日本人選手を含む世界の注目選手の詳細 【女子ゴルフ】

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主に【LPGA米国女子ツアー】で活躍する注目選手に関する基本情報(プロフィール)をまとめました。

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注目選手の基本情報

※選手情報は2023年12月7日時点

コ・ジンヨン(Jin Young Ko)
国籍:韓国
生年月日:1995年7月7日(28歳)
身長:非公開
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:15勝

② メジャー・トーナメント:2勝
 ・シェブロン選手権:1勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2019)

LPGA韓国ツアーで通算10勝、2015年には「全英女子オープン」で2位に入る活躍を見せ、非会員ながら2017年「LPGA KEB Hana Bank Championship」でLPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2018年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、6年目のシーズンを迎えます。

ツアー・ルーキーとして臨んだ2018年シーズンのデビュー戦「ISPS Handa Women’s Aus Open」でいきなり優勝を飾ると、25試合で優勝1回を含むトップ10入り13回、トップ25入り18回、予選落ち僅かに1回と抜群の成績を記録し「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」を受賞しました。

その後も「Rolex Player of the Year」2回(2019、2021)賞金女王2回(2019-2020)「Rolex ANNIKA Major Award」と「Vare Trophy」を1回ずつ受賞するなど、2022年シーズン3月27日時点でメジャー・トーナメント2勝(2019年)を含むLPGAツアー通算13勝という抜群の成績を残し、一気に世界のトップへと駆け上がりました。

あらゆる状況の変化にも柔軟に対応可能なショットのクオリティの高さとコース・マネジメント能力、冷静な判断が可能な強いメンタルを持っていて、総合的に高いレベルのプレーヤーと言えるでしょう。

2022年シーズンは、中盤から終盤にかけて負傷の影響を受けたことにより、平均飛距離125位(249.28y)フェアウェイキープ率25位(79.71%)パーオン率40位(71.52%)平均パット47位(29.78)1ラウンドあたりの平均スコア32位(70.67)と数値的には物足りなさが残り、16試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り5回、予選落ち3回、賞金ランキング17位($1,260,471)CMEポイントランキングは19位(1,477)世界ランキングは5位で終えています。

ネリー・コルダ(Nelly Korda)
国籍:アメリカ
生年月日:1998年7月28日(25歳)
身長:177.8cm
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:8勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・シェブロン選手権:0勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:1勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2013年に15歳で全米女子オープンに出場、17歳となった2015年には、ハーダー・ホール・ウィメンズ・インビテーショナルを受賞するなど、アマチュア時代から活躍し、プロに転向した2016年からLPGAツアーの下部ツアーに当たるSymetra Tourに参戦、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、LPGAツアーで7年目のシーズンを迎えます。

LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Taiwan Swinging Skirts LPGA presented by CTBC」でツアー初優勝を飾ると、2019年シーズンには「ISPS Handa Women’s Australian Open」と連覇を果たした「Taiwan Swinging Skirts LPGA presented by CTBC」を含む年間2勝をあげ、ソルハイムカップのアメリカ代表にも選ばれました。

その後、2021年シーズンには、6月に行われたメジャー・トーナメント「全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー初タイトルを獲得、8月に行われた「東京オリンピック」でもゴールド・メダリストに輝くなど、LPGAツアーで年間4勝をあげ、世界ランキング1位に上り詰めました。

長身を活かしたスウィングから放たれる飛距離とアイアンショットの精度は、ツアー屈指の実力を誇ります。課題とされるアプローチとパッティングも改善されつつあり、全体的にレベルの高いゴルフとなっています。

2022年シーズンは、治療によるツアー離脱を余儀なくされる中、平均パット(30.02)とパッティングに苦労したものの、平均飛距離10位(272.28y)パーオン率9位(75.44%)と抜群のショット力を活かしたプレーで1ラウンドあたりの平均スコア6位(69.66)と高いスコアリング・アベレージを誇り、少ない試合数ながら優勝1回を含むトップ10入り8回、賞金ランキング12位($1,418,725)CMEポイントランキングは16位(1,687)世界ランキングは2位で終えています。

リディア・コ(Lydia Ko)
国籍:ニュージーランド
生年月日:1997年4月24日(26歳)
身長:165.1cm
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:19勝

② メジャー・トーナメント:2勝
 ・シェブロン選手権:1勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:2回(2015,2022)

2012年に全米と全豪の女子アマチュアの2冠を達成、2012年から2013年にかけてLPGA米国女子ツアー主催の6つのメジャー・トーナメントでローアマチュアを獲得、更に史上最年少15歳4か月2日で2012年LPGAツアー「CNカナディアン女子オープン」優勝と4つのプロ・トーナメントを制するなど、アマチュア時代から活躍し、2013年10月にプロに転向すると世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、11年目のシーズンを迎えます。

ツアー・ルーキーとして臨んだ2014年シーズンには「CME Group Tour Championship」の優勝を含む3勝をマーク、史上最年少での獲得賞金200万ドル超えとともに「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」を受賞しました。

その後、2015年には史上最年少17歳で世界ランキング1位を獲得、更に史上最年少18歳でメジャー・トーナメント「エビアン・チャンピオンシップ」で優勝を飾るなどシーズン5勝を飾り、賞金女王と「Rolex Player of the Year」を受賞しました。

2016年にもメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」を含むシーズン4勝を飾り、2014年シーズンから2016年シーズンにかけて獲得賞金が3年連続200万ドル超え、2021年には「Founders Award」と「Vare Trophy」を受賞するなど、2022年シーズン3月27日時点でメジャー・トーナメント2勝を含むLPGAツアー通算17勝、オリンピック2大会連続メダリスト(2016年リオ・オリンピックで銀メダル、2020年東京オリンピックでは銅メダル)と数々のタイトルと記録を樹立し、長きにわたり世界のトップで活躍しています。

平均飛距離はツアーの中でも高くはないものの、高低左右と多彩に打ち分けるショット力とショートゲームはクオリティが高く、マネジメント能力とメンタルも強いのであらゆる状況に対応可能なプレーヤーと言って良いでしょう。

2022年シーズンは、平均飛距離90位(255.34y)フェアウェイキープ率140位(66.44%)パーオン率26位(72.88%)に対して、Sand Saves 1位(66.25%)Putts per GIR 1位(1.72)平均パット2位(28.61)とショートゲームとパッティングが素晴しく、1ラウンドあたりの平均スコア1位(68.99)と高いスコアリング・アベレージを誇り、優勝3回を含むトップ10入り14回、賞金ランキング1位($4,364,403)CMEポイントランキング1位(3,572)世界ランキングも1位で終えています。

ミンジー・リー(Minjee Lee)
国籍:オーストラリア
生年月日:1996年5月27日(27歳)
身長:非公開
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:10勝

② メジャー・トーナメント:2勝
 ・シェブロン選手権:0勝
 ・全米女子オ-プン:1勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2012年に全米女子ジュニア優勝、2013年に全豪女子アマチュアを獲得すると、2014年にはアマチュアとしてALPGAツアー「オーツ・ビクトリアン・オープン」で優勝、同年に行われたメジャー・トーナメント「クラフト・ナビスコ選手権」でローアマチュアの獲得とマーク H.マコーマック・メダルの受賞、更に「初代インターナショナル・クラウン」で唯一のアマチュアとして出場するなどアマチュア時代から活躍し、2014年9月にプロに転向すると世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、9年目のシーズンを迎えます。

ツアー・ルーキーとして臨んだ2015年シーズンの「Kingsmill Championship Presented by JTBC」でいきなり優勝を飾ると、29試合で優勝1回を含むトップ10入り7回、トップ25入り19回、予選落ち5回と素晴しい成績を残しました。

その後もコンスタントに優勝を積み重ねる中、2021年シーズンの「The Amundi Evian Championship」でメジャー初優勝。2022年シーズン5月30日時点でメジャー・トーナメント1勝(2021年)を含むLPGAツアー通算7勝という成績を残し、世界トップクラスのプレーヤーに駆け上がりました。

ショット力とショートゲーム、パッティングまで安定感抜群のクオリティの高さと、爆発力を持ち合わせている世界トップクラスのプレーヤーと言えるでしょう。

2022年シーズンは、平均飛距離20位(267.72y)フェアウェイキープ率86位(73.25%)パーオン率6位(76.23%)平均パット103位(30.31)ながら、1ラウンドあたりの平均スコア7位(69.69)と高いスコアリング・アベレージを誇り、優勝2回を含むトップ10入り6回、賞金ランキング2位($3,809,960)CMEポイントランキングは4位(2,550)世界ランキングは4位で終えています。

アタヤ・ティティクル(Atthaya Thitikul)
国籍:タイ
生年月日:2003年2月20日(20歳)
身長:非公開
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:2勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・シェブロン選手権:0勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2017年7月にタイで行われたLET(レディース・ヨーロピアン・ツアー)「欧州女子タイ選手権」をアマチュアとして史上最年少の14歳4か月19日で制し、アマチュア時代のリディア・コが保持していた最年少記録を更新、世界アマチュア・ランキング1位を獲得し、若くして才能を開花させると「世界ジュニア女子選手権」で連覇達成(2018-2019)、2018年に初開催となった「アジア・パシフィック女子アマチュア選手権」で優勝。更に2018年に行われた「ANAインスピレーション」と「全英リコー女子オープン」でローアマチュアに輝くなど、アマチュア時代から脚光を浴びています。

2020年にプロ転向、同年のタイLPGAツアーで5勝を飾り、賞金女王を獲得すると、2021年にはLET(レディース・ヨーロピアン・ツアー)で2勝を飾り、「Race to Costa Del Sol」を獲得、「Rookie of the Year」と「Player of the Year」を受賞しました。

また、非会員で出場した2021年5月に行われたLPGAツアー「Honda LPGA Thailand」では、終盤まで優勝争いを演じ2位、メジャー・トーナメント「The Amundi Evian Championship」では5位、「ISPS Handa World Invitational」では4位、翌週の「Trust Golf Women’s Scottish Open」では2位タイと素晴らしい成績を残しています。

LPGA最終予選会(Qシリーズ)を3位で通過し、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、2年目のシーズンを迎えます。

ツアー・ルーキーとして臨んだ2022年シーズンには、5戦目の「JTBC Classic presented by Barbasol」でいきなり優勝を飾ると「Walmart NW Arkansas Championship presented by P&G」でツアー2勝目、優勝2回を含むトップ10入り17回と抜群の成績を残し「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」を受賞しました。

体格は決して大きくないが、キャリーで平均飛距離270.0yを超えるショットを武器にパーオン率も高く、パッテイングの出来次第で上位で戦えると言った状況を常に作ることができるプレーヤーです。

2022年シーズンは、平均飛距離18位(269.01y)フェアウェイキープ率80位(73.89%)パーオン率10位(74.94%)Putts per GIR 17位(1.77)平均パット32位(29.61)と安定感抜群のプレーで1ラウンドあたりの平均スコア3位(69.46)と高いスコアリング・アベレージを誇り、優勝2回を含むトップ10入り17回、賞金ランキング5位($2,193,642)CMEポイントランキングは2位(2,760)世界ランキングは3位で終えています。

古江 彩佳(Ayaka Furue)
国籍:日本
生年月日:2000年5月27日(23歳)
身長:非公開
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:1勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・シェブロン選手権:0勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

ナショナル・チームで腕を磨き、2019年の富士通レディースで優勝、JLPGAツアー史上7人目のアマチュア・チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後も2019年1回、2020年3回、2021年3回とJLPGAツアーで7勝を挙げ、統合された2020-2021シーズンには「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝く活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦し、2年目のシーズンを迎えます。

初出場となった2020年シーズンの「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、2021年シーズンに行われた2つのメジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン」と「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」では、それぞれ20位タイとキャリア最高の4位に入っています。

その後、ルーキー・イヤーとなった2022年シーズンにLPGAツアー1勝を飾る活躍を見せています。

フェアウェイを外さない正確なティーショットと安定感のあるショートアイアン、そして最大の持ち味は、パッティングのクオリティの高さと言えるでしょう。

2022年シーズンは、平均飛距離129位(248.65y)フェアウェイキープ率8位(84.04%)パーオン率34位(72.40%)Putts per GIRが26位(1.78)Putting Averageが29位(29.57)と持ち味を活かした数値でSCORING AVERAGEは21位(70.34)を記録、優勝1回を含むトップ10入り4回、賞金ランキングは29位($957,831)CMEポイントランキングは17位(1,568)でした。

畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(24歳)
身長:157.5cm
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:6勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・シェブロン選手権:0勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2015年と2016年のIMGアカデミー・世界ジュニア選手権で日本人初の2連覇を達成し、2016年の日本女子オープンで優勝、JLPGAのメジャー選手権で史上初のアマチュアで最年少18歳のチャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、7年目のシーズンを迎えます。

LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Walmart NW Arkansas Championship presented by P&G」でトーナメント・レコードの通算21アンダーでツアー初優勝を飾ると、年間2勝をあげる活躍を見せ、獲得賞金も100万ドルを超えました。

その後、2019年シーズンには、「Kia Classic」でツアー3勝目、2021年シーズンも2勝を飾り、LPGAツアー通算5勝をあげるものの、2018年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」と2021年の「全米女子オープン」でともにプレーオフで敗れるなど、メジャータイトルには、惜しくも手が届いていません。

ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ショートゲームとパッティングのクオリティの高さが持ち味です。一方でショットには課題が残っています。

2022年シーズンは、平均飛距離33位(265.24y)パーオン率28位(72.63%)平均パット12位(29.27)とショット・パッティング共にまずまずの数値を記録、1ラウンドあたりの平均スコア14位(69.94)の優勝1回を含むトップ10入り7回、賞金ランキング13位($1,402,138)CMEポイントランキングは13位(1,787)世界ランキング10位でシーズンを終えています。

笹生 優花(Yuka Saso)
国籍:日本
生年月日:2001年6月20日(22歳)
身長:166.0cm
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:1勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・シェブロン選手権:0勝
 ・全米女子オ-プン:1勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2018年のアジアン・ゲームズ(アジア大会)にフィリピン代表の一員として出場し、ゴールド・メダルを獲得。翌年の2019年には、オーガスタ・ナショナル女子アマチュア・ゴルフ選手権で3位タイに入り、ガールズ・ジュニアPGAチャンピオンシップでは優勝を飾るなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後の2020年には、JLPGAツアーで2勝を挙げる活躍を見せています。

その後、キム・アリム(2020年 全米女子オープン)、ソフィア・ポポフ(2020年 AIG全英女子オープン)、渋野日向子(2019年 AIG全英女子オープン)に続き、3年ぶりに非会員として、2021年の「全米女子オープン」でメジャー・トーナメント優勝という快挙を達成、LPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2021年シーズン途中から世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、3年目のシーズンを迎えます。

LPGAツアーに本格参戦してからは、4回のトップ10フィニッシュを飾るなど、安定した成績を残しています。

身長は決して大きくないが、平均飛距離270ヤードを超える力強いティーショットと深いラフからでも方向性を出せる正確なアイアンショット、ショートゲームの多彩さなど高いレベルのゴルフを見せています。

2022年シーズンは、平均飛距離3位(275.61y)ながら、フェアウェイキープ率132位(67.80%)パーオン率86位(68.58%)平均パット13位(29.28)とショットに苦労し、SCORING AVERAGEも34位(70.73)優勝はなく、トップ10入り4回、賞金ランキングは36位($773,294)CMEポイントランキングは28位(1,182)でした。

ジェニファー・クプチョ(Jennifer Kupcho)
国籍:アメリカ
生年月日:1997年5月14日(26歳)
身長:非公開
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:3勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・シェブロン・チャンピオンシップ:1勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2018年にNCAAプレーヤ・オブ・ザ・イヤーの栄誉を獲得、2019年には初開催となったオーガスタ・ナショナル女子アマチュアの初代チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロに転向した2019年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、5年目のシーズンを迎えます。

LPGAツアー1年目は、19試合に出場し、予選落ち8回ながらメジャー・トーナメント「エビアン・チャンピオンシップ」でLPGAツアーでキャリア最高の2位タイでフィニッシュするなど、トップ10入り3回を記録しました。

その後も2位2回、3位1回と安定した活躍を続けたものの、優勝まであと1歩届かず、3年目のシーズンを終えています。

270y弱の平均飛距離と安定感抜群のショット力を活かした圧倒的な爆発力が持ち味である一方でショートゲームやパッティングに課題が見られます。

2022年シーズンは、平均飛距離28位(266.27y)パーオン率19位(73.39%)平均パット119位(30.45)とショットに対して、パッティングの数値が良くなかったものの、1ラウンドあたりの平均スコア30位(70.59)の優勝3回を含むトップ10入り4回、賞金ランキング7位($1,955,531)CMEポイントランキングは6位(2,139)と言う結果を残しています。

チェ・ヘジン(Hye-Jin Choi)
国籍:韓国
生年月日:1999年8月23日(24歳)
身長:非公開
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:0勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・ANAインスピレーション:0勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2015年「世界ジュニア女子選手権(個人とチームの両方)」と2016年「カナダ女子アマチュア選手権」2017年「オーストラリア女子アマチュア選手権」に加え、2017年のKLPGAツアー「ChoJung Sparkling Water Yongpyong Resort Open」と「Bogner-MBN Ladies Open」で優勝。更に50年ぶりのアマチュア優勝が期待された2017年の「全米女子オープン」で2位に入り、ローアマチュアに輝くなど若くして才能を開花させ、アマチュア時代から脚光を浴びています。

2017年にプロ転向、2019年にはKLPGAツアーで5勝を飾り、賞金女王を獲得。これまでにKLPGAツアーで11勝を挙げています。

また、LPGAツアー非会員で出場した2018年「ISPS Handa Women’s Australian Open」と2020年「ISPS HandaVicOpen」でともに2位に入る素晴らしい成績を残しています。

LPGA最終予選会(Qシリーズ)を8位タイで通過し、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、2年目のシーズンを迎えます。

ツアー・ルーキーとして臨んだ2022年シーズンには、優勝こそ無かったものの、トップ10入り10回と安定した成績を残しています。

ティーショットからアイアンショット、パッティングを含むショートゲームまでクオリティの高さが光るオールラウンド・プレーヤーと言えるでしょう。

2022年シーズンは、平均飛距離39位(263.73y)パーオン率3位(76.54%)平均パット80位(30.02)とショットに対して、パッティングの数値が良くなかったものの、1ラウンドあたりの平均スコア10位(69.72)のトップ10入り10回、賞金ランキング6位($2,075,696)CMEポイントランキングは5位(2,151)と言う結果を残しています。

ローズ・チャン(Rose Zhang)
国籍:アメリカ
生年月日:2003年5月24日(20歳)
身長:非公開
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:1勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・シェブロン選手権:0勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2020年に全米女子アマチュア選手権で優勝、2021年に全米ガールズ・ジュニア優勝、2022年と2023年に連続でNCAA女子ゴルフ選手権個人タイトル獲得とANNIKA賞を受賞、2023年にはオーガスタ・ナショナル女子アマチュア・ゴルフ選手権で優勝、更にスタンフォード大学在学中にタイガ-・ウッズを超える12勝をマーク(史上最多)歴代1位となる141週の世界アマチュアランキング1位、アマチュア優勝28回(歴代1位)と史上最も成功したアマチュア時代を経て、2023年5月にプロに転向すると世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移しています。

プロデビュー戦となった2023年「Mizuho Americas Open」で1951年のビバリー・ハンソン以来、72年ぶり史上2人目のプロデビュー戦での優勝を成し遂げ、鮮烈なデビューを飾っています。

軸のしっかりした再現性のとても高い、ゆったりと安定したスウィングで飛距離に加え、高低左右と多彩に打ち分ける高いショット力とショートゲームからパッティングまでクオリティが高く、更にメンタルも強いので、あらゆる状況に対応可能な総合力のある超新星。

2022年シーズンのデータはありません。

エンジェル・イン(Angel Yin)
国籍:アメリカ
生年月日:1998年10月3日(25歳)
身長:175.3cm
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:1勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・ANAインスピレーション:0勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

22歳でありながらLPGAツアー6年目を迎えるアメリカ期待の若手選手。過去、4シーズンは目立った活躍は出来ていませんが、2019年の全米女子オープンで2位タイに入り、注目を集めました。更に、ソルハイムカップ(2017年、2019年)アメリカ代表に選出されるなど実力も備えています。

2017年から2019年にかけてティーショットの平均飛距離(270.0yを超える)でトップ5に入るなど恵まれた体格を活かした力強いスウィングとバランスの良いアイアンショットが持ち味です。近年はパッティングの向上も見られ、ますます楽しみな存在となるでしょう。

2022年シーズンは、平均飛距離24位(267.15y)パーオン率129位(64.97%)平均パット26位(29.54)1ラウンドあたりの平均スコア96位(71.86)のトップ10入り1回、賞金ランキング17位($830,807)CMEポイントランキングは21位(730)と言う結果を残しています。

キム・セヨン(Sei Young Kim)
国籍:韓国
生年月日:1993年1月21日(30歳)
身長:非公開
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:12勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・ANAインスピレーション:0勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:1勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2014年のLPGA最終予選トーナメントで9位になり、2015年シーズンのツアー出場資格を獲得すると、2月に行われた「Pure Silk-Bahamas LPGA Classic」でいきなり優勝、トータル3勝を挙げてルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。その後は2019年に自身2度目となるシーズン3勝をマークするなどデビューから6年連続で賞金ランキングトップ10をキープするなど安定した成績を残しています。

また、2020年にはメジャー・トーナメント「KPMG Women’s PGA Championship」を制し、更に年間最優秀賞も受賞して名実ともにトップ・プレーヤーとなりました。

安定した飛距離と抜群のショット力を活かしてバーディを量産し、2018年「Thornberry Creek LPGA Classic」で72ホール・レコードである31アンダー(257)をマークするなど爆発力も兼ね備えたショット・メーカーです。

2022年シーズンは、平均飛距離32位(265.42y)パーオン率18位(73.46%)平均パット67位(29.92)1ラウンドあたりの平均スコア18位(70.19)のトップ10入り5回、賞金ランキング22位($1,083,246)CMEポイントランキングは37位(995)と言う結果を残しています。

渋野 日向子(Hinako Shibuno)
国籍:日本
生年月日:1998年11月15日(24歳)
身長:167.0cm
体重:62.0kg

① LPGA米国女子ツアー:1勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・シェブロン選手権:0勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:1勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

2018年にプロ転向、翌年(2019年)には、LPGA日本ツアーで「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、2021年シーズンを終えてLPGA日本ツアーで6勝を挙げる活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦し、2年目のシーズンを迎えます。

ハイライトとなったのは、2019年の「AIG Women’s British Open」で海外メジャー・トーナメント初優勝。これは1977年の「KPMG Women’s PGA Championship」で優勝した樋口久子に次いで日本人2人目の快挙であり、2014年の「Amundi Evian Championship」で優勝したキム・ヒョージュに次いで、この10年でメジャー・デビューで優勝した2人目のプレーヤーです。

直後にLPGAツアーメンバーには加わらず、その後はスポット参戦を繰り返しながら、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を20位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。

ルーキー・イヤーとなった2022年シーズンは、2位1回と3位1回を含むトップ10入り5回がありながらも予選落ちが9回と苦労したシーズンでもありました。

トップの位置が低いコンパクトなテイクバックから安定感のあるショットと強気なパッティングが持ち味と言えるでしょう。

2022年シーズンは、平均飛距離76位(257.65y)フェアウェイキープ率41位(77.26%)パーオン率71位(69.37%)Putts per GIRが88位(1.82)Putting Averageが77位(30.00)と数値は低く、SCORING AVERAGEも72位(71.37)のトップ10入り5回、賞金ランキングは27位($1,011,830)CMEポイントランキングは36位(998)でした。

パティ・タヴァタナキット(Patty Tavatanakit)
国籍:タイ
生年月日:1999年10月11日(24歳)
身長:非公開
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:1勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・ANAインスピレーション:1勝
 ・全米女子オ-プン:0勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:0勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回

UCLAで7回の優勝とWGCAのオール・アメリカンのファースト・チームに2度選出、2018年の全米女子オープンで5位タイに入り、ローアマチュアを獲得するなど、アマチュア時代から活躍し、プロに転向した2019年からLPGAツアーの下部ツアーに当たるSymetra Tourに参戦、3週連続優勝を果たし、平均スコア(69.382)、Par4の平均スコア(3.931)、Par5の平均スコア(4.583)で1位を獲得。2019年の「Gaelle Truet Rookie of theYear」に選ばれ、賞金ランキングで2位に入り、2020年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、4年目のシーズンを迎えます。

LPGAツアー1年目は、14試合に出場し、トップ10入り1回、予選落ち7回と結果を残せなかったが、2年目となる2021年シーズンに才能が開花。4月に行われた「ANA Inspiration」で大会4人目となる完全優勝(wire-to-wire)を達成し、メジャー・トーナメント優勝という快挙とともに、LPGAツアー初優勝を飾りました。

その後も安定した活躍を続け、優勝1回を含むトップ10入り10回を記録し、「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」と「Rolex ANNIKA Major award」を受賞しました。

体格は決して大きくないが、ゆっくりとしたテイクバックから一気にフリ抜かれるティーショットの平均飛距離は、ツアー屈指の270yを越え、飛んで曲がらない安定感も持っています。さらにショートゲームやパッティングも高いレベルにあります。

2022年シーズンは、平均飛距離15位(269.95y)パーオン率86位(68.58%)平均パット69位(29.94)と中盤以降調子を崩し、1ラウンドあたりの平均スコア90位(71.75)のトップ10入り2回、賞金ランキング60位($429,664)CMEポイントランキングは61位(569)と言う結果を残しています。

パク・インビ(Inbee Park)
国籍:韓国
生年月日:1988年7月12日(35歳)
身長:167.6cm
体重:非公開

① LPGA米国女子ツアー:21勝

② メジャー・トーナメント:7勝
 ・ANAインスピレーション:1勝
 ・全米女子オ-プン:2勝
 ・全米女子プロゴルフ選手権:3勝
 ・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
 ・全英女子オープン:1勝

③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:2回(2012,2013)

アマチュア時代から活躍し、2006年にプロに転向すると、2008年には、19歳11ヶ月17日という史上最年少(20201年時点でも記録を維持)で全米女子オープンを制し、全米女子ジュニア選手権と全米女子オープンを制したLPJAツアー史上5人目の快挙を達成しました。

2012年シーズンから2015年シーズンにかけて獲得賞金が4年連続200万ドル超え、賞金女王2回、全米女子プロ3連覇、最優秀選手賞1回、キャリア・グランドスラム達成(エビアン・チャンピオンシップは除く)など、数々の大記録を打ち立てています。

2016年シーズンには、リオ・オリンピックで金メダルを獲得し、LPGAツアーの殿堂入り資格を得る史上最年少の選手となりました。

平均飛距離はツアーの中でも低いランクにありますが、フェアウェイキープ率、パーオン率、アプローチ、パッティングのすべてにおいてクオリティが高いレベルにあります。また、マネジメント能力も高く、メンタルも強いので、あらゆる状況に対応可能なプレーヤーと言って良いでしょう。

2022年シーズンは、平均飛距離148位(242.29y)パーオン率77位(68.98%)平均パット27位(29.56)1ラウンドあたりの平均スコア44位(70.94)のトップ10入り3回、賞金ランキング62位($417,530)CMEポイントランキングは55位(637)と言う結果を残しています。

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