2022年6月10日(金)~6月12日(日)にかけてアメリカ・ニュージャージー州ギャロウェイにあるシービュー、ドルチェ・ホテル(Seaview, A Dolce Hotel)のベイ・コース(Bay Course)で開催される2022年シーズン第14戦「ショップライトLPGAクラシック(ShopRite LPGA Classic presented by Acer)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。
日本からは、畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子、野村敏京の4名が出場となります。
※畑岡奈紗:2017年大会の初出場から3大会連続4回目の出場
※古江彩佳:初出場
※渋野日向子:2020年大会の初出場から2年ぶり2回目の出場
※野村敏京:2011年大会の初出場から3大会連続10回目の出場
ショップライトLPGAクラシック
1986年にアトランティックシティLPGAクラシックとして初開催され、1992年から大会名称をショップライトLPGAクラシックに変更し、今大会で34回目を迎えます。
第1回大会の覇者で最多タイの優勝回数3回を誇るジュリ・インクスターとベッツィ・キング、アニカ・ソレンスタムの3名に加え、ナンシー・ロペスや朴セリ、カリー・ウェブと言ったレジェンドが優勝者に名を連ねる中、宮里藍が2010年大会でLPGAツアー5勝目を飾り、2018年大会で横峯さくらが2位に入るなど、日本人プレーヤーと相性の良い大会でもあります。
近年ではステイシー・ルイス(2012年、2014年)と2021年のAIG全英女子オープンを制したアンナ・ノルドクビスト(2015年と2016年に連覇)が2回の優勝を飾っています。
「コース・レコード」
・10アンダー(61)2018年:横峯さくら
・10アンダー(61)2018年:キム・セヨン
舞台となるのは、第1回大会を開催し、1988年から1997年にかけて10年間、サマーズ・ポイントのグレート・ベイ・カントリークラブに移ったものの、1998年から再び開催コースとなったシービュー、ドルチェ・ホテル、ベイ・コース(Seaview, A Dolce Hotel, Bay Course)になります。
今大会は賞金総額:$1,750,000、CMEポイント:500、予選・決勝ラウンドを含む3日間54ホールのストローク・プレーで行われます。
※1990年大会と2020年大会は、4日間72ホールのストローク・プレーで行われました。
世界ランキング1位のコ・ジンヨンを筆頭に同4位のリディア・コ、同9位のパク・インビら世界ランキングトップ10から4名、更に同11位のブルック・ヘンダーソンや連覇を狙うセリーヌ・ブティエが出場するフィールドとなっています。
日本からは世界ランキング7位で2020年大会で4位に入っている畑岡奈紗とLPGAツアー・ルーキーの古江彩佳、渋野日向子に加え、2016年大会で2位に入っている野村敏京の4名が出場します。
世界ランキングは6月6日時点
ショップライトLPGAクラシック 開催会場
【アメリカ・ニュージャージー州ギャロウェイ】
シービュー、ドルチェ・ホテル(Seaview, A Dolce Hotel)
コース | Yardage | Par |
ベイ・コース (Bay Course) |
6,190 | 71 |
ニュージャージー州ギャロウェイにある「シービュー、ドルチェ・ホテル、ベイ・コース」は、フィラデルフィアの南東アトランティック・シティにある大西洋のリーズ湾に面したリンクス・タイプのコースとなっています。
1914年にヒュー・ウィルソンとドナルド・ロスによって設計され、1998年にロバート・カップ・ジュニアによって改修されたコースは、スコットランド特有のリンクス・コースの雰囲気や海辺の景色、深いポットバンカー、小さな起伏のあるグリーンが特徴的であり、1942年の全米プロゴルフ選手権の舞台となっています。
また、もう1つのワールドクラスのパインズ・コースは、ウィリアム・フリンとハワード・トゥーミーによって設計され、1929年に開場しました。
ベイ・コースとは異なり、全長があり、高低さと左右のドッグレッグ、大きなバンカー、アンジュレーションのあるグリーンが特徴的な林間コースとなっています。
16番ホールは、1942年の全米プロゴルフ選手権で優勝したサム・スニードが、18.3mのチップインを決めて最初のメジャー・タイトルを獲得した場所として知られています。
【特徴のあるホール】
・2番Par4:距離のあるホール。
・11番Par3:距離のある難易度の高いホール。
・17番Par3:短いが風の影響を受けるホール。
【芝の種類】
・フェアウェイ:ベント/ポアナ
・ラフ:ブルーグラス/ライ/トールフェスキュー
・グリーン:ベント/ポアナ
ショップライトLPGAクラシック スケジュール
2022年6月10日(金)~6月12日(日)
6月10日(金) 大会1日目(予選ラウンド)
6月11日(土) 大会2日目(予選ラウンド)
6月12日(日) 大会最終日(決勝ラウンド)
ショップライトLPGAクラシック 賞金
【賞金総額】
$1,750,000
【優勝賞金 】
$262,500
※全選手の獲得賞金は下記PDF(出場した全選手のリザルトと獲得賞金)に掲載しています。
出場選手一覧
最終エントリーが確定した144名の出場選手は、PDFをご覧ください。
注目選手
※選手情報及び世界ランキングは2022年6月6日時点
コ・ジンヨン(Jin Young Ko)
国籍:韓国
生年月日:1995年7月7日(26歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:13勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2019)
LPGA韓国ツアーで通算10勝、2015年には「全英女子オープン」で2位に入る活躍を見せ、非会員ながら2017年「LPGA KEB Hana Bank Championship」でLPGAツアー初勝利を飾り、これを機に、2018年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、5年目のシーズンを迎えます。
ツアー・ルーキーとして臨んだ2018年シーズンのデビュー戦「ISPS Handa Women’s Aus Open」でいきなり優勝を飾ると、25試合で優勝1回を含むトップ10入り13回、トップ25入り18回、予選落ち僅かに1回と抜群の成績を記録し「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」を受賞しました。
その後も「Rolex Player of the Year」2回(2019、2021)賞金女王2回(2019-2020)「Rolex ANNIKA Major Award」と「Vare Trophy」を1回ずつ受賞するなど、2022年シーズン3月27日時点でメジャー・トーナメント2勝(2019年)を含むLPGAツアー通算13勝という抜群の成績を残し、一気に世界のトップへと駆け上がりました。
あらゆる状況の変化にも柔軟に対応可能なショットのクオリティの高さとコース・マネジメント能力、冷静な判断が可能な強いメンタルを持っていて、総合的に高いレベルのプレーヤーと言えるでしょう。
2021年シーズンは、平均飛距離71位(258.40y)に対して、フェアウェイキープ率13位(79.74%)パーオン率2位(78.77%)と抜群のショット力と平均パット19位(29.55)の安定したパッティング、1ラウンドあたりの平均スコア2位(68.87)と高いスコアリング・アベレージを誇りました。更に、14ラウンド連続60台というLPGAツアー記録タイの成績を残しています。
2022年シーズンは7試合に出場し、今季のメジャー2戦目「U.S. Women’s Open presented by ProMedica」で4位に入るなど、優勝1回を含むトップ10入り4回とここまで順調な仕上がりを見せ、更に16ラウンド連続60台というLPGAツアー新記録を達成しています。
2大会連続3回目の出場で前回大会2位タイと相性の良い大会で、今季2勝目なるか注目されます。
リディア・コ(Lydia Ko)
国籍:ニュージーランド
生年月日:1997年4月24日(25歳)
身長:165.1cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:17勝
② メジャー・トーナメント:2勝
・ANAインスピレーション:1勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:1勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:1回(2015)
2012年に全米と全豪の女子アマチュアの2冠を達成、2012年から2013年にかけてLPGA米国女子ツアー主催の6つのメジャー・トーナメントでローアマチュアを獲得、更に史上最年少15歳4か月2日で2012年LPGAツアー「CNカナディアン女子オープン」優勝と4つのプロ・トーナメントを制するなど、アマチュア時代から活躍し、2013年10月にプロに転向すると世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに戦いの場を移し、節目となる10年目のシーズンを迎えます。
ツアー・ルーキーとして臨んだ2014年シーズンには「CME Group Tour Championship」の優勝を含む3勝をマーク、史上最年少での獲得賞金200万ドル超えとともに「Lousie Suggs Rolex Rookie of the Year」を受賞しました。
その後、2015年には史上最年少17歳で世界ランキング1位を獲得、更に史上最年少18歳でメジャー・トーナメント「エビアン・チャンピオンシップ」で優勝を飾るなどシーズン5勝を飾り、賞金女王と「Rolex Player of the Year」を受賞しました。
2016年にもメジャー・トーナメント「ANAインスピレーション」を含むシーズン4勝を飾り、2014年シーズンから2016年シーズンにかけて獲得賞金が3年連続200万ドル超え、2021年には「Founders Award」と「Vare Trophy」を受賞するなど、2022年シーズン3月27日時点でメジャー・トーナメント2勝を含むLPGAツアー通算17勝、オリンピック2大会連続メダリスト(2016年リオ・オリンピックで銀メダル、2020年東京オリンピックでは銅メダル)と数々のタイトルと記録を樹立し、長きにわたり世界のトップで活躍しています。
平均飛距離はツアーの中でも高くはないものの、高低左右と多彩に打ち分けるショット力とショートゲームはクオリティが高く、マネジメント能力とメンタルも強いのであらゆる状況に対応可能なプレーヤーと言って良いでしょう。
2021年シーズンは、平均飛距離64位(259.21y)、フェアウェイキープ率129位(65.52%)、パーオン率34位(73.06%)に対して、Putts per GIR1位(1.72)、平均パット2位(28.79)ショートゲームを含めたパッティングが素晴しく、1ラウンドあたりの平均スコア3位(69.33)と高いスコアリング・アベレージを誇りました。
2022年シーズンは9試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り4回、全てトップ25入りと安定していますが、フェアウェイキープ率が153位、パーオン率が71位とショットに苦労しています。一方でパッティングアベレージが1位とショートゲームが素晴しいです。
4大会ぶり3回目の出場となる今大会ではあまり良い結果を残せていませんが、前週のメジャーで5位に入るなど、好調を維持しています。
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
国籍:日本
生年月日:1999年1月13日(23歳)
身長:157.5cm
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:6勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年と2016年のIMGアカデミー・世界ジュニア選手権で日本人初の2連覇を達成し、2016年の日本女子オープンで優勝、JLPGAのメジャー選手権で史上初のアマチュアで最年少18歳のチャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、2017年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、6年目のシーズンを迎えます。
LPGAツアー2年目となる2018年シーズンの「Walmart NW Arkansas Championship presented by P&G」でトーナメント・レコードの通算21アンダーでツアー初優勝を飾ると、年間2勝をあげる活躍を見せ、獲得賞金も100万ドルを超えました。
その後、2019年シーズンには、「Kia Classic」でツアー3勝目、2021年シーズンも2勝を飾り、LPGAツアー通算5勝をあげるものの、2018年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」と2021年の「全米女子オープン」でともにプレーオフで敗れるなど、メジャータイトルには、惜しくも手が届いていません。
ショットの前に小刻みにジャンプする独特のルーティンを持ち、ショートゲームとパッティングのクオリティの高さが持ち味です。一方でショットには課題が残っています。
2021年シーズンは、平均飛距離53位(260.67y)パーオン率49位(71.61%)平均パット26位(29.70)とショット・パッティングともに上位ではなく、1ラウンドあたりの平均スコア25位(70.46)だったものの、優勝2回と全米女子オープンでもプレーオフを戦うなど、5月以降は内容も良くなっていました。
2022年シーズンは11試合に出場し、優勝1回を含むトップ10入り2回、トップ25入り8回とここにきて安定感のあるプレーを見せています。
3大会連続4回目の出場となる今大会では、2020年大会で4位に入っているものの、2回の予選落ちを喫するなど、結果にばらつきがあります。
古江 彩佳(Ayaka Furue)
国籍:日本
生年月日:2000年5月27日(22歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
ナショナル・チームで腕を磨き、2019年の富士通レディースで優勝、JLPGAツアー史上7人目のアマチュア・チャンピオンに輝くなど、アマチュア時代から活躍し、プロ転向後も2019年1回、2020年3回、2021年3回とJLPGAツアーで7勝を挙げ、統合された2020-2021シーズンには「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝く活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
初出場となった2020年シーズンの「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、2021年シーズンに行われた2つのメジャー・トーナメント「AIG全英女子オープン」と「アムンディ・エビアンチャンピオンシップ」では、それぞれ20位タイとキャリア最高の4位に入っています。
その後、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を7位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
フェアウェイを外さない正確なティーショットと安定感のあるショートアイアン、そして最大の持ち味は、パッティングのクオリティの高さと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは11試合に出場し、トップ10入り1回、トップ25入り4回と安定感のあるプレーを続けています。
前週のメジャーで今季初の予選落ちを喫した中で迎える初出場の大会でどの様なプレーを見せるのか注目されます。
チェ・ヘジン(Hye-Jin Choi)
国籍:韓国
生年月日:1999年8月23日(22歳)
身長:非公開
体重:非公開
① LPGA米国女子ツアー:0勝
② メジャー・トーナメント:0勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:0勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2015年「世界ジュニア女子選手権(個人とチームの両方)」と2016年「カナダ女子アマチュア選手権」2017年「オーストラリア女子アマチュア選手権」に加え、2017年のKLPGAツアー「ChoJung Sparkling Water Yongpyong Resort Open」と「Bogner-MBN Ladies Open」で優勝。更に50年ぶりのアマチュア優勝が期待された2017年の「全米女子オープン」で2位に入り、ローアマチュアに輝くなど若くして才能を開花させ、アマチュア時代から脚光を浴びています。
2017年にプロ転向、2019年にはKLPGAツアーで5勝を飾り、賞金女王を獲得。これまでにKLPGAツアーで11勝を挙げています。
また、LPGAツアー非会員で出場した2018年「ISPS Handa Women’s Australian Open」と2020年「ISPS HandaVicOpen」でともに2位に入る素晴らしい成績を残しています。
LPGA最終予選会(Qシリーズ)を8位タイで通過し、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
ティーショットからアイアンショット、パッティングを含むショートゲームまでクオリティの高さが光るオールラウンド・プレーヤーと言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは10試合に出場し、トップ10入り6回、トップ25入り9回と優勝こそ無いものの、ここまで素晴らしい結果を残しています。
前週のメジャーでもタフなコンディションの中、2日目にベストスコアタイの(64)最終日に僅か2人だけと言うアンダーパーでラウンドするなど、オールラウンダーとしての素晴らしいプレーを見せているだけに、初出場となる今大会で初優勝も期待されます。
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
国籍:日本
生年月日:1998年11月15日(23歳)
身長:167.0cm
体重:62.0kg
① LPGA米国女子ツアー:1勝
② メジャー・トーナメント:1勝
・ANAインスピレーション:0勝
・全米女子オ-プン:0勝
・全米女子プロゴルフ選手権:0勝
・エビアン・チャンピオンシップ:0勝
・全英女子オープン:1勝
③ LPGA米国女子ツアー賞金女王:0回
2018年にプロ転向、翌年(2019年)には、LPGA日本ツアーで「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、2021年シーズンを終えてLPGA日本ツアーで6勝を挙げる活躍を見せ、2022年シーズンから世界最高峰の舞台であるLPGAツアーに参戦、ルーキーとして1年目のシーズンを迎えます。
ハイライトとなったのは、2019年の「AIG Women’s British Open」で海外メジャー・トーナメント初優勝。これは1977年の「KPMG Women’s PGA Championship」で優勝した樋口久子に次いで日本人2人目の快挙であり、2014年の「Amundi Evian Championship」で優勝したキム・ヒョージュに次いで、この10年でメジャー・デビューで優勝した2人目のプレーヤーです。
直後にLPGAツアーメンバーには加わらず、その後はスポット参戦を繰り返しながら、2021年12月に行われたLPGA最終予選会(Qシリーズ)を20位で通過し、2022年シーズンのLPGAツアー・メンバーシップを獲得しました。
トップの位置が低いコンパクトなテイクバックから安定感のあるショットと強気なパッティングが持ち味と言えるでしょう。
2021年シーズンの詳細データはありません。
2022年シーズンは、8試合に出場し、トップ10入り3回、トップ25入り3回とまずまずのスタートを切っていますが、直近の2試合は連続予選落ちと良くはありません。
国内も含めると3大会連続予選落ちと良くない中、2大会ぶり2回目の出場となる今大会で上位進出なるか注目です。
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ショップライトLPGAクラシックのテレビ放送
【BS放送】WOWOWが全ラウンド生中継放送!!
【動画配信】WOWOWオンデマンドで全ラウンドLIVE配信!!
【動画配信】GOLFTVが全ラウンドLIVE配信!!
【BS放送】WOWOW
全ラウンド生中継!! ※日本時間
WOWOWプライム:191ch
WOWOWライブ:192ch
生:生中継
6月11日(土) 第1日
01:00~04:15
WOWOWライブ 生
6月12日(日) 第2日
03:00~06:30
WOWOWライブ 生
6月13日(月) 第3日 (最終日)
01:00~05:00
WOWOWライブ 生
【動画配信】WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンド:ライブ配信
・6月11日(土) 01:00~04:15 同時配信
・6月10日(金) 21:15~26:20 専用カメラ(渋野日向子)
・6月12日(日) 03:00~06:30 同時配信
・6月12日(日) 02:20~07:00 専用カメラ(渋野日向子、野村敏京)
・6月13日(月) 01:00~05:00 同時配信
・6月12日(日) 21:50~28:15 専用カメラ(畑岡奈紗)
※日本人選手の専用カメラによる配信、見逃し配信についてはWOWOW公式サイトをご覧ください。
【動画配信】GOLFTV
全ラウンド生中継ライブ配信 ※日本時間
6月11日(土) 第1日
01:00~04:00
6月12日(日) 第2日
03:00~06:00
6月13日(月) 第3日 (最終日)
01:00~04:00
ショップライトLPGAクラシック 試合結果
コース | Yardage | Par |
ベイ・コース (Bay Course) |
6,190 | 71 |
大会1日目(予選ラウンド)
天候:晴れ
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:15(20:15)
野村敏京/S.キリアコウ/B.ドゥ
08:10(21:10)
J.シン/K.タン/イ・ジョンウン6
08:21(21:21)
A.スタンフォード/渋野日向子/L.スティーブンソン
12:59(01:59)
パク・インビ/C.ブティエ/C.マッソン
13:10(02:10)
B.ロー/M.アレックス/M.ハリガエ
13:32(02:32)
チェラ・チョイ/チョン・インジ/畑岡奈紗
10番ホールスタート
08:04(21:04)
コ・ジンヨン/L.マグワイア/L.コ
08:15(21:15)
S.ルイス/B.M.ヘンダーソン/A.ノルドクビスト
08:37(21:37)
アン・ナリン/チェ・ヘジン/P.デラクール
13:04(02:04)
古江彩佳/キム・インキョン/S.シューベルト
※時差:日本は13時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月10日(金)の07:15だと日本時間6月10日(金)の20:15あたり、現地時間6月10日(金)の14:21だと日本時間6月11日(土)の03:21になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会1日目(予選ラウンド)
首位 | ステファニー・キリアコウ | -6 | 65 |
2 | フリーダ・キンハルト | -5 | 66 |
T3 | ドッティ・アルディナ | -4 | 67 |
マリナ・アレックス | -4 | 67 | |
ブルック・ヘンダーソン | -4 | 67 | |
コ・ジンヨン | -4 | 67 | |
T7 | 畑岡 奈紗 | -3 | 68 |
イ・ジョンウン5 | -3 | 68 | |
ジョディ・エワート・シャドフ | -3 | 68 | |
キャロライン・マッソン | -3 | 68 | |
ペルニラ・リンドベリ | -3 | 68 | |
レイチェル・ロハンナ | -3 | 68 | |
メーガン・フランセラ | -3 | 68 | |
ローレン・ハートレッジ | -3 | 68 | |
パク・ソンヒョン | -3 | 68 | |
クリスティ・カー | -3 | 68 | |
イ・ジョンウン6 | -3 | 68 | |
リンジー・ウィーバー=ライト | -3 | 68 | |
モルガン・メトロー | -3 | 68 | |
T20 | 古江 彩佳 | -2 | 69 |
T35 | 野村 敏京 | -1 | 70 |
T52 | 渋野 日向子 | E | 71 |
【詳細】
畑岡 奈紗
4バーディ、1ボギー(68)
古江 彩佳
4バーディ、2ボギー(69)
野村 敏京
3バーディ、2ボギー(70)
渋野 日向子
5バーディ、1ボギー、2ダブルボギー(71)
12時00分時点での天候は晴れ、気温24.0℃、湿度44%、風速3.8m/s(西北西)というコース・コンディションの中、144名による予選ラウンド1日目が行われた。
予選ラウンド1日目を終えて単独トップに立ったのは、ツアールーキーでLPGAツアー初優勝を狙うオーストラリアの21歳ステファニー・キリアコウ。
3番Par5でバーディ先行のスタートを切ったステファニー・キリアコウは、5番Par4でもバーディを奪い、スコアを伸ばすと、8番Par4と9番Par5で連続バーディ。折り返した13番Par4と17番Par3でもバーディを奪うなど、フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(28)と安定したプレーを見せ、ボギーフリーとなる6バーディ(65)でラウンド、6アンダー単独トップで初日を終えた。
トップと1打差の単独2位には、上りの9番Par5でイーグルを奪うなど、1イーグル、4バーディ、1ボギー(66)でラウンドしたフリーダ・キンハルトが5アンダーでつけた。
トップと2打差の3位タイには、今季初優勝を目指すブルック・ヘンダーソンと世界ランキング1位のコ・ジンヨンら4名が4アンダーで並んだ。
出だしからティーショットが乱れる中、アプローチでピンチを凌ぐなど、パープレーで折り返した畑岡奈紗は、11番Par3から3連続バーディを奪うと、15番Par3でボギーを叩いたものの、最終18番Par5でも確実にバーディを奪ってホールアウト。フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(30)の4バーディ、1ボギー(68)でラウンド、3アンダー・7位タイで初日を終えた。
出だしから8ホールをパープレーで迎えた18番Par5で最初のバーディを奪った古江彩佳は、折り返した2番Par4でボギーを叩いたものの、続く3番Par5でバウンスバックに成功すると、5番Par4でもバーディ。7番Par3でボギーを叩いたものの、上りの9番Par5をバーディでホールアウト。フェアウェイキープ率100.00% (14/14)、パーオン率50.00% (9/18)、パット数(25)の4バーディ、2ボギー(69)でラウンド、2アンダー・20位タイで初日を終えた。
今季2戦目となる野村敏京は、5番Par4でボギーが先行するものの、6番Par4でバウンスバックに成功。9番Par5で距離のある右に曲がるラインを読み切りバーディを奪うと、折り返した10番Par4でフェスキューからのアプローチをよせられずボギーを叩いたものの、その後7ホールをパーで通過し迎えた最終18番Par5で3打目のアプローチをよせてバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(29)の3バーディ、2ボギー(70)でラウンド、1アンダー・35位タイで初日を終えた。
国内も含め、3大会連続予選落ちで迎えた今大会できっかけを掴みたい渋野日向子は、2番Par4で2打目のミスから3打目もグリーンオーバー、アプローチもよせきれずダブルボギーと出だしでつまずくものの、290yと距離の短いPar4でミドルパットを決めてバーディ。7番Par3で3パットのボギーを叩いたものの、9番Par5で2オンに成功、絶好のイーグルチャンスは活かせなかったものの、楽々バーディ。折り返した11番Par3で右に曲がるミドルパットを決めてスコアをイーブンパーに戻し迎えた13番Par4で2打目をグリーン左サイドのフェスキューの中に打ち込むと、段の下から3パットのダブルボギーを叩く。続く14番Par4でミドルパットを決めてバーディを奪うと、最終18番Par5では2オン2パットのバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率61.11% (11/18)、パット数(30)の5バーディ、1ボギー、2ダブルボギー(71)でラウンド、イーブンパー・52位タイで初日を終えた。
大会2日目(予選ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:59(20:59)
古江彩佳/キム・インキョン/S.シューベルト
12:59(01:59)
コ・ジンヨン/L.マグワイア/L.コ
13:10(02:10)
S.ルイス/B.M.ヘンダーソン/A.ノルドクビスト
13:32(02:32)
アン・ナリン/チェ・ヘジン/P.デラクール
10番ホールスタート
08:04(21:04)
パク・インビ/C.ブティエ/C.マッソン
08:15(21:15)
B.ロー/M.アレックス/M.ハリガエ
08:37(21:37)
チェラ・チョイ/チョン・インジ/畑岡奈紗
12:20(01:20)
野村敏京/S.キリアコウ/B.ドゥ
13:15(02:15)
J.シン/K.タン/イ・ジョンウン6
13:26(02:26)
A.スタンフォード/渋野日向子/L.スティーブンソン
※時差:日本は13時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月11日(土)の07:15だと日本時間6月11日(土)の20:15あたり、現地時間6月11日(土)の14:21だと日本時間6月12日(日)の03:21になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会2日目(予選ラウンド)
首位 | フリーダ・キンハルト | -9 | 67 |
2 | ローレン・コフリン | -8 | 65 |
T3 | モルガン・メトロー | -7 | 67 |
ジョディ・エワート・シャドフ | -7 | 67 | |
T5 | リディア・コ | -6 | 65 |
アルバン・ヴァレンズエラ | -6 | 66 | |
リンジー・ウィーバー=ライト | -6 | 68 | |
畑岡 奈紗 | -6 | 68 | |
T9 | ブリタニー・リンシコム | -5 | 68 |
スヒョン・オー | -5 | 68 | |
パク・ソンヒョン | -5 | 69 | |
ブルック・ヘンダーソン | -5 | 70 | |
マリナ・アレックス | -5 | 70 | |
T30 | 野村 敏京 | -2 | 70 |
T45 | 渋野 日向子 | -1 | 70 |
古江 彩佳 | -1 | 72 |
【詳細】
畑岡 奈紗
3バーディ(68)
野村 敏京
3バーディ、2ボギー(70)
渋野 日向子
4バーディ、3ボギー(70)
古江 彩佳
2バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(72)
予選CUTライン:E
M.ハリガエ、L.マグワイア、Y.ノーは予選落ちとなりました。
14時00分時点での天候はくもり、気温24.0℃、湿度59%、風速5.0m/s(西)というコース・コンディションの中、143名による予選ラウンド2日目が行われた。
予選ラウンド2日目を終えて単独トップに立ったのは、LPGAツアー初優勝を狙うスウェーデンの22歳フリーダ・キンハルト。
トップと1打差の単独2位からスタートしたフリーダ・キンハルトは、7ホールをパーで通過し迎えた8番Par4で最初のバーディを奪うと、折り返した12番と13番のPar4で連続バーディ。更に最終18番Par5でも確実にバーディを奪ってホールアウト。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(29)と安定したプレーを見せ、ボギーフリーとなる4バーディ(67)でラウンド、通算9アンダー単独トップで決勝ラウンド進出を決めた。
トップと1打差の単独2位には、フェアウェイキープ率100.00% (14/14)、パーオン率94.44% (17/18)、パット数(30)と安定したショットでボギーフリーとなる6バーディ(65)でラウンドしたローレン・コフリンが、通算8アンダーでつけた。
トップと3打差の5位タイには、ボギーフリーとなる6バーディ(65)でラウンドしたリディア・コ、今季初優勝を目指すブルック・ヘンダーソンは、トップと4打差の9位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
10番Par4からスタートした畑岡奈紗は、距離の短い12番Par4で2打目をピンそばにつけバーディ発進。その後チャンスとピンチをともにパーで通過し迎えた18番Par5でミドルパットを決めてバーディを奪うと、折り返した3番Par5でも2オン2パットのバーディ。その後はスコアを伸ばせなかったものの、フェアウェイキープ率57.14% (8/14)、パーオン率77.78% (14/18)、パット数(30)と安定したプレーでボギーフリーとなる3バーディ(68)でラウンド、通算6アンダー・5位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
出だしの10番Par4でバーディ先行のスタートを切った野村敏京は、18番Par5でフリンジからのイーグルパットを確実によせてバーディ。前半スコアを2つ伸ばして折り返すものの、ティーショットをミスした2番とアプローチをよせきれなかった4番のPar4でボギー。その後4ホールをパーで通過し迎えた上りの9番Par5で2オン2パットのバーディでフィニッシュ。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率66.67% (12/18)、パット数(30)の3バーディ、2ボギー(70)でラウンド、通算2アンダー・30位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
出だしの10番Par4で2打目をピンそばにつけバーディ先行のスタートを切った渋野日向子は、14番Par4とアプローチをよせきれなかった15番Par3で連続ボギーを叩いたものの、18番Par5でミドルパットを決めてバーディを奪うと、折り返した1番Par4でも下りのロングパットを決めて連続バーディ。更に3番Par5でも2オンからロングパットを見事によせてバーディを奪うものの、4番Par4でアプローチをよせきれずボギー。その後の5ホールはパープレーでホールアウト。フェアウェイキープ率78.57% (11/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(34)の4バーディ、3ボギー(70)でラウンド、通算1アンダー・45位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
4番Par4で最初のバーディを奪った古江彩佳は、6番Par4で3パットのボギーを叩いたものの、折り返した10番Par42打目をピンそばにつけバーディ。その後5ホールをパーで通過し迎えた16番Par4でティーショットの乱れから3オン3パットのダブルボギー。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(34)とショットとパッティングに精彩を欠き、2バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(72)とスコアを1つ落とし、通算1アンダー・45位タイで2日目のラウンドを終えた。
大会最終日(決勝ラウンド)
天候:くもり
注目の組み合わせ ※()内は日本時間
1番ホールスタート
07:00(20:00)
チェラ・チョイ/ヘ・ムニ/野村敏京
07:44(20:44)
チェ・ヘジン/D.ウェーバー/イ・ジョンウン6
08:39(21:39)
スヒョン・オー/パク・ソンヒョン/B.M.ヘンダーソン
08:50(21:50)
L.ウィーバー=ライト/畑岡奈紗/B.リンシコム
09:01(22:01)
J.E.シャドフ/L.コ/A.ヴァレンズエラ
09:12(22:12)
F.キンハルト/L.コフリン/M.メトロー
10番ホールスタート
07:44(20:44)
J.ペン/P.レト/渋野日向子
08:17(21:17)
リウ・ユ/古江彩佳/キム・アリム
※時差:日本は13時間(サマータイム)進んでいます
・スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。
・現地時間6月12日(日)の07:00だと日本時間6月12日(日)の20:00あたり、現地時間6月12日(日)の09:12だと日本時間6月13日(月)の22:12になると思います。
・詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | ブルック・ヘンダーソン | -12 | 64 |
2 | リンジー・ウィーバー=ライト | -12 | 65 |
3 | ジョディ・エワート・シャドフ | -11 | 67 |
T4 | リディア・コ | -10 | 67 |
アルバン・ヴァレンズエラ | -10 | 67 | |
T6 | ブリタニー・リンシコム | -9 | 67 |
マリナ・アレックス | -9 | 67 | |
畑岡 奈紗 | -9 | 68 | |
T9 | セリーヌ・ブティエ | -8 | 63 |
ジェニー・シン | -8 | 66 | |
ブリタニー・ラング | -8 | 67 | |
T17 | 渋野 日向子 | -5 | 67 |
T42 | 古江 彩佳 | -2 | 70 |
T65 | 野村 敏京 | E | 73 |
【詳細】
畑岡 奈紗
5バーディ、2ボギー(68)
渋野 日向子
6バーディ、2ボギー(67)
古江 彩佳
5バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(70)
野村 敏京
2バーディ、4ボギー(73)
12時00分時点での天候はくもり、気温20.0℃、湿度89%、風速2.7m/s(東南東)というコース・コンディションの中、76名による決勝ラウンド最終日が行われた。
最終18番Par5まで縺れた展開となった最終日、プレーオフでの決着となった優勝争いを制したのは、LPGAツアー10勝を誇るブルック・ヘンダーソン。
出だしの1番Par4と2オン可能な3番Par5でバーディと好スタートを切ったブルック・ヘンダーソンは、6番Par4でこの日3つ目のバーディを奪うと、9番Par5で2打目をピンそばにつけイーグル。勢いに乗ると、折り返した12番Par4でバーディ、その後はバーディチャンスを活かせなかったものの、5ホールをパーで通過し迎えた最終18番Par5で2オンに成功、バーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率100.00% (14/14)、パーオン率88.89% (16/18)、パット数(29)とほぼ完璧なプレーを見せ、ボギーフリーとなる1イーグル、5バーディ(64)でラウンド、通算12アンダーでクラブハウスリーダーとして後続を待つ展開の中、リンジー・ウィーバー=ライトとのプレーオフに進んだ。
18番Par5で行われた1ホール目、3打目をピンハイにつけながらバーディパットを決められなかったリンジー・ウィーバー=ライトに対して、2打目をピンそばにつけイーグルパットを決めたブルック・ヘンダーソンが優勝、LPGAツアー通算11勝目を飾った。
トップと3打差の5位タイからスタートしたリンジー・ウィーバー=ライトは、4番Par4でバーディを奪うと、7番Par3でもバーディ。折り返した13番Par4でフリンジからのミドルパットを決めてバーディを奪うと、15番Par3でもピン奥からの下りのミドルパットを決めてバーディ。16番Par4で絶好のバーディチャンスを逃したものの、17番Par3では下りのロングパットを決めてバーディ。更に最終18番Par5でもピン奥からの下りのミドルパットを決めて連続バーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率85.71% (12/14)、パーオン率83.33% (15/18)、パット数(27)とほぼ完璧なプレーを見せ、ボギーフリーとなる6バーディ(65)とスコアを6つ伸ばし、通算12アンダー・トップタイでホールアウトしたものの、ブルック・ヘンダーソンとのプレーオフに敗れ、LPGAツアー初優勝には手が届かなかった。
1打差の通算11アンダー単独3位には、最終18番Par5でイーグルを奪ったジョディ・エワート・シャドフ、リディア・コは通算10アンダー・4位タイ、連覇を狙ったセリーヌ・ブティエは1イーグル、7バーディ、1ボギーと最終日のベストスコア(63)をマークしたものの、通算8アンダー・9位タイで大会を終えた。
トップと3打差の5位タイからスタートした畑岡奈紗は、出だしの1番Par4でミドルパットを決めてバーディ先行の好スタートを切ると、461yと距離の短い3番Par5で2打目をピンそばにつけ、タップインバーディ。続く4番と5番のPar4でも2打目をピンそばにつけ3連続バーディ。折り返した11番Par3で3パットのボギーを叩いたものの、14番Par4ではピンハイからのミドルパットを決めてバーディ。その後は17番Par3でバーディチャンスを外すなど、3ホールをパーで通過し迎えた最終18番Par5で2打目を右サイドのフェスキューに打ち込むと、アンプレアブルからの4打目をピンそばにつけるものの、短いパーパットを外し、ボギーフィニッシュ。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率94.44% (17/18)、パット数(33)と後半パッティングが決まらず、5バーディ、2ボギー(68)とスコアを3つ伸ばすに留まり、通算9アンダー・6位タイで3日間のトーナメントを終えた。
久々の予選通過となった渋野日向子は、11番Par3でボギーが先行するものの、12番と13番のPar4でともに2打目をピンそばにつけ連続バーディ。14番Par4でボギーを叩くものの、続く15番Par3で距離のある左に曲がるラインを読み切りバーディを奪うと、18番Par5でも2オン2パットのバーディ。折り返して迎えた3番Par5では2オンに成功しながら、3パットのパーとスコアを伸ばせなかったものの、5番Par4で2打目をピンハイにつけバーディ。更に上りホールとなる9番Par5でも3打目をピン奥につけバーディフィニッシュ。フェアウェイキープ率100.00% (14/14)、パーオン率94.44% (17/18)、パット数(33)とショットが素晴しく、6バーディ、2ボギー(67)とスコアを4つ伸ばし、通算5アンダー・17位タイで3日間のトーナメントを終えた。
11番Par3でボギー、続く12番Par4ではダブルボギーと出だしから大きくつまずいた古江彩佳は、18番Par5でバーディを奪うと、2番Par4でボギーを叩いたものの、3番Par5と4番Par4で連続バーディ。更に7番Par3と上りホールとなる9番Par5でバーディと後半盛り返しフィニッシュ。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率55.56% (10/18)、パット数(26)の5バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(70)でラウンド、通算2アンダー・42位タイで3日間のトーナメントを終えた。
1番Par4からスタートした野村敏京は、4番Par4でボギー先行。5番Par4でバウンスバックに成功するものの、6番と8番でボギー。9番Par5で再びバウンスバックに成功し折り返す。後半に入り、13番Par4でボギーを叩くと、その後はパープレーでホールアウト。フェアウェイキープ率71.43% (10/14)、パーオン率50.00% (9/18)、パット数(29)の2バーディ、4ボギー(73)とスコアを2つ落とし、通算イーブンパー・65位タイで3日間のトーナメントを終えた。
STATISTICS
(フェアウェイキープ率)
GIR:GREEN IN REG
(パーオン率)
DD:DRIVING DISTANCE
(平均飛距離)
PPR:PUTTS PER ROUND
(ラウンドあたりのパット数)
1位
ブルック・ヘンダーソン(Brooke M. Henderson)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
77.78% (14/18) |
275.0y | 29 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
72.22% (13/18) |
264.0y | 31 |
ROUND3 | 100.00% (14/14) |
88.89% (16/18) |
253.0y | 29 |
TOTAL | 83.33% (35/42) |
81.48% (44/54) |
264.0y | 29 |
2位
リンジー・ウィーバー=ライト(Lindsey Weaver-Wright)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
72.22% (13/18) |
252.0y | 29 |
ROUND2 | 92.86% (13/14) |
77.78% (14/18) |
238.0y | 29 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
83.33% (15/18) |
244.0y | 27 |
TOTAL | 88.10% (37/42) |
83.33% (45/54) |
244.0y | 28 |
3位
ジョディ・エワート・シャドフ(Jodi Ewart Shadoff)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 100.00% (14/14) |
83.33% (15/18) |
254.0y | 32 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
66.67% (12/18) |
256.0y | 26 |
ROUND3 | 85.71% (12/14) |
83.33% (15/18) |
254.0y | 31 |
TOTAL | 76.19% (32/42) |
79.63% (43/54) |
255.0y | 29 |
6位タイ
畑岡 奈紗(Nasa Hataoka)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 57.14% (8/14) |
83.33% (15/18) |
266.0y | 30 |
ROUND2 | 57.14% (8/14) |
77.78% (14/18) |
272.0y | 30 |
ROUND3 | 64.29% (9/14) |
94.44% (17/18) |
262.0y | 33 |
TOTAL | 83.33% (35/42) |
81.48% (44/54) |
266.0y | 31 |
17位タイ
渋野 日向子(Hinako Shibuno)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 85.71% (12/14) |
61.11% (11/18) |
262.0y | 30 |
ROUND2 | 78.57% (11/14) |
88.89% (16/18) |
249.0y | 34 |
ROUND3 | 100.00% (14/14) |
94.44% (17/18) |
250.0y | 33 |
TOTAL | 80.95% (34/42) |
68.52% (37/54) |
254.0y | 32 |
42位タイ
古江 彩佳(Ayaka Furue)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 100.00% (14/14) |
50.00% (9/18) |
253.0y | 25 |
ROUND2 | 64.29% (9/14) |
83.33% (15/18) |
242.0y | 34 |
ROUND3 | 71.43% (10/14) |
55.56% (10/18) |
229.0y | 26 |
TOTAL | 80.95% (34/42) |
68.52% (37/54) |
241.0y | 28 |
65位タイ
野村 敏京(Haru Nomura)
FH | GIR | DD | PPR | |
ROUND1 | 71.43% (10/14) |
66.67% (12/18) |
237.0y | 29 |
ROUND2 | 85.71% (12/14) |
66.67% (12/18) |
238.0y | 30 |
ROUND3 | 71.43% (10/14) |
50.00% (9/18) |
236.0y | 29 |
TOTAL | 80.95% (34/42) |
68.52% (37/54) |
237.0y | 29 |
優勝したブルック・ヘンダーソン、2位のリンジー・ウィーバー=ライトともにショットとパッティングがかみ合った安定感のあるプレーを見せ、3位タイに入ったジョディ・エワート・シャドフは、パッティングで少し差が出た。畑岡奈紗と渋野日向子は、ともにパッティングに苦労し、古江彩佳は、ショットとバッティングがかみ合わず、野村敏京は、ショットがあまり良くなかった。
全選手の結果
※2022年大会(2022シーズン)
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