2025年メイバンク選手権(Maybank Championship)の開催地は、マレーシア・クアラルンプールの名門コース「クアラルンプール・ゴルフ&カントリークラブ(Kuala Lumpur Golf & Country Club)」です。
全長6596ヤードの戦略性と美しさを兼ね備えたレイアウトが特徴的です。
本記事では、クアラルンプール・ゴルフ&カントリークラブの所在地・設計者・ヤーデージなどの基本情報、過去の大会開催歴、そして攻略のポイントや注目ホールを詳しく解説します。
コース概要
マレーシア・クアラルンプール中心部からわずか10km、緑豊かなブキットキアラ地区に位置する「クアラルンプール・ゴルフ&カントリークラブ」は、1991年に設立された世界クラスの名門クラブです。市街地からアクセスしやすい立地ながら静寂に包まれた環境にあり、これまでに「マレーシアオープン」や「LPGAマレーシア」など、数々の国際大会の舞台としても知られています。
コースは「ウエストコース」と「イーストコース」の2つから成り、ウエストコースはロビン・ネルソンとロドニー・ライトによって設計され、2008年の改修を経て、戦略性と美しさを兼ね備えたチャンピオンシップコースへと生まれ変わりました。また、ビジェイ・シンによって設計されたイーストコースは景観を楽しむリゾート志向でありながらも、高低差のある難しく、チャレンジングなレイアウトとなっています。
熱帯気候に属するクアラルンプールでは年間を通じて温暖で、青々としたフェアウェイとトロピカルな木々に囲まれたコースが魅力です。水辺や自然の起伏を巧みに取り入れたレイアウトが特徴で、各ホールからの眺望も美しく、プロ・アマ問わず高い評価を受けています。
西コースは、2013年から2015年まで3年連続でPGAツアー、ヨーロピアンツアー、LPGAをすべて1年以内に主催したことで世界的に知られており、2016年にはPGAツアー「CIMBクラシック」LPGAツアー「サイム・ダービーLPGAマレーシア」そして2023年からはLPGAツアー「メイバンク選手権」を開催しています。
コースデータ
- 所在地:マレーシア・クアラルンプール
- 設立:1991年
- 全長:6596ヤード
- パー:72
【基本セッティング】
| Hole | Yardage | Par |
| 1 | ||
| 2 | ||
| 3 | ||
| 4 | ||
| 5 | ||
| 6 | ||
| 7 | ||
| 8 | ||
| 9 | ||
| OUT | ||
| 10 | ||
| 11 | ||
| 12 | ||
| 13 | ||
| 14 | ||
| 15 | ||
| 16 | ||
| 17 | ||
| 18 | ||
| IN | ||
| Total | 6596 | 72 |
※2025年 HOLE LOCATIONS
【地図】
各ホールの概要
1番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:
2番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:左サイドに広がる池
3番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:5
- 特徴:
4番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:
5番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:5
- 特徴:池も絡むグリーン周り
6番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:
7番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:的確なマネジメントを要する
8番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:
9番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:グリーンまで続く右サイドの池
10番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:5
- 特徴:
11番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:池の絡む美しいショート
12番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:グリーン周りは池が絡む、距離のあるタフなミドル
13番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:
14番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:池の絡む左ドッグレッグ
15番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:美しいが難易度の高い
16番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:左サイドに池が広がる1オン設定可能なミドル
17番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:世界で最も美しいホールの1つ
18番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:5
- 特徴:
芝の種類
フェアウェイ:
- セレブレーション・バミューダ
ラフ:
- セレブレーション・バミューダ
グリーン:
- ティフイーグル・バミューダ
コース攻略のポイント
ウエストコースは高温多湿の蒸し暑い気候やスコールと言った環境に加え、うねりのある狭いフェアウェイとアンジュレーションのある速いグリーン、戦略性の高い89個のバンカーと13ホールに絡む池が特徴的です。特に終盤の16番から18番にかけては、距離とリスクのバランスが絶妙な設計であり、全体として技術と戦略の両方が必要とされます。



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