月1日(日)の13:45だと日本時間5月2日(月)の05:45になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | マリナ・アレックス | -10 | 66 |
2 | コ・ジンヨン | -9 | 66 |
T3 | メーガン・カン | -8 | 68 |
リディア・コ | -8 | 70 | |
T5 | ライアン・オトゥール | -7 | 68 |
アンドレア・リー | -7 | 69 | |
アニー・パーク | -7 | 69 | |
ハナ・グリーン | -7 | 72 | |
T9 | アシュリー・ブハイ | -6 | 67 |
マデリーン・サグストロム | -6 | 68 | |
ジャスミン・スワンナプラ | -6 | 68 | |
アルバン・ヴァレンズエラ | -6 | 69 | |
T49 | 古江 彩佳 | +1 | 70 |
【詳細】
古江 彩佳
3バーディ、2ボギー(70)
15時00分時点での天候は晴れ、気温19.0℃、湿度64%、風速4.9m/s(西南西)というコース・コンディションの中、72名による決勝ラウンド最終日が行われた。
3打差の中に11名がひしめく大混戦の中でスタートした最終日、終盤まで縺れた混戦を制し、新設されたトーナメントの初代チャンピオンに輝いたのは、LPGAツアー1勝を誇るマリナ・アレックス。
出だしの3番Par4でボギー先行のスタートとなったマリナ・アレックスは、5番Par4でバーディを奪うと、7番Par5と8番Par4で連続バーディ。折り返した10番Par4でパーセーブに成功し迎えた11番Par3で下りの右に曲がるミドルパットを決めてトップに並ぶと、続く12番Par4では左足下がりの難しいライからの2打目をピンハイにつけ、ミドルパットを決めて連続バーディ。その後も安定したプレーを続け迎えた16番Par5で2オンに成功、確実にバーディを奪い、単独トップに立つと、上り2ホールも危なげなくパーで通過しフィニッシュ。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(28)と要所でスコアを伸ばし、6バーディ、1ボギー(65)でラウンド、通算10アンダー逆転でLPGAツアー2勝目を飾った。
2番Par4でバーディ先行のスタートを切ったコ・ジンヨンは、5番Par4で2つ目のバーディを奪うと、7番Par5でも左に曲がるロングパットを決めてイーグル。スコアを4つ伸ばす最高の形で折り返すと、12番Par4でも左足下がりの難しいライからの2打目をピンそばにつけバーディ。しかし、13番Par3でティーショットを左サイドに落とすとアプローチも大きくオーバー、フリンジからのパットも決まらずボギー。14番Par5と15番Par4のチャンスを活かせない中、16番Par5で2オン2パットのバーディを奪うなど最後まで素晴しいプレーを見せ、フェアウェイキープ率100.00% (14/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(31)の1イーグル、4バーディ、1ボギー(66)とスコアを5つ伸ばしフィニッシュしたものの、トップに1打及ばず、通算9アンダー単独2位で4日間のトーナメントを終えた。
2打差の3位タイには、スコアを3つ伸ばしたメーガン・カンと最終組でラウンドしたリディア・コが通算8アンダーで並んだ。
出だしの2番Par4で2打目をピンハイにつけバーディ先行のスタートを切った古江彩佳は、4番Par4でボギーを叩くものの、7番Par5でバーディを奪うと、9番Par4でもロングパットを決めてバーディ。折り返した後半7ホールをパーで通過し迎えた17番Par3でティーショットをグリーン奥のレッドペナルティエリアに打ち込みボギーを叩いたものの、フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(29)と全体的に良く3バーディ、2ボギー(70)とスコアを1つ伸ばしフィニッシュ。通算1オーバー49位タイで4日間のトーナメントを終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
マリナ・アレックス(Marina Alex)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
77.78% (14/18) |
229.0y | 31 |
ROUND2 | 57.14% (8/14) |
66.67% (12/18) |
247.0y | 27 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
55.56% (10/18) |
242.0y | 28 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
66.67% (12/18) |
256.0y | 26 |
TOTAL | 69.64% (39/56) |
66.67% (48/72) |
243.0y | 28 |
2位
コ・ジンヨン(Jin Young Ko)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
77.78% (14/18) |
263.0y | 25 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
66.67% (12/18) |
251.0y | 30 |
ROUND3 | 100.00% (14/14) |
61.11% (11/18) |
248.0y | 32 |
ROUND4 | 100.00% (14/14) |
88.89% (16/18) |
265.0y | 31 |
TOTAL | 91.07% (51/56) |
73.61% (53/72) |
257.0y | 29 |
3位タイ
メーガン・カン(Megan Khang)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
72.22% (13/18) |
271.0y | 28 |
ROUND2 | 85.71% (12/14) |
61.11% (11/18) |
242.0y | 29 |
ROUND3 | 100.00% (14/14) |
77.78% (14/18) |
253.0y | 34 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
88.89% (16/18) |
244.0y | 31 |
TOTAL | 85.71% (48/56) |
75.00% (54/72) |
252.0y | 30 |
3位タイ
リディア・コ(Lydia Ko)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 92.86% (13/14) |
72.22% (13/18) |
252.0y | 30 |
ROUND2 | 85.71% (12/14) |
61.11% (11/18) |
275.0y | 25 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
66.67% (12/18) |
250.0y | 27 |
ROUND4 | 35.71% (5/14) |
44.44% (8/18) |
270.0y | 25 |
TOTAL | 67.86% (38/56) |
61.11% (44/72) |
261.0y | 26 |
49位タイ
古江 彩佳(Ayaka Furue)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 100.00% (14/14) |
83.33% (15/18) |
248.0y | 29 |
ROUND2 | 85.71% (12/14) |
55.56% (10/18) |
243.0y | 31 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
61.11% (11/18) |
247.0y | 33 |
ROUND4 | 85.71% (12/14) |
72.22% (13/18) |
260.0y | 29 |
TOTAL | 89.29% (50/56) |
68.06% (49/72) |
249.0y | 30 |
83位タイ(予選カット)
笹生 優花(Yuka Saso)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 92.86% (13/14) |
61.11% (11/18) |
― | 33 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
55.56% (10/18) |
― | 28 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 78.57% (22/28) |
58.33% (21/36) |
― | 31 |
117位タイ(予選カット)
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 92.86% (13/14) |
55.56% (10/18) |
― | 34 |
ROUND2 | 85.71% (12/14) |
50.00% (9/18) |
― | 30 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 89.29% (25/28) |
52.78% (19/36) |
― | 32 |
優勝したマリナ・アレックスは、4日間を通じてパッティングの数値が良かった。2位のコ・ジンヨンは、ショットは素晴しかった。3位タイのメーガン・カンはショットの良さ、リディア・コはパッティングが良かった。古江彩佳は、ティーショットの安定感は素晴しかった。
全選手の結果
※Palos Verdes Championship presented by Bank of America 公式サイト参照
※2022年大会(2022シーズン)
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