2023年2月9日(木)~2月12日(日)にかけてアメリカ・アリゾナ州スコッツデールにあるTPCスコッツデール(TPC Scottsdale)のスタジアム・コース(The Stadium Course)で開催される2022-2023シーズンの第15戦「WMフェニックス・オープン(WM Phoenix Open)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本勢では松山英樹が出場します。
※松山英樹:2014年大会の初出場から10年連続10回目の出場
WMフェニックス・オープン
1932年にアリゾナ・オープンとしてスタートし、今回で85回目を迎えた歴史のあるトーナメントであり、大会期間中は世界で最も観客を集め、ゴルフ以外のエンターテインメントも充実していることでも知られ、PGAツアー最大の観客数を誇ります。
特に2万人以上を収容するギャラリー・スタンドによって囲まれた16番ホール(Par3)は圧巻で、今大会の名物ホール(スタジアム・ホール)として多くのファンに親しまれています。
【16番Par3でのホールインワン達成者】
・1988年:ハル・サットン(Hal Sutton)
・1990年:デイビッド・エドワーズ(David Edwards)
・1990年:ブラッド・ブライアント(Brad Bryant)
・1991年:ジェイ・デルシング(Jay Delsing)
・1997年:タイガー・ウッズ(Tiger Woods)
・1997年:スティーブ・ストリッカー(Steve Stricker)
・2002年:マイク・スポサ(Mike Sposa)
・2011年:ジャロッド・ライル(Jarrod Lyle)
・2015年:フランチェスコ・モリナリ(Francesco Molinari)
・2022年:サム・ライダー(Sam Ryder)
・2022年:カルロス・オルティス(Carlos Ortiz)
毎年、優勝争いは大混戦となり、過去7年間で5度のプレーオフでの決着となるなど、最後まで目が離せない大会となっています。
第1回大会を制したのは、PGAツアー16勝を誇り、マスターズと全米オープンのチャンピオンでもあるラルフ・ガルダール。バイロン・ネルソンやベン・ホーガン、ジャック・ニクラスと言ったレジェンドも優勝者に名を連ねる中、3連覇を成し遂げたアーノルド・パーマー(1961年~1963年)とフィル・ミケルソン(1996年、2005年、2013年)が最多3回の優勝を飾っています。
また、松山英樹が2年連続のプレーオフを制し、連覇(2016年、2017年)を達成した大会としても知られています。
【過去の3連覇達成者】
・1961年-1963年:アーノルド・パーマー(Arnold Palmer)
【過去の2連覇達成者】
・1946年-1947年:ベン・ホーガン(Ben Hogan)
・1949年-1950年:ジミー・デマレー(Jimmy Demaret)
・1952年-1953年:ロイド・マングラム(Lloyd Mangrum)
・1974年-1975年:ジョニー・ミラー(Johnny Miller)
・2016年-2017年:松山 英樹(Hideki Matsuyama)
・2022年-2023年:スコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler)
前回大会では、プレーオフ3ホール目で7.8mのロングパットを決めてバーティを奪ったスコッティ・シェフラーが、4.1mのバーディパットを外したパトリック・キャントレーを振り切り、PGAツアー初優勝を飾っています。その後、世界ランキング1位に上り詰め、マスターズ・トーナメントを制する快進撃はここからスタートしました。
会場となるのは、「TPCスコッツデール(TPC Scottsdale)のスタジアム・コース(The Stadium Course)」になります。
今大会の賞金総額は$20,000,000、優勝者にはFEDEXCUP POINTS:500ポイントと2025年シーズンまでの2年間のシード権、2024年シーズンの「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」「ザ・プレーヤーズ選手権」「マスターズ」「全米プロゴルフ選手権」の出場権が付与される予選・決勝ラウンドを含む4日間72ホールのストローク・プレーで行われます。
世界ランキング1位のローリー・マキロイをはじめ、大会連覇を目指す同2位のスコッティ・シェフラーと2023年に入って3戦2勝、出場した4試合すべてトップ10入りと抜群の強さを見せている同3位のジョン・ラーム、同5位のパトリック・キャントレーや同6位のザンダー・シャウフェレ、直近の2試合で2位と3位に入るなど、好調なプレーを見せている同7位のコリン・モリカワ、同9位のジャスティン・トーマス、同10位のマシュー・フィッツパトリックに加え、今季2勝をマークしている同12位のマックス・ホーマや今季1勝をマークている同13位のトニー・フィナウ、同20位の松山英樹など世界ランキングトップ30から25名(同4位のキャメロン・スミスと同8位のウィル・ザラトリス、同23位のホアキン・ニーマン、同29位のセップ・ストラカ、同30位のライアン・フォックスの5名を除く)が出場するメジャー並みの強力なフィールドとなっています。
日本勢では大会最多タイとなる3度目の優勝を目指す松山英樹が出場します。
※世界ランキングは2023年2月6日時点
【パワー・ランキング】
1位:ローリー・マキロイ
2位:ジョン・ラーム
3位:コリン・モリカワ
4位:ザンダー・シャウフェレ
5位:スコッティ・シェフラー
6位:パトリック・キャントレー
7位:マックス・ホーマ
8位:トニー・フィナウ
9位:イム・ソンジェ
10位:松山英樹
11位:ジャスティン・トーマス
12位:キム・ジュヒョン
13位:ビリー・ホーシェル
14位:サヒス・ティーガラ
15位:マシュー・フィッツパトリック
WMフェニックス・オープン 開催会場
【アメリカ・アリゾナ州スコッツデール】
TPCスコッツデール・スタジアム・コース
(The Stadium Course at TPC Scottsdale)
コース | Yardage | Par |
スタジアム・コース (The Stadium Course) |
7,261 | 71 |
アリゾナ州の州都フェニックスに隣接し、マクダウェル山脈の素晴らしいパノラマの景色を望む、ソノラ砂漠の中にある「TPCスコッツデール」は、〈スタジアム・コース〉と〈チャンピオンズ・コース〉の2つのチャンピオンシップ・コースと36のプロ・レベルのホールで構成されたTPCネットワークの6番目のクラブです。
また、会場となるTPCスコッツデールは、海抜1,530フィート(約466m)の場所にあるため、1,000フィートあたり1.7%の飛距離が伸びることから、ここでは2.6%(通常300yの場合で307.8y)の飛距離が得られます。
会場のあるスコッツデールでは、保護区での散策やオールドタウンでのショッピングが楽しめ、北に向かうと聖地セドナやグランド・キャニオン国立公園と言った世界遺産も堪能できます。
〈スタジアム・コース〉
1986年、トム・ワイスコフとジェイ・モリッシュによって設計され、2014年にトム・ワイスコフによって改修された世界的に有名なコースであり、1987年大会以来、トーナメントのホーム・コースとして36年連続で開催されています。
〈チャンピオンズ・コース〉
ランディ・ヘッケンケンパーによって設計され、スタジアム・コースに並ぶ、美しさとプレイ・アビリティを持ち、2007年に新しく刷新され、自然の険しい美しい丘陵地帯と一体となった素晴しいコースとなっています。
【特徴のあるホール】
・11番Par4:距離と正確性が求められる最も難しいホール。
・15番Par5:池の絡むチャンスとピンチが交差するホール。
・16番Par3:スタジアムで囲まれた名物ホール。
・17番Par4:池が絡む1オン可能なホール。
・18番Par5:チャレンジングなフィニッシングホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:バミューダ/ライ
・ラフ:バミューダ/ライ
・グリーン:ティフイーグル・バミューダ
Hole | Yardage | Par |
1 | 403 | 4 |
2 | 442 | 4 |
3 | 558 | 5 |
4 | 183 | 3 |
5 | 470 | 4 |
6 | 432 | 4 |
7 | 215 | 3 |
8 | 475 | 4 |
9 | 453 | 4 |
10 | 428 | 4 |
11 | 472 | 4 |
12 | 192 | 3 |
13 | 558 | 5 |
14 | 490 | 4 |
15 | 553 | 5 |
16 | 163 | 3 |
17 | 332 | 4 |
18 | 442 | 4 |
OUT | 3,631 | 35 |
IN | 3,630 | 36 |
Total | 7,261 | 71 |
WMフェニックス・オープン スケジュール
2023年2月9日(木)~2月12日(日)
2月09日(木) 大会1日目(予選ラウンド)
2月10日(金) 大会2日目(予選ラウンド)
2月11日(土) 大会3日目(決勝ラウンド)
2月12日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
WMフェニックス・オープン 賞金
【賞金総額】
$20,000,000
【優勝賞金 】
$3,600,000
※全選手の獲得賞金は大会終了後に下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載します。
歴代優勝者
WMフェニックス・オープンの過去10大会の優勝者を紹介します。
最多優勝回数は、3連覇を成し遂げたアーノルド・パーマーとフィル・ミケルソンの3回となります。
前回大会を制したのは、PGAツアー初優勝を飾ったスコッティ・シェフラーでした。
年 | 優勝者 |
2022 | スコッティ・シェフラー |
2021 | ブルックス・ケプカ |
2020 | ウェブ・シンプソン |
2019 | リッキー・ファウラー |
2018 | ゲーリー・ウッドランド |
2017 | 松山 英樹 |
2016 | 松山 英樹 |
2015 | ブルックス・ケプカ |
2014 | ケビン・スタドラー |
2013 | フィル・ミケルソン |
出場選手一覧
最終エントリーが確定した134名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2023年2月6日時点
スコッティ・シェフラー (Scottie Scheffler)
国籍:アメリカ
生年月日:1996年6月21日(26歳)
身長:190.5cm
体重:90.7kg
① PGAツアー:4勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:1勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
2013年の「全米ジュニア・アマチュア」を制覇、エリン・ヒルズで行われた2016-2017シーズンの「全米オープン」でローアマチュアを獲得するするなど、アマチュア時代の活躍を経て、プロ転向後の2019年には、PGAツアーの下部組織にあたる「KORN FERRY TOUR」で2勝を挙げ、「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、2019-2020シーズンから世界最高峰の舞台であるPGAツアーに参戦、PGAツアーで4年目のシーズンを迎えます。
本格参戦となった2019-2020シーズンでは23試合に出場し、優勝こそなかったものの、3位2回を含むトップ5入り6回、トップ10入り7回と素晴らしい成績を残し、フェデックスカップ・ポイントランキングで5位に入る活躍でルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
また、プレーオフ・シリーズ第1戦「THE NORTHERN TRUST」の第2ラウンドではPGAツアー史上11人目の50台となる「59」を記録しています。
その後も安定した成績を残していたものの、初優勝に手が届かないまま迎えた2021-2022シーズンの2月に行われた「WM Phoenix Open」でプレーオフの末に初優勝を飾ると、3月の「Arnold Palmer Invitational presented by Mastercard」で2勝目、更に3週間後の「World Golf Championships-Dell Technologies Match Play」で世界選手権初制覇を果たすなど、5試合で3勝と覚醒。マーティン・カイマーの26歳1カ月30日の記録を抜いて、PGAツアーデビューから僅か2年7カ月でジョン・ラームの25歳8カ月9日に次ぐ、25歳9カ月6日という史上6番目の若さで世界ランキング1位に駆け上がると、翌週行われた「Masters Tournament」でメジャー初優勝を飾りました。
恵まれた体格を活かした飛距離を武器としたプレーに加え、パッティングを含めたショートゲームも素晴しく、ショット・ショートゲーム・パッテイングと総合的に高いレベルを保っています。
2021-2022シーズンは、平均飛距離81位(301.7y)フェアウェイキープ率49位(63.84%)パーオン率10位(75.69%)平均パット(1.725)とショット・アプローチが安定していました。
2022-2023シーズンは、5試合に出場し、3位1回を含むトップ10入り3回、トップ25入り4回と上々の滑り出しを切っています。
4大会連続4回目の出場となる今大会では連覇の期待が懸ります。
パワーランキングは5位。
ジョン・ラーム(Jon Rahm)
国籍:スペイン
生年月日:1994年11月10日(28歳)
身長:188.0cm
体重:99.8kg
① PGAツアー:9勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:0勝
・全米オープン:1勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
2014年の世界アマチュア選手権で優勝、2015年には、世界アマチュア・ランキング1位とマーク H.マコーマック・メダルを受賞、更に、2015年と2016年には、史上初となる男子のアマチュアゴルファーで最高の選手に授与されるベン・ホーガン・アワードを2回受賞、2016年の全米オープンでローアマチュアを獲得するなど、アマチュア時代から活躍し、スペシャル・テンポラリー・メンバーとして、2015-2016シーズンから世界最高峰の舞台であるPGAツアーに参戦、PGAツアーで8年目のシーズンを迎えます。
本格参戦となった2016-2017シーズンの「Farmers Insurance Open」で初優勝を飾ると、2019-2020シーズンには、「the Memorial Tournament presented by Nationwide」と「BMW Championship」を含む年間2勝をあげ、4年連続4回目のツアーチャンピオンに出場しました。
その後もPGAツアーとヨーロピアンツアーで活躍を見せる中、2020-2021シーズンの6月に行われたメジャー・トーナメント「全米オープン」でメジャー初タイトルを獲得、セベ・バレステロス以来となるスペイン勢2人目の世界ランキング1位を経験するなど、世界屈指のプレーヤーとなっています。
恵まれた体格から生み出されるパワーを活かし、コンパクトなスウィングながら、飛距離と安定感抜群のアイアンショット、メンタル面の充実により世界のトップにまで上り詰めました。
2021-2022シーズンは、平均パットが121位(1.768)だったものの、平均飛距離5位(318.9y)パーオン率3位(71.59%)と抜群のショット力を活かしたプレーで1ラウンドあたりのバーディ数(4.17)平均スコア12位(69.755)と高いスコアリング・アベレージを誇っています。
2022-2023シーズンは、4試合に出場し、優勝2回を含むすべてでトップ10入りと最高のスタートを切っています。
7大会連続8回目の出場となる今大会では、アマチュアでの初出場となった2015年大会で最高成績となる5位タイに入り、その後も優勝こそ無いものの、トップ10入り4回、すべてトップ25入りとコンスタントな成績を残しており、今季の好調さと相性の良さから優勝候補と言って良いでしょう。
パワーランキングは2位。
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(30歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg
① PGAツアー:8勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・マスターズ:1勝
・全米オープン:0勝
・全英オープン:0勝
・全米プロゴルフ選手権:0勝
③ FEDEXCUP CHAMPION:0回
2010年アジア・パシフィックア・マチュアで日本人として初優勝を含む2連覇を達成し、2011年マスタ-ズ・トーナメントで日本人初のローアマチュアを獲得するなどアマチュア時代から活躍し、2013-2014シーズンから世界最高峰の舞台であるPGAツアーに参戦、日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで節目となる10年目のシーズンを迎えます。
本格参戦となった2013-2014シーズンの「the Memorial Tournament presented by Nationwide Insurance」で初優勝を飾り、3年間のシード権を獲得。2016-2017シーズンには、世界ゴルフ選手権で優勝したアジア人初のプレーヤーとなり、年間3勝をあげ、世界ランキング2位まで上り詰めました。
その後、通算5勝を飾る活躍を見せる中、2020-2021シーズン4月に行われたメジャー・トーナメント「マスターズ・トーナメント」で初のタイトルを獲得し、日本人初の男子メジャー・チャンピオンになりました。更に、ケリー・ミドルコフ(アメリカ)、ジャック・ニクラス(アメリカ)、ベン・クレンショー(アメリカ)、タイガー・ウッズ(アメリカ)、フィル・ミケルソン(アメリカ)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)に次ぐ、ロー・アマチュア獲得からチャンピオンになった7番目のプレーヤーとなりました。
また、ダスティン・ジョンソンに次いで、ツアーデビューから9年連続でツアーチャンピオンシップに進出する大記録と言える素晴しい成績を残しています。
フェアウェイウッドのクオリティの高さと抜群の精度を誇るアイアンショットを武器にPGAツアー屈指の実力を誇るショットメーカー。更に、アプローチのクオリティも高く、多彩なショットでスコアメイクに繋げています。
2021-2022シーズンは、平均飛距離62位(304.7y)フェアウェイキープ率110位(59.37%)とティーショットに苦労した印象でしたが、パーオン率36位(68.29%)SG: APPROACH THE GREENが6位(0.711)とショットは数値的に良かった印象です。しかし、SG: PUTTING(-0.028)とパッティングは決まらない印象でした。また、SCORING AVERAGEは27位(70.116)でした。
賞金ランキングは12位($5,776,298)フェデックスカップ・レギュラーシーズン・ポイントランキングは11位(1,697)でした。
2022-2023シーズンは、7試合に出場し、トップ10入り1回、トップ25入り3回とシーズン序盤ではあるものの、まだまだ好成績には繋がっていません。
10大会連続10回目の出場となる今大会では、2016年から2017年にかけて連覇を達成した優勝2回を含むトップ15入り5回という素晴らしい結果を残しているだけに、優勝も大いに期待できるでしょう。
パワーランキングは10位。
最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!
WMフェニックス・オープンのテレビ放送
【BS放送】BSJapanextで3日目・最終日のラウンドを無料ライブ放送!!
【CS放送】ゴルフネットワークが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】U-NEXTが全ラウンド独占LIVE配信!!
生:生中継
【BS放送】BSJapanext
2月12日(日) 第3日
- 06:30~10:30 (263ch) 生
2月13日(月) 第4日(最終日)
- 06:00~08:30 (263ch) 生
〈PGAハイライト〉
- 2/13(月) 21:00~21:30
〈サキヨミPGA〉
- 2/13(月) 21:30~22:00
【動画配信】つながるジャパネット
※無料公式アプリ「つながるジャパネット」で同時配信
【CS放送】ゴルフネットワーク
全ラウンド生中継!! ※日本時間
2月10日(金) 第1日
- 05:00~09:00 生
2月11日(土) 第2日
- 05:00~09:00 生
2月12日(日) 第3日
- 03:00~08:30 生
※延長あり
2月13日(月) 第4日 (最終日)
- 03:00~08:00 生
※延長あり
※スカパー!からゴルフネットワークを視聴する方法は公式サイトスカパー!でご確認下さい。
【動画配信】U-NEXT
全ラウンド独占ライブ配信 ※日本時間
2月10日(金) 第1日
- 02:00~ 生
2月11日(土) 第2日
- 02:00~ 生
2月12日(日) 第3日
- 02:00~ 生
2月13日(月) 第4日 (最終日)
- 02:00~ 生
※U-NEXTを視聴する方法は公式サイトU-NEXTでご確認下さい。
WMフェニックス・オープン 試合結果
コース | Yardage | Par |
スタジアム・コース (The Stadium Course) |
7,261 | 71 |
最終日(決勝ラウンド)
天候:晴れ時々くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
09:06(01:06)
J.ダフナー/R.マキロイ/M.クーチャー
09:17(01:17)
C.ハドリー/M.ホーマ/松山英樹
10:01(02:01)
T.フィナウ/J.ベガス/W.クラーク
10:12(02:12)
X.シャウフェレ/C.ホフマン/S.バーンズ
10:23(02:23)
イム・ソンジェ/R.ファウラー/J.デイ
10:34(02:34)
J.スピース/A.ハドウィン/T.ハットン
10:45(02:45)
S.シェフラー/N.テイラー/J.ラーム
10番ホールスタート
08:55(00:55)
S.ティーガラ/W.シンプソン/A.ロング
※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月12日(日)の08:55だと日本時間2月13日(月)の00:55、現地時間2月12日(日)の10:45だと日本時間2月13日(月)の02:45になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
最終日(決勝ラウンド)
優勝 | スコッティ・シェフラー | -19 | 65 |
2 | ニック・テイラー | -17 | 65 |
3 | ジョン・ラーム | -14 | 68 |
4 | ジャスティン・トーマス | -13 | 65 |
5 | ジェイソン・デイ | -12 | 68 |
T6 | サム・バーンズ | -11 | 68 |
イム・ソンジェ | -11 | 69 | |
ジョーダン・スピース | -11 | 70 | |
ティレル・ハットン | -11 | 69 | |
T10 | ウィンダム・クラーク | -10 | 69 |
ザンダー・シャウフェレ | -10 | 70 | |
リッキー・ファウラー | -10 | 70 | |
アダム・ハドウィン | -10 | 71 | |
T29 | 松山 英樹 | -5 | 70 |
【詳細】
松山 英樹
3バーディ、2ボギー(70)
12時00分時点での天候は晴れ時々くもり、気温21.7℃、湿度15%、風速3.1m/s(東南東)というコース・コンディションの中、66名による決勝ラウンド最終日が行われた。
ニック・テイラーとのマッチレースの様相を呈した最終日、終盤まで縺れた展開を制したのは、世界ランキング2位で大会連覇を目指すスコッティ・シェフラー。
大会連覇に向け、絶好の位置で最終日を迎えたスコッティ・シェフラーは、3.1mを決めた2番Par4とティーショットから2打目にかけて左に曲げ、3打目のアプローチもよせきれなかったものの、3.0mを決めた3番Par5で連続バーディを奪うと、チャンスらしいチャンスもないまま迎えた9番Par4で2打目を1.8mにつけバーディ。前半スコアを3つ伸ばして折り返すと、10番Par4でトップに並ばれたものの、13番Par5で6.7mの下りのやや左に曲がるラインを読み切りイーグルを奪い、再び単独トップに躍り出る。その後、ティーショットを大きく左サイドに曲げた16番Par3でのピンチを4.7mのパーパットを決めて凌いだ直後のグリーン左サイドからのアプローチをよせた17番Par4でバーディを奪うなど、3打差のリードを保って迎えた最終18番Par4でもティーショットを右サイドに曲げながらパーでホールアウト。フェアウェイキープ率35.71% (5/14)、パーオン率77.78% (14/18)、SG: PUTTING(3.162)とショートゲームを含むパッティングが冴え、ボギーフリーとなる1イーグル、4バーディ(65)とスコアを6つ伸ばし、通算19アンダーで優勝。2021-2022シーズン「マスターズ・トーナメント」以来となるPGAツアー5勝目、松山英樹以来となる史上7人目の大会連覇とともに世界ランキング1位に返り咲いた。
トップと2打差の単独2位には、序盤から順調にスコアを伸ばし、10番Par4でのバーディで一時トップに並んだものの、名物のスタジアム・ホールでのボギーが響き、2019-2020シーズン「AT&Tペブルビーチ・プロ=アマ」以来、約3年ぶりのPGAツアー3勝目とは成らなかったニック・テイラーがフェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率72.22% (13/18)、SG: PUTTING(2.089)と安定したプレーを見せ、7バーディ、1ボギー(65)とスコアを6つ伸ばし、通算17アンダーで入った。
トップと3打差の単独3位には、5バーディ、2ボギー(68)とスコアを3つ伸ばしたものの、今季3勝目とは成らなかったジョン・ラームが、通算14アンダーで入った。
トップ10に多くの実力者が入る中、復活を期すジェイソン・デイが単独5位、同じく復活と7番Par3でホールインワン(6I)を達成したリッキー・ファウラーが10位タイに入る活躍を見せた。
世界ランキング1位のローリー・マキロイは、3バーディ、2ボギー(70)と大きくスコアを伸ばせず、通算4アンダー・32位タイで大会を終え、優勝したスコッティ・シェフラーに世界ランキング1位を明け渡す形となった。
上位でのフィニッシュに向け、最終日に臨んだ松山英樹だったが、スコアを伸ばしたい3番Par5でグリーン奥からの3打目のアプローチをよせきれず、3.8mのバーディパットもカップに蹴られ、パーで終えると、前上がりのライからの2打目のバンカーショットを左サイドのカートパスに曲げ、3打目もバンカー、4.2mのパットを決めてボギーで抑えたものの、前半スコアを1つ落として折り返す。後半に入り、ティーショットをピンそば1.8mにつけた12番Par3とグリーンサイドバンカーからの3打目をよせた13番Par5で連続バーディを奪ったものの、15番Par5で2打目をグリーン右サイドの池に打ち込みパー。更に1オン可能な17番Par4でもグリーン左サイドからのアプローチをよせてバーディとした直後の最終18番Par4でティーショットをバンカーに入れるミスから3オン2パットのボギーと最後まで流れを掴めずフィニッシュ。フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率61.11% (11/18)、SG: Approach to Green(-3.029)とショットに精彩を欠き、3バーディ、2ボギー(70)とスコアを1つ伸ばすに留まり、通算5アンダー・29位タイで4日間のトーナメントを終えた。
3日目(決勝ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
11:45(03:45)
T.ハットン/M.ホーマ/T.フィナウ
12:07(04:07)
J.ハーマン/キム・ジュヒョン/R.ファウラー
12:29(04:29)
X.シャウフェレ/J.スピース/W.クラーク
12:40(04:40)
S.シェフラー/A.ハドウィン/J.ラーム
10番ホールスタート
11:01(03:01)
R.マキロイ/L.ハーバート/B.ハーマン
11:34(03:34)
K.クラフト/M.フィッツパトリック/S.バーンズ
12:07(04:07)
K.キタヤマ/S.ティーガラ/W.シンプソン
12:29(04:29)
B.ウー/K.ミッチェル/松山英樹
※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月11日(土)の10:50だと日本時間2月12日(日)の02:50、現地時間2月11日(土)の12:40だと日本時間2月12日(日)の04:40になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
3日目(決勝ラウンド)
首位 | スコッティ・シェフラー | -13 | 68 |
T2 | ニック・テイラー | -11 | 67 |
ジョン・ラーム | -11 | 68 | |
T4 | ジョーダン・スピース | -10 | 69 |
アダム・ハドウィン | -10 | 71 | |
T6 | ティレル・ハットン | -9 | 67 |
イム・ソンジェ | -9 | 67 | |
リッキー・ファウラー | -9 | 67 | |
ジェイソン・デイ | -9 | 68 | |
ザンダー・シャウフェレ | -9 | 70 | |
T25 | 松山 英樹 | -4 | 67 |
【詳細】
松山 英樹
4バーディ(67)
13時00分時点での天候は晴れ、気温21.1℃、湿度10%、風速4.5m/s(東南東)というコース・コンディションの中、66名による決勝ラウンド3日目が行われた。
決勝ラウンド3日目を終えて単独トップに立ったのは、世界ランキング2位で大会連覇を目指すスコッティ・シェフラー。
トップタイでスタートしたスコッティ・シェフラーは、2番Par4で14.5mと距離のある下りの左に曲がるラインを読み切りバーディを先行させると、続く3番Par5では1.1mのバーディパットがカップに蹴られ、スコアを伸ばせなかったものの、4番Par3で4.6mを決めてバーディ。その後は8番と9番のPar4でのチャンスを活かせないなど、8ホール連続パーで通過し迎えた13番Par5でティーショットを左サイドのブッシュの中に打ち込むミスから4打目のアプローチもよせきれずボギーを叩いたものの、14番Par4で2打目をピンそば1.3mにつけてバウンスバックに成功すると、1オン可能な17番Par4では、かろうじて池を免れたティーショットのツキを活かして、グリーン左サイドからのアプローチをよせてバーディ。2日目に続き、3日目もPar5でスコアを伸ばせず、フェアウェイキープ率35.71% (5/14)、パーオン率83.33% (15/18)、SG: PUTTING(0.050)と短いパッティングに苦労したものの、4バーディ、1ボギー(68)とスコアを3つ伸ばし、通算13アンダー・単独トップでラウンドを終えた。
トップと2打差の2位タイには、5バーディ、1ボギー(67)とスコアを4つ伸ばしたニック・テイラーと出だしの1番Par4でボギーが先行しながらも、その後は4バーディを奪うなど、スコアを3つ伸ばした世界ランキング3位で今季2勝のジョン・ラームが通算11アンダーで並んだ。
トップと3打差の4位タイには、ジョーダン・スピースとトップタイからスタートしたアダム・ハドウィンが通算10アンダーで並び、通算9アンダー・6位タイには、リッキー・ファウラーやジェイソン・デイと言った復活を期すプレーヤーを含め、5名が並んだ。
カットラインぎりぎりで予選を通過した松山英樹は、出だしの10番Par4で9.4mと距離のある下りの左に曲がるラインを読み切りバーディ先行のスタートを切ると、13番Par5ではグリーン手前からの3打目をよせてバーディ。更にグリーンサイドバンカーからの3打目をよせた15番Par5とティーショットをピンそば2.1mにつけた16番Par3で連続バーディを奪うなど、一気に流れを掴むかと思われた矢先の17番Par4を1オンに成功しながら3パットのパーで終えると、2オンに成功しながら3パットのパーとした3番Par5や4番Par3、5番Par4でのチャンスを活かせないなど、その後は11ホール連続パーでホールアウト。フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率66.67% (12/18)、SG: PUTTING(-0.135)と2日目同様、1度失った流れを再び取り戻すことが出来ず、ボギーフリーとなる4バーディ(67)でラウンドしたものの、惜しくもスコアを4つ伸ばすに留まり、通算4アンダー・25位タイで3日目を終えた。
世界ランキング1位のローリー・マキロイは、6バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(70)とスコアを1つしか伸ばせず、通算3アンダー・28位タイで3日目を終えた。
2日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
13:56(05:56)
C.ホフマン/T.フリートウッド/D.トンプソン
14:07(06:07)
K.ミッチェル/S.ライダー/T.モンゴメリー
14:18(06:18)
R.マキロイ/松山英樹/C.モリカワ
14:29(06:29)
T.フィナウ/X.シャウフェレ/J.スピース
14:40(06:40)
P.キャントレー/M.フィッツパトリック/S.バーンズ
10番ホールスタート
09:22(01:22)
A.ワイズ/M.マクニーリー/K.キタヤマ
09:33(01:33)
M.ホーマ/J.ラーム/K.ブラッドリー
09:44(01:44)
J.トーマス/J.ダーメン/S.ティーガラ
09:55(01:55)
キム・ジュヒョン/S.シェフラー/V.ホブランド
10:06(02:06)
R.ヘンリー/S.パワー/R.ファウラー
10:17(02:17)
B.ホーシェル/M.トンプソン/J.デイ
14:18(06:18)
G.ヒーゴ/B.トッド/S.ローリー
14:29(06:29)
R.ブレーム/イム・ソンジェ/N.テイラー
※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月10日(金)の09:00だと日本時間2月11日(土)の01:00、現地時間2月10日(金)の15:35だと日本時間2月11日(土)の07:35になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
2日目(予選ラウンド)
首位 | スコッティ・シェフラー | -10 | 64 |
アダム・ハドウィン | -10 | 66 | |
T3 | ジョン・ラーム | -8 | 66 |
ザンダー・シャウフェレ | -8 | 67 | |
ジョーダン・スピース | -8 | 63 | |
T6 | ウィンダム・クラーク | -7 | 67 |
ニック・テイラー | -7 | 69 | |
8 | ジェイソン・デイ | -6 | 71 |
T9 | アダム・シェンク | -5 | 67 |
ジム・ハーマン | -5 | 69 | |
キム・ジュヒョン | -5 | 66 | |
リッキー・ファウラー | -5 | 66 | |
ジョナサン・ベガス | -5 | 66 | |
サム・ライダー | -5 | 68 | |
イム・ソンジェ | -5 | 67 | |
ティレル・ハットン | -5 | 67 | |
T55 | 松山 英樹 | E | 68 |
【詳細】
松山 英樹
4バーディ、1ボギー(68)
予選CUTライン:E
P.キャントレー、C.モリカワ、T.モンゴメリーは予選落ちとなりました。
11時00分時点での天候は晴れ、気温16.1℃、湿度11%、風速8.0m/s(北東)というコース・コンディションの中、134名(2名途中棄権)による予選ラウンド2日目が行われた。
初日に続き、日没サスペンデッドとなった予選ラウンド2日目を終えてトップタイに並んだのは、世界ランキング2位で大会連覇を目指すスコッティ・シェフラーと2016-2017シーズンの「バルスパー・チャンピオンシップ」以来、5年11か月ぶりのPGAツアー2勝目を目指すアダム・ハドウィン。
トップと3打差の6位タイからスタートした世界ランキング2位のスコッティ・シェフラーは、12番Par3で下りの3.3mを決めてバーディを先行させると、13番と15番のPar5を含め、パッティングが決まらずに数多くのチャンスを活かせなかったものの、1オンに成功した17番と7.1mの下りの左に曲がるラインを読み切った18番、ともに2打目を2.1mにつけた1番と2番の4つのPar4で圧巻の4連続バーディを奪うと、6番と上りの9番のPar4でもそれぞれ2打目を1.2mと1.1mにつけてバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率83.33% (15/18)、SG: PUTTING(1.218)SG: Tee to Green(5.177)と安定したプレーでボギーフリーとなる7バーディ(64)でラウンド、通算10アンダー・トップタイで予選を通過した。
トップと1打差の2位タイからスタートしたアダム・ハドウィンは、3番Par5でグリーン奥の傾斜を利用したバックスピンで3打目をピンそば1.7mにつけバーディと幸先の良いスタートを切ると、7番Par3と8番Par4でそれぞれ2.7mと段の下からの8.9mを決めて連続バーディ。その後、日没サスペンデッドの影響により、翌日の11番Par4のバーディパットから再開された後半も12番Par3で7.6mのパーパットを決めてピンチを凌いだ直後の13番Par5でグリーン奥からの3打目のアプローチをよせてバーディを奪うと、14番Par4では2.9mを決めて連続バーディ。その後、1.6mを外した15番Par5と1オンに成功した17番Par4でのチャンスを活かせなかったものの、フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率72.22% (13/18)、SG: PUTTING(1.325)と2日間安定したプレーでボギーフリーとなる5バーディ(66)でラウンド、通算10アンダー・トップタイで予選を通過した。
トップと2打差の3位タイには、1イーグル、4バーディ、1ボギー(66)でラウンドした世界ランキング3位で今季2勝のジョン・ラームとボギーフリーとなる4バーディ(67)でラウンドした同6位のザンダー・シャウフェレ、そして9バーディ、1ボギーの2日目のベストスコア(63)をマークし、スコアを8つ伸ばしたジョーダン・スピースと言った実力者3名が通算8アンダーで並んだ。
世界ランキング1位のローリー・マキロイは5バーディ、1ボギー(67)とスコアを4つ伸ばし、通算2アンダー・28位タイで予選を通過した。一方で世界ランキング5位のパトリック・キャントレーと同7位のコリン・モリカワは、予選落ちとなった。
初日の出遅れを取り戻したい松山英樹は、出だしの1番Par4でグリーン右奥のフェアウェイから7.9mの左に曲がるラインを決めてバーディ先行のスタートを切ると、3番Par5では2オンに成功してバーディ。その後の6ホールは、アイアンの縦距離が合わない場面があったものの、見事なアプローチでピンチを切り抜けるなど、パープレーで通過し前半を終える。折り返した後半もフェアウェイバンカーからの2打目をピンそば81cmにつけた10番と5.9mを決めた11番のPar4で連続バーディを奪うなど、良い流れでスタートしたものの、続く12番Par3と13番Par5でのチャンスは活かせず、日没サスペンデッド。翌日にティーショットから再開された14番Par4で足場の悪い状況からの3打目のバンカーショットをよせきれずボギーを叩くと、上り4ホールではスコアを伸ばせずにホールアウト。フェアウェイキープ率50.00% (7/14)、パーオン率66.67% (12/18)、Scramblingが83.33% (5/6)、SG: PUTTING(0.798)とショットの精度が良くなかったものの、4バーディ、1ボギー(68)と2日目はスコアを3つ伸ばし、通算イーブンパー・55位タイで予選を通過した。
1日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:48(23:48)
G.ヒーゴ/B.トッド/S.ローリー
07:59(23:59)
R.ブレーム/イム・ソンジェ/N.テイラー
12:22(04:22)
A.ワイズ/M.マクニーリー/K.キタヤマ
12:33(04:33)
M.ホーマ/J.ラーム/K.ブラッドリー
12:44(04:44)
J.トーマス/J.ダーメン/S.ティーガラ
12:55(04:55)
キム・ジュヒョン/S.シェフラー/V.ホブランド
13:06(05:06)
R.ヘンリー/S.パワー/R.ファウラー
13:17(05:17)
B.ホーシェル/M.トンプソン/J.デイ
10番ホールスタート
07:26(23:26)
C.ホフマン/T.フリートウッド/D.トンプソン
07:37(23:37)
K.ミッチェル/S.ライダー/T.モンゴメリー
07:48(23:48)
R.マキロイ/松山英樹/C.モリカワ
07:59(23:59)
T.フィナウ/X.シャウフェレ/J.スピース
08:10(00:10)
P.キャントレー/M.フィッツパトリック/S.バーンズ
※時差:日本は16時間進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間2月9日(木)の07:15だと日本時間2月9日(木)の23:15、現地時間2月9日(木)の14:01だと日本時間2月10日(金)の06:01になります。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
1日目(予選ラウンド)
首位 | ジェイソン・デイ | -6 | 65 |
T2 | ニック・テイラー | -5 | 66 |
アダム・ハドウィン | -5 | 66 | |
スコット・ストーリングス | -5 | 66 | |
5 | ザンダー・シャウフェレ | -4 | 67 |
T6 | チャーリー・ホフマン | -3 | 68 |
ジム・ハーマン | -3 | 68 | |
ジョン・ラーム | -3 | 68 | |
スコッティ・シェフラー | -3 | 68 | |
ウィンダム・クラーク | -3 | 68 | |
T93 | 松山 英樹 | +3 | 74 |
【詳細】
松山 英樹
1バーディ、4ボギー(74)
11時00分時点での天候は晴れ、気温16.1℃、湿度19%、風速6.3m/s(北東)というコース・コンディションの中、134名による予選ラウンド1日目が行われた。
日没サスペンデッドとなった予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、今季8試合に出場してトップ10入り2回、トップ25入り6回と復調の兆しを見せている2017-2018シーズンの「ウェルズ・ファーゴ・チャンピオンシップ」以来、約4年3か月ぶりのPGAツアー13勝目を目指すジェイソン・デイ。
出だしの1番Par4で2打目をピンそば1.5mにつけバーディ先行の好スタートを切ったジェイソン・デイは、3番Par5でグリーン奥からの3打目のアプローチを上りの2.2mにつけバーディ。更に6番Par4でも3.5mのバーディパットを決めるなど、ショートゲームで凌ぐ展開が多かったものの、前半スコアを3つ伸ばして折り返すと、10番Par4でも4.8mを決めてバーディ。更に日没サスペンデッドの影響により、翌日のラウンドとなった13番Par5では、2打目を3.7mにつけ、イーグルとは成らなかったものの、タップインバーディ。その後、スタジアムで囲まれた名物ホールである16番Par3でも7.4mと距離のある大きく左に曲がるラインを読み切りバーディを奪うなど、フェアウェイキープ率50.00% (7/14)、パーオン率77.78% (14/18)、SG: Approach to Green(2.481)Scramblingが100.00% (4/4)、SG: PUTTING(3.049)とショットからショートゲーム、パッティングにかけて安定したプレーを見せ、ボギーフリーとなる6バーディ(65)でラウンド、6アンダー・単独トップで初日を終えた。
トップと1打差の2位タイには、4連続バーディを含む1イーグル、6バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(66)とスコアを5つ伸ばしたPGAツアー3勝目を目指すニック・テイラーと6バーディ、1ボギー(66)でラウンドしたアダム・ハドウィンのカナダ勢に加え、1イーグル、5バーディ、2ボギー(66)でラウンドし、2013-2014シーズンの「ファーマーズ・インシュランス・オープン」以来、約9年1か月ぶりのPGAツアー4勝目を目指すスコット・ストーリングスの3名が5アンダーで並んだ。
初日から風の強いコンディションでのラウンドを強いられる中、世界ランキング6位のザンダー・シャウフェレが4アンダー・単独5位、世界ランキング2位で連覇を目指すスコッティ・シェフラーと同3位で今季2勝のジョン・ラームが3アンダー・6位タイ、同12位で今季2勝と好調なマックス・ホーマが2アンダー・11位タイと好位置につける中、世界ランキング1位のローリー・マキロイと同7位のコリン・モリカワは、2オーバー・69位タイと出遅れた。
やや強い風が吹きつけるコンディションの中、10番Par4からスタートした松山英樹は、アイアンショットの精度を欠く中で迎えた12番Par3でグリーン右サイドからのアプローチをよせきれずボギーを叩くと、13番と15番のPar5で3打目をチャンスにつけられずパーとして迎えたスタジアムで囲まれた名物ホールである16番Par3でもグリーン左サイドバンカーからよせきれずボギー。その後、ティーショットのミスからアプローチも2.3mとよせきれなかった17番のピンチと18番のPar4をパーで終え、折り返した1番Par4で2.5mの上りの左に曲がるラインを決めて最初のバーディを奪うものの、続く2番Par4でティーショットの乱れから3打目のアプローチもよせきれずボギー。更にグリーン奥からの3打目のアプローチをミスし、4オン1パットのパーとした3番Par5を含む6ホールをパーで通過し迎えた9番Par4でも2打目の乱れ、グリーン右サイドのラフからの3打目のアプローチを3.6mまでにしかよせきれずボギーでホールアウトするなど、フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率38.89% (7/18)、SG: Approach to Green(-2.298)SG: PUTTING(-0.894)とショットに苦労し、1バーディ、4ボギー(74)とスコアを3つ落とし、3オーバー・93位タイで初日を終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREENS IN REGULATION
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
LD:LONGEST DRIVE
(最大飛距離)
PPG:PUTTS PER GIR
(パーオン時の平均パット数)
1位
スコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
66.67% (12/18) |
316.0y (352.0y) |
1.917 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
83.33% (15/18) |
319.5y (355.0y) |
1.600 |
ROUND3 | 35.71% (5/14) |
83.33% (15/18) |
311.7y (340.0y) |
1.643 |
ROUND4 | 35.71% (5/14) |
77.78% (14/18) |
321.2y (366.0y) |
1.733 |
TOTAL | 53.57% (30/56) |
77.78% (56/72) |
317.1y (366.0y) |
1.714 |
RANK | T45 | 3 | 26/T24 | 13 |
2位
ニック・テイラー(Nick Taylor)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
72.22% (13/18) |
305.7y (348.0y) |
1.462 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
72.22% (13/18) |
299.5y (318.0y) |
1.769 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
77.78% (14/18) |
301.4y (327.0y) |
1.538 |
ROUND4 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
288.3y (333.0y) |
1.643 |
TOTAL | 66.07% (37/56) |
73.61% (53/72) |
298.7y (348.0y) |
1.604 |
RANK | T4 | T7 | 60/T55 | 1 |
3位
ジョン・ラーム(Jon Rahm)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 64.29% (9/14) |
72.22% (13/18) |
310.9y (363.0y) |
1.692 |
ROUND2 | 71.43% (10/14) |
61.11% (11/18) |
330.4y (358.0y) |
1.545 |
ROUND3 | 42.86% (6/14) |
72.22% (13/18) |
349.5y (363.0y) |
1.636 |
ROUND4 | 42.86% (6/14) |
61.11% (11/18) |
331.0y (367.0y) |
1.923 |
TOTAL | 55.36% (31/56) |
66.67% (48/72) |
330.4y (367.0y) |
1.708 |
RANK | T39 | T34 | 3/23 | T9 |
29位タイ
松山 英樹(Hideki Matsuyama)
DA | GIR | DD/LD | PPG | |
ROUND1 | 57.14% (8/14) |
38.89% (7/18) |
290.3y (359.0y) |
1.857 |
ROUND2 | 50.00% (7/14) |
66.67% (12/18) |
302.0y (326.0y) |
1.833 |
ROUND3 | 57.14% (8/14) |
66.67% (12/18) |
324.5y (355.0y) |
1.727 |
ROUND4 | 57.14% (8/14) |
61.11% (11/18) |
296.4y (341.0y) |
1.833 |
TOTAL | 55.36% (31/56) |
58.33% (42/72) |
303.3y (359.0y) |
1.810 |
RANK | T41 | T64 | 52/T40 | T39 |
優勝したスコッティ・シェフラーは、パーオン率とショートゲーム、パッティングにかけて安定しており、SG: Totalも1位だった。2位のニック・テイラーは、ティーショットからパッティングまで素晴らしい数値であり、3位のジョン・ラームは、パッティングの数値が良かった。松山英樹は、ショートゲームの数値が良かったものの、全体的な数値は低かった。
全選手の結果
※2023年大会(2022-2023シーズン)
コメント