山口県長門市にある「元乃隅神社」は、アメリカのニュース専門放送局CNNが2017年5月に発表した「日本の最も美しい場所36選」に選ばれたことで世界からも注目される観光スポットです。
目の前に広がる日本海の青い海と、ずらりと並ぶ朱赤の鳥居は神秘的な光景を作り出しています。
元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)
断崖絶壁にたつ「元乃隅神社」は、丘から海に向かってびっしりと並ぶ朱赤の鳥居が印象的で、鳥居の総数は123本、100m以上に及びます。
丘から海に向かって鳥居のトンネルをくぐって進めば、目の前は深く青い日本海とどこまでも続く空が広がります。
龍宮の潮吹(りゅうぐうのしおふき)
鳥居のトンネルをくぐり終えた先にある断崖では、「龍宮の潮吹」と呼ばれる場所があります。
龍宮とは、宇津賀半島北端の海蝕地形の総称で、一帯は第4紀洪積世(約200万年~1万年前)の安山岩からできています。
潮吹とは、打ち寄せる波が岩礁の孔内に突入するごとに、圧縮された洞内の空気が外に出ようとして海水を吹き上げる現象のことです。
潮吹の穴は縦約1m、幅約20cmほどで、その下に洞穴があります。
北東の風、冬の季節風で海が荒れる時ほど潮が高く上がり、時には30m以上も吹き上がることがあるそうです。
まるで龍が天に向かって昇る様子に似ていると言われています。
水しぶきが太陽と反射してキラキラと輝くさまは必見です。
日本一入れにくい賽銭箱
元乃隅神社では、日本一入れにくいと有名なお賽銭箱があります。
鳥居の高さは6mの高さおよそ5mの場所にお賽銭箱が設置されていて、上に向かって投げ入れることになるので、簡単にはいかずとても難しいです。
お賽銭を投げ入れることができたら願いが叶うと言われています。
ただし、入れるのに夢中になって願い事を忘れないように気をつけましょう。
名称変更
2019年1月に、外国人観光客にも覚えやすくするためという理由で、「元乃隅稲成神社」(もとのすみいなりじんじゃ)から「元乃隅神社」(もとのすみじんじゃ)に名称変更されました。
普通車 300円/1時間(1時間を超える毎に100円で最大500円)
普通車以外 1,500円/1回
バイク 100円/1回
参拝時間
日の出から日没まで(夜間の立入り・撮影は禁止)
アクセス
車で山口市内から元乃隅神社まで・・・1時間30分
おすすめドライブコース
山口市 ~ 秋芳洞 ~ 別府弁天池湧水 ~ 千畳敷 ~ 元乃隅神社 ~ 角島
まとめ
休日の日没前に到着した時は、比較的渋滞もなくスムーズに行けました。
日中はかなり渋滞・混雑するようなので、午前中か夕方に行くのがオススメです。
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