2026年キャデラック選手権(Cadillac Championship)の開催地は、アメリカ・フロリダ州マイアミにあるプライベートゴルフコース「トランプナショナルドラル(Trump National Doral)」です。
全長約7739ヤード、「ブルーモンスター」の名の通り、全体的に距離が長く、明確な戦略判断を求めるレイアウトが特徴です。
本記事では、トランプナショナルドラルの所在地・設計者・ヤーデージなどの基本情報、過去の大会開催歴、そして攻略のポイントや注目ホールを詳しく解説します。
コース概要
アメリカ・フロリダ州マイアミ近郊に位置する「トランプ・ナショナル・ドラル」は、1962年に開場したリゾート型ゴルフ施設です。温暖な気候と南国特有の景観を活かしたコースとして知られ、かつてはPGAツアーの名物大会「WGCキャデラック選手権(旧ドラルオープン)」の開催地として世界的な知名度を誇りました。現在もLIVゴルフの開催コースとして注目を集めるなど、トップレベルの競技舞台としての地位を維持しています。
オリジナル設計はディック・ウィルソンによるもので、戦略性と視覚的インパクトを兼ね備えた設計が特徴でした。その後、レイモンド・フロイドらによる改修を経て、2013年にはギル・ハンスが大規模なリノベーションを実施。これにより名物コース「ブルーモンスター」は、より現代的で難易度の高いチャンピオンシップコースへと生まれ変わりました。池やバンカーの配置が再設計され、プレーヤーにより明確な戦略判断を求めるレイアウトとなっています。
フロリダ南部特有の亜熱帯気候に属し、年間を通じて温暖で風の影響を受けやすい環境です。コースはほぼフラットながら、多くのウォーターハザードが絡む設計となっており、視覚的なプレッシャーが強いのが特徴です。特に春先に開催される大会では、強い風と硬く締まったグリーンが難易度をさらに引き上げ、スコアメイクを難しくします。
コースデータ
- 所在地:アメリカ・フロリダ州マイアミ
- 設立:1962年
- 全長:7739ヤード
- パー:72
【基本セッティング】
| Hole | Yardage | Par |
| 1 | 578 | 5 |
| 2 | 472 | 4 |
| 3 | 440 | 4 |
| 4 | 227 | 3 |
| 5 | 419 | 4 |
| 6 | 430 | 4 |
| 7 | 472 | 4 |
| 8 | 590 | 5 |
| 9 | 216 | 3 |
| OUT | 3844 | 36 |
| 10 | 608 | 5 |
| 11 | 451 | 4 |
| 12 | 667 | 5 |
| 13 | 236 | 3 |
| 14 | 475 | 4 |
| 15 | 157 | 3 |
| 16 | 370 | 4 |
| 17 | 458 | 4 |
| 18 | 473 | 4 |
| IN | 3895 | 36 |
| Total | 7739 | 72 |
【地図】
各ホールの概要
1番ホール:
- 距離:578ヤード
- パー:5
- 特徴:狭いフェアウェイとグリーン右サイドの池
2番ホール:
- 距離:472ヤード
- パー:4
- 特徴:グリーンを取り囲むバンカー
3番ホール:
- 距離:440ヤード
- パー:4
- 特徴:右サイドに池が広がる右ドッグレッグ
4番ホール:
- 距離:227ヤード
- パー:3
- 特徴:池越えのタフなショート
5番ホール:
- 距離:419ヤード
- パー:4
- 特徴:各所でバンカーが絡む
6番ホール:
- 距離:430ヤード
- パー:4
- 特徴:ランディングエリアにある両サイドのフェアウェイバンカー
7番ホール:
- 距離:472ヤード
- パー:4
- 特徴:右サイドに広がる池
8番ホール:
- 距離:590ヤード
- パー:5
- 特徴:左サイドに池が広がる左ドッグレッグ
9番ホール:
- 距離:216ヤード
- パー:3
- 特徴:池越えのショート
10番ホール:
- 距離:608ヤード
- パー:5
- 特徴:左サイドに池が広がる左ドッグレッグ
11番ホール:
- 距離:451ヤード
- パー:4
- 特徴:フェアウェイを縦断する大きなバンカー
12番ホール:
- 距離:667ヤード
- パー:5
- 特徴:10個も点在するバンカー
13番ホール:
- 距離:236ヤード
- パー:3
- 特徴:距離のあるタフなショート
14番ホール:
- 距離:475ヤード
- パー:4
- 特徴:距離のあるタフな左ドッグレッグ
15番ホール:
- 距離:157ヤード
- パー:3
- 特徴:池越え
16番ホール:
- 距離:370ヤード
- パー:4
- 特徴:1オン可能だが、左サイドの池と9個のバンカー
17番ホール:
- 距離:458ヤード
- パー:4
- 特徴:緩やかな右ドッグレッグ
18番ホール:
- 距離:473ヤード
- パー:4
- 特徴:左サイドに広がる池
芝の種類
フェアウェイ:
- ー
ラフ:
- ー
グリーン:
- ー
コース攻略のポイント
「ブルーモンスター」の名の通り、全体的に距離が長く、ティーショットの精度と飛距離の両立が求められます。フェアウェイは比較的広めに見えるものの、要所に配置された池やクロスバンカーがプレッシャーを与え、わずかなミスが大きなスコアロスにつながります。
特に最終18番は、左サイド一帯に広がる池が特徴の名物ホールで、勝敗を分ける決定的な場面が幾度も生まれてきました。パー5でスコアを伸ばすチャンスがある一方、リスクを取るか刻むかの判断が重要で、攻撃性とマネジメントのバランスが優勝争いの分かれ目となります。


コメント