2022年11月3日(木)~11月6日(日)にかけて日本・滋賀県大津市にある瀬田ゴルフコース(Seta Golf Course)の北コース(North Course)で開催される2022年シーズン第32戦「TOTOジャパン・クラシック(TOTO Japan Classic)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは下記の32名が出場となります。
【LPGAツアー】
・畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳、渋野日向子
【JLPGAツアー】
・メルセデス・ランキング上位36名(日本選手28名)
※畑岡奈紗:2017年大会の初出場から4大会連続4回目の出場
※笹生優花:初出場
※古江彩佳:初出場
※渋野日向子:2019年大会の初出場から2大会連続2回目の出場
※笹生優花の国籍は、2022年シーズンから日本に登録が変更となりました。(LPGA公式サイトをもとにしています)
TOTOジャパン・クラシック
1973年にLPGAジャパン・クラシックとしてスタート、幾度も大会名称が変更され中、2015年から「TOTOジャパン・クラシック」として開催され、今回で48回目(JLPGAツアーの単独開催を除く)を迎える歴史と伝統を誇り、秋のアジア・シリーズの一環として日本で行われるトーナメントとなっています。
初代チャンピオンに輝いたのはアメリカのジャン・フェラリス、2001年から2005年にかけ5連覇を達成したメジャー10勝を含むLPGAツアー72勝を誇るアニカ・ソレンスタムが大会最多となる5回の優勝を飾っていることでも知られ、韓国の申ジエが3回の優勝(2008年、2010年、2020年)で続き、デビー・マッカーシー、パティ・シーハン、リサロッテ・ノイマン、ベッツィ・キング、高又順、上田桃子、フォン・シャンシャンという名プレーヤーが2回の優勝を飾っています。
また、11名もの日本選手が優勝を飾り、1987年には岡本綾子が2位に入り、LPGAツアー初のアメリカ人以外の賞金女王に輝くなど、日本勢に相性の良いトーナメントとなっています。
2019年に行われた前回大会では、初日からのトップを維持した鈴木愛が通算17アンダーで完全優勝を達成しています。
舞台となるのは、今回で14回目の開催となる瀬田ゴルフコース(Seta Golf Course)の北コース(North Course)になります。
今大会は賞金総額:$2,000,000、CMEポイント:500、78名(LPGA:42名、JLPGA:36名)による予選カットなしの4日間72ホールのストローク・プレーで行われます。
【大会記録】
・WINNING SCORE:-24(3日間)
2003年:アニカ・ソレンスタム(Seta Golf Course North Course)
今季2勝と素晴らしい活躍を見せ、初の世界ランキング1位まで上り詰めたツアールーキーのアタヤ・ティティクルを筆頭に同5位で今季の全米女子オープンを制したミンジー・リーや同9の畑岡奈紗らトップ10から3名、トップ20を含めても同19位のチェ・ヘジンの僅か4名とトッププレーヤーが少なく、強くないフィールドとなったものの、メジャー覇者のアリヤ・ジュタヌガーンやイ・ジョンウン6、今季好調のリリア・ヴや復活を期すパティ・タヴァタナキットなど実力者も出場します。
日本からは畑岡奈紗と笹生優花、ツアー・ルーキーの古江彩佳と渋野日向子の4名に加え、JLPGAツアーメンバーから28名が出場します。
世界ランキングは10月31日時点
TOTOジャパン・クラシック 開催会場
【日本・滋賀県大津市】
瀬田ゴルフコース(Seta Golf Course)
コース | Yardage | Par |
北コース (North Course) |
6,616 | 72 |
日本・滋賀県大津市にある瀬田ゴルフコース・北コースは、比叡山延暦時や近江神宮、日吉大社と言った歴史的建造物、ミシガン・クルーズや浮御堂からの絶景が楽しめる大津市の南、代表的な琵琶湖の湖畔に位置する歴史のあるゴルフコースです。
また、少し西の方に足を延ばすと、日本を代表する観光地の1つである京都があります。
井上誠一によって設計されたコースは、丘陵地帯の地形を活かした歴史のある美しいゴルフクラブです。
【特徴のあるホール】
・11番Par4:右ドッグレッグと砲台グリーンが特徴的な最難関ホール。
・15番Par3:池の絡む短いホール。
・17番Par4:距離のある最も難易度の高いミドルホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:ー
・ラフ:ー
・グリーン:ー
Hole | Yardage | Par |
1 | 495 | 5 |
2 | 393 | 4 |
3 | 185 | 3 |
4 | 400 | 4 |
5 | 389 | 4 |
6 | 350 | 4 |
7 | 399 | 4 |
8 | 177 | 3 |
9 | 392 | 4 |
10 | 367 | 4 |
11 | 406 | 4 |
12 | 192 | 3 |
13 | 476 | 5 |
14 | 411 | 4 |
15 | 135 | 3 |
16 | 500 | 5 |
17 | 409 | 4 |
18 | 540 | 5 |
OUT | 3,180 | 35 |
IN | 3,436 | 37 |
Total | 6,616 | 72 |
TOTOジャパン・クラシック スケジュール
2022年11月3日(木)~11月6日(日)
【予選カットなし】
11月3日(木) 大会1日目
11月4日(金) 大会2日目
11月5日(土) 大会3日目
11月6日(日) 大会最終日
TOTOジャパン・クラシック 賞金
【賞金総額】
$2,000,000
【優勝賞金 】
$300,000
※全選手の獲得賞金は大会終了後に下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載します。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した78名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2022年10月31日時点
アタヤ・ティティクル(Atthaya Thitikul)
国籍:タイ
生年月日:2003年2月20日(19歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:2勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2017年7月にタイで行われたLET(レディース・ヨーロピアン・ツアー)「欧州女子タイ選手権」をアマチュアとして史上最年少の14歳4か月19日で制し、アマチュア時代のリディア・コが保持していた最年少記録を更新、世界アマチュア・ランキング1位を獲得し、若くして才能を開花させると「世界ジュニア女子選手権」で連覇達成(2018-2019)、2018年に初開催となった「アジア・パシフィック女子アマチュア選手権」で優勝。更に2018年に行われた「ANAインスピレーション」と「全英リコー女子オープン」でローアマチュアに輝くなど、アマチュア時代から脚光を浴びています。
2020年にプロ転向、同年のタイLPGAツアーで5勝を飾り、賞金女王を獲得すると、2021年にはLET(レディース・ヨーロピアン・ツアー)で2勝を飾り、「Race to Costa Del Sol」を獲得、「Rookie of the Year」と「Player of the Year」を受賞しました。
また、非会員で出場した2021年5月に行われたLPGAツアー「Honda LPGA Thailand」では、終盤まで優勝争いを演じ2位、メジャー・トーナメント「The Amundi Evian Championship」では5位、「ISPS Handa World Invitational」では4位、翌週の「Trust Golf Women’s Scottish Open」では2位タイと素晴らしい成績を残しています。
LPGA最終予選会(Qシリーズ)を3位で通過し、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
体格は決して大きくないが、キャリーで平均飛距離270.0yを超えるショットを武器にパーオン率も高く、パッテイングの出来次第で上位で戦えると言った状況を常に作ることができるプレーヤーです。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは24試合に出場し、優勝2回を含むトップ10入り14回、トップ25入り18回とここまで素晴らしい結果を残しています。
世界ランキング1位まで上り詰め、直近の5試合でも優勝1回を含む全てトップ10入りと、抜群の結果を残して迎える初出場の今大会で今季3勝目なるか注目されます。
ミンジー・リー(Minjee Lee)
国籍:オーストラリア
生年月日:1996年5月27日(26歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:8勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2012年に全米女子ジュニア優勝、2013年に全豪女子アマチュアを獲得すると、2014年にはアマチュアとしてALPGAツアー「オーツ・ビクトリアン・オープン」で優勝、同年に行われたメジャー・トーナメント「クラフト・ナビスコ選手権」でローアマチュアの獲得とマーク H.マコーマック・メダルの受賞、更に「初代インターナショナル・クラウン」で唯一のアマチュアとして出場するなどアマチュア時代から活躍し、2014年9月にプロに転向すると世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、8年目のシーズンを迎えます。
ツアー・ルーキーとして臨んだ2015年シーズンの「Kingsmill Championship Presented by JTBC」でいきなり優勝を飾ると、29試合で優勝1回を含むトップ10入り7回、トップ25入り19回、予選落ち5回と素晴しい成績を残しました。
その後もコンスタントに優勝を積み重ねる中、2021年シーズンの「The Amundi Evian Championship」でメジャー初優勝。2022年シーズン5月30日時点でメジャー・トーナメント1勝(2021年)を含むLPGAツアー通算7勝という成績を残し、世界トップクラスのプレーヤーに駆け上がりました。
ショット力とショートゲーム、パッティングまで安定感抜群のクオリティの高さと、爆発力を持ち合わせている世界トップクラスのプレーヤーと言えるでしょう。
2021年シーズンは、平均飛距離41位(262.71y)フェアウェイキープ率62位(74.41%)パーオン率17位(74.71%)平均パット69位(30.17)1ラウンドあたりの平均スコア22位(70.32)と全体的な数値は良くありませんでしたが、メジャー初優勝を含むトップ10入り7回という成績を残しています。
2022年シーズンは19試合に出場し、優勝2回を含むトップ10入り6回、トップ25入り12回を記録していますが、8月後半からの直近5試合では49位タイが最高成績で予選落ち2回、途中棄権1回と調子を崩しています。
5大会連続5回目の出場となる今大会での成績は、2016年大会で10位タイ、2017年大会で5位タイ、2018年大会で15位タイ、2019年大会では単独3位と相性が良く、ツアー最終戦に向けて復調のきっかけを掴む大会となるか注目されます。
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(23歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年と2016年のIMGアカデミー・世界ジュニア選手権で日本人初の2連覇を達成し、2016年の日本女子オープンで優勝、JLPGAのメジャー選手権で史上初のアマチュアで最年少18歳のチャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Walmart NW Arkansas Championship presented by P&G」でトーナメント・レコードの通算21アンダーでツアー初優勝を飾ると、年間2勝をあげる活躍を見せ、獲得賞金も100万ドルを超えました。
その後、2019年シーズンには、「Kia Classic」でツアー3勝目、2021年シーズンも2勝を飾り、LPGAツアー通算5勝をあげるものの、2018年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」と2021年の「全米女子オープン」でともにプレーオフで敗れるなど、メジャータイトルには、惜しくも手が届いていません。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ショートゲームとパッティングのクオリティの高さが持ち味です。一方でショットには課題が残っています。
2021年シーズンは、平均飛距離53位(260.67y)パーオン率49位(71.61%)平均パット26位(29.70)とショット・パッティングともに上位ではなく、1ラウンドあたりの平均スコア25位(70.46)だったものの、優勝2回と全米女子オープンでもプレーオフを戦うなど、5月以降は内容も良くなっていました。
2022年シーズンは23試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り7回、トップ25入り16回とここにきて安定感のあるプレーを見せています。
4大会連続4回目の出場となる今大会では、2018年大会で優勝を飾っています。相性の良い大会で2回目の優勝なるか注目されます。
チェ・ヘジン(Hye-Jin Choi)
国籍:韓国
生年月日:1999年8月23日(23歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年「世界ジュニア女子選手権(個人とチームの両方)」と2016年「カナダ女子アマチュア選手権」2017年「オーストラリア女子アマチュア選手権」に加え、2017年のKLPGAツアー「ChoJung Sparkling Water Yongpyong Resort Open」と「Bogner-MBN Ladies Open」で優勝。更に50年ぶりのアマチュア優勝が期待された2017年の「全米女子オープン」で2位に入り、ローアマチュアに輝くなど若くして才能を開花させ、アマチュア時代から脚光を浴びています。
2017年にプロ転向、2019年にはKLPGAツアーで5勝を飾り、賞金女王を獲得。これまでにKLPGAツアーで11勝を挙げています。
また、LPGAツアー非会員で出場した2018年「ISPS Handa Women’s Australian Open」と2020年「ISPS HandaVicOpen」でともに2位に入る素晴らしい成績を残しています。
LPGA最終予選会(Qシリーズ)を8位タイで通過し、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
ティーショットからアイアンショット、パッティングを含むショートゲームまでクオリティの高さが光るオールラウンド・プレーヤーと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは25試合に出場し、トップ10入り10回、トップ25入り20回とここまで安定感のある素晴らしい結果を残しています。
初出場となる今大会では、LPGAツアー初優勝と共にアタヤ・ティティクルとのルーキー・オブ・ザ・イヤー争いにも注目が集まります。
古江 彩佳(Ayaka Furue)
国籍:日本
生年月日:2000年5月27日(22歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
ナショナル・チームで腕を磨き、2019年の富士通レディースで優勝、JLPGAツアー史上7人目のアマチュア・チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後も2019年1回、2020年3回、2021年3回とJLPGAツアーで7勝を挙げ、統合された2020-2021シーズンには「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝く活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
初出場となった2020年シーズンの「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、2021年シーズンに行われた2つのメジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン」と「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」では、それぞれ20位タイとキャリア最高の4位に入っています。
その後、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を7位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
フェアウェイを外さない正確なティーショットと安定感のあるショートアイアン、そして最大の持ち味は、パッティングのクオリティの高さと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは24試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り3回、トップ25入り10回と安定感のあるプレーを続けています。
JLPGAツアー単独開催となった2021年に優勝しているだけに、初出場となる今大会で今季2勝目に期待がかかります。
笹生 優花(Yuka Saso)
国籍:日本
生年月日:2001年6月20日(21歳)
身長:166.0cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:1勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年のアジアン・ゲームズ(アジア大会)にフィリピン代表の一員として出場し、ゴールド・メダルを獲得。翌年の2019年には、オーガスタ・ナショナル女子アマチュア・ゴルフ選手権で3位タイに入り、ガールズ・ジュニアPGAチャンピオンシップでは優勝を飾るなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後の2020年には、JLPGAツアーで2勝を挙げる活躍を見せています。
その後、キム・アリム(2020年 全米女子オープン)、ソフィア・ポポフ(2020年 AIG全英女子オープン)、渋野日向子(2019年 AIG全英女子オープン)に続き、3年ぶりに非会員として、2021年の「全米女子オープン」でメジャー・トーナメント優勝という快挙を達成、LPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2021年シーズン途中から世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、2年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアーに本格参戦してからは、4回のトップ10フィニッシュを飾るなど、安定した成績を残しています。
身長は決して大きくないが、平均飛距離270ヤードを超える力強いティーショットと深いラフからでも方向性を出せる正確なアイアンショット、ショートゲームの多彩さなど高いレベルのゴルフを見せています。
2021年シーズンは、平均飛距離12位(271.95y)平均パット7位(29.09)サンドセーブ率1位(63.64%)1ラウンドあたりの平均スコア4位(69.36)と特徴が活かされた数値となっており、最終戦のCMEグループ・ツアーチャンピオンシップにも出場、賞金ランキングも6位、世界ランキングではトップ10に入るなど、素晴しい活躍を見せています。
2022年シーズンは23試合に出場し、トップ10入り4回、予選落ち7回と良い結果を残せていませんが、直近の2試合で連続トップ10入りと復調の兆しも見えてきています。
初出場となる今大会でLPGAツアー2勝目なるか注目されます。
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
国籍:日本
生年月日:1998年11月15日(23歳)
身長:167.0cm
体重:62.0kg
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:1勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年にプロ転向、翌年(2019年)には、LPGA日本ツアーで「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、2021年シーズンを終えてLPGA日本ツアーで6勝を挙げる活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
ハイライトとなったのは、2019年の「AIG Women’s British Open」で海外メジャー・トーナメント初優勝。これは1977年の「KPMG Women’s PGA Championship」で優勝した樋口久子に次いで日本人2人目の快挙であり、2014年の「Amundi Evian Championship」で優勝したキム・ヒョージュに次いで、この10年でメジャー・デビューで優勝した2人目のプレーヤーです。
直後にLPGAツアーメンバーには加わらず、その後はスポット参戦を繰り返しながら、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を20位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
トップの位置が低いコンパクトなテイクバックから安定感のあるショットと強気なパッティングが持ち味と言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは、21試合に出場し、トップ10入り5回、トップ25入り7回とまずまずの結果を残しています。
初出場となる今大会でLPGAツアー2勝目なるか注目されます。
最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!
TOTOジャパン・クラシックのチケット
e+(イープラス)にて独占販売
※電子チケットのみの販売
販売期間
2022年7月26日(火) 10:00~大会前日の 23:59
チケットの種類
1-DAY チケット
11月3日(木) 大会第1日 4,000円
11月4日(金) 大会第2日 4,000円
11月5日(土) 大会第3日 6,000円
11月6日(日) 大会最終日 6,000円
詳細は公式サイトでご確認下さい。
TOTOジャパン・クラシックのテレビ放送
【地上波】MBS-TBS系列全国ネット
【CS放送】ゴルフネットワーク
【CS放送】GAORA
【動画配信】大会ホームページ(無料)
【動画配信】Sportsnavi(無料)
生:生中継
【地上波】MBS-TBS系列全国ネット
【CS放送】ゴルフネットワーク
【CS放送】GAORA
4日間中継!!
(★:【地上波】MBS-TBS系列全国ネット)
(☆:【CS放送】ゴルフネットワーク )
(▲:【CS放送】GAORA)
全ラウンド中継 ※日本時間
第1日
- 11月3日(木) 08:00~10:45 ☆(1番ホール中継)
- 11月3日(木) 12:00~15:00 ▲(13-18番ホール中継)
第2日
- 11月4日(金) 08:00~10:45 ☆(1番ホール中継)
- 11月4日(金) 12:00~15:00 ▲(13-18番ホール中継)
第3日
- 11月5日(土) 08:00~10:45 ☆(1番ホール中継)
- 11月5日(土) 11:00~13:45 ▲(10-18番ホール中継)
- 11月5日(土) 14:00~15:24 ★
第4日(最終日)
- 11月6日(日) 07:15~10:00 ☆(1番ホール中継)
- 11月6日(日) 10:30~12:45 ▲(10-18番ホール中継)
- 11月6日(日) 13:00~14:54 ★
【動画配信】大会ホームページ(無料)
【動画配信】Sportsnavi(無料)
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
11月3日(木) 第1日
- 12:00~15:00 生
11月4日(金) 第2日
- 12:00~15:00 生
11月5日(土) 第3日
- 11:00~13:45 生
11月6日(日) 第4日 (最終日)
- 10:30~12:45 生
- 14:54~(延長対応)
TOTOジャパン・クラシック 試合結果
コース | Yardage | Par |
北コース (North Course) |
6,616 | 72 |
大会1日目
天候:くもりのち晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
09:28(09:28)
イ・ジョンウン6/渋野日向子/勝みなみ
09:39(09:39)
チェ・ヘジン/畑岡奈紗/山下美夢有
09:50(09:50)
ミンジー・リー/古江彩佳/西村優奈
10:01(10:01)
A.ティティクル/笹生優花/西郷真央
10番ホールスタート
09:17(09:17)
S.シューベルト/Y.ノー/ウェイリン・スー
09:50(09:50)
P.タヴァタナキット/サイ・ペイイン/A.ジュタヌガーン
10:01(10:01)
J.シン/K.タン/M.カストレン
※時差:時差はありません
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間11月3日(木)の08:00だと日本時間11月3日(木)の08:00、現地時間11月3日(木)の10:12だと日本時間11月3日(木)の10:12になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目
首位 | 鈴木 愛 | -7 | 65 |
上田 桃子 | -7 | 65 | |
T3 | 小祝 さくら | -6 | 66 |
古江 彩佳 | -6 | 66 | |
5 | 山下 美夢有 | -5 | 67 |
T6 | 永井 花奈 | -4 | 68 |
堀 琴音 | -4 | 68 | |
セキ・ユウティン | -4 | 68 | |
渡邉 彩香 | -4 | 68 | |
T10 | パジャレー・アナナルカルン | -3 | 69 |
ペ・ソンウ | -3 | 69 | |
カルロタ・シガンダ | -3 | 69 | |
アン・ナリン | -3 | 69 | |
リン・グラント | -3 | 69 | |
リンジー・ウィーバー=ライト | -3 | 69 | |
ウェイリン・スー | -3 | 69 | |
イ・ジョンウン6 | -3 | 69 | |
T55 | 笹生 優花 | +1 | 73 |
T64 | 畑岡 奈紗 | +2 | 74 |
T71 | 渋野 日向子 | +3 | 75 |
【詳細】
古江 彩佳
7バーディ、1ボギー(66)
笹生 優花
2バーディ、3ボギー(73)
畑岡 奈紗
4バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(74)
渋野 日向子
1バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(75)
12時00分時点での天候は晴れ、気温19.0℃、湿度54%、風速1.0m/s(西北西)というコース・コンディションの中、78名による大会1日目が行われた。
大会1日目を終えてトップタイに並んだのは、前回大会覇者で連覇を目指す鈴木愛と2007年と2011年の覇者で3回目の優勝を目指す上田桃子の日本勢2名。
前半を終えて4バーディと順調にスコアを伸ばした鈴木愛は、後半3つあるPar5のうち、2つでバーディを奪うなど、ボギーフリーとなる7バーディ(65)をマーク、10番Par4からの5連続バーディを含む8バーディ、1ボギー(65)でラウンドした上田桃子と共に7アンダー・トップタイで初日を終えた。
出だしの1番Par5と2番Par4で連続バーディの好スタートを切った古江彩佳は、5番Par4でスコアを伸ばし迎えた7番Par4から3連続バーディを奪うと、折り返した後半は11番Par4でボギー、18番Par5でバーディとスコアを伸ばせなかったものの、フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(28)の7バーディ、1ボギー(66)でラウンド、ボギーフリーとなる6バーディ(66)でラウンドした小祝さくらと共に6アンダー・3位タイで初日を終えた。
ルーキー・オブ・ザ・イヤー争いを演じているチェ・ヘジンは5バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(70)の2アンダー・18位タイ、世界ランキング1位のアタヤ・ティティクルは2バーディ、1ボギー(71)の1アンダー・30位タイ、全米女子オープン覇者のミンジー・リーはイーブンパー・46位タイで初日を終えた。
出だしの5ホールをパーで通過する無難なスタートを切った笹生優花は、6番Par4でボギーを叩くと、続く7番Par4でバウンスバックに成功するものの、9番Par4でボギー。折り返した後半も1バーディ、1ボギーとスコアを伸ばせずフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(35)とパッティングが決まらず、2バーディ、3ボギー(73)でラウンド、1オーバー・55位タイで初日を終えた。
出だしの1番Par5から3連続ボギーと大きくつまずいた畑岡奈紗は、その後もスコアを伸ばせず折り返した11番Par4でもボギーと苦しい展開を強いられる中、13番Par5からの3連続バーディで盛り返したものの、17番Par4でダブルボギー。最終18番Par5をバーディでホールアウトしたものの、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(30)の4バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(74)とスコアを2つ落とし、2オーバー・64位タイと出遅れた。
5番Par4でボギーが先行した渋野日向子は、折り返した10番Par4でダブルボギー。14番Par4で最初のバーディを奪ったものの、17番Par4でボギーと最後まで流れを掴めずにフィニッシュ。フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率44.44% (8/18)、パット数(26)とショットに精彩を欠き、1バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(75)でラウンド、3オーバー・71位タイと大きく出遅れた。
大会2日目
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:00(08:00)
A.ノルドクビスト/野澤真央/P.タヴァタナキット
08:11(08:11)
G.ドライバーグ/P.ルサン=ブシャール/S.シューベルト
08:44(08:44)
稲見萌寧/チェ・ヘジン/佐久間 朱莉
09:17(09:17)
ウェイリン・スー/イ・ジョンウン6/A.リー
10:01(10:01)
古江彩佳/山下美夢有/永井花奈
10:12(10:12)
鈴木愛/上田桃子/小祝さくら
10番ホールスタート
08:00(08:00)
A.ジュタヌガーン/A.ティティクル/K.タン
08:44(08:44)
Y.ノー/ミンジー・リー/西郷真央
09:17(09:17)
勝みなみ/イ・ミニョン/笹生優花
09:39(09:39)
畑岡奈紗/M.アレックス/P.パットラム
10:01(10:01)
菊地絵理香 /渋野日向子/サイ・ペイイン
※時差:時差はありません
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間11月4日(金)の08:00だと日本時間11月4日(金)の08:00、現地時間11月4日(金)の10:12だと日本時間11月4日(金)の10:12になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目
首位 | 上田 桃子 | -10 | 69 |
T2 | 山下 美夢有 | -9 | 68 |
鈴木 愛 | -9 | 70 | |
4 | 小祝 さくら | -8 | 70 |
T5 | 藤田 さいき | -7 | 66 |
イ・ジョンウン6 | -7 | 68 | |
古江 彩佳 | -7 | 71 | |
T8 | ジェンマ・ドライバーグ | -6 | 67 |
アタヤ・ティティクル | -6 | 67 | |
岩井 千怜 | -6 | 68 | |
パジャレー・アナナルカルン | -6 | 69 | |
ウェイリン・スー | -6 | 69 | |
永井 花奈 | -6 | 70 | |
T48 | 渋野 日向子 | E | 69 |
T54 | 畑岡 奈紗 | +1 | 71 |
77 | 笹生 優花 | +8 | 79 |
【詳細】
古江 彩佳
2バーディ、1ボギー(71)
渋野 日向子
5バーディ、2ボギー(69)
畑岡 奈紗
4バーディ、3ボギー(71)
笹生 優花
4バーディ、9ボギー、1ダブルボギー(79)
10時00分時点での天候はくもり、気温17.5℃、湿度64%、風速2.0m/s(南西)というコース・コンディションの中、78名(1名途中棄権)による大会2日目が行われた。
大会2日目を終えて単独トップに立ったのは、2007年と2011年の覇者で3回目の優勝を目指す上田桃子。
初日のロケットスタートでトップタイから2日目をスタートした上田桃子は、5ホールをパーで通過し迎えた6番Par4でバーディを先行させると、9番Par4でボギー、折り返した10番Par4でバーディ、続く11番Par4でボギーと出入りの激しい展開を続けたものの、13番Par5と14番Par4で連続バーディ。更に17番Par4でもバーディを奪ってホールアウト。5バーディ、2ボギー(69)とスコアを3つ伸ばし、通算10アンダー・単独トップで2日目のラウンドを終えた。
トップと1打差の2位タイには、4バーディ(68)とスコアを4つ伸ばした山下美夢有と前回大会覇者で連覇を目指す鈴木愛が共にボギーフリーのラウンドを見せ、通算9アンダーで並んだ。
世界ランキング1位のアタヤ・ティティクルが、7バーディ、2ボギー(67)でラウンド、通算6アンダー・8位タイまで順位を上げ、2日目を終えた。
トップと1打差の3位タイと好位置からスタートした古江彩佳は、4番Par4でバーディを先行させるものの、続く5番Par4でボギー。その後はスコアを伸ばせず、10ホールをパーで通過し迎えた16番Par5でバーディ。最終18番Par5でスコアを伸ばせなかったものの、フェアウェイキープ率92.86% (13/14)、パーオン率94.44% (17/18)、パット数(34)の2バーディ、1ボギー(71)とスコアを1つ伸ばし、通算7アンダー・5位タイで2日目を終えた。
13番Par5と15番Par3でバーディを先行させた渋野日向子は、17番Par4でボギーを叩いたものの、前半スコアを1つ伸ばして折り返す。後半に入り、5ホール連続パーとスコアを伸ばせない展開が続く中、6番Par4でバーディを奪うと、続く7番Par4でボギーを叩いたものの、8番Par3でバウンスバックに成功。更に9番Par4でもスコアを伸ばし連続バーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(25)の5バーディ、2ボギー(69)とスコアを3つ伸ばし、通算イーブンパー・48位タイで2日目を終えた。
12番Par3からの4ホールでボギーとバーディを繰り返す展開となった畑岡奈紗は、17番Par4でもボギーを叩くなど前半スコアを1つ落として折り返す。後半に入り、1番Par5と5番Par4でバーディを奪い、盛り返したものの、フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(32)の4バーディ、3ボギー(71)とスコアを1つ伸ばすに留まり、通算1オーバー・54位タイで2日目を終えた。
出だしの10番Par4から3連続ボギーと大きくつまずいたスタートとなった笹生優花は、その後、3つあるPar5でバーディを奪うものの、ボギーを叩いた15番Par3とダブルボギーの17番Par4でスコアを落とすと、折り返してからも1番Par5と3番Par3、そして5番Par4からの3連続ボギーと波に乗れず、9番Par4をバーディでホールアウトしたものの、フェアウェイキープ率42.86% (6/14)、パーオン率44.44% (8/18)、パット数(32)と全てにおいて精彩を欠き、4バーディ、9ボギー、1ダブルボギー(79)と大きくスコアを落とし、通算8オーバー・77位で2日目を終えた。
大会3日目
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
08:38(08:38)
M.ジュタヌガーン/M.ハリガエ/チェ・ヘジン
09:55(09:55)
古江彩佳/G.ドライバーグ/A.ティティクル
10:06(10:06)
小祝さくら/藤田さいき/イ・ジョンウン6
10:17(10:17)
上田桃子/山下美夢有/鈴木愛
10番ホールスタート
08:05(08:05)
高橋彩華/Y.ノー/P.ルサン=ブシャール
08:27(08:27)
L.ウィーバー=ライト/渡邉彩香/渋野日向子
09:00(09:00)
菊地絵理香 /L.ヴ/チェラ・チョイ
09:11(09:11)
木村彩子/畑岡奈紗/青木瀬令奈
10:17(10:17)
W.ミーチャイ/笹生優花
※時差:時差はありません
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間11月5日(土)の08:05だと日本時間11月5日(土)の08:05、現地時間11月5日(土)の10:17だと日本時間11月5日(土)の10:17になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会3日目
首位 | 上田 桃子 | -14 | 68 |
2 | ジェンマ・ドライバーグ | -13 | 65 |
3 | 山下 美夢有 | -12 | 69 |
T4 | 西村 優奈 | -10 | 67 |
リン・グラント | -10 | 67 | |
藤田 さいき | -10 | 69 | |
イ・ジョンウン6 | -10 | 69 | |
小祝 さくら | -10 | 70 | |
T9 | パジャレー・アナナルカルン | -9 | 69 |
永井 花奈 | -9 | 69 | |
古江 彩佳 | -9 | 70 | |
鈴木 愛 | -9 | 72 | |
T28 | 畑岡 奈紗 | -4 | 67 |
T58 | 渋野 日向子 | E | 72 |
77 | 笹生 優花 | +6 | 70 |
【詳細】
古江 彩佳
3バーディ、1ボギー(70)
畑岡 奈紗
6バーディ、1ボギー(67)
渋野 日向子
2バーディ、2ボギー(72)
笹生 優花
1イーグル、5バーディ、1ダブルボギー、1トリプルボギー(70)
10時00分時点での天候はくもり、気温14.5℃、湿度62%、風速1.0m/s(西北西)というコース・コンディションの中、77名による大会3日目が行われた。
大会3日目を終えて単独トップをキープしたのは、2007年と2011年の覇者で3回目の優勝を目指す上田桃子。
3打目のアプローチをよせた1番Par5とチップインを決めた3番Par3でバーディ先行の好スタートを切った上田桃子は、5番と7番のPar4でボギーを叩き、前半をパープレーで折り返したものの、グリーン手前からパターでのアプローチを直接決めた10番Par4でバーディを奪うと、12番Par3と13番Par5で連続バーディ。17番Par4で短いパーパットを外してボギーを叩いたものの、16番と最終18番のPar5で確実にバーディを奪うなど、この日も7バーディ、3ボギー(68)とスコアを4つ伸ばし、通算14アンダー・単独トップで3日目のラウンドを終えた。
トップと1打差の単独2位には、安定したプレーで3日目のベストスコアタイとなる8バーディ、1ボギー(65)でラウンドしたLPGAツアー初優勝を目指すジェンマ・ドライバーグが通算13アンダーでつけ、通算12アンダー・単独3位には、5バーディ、2ボギー(69)とスコアを3つ伸ばした山下美夢有がつけた。
世界ランキング1位のアタヤ・ティティクルは、2バーディ、3ボギー(73)とスコアを1つ落とし、通算5アンダー・23位タイに後退した。
3番Par3と7番Par4でバーディを先行させた古江彩佳は、前半スコアを2つ伸ばして折り返したものの、11番Par4でボギーを叩くと、最終18番Par5でバーディを奪ったものの、後半はスコアを伸ばせずフィニッシュ。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(29)の3バーディ、1ボギー(70)とスコアを2つしか伸ばせず、通算9アンダー・9位タイで3日目を終えた。
13番Par5でバーディを先行させた畑岡奈紗は、続く14番Par4でボギーを叩いたものの、16番Par5でバーディを奪い、流れを掴むと、折り返した1番Par5と2番Par4で連続バーディ。更に上がりの8番Par3と9番Par4でも連続バーディでホールアウトするなど、フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(26)の6バーディ、1ボギー(67)でラウンド、スコアを5つ伸ばし、通算4アンダー・28位タイまで順位を上げた。
11番Par4でボギーとスタートからつまずいた渋野日向子は、5ホールをパーで通過し迎えた17番Par4でバーディを奪い、パープレーで折り返したものの、5番Par4でバーディ、8番Par3でボギーと後半もスコアを伸ばせずにフィニッシュ。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率55.56% (10/18)、パット数(29)の2バーディ、2ボギー(72)とスコアを伸ばせず、通算イーブンパー・58位タイで3日目を終えた。
13番Par5でバーディを先行させた笹生優花だったが、続く14番Par4でダブルボギー。更に16番Par5でイーグル、17番Par4でトリプルボギー。18番Par5でバーディと出入りの激しいゴルフで前半を折り返す展開の中、後半は1番Par5、4番と5番のPar4でバーディを奪うなど、スコアを3つ伸ばしてフィニッシュ。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(26)の1イーグル、5バーディ、1ダブルボギー、1トリプルボギー(70)の通算6オーバー・77位で3日目を終えた。
大会最終日
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:44(07:44)
チェ・ヘジン/西郷真央/P.ルサン=ブシャール
08:06(08:06)
L.ヴ/畑岡奈紗/後藤未有
08:17(08:17)
M.ジュタヌガーン/セキ・ユウティン/A.ティティクル
09:12(09:12)
永井花奈/古江彩佳/鈴木愛
09:23(09:23)
イ・ジョンウン6/小祝さくら/P.アナナルカルン
09:34(09:34)
西村優奈/L.グラント/藤田さいき
09:45(09:45)
上田桃子/G.ドライバーグ/山下美夢有
10番ホールスタート
08:50(08:50)
福田真未/ささきしょうこ/渋野日向子
09:45(09:45)
M.アレックス/笹生優花
※時差:時差はありません
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間11月6日(日)の07:33だと日本時間11月6日(日)の07:33、現地時間11月6日(日)の09:45だと日本時間11月6日(日)の09:45になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日
優勝 | ジェンマ・ドライバーグ | -20 | 65 |
2 | 永井 花奈 | -16 | 65 |
3 | リン・グラント | -15 | 67 |
4 | 西村 優奈 | -13 | 69 |
T5 | 古江 彩佳 | -12 | 69 |
山下 美夢有 | -12 | 72 | |
上田 桃子 | -12 | 74 | |
T8 | 勝 みなみ | -11 | 67 |
吉田 優利 | -11 | 68 | |
T10 | リリア・ヴ | -10 | 66 |
マチルダ・カストレン | -10 | 67 | |
アタヤ・ティティクル | -10 | 67 | |
パジャレー・アナナルカルン | -10 | 71 | |
T28 | 畑岡 奈紗 | -6 | 70 |
T51 | 笹生 優花 | -1 | 65 |
T64 | 渋野 日向子 | +1 | 73 |
【詳細】
古江 彩佳
4バーディ、1ボギー(69)
畑岡 奈紗
6バーディ、1ボギー、1トリプルボギー(70)
笹生 優花
1イーグル、6バーディ、1ボギー(65)
渋野 日向子
4バーディ、5ボギー(73)
10時00分時点での天候は晴れ、気温14.2℃、湿度44%、風速1.0m/s(東北東)というコース・コンディションの中、77名による大会最終日が行われた。
混戦模様となった最終日、中盤から一気に後続を突き放し、今大会を制したのは、LPGAツアー初優勝を目指すジェンマ・ドライバーグ。
トップと1打差の単独2位からスタートしたジェンマ・ドライバーグは、4番Par4でバーディを先行させて迎えた7番Par4でバーディを奪いトップに並ぶと、折り返した11番Par4でバーディ。更に距離のある右に曲がるラインを読み切った13番Par5と下りの難しいミドルパットを決めた14番Par4、そしてフリンジからのミドルパット決めた15番Par3で3連続バーディを奪い、一気に後続を突き放すと、最終18番Par5でも3打目をピン手前につけバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率72.22% (13/18)、パット数(24)とほぼ完璧なプレーでボギーフリーとなる7バーディ、最終日のベストスコアタイとなる(65)をマーク、通算20アンダー・2位に4打差をつける圧勝でLPGAツアー初優勝を飾った。
トップと4打差の単独2位には、8バーディ、1ボギー(65)と優勝したジェンマ・ドライバーグ、笹生優花と同じ最終日のベストスコアタイでラウンドした永井花奈が通算16アンダーで入り、単独3位には、7バーディ、2ボギー(67)でラウンドしたリン・グラントが通算15アンダーで入った。
13番Par5を終えて6番Par4のバーディのみと出だしからスコアを伸ばせない展開を強いられた古江彩佳は、14番Par4からの3連続バーディで維持を見せたものの、17番Par4でボギーと最後まで流れを掴めずフィニッシュ。フェアウェイキープ率100.00% (14/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(31)の4バーディ、1ボギー(69)とスコアを3つ伸ばしたものの、通算12アンダー・5位タイで4日間のトーナメントを終えた。
出だしの1番Par5でバーディを先行させた畑岡奈紗は、2番Par4でボギーを叩いたものの、3番Par3でバウンスバックに成功すると、6番と9番のPar4でもバーディ。折り返した後半はスコアを伸ばせない展開が続く中、15番Par3でバーディを奪うものの、最も難しい17番Par4でトリプルボギー。最終18番Par5をバーディでホールアウトしたものの、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(29)の6バーディ、1ボギー、1トリプルボギー(70)とスコアを2つ伸ばすに留まり、通算6アンダー・28位タイで4日間のトーナメントを終えた。
出だしの10番Par4でバーディ先行のスタートを切った笹生優花は、続く11番Par4でボギーを叩いたものの、15番Par3と16番Par5で連続バーディ。更に折り返した1番Par5でイーグルを奪うと、3番Par3と4番Par4で連続バーディ。8番Par3でもバーディを奪うなど、最終日はフェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(26)の1イーグル、6バーディ、1ボギー(65)とスコアを7つ伸ばし、通算1アンダー・51位タイまで順位を上げて4日間のトーナメントを終えた。
11番Par4からの3連続ボギーでスタートから大きくつまずいた渋野日向子は、16番と18番のPar5でバーディを奪うものの、17番Par4ではボギーと前半スコアを2つ落として折り返す。後半は4番Par4で先にボギーが先行したものの、6番Par4と8番Par3でバーディを奪うなど、スコアを1つ戻してフィニッシュ。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(30)の4バーディ、5ボギー(73)とスコアを1つ落とし、通算1オーバー・64位タイで4日間のトーナメントを終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
ジェンマ・ドライバーグ(Gemma Dryburgh)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
77.78% (14/18) |
241.0y | 31 |
ROUND2 | 42.86% (6/14) |
94.44% (17/18) |
243.0y | 30 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
77.78% (14/18) |
243.0y | 25 |
ROUND4 | 85.71% (12/14) |
72.22% (13/18) |
247.0y | 24 |
TOTAL | 73.21% (41/56) |
80.56% (58/72) |
243.0y | 27 |
2位
永井 花奈(Kana Nagai)
※LPGA公式サイトにデータなし
3位
リン・グラント(Linn Grant)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) |
77.78% (14/18) |
262.0y | 29 |
ROUND2 | 57.14% (8/14) |
94.44% (17/18) |
274.0y | 33 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
72.22% (13/18) |
259.0y | 27 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
277.0y | 28 |
TOTAL | 62.50% (35/56) |
81.94% (59/72) |
268.0y | 29 |
5位タイ
古江 彩佳(Ayaka Furue)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 78.57% (11/14) |
88.89% (16/18) |
251.0y | 28 |
ROUND2 | 92.86% (13/14) |
94.44% (17/18) |
255.0y | 34 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
72.22% (13/18) |
233.0y | 29 |
ROUND4 | 100.00% (14/14) |
88.89% (16/18) |
257.0y | 31 |
TOTAL | 89.29% (50/56) |
86.11% (62/72) |
249.0y | 30 |
28位タイ
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
66.67% (12/18) |
256.0y | 30 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
259.0y | 32 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
72.22% (13/18) |
261.0y | 26 |
ROUND4 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
251.0y | 29 |
TOTAL | 66.07% (37/56) |
73.61% (53/72) |
256.0y | 29 |
51位タイ
笹生 優花(Yuka Saso)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
88.89% (16/18) |
270.0y | 35 |
ROUND2 | 42.86% (6/14) |
44.44% (8/18) |
276.0y | 32 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
264.0y | 26 |
ROUND4 | 78.57% (11/14) |
77.78% (14/18) |
275.0y | 26 |
TOTAL | 64.29% (36/56) |
70.83% (51/72) |
271.0y | 29 |
64位タイ
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 57.14% (8/14) |
44.44% (8/18) |
246.0y | 26 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
61.11% (11/18) |
246.0y | 25 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
55.56% (10/18) |
224.0y | 29 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
66.67% (12/18) |
249.0y | 30 |
TOTAL | 66.07% (37/56) |
56.94% (41/72) |
241.0y | 27 |
優勝したジェンマ・ドライバーグはショット・パッティングともに安定感抜群であり、2位の永井花奈はデータなし、3位のリン・グラントは飛距離を活かしたショットとパッティングが良かった。5位タイの古江彩佳はショットに対してパッティングが決まらず、28位タイの畑岡奈紗はティーショットの数値が低く、51位タイの笹生優花は日によってばらつきがあり、64位タイの渋野日向子はショットの数値が低かった。
全選手の結果
※TOTO Japan Classic 公式サイト参照
※2022年大会(2022シーズン)
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