2025年ショップライトLPGAクラシック(ShopRite LPGA Classic)の開催地は、アメリカ・ニュージャージー州ギャロウェイの「シービュー(Seaview)ベイコース(Bay Course)」です。
全長6263ヤードのスコットランド特有のリンクス・コースの雰囲気や特徴を持ったレイアウトです。
本記事では、シービュー (ベイコース)の所在地・設計者・ヤーデージなどの基本情報、過去の大会開催歴、そして攻略のポイントや注目ホールを詳しく解説します。
コース概要
アメリカ・ニュージャージー州ギャロウェイにある「ベイコース(Bay Course)」は、1914年に「シービュー・カントリークラブ」として開場した施設の一部で、2018年に所有権を得た「シービュー・ドルチェホテル(Seaview, A Dolce Hotel)」を構成する2つのコースの1つです。ヒュー・ウィルソンとドナルド・ロスによって設計されたはベイコースその中でも特に有名なコースとして知られています。
(ベイコース)
1914年にヒュー・ウィルソンとドナルド・ロスが設計し、1998年にロバート・カップ・ジュニアが改修。スコットランド風のリンクススタイルで、海辺の景観、深いポットバンカー、小さな起伏のあるグリーンが特徴です。1942年の全米プロでは、サム・スニードが16番で18.3mのチップインを決め、初のメジャータイトルを獲得した舞台としても知られています。現在はショップライトLPGAクラシックの開催地としてもおなじみです。
(パインズコース)
ウィリアム・フリンとハワード・トゥーミーが設計し、1929年に開場したパインズコースは、ベイコースとは異なる林間スタイル。全長が長く、高低差や左右のドッグレッグ、大きなバンカー、アンジュレーションのあるグリーンが特徴です。
コースデータ
- 所在地:アメリカ・ニュージャージー州ギャロウェイ
- 設立:1914年
- 全長:6263ヤード
- パー:71
【基本セッティング】
Hole | Yardage | Par |
1 | ||
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IN | ||
Total | 6,263 | 71 |
※2025年 HOLE LOCATIONS
【地図】
各ホールの概要
2番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:距離のあるミドル
11番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:距離のある難易度の高いショート
17番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:短いが風の影響を受けるショート
芝の種類
フェアウェイ:
- ベント
- ポアナ
ラフ:
- ブルー
- ライ
- フェスキュー
グリーン:
- ベント
- ポアナ
コース攻略のポイント
LPGAツアーの中でも全長が短く、ストレートなホールが多いものの、フェアウェイから小さなグリーンに至るまで複雑なアンジュレーションがあり、93個ものバンカーとグリーン上のポアナ芝、海からの重たい風を遮るものがないため、プレーに影響を与えるでしょう。多彩なショットとショートゲーム、冷静なコースマネジメント能力が求められるでしょう。
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