2021年6月3日(木)~6月6日(日)にかけてアメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコにあるザ・オリンピック・クラブ、レイク・コース(The Olympic Club, Lake Course)で開催される2021年シーズン第13戦メジャー・トーナメント「全米女子オープン(U.S. Women’s Open Conducted by the USGA)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは畑岡奈紗、渋野日向子ら11名が出場。
※畑岡奈紗(2018年から4年連続4回目)
※渋野日向子(2020年から2年連続2回目)
※笹生優花(2019年から3年連続3回目)
※勝みなみ(2019年から3年連続3回目)
※上原彩子(2013年から2年ぶり6回目)
※川満陽香理、三宅百佳、仲西菜摘(初出場)
※梶谷翼、小暮千広、長野未祈(アマチュア・初出場)
※※笹生優花の国籍は、LPGA公式サイトをもとにしています。
全米女子オープンゴルフ
例年6月初旬に開催され、2021年シーズン2戦目となるメジャー・トーナメントです。
1946年に始まり、今年で76回目を迎え、現存する最古の女子のメジャー・トーナメントであり、最も権威のあるトーナメントとして知られています。
大会の特徴は、深いラフと狭いフェアウェイ、高速グリーンとタフなコンディションとなるものの、ロースコアでの戦いが要求されることはなく、常に10~15人のアンダーパーが出るようにコースセッティングが行われます。そのため、「忍耐力」よりも選手たちの「技術力」が試される傾向があります。
「最強女性ゴルファー」の栄誉が与えられるトーナメントと言えるでしょう。
今大会は、「ザ・オリンピック・クラブ、レイク・コース」での開催と言うことで、過去10年間で最も難易度の高い大会となるでしょう。
優勝者には、優勝賞金 $1,000,000と全米女子オープン10年間の出場資格、他の4つのメジャー・トーナメントでの5年間の出場資格、LPGAツアー5年間のシード権が付与されます。
今大会は、20項目にも及ぶ出場資格のいずれかに該当する条件を満たした156人によるフィールドとなり、予選・決勝ラウンドを含む4日間72ホールのストロークプレーで行われます。
【20項目の出場条件】
1.過去10年間(2011年から2020年)の全米女子オープンの優勝者
2.2020年全米女子オープンで10位タイ以内
3.2020年全米女子アマチュア優勝者
4.2020年全米女子ジュニアとミッド・アマチュアの優勝者及び全米女子アマチュア準優勝者
5.ANAインスピレーション(2017年から2021年)の優勝者
6.KPMG女子PGAチャンピオンシップ(2017年から2020年)の優勝者
7.エビアン・チャンピオンシップ(2016年から2019年)の優勝者
8.過去5年間(2016年から2020年)のAIG全英女子オープンの優勝者
9.2020年LPGA米国ツアーポイントランキング上位30名
10.2020年「LPGAドライブオンチャンピオンシップ」から2021年「バンクオブホープLPGAマッチプレイ」までの優勝者
11.2021年オーガスタ・ナショナル・ウィメンズ・アマチュアチャンピオンシップの優勝者
※その他12から20に該当する選手
【大会記録】
・LOWEST 9 HOLE:29
2015年:チェラ・チョイ(LANCASTER CC)
・LOWEST 18 HOLE:63
1994年:ヘレン・アルフレッドソン(INDIANWOOD G&CC)
・WINNING SCORE:-16
1999年:ジュリ・インクスター(OLD WAVERLY GC)
・YOUNGEST WINNER:19歳11ヶ月17日
2008年:パク・インビ(INTERLACHEN CC)
2021年:笹生優花(THE OLYMPIC CLUB, LAKE COURSE)
世界ランキング1位のコ・ジンヨンを始め、同2位で3回目の優勝を狙うパク・インビ、同3位のキム・セヨンの韓国勢を始め、メジャー初優勝を目指すネリー・コルダ、今季復活優勝を飾り好調なプレーを見せている同7位のリディア・コなど世界ランキングトップ10の選手達に加え、今季最初のメジャーを制した21歳注目のパティ・タヴァタナキットや前回大会優勝のキム・アリムなど世界トップランカーが勢揃いするメジャー・トーナメントならではの強力なフィールドとなります。
日本からは2020年LPGA米国ツアーポイントランキング上位30名に入っている畑岡奈紗、2020年全米女子オープンで10位タイ以内渋野日向子、笹生優花、2021年オーガスタ・ナショナル・ウィメンズ・アマチュアチャンピオンシップの優勝者である梶谷翼(アマ)、横浜で行われた予選を通過した仲西菜摘、川満陽香理、三宅百佳、勝みなみ、小暮千広(アマ)、カリフォルニア州ボーモントのモロンゴ・ゴルフ・クラブ・アット・タックウェット・キャニオン予選から繰り上げで上原彩子。ブレーデントン(フロリダ州)カントリークラブ予選から繰り上げで長野未祈(アマ)の11名が出場します。
全米女子オープンゴルフ 開催会場
【アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ】
ザ・オリンピック・クラブ(The Olympic Club)
コース | Yardage | Par |
レイク・コース (Lake Course) |
6,457 | 71 |
アメリカ西海岸のサンフランシスコ湾と太平洋を隔てるゴールデン・ゲート海峡に架かる吊橋として有名なゴールデン・ゲート・ブリッジの南、マーセド湖の畔にある「ザ・オリンピック・クラブ」は、1860年に設立した古い歴史を誇り、1924年にオープンしたレイク・コースは、長い歴史と伝統を誇る世界屈指の名門コースであり、世界でも有数の難コースとしても知られています。これまでにそれぞれ5回の「全米オープン(1955年、1966年、1987年、1998年、2012年)」と「USGAチャンピオンシップ」、3回の「全米アマチュア選手権」を開催している名門コースであり、全米女子オープンは、76年の歴史の中で初めて「ザ・オリンピック・クラブ」で開催されます。
「ザ・オリンピック・クラブ」には、〈レイク・コース〉と〈オーシャン・コース〉に加え〈クリフ・コース〉があります。
〈レイク・コース〉
ボビー・ジョーンズによって「西部で最高」と呼ばれ、5回の全米オープンを含む数多くのトーナメントを開催してきた米国で最高のコースの1つです。ウィリー・ワトソンによって設計され、1924年にオープンしました。その後、2009年にビル・ラブによって改修が行われ現在のコースとなっています。
〈オーシャン・コース〉
1927年に設計され、2000年のトム・ワイスコフのもと再設計・改修が行われました。更に全米オープン後の2012年にビル・ラブとグリーン委員会のもと改修が行われています。2004年の全米ジュニア・アマチュア選手権、2007年の全米アマチュア選手権、2015年の全米アマチュア選手権を開催しています。
〈クリフ・コース〉
ジェイ・モリッシュとトム・ワイスコフによって設計され、1994年にオープンした9ホールのパー3エグゼクティブコースです。
【特徴のあるホール】
・8番Par3:登りで、縦長のグリーンという最もタフなホール。
・11番Par4:ミドルからロングが残る2ndショット。
・18番Par4:コース最小のグリーンと4つの深いガードバンカー。
【芝の種類】
・フェアウェイ/ラフ:ポアナ/ペレニアル・ライグラス
・グリーン:クリーピング・ベントグラス
全米女子オープンゴルフ スケジュール
2021年6月3日(木)~6月6日(日)
6月3日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
6月4日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
6月5日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
6月6日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
全米女子オープンゴルフ 賞金
【賞金総額】
$5,500,000
【優勝賞金】
$1,000,000(2020年シーズン)
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した156名の出場選手は、PDFにてご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2021年5月31日時点
コ・ジンヨン(Jin Young Ko)
国籍:韓国
生年月日:1995年7月7日(25歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:7勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2019)
2017年シーズンに非会員ながら「LPGA KEB Hana Bank Championship」に勝利し、2018年シーズンからLPGA米国女子ツアーに本格参戦すると、この年の1勝を皮切りに2019年シーズンにはメジャー・トーナメント2勝を含む4勝をあげ、一気に世界のトップへと駆け上がりました。
あらゆる状況の変化にも柔軟に対応可能なショットのクオリティの高さとコース・マネジメント能力、冷静な判断が可能な強いメンタルを持っています。
2021年シーズンは、7試合に出場し、トップ10入り4回、予選落ち1回、2021年シーズン最初のメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」では7位タイに入るなど、優勝こそ飾っていないが抜群の安定感で好調な滑り出しを切っています。
2017年から5年連続5回目の出場となる今大会での成績は、初出場となった2017年大会から3年連続でトップ20(2017年15位タイ、2018年17位タイ、2019年16位タイ)に入り、2020年大会では2位タイと難しいセッティングで抜群の安定感を見せています。
前週、タフなコンデションで行われたマッチプレーの疲れが懸念されますが、今大会も優勝候補の一角となるでしょう。
パク・インビ(Inbee Park)
国籍:韓国
生年月日:1988年7月12日(32歳)
身長:167.6cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:21勝
② メジャー・トーナメント:7勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:2勝
・全米女子プロゴルフ選手権:3勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:1勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:2回(2012,2013)
アマチュア時代から活躍し、2006年にプロに転向すると、2008年には、19歳11ヶ月17日という史上最年少(20201年時点でも記録を維持)で全米女子オープンを制し、全米女子ジュニア選手権と全米女子オープンを制したLPGAツアー史上5人目の快挙を達成しました。
2012年シーズンから2015年シーズンにかけて獲得賞金が4年連続200万ドル超え、賞金女王2回、全米女子プロ3連覇、最優秀選手賞1回、キャリア・グランドスラム達成(エビアン・チャンピオンシップは除く)など、数々の大記録を打ち立てています。
2016年シーズンには、リオ・オリンピックで金メダルを獲得し、LPGAツアーの殿堂入り資格を得る史上最年少の選手となりました。
平均飛距離はツアーの中でも低いランクにありますが、フェアウェイキープ率、パーオン率、アプローチ、パッティングのすべてにおいてクオリティが高いレベルにあります。また、マネジメント能力も高く、メンタルも強いので、あらゆる状況に対応可能なプレーヤーと言って良いでしょう。
2021年シーズンは、6試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り4回と抜群の成績を残しています。
2004年の初出場から15回目の出場となる今大会での成績は、優勝2回(2008年、2013年)を含むトップ10入り9回と抜群に素晴らしいです。
コ・ジンヨンと同様に前週、タフなコンデションで行われたマッチプレーの疲れが懸念されますが、すべてに高いクオリティを持っているので、今大会も優勝候補の筆頭に挙げられます。
パティ・タヴァタナキット(Patty Tavatanakit)
国籍:タイ
生年月日:1999年10月11日(21歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年全米女子オープンでローアマチュア(5位タイ)を獲得するなど、若くして才能を開花させると2019年シーズンのシメトラ・ツアー(下部ツアー)では、3週連続優勝を果たし、平均スコア(69.382)、Par4の平均スコア(3.931)、Par5の平均スコア(4.583)で1位を獲得。2019年「Gaelle Truet Rookie of theYear」に選ばれ、賞金ランキング2位に入り、2020年シーズンからLPGAツアーに本格参戦しているタイ出身で注目の若手選手。
2021年シーズン最初のメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」で今大会4人目となる完全優勝を達成し、LPGAツアー初勝利を飾りました。
体格は決して大きくないが、ゆっくりとしたテイクバックから一気にフリ抜かれるティーショットの平均飛距離は2021シーズン3試合消化時点で269.63y(2位)とツアー屈指であり、飛んで曲がらない安定感を持っています。ショートゲームとパッティングもそつなくこなします。
2021年シーズンは7試合に出場して優勝1回を含むトップ10入り3回と素晴らしい活躍を見せています。
2017年から5年連続5回目の出場となる今大会の成績は、2018年に5位タイに入り、ローアマチュアを獲得しています。メジャー連覇がかかる今大会は間違いなく主役の1人となるでしょう。
体力面と感情のコントロールが上手くいけば、メジャー連覇も見えてくるでしょう。
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(22歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:3勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2016年に最年少18歳のアマチュアで日本女子オープンのタイトルを獲得すると2017年からLPGAツアーに参戦し、これまでにLPGAツアー3勝を挙げています。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ツアー3勝を積み上げた原動力は日本選手に良くみられる様に100y以内のショットのクオリティの高さでしょう。更に、アプローチやバンカーショット、パッティングにも定評があります。
平均的な飛距離だけに課題とされるティーショット出来(フェアウェイキープ率)がスコアに大きく作用するでしょう。
2021年シーズンは、9試合に出場して、トップ10入りは無く、最上位で31位タイ、予選落ち3回とプレー内容と結果に苦労しています。特に、ティーショットを含むショットの出来が良くない状態と言えます。前週行われたマッチプレーでは、パッテイングが安定して良くなり、ショットもだいぶ改善されていましたが、ショットに関してまだまだ左サイドに捕まる傾向が見られていました。
2018年から4年連続4回目の出場となる今大会での成績は、トップ10入り1回、予選落ち1回となっています。まずは予選通過、上位進出に期待したいです。
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
国籍:日本
生年月日:1998年11月15日(22歳)
身長:167.0cm
体重:62.0kg
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:1勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2019年のAIG全英女子オープンを制覇し、一気に注目の存在へと駆け上がりました。
平均的な飛距離ながら、体幹の強さを活かした安定したショットと強気な姿勢でチャンスを作り出しています。課題はアプローチなどショートゲームのクオリティの向上にあるでしょう。2021年シーズンは、長期スパンでのスウィング改造に取り組んでおり、テイクバック時のトップの位置を低くし、飛球線が狙った方向に飛び出していて、以前までの大きなドローによる左サイドへの曲がりの改善を図っています。
スポット参戦しているLPGA米国ツアーでは、5試合に出場して最上位で31位タイと結果は出ていませんが、2週前の「ピュア・シルク選手権」では、3日目に(64)をマークするなど、ショット・パッテイングともに良くなってきています。
2年連続2回目の出場となる今大会での成績は、最終組でラウンドしながら惜しくも優勝を逃した2020年大会での4位。今大会でも優勝の期待が高まりますが、現状のスウィングでは、ロングアイアンのショットでフェアウェイにまでせり出した木々による空中のハザードを超えるだけの高さが無いだけに、どの様に攻略していくのか気になります。
エンジェル・イン(Angel Yin)
国籍:アメリカ
生年月日:1998年10月3日(22歳)
身長:175.3cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
22歳でありながらLPGAツアー5年目を迎えるアメリカ期待の若手選手。過去、4シーズンは目立った活躍は出来ていませんが、2019年の全米女子オープンで2位タイに入り、注目を集めました。更に、ソルハイムカップ(2017年、2019年)アメリカ代表に選出されるなど実力も備えています。
2017年から2019年にかけてティーショットの平均飛距離(270.0yを超える)でトップ5に入るなど恵まれた体格を活かした力強いスウィングとバランスの良いアイアンショットが持ち味です。近年はパッティングの向上も見られ、ますます楽しみな存在となるでしょう。
2021年シーズンは7試合に出場してトップ10入り2回と優勝争いにも加わる活躍を見せ、予選落ちなしと安定した成績を残していて、直近の試合では3位タイに入り優勝争いを演じています。
2012年の初出場から6年連続7回目の出場となる今大会での成績は2019年の2位タイを除くと、6大会すべて予選落ちとなっています。
抜群の飛距離とショットのキレを持つ22歳の活躍に期待が高まります。
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全米女子オープンゴルフのテレビ放送
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【CS放送】ゴルフネットワークが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンドLIVE配信!!
【BS放送】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWプライム:191ch
生:生中継
6月4日(金) 第1日
6:00~12:15
WOWOWプライム 生
6月5日(土) 第2日
6:00~12:15
WOWOWプライム 生
6月6日(日) 第3日
3:00~11:30
WOWOWプライム 生
6月7日(月) 第4日 (最終日)
2:00~9:15
WOWOWプライム 生
【CS放送】ゴルフネットワーク
全ラウンド生中継!! ※日本時間
6月4日(金) 第1日
- 7:00~12:00 生
※延長あり
6月5日(土) 第2日
- 7:00~12:00 生
※延長あり
6月6日(日) 第3日
- 3:00~11:00 生
※延長あり
6月7日(月) 第4日 (最終日)
- 2:00~8:00 生
※延長あり
【動画配信】WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
・6月4日(金) 6:00~
・6月4日(金) 6:13~ 畑岡・渋野専用カメラ
・6月5日(土) 6:00~
・6月5日(土) 0:30~ 畑岡・渋野専用カメラ
・6月6日(日) 3:00~
・6月6日(日) 5:40~ 畑岡専用カメラ
・6月7日(月) 2:00~
・6月7日(月) 2:10~ 畑岡・笹生専用カメラ
※畑岡奈紗・渋野日向子の専用カメラによる配信、見逃し配信についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。
全米女子オープンゴルフ 試合結果
コース | Yardage | Par |
レイク・コース (Lake Course) |
6,457 | 71 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:21(00:21)
チョン・インジ/笹生優花/M.アレックス
13:51(05:51)
リディア・コ/パク・インビ/フォン・シャンシャン
14:02(06:02)
キム・アリム/R.チャン(a)/S.ポポフ
14:13(06:13)
B.M.ヘンダーソン/L.トンプソン/P.タヴァタナキット
14:24(06:24)
A.ノルドクビスト/渋野日向子/畑岡奈紗
14:57(06:57)
R.リー・ベンサム/K.スカボ/小暮千広(a)
9番ホールスタート
07:22(23:22)
S.メドウ/パク・ヒヨン/勝みなみ
07:33(23:33)
サイシン・ツェン/L.S.ガルメス/上原彩子
07:44(23:44)
B.ラング/チェ・ナヨン/梶谷翼(a)
07:55(23:55)
A.ジュタヌガーン/A.オルソン/ミンジー・リー
08:06(00:06)
キム・セヨン/R.ヘック(a)/M.リード
08:17(00:17)
D.カン/コ・ジンヨン/H.グリーン
08:28(00:28)
J.コルダ/ユ・ソヨン/N.コルダ
08:39(00:39)
A.アーンスト/キム・ヒョージュ/J.クプチョ
08:50(00:50)
イ・ジョンウン6/A.ユーイング/C.ハル
09:12(01:12)
N.スリニバサン/三宅百佳/K.タトル(a)
12:52(04:52)
長野未祈(a)/K.ランパート/W.メーチャイ
14:09(06:09)
リン・シユ/C.ナイト/E.K.ペダーセン
14:20(06:20)
A.バガリー(a)/D.ダルケア/川満陽香理
14:42(06:42)
I.マッコーリー(a)/仲西菜摘/A.スウェイン(a)
※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月3日(木)の7:00だと日本時間6月3日(木)の23:00あたり、現地時間6月3日(木)の14:57だと日本時間6月4日(金)の06:57になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | メル・リード | -4 | 67 |
メガ・ガンネ(アマ) | -4 | 67 | |
3T | エンジェル・イン | -3 | 68 |
メーガン・カン | -3 | 68 | |
ブルック・ヘンダーソン | -3 | 68 | |
6T | 笹生 優花 | -2 | 69 |
フォン・シャンシャン | -2 | 69 | |
レクシー・トンプソン | -2 | 69 | |
9T | コ・ジンヨン | -1 | 70 |
マリナ・アレックス | -1 | 70 | |
オースティン・アーンスト | -1 | 70 | |
ジェニファー・クプチョ | -1 | 70 | |
イ・ジョンウン6 | -1 | 70 | |
ウィチャネ・メーチャイ | -1 | 70 | |
ローレン・スティーブンソン | -1 | 70 | |
26T | 畑岡 奈紗 | +1 | 72 |
41T | 川満 陽香理 | +2 | 73 |
渋野 日向子 | +2 | 73 | |
84T | 勝 みなみ | +5 | 76 |
上原 彩子 | +5 | 76 | |
三宅 百佳 | +5 | 76 | |
仲西 菜摘 | +5 | 76 | |
110T | 梶谷 翼(アマ) | +6 | 77 |
130T | 小暮 千広(アマ) | +8 | 79 |
139T | 長野 未祈(アマ) | +9 | 80 |
【詳細】
笹生優花
4バーディ、2ボギー(69)
畑岡奈紗
1イーグル、2バーディ、5ボギー(72)
川満陽香理
3バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(73)
渋野日向子
4バーディ、6ボギー(73)
勝みなみ
0バーディ、5ボギー(76)
上原彩子
0バーディ、5ボギー(76)
三宅百佳
1バーディ、6ボギー(76)
仲西菜摘
5バーディ、8ボギー、1ダブルボギー(76)
梶谷翼(アマ)
1バーディ、5ボギー、1ダブルボギー(77)
小暮千広(アマ)
1バーディ、4ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギー(79)
長野未祈(アマ)
2バーディ、6ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギー(80)
午後14時00分時点での天候は晴れ、気温16.0℃、湿度69%、風速5.8m/sというコース・コンデションの中、156人による予選ラウンド1日目が行われた。
アンダー・パーが僅か15名と過去10年で最も難しいと言われるコースでの開催となった全米女子オープンの初日を終えてトップに立ったのは、LPGAツアー2勝目を狙うイングランドの33歳メル・リードとアマチュアの17歳メガ・ガンネ。
風も穏やかで比較的優しい午前スタートとなったメル・リードは、出だしの9番でバーディを奪うと、続く10番も決め、連続バーディで勢いに乗ると、15番、16番でも連続バーディ、18番はボギーとしたものの、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入ってもフェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(28)と安定感のあるショットとパッテイングでスコアを伸ばし、5バーディ、1ボギー(67)でラウンド、通算4アンダーと幸先の良いスタートを切った。
一方のアマチュアの17歳メガ・ガンネは、午後スタートの難しいコンデションながら出だしの2番でバーディを奪うと、続く4番でもバーディ、最も難しい5番もパーで切り抜けると前半3つスコアを伸ばし折り返す。後半11番でボギーを叩くものの、12番、15番、16番でバーディを奪い、一時単独トップに立つ。18番で深いラフに捕まりボギーとしたものの、この日、6バーディ、2ボギー(67)でラウンドし、メル・リードとともに通算4アンダートップに立った。
アマチュアらしい思い切ったプレーと全体を通じて1位タイのパッティング(パット数24)が光った。
1打差の3位タイには、LPGAツアー初優勝を目指す若手期待のエンジェル・インと安定したプレーでスコアをまとめたメーガン・カン、高低左右の多彩なショットで数多くのチャンスを作り、スコアを伸ばしたブルック・ヘンダーソンの3名が通算3アンダーで並んだ。
2打差の6位タイには、フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率61.11% (11/18)ながら飛距離とグリーンに止められるショット、パット数(26)と好調なパッティングでスコアをまとめた笹生優花と実力者のフォン・シャンシャン、13番からの3連続バーディを奪うなど爆発力のあるレクシー・トンプソンの3名が通算2アンダーで並び、1アンダー・9位タイには世界ランキング1位のコ・ジンヨン、2019年大会覇者のイ・ジョンウン6ら7名が並ぶなど、トップと5打差の中に40人がひしめく大混戦となった。
メジャー初優勝を目指す畑岡奈紗は、出だしの1番でバーディ、2番でボギーとしたものの、7番左サイドのラフからの2ndショットを直接決めて、イーグルを奪うなど前半スコアを2つ伸ばして折り返す。後半に入り、9番でバーディを奪い、一時3アンダーまでスコアを伸ばすものの、10番ティーショットのミスが響きボギー、11番では短いパーパットを外し、3パットのボギー、15番、16番も連続ボギーと前半と打って変わって上手く流れを掴めず、通算1オーバー・26位タイで初日を終えた。
渋野日向子は、スタートからボギーとバーディを交互に切り返す出入りの激しい展開で前半スコアを1つ落として折り返す。後半に入って、チャンス活かせない展開が続く中で13番、14番と連続ボギーで一時3オーバーまでスコアを崩すものの、15番の長いパーパットを決めて踏ん張ると、最終18番で素晴しいバーディを奪い、ホールアウト。通算2オーバー・41位タイで初日を終えた。ショットで取ったバーディなどチャンスも多かったが、フェアウェイからのミスからのボギーも多いという内容のプレーだった。
渋野日向子と同じ通算2オーバー・41位タイには、1番3パットのボギー、2番で4パットのダブルボギーを叩くなど、パッティングに苦労しながら、粘りのプレーでスコアをまとめた川満陽香理が並んだ。
勝みなみ、上原彩子、三宅 百佳、仲西 菜摘が通算5オーバー・84位タイ、梶谷 翼(アマ)が通算6オーバー・110位タイ、小暮 千広(アマ)が通算8オーバー・130位タイ、長野 未祈(アマ)が通算9オーバー・139位タイで初日を終えた。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:37(23:37)
長野未祈(a)/K.ランパート/W.メーチャイ
08:54(00:54)
リン・シユ/C.ナイト/E.K.ペダーセン
09:05(01:05)
A.バガリー(a)/D.ダルケア/川満陽香理
09:27(01:27)
I.マッコーリー(a)/仲西菜摘/A.スウェイン(a)
13:07(05:07)
S.メドウ/パク・ヒヨン/勝みなみ
13:18(05:18)
サイシン・ツェン/L.S.ガルメス/上原彩子
13:29(05:29)
B.ラング/チェ・ナヨン/梶谷翼(a)
13:40(05:40)
A.ジュタヌガーン/A.オルソン/ミンジー・リー
13:51(05:51)
キム・セヨン/R.ヘック(a)/M.リード
14:02(06:02)
D.カン/コ・ジンヨン/H.グリーン
14:13(06:13)
J.コルダ/ユ・ソヨン/N.コルダ
14:24(06:24)
A.アーンスト/キム・ヒョージュ/J.クプチョ
14:35(06:35)
イ・ジョンウン6/A.ユーイング/C.ハル
14:57(06:57)
N.スリニバサン/三宅百佳/K.タトル(a)
9番ホールスタート
08:06(00:06)
リディア・コ/パク・インビ/フォン・シャンシャン
08:17(00:17)
キム・アリム/R.チャン(a)/S.ポポフ
08:28(00:28)
B.M.ヘンダーソン/L.トンプソン/P.タヴァタナキット
08:39(00:39)
A.ノルドクビスト/渋野日向子/畑岡奈紗
09:12(01:12)
R.リー・ベンサム/K.スカボ/小暮千広(a)
13:36(05:36)
チョン・インジ/笹生優花/M.アレックス
※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月4日(金)の7:00だと日本時間6月4日(金)の23:00あたり、現地時間6月4日(金)の14:57だと日本時間6月5日(土)の06:57になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | 笹生 優花 | -6 | 67 |
2 | イ・ジョンウン6 | -5 | 67 |
3T | メガ・ガンネ(アマ) | -4 | 71 |
メーガン・カン | -4 | 70 | |
5 | フォン・シャンシャン | -3 | 70 |
6T | パク・インビ | -2 | 69 |
レクシー・トンプソン | -2 | 71 | |
メル・リード | -2 | 73 | |
9T | マヤ・スターク(アマ) | -1 | 70 |
畑岡 奈紗 | -1 | 69 | |
アリヤ・ジュタヌガーン | -1 | 70 | |
47T | 上原 彩子 | +5 | 71 |
67T | 渋野 日向子 | +7 | 76 |
勝 みなみ | +7 | 73 | |
91T | 三宅 百佳 | +10 | 76 |
113T | 川満 陽香理 | +12 | 81 |
126T | 梶谷 翼(アマ) | +14 | 79 |
133T | 小暮 千広(アマ) | +15 | 78 |
145T | 仲西 菜摘 | +21 | 87 |
152T | 長野 未祈(アマ) | +25 | 87 |
【詳細】
笹生優花
6バーディ、2ボギー(67)
畑岡奈紗
7バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(69)
上原彩子
2バーディ、2ボギー(71)
渋野日向子
1バーディ、6ボギー(76)
勝みなみ
3バーディ、5ボギー(73)
三宅百佳
2バーディ、7ボギー(76)
川満陽香理
1バーディ、5ボギー、3ダブルボギー(81)
梶谷翼(アマ)
0バーディ、6ボギー、1ダブルボギー(79)
小暮千広(アマ)
0バーディ、7ボギー(78)
仲西菜摘
0バーディ、10ボギー、3ダブルボギー(87)
長野未祈(アマ)
3バーディ、9ボギー、3ダブルボギー、1other(+4)(87)
予選CUTライン:+6
渋野日向子、勝みなみ、三宅百佳、川満陽香理、梶谷翼(アマ)、小暮千広(アマ)、仲西菜摘、長野未祈(アマ)は予選落ちとなりました。
午後14時00分時点での天候はくもり、気温14.0℃、湿度78%、風速8.6m/sというコース・コンデションの中、156名による予選ラウンド2日目が行われ、66名が決勝ラウンド進出を決めた。
アンダー・パーが僅か11名と更に難しいコンデションとなった大会2日目を終えてトップに立ったのは、19歳の笹生優花(フィリピン)。
9番からのスタートとなった笹生優花は、出だしの9番をパーと無難に通過すると、続く10番で最初のバーディを奪う。12番でボギーとするものの、13番、15番のPar3で抜群のショット力を活かしてピンそばにつけ、楽々バーディを奪うと、16番Par5ではショットが乱れながらも長いロングパットを決めパーで凌ぐ。18番でもバーディを奪い、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入って1番でバーディパットが強くグリーンをこぼれるものの、アプローチを直接決めてパーで切り抜けると、ラフからの素晴らしいショットを放った5番、8番でもバーディを奪い、この日、6バーディ、2ボギー(67)をマークし、通算6アンダー2位に1打差をつけ、単独トップで決勝ラウンド進出を決めた。
フェアウェイキープ率42.86% (6/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(27)から分かる通り深いラフに負けないショット力と今大会抜群のパッテイング(全体の2位)を見せている。
1打差の単独2位には、2019年大会覇者のイ・ジョンウン6。スタート直後の2番でボギーとつまずいたものの、落ち着いたプレーで6番バーディを奪い、前半スコアを落とさずに折り返す。後半11番でバーディを奪い、良い流れを掴むと、終盤15番、16番、17番で3連続バーディを奪い、一気に2位まで浮上。18番でもバーディチャンスにつけるなど、この日、5バーディ、1ボギー(67)でラウンド、通算5アンダー・2位で決勝ラウンド進出を決めた。
フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(28)とショットメーカーらしいバランスの良い安定感のあるプレーを見せている。
2打差の3位タイには、アマチュアながら初日トップタイに立ったメガ・ガンネ(アマ)とLPGAツアー初優勝を目指すメーガン・カンが通算4アンダーで並んだ。2人とも粘り強くラウンドし、スコアをキープした2日目となった。
メジャー1勝を含むLPGAツアー10勝のフォン・シャンシャンが通算3アンダー・トップと3打差の単独5位につけ、メジャー1勝のレクシー・トンプソンと今大会2度の優勝を誇り、メジャー7勝を含むLPGAツアー20勝のパク・インビが通算2アンダー・トップと4打差の6位タイにつけた。
メジャー初優勝を目指す畑岡奈紗は、11番で3パットのボギーとするものの、13番でピンそばにつけバーディ、続く14番ではショットが乱れ4オン2パットのダブルボギー、その後もバーディ、ボギーと出入りの激しいプレーを繰り返すものの、前半スコアを落とさずに折り返す。後半に入り、2番でボギーとするものの、1番でバーディ、3番ではロングパットを決めてパー、5番、6番では中距離のパットを決めてバーディとショットと好調なパッテイングがかみ合い、7バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(69)でラウンド、通算1アンダートップと5打差の9位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
ベテランの上原彩子が安定感のあるショットとパッテイングを駆使し、難コースに対して粘りを見せ、2バーディ、2ボギー、(71)でラウンドし、通算5オーバー・47位タイで見事に決勝ラウンド進出を決めた。
優勝が期待された渋野日向子は、フェアウェイキープ率92.86% (13/14)とティーショットの安定感は抜群だったものの、フェアウェイからグリーンを外してボギーとなるケースが多く、また、パーオン率66.67% (12/18)ながら14番、16番、17番、1番を含む7回もの絶好のバーディチャンスを決められずパット数(35)とパッテイングに苦しみ、この日は、1バーディ、6ボギー(76)とスコアを5つ落とし、通算7オーバー・67位タイ、カットラインに1打及ばず予選落ちとなった。
2日目終盤まで粘りのプレーを見せていた勝みなみは、17番Par5での3パットのボギーが響き、18番でバーディを奪ったものの、惜しくも1打及ばず、渋野日向子と同じ通算7オーバー・67位タイで予選落ちとなり、メジャーで初めての予選通過は次回に持ち越しとなった。
三宅百佳が通算10オーバー・91位タイ、川満陽香理が通算12オーバー・113位タイ、梶谷 翼(アマ)が通算14オーバー・126位タイ、小暮 千広(アマ)が通算15オーバー・133位タイ、仲西 菜摘が通算21オーバー・145位タイ、長野 未祈(アマ)が通算25オーバー・152位タイで初出場の6名すべて予選落ちとなった。
2019年の比嘉真美子、2020年の渋野日向子に次ぐ、決勝ラウンドを単独トップで迎える笹生優花が優勝すると、2008年に19歳11ヶ月17日という史上最年少(20201年時点でも記録を維持)で全米女子オープンを制したパク・インビの記録に並ふ大記録の達成となる。
畑岡奈紗・笹生優花の活躍に期待が高まります。
※ジェニファー・クプチョ(LPGAツアー自身初)が13番Par3(134y)で全米女子オープン32個目のホールインワンを達成。
大会3日目(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
09:49(01:49)
チェ・ナヨン/上原彩子
10:33(02:33)
ユ・ソヨン/J.コルダ
12:01(04:01)
E.K.ペダーセン/P.タヴァタナキット
13:07(05:07)
S.ルイス/J.クプチョ
13:18(05:18)
W.メーチャイ/キム・ヒョージュ
13:29(05:29)
D.カン/M.アレックス
13:40(05:40)
S.バーナム/A.ジュタヌガーン
13:51(05:51)
畑岡奈紗/M.スターク(アマ)
14:02(06:02)
M.リード/L.トンプソン
14:13(06:13)
パク・インビ/フォン・シャンシャン
14:24(06:24)
M.カン/M.ガンネ(アマ)
14:35(06:35)
イ・ジョンウン6/笹生優花
※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月5日(土)の8:43だと日本時間6月6日(日)の00:43あたり、現地時間6月5日(土)の14:35だと日本時間6月6日(日)の06:35になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | レクシー・トンプソン | -7 | 66 |
2 | 笹生 優花 | -6 | 71 |
3T | メガ・ガンネ(アマ) | -3 | 72 |
イ・ジョンウン6 | -3 | 73 | |
5 | フォン・シャンシャン | -2 | 72 |
6T | 畑岡 奈紗 | -1 | 71 |
メーガン・カン | -1 | 74 | |
8 | パク・インビ | E | 73 |
9T | エンジェル・イン | +1 | 67 |
キム・ヒョージュ | +1 | 72 | |
マヤ・スターク(アマ) | +1 | 73 | |
40T | 上原 彩子 | +8 | 74 |
【詳細】
笹生優花
4バーディ、4ボギー(71)
畑岡奈紗
4バーディ、4ボギー(71)
上原彩子
2バーディ、5ボギー(74)
午後14時00分時点での天候は晴れ、気温17.0℃、湿度63%、風速6.4m/sという予選ラウンド2日間とは異なり、暖かな陽気となったコース・コンデションの中、66名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、メジャー1勝を含むPGAツアー11勝を誇り、今大会15回目の出場で初優勝を狙うアメリカ期待の26歳レクシー・トンプソン。
トップと4打差の6位タイからスタートしたレクシー・トンプソンは、出だしの1番、2番はティーショットがラフ、3番はバンカーに入れながらパーで凌ぐと、4番で長いバーディパットを決めて波に乗る。5番、6番を危なげなくパーでクリアし、1オン可能な7番Par4でバーティ、9番ティーショットをラフに入れたものの、フリンジから直接決めてバーティを奪い、前半スコアを3つ伸ばして折り返す。後半に入ってもショット・パッテイングともに安定感があり、10番から13番まですべてチャンスにつけ、バーティこそ奪えなかったものの、タップインパーを続ける。その後も、18番を除くすべてのホールでチャンスにつけ、14番、17番でバーティを奪い、この日、ボギーフリーとなる5バーディ(66)をマーク、通算7アンダー2位に1打差をつけ、単独トップに立ち、自国のファンの大声援を受け、自国のオープンでの初優勝に向けて最終日に挑む。
フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(27)と深いラフに負けないパワフルなショットを活かした素晴しいプレーを展開し、9アンダーでラウンドしてもおかしくない全く危なげのないラウンドだった。
単独トップでスタートした笹生優花は、出だしの1番で深いラフからの素晴らしい3rdショットでバーティを奪い、順調に滑り出す。3番で最初のピンチが訪れるものの、今大会を通じて素晴しいリカバリーショットでパーを拾う。続く4番で3パットのボギーを叩き、5番、6番でもショットが乱れ、ピンチを招くがアプローチとパッテイングで凌ぎ、連続ボギーのピンチをかわす。1オン可能な7番Par4では素晴しいバンカーショットからバーティ、8番、9番でも絶妙なアプローチでパーを拾い、前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半に入って10番でピンそばにつけバーディを奪うものの、続く11番、12番で絶好のバーディチャンスを逃すと、13番、14番でアプローチを寄せきれず連続ボギー、17番でバーティ、18番をボギーでホールアウト。この日、4バーディ、4ボギー(71)でまとめ、通算6アンダートップに1打差の2位で最終日に挑む。
ショットが乱れる場面も多少あったが、バンカーショットを含むショートゲームの上手さと勝負強いパッテイングは素晴しかった。
最終組でレクシー・トンプソンとの一騎打ちが予想される中、お互いに素晴しい試合となることを期待したい。
4打差の3位タイには、スコアを1つ落としたものの、粘り強いプレーを展開し、アマチュアらしい攻めのゴルフを見せたメガ・ガンネ(アマ)と最終組でスタートしながら、5番のティーショットのミスをきっかけに最後まで流れを取り戻すことが出来なかったイ・ジョンウン6が通算3アンダーで並んだ。
単独の通算2アンダー・5位タイにはフォン・シャンシャン、1アンダー・6位タイには、畑岡奈紗とメーガン・カンが並んだ。
メジャー初優勝を目指す畑岡奈紗は、出だしの1番から3連続ボギーと苦しいスタートをなったものの、6番と7番で連続バーディを奪い、前半スコアを1つ落として折り返す。後半に入り、10番でバーディ、18番でバーディを奪うものの、やはり出だしの3連続ボギーが響き、4バーディ、4ボギー(71)とスコアを伸ばせず、通算1アンダートップと6打差の6位タイで3日目を終えた。
ベテランの上原彩子は、序盤からバーディ、ボギーと落ち着かないプレーながら、この日も難コースに対して粘りを見せ、後半は、ボギー1つの残りはパープレーでラウンド、この日は2バーディ、5ボギー(74)でラウンドし、通算8オーバー・40位タイに順位を上げた。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
09:59(01:59)
B.M.ヘンダーソン/M.スターク(アマ)/キム・ヒョージュ
10:11(02:11)
A.イン/パク・インビ/M.カン
10:23(02:23)
畑岡奈紗/フォン・シャンシャン/イ・ジョンウン6
10:35(02:35)
M.ガンネ(アマ)/笹生優花/L.トンプソン
9番ホールスタート
08:20(00:20)
チョン・インジ/A.ユーイング/J.コルダ
08:56(00:56)
J.スワンナプラ/上原彩子/チェ・ナヨン
※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月6日(日)の8:20だと日本時間6月7日(月)の00:20あたり、現地時間6月6日(日)の10:35だと日本時間6月7日(月)の02:35になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | 笹生 優花 | -4 | 73 |
2 | 畑岡 奈紗 | -4 | 68 |
3 | レクシー・トンプソン | -3 | 75 |
4T | メーガン・カン | -2 | 70 |
フォン・シャンシャン | -2 | 71 | |
6 | エンジェル・イン | E | 70 |
7T | リン・シユ | +1 | 67 |
コ・ジンヨン | +1 | 69 | |
アリヤ・ジュタヌガーン | +1 | 70 | |
ブルック・ヘンダーソン | +1 | 70 | |
パク・インビ | +1 | 72 | |
41T | 上原 彩子 | +11 | 74 |
【詳細】
笹生優花
3バーディ、1ボギー、2ダブルボギー(73)
畑岡奈紗
6バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(68)
上原彩子
0バーディ、3ボギー(74)
【プレーオフ】
WR | Player | 9H | 18H | 9H | ||
13 | 畑岡 奈紗 | 4 | 4 | ー | ||
40 | 笹生 優花 | 4 | 4 | 3 |
2ホールによるストロークプレーは、笹生優花が優勢ながら、お互いパープレーで譲らず、3ホール目以降のサドンデスに突入し、3打目を決めた笹生優花が勝利。
午前10時00分時点での天候は晴れ、気温16.0℃、湿度66%、風速3.1m/sというコース・コンデションの中、66名による決勝ラウンド最終日が行われた。
プレーオフにもつれ込んだ2021年「全米女子オープン」を制したのは、大会初日から安定感のあるプレーを見せていたショットメーカーの笹生優花。
トップと1打差の2位からスタートした笹生優花は、出だしの1番をパーで発信するものの、続く2番のティーショットを大きく右サイドに外すと、深いラフに苦戦し4オン2パットのダブルボギー、更に3番では、バンカーから寄らず3パットで連続ダブルボギー、一気に4つスコアを落とす。その後もティーショットが安定せず、苦戦をする中で何とかパープレーで凌ぐと、7番で素晴しい2ndショットからバーディを決め、前半スコアを3つ落として折り返す。後半に入っても11番でボギーが先行する展開の中、粘り強いプレーでパーをキープすると、16番、17番で連続バーディを奪い、この日、3バーディ、1ボギー、2ダブルボギー(73)でラウンド、通算4アンダーで畑岡奈紗とのプレーオフに持ち込んだ。
2ホールのストロークプレーによるプレーオフの2ホール目で長いパーパットを決め、3ホール目以降のサドンデスに持ち込むと、きっちりバーディを奪い、勝負を決めた。
4日間通じて、比較的ショットが安定していて、深いラフからのショットの精度、ショートゲームのクオリティの高さが際立っていた。
また、今大会での優勝により、全米女子オープン10年間の出場権と他のメジャー・トーナメントの5年間の出場権、LPGAツアーのメンバー資格を手にした。
単独の2位には、6番でティーショットを右サイドに大きく曲げ、4オン3パットのダブルボギーを叩き、スコアを落としながらも7番、9番でバーディを奪い、前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半に入って11番でボギーを叩くものの、ショットとパッテイングに冴えを見せ、13番、14番で連続バーディ、16番でもバーディを決め、トップと1打差に迫る。バーディが取りたい17番2ndショットがバンカーの縁にとまるアンラッキーが重なりパー。この日、6バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(68)でまとめ、通算4アンダートップに並んでプレーオフに持ち込んだが、初優勝には手が届かなかった。
プレーオフで敗れはしたものの、グリップを変えたことで、今季の不調がウソのような素晴しいプレーを展開、今後のシーズンに大いに期待できる試合となった。
1打差の3位には、単独トップでスタートしたレクシー・トンプソン。出だしから安定したショットで10番ホール終了時点では、2位に4打差の8アンダーまでスコアを伸ばし、順調なプレーを見せていたが、11番のアプローチのミス(ダフり)によるダブルボギーからプレーが一気に変わり、後半だけで5つスコアを落とし、通算3アンダー・3位でホールアウト。自身初、アメリカ勢5年ぶりの優勝には手が届かなかった。
ベテランの上原彩子は、最終日も難コースに対して粘りを見せ、この日は0バーディ、3ボギー(74)でラウンドし、通算11オーバー・41位タイで大会を終えた。
笹生優花は、2008年の全米女子オープンでパク・インビが記録した19歳11ヶ月17日の史上最年少記録にちょうど並んだ。
※全米女子オープンを主催する米国ゴルフ協会(USGA)の公式記録による。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
笹生 優花(Yuka Saso)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 57.14% (8/14) |
61.11% (11/18) |
261.0y | 26 |
ROUND2 | 42.86% (6/14) |
72.22% (13/18) |
226.0y | 27 |
ROUND3 | 71.43% (10/14) |
55.56% (10/18) |
255.0y | 28 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
261.0y | 32 |
TOTAL | 58.93% (33/56) |
65.28% (47/72) |
250.0y | 28 |
2位
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 50.00% (7/14) |
55.56% (10/18) |
271.0y | 29 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
257.0y | 28 |
ROUND3 | 50.00% (7/14) |
55.56% (10/18) |
266.0y | 28 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
66.67% (12/18) |
239.0y | 27 |
TOTAL | 57.14% (32/56) |
62.50% (45/72) |
258.0y | 28 |
3位
レクシー・トンプソン(Lexi Thompson)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
66.67% (12/18) |
290.0y | 29 |
ROUND2 | 57.14% (8/14) |
66.67% (12/18) |
256.0y | 29 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
288.0y | 27 |
ROUND4 | 50.00% (7/14) |
55.56% (10/18) |
272.0y | 32 |
TOTAL | 62.50% (35/56) |
65.28% (47/72) |
276.0y | 29 |
41位タイ
上原 彩子(Ayako Uehara)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) |
33.33% (6/18) |
219.0y | 28 |
ROUND2 | 85.71% (12/14) |
55.56% (10/18) |
234.0y | 28 |
ROUND3 | 71.43% (10/14) |
44.44% (8/18) |
219.0y | 28 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
38.89% (7/18) |
237.0y | 28 |
TOTAL | 71.43% (40/56) |
43.06% (31/72) |
227.0y | 28 |
67位タイ(予選カット)
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
44.44% (8/18) |
236.0y | 28 |
ROUND2 | 92.86% (13/14) |
66.67% (12/18) |
233.0y | 35 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 85.71% (24/28) |
55.56% (20/36) |
234.0y | 31 |
67位タイ(予選カット)
勝 みなみ(Minami Katsu)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 42.86% (6/14) |
38.89% (7/18) |
240.0y | 30 |
ROUND2 | 35.71% (5/14) |
55.56% (10/18) |
268.0y | 30 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 39.29% (11/28) |
47.22% (17/36) |
254.0y | 30 |
91位(予選カット)
三宅 百佳(Momoka Miyake)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) |
33.33% (6/18) |
209.0y | 27 |
ROUND2 | 85.71% (12/14) |
33.33% (6/18) |
235.0y | 26 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 75.00% (21/28) |
33.33% (12/36) |
222.0y | 26 |
113位タイ(予選カット)
川満 陽香理(Hikari Kawamitsu)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
77.78% (14/18) |
240.0y | 34 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
27.78% (5/18) |
246.0y | 31 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 71.43% (20/28) |
52.78% (19/36) |
243.0y | 32 |
126位タイ(予選カット)
梶谷 翼(Tsubasa Kajitani)*
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 50.00% (7/14) |
44.44% (8/18) |
222.0y | 31 |
ROUND2 | 50.00% (7/14) |
50.00% (9/18) |
229.0y | 34 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 50.00% (14/28) |
47.22% (17/36) |
225.0y | 32 |
133位タイ(予選カット)
小暮 千広(Chihiro Kogure)*
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 50.00% (7/14) |
44.44% (8/18) |
235.0y | 31 |
ROUND2 | 50.00% (7/14) |
44.44% (8/18) |
225.0y | 31 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 50.00% (14/28) |
44.44% (16/36) |
230.0y | 31 |
145位タイ(予選カット)
仲西 菜摘(Natsumi Nakanishi)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 57.14% (8/14) |
44.44% (8/18) |
242.0y | 28 |
ROUND2 | 14.29% (2/14) |
22.22% (4/18) |
222.0y | 34 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 35.71% (10/28) |
33.33% (12/36) |
232.0y | 31 |
152位タイ(予選カット)
長野 未祈(Minori Nagano)*
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 35.71% (5/14) |
44.44% (8/18) |
227.0y | 29 |
ROUND2 | 21.43% (3/14) |
22.22% (4/18) |
217.0y | 27 |
ROUND3 | ― | ― | ― | ― |
ROUND4 | ― | ― | ― | ― |
TOTAL | 28.57% (8/28) |
33.33% (12/36) |
222.0y | 28 |
優勝した笹生優花は、フェアウェイキープ率は良くなかったが、それを補う深いラフからのスリークォーターショットとショートゲームが素晴しかった。畑岡奈紗は、ショットに安定感が見られ、それに伴ってパッテイングのリズムも良かった。しかし、浮き上がりによるショットのミスが響いた。レクシー・トンプソンは、優勝した笹生優花や畑岡奈紗とは対照的に、11番3打目、17番4打目で観られたようにそれぞれアプローチのミスとあの位置からパターを選択せざるを得ないショートゲームのクオリティの低さが響いた。
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