全英オープンゴルフ:ロイヤル・トルーン コースガイド

全英オープン:ロイヤル・トルーン コースガイド PGAツアー
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全英オープン(The Open Championship)が行われるロイヤル・トルーンのコース概要、詳細データ、攻略のポイントを紹介します。

 

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コース概要

スコットランド最大の港湾都市グラスゴーの南西に約50km、車で約40分の場所に位置するサウスエアシャーの港町トルーンにある「ロイヤル・トルーン」は〈オールド・コース〉と〈ポートランド・コース〉の2つで構成された1878年創設で146年の歴史と伝統を誇るクライド湾沿いの名門リンクス・コースです。

ジェームス・ブレイドによって設計されたコースは、セントアンドリュースのオールドコースの伝統的な往復コースを倣っており、1923年の初開催から今回で10回目の開催となります。

過去には全英オープンの他に全英シニア・オープン1回と2020年のAIG全英女子オープンを開催しています。

 

コースデータ

  • 所在地:スコットランド、サウスエアシャー、トルーン
  • 設立:1878年
  • 全長:7,385ヤード
  • パー:71

 

【基本セッティング】
Hole Yardage Par
1 366 4
2 389 4
3 376 4
4 599 5
5 220 3
6 623 5
7 403 4
8 123 3
9 440 4
OUT 3,539 36
10 450 4
11 498 4
12 451 4
13 473 4
14 200 3
15 502 4
16 572 5
17 242 3
18 458 4
IN 3,846 35
Total 7,385 71
※2024年 HOLE LOCATIONS
 
【地図】

 

各ホールの概要

6番ホール:ターンベリー

  • 距離:623ヤード
  • パー:5
  • 特徴:22ヤード延長された全英オープン史上最長のホール。向かい風では厳しく、起伏の激しいグリーンのため、正確なアプローチが求められる。

11番ホール:レイルウェイ

  • 距離:498ヤード
  • パー:4
  • 特徴:最もタフで難易度の高いホール。通常は向かい風でのプレーを余儀なくされるため、ショットの出来がカギとなる。

18番ホール:クレイゲンド

  • 距離:458ヤード
  • パー:4
  • 特徴:厳しいバックナインを締めくくるに相応しい全英オープンのフィナーレを飾る難関ホール。

 

名物ホール

ロイヤル・トルーンには、特に有名なホールがあります。

8番ホール:ポストスタンプ

  • 距離:123ヤード
  • パー:3
  • 特徴:ロイヤル・トルーンで最も有名なホールであり、ゴルフ界で最も象徴的なホールの 1つ。グリーンを大小5つの深いポットバンカーと複雑な起伏の丘が取り囲んでおり、強い向かい風の時には、とてつもなく長いプレイング・ディスタンスとなり、一気に難度が非常に高くなる。

 

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コース攻略のポイント

リンクス特有の海からの強い風の影響を受けやすく、硬くアンジュレーションのきついフェアウェイとグリーン、数多くのポットバンカー、フェアウェイを横切るバーン(小川)、ブッシュが特徴的で前半と後半で難易度が極端に違うコースとなっているロイヤル・トルーンでは、左右高低を打ち分けるショット力が重要であるとともにパッティングおよびメンタル、コースマネジメントなど総合的な能力が要求されます。

 

選手のコメント

  • フィル・ミケルソン:「8番Par3は世界最高の選手に挑戦できる完璧なホール。」

 

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