2025年CPKC女子オープン(CPKC Women’s Open)の開催地は、カナダ・オンタリオ州ミシサガの名門コース「ミシサガ・ゴルフ&カントリークラブ(Mississaugua Golf and Country Club)」です。
全長6661ヤードの木々と河川が融合した景観の美しいレイアウトが特徴的です。
本記事では、ミシサガ・ゴルフ&カントリークラブの所在地・設計者・ヤーデージなどの基本情報、過去の大会開催歴、そして攻略のポイントや注目ホールを詳しく解説します。
コース概要
カナダ・オンタリオ州ミシサガにある「ミシサガ・ゴルフ&カントリークラブ」は、1906年に設立されたプライベートゴルフクラブです。美しいクレジット川沿い、ミシサガ中心部の南側に位置し、男子プロゴルフ最高峰の舞台「RBCカナディアンオープン」の開催地としても知られています。
1906年にパーシー・バレット設計による9ホールで創設され、1909年にはジョージ・カミングにより18ホールに拡張されました。1919年には著名な設計家ドナルド・ロスが改修を行い、1927年にはスタンレー・トンプソンによってさらにコースが延長・改良され、1931年のカナディアンオープンに備えられました。現在でもその設計ルートの特徴が息づいています。
この伝統あるコースでは、1931年、1938年、1942年、1951年、1965年、1974年に6回にわたり「RBCカナディアンオープン」が開催されました。ウォルター・ヘーゲン、サム・スニードなどゴルフ界のレジェンドが優勝を飾るなど、国際ゴルフの舞台として輝かしい歴史を刻んできました。
さらに、2025年のLPGAツアー「CKPC女子オープン」初開催により、同クラブは「CPKC女子オープン」「RBCカナディアンオープン」「カナディアン女子アマ」「カナディアン男子アマ」のカナダ4大ゴルフ選手権すべてを開催する、国内でも数少ないクラブのひとつとなります。
会場のあるミシサガ(Mississauga)は、トロント近郊に位置し、都市の利便性と自然の美しさを兼ね備えた魅力的な街です。市内にはショッピングモールや公園、沿岸の魅力などが豊富で、ゴルフ愛好者だけでなく観光客にとっても楽しめる環境が整っています。
コースデータ
- 所在地:カナダ・オンタリオ州ミシサガ
- 設立:1906年
- 全長:6661ヤード
- パー:71
【基本セッティング】
Hole | Yardage | Par |
1 | ||
2 | ||
3 | ||
4 | ||
5 | ||
6 | ||
7 | ||
8 | ||
9 | ||
OUT | ||
10 | ||
11 | ||
12 | ||
13 | ||
14 | ||
15 | ||
16 | ||
17 | ||
18 | ||
IN | ||
Total | 6497 | 72 |
※2025年 HOLE LOCATIONS
【地図】
各ホールの概要
1番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:縦距離が重要な緩やかな右ドッグレッグ
2番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:大きな丘で左右に分断されたフェアウェイ
3番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:深いバンカーで囲まれた縦長のグリーン
4番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:木々でセパレートされた打ち下ろし
5番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:5
- 特徴:大きく曲がる右ドッグレッグ
6番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:深いバンカーで囲まれたグリーン
7番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:ティーショットが鍵となる右ドッグレッグ
8番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:ティーショットが鍵
9番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:左サイドは林、右サイドは河川が続く
10番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:大きなグリーンが特徴的な池越え
11番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:距離のある緩やかな左ドッグレッグ
12番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:5
- 特徴:グリーン手前を流れる河川が特徴的な名物ホール
13番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:5
- 特徴:戦略性が求められる
14番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:桶越えのショート
15番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:セカンドから打ち上げ
16番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:ほぼストレートなミドル
17番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:バンカーに囲まれたグリーン
18番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:美しい最終ホール
芝の種類
フェアウェイ:
ラフ:
グリーン:
コース攻略のポイント
木々と河川が融合した景観の美しいこのコースは、緩やかな傾斜や高低差のある自然の起伏を生かしたフェアウェイに加え、多くのバンカーや複数のホールで池が絡む、そしてアンジュレーションのあるグリーンが特徴です。正確なティーショットとアプローチの精度がスコアメイクのカギを握ります。
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